JPH09143004A - 表示器兼用薬液剤揮散装置 - Google Patents

表示器兼用薬液剤揮散装置

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JPH09143004A
JPH09143004A JP29981995A JP29981995A JPH09143004A JP H09143004 A JPH09143004 A JP H09143004A JP 29981995 A JP29981995 A JP 29981995A JP 29981995 A JP29981995 A JP 29981995A JP H09143004 A JPH09143004 A JP H09143004A
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JP
Japan
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transparent
color
substrate material
paint layer
permeable
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JP29981995A
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English (en)
Inventor
Koji Sugiyama
浩二 杉山
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Hakugen Co Ltd
Original Assignee
Hakugen Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】含有薬液剤の残量に対して、含有薬液剤が所定
量よりも多く残っている状態と所定量以下だけ残ってい
る状態と完全消失の状態との3段階の表示が行えるよう
にする。 【解決手段】 基板材21及び塗料層22には、無色透
明の薬液剤が浸透されている。これにより基板材21と
塗料層22とは、薬液剤透過性で薬液剤が浸透している
状態で第1の色となり、前記薬液剤が消失した状態で前
記第1の色と異なる第2の色となるシート材20を構成
している。表側筐体31は、内側にガス不透過性または
ガス半透過性であるとともに透明または半透明の突出部
32を金型による一体成形で塗料層22の模様形成部分
に相対して設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薬液剤の揮散に用い
られる表示器兼用薬液剤揮散装置に係り、特に含有薬液
剤の残量の表示性を向上させた表示器兼用薬液剤揮散装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、揮散性固形防虫剤自体をそのまま
定形的に固化した防虫材に代って、常温揮散性の防虫薬
液剤を合成樹脂材に含有させた構成の防虫材が、その加
工性及び利用性上の利点から普及してきている。
【0003】このような防虫薬液剤を合成樹脂材に含有
させた防虫材は、揮散性固形防虫剤自体を用いたものと
違って防虫薬液剤による防虫能が防虫材の大きさで確認
できないため、防虫能を表示する手段を設けたものが各
種開発されている。
【0004】その一例として、下地色を呈する油液透過
性の基板材とこの基板材の一片面上に形成した油性透過
性で低い屈折率の地色層とによりなる紙状材を有し、紙
状材の前記地色層面にガス不透過性乃至ガス半透過性で
あって透明乃至半透明のカバー材を積層して紙状体とな
し、この紙状体の前記紙状部分に常温揮散性の油性防虫
剤を含有せしめてなる防虫能表示器兼用防虫材が開発さ
れている(特公平4−36123号公報参照)。
【0005】このような防虫能表示器兼用防虫材では、
紙状体に薬液が浸透されている状態では、その地色層が
低屈折率性により透明化され、基板材の一片面の下地色
がカバー材を介して確認できる状態となる。紙状体から
薬液が完全に放出された場合には、地色層が不透明化
し、地色層の色がカバー材を介して確認できる状態とな
る。このような紙状体での色調の変化は、基板材からの
薬液の残量にのみ依存し、防虫薬液剤の揮散ガスの存在
に依存しないため、その色調の変化点は含有防虫薬液剤
の消失点と一致し、その表示機能は極めて正確になる。
【0006】しかしながら、このような防虫能表示器兼
用防虫材では、表示は含有防虫薬液剤が残っている状態
と完全消失の状態の2段階であるため、一般家庭で衣服
の防虫に使用する場合、防虫能表示器兼用防虫材を新し
いものと交換するのは、含有防虫薬液剤が完全消失して
からとなる場合が多々あった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の防虫
能表示器兼用防虫材では、表示は含有防虫薬液剤が残っ
ている状態と完全消失の状態の2段階であるため、一般
家庭で衣服の防虫に使用する場合、防虫能表示器兼用防
虫材を新しいものと交換するのは、含有防虫薬液剤が完
全消失してからとなり、この間に防虫が行えない場合が
多々あった。
【0008】そこで本発明は、含有薬液剤の残量に対し
て、含有薬液剤が所定量よりも多く残っている状態と所
定量以下だけ残っている状態と完全消失の状態との3段
階の表示が行える表示器兼用薬液剤揮散装置の提供を目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の構成によ
れば、含有薬液剤が所定量よりも多く残っている状態で
は、塗料層の全面が相対的に低屈折率となり透明とな
り、基板材の第1の色が塗料層が形成された面の全体で
確認でき、含有薬液剤が所定量以下だけ残っている場合
には、塗料層の模様形成部分だけ低屈折率のままである
ので透明のままであり、基板材の第1の色が塗料層の模
様形成部分だけ確認でき、残りの塗料層の部分は高折率
となり不透明となり地色である第2の色が確認され、含
有薬液剤が完全消失の状態では、塗料層の全面が相対的
に高屈折率となり不透明となり地色である第2の色が確
認される。
【0010】請求項2記載の構成によれば、含有薬液剤
が所定量よりも多く残っている状態では、塗料層の全面
が相対的に低屈折率となり透明となり、基板材の第1の
色が塗料層が形成された面の全体で確認でき、含有薬液
剤が所定量以下だけ残っている場合には、塗料層の模様
形成部分を除く部分が低屈折率のままであるので透明の
ままであり、基板材の第1の色が塗料層の模様形成部分
を除く部分だけ確認でき、塗料層の模様形成部分は高折
率となり不透明となり地色である第2の色が確認され、
含有薬液剤が完全消失の状態では、塗料層の全面が相対
的に高屈折率となり不透明となり地色である第2の色が
確認される。
【0011】請求項3乃至5記載の構成によれば、含有
薬液剤が所定量よりも多く残っている状態では、塗料層
の全面が相対的に低屈折率となり透明となり、基板材の
第1の色が塗料層が形成された面の全体で確認でき、含
有薬液剤が所定量以下だけ残っている場合には、塗料層
の模様形成部分又は模様形成部分以外の部分の一方だけ
低屈折率のままであるので透明のままであり、基板材の
第1の色が塗料層の模様形成部分又は模様形成部分以外
の部分の一方だけ確認でき、残りの塗料層の部分は高折
率となり不透明となり地色である第2の色が確認され、
含有薬液剤が完全消失の状態では、塗料層の全面が相対
的に高屈折率となり不透明となり地色である第2の色が
確認される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明に係る表示器兼用薬液剤揮散
装置の第1の発明の実施の形態を示す断面図である。
【0014】図1において、表示器兼用薬液剤揮散装置
10は、シート材20と、このシート材20を収納する
筐体30から構成されている。シート材20は基板材2
1と塗料層22とから構成されている。
【0015】基板材21は、第1の色(例えば青色)を
呈しており、薬液剤透過性の材料でシート状に形成され
ている。基板材21の一面には、印刷装置を用いた塗料
の塗布により、前記第1の色と異なる第2の色(例えば
白色)を地色として呈し、薬液剤透過性で薬液剤が浸透
している状態で相対的に低屈折率となり、薬液剤が消失
した状態で相対的に高屈折率となる塗料層22が形成さ
れている。
【0016】基板材21及び塗料層22には、無色透明
の薬液剤が浸透されている。これにより基板材21と塗
料層22とは、薬液剤透過性で薬液剤が浸透している状
態で第1の色となり、前記薬液剤が消失した状態で前記
第1の色と異なる第2の色となるシート材20を構成し
ている。
【0017】筐体30は、ガス不透過性またはガス半透
過性であるとともに透明または半透明の部材で形成され
た表側筐体31と裏側筐体35とで裏表分割した構造に
なっており、薬液剤が浸透したシート材20を塗料層2
2を表側にして内部に収納している。表側筐体31と裏
側筐体35の内側には、それぞれシート材20を定位置
に固定すためのリブ36,37が複数形成されている。
表側筐体31は、内側にガス不透過性またはガス半透過
性であるとともに透明または半透明の突出部32を金型
による一体成形で塗料層22の模様形成部分に相対して
設けている。この場合の突出部32は金型により表側筐
体31のその他の部分と一体に形成されている。突出部
32は、前記塗料層22との間に隙間を形成し、塗料層
22側に凹部33を形成している。また、表側筐体31
は、前記薬液剤が揮散した気体が外側に通過できる後述
の開孔部が形成さている。このような構造により、筐体
30は、前記薬液剤及びシート材20を内部に収納し、
前記薬液剤が揮散した気体が外側に通過できる開孔部を
形成し、前記シート材20の模様形成部分が確認できる
とともに前記シート材20の模様形成部分以外の部分の
少なくとも一部が確認できる透明または半透明の確認部
を形成するとともに、この確認部の内側にガス不透過性
またはガス半透過性であるとともに透明または半透明の
突出部32を前記シート材20の模様形成部分に相対し
て設けたものとなっている。
【0018】図2は図1の表示器兼用薬液剤揮散装置を
示す斜視図である。
【0019】図2において、表示器兼用薬液剤揮散装置
10は、筐体30の内部にシート材20を収納した構造
になっている。
【0020】表側筐体31は、内側に突出部32を塗料
層22に設定された模様形成部分に相対して設けてい
る。この場合の模様形成部分とは、突出部32により薬
液剤の揮散が抑制された部分である。表側筐体31の突
出部32が形成された部分から所定間隔を置いた左右に
は、前記薬液剤が揮散した気体が外側に通過できるスリ
ット状の開孔部38が形成さている。表側筐体31の上
側にはフック39が形成されている。
【0021】図3は図1の表示器兼用薬液剤揮散装置1
0の全体を示す平面図である。
【0022】図3において、表示器兼用薬液剤揮散装置
10の表側筐体31の突出部32は、“そろそろ”の文
字を形成している。凹部33は突出部32の外周で囲ま
れた状態となる。
【0023】図4は図1の表示器兼用薬液剤揮散装置1
0の薬液剤の揮散を示す説明図である。
【0024】図4において、この状態で所定期間、突出
部32に相対する模様形成部分の基板材21及び塗料層
22から揮散した薬液剤11は、一旦突出部32の凹部
33に溜まり、隙間12から突出部32の外側に放出
し、この後、図2に示した開孔部38から筐体30の外
側に放出することになる。
【0025】このような第1の発明の実施の形態におい
て、含有薬液剤が所定量よりも多く残っている状態で
は、塗料層22の全面が相対的に低屈折率となり透明と
なり、基板材21の第1の色が塗料層22が形成された
面の全体で確認できる。
【0026】塗料層22の突出部32に相対する模様形
成部分は、他の部分に対して薬液剤が揮散しにくくなる
ので、含有薬液剤が所定量以下だけ残っている場合に
は、塗料層22の突出部32に相対する模様形成部分だ
け低屈折率となり透明となり、基板材21の第1の色が
塗料層22の模様形成部分だけ確認でき、残りの塗料層
22の部分は高折率となり不透明となり地色である第2
の色が確認できる。
【0027】含有薬液剤が完全消失の状態では、塗料層
22の全面が相対的に高屈折率となり不透明となり地色
である第2の色が確認される。
【0028】このような表示器兼用薬液剤揮散装置10
の使用方法を薬液剤としてたんす用防虫剤を用いた場合
を例にして説明する。
【0029】まず新品の表示器兼用薬液剤揮散装置10
を服とともタンスに収納する。この状態では、含有薬液
剤が所定量よりも多く残っている状態となり、上述した
ように、基板材21の第1の色が塗料層22が形成され
た面の全体で確認でき、突出部32に相対する模様形成
部分による“そろそろ”の文字は、見えない状態とな
る。この状態で所定期間、基板材21及び塗料層22に
浸透された無色透明の薬液剤は、除々に揮散して放出さ
れ、服に対して防虫効果を発揮することになる。ここ
で、塗料層22の突出部32に相対する模様形成部分
は、他の部分に対して薬液剤が揮散しにくくなる。
【0030】この後、含有薬液剤が所定量以下だけ残っ
ている状態になると、基板材21の第1の色が塗料層2
2の突出部32に相対する模様形成部分だけ確認でき、
残りの塗料層22の部分は第2の色が確認できる状態と
なる。このため模様形成部分の“そろそろ”の文字は、
はっきり見える状態となる。このような文字が、はっき
り見える状態となると、表示器兼用薬液剤揮散装置10
を新品と交換するか、または、新品の表示器兼用薬液剤
揮散装置10を追加してタンスに収納する。
【0031】新品の表示器兼用薬液剤揮散装置10を追
加してタンスに収納した場合において、旧い方の表示器
兼用薬液剤揮散装置10の含有薬液剤が完全消失の状態
では、塗料層22の全面が相対的に高屈折率となり不透
明となり地色である第2の色が確認され、模様形成部分
による“そろそろ”の文字は、ほとんど見えない状態と
なる。このような状態の表示器兼用薬液剤揮散装置10
は、防虫効果が全く無いので破棄する。
【0032】このような表示器兼用薬液剤揮散装置によ
れば、含有薬液剤が所定量よりも多く残っている状態と
所定量以下だけ残っている状態と完全消失の状態との3
段階の表示が行えるので、薬液剤の完全消失する前に新
品との交換や新品の追加が可能であり、薬液剤の効果が
失われる期間を無くすことができる。また、突出部32
による模様の大きさを変えることなく、凹部33や隙間
12の大きさを調整することにより、模様形成部分の基
板材21及び塗料層22から揮散する薬液剤の揮散速度
を調整することが可能であり、含有薬液剤が所定量以下
だけ残っている状態から含有薬液剤が完全消失するまで
の時間を調整することができる。
【0033】図5は本発明に係る表示器兼用薬液剤揮散
装置の第2の発明の実施の形態を示す断面図であり、図
1の発明の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付
して説明を省略する。
【0034】図5において、表示器兼用薬液剤揮散装置
40は、シート材50を表側筐体31と裏側筐体41で
収納する構造になっている。シート材50は、図1に示
した前記塗料層22を前記基板材21の一面及び反対側
の面の両方に形成している。裏側筐体41は、表側筐体
31と同じ材質で形成されており、裏側の塗料層22の
模様形成部分に相対して突出部32と同様の突出部42
を形成している。裏側筐体41のリブ47は、シート材
50の厚みに合わせ形成している。
【0035】このような発明の実施の形態によれば、図
1の発明の実施の形態と同様の効果があるとともに、シ
ート材50の両面で含有薬液剤の3段階の表示が行え
る。
【0036】図6は本発明に係る表示器兼用薬液剤揮散
装置の第3の発明の実施の形態を示す断面図であり、図
1の発明の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付
して説明を省略する。
【0037】図6において、表示器兼用薬液剤揮散装置
60は、シート材70を表側筐体31と裏側筐体61で
収納する構造になっている。シート材70は、図1に示
した塗料層22を前記基板材21の一面のみに形成し、
前記基板材21の反対側の面にガス不透過性またはガス
半透過性のカバー層62を形成している。裏側筐体61
のリブ67は、シート材70の厚みに合わせて図1のリ
ブ37よりも短く形成している。
【0038】このような発明の実施の形態によれば図1
の発明の実施の形態と同様の効果があるとともに、基板
材21から揮散する薬液剤の揮散速度を低下させること
ができる。
【0039】図7は本発明に係る表示器兼用薬液剤揮散
装置の第4の発明の実施の形態を示す断面図であり、図
1の発明の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付
して説明を省略する。
【0040】図7において、表示器兼用薬液剤揮散装置
80は、シート材20を表側筐体81と裏側筐体35で
収納する構造になっている。
【0041】表側筐体81は、図1の表側筐体31と同
様の材質で形成されている。表側筐体81の突出部82
はその先端が塗料層22の模様形成部分に接触してい
る。突出部82は、塗料層22側に凹部83を形成して
いる。
【0042】このような発明の実施の形態によれば図1
の発明の実施の形態と同様の効果があるとともに、塗料
層22の模様形成部分から揮散する薬液剤の揮散速度を
図1の発明の実施の形態よりも低下させることができ
る。
【0043】図8は図1乃至図7に示した表示器兼用薬
液剤揮散装置における表側筐体に形成された突出部のパ
ターンと開孔部の他の例を示す平面図である。
【0044】図8において、表側筐体100の突出部1
01は、“☆”と“○”の模様を形成している。表側筐
体100の突出部101が形成された部分から所定間隔
を置いた上下には、薬液剤が揮散した気体が外側に通過
できる円形の開孔部102が複数形成さている。
【0045】このように、図1乃至図7に示した表示器
兼用薬液剤揮散装置における突出部101のパターン
は、文字、記号、絵等各種用いることが可能であり、開
孔部102も突出部101を除く部分なら各種用いるこ
とが可能である。
【0046】図9は本発明に係る表示器兼用薬液剤揮散
装置の第5の発明の実施の形態を示す断面図であり、図
1の発明の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付
して説明を省略する。
【0047】図9において、表示器兼用薬液剤揮散装置
90は、シート材20を表側筐体91と裏側筐体35で
収納する構造になっている。
【0048】表側筐体91は、図1の表側筐体31と同
様の材質で形成されている。表側筐体91の突出部92
は、図1の突出部92と同様に前記塗料層22との間に
隙間を形成しているが、塗料層22側に凹部を形成せ
ず、平坦に形成している。
【0049】このような発明の実施の形態によれば図1
の発明の実施の形態と同様の効果があるとともに、突出
部の強度を維持した状態で、模様形成部分をより細く設
定することができる。
【0050】図10は本発明に係る表示器兼用薬液剤揮
散装置の第6の発明の実施の形態を示す断面図であり、
図1の発明の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を
付して説明を省略する。
【0051】図10において、表示器兼用薬液剤揮散装
置110は、シート材20を表側筐体111と裏側筐体
35で収納する構造になっている。
【0052】表側筐体111は、ガス不透過性またはガ
ス半透過性であるとともに透明または半透明で、前記シ
ート材20に設定した模様形成部分に相対する部分にガ
ス放出部であるころの削除部112を形成し、この削除
部112を除く部分の回りに突出部113を形成してい
る。突出部113は前記塗料層22との間に隙間を形成
し、塗料層22側に凹部114を形成している。
【0053】図11は図10の表示器兼用薬液剤揮散装
置を示す斜視図である。
【0054】図11において、表示器兼用薬液剤揮散装
置110の表側筐体111は、削除部112をシート材
20の塗料層22に設定された“そろそろ”の模様形成
部分に対応する位置に設けている。この場合の模様形成
部分とは、図10の突出部32により薬液剤の揮散が抑
制された部分を除く部分であり、塗料層22自体に特定
の模様を付けたものではない。この場合の“そろそろ”
の模様形成部分は、図2及び図3の発明の実施の形態よ
りも太く設定することにより、削除部112と突出部1
13の割合を含有薬液剤が実用上適切な諸定量以下だけ
残っている状態を表示するのに適切な値にすることがで
きる。
【0055】このような発明の実施の形態によれば、含
有薬液剤が所定量よりも多く残っている状態では、基板
材21の第1の色が塗料層22が形成された面の全体で
確認でき、含有薬液剤が所定量以下だけ残っている場合
には、第1の色が塗料層22の突出部113に相対する
部分(模様形成部分を除く部分)で確認でき、模様形成
部分では薬液剤が消失して第2の色が確認され、含有薬
液剤が完全消失の状態では、塗料層22の全面で薬液剤
が消失して第2の色が確認される。
【0056】これにより、図1の発明の実施の形態と同
様の効果がえられる。
【0057】図12は本発明に係る表示器兼用薬液剤揮
散装置の第7の発明の実施の形態を示す断面図であり、
図10の発明の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号
を付して説明を省略する。
【0058】図12において、表示器兼用薬液剤揮散装
置120は、シート材20を表側筐体121と裏側筐体
35で収納する構造になっている。
【0059】表側筐体121は、ガス不透過性またはガ
ス半透過性であるとともに透明または半透明で、前記シ
ート材20に設定した模様形成部分に相対する部分にガ
ス放出部122を形成し、この削除部を除く部分の回り
に突出部123を形成している。突出部123は前記塗
料層22との間に隙間を形成し、塗料層22側に凹部1
24を形成している。ガス放出部122は、表側筐体1
21と一体成形の部材に複数の貫通孔125を形成した
ものである。
【0060】このような発明の実施の形態によれば、図
10の発明の実施の形態と同様の効果がえられるととも
に、図10の発明の実施の形態に比べて薬液剤の揮散の
速度を低下させることができる。
【0061】図13は本発明に係る表示器兼用薬液剤揮
散装置の第8の発明の実施の形態を示す断面図であり、
図1の発明の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を
付して説明を省略する。
【0062】図13において、表示器兼用薬液剤揮散装
置130は、シート材20を表側筐体131と裏側筐体
35で収納する構造になっている。
【0063】表側筐体131は、ガス不透過性またはガ
ス半透過性であるとともに透明または半透明で、表側の
板面を塗料層22に近接して設け、シート材20に設定
した模様形成部分に相対する部分にガス放出部であるこ
ろの削除部132を形成している。これにより、表側筐
体131の表側の板面は、図10の突出部113と同様
に薬液剤の揮散を抑制する機能を有している。
【0064】このような発明の実施の形態によれば、図
10の発明の実施の形態と同様の効果がえられるととも
に、図10の発明の実施の形態に比べて表示器兼用薬液
剤揮散装置130の薄型化が可能になる。
【0065】尚、図7,図9乃至図13の発明の実施の
形態では、シート材の表側(一面側)のにみ薬液剤が揮
散する速度が他と異なる模様形成部分を設定するための
塗料層、凹部、削除部等を設けたが、このような模様形
成部分を設定するための手段は、シート材の一面及び反
対側の内少なくとも一方に形成すればよい。また、図9
乃至図14の発明の実施の形態では、模様形成部分のパ
ターンを各種用いることができ、薬液剤を外部に放出さ
せる開孔部も、模様形成部分に相対する突出部を除く部
分ならば各種用いることができる。さらに、図1乃至図
13の発明の実施の形態では、表側筐体と裏側筐体の全
体を前記シート材の模様形成部分が確認できるとともに
前記シート材の模様形成部分以外の部分の少なくとも一
部が確認できる透明または半透明の確認部としている
が、この確認部は、表側筐体と裏側筐体の全体とする必
要はなく、例えば確認部を表側筐体の一部のみとし、残
りの部分を不透明する等、各種適用できる。
【0066】図1乃至図13に示した表示器兼用薬液剤
揮散装置において、基板材としては、前記した機能に対
応して、紙、板紙、合成繊維混抄紙、不織布あるいはフ
ェルト状織物等を用いることができる。塗料層として
は、例えば顔料(合成シリカ)、結合材(アクリルラテ
ックス)、水及びその他の添加物を混合したものが考え
られる。
【0067】また、図1乃至図13に示した表示器兼用
薬液剤揮散装置において、基板材の第1の色と、塗料層
の第2の色の組合わせは、「青と白」、「白と黒」、
「黒と黄」、「赤と青」等の色相差が大きい組合わせを
用いるのが望ましい。
【0068】さらに、図1乃至図13に示した表示器兼
用薬液剤揮散装置に用いられるたんす用防虫剤以外の薬
液剤としては、たんす用防虫剤以外の防虫剤、消臭剤、
防かび剤、芳香剤等各種を用いることができる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、含
有薬液剤が所定量よりも多く残っている状態と所定量以
下だけ残っている状態と完全消失の状態との3段階の表
示が行えるので、薬液剤の完全消失する前に新品との交
換や新品の追加が可能であり、薬液剤の効果が失われる
期間を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表示器兼用薬液剤揮散装置の第1
の発明の実施の形態を示す断面図。
【図2】図1の表示器兼用薬液剤揮散装置を示す斜視
図。
【図3】図1の表示器兼用薬液剤揮散装置の全体を示す
平面図。
【図4】図1の表示器兼用薬液剤揮散装置の薬液剤の揮
散を示す説明図。
【図5】本発明に係る表示器兼用薬液剤揮散装置の第2
の発明の実施の形態を示す断面図。
【図6】本発明に係る表示器兼用薬液剤揮散装置の第3
の発明の実施の形態を示す断面図。
【図7】本発明に係る表示器兼用薬液剤揮散装置の第4
の発明の実施の形態を示す断面図。
【図8】図1乃至図7に示した表示器兼用薬液剤揮散装
置における表側筐体に形成された突出部のパターンと開
孔部の他の例を示す平面図。
【図9】本発明に係る表示器兼用薬液剤揮散装置の第5
の発明の実施の形態を示す断面図。
【図10】本発明に係る表示器兼用薬液剤揮散装置の第
6の発明の実施の形態を示す断面図。
【図11】図11は図10の表示器兼用薬液剤揮散装置
を示す斜視図。
【図12】本発明に係る表示器兼用薬液剤揮散装置の第
7の発明の実施の形態を示す断面図。
【図13】本発明に係る表示器兼用薬液剤揮散装置の第
8の発明の実施の形態を示す断面図。
【符号の説明】
10 表示器兼用薬液剤揮散装置 20 シート材 21 基板材 22 塗料層 30 筐体 31 表側筐体 32 突出部 33 凹部 35 裏側筐体 38 開孔部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無色透明の薬液剤と、 第1の色を呈し薬液剤透過性で前記薬液剤が浸透する基
    板材と、 この基板材の一面及び反対側の面の内少なくとも一方に
    塗料により形成し、前記第1の色と異なる第2の色を地
    色として呈し、薬液剤透過性で前記薬液剤が浸透してい
    る状態で相対的に低屈折率となり、前記薬液剤が消失し
    た状態で相対的に高屈折率となる塗料層と、 前記薬液剤,基板材及び塗料層を内部に収納し、前記薬
    液剤が揮散した気体が外側に通過できる開孔部を形成
    し、前記塗料層の模様形成部分が確認できるとともに前
    記塗料層の模様形成部分以外の部分の少なくとも一部が
    確認できる透明または半透明の確認部を形成するととも
    に、この確認部の内側にガス不透過性またはガス半透過
    性であるとともに透明または半透明の突出部を前記塗料
    層の模様形成部分に相対して設けた筐体とを具備したこ
    とを特徴とする表示器兼用薬液剤揮散装置。
  2. 【請求項2】 無色透明の薬液剤と、 第1の色を呈し薬液剤透過性で前記薬液剤が浸透する基
    板材と、 この基板材の一面及び反対側の面の内少なくとも一方に
    塗料により形成し、前記第1の色と異なる第2の色を地
    色として呈し、薬液剤透過性で前記薬液剤が浸透してい
    る状態で相対的に低屈折率となり、前記薬液剤が消失し
    た状態で相対的に高屈折率となる塗料層と、 前記薬液剤,基板材及び塗料層を内部に収納し、前記薬
    液剤が揮散した気体が外側に通過できる開孔部を形成
    し、前記塗料層の模様形成部分が確認できるとともに前
    記塗料層の模様形成部分以外の部分の少なくとも一部が
    確認できる透明または半透明の確認部を形成するととも
    に、この確認部の内側にガス不透過性またはガス半透過
    性であるとともに透明または半透明の突出部を前記塗料
    層の模様形成部分を除く部分に相対して設けた筐体とを
    具備したことを特徴とする表示器兼用薬液剤揮散装置。
  3. 【請求項3】 無色透明の薬液剤と、 第1の色を呈し薬液剤透過性で前記薬液剤が浸透する基
    板材と、 この基板材の一面及び反対側の面の内少なくとも一方に
    塗料により形成し、前記第1の色と異なる第2の色を地
    色として呈し、薬液剤透過性で前記薬液剤が浸透してい
    る状態で相対的に低屈折率となり、前記薬液剤が消失し
    た状態で相対的に高屈折率となる塗料層と、 前記薬液剤,基板材及び塗料層を内部に収納し、前記薬
    液剤が揮散した気体が外側に通過できる開孔部を形成
    し、前記塗料層の模様形成部分が確認できるとともに前
    記塗料層の模様形成部分以外の部分の少なくとも一部が
    確認できる透明または半透明の確認部を形成するととも
    に、この確認部の内側にガス不透過性またはガス半透過
    性であるとともに透明または半透明で、前記塗料層との
    間に隙間を形成する突出部を前記塗料層の模様形成部分
    又は模様形成部分以外の部分に相対して設けた筐体とを
    具備したことを特徴とする表示器兼用薬液剤揮散装置。
  4. 【請求項4】 無色透明の薬液剤と、 第1の色を呈し薬液剤透過性で前記薬液剤が浸透する基
    板材と、 この基板材の一面及び反対側の面の内少なくとも一方に
    塗料により形成し、前記第1の色と異なる第2の色を地
    色として呈し、薬液剤透過性で前記薬液剤が浸透してい
    る状態で相対的に低屈折率となり、前記薬液剤が消失し
    た状態で相対的に高屈折率となる塗料層と、 前記薬液剤,基板材及び塗料層を内部に収納し、前記薬
    液剤が揮散した気体が外側に通過できる開孔部を形成
    し、前記塗料層の模様形成部分が確認できるとともに前
    記塗料層の模様形成部分以外の部分の少なくとも一部が
    確認できる透明または半透明の確認部を形成するととも
    に、この確認部の内側にガス不透過性またはガス半透過
    性であるとともに透明または半透明で、前記塗料層との
    間に隙間を形成する突出部を前記塗料層の模様形成部分
    又は模様形成部分以外の部分に相対して設け、この突出
    部の前記塗料層側に凹部を形成した筐体とを具備したこ
    とを特徴とする表示器兼用薬液剤揮散装置。
  5. 【請求項5】 無色透明の薬液剤と、 第1の色を呈し薬液剤透過性で前記薬液剤が浸透する基
    板材と、 この基板材の一面及び反対側の面の内少なくとも一方に
    塗料により形成し、前記第1の色と異なる第2の色を地
    色として呈し、薬液剤透過性で前記薬液剤が浸透してい
    る状態で相対的に低屈折率となり、前記薬液剤が消失し
    た状態で相対的に高屈折率となる塗料層と、 前記薬液剤,基板材及び塗料層を内部に収納し、前記薬
    液剤が揮散した気体が外側に通過できる開孔部を形成
    し、前記塗料層の模様形成部分が確認できるとともに前
    記塗料層の模様形成部分以外の部分の少なくとも一部が
    確認できる透明または半透明の確認部を形成するととも
    に、この確認部の内側にガス不透過性またはガス半透過
    性であるとともに透明または半透明で、前記塗料層に接
    触する突出部を前記塗料層の模様形成部分又は模様形成
    部分以外の部分に相対して設けた筐体とを具備したこと
    を特徴とする表示器兼用薬液剤揮散装置。
  6. 【請求項6】 前記塗料層を前記基板材の一面及び反対
    側の面の内一方のみに形成したことを特徴とする請求項
    3乃至6のいずれか一つに記載の表示器兼用薬液剤揮散
    装置。
  7. 【請求項7】 前記塗料層を前記基板材の一面及び反対
    側の面の両方に形成したことを特徴とする請求項3乃至
    6のいずれか一つに記載の表示器兼用薬液剤揮散装置。
  8. 【請求項8】 前記塗料層を前記基板材の一面及び反対
    側の面の内一方のみに形成し、ガス不透過性またはガス
    半透過性のカバー層を前記基板材の一面及び反対側の面
    の内他方のみに形成したことを特徴とする請求項3乃至
    6のいずれか一つに記載の表示器兼用薬液剤揮散装置。
JP29981995A 1995-11-17 1995-11-17 表示器兼用薬液剤揮散装置 Pending JPH09143004A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001151605A (ja) * 1999-11-30 2001-06-05 S T Chem Co Ltd 薬剤揮散器及びインジケータ
JP2002241201A (ja) * 2001-02-15 2002-08-28 Fumakilla Ltd 防虫能表示機能性防虫剤
JP2019132897A (ja) * 2018-01-29 2019-08-08 エステー株式会社 期間インジケーターおよび期間インジケーターを有する防虫剤および芳香剤

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JP2002241201A (ja) * 2001-02-15 2002-08-28 Fumakilla Ltd 防虫能表示機能性防虫剤
JP2019132897A (ja) * 2018-01-29 2019-08-08 エステー株式会社 期間インジケーターおよび期間インジケーターを有する防虫剤および芳香剤

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