JPH09143152A - 2−アミノ−6−クロロフエニル−アルキルスルフアンの製造方法及び2−アミノ−6−クロロフエニル−イソプロピルスルフアン - Google Patents
2−アミノ−6−クロロフエニル−アルキルスルフアンの製造方法及び2−アミノ−6−クロロフエニル−イソプロピルスルフアンInfo
- Publication number
- JPH09143152A JPH09143152A JP8318517A JP31851796A JPH09143152A JP H09143152 A JPH09143152 A JP H09143152A JP 8318517 A JP8318517 A JP 8318517A JP 31851796 A JP31851796 A JP 31851796A JP H09143152 A JPH09143152 A JP H09143152A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chlorophenyl
- amino
- nitrophenyl
- chloro
- alkylsulfane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C319/00—Preparation of thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides
- C07C319/14—Preparation of thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides of sulfides
- C07C319/20—Preparation of thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides of sulfides by reactions not involving the formation of sulfide groups
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 2−アミノ−6−クロロフェニル−アルキル
スルファンを高収率で且つ高度に選択的に製造する方法
の提供。 【解決手段】 さらなる硫黄化合物を添加することな
く、溶媒の存在下で、2−クロロ−6−ニトロフェニル
−アルキルスルファンを接触水素化する。
スルファンを高収率で且つ高度に選択的に製造する方法
の提供。 【解決手段】 さらなる硫黄化合物を添加することな
く、溶媒の存在下で、2−クロロ−6−ニトロフェニル
−アルキルスルファンを接触水素化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2−アミノ−6−
クロロフェニル−アルキルスルファンを高収率で且つ高
度に選択的に製造する方法、並びに新規な化合物である
2−アミノ−6−クロロフェニル−イソプロピルスルフ
ァンに関する。
クロロフェニル−アルキルスルファンを高収率で且つ高
度に選択的に製造する方法、並びに新規な化合物である
2−アミノ−6−クロロフェニル−イソプロピルスルフ
ァンに関する。
【0002】
【発明の背景】置換アニリノスルファンは、植物保護剤
を製造するための中間体である(ヨーロッパ特許出願公
開(EP−A2)第0306222号参照)。
を製造するための中間体である(ヨーロッパ特許出願公
開(EP−A2)第0306222号参照)。
【0003】2−ニトロフェニル−n−プロピルスルフ
ァンを接触還元して、塩素不含2−アミノフェニル−n
−プロピルスルファンを製造できることは公知である
(I1.Farmaco,Ed.Sei.12,206
−217(1957)参照)。しかし、この反応条件は
不利であり、しかも収率は約75%ときわめて低い。
ァンを接触還元して、塩素不含2−アミノフェニル−n
−プロピルスルファンを製造できることは公知である
(I1.Farmaco,Ed.Sei.12,206
−217(1957)参照)。しかし、この反応条件は
不利であり、しかも収率は約75%ときわめて低い。
【0004】塩素置換されたニトロ芳香族炭化水素を接
触還元すると、比較的低い選択性でのみ塩素置換された
アニリン類が得られることがよくある。なんとなれば、
塩素は次に水素化分解を受けて開裂し、脱塩素化された
アニリンを形成するからである(Chem.Ind.1
994,(53)第103〜109頁参照)。ヨーロッ
パ特許出願公開(EP−A1)第0409709号によ
れば、この反応において、硫黄化合物、例えばチオ尿素
を添加すると、水素化分解を受けて塩素が開裂する傾向
が低減することが知られている。しかし、硫黄化合物を
添加すれば、勿論、反応混合物中の成分数が増えるの
で、その後処理がより複雑になる。
触還元すると、比較的低い選択性でのみ塩素置換された
アニリン類が得られることがよくある。なんとなれば、
塩素は次に水素化分解を受けて開裂し、脱塩素化された
アニリンを形成するからである(Chem.Ind.1
994,(53)第103〜109頁参照)。ヨーロッ
パ特許出願公開(EP−A1)第0409709号によ
れば、この反応において、硫黄化合物、例えばチオ尿素
を添加すると、水素化分解を受けて塩素が開裂する傾向
が低減することが知られている。しかし、硫黄化合物を
添加すれば、勿論、反応混合物中の成分数が増えるの
で、その後処理がより複雑になる。
【0005】本発明に従う方法における出発物質中に
は、塩素置換基のみならず原理的には水素化分解を受け
て開裂し得るスルファン基も存在する。従って、接触水
素化による2−アミノ−6−クロロフェニル−アルキル
スルファンの製造方法においては、塩素置換基及び/ま
たはスルファン基が開裂することに起因して、選択性と
収率が低減することが予測される。
は、塩素置換基のみならず原理的には水素化分解を受け
て開裂し得るスルファン基も存在する。従って、接触水
素化による2−アミノ−6−クロロフェニル−アルキル
スルファンの製造方法においては、塩素置換基及び/ま
たはスルファン基が開裂することに起因して、選択性と
収率が低減することが予測される。
【0006】
【発明の構成】さらなる硫黄化合物を添加することな
く、溶媒の存在下で、2−クロロ−6−ニトロフェニル
−アルキルスルファンを接触水素化することを含んでな
る、2−アミノ−6−クロロフェニル−アルキルスルフ
ァンの製造方法が、今回、見い出された。
く、溶媒の存在下で、2−クロロ−6−ニトロフェニル
−アルキルスルファンを接触水素化することを含んでな
る、2−アミノ−6−クロロフェニル−アルキルスルフ
ァンの製造方法が、今回、見い出された。
【0007】本発明に従う方法に使用できる化合物は、
例えば式(I)
例えば式(I)
【0008】
【化1】
【0009】[式中、R1はC1〜C18-アルキル、C3〜
C8-シクロアルキル、C7〜C10-アラルキルを表し、そ
してR2は水素、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-アルコ
キシまたはベンゾイルを表わす]の2−クロロ−6−ニ
トロフェニル−アルキルスルファンである。
C8-シクロアルキル、C7〜C10-アラルキルを表し、そ
してR2は水素、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-アルコ
キシまたはベンゾイルを表わす]の2−クロロ−6−ニ
トロフェニル−アルキルスルファンである。
【0010】次に、対応する式
【0011】
【化2】
【0012】[式中、R1及びR2は式(I)の場合に与
えられた意味を有する]の2−アミノ−6−クロロフェ
ニル−アルキルスルファンが得られる。
えられた意味を有する]の2−アミノ−6−クロロフェ
ニル−アルキルスルファンが得られる。
【0013】アルキル基及びアルコキシ基は直鎖または
分枝であり得る。シクロアルキル基は場合によりC1〜
C4-アルキルで置換され得る。
分枝であり得る。シクロアルキル基は場合によりC1〜
C4-アルキルで置換され得る。
【0014】アルキル基の例としては、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、t
-ブチル、異性体アミル、並びに異性体ヘキシル、オク
チル、デシル、ドデシル、ヘプタデシル及びオクタデシ
ルが挙げられる。
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、t
-ブチル、異性体アミル、並びに異性体ヘキシル、オク
チル、デシル、ドデシル、ヘプタデシル及びオクタデシ
ルが挙げられる。
【0015】C3〜C8-シクロアルキル基の例として
は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、
シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル、メ
チルシクロプロピル、ジメチルシクロプロピル、メチル
シクロペンチル、ジメチルシクロペンチル、メチルシク
ロヘキシル及びジメチルシクロヘキシルが挙げられる。
は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、
シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル、メ
チルシクロプロピル、ジメチルシクロプロピル、メチル
シクロペンチル、ジメチルシクロペンチル、メチルシク
ロヘキシル及びジメチルシクロヘキシルが挙げられる。
【0016】C7〜C10-アラルキル基の例としては、ベ
ンジル、α-及びβ-フェニルエチル、フェニルプロピル
及びフェニルブチルが挙げられる。
ンジル、α-及びβ-フェニルエチル、フェニルプロピル
及びフェニルブチルが挙げられる。
【0017】C1〜C4-アルコキシ基の例としては、メ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ及びイソブト
キシが挙げられる。
トキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ及びイソブト
キシが挙げられる。
【0018】好適なアルキル基はメチル、エチル及びイ
ソプロピルである。好適なシクロアルキル基はシクロプ
ロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル並びに対応す
るモノ−及びジメチルシクロアルキルである。好適なア
ラルキル基はベンジル及びフェニルエチルである。好適
なアルコキシ基はメトキシ及びエトキシである。
ソプロピルである。好適なシクロアルキル基はシクロプ
ロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル並びに対応す
るモノ−及びジメチルシクロアルキルである。好適なア
ラルキル基はベンジル及びフェニルエチルである。好適
なアルコキシ基はメトキシ及びエトキシである。
【0019】特に好適な出発物質は2−クロロ−6−ニ
トロフェニル−メチルスルファン、2−クロロ−6−ニ
トロフェニル−エチルスルファン、2−クロロ−6−ニ
トロフェニル−イソプロピルスルファン、2−クロロ−
6−ニトロフェニル−ベンジルスルファン及び2−クロ
ロ−6−ニトロフェニル−シクロヘキシルスルファンで
ある。
トロフェニル−メチルスルファン、2−クロロ−6−ニ
トロフェニル−エチルスルファン、2−クロロ−6−ニ
トロフェニル−イソプロピルスルファン、2−クロロ−
6−ニトロフェニル−ベンジルスルファン及び2−クロ
ロ−6−ニトロフェニル−シクロヘキシルスルファンで
ある。
【0020】式(I)の出発物質は文献から公知である
か、または文献から公知である方法と同様の方法で得る
ことができる。特に有利には、式(I)の2−クロロ−
6−ニトロフェニル−アルキルスルファンは、対応する
2,3−ジクロロニトロベンゼンから式(III)のメル
カプタンとの反応で得ることができる。
か、または文献から公知である方法と同様の方法で得る
ことができる。特に有利には、式(I)の2−クロロ−
6−ニトロフェニル−アルキルスルファンは、対応する
2,3−ジクロロニトロベンゼンから式(III)のメル
カプタンとの反応で得ることができる。
【0021】H-S-R1 (III) [式中、R1は式(I)の場合に与えられた意味を有す
る] この反応は0〜100℃で、塩基、水性媒体及び相間移
動触媒の存在下で行われる。この方法は、本出願人が先
に出願した特許出願のサブジェクトマターを構成する。
る] この反応は0〜100℃で、塩基、水性媒体及び相間移
動触媒の存在下で行われる。この方法は、本出願人が先
に出願した特許出願のサブジェクトマターを構成する。
【0022】可能な溶媒は、例えばアルコール及び芳香
族炭化水素である。アルコールは例えばC1〜C6-アル
キルアルコールであり、そして芳香族炭化水素は例えば
C1〜C4-アルキルベンゼンである。メタノール、エタ
ノール、イソプロパノール、トルエン及びキシレンが好
適である。例えばメタノール/トルエン混合物のような
溶媒混合物も使用できる。
族炭化水素である。アルコールは例えばC1〜C6-アル
キルアルコールであり、そして芳香族炭化水素は例えば
C1〜C4-アルキルベンゼンである。メタノール、エタ
ノール、イソプロパノール、トルエン及びキシレンが好
適である。例えばメタノール/トルエン混合物のような
溶媒混合物も使用できる。
【0023】式(I)の出発物質は、溶液の形態及び/
または特定の溶媒中の懸濁物の形態であり得る。
または特定の溶媒中の懸濁物の形態であり得る。
【0024】本発明に従う方法のための触媒としては、
ラネーニッケルを使用するのが好適である。ラネーニッ
ケル55及びラネーニッケル37-1のタイプが特に好
ましい。例えばラネーニッケル/鉄またはラネーニッケ
ル/コバルトのようなラネーニッケル合金も使用でき
る。
ラネーニッケルを使用するのが好適である。ラネーニッ
ケル55及びラネーニッケル37-1のタイプが特に好
ましい。例えばラネーニッケル/鉄またはラネーニッケ
ル/コバルトのようなラネーニッケル合金も使用でき
る。
【0025】触媒の量は広い範囲で変えることができ
る。例えば、還元されるニトロ化合物1モル当たり触媒
0.5〜25gを使用できるが、この重量データは湿り
触媒物質に関するものである。
る。例えば、還元されるニトロ化合物1モル当たり触媒
0.5〜25gを使用できるが、この重量データは湿り
触媒物質に関するものである。
【0026】本発明に従う方法は、例えば室温と150
℃の間の温度で行うことができる。20〜120℃が好
適である。加えられる圧力は例えば常圧と300バール
の間である。1〜150バール、特に2〜100バール
が好適である。
℃の間の温度で行うことができる。20〜120℃が好
適である。加えられる圧力は例えば常圧と300バール
の間である。1〜150バール、特に2〜100バール
が好適である。
【0027】本発明に従う方法を行う際に、混合物を完
全に攪拌することが有利である。
全に攪拌することが有利である。
【0028】水素の取込みは、一般に30分〜5時間後
に終了する。適当であれば、反応混合物を、反応条件下
に更なる時間、例えば10分間〜1時間保持する。反応
混合物を、例えば冷却しそして圧力を解放し、触媒を例
えば濾過で分別し、それを溶液で洗浄し、各濾液を一緒
にし、そして濾液から溶媒を、例えば減圧下でのストリ
ッピングまたは蒸留により除去して、後処理することが
できる。次に、殆どの場合に更に使用するのに十分に純
粋な生成物が得られる。適当であれば、それを、例えば
蒸留により、99%より高い純度で得ることができる。
に終了する。適当であれば、反応混合物を、反応条件下
に更なる時間、例えば10分間〜1時間保持する。反応
混合物を、例えば冷却しそして圧力を解放し、触媒を例
えば濾過で分別し、それを溶液で洗浄し、各濾液を一緒
にし、そして濾液から溶媒を、例えば減圧下でのストリ
ッピングまたは蒸留により除去して、後処理することが
できる。次に、殆どの場合に更に使用するのに十分に純
粋な生成物が得られる。適当であれば、それを、例えば
蒸留により、99%より高い純度で得ることができる。
【0029】本発明によれば、硫黄化合物を添加するこ
となく、式(I)の2−アミノ−6−クロロフェニル−
アルキルスルファンを高収率で且つ高度に選択的に得る
ことができることは、まったく驚くべきことである。脱
ハロゲン化及び脱硫はきわめてわずかな程度(一般に各
場合に0.5%より低い)起こる。
となく、式(I)の2−アミノ−6−クロロフェニル−
アルキルスルファンを高収率で且つ高度に選択的に得る
ことができることは、まったく驚くべきことである。脱
ハロゲン化及び脱硫はきわめてわずかな程度(一般に各
場合に0.5%より低い)起こる。
【0030】本発明は、更に、新規な化合物である2−
アミノ−6−クロロフェニル−イソプロピルスルファン
に関するものであり、これは上述した方法で得ることが
可能であり、そして植物保護剤を製造するための中間体
として使用できる。
アミノ−6−クロロフェニル−イソプロピルスルファン
に関するものであり、これは上述した方法で得ることが
可能であり、そして植物保護剤を製造するための中間体
として使用できる。
【0031】
【実施例】特記がない場合には、%データは重量%であ
る。
る。
【0032】実施例1 2−クロロ−6−ニトロフェニル−イソプロピルスルフ
ァン34.7g、メタノール140.0g及び触媒とし
てのラネーニッケル55(水湿り)1gを、0.3リッ
トルのスチール製オートクレーブに最初に導入した。空
気を窒素と水素で置換した後、混合物を攪拌しながら、
室温で水素を80バールの圧力まで強制供給したが、わ
ずかな温度上昇がすでに観察されていた。攪拌しつづけ
且つ水素圧力を一定に保持しながら混合物を60℃まで
加熱した。約2時間後に、水素の取込みが終了した。次
に混合物を室温まで冷却し、水素を解放し、触媒を吸引
濾過し、そしてメタノールで洗浄した。一緒にした濾液
を濃縮した。99.5%の純度(GC)を有する粗収量
29.6gの2−アミノ−6−クロロフェニル−イソプ
ロピルスルファン(理論値の97.5%に相当する)を
得た。水素化脱ハロゲン化により形成された2−イソプ
ロピルメルカプトアニリンの含量はわずか0.1%であ
った。更に水素化脱硫により形成されたわずか0.1%
の3−クロロアニリン不純物が見い出された。
ァン34.7g、メタノール140.0g及び触媒とし
てのラネーニッケル55(水湿り)1gを、0.3リッ
トルのスチール製オートクレーブに最初に導入した。空
気を窒素と水素で置換した後、混合物を攪拌しながら、
室温で水素を80バールの圧力まで強制供給したが、わ
ずかな温度上昇がすでに観察されていた。攪拌しつづけ
且つ水素圧力を一定に保持しながら混合物を60℃まで
加熱した。約2時間後に、水素の取込みが終了した。次
に混合物を室温まで冷却し、水素を解放し、触媒を吸引
濾過し、そしてメタノールで洗浄した。一緒にした濾液
を濃縮した。99.5%の純度(GC)を有する粗収量
29.6gの2−アミノ−6−クロロフェニル−イソプ
ロピルスルファン(理論値の97.5%に相当する)を
得た。水素化脱ハロゲン化により形成された2−イソプ
ロピルメルカプトアニリンの含量はわずか0.1%であ
った。更に水素化脱硫により形成されたわずか0.1%
の3−クロロアニリン不純物が見い出された。
【0033】実施例2 2−クロロ−6−ニトロフェニル−イソプロピルスルフ
ァン46.6g、メタノール160ml及びラネーニッ
ケル55(水湿り,メタノールで洗浄)5gを、スチー
ル製オートクレーブに導入した。窒素と水素を流した
後、攪拌しながら、混合物を50℃まで加熱した。そし
て、水素を最大で2バールまで強制供給して、水素化を
行った。約2.5時間後に、水素の取込みが終了した。
次に混合物を室温まで冷却し、水素を解放し、ニッケル
触媒を吸引濾過により除去し、そしてメタノールで洗浄
した。溶媒を除去した後に、2−アミノ−6−クロロフ
ェニル−イソプロピルスルファン39.9gを97.8
%の純度(GC)で得た(これは理論値の97%に相当
する)。不純物として、(脱ハロゲン化により形成され
た)わずか0.2%の2−アミノフェニルイソプロピル
スルファンが見い出された。11ミリバール、沸点14
4℃での蒸留により、無色で純粋な2−アミノ−6−ク
ロロフェニル−イソプロピルスルファンを99%より高
い含量で得た。
ァン46.6g、メタノール160ml及びラネーニッ
ケル55(水湿り,メタノールで洗浄)5gを、スチー
ル製オートクレーブに導入した。窒素と水素を流した
後、攪拌しながら、混合物を50℃まで加熱した。そし
て、水素を最大で2バールまで強制供給して、水素化を
行った。約2.5時間後に、水素の取込みが終了した。
次に混合物を室温まで冷却し、水素を解放し、ニッケル
触媒を吸引濾過により除去し、そしてメタノールで洗浄
した。溶媒を除去した後に、2−アミノ−6−クロロフ
ェニル−イソプロピルスルファン39.9gを97.8
%の純度(GC)で得た(これは理論値の97%に相当
する)。不純物として、(脱ハロゲン化により形成され
た)わずか0.2%の2−アミノフェニルイソプロピル
スルファンが見い出された。11ミリバール、沸点14
4℃での蒸留により、無色で純粋な2−アミノ−6−ク
ロロフェニル−イソプロピルスルファンを99%より高
い含量で得た。
【0034】実施例3 2−クロロ−6−ニトロフェニル−イソプロピルスルフ
ァン40g、メタノール160g及びラネーニッケル3
7-1(メタノール湿り)2.4gを、0.71リット
ルのスチール製オートクレーブに最初に導入した。窒素
で洗浄した後、70バールの水素を強制供給し、攪拌し
ながら、オートクレーブの内容物を100℃まで加熱し
た。水素圧力を80バールまで増大した。50分間後
に、水素の取込みが終了した。次に混合物を反応条件下
にさらに30分間保持した。冷却し、水素を解放し、そ
して触媒を除去した後に、溶媒を留去した。99%の純
度(GC)の生成物として、粗2−アミノ−6−クロロ
フェニル−イソプロピルスルファンを得た。該生成物
は、(脱塩素化により形成された)わずか0.2%の2
−アミノフェニル−イソプロピルスルファン及び(脱硫
により形成された)わずか0.3%の3−クロロアニリ
ンによる不純物を含んでいた。収量は34.5gであっ
た。
ァン40g、メタノール160g及びラネーニッケル3
7-1(メタノール湿り)2.4gを、0.71リット
ルのスチール製オートクレーブに最初に導入した。窒素
で洗浄した後、70バールの水素を強制供給し、攪拌し
ながら、オートクレーブの内容物を100℃まで加熱し
た。水素圧力を80バールまで増大した。50分間後
に、水素の取込みが終了した。次に混合物を反応条件下
にさらに30分間保持した。冷却し、水素を解放し、そ
して触媒を除去した後に、溶媒を留去した。99%の純
度(GC)の生成物として、粗2−アミノ−6−クロロ
フェニル−イソプロピルスルファンを得た。該生成物
は、(脱塩素化により形成された)わずか0.2%の2
−アミノフェニル−イソプロピルスルファン及び(脱硫
により形成された)わずか0.3%の3−クロロアニリ
ンによる不純物を含んでいた。収量は34.5gであっ
た。
【0035】本発明の主な態様と特徴は次のとおりであ
る。
る。
【0036】1. さらなる硫黄化合物を添加すること
なく、溶媒の存在下で、2−クロロ−6−ニトロフェニ
ル−アルキルスルファンを接触水素化することを含んで
なる、2−アミノ−6−クロロフェニル−アルキルスル
ファンの製造方法。
なく、溶媒の存在下で、2−クロロ−6−ニトロフェニ
ル−アルキルスルファンを接触水素化することを含んで
なる、2−アミノ−6−クロロフェニル−アルキルスル
ファンの製造方法。
【0037】2. 式(I)
【0038】
【化3】
【0039】[式中、R1はC1〜C18-アルキル、C3〜
C8-シクロアルキルまたはC7〜C10-アラルキルを表
し、そしてR2は水素、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-
アルコキシまたはベンゾイルを表す]の2−クロロ−6
−ニトロフェニル−アルキルスルファンを使用し、そし
て式
C8-シクロアルキルまたはC7〜C10-アラルキルを表
し、そしてR2は水素、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-
アルコキシまたはベンゾイルを表す]の2−クロロ−6
−ニトロフェニル−アルキルスルファンを使用し、そし
て式
【0040】
【化4】
【0041】[式中、R1及びR2は式(I)の場合に与
えられた意味を有する]の2−アミノ−6−クロロフェ
ニル−アルキルスルファンを製造する、上記1の方法。
えられた意味を有する]の2−アミノ−6−クロロフェ
ニル−アルキルスルファンを製造する、上記1の方法。
【0042】3. 2−クロロ−6−ニトロフェニル−
メチルスルファン、2−クロロ−6−ニトロフェニル−
エチルスルファン、2−クロロ−6−ニトロフェニル−
イソプロピルスルファン、2−クロロ−6−ニトロフェ
ニル−ベンジルスルファンまたは2−クロロ−6−ニト
ロフェニル−シクロヘキシルスルファンを使用する、上
記1の方法。
メチルスルファン、2−クロロ−6−ニトロフェニル−
エチルスルファン、2−クロロ−6−ニトロフェニル−
イソプロピルスルファン、2−クロロ−6−ニトロフェ
ニル−ベンジルスルファンまたは2−クロロ−6−ニト
ロフェニル−シクロヘキシルスルファンを使用する、上
記1の方法。
【0043】4. 溶媒としてアルコール及び/または
芳香族炭化水素を使用する、上記1の方法。
芳香族炭化水素を使用する、上記1の方法。
【0044】5. 触媒としてラネーニッケルを使用す
る、上記1の方法。
る、上記1の方法。
【0045】6. 室温と150℃の間の温度で行う、
上記1の方法。
上記1の方法。
【0046】7. 常圧と300バールの間の圧力下で
行う、上記1の方法。
行う、上記1の方法。
【0047】8. 2−アミノ−6−クロロフェニル−
イソプロピルスルファン。
イソプロピルスルファン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルムート・フイーゲ ドイツ51373レーフエルクーゼン・バルタ ー−フレツクス−シユトラーセ23
Claims (2)
- 【請求項1】 さらなる硫黄化合物を添加することな
く、溶媒の存在下で、2−クロロ−6−ニトロフェニル
−アルキルスルファンを接触水素化することを含んでな
る、2−アミノ−6−クロロフェニル−アルキルスルフ
ァンの製造方法。 - 【請求項2】 2−アミノ−6−クロロフェニル−イソ
プロピルスルファン。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19543475A DE19543475A1 (de) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | Verfahren zur Herstellung von 2-Amino-6-chlorphenyl-alkylsulfanen und 2-Amino-6-chlorphenyl-isopropylsulfan |
| DE19543475.7 | 1995-11-22 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09143152A true JPH09143152A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=7778078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8318517A Pending JPH09143152A (ja) | 1995-11-22 | 1996-11-15 | 2−アミノ−6−クロロフエニル−アルキルスルフアンの製造方法及び2−アミノ−6−クロロフエニル−イソプロピルスルフアン |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5872300A (ja) |
| EP (1) | EP0775693B1 (ja) |
| JP (1) | JPH09143152A (ja) |
| DE (2) | DE19543475A1 (ja) |
| ES (1) | ES2157386T3 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19834102A1 (de) * | 1998-07-29 | 2000-02-03 | Bayer Ag | Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von Amino-halogenphenyl-alkyl-thioethern |
| CN103831118B (zh) * | 2014-01-26 | 2015-11-25 | 浙江工业大学 | 一种合成炭载硫化钯催化剂和硫代芳胺的方法 |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1493728A1 (de) * | 1965-07-20 | 1969-08-28 | Lauterbach Dr Rudolf | Verfahren zur Herstellung von Aminophenylthioaethern |
| FR1489916A (fr) * | 1965-07-20 | 1967-07-28 | Bayer Ag | Procédé de préparation d'aminophényl-thioéthers |
| JPS5516415B2 (ja) * | 1973-09-06 | 1980-05-01 | ||
| DE2549900C3 (de) * | 1975-11-06 | 1981-02-05 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zur Herstellung chlorierter aromatischer Amine |
| DE2743610C3 (de) * | 1977-09-28 | 1980-09-18 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zur Herstellung von chlorsubstituierten aromatischen Aminen |
| DE3528033A1 (de) * | 1985-08-05 | 1987-02-05 | Hoechst Ag | Verfahren zur herstellung von 2-aminophenyl-thioethern |
| JPH01156953A (ja) | 1987-09-01 | 1989-06-20 | Hokko Chem Ind Co Ltd | ベンゼンスルホンアニリド誘導体および農園芸用殺菌剤 |
| FR2649978B1 (fr) * | 1989-07-20 | 1991-10-25 | Rhone Poulenc Chimie | Procede d'hydrogenation de derives halogeno nitroaromatiques en presence d'iodures |
| FR2649979B1 (fr) | 1989-07-20 | 1992-01-17 | Rhone Poulenc Chimie | Procede d'hydrogenation de derives halogeno nitroaromatiques en presence d'un derive soufre |
| JP4332816B2 (ja) * | 1994-10-17 | 2009-09-16 | シンジェンタ パーティシペーションズ アクチエンゲゼルシャフト | 置換3−アミノベンゾニトリルの製造方法 |
-
1995
- 1995-11-22 DE DE19543475A patent/DE19543475A1/de not_active Withdrawn
-
1996
- 1996-11-11 DE DE59607076T patent/DE59607076D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-11-11 ES ES96118042T patent/ES2157386T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1996-11-11 EP EP96118042A patent/EP0775693B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-11-14 US US08/749,129 patent/US5872300A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-11-15 JP JP8318517A patent/JPH09143152A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE59607076D1 (de) | 2001-07-19 |
| EP0775693B1 (de) | 2001-06-13 |
| US5872300A (en) | 1999-02-16 |
| EP0775693A1 (de) | 1997-05-28 |
| DE19543475A1 (de) | 1997-05-28 |
| ES2157386T3 (es) | 2001-08-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4230867A (en) | Process for the production of 2-aryl-2H-benzotriazoles | |
| WO2022253111A1 (zh) | 一种利用还原方式制备(s)-尼古丁的方法 | |
| EP0348223B1 (en) | Novel process for the preparation of serinol | |
| JP2995354B2 (ja) | アルキルヒドロキシアニリノチオトリアジン誘導体の製造方法 | |
| HU221625B1 (hu) | Eljárás optikailag aktív 2-amino-1,2,3,4-tetrahidro-naftalin-származékok előállítására | |
| JP2009505978A (ja) | 4,5−ジアミノ−1−置換ピラゾール及びその酸付加塩の製造 | |
| JPH09143152A (ja) | 2−アミノ−6−クロロフエニル−アルキルスルフアンの製造方法及び2−アミノ−6−クロロフエニル−イソプロピルスルフアン | |
| KR20000077194A (ko) | 치환 3-하이드록시부티레이트 에스테르의 제조방법 | |
| JPS6256879B2 (ja) | ||
| EP0822173A1 (en) | A new process for the manufacture of 1,3-cyclohexanedione | |
| KR20000048786A (ko) | 프탈리드의 제조 방법 | |
| JPS6233229B2 (ja) | ||
| KR100529763B1 (ko) | 벤젠디메탄올 화합물의 제조방법 | |
| JP2000159706A (ja) | ヒドロキシエチルシクロヘキサン類及びヒドロキシエチルピペリジン類の製造方法 | |
| JPS6115048B2 (ja) | ||
| US6121492A (en) | Method for preparing 2-trifluoro-methoxy-aniline | |
| JPH0920741A (ja) | ヒドロキシカルボン酸アニリドを製造する方法 | |
| JPH0816101B2 (ja) | 3,5−ジクロロピリジンの製造法 | |
| CA1219863A (en) | Process for decomposing n-oxide derivatives useful for producing olefine derivatives in high yields | |
| JPH072809A (ja) | アミノチアゾール酢酸誘導体の新規製造法 | |
| WO2001019779A1 (en) | Preparation of halogenated primary amines | |
| US5475140A (en) | Process for producing N,N-disubstituted p-phenylenediamine derivative sulfate | |
| JP4809985B2 (ja) | 3−アリールプロピルアミンの製造法 | |
| JPH05117214A (ja) | ジフエニルアミン誘導体の製造法 | |
| CN119431209A (zh) | 一种维贝隆关键中间体的制备方法及其应用 |