JPH09143802A - 柄付ストッキングおよびその製法 - Google Patents

柄付ストッキングおよびその製法

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JPH09143802A
JPH09143802A JP30947895A JP30947895A JPH09143802A JP H09143802 A JPH09143802 A JP H09143802A JP 30947895 A JP30947895 A JP 30947895A JP 30947895 A JP30947895 A JP 30947895A JP H09143802 A JPH09143802 A JP H09143802A
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JP
Japan
Prior art keywords
tension
yarn
stocking
knitting machine
tension roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP30947895A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Hayashi
義雄 林
Masakazu Yoshida
正和 吉田
Rika Yoshida
理香 吉田
Shinji Yamazaki
真治 山崎
Riyuuichi Ichishita
龍一 市下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANEBO SILK EREGANSU KK
Kanebo Ltd
Original Assignee
KANEBO SILK EREGANSU KK
Kanebo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンピュータ制御による柄出しがなされ、かつ
編み目が均一で見栄えのよい優れた柄付ストッキングお
よびその製法を提供する。 【解決手段】編立機の複数の給糸口にそれぞれ糸14を
供給する際に、各糸14を、まず第1のテンションロー
ラ6の外周面を一周させ、中間ガイド12を経由して第
2のテンションローラ6′の外周面を一周させたのち上
記給糸口に供給し、上記第1および第2のテンションロ
ーラ6,6′の少なくとも一方に所定の回転速度で回転
駆動を与え、かつ上記回転速度を、編立機のサイズ制御
手段の設定カウントと同調させながら変更するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ制御
によって柄出しが行われる柄付ストッキングおよびその
製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、「足を細く見せる」とか「丈夫」
等のキャッチフレーズでサポートタイプのパンティスト
ッキングあるいはストッキング(以下両者を併せて「ス
トッキング」という)が広く出回っている。上記サポー
トタイプのストッキングは、ポリウレタン弾性糸を芯糸
としこれにナイロン糸をカバリングした圧縮力の強い原
糸を用いたり、その編み方を工夫したりして、従来のウ
ーリーナイロンを原糸とするストッキングよりも足に対
する締め付け力を強くしたものである。
【0003】このようなサポートタイプのストッキング
は、通常、高速編立機(通常600〜1500rpm)
で編み立てられている。この編立機の一例を図6に示
す。図において、2は編立機構部が内蔵された本体部、
3はパーン巻き(あるいはコーン巻き,チーズ巻き等)
された糸4を保持するスタンド(前後4本立設してい
る)である。また、5はテンション装置で、4本の糸4
を、それぞれ横一列に並ぶテンションローラ6の外周面
を一周させたのち給糸口(図示せず)に導入することに
より、糸4のテンションを常に均一に保つ働きをする。
なお、7は上記テンションローラ6を回転駆動するため
のモータ、8は上記モータの回転速度を設定する周波数
設定器である。
【0004】ところで、従来から、上記サポートタイプ
のストッキングにおいて、上記高速編立機を用い、単純
な繰り返し柄を付与して柄付ストッキングを得ることが
行われているが、最近、より複雑な、高級感あふれる透
かし模様を付与することが提案されている。例えば図4
に示すように、パンティストッキングにおいて、パンテ
ィ部20とレッグ部21の境界部に華やかな透かし模様
1を入れた商品や、図5に示すように、太股までのスト
ッキングにおいて、太股部の周囲に透かし模様1を入れ
た商品が開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな、複雑な透かし模様を高速編立機で編み立てるのは
困難なため、この場合、コンピュータ制御手段を装備し
た低速編立機(通常200〜300rpm)が用いられ
ている。ところが、上記低速編立機を用いてサポートス
トッキングを編み立てる場合、高速編立機のテンション
装置5(図6参照)をそのまま流用して糸4に均一にテ
ンションをかけようとしても、糸4の圧縮力が強いた
め、糸抜けが生じたり糸4のテンションが不揃いになっ
たりすることが判明した。このため、得られる製品は、
不揃いの編み目にもとづく横じまが発生して見栄えの悪
いものであった。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、コンピュータ制御による柄出しがなされ、かつ
編み目が均一で見栄えのよい優れた柄付ストッキングお
よびその製法の提供をその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、少なくとも生地の一部がコンピュータ制
御によって柄出しされたサポートタイプの柄付ストッキ
ングであって、足の形状に合わせて所定面積ごとに糸の
テンションを変えて編み立てられ、かつ同一テンション
で編み立てられた各部分が、その部分を構成するコース
幅の寸法誤差が10%以内に揃った均一な編み目で構成
されている柄付ストッキングを第1の要旨とし、コンピ
ュータ制御によって柄出しを行うストッキング編立機を
用いてサポートタイプの柄付ストッキングを編み立てる
方法であって、上記編立機の複数の給糸口にそれぞれ糸
を供給する際に、各糸を、まず第1のテンションローラ
の外周面を一周させ、中間ガイドを経由して第2のテン
ションローラの外周面を一周させたのち上記給糸口に供
給し、上記第1および第2のテンションローラの少なく
とも一方に所定の回転速度で回転駆動を与え、かつ上記
回転速度を、編立機のサイズ制御手段の設定カウントと
同調させながら変更するようにした柄付ストッキングの
製法を第2の要旨とする。
【0008】ここで、「コース幅の寸法誤差が10%以
内に揃った均一な編み目」とは、図3に示すように、得
られた生地を縦横に一定に引っ張って編み目を広げて顕
微鏡等によって拡大し、各コースの幅Aを測定して、互
いの誤差が10%以内に揃っている状態をいう。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を説
明する。
【0010】まず、本発明が対象とする柄付ストッキン
グは、図4や図5に示すようにその生地の一部に透かし
模様1が形成されているものや、全体にわたって透かし
模様1が形成されている柄付ストッキングである。そし
て、その柄出しは、コンピュータ制御によってなされた
ものでなければならず、しかも、サポートタイプのスト
ッキングでなければならない。
【0011】上記サポートタイプのストッキングを得る
ために用いる糸としては、従来からサポートタイプ用に
用いられている各種の糸を用いることができる。例えば
SCY(シングルカバードヤーン)やDCY(ダブルカ
バードヤーン)等があげられる。もちろん、これらのカ
バリング糸と他の糸とを引き揃えて編んだり、所定コー
スごとに交編するようにしても差し支えはない。
【0012】本発明の柄付ストッキングを編み立てるに
は、コンピュータ制御手段が装備された通常の低速編立
機において、例えば図1および図2に示すような、特殊
なテンション装置10を設けることが必要である。
【0013】上記テンション装置10は、従来の高速編
立機に用いられているテンション装置5(図6参照)を
変形したもので、従来横一列に並んでいたテンションロ
ーラ6が、上下2段に設けられ、上下一対の各テンショ
ンローラ6,6′の間に、中間ガイド12がそれぞれ設
けられている。そして、上段のテンションローラ6はモ
ータ7によって回転駆動されるようになっており、下段
のテンションローラ6′は従回転するようになってい
る。
【0014】なお、13は上記テンション装置10に糸
14を導入するためのシンバルテンションであり、図面
右側に設けられた圧縮コイルバネ13aの押し付け付勢
によって、糸14に対し所定のテンションを与えるよう
になっている。また、15は糸14を給糸口に案内する
案内ガイドである。
【0015】したがって、本発明の柄付ストッキングを
編み立てる場合には、編立機の複数(通常4口)の給糸
口に糸14を供給する際、各糸14を、まず上記テンシ
ョン装置10の上部に設けられたシンバルテンション1
3に通し、つぎに、上段のテンションローラ(第1のテ
ンションローラ)6の外周面を一周させ、さらに中間ガ
イド12を経由させたのち、下段のテンションローラ
(第2のテンションローラ)6′の外周面を一周させ
る。そして、下部の案内ガイド15を介して適宜の給糸
口に糸14に供給する。
【0016】この状態で、上記第1のテンションローラ
6に回転駆動をかけ、第2のテンションローラ6′を従
回転させながら編み立てを行うと、糸14がサポートタ
イプの圧縮力の強い糸であり、これを低速で編み立てる
にもかかわらず、上記上下2段のテンションローラ6,
6′によって糸14の滑りが規制されるため、糸14に
対するテンションが常時一定となり、均一な編み目のス
トッキングを得ることができる。
【0017】なお、通常の編立機では、度目調整装置に
り編み目の大きさを変えることによって生地の横伸びを
変え、足首部や膝下部,太股部といった各部分ごとに最
適なフィット感が得られるよう調整がなされるが、本発
明のように、糸14の滑りを上下2段のテンションロー
ラ6,6′で規制してしまうと、上記度目調整装置によ
る調整が不可能となる。そこで、本発明では、上記特殊
なテンション装置10を設けるだけでなく、モータ7の
回転数を設定する周波数設定器8(図6参照)に周波数
制御手段(図6において鎖線11で示す)を接続し、周
波数設定器8の周波数を変更することによってテンショ
ンローラ6,6′の回転速度を変える。これにより糸1
4の送り速度を変え、糸14のテンションを変えて、得
られる編み生地の横伸びに変化を与えるようにしてい
る。そして、この回転速度の変化は、編立機の本体部2
に内蔵されるサイズ制御手段に同調して作動するラッキ
ングポール(図示せず)の動きを上記周波数設定器8の
センサで感知し、そのタイミングを計るようにしてい
る。
【0018】このようにして得られたストッキングは、
上記周波数制御手段によって、編立部位ごとにテンショ
ンローラ6,6′の回転速度が変更され糸14のテンシ
ョンが変わっているため、足のどの部位にもフィットし
て優れたサポート力を示す。しかも、前記特殊なテンシ
ョン装置10によって糸14の滑りが規制されているた
め、同一テンションで編み立てられた各部位において、
編み目が均一に揃っており、従来のコンピュータ柄出し
ストッキングに比べ、大幅に優れた品質のものとなる。
【0019】なお、上記編み目の均一性の評価はつぎの
ようにして行うことができる。すなわち、図3に示すよ
うに、得られた生地を縦横に一定に引っ張って編み目を
広げて顕微鏡等によって拡大し、各コースの幅Aを測定
して、互いの誤差を算出する。そして、上記誤差が10
%以内に揃っている場合、本発明の「編み目が揃った状
態」といえる。
【0020】また、本発明に用いるテンション装置10
は、図1および図2に示すものに限らず、糸14が第
1,第2のテンションローラ6,6′の外周を順次経由
するよう設定されているものであればどのようなもので
あっても差し支えはない。例えば、2個一対のテンショ
ンローラ6,6′を左右に並べても斜めに配置してもよ
い。あるいは2個ローラや4個ローラを複数用い、2個
一対のテンションローラ6,6′として配置するように
してもよい。そして、上記第1のテンションローラ6に
糸14を導入するための手段は、上記のようなシンバル
テンション13以外のものであってもよい。さらに、上
記第2のテンションローラ6′からの糸14を送り出す
手段も、上記のような案内ガイド15に限らず、どのよ
うなものを用いてもよい。場合によっては、シンバルテ
ンション13や案内ガイド15を用いなくてもよい。
【0021】さらに、上記の例では、周波数制御手段に
よって周波数設定器の周波数を変更する場合、そのタイ
ミングを計るのに、編立機と同調して作動しているラッ
キングポールの動きに感知するようにしているが、感知
する個所は必ずしもラッキングポールである必要はな
く、編立機のサイズ制御装置のカウントと同調して作動
する個所であればどこでもよい。また、サイズ制御装置
から直接電気信号としてそのタイミングを感知するよう
にしてもよい。
【0022】つぎに、実施例について説明する。
【0023】
【実施例】低速の、コンピュータ柄出編立機(T−4
E,永田精機社製)に、図1および図2に示すテンショ
ン装置10と、周波数制御手段11(図6参照)とを設
け、下記の条件で実際に図4に示すパンティストッキン
グの編み立てを行い、M〜L寸のものと、L〜LL寸の
ものの2種類のパンティストッキングを得た。 編立速度 :180rpm(MAX200rpm) 糸 :20/10SCY(ポリウレタン:20デ
ニール,ナイロン:10デニール) 周波数制御:M〜L寸のものは下記の表1に示す通り。
L〜LL寸のものは下記の表2に示す通り。ただし、ロ
ーラの周波数は5Hzを超える数値変化により生地に段
差が生じる。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】このようにして得られた柄付のパンティス
トッキングは、横じまが入ることなく編み目が均一に揃
っており、足のどの部位に対しても適度にフィットし
た。ちなみに、このパンティストッキングのフート部,
レッグ部,パンティ部の各部位から任意の部分をピック
アップし、前述した手法によってコース幅A(図3参
照)を測定し、互いの誤差を算出したところ、いずれの
部位においても、コース幅Aの誤差は3〜5%に収まっ
ており、編み目が均一に揃っていることが確認された。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明の柄付ストッキン
グは、足の形状に合わせて所定面積ごとに糸のテンショ
ンが変えて編み立てられているため、足のどの部位にも
フィットして優れたサポート力を示す。しかも、第1お
よび第2のテンションローラを経由させることにより、
糸滑りを規制してテンションを均一にかけながら糸を供
給しているため、各部位において、編み目が均一に揃っ
ている。したがって、生地に横じまが入らず、従来のコ
ンピュータ柄出しストッキングに比べて非常に見栄えが
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いるテンション装置の一実施例を示
す正面図である。
【図2】図1のA−A′矢視図である。
【図3】本発明の柄付ストッキングの編み目を示す部分
的な拡大平面図である。
【図4】柄付パンティストッキングの一例を示す平面図
である。
【図5】柄付ストッキングの一例を示す平面図である。
【図6】一般的な高圧編立機の一例を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
6,6′ テンションローラ 7 モータ 10 テンション装置 12 中間ガイド 14 糸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 真治 鳥取県東伯郡東伯町槻下476番地 (72)発明者 市下 龍一 鳥取県東伯郡大栄町下種485

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも生地の一部がコンピュータ制
    御によって柄出しされたサポートタイプの柄付ストッキ
    ングであって、足の形状に合わせて所定面積ごとに糸の
    テンションを変えて編み立てられ、かつ同一テンション
    で編み立てられた各部分が、その部分を構成するコース
    幅の寸法誤差が10%以内に揃った均一な編み目で構成
    されていることを特徴とする柄付ストッキング。
  2. 【請求項2】 コンピュータ制御によって柄出しを行う
    ストッキング編立機を用いてサポートタイプの柄付スト
    ッキングを編み立てる方法であって、上記編立機の複数
    の給糸口にそれぞれ糸を供給する際に、各糸を、まず第
    1のテンションローラの外周面を一周させ、中間ガイド
    を経由して第2のテンションローラの外周面を一周させ
    たのち上記給糸口に供給し、上記第1および第2のテン
    ションローラの少なくとも一方に所定の回転速度で回転
    駆動を与え、かつ上記回転速度を、編立機のサイズ制御
    手段の設定カウントと同調させながら変更するようにし
    たことを特徴とする柄付ストッキングの製法。
JP30947895A 1995-11-28 1995-11-28 柄付ストッキングおよびその製法 Pending JPH09143802A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008540860A (ja) * 2005-05-09 2008-11-20 アンドー, ヤン 編み製品

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008540860A (ja) * 2005-05-09 2008-11-20 アンドー, ヤン 編み製品
US7997102B2 (en) 2005-05-09 2011-08-16 Golden Lady Company S.P.A. Knitted product

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