JPH0914458A - 順応圧力平衡密封装置 - Google Patents

順応圧力平衡密封装置

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JPH0914458A
JPH0914458A JP8111388A JP11138896A JPH0914458A JP H0914458 A JPH0914458 A JP H0914458A JP 8111388 A JP8111388 A JP 8111388A JP 11138896 A JP11138896 A JP 11138896A JP H0914458 A JPH0914458 A JP H0914458A
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JP
Japan
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wall
sealing device
finger
sheet member
pressure region
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Application number
JP8111388A
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English (en)
Inventor
James F Gardner
ジェームズ・エフ・ガードナー
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EG&G Sealol Inc
Original Assignee
EG&G Sealol Inc
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/46Sealings with packing ring expanded or pressed into place by fluid pressure, e.g. inflatable packings
    • F16J15/48Sealings with packing ring expanded or pressed into place by fluid pressure, e.g. inflatable packings influenced by the pressure within the member to be sealed

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高圧領域を低圧領域から密封する順応密封装
置を得ること。 【解決手段】 順応密封装置は、高圧領域に隣接して定
置された第1壁と低圧領域に隣接して定置された第2壁
とを有するハウジングを備えている。空所が第1の内面
と第2壁の内面との間に成形される。自由端を有する指
が低圧領域に向かって第1壁付近から延びている。部材
が指の上面から空所内にまで延びていて第2壁内面との
密封係合を形成する。この密封係合は第1壁内面への指
の自由端よりも近くに配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気体または液体密
封に関し、さらに詳しく言えば、高圧領域を低圧領域か
ら密封する順応密封に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多くの異なる形式の機械の使用間隙は気
体またはその他の加圧流体を収容するように密封する。
しかし、機械の運転中の可変条件は、これらの間隙密封
を設計する際に多くの困難を与える。例えば、機械のシ
ャフトが回転するとき、それは高回転速度時にわずかな
遠心生長を受ける。さらに、回転中にこれらのシャフト
は、極端な速度変動、温度昇降、非同軸配置、シャフト
疲労、またはその他の因子によって生じる半径方向の逸
脱を受ける。このようにして、回転機械シャフトとケー
シングとの間の間隙密封(シール)は、これらの動的条
件を採用しなければならない。
【0003】代表的な間隙シールは、回転シャフトに密
接して一連の歯または刃を用いることによって、圧力を
降下させる単純なラビリンス・シールを含んでいる。こ
のような装置は、周知でありかつ信頼性があるが、しか
し、高率の気体漏れを許す。代表的には、ラビリンス・
シールの刃先とシャフトとの間の間隙はシャフトの直径
25.4mm(1″)当り0.0254〜0.0508mm
(0.001〜0.002″)程度である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】多くの作業がラビリン
ス・シールの漏れを減少するためになされてきた。代表
的には、過去の試みは、損失を減じるために改良された
刃の幾何学形状(例えば、後方角度付け刃設計)、段シ
ール、互相結合刃設計に向けられてきた。摩耗自在のラ
ビリンス・シール設計が開発され、特にジェット・エン
ジンに採用されている。このような摩耗自在のシールが
線対線間隙に最初に装着され、そして機械が回転される
に従ってそれら自体の間隙内で摩耗する。しかし、ロー
タが軸方向変動と組み合された半径方向振動の運転歴を
通じて回転した後に、新月形状の間隙が摩耗自在のシー
ル内にしばしば切り込まれ、また、漏れが劇的に増加す
る。したがって、多くの改良された設計にかかわらず、
ラビリンス・シールの漏れ損失が回転機械内の相当なエ
ネルギ損失を明らかに現し続ける。
【0005】高圧ラビリンス・シールについての別の顕
著な問題は、ロータダイナミック効果の発生である。高
圧気体はまったく濃密であるので、ラビリンス・シール
は高圧気体によるベアリングとして作用し始めるが、し
かし、実際の機械ベアリングとの同軸の欠除によりロー
タを不安定にする傾向がある。きわだった努力がロータ
ダイナミック励起効果を減少するように最近なされてき
た。これらの努力の成果は、ラビリンス逆渦巻き誘導機
の前面の渦巻きブレーキ、およびラビリンスの第1滞留
領域への接線方向への注入不動気体を含んでいる。その
他の機構は、最適幾何学形状およびラビリンス・シール
内の粗表面をつくることにもとづいて集中されて、形成
気体周速を遅れさせる。また、ハニカム設計ラビリンス
・シールは、ロータダイナミック励起効果を低減するよ
うに開発されてきた。しかし、ロータダイナミック効果
のそれ以上の低減が必要とされる。
【0006】ラビリンス・シールへの変更として、本出
願人は、指と回転シャフトとの間の薄い気体または液体
フィルムの上に乗る可撓要素を有するシールを提案し
た。このような順応シールは、米国特許第5,100,
158号および同第5,370,402号に開示されて
いる。その内容がここで言及されている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にもとづく順応密
封装置は、高圧領域を低圧領域から密封するものであっ
て、高圧領域に隣接して定置された第1壁と低圧領域に
隣接して定置された第2壁とを有するハウジングを備え
ている。第1および第2壁は互いに隣接して定置されて
壁の内面を対向させ、それらの間に空所の少なくとも一
部を画定する。少なくとも1つの指が第1壁付近から低
圧領域に向かって延び、指が自由端を有している。部材
が指の上面から空所内へ延びていて、第2壁内面との密
封係合を形成する。密封係合は、第1壁内面へ自由端よ
りも近く配置される。
【0008】本発明の一面においては、指は第1壁に連
結された可撓ブリッジ部分と、この部分に隣接した先部
分とを有している。先部分は指の自由端を有している。
【0009】本発明の他の一面においては、順応密封装
置は、ハウジングと、第1可撓シート部材と、第2可撓
シート部材とからなる。
【0010】本発明のさらに他の一面においては、高圧
領域と低圧領域とを有する装置が、回転自在シャフト
と、順応密封装置とからなっている。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施例について、図
1,2,3を参照して説明する。図1,2に示すよう
に、順応密封装置10は、回転自在シャフト20にそう
流線内の流体の流れを阻止するように設けられる。流体
は、例えば機械ケーシング(図示せず)内で密封され、
そして、P(システム)のシステム圧力を有している。
密封された気体が漏れる傾向がある密封された機械ケー
シングの外側の領域は放出圧力P(放出)を有してい
る。システム圧力P(システム)は、放出圧力P(放
出)よりも大きい。
【0012】順応シール装置10は、環状ベース壁40
と、ベース壁40からシステム圧力P(システム)近辺
まで半径方向内方に延びる第1壁50と、ベース壁40
から放出圧力P(放出)近辺まで半径方向内方に延びる
第2壁60とを有する環状ハウジング30を備えてい
る。ハウジング30は、第1壁内面80、第2壁内面9
0、およびベース壁40内に成形された環状空所70を
さらに有している。ハウジング30は、当業者にとって
は公知の機械ケーシング(図示せず)に着脱自在に取り
付けられる。
【0013】好ましくは、ハウジング30は高温で高耐
力強度を有する可溶接材料からつくられる。例えば、ハ
ウジング30はインコ・アロイ・インターナショナルに
よって製造されているインコネル718(商標)のよう
なニッケル系合金からつくられてもよい。ハウジング3
0の組成は、順応密封装置10が用いられるべき格別の
用途にもとづいて変えられうることを理解されたい。
【0014】順応密封装置10は、第2壁内面90との
密封係合を形成するように空所70まで延びる複数の部
材100をさらに備えている。図1,2,3に示すよう
に、各部材100は、複数の第1可撓シート部材110
と、第1可撓シート部材110と空所70との間に配置
された複数の第2可撓シート部材120とを有してい
る。各第1および第2シート部材110,120は第1
壁50と、ハウジング30の第2壁60との間に延びて
いる。これらのシート部材110,120は、材料のリ
ングを溶接することによって第1壁50に固定または連
結されたリングに結合されたベース端を有している。さ
らに、シート部材110,120の可動自由端部分は、
調節自在圧力P(空所)によって空所70を実質的に包
囲するように、第2壁内面90との密封係合を形成す
る。図2に示すように、第2内面90は密封係合の形成
を容易にするためにそこから突出している環状形状ダム
125を有していてもよい。
【0015】図1に示すように、各第1シート部材11
0は隣接第2シート部材120の両端縁140との整合
が外れた反対縁130を有している。可撓シート部材1
10,120は同一の円周幅を好ましくは有しているの
で、第1シート部材110は第2シート部材の両端縁1
40間に定置されたギャップに重なる。これは、シャフ
ト20のまわりの空所70を密封することを助け、ま
た、これらのギャップにそう軸方向漏れを防止する。第
1および第2シート部材110,120は第1壁50に
連結されたベース端を有しているけれども、これらシー
ト部材110,120の各々はそれらの長さの残部にそ
って独立している。
【0016】図1,2に示すように、ハウジング30は
空所70をシステム圧力P(システム)と流体連通状態
にするために第1壁50内に少なくとも1つの通路15
0を有している。好ましくは、空所内圧力P(空所)は
システム圧力P(システム)に等しいかほぼ等しい。し
かし、空所圧力P(空所)は、システム圧力P(システ
ム)の約98−95%でもよい。
【0017】密封装置10は、第1壁50付辺から放出
圧力P(放出)の低圧領域に向かって延びる複数の指1
60をさらに有している。図1,2,3に示すように、
各指160は溶接その他の公知の取付け手段によって第
1壁50または第1シート部材110のいずれかに固定
または連結されたリング材を有する可撓ブリッジ部分1
70を有している。さらに、各指160は、自由端を有
する先部分180をもっている。先部分180のこの自
由端は、部材100と第2壁内面90との密封係合が第
1壁内面80への先端部分の自由端よりも近くに配置さ
れるように定置される。換言すれば、先部分180の自
由端は第1壁内面80から密封係合よりもさらに遠くに
定置される。
【0018】図1に示すように、指160はシャフト1
10のまわりに環状に定置されかつ互いに円周方向に離
隔されている。以下に詳細に述べるように、先部分18
0はシャフト20の表面上の間隙hをあけて気体(また
は液体)の薄膜上に実際に「乗る」。さらに、これらの
先部分180は非回転状態中はシャフト20の表面上に
も「乗る」。したがって、密封装置10は順応性があ
り、換言すれば、シャフト径の変更、ラジアル・シャフ
トの変動、非同軸シャフト回転、またはその他のシャフ
ト20の偏心に追従できる。
【0019】指160のブリッジ部分170は、先部分
160よりも好ましくは可撓性がある。以下に述べるよ
うに、この可撓性の差は、先部分180が隣接シャフト
20とほぼ平行にとどまっている間にブリッジ部分17
0に曲げを生じさせることができる。公知の構造上の変
更、熱、化学、材料処理によってブリッジ部分170は
弱くつくられているか、または、先部分160が剛くつ
くられていてもよい。以下に詳細に述べるように、最適
実施例においては、可撓ブリッジ部分170は、図10
〜13に示すように、スロット及び/又は減少厚みを有
していてもよい。
【0020】図1,3に示すように、部材100の第1
可撓シート部材110の各々は、指160の上面にそっ
て置かれる。各第1可撓シート部材110は第1壁50
に隣接して指160に取り付けられてもよいが、しか
し、各第1可撓シート部材110の他の部分は指160
の上面に好ましくは接続されていない。図2に示すよう
に、指160に接続されていてもいなくても、少なくと
も各部材の一部分は対応する単数または複数の指の上面
から延びている。
【0021】各指160および可撓シート部材110,
120は、図3に示すように、三重または三層構造を形
成する。好ましくは、第1可撓シート部材110の上面
および底面は、壁50への任意の連結取着を除いて第2
可撓シート部材120および指160への接続または取
付けに欠けている。したがって、指160およびシート
部材110,120はそれらの間のいかなる接続なしに
独立してたわむかまたは曲がってもよい。
【0022】図3に示すように、各部材100内の円弧
状ベンド185は、指160の上面から空所70内に各
部材100の自由端を延ばしている。円弧状ベンド18
5は90°以下の曲率半径を有している。これは、部材
100がシャフト20に向かってまたはそこから離れて
たわんだときに、部材100と第2内壁面90との間に
密封係合を形成しやすくする。
【0023】上述したように、各指160は、もちろん
指160が第1壁50に連結される場合を除いて、第1
および第2シート部材110,120から独立してい
る。しかし、指160の上面は、振動を減衰し、予防す
るためにシート部材110の底面に接触する。
【0024】上述したように、第1シート部材110は
第2シート部材120の両端縁140との整合の外れた
両端縁130を有していてもよい。さらに、図1に示す
ように、各第1シート部材110の両端縁130は、各
指160の両端縁190との整合から外れていることが
好ましい。指160は第1シート部材110とほぼ同一
の円周幅になっていることが好ましいので、指160は
隣接した第1シート部材110の間に定置されたギャッ
プに重なる。これはこれらのギャップにそう軸方向圧力
漏れを阻止し、さらに空所70と密封することを助け
る。
【0025】図2,3に示すように、第1、第2シート
部材110,120および各指160のブリッジ部分1
70は、空所70から離れる方向に第1ベンド195
と、空所70に向かう方向に第2ベンド200とを有し
ていることが好ましい。これらのベンドは指160のブ
リッジ部分170を空所70に近づけるように向け、一
方、先部分180はシャフト20に近づけて離されてい
る。
【0026】好ましくは、可撓シート部材110,12
0および指160は高温において高耐力強度を有する材
料からできている。例えば、これらの要素は、インコネ
ル718(商標)、インコネル956(商標)またはレ
ネ41のような高温宇宙合金からなっている。別の好ま
しい材料は、ハイネス214であり、これは可能な摩擦
論理上(tribological)の利点を与えるよ
うに高温で強力な酸化層を形成する。再び、シート部材
110,120および指160は順応密封装置10が用
いられるべき格別の用途にもとづいて変えられうる。指
160は多くの運転状態中にシャフト20に接触しない
けれども、これらの成分のいずれか1つの表面は稀な接
触中に摩擦を減じるように被覆されてもよい。例えば、
シャフト20は摩擦理論上の接触を含んでいてもよい。
指160は互いに円周方向に近づけて離されているの
で、指160上の摩擦低減被覆は好ましくは非常に薄
い。指160は物理的蒸着または化学的蒸着のような処
理で付着される窒化チタニウムのような薄い摩擦低減被
覆を含めてもよいことは随意である。
【0027】密封装置10の各成分の寸法は、本発明か
ら逸脱せずに変えられうる。第1、第2可撓シート部材
110,120の各々は、例えば0.0635〜0.0
762mm(0.0025〜0.003″)の厚みであ
り、他方、指160の厚みは0.0762〜0.304
8mm(0.003〜0.012″)であってもよい。代
表的には、隣接指160の縁190の間、隣接第1シー
ト部材110の縁間、および隣接第2シート部材120
の縁間の円周方向間隔は0.1524〜0.254mm
(0.006〜0.010″)である。
【0028】好ましくは、先部分180は、部材100
と第2壁内面90との密封係合を超えて先部分180の
全長の30〜40%の軸方向距離で延びている。例え
ば、各指160は8.23〜31.79mm(0.324
〜1.25″)の円周幅でかつ15.875〜25.4
mm(0.625〜1.00″)の軸方向長さを有してい
る。しかし、指160が15.875mm(0.62
5″)またはそれ以上の幅を有するとき、ブリッジ部分
170は後に述べるようにスロットを有している。代表
的には、ブリッジ部分170はシャフト20から0.6
35〜0.762mm(0.025〜0.30″)に定置
され、また、先部分180とシャフト22との間の間隙
hは、0.0508〜0.02032mm(0.0002
〜0.0008″)である。先部分180が、以下に述
べかつ図21に示すように、シャフト20が引き上げら
れた先導縁を有し、また、この間隙hは先部分180と
シャフト22との平均間隙となる。もちろん、これらの
寸法は本発明の範囲を限定する意図なしにのみ、説明の
目的で示されていることと理解されたい。
【0029】図4は、シャフト20が回転していないと
きの密封装置10の部材100と指160との静水圧分
布図である。P(設計)は、公称力平衡が設計された設
計間隙hについての圧力分布を示す。シャフト20が設
計間隙hを減少するように動く場合に、指160の下の
圧力分布はP(減少)によって示されるように変化し、
また、指160の下の全体の力は増加する。逆に、シャ
フト20が設計間隙hを増加するように動く場合には、
圧力分布はP(増加)によって示すように変化し、ま
た、指160の下の全体の力は減少する。この設計のた
めに用いられた静水圧平衡の原理は静水圧平衡気体面密
封についてのものと同じである。
【0030】図5は、シャフト20が回転していてかつ
設計間隙hが変化するときの動水圧圧力分布図を示し、
図4と類似のものである。動水圧力平衡はきわめて早く
作動する応答時間を有している。したがって、動水圧的
には(圧力のみでは)、指160はシャフト表面の突出
のような条件のときのシャフト表面の高速運動に追従す
る。
【0031】シャフト回転によって生じた動水圧力は各
指とシャフト20との間の膜剛さを増加する。さらに、
これらの動水圧力は、突出および急速半径方向移動によ
るシャフト20の運動に動的に追従するように指160
の能力を強化する。
【0032】指160の代表的な1つは、図6の流れ線
図に示されている。実線は気体(または液体)の流れの
場の向きを表し、また、破線はシャフト20と指160
の下側との間の定圧力線を表す。
【0033】図7は、回転中のシャフト20が先部分1
80に関する所望の平行設定位置にあるときの部分的圧
力分布、力、モーメントの線図である。垂直、水平方向
において作用する力は、指160および部材100に逆
の「溶接(weld)」反力RおよびAをそれぞれ生じ
る。これらの力は、指160のブリッジ部分170内お
よび部材100内でブリッジ部分170上方に伝達され
るモーメントM1およびM2を発生する。モーメントは
可撓ブリッジ部分170に曲げを発生して、シャフト2
0の表面にほぼ平行に先部分を向ける助けをする。
【0034】図7に示すように、先部分180の上方で
は圧力の中心CP(閉鎖)を有する空所70内の閉鎖圧
力が先部分180をシャフト20に向けて閉じるように
作用する。さらに、シャフト20が設計間隙hをもって
先部分180に平行に離隔されたとき、開放圧力が圧力
中心CP=によって先部分の下に作用する。これらの圧
力中心CP(閉鎖)とCP=は異なる軸方向位置に配置
されるので、モーメントM3が発生される。上述したモ
ーメントM1,M2については、モーメントM3可撓ブ
リッジ部分170に曲げを生じ始めて、シャフト20の
表面にほぼ平行に先部分180を置く。このようにし
て、各指160とシャフト20との間の密封が改善され
る。
【0035】シャフト20の表面が図7に示すその所望
の向きから動くとき、モーメントM3は先部分180を
所望のほぼ平行な設定向きに復帰させるように変化す
る。図8に示すように、回転中のシャフト20の表面は
先部分180の自由端に接近してもよい。シャフト表面
のこの移動は、遠心または熱直径増加または非同軸回転
のような任意の数の異なる条件によって生じさせられて
もよい。この「収束くさび形状」が時間の極めて短い期
間でさえも存在するならば、先部分180とシャフト2
0との間の密封が効果を喪失する。しかし、先部分18
0の下で作用する圧力分布が「収束くさび向き」で変化
する場合には、圧力中心CP>が先部分180の自由端
への圧力中心CP=よりも軸方向近くに離隔される。し
たがって、モーメントM3はシャフト20の外表面にほ
ぼ平行な「復帰された」設定向きへ先部分180を復帰
させるように増加する。したがって、先部分180とシ
ャフト20との間の正しい密封が維持される。
【0036】同様に、回転中のシャフト20が図9に示
すようにブリッジ部分170に隣接して先部分180に
接近する場合に、この「収束くさび向き」がブリッジ部
分170に近い圧力中心CP<を軸方向に配置する。し
たがって、モーメントM3は、シャフト20の表面にほ
ぼ平行な「復帰された」設定された向きに先部分180
を復帰させるように図7に示す向きからそれを変える。
これは、先部分180とシャフト20との間の正しい密
封を再び自動的に再確立する。
【0037】図10〜13に示すように、指160のブ
リッジ部分170が可撓性を増加するように形成され
る。スロット210は、指160のブリッジ部分170
に設けられ、また、ブリッジ部分170上方の位置で第
1および第2シート部材110および120に設けられ
る。スロット210は第1壁50付近から先部分180
の付近まで延びていて、ブリッジ部分170およびシー
ト部材110,120を弱める。最適実施例において
は、先部分180は15.875〜31.75mm(0.
625〜1.25″)の円周方向幅を有しているとき
に、ブリッジ部分170は2から4のスロット210を
有している。さらに、各スロットは代表的には1.52
4〜2.54mm(0.060〜0.010″)の幅であ
る。
【0038】図12,14に示すように、指160およ
びシート部材110,120は、第1壁内面80および
第2壁内面90に平行な面内に好ましく湾曲されてい
る。図13は、スロット210が隣接指160、隣接第
1シート部材110、隣接第2シート部材120の円周
方向空間220間に定置されてもよい。第1シート部材
110内のスロット210は、指160と第2シート部
材120のスロット210と円周空間220との整合が
外れていることが好ましい。したがって、スロット21
0および円周空間220を通る圧力漏れが防止される。
【0039】図2に示すように、ブリッジ部分170は
先部分180の厚みとほぼ同じ厚みを有することができ
る。しかし、図11に示すように、ブリッジ部分170
の可撓性を増加させるために、ブリッジ部分170は先
部分180よりも薄くてもよい。最適実施例において
は、ブリッジ部分170は0.0762〜0.127mm
(0.003〜0.005″)の厚みT(ブリッジ)を
有し、一方、先部分180は0.1524〜0.304
8mm(0.006〜0.012″)の厚みT(先)を有
している。ブリッジ部分170はスロット210を有
し、図10〜11に示す減少した厚みを有していてもよ
い。代案として、スロット210および減少したブリッ
ジ部分厚みの一方または両者が省略されてもよい。
【0040】図14に示すように、シャフト20の最適
回転方向についての引上げを増大させるために、指16
0およびシート部材110,120はそれらのそれぞれ
の縁230,240,250が順応密封装置10(また
はシャフト20)の軸に関して角度を付けられるように
配置されうる。これは、指160およびシート部材11
0,120の自由端面をシャフト20の回転方向から離
して定置させる。シャフト20が回転したとき、その角
度付けはこれらの自由端からばかりでなく、指160が
シャフト20の直径に部分的に巻き付けられかつ「箔ベ
アリング(foil bearings)」のように作
用するという事実からも気体(または液体)の取込みを
生じる。増加した圧力は追加の引上げおよびシャフト2
0からの指160の間隙を生じる。
【0041】図15〜17に示すように、シャフト20
の最適回転方向についての引上げをさらに増大させるた
めに、各指160はシャフト20付近の先部分180の
下方側に成形された/またはそれ以上の凹部260,2
70を含むことができる。凹部260,270は、開い
たRayleighパッド、閉じたRayleighパ
ッド、包まれたRayleighパッド、ダムまで続く
螺旋溝、放射溝、または角度付き溝のうちの任意の1つ
からなることができる。凹部260,270についての
別の設計は、当該技術において公知のように利用されう
る。さらに、凹部260,270は化学的に成形され、
イオン腐食され、または当該技術に公知の他の手段によ
ってつくられることができる。
【0042】図15〜17に示すように、各指160は
シャフト20の回転方向に対面する指160の先導縁に
そって定置された第1凹部260を有していてもよい。
さらに、各指160はその後続縁にそって配置された第
2凹部270を有していてもよい。各凹部260,27
0は先部分180にそって軸方向に延び、また、少なく
とも6.35mm(0.250″)の代表的な軸方向長さ
を有している。凹部260,270は先部分180の自
由端に到達する前に終了して、システム圧力P(システ
ム)を先部分180の自由端の下側に入れるようにし、
これにより追加引上げ力を増加させる平衡力をつくる。
【0043】図15〜17の最適実施例に明らかに示さ
れているように、指160の先導縁における第1凹部2
60は、第2凹部270の円周幅よりも大きい幅を有し
ている。幅広い第1凹部260が指160の先導縁に定
置されたとき、指160は先導縁がシャフト表面からの
後続縁よりも高く引き上がるように傾いてもよい。しか
し、第1、第2凹部260,270は等しい円周幅を有
していてもよい。指160が第1および第2凹部26
0,270を有している場合に、動水圧引上げが改善さ
れる。
【0044】図18,19に示すように、代案として、
各指160は両端指縁190間で先部分180の下面に
定置された単独の凹部280を有している。凹部280
は上述した凹部260,270に類似して構成される。
この設計は指160の静圧力引上げを改善する。
【0045】図15〜19に示す形状は、面密封につい
てRayleighパッド設計に類似した段支持原理と
共同させることによって引上げを増加させる。凹部26
0,270,280は動作膜厚hおよびシャフト20に
そう漏れをわずかに増加させるけれども、気体膜剛さが
増加されて密封装置10の改良された動追従作用を与え
る。
【0046】順応密封装置10の各指160は、シャフ
ト20の回転に応答してシャフト20から上がるように
成形されてもよい。図20,21に示すように、これは
シャフト20の曲率と同じ方向に指160の先部分18
0を湾曲させることによって達成される。この場合、先
部分180の曲率半径はシャフト20の曲率半径よりも
大きいことが好ましい。さらに、この曲率の誤整合は、
熱膨張によって両端指縁を巻き付けるようにシャフト2
0上方に定置された気体の剪断膜によって先端部分18
0の底面を加熱することによってた達成されてもよく、
したがって気体膜剛さを改善する。さらに、曲率の誤整
合は、この熱変形と指160の上述した予成形曲率とを
組み合せることによって生じる。
【0047】シャフト20の回転中に、曲率の誤整合が
気体(または液体)の粘性効果による動圧力引上げ作用
を生じる。回転条件中、引上げ手段は指の先導縁におい
て気体(または液体)を捕らえる。これは、指160を
曲げそして引上げを起すように指160の下の圧力を増
加する。指160が指160とシャフト20との間にあ
る気体(または液体)薄膜上に乗り、これによりシャフ
ト20と密封穴(図示せず)との間の同軸性の変動およ
びシャフト20の回転突出ばかりでなく、シャフト20
の表面の公差およびシャフト20の温度差および遠心成
長に指160を順応させる。
【0048】指160が上がったとき、それらは図21
に示すようにわずかにねじれるので、それらの先導縁は
それらの後続縁の間隙H(後続)よりも大きい間隙H
(先導)で動作する。代表的には、先導縁の間隙H(先
導)対後続縁間隙H(後続)の比は2対1と3対1との
間にある。例えば、後続縁の間隙H(後続)が0.00
381mm(0.000150″)である場合に、先導縁
の間隙H(先導)は0.00762〜0.01143mm
(0.00030〜0.000450″)である。
【0049】図20は、固定シャフト条件の下での指1
60の個々の1つの先部分180を通る代表的な圧力状
況を示す。
【0050】図21は、シャフト20が回転していると
きの図20に示す指160の先部分180の同一区分に
わたる代表的な圧力分布を示す。指160の縁におい
て、圧力は指160の間の空間の局部圧力に等しい。し
かし、指160とシャフト20との間では、粘性動圧力
効果のために圧力がつくられる。回転条件の下での代表
的な圧力分布は、指160の半径方向内側の圧力は、指
160の半径方向内側の圧力が指160の半径方向外側
の圧力よりも大きくなり、したがって指160がシャフ
ト20から持ち上がることを示す。
【0051】誤整合曲率が動圧力引上げを与えるので、
図15〜19に示す凹部260,270,280は動圧
力引上げ必ずしも要求しない。したがって、誤整合曲率
を有する指160は、凹部260,270,280のう
ち1つを有していなくてもよい。逆に、凹部260,2
70,280を有する指160はシャフト160と同じ
曲率半径を有することができる。それにもかかわらず、
指160は凹部260,270,280およびシャフト
20との曲率の誤整合を有していてもよい。
【0052】
【発明の効果】上述した実施例の任意のものにもとづく
密封(シール)は、従来のラビリンス・シールおよび順
応シールと比較した改良された密封を示す。さらに、本
発明は改良された静圧力および動圧力平衡を与え、これ
により最少の放射状の力をシャフトに伝達することによ
って動的ロータ励起効果を最少にする。さらに、公称力
平衡が一旦達成されてしまうと、本発明は非常に高い周
波数の平衡応答を許す。
【0053】追加の利点および変更は当業者にとっては
容易に発生する。例えば、上述した実施例は環状シール
に関して説明されてきたが、本発明の技術は直線状シー
ルにも適用されうる。さらに、本発明の技術は、共同回
転、反回転、静密封用途にも向けて適用されうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にもとづく順応密封装置お
よび回転自在シャフトの斜視図である。
【図2】図1の2−2線からみた横断面図である。
【図3】図1,2の順応密封装置の指および部材の拡大
横断面図である。
【図4】シャフトが回転していないときの図1,2の順
応密封装置の指および部材の圧力分布の説明図である。
【図5】シャフトが回転しているときの図1,2の順応
密封装置の指および部材の圧力分布の説明図である。
【図6】図1,2の指の流れ線図である
【図7】回転シャフトが指に関して所望の向きに離隔さ
れているときの図1,2の順応密封装置の指および部材
の部分にそう状態の線図である。
【図8】回転シャフトが指の先部分の自由端に近づいた
ときの図1,2の順応密封装置の指および部材の部分に
そう状態の線図である。
【図9】回転シャフトがブリッジ部分に隣接した指の先
部分に接近したときの図1,2の順応密封装置の指およ
び部材の部分にそう状態の線図である。
【図10】部材および指のブリッジ部分に成形されたス
ロットを含む図1,3の指および部材の上面図である。
【図11】可変厚みを有する指を示す図10の部材と指
の側面図である。
【図12】シート部材の縁と指の縁との関係を示す図1
1の12−12線からみた横断面図である。
【図13】シート部材の縁、指の縁、スロットの関係を
示す図11の13−13線からみた横断面図である。
【図14】ハウジングの軸に関して角度を付けられた指
とシート部材との縁を有する図1,2の順応密封装置の
斜視図である。
【図15】指の下面で縁にそって成形された凹部を有す
る図1,2の順応密封装置の部分横断面図である。
【図16】図15の指の一部の正面図である。
【図17】図15の指の底面図である。
【図18】指の縁間の指の下面に成形された凹部を有す
る図1,2の指の正面図である。
【図19】図18の凹部を有する指の底面図である。
【図20】シャフトの半径よりも大きい指の曲率半径を
有する図1,2の指の圧力分布線図である。
【図21】シャフト回転中の図20の指の圧力分布線図
である。
【符号の説明】
10:順応密封装置、20:回転自在シャフト,30:
ハウジング,40:ベース壁、50:第1壁、60:第
2壁、70:環状空所、80:第1壁内面、90:第2
壁内面、100:部材、110:第1可撓シート部材、
120:第2可撓シート部材、160:指、170:可
撓ブリッジ部分、180:先部分
フロントページの続き (71)出願人 596061395 50 Sharpe Drive,Cran ston,Rhode Island 02920,United States o f America

Claims (51)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低圧領域から高圧領域を密封するための
    順応密封装置であって、ハウジングと、少なくとも1つ
    の指と、少なくとも1つの部材とからなり、前記ハウジ
    ングは高圧領域に隣接して定置された第1壁と、低圧領
    域に隣接して定置された第2壁とを有し、該第1および
    第2壁は互いに隣接して定置されていてそれらの内面を
    対向させてそれらの間に少なくとも一部に空所を画定
    し、前記指は前記第1壁付近から前記低圧領域に向かっ
    て延びていて自由端を有し、前記部材は前記指の上面か
    ら前記空所まで延びていて前記第2壁内面との密封係合
    を形成し、該密封係合は前記第1壁内面への自由端より
    も近くに配置されていることを特徴とした順応密封装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングは、前記空所内の圧力が
    前記高圧領域の圧力にほぼ等しくなるように、該高圧領
    域に流体連通状態に該空所をもたらす少なくとも1つの
    通路を有していることを特徴とした請求項1記載の密封
    装置。
  3. 【請求項3】 前記指は前記第1壁に連結されたブリッ
    ジ部分と、該ブリッジ部分に隣接した先部分とを有し、
    該先部分は自由端を有し、前記ブリッジ部分は該先部分
    よりも可撓性であることを特徴とした請求項1記載の密
    封装置。
  4. 【請求項4】 前記指は前記第1および第2壁の表面の
    うち一方に平行に向けられた内面で湾曲され、前記ブリ
    ッジ部分は前記第1壁表面に隣接した位置から前記先部
    分に隣接した位置まで延びる少なくとも1つのスロット
    を有していることを特徴とした請求項3記載の密封装
    置。
  5. 【請求項5】 前記先部分は15.88mmから31.7
    5mm(0.625インチから1.25インチ)までの範
    囲の面内幅を有し、また、前記ブリッジ部分は2〜4本
    のスロットを有していることを特徴とした請求項4記載
    の密封装置。
  6. 【請求項6】 前記ブリッジ部分の厚みは前記先部分の
    厚みよりも小さいことを特徴とした請求項3記載の密封
    装置。
  7. 【請求項7】 前記ブリッジ部分の厚みは前記先部分の
    厚みとほぼ同じであることを特徴とした請求項3記載の
    密封装置。
  8. 【請求項8】 前記第2壁内面は突出ダムを有し、前記
    部材の密封係合はダムにおいて形成されることを特徴と
    した請求項1記載の密封装置。
  9. 【請求項9】 前記先部分は前記上面に反対する下面を
    有し、該下面はそこに成形された少なくとも1つの凹部
    を有していることを特徴とした請求項3記載の密封装
    置。
  10. 【請求項10】 前記凹部は、開いたRayleigh
    パッド、包まれたRayleigbパッド、放射溝、螺
    旋溝のうちの少なくとも1つを有していることを特徴と
    した請求項9記載の密封装置。
  11. 【請求項11】 前記先部分は両端縁を有し、前記凹部
    は該両端縁間に配置されていることを特徴とした請求項
    9記載の密封装置。
  12. 【請求項12】 前記先部分は第1および第2両端縁を
    有し、少なくとも1つの凹部は前記第1縁にそって定置
    された第1凹部と、第2縁にそって定置された第2凹部
    とを有していることを特徴とした請求項9記載の密封装
    置。
  13. 【請求項13】 前記第1凹部は前記第1および第2壁
    表面の一方に平行に向けられた面内で延びる幅を有し、
    前記第2凹部は前記面内に延びる幅を有し、前記第1凹
    部の幅は前記第2凹部の幅よりも大きいことを特徴とし
    た請求項12記載の密封装置。
  14. 【請求項14】 前記ブリッジ部分は、前記空所から離
    れる方向に第1ベンドと、該空所に向かう方向に第2ベ
    ンドとを有していて、前記ブリッジ部分が前記先部分よ
    りも前記空所にほぼ近づけて定置されることを特徴とし
    た請求項3記載の密封装置。
  15. 【請求項15】 前記指は2つの両端縁を有し、該両端
    縁は密封装置の中心軸に関して角度を付けられているこ
    とを特徴とした請求項1記載の密封装置。
  16. 【請求項16】 前記部材は、前記指の上面に定置され
    た第1可撓シート部材と、該第1シート部材の上面に定
    置された第2可撓シート部材とを有し、該第1および第
    2シート部材はそれぞれ前記第1壁に連結されたベース
    端と、前記空所内に定置された自由端とを有しているこ
    とを特徴とした請求項1記載の密封装置。
  17. 【請求項17】 前記第1シート部材は2つの両端縁を
    有し、該2つの両端縁の各々は前記第2シート部材の縁
    との整合から外れていることを特徴とした請求項16記
    載の密封装置。
  18. 【請求項18】 前記第1シート部材は2つの両端縁を
    有し、該2つの両端縁の各々は前記指の縁との整合から
    外れていることを特徴とした請求項16記載の密封装
    置。
  19. 【請求項19】 前記部材は前記部材の自由端に向かう
    指の上面付近から延びる弓形状ベンドを有し、該弓形状
    ベンドは90度より小さい曲率半径を有していることを
    特徴とした請求項1記載の密封装置。
  20. 【請求項20】 低圧領域から高圧領域を密封するため
    の順応密封装置であって、環状ハウジングと、複数の指
    と、複数の部材とからなり、前記環状ハウジングは高圧
    領域に隣接して定置された第1環状壁と、低圧領域に隣
    接して定置された第2環状壁とを有し、該第1および第
    2壁は互いに隣接して定置されていてそれらの内面を対
    向させてそれらの間に少なくとも一部に空所を画定し、
    前記指の各々は前記第1壁付近から前記低圧領域に向か
    って延びていて自由端を有し、前記部材の各々は前記各
    指の上面から前記空所まで延びていて前記第2壁内面と
    の密封係合を形成し、該密封係合は前記第1壁内面への
    自由端よりも近くに配置されていることを特徴とした順
    応密封装置。
  21. 【請求項21】 前記ハウジングは、前記空所内の圧力
    が前記高圧領域の圧力にほぼ等しくなるように、該高圧
    領域に流体連通状態に該空所をもたらす少なくとも1つ
    の通路を有していることを特徴とした請求項20記載の
    密封装置。
  22. 【請求項22】 前記各指は前記第1壁に連結されたブ
    リッジ部分と、該ブリッジ部分に隣接した先部分とを有
    し、該先部分は自由端を有し、前記ブリッジ部分は該先
    部分よりも可撓性であることを特徴とした請求項20記
    載の密封装置。
  23. 【請求項23】 前記指は前記第1および第2壁の表面
    のうちの一方に平行に向けられた面内で湾曲され、前記
    ブリッジ部分は前記第1壁表面に隣接した位置から前記
    先部分に隣接した位置まで延びる少なくとも1つのスロ
    ットを有していることを特徴とした請求項22記載の密
    封装置。
  24. 【請求項24】 前記先部分は15.88mmから31.
    75mm(0.625インチから1.25インチ)までの
    範囲の面内幅を有し、また、前記ブリッジ部分は2〜4
    本のスロットを有していることを特徴とした請求項23
    記載の密封装置。
  25. 【請求項25】 前記ブリッジ部分の厚みは前記先部分
    の厚みよりも小さいことを特徴とした請求項22記載の
    密封装置。
  26. 【請求項26】 前記ブリッジ部分の厚みは前記先部分
    の厚みとほぼ同じであることを特徴とした請求項22記
    載の密封装置。
  27. 【請求項27】 前記第2壁内面は突出ダムを有し、前
    記部材の密封係合はダムにおいて形成されることを特徴
    とした請求項20記載の密封装置。
  28. 【請求項28】 前記先部分は前記上面に反対する下面
    を有し、該下面はそこに成形された少なくとも1つの凹
    部を有していることを特徴とした請求項22記載の密封
    装置。
  29. 【請求項29】 前記凹部は、開いたRayleigh
    パッド、包まれたRayleighパッド、放射溝、螺
    旋溝のうちの少なくとも1つを有していることを特徴と
    した請求項28記載の密封装置。
  30. 【請求項30】 前記先部分は両端縁を有し、前記凹部
    は該両端縁間に配置されていることを特徴とした請求項
    28記載の密封装置。
  31. 【請求項31】 前記先部分は第1および第2両端縁を
    有し、少なくとも1つの凹部は前記第1縁にそって定置
    された第1凹部と、前記第2縁にそって定置された第2
    凹部とを有していることを特徴とした請求項28記載の
    密封装置。
  32. 【請求項32】 前記第1凹部は前記第1および第2壁
    表面の一方に平行に向けられた面内で延びる幅を有し、
    前記第2凹部は前記面内に延びる幅を有し、前記第1凹
    部の幅は前記第2凹部の幅よりも大きいことを特徴とし
    た請求項31記載の密封装置。
  33. 【請求項33】 前記ブリッジ部分は、前記空所から離
    れる方向に第1ベンドと、該空所に向かう方向に第2ベ
    ンドとを有していて、前記ブリッジ部分が前記先部分よ
    りも前記空所にほぼ近づけて定置されることを特徴とし
    た請求項22記載の密封装置。
  34. 【請求項34】 前記各指は両端縁を有し、該両端縁は
    密封装置の中心軸に関して角度を付けられていることを
    特徴とした請求項20記載の密封装置。
  35. 【請求項35】 前記各部材は、前記指の1つの上面に
    定置された第1可撓シート部材と、該第1シート部材の
    上面に定置された第2可撓シート部材とを有し、該第1
    および第2シート部材はそれぞれ前記第1壁に連結され
    たベース端と、前記空所内に定置された自由端とを有し
    ていることを特徴とした請求項20記載の密封装置。
  36. 【請求項36】 前記第1シート部材は2つの両端縁を
    有し、該2つの両端縁は前記第2シート部材の縁との整
    合から外れていることを特徴とした請求項35記載の密
    封装置。
  37. 【請求項37】 前記第1シート部材は2つの両端縁を
    有し、該2つの両端縁は前記指の縁との整合から外れて
    いることを特徴とした請求項35記載の密封装置。
  38. 【請求項38】 前記各部材は前記各部材の自由端に向
    かう指の上面付近から延びる弓形状ベンドを有し、該弓
    形状ベンドは90度より小さい曲率半径を有しているこ
    とを特徴とした請求項20記載の密封装置。
  39. 【請求項39】 前記先部分は前記第1および第2壁表
    面のうちの一方に平行に向けられた面内で湾曲し、該先
    部分の曲率半径は前記環状ハウジング内に定置されたシ
    ャフトの半径よりも大きいことを特徴とした請求項22
    記載の密封装置。
  40. 【請求項40】 低圧領域から高圧領域を密封するため
    の順応密封装置であって、ハウジングと、少なくとも1
    つの可撓シート部材と、少なくとも1つの指とからな
    り、前記ハウジングは、ベース壁と、第1壁と、第2壁
    とを有し、該第1壁は高圧領域に隣接して前記ベース壁
    から延びていて内面を有し、前記第2壁は低圧領域に隣
    接して前記ベース壁から延びていて内面を有し、該ベー
    ス壁、該第1壁の内面および該第2壁の内面がそれらの
    間に少なくとも空所の一部を画定し、前記可撓シート部
    材は前記第1壁と前記第2壁との間に延び、該シート部
    材は前記第1壁に連結されたベース端と前記空所内に定
    置された自由端部分とを有していて、該第2壁表面との
    密封係合を形成しかつ該空所を実質的に包囲し、前記指
    は前記第1壁付近から前記低圧領域に向かって延び、該
    指は前記第1壁内面から密封係合よりも離れて配置され
    た自由端を有していることを特徴とした順応密封装置。
  41. 【請求項41】 前記シート部材は前記空所と前記指と
    の間に配置され、2つの両端縁を有し、該2つの両端縁
    の各々は前記指の縁との整合が外れていることを特徴と
    した請求項40記載の密封装置。
  42. 【請求項42】 前記シート部材は、前記指の上面に定
    置された第1可撓シート部材と、該第1シート部材の上
    面に定置された第2可撓シート部材とを有ししているこ
    とを特徴とした請求項40記載の密封装置。
  43. 【請求項43】 前記指は前記第1壁に連結されたブリ
    ッジ部分と、該ブリッジ部分に隣接した先部分とを有
    し、前記ブリッジ部分は前記先部分よりも可撓性である
    ことを特徴とした請求項40記載の密封装置。
  44. 【請求項44】 低圧領域から高圧領域を密封するため
    の順応密封装置であって、ハウジングと、少なくとも1
    つの第1可撓シート部材と、少なくとも1つの第2可撓
    シート部材からなり、前記ハウジングは、ベース壁と、
    第1壁と、第2壁とを有し、該第1壁は高圧領域に隣接
    して前記ベース壁から延びていて内面を有し、前記第2
    壁は低圧領域に隣接して前記ベース壁から延びていて内
    面を有し、該ベース壁、該第1壁の内面および該第2壁
    の内面がそれらの間に少なくとも空所の一部を画定し、
    前記第1可撓シート部材は2つの両端縁を有し、前記第
    2シート部材は前記第1シート部材と前記空所との間に
    配置され、該第1シート部材の2つの両端縁との整合か
    ら外れており、前記第1および第2可撓シート部材が前
    記第1壁と前記第2壁との間で延びていて、該第1壁に
    連結されたベース端と前記空所内に定置された自由端部
    分とを有し、前記第2壁内面との密封係合を形成するこ
    とを特徴とした順応密封装置。
  45. 【請求項45】 前記第1および第2可撓シート部材は
    90度よりも大きい曲率半径を有する弓形状ベンドをも
    っていることを特徴とした請求項44記載の密封装置。
  46. 【請求項46】 前記第1シート部材の下面の一部にそ
    って配置された少なくとも1つの指をさらに有し、該指
    は前記低圧領域に向かって前記第1壁付近から延び、か
    つ該第1壁に連結されたブリッジ部分と該ブリッジ部分
    に隣接した先部分とを有し、該先部分は前記第1壁内面
    から前記密封係合よりも離れて配置された自由端を有
    し、該ブリッジ部分は該先部分よりも可撓性であること
    を特徴とした請求項44記載の密封装置。
  47. 【請求項47】 高圧領域と低圧領域とを有する装置で
    あって、回転自在シャフトと、該回転自在シャフトにそ
    って前記低圧領域から高圧領域を密封する順応密封装置
    とからなり、該順応密封装置は環状ハウジングと、前記
    回転自在シャフトから離隔された複数の指と、複数の部
    材とからなり、前記環状ハウジングは高圧領域に隣接し
    て定置された第1環状壁と、低圧領域に隣接して定置さ
    れた第2環状壁とを有し、該第1および第2壁は互いに
    隣接して定置されていてそれらの内面を対向させてそれ
    らの間に少なくとも一部に空所を画定し、前記各指は前
    記第1壁付近から前記低圧領域に向かって延びていて自
    由端を有し、前記各部材は前記各指の上面から前記空所
    まで延びていて前記第2壁内面との密封係合を形成し、
    該密封係合は前記第1壁内面への自由端よりも近くに配
    置されていることを特徴とした順応密封装置。
  48. 【請求項48】 前記各指は前記第1壁に連結されたブ
    リッジ部分と、該ブリッジ部分に隣接した先部分とを有
    し、該先部分は自由端を有し、前記ブリッジ部分は前記
    先部分よりも可撓性であることを特徴とした請求項47
    記載の装置。
  49. 【請求項49】 前記先部分は前記ブリッジ部分よりも
    前記回転自在シャフトに近く配置され、前記先部分は前
    記回転自在シャフトの外面にほぼ平行に向けられている
    ことを特徴とした請求項48記載の装置。
  50. 【請求項50】 前記先部分は前記第1および第2壁表
    面の一方に平行に向けられた面内で湾曲しており、該先
    部分の曲率半径は前記回転自在シャフトの半径よりも大
    きいことを特徴とした請求項48記載の装置。
  51. 【請求項51】低圧領域から高圧領域を密封するための
    順応密封装置であって、ハウジングと、第1可撓シート
    部材と、第2可撓シート部材とからなり、前記ハウジン
    グは、ベース壁と、第1壁と、第2壁とを有し、該第1
    壁は高圧領域に隣接して前記ベース壁から延びていて内
    面を有し、前記第2壁は低圧領域に隣接して前記ベース
    壁から延びていて内面を有し、該ベース壁、該第1壁の
    内面および該第2壁の内面がそれらの間に少なくとも空
    所の一部を画定し、前記第2シート部材は前記第1シー
    ト部材と前記空所との間に配置され、前記第1および第
    2可撓シート部材は前記第1壁と前記第2壁との間で延
    びていてかつ前記第1壁に連結されたベース端と前記空
    所内に定置された自由端部分とを有していて、該第2壁
    表面との密封係合を形成し、前記指は前記第1シート部
    材の下面の一部にそって配置され、該指は前記低圧領域
    に向かって前記第1壁付近から延び、かつ、該第1壁に
    連結された可撓ブリッジ部分と該ブリッジ部分に隣接し
    た先部分とを有し、該先部分は前記第1壁内面から前記
    密封係合よりも離れて配置された自由端を有しているこ
    とを特徴とした順応密封装置。
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