JPH09144594A - 4サイクルエンジンのシリンダ組立構造 - Google Patents
4サイクルエンジンのシリンダ組立構造Info
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- JPH09144594A JPH09144594A JP33285095A JP33285095A JPH09144594A JP H09144594 A JPH09144594 A JP H09144594A JP 33285095 A JP33285095 A JP 33285095A JP 33285095 A JP33285095 A JP 33285095A JP H09144594 A JPH09144594 A JP H09144594A
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- hole
- cylinder head
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
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- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/027—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle four
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- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B2075/1804—Number of cylinders
- F02B2075/1816—Number of cylinders four
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F2001/244—Arrangement of valve stems in cylinder heads
- F02F2001/245—Arrangement of valve stems in cylinder heads the valve stems being orientated at an angle with the cylinder axis
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンジンを小形、かつ、低重心にさせるよう
にし、このエンジンを自動二輪車に搭載させた場合に、
この車両のバンク角が十分に大きくとれるようにする。 【解決手段】 クランクケース19に突設したシリンダ
本体24の突出端にシリンダヘッド29を締結手段30
により締結する。吸、排気通路38,39を同上シリン
ダヘッド29に形成する。上記締結手段30を上記シリ
ンダ本体24の突出端部に形成されるボルト挿通孔59
と、このボルト挿通孔59に挿通されるボルト60と、
上記シリンダヘッド29に形成され上記ボルト60のね
じ部61をねじ込み可能とさせるねじ孔62とで構成す
る。上記ねじ孔62を上記吸、排気通路38,39より
も上記シリンダ本体24側に位置させると共に、上記ね
じ孔62の軸心の延長線が上記吸、排気通路38,39
を貫通する。
にし、このエンジンを自動二輪車に搭載させた場合に、
この車両のバンク角が十分に大きくとれるようにする。 【解決手段】 クランクケース19に突設したシリンダ
本体24の突出端にシリンダヘッド29を締結手段30
により締結する。吸、排気通路38,39を同上シリン
ダヘッド29に形成する。上記締結手段30を上記シリ
ンダ本体24の突出端部に形成されるボルト挿通孔59
と、このボルト挿通孔59に挿通されるボルト60と、
上記シリンダヘッド29に形成され上記ボルト60のね
じ部61をねじ込み可能とさせるねじ孔62とで構成す
る。上記ねじ孔62を上記吸、排気通路38,39より
も上記シリンダ本体24側に位置させると共に、上記ね
じ孔62の軸心の延長線が上記吸、排気通路38,39
を貫通する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、4サイクルエンジ
ンにおいて、シリンダ本体の突出端にシリンダヘッドを
締結手段により締結させるようにしたシリンダ組立構造
に関するものである。
ンにおいて、シリンダ本体の突出端にシリンダヘッドを
締結手段により締結させるようにしたシリンダ組立構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記4サイクルエンジンのシリンダ組立
構造には、従来、特開昭63‐143332号公報で示
されるものがある。
構造には、従来、特開昭63‐143332号公報で示
されるものがある。
【0003】これによれば、シリンダ孔を有するシリン
ダ本体がクランクケースに突設され、上記シリンダ本体
の突出端に開口する上記シリンダ孔の開口を閉じるよう
同上シリンダ本体の突出端にシリンダヘッドが締結手段
により締結されている。上記シリンダ孔にはその軸方向
に摺動自在にピストンが嵌入され、同上シリンダ孔内で
上記シリンダヘッドとピストンとで挟まれた空間を上記
シリンダヘッドの外部に連通させる吸、排気通路が同上
シリンダヘッドに形成されている。
ダ本体がクランクケースに突設され、上記シリンダ本体
の突出端に開口する上記シリンダ孔の開口を閉じるよう
同上シリンダ本体の突出端にシリンダヘッドが締結手段
により締結されている。上記シリンダ孔にはその軸方向
に摺動自在にピストンが嵌入され、同上シリンダ孔内で
上記シリンダヘッドとピストンとで挟まれた空間を上記
シリンダヘッドの外部に連通させる吸、排気通路が同上
シリンダヘッドに形成されている。
【0004】上記締結手段は、シリンダヘッドに形成さ
れるボルト挿通孔と、このボルト挿通孔に挿通されるボ
ルトと、上記シリンダ本体に形成され上記ボルト挿通孔
に挿通されたボルトのねじ部をねじ込み可能とさせるね
じ孔とで構成されている。
れるボルト挿通孔と、このボルト挿通孔に挿通されるボ
ルトと、上記シリンダ本体に形成され上記ボルト挿通孔
に挿通されたボルトのねじ部をねじ込み可能とさせるね
じ孔とで構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
技術によれば、シリンダヘッドにはボルト挿通孔と吸、
排気通路がそれぞれ形成されており、これらは互いに干
渉し合わないよう、平面視でシリンダヘッドに並設され
ている。
技術によれば、シリンダヘッドにはボルト挿通孔と吸、
排気通路がそれぞれ形成されており、これらは互いに干
渉し合わないよう、平面視でシリンダヘッドに並設され
ている。
【0006】しかし、上記したようにボルト挿通孔と
吸、排気通路とを平面視で並設させたために、シリンダ
ヘッドの形状が大きくなって、エンジンが大形になると
いう問題がある。
吸、排気通路とを平面視で並設させたために、シリンダ
ヘッドの形状が大きくなって、エンジンが大形になると
いう問題がある。
【0007】なお、前記従来の技術では、その公報の特
に第5図や第10図で示されるように、ボルト挿通孔の
周りの肉厚の一部が吸、排気通路の内面に突出させら
れ、これにより、ボルト挿通孔と吸、排気通路とがより
接近させられた状態で並設され、これにより、上記シリ
ンダヘッドがより小形にされている。
に第5図や第10図で示されるように、ボルト挿通孔の
周りの肉厚の一部が吸、排気通路の内面に突出させら
れ、これにより、ボルト挿通孔と吸、排気通路とがより
接近させられた状態で並設され、これにより、上記シリ
ンダヘッドがより小形にされている。
【0008】しかし、上記肉厚の一部を吸、排気通路の
内面に突出させると、上記通路の一部が絞られることと
なって、吸、排気の円滑な流れが阻害されることとな
る。よって、吸、排気の円滑な流れを確保しつつ、シリ
ンダヘッドを十分に小形にさせることは容易ではない。
内面に突出させると、上記通路の一部が絞られることと
なって、吸、排気の円滑な流れが阻害されることとな
る。よって、吸、排気の円滑な流れを確保しつつ、シリ
ンダヘッドを十分に小形にさせることは容易ではない。
【0009】また、一般的に、シリンダヘッドはクラン
クケースよりも上側に設けられているため、上記シリン
ダヘッドが大形になると、エンジンの重心が高くなる。
クケースよりも上側に設けられているため、上記シリン
ダヘッドが大形になると、エンジンの重心が高くなる。
【0010】よって、このようなエンジンを例えば自動
二輪車に搭載すると、車両の重心が高くなって操縦性が
低下するという問題もある。
二輪車に搭載すると、車両の重心が高くなって操縦性が
低下するという問題もある。
【0011】また、特に、シリンダ本体を複数設け、ク
ランク軸の軸心に沿った視線の側面視でシリンダ(上記
シリンダ本体)が狭角のV形状となるようにした場合に
は、つまり、エンジンを狭角V型エンジンとした場合に
は、前記したようにシリンダヘッドが大形であると、こ
れらシリンダヘッド同士の干渉を避けるため、クランク
軸の軸方向で隣り合うシリンダ本体が互いに大きく離れ
ることとなり、これに伴ってクランクケースも大形にな
る。
ランク軸の軸心に沿った視線の側面視でシリンダ(上記
シリンダ本体)が狭角のV形状となるようにした場合に
は、つまり、エンジンを狭角V型エンジンとした場合に
は、前記したようにシリンダヘッドが大形であると、こ
れらシリンダヘッド同士の干渉を避けるため、クランク
軸の軸方向で隣り合うシリンダ本体が互いに大きく離れ
ることとなり、これに伴ってクランクケースも大形にな
る。
【0012】よって、このようなエンジンを例えば、自
動二輪車に搭載させて、車両の低重心化のために、クラ
ンクケース下面の地上高を低くさせると、この車両のバ
ンク角が大きくとれなくなり、操縦性が低下するという
問題を生じる。
動二輪車に搭載させて、車両の低重心化のために、クラ
ンクケース下面の地上高を低くさせると、この車両のバ
ンク角が大きくとれなくなり、操縦性が低下するという
問題を生じる。
【0013】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、シリンダ本体の突出端にシリンダヘッド
を締結させる締結手段を設け、同上シリンダヘッドに
吸、排気通路を形成した場合に、上記シリンダヘッドを
小形にさせることにより、エンジンを小形、かつ、低重
心にさせるようにし、また、このエンジンを自動二輪車
に搭載させた場合に、この車両のバンク角が十分に大き
くとれるようにすることを課題とする。
されたもので、シリンダ本体の突出端にシリンダヘッド
を締結させる締結手段を設け、同上シリンダヘッドに
吸、排気通路を形成した場合に、上記シリンダヘッドを
小形にさせることにより、エンジンを小形、かつ、低重
心にさせるようにし、また、このエンジンを自動二輪車
に搭載させた場合に、この車両のバンク角が十分に大き
くとれるようにすることを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明の4サイクルエンジンのシリンダ組立構造は、
次の如くである。
の本発明の4サイクルエンジンのシリンダ組立構造は、
次の如くである。
【0015】請求項1の発明は、シリンダ孔25を有す
るシリンダ本体24をクランクケース19に突設し、上
記シリンダ本体24の突出端に開口する上記シリンダ孔
25の開口を閉じるよう同上シリンダ本体24の突出端
にシリンダヘッド29を締結手段30により締結し、上
記シリンダ孔25に軸方向に摺動自在にピストン34を
嵌入し、同上シリンダ孔25内で上記シリンダヘッド2
9とピストン34とで挟まれた空間を上記シリンダヘッ
ド29の外部に連通させる吸、排気通路38,39を同
上シリンダヘッド29に形成した場合において、上記締
結手段30を上記シリンダ本体24の突出端部に形成さ
れるボルト挿通孔59と、このボルト挿通孔59に挿通
されるボルト60と、上記シリンダヘッド29に形成さ
れ上記ボルト60のねじ部61をねじ込み可能とさせる
ねじ孔62とで構成し、上記ねじ孔62を上記吸、排気
通路38,39よりも上記シリンダ本体24側に位置さ
せると共に、上記ねじ孔62の軸心の延長線が上記吸、
排気通路38,39を貫通するようにしたものである。
るシリンダ本体24をクランクケース19に突設し、上
記シリンダ本体24の突出端に開口する上記シリンダ孔
25の開口を閉じるよう同上シリンダ本体24の突出端
にシリンダヘッド29を締結手段30により締結し、上
記シリンダ孔25に軸方向に摺動自在にピストン34を
嵌入し、同上シリンダ孔25内で上記シリンダヘッド2
9とピストン34とで挟まれた空間を上記シリンダヘッ
ド29の外部に連通させる吸、排気通路38,39を同
上シリンダヘッド29に形成した場合において、上記締
結手段30を上記シリンダ本体24の突出端部に形成さ
れるボルト挿通孔59と、このボルト挿通孔59に挿通
されるボルト60と、上記シリンダヘッド29に形成さ
れ上記ボルト60のねじ部61をねじ込み可能とさせる
ねじ孔62とで構成し、上記ねじ孔62を上記吸、排気
通路38,39よりも上記シリンダ本体24側に位置さ
せると共に、上記ねじ孔62の軸心の延長線が上記吸、
排気通路38,39を貫通するようにしたものである。
【0016】請求項2の発明は、請求項1の発明に加え
て、シリンダ本体24を複数設け、クランク軸21の軸
心に沿った視線の側面視でシリンダ22が狭角のV形状
となるように互いに一体成形し、各吸気通路38の各上
流端を上記側面視で一方向に開口させ、各排気通路39
の各下流端を上記一方向とは反対方向に開口させたもの
である。
て、シリンダ本体24を複数設け、クランク軸21の軸
心に沿った視線の側面視でシリンダ22が狭角のV形状
となるように互いに一体成形し、各吸気通路38の各上
流端を上記側面視で一方向に開口させ、各排気通路39
の各下流端を上記一方向とは反対方向に開口させたもの
である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
により説明する。
【0018】図2、3において、符号1は車両の一例で
ある自動二輪車で、図中矢印Frはこの自動二輪車1の
前方を示している。また、下記する左右とは上記前方に
向っての車幅方向をいうものとする。
ある自動二輪車で、図中矢印Frはこの自動二輪車1の
前方を示している。また、下記する左右とは上記前方に
向っての車幅方向をいうものとする。
【0019】上記自動二輪車1の車体フレーム2の前端
にはフロントフォーク3が操向自在に支承されている。
このフロントフォーク3の下端には前車輪4が回転自在
に支承され、同上フロントフォーク3の上端にはハンド
ル5が取り付けられている。一方、上記車体フレーム2
の後端部にはリヤアーム7が上下に揺動自在に枢支さ
れ、このリヤアーム7の揺動端に後車輪8が回転自在に
支承されている。そして、上記前車輪4と後車輪8とに
よって上記自動二輪車1の車体が路面9上に支持されて
いる。
にはフロントフォーク3が操向自在に支承されている。
このフロントフォーク3の下端には前車輪4が回転自在
に支承され、同上フロントフォーク3の上端にはハンド
ル5が取り付けられている。一方、上記車体フレーム2
の後端部にはリヤアーム7が上下に揺動自在に枢支さ
れ、このリヤアーム7の揺動端に後車輪8が回転自在に
支承されている。そして、上記前車輪4と後車輪8とに
よって上記自動二輪車1の車体が路面9上に支持されて
いる。
【0020】上記自動二輪車1には内燃機関であるエン
ジン10が搭載され、このエンジン10は車体フレーム
2に支持されている。また、同上車体フレーム2には上
記エンジン10に燃料を供給する燃料タンク12が支持
されている。また、同上エンジン10に潤滑油を供給す
る油タンク13が設けられている。上記エンジン10に
は動力伝達装置14が連設され、この動力伝達装置14
の出力軸と上記後車輪8とがチェーン式の巻掛式動力伝
達手段15で連動連結されている。また、16はカウリ
ングである。
ジン10が搭載され、このエンジン10は車体フレーム
2に支持されている。また、同上車体フレーム2には上
記エンジン10に燃料を供給する燃料タンク12が支持
されている。また、同上エンジン10に潤滑油を供給す
る油タンク13が設けられている。上記エンジン10に
は動力伝達装置14が連設され、この動力伝達装置14
の出力軸と上記後車輪8とがチェーン式の巻掛式動力伝
達手段15で連動連結されている。また、16はカウリ
ングである。
【0021】そして、上記エンジン10の駆動による動
力が上記動力伝達装置14と巻掛式動力伝達手段15と
を介して上記後車輪8に伝達可能とされ、これにより、
上記自動二輪車1は路面9上を走行可能とされている。
力が上記動力伝達装置14と巻掛式動力伝達手段15と
を介して上記後車輪8に伝達可能とされ、これにより、
上記自動二輪車1は路面9上を走行可能とされている。
【0022】全図において、上記エンジン10はアルミ
合金鋳造製のクランクケース19を有している。このク
ランクケース19内のクランク室20にクランク軸21
が収容されると共に、このクランク軸21はその軸心回
りに回転自在となるよう上記クランクケース19に支承
されている。上記クランク軸21の軸心は左右方向、つ
まり、車幅方向に延びている。
合金鋳造製のクランクケース19を有している。このク
ランクケース19内のクランク室20にクランク軸21
が収容されると共に、このクランク軸21はその軸心回
りに回転自在となるよう上記クランクケース19に支承
されている。上記クランク軸21の軸心は左右方向、つ
まり、車幅方向に延びている。
【0023】上記クランクケース19にはアルミ合金鋳
造製のシリンダ22が突設されている。このシリンダ2
2は上記クランクケース19に一体成形されて前上方に
突設される複数のシリンダ本体24を有している。これ
ら各シリンダ本体24にはそれぞれ断面円形のシリンダ
孔25が形成され、これら各シリンダ孔25の一端は上
記クランク室20に連通し、他端は上記シリンダ本体2
4の突出端に開口している。
造製のシリンダ22が突設されている。このシリンダ2
2は上記クランクケース19に一体成形されて前上方に
突設される複数のシリンダ本体24を有している。これ
ら各シリンダ本体24にはそれぞれ断面円形のシリンダ
孔25が形成され、これら各シリンダ孔25の一端は上
記クランク室20に連通し、他端は上記シリンダ本体2
4の突出端に開口している。
【0024】上記各シリンダ本体24は互いに一体成形
されて、これらシリンダ本体24群によってシリンダブ
ロック26が成形されている。上記シリンダ本体24
(シリンダ孔25)は4つ設けられており、そのうちの
一部である2つは前側に位置し、他部である他の2つは
後側に位置している。クランク軸21の軸心に沿った視
線でみた側面視で、前、後シリンダ22,22はその各
シリンダ本体24のシリンダ孔25の軸心27,27の
交角が鋭角(20°〜30°)で狭角をなし、これによ
り、上記シリンダ22,22(シリンダ本体24,2
4)はV形状をなし、つまり、上記エンジン10は多気
筒の狭角V型エンジンとされている。
されて、これらシリンダ本体24群によってシリンダブ
ロック26が成形されている。上記シリンダ本体24
(シリンダ孔25)は4つ設けられており、そのうちの
一部である2つは前側に位置し、他部である他の2つは
後側に位置している。クランク軸21の軸心に沿った視
線でみた側面視で、前、後シリンダ22,22はその各
シリンダ本体24のシリンダ孔25の軸心27,27の
交角が鋭角(20°〜30°)で狭角をなし、これによ
り、上記シリンダ22,22(シリンダ本体24,2
4)はV形状をなし、つまり、上記エンジン10は多気
筒の狭角V型エンジンとされている。
【0025】上記各シリンダ本体24の突出端は互いに
面一で平坦な面をなし、この突出端に開口する上記シリ
ンダ孔25の開口を閉じるよう上記各シリンダ本体24
の突出端にシリンダヘッド29が締結手段30により着
脱自在に締結されている。上記各シリンダ本体24に対
応する各シリンダヘッド29は互いに一体成形されてい
る。この場合、上記各シリンダ本体24の突出端と各シ
リンダヘッド29との互いの締結面も平坦な面となって
いる。また、上記シリンダヘッド29の上面にシリンダ
ヘッドカバー31が締結具32によって着脱自在に締結
されている。
面一で平坦な面をなし、この突出端に開口する上記シリ
ンダ孔25の開口を閉じるよう上記各シリンダ本体24
の突出端にシリンダヘッド29が締結手段30により着
脱自在に締結されている。上記各シリンダ本体24に対
応する各シリンダヘッド29は互いに一体成形されてい
る。この場合、上記各シリンダ本体24の突出端と各シ
リンダヘッド29との互いの締結面も平坦な面となって
いる。また、上記シリンダヘッド29の上面にシリンダ
ヘッドカバー31が締結具32によって着脱自在に締結
されている。
【0026】上記各シリンダ孔25にそれぞれその軸方
向にピストン34が摺動自在に嵌入され、これら各ピス
トン34と前記クランク軸21とが連接棒35により連
動連結されている。
向にピストン34が摺動自在に嵌入され、これら各ピス
トン34と前記クランク軸21とが連接棒35により連
動連結されている。
【0027】上記ピストン34が上死点側にあるとき、
上記各シリンダ孔25内でシリンダヘッド29とピスト
ン34とで挟まれた空間が燃焼室36とされている。上
記各燃焼室36を上記シリンダヘッド29の外部に連通
させる吸気通路38と排気通路39とが同上シリンダヘ
ッド29に形成されている。上記各吸気通路38の上流
端は側面視で一方向(後方)に向って開口させられてお
り、各排気通路39の下流端は上記一方向とは反対方向
(前方)に開口させられている。
上記各シリンダ孔25内でシリンダヘッド29とピスト
ン34とで挟まれた空間が燃焼室36とされている。上
記各燃焼室36を上記シリンダヘッド29の外部に連通
させる吸気通路38と排気通路39とが同上シリンダヘ
ッド29に形成されている。上記各吸気通路38の上流
端は側面視で一方向(後方)に向って開口させられてお
り、各排気通路39の下流端は上記一方向とは反対方向
(前方)に開口させられている。
【0028】上記各吸気通路38の上流端にはスロット
ル弁40と気化器41とが連設され、同上各吸気通路3
8の下流側は複数(2つ)に分岐されて、その分岐端が
それぞれ上記燃焼室36に開口し、これら各開口43を
開閉自在とする吸気弁44が設けられている。上記各排
気通路39の上流側は複数(2つ)に分岐されて、その
分岐端がそれぞれ燃焼室36に開口し、これら各開口4
5を開閉自在とする排気弁46が設けられている。
ル弁40と気化器41とが連設され、同上各吸気通路3
8の下流側は複数(2つ)に分岐されて、その分岐端が
それぞれ上記燃焼室36に開口し、これら各開口43を
開閉自在とする吸気弁44が設けられている。上記各排
気通路39の上流側は複数(2つ)に分岐されて、その
分岐端がそれぞれ燃焼室36に開口し、これら各開口4
5を開閉自在とする排気弁46が設けられている。
【0029】上記各吸気弁44と各排気弁46とを開閉
弁動作させる動弁機構48が設けられている。この動弁
機構48は、上記前、後シリンダ22,22の各吸気弁
44に対応してそれぞれ設けられる前後一対のカム軸4
9,49と、上記前、後シリンダ22,22の各排気弁
46に対応して設けられる前後一対のロッカアーム5
0,50とを有し、これら各ロッカアーム50は上記シ
リンダヘッド29に対し支軸51により枢支されてい
る。
弁動作させる動弁機構48が設けられている。この動弁
機構48は、上記前、後シリンダ22,22の各吸気弁
44に対応してそれぞれ設けられる前後一対のカム軸4
9,49と、上記前、後シリンダ22,22の各排気弁
46に対応して設けられる前後一対のロッカアーム5
0,50とを有し、これら各ロッカアーム50は上記シ
リンダヘッド29に対し支軸51により枢支されてい
る。
【0030】上記カム軸49はチェーンによる巻掛式動
力伝達手段53を介し前記クランク軸21に連動連結さ
れ、上記カム軸49に上記各吸気弁44がカム係合して
いる。また、上記各排気弁46は上記ロッカアーム50
を介し上記カム軸49にカム係合している。
力伝達手段53を介し前記クランク軸21に連動連結さ
れ、上記カム軸49に上記各吸気弁44がカム係合して
いる。また、上記各排気弁46は上記ロッカアーム50
を介し上記カム軸49にカム係合している。
【0031】特に図1において、上記排気弁46の上端
と、上記ロッカアーム50の回動端との間にはシム52
が介設されている。このシム52は摩擦係数が小さく硬
度の高い例えば機械加工されたクロム鋼、タングステン
鋼、高速度鋼のような金属製円板である。上記排気弁4
6の上端には円形の凹所が形成され、この凹所に異なる
厚さの複数のシム52から選択された一枚のシム52が
上記凹所に嵌脱自在に嵌入されて、上記排気弁46の上
端に着脱自在に取り付けられるようになっている。
と、上記ロッカアーム50の回動端との間にはシム52
が介設されている。このシム52は摩擦係数が小さく硬
度の高い例えば機械加工されたクロム鋼、タングステン
鋼、高速度鋼のような金属製円板である。上記排気弁4
6の上端には円形の凹所が形成され、この凹所に異なる
厚さの複数のシム52から選択された一枚のシム52が
上記凹所に嵌脱自在に嵌入されて、上記排気弁46の上
端に着脱自在に取り付けられるようになっている。
【0032】そして、上記したように、所望の厚さのシ
ム52を上記排気弁46の上端に取り付けることによ
り、上記排気弁46の上端とロッカアーム50の上記回
動端とが上記シム52を介しがたつきなく密着させら
れ、これにより、各排気弁46が上記ロッカアーム50
を介し上記カム軸49に円滑にカム係合し、かつ、各排
気弁46に所望のストロークが確保されている。
ム52を上記排気弁46の上端に取り付けることによ
り、上記排気弁46の上端とロッカアーム50の上記回
動端とが上記シム52を介しがたつきなく密着させら
れ、これにより、各排気弁46が上記ロッカアーム50
を介し上記カム軸49に円滑にカム係合し、かつ、各排
気弁46に所望のストロークが確保されている。
【0033】上記構成によれば、カム軸49に対し吸気
弁44を直動式にカム係合させ、一方、同上カム軸49
に対し排気弁46をロッカアーム50により間接的にカ
ム係合させた場合に、上記排気弁46とロッカアーム5
0との間にがたつきが生じることが正確に防止される。
弁44を直動式にカム係合させ、一方、同上カム軸49
に対し排気弁46をロッカアーム50により間接的にカ
ム係合させた場合に、上記排気弁46とロッカアーム5
0との間にがたつきが生じることが正確に防止される。
【0034】なお、上記がたつきを防止するために、上
記ロッカアーム50の回動端にねじ回し自在にねじを設
けて、このねじの先端を上記排気弁46の上端に圧接さ
せ、この状態で、上記ねじをロッカアーム50の回動端
にロックさせるというねじ調整手段を設けることが考え
られる。しかし、これによる調整作業は上記シム52を
設ける場合に比べて、煩雑である。また、このねじ調整
手段では、エンジンの振動等に対する耐久性に問題があ
り、これらの点で、上記シム52を設けたものが優れて
いる。
記ロッカアーム50の回動端にねじ回し自在にねじを設
けて、このねじの先端を上記排気弁46の上端に圧接さ
せ、この状態で、上記ねじをロッカアーム50の回動端
にロックさせるというねじ調整手段を設けることが考え
られる。しかし、これによる調整作業は上記シム52を
設ける場合に比べて、煩雑である。また、このねじ調整
手段では、エンジンの振動等に対する耐久性に問題があ
り、これらの点で、上記シム52を設けたものが優れて
いる。
【0035】上記各燃焼室36に放電部が臨む点火プラ
グ54が設けられている。
グ54が設けられている。
【0036】上記エンジン10の駆動時には、クランク
軸21にカム軸49が連動して、このカム軸49にカム
係合する各吸気弁44が適宜開閉弁動作させられる。ま
た、上記カム軸49にロッカアーム50を介してカム係
合する各排気弁46が適宜開閉弁動作させられる。そし
て、上記吸気弁44の開弁動作で開かれた各吸気通路3
8の開口43を通り、気化器41で生成された混合気5
5が燃焼室36に吸入され、ここで、点火プラグ54の
放電により着火、燃焼させられる。次に、上記排気弁4
6の開弁動作で開かれた各排気通路39の開口45を通
り、上記燃焼により生じた燃焼ガスが排気56として上
記燃焼室36からシリンダ22の外部に排出される。
軸21にカム軸49が連動して、このカム軸49にカム
係合する各吸気弁44が適宜開閉弁動作させられる。ま
た、上記カム軸49にロッカアーム50を介してカム係
合する各排気弁46が適宜開閉弁動作させられる。そし
て、上記吸気弁44の開弁動作で開かれた各吸気通路3
8の開口43を通り、気化器41で生成された混合気5
5が燃焼室36に吸入され、ここで、点火プラグ54の
放電により着火、燃焼させられる。次に、上記排気弁4
6の開弁動作で開かれた各排気通路39の開口45を通
り、上記燃焼により生じた燃焼ガスが排気56として上
記燃焼室36からシリンダ22の外部に排出される。
【0037】これにより、ピストン34がシリンダ孔2
5内を繰り返し往復摺動させられ、これに連動するクラ
ンク軸21が動力を出力する。この動力は前記したよう
に動力伝達装置14と巻掛式動力伝達手段15を介し後
車輪8に伝達される。
5内を繰り返し往復摺動させられ、これに連動するクラ
ンク軸21が動力を出力する。この動力は前記したよう
に動力伝達装置14と巻掛式動力伝達手段15を介し後
車輪8に伝達される。
【0038】図1、3、4、6において、前記締結手段
30は、上記シリンダ本体24の突出端部に形成される
ボルト挿通孔59と、このボルト挿通孔59に挿通され
るボルト60と、上記ボルト60の一端側のねじ部61
をねじ込み可能とさせるねじ孔62と、上記ボルト60
の他端側のねじ部63にねじ付けられるナット64とで
構成されている。上記各ボルト挿通孔59の軸心である
各締結手段30の軸心は互いに平行で、これら軸心は各
シリンダ本体24の突出端と各シリンダヘッド29との
締結面に垂直とされている。
30は、上記シリンダ本体24の突出端部に形成される
ボルト挿通孔59と、このボルト挿通孔59に挿通され
るボルト60と、上記ボルト60の一端側のねじ部61
をねじ込み可能とさせるねじ孔62と、上記ボルト60
の他端側のねじ部63にねじ付けられるナット64とで
構成されている。上記各ボルト挿通孔59の軸心である
各締結手段30の軸心は互いに平行で、これら軸心は各
シリンダ本体24の突出端と各シリンダヘッド29との
締結面に垂直とされている。
【0039】上記の場合、締結手段30は各シリンダ2
2のシリンダ孔25の周囲に複数カ所(4カ所)設けら
れ、これらは各シリンダ孔25の軸心27周りで周方向
にほぼ等間隔に配置され、より具体的には上記軸心27
の前、後方、および、左、右方向にそれぞれ設けられて
いる。
2のシリンダ孔25の周囲に複数カ所(4カ所)設けら
れ、これらは各シリンダ孔25の軸心27周りで周方向
にほぼ等間隔に配置され、より具体的には上記軸心27
の前、後方、および、左、右方向にそれぞれ設けられて
いる。
【0040】また、上記各ねじ孔62は上記吸気通路3
8と排気通路39よりも上記シリンダ本体24側(下
側)に位置させられている。このため、シリンダヘッド
29にボルト挿通孔59と吸、排気通路38,39とを
成形した場合に、これらが互いに干渉し合うことは防止
される。また、上記各ねじ孔62の軸心の延長線は上記
吸、排気通路38,39を貫通している。このため、こ
れらは平面視(各シリンダ本体24の突出端と各シリン
ダヘッド29との平坦な締結面に垂直な線にほぼ沿った
視線)で、重なり合うこととなる。
8と排気通路39よりも上記シリンダ本体24側(下
側)に位置させられている。このため、シリンダヘッド
29にボルト挿通孔59と吸、排気通路38,39とを
成形した場合に、これらが互いに干渉し合うことは防止
される。また、上記各ねじ孔62の軸心の延長線は上記
吸、排気通路38,39を貫通している。このため、こ
れらは平面視(各シリンダ本体24の突出端と各シリン
ダヘッド29との平坦な締結面に垂直な線にほぼ沿った
視線)で、重なり合うこととなる。
【0041】よって、上記シリンダヘッド29にボルト
挿通孔59と吸、排気通路38,39とを平面視で並設
していた従来に比べて、シリンダヘッド29が小形にな
る。
挿通孔59と吸、排気通路38,39とを平面視で並設
していた従来に比べて、シリンダヘッド29が小形にな
る。
【0042】また、特に、図1において、前側のシリン
ダ22における吸気通路38と、後側のシリンダ22に
おける吸気通路38とは各シリンダ孔25の軸方向(上
下方向)で互いに偏位させられている。
ダ22における吸気通路38と、後側のシリンダ22に
おける吸気通路38とは各シリンダ孔25の軸方向(上
下方向)で互いに偏位させられている。
【0043】このため、上記両吸気通路38,38は左
右方向で互いに干渉し合うことなく接近させることがで
き、その分、エンジン10の左右方向での幅寸法を小さ
くできて、このエンジン10を小形にできる。
右方向で互いに干渉し合うことなく接近させることがで
き、その分、エンジン10の左右方向での幅寸法を小さ
くできて、このエンジン10を小形にできる。
【0044】なお、以上は図示の例によるが、上記エン
ジン10は自動車に搭載されるものであってもよい。ま
た、締結手段30のボルト60におけるねじ部63とナ
ット64とは一体成形してもよい。また、図4では、シ
リンダ孔25は、シリンダ本体24に嵌入されたシリン
ダスリーブの内孔で成形されているが、図1ではこのシ
リンダスリーブを省略して図示している。この場合、シ
リンダスリーブに代えて、シリンダ本体24に成形した
孔の内周面に高硬度のクロム等のメッキを施して、これ
をシリンダ孔25としてもよい。
ジン10は自動車に搭載されるものであってもよい。ま
た、締結手段30のボルト60におけるねじ部63とナ
ット64とは一体成形してもよい。また、図4では、シ
リンダ孔25は、シリンダ本体24に嵌入されたシリン
ダスリーブの内孔で成形されているが、図1ではこのシ
リンダスリーブを省略して図示している。この場合、シ
リンダスリーブに代えて、シリンダ本体24に成形した
孔の内周面に高硬度のクロム等のメッキを施して、これ
をシリンダ孔25としてもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明による効果は、次の如くである。
【0046】請求項1の発明によれば、シリンダ孔を有
するシリンダ本体をクランクケースに突設し、上記シリ
ンダ本体の突出端に開口する上記シリンダ孔の開口を閉
じるよう同上シリンダ本体の突出端にシリンダヘッドを
締結手段により締結し、上記シリンダ孔に軸方向に摺動
自在にピストンを嵌入し、同上シリンダ孔内で上記シリ
ンダヘッドとピストンとで挟まれた空間を上記シリンダ
ヘッドの外部に連通させる吸、排気通路を同上シリンダ
ヘッドに形成した4サイクルエンジンのシリンダ組立構
造において、上記締結手段を上記シリンダ本体の突出端
部に形成されるボルト挿通孔と、このボルト挿通孔に挿
通されるボルトと、上記シリンダヘッドに形成され上記
ボルトのねじ部をねじ込み可能とさせるねじ孔とで構成
し、上記ねじ孔を上記吸、排気通路よりも上記シリンダ
本体側に位置させると共に、上記ねじ孔の軸心の延長線
が上記吸、排気通路を貫通するようにしてある。
するシリンダ本体をクランクケースに突設し、上記シリ
ンダ本体の突出端に開口する上記シリンダ孔の開口を閉
じるよう同上シリンダ本体の突出端にシリンダヘッドを
締結手段により締結し、上記シリンダ孔に軸方向に摺動
自在にピストンを嵌入し、同上シリンダ孔内で上記シリ
ンダヘッドとピストンとで挟まれた空間を上記シリンダ
ヘッドの外部に連通させる吸、排気通路を同上シリンダ
ヘッドに形成した4サイクルエンジンのシリンダ組立構
造において、上記締結手段を上記シリンダ本体の突出端
部に形成されるボルト挿通孔と、このボルト挿通孔に挿
通されるボルトと、上記シリンダヘッドに形成され上記
ボルトのねじ部をねじ込み可能とさせるねじ孔とで構成
し、上記ねじ孔を上記吸、排気通路よりも上記シリンダ
本体側に位置させると共に、上記ねじ孔の軸心の延長線
が上記吸、排気通路を貫通するようにしてある。
【0047】このため、シリンダヘッドにボルト挿通孔
と吸、排気通路とを成形した場合に、これらは、互いに
干渉し合うことが防止されると共に、平面視(各シリン
ダ孔の軸心にほぼ沿った視線)で、重なり合うこととな
る。
と吸、排気通路とを成形した場合に、これらは、互いに
干渉し合うことが防止されると共に、平面視(各シリン
ダ孔の軸心にほぼ沿った視線)で、重なり合うこととな
る。
【0048】よって、上記シリンダヘッドにボルト挿通
孔と吸、排気通路とを平面視で並設していた従来に比べ
て、シリンダヘッドが小形になり、つまり、エンジンが
小形になる。
孔と吸、排気通路とを平面視で並設していた従来に比べ
て、シリンダヘッドが小形になり、つまり、エンジンが
小形になる。
【0049】また、一般に、シリンダヘッドはクランク
ケースよりも上側にあるため、上記したようにシリンダ
ヘッドが小形になると、その分、エンジンが低重心とな
る。よって、例えば、このエンジンを自動二輪車に搭載
させた場合には、車両が低重心となって操縦性が向上す
る。
ケースよりも上側にあるため、上記したようにシリンダ
ヘッドが小形になると、その分、エンジンが低重心とな
る。よって、例えば、このエンジンを自動二輪車に搭載
させた場合には、車両が低重心となって操縦性が向上す
る。
【0050】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
に加えて、シリンダ本体を複数設け、クランク軸の軸心
に沿った視線の側面視でシリンダが狭角のV形状となる
ように互いに一体成形し、各吸気通路の各上流端を上記
側面視で一方向に開口させ、各排気通路の各下流端を上
記一方向とは反対方向に開口させてあり、つまり、エン
ジンを狭角V型エンジンとしてある。
に加えて、シリンダ本体を複数設け、クランク軸の軸心
に沿った視線の側面視でシリンダが狭角のV形状となる
ように互いに一体成形し、各吸気通路の各上流端を上記
側面視で一方向に開口させ、各排気通路の各下流端を上
記一方向とは反対方向に開口させてあり、つまり、エン
ジンを狭角V型エンジンとしてある。
【0051】この場合、前記請求項1の発明で説明した
ように、シリンダヘッドは小形になるため、これらシリ
ンダヘッドが互いに干渉し合わない分、クランク軸の軸
方向で隣り合うシリンダ本体は互いにより接近させるこ
とができ、これに伴って、クランクケースも小形にでき
る。
ように、シリンダヘッドは小形になるため、これらシリ
ンダヘッドが互いに干渉し合わない分、クランク軸の軸
方向で隣り合うシリンダ本体は互いにより接近させるこ
とができ、これに伴って、クランクケースも小形にでき
る。
【0052】よって、このようなエンジンを例えば、自
動二輪車に搭載させてそのクランク軸が車幅方向に延び
るようにし、かつ、車両を低重心にさせるために、クラ
ンクケースの下面の地上高を低くしても、上記したよう
に、クランクケースが小形になる分、この車両のバンク
角は大きくとれることとなって、操縦性が向上する。
動二輪車に搭載させてそのクランク軸が車幅方向に延び
るようにし、かつ、車両を低重心にさせるために、クラ
ンクケースの下面の地上高を低くしても、上記したよう
に、クランクケースが小形になる分、この車両のバンク
角は大きくとれることとなって、操縦性が向上する。
【図1】図3の部分拡大断面図である。
【図2】自動二輪車の側面図である。
【図3】図2の部分拡大図である。
【図4】後側の左右シリンダの背面断面図で、各ピスト
ンを上死点にさせた図である。
ンを上死点にさせた図である。
【図5】動弁機構の平面図である。
【図6】吸、排気通路に沿ってみた平面断面図である。
10 エンジン 19 クランクケース 21 クランク軸 22 シリンダ 24 シリンダ本体 25 シリンダ孔 26 シリンダブロック 27 軸心 29 シリンダヘッド 30 締結手段 34 ピストン 35 連接棒 36 燃焼室 38 吸気通路 39 排気通路 59 ボルト挿通孔 60 ボルト 61 ねじ部 62 ねじ孔
Claims (2)
- 【請求項1】 シリンダ孔を有するシリンダ本体をクラ
ンクケースに突設し、上記シリンダ本体の突出端に開口
する上記シリンダ孔の開口を閉じるよう同上シリンダ本
体の突出端にシリンダヘッドを締結手段により締結し、
上記シリンダ孔に軸方向に摺動自在にピストンを嵌入
し、同上シリンダ孔内で上記シリンダヘッドとピストン
とで挟まれた空間を上記シリンダヘッドの外部に連通さ
せる吸、排気通路を同上シリンダヘッドに形成した4サ
イクルエンジンのシリンダ組立構造において、 上記締結手段を上記シリンダ本体の突出端部に形成され
るボルト挿通孔と、このボルト挿通孔に挿通されるボル
トと、上記シリンダヘッドに形成され上記ボルトのねじ
部をねじ込み可能とさせるねじ孔とで構成し、上記ねじ
孔を上記吸、排気通路よりも上記シリンダ本体側に位置
させると共に、上記ねじ孔の軸心の延長線が上記吸、排
気通路を貫通するようにした4サイクルエンジンのシリ
ンダ組立構造。 - 【請求項2】 シリンダ本体を複数設け、クランク軸の
軸心に沿った視線の側面視でシリンダが狭角のV形状と
なるように互いに一体成形し、各吸気通路の各上流端を
上記側面視で一方向に開口させ、各排気通路の各下流端
を上記一方向とは反対方向に開口させた請求項1に記載
の4サイクルエンジンのシリンダ組立構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33285095A JPH09144594A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 4サイクルエンジンのシリンダ組立構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33285095A JPH09144594A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 4サイクルエンジンのシリンダ組立構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09144594A true JPH09144594A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=18259504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33285095A Pending JPH09144594A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 4サイクルエンジンのシリンダ組立構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09144594A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000320309A (ja) * | 1999-05-06 | 2000-11-21 | Caterpillar Inc | 旋回中心軸を備える内燃機関およびその組立方法 |
| JP2010048144A (ja) * | 2008-08-20 | 2010-03-04 | Toyota Motor Corp | V型内燃機関の冷却装置及びv型内燃機関 |
-
1995
- 1995-11-27 JP JP33285095A patent/JPH09144594A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000320309A (ja) * | 1999-05-06 | 2000-11-21 | Caterpillar Inc | 旋回中心軸を備える内燃機関およびその組立方法 |
| JP2010048144A (ja) * | 2008-08-20 | 2010-03-04 | Toyota Motor Corp | V型内燃機関の冷却装置及びv型内燃機関 |
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