JPH09145330A - 段差測定装置 - Google Patents

段差測定装置

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JPH09145330A
JPH09145330A JP7301580A JP30158095A JPH09145330A JP H09145330 A JPH09145330 A JP H09145330A JP 7301580 A JP7301580 A JP 7301580A JP 30158095 A JP30158095 A JP 30158095A JP H09145330 A JPH09145330 A JP H09145330A
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analyzer
light
image sensor
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measuring device
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JP7301580A
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English (en)
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Yutaka Iwasaki
豊 岩崎
Jun Iwasaki
純 岩崎
Yasushi Oki
裕史 大木
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 段差の両側で光反射率が変化するような場合
に精度よく段差を測定することができない。 【解決手段】 被検物体8が鏡面であるときに検光子に
達する反射光が円偏光になるように構成され、検光子
は、アナライザ角が可変の偏光ビームスプリッタ13、
11を有し、2次元イメージセンサは偏光ビームスプリ
ッタ13を透過した光を検出するための第1の2次元イ
メージセンサ15と、偏光ビームスプリッタ13で反射
した光を検出するための第2の2次元イメージセンサ1
7とを有し、測定手段20は、段差に対する第1の2次
元イメージセンサ15の出力と第2の2次元イメージセ
ンサ17の出力との差が最大または最小になるときの偏
光ビームスプリッタ13、11のアナライザ角に基づい
て段差を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は段差測定装置に関し、特
にICパターンや金属表面などに存在する微小段差の定
量測定に適した段差測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の段差測定装置として、O puls E誌
の1992年10月号において70〜72ページに開示されている
ように、レーザー走査型段差測定装置を応用した非接触
表面粗さ計が知られている。この非接触表面粗さ計で
は、従来の検光子に代えて偏光ビームスプリッタを用
い、この偏光ビームスプリッタの透過光と反射光とを同
時に検出している。そして、透過光の検出信号と反射光
の検出信号とに関する差信号と和信号との比に基づいて
段差を測定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の非接触表
面粗さ計では、検出された透過光と反射光とに関する差
信号と和信号との比に基づいて段差を測定している。し
かしながら、差信号と和信号との比に基づく測定では、
段差の両側で光反射率が変化するような場合に対応する
ことができないという不都合があった。
【0004】さらに、上述の文献には、和信号が段差の
影響を受けない旨の記載がある。しかしながら、和信号
が段差の影響をあまり受けないのは、段差によって発生
する光の位相差がきわめて小さい場合のみである。すな
わち、上述の従来の非接触表面粗さ計では、段差が大き
くなるに連れて回折により和信号も変調され、その結果
測定精度が損なわれるという不都合があった。
【0005】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
のであり、段差の両側で光反射率が変化していても任意
の段差を高精度に測定することのできる段差測定装置を
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明においては、光源と、光源からの光を被検物
体上に照明するための照明光学系と、被検物体の像を所
定の像面に結像するための対物レンズと、対物レンズと
光源との間に配設され光源からの光をその偏光成分によ
って2つの光に分割し、被検物体で反射された2つの光
を合成するための複屈折プリズムと、合成された2つの
光を特定の偏光成分に選択するための検光子と、像面に
配設され検光子を通過した光を受光する2次元イメージ
センサと、2次元イメージセンサから出力される信号に
基づいて被検物体の段差を定量的に測定するための測定
手段とを備えた段差測定装置であって、段差測定装置
は、被検物体が鏡面であるときに検光子に達する反射光
が円偏光になるように構成され、検光子は、アナライザ
角が可変の偏光ビームスプリッタを有し、2次元イメー
ジセンサは偏光ビームスプリッタを透過した光を検出す
るための第1の2次元イメージセンサと、偏光ビームス
プリッタで反射した光を検出するための第2の2次元イ
メージセンサとを有し、測定手段は、段差に対する第1
の2次元イメージセンサの出力と第2の2次元イメージ
センサの出力との差が最大または最小になるときの偏光
ビームスプリッタのアナライザ角に基づいて段差を測定
することを特徴とする段差測定装置を提供する。
【0007】本発明の好ましい態様によれば、測定手段
は、被検物体の段差の一方の領域に対する第1の2次元
イメージセンサの出力と 第2の2次元イメージセンサ
の出力との和に基づいて、一方の領域における被検物体
の第1振幅反射率を求め、被検物体の段差の他方の領域
に対する第1の2次元イメージセンサの出力と第2の2
次元イメージセンサの出力との和に基づいて、他方の領
域における被検物体の第2振幅反射率を求め、アナライ
ザ角と第1の振幅反射率と第2の振幅反射率とに基づい
て段差が2つの照明光に付与する位相差を算出し、算出
された位相差に基づいて段差を測定する。
【0008】また本発明は、前記課題を解決するため
に、光源と、光源からの光を被検物体上に照明するため
の照明光学系と、被検物体の像を所定の像面に結像する
ための対物レンズと、対物レンズと光源との間に配設さ
れ光源からの光をその偏光成分によって2つの光に分割
し、被検物体で反射された2つの光を合成するための複
屈折プリズムと、合成された2つの光を特定の偏光成分
に選択するための検光子と、像面に配設され検光子を通
過した光を受光する2次元イメージセンサと、2次元イ
メージセンサから出力される信号に基づいて被検物体の
段差を定量的に測定するための測定手段とを備えた段差
測定装置であって、段差測定装置は、被検物体が鏡面で
あるときに検光子に達する反射光が円偏光になるように
構成され、検光子はアナライザ角が可変であり、測定手
段は、検光子のアナライザ角が2つの異なる位置にある
時の2次元イメージセンサの出力の差が最大または最小
になるときのアナライザ角に基づいて段差を測定するこ
とを特徴とする段差測定装置を提供する。
【0009】本発明の好ましい態様によれば測定手段
は、検光子のアナライザ角が2つの異なる位置にある時
の被検物体の段差の一方の領域に対する2次元イメージ
センサの出力の和に基づいて、一方の領域における被検
物体の第1振幅反射率を求め、検光子のアナライザ角が
2つの異なる位置にある時の被検物体の段差の他方の領
域に対する2次元イメージセンサの出力の和に基づい
て、他方の領域における被検物体の第2振幅反射率を求
め、アナライザ角と第1の振幅反射率と第2の振幅反射
率とに基づいて段差が2つの照明光に付与する位相差を
算出し、算出された位相差に基づいて段差を測定する。
【0010】
【作用】上述のように、本発明の段差測定装置は、微分
干渉顕微鏡を応用した構成を有する。一般に、微分干渉
顕微鏡では、被検物体上に存在する幾何学的な段差に対
して、ほぼ微分像に等しいコントラストを与えることが
できる。しかしながら、被検物体上に存在する一般的な
段差は、単に表面の凹凸(幾何学的な段差)だけからな
るわけではない。たとえば、ガラス基板上に蒸着された
クロームのパターンを考えると、蒸着面の境界において
クローム膜厚に相当する幾何学的段差が存在するだけで
はなく、光の反射率も段差の両側において大きく変化し
ている。
【0011】このように、一般の段差は、入射する光の
位相および振幅をともに変調するという性質を有する。
したがって、互いに異なる段差に対しては、位相および
振幅の変調される度合いも当然に異なってくる。しかし
ながら、本発明の発明者らは、種々の研究の結果、従来
の微分干渉顕微鏡の構成を用いて、いかなる段差に対し
ても高精度な測定が可能な本発明の段差測定装置に想到
した。
【0012】以下、本発明の段差測定装置の作用を理論
的に説明する。なお、段差は基本的に1次元特性を有す
るため、以下の解析では光学系を含め全てを1次元的に
取り扱う。実際の光学系は2次元特性を有するが、後述
の各式に対して直交する座標系を導入するだけで2次元
化を容易に行うことができることはいうまでもない。被
検物体上に一次元座標xを設定し、原点x=0に段差が
存在するものとする。物体はx=0を除いて平坦であ
り、物体の複素振幅分布O(x)が式(1)で与えられ
るものとする。
【0013】
【数1】
【0014】式(1)において、aおよびbは、それぞ
れx≦0の領域およびx>0の領域における物体の反射
率の平方根(すなわち振幅反射率)である。また、Ψは
段差によって生じる入射光の位相変化量である。次い
で、この段差位置における微分干渉像の強度Iを求め
る。段差位置すなわちx=0において、段差測定装置に
よって被検物体上に形成された2つの照明光は、段差を
挟んでその両側の対称な位置にある。それぞれの照明光
を構成する点像のうち照明光の中心の点像に注目する
と、この2つの点像は、段差を挟んでその両側の対称な
位置にある。すなわち2つの点像の中心間の距離を2δ
とすれば、第1の照明光の点像の中心は位置x=δにあ
り、第2の照明光の点像はx=−δにある。まず、第1
の照明光の点像について考える。物体上での点像の振幅
分布をu(x)とすれば、第1の照明光の点像の回折に
より、方向余弦α方向に回折される光の複素振幅P1
次の式(2)で与えられる。
【0015】
【数2】
【0016】同様に、第2の照明光の点像について、そ
の回折により方向余弦α方向に回折される複素振幅P2
は、次の式(3)で与えられる。
【0017】
【数3】
【0018】光源から検光子直前までの間の光学系が第
1の照明光と第2の照明光に与える位相差(すなわち被
検物体として鏡面を用いたときに検光子直前における両
照明光の位相差)をθとし、検光子の方位角(アナライ
ザ角)をφとすると、検光子の透過光強度iTと反射光
強度iRは、次の式(4)および(5)でそれぞれ与え
られる。
【0019】
【数4】
【0020】
【数5】
【0021】実際には、レンズの開口数NAより小さい
方向余弦の回折光はすべて受光される。したがって、透
過光強度ITおよび反射光強度IRは、次の式(6)およ
び(7)でそれぞれ与えられる。
【0022】
【数6】
【0023】
【数7】
【0024】したがって、透過光全強度ITと反射光全
強度IRとの差信号Sは、次の式(8)で与えられる。
【0025】
【数8】
【0026】式(8)に式(1)〜式(7)を代入する
と、次の式(9)に示す関係が得られる。
【0027】
【数9】
【0028】本発明では、式(9)において位相差θ=
π/2と設定することにより、次の式(10)で示す関
係が成立する。
【0029】
【数10】
【0030】なお、式(9)および式(10)におい
て、Cは、物体に依存しない装置定数であり、次の式
(11)で与えられる。
【0031】
【数11】
【0032】式(10)の右辺は、次の式(12)に示
すように、ベクトルの内積の形で表される。
【0033】
【数12】
【0034】したがって、段差位置における差信号S
は、アナライザ角φが式(13)を満たすときに最大と
なる。
【0035】
【数13】
【0036】また、式(12)を参照すれば、式(1
3)を満たすφに±π/4を加えたアナライザ角におい
て、段差位置における差信号Sが最小(ゼロ)になるこ
とがわかる。以下、本発明において位相差θ=π/2と
設定する理由について説明する。まず、式(9)の右辺
において位相差θを含む部分cos(θ+Ψ)は、θ=
π/2と設定することにより、式(10)に示すように
sinΨとして差信号Sに含まれるようになる。こうし
て、微小段差に応じた微小な位相差Ψに対する差信号S
の感度は、位相差θ=π/2と設定することにより最も
良好になる。換言すれば、位相差θ=π/2と設定する
ことにより、微小段差に対するコントラストを大きくす
ることができる。
【0037】次いで、位相差θ=π/2と設定すること
により、段差の両側のエッジに対するコントラストを同
時に最大(または最小)にする事ができる。段差部分の
振幅反射率をbとし、その両側の平坦部の振幅反射率a
とすると、一方のエッジでは振幅反射率がaからbへ変
化するとともに段差による位相差が0からΨに変化す
る。また、他方のエッジでは、振幅反射率がbからaへ
変化するとともに段差による位相差がΨから0に変化す
る。
【0038】すなわち、式(13)の右辺において、一
方のエッジと他方のエッジとでは、aとbが入れ代わる
とともに段差による位相差Ψの符号が逆になる。ところ
で、aとbとを入れ代えるとともに位相差Ψの符号を逆
にしても、式(13)の右辺の値は変化しない。これ
は、一方のエッジのコントラストを最大(または最小)
にするアナライザ角と他方のエッジのコントラストを最
大(または最小)にするアナライザ角とが等しいことを
意味している。換言すれば、位相差θ=π/2と設定す
ることにより、同一のアナライザ角で段差の両側のエッ
ジに対するコントラストを同時に最大(または最小)に
できる。
【0039】仮に、位相差θ=π/2ではなくθ=0と
設定すると、段差位置における差信号Sは、アナライザ
角φがつぎの式(14)を満たすとき最大となる。
【0040】
【数14】
【0041】上述の式(14)において、aとbとを入
れ代えるとともに位相差Ψの符号を逆にすると、右辺の
値は変化してしまう。すなわち、本発明のように位相差
θ=π/2と設定しなければ、一方のエッジに対するコ
ントラストを最大(または最小)にしても、そのときの
アナライザ角に対して他方のエッジに対するコントラス
トは、最大(または最小)にならなくなってしまう。
【0042】このように、本発明では、検光子の直前ま
でに光学系が2つの照明光に対応する光に加える位相差
をπ/2に、すなわち検光子に達する光が円偏光になる
ようにするとともに、検光子のアナライザ角φを可変に
する。こうして、段差位置における差信号Sが最大とな
るときのアナライザ角から式(13)の右辺の値を求め
ることができる。また、段差位置における差信号Sが最
小となるときのアナライザ角から式(13)の右辺の値
の逆数を求めることができる。
【0043】すなわち差信号Sが定性的に最大または最
小となるときのアナライザ角を測定する事により、すな
わち差信号Sの値を定量的に測定する(光量を直接測定
する)ことなく、段差による位相差Ψを含む量を高精度
に求めることができる。なお、式(13)の右辺には、
位相差Ψ以外に振幅反射率aおよびbが含まれている。
振幅反射率aおよびbを求めるには、以下のように、段
差から十分離れた位置における和信号W=IT+IRを求
めればよい。
【0044】例えば、段差位置x=0から十分離れたx
<0の位置では、以下の式に示す関係がよい近似で成り
立つ。
【0045】
【数15】
【0046】式(15)を式(4)〜式(7)を代入し
た上でθ=π/2とすれば、段差位置x=0から十分離
れたx<0の位置に対する和信号Waは、次の式(1
6)で与えられる。
【0047】
【数16】
【0048】こうして、式(16)で与えられる和信号
aの平方根を計算することによって振幅反射率aを求
めることができる。ここで、式(16)には、振幅反射
率aの他に装置に依存する装置定数が含まれているが、
この装置定数は計算可能な量である。ただし、実用上
は、段差および反射率が既知の試料を用いてキャリブレ
ーションを行うことにより、装置定数を求めることがで
きる。
【0049】また、段差位置x=0から十分離れたx>
0の位置に対する和信号Wbの平方根を計算することに
よって、もう一方の振幅反射率bも同様に求めることが
できる。こうして、差信号Sが最大または最小となると
きのアナライザ角から求めた式(13)の右辺の値と和
信号WaおよびWbからそれぞれ求めた2つの振幅反射率
aおよびbとに基づいて、位相差Ψを算出することがで
きる。そして、算出した位相差Ψに基づいて、段差Δh
を次の式(17)により求めることができる。
【0050】
【数17】
【0051】ここで、λは使用する光の波長であり、n
は媒質の屈折率(空気ならば1)である。なお、段差の
両側において複素屈折率が異なる場合は、2つの対応す
る点像において光の位相飛び量の差が発生する。そこ
で、光の位相飛び量をあらかじめ測定し、式(13)に
したがって求めた位相差Ψの値をあらかじめ測定した位
相飛び量の差で補正する必要がある。ただし、光の位相
飛び量の差が誤差範囲に収まる程度であれば補正の必要
はない。
【0052】
【実施例】以下、実施例により本発明をより具体的に説
明するが、本発明はこれに限るものではない。図1は、
本発明の第1実施例にかかる段差測定装置の構成を概略
的に示す図である。尚、図1では説明を容易にするため
に、光源1を点光源として図示しているが、実際はタン
グステンランプ等の有限な大きさを持つ光源を用いてい
る。
【0053】光源1を射出した光は、コリメートレンズ
2を透過して平行光となり、干渉フィルター3を透過し
て波長が選択される。本実施例では、波長は550nm
に選択された。干渉フィルター3を透過した光は偏光板
4で直線偏光になりハーフミラー5に入射する。この時
の偏光方向は紙面に対して平行である。ハーフミラー5
で図中下方に反射された光はノマルスキープリズム6に
入射する。ノマルスキープリズム6は、入射光の偏光方
向に対して45゜で交差する光学軸を有し、入射光を偏
光成分によって2つの光に分割するための複屈折プリズ
ムである。尚、ノマルスキープリズムの代わりにウォラ
ストンプリズム等を用いてもよい。
【0054】ノマルスキープリズム6を介して2つに分
割された光は、対物レンズ7を介して集光され、ステー
ジ9上に載置された被検物体8上に2つの照明光を形成
する。このように、ノマルスキープリズム6の作用によ
って、被検物体8上には2つの照明光が、それぞれの中
心の間隔を僅かに隔てて形成される。
【0055】2つの照明光に対する被検物体8からの2
つの反射光は再び対物レンズ7を通過した後、ノマルス
キープリズム6を介して合成される。ここで、ノマルス
キープリズム6は、2つの照明光に対して往復でπの整
数倍の位相差を加えるように、光軸に対する挿入位置が
規定されている。したがって、被検物体8が平坦で反射
率の変化がない表面、すなわち鏡面である場合、ノマル
スキープリズム6を介した2つの反射光の位相差はπの
整数倍になる。換言すれば、2つの照明光に対する被検
物体8からの2つの反射光は、ノマルスキープリズム6
を介して図1の紙面に平行または垂直な偏光を有する直
線偏光に合成される。
【0056】ノマルスキープリズム6を介した合成光
は、ハーフミラー5に入射する。ハーフミラー5を透過
した合成光は1/4波長板10に入射する。1/4波長
板10は、被検物体8が鏡面である場合に1/4波長板
10に入射する合成直線偏光の直線偏光方向に対して方
位角π/4で位置決めされている。したがって、被検物
体8が鏡面である場合、1/4波長板10を介した合成
光は、円偏光となって、光軸を中心として回転可能な1
/2波長板11に入射する。なお、1/2波長板11は
駆動制御部12からの信号によって任意の角度に回転す
るための駆動装置を有している。駆動制御部12は、1
/2波長板11の回転角を制御装置20に供給する。
【0057】1/2波長板11を透過した光は、偏光ビ
ームスプリッタ13で透過光と反射光とに分離される。
このように、1/2波長板11は、偏光回転角が可変の
旋光子であり、回転可能な1/2波長板11と固定され
た偏光ビームスプリッタ13とにより、アナライザ角が
可変の偏光ビームスプリッタが構成されている。
【0058】偏光ビームスプリッタ13を透過した光は
レンズ14で2次元イメージセンサ15に結像し、光電
変換される。一方偏光ビームスプリッタ13で反射した
光はレンズ16で2次元イメージセンサ17に結像し、
光電変換される。2次元イメージセンサ15と2次元イ
メージセンサ17は、同じ画素構成であり対応する画素
は、被検物体8上の同一の場所からの反射光を受光する
ようにアライメントされている。
【0059】尚、2次元イメージセンサは、例えば、C
CD等のイメージセンサを用いる。2次元イメージセン
サ15および2次元イメージセンサ17で光電変換され
た電気信号は、2次元減算器18と2次元加算機19に
供給される。2次元減算器18では、2次元イメージセ
ンサ15からの信号と2次元イメージセンサ17からの
信号とに基づいて差信号Sを各画素毎に求め、2次元加
算機19では、2次元イメージセンサ15からの信号と
2次元イメージセンサ17からの信号とに基づいて和信
号Wを各画素毎に求める。2次元減算器18で求められ
た差信号Sと2次元加算機19で求められた和信号W
は、制御装置20に供給される。
【0060】制御装置20は、減算器18からの差信号
Sが最大(または最小)になるように、駆動制御部12
を介して、1/2波長板11を光軸回りに回転させる。
減算器18からの差信号Sが最大(または最小)になっ
たときの1/2波長板11の所定位置からの回転角度
(アナライザ角の半分の値に対応)は、駆動制御部12
によって検出され、制御装置20に供給される。
【0061】制御装置20は、すでに本発明の作用で説
明したように、差信号Sが最大(または最小)になった
ときの1/2波長板11の回転角度(すなわちアナライ
ザ角)に基づいて、段差を算出する。算出された段差デ
ータは、表示装置21に供給される。また、制御装置2
0は、選択装置22からの指示にしたがって差信号Sま
たは和信号Wに基づく画像データを段差の測定値ととも
に表示装置21に供給する。すなわち、制御装置20
は、選択装置22が差信号Sを選択した場合には微分干
渉像を供給し、選択装置22が和信号Wを選択した場合
には明視野像を供給する。
【0062】こうして、表示装置21には、段差の測定
値とともに選択装置22の切換に応じて微分干渉像また
は明視野像が表示される。この場合、微分干渉像または
明視野像には、差信号Sおよび和信号Wのプロファィル
が重ねて表示される。図2(a)および(b)は、差信
号Sおよび和信号Wの典型的なプロファイルを示す図で
ある。図2において、横軸は被検物体8上における2つ
の照明光の位置ズレの方向に沿った位置(原点は段差位
置)を示し、縦軸は各位置での信号強度を示している。
【0063】段差の具体的な算出手段では、図2(a)
の差信号Sが最大(または最小)になったときのアナラ
イザ角に基づいて、式(13)の右辺の値(またはその
逆数)を求める。一方、図2(b)の和信号Waの値に
基づいて式(16)から振幅反射率aを求める。また、
図2(b)の和信号Wbの値に基づいて式(16)に対
応する式から振幅反射率bを求める。
【0064】振幅反射率aおよび振幅反射率bを求める
のに際して、反射率が既知の物体を用いてキャリブレー
ションを行い、式(16)の装置定数を求めることはす
でに本発明の作用で説明した通りである。また、段差の
像が22つの2次元イメージセンサのある画素にあると
き、和信号Wa及びWbはその画素の前後または左右の画
素の出力を用いる。尚、その時に選択される前後または
左右の画素は、2次元イメージセンサの解像度や被検物
体等によって適当な画素が選択される。
【0065】こうして、式(13)の右辺の値(または
その逆数)と振幅反射率aおよび振幅反射率bに基づい
て位相差Ψを求め、求めた位相差Ψを式(17)に代入
して段差Δhを算出することができる。このように、本
実施例では、差信号Sが定性的に最大または最小となる
ときのアナライザ角を測定することにより、すなわち差
信号Sの値を定量的に測定することなく、位相差Ψを含
む量を求める。次いで、段差の両側の振幅反射率aおよ
び振幅反射率bと位相差Ψを含む量とに基づいて位相差
Ψを算出する。そして、算出した位相差Ψに基づいて、
段差Δhを算出することができる。したがって、本実施
例では、段差の両側で光反射率が変化していても、任意
の段差を高精度に測定することができる。
【0066】上述の実施例では、鏡面を観察したときに
直線偏光の照明光が1/4波長板10に入射するように
構成している。しかしながら、1/4波長板10の直前
において照明光がすでに円偏光となるように、ノマルス
キープリズム6の光軸に対する挿入位置などを規定して
光学系を調整すれば、1/4波長板10を省略すること
ができる。
【0067】また、上述の実施例では、光軸を中心とし
て回転可能な1/2波長板11の作用によって、固定さ
れた偏光ビームスプリッタのアナライザ角を変化させて
いる。しかしながら、1/2波長板11に限定されるこ
となく、偏光回転作用のある旋光子として、たとえば磁
気光学効果を用いたファラデーローテーターや電気光学
効果を応用した旋光子を用いることもできる。なお、電
気光学効果応用した旋光子では、印加電圧に応じて偏光
回転角を検知することもできる。
【0068】さらに、偏光ビームスプリッタ13と2次
元イメージセンサ15および17が一体的に回転可能で
あれば、1/2波長板11のような偏光回転が可変の旋
光子を省略することができることはいうまでもない。図
3は、本発明の第2実施例にかかる段差測定装置の構成
を概略的に示す図である。尚、光源及び照明光学系等は
第1実施例と同様なものを用いた。
【0069】光源23はタングステンランプであって射
出した光は、コリメートレンズ24を透過して平行光と
なり、干渉フィルター25を透過して波長が選択され
る。本実施例では、波長は550nmに選択された。干
渉フィルター25を透過した光は偏光板26で直線偏光
になりハーフミラー27に入射する。この時の偏光方向
は紙面に対して平行である。
【0070】ハーフミラー27で図中下方に反射された
光はノマルスキープリズム28に入射する。ノマルスキ
ープリズム28は、入射光の偏光方向に対して45゜で
交差する光学軸を有し、入射光を偏光成分によって2つ
の光に分割するための複屈折プリズムである。ノマルス
キープリズム28を介して2つに分割された光は、対物
レンズ29を介して集光され、ステージ31上に載置さ
れた被検物体30上に2つの照明光を形成する。
【0071】このように、ノマルスキープリズム28の
作用によって、被検物体30上には2つの照明光が、そ
れぞれの中心の間隔を僅かに隔てて形成される。2つの
照明光に対する被検物体30からの2つの反射光は再び
対物レンズ29を通過した後、ノマルスキープリズム2
8を介して合成される。ここで、ノマルスキープリズム
28は、2つの照明光に対して往復でπの整数倍の位相
差を加えるように、光軸に対する挿入位置が規定されて
いる。したがって、被検物体30が平坦で反射率変化の
ない表面、すなわち鏡面である場合、ノマルスキープリ
ズム28を介した2つの反射光の位相差はπの整数倍に
なる。換言すれば、2つの照明光に対する被検物体30
からの2つの反射光は、ノマルスキープリズム28を介
して図1の紙面に平行または垂直な偏光を有する直線偏
光に合成される。
【0072】ノマルスキープリズム28を介した合成光
は、ハーフミラー27に入射する。ハーフミラー27を
透過した合成光は1/4波長板32に入射する。1/4
波長板32は、被検物体30が鏡面である場合に1/4
波長板32に入射する合成直線偏光の直線偏光方向に対
して方位角π/4で位置決めされている。したがって被
検物体30が鏡面である場合、1/4波長板32を介し
た合成光は、円偏光となってアナライザ33に入射す
る。アナライザ33は、光軸を中心に回転可能な偏光板
と、モータドライバ34から出力されるアナライザ角の
信号に基づいて偏光板を回転させるモータと、から構成
されている。モータドライバ34は、アナライザ33の
アナライザ角を電気信号として像形成装置35に供給す
る。
【0073】アナライザ33を透過した光は、レンズ3
6で2次元イメージセンサ37に結像し、光電変換され
る。2次元イメージセンサ37で光電変換された信号
は、像形成装置35に供給される。像形成装置35は、
モータドライバ34からのアナライザ角の信号をもと
に、所定のアナライザ角例えばφ1の時に2次元イメー
ジセンサ37で光電変換された電気信号を取り込み、画
像蓄積装置38に蓄積する。次いでアナライザ角がφ1
+π/2(または−π/2)となったときに再び2次元
イメージセンサ37で光電変換された電気信号を取り込
み、画素毎に画像蓄積装置38に蓄積されたアナライザ
角がφ1の時の画像との差信号Sおよび和信号Wを計算
する。像形成装置35は、この電気信号のとりこみと計
算をあらゆるφ1に対して繰り返して行う。
【0074】像形成装置35は、すでに本発明の作用で
説明したように、差信号Sが最大(または最小)になっ
たときのアナライザ33のアナライザ角に基づいて、段
差を算出する。算出された段差データは、表示装置40
に供給される。尚、アナライザ33の偏光板を常に回転
させておき、像形成装置35は差信号Sが最大または最
小の時のアナライザ角φ1を測定して記憶し、そのアナ
ライザ角φ1及びφ1+π/2(または−π/2)の時
に2次元イメージセンサから出力される電気信号のみを
取り込んで記憶し、その電気信号から前述の差信号Sお
よび和信号Wを計算するようにしてもよい。
【0075】さらに像形成装置35は、選択装置39か
らの指示にしたがって差信号Sまたは和信号Wに基づく
画像データを段差の測定値とともに表示装置40に供給
する。すなわち、像形成装置35は、選択装置39が差
信号Sを選択した場合には微分干渉像を供給し、選択装
置39が和信号Wを選択した場合には明視野像を供給す
る。
【0076】こうして、表示装置40には、段差の測定
値とともに選択装置39の切換に応じて微分干渉像また
は明視野像が表示される。この場合、微分干渉像または
明視野像には、差信号Sおよび和信号Wのプロファィル
が重ねて表示される。以下、上述した本発明にかかる第
1実施例と同様にして、段差Δhを算出することができ
る。図4は、本発明の第3実施例にかかる段差測定装置
の構成を概略的に示す図である。本実施例に示した段差
測定装置の構成は、大部分が図3に示した第2実施例の
段差測定装置と同じである。したがって、第2実施例と
同一の構成要素については同じ符号を付して説明を省略
し、ここでは第2実施例と異なる点についてみ述べる。
【0077】本実施例では、アナライザとして、第2実
施例におけるモーターによって回転する偏光板の代わり
に液晶偏光装置41を用いている。液晶偏光装置41
は、ドライブ装置42から印可される電圧を任意に変化
させることによって、偏光方向を任意に変えることが可
能な偏光板、すなわち、アナライザ角が任意に設定可能
なアナライザとして働く。ドライブ装置42はアナライ
ザ角を電気信号として像形成装置35に供給する。
【0078】液晶偏光装置41を透過した光は、レンズ
36で2次元イメージセンサ37に結像し、光電変換さ
れる。2次元イメージセンサ37で光電変換された信号
は、像形成装置35に供給される。像形成装置35は、
ドライブ装置42からのアナライザ角の信号をもとに、
所定のアナライザ角例えばφ1の時に2次元イメージセ
ンサ37で光電変換された電気信号を取り込み、画像蓄
積装置38に蓄積する。次いでアナライザ角がφ1+π
/2(または−π/2)となったときに再び2次元イメ
ージセンサ37で光電変換された電気信号を取り込み、
画素毎に画像蓄積装置38に蓄積されたアナライザ角が
φ1の時の画像との差信号Sおよび和信号Wを計算す
る。像形成装置35は、この電気信号の取り込みと計算
をあらゆるφ1に対して繰り返して行う。
【0079】以下上述した本発明にかかる第2実施例と
同様にして、段差Δhを算出することができる。尚、上
述の各実施例ではアナライザ角や1/4波長板の方位角
等の表示は代表的なもののみを示したが、これらの角度
は角度の持つ周期性から等価な角度となる全ての角度を
含んでいることは言うまでもない。
【0080】
【効果】以上説明したように、本発明によれば、差信号
Sが最大または最小となるときのアナライザ角と段差の
両側の振幅反射率とに基づいて段差による位相差を算出
し、算出した段差による位相差に基づいて段差を求め
る。したがって、本発明によれば、段差の両側で光反射
率が変化していても、任意の段差を高精度に測定するこ
とのできる段差測定装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかる段差測定装置の構
成を概略的に示す図である。
【図2】差信号Sおよび和信号Wの典型的なプロファィ
ルを示す図である。
【図3】本発明の第2実施例にかかる段差測定装置の構
成を概略的に示す図である。
【図4】本発明の第3実施例にかかる段差測定装置の構
成を概略的に示す図である。
【符号の説明】
1、23・・・光源 7、29・・・対物レンズ 6、28・・・ノマルスキープリズム 8、30・・・被検物体 10、32・・・1/4波長板 11・・・1/2波長板 13・・・偏光ビームスプリッタ 15、17、37・・・2次元イメージセンサ 20、35・・・像形成装置 41・・・液晶偏光装置 21、40・・・表示装置

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、該光源からの光を被検物体上に
    照明するための照明光学系と、被検物体の像を所定の像
    面に結像するための対物レンズと、前記対物レンズと前
    記光源との間に配設され前記光源からの光をその偏光成
    分によって2つの光に分割し、前記被検物体で反射され
    た前記2つの光を合成するための複屈折プリズムと、前
    記合成された2つの光を特定の偏光成分に選択するため
    の検光子と、前記像面に配設され前記検光子を通過した
    光を受光する2次元イメージセンサと、前記2次元イメ
    ージセンサから出力される信号に基づいて前記被検物体
    の段差を定量的に測定するための測定手段とを備えた段
    差測定装置であって、 前記段差測定装置は、前記被検物体が鏡面であるときに
    前記検光子に達する反射光が円偏光になるように構成さ
    れ、 前記検光子は、アナライザ角が可変の偏光ビームスプリ
    ッタを有し、 前記2次元イメージセンサは前記偏光ビームスプリッタ
    を透過した光を検出するための第1の2次元イメージセ
    ンサと、前記偏光ビームスプリッタで反射した光を検出
    するための第2の2次元イメージセンサとを有し、 前記測定手段は、前記段差に対する前記第1の2次元イ
    メージセンサの出力と前記第2の2次元イメージセンサ
    の出力との差が最大または最小になるときの前記偏光ビ
    ームスプリッタのアナライザ角に基づいて前記段差を測
    定することを特徴とする段差測定装置。
  2. 【請求項2】 前記測定手段は、 前記被検物体の段差の一方の領域に対する前記第1の2
    次元イメージセンサの出力と前記第2の2次元イメージ
    センサの出力との和に基づいて、前記一方の領域におけ
    る前記被検物体の第1振幅反射率を求め、 前記被検物体の段差の他方の領域に対する前記第1の2
    次元イメージセンサの出力と前記第2の2次元イメージ
    センサの出力との和に基づいて、前記他方の領域におけ
    る前記被検物体の第2振幅反射率を求め、 前記アナライザ角、前記第1振幅反射率及び前記第2振
    幅反射率とに基づいて前記段差が前記2つの照明光に付
    与する位相差を算出し、該算出された位相差に基づいて
    前記段差を測定することを特徴とする請求項1に記載の
    段差測定装置。
  3. 【請求項3】 前記検光子は、光軸に対して固定された
    偏光ビームスプリッタと、該偏光ビームスプリッタの入
    射側に配置され且つ偏光回転角が可変の旋光子とを有す
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の段差測定
    装置。
  4. 【請求項4】 前記偏光回転角が可変の旋光子は、光軸
    に対して回転可能な1/2波長板であることを特徴とす
    る請求項3に記載の段差測定装置。
  5. 【請求項5】 前記検光子は、光軸を中心として回転可
    能な偏光ビームスプリッタを有し、 前記第1の2次元イメージセンサおよび第2の2次元イ
    メージセンサは、前記偏光ビームスプリッタと一体的に
    回転するように構成されていることを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の段差測定装置。
  6. 【請求項6】 前記光源は、該光源から出射する光を特
    定の波長の光に選択するための波長選択手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載の
    段差測定装置。
  7. 【請求項7】 前記光源は該光源から出射する光を所定
    の偏光方向を有する直線偏光の光に選択する偏光選択手
    段を有することを特徴とする請求項1、2、3、4、5
    または6に記載の段差測定装置。
  8. 【請求項8】 前記複屈折プリズムは、前記被検物体が
    鏡面であるときに、分割した2つの光に対して往復でπ
    の整数倍の位相差を付与するように位置決めされ、か
    つ、前記被検物体で反射した前記2つの光を合成して直
    線偏光を生成し、 前記検光子の入射側には、前記複屈折プリズムを介して
    合成された直線偏光を円偏光に変換するための1/4波
    長板が設けられていることを特徴とする請求項7に記載
    の段差測定装置。
  9. 【請求項9】 前記被検物体が鏡面であるときに前記検
    光子に達する前記合成された2つの光が円偏光となるよ
    うに、前記複屈折プリズムの光軸に対する挿入位置が規
    定されていることを特徴とする請求項7に記載の段差測
    定装置。
  10. 【請求項10】 光源と、該光源からの光を被検物体上
    に照明するための照明光学系と、被検物体の像を所定の
    像面に結像するための対物レンズと、前記対物レンズと
    前記光源との間に配設され前記光源からの光をその偏光
    成分によって2つの光に分割し、前記被検物体で反射さ
    れた前記2つの光を合成するための複屈折プリズムと、
    前記合成された2つの光を特定の偏光成分に選択するた
    めの検光子と、前記像面に配設され前記検光子を通過し
    た光を受光する2次元イメージセンサと、前記2次元イ
    メージセンサから出力される信号に基づいて前記被検物
    体の段差を定量的に測定するための測定手段とを備えた
    段差測定装置であって、 前記段差測定装置は、前記被検物体が鏡面であるときに
    前記検光子に達する反射光が円偏光になるように構成さ
    れ、 前記検光子はアナライザ角が可変であり、 前記測定手段は、前記検光子のアナライザ角が2つの異
    なる位置にある時の前記2次元イメージセンサの出力の
    差が最大または最小になるときのアナライザ角に基づい
    て前記段差を測定することを特徴とする段差測定装置。
  11. 【請求項11】 前記測定手段は、 前記検光子のアナライザ角が2つの異なる位置にある時
    の前記被検物体の段差の一方の領域に対する前記2次元
    イメージセンサの出力の和に基づいて、前記一方の領域
    における前記被検物体の第1振幅反射率を求め、 前記検光子のアナライザ角が2つの異なる位置にある時
    の前記被検物体の段差の他方の領域に対する前記2次元
    イメージセンサの出力の和に基づいて、前記他方の領域
    における前記被検物体の第2振幅反射率を求め、 前記アナライザ角と前記第1の振幅反射率と前記第2の
    振幅反射率とに基づいて前記段差が前記2つの照明光に
    付与する位相差を算出し、該算出された位相差に基づい
    て前記段差を測定することを特徴とする請求項6に記載
    の段差測定装置。
  12. 【請求項12】 前記検光子は光軸を中心に回転可能な
    偏光板を有することを特徴とする請求項11に記載の段
    差測定装置。
  13. 【請求項13】 前記検光子は、液晶偏光装置を有する
    ことを特徴とする請求項11に記載の段差測定装置。
  14. 【請求項14】 前記検光子のアナライザ角の2つの異
    なる位置は、n、mをそれぞれ奇数としたときに、nπ
    /4およびnπ/4+mπ/2であることを特徴とする
    請求項10、11、12または13に記載の段差測定装
    置。
  15. 【請求項15】 前記光源は、該光源から出射する光を
    特定の波長の光に選択するための波長選択手段を有する
    ことを特徴とする請求項10、11、12、13または
    14に記載の段差測定装置。
  16. 【請求項16】 前記光源は該光源から出射する光を所
    定の偏光方向を有する直線偏光の光に選択する偏光選択
    手段を有することを特徴とする請求項10、11、1
    2、13、14または15に記載の段差測定装置。
  17. 【請求項17】 前記複屈折プリズムは、前記被検物体
    が鏡面であるときに、分割した2つの光に対して往復で
    πの整数倍の位相差を付与するように位置決めされ、か
    つ、前記被検物体で反射した前記2つの光を合成して直
    線偏光を生成し、 前記検光子の入射側には、前記複屈折プリズムを介して
    合成された直線偏光を円偏光に変換するための1/4波
    長板が設けられていることを特徴とする請求項16に記
    載の段差測定装置。
  18. 【請求項18】 前記被検物体が鏡面であるときに前記
    検光子に達する前記合成された2つの光が円偏光となる
    ように、前記複屈折プリズムの光軸に対する挿入位置が
    規定されていることを特徴とする請求項16に記載の段
    差測定装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009526978A (ja) * 2006-02-18 2009-07-23 カール マール ホールディング ゲーエムベーハー 光学表面センサー
KR101407482B1 (ko) * 2012-07-03 2014-06-16 한국표준과학연구원 홀 형상 및 깊이 측정 장치 및 방법
WO2016076626A1 (ko) * 2014-11-13 2016-05-19 주식회사 고영테크놀러지 회절 격자를 이용한 3차원 형상 측정 장치
KR20170138620A (ko) * 2016-06-07 2017-12-18 에스케이하이닉스 주식회사 반도체 패턴 계측 장치, 이를 이용한 반도체 패턴 계측 시스템

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