JPH0914574A - 推進管の防食保護方法 - Google Patents
推進管の防食保護方法Info
- Publication number
- JPH0914574A JPH0914574A JP16599295A JP16599295A JPH0914574A JP H0914574 A JPH0914574 A JP H0914574A JP 16599295 A JP16599295 A JP 16599295A JP 16599295 A JP16599295 A JP 16599295A JP H0914574 A JPH0914574 A JP H0914574A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- anticorrosion
- reaction
- propulsion
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 推進管の外側周面、とりわけ管端を溶接した
継手部に、高硬度の防食保護層を極めて短時間で形成す
ることができる方法を提供する。 【構成】 推進管1,2の管端を溶接して成る継手部A
を被包して金型4を配置し、継手部4と金型4が形成す
る空隙部Bに、ノルボルネン系単量体、メタセシス触
媒、および活性剤を含む反応液を注入したのち前記反応
液を硬化して継手部Aを被覆する防食保護層を形成す
る。
継手部に、高硬度の防食保護層を極めて短時間で形成す
ることができる方法を提供する。 【構成】 推進管1,2の管端を溶接して成る継手部A
を被包して金型4を配置し、継手部4と金型4が形成す
る空隙部Bに、ノルボルネン系単量体、メタセシス触
媒、および活性剤を含む反応液を注入したのち前記反応
液を硬化して継手部Aを被覆する防食保護層を形成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は推進管の防食保護方法に
関し、更に詳しくは、施工現場において、推進管の管端
を次々と溶接して直押し推進工事を進めていくときに、
それぞれの推進管の継手部や推進管の全長に亘って、極
めて短時間で、防食性能が優れ、しかも高硬度の防食保
護層を形成する方法に関する。
関し、更に詳しくは、施工現場において、推進管の管端
を次々と溶接して直押し推進工事を進めていくときに、
それぞれの推進管の継手部や推進管の全長に亘って、極
めて短時間で、防食性能が優れ、しかも高硬度の防食保
護層を形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、道路などを横断して配管を埋設す
る工法として、直押し推進工法が採用されている。この
工法は、地表から道路掘削を行わなくても、配管を道路
横断した状態で埋設することができるので、工事に際し
ては道路交通を遮断しなくてもよいという利点を備えて
いる。
る工法として、直押し推進工法が採用されている。この
工法は、地表から道路掘削を行わなくても、配管を道路
横断した状態で埋設することができるので、工事に際し
ては道路交通を遮断しなくてもよいという利点を備えて
いる。
【0003】この直押し推進工法は概ね次のように行わ
れる。すなわち、道路の両脇の適宜な個所に堅穴を堀
り、一方の竪穴から他方の竪穴に向かって、所定長さの
配管を、順次例えばジャッキによって地中に直接押し込
んで、道路を横断させる。このとき、順次土中に押し込
まれる配管は、一方の竪穴で互いの管端が順次溶接され
る。そして、工事終了時には、全体として1本の長い配
管が道路を横断した状態で地中に埋設されたことにな
る。
れる。すなわち、道路の両脇の適宜な個所に堅穴を堀
り、一方の竪穴から他方の竪穴に向かって、所定長さの
配管を、順次例えばジャッキによって地中に直接押し込
んで、道路を横断させる。このとき、順次土中に押し込
まれる配管は、一方の竪穴で互いの管端が順次溶接され
る。そして、工事終了時には、全体として1本の長い配
管が道路を横断した状態で地中に埋設されたことにな
る。
【0004】ところで、用いられる配管は、通常、鋼管
などの金属管の外表面が、その管端部の約150mmを
残して、ポリエチレン、ポリウレタン等の樹脂から成る
所望厚みの防食保護層で被覆されており、被覆されてい
ない管端部の外表面には防食塗装が施されている。この
ような配管を用いて推進工事を行う場合には、まず、管
端部の防食塗装を除去して金属管の表面部を裸出したの
ち、各配管の管端を突き合わせ、その突き合わせ個所を
溶接して溶接部にする。そのため、各配管の継手部に
は、溶接部とその溶接部の両脇に所望の長さで裸出する
裸出表面部とが存在することになる。
などの金属管の外表面が、その管端部の約150mmを
残して、ポリエチレン、ポリウレタン等の樹脂から成る
所望厚みの防食保護層で被覆されており、被覆されてい
ない管端部の外表面には防食塗装が施されている。この
ような配管を用いて推進工事を行う場合には、まず、管
端部の防食塗装を除去して金属管の表面部を裸出したの
ち、各配管の管端を突き合わせ、その突き合わせ個所を
溶接して溶接部にする。そのため、各配管の継手部に
は、溶接部とその溶接部の両脇に所望の長さで裸出する
裸出表面部とが存在することになる。
【0005】したがって、この継手部に対しては、ただ
ちに継手部の外側周面を被覆する防食保護層を形成して
当該継手部に防食保護処理を施すことが必要になる。そ
の場合、形成後の防食保護層は、地中に直押し推進され
て地中の砂礫などと激しく摩擦して損耗し、継手部から
剥離することもあるので、防食保護層は、その硬度が大
きく、上記した摩擦をうけても損耗しにくい材料で形成
されることが要求される。通常、推進管における防食被
覆層はその硬度がショア硬度Dで60以上であることが
必要とされている。好ましくは70以上である。また、
工事現場で迅速に形成することができ、もって推進工事
の時間短縮に資することができることも、防食保護層に
要求される重要な性状である。
ちに継手部の外側周面を被覆する防食保護層を形成して
当該継手部に防食保護処理を施すことが必要になる。そ
の場合、形成後の防食保護層は、地中に直押し推進され
て地中の砂礫などと激しく摩擦して損耗し、継手部から
剥離することもあるので、防食保護層は、その硬度が大
きく、上記した摩擦をうけても損耗しにくい材料で形成
されることが要求される。通常、推進管における防食被
覆層はその硬度がショア硬度Dで60以上であることが
必要とされている。好ましくは70以上である。また、
工事現場で迅速に形成することができ、もって推進工事
の時間短縮に資することができることも、防食保護層に
要求される重要な性状である。
【0006】ところで、推進工事において、上記した推
進管継手部の外側周面に防食保護層を形成する場合に
は、当該継手部の外側周面を例えば2つ割り構造の金型
で被覆し、金型と前記外側周面との間に形成された空隙
部に液状の反応性樹脂を注入し、その反応性樹脂を硬化
して防食保護層にするという工法が採用されている。例
えば、0.5〜1時間程度の時間で硬化反応が終了する2
液混合型のウレタン系樹脂を前記した金型の空隙部に圧
入して硬化するという工法が知られている。
進管継手部の外側周面に防食保護層を形成する場合に
は、当該継手部の外側周面を例えば2つ割り構造の金型
で被覆し、金型と前記外側周面との間に形成された空隙
部に液状の反応性樹脂を注入し、その反応性樹脂を硬化
して防食保護層にするという工法が採用されている。例
えば、0.5〜1時間程度の時間で硬化反応が終了する2
液混合型のウレタン系樹脂を前記した金型の空隙部に圧
入して硬化するという工法が知られている。
【0007】しかし、このウレタン系樹脂を用いた場
合、完全硬化して最終の強度を発現するためには更に時
間を要し、しかも完全硬化後の防食保護層の曲げ弾性率
は1800〜9000kg/cm2 と低い。また、この
2液混合型のウレタン系樹脂の場合、圧入時の粘度は5
00〜1500cps程度とかなり高いため、それに応
じて圧入時の圧力も高くなり、金型や継手部に加わる圧
力は10〜40kg/cm2 という高圧になる。そのた
め、金型を推進管の外周周面に配置する際には両者の間
で液洩れが起こらないように配置しなければならず、そ
れはかなり高度の熟練を要する作業になる。しかも、継
手部に防食保護処理を行うたびに、上記した熟練を要す
る金型の配置作業を行わなければならず、迅速・簡便さ
が求められる現場作業にとっては好ましい工法とはいえ
ない。
合、完全硬化して最終の強度を発現するためには更に時
間を要し、しかも完全硬化後の防食保護層の曲げ弾性率
は1800〜9000kg/cm2 と低い。また、この
2液混合型のウレタン系樹脂の場合、圧入時の粘度は5
00〜1500cps程度とかなり高いため、それに応
じて圧入時の圧力も高くなり、金型や継手部に加わる圧
力は10〜40kg/cm2 という高圧になる。そのた
め、金型を推進管の外周周面に配置する際には両者の間
で液洩れが起こらないように配置しなければならず、そ
れはかなり高度の熟練を要する作業になる。しかも、継
手部に防食保護処理を行うたびに、上記した熟練を要す
る金型の配置作業を行わなければならず、迅速・簡便さ
が求められる現場作業にとっては好ましい工法とはいえ
ない。
【0008】しかも、形成する防食保護層の厚みが10
0mm以上とかなり厚い場合、上記したような高粘度の
ウレタン系樹脂を圧入すると、金型内に空気を巻き込む
ことが多くなり、形成された防食保護層にはその空気が
そのままボイドとして内在し品質不良を招きやすくな
る。そして、このウレタン系樹脂を注型して防食保護層
を形成する場合、それを完全に硬化するためには、通
常、金型に圧入して賦型したのち更に加熱して後硬化処
理を施すことが必要であるため、結局は、防食保護処理
の全体を完了するために要する時間も長くなり、迅速性
ということでは効果は薄い。
0mm以上とかなり厚い場合、上記したような高粘度の
ウレタン系樹脂を圧入すると、金型内に空気を巻き込む
ことが多くなり、形成された防食保護層にはその空気が
そのままボイドとして内在し品質不良を招きやすくな
る。そして、このウレタン系樹脂を注型して防食保護層
を形成する場合、それを完全に硬化するためには、通
常、金型に圧入して賦型したのち更に加熱して後硬化処
理を施すことが必要であるため、結局は、防食保護処理
の全体を完了するために要する時間も長くなり、迅速性
ということでは効果は薄い。
【0009】更に、推進工事における防食保護処理に関
しては、例えば、特公平7−6595号公報で開示され
た方法が知られている。ここで開示されている方法の場
合は、継手部の外側周面を被覆してポリエチレンまたは
ポリウレタンの防食層を第1層として設け、更にその上
に、ガラス繊維もしくは金属繊維が混入しているポリエ
ステルまたはエポキシアクリレート樹脂の保護層を第2
層として設けて防食保護が施されている。特に、実施例
としては第1層をポリエチレンの熱収縮チューブまたは
シートで形成する方法が開示されている。
しては、例えば、特公平7−6595号公報で開示され
た方法が知られている。ここで開示されている方法の場
合は、継手部の外側周面を被覆してポリエチレンまたは
ポリウレタンの防食層を第1層として設け、更にその上
に、ガラス繊維もしくは金属繊維が混入しているポリエ
ステルまたはエポキシアクリレート樹脂の保護層を第2
層として設けて防食保護が施されている。特に、実施例
としては第1層をポリエチレンの熱収縮チューブまたは
シートで形成する方法が開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記した特公平7−6
595号公報に開示されている方法においては、推進工
事の時間を短縮することを目的として、上記保護層の形
成に関し実施例では次のような処置が提案されている。
まず第1の処置は、ポリエステルやエポキシアクリレー
トに硬化反応を促進するための触媒を添加することであ
る。しかしながら、この処置は、工事現場の気温や配管
温度によって上記樹脂の硬化反応の進み方が大きく左右
されるので、作業性は悪く、形成された保護層の品質も
均一になりづらく、現場作業で採用するには不利な点が
多い。
595号公報に開示されている方法においては、推進工
事の時間を短縮することを目的として、上記保護層の形
成に関し実施例では次のような処置が提案されている。
まず第1の処置は、ポリエステルやエポキシアクリレー
トに硬化反応を促進するための触媒を添加することであ
る。しかしながら、この処置は、工事現場の気温や配管
温度によって上記樹脂の硬化反応の進み方が大きく左右
されるので、作業性は悪く、形成された保護層の品質も
均一になりづらく、現場作業で採用するには不利な点が
多い。
【0011】他の処置は、ポリエチレンの熱収縮チュー
ブまたはシートで第1層を形成し、そのとき、第1層が
40℃以上の残熱を有している状態で第2層を形成する
というものである。しかしながら、この処置において
は、第2層を形成するための作業開始時点が第1層の残
熱状態によって制限される。したがって、この処置は現
場作業における柔軟性を欠く。例えば、第1層を形成す
ると、その第1層は直ちに気温まで冷却しはじめていく
ので、第1層が40℃以上の残熱を有しているまでの間
に第2層の形成作業を開始しなければならない。したが
って、実際の現場作業においては、作業を迅速に進めよ
うとした場合、第1層を発熱する材料で形成するかまた
は配管それ自体を加熱するかなどの方策を講じて、第2
層の形成に際しては、第1層を予熱する作業が必要にな
ってくる。
ブまたはシートで第1層を形成し、そのとき、第1層が
40℃以上の残熱を有している状態で第2層を形成する
というものである。しかしながら、この処置において
は、第2層を形成するための作業開始時点が第1層の残
熱状態によって制限される。したがって、この処置は現
場作業における柔軟性を欠く。例えば、第1層を形成す
ると、その第1層は直ちに気温まで冷却しはじめていく
ので、第1層が40℃以上の残熱を有しているまでの間
に第2層の形成作業を開始しなければならない。したが
って、実際の現場作業においては、作業を迅速に進めよ
うとした場合、第1層を発熱する材料で形成するかまた
は配管それ自体を加熱するかなどの方策を講じて、第2
層の形成に際しては、第1層を予熱する作業が必要にな
ってくる。
【0012】また、この処置を施した場合、上記先行技
術の第7図によれば、第1層の温度が40℃であるとき
の第2層のゲル化時間は約15分であり、また推進作業
が可能となる強度を発現する時間は20分以上である。
しかしながら、これらの時間は、推進工事にとっては長
い時間である。更には、この処置においては、第1層の
放熱・冷却が完了する前に第2層が形成されるので層内
部は蓄熱状態にあるため、第1層のポリエチレンの粘性
は低くなっていて、配管と最外層である第2層との間の
管軸方向における剪断強度は極端に低下している。した
がって、この状態で推進作業を行うと、第2層が管軸方
向にずれてしまうことがある。そのため、結局は、第2
層の形成後にあっても、第1層が完全に冷却するまで放
置することが必要になり、全体としての防食保護処置に
要する時間は長くならざるを得ない。
術の第7図によれば、第1層の温度が40℃であるとき
の第2層のゲル化時間は約15分であり、また推進作業
が可能となる強度を発現する時間は20分以上である。
しかしながら、これらの時間は、推進工事にとっては長
い時間である。更には、この処置においては、第1層の
放熱・冷却が完了する前に第2層が形成されるので層内
部は蓄熱状態にあるため、第1層のポリエチレンの粘性
は低くなっていて、配管と最外層である第2層との間の
管軸方向における剪断強度は極端に低下している。した
がって、この状態で推進作業を行うと、第2層が管軸方
向にずれてしまうことがある。そのため、結局は、第2
層の形成後にあっても、第1層が完全に冷却するまで放
置することが必要になり、全体としての防食保護処置に
要する時間は長くならざるを得ない。
【0013】本発明は、特公平7−6595号公報の記
載に代表される推進管継手部の防食保護における上記し
た問題を解決し、推進管継手部、そしてまた推進管の全
長に亘って、極めて短時間で高硬度の防食保護層を形成
することができる推進管の防食保護方法の提供を目的と
する。
載に代表される推進管継手部の防食保護における上記し
た問題を解決し、推進管継手部、そしてまた推進管の全
長に亘って、極めて短時間で高硬度の防食保護層を形成
することができる推進管の防食保護方法の提供を目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、推進管の外側周面を被包し
て金型を配置し、前記推進管の外側周面と前記金型が形
成する空隙部に、ノルボルネン系単量体、メタセシス触
媒、および活性剤を含む反応液を注入したのち前記反応
液を硬化して前記外側周面を被覆する防食保護層を形成
することを特徴とする直押し推進管の防食保護方法が提
供される。
ために、本発明においては、推進管の外側周面を被包し
て金型を配置し、前記推進管の外側周面と前記金型が形
成する空隙部に、ノルボルネン系単量体、メタセシス触
媒、および活性剤を含む反応液を注入したのち前記反応
液を硬化して前記外側周面を被覆する防食保護層を形成
することを特徴とする直押し推進管の防食保護方法が提
供される。
【0015】とくに、本発明においては、推進管の管端
を溶接して成る継手部に、高硬度で、防食性能に優れた
防食保護層を極めて短時間のうちに形成することができ
る推進管の防食保護方法が提供される。以下に、推進管
の継手部に本発明方法を適用する場合について詳細に説
明する。
を溶接して成る継手部に、高硬度で、防食性能に優れた
防食保護層を極めて短時間のうちに形成することができ
る推進管の防食保護方法が提供される。以下に、推進管
の継手部に本発明方法を適用する場合について詳細に説
明する。
【0016】図1の部分断面図で示したように、既に土
Gの中に推進されている推進管1の管端部の防食塗装
(図示しない)を除去して推進管1の表面部1aを裸出
し、また、溶接すべき推進管2の管端部の防食塗装(同
じく図示しない)を除去して推進管の表面部2aを裸出
し、各推進管の管端を互いに突き合わせてそこを溶接す
る。
Gの中に推進されている推進管1の管端部の防食塗装
(図示しない)を除去して推進管1の表面部1aを裸出
し、また、溶接すべき推進管2の管端部の防食塗装(同
じく図示しない)を除去して推進管の表面部2aを裸出
し、各推進管の管端を互いに突き合わせてそこを溶接す
る。
【0017】したがって、溶接終了後の推進管1,2の
継手部Aには、溶接部3とその両脇に位置する裸出表面
部1a,2aとが形成されている。ついで、図2で示し
たように、この接続部Aの外側周面を被包して金型4が
配置される。この金型4は、図3で示したように、全体
として円筒形状をしていて、径方向で2つ割りできるよ
うになっており、上側の型と下側の型は、ボルト5aと
ナット5bで緊締できるようになっている。一方の型
(下側に位置する型)には後述する反応液を注入するた
めの注入口4aが取り付けられ、他の型(上側に位置す
る型)には空気孔4bが形成されている。金型4の全長
は、図1で示した継手部Aの長さよりも長く、その両端
部4c,4dは、それぞれ、推進管1の被覆層1b、推
進管2の被覆層2bを圧接できるような口径になってお
り、また両端部4c,4d近傍の型面4e,4fは、い
ずれもテーパ面になっている。
継手部Aには、溶接部3とその両脇に位置する裸出表面
部1a,2aとが形成されている。ついで、図2で示し
たように、この接続部Aの外側周面を被包して金型4が
配置される。この金型4は、図3で示したように、全体
として円筒形状をしていて、径方向で2つ割りできるよ
うになっており、上側の型と下側の型は、ボルト5aと
ナット5bで緊締できるようになっている。一方の型
(下側に位置する型)には後述する反応液を注入するた
めの注入口4aが取り付けられ、他の型(上側に位置す
る型)には空気孔4bが形成されている。金型4の全長
は、図1で示した継手部Aの長さよりも長く、その両端
部4c,4dは、それぞれ、推進管1の被覆層1b、推
進管2の被覆層2bを圧接できるような口径になってお
り、また両端部4c,4d近傍の型面4e,4fは、い
ずれもテーパ面になっている。
【0018】したがって、継手部Aの外側に金型4を配
置すると、金型4の内部の長手方向には、その両端部4
c,4dの間に、被覆層1b,2bと継手部Aを取り囲
んだ状態で空隙部Bが形成される。金型4の配置に先立
ち、継手部Aの外側周面に対しては例えばディスクサン
ダなどを用いてSIS St−3程度の下地処理を行
い、また被覆層1b,2bの表面に対しては、塵埃、水
分、油分などを乾布と適当な溶剤を用いて除去したの
ち、粒度30〜120番程度のサンドペーパを用いて粗
面化すると、そこに形成される防食被覆層との密着性が
向上して好適である。なお、状況に応じては、公知のプ
ライマ処理、酸処理、熱処理などを行ってもよい。
置すると、金型4の内部の長手方向には、その両端部4
c,4dの間に、被覆層1b,2bと継手部Aを取り囲
んだ状態で空隙部Bが形成される。金型4の配置に先立
ち、継手部Aの外側周面に対しては例えばディスクサン
ダなどを用いてSIS St−3程度の下地処理を行
い、また被覆層1b,2bの表面に対しては、塵埃、水
分、油分などを乾布と適当な溶剤を用いて除去したの
ち、粒度30〜120番程度のサンドペーパを用いて粗
面化すると、そこに形成される防食被覆層との密着性が
向上して好適である。なお、状況に応じては、公知のプ
ライマ処理、酸処理、熱処理などを行ってもよい。
【0019】この状態で、金型4の注入口4aから反応
液を空隙部Bに注入する。本発明方法で用いる反応液と
は、ノルボルネン系単量体とメタセシス触媒と活性剤
と、更に必要に応じては後述する任意成分とを含むもの
であって、ノルボルネン系単量体が開環して塊状重合を
起こすものである。すなわち、1液のみではノルボルネ
ン系単量体の塊状重合が起こらないように、上記した各
成分を2液以上に分割して反応原液を用意しておき、金
型への注入作業の直前でこれら各反応原液が混合された
ものである。
液を空隙部Bに注入する。本発明方法で用いる反応液と
は、ノルボルネン系単量体とメタセシス触媒と活性剤
と、更に必要に応じては後述する任意成分とを含むもの
であって、ノルボルネン系単量体が開環して塊状重合を
起こすものである。すなわち、1液のみではノルボルネ
ン系単量体の塊状重合が起こらないように、上記した各
成分を2液以上に分割して反応原液を用意しておき、金
型への注入作業の直前でこれら各反応原液が混合された
ものである。
【0020】この反応液は、反応原液を混合した直後の
粘度が約300cpsと低く非常に流動性に富んでい
る。したがって、反応液を金型4の空隙部Bに注入する
ときには、反応液に大きな圧力を加えて注入することは
不要であり、注入作業の開始とともに、反応液は迅速に
空隙部Bの隅々にまで流れ込んでいき、しかも空気を巻
き込むことなく均質な状態で注入される。
粘度が約300cpsと低く非常に流動性に富んでい
る。したがって、反応液を金型4の空隙部Bに注入する
ときには、反応液に大きな圧力を加えて注入することは
不要であり、注入作業の開始とともに、反応液は迅速に
空隙部Bの隅々にまで流れ込んでいき、しかも空気を巻
き込むことなく均質な状態で注入される。
【0021】そして、約60℃程度の温度に加熱される
と、急速に、発熱硬化して5分以内の時間で固化する。
この硬化反応の過程は開環重合であるため、分解ガスな
どは発生せず、しかも、圧縮硬度、伸び、曲げ弾性率な
どの機械的な強度特性は硬化反応の初期段階から確実に
発現しはじめ、硬化反応開始後、約10分以内で最終特
性値の50%以上の値にまで到達する。
と、急速に、発熱硬化して5分以内の時間で固化する。
この硬化反応の過程は開環重合であるため、分解ガスな
どは発生せず、しかも、圧縮硬度、伸び、曲げ弾性率な
どの機械的な強度特性は硬化反応の初期段階から確実に
発現しはじめ、硬化反応開始後、約10分以内で最終特
性値の50%以上の値にまで到達する。
【0022】ここで、ノルボルネン系単量体としては、
ノルボルネン環を有すものであれば何であってもよい
が、例えば、ノルボルネン、ノルボルナジエンのような
二環体;ジシクロペンタジエン、ジヒドロジシクロペン
タジエンのような三環体;テトラシクロドデセンのよう
な四環体;トリシクロペンタジエンのような五環体;テ
トラシクロペンタジエンのような七環体;これらに対
し、メチル、エチル、プロピル、ブチルなどのアルキ
ル、ビニルなどのアルケニル、エチリデンなどのアルキ
リデン、フェニル、トリル、ナフチルなどのアリールで
置換して成る置換体;更には、エステル基、エーテル
基、シアノ基、ハロゲン原子などの極性基を有する置換
体;をあげることができる。
ノルボルネン環を有すものであれば何であってもよい
が、例えば、ノルボルネン、ノルボルナジエンのような
二環体;ジシクロペンタジエン、ジヒドロジシクロペン
タジエンのような三環体;テトラシクロドデセンのよう
な四環体;トリシクロペンタジエンのような五環体;テ
トラシクロペンタジエンのような七環体;これらに対
し、メチル、エチル、プロピル、ブチルなどのアルキ
ル、ビニルなどのアルケニル、エチリデンなどのアルキ
リデン、フェニル、トリル、ナフチルなどのアリールで
置換して成る置換体;更には、エステル基、エーテル
基、シアノ基、ハロゲン原子などの極性基を有する置換
体;をあげることができる。
【0023】これらの単量体は、それぞれ単独で用いて
もよく、また2種以上を適宜に混合して用いてもよい。
これらのうち、入手が容易であり、反応性が優れ、反応
終了後の硬化物の耐熱性が優れているという点で、三環
体、四環体または五環体を好適なものとしてあげること
ができる。このノルボルネン系単量体は開環重合して樹
脂化し、固化していくが、そのときに、生成させる開環
重合体を熱硬化型にすることが好ましい。そのために
は、用いるノルボルネン系単量体のうち、10重量%以
上、好ましくは30重量%以上が架橋可能である単量体
を使用すればよい。この架橋可能な単量体は、反応性2
重結合を1分子内に2個以上有する多環ノルボルネン系
単量体であって、具体的には、ジシクロペンタジエン、
トリシクロペンタジエン、テトラシクロペンタジエンな
どをあげることができる。
もよく、また2種以上を適宜に混合して用いてもよい。
これらのうち、入手が容易であり、反応性が優れ、反応
終了後の硬化物の耐熱性が優れているという点で、三環
体、四環体または五環体を好適なものとしてあげること
ができる。このノルボルネン系単量体は開環重合して樹
脂化し、固化していくが、そのときに、生成させる開環
重合体を熱硬化型にすることが好ましい。そのために
は、用いるノルボルネン系単量体のうち、10重量%以
上、好ましくは30重量%以上が架橋可能である単量体
を使用すればよい。この架橋可能な単量体は、反応性2
重結合を1分子内に2個以上有する多環ノルボルネン系
単量体であって、具体的には、ジシクロペンタジエン、
トリシクロペンタジエン、テトラシクロペンタジエンな
どをあげることができる。
【0024】メタセシス触媒は、上記したノルボルネン
系単量体の開環重合を進めるための触媒であって、その
種類は格別限定されるものではなく複分解してノルボル
ネン系単量体を開環重合させるものであれば何であって
もよく、例えば、タングステン、モリブデン、タンタル
などのハロゲン化物、オキシハロゲン化物、酸化物また
はアンモニウム塩などをあげることができる。
系単量体の開環重合を進めるための触媒であって、その
種類は格別限定されるものではなく複分解してノルボル
ネン系単量体を開環重合させるものであれば何であって
もよく、例えば、タングステン、モリブデン、タンタル
などのハロゲン化物、オキシハロゲン化物、酸化物また
はアンモニウム塩などをあげることができる。
【0025】このメタセシス触媒の使用量は、用いる反
応液におけるノルボルネン系単量体1モルに対し、通
常、0.01〜50ミリモル、好ましくは、0.1〜20ミ
リモルに設定される。この使用量が少なすぎると、ノル
ボルネン系単量体を開環重合させるための活性が低すぎ
て開環重合に多大な時間がかかるため、金型内での硬化
が迅速に進行しなくなり、また、使用量が多すぎると開
環重合が激しく進んでしまい、反応液が金型の空隙部に
注入されている過程で硬化してしまったり、またメタセ
シス触媒が析出して反応液を均質な状態で保存すること
が困難になる。
応液におけるノルボルネン系単量体1モルに対し、通
常、0.01〜50ミリモル、好ましくは、0.1〜20ミ
リモルに設定される。この使用量が少なすぎると、ノル
ボルネン系単量体を開環重合させるための活性が低すぎ
て開環重合に多大な時間がかかるため、金型内での硬化
が迅速に進行しなくなり、また、使用量が多すぎると開
環重合が激しく進んでしまい、反応液が金型の空隙部に
注入されている過程で硬化してしまったり、またメタセ
シス触媒が析出して反応液を均質な状態で保存すること
が困難になる。
【0026】このような反応液には、更に、メタセシス
触媒の触媒活性を高めることができる活性剤が配合され
ている。活性剤としては、メタセシス触媒を活性化でき
るものであれば何であってもよく、例えば、アルキルア
ルミニウム、アルキルアルミニウムハライド、アルコキ
シアルキルアルミニウムハライド、アリールオキシアル
キルアルミニウムハライド、有機すず化合物などをあげ
ることができる。
触媒の触媒活性を高めることができる活性剤が配合され
ている。活性剤としては、メタセシス触媒を活性化でき
るものであれば何であってもよく、例えば、アルキルア
ルミニウム、アルキルアルミニウムハライド、アルコキ
シアルキルアルミニウムハライド、アリールオキシアル
キルアルミニウムハライド、有機すず化合物などをあげ
ることができる。
【0027】この活性剤の使用量は、格別限定されるも
のではないが、通常、反応液におけるメタセシス触媒1
モルに対し、1〜10モルに設定される。この使用量が
少なすぎたり、また多すぎたりすると、メタセシス触媒
の場合と同じような不都合を生ずるからである。更に、
反応液には、公知の酸化防止剤、充填剤、顔料、着色
剤、発泡剤、難燃化剤、黒鉛のような固体潤滑剤など他
の任意成分が配合されていてもよい。
のではないが、通常、反応液におけるメタセシス触媒1
モルに対し、1〜10モルに設定される。この使用量が
少なすぎたり、また多すぎたりすると、メタセシス触媒
の場合と同じような不都合を生ずるからである。更に、
反応液には、公知の酸化防止剤、充填剤、顔料、着色
剤、発泡剤、難燃化剤、黒鉛のような固体潤滑剤など他
の任意成分が配合されていてもよい。
【0028】また、この反応液に、ポリブタジエン、ス
チレン−ブタジエン共重合体、スチレン−ブタジエン−
スチレン共重合体、スチレン−イソプレン−スチレン共
重合体のようなジエン系エラストマーや、天然ゴム、ポ
リイソプレン、エチレン−プロピレン−ジエンターポリ
マーなどを配合すると、得られた硬化物の耐衝撃性が向
上するので好適である。上記ジエン系エラストマーを配
合する場合、その配合量は、反応液におけるノルボルネ
ン系単量体の重量に対し、15重量%以下、好ましくは
10重量%以下に設定される。配合量が多くなりすぎる
と、反応液は高粘性になって金型内への注入が困難にな
るとともに、硬化物の耐熱性や剛性の低下が起こりはじ
めるからである。上記したような成分から成る反応液
は、前記したように、1液のみではノルボルネン系単量
体の開環重合反応が起こらないように、2液以上に分割
した状態で反応原液を調製しておき、金型への注入作業
の直前で混合されるものであって、そのときはじめてノ
ルボルネン系単量体の開環重合反応が起こって硬化反応
が進行する。
チレン−ブタジエン共重合体、スチレン−ブタジエン−
スチレン共重合体、スチレン−イソプレン−スチレン共
重合体のようなジエン系エラストマーや、天然ゴム、ポ
リイソプレン、エチレン−プロピレン−ジエンターポリ
マーなどを配合すると、得られた硬化物の耐衝撃性が向
上するので好適である。上記ジエン系エラストマーを配
合する場合、その配合量は、反応液におけるノルボルネ
ン系単量体の重量に対し、15重量%以下、好ましくは
10重量%以下に設定される。配合量が多くなりすぎる
と、反応液は高粘性になって金型内への注入が困難にな
るとともに、硬化物の耐熱性や剛性の低下が起こりはじ
めるからである。上記したような成分から成る反応液
は、前記したように、1液のみではノルボルネン系単量
体の開環重合反応が起こらないように、2液以上に分割
した状態で反応原液を調製しておき、金型への注入作業
の直前で混合されるものであって、そのときはじめてノ
ルボルネン系単量体の開環重合反応が起こって硬化反応
が進行する。
【0029】例えば、ノルボルネン系単量体とメタセシ
ス触媒と他の任意成分とから成る反応原液A、またノル
ボルネン系単量体と活性剤と他の任意成分とから成る反
応原液Bは、それぞれは単独で硬化反応を起こすことは
ない。しかし、反応原液Aと反応原液Bを混合すると、
そのときには、開環重合反応に必要な成分、すなわち、
ノルボルネン系単量体、メタセシス触媒および活性材の
全てがそろっている反応液になり、ノルボルネン系単量
体の開環重合反応が開始する。本発明においては、反応
原液を混合して反応液とし、これを直ちに金型の空隙部
に注入して硬化させる。
ス触媒と他の任意成分とから成る反応原液A、またノル
ボルネン系単量体と活性剤と他の任意成分とから成る反
応原液Bは、それぞれは単独で硬化反応を起こすことは
ない。しかし、反応原液Aと反応原液Bを混合すると、
そのときには、開環重合反応に必要な成分、すなわち、
ノルボルネン系単量体、メタセシス触媒および活性材の
全てがそろっている反応液になり、ノルボルネン系単量
体の開環重合反応が開始する。本発明においては、反応
原液を混合して反応液とし、これを直ちに金型の空隙部
に注入して硬化させる。
【0030】通常、金型の注入口に反応射出成形機のミ
キシング・ヘッドを装着し、このミキシング・ヘッド内
に前記した2種以上の反応原液を同時に射出することに
より衝突混合させて反応液を調製し、そのまま金型の空
隙部へと注入する。本発明方法は、施工現場で適用され
るので、その作業性のことを考えると、2種類の反応原
液を用いて反応液を調製することが好ましいが、3種類
以上の反応原液を用いて反応液を調製してもよい。
キシング・ヘッドを装着し、このミキシング・ヘッド内
に前記した2種以上の反応原液を同時に射出することに
より衝突混合させて反応液を調製し、そのまま金型の空
隙部へと注入する。本発明方法は、施工現場で適用され
るので、その作業性のことを考えると、2種類の反応原
液を用いて反応液を調製することが好ましいが、3種類
以上の反応原液を用いて反応液を調製してもよい。
【0031】なお、この場合、反応原液を混合したのち
にノルボルネン系単量体と各成分が互いに充分混合して
開環重合が進行するために、混合前の各反応原液には、
いずれも、ノルボルネン系単量体を含有させておくこと
が好ましい。しかし、混合前の反応原液に、ノルボルネ
ン系単量体、メタセシス触媒および活性剤の3者を含有
させておくと、混合前にノルボルネン系単量体の開環重
合が開始するので、通常は、メタセシス触媒と活性剤を
1つの反応原液に共存させることはしない。
にノルボルネン系単量体と各成分が互いに充分混合して
開環重合が進行するために、混合前の各反応原液には、
いずれも、ノルボルネン系単量体を含有させておくこと
が好ましい。しかし、混合前の反応原液に、ノルボルネ
ン系単量体、メタセシス触媒および活性剤の3者を含有
させておくと、混合前にノルボルネン系単量体の開環重
合が開始するので、通常は、メタセシス触媒と活性剤を
1つの反応原液に共存させることはしない。
【0032】用いる反応原液の粘度は格別限定されるも
のではないが、粘度が高すぎても低すぎても、反応原液
間の混合や金型内への注入作業が困難になるので、その
粘度は、通常50〜2000cps、好ましくは100
〜1000cpsの範囲内に設定される。図2で示した
金型5の空隙部Bに、上記した反応原液を混合して成る
反応液を注入すると、空隙部Bで、ノルボルネン系単量
体の開環重合反応が進行し、注入された反応液は硬化物
になる。
のではないが、粘度が高すぎても低すぎても、反応原液
間の混合や金型内への注入作業が困難になるので、その
粘度は、通常50〜2000cps、好ましくは100
〜1000cpsの範囲内に設定される。図2で示した
金型5の空隙部Bに、上記した反応原液を混合して成る
反応液を注入すると、空隙部Bで、ノルボルネン系単量
体の開環重合反応が進行し、注入された反応液は硬化物
になる。
【0033】なお、金型4の外面または内面に面状発熱
体を取りつけたり、また金型4の肉厚部に発熱体を埋め
込み、反応液の注入に先立ち、これら面状発熱体で金型
4の内面を例えば60℃の温度に予熱しておくと、注入
された反応液は、金型4と接触した部分から硬化反応を
進めて発熱し、そのときの発熱も加わって注入反応液は
内部にまで急速に硬化していくことができるので好適で
ある。
体を取りつけたり、また金型4の肉厚部に発熱体を埋め
込み、反応液の注入に先立ち、これら面状発熱体で金型
4の内面を例えば60℃の温度に予熱しておくと、注入
された反応液は、金型4と接触した部分から硬化反応を
進めて発熱し、そのときの発熱も加わって注入反応液は
内部にまで急速に硬化していくことができるので好適で
ある。
【0034】また、本発明方法においては、継手部の外
側に金型を配置するに先立ち、当該継手部に、次のよう
な処置を施すと防食保護効果を一層高めることができる
ので、好適である。例えば、継手部に、エチレン−酢酸
ビニル共重合体系、ポリアミド系、スチレン−イソプレ
ンブロック共重合体(SIS)、スチレン−ブタジエン
ブロック共重合体(SBS)などを主成分とする熱可塑
性ゴム系、ウレタン樹脂などの熱硬化性系、変性ポリオ
レフィン系、およびポリビニルアルコール、ポリオール
等水溶性系などのホットメルト接着剤のシートまたはテ
ープを巻回し、その上に前記した反応液の硬化層を形成
すると、反応液の硬化反応時に発熱する熱でこれらホッ
トメルト接着剤が軟化して継手部に強固に接着するとと
もに、形成された硬化層の内面にも強固に接着して、推
進作業時に発生する管軸方向の剪断応力に対して非常に
優れた抵抗力が発現する。
側に金型を配置するに先立ち、当該継手部に、次のよう
な処置を施すと防食保護効果を一層高めることができる
ので、好適である。例えば、継手部に、エチレン−酢酸
ビニル共重合体系、ポリアミド系、スチレン−イソプレ
ンブロック共重合体(SIS)、スチレン−ブタジエン
ブロック共重合体(SBS)などを主成分とする熱可塑
性ゴム系、ウレタン樹脂などの熱硬化性系、変性ポリオ
レフィン系、およびポリビニルアルコール、ポリオール
等水溶性系などのホットメルト接着剤のシートまたはテ
ープを巻回し、その上に前記した反応液の硬化層を形成
すると、反応液の硬化反応時に発熱する熱でこれらホッ
トメルト接着剤が軟化して継手部に強固に接着するとと
もに、形成された硬化層の内面にも強固に接着して、推
進作業時に発生する管軸方向の剪断応力に対して非常に
優れた抵抗力が発現する。
【0035】また、従来から使用されているブチルゴム
系、アスファルト系、それらの混合系や、タールエポキ
シ樹脂系、エポキシ樹脂系、ウレタン樹脂系、アクリル
樹脂系、鉛系錆止め剤などの防食塗料を継手部に塗布し
た場合も防食性の向上に好適である。更には、従来と同
じように、継手部に熱収縮チューブやシートの層を防食
層として形成し、その上に上記した反応液の硬化層を保
護層として形成しても、優れた防食保護効果が得られ
る。
系、アスファルト系、それらの混合系や、タールエポキ
シ樹脂系、エポキシ樹脂系、ウレタン樹脂系、アクリル
樹脂系、鉛系錆止め剤などの防食塗料を継手部に塗布し
た場合も防食性の向上に好適である。更には、従来と同
じように、継手部に熱収縮チューブやシートの層を防食
層として形成し、その上に上記した反応液の硬化層を保
護層として形成しても、優れた防食保護効果が得られ
る。
【0036】金型4内での反応液の硬化反応が終了した
時点で、金型4を取り外すと、図4で示したように、継
手部Aと被覆層1b,2bを被覆し、また両端部の外面
には金型4のテーパ面が転写した形状のテーパ面を有す
る防食保護層6が形成される。この防食保護層6は高硬
度であり、推進時の損耗は少ない。また、この防食保護
層6は反応液を金型に注入するだけで形成され、しかも
作業開始後、高々5分以内で形成されるので、現場作業
にとっては非常に好適なものである。
時点で、金型4を取り外すと、図4で示したように、継
手部Aと被覆層1b,2bを被覆し、また両端部の外面
には金型4のテーパ面が転写した形状のテーパ面を有す
る防食保護層6が形成される。この防食保護層6は高硬
度であり、推進時の損耗は少ない。また、この防食保護
層6は反応液を金型に注入するだけで形成され、しかも
作業開始後、高々5分以内で形成されるので、現場作業
にとっては非常に好適なものである。
【0037】なお、以上の説明は推進管継手部の外側周
面に防食保護処理を施す場合であるが、本発明方法はこ
れに限定されるものではなく、工場で生産されたプラス
チック被覆管の当該被覆層の全長に亘って施して処理後
の管をそのまま推進管として使用してもよく、また、鋼
管のような金属管の外周面の全長に亘って適用すれば得
られた管をそのまま推進管として使用することができ
る。
面に防食保護処理を施す場合であるが、本発明方法はこ
れに限定されるものではなく、工場で生産されたプラス
チック被覆管の当該被覆層の全長に亘って施して処理後
の管をそのまま推進管として使用してもよく、また、鋼
管のような金属管の外周面の全長に亘って適用すれば得
られた管をそのまま推進管として使用することができ
る。
【0038】その場合、対象とする管の全長が長くて
も、本発明の防食保護層は極めて短時間で形成すること
ができるので、管の一端から他端に向かって、順次、金
型の配置−反応液注入−型はずしの操作をすすめていっ
ても、全体の施工に要する時間はそれほどの長時間には
ならない。
も、本発明の防食保護層は極めて短時間で形成すること
ができるので、管の一端から他端に向かって、順次、金
型の配置−反応液注入−型はずしの操作をすすめていっ
ても、全体の施工に要する時間はそれほどの長時間には
ならない。
【0039】
【実施例】ポリエチレン被覆鋼管の継手部に以下のよう
にして防食保護層を形成した。厚み約3mmのポリエチ
レン被覆層で被覆されている外径300mmの鋼管1,
2の管端部の防食塗装(図示しない)を除去したのち管
端を突き合わせ、そこを溶接した(図1)。
にして防食保護層を形成した。厚み約3mmのポリエチ
レン被覆層で被覆されている外径300mmの鋼管1,
2の管端部の防食塗装(図示しない)を除去したのち管
端を突き合わせ、そこを溶接した(図1)。
【0040】一方、ジシクロペンタジエン75重量部と
非対称型シクロペンタジエン三量体25重量を混合し、
ここにスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合
体(商品名、クレイトン1170、シエル社製)5重量
部、およびフェノール系酸化防止剤(商品名、イルガノ
ックス1010、チバガイギー社製)2重量部を溶解
し、得られた溶液を2つの液に分割し、一方の液には、
1リットル当り、ジエチルアルミニウムクロリド(活性
剤)40ミリモル、n−プロパノール44ミリモル、四
塩化ケイ素20ミリモルを配合して反応原液Aを調製
し、他方の液には、1リットル当り、トリ(トリデシ
ル)アンモニウムモリブデート(メタセシス触媒)10
ミリモルを配合して反応原液Bを調製した。反応原液
A,Bはいずれも温度30℃で待機させた。
非対称型シクロペンタジエン三量体25重量を混合し、
ここにスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合
体(商品名、クレイトン1170、シエル社製)5重量
部、およびフェノール系酸化防止剤(商品名、イルガノ
ックス1010、チバガイギー社製)2重量部を溶解
し、得られた溶液を2つの液に分割し、一方の液には、
1リットル当り、ジエチルアルミニウムクロリド(活性
剤)40ミリモル、n−プロパノール44ミリモル、四
塩化ケイ素20ミリモルを配合して反応原液Aを調製
し、他方の液には、1リットル当り、トリ(トリデシ
ル)アンモニウムモリブデート(メタセシス触媒)10
ミリモルを配合して反応原液Bを調製した。反応原液
A,Bはいずれも温度30℃で待機させた。
【0041】継手部Aの表面にディスクサンダでSIS
St−3程度の下地処理を施し、また被覆層1b,2
bの表面を粒度80番程度のサンドペーパで粗面化した
のち、継手部Aの外側に、両端部4c,4dの口径が3
18mm、中央部の内径が330mm、全長が550m
mで、型面直下の肉厚部に面状発熱体が埋設されている
2つ割り構造の金型4を配置した(図2)。
St−3程度の下地処理を施し、また被覆層1b,2
bの表面を粒度80番程度のサンドペーパで粗面化した
のち、継手部Aの外側に、両端部4c,4dの口径が3
18mm、中央部の内径が330mm、全長が550m
mで、型面直下の肉厚部に面状発熱体が埋設されている
2つ割り構造の金型4を配置した(図2)。
【0042】したがって、金型4内の空隙部Bの厚み
は、例えば、裸出表面部1a,2aとの間で約5mmに
なる。ついで、金型4の内面の温度を60℃に調整し、
前記した反応原液Aと反応原液Bの同容量を反応射出成
形機を用いて混合して反応液とし、それをただちに、金
型4の注入口4aから空隙部Bに注入した。
は、例えば、裸出表面部1a,2aとの間で約5mmに
なる。ついで、金型4の内面の温度を60℃に調整し、
前記した反応原液Aと反応原液Bの同容量を反応射出成
形機を用いて混合して反応液とし、それをただちに、金
型4の注入口4aから空隙部Bに注入した。
【0043】注入開始後、金型4の内面温度の時間変
化、被覆層1b,2bの表面温度の時間変化、および空
隙部Bに注入された反応液の厚み方向における中心部の
温度の時間変化をそれぞれ測定した。その結果を図5に
示した。図中、曲線I は金型内面温度の時間変化、曲線
IIは被覆層表面温度の時間変化、曲線III は反応液の中
心部温度の時間変化をそれぞれ表す。
化、被覆層1b,2bの表面温度の時間変化、および空
隙部Bに注入された反応液の厚み方向における中心部の
温度の時間変化をそれぞれ測定した。その結果を図5に
示した。図中、曲線I は金型内面温度の時間変化、曲線
IIは被覆層表面温度の時間変化、曲線III は反応液の中
心部温度の時間変化をそれぞれ表す。
【0044】図5から明らかなように、注入された反応
液は温度60℃の金型内面と接触した部分でまず硬化反
応が始まり、そのときの発熱で内部の硬化反応が急激に
誘発され、最終的には5分程度で硬化反応を終了して固
化している。反応液注入後10分経過してから金型を取
り外した。継手部の外側に、図4で示したような防食保
護層6が形成された。
液は温度60℃の金型内面と接触した部分でまず硬化反
応が始まり、そのときの発熱で内部の硬化反応が急激に
誘発され、最終的には5分程度で硬化反応を終了して固
化している。反応液注入後10分経過してから金型を取
り外した。継手部の外側に、図4で示したような防食保
護層6が形成された。
【0045】この防食保護層につき、定温下でJISK
7215に準拠してショア硬度(TYPE−D)を測定
した。値は80であった。この硬度は、推進時の損耗に
充分耐えられる値である。また、この防食保護層の温度
23℃における曲げ弾性率を測定したところ、その値は
17000〜19000kg/cm2 の間にあった。な
お、形成された防食保護層のショア硬度を各種の温度で
測定した。その結果を図6に示した。
7215に準拠してショア硬度(TYPE−D)を測定
した。値は80であった。この硬度は、推進時の損耗に
充分耐えられる値である。また、この防食保護層の温度
23℃における曲げ弾性率を測定したところ、その値は
17000〜19000kg/cm2 の間にあった。な
お、形成された防食保護層のショア硬度を各種の温度で
測定した。その結果を図6に示した。
【0046】図6から明らかなように、この防食保護層
の場合、測定温度100℃までは硬度の低下は少なく、
図5で示した結果と合わせて考えると、反応液の注入開
始後、初期の段階で目標とする硬度特性を発揮している
ということがわかる。また、図5から明らかなように、
被覆層1b,2bの表面温度は初期の段階(反応開始約
2分後)で140℃程度の温度まで上昇するので、被覆
層が例えばポリエチレンから成る場合、その軟化点より
も充分に高い温度になっている。したがって、形成され
た防食保護層と被覆層とは熱融着し、粗面化処理の効果
とも相俟って、両層の間には非常に優れた耐剥離性と耐
引き裂き性が発現することになり、推進工事にとって好
適である。
の場合、測定温度100℃までは硬度の低下は少なく、
図5で示した結果と合わせて考えると、反応液の注入開
始後、初期の段階で目標とする硬度特性を発揮している
ということがわかる。また、図5から明らかなように、
被覆層1b,2bの表面温度は初期の段階(反応開始約
2分後)で140℃程度の温度まで上昇するので、被覆
層が例えばポリエチレンから成る場合、その軟化点より
も充分に高い温度になっている。したがって、形成され
た防食保護層と被覆層とは熱融着し、粗面化処理の効果
とも相俟って、両層の間には非常に優れた耐剥離性と耐
引き裂き性が発現することになり、推進工事にとって好
適である。
【0047】比較のために、エポキシ樹脂(商品名、エ
ピコート801,エピキュア3220,油化シェル社
製)とポリウレタン系樹脂(商品名、ポリウェイAR−
100,サンテクノケミカル社製)を用いて、厚み5m
mの防食被覆層を形成した。エポキシ樹脂の場合、防食
被覆層のショア硬度Dが60になるまでには40分の反
応時間が必要であり、ポリウレタン系樹脂の場合は、シ
ョア硬度Dが60になるまでには60分以上の時間が必
要であった。
ピコート801,エピキュア3220,油化シェル社
製)とポリウレタン系樹脂(商品名、ポリウェイAR−
100,サンテクノケミカル社製)を用いて、厚み5m
mの防食被覆層を形成した。エポキシ樹脂の場合、防食
被覆層のショア硬度Dが60になるまでには40分の反
応時間が必要であり、ポリウレタン系樹脂の場合は、シ
ョア硬度Dが60になるまでには60分以上の時間が必
要であった。
【0048】このように、本発明の方法は、極めて短時
間で高硬度の防食被覆層を継手部に形成することを可能
とし、推進工事における新規な防食保護処理として有用
である。次に、比較のために、継手部の外側周面に、内
層がエチレン−酢酸ビニル共重合体を主成分とするホッ
トメルト接着剤から成り、外層が熱収縮ポリエチレンか
ら成るシュリンクチューブで防食保護層(厚み2mm)
を形成した。
間で高硬度の防食被覆層を継手部に形成することを可能
とし、推進工事における新規な防食保護処理として有用
である。次に、比較のために、継手部の外側周面に、内
層がエチレン−酢酸ビニル共重合体を主成分とするホッ
トメルト接着剤から成り、外層が熱収縮ポリエチレンか
ら成るシュリンクチューブで防食保護層(厚み2mm)
を形成した。
【0049】実施例と上記比較例の防食保護層につき、
次のような耐久試験を行った。すなわち、図7で示した
ように、継手部に防食保護層6が形成されている接続管
体の一方の管2の方に油圧シリンダ7を取付け、防食被
覆層6が中央に位置するように接続管体を土槽8の中に
セットして固定したのち、土槽内に、調粒礫質土60%
以下の土壌9を隙間のないように接続管体の周囲に充填
した。
次のような耐久試験を行った。すなわち、図7で示した
ように、継手部に防食保護層6が形成されている接続管
体の一方の管2の方に油圧シリンダ7を取付け、防食被
覆層6が中央に位置するように接続管体を土槽8の中に
セットして固定したのち、土槽内に、調粒礫質土60%
以下の土壌9を隙間のないように接続管体の周囲に充填
した。
【0050】ついで、土壌9の上部からジャッキ10で
約1.2kg/cm2 の圧力を印加し、その状態で油圧シ
リンダ7を作動して、接続管体を約20cm/分の摺動
速度で摺動長100m相当推進した。試験後、接続管体
を取り出し、外観調査を行い、更に防食保護層6を湿布
で覆って絶縁抵抗を測定した。その結果を表1に示し
た。
約1.2kg/cm2 の圧力を印加し、その状態で油圧シ
リンダ7を作動して、接続管体を約20cm/分の摺動
速度で摺動長100m相当推進した。試験後、接続管体
を取り出し、外観調査を行い、更に防食保護層6を湿布
で覆って絶縁抵抗を測定した。その結果を表1に示し
た。
【0051】
【表1】
【0052】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
おいては、推進管の継手部に形成する防食保護層の材料
として、ノルボルネン系単量体、メタセシス触媒および
活性剤を含む反応液を用いているので、防食保護層の形
成に要する時間は極めて短時間となり、また防食保護層
は高硬度であって推進時の損耗は少なくなる。すなわ
ち、本発明方法は、推進工事における現場作業で適用し
て極めて有用である。
おいては、推進管の継手部に形成する防食保護層の材料
として、ノルボルネン系単量体、メタセシス触媒および
活性剤を含む反応液を用いているので、防食保護層の形
成に要する時間は極めて短時間となり、また防食保護層
は高硬度であって推進時の損耗は少なくなる。すなわ
ち、本発明方法は、推進工事における現場作業で適用し
て極めて有用である。
【図1】推進管を互いの管端で溶接した状態を示す部分
断面図である。
断面図である。
【図2】図1の継手部の外側に金型を配置した状態を示
す部分断面図である。
す部分断面図である。
【図3】図2で用いた金型の側面図である。
【図4】推進管の継手部に防食保護層を形成した状態を
示す部分断面図である。
示す部分断面図である。
【図5】実施例において、金型内に反応液を注入したと
きに、金型内の各位置における温度の時間変化を示すグ
ラフである。
きに、金型内の各位置における温度の時間変化を示すグ
ラフである。
【図6】形成した防食保護層のショア硬度Dの温度依存
性を示すグラフである。
性を示すグラフである。
【図7】防食保護層の耐久性を試験する方法を示す概略
図である。
図である。
1,2 推進管 1a,2a 推進管1,2の裸出表面部 1b,2b 被覆層 3 溶接部 4 金型 4a 注入口 4b 空気孔 4c,4d 金型4の両端部 4e,4f 金型4の内面のテーパ部 5a ボルト 5b ナット 6 防食保護層 7 油圧シリンダ 8 土槽 9 土壌 10 ジャッキ A 推進管の継手部 B 空隙部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大浜 弘之 神奈川県横浜市港南区港南台2丁目1番地 かもめ団地10号棟604号 (72)発明者 森田 徹 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 門馬 哲夫 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 東保 和男 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 日 本ゼオン株式会社内 (72)発明者 山本 誠 神奈川県川崎市川崎区夜光1丁目2番1号 日本ゼオン株式会社総合開発センター内 (72)発明者 谷本 博利 神奈川県川崎市川崎区夜光1丁目2番1号 日本ゼオン株式会社総合開発センター内
Claims (2)
- 【請求項1】 推進管の外側周面を被包して金型を配置
し、前記推進管の外側周面と前記金型が形成する空隙部
に、ノルボルネン系単量体、メタセシス触媒、および活
性剤を含む反応液を注入したのち前記反応液を硬化して
前記外側周面を被覆する防食保護層を形成することを特
徴とする推進管の防食保護方法。 - 【請求項2】 前記外側周面が、推進管の管端を溶接し
て成る継手部の周面である請求項1の推進管の防食保護
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16599295A JPH0914574A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 推進管の防食保護方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16599295A JPH0914574A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 推進管の防食保護方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0914574A true JPH0914574A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=15822867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16599295A Pending JPH0914574A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 推進管の防食保護方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0914574A (ja) |
Cited By (25)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008008420A1 (en) * | 2006-07-12 | 2008-01-17 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Hot melt adhesive compositions comprising metathesized unsaturated polyol ester wax |
| US7960599B2 (en) | 2003-01-13 | 2011-06-14 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Method for making industrial chemicals |
| KR101139756B1 (ko) * | 2009-11-10 | 2012-04-26 | 주식회사 다샘 | 강관 용접 접합부 내면의 화이버 몰드 주입에 의한 부식방지라이닝 공법. |
| WO2012168149A1 (en) * | 2011-06-09 | 2012-12-13 | Rimtec Corporation | A field joint coating material and a process for making a field joint |
| US8501973B2 (en) | 2006-10-13 | 2013-08-06 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Synthesis of terminal alkenes from internal alkenes via olefin metathesis |
| US8614344B2 (en) | 2006-10-13 | 2013-12-24 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Metathesis methods involving hydrogenation and compositions relating to same |
| US8876919B2 (en) | 2010-03-10 | 2014-11-04 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Lipid-based wax compositions substantially free of fat bloom and methods of making |
| US8888908B2 (en) | 2006-03-07 | 2014-11-18 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Colorant compositions comprising metathesized unsaturated polyol esters |
| US8895771B2 (en) | 2006-10-13 | 2014-11-25 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Methods of making organic compounds by metathesis and hydrocyanation |
| US8911515B2 (en) | 2005-01-10 | 2014-12-16 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Candle and candle wax containing metathesis and metathesis-like products |
| US8940090B2 (en) | 2007-02-16 | 2015-01-27 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Wax compositions and methods of preparing wax compositions |
| US9051519B2 (en) | 2009-10-12 | 2015-06-09 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Diene-selective hydrogenation of metathesis derived olefins and unsaturated esters |
| US9120742B2 (en) | 2006-10-13 | 2015-09-01 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Methods of making organic compounds by metathesis |
| US9139605B2 (en) | 2006-07-13 | 2015-09-22 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Synthesis of terminal alkenes from internal alkenes and ethylene via olefin metathesis |
| US9139801B2 (en) | 2011-07-10 | 2015-09-22 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Metallic soap compositions for various applications |
| US9249360B2 (en) | 2010-07-09 | 2016-02-02 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Compositions derived from metathesized natural oils and amines and methods of making |
| US9290719B2 (en) | 2012-01-10 | 2016-03-22 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Renewable fatty acid waxes and methods of making |
| EP3013886A4 (en) * | 2013-06-24 | 2016-08-31 | Materia Inc | THERMAL INSULATION |
| US9458411B2 (en) | 2010-11-23 | 2016-10-04 | Cargill, Incorporated | Lipid-based wax compositions substantially free of fat bloom and methods of making |
| US9668955B2 (en) | 2006-03-07 | 2017-06-06 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Compositions comprising metathesized unsaturated polyol esters |
| EP3199577A1 (en) * | 2016-02-01 | 2017-08-02 | Telene SAS | Method for preparing a two-component article and article obtainable by the method |
| US9890348B2 (en) | 2012-06-20 | 2018-02-13 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Natural oil metathesis compositions and methods |
| CN112431618A (zh) * | 2020-12-03 | 2021-03-02 | 广东腐蚀科学与技术创新研究院 | 一种盾构隧洞内衬钢管焊口外部联合防护结构及施工工艺 |
| US10946568B2 (en) | 2011-06-09 | 2021-03-16 | Rimtec Corporation | Field joint coating material and a process for making a field joint |
| KR20230066152A (ko) * | 2021-11-05 | 2023-05-15 | 최창영 | Pvc 배관 이음 부위의 파손 및 유체 누출방지 장치 |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP16599295A patent/JPH0914574A/ja active Pending
Cited By (34)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7960599B2 (en) | 2003-01-13 | 2011-06-14 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Method for making industrial chemicals |
| US8911515B2 (en) | 2005-01-10 | 2014-12-16 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Candle and candle wax containing metathesis and metathesis-like products |
| US8888908B2 (en) | 2006-03-07 | 2014-11-18 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Colorant compositions comprising metathesized unsaturated polyol esters |
| US9668955B2 (en) | 2006-03-07 | 2017-06-06 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Compositions comprising metathesized unsaturated polyol esters |
| WO2008008420A1 (en) * | 2006-07-12 | 2008-01-17 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Hot melt adhesive compositions comprising metathesized unsaturated polyol ester wax |
| US9255117B2 (en) | 2006-07-13 | 2016-02-09 | Materia, Inc. | Synthesis of terminal alkenes from internal alkenes and ethylene via olefin metathesis |
| US9139605B2 (en) | 2006-07-13 | 2015-09-22 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Synthesis of terminal alkenes from internal alkenes and ethylene via olefin metathesis |
| US8501973B2 (en) | 2006-10-13 | 2013-08-06 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Synthesis of terminal alkenes from internal alkenes via olefin metathesis |
| US8895771B2 (en) | 2006-10-13 | 2014-11-25 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Methods of making organic compounds by metathesis and hydrocyanation |
| US8614344B2 (en) | 2006-10-13 | 2013-12-24 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Metathesis methods involving hydrogenation and compositions relating to same |
| US9120742B2 (en) | 2006-10-13 | 2015-09-01 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Methods of making organic compounds by metathesis |
| US8569560B2 (en) | 2006-10-13 | 2013-10-29 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Synthesis of terminal alkenes from internal alkenes via olefin metathesis |
| US10906861B2 (en) | 2006-10-13 | 2021-02-02 | Wilmar Trading Pte Ltd | Methods of making organic compounds by metathesis |
| US8940090B2 (en) | 2007-02-16 | 2015-01-27 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Wax compositions and methods of preparing wax compositions |
| US9051519B2 (en) | 2009-10-12 | 2015-06-09 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Diene-selective hydrogenation of metathesis derived olefins and unsaturated esters |
| US9464258B2 (en) | 2009-10-12 | 2016-10-11 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Diene-selective hydrogenation of metathesis derived olefins and unsaturated esters |
| KR101139756B1 (ko) * | 2009-11-10 | 2012-04-26 | 주식회사 다샘 | 강관 용접 접합부 내면의 화이버 몰드 주입에 의한 부식방지라이닝 공법. |
| US8876919B2 (en) | 2010-03-10 | 2014-11-04 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Lipid-based wax compositions substantially free of fat bloom and methods of making |
| US9249360B2 (en) | 2010-07-09 | 2016-02-02 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Compositions derived from metathesized natural oils and amines and methods of making |
| US9867771B2 (en) | 2010-07-09 | 2018-01-16 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Waxes derived from metathesized natural oils and amines and methods of making |
| US9458411B2 (en) | 2010-11-23 | 2016-10-04 | Cargill, Incorporated | Lipid-based wax compositions substantially free of fat bloom and methods of making |
| US10179888B2 (en) | 2010-11-23 | 2019-01-15 | Cargill, Incorporated | Lipid-based wax compositions substantially free of fat bloom and methods of making |
| US10946568B2 (en) | 2011-06-09 | 2021-03-16 | Rimtec Corporation | Field joint coating material and a process for making a field joint |
| WO2012168149A1 (en) * | 2011-06-09 | 2012-12-13 | Rimtec Corporation | A field joint coating material and a process for making a field joint |
| US9139801B2 (en) | 2011-07-10 | 2015-09-22 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Metallic soap compositions for various applications |
| US9290719B2 (en) | 2012-01-10 | 2016-03-22 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Renewable fatty acid waxes and methods of making |
| US9890348B2 (en) | 2012-06-20 | 2018-02-13 | Elevance Renewable Sciences, Inc. | Natural oil metathesis compositions and methods |
| US10711090B2 (en) | 2013-06-24 | 2020-07-14 | Materia, Inc. | Thermal insulation |
| EP3013886A4 (en) * | 2013-06-24 | 2016-08-31 | Materia Inc | THERMAL INSULATION |
| WO2017134073A1 (en) * | 2016-02-01 | 2017-08-10 | Telene Sas | Method for preparing a two-component article and article obtainable by the method |
| EP3199577A1 (en) * | 2016-02-01 | 2017-08-02 | Telene SAS | Method for preparing a two-component article and article obtainable by the method |
| US11155010B2 (en) | 2016-02-01 | 2021-10-26 | Telene Sas | Method for preparing a two-component article and article obtainable by the method |
| CN112431618A (zh) * | 2020-12-03 | 2021-03-02 | 广东腐蚀科学与技术创新研究院 | 一种盾构隧洞内衬钢管焊口外部联合防护结构及施工工艺 |
| KR20230066152A (ko) * | 2021-11-05 | 2023-05-15 | 최창영 | Pvc 배관 이음 부위의 파손 및 유체 누출방지 장치 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0914574A (ja) | 推進管の防食保護方法 | |
| AU2011261132B2 (en) | Low temperature method and system for forming field joints on undersea pipelines | |
| US7510623B2 (en) | Method for joining piping systems and piping to equipment, fixtures, devices, structures, and appliances | |
| EP2718347B1 (en) | A field joint coating material and a process for making a field joint | |
| US20090090454A1 (en) | Method for joining piping systems and piping to equipment, fixtures, devices, structures, and appliances | |
| JP3614933B2 (ja) | 金属管接続部の防食保護方法 | |
| US20170144343A1 (en) | Field joint coating material and a process for making a field joint | |
| JPH09108624A (ja) | 金属管接続部の防食保護方法 | |
| JP2001056090A (ja) | 推進管の保護方法 | |
| JPH07323439A (ja) | 接続された成形品および接続方法 | |
| JP2001056091A (ja) | 推進管の保護方法 | |
| JP2967934B2 (ja) | 管路の内張り材及び内張り方法 | |
| JPH11129264A (ja) | 回転成形用金型、回転成形装置および反応性重合成形方法 | |
| WO1998039592A2 (en) | Apparatus and methods for lining of pipes | |
| JPH10131666A (ja) | ネジ継手式推進管及びネジ継手式推進管の防食方法 | |
| JP2605742B2 (ja) | ポリエチレン被覆鋼材損傷部の補修方法 | |
| JPH11262926A (ja) | 反応性重合成形方法およびチューブ状成形体 | |
| JPH076595B2 (ja) | 直押推進用被覆鋼管 | |
| JPH10122442A (ja) | 二重樹脂管 | |
| JP2000102936A (ja) | 拡径部を持つ中空筒状成形体およびその製造方法 | |
| JPH1148352A (ja) | 反応射出成形体の補修方法 | |
| RU2085803C1 (ru) | Изоляционная лента "полилен-мв" и способ ее изготовления | |
| JPH08264060A (ja) | ポリマー碍子の接合方法 | |
| HK40092422A (en) | Platform for discovery and analysis of therapeutic agents | |
| JPH09133287A (ja) | 埋設管継手部の防食被覆方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040818 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041013 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20041018 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050119 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |