JPH09145883A - 原子炉建屋 - Google Patents
原子炉建屋Info
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- JPH09145883A JPH09145883A JP7309088A JP30908895A JPH09145883A JP H09145883 A JPH09145883 A JP H09145883A JP 7309088 A JP7309088 A JP 7309088A JP 30908895 A JP30908895 A JP 30908895A JP H09145883 A JPH09145883 A JP H09145883A
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Abstract
立地条件で複数の二次格納施設を構築する場合、施設の
安全性と建設コスト、保守,点検の合理化を図る。 【解決手段】原子炉格納容器1を収納する二次格納施設
2を複数一体型の建屋構造として設置する。施設2間の
壁体は、耐震強度確保に必要な2重の構造壁6と、二次
格納施設2間の放射線線量に対する遮蔽性/通常運転時
の二次格納施設内の設定圧力保持のための気密性/二次
格納施設の試験時圧力更には万が一の事故時圧力に対し
ても隣接号機に対し影響を与えない耐圧性を有する隔壁
5とに分けて、2重の構造壁6間に隔壁5が介在する。
二次格納施設2間の連絡口は、作業者の立入スペースを
確保した2重扉構造としてある。
Description
子炉建屋に関する。
(二次格納施設)は、建設時期差または施設間を分けて
隔離する観点からおのおの独立した単独の建屋としてい
る。すなわち、通常、同一敷地内に複数基の原子炉建屋
を設置する場合には、機器等の据付け手順及び建設工程
との兼ね合いから建設時期差が生じ、また、独立した施
設とすることで万が一の事故を想定した場合においても
隣接する施設に影響を与えないようにするため、独立し
た単独の建屋とすることが建屋配置計画上の基本的な概
念となっている。
例えば特開昭56−48474号公報に記載の浮上輸送
可能な着床式又は浮上式パッケージ形発電設備のよう
に、タービン,発電機等の発電所構成機器の大部分を納
めたパッケージを複数一体型としたものが提案されてい
る。
所の立地条件として、敷地の固有の条件、例えば、敷地
の岩盤が地中深くにある場合や、高地震帯地域である場
合には、それに対応した安全策を講じる必要がある。ま
た、建設コストの合理化、施設の保守,点検等の作業性
の合理化を図ることが望まれる。
第1の目的は、敷地に固有の特殊な立地条件がある場合
であっても、施設の安全性と建設コストの合理化を図り
得る原子炉建屋を提供することにある。
の合理化はもとより、保守,点検作業の合理化を図り得
る原子炉建屋を提供することにある。
成するために、基本的には次のように構成する。
二次格納施設を複数一体型の建屋構造として、地中深い
岩盤に対応して少なくとも外壁一部が埋まるように設置
することにより、原子炉建屋を構築した。
要に応じた分だけ埋めることで、岩盤が地中深くにあっ
ても建屋を設置することが可能になると共に、地中に埋
設される建屋(二次格納施設)を複数一体型とすること
で、二次格納施設間には、建築構造上,耐震・土圧等の
強度確保、及び施設間の独立性を保つ上で必要な遮蔽性
(二次格納施設間の放射線線量に対する遮蔽性)/気密
性(通常運転時の二次格納施設内の設定圧力保持のため
の気密性)/耐圧性(二次格納施設の試験時圧力更には
万が一の事故時圧力に対しても隣接号機に対し影響を与
えない耐圧性)を持たせた仕切り壁が介在することにな
るので、特殊な立地条件にも充分に対応できる堅固な原
子炉建屋を構築することが可能になる。また、地中に複
数基の二次格納施設を一体型建屋に集約化して埋設する
場合には、掘削や建設の規模からして、今までの単独設
置方式の外壁一辺を建屋間の仕切り壁として共用化を図
り得るので、建屋寸法の縮小化ひいては掘削,建設コス
トの合理化(低減)を図ることができる。
ず、原子炉格納容器を収納する二次格納施設を複数一体
型の建屋構造とした場合、これらの二次格納施設間を仕
切る壁体に二次格納施設間の連絡口が設けられ、この連
絡口の開閉を行う気密扉を備え、この気密扉は、間に少
なくとも作業者の立入スペースを確保した2重扉構造と
したものを提案する。
耐震性を有するほかに、上記した遮蔽性,気密性,耐圧
性を有する壁厚に設定する。
子炉建屋の強度確保,耐震等の安全性と建設の合理化を
図れるほかに、連絡口の2重の気密扉を一つを開閉させ
た後に、扉間のスペースに立ち入って、もう一つの気密
扉を開閉させることで、各二次格納施設の独立性(遮蔽
性,気密性,耐圧性)を保持した状態で施設間の往来も
可能となる。
の二次格納施設のうち、保守点検対象,例えば燃料取替
え床となる二次格納施設側(一般に、保守点検は、原子
炉格納容器一基づつ行われる)の機材を他方の運転中の
二次格納施設のエリアを借りて設置することが可能にな
り、施設全体の機材スペースの合理化ひいては複合一体
型原子炉建屋の縮小化を実現できる。例えば、各二次格
納施設における保守点検に必要な機材設置スペースを今
までの1/2として、残り1/2を隣の二次格納施設の
空きスペースを連絡口を通して借りたり、隣接する二次
格納施設のうち一方の二次格納施設だけに機材設置スペ
ースを確保し、この機材スペースを連絡口を通して隣の
二次格納施設の機材設置スペースとして共用させれば、
複合一体型の二次格納施設全体の機材設置スペースを全
体で1/2に合理化することが可能である。
エアロック室に、保守点検に必要な機材置きのスペース
を確保しておけば、その気密扉間のスペースを二次格納
施設間で相互に共用の機材置きスペースとして利用する
ことができる。
二次格納施設を複数一体型の建屋構造とし、この二次格
納施設間を仕切る壁体は、建屋構造上の耐震強度確保に
必要な2重の構造壁と、二次格納施設間の放射線線量に
対する遮蔽性/通常運転時の二次格納施設内の設定圧力
保持のための気密性/二次格納施設の試験時圧力更には
万が一の事故時圧力に対しても隣接号機に対し影響を与
えない耐圧性を有する隔壁とに分けて、前記2重の構造
壁間に前記隔壁が介在する構成とした。
る場合、二次格納施設間の仕切り壁は、各二次格納施設
をそれぞれ単独建屋構成とした場合の外壁一辺に相当す
るもので、建設費の合理化/建屋構造上の強度確保/二
次格納施設の独立性を保つために必要不可欠な要素であ
る。
造上の耐震強度確保に必要な2重の構造壁と、二次格納
施設間の独立性(遮蔽性,気密性,耐圧性)を保持する
ための隔壁とに分けて、2重の構造壁間に隔壁を介在さ
せたために、原子炉建屋の構造壁(耐震壁)の量を1枚
の耐震壁構成の建屋に比べて多く確保することが可能に
なり、建屋全体の剛性確保が図れ、原子炉建屋の地中設
置を可能にするほかに、地上設置,地中設置を問わず高
地震地帯においても適用が容易となる。
ることができるため、建屋内の配置上の要求により構造
壁の一部を削除したり薄くすることも可能であり、その
分だけ、隣接し合う二次格納施設の原子炉格納容器をそ
れぞれ隔壁寄りに近づけることが可能になる。併せて、
本発明の隔壁は、構造壁と分離されたために、二次格納
施設間の仕切り壁を1枚壁(隔壁兼耐震壁)にした場合
に較べて薄くすることができる。
二次格納施設の2基の原子炉格納容器間の寸法は、構造
壁の一部を削除した場合には、(隔壁の壁厚)+(隔壁
から各原子炉格納容器までの距離)となり、構造壁の一
部を薄くした場合には、構造壁・隔壁間の距離を接近さ
せれば、概ね、(隔壁の壁厚)+(構造壁の薄くなった
部分の壁厚)+(構造壁の薄くなった箇所から各原子炉
格納容器までの距離)となる。これに対して、二次格納
施設間の壁を1枚の隔壁兼耐震壁構造にした場合には、
その原子炉格納容器間の距離が(隔壁兼耐震壁の壁厚)
+(隔壁兼耐震壁から各原子炉格納容器)になる。以上
のことから、本発明によれば、1枚の隔壁兼耐震壁構造
に比べて壁厚の差分だけ原子炉格納容器間の距離を短縮
することができ、その分だけ原子炉建屋の長辺方向の寸
法縮小が図れる。
5を用いて説明する。
子炉建屋の一例として、2基一体型の原子炉建屋を示す
もので、図1はその内部を概略的に示す横断面図、図2
は縦断面図である。
があり、本実施形態における原子炉建屋の立地場所とし
て、地中深くに岩盤がある場合は、図2に示すように、
原子炉建屋のほとんどを地中に埋設する。原子炉格納容
器1を収納する二次格納施設2は、2基一体型の原子炉
建屋構造にしてある。原子炉格納容器1の周囲には、配
管・弁室3が設けてある。
次格納施設2間を仕切る壁体である。外壁4,仕切り壁
5′,配管・弁室3の壁は、例えばコンクリート壁で構
成してある。外壁4,仕切り壁5′は、地震及び土圧に
耐えられ、しかも、二次格納施設2間の放射線線量に対
する遮蔽性/通常運転時の二次格納施設2内の設定圧力
(この圧力は、万が一の事故で施設2内が汚染しても、
この汚染空気が外部に漏れないように負圧に設定してあ
る)保持のための気密性/二次格納施設の試験時圧力、
更には万が一の事故時圧力に対しても隣接号機に対し影
響を与えない耐圧性を有する壁厚に設定してある。すな
わち、2基の二次格納施設2を一体型の建屋構造とする
場合、仕切り壁5′は、建屋構造上に耐震,土圧等に対
する強度確保に必要な構造壁(耐震壁)と各施設2の独
立性(遮蔽性・気密性・耐圧性)を保つに必要な隔壁と
を兼用させた一枚壁構造としてある。仕切り壁5′は、
最地下階から燃料取替え階上部の天井クレーン屋根部ま
で上下階方向に対しても設置してある。
天井クレーン、9は天井クレーン支持柱である。各二次
格納施設2の天井クレーン8は地表上に配置されるが、
岩盤が更に深い場合には、この天井クレーン8も地中に
埋まる場合もある。
地中に埋めて設置することで、岩盤が地中深くにあって
も建屋を設置することが可能になると共に、地中に埋設
される建屋(二次格納施設)を複数一体型とすること
で、二次格納施設2間には、建築構造上,耐震・土圧等
の強度確保、及び施設間の独立性を保つ上で必要な遮蔽
生/気密性/耐圧性を持たせた仕切り壁5′が介在する
ことになるので、特殊な立地条件にも充分に対応できる
堅固な原子炉建屋を構築することが可能になる。
体型建屋に集約化して埋設する場合には、掘削や建設の
規模からして、今までの単独設置方式の外壁一辺を建屋
間の仕切り壁として共用化を図り得るので、建屋寸法の
縮小化ひいては掘削,建設コストの低減を図ることがで
きる。
を奏するが、次の点を改善すると、さらに有利なものと
なる。
は、構造壁と隔壁を兼用しているため、その壁厚確保が
建屋寸法の更なる縮小化を行う上での制約となる。
階の天井クレーン8の支持壁としても構成される場合が
ある。ところで、2基の原子炉二次格納施設2内の燃料
取替え階においては、各々の二次格納施設2の運転中に
使用済燃料輸送容器の取扱いを同時に行うことがある。
この場合、2基の天井クレーン8が重量物である使用済
燃料輸送容器を運搬するので、その際に建屋中央に設置
された1枚の壁5′に大きな荷重が作用するため、建屋
構造はこれに対し強度的に満足するよう天井クレーン支
持柱9の部材寸法の拡大または強度確保のため柱内鉄筋
量の増加が必要となる可能性がある。
え階の天井クレーン8の支持壁は、建設工程の観点から
天井クレーン8を早期に稼動させるため、先行して躯体
を立ち上げる必要があるが、1枚壁のため天井クレーン
支持柱9に対し一時的に鉄骨等による補強材10を設置
する補強工事が必要となる場合があった。
〜図5に示す第2の実施形態である。なお、図3は第2
実施形態における2基一体型の原子炉建屋の内部を概略
的に示す横断面図、図4は縦断面図、図5はその燃料取
替え階の平面図であり、図1,図2に用いた符号と同一
のものは同一要素である。
型の建屋構造としたもので、その施設2間の壁体は、建
屋構造上の耐震,土圧等の強度確保に必要な2重の構造
壁6と、施設2間の独立性(放射線線量に対する遮蔽性
/通常運転時の二次格納施設内の設定圧力保持のための
気密性/二次格納施設の試験時圧力更には万が一の事故
時圧力に対しても隣接号機に対し影響を与えない耐圧
性)を保つ隔壁5とに分けた。2重の構造壁6間にスペ
ースSを保ちつつ隔壁5が介在する構成としてある。構
造壁6及び隔壁5は、コンクリート壁で構成され、それ
ぞれの機能を満足させる壁厚にしてある。
燃料取替え階上部の天井クレーン屋根部まで上下階方向
に対しても設置した建屋構造とすることで建屋全体の耐
震壁量を多く確保できる原子炉建屋の構造とする。
じ、構造壁6の一部を符号の20に示すように、施設配
置上の要求から削除可能にしてある。
辺方向寸法を決定するフロアにおいて、原子炉格納容器
1から配管等が貫通するペネトレーションは、周囲の通
路7のエリアに対して遮蔽上の要求から隔離する必要が
あり、そのためにコンクリート壁から成る配管・弁室3
を設置している。この配管・弁室3の脇に、建屋内の保
守・点検及び通常の監視のため作業員のアクセス通路7
が設置される。
燃料取替え階の配置について図5により説明する。
アの中央部に原子炉格納容器上部の原子炉ウェルカバー
12,使用済燃料貯蔵プール13,機器仮置きピット1
4及び機器の屋外への搬出入のため大物搬入口15が設
置される。またその周囲は原子炉格納容器及び原子炉圧
力容器の開放時の機器・カバー等の機材の仮置きエリア
16となっている。
ては、原子炉格納容器上部の原子炉ウェルカバー12,
原子炉格納容器本体の上部カバー,原子炉圧力容器の上
部カバーまた使用済燃料貯蔵プール13,機器仮置きピ
ット14と原子炉ウェル間のゲートカバー等が分解され
て、燃料取替え階の仮置きエリア16に仮置きされる。
の構造を上記の如くすることで建屋全体の耐震壁量が十
分確保できるため、燃料取替え階の構造壁6及び隔壁5
の一部を削除することが可能であり、この削除した部位
を二次格納施設2間の連絡口21とする。この連絡口2
1を構成する2重の構造壁6の開口には、それぞれ、気
密扉17を設けて2重の気密扉構造としてある。気密扉
17間には、間に少なくとも作業者の立入スペース18
を確保する。この気密扉17により立入スペース18が
エアロック室を構成することで、連絡口21を設けて
も、施設間の隔離性を確保する。また、図5では、2重
の気密扉構造を複数箇所に設けているが、そのうちの一
つの立入スペース18を広くして、通路スペースの他に
機材を置くのに必要なスペースが確保してある。
する。
の量を、従来の1枚の耐震壁構成の建屋に比べ多く確保
することができるため、建屋全体の剛性確保が図れ、地
中埋設型の原子炉建屋のほかに高地震地帯においても適
用が容易となる。
できるため、建屋内の配置上の要求により構造壁6の一
部を削除し、図3に示すように、その削除した箇所21
まで配管・弁室3の一辺を寄せることで、隣接し合う二
次格納施設2の原子炉格納容器1もそれぞれ隔壁5寄り
に近づくことになる。併せて、本発明の隔壁5は、構造
壁6と分離されたために、二次格納施設2間の仕切り壁
を、図1に示すような1枚壁(隔壁兼耐震壁)にした場
合に較べて薄くすることができる。このように構成する
ことで、隔壁5と配管・弁室3との間には、第1の実施
形態と同様に規定の距離(間隔)の通路スペース7を確
保しつつ、二次格納施設2の原子炉格納容器1間の距離
を第1の実施形態の如き仕切り壁5´を1枚壁構造にし
た場合に比べて短くすることができる。
基の原子炉格納容器1間の寸法は、構造壁6の一部を削
除した場合には、(隔壁5の壁厚)+(隔壁5から各原
子炉格納容器1までの距離)となる。これにより、建屋
の長辺方向の寸法は、原子炉格納容器1の外形寸法+配
管・弁室3の寸法+周囲の通路7の幅寸法+隔壁5の寸
法で決定される。
隔壁兼耐震壁構造にした場合、2基の原子炉格納容器1
間の距離は、(隔壁兼耐震壁5´の壁厚)+(隔壁兼耐
震壁から各原子炉格納容器)となる。
実施形態に比べて壁厚の差分だけ更に原子炉建屋の長辺
寸法の縮小を図れる。
ることができ、薄くした場合には、構造壁6・隔壁5間
の距離を接近させ、且つ、薄くした分、各原子炉格納容
器1を隔壁5側に寄せれば、通路スペース7を確保しつ
つ、2基の原子炉格納容器1間の寸法は、概ね、(隔壁
5の壁厚)+(構造壁6の薄くなった部分の壁厚)+
(構造壁6の薄くなった箇所から各原子炉格納容器1ま
での距離)となり、上記同様に、1枚の隔壁兼耐震壁構
造の場合に比べて、壁厚の差分だけ短縮することがで
き、原子炉建屋の長辺方向の寸法縮小が図れる。
央部の2枚の構造壁6は、最地下階から燃料取替え階上
部の天井クレーン屋根部まで設置しているため、二次格
納施設2間の隔壁5で挟まれた空間を通路スペースまた
は配管・ダクト・トレイスペース11として使用するこ
とができ、これらの連絡配管等の計画物ルート確保また
サポート性も容易に確保することが可能であり、配管等
の物量及びサポート物量の低減が図れる。
え階において天井クレーン8の支持柱として使用するこ
とができるが、これにより各二次格納施設2内の2基の
天井クレーン8は独立した構造壁・支持柱で支持され
る。これにより2基の天井クレーンが同時に稼働し重量
物である使用済燃料輸送容器を運搬した場合でも支持柱
としては基本的に1基分の荷重に対し満足するような設
計とすることができ、柱寸法の縮小化・柱内鉄筋量の削
減が可能となる。
早期稼働を図るため、この2枚の構造壁6を先行して立
ち上げることにより、この構造壁6そのものが建設時の
天井クレーン支持柱9の補強を兼ねることになり、柱の
補強工事も不要となり建設性の向上が期待できる。
施設2間の2枚の構造壁6及び隔壁5の一部を削除して
連絡口21とし、この連絡口21に気密扉17を設置す
ることで、エアロック室(立入スペース)18及び二重
気密扉構造を容易に形成することができる。
した二次格納施設2は確保した上でこのエアロック室1
8を経由することで施設2間のアクセス性の確保(この
場合、2重の気密扉17を一つを開閉させた後に、扉間
のスペース18に立ち入って、もう一つの気密扉17を
開閉させることで、各二次格納施設2の遮蔽性,気密
性,耐圧性を保持した状態で施設間の往来を可能にす
る)及び機器の分解品の移送による機器仮置きエリアの
共用が可能となる。これにより、広い分解点検スペース
の確保が図れ、定期検査時の作業性の向上またこれによ
る検査工程の短縮が期待できる。
ひいては複合一体型原子炉建屋の縮小化を実現できる。
例えば、各二次格納施設2における保守点検に必要な機
材設置スペースを今までの1/2として、残り1/2を
隣の二次格納施設2の空きスペースを連絡口を通して借
りたり、隣接する二次格納施設2のうち一方の二次格納
施設だけに機材設置スペースを確保し、この機材スペー
スを連絡口21を通して隣の二次格納施設の機材設置ス
ペースとして共用させれば、複合一体型の二次格納施設
2全体の機材設置スペースを全体で1/2に合理化する
ことが可能である。
及びその二重気密扉構造は、燃料取替え階に限らず、他
のフロアにおいても必要に応じ構造壁の一部削除により
設置は可能である。
屋について例示したが、3基以上の一体型の原子炉建屋
構造にも適用できる。
条件として地中に深く岩盤がある場合であっても、それ
に対応した構造上の強度,耐震性を保証して原子炉建屋
を埋設設置(部分埋設を含む)することを可能にし、さ
らに複数基の二次格納施設を設置する場合であっても、
その原子炉建屋の長辺方向寸法の縮小化を図ることで、
建設物量の低減を図り、建設コストの合理化を図ること
ができる。
を問わず、原子炉建屋の強度確保,耐震等の安全性と複
数基二次格納施設の建設の合理化を図れ、しかも、施設
間のアクセス性の向上や機器の分解点検における機材設
置エリアの合理化を図り、保守点検作業の合理化と建屋
寸法の更なる縮小を可能にする。
設を地中埋設,地上設置を問わず可能にすると共に、二
次格納施設間の仕切り壁に構造的な工夫を施すことで、
仕切り壁を一枚壁構造にした場合に比べて、原子炉建屋
をより堅固なものとすることができ、しかも、複数基二
次格納施設の原子炉格納容器間の距離を周辺スペースを
犠牲にすることなく、原子炉建屋の長辺方向の更なる寸
法縮小を図ることで、より一層の建設コストの合理化を
図ることができる。
略平面図。
平面図。
取替え階の配置を示した平面図。
室、4…原子炉建屋外壁、5´…隔壁兼構造壁、5…隔
壁、6…構造壁(耐震壁)、7…通路、8…天井クレー
ン、9…天井クレーン支持柱、10…補強材、11…配
管・ダクト・トレイスペース、12…原子炉ウェルカバ
ー、13…使用済燃料貯蔵プール、14…機器仮置きピ
ット、15…大物搬入口、16…機器仮置きエリア、1
7…気密扉、18…立入スペース(エアロック室)、2
0…構造壁の削除部、21…連絡口、22…岩盤。
Claims (7)
- 【請求項1】 原子炉格納容器を収納する二次格納施設
を複数一体型の建屋構造として、地中深い岩盤に対応し
て少なくとも外壁一部が埋まるように設置したことを特
徴とする原子炉建屋。 - 【請求項2】 原子炉格納容器を収納する二次格納施設
を複数一体型の建屋構造とし、これらの二次格納施設間
を仕切る壁体に二次格納施設間の連絡口が設けられ、こ
の連絡口の開閉を行う気密扉を備え、この気密扉は、間
に少なくとも作業者の立入スペースを確保した2重扉構
造としてあることを特徴とする原子炉建屋。 - 【請求項3】 前記立入スペースには、通路スペースの
他に機材を置くのに必要なスペースが確保してある請求
項2項記載の原子炉建屋。 - 【請求項4】 前記壁体は、建屋構造上の耐震強度確保
に必要な2重の構造壁と、二次格納施設間の放射線線量
に対する遮蔽性/通常運転時の二次格納施設内の設定圧
力保持のための気密性/二次格納施設の試験時圧力更に
は万が一の事故時圧力に対しても隣接号機に対し影響を
与えない耐圧性を有する隔壁とに分けて、前記2重の構
造壁間に前記隔壁が介在する構成としてあり、前記2重
の気密扉が前記2重の構造壁にそれぞれ配設される請求
項2又は請求項3記載の原子炉建屋。 - 【請求項5】 原子炉格納容器を収納する二次格納施設
を複数一体型の建屋構造とし、この二次格納施設間を仕
切る壁体は、建屋構造上の耐震強度確保に必要な2重の
構造壁と、二次格納施設間の放射線線量に対する遮蔽性
/通常運転時の二次格納施設内の設定圧力保持のための
気密性/二次格納施設の試験時圧力更には万が一の事故
時圧力に対しても隣接号機に対し影響を与えない耐圧性
を有する隔壁とに分けて、前記2重の構造壁間に前記隔
壁が介在する構成としてあることを特徴とする原子炉建
屋。 - 【請求項6】 前記2重の構造壁の一部が施設配置上の
要求から削除されるか薄くして、この削除或いは薄くし
て生じるスペースを利用して、各二次格納施設の原子炉
格納容器を前記隔壁側に近寄らせて、二次格納施設同士
の原子炉格納容器間の距離を短縮させ建屋寸法を縮小化
した請求項4又は請求項5記載の原子炉建屋。 - 【請求項7】 前記2重の構造壁とその間に介在する隔
壁とが最下階から最上階の天井まで設置され、前記構造
壁と隔壁とに挾まれた空間を通路スペースまたは機器の
配管・ケーブル等の配置エリアに活用した請求項4又は
請求項5又は請求項6記載の原子炉建屋。
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|---|---|---|---|
| JP30908895A JP3340897B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 原子炉建屋 |
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|---|---|---|---|
| JP30908895A JP3340897B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 原子炉建屋 |
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Family Applications (1)
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| JP30908895A Expired - Fee Related JP3340897B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 原子炉建屋 |
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