JPH09146187A - 原稿検出装置 - Google Patents

原稿検出装置

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JPH09146187A
JPH09146187A JP7307100A JP30710095A JPH09146187A JP H09146187 A JPH09146187 A JP H09146187A JP 7307100 A JP7307100 A JP 7307100A JP 30710095 A JP30710095 A JP 30710095A JP H09146187 A JPH09146187 A JP H09146187A
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JP
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incident
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Application number
JP7307100A
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English (en)
Inventor
Koichi Kudo
宏一 工藤
Nobuyuki Baba
信行 馬場
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外乱光に左右されることなく原稿のサイズや
位置を精度よく検出する。 【解決手段】 光源部4からの光を光走査部5により原
稿2面上に走査し、原稿2からの散乱光(光源部4から
の光)とそれ以外の外乱光とを含む光を光分割部6によ
り複数の受光部7,8のそれぞれに向けて分割し、一方
の受光部7には原稿2から反射される散乱光とそれ以外
の外乱光とを受光させ、光源波長除去フィルタ9によっ
て散乱光を除去した残りの外乱光を他方の受光部8に受
光させ、複数の受光部7,8が出力する信号を比較手段
により比較し、その比較結果により原稿2の領域を原稿
判定手段により判定するように構成し、原稿2からの散
乱光と外乱光とを明確に識別し、外乱光に左右されるこ
となく原稿2のサイズや位置を精度よく検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、スキャナ等において原稿画像を読み取る場合に、
原稿のサイズや位置等を検出する原稿検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平5−58511号
公報に記載されているように、原稿台上に置かれた原稿
を原稿検知センサにより検出するようにしたものがある
が、これは、一つの原稿検知センサにより数点の情報し
か得られないので、多種類の原稿のサイズを判別するに
は複数個の原稿検知センサを必要とする。
【0003】そこで、一つのセンサで多くの情報を得る
ものとして、例えば、特開平6−242391号公報に
記載された光走査型画像読取装置がある。ここで用いる
センサは、光源(半導体レーザ)、穴あきミラー、ホロ
グラムスキャナ、光検出器により構成されている。そし
て、このセンサでは、光源からの光を穴あきミラーの穴
に通し回転するホログラムスキャナにより原稿面上に円
軌道をもって走査し、原稿面により反射して戻ってくる
散乱光を穴あきミラーの反射面で反射させて光検出器に
入射し、この光検出器が出力する信号を処理することに
より、原稿の有無、サイズを検出するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常、原稿画像の読み
取りに際しては、外乱光を遮断するために原稿を原稿カ
バーにより覆ってから読取開始釦を操作する。この原稿
カバーの内面は、黒画像として認識されることがないよ
うに一般には白色又はそれに近い色である。したがっ
て、原稿画像の読み取りの前に原稿のサイズや位置を検
出する場合には、原稿と原稿カバーとの識別が困難であ
るので、原稿カバーを閉じる前に原稿のサイズや位置を
検出している。すなわち、原稿面上に光を走査すると、
原稿がない部分では走査光が通過し、原稿がある部分で
は走査光を反射するので、原稿からの散乱光とそれ以外
の外乱光とを光検出器で受光し、その散乱光の光強度と
外乱光の光強度との差により原稿の領域を判断するもの
である。
【0005】この場合、太陽光や室内の照明光等の外乱
光が光検出器に入るが、この外乱光の光強度は使用環境
によって大きく異なり、原稿からの散乱光と外乱光との
識別が困難な場合があり、誤検出の原因となる。
【0006】そこで、本発明は、原稿から反射される散
乱光とそれ以外の外乱光とを明確に区別し、原稿のサイ
ズや位置を精度よく検出することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
外光の波長領域とは異なる波長領域の光を出射する光源
部と、この光源部が出射する光を原稿面上に走査する光
走査部と、この光走査部による走査光が原稿により反射
される散乱光とそれ以外の外乱光とを含む入射光を分割
する光分割部と、分割された光を受光する複数の受光部
と、これらの受光部の一方の入射面側に配設されて前記
光源部の波長領域の光を透過させない光源波長除去フィ
ルタと、前記複数の受光部が出力する信号を比較する比
較手段と、この比較手段の比較結果により前記原稿の領
域を判定する原稿判定手段とを具備した。したがって、
光源部が出射する光は光走査部により原稿面上に走査さ
れ、走査光を原稿が反射した散乱光(光源部からの光)
とそれ以外の外乱光とを含む光が光分割部により複数の
受光部のそれぞれに向けて分割される。一方の受光部は
原稿から反射される散乱光とそれ以外の外乱光とを受光
し、他方の受光部は光源波長除去フィルタによって散乱
光を除去した残りの外乱光を受光する。したがって、両
受光部が出力する信号を比較手段で比較することによ
り、原稿からの散乱光と外乱光とが明確に識別される。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、光源波長除去フィルタとして誘電体多層膜
フィルタを用いた。したがって、誘電体多層膜フィルタ
は通常の光吸収タイプのフィルタと比較して99%以上
の光を反射するため、両受光部に入射する光に大差がつ
き区別が明確となる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、原稿により反射される散乱光と外乱光とを
含む入射光を分割する位置に、光分割部の機能と光源波
長除去フィルタの機能とを有する誘電体多層膜フィルタ
を配設した。したがって、走査光を原稿が反射した散乱
光(光源部からの光)とそれ以外の外乱光とを含む光が
誘電体多層膜フィルタに入射されると、誘電体多層膜フ
ィルタは散乱光を略全反射し外乱光を透過するので、一
方の受光部には散乱光が除去されて残る外乱光が入射さ
れ、他方の受光部には原稿からの散乱光のみが入射され
る。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、光分割部として回折格子を用いた。
したがって、走査光を原稿が反射した散乱光(光源部か
らの光)とそれ以外の外乱光とを含む光は回折格子によ
り複数の受光部のそれぞれに向けて分割される。一方の
受光部は原稿から反射される散乱光とそれ以外の外乱光
とを受光し、他方の受光部は光源波長除去フィルタによ
って散乱光を除去した残りの外乱光を受光する。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、原稿により反射される散乱光と外乱光とを
含む入射光を分割する位置に、光分割部の機能と光源波
長除去フィルタの機能とを有する波長選択性の回折格子
を配設した。したがって、走査光を原稿が反射した散乱
光(光源部からの光)とそれ以外の外乱光とを含む光は
回折格子により複数の受光部のそれぞれに向けて分割さ
れる。また、回折格子は、入射光を分割する際に、原稿
から反射される散乱光とそれ以外の外乱光とに分けて分
割することが可能となるため、一方の受光部は原稿から
の散乱光を受光し、他方の受光部は外乱光を受光する。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項4又は5記
載の発明において、回折格子は集光レンズの機能を有し
ている。したがって、別個にレンズを用いることなく回
折格子を利用して入射光を受光部に集光することが可能
となる。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項1,2,
3,4,5又は6記載の発明において、複数の受光部は
一つの領域二分割フォトダイオードに配列されている。
したがって、分割された光は一つの領域二分割フォトダ
イオードの受光部により受光される。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第一の形態を図1
及び図2に基づいて説明する。図1は原稿検出装置の構
成と原稿面への走査状態とを示す説明図、図2は受光素
子の信号出力状態を示すタイムチャートである。図1に
おいて、1は原稿読取装置が有する透明な原稿台であ
る。この原稿台1は所望の原稿2を載置状態で支える。
原稿台1の下方には本発明の原稿検出装置3が設けられ
ている。
【0015】この原稿検出装置3は、外光の波長領域と
は異なる波長領域の光を出射する光源部4と、この光源
部4が出射する光を原稿台1に走査する光走査部5と、
この光走査部5による走査光が原稿2により反射される
散乱光とそれ以外の外乱光とを含む入射光を分割する光
分割部6と、分割された光を受光する複数の受光部7,
8と、一方の受光部8の入射面側に配設されて光源部4
の波長領域の光を透過させない(略全反射する)光源波
長除去フィルタ9と、複数の受光部7,8が出力する信
号を比較する比較手段(図示せず)と、この比較手段の
比較結果により原稿2の領域を判定する原稿判定手段
(図示せず)とにより構成されている。
【0016】より具体的に説明する。前記光源部4は、
太陽光や室内の照明光等の外光の波長と異なる波長であ
れば、レーザーダイオード、電球、発光ダイオード等何
れを用いてもよいが、この例では人体への安全性を考え
て発光ダイオードを用いている。前記光分割部6として
は、安価で使い勝手のよいハーフミラーを用いている。
この光分割部6の入射側には、前記受光部7,8の結像
面に合わせて入射光を集光する集光レンズ11が設けら
れている。
【0017】前記光走査部5は、前記光源部4から出射
され偏向素子10により偏向された光を回転するプリズ
ム12により前記原稿台1に円軌道をもって走査する構
成であるが、ホログラムスキャナ、ミラー等の偏向素子
を回転させる光走査部を用いてもよい。ホログラムスキ
ャナを用いる場合は、プリズム12と同様に円軌道の走
査ライン13を描くのに適し、また、偏向角が大きくと
れる。ミラーを用いる場合は、円軌道の走査ライン13
は得られないが偏向角が大きくとれる。
【0018】このような構成において、原稿台1の上に
原稿2を置き、原稿読取装置の操作釦(図示せず)を操
作すると、光源部4が光を出射し、光走査部5のプリズ
ム12がモータ(図示せず)に駆動されて垂直な軸を中
心に回転する。したがって、光源部4が出射する光はプ
リズム12により原稿台1に走査される。原稿2がない
部分では走査光は上方に通り抜けるが、走査ライン13
上に原稿2があると、原稿2が走査光を反射し散乱光と
して戻る。この散乱光(光源部4からの光)と、原稿台
1の原稿2がない部分を通ってくる太陽光や室内の照明
光等の外乱光とを含む光が光分割部6に入射されるが、
その入射光は光分割部6により複数の受光部7,8のそ
れぞれに向けて分割される。一方の受光部7は原稿2か
ら反射される散乱光とそれ以外の外乱光とを受光し、他
方の受光部8は光源波長除去フィルタ9によって散乱光
を除去した残りの外乱光を受光する。
【0019】図2に示すAの信号は、原稿2から反射さ
れる散乱光とそれ以外の外乱光とを受光した一方の受光
部7の出力であり、同図に示すBの信号は略外乱光のみ
を受光した他方の受光部8の出力である。そして、両受
光部7,8が出力する信号A,Bを比較手段が比較し、
原稿判定手段が、光走査部5の回転時に、ある基準位置
からのカウントを始めたクロック数と比較手段の比較結
果(図2のA−B)とにより原稿2のサイズや位置を判
定する。
【0020】このように、一方の受光部7は原稿2から
の散乱光と外乱光とを受光し、他方の受光部8は散乱光
を除いた外乱光を受光し、両受光部7,8の信号を比較
することにより、原稿2からの散乱光と外乱光とが明確
に識別される。したがって、外乱光に左右されることな
く原稿2のエッジや位置を精度よく検出することができ
る。これは請求項1記載の発明に対応する効果である。
【0021】次に、本発明の実施の第二の形態を図3に
基づいて説明する。前実施の形態と同一部分は同一符号
を用い説明も省略する(以下同様)。図3は受光部周辺
の光学素子の配置を示す説明図である。この形態では、
光源波長除去フィルタとして誘電体多層膜フィルタ14
が用いられている。
【0022】このような構成において、誘電体多層膜フ
ィルタ14は通常の光吸収タイプのフィルタと比較して
99%以上の光を反射する。すなわち、光分割部6によ
り分割されて受光部8に向けて分割された光は原稿2か
らの散乱光とそれ以外の外乱光とを含むが、原稿2から
の散乱光の99%以上が誘電体多層膜フィルタ14によ
って除去される(図2の信号B参照)。したがって、両
受光部7,8に入射する光に大差がつき区別が明確とな
る。これにより、SN比が向上する。これは請求項2記
載の発明に対応する効果である。
【0023】さらに、本発明の実施の第三の形態を図4
に基づいて説明する。図4は受光部周辺の光学素子の配
置を示す説明図である。本実施の形態では、原稿2によ
り反射される散乱光と外乱光とを含む入射光を分割する
位置に、光分割部の機能と光源波長除去フィルタの機能
とを有する誘電体多層膜フィルタ14が配設されてい
る。
【0024】このような構成において、走査光を原稿2
が反射した散乱光(光源部からの光)とそれ以外の外乱
光とを含む光が誘電体多層膜フィルタ14に入射される
と、誘電体多層膜フィルタ14は散乱光を略全反射し外
乱光を透過するので、受光部8には散乱光が除去されて
残る外乱光が入射され、受光部7には原稿2からの散乱
光が入射される。したがって、一つの誘電体多層膜フィ
ルタ14で光分離部と光源波長除去フィルタとの機能を
発揮するため、部品点数を少なくし小型化を図ることが
できる。これは請求項3記載の発明に対応する効果であ
る。
【0025】さらに、本発明の実施の第四の形態を図5
に基づいて説明する。図5は受光部周辺の光学素子の配
置を示す説明図である。この実施の形態では、光分割部
として回折格子15が用いられている。この場合、回折
格子15は入射光の光軸に対して格子ベクトルが垂直方
向に向くように配列されている。
【0026】このような構成において、走査光を原稿2
が反射した散乱光(光源部からの光)とそれ以外の外乱
光とを含む光は回折格子15により複数の受光部7,8
のそれぞれに向けて分割される。一方の受光部7は原稿
2から反射される散乱光とそれ以外の外乱光とを受光
し、他方の受光部8は光源波長除去フィルタ9によって
散乱光を除去した残りの外乱光を受光する。これによ
り、散乱光と外乱光とを明確に区別して認識することが
できる。また、回折格子15では入射光を小さな角度で
二方向に分割することが可能となるので、回折格子15
への入射光の延長線を境に複数の受光部7,8を小さな
スペースに配列することができる。これは請求項4記載
の発明に対応する効果である。
【0027】ここで、図6に変形例を示す。図6は受光
部周辺の光学素子の配置を示す説明図である。この例で
は、受光部7,8の間であって回折格子15の中心に対
向する位置に光源部4が配設されている。したがって、
受光部7,8に入射光を集光するための集光レンズ11
を利用して光源部4からの出射光を原稿2に集光するこ
とができる。また、光源部4からの出射光を偏向するこ
となく光走査部5に向けることができるため、図1に示
すような偏向素子10を省略することができる。
【0028】さらに、本発明の実施の第五の形態を図7
及び図8に基づいて説明する。図7は受光部周辺の光学
素子の配列を示す説明図、図8は入射光軸に対する回折
格子の配置条件を示す説明図である。本実施の形態で
は、原稿2により反射される散乱光と外乱光とを含む入
射光を分割する位置に、光分割部の機能と光源波長除去
フィルタの機能とを有する波長選択性の回折格子16が
配設されている。この場合、図8に示すように、入射光
ベクトルK0が水平に、回折ベクトルK1が入射光ベク
トルK0に対して傾斜し、格子ベクトルKが回折ベクト
ルK1に対して垂直になるように、回折格子16を配置
する。
【0029】このような構成において、走査光を原稿2
が反射した散乱光(光源部4からの光)とそれ以外の外
乱光とを含む光は回折格子16により複数の受光部7,
8のそれぞれに向けて分割される。また、回折格子16
は、入射光を分割する際に、原稿2から反射される散乱
光とそれ以外の外乱光とに分けて分割することが可能と
なるため、一方の受光部8は原稿2からの散乱光を受光
し、他方の受光部7は外乱光を受光する。このように、
回折格子16は光分割部と光源波長除去フィルタとを兼
ねるので、光源波長除去フィルタ9を用いる必要がな
く、部品点数を少なくし、小型化を図ることができる。
これは請求項5記載の発明に対応する効果である。
【0030】さらに、本発明の実施の第六の形態を図9
及び図10に基づいて説明する。図9は光走査部及び受
光部周辺の光学素子の配列を示す説明図、図10は回折
格子を正面から見た説明図である。本実施の形態では、
集光レンズの機能を備えた回折格子17が用いられてい
る。この回折格子17は入射光の光軸に対して格子ベク
トルが垂直方向に向くように配列されているため、図5
に示した回折格子15と同様に、入射光を受光部7,8
のそれぞれに向けて分割する光分割部としての機能をも
備えている。また、光源部4は受光部7,8の間であっ
て回折格子17の中心に対向する位置に配列されてい
る。
【0031】このような構成において、回折格子17
は、光源部4からの出射光を原稿2に集光する機能と、
入射光を受光部7,8に向けて分割する機能と、この分
割時に入射光を受光部7,8に集光する機能とを有する
ことになる。しかも、回折格子17への入射光の延長線
上に位置する光源部4と、この光源部4の両側に位置す
る受光部7,8とを小さなスペースに配列することがで
きる。これは請求項6記載の発明に対応する効果であ
る。
【0032】さらに、本発明の実施の第七の形態を図1
1に基づいて説明する。図11は光走査部及び受光部周
辺の光学素子の配列を示す説明図である。本実施の形態
では、前述した受光部7,8に対応する二つの受光部1
8,19を有する領域二分割フォトダイオード20を用
いた。他の構成は図5に記載した構成と同様である。も
ちろん、その他の実施の形態における受光部7,8に代
えてこの領域二分割フォトダイオード20を適用しても
よいが、図5、図7に示すように、受光部7,8を近接
配置した例では、領域二分割フォトダイオード20の利
用は好適である。
【0033】このような構成において、分割された光を
一つの一つの領域二分割フォトダイオード20の受光部
18,19により受光することができるため、部品点数
を少なくし、小型化を図ることができる。これは請求項
7記載の発明に対応する効果である。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、光源部からの光
を光走査部により原稿面上に走査し、原稿からの散乱光
(光源部からの光)とそれ以外の外乱光とを含む光を光
分割部により複数の受光部のそれぞれに向けて分割し、
一方の受光部には原稿から反射される散乱光とそれ以外
の外乱光とを受光させ、光源波長除去フィルタによって
散乱光を除去した残りの外乱光を他方の受光部に受光さ
せ、複数の受光部が出力する信号を比較手段により比較
し、その比較結果により原稿の領域を原稿判定手段によ
り判定するようにしたので、原稿からの散乱光と外乱光
とを明確に区別し、外乱光に左右されることなく原稿を
精度よく検出することができる。
【0035】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、光源波長除去フィルタとして誘電体多層膜
フィルタを用いたので、誘電体多層膜フィルタは通常の
光吸収タイプのフィルタと比較して99%以上の光を反
射するため、両受光部に入射する光を明確に区別するこ
とができ、これにより、SN比を向上させることができ
る。
【0036】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、原稿により反射される散乱光と外乱光とを
含む入射光を分割する位置に、光分割部の機能と光源波
長除去フィルタの機能とを有する誘電体多層膜フィルタ
を配設したので、原稿からの散乱光(光源部からの光)
とそれ以外の外乱光とを含む光を誘電体多層膜フィルタ
に入射すると、誘電体多層膜フィルタが散乱光を略全反
射し外乱光を透過するので、一方の受光部には散乱光が
除去されて残る外乱光を入射し、他方の受光部には原稿
からの散乱光を入射することができ、したがって、原稿
からの散乱光とそれ以外の外乱光とを明確に区別して原
稿を検出することができる。また、一つの誘電体多層膜
フィルタで光分離部と光源波長除去フィルタとの機能を
発揮させることができ、これにより、部品点数を少なく
し小型化を図ることができる。
【0037】請求項4記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、光分割部として回折格子を用いたの
で、原稿からの散乱光(光源部からの光)とそれ以外の
外乱光とを含む光を回折格子により複数の受光部のそれ
ぞれに向けて分割し、一方の受光部には原稿から反射さ
れる散乱光とそれ以外の外乱光とを受光させ、他方の受
光部には光源波長除去フィルタによって散乱光を除去し
た残りの外乱光を受光させることができる。したがっ
て、原稿からの散乱光とそれ以外の外乱光とを明確に区
別して原稿を検出することができる。また、回折格子で
は入射光を小さな角度で二方向に分割することができる
ので、回折格子への入射光の延長線を境に複数の受光部
を小さなスペースに配列することができる。
【0038】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、原稿により反射される散乱光と外乱光とを
含む入射光を分割する位置に、光分割部の機能と光源波
長除去フィルタの機能とを有する波長選択性の回折格子
を配設したので、走査光を原稿が反射した散乱光(光源
部からの光)とそれ以外の外乱光とを含む光を回折格子
により複数の受光部のそれぞれに向けて分割することが
できる。また、回折格子は、入射光を分割する際に、原
稿から反射される散乱光とそれ以外の外乱光とに分けて
分割することができるため、原稿からの散乱光とそれ以
外の外乱光とを明確に区別して原稿を検出することがで
きる。さらに、回折格子は光分割部と光源波長除去フィ
ルタとを兼ねるので、部品点数を少なくし、小型化を図
ることができる。
【0039】請求項6記載の発明は、請求項4又は5記
載の発明において、回折格子は集光レンズの機能を有し
ているので、別個にレンズを用いることなく回折格子に
よって入射光を受光部に集光することができ、したがっ
て、部品点数を少なくし、小型化を図ることができる。
【0040】請求項7記載の発明は、請求項1,2,
3,4,5又は6記載の発明において、複数の受光部は
一つの領域二分割フォトダイオードに配列されているの
で、分割された光を一つの領域二分割フォトダイオード
により受光することができ、したがって、部品点数を少
なくし、小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一の形態における原稿検出装
置の構成と原稿面への走査状態とを示す説明図である。
【図2】受光素子の信号出力状態を示すタイムチャート
である。
【図3】本発明の実施の第二の形態における受光部周辺
の光学素子の配置を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の第三の形態における受光部周辺
の光学素子の配置を示す説明図である。
【図5】本発明の実施の第四の形態における受光部周辺
の光学素子の配置を示す説明図である。
【図6】変形例としての受光部周辺の光学素子の配置を
示す説明図である。
【図7】本発明の実施の第五の形態における受光部周辺
の光学素子の配列を示す説明図である。
【図8】入射光軸に対する回折格子の配置条件を示す説
明図である。
【図9】本発明の実施の第六の形態における光走査部及
び受光部周辺の光学素子の配列を示す説明図である。
【図10】回折格子を正面から見た説明図である。
【図11】本発明の実施の第七の形態における光走査部
及び受光部周辺の光学素子の配列を示す説明図である。
【符号の説明】
2 原稿 4 光源部 5 光走査部 7,8 受光部 9 光源波長除去フィルタ 14 光分割部、誘電体多層膜フィルタ 15〜17 回折格子 20 領域二分割フォトダイオード

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外光の波長領域とは異なる波長領域の光
    を出射する光源部と、この光源部が出射する光を原稿面
    上に走査する光走査部と、この光走査部による走査光が
    原稿により反射される散乱光とそれ以外の外乱光とを含
    む入射光を分割する光分割部と、分割された光を受光す
    る複数の受光部と、これらの受光部の一方の入射面側に
    配設されて前記光源部の波長領域の光を透過させない光
    源波長除去フィルタと、前記複数の受光部が出力する信
    号を比較する比較手段と、この比較手段の比較結果によ
    り前記原稿の領域を判定する原稿判定手段とを具備した
    ことを特徴とする原稿検出装置。
  2. 【請求項2】 光源波長除去フィルタとして誘電体多層
    膜フィルタを用いたことを特徴とする請求項1記載の原
    稿検出装置。
  3. 【請求項3】 原稿により反射される散乱光と外乱光と
    を含む入射光を分割する位置に、光分割部の機能と光源
    波長除去フィルタの機能とを有する誘電体多層膜フィル
    タを配設したことを特徴とする請求項1記載の原稿検出
    装置。
  4. 【請求項4】 光分割部として回折格子を用いたことを
    特徴とする請求項1又は2記載の原稿検出装置。
  5. 【請求項5】 原稿により反射される散乱光と外乱光と
    を含む入射光を分割する位置に、光分割部の機能と光源
    波長除去フィルタの機能とを有する波長選択性の回折格
    子を配設したことを特徴とする請求項1記載の原稿検出
    装置。
  6. 【請求項6】 回折格子は集光レンズの機能を有してい
    ることを特徴とする請求項4又は5記載の原稿検出装
    置。
  7. 【請求項7】 複数の受光部は一つの領域二分割フォト
    ダイオードに配列されていることを特徴とする請求項
    1,2,3,4,5又は6記載の原稿検出装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999039503A1 (de) * 1998-01-30 1999-08-05 Christof Steiner Verfahren und anordnung zum auslesen von auf einer bildplatte gespeicherter strahlungsbildinformation
US8805269B2 (en) 2010-09-28 2014-08-12 Fuji Xerox Co., Ltd. Sensor, conveying device, and image forming apparatus

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