JPH09146500A - ボルテージホロワ回路並びにこれを用いたサンプルホールド回路及びフラットパネル型表示装置 - Google Patents

ボルテージホロワ回路並びにこれを用いたサンプルホールド回路及びフラットパネル型表示装置

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JPH09146500A
JPH09146500A JP30455595A JP30455595A JPH09146500A JP H09146500 A JPH09146500 A JP H09146500A JP 30455595 A JP30455595 A JP 30455595A JP 30455595 A JP30455595 A JP 30455595A JP H09146500 A JPH09146500 A JP H09146500A
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JP30455595A
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Akira Yamamoto
山本  彰
Hiroshi Murakami
浩 村上
Munehiro Haraguchi
宗広 原口
Keizo Morita
敬三 森田
Hiroshi Yoshioka
浩史 吉岡
Masashi Itokazu
昌史 糸数
Kenichi Nakabayashi
謙一 中林
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トランジスタ特性にばらつきがあっても、ボル
テージホロア回路の出力電位をより入力電位に近づけ
る。 【解決手段】ボルテージホロワ回路は、ソースホロワ回
路39Pと補正回路41P及び42Pとを備え、補正回
路41P及び42Pは、補正電圧を検出し補正するため
のコンデンサC1P及びC2Pと、該検出及び該補正を
行う回路に切り換えるための薄膜トランジスタとからな
る。ソースホロワ回路39Pの入力端に試し電位を供給
したときの回路39Pの入出力電位差をコンデンサC1
Pで検出し、次に、この電位差をホールドコンデンサC
Pの一端の電位に積み上げた電位を回路39Pの入力端
に供給し、この時の回路39Pの入出力電位差をコンデ
ンサC2Pで検出し、次に、コンデンサC1P及びC2
Pで検出した両電位差をホールドコンデンサCPの一端
の電位に積み上げた電位を、回路39Pの入力端に供給
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボルテージホロワ
回路並びにこれを用いたサンプルホールド回路及びフラ
ットパネル型表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の液晶表示装置の全体構成
を示す。図9では簡単化のために、液晶表示パネル10
が4行5列の画素構成である場合を示している。液晶表
示パネル10は、対向するガラス基板の一方の上に、液
晶画素11の表示電極がマトリックス状に配列されて形
成され、各液晶画素11について薄膜トランジスタ12
が形成され、薄膜トランジスタ12の第1〜4行に対し
それぞれ走査電極141〜144が形成され、薄膜トラ
ンジスタ12の第1〜5列に対しそれぞれデータ電極1
31〜135が走査電極141〜144と直角に絶縁膜
を介して形成されている。他方のガラス基板上には、各
液晶画素11に共通の共通電極(表示電極に対する対向
電極)が形成されている。
【0003】データ電極131〜135はデータドライ
バ20の出力端に接続され、走査電極141〜144は
走査ドライバ21の出力端に接続されている。制御回路
22は、供給されるドットクロックCLK、同期信号を
含まないビデオ信号VS、水平同期信号HSYNC及び
垂直同期信号VSYNCに基づき、周期が1水平期間の
スタート信号ST、ドットクロックCLKと同一周波数
のクロックCK1、出力切換信号CH及び交流化ビデオ
信号VSAを生成してデータドライバ20に供給し、ま
た、1水平期間の周期で走査電極を走査するための信号
を走査ドライバ21に供給する。出力切換信号CHは、
1水平期間毎に論理レベルが反転する。交流化ビデオ信
号VSAは、液晶劣化防止のために、ビデオ信号VSを
1水平期間毎に正極性電位と負極性電位(図3参照)と
に交互に反転したものである。
【0004】データドライバ20は、点順次走査用シフ
トレジスタ23、S/H制御回路24及びサンプルホー
ルド(S/H)回路25を備えている。データ電極13
1に対応したシフトレジスタ23、S/H制御回路24
及びサンプルホールド回路25の1列分の構成要素23
1、241及び251の構成例を図10に示す。図中の
FETは、ゲートに近づく方向の矢印を付したものがp
チャンネル型であり、ゲートから離れる方向の矢印を付
したものがnチャンネル型である。
【0005】高レベルのスタート信号STがクロックC
K1の立ち上がりでDフリップフロップ231に保持さ
れて、そのQ出力である選択信号SY1が高レベルにな
り、S/H制御回路241のアンドゲート26及び27
が開かれる。出力切換信号CHが高レベルのとき、アン
ドゲート26からのサンプリング信号SPが高レベル、
アンドゲート27からのサンプリング信号SNが低レベ
ルになって、nMOSトランジスタ1Pがオン、nMO
Sトランジスタ1Nがオフとなり、交流化ビデオ信号V
SAの正極性電圧がホールドコンデンサCPにサンプリ
ングされる。スタート信号STが低レベルになり、次の
クロックCK1の立ち上がりで選択信号SY1が低レベ
ルになり、アンドゲート26及び27が閉じられ、ホー
ルドコンデンサCPに正極性電圧が保持される。
【0006】一方、1水平期間の間、高レベルの出力切
換信号CHによりpMOSトランジスタ2Pがオフにな
り、出力切換信号CHの論理レベルをインバータ28で
反転した出力切換信号*CHによりpMOSトランジス
タ2Nがオンになり、前回の1水平走査期間においてホ
ールドコンデンサCNにサンプリングされ保持された負
極性電圧がボロテージホロワ回路29に供給され、ボロ
テージホロワ回路29の出力端に接続されたデータ電極
131上の電荷が、ボロテージホロワ回路29を通って
放電され、データ電極131の電圧がホールドコンデン
サCNの負極性電圧に等しくなる。
【0007】図9において、シフトレジスタ23による
点順次走査により1行分の交流化ビデオ信号VSAがサ
ンプルホールド回路25の正極性用コンデンサでサンプ
ルホールドされ、これと並行して、選択信号SX1のパ
ルスにより第1行の薄膜トランジスタ12がオンにな
り、1つ前の1水平期間でサンプルホールド回路25の
負極性用コンデンサでサンプルホールドされた電位にな
っているデータ電極131〜135とコモン電極Vcom
との間の電圧が、第1行の液晶画素11にサンプリング
され保持される。
【0008】次の1水平走査期間では、出力切換信号C
Hが低レベルとなり、シフトレジスタ23による点順次
走査により1行分の交流化ビデオ信号VSAがサンプル
ホールド回路25の負極性用コンデンサでサンプルホー
ルドされ、これと並行して、選択信号SX2のパルスに
より第2行の薄膜トランジスタ12がオンになり、1つ
前の1水平期間でサンプルホールド回路25の正極性用
コンデンサによりサンプルホールドされた電位になって
いるデータ電極131〜135とコモン電極Vcomとの
間の電圧が、第2行の液晶画素11にサンプリングされ
保持される。
【0009】データドライバ20は、液晶表示パネル1
0の薄膜トランジスタ12を形成すると同時に、薄膜ト
ランジスタにより液晶表示パネル10の周辺部に形成し
た方が製造コスト上好ましい。データドライバ20のボ
ロテージホロワ回路29は、差動増幅回路の反転入力端
と出力端とが接続されており、トランジスタの特性にば
らつきがあっても隣り合うトランジスタの特性が互いに
等しければ、差動増幅回路の構成の対称性により、出力
電圧が入力電圧に等しくなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ガラス基板上
に形成される薄膜トランジスタは、特性のばらつきが比
較的大きく、隣り合うものであってもしいき値(ドレイ
ン電流が流れはじめる時のゲート・ソース間電圧)が異
なる。このため、バッファ回路としてのボロテージホロ
ワ回路29は、同一入力電圧であってもデータ電極13
1毎に出力電圧が異なり、表示画質が悪くなる。そこ
で、従来ではデータドライバ20を半導体チップ上に形
成し、液晶表示パネル10の周辺部に取り付けていた。
【0011】薄膜トランジスタは、ゲート・ソース間電
圧Vgsを閾値に比し充分高くすると、ドレイン・ソース
間電圧がほぼ0Vになるという良好なスイッチング特性
を有するので、データドライバ20内の出力段にバッフ
ァ回路を設けずに、薄膜トランジスタスイッチを介して
ビデオ信号を直接データ電極131へ供給する構成も用
いられている。この構成では、ビデオ信号線を互いに平
行に例えば16本形成し、16本のデータ電極に同時に
ビデオ信号を供給することにより、データ電極へのビデ
オ信号供給時間を16倍にしている。
【0012】しかし、このようにしても、データ電極の
容量成分及び抵抗成分が比較的大きいことと、データド
ライバ20内の出力段にバッファ回路を備えていないこ
とから、データ電極線を充分に充電することができず、
所望の輝度を出すことができない。本発明の目的は、上
記問題点に鑑み、トランジスタ特性にばらつきがあって
も、出力電位をより入力電位に近づけることが可能なボ
ルテージホロワ回路並びにこれを用いたサンプルホール
ド回路及びフラットパネル型表示装置を提供することに
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】本発明
では、出力端の電位が第1入力端の電位に略等しく、入
力インピーダーンスが出力インピーダーンスよりも大き
いボルテージホロワ回路において、入力インピーダーン
スが出力インピーダーンスよりも大きく、第2入力端の
電位に応じた電位が該出力端から取り出されるバッファ
回路と、第1補正コンデンサと、第1制御信号に応答し
て、所定電位(試し電位、該第1入力端の電位又はこれ
に応じた電位)を該第2入力端に供給し、該第1補正コ
ンデンサを該第2入力端と該出力端との間に接続させ、
第2制御信号に応答して、該第1入力端と該第2入力端
との間に該第1補正コンデンサを、該第1入力端と該出
力端との間の電位差を補う方向に接続させる接続切換回
路と、を有する。
【0014】本発明によれば、バッファ回路の入出力電
位差が第1補正コンデンサにより検出され、検出された
入出力電位差によりバッファ回路の入出力電位差が補正
されるので、トランジスタ特性にばらつきがあっても、
第1補正コンデンサにボルテージホロワ回路の出力電位
をより入力電位に近づけることが可能となるという効果
を奏する。
【0015】本発明の第1態様では、上記構成にさら
に、第2補正コンデンサを有し、上記接続切換回路は、
上記第2制御信号に応答して、該第2補正コンデンサを
上記第1入力端と上記出力端との間に接続させ、第3制
御信号に応答して、上記第1補正コンデンサと該第1入
力端との間に該第2補正コンデンサを、該第1入力端と
該出力端との間の電位差を補う方向に接続させる。
【0016】この第1態様によれば、第1補正コンデン
サによる入出力電位差補正後にさらに第2補正コンデン
サによる入出力電位差補正が行われるので、ボルテージ
ホロワ回路の出力電位をさらに入力電位に近づけること
が可能となるという効果を奏する。本発明の第2態様で
は、上記バッファ回路は、ソースホロワ回路であり、上
記出力端と電源供給線との間に電流制限用回路、例えば
抵抗又は定電流源が接続されている。
【0017】この第2態様によれば、電流制限用回路に
より消費電力を低減することができる。本発明の第3態
様では、上記電流制限用回路は、定電流源である。この
第3態様によれば、バッファ回路の入力電位変化量に対
する出力電位変化量が低減するので、ボルテージホロワ
回路の出力電位をさらに入力電位に近づけることが可能
となるという効果を奏する。
【0018】本発明の第4態様では、上記ボルテージホ
ロワ回路を入力電位範囲に応じて複数組有し、さらに、
該入力電位範囲に応じて該複数組の1つの上記出力端の
電位を選択的に取り出す選択回路を有する。この第4態
様によれば、複数組のボルテージホロワ回路の各出力電
位範囲を、1組のみのボルテージホロワ回路を用いる場
合よりも狭くすることができるので、バッファ回路の入
力電位に対する出力電位の線型性が向上し、ボルテージ
ホロワ回路の出力電位をさらに入力電位に近づけること
が可能となるという効果を奏する。
【0019】本発明の第5態様では、上記バッファ回路
は、反転入力端と出力端とが接続された演算増幅回路で
ある。この第5によれば、演算増幅回路の差動特性によ
り演算増幅回路自体の出力電位を入力電位に近づけるこ
とができるので、ボルテージホロワ回路の出力電位をさ
らに入力電位に近づけることが可能となるという効果を
奏する。
【0020】本発明の第6態様では、上記いずれかのボ
ルテージホロワ回路と、一端に該ボルテージホロワ回路
の上記出力端が接続されたサンプリングスイッチと、該
サンプリングスイッチの該一端と基準電位供給線との間
に接続されたホールドコンデンサと、を有する。
【0021】この第6態様によれば、入力電位をホール
ドコンデンサに保持することができるので、変動が大き
い入力信号に対し本願発明を適用することができるとい
う効果を奏する。本発明の第7態様では、上記サンプル
ホールド回路と、データ電極に該サンプルホールド回路
の出力端が接続された表示用フラットパネルと、を有す
る。
【0022】この第7態様によれば、データ電極をサン
プルホールド回路の入力電位により近づけることができ
るので、液晶表示装置の表示品質を向上させることがで
きるという効果を奏する。本発明の第8態様では、上記
表示用フラットパネルは、各画素に対応して透明基板上
に薄膜トランジスタが形成されたアクティブマトリック
ス型液晶表示パネルであり、上記サンプルホールド回路
は、薄膜トランジスタを用いて該透明基板上に形成され
ている。
【0023】この第8態様によれば、液晶表示パネルの
ガラス基板上に、入出力電位特性のよいボルテージホロ
ワ回路を用いたサンプルホールド回路を形成することが
可能となり、かつ、液晶表示パネル上の薄膜トランジス
タとサンプルホールド回路の薄膜トランジスタとを同時
に形成することができるので、液晶表示装置をより安価
にすることができるという効果を奏する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。 [第1実施形態]図3に示す如く、電源電位Vddとグラ
ンド電位GNDとの中央点の電位をコモン電位Vcomと
し、その上側の電位Vp1〜Vp2を正極性電位範囲とし、
コモン電位Vcomに関しこの範囲と対称的な電位Vn1〜
Vn2を負極性電位範囲としている。これらの範囲は液晶
画素の印加電圧に対する光透過率の直線性が良好な部分
である。図3中には、これらの電位の具体例を示してい
る。
【0025】本発明の第1実施形態の液晶表示装置は、
図9のS/H制御回路24及びサンプルホールド回路2
5を除いて、図9と同一構成である。図1は、第1実施
形態のデータドライバ20の1列分を示しており、図1
0に対応している。図1中、符号に付したPは正極性電
位側の構成要素であることを示し、符号に付したNは負
極性側の構成要素であることを示している。符号からこ
れらP及びNを除いた部分が同一のものは、互いに対応
した構成要素である。
【0026】サンプルホールド回路251Aにおいて、
薄膜トランジスタT7Pを除き正極性電位側の薄膜トラ
ンジスタはnチャンネル型であり、薄膜トランジスタT
7Nを除き負極性電位側の薄膜トランジスタはpチャン
ネル型である。サンプルホールド回路251Aは、図1
0のボロテージホロワ回路29の替わりに、バッファ回
路の一種であるソースホロワ回路39P及び39Nを用
いている。
【0027】ソースホロワ回路39Pは、薄膜トランジ
スタT3Pと、定電流源40Pとからなり、定電流源4
0Pは、ゲートに一定の電位Vn2が印加される薄膜トラ
ンジスタT4Pと、抵抗RPとが、直列接続されてい
る。薄膜トランジスタT3Pは、そのドレインが電源供
給線Vddに接続され、ソースが定電流源40Pを介しグ
ランド線GNDに接続されている。ソースホロワ回路3
9Pの入力端及び出力端はそれぞれ、薄膜トランジスタ
T3Pのゲート及びソースである。
【0028】ソースホロワ回路39Nは、薄膜トランジ
スタT3Nと、定電流源40Nとからなり、定電流源4
0Nは、ゲートに一定の電位Vp2が印加される薄膜トラ
ンジスタT4Nと、抵抗RNとが、直列接続されてい
る。薄膜トランジスタT3Nは、そのドレインがグラン
ド線GNDに接続され、ソースが定電流源40Nを介し
て電源供給線Vddに接続されている。ソースホロワ回路
39Nの入力端及び出力端はそれぞれ薄膜トランジスタ
T3Nのゲート及びソースである。
【0029】抵抗RPは、消費電力を低減するために大
きな抵抗値のものを用いており、薄膜トランジスタT3
Pのソース電位が上記正極性電位範囲において、薄膜ト
ランジスタT3Pのゲート・ソース間電圧Vgsが閾値以
上かつ閾値付近の値になる。抵抗RPに薄膜トランジス
タT4Pを付加して定電流源40Pとしたのは、薄膜ト
ランジスタT3Pのゲート電位の変化に対するゲート・
ソース間電圧Vgsの変化の割合を低減して後述の補正を
より正確に行うためである。定電流源40Nについても
定電流源40Pと同様である。
【0030】定電流源40Pに流れる電流が小さいの
で、データ電極131の電位が薄膜トランジスタT3P
のソース電位がより高い場合には、データ電極131か
ら定電流源40Pへ電流を流すことによりデータ電極1
31の電位を薄膜トランジスタT3Pのソース電位に短
時間で近づけることができない。そこで、データ電極1
31の電位をソースホロワ回路39Nで負極性電位に高
速に引き下げた後にソースホロワ回路39Pの出力でデ
ータ電極131を充電するようにしている。同様に、定
電流源40Nに流れる電流が小さいので、データ電極1
31の電位が薄膜トランジスタT3Nのソース電位がよ
り低い場合には、定電流源40Nからデータ電極131
へ電流を流すことによりデータ電極131の電位を薄膜
トランジスタT3Nのソース電位に短時間で近づけるこ
とができない。そこで、データ電極131の電位をソー
スホロワ回路39Pで正極性電位に高速に引き上げた後
にソースホロワ回路39Nを介しデータ電極131を放
電するようにしている。
【0031】すなわち、このような動作を行わせるため
に、一対のソースホロワ回路39P及び39Nが用いら
れている。バッファ回路を正極性側のソースホロワ回路
39Pと負極性側のソースホロワ回路39Nとに分ける
ことによる他の利点は、各々のソースホロワ回路の出力
振幅を、分けない場合の半分より小さくすることができ
るので(図3参照)、ソースホロワ回路の入力電圧に対
する出力電圧の線型性が向上する点である。
【0032】ホールドコンデンサCP、薄膜トランジス
タT1P、ホールドコンデンサCN及び薄膜トランジス
タT1Nの接続は、図10の対応する構成要素の接続と
同一である。サンプリングスイッチとしての薄膜トラン
ジスタT1Pのソースとソースホロワ回路39Pの入出
力端との間には、1次補正回路41P及び2次補正回路
42Pが接続されている。ソースホロワ回路39Pと、
1次補正回路41Pと、2次補正回路42Pとで、正極
性側のボルテージホロワ回路が構成されている。
【0033】1次補正回路41Pは、ホールドコンデン
サCPの一端の電位が、試し電位としての正極性下限電
位Vp1=12Vであると仮定したきの、ホールドコンデ
ンサCPの該一端の電位とソースホロワ回路39Pの出
力電位との差を補正するためのものである。1次補正回
路41Pは、1次補正電圧を検出し補正するための1次
補正コンデンサC1Pと、該検出及び該補正を行う回路
に切り換えるための切換スイッチとしての薄膜トランジ
スタT21P、T51P及びT6Pとからなる。1次補
正コンデンサC1Pは、その一端が薄膜トランジスタT
6Pのソース及び薄膜トランジスタT3Pのゲートに接
続され、他端が薄膜トランジスタT21Pのソース及び
薄膜トランジスタT51Pのドレインに接続されてい
る。薄膜トランジスタT6Pは、そのドレインが正極性
下限電位Vp1の電源供給線に接続され、ゲートが薄膜ト
ランジスタT51Pのゲートに接続され、このゲートに
補正制御信号S1Pが供給される。薄膜トランジスタT
51Pのソースは、ソースホロワ回路39Pの出力端に
接続されている。
【0034】2次補正回路42Pは、1次補正回路41
Pによる1次補正後の、ホールドコンデンサCPの一端
の実際の電位とソースホロワ回路39Pの出力電位との
差を補正するためのものである。2次補正回路42P
は、2次補正電圧を検出し補正するための2次補正コン
デンサC2Pと、該検出及び該補正を行う回路に切り換
えるための切換スイッチとしての薄膜トランジスタT2
2P及びT52Pとからなる。2次補正コンデンサC2
Pは、その一端が1次補正コンデンサC1Pの他端に接
続され、他端が薄膜トランジスタT22P及びT52P
のドレインに接続されている。薄膜トランジスタT22
Pは、そのソースがホールドコンデンサCPの一端に接
続され、ゲートに補正制御信号S3Pが供給される。薄
膜トランジスタT52Pは、そのソースがソースホロワ
回路39Pの出力端に接続され、ゲートが薄膜トランジ
スタT21Pのゲートに接続され、このゲートに補正制
御信号S2Pが供給される。
【0035】負極性電位側の1次補正回路41N及び2
次補正回路42Nはそれぞれ、正極性電位側の1次補正
回路41P及び2次補正回路42Pにおいてnチャンネ
ル型薄膜トランジスタをpチャンネル型薄膜トランジス
タで置き換えた構成になっている。ただし、薄膜トラン
ジスタT6Nのソースには、負極性上限電位Vn1=8V
が印加される。また、補正制御信号S1P、S2P及び
S3Pの替わりに補正制御信号S1N、S2N及びS3
Nが供給される。1次補正回路41Nは、ホールドコン
デンサCNの一端の電位が負極性上限電位Vn1であると
仮定したきのホールドコンデンサCNの該一端の電位と
ソースホロワ回路39Nの出力電位との差を補正するた
めのものである。2次補正回路42Nは、1次補正回路
41Nによる1次補正後の、ホールドコンデンサCNの
一端の実際の電位とソースホロワ回路39Nの出力電位
との差を補正するためのものである。ソースホロワ回路
39Nと、1次補正回路41Nと、2次補正回路42N
とで、負極性側のボルテージホロワ回路が構成されてい
る。
【0036】ソースホロワ回路39Pの出力とソースホ
ロワ回路39Nの出力とは、出力切換信号CHに応じて
選択回路43により選択的にデータ電極131と導通さ
れる。選択回路43は、薄膜トランジスタT7Pのソー
ス及びドレインがそれぞれソースホロワ回路39Pの出
力端及びデータ電極131に接続され、薄膜トランジス
タT7Nのソース及びドレインがそれぞれソースホロワ
回路39Nの出力端及びデータ電極131に接続され、
薄膜トランジスタT7P及びT7Nのゲートに出力切換
信号CHが供給される。
【0037】サンプルホールド回路251Aに供給され
るサンプリング信号SP、補正制御信号S1P、S2
P、S3P、サンプリング信号SN、補正制御信号S1
N、S2N及びS3Nは、サンプルホールド(S/H)
制御回路241Aにより、出力切換信号CH及びDフリ
ップフロップ231からの選択信号SY1を用いて生成
される。
【0038】次に、上記の如く構成された図1の回路の
動作を、図2及び図4に基づいて説明する。図2は、図
1中のサンプルホールド回路251Aの正極性側部分の
動作を示す等価回路図であり、図4は図1の回路の動作
を示すタイミングチャートである。図2中のG、D及び
Sはそれぞれnチャンネル型薄膜トランジスタT3Pの
ゲート、ドレイン及びソースを示している。
【0039】交流化ビデオ信号VSAが1水平期間毎に
正極性電位と負極性電位とに交互に切り換わり、これに
応じてサンプルホールド回路251Aの正極性側部分と
負極性側部分とが1水平期間毎に交互に動作し、また、
サンプルホールド回路251Aに供給されるサンプリン
グ信号SP、補正制御信号S1P、S2P、S3P、サ
ンプリング信号SN、補正制御信号S1N、S2N及び
S3Nのパルス周期が垂直帰線期間を除いて2水平期間
になる。
【0040】垂直帰線期間では、Dフリップフロップ2
31に供給されるスタート信号ST、S/H制御回路2
41Aに供給される選択信号SY1及び出力切換信号C
H、並びに、サンプルホールド回路251Aに供給され
るサンプリング信号SP、補正制御信号S1P、S2P
及びS3Pが低レベルになっており、サンプリング信号
SN、補正制御信号S1N、S2N及びS3Nが高レベ
ルになっている。これにより、サンプルホールド回路2
51A内の薄膜トランジスタは、ソースホロワ回路39
P、39N及び選択回路43の薄膜トランジスタT3
P、T4P、T3N、T4N及びT7P以外は全てオフ
になっている。
【0041】奇数番目の水平期間では、選択信号SY1
のパルス期間でサンプリング信号SPが高レベルになっ
て、交流化ビデオ信号VSAの電位がホールドコンデン
サCPにサンプリングされ、選択信号SY1及びサンプ
リング信号SPが低レベルに遷移する際の交流化ビデオ
信号VSAの正極性電位V1がホールドコンデンサCP
に保持される。図2(A)は、このサンプリングの際の
サンプルホールド回路251Aの等価回路を示す。
【0042】偶数番目の水平期間では、選択信号SY1
のパルス期間でサンプリング信号SNが低レベルになっ
て、交流化ビデオ信号VSAの電位がホールドコンデン
サCNにサンプリングされ、サンプリング信号SNが高
レベルに遷移する際の交流化ビデオ信号VSAの負極性
電位がホールドコンデンサCNに保持される。偶数番目
の水平期間では、1つ前の奇数番目の水平期間でホール
ドコンデンサCPに保持された電圧をデータ電極131
に印加するために、次のような動作が行われる。以下、
括弧内の符号は図4中の該当する制御パルスのパルス期
間を示している。
【0043】(P1)補正制御信号S1Pが高レベルに
なって、薄膜トランジスタT51P及びT6Pがオンに
なり、サンプルホールド回路251Aは図2(B)に示
す等価回路になる。これにより、データ電極131が充
電され、また、ゲート・ソース間電圧Vgsが1次補正コ
ンデンサC1Pにサンプリングされる。データ電極13
1の電位が安定した後に補正制御信号S1Pが低レベル
に遷移し、この時の薄膜トランジスタT3Pのゲート・
ソース間電圧Vgsが1次補正コンデンサC1Pに保持さ
れる。薄膜トランジスタT3Pのゲート・ソース間電圧
Vgsは、上述のように薄膜トランジスタT3Pの閾値付
近の値であり、例えば3Vである。
【0044】(P2)出力切換信号CHが高レベル、補
正制御信号S1Nが低レベルになって、薄膜トランジス
タT7Pがオフ、薄膜トランジスタT7N及びT6Nが
オンになる。これにより、データ電極131上の電荷が
薄膜トランジスタT7N及びT3Nを通ってGNDへ流
れ、画素信号VD1が負極性上限電位Vn1=8V付近ま
で引き下げられる。出力切換信号CHが低レベル、補正
制御信号S1Nが高レベルに復帰して、薄膜トランジス
タT7N及びT6Nがオフ、薄膜トランジスタT7Pが
オンになり、ソースホロワ回路39Pの出力でデータ電
極131を充電可能な状態、すなわち次のパルス期間P
3の動作が可能な状態になる。
【0045】(P3)補正制御信号S2Pが高レベルに
なって、薄膜トランジスタT21P及びT52Pがオン
になり、サンプルホールド回路251Aが図2(C)に
示す等価回路になる。これにより、薄膜トランジスタT
3Pのゲート電位はV1+3Vになる。データ電極13
1が充電され、また、薄膜トランジスタT3Pのゲート
・ソース間電圧Vgsが2次補正コンデンサC2Pにサン
プリングされる。データ電極131の電位が安定した後
に補正制御信号S2Pが低レベルに遷移し、この時の薄
膜トランジスタT3Pのゲート・ソース間電圧Vgsが2
次補正コンデンサC2Pに保持される。薄膜トランジス
タT3Pのゲート・ソース間電圧Vgsが3Vであれば薄
膜トランジスタT3Pのソース電位がV1になるが、一
般にV1+3V≠12Vであるので、薄膜トランジスタ
T3Pのゲート・ソース間電圧Vgsも3Vから少しずれ
ている。このずれをΔVとすると、薄膜トランジスタT
3Pのソース電位はV1−ΔVとなり、また、2次補正
コンデンサC2Pの保持電圧はΔVになる。
【0046】(P4)補正制御信号S3Pが高レベルに
なって、薄膜トランジスタT22Pがオンになり、サン
プルホールド回路251Aが図2(D)に示す等価回路
になる。これにより、薄膜トランジスタT3Pのゲート
電位が図2(C)の場合よりもΔVだけ高くなる。デー
タ電極131が充電され、その電位が安定した後に補正
制御信号S3Pが低レベルに遷移する。この時、薄膜ト
ランジスタT3Pのソース電位は、図2(C)の場合よ
りもほぼΔVだけ高くなる。
【0047】このようにして、薄膜トランジスタT3P
の閾値にばらつきがあっても、ソースホロワ回路39P
の出力電圧がホールドコンデンサCPの電圧にほぼ等し
くなる。次に、奇数番目の水平期間開始時点で、出力切
換信号CHが高レベルに遷移する。奇数番目の水平期間
では、1つ前の偶数番目の水平期間でホールドコンデン
サCNに保持された電圧V2をデータ電極131に印加
するために、上記同様に次のような動作が行われる。
【0048】(N1)補正制御信号S1Nが低レベルに
なって、薄膜トランジスタT51N及びT6Nがオンに
なり、データ電極131が放電され、また、薄膜トラン
ジスタT3Nのゲート・ソース間電圧Vgsが1次補正コ
ンデンサC1Nにサンプリングされる。データ電極13
1の電位が安定した後に補正制御信号S1Nが高レベル
に遷移し、この時の薄膜トランジスタT3Nのゲート・
ソース間電圧Vgsが1次補正コンデンサC1Nに保持さ
れる。薄膜トランジスタT3Nのゲート・ソース間電圧
Vgsは、例えば−2Vである。
【0049】(N2)出力切換信号CHが低レベル、補
正制御信号S1Pが高レベルになって、薄膜トランジス
タT7Nがオフ、薄膜トランジスタT7P及びT6Pが
オンになる。これによりデータ電極131が充電され、
画素信号VD1が正極性下限電位Vp1=12V付近まで
引き上げられる。出力切換信号CHが高レベル、補正制
御信号S1Pが低レベルに復帰して、薄膜トランジスタ
T7P及びT6Pがオフ、薄膜トランジスタT7Nがオ
ンになり、ソースホロワ回路39Nを介しデータ電極1
31を放電可能な状態、すなわち次のパルス期間N3の
動作が可能な状態になる。
【0050】(N3)補正制御信号S2Nが低レベルに
なって、薄膜トランジスタT21N及びT52Nがオン
になり、薄膜トランジスタT3Nのゲート電位はV2−
2Vになる。データ電極131が放電され、また、薄膜
トランジスタT3Nのゲート・ソース間電圧Vgsが2次
補正コンデンサC2Nにサンプリングされる。データ電
極131の電位が安定した後に補正制御信号S2Nが高
レベルに遷移し、この時の薄膜トランジスタT3Nのゲ
ート・ソース間電圧Vgsが2次補正コンデンサC2Nに
保持される。薄膜トランジスタT3Nのゲート・ソース
間電圧Vgsが−2Vであれば薄膜トランジスタT3Nの
ソース電位がV2になるが、一般にV2−2V≠8Vで
あるので、薄膜トランジスタT3Nのゲート・ソース間
電圧Vgsも−2Vから少しずれている。このずれを−Δ
Vとすると、薄膜トランジスタT3Nのソース電位はV
2+ΔVとなり、また、2次補正コンデンサC2Nの保
持電圧は−ΔVになる。
【0051】(N4)補正制御信号S3Nが低レベルに
なって、薄膜トランジスタT22Nがオンになり、薄膜
トランジスタT3Nのゲート電位がパルス期間N3の場
合よりもΔVだけ低くなる。データ電極131が放電さ
れ、データ電極131の電位が安定した後に補正制御信
号S3Nが高レベルに遷移する。この時、薄膜トランジ
スタT3Nのソース電位は、パルス期間N3の場合より
もほぼΔVだけ低くなる。
【0052】このようにして、薄膜トランジスタT3P
の閾値にばらつきがあっても、ソースホロワ回路39P
の出力電圧がホールドコンデンサCPの電圧にほぼ等し
くなる。本第1実施例によれば、薄膜トランジスタの特
性に大きなばらつきがあっても、入力電圧と出力電圧と
が互いにほぼ等しくなるボルテージホロワ回路が得られ
るので、液晶表示パネルのガラス基板上にデータドライ
バを形成することが可能となり、液晶表示装置をより安
価にすることができる。
【0053】[第2実施形態]図2(B)に示す偶数番
目の水平期間のパルス期間P1において1次補正コンデ
ンサC1Pにサンプリングされる電圧は、全ての偶数番
目の水平期間において同一になる。奇数番目の水平期間
のパルス期間N1において1次補正コンデンサC1Nに
サンプリングされる電圧についても同様である。したが
って、薄膜トランジスタのリーク電流や自己放電による
1次補正コンデンサC1P及びC1Nの電圧変化が無視
できる期間においては、図4のパルス期間P1及びN1
の動作を省略することができる。
【0054】そこで、第2実施形態では、図5に示す如
く、図4のパルス期間P1及びN1の動作を、垂直帰線
期間のみにおいて行うようにしている。これにより、全
ての水平期間において、パルス期間P1及びN1の動作
を行う必要がないので、水平表示ライン数が多くて水平
期間が短い液晶表示装置に対しても、本発明を適用可能
になる。図4中と図5中の同一符号のパルス期間は互い
に対応している。
【0055】S/H制御回路は、図5に示す制御信号を
生成するように構成する。サンプルホールド回路は、図
1のサンプルホールド回路251Aと同一構成である。 [第3実施形態]図6は、本発明の第3実施形態の液晶
表示装置の1列分を示す回路図であり、図1に対応して
いる。
【0056】サンプルホールド回路251Bは、図1の
ソースホロワ回路39P及び39Nの替わりに、バッフ
ァ回路として演算増幅回路39を用いている。演算増幅
回路39は、例えば図7に示す如く、薄膜トランジスタ
391〜395からなる差動増幅回路と、薄膜トランジ
スタ396及び397からなる出力バッファ回路とで構
成されている。薄膜トランジスタ391〜393及び3
96はpチャンネル型であり、薄膜トランジスタ39
4、395及び397はnチャンネル型である。薄膜ト
ランジスタ391及び396は定電流源として機能し、
薄膜トランジスタ391及び396のゲートにはそれぞ
れ一定の電位Veeが供給される。
【0057】薄膜トランジスタ392及び393はガラ
ス基板上に隣接して形成されているが、上述のように閾
値が互いに異なる。薄膜トランジスタ394及び395
についても同様である。このため、全データ電極線に関
するボロテージホロワ回路ついて、入力電圧と出力電圧
との関係が互いに異なる。そこで、図6に示す如く、演
算増幅回路39の入力側に、図1の1次補正回路41P
及び2次補正回路42Pと同一構成の1次補正回路41
及び2次補正回路42を接続している。薄膜トランジス
タT6のドレインには、試し電位としての交流化電位V
pnmが印加され、この交流化電位Vpnmは、奇数番目の水
平期間において負極性中央電位Vn1=6.5Vにされ、
偶数番目の水平期間において正極性中央電位Vp1=8.
5Vにされる。
【0058】演算増幅回路39の薄膜トランジスタ39
7のオン抵抗は比較的小さいので、図4に示すパルス期
間P2及びN2の動作は不要になり、第1及び第2実施
形態よりも、S/H制御回路241Bによるサンプルホ
ールド回路251Bの制御が簡単になる。薄膜トランジ
スタT1P、T2P、T1AN、T2N、ホールドコン
デンサCP及びCNの接続は、図10の対応する構成要
素の接続と同一である。
【0059】図8は、図6の回路の動作を示すタイミン
グチャートである。この動作は、以上の説明及び図8か
ら容易に理解できるので、その説明を省略する。図5中
と図8中の同一符号のパルス期間は互いに対応してい
る。なお、本発明には外にも種々の変形例が含まれる。
例えば、1次補正回路及び2次補正回路は、特性にばら
つきが比較的大きい薄膜トランジスタを用いた任意のボ
ルテージホロワ回路に好適であるが、薄膜トランジスタ
以外のトランジスタであっても一般に特性にばらつきが
あり、高精度が要求される任意のボルテージホロワ回路
にも好適である。
【0060】1次補正回路で用いられる試し電位は、上
記電位に限定されず、また、一定の試し電位の替わり
に、ホールドコンデンサの一端の電位を直接又はバッフ
ァ回路を介し間接的に用いてもよい。また、液晶表示装
置のデータドライバに本発明を適用する場合であって
も、他の構成のデータドライバ、例えばサンプルホール
ド回路を2段縦続接続したデータドライバの各ボルテー
ジホロワ回路に適用することができる。
【0061】さらに、液晶表示装置を含む各種フラット
パネル型表示装置において、そのパネルのデータ電極に
本発明のボルテージホロワ回路を接続すれば、その出力
電位をより入力電位に近づけることができるので、表示
品質を向上させることができる。また、本発明のボルテ
ージホロワ回路は、1次補正のみ又は3次以上の補正を
行う回路であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のデータドライバの1列
分を示す回路図である。
【図2】図1中のサンプルホールド回路251の正極性
側部分の動作を示す等価回路図である。
【図3】液晶画素の表示電極に印加される正極性及び負
極性の電位範囲を示す図である。
【図4】図1の回路の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図5】本発明の第2実施形態の、図1に対応した回路
の動作を示すタイミングチャートである。
【図6】本発明の第3実施形態のデータドライバの1列
分を示す回路図である。
【図7】図6中のボロテージホロワ回路の構成例を示す
図である。
【図8】図6の回路の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図9】従来の液晶表示装置の全体構成図である。
【図10】図9中の液晶表示装置の1列分を示す回路図
である。
【符号の説明】
10 液晶表示パネル 11 液晶画素 12 薄膜トランジスタ 131〜135 データ電極 20 データドライバ 24、241、241A、241B S/H制御回路 25、251、251A、251B サンプルホールド
回路 39 演算増幅回路 39P、39N ソースホロワ回路 40P、40N 定電流源 41、41P、41N 1次補正回路 42、42P、42N 2次補正回路 43 選択回路 C1、C1P、C1N 1次補正コンデンサ C2、C2P、C2N 2次補正コンデンサ CP、CN ホールドコンデンサ
フロントページの続き (72)発明者 原口 宗広 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 森田 敬三 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 吉岡 浩史 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 糸数 昌史 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 中林 謙一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力端の電位が第1入力端の電位に略等
    しく、入力インピーダーンスが出力インピーダーンスよ
    りも大きいボルテージホロワ回路において、 入力インピーダーンスが出力インピーダーンスよりも大
    きく、第2入力端の電位に応じた電位が該出力端から取
    り出されるバッファ回路と、 第1補正コンデンサと、 第1制御信号に応答して、所定電位を該第2入力端に供
    給し、該第1補正コンデンサを該第2入力端と該出力端
    との間に接続させ、第2制御信号に応答して、該第1入
    力端と該第2入力端との間に該第1補正コンデンサを、
    該第1入力端と該出力端との間の電位差を補う方向に接
    続させる接続切換回路と、 を有することを特徴とするボルテージホロワ回路。
  2. 【請求項2】 請求項1にさらに、第2補正コンデンサ
    を有し、 上記接続切換回路は、上記第2制御信号に応答して、該
    第2補正コンデンサを上記第1入力端と上記出力端との
    間に接続させ、第3制御信号に応答して、上記第1補正
    コンデンサと該第1入力端との間に該第2補正コンデン
    サを、該第1入力端と該出力端との間の電位差を補う方
    向に接続させる、 ことを特徴とするボルテージホロワ回路。
  3. 【請求項3】 上記バッファ回路は、ソースホロワ回路
    であり、上記出力端と電源供給線との間に電流制限用回
    路が接続されていることを特徴とする請求項1又は2記
    載のボルテージホロワ回路。
  4. 【請求項4】 上記ボルテージホロワ回路を入力電位範
    囲に応じて複数組有し、さらに、 該入力電位範囲に応じて該複数組の1つの上記出力端の
    電位を選択的に取り出す選択回路、 を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1
    つに記載のボルテージホロワ回路。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の
    ボルテージホロワ回路と、 一端に該ボルテージホロワ回路の上記出力端が接続され
    たサンプリングスイッチと、 該サンプリングスイッチの該一端と基準電位供給線との
    間に接続されたホールドコンデンサと、 を有することを特徴とするサンプルホールド回路。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のサンプルホールド回路
    と、 データ電極に該サンプルホールド回路の出力端が接続さ
    れた表示用フラットパネルと、 を有することを特徴とする液晶表示装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007004109A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Lg Philips Lcd Co Ltd 液晶表示装置の駆動方法及び装置
JP2012212046A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Lapis Semiconductor Co Ltd 液晶駆動用のソースドライバのオフセット低減出力回路
CN102831868A (zh) * 2012-08-22 2012-12-19 北京京东方光电科技有限公司 液晶显示屏组、液晶显示屏和液晶显示装置

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