JPH09146642A - リニアアクチュエータの保護機構 - Google Patents
リニアアクチュエータの保護機構Info
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- JPH09146642A JPH09146642A JP30132195A JP30132195A JPH09146642A JP H09146642 A JPH09146642 A JP H09146642A JP 30132195 A JP30132195 A JP 30132195A JP 30132195 A JP30132195 A JP 30132195A JP H09146642 A JPH09146642 A JP H09146642A
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Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転駆動源が過大なトルクを発生した際に、
リニアアクチュエータの構成部品が破損されることを回
避する保護機構を提供する。 【解決手段】 ボールねじ軸10の外周面に形成されて
いるスラスト受段部10Bと軸受部11のスラスト受面
11Aとの間に、二枚のスラストワッシャ15,16で
挟んで円筒状の弾性材料で形成されている制動体17を
嵌装し、軸受部11が設けれている固定部材には、制動
体17の外径より僅かに大きな内径の制動孔7Bをその
中に前記制動体17が同心状に配置されるように形成し
ている。ボールねじ軸10に作用するスラスト荷重が増
加すると制動体16が弾性変形し、その外周面と内周面
とが制動孔7Bの内周面とボールねじ軸10の外周面と
をそれぞれ押圧してボールねじ軸10の回転を制動す
る。
リニアアクチュエータの構成部品が破損されることを回
避する保護機構を提供する。 【解決手段】 ボールねじ軸10の外周面に形成されて
いるスラスト受段部10Bと軸受部11のスラスト受面
11Aとの間に、二枚のスラストワッシャ15,16で
挟んで円筒状の弾性材料で形成されている制動体17を
嵌装し、軸受部11が設けれている固定部材には、制動
体17の外径より僅かに大きな内径の制動孔7Bをその
中に前記制動体17が同心状に配置されるように形成し
ている。ボールねじ軸10に作用するスラスト荷重が増
加すると制動体16が弾性変形し、その外周面と内周面
とが制動孔7Bの内周面とボールねじ軸10の外周面と
をそれぞれ押圧してボールねじ軸10の回転を制動す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアアクチュエ
ータの保護機構に関し、特に回転駆動源で駆動されるボ
ールねじ軸にナットを螺合した構造のリニアアクチュエ
ータのボールねじ軸に作用するスラスト荷重が過負荷に
なることを防止する保護機構に関する。
ータの保護機構に関し、特に回転駆動源で駆動されるボ
ールねじ軸にナットを螺合した構造のリニアアクチュエ
ータのボールねじ軸に作用するスラスト荷重が過負荷に
なることを防止する保護機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、機械装置の可動部を、進退動作さ
せるための駆動手段として、図4に示すような、ボール
ねじ式の駆動機構を備えたリニアアクチュエータが広く
用いられている。同図において、リニアアクチュエータ
1は、外筒2の内部に伸縮自在に内筒3が配置されてい
る。内筒3の先端には、図示しない機械装置の可動部に
連結されて、前記可動部を進退動作させるための先端金
具4が取り付けられている。また、内筒3はその基端に
スライダ5が固定されている。前記スライダ5は、外筒
2の内周面に摺動自在に嵌装されており、内筒3が外筒
2に対して伸縮動作を行う際に、その基端側を案内して
いる。また、内筒3の外周面は、外筒2の先端に固定さ
れている先端側フランジ部6の内筒支持孔6A内に摺動
自在に保持されている。
せるための駆動手段として、図4に示すような、ボール
ねじ式の駆動機構を備えたリニアアクチュエータが広く
用いられている。同図において、リニアアクチュエータ
1は、外筒2の内部に伸縮自在に内筒3が配置されてい
る。内筒3の先端には、図示しない機械装置の可動部に
連結されて、前記可動部を進退動作させるための先端金
具4が取り付けられている。また、内筒3はその基端に
スライダ5が固定されている。前記スライダ5は、外筒
2の内周面に摺動自在に嵌装されており、内筒3が外筒
2に対して伸縮動作を行う際に、その基端側を案内して
いる。また、内筒3の外周面は、外筒2の先端に固定さ
れている先端側フランジ部6の内筒支持孔6A内に摺動
自在に保持されている。
【0003】外筒2の基端に固定されている基端側フラ
ンジ部7には、電動機や流体モータで構成されている回
転駆動源8が取り付けられており、前記回転駆動源8の
駆動軸8Aには、カップリング9を介して、外筒2の中
心軸線と同軸に配置されたボールねじ軸10の基端が連
結されている。前記ボールねじ軸10は、その基端近傍
位置において、基端側フランジ部7の中心に設けられて
いる軸受部11によって回転自在に支持されている。ま
た、ボールねじ軸10の先端側は、内筒3の内周面に摺
動自在に嵌装されている先端支持部材12に、先端側軸
受部13を介して回転自在に支持されている。前記先端
支持部材12は、ボールねじ軸10に対して軸方向の移
動が規制されている。
ンジ部7には、電動機や流体モータで構成されている回
転駆動源8が取り付けられており、前記回転駆動源8の
駆動軸8Aには、カップリング9を介して、外筒2の中
心軸線と同軸に配置されたボールねじ軸10の基端が連
結されている。前記ボールねじ軸10は、その基端近傍
位置において、基端側フランジ部7の中心に設けられて
いる軸受部11によって回転自在に支持されている。ま
た、ボールねじ軸10の先端側は、内筒3の内周面に摺
動自在に嵌装されている先端支持部材12に、先端側軸
受部13を介して回転自在に支持されている。前記先端
支持部材12は、ボールねじ軸10に対して軸方向の移
動が規制されている。
【0004】内筒3の基端に固定されているスライダ5
には、ボールねじ軸10が螺合されるナット14が一体
に連結されており、ボールねじ軸10の回転によって、
前記ナット14を介して内筒3が外筒2に対して伸縮駆
動され、内筒3の先端金具4を介して、機械装置の可動
部を進退動作させるように構成されている。
には、ボールねじ軸10が螺合されるナット14が一体
に連結されており、ボールねじ軸10の回転によって、
前記ナット14を介して内筒3が外筒2に対して伸縮駆
動され、内筒3の先端金具4を介して、機械装置の可動
部を進退動作させるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように構成さ
れている従来のリニアアクチュエータは、一般的にその
回転駆動源に電動機が用いられており、電動機に大きな
電流が流れた場合にはその駆動トルクが過大となり、そ
の結果、リニアアクチュエータに加わるスラスト荷重が
過負荷状態となってリニアアクチュエータの構成部品を
破損する問題があった。
れている従来のリニアアクチュエータは、一般的にその
回転駆動源に電動機が用いられており、電動機に大きな
電流が流れた場合にはその駆動トルクが過大となり、そ
の結果、リニアアクチュエータに加わるスラスト荷重が
過負荷状態となってリニアアクチュエータの構成部品を
破損する問題があった。
【0006】そこで、本発明は、前述したような従来の
リニアアクチュエータの問題を解決し、回転駆動源が過
大なトルクを発生した場合に、ボールねじ軸に加わるス
ラスト荷重が過負荷状態となることを防止してリニアア
クチュエータを構成している部品の破損を回避すること
ができる保護機構を提供することを目的とする。
リニアアクチュエータの問題を解決し、回転駆動源が過
大なトルクを発生した場合に、ボールねじ軸に加わるス
ラスト荷重が過負荷状態となることを防止してリニアア
クチュエータを構成している部品の破損を回避すること
ができる保護機構を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的のため、回転駆
動源で駆動されるボールねじ軸と前記ボールねじ軸に螺
合されて直線運動を行うナットとを備えたリニアアクチ
ュエータの保護装置として提供される本発明は、前記ボ
ールねじ軸のねじが形成されていない部分に、前記ボー
ルねじ軸の貫通孔をそれぞれ中心部に有する略等しい外
径の2枚のスラストワッシャと前記2枚のスラストワッ
シャと略等しい外径の弾性材料で形成された円筒状の制
動体とが前記制動体が2枚のスラストワッシャ間に挟ま
れた状態で嵌装され、前記2枚のスラストワッシャの一
方は前記ボールねじ軸の外周面に形成されたスラスト受
段部に当接されるとともに、他方のスラストワッシャは
ボールねじ軸を回転自在に支持する軸受部のスラスト受
面へ当接されて、ボールねじ軸に付加されるスラスト荷
重が前記2枚のスラストワッシャと制動体を介して前記
軸受部のスラスト受面で支持され、前記軸受部が設けら
れている固定部材には前記制動体の外径より僅かに大き
な内径の制動孔が前記制動孔内に制動体が同心状に配置
されるように形成され、前記ボールねじ軸に作用するス
ラスト荷重が増加したときに制動体の外周面が拡径して
制動孔の内周面を押圧するとともに、制動体中心部の貫
通孔が縮径してボールねじ軸の外周面を押圧してボール
ねじ軸の回転を制動するように構成したものである。
動源で駆動されるボールねじ軸と前記ボールねじ軸に螺
合されて直線運動を行うナットとを備えたリニアアクチ
ュエータの保護装置として提供される本発明は、前記ボ
ールねじ軸のねじが形成されていない部分に、前記ボー
ルねじ軸の貫通孔をそれぞれ中心部に有する略等しい外
径の2枚のスラストワッシャと前記2枚のスラストワッ
シャと略等しい外径の弾性材料で形成された円筒状の制
動体とが前記制動体が2枚のスラストワッシャ間に挟ま
れた状態で嵌装され、前記2枚のスラストワッシャの一
方は前記ボールねじ軸の外周面に形成されたスラスト受
段部に当接されるとともに、他方のスラストワッシャは
ボールねじ軸を回転自在に支持する軸受部のスラスト受
面へ当接されて、ボールねじ軸に付加されるスラスト荷
重が前記2枚のスラストワッシャと制動体を介して前記
軸受部のスラスト受面で支持され、前記軸受部が設けら
れている固定部材には前記制動体の外径より僅かに大き
な内径の制動孔が前記制動孔内に制動体が同心状に配置
されるように形成され、前記ボールねじ軸に作用するス
ラスト荷重が増加したときに制動体の外周面が拡径して
制動孔の内周面を押圧するとともに、制動体中心部の貫
通孔が縮径してボールねじ軸の外周面を押圧してボール
ねじ軸の回転を制動するように構成したものである。
【0008】
【作用】前記の構成において、回転駆動源によってボー
ルねじ軸が回転されると、前記ボールねじ軸に螺合して
いるナットが進退する。ボールねじ軸に作用するスラス
ト荷重が小さいうちは、制動体の外周面は、固定部材に
形成されている制動孔の内周面との間に僅かな隙間があ
り、制動体はボールねじ軸とともに制動孔の中で自由に
回転することができる。
ルねじ軸が回転されると、前記ボールねじ軸に螺合して
いるナットが進退する。ボールねじ軸に作用するスラス
ト荷重が小さいうちは、制動体の外周面は、固定部材に
形成されている制動孔の内周面との間に僅かな隙間があ
り、制動体はボールねじ軸とともに制動孔の中で自由に
回転することができる。
【0009】そして、ボールねじ軸に作用するスラスト
荷重が一定限度以上に増加すると、ボールねじ軸のスラ
スト受段部に当接しているスラストワッシャと軸受部の
スラスト受面に当接しているスラストワッシャとの間に
挟まれた制動体に作用する圧縮力が増加し、その結果、
当初円筒状であった制動体は樽状に弾性変形し、その外
周面は半径方向外側に拡径して固定部材の制動孔の内周
面を押圧し、また、中心に形成されているボールねじ軸
の貫通孔は縮径してボールねじ軸外周面を押圧してボー
ルねじ軸の回転が制動される。
荷重が一定限度以上に増加すると、ボールねじ軸のスラ
スト受段部に当接しているスラストワッシャと軸受部の
スラスト受面に当接しているスラストワッシャとの間に
挟まれた制動体に作用する圧縮力が増加し、その結果、
当初円筒状であった制動体は樽状に弾性変形し、その外
周面は半径方向外側に拡径して固定部材の制動孔の内周
面を押圧し、また、中心に形成されているボールねじ軸
の貫通孔は縮径してボールねじ軸外周面を押圧してボー
ルねじ軸の回転が制動される。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1に示すリニアアクチュエータ1は、基本的な
部分の構造については、前述した図4に示すものと共通
しているため、図4中の部材と同一機能をもつ部材に対
しては、同一の番号で示している。また、基本的なリニ
アアクチュエータ1の伸縮動作に関しては、前述した図
4のリニアアクチュエータ1と同様であるので、その説
明は省略する。
する。図1に示すリニアアクチュエータ1は、基本的な
部分の構造については、前述した図4に示すものと共通
しているため、図4中の部材と同一機能をもつ部材に対
しては、同一の番号で示している。また、基本的なリニ
アアクチュエータ1の伸縮動作に関しては、前述した図
4のリニアアクチュエータ1と同様であるので、その説
明は省略する。
【0011】本発明のリニアアクチュエータ1において
は、ボールねじ軸10は軸受部11に対して軸方向の変
位は拘束されておらず、また、前記カップリング9に
は、可撓継手のように、回転駆動源8の駆動軸8Aに対
してボールねじ軸10が微少距離軸方向に移動すること
ができる構造のものが用いられている。本実施例におい
ては、回転駆動源として電動機が使用されている。な
お、図示していない規制手段によって、内筒3がボール
ねじ軸10の回転に引きずられて回転しないようになっ
ている。
は、ボールねじ軸10は軸受部11に対して軸方向の変
位は拘束されておらず、また、前記カップリング9に
は、可撓継手のように、回転駆動源8の駆動軸8Aに対
してボールねじ軸10が微少距離軸方向に移動すること
ができる構造のものが用いられている。本実施例におい
ては、回転駆動源として電動機が使用されている。な
お、図示していない規制手段によって、内筒3がボール
ねじ軸10の回転に引きずられて回転しないようになっ
ている。
【0012】ナット14に螺合するねじ部10Aは、内
筒3が外筒2に対して伸縮動する際にナット14がボー
ルねじ軸10上を移動する範囲に設けられている。ボー
ルねじ軸10のねじ部10Aが形成されていない基端側
はスラスト受段部10Bを境にして小径部10Cになっ
ている。
筒3が外筒2に対して伸縮動する際にナット14がボー
ルねじ軸10上を移動する範囲に設けられている。ボー
ルねじ軸10のねじ部10Aが形成されていない基端側
はスラスト受段部10Bを境にして小径部10Cになっ
ている。
【0013】前記小径部10Cには、図2に示すように
中心に貫通孔が形成されている円板状のスラストワッシ
ャ15が、前記スラスト受段部10Bと当接して、ボー
ルねじ軸10に対してねじ部10A方向への移動を規制
された状態で嵌装され、また略同一形状のスラストワッ
シャ16が軸受部11のスラスト受面11Aに当接され
た状態でその孔内をボールねじ軸10の小径部10Cが
自由に摺動できるように嵌装されている。
中心に貫通孔が形成されている円板状のスラストワッシ
ャ15が、前記スラスト受段部10Bと当接して、ボー
ルねじ軸10に対してねじ部10A方向への移動を規制
された状態で嵌装され、また略同一形状のスラストワッ
シャ16が軸受部11のスラスト受面11Aに当接され
た状態でその孔内をボールねじ軸10の小径部10Cが
自由に摺動できるように嵌装されている。
【0014】さらに、前記2つのスラストワッシャ1
5,16と略等しい外径をもち、中心部に貫通孔を有す
る円筒状の制動体17が、2つのスラストワッシャ1
5,16の間に挟み込まれた状態で前記小径部10Cに
嵌装されている。前記制動体17は、外力が加わると大
きく弾性変形するようにゴムで形成されている。
5,16と略等しい外径をもち、中心部に貫通孔を有す
る円筒状の制動体17が、2つのスラストワッシャ1
5,16の間に挟み込まれた状態で前記小径部10Cに
嵌装されている。前記制動体17は、外力が加わると大
きく弾性変形するようにゴムで形成されている。
【0015】また、固定部材としての基端側フランジ部
7には、その中心部に形成されている軸受保持孔7Aに
連続して前記制動体17の外周面と通常時は空隙Sをあ
けて対向する同心状の内周面を有する制動孔7Bが形成
されていて、ボールねじ軸10の回転とともに制動孔7
B内で制動体17が回転できるようになっている。
7には、その中心部に形成されている軸受保持孔7Aに
連続して前記制動体17の外周面と通常時は空隙Sをあ
けて対向する同心状の内周面を有する制動孔7Bが形成
されていて、ボールねじ軸10の回転とともに制動孔7
B内で制動体17が回転できるようになっている。
【0016】前述した構成において、図1に示す状態か
ら回転駆動源8を駆動することによって、カップリング
9を介してボールねじ軸10が回転され、ボールねじ軸
10のねじ部10Aに螺合しているナット14はボール
ねじ軸10の先端側へ移動する。その結果、ナット14
と一体となっている内筒3は外筒2の先端から伸張す
る。
ら回転駆動源8を駆動することによって、カップリング
9を介してボールねじ軸10が回転され、ボールねじ軸
10のねじ部10Aに螺合しているナット14はボール
ねじ軸10の先端側へ移動する。その結果、ナット14
と一体となっている内筒3は外筒2の先端から伸張す
る。
【0017】この際、先端金具4に連結されている図示
していない機械装置の可動部側から内筒3側に付加され
るスラスト荷重は、ナット14からボールねじ軸10に
伝達され、図2に詳細に示すように、ボールねじ軸10
のスラスト受段部10Bに当接しているスラストワッシ
ャ15から、制動体17を介してスラストワッシャ16
へ伝達されて、軸受部11のスラスト受面11Aによっ
て受けられる。
していない機械装置の可動部側から内筒3側に付加され
るスラスト荷重は、ナット14からボールねじ軸10に
伝達され、図2に詳細に示すように、ボールねじ軸10
のスラスト受段部10Bに当接しているスラストワッシ
ャ15から、制動体17を介してスラストワッシャ16
へ伝達されて、軸受部11のスラスト受面11Aによっ
て受けられる。
【0018】そして、前記スラスト荷重が許容値以下の
場合には、図2に示すようにスラストワッシャ15とス
ラストワッシャ16間に挟まれている軸受部11には、
ボールねじ軸10に加わるスラスト荷重によって軸方向
に圧縮力を受けて弾性変形するが、その変形量は少な
く、制動体17の外周面と制動孔7Bの内周面との間に
は空隙Sが存在しているため、ボールねじ軸10は自由
に回転することができる。
場合には、図2に示すようにスラストワッシャ15とス
ラストワッシャ16間に挟まれている軸受部11には、
ボールねじ軸10に加わるスラスト荷重によって軸方向
に圧縮力を受けて弾性変形するが、その変形量は少な
く、制動体17の外周面と制動孔7Bの内周面との間に
は空隙Sが存在しているため、ボールねじ軸10は自由
に回転することができる。
【0019】そして、何らかの原因によって電動機8の
トルクが増大し、ボールねじ軸10に加わるスラスト荷
重が大きくなると、スラストワッシャ15とスラストワ
ッシャ16間に挟まれている制動体17の軸方向に作用
する圧縮力が増加し、その結果、制動体17の外周面が
樽状に弾性変形して図3に示すように制動孔7Bの内周
面に押し付けられ、また同時に制動体17の孔の内周面
も縮径して、ボールねじ軸10の外周面に押し付けられ
るため、ボールねじ軸10の回転が制動され、過負荷に
よるリニアアクチュエータ1の構成部品の破損が防止さ
れる。
トルクが増大し、ボールねじ軸10に加わるスラスト荷
重が大きくなると、スラストワッシャ15とスラストワ
ッシャ16間に挟まれている制動体17の軸方向に作用
する圧縮力が増加し、その結果、制動体17の外周面が
樽状に弾性変形して図3に示すように制動孔7Bの内周
面に押し付けられ、また同時に制動体17の孔の内周面
も縮径して、ボールねじ軸10の外周面に押し付けられ
るため、ボールねじ軸10の回転が制動され、過負荷に
よるリニアアクチュエータ1の構成部品の破損が防止さ
れる。
【0020】前述した実施例においては、リニアアクチ
ュエータを外筒内に内筒が格納される構造のものを示し
たが、これに限定するものではなく、本発明の保護機構
は回転駆動源によって駆動されるボールねじ軸に螺合さ
れたナットが直線運動を行う構造のリニアアクチュエー
タであれば、同様に実施することができるものである。
ュエータを外筒内に内筒が格納される構造のものを示し
たが、これに限定するものではなく、本発明の保護機構
は回転駆動源によって駆動されるボールねじ軸に螺合さ
れたナットが直線運動を行う構造のリニアアクチュエー
タであれば、同様に実施することができるものである。
【0021】また、本実施例では、制動体の材料にゴム
を用いているが、弾性変形の変形量が大きく、また、固
定側部材の孔の内周面との摺接によって大きな制動トル
クが得られる摩擦係数の大きい材料であればよく、例え
ば、ウレタン等の発泡性樹脂を用いることもできる。さ
らに、本実施例では、回転駆動源として電動機を用いて
いるが、流体モータ等を用いたリニアアクチュエータの
保護機構として用いることも可能である。
を用いているが、弾性変形の変形量が大きく、また、固
定側部材の孔の内周面との摺接によって大きな制動トル
クが得られる摩擦係数の大きい材料であればよく、例え
ば、ウレタン等の発泡性樹脂を用いることもできる。さ
らに、本実施例では、回転駆動源として電動機を用いて
いるが、流体モータ等を用いたリニアアクチュエータの
保護機構として用いることも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のリニアア
クチュエータの保護機構によれば、2枚のスラストワッ
シャの間に制動体を挟み込んだ簡単な構成によって、ボ
ールねじ軸に負荷されるスラスト荷重が増加した場合に
前記ボールねじ軸の回転が効果的に制動されるため、前
記スラスト荷重が過大になることが防止され、過負荷に
よるリニアアクチュエータの構成部品の破損を未然に阻
止することができる。
クチュエータの保護機構によれば、2枚のスラストワッ
シャの間に制動体を挟み込んだ簡単な構成によって、ボ
ールねじ軸に負荷されるスラスト荷重が増加した場合に
前記ボールねじ軸の回転が効果的に制動されるため、前
記スラスト荷重が過大になることが防止され、過負荷に
よるリニアアクチュエータの構成部品の破損を未然に阻
止することができる。
【0023】また、本発明の保護機構は、従来構造のリ
ニアアクチュエータに簡単に組み込むことができるた
め、保護機構を組み込むことによるリニアアクチュエー
タの製造コストの増加を抑えることができる。さらに、
ボールねじ軸に装着されている制動体が、ボールねじの
回転中の振動を吸収する防振材としての機能も有するた
め、安定した運転状態が確保される。
ニアアクチュエータに簡単に組み込むことができるた
め、保護機構を組み込むことによるリニアアクチュエー
タの製造コストの増加を抑えることができる。さらに、
ボールねじ軸に装着されている制動体が、ボールねじの
回転中の振動を吸収する防振材としての機能も有するた
め、安定した運転状態が確保される。
【図1】 本発明の1実施例を示すリニアアクチュエー
タの断面図である。
タの断面図である。
【図2】 通常状態における保護機構の拡大断面図であ
る。
る。
【図3】 ボールねじ軸に負荷されるスラスト荷重が増
加した状態における保護機構の拡大断面図である。
加した状態における保護機構の拡大断面図である。
【図4】 従来のリニアアクチュエータの断面図であ
る。
る。
1 リニアアクチュエータ 7 基端側フランジ部(固定部材) 7B
制動孔 8 回転駆動源 10
ボールねじ軸 10A ねじ部 10B
スラスト受段部 11 軸受部 11A
スラスト受面 14 ナット 15,16
スラストワッシャ 17 制動体 15A,16A,17A 貫通孔
制動孔 8 回転駆動源 10
ボールねじ軸 10A ねじ部 10B
スラスト受段部 11 軸受部 11A
スラスト受面 14 ナット 15,16
スラストワッシャ 17 制動体 15A,16A,17A 貫通孔
Claims (1)
- 【請求項1】 回転駆動源で駆動されるボールねじ軸と
前記ボールねじ軸にに螺合されて直線運動を行うナット
とを備えたリニアアクチュエータにおいて、 ボールねじ軸のねじが形成されていない部分に、前記ボ
ールねじ軸の貫通孔をそれぞれ中心部に有する略等しい
外径の2枚のスラストワッシャと前記2枚のスラストワ
ッシャと略等しい外径の弾性材料で形成された円筒状の
制動体とが前記制動体が2枚のスラストワッシャ間に挟
まれた状態で嵌装され、 前記2枚のスラストワッシャの一方は前記ボールねじ軸
の外周面に形成されたスラスト受段部に当接されるとと
もに、他方のスラストワッシャはボールねじ軸を回転自
在に支持する軸受部のスラスト受面へ当接されて、ボー
ルねじ軸に付加されるスラスト荷重が前記2枚のスラス
トワッシャと制動体を介して前記軸受部のスラスト受面
で支持され、 前記軸受部が設けられている固定部材には前記制動体の
外径より僅かに大きな内径の制動孔が前記制動孔内に制
動体が同心状に配置されるように形成され、 前記ボールねじ軸に作用するスラスト荷重が増加したと
きに制動体の外周面が拡径して制動孔の内周面を押圧す
るとともに、制動体中心部の貫通孔が縮径してボールね
じ軸の外周面を押圧してボールねじ軸の回転を制動する
ようにしたことを特徴とするリニアアクチュエータの保
護機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30132195A JPH09146642A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | リニアアクチュエータの保護機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30132195A JPH09146642A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | リニアアクチュエータの保護機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09146642A true JPH09146642A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=17895461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30132195A Pending JPH09146642A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | リニアアクチュエータの保護機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09146642A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001141024A (ja) * | 1999-09-05 | 2001-05-25 | Honda Motor Co Ltd | 斜板式静油圧式無段変速機の斜板駆動装置 |
| JP2013070726A (ja) * | 2011-09-27 | 2013-04-22 | Iwata Tekkosho:Kk | 電動伸縮杖 |
| KR101469846B1 (ko) * | 2013-05-14 | 2014-12-09 | 주식회사 아이원 | 직각좌표로봇 |
-
1995
- 1995-11-20 JP JP30132195A patent/JPH09146642A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001141024A (ja) * | 1999-09-05 | 2001-05-25 | Honda Motor Co Ltd | 斜板式静油圧式無段変速機の斜板駆動装置 |
| JP2013070726A (ja) * | 2011-09-27 | 2013-04-22 | Iwata Tekkosho:Kk | 電動伸縮杖 |
| KR101469846B1 (ko) * | 2013-05-14 | 2014-12-09 | 주식회사 아이원 | 직각좌표로봇 |
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