JPH09147228A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH09147228A
JPH09147228A JP30434895A JP30434895A JPH09147228A JP H09147228 A JPH09147228 A JP H09147228A JP 30434895 A JP30434895 A JP 30434895A JP 30434895 A JP30434895 A JP 30434895A JP H09147228 A JPH09147228 A JP H09147228A
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JP
Japan
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beverage
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preservative
extraction
storage device
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JP30434895A
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Noboru Chigira
登 千木良
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 風味を大切にするコ−ヒ−、紅茶等の飲料を
貯蔵しておいて販売する自動販売機では、貯蔵品の時間
の経過に伴う風味の劣化を防止するために冷却保存し、
販売時に再加熱する必要がある。この場合、短時間の販
売を余儀なくされ、再加熱時間の短縮の結果、異常加熱
による商品の風味を損なうことになる。また、冷却保存
の後、再加熱を短時間に行うためには、相当の大電力を
必要とし、工事を伴い、自動販売機の普及に制約とな
る。 【解決手段】 本発明は、飲料の抽出を行う飲料抽出部
と、飲料を供給して販売する飲料供給部と、抽出した飲
料をまとめて貯蔵すると共に飲料供給部に飲料を供給可
能な貯蔵装置と、前記飲料の抽出される時、前記抽出飲
料へ防腐剤を添加供給する防腐剤供給装置を備えてなる
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原料からコ−ヒ
−、紅茶、ウ−ロン茶或るいは日本茶等の飲料を抽出し
て販売する自動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種自動販売機においては、
例えば特開平4−354912号公報(A47J31/
30)に抽出装置として示される如く、コ−ヒ−豆等の
原料からコ−ヒ−等の飲料を抽出し、他の砂糖或るいは
ミルク等と混合した後、カップに抽入して販売するよう
構成されている。また、これまでは食品衛生法の規制に
より、自動販売機では抽出した飲料を所定量予め保存し
ておいて販売する方式(都度抽出)が採られていた。
【0003】かかる販売毎の抽出によれば、毎回新鮮な
飲料を抽出して販売できる利点があるものの、抽出には
時間がかかるため、商品の選択から販売までの比較的長
い時間(40秒/杯)顧客は待たされることになる。
【0004】前記食品衛生法が改正されると、この種自
動販売機においても飲料を予め所定量抽出して保存して
置き、販売毎にカップに注入して販売する方法(まとめ
抽出)を採ることが可能となる。しかし、予め抽出した
飲料を風味の低下を抑えようとするには、実開平6−2
491号公報(G07F13/06)に見られるよう
に、飲料を冷却保存することが一般的に行われている。
【0005】この冷却保存をするには、通常概念では、
0〜10℃で保存することが考えられる。販売する商品
が全て冷たいものであれば良いが、我が国では、全国平
均で、冷たい飲み物の所望される期間は、夏季の3〜4
ケ月間であり、残りの8〜9ケ月間は、温められた飲み
物が所望される。そうして、この温かさは、約75℃位
が好ましいとされている。
【0006】また、今仮に抽出した飲料を5℃で保冷し
ているとすると、販売時に約70度分温度を上げなけれ
ばならない。一杯が150CCであるとすると、一回に
70℃まで昇温させるために、10.5KCalを要す
る。これを電子レンジ等のエネルギー集中性のよい加熱
器で、約30秒で行うとすれば、熱交換効率を約60%
として消費電力は、2.44KWHとなる。一般に我が
国の家庭での電気配線は、コンセント容量が、15A
(100V)であるので、容量が、1.5KWを越える
と特別な配線を必要とし、これは、機器の普及販売の阻
害となる。
【0007】次に、コ−ヒ−や紅茶等の嗜好飲料は、味
覚や香り等の風味を大切にしなければならない商品であ
る。かかるこの種の商品では、加熱に要する時間や熱効
率を優先して考慮すると、味や香りを損じる恐れがあ
る。例えば、電子レンジのようなマイクロ波による加熱
では、一部の集中加熱により局部的に高温に晒す現象が
起き、その部分の風味が劣化し、ひいては全体に風味を
損なうことになりかねない。従って、このように風味を
大事にする飲料では、従来技術によれば、高温での抽出
を行い、次に冷却による保存の後、再加熱するという行
程では、大きな温度変化を与えることになり好ましい結
果が得られない。
【0008】更に、自動販売機におけるコーヒー等の抽
出飲料は、その劣化が抽出開始と同時に始まるものと考
えられる。一つの要因として、抽出に用いる熱湯の溶存
酸素による劣化、二つ目に、自動販売機で用いる熱湯
は、例えば10時間等の長時間加熱し続けられていたも
のであり、そのために、カルシュ−ムやマグネシュムの
金属イオンが析出し、相当にアルカリ性となっている。
このアルカリ性の強い湯でコーヒー等の抽出を行うとそ
の味覚が損なわれることも考慮するべきである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この種の風味を大切に
するコ−ヒ−、紅茶等の飲料を貯蔵しておいて販売する
自動販売機では、従来技術によれば、貯蔵品の時間の経
過に伴う風味の劣化を防止するために冷却保存し、販売
時に再加熱する必要があった。この場合、自動販売機で
は、短時間販売しなければならない宿命から、商品の再
加熱時間を短縮する必要があり、この短時間加熱による
結果、商品の風味を損なうことになる。また、冷却保存
をした場合、再加熱を短時間に行うためには、相当の大
電力を必要とし、家庭用の電力配線では、まかなえず別
途工事を伴い、自動販売機の普及に制約となる。また、
長時間加熱した熱湯には、アルカリ性が強くその中和を
必要とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、飲料の抽出を行う飲料抽出部と、飲
料を供給して販売する飲料供給部と、抽出した飲料をま
とめて貯蔵すると共に飲料供給部に飲料を供給可能な貯
蔵装置と、前記飲料の抽出される時、前記抽出飲料へ防
腐剤を添加供給する防腐剤供給装置を備えてなるもので
ある。
【0011】第2の発明は、飲料の抽出を行う飲料抽出
部と、飲料を供給して販売する飲料供給部と、抽出した
飲料をまとめて貯蔵すると共に飲料供給部に飲料を供給
可能な貯蔵装置と、前記飲料の抽出される時、前記抽出
飲料へ防腐剤を添加供給する防腐剤供給装置と、飲料抽
出部からの飲料を少なくとも貯蔵装置もしくは飲料供給
部へと切り換えて供給可能な切換装置と、前記飲料抽出
部の飲料の抽出において前記切換装置を貯蔵装置側に切
り換えて貯蔵を行うか、前記切り換え装置を飲料供給部
に切り換えて供給を行うかを選択する制御手段を備え、
前記切換装置を飲料供給側に切り換えた時、前記防腐剤
供給装置の作動を禁止するものである。
【0012】第3の発明は、第1乃至第2の発明におい
て、前記貯蔵装置内に抽出した飲料を貯蔵しているとき
に、貯蔵した飲料に対応する販売指示があると前記貯蔵
装置内の飲料を飲料供給部に供給すると共に、前記貯蔵
装置内に飲料が無いときに販売指示があると、前記切り
換え装置を飲料供給部側に切り換え、飲料抽出部により
1杯分の抽出を行い飲料供給部内に供給する供給する制
御手段とを備えたものである。
【0013】第4の発明は、第1乃至3の発明におい
て、前記飲料抽出部には、飲料原料保有器と防腐剤保有
器を併設してなるものである。
【0014】第5の発明は、第1乃至第3の発明におい
て、前記防腐剤供給装置は、前記貯蔵装置より高位置に
設置されているものである。
【0015】第6の発明は、第1乃至第5の発明におい
て、前記防腐剤は、主成分がビタミンCあるいはビタミ
ンEであるものである。
【0016】第7の発明は、第1乃至第6の発明におい
て、前記貯蔵装置内に抽出した飲料が無いときを貯蔵装
置の洗浄中もしくは乾燥行程であるとして、前記切換装
置を作動させるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の自動販売機の説明をする。この自動販売機は、自動
販売機内で調理した例えばコーヒー等の飲料を、商品購
入者にカップで提供するようにしたものであり、図1は
その飲料の調理部の構造斜視図である。同図に示すよう
に、この調理部1は、給水された水を加熱して湯を貯蔵
する湯タンク2と、湯タンク2から供給された湯と例え
ばコーヒー原料の粉末等を収納した粉末原料タンク3か
らの原料を混ぜ合わせ飲料を抽出する飲料抽出部4と、
抽出した飲料を保存収納する貯蔵装置であるバッチ装置
5と、抽出された飲料に加える添加原料であるクリーム
を収納したクリームキャニスタ6と、添加原料である砂
糖を収納した砂糖キャニスタ7と、飲料に砂糖及びクリ
ーム及び湯タンク2からの湯を混合するミキシングボウ
ル8と、飲料抽出部4により抽出された飲料をバッチ装
置5に導くか直接ミキシングボウル8に導くか廃棄バケ
ツ13に導くかを切換選択する切換装置9と、カップC
を供給するカップ供給装置10と、供給されたカップC
を載置するためのカップ受台11と、氷あり飲料を選択
したときにカップC内に氷を供給するための氷供給装置
12と、カップ受台11の下方に配置された廃棄バケツ
13とを備えている。更に、粉末原料タンク3に併設し
て防腐剤を収納した防腐剤タンク16が設けられてい
る。そして、その防腐剤タンク16を含む防腐剤供給装
置17の供給口は、後述する撹拌室40に向けられてい
る。
【0018】飲料供給部は、商品を利用者に提供する部
分であり、本実施の形態においては、ミキシングボウル
8を介して、カップ供給装置10から供給されたカップ
Cに飲料を供給する部分である。なお、砂糖やクリーム
等の添加原料を用いないときには、直接カップに導く管
路を設けておくことによりカップに直接飲料を供給する
ことも考えられる。
【0019】湯タンク2は、図示しない水道の水を貯蔵
するシスターンと、シスターンの下流側に設けられ、シ
スターンの水を加圧して図示しない給水パイプを介して
水を給水されている。湯タンク2は、給水された水を図
示しないヒータで加熱して約90度以上の湯を作り、こ
れを貯蔵する。湯タンク2に貯蔵された湯は、湯弁20
を介して、飲料抽出部4に給湯される。また、希釈用湯
弁21を介してミキシングボウル8に給湯される。
【0020】飲料抽出部4は、粉末原料と湯と投入され
た防腐剤とを混合・撹拌する撹拌室40と、混合・撹拌
された混合液から飲料を抽出する抽出室41と、抽出さ
れた飲料を受けるための飲料受42と、飲料を濾過する
ためのペーパーフィルタ43とを備えている。撹拌室4
0は、上部に開口部を設けており上部から湯及び粉末原
料が供給される。抽出室41は、撹拌室40に連なり、
供給された粉末原料と湯から飲料を抽出する。この時、
防腐剤も投入される。抽出室41は、下部が開口してお
り、飲料受42の間にペーパーフィルタ43を挟み込め
るようになっており、ペーパーフィルタ43によって混
合液を瀘過することにより、飲料を抽出し、抽出した飲
料を飲料受42に供給する。飲料受42は、飲料排出口
44を備えている。飲料排出口44は、飲料供給パイプ
45を介して切換装置9に接続されている。なお、飲料
抽出部4は、複数杯の飲料を一度に抽出可能な様に各構
成部品の容量が設定されている。
【0021】ここで、前記防腐剤として、ビタミンC
(L−アスコルビン酸アルカリ金属塩と微量のL−アス
コルビン酸)を用いる。これは、溶存酸素の除去とアル
カリ性の湯の中和の両面を考慮したもので、抽出時点で
酸化防止剤であるビタミンCを加えるものである。この
ビタミンCは、コ−ヒ−等の成分よりはるかに酸素と結
合しやすいため、コーヒー等が酸化される前にビタミン
Cが、酸素と反応してしまう。ビタミンCの反応物は、
無味であり、抽出されたコ−ヒ−等の味覚には影響しな
いものである。
【0022】この防腐剤としては、酸化防止剤であるビ
タミンCの成分であるアスコルビン酸とアルコルビン酸
金属塩の内のアスコルビン酸の立体異性体であるエリソ
ルビン酸とその金属塩も含まれ、さらに没食子酸等も考
慮されるものである。
【0023】飲料の抽出時に用いる防腐剤として、L−
アスコルビン酸アルカリ塩とL−アスコルビン酸の両薬
剤を併用する場合には、混合比を1:0.1〜0.2に
した場合のものが好ましい結果を得たが、自動販売機に
実施する場合には、混合に手間がかかり、結局ビタミン
C剤を添加して用いる方が便益である。
【0024】自動販売機では、予め抽出した後、機内に
貯蔵されるコーヒーや紅茶等は、長くて6時間、平均的
には2時間位の間、その風味が維持出来ればよく、それ
以上は廃棄される販売方法が採られるのが普通である。
抽出時に加えられるビタミンCの量は、後述するデータ
の結果では、湯量の0.01〜0.1重量%であれば十
分であった。
【0025】バッチ装置5は、保温装置50に包まれて
おり、後述するヒータや図示しないサーモスタットによ
り収納された飲料を常時ほぼ65℃に保温して保存して
いる。保温装置50に収容されたバッチ装置の構造を図
2、図3、図4を用いて説明する。
【0026】切換装置9からの飲料供給パイプ91と、
バッチ装置5からミキシングボウル8への飲料供給パイ
プ51と、バッチ装置5から廃棄バケツ13への飲料廃
棄パイプ52と、大気に開放されている開放パイプ53
と、圧力検知センサー54及びポンプ部55と接続され
ている圧力検知パイプ56と接続している飲料保存容器
57を備えており、飲料保存容器57は、外周面にヒー
タ574を備えると共に、前記飲料供給パイプ91と開
放パイプ53と接続する開口部を形成した上蓋570
と、前記飲料供給パイプ51と飲料廃棄パイプ52と圧
力検知パイプ56と接続する開口部を形成した下蓋57
1と、熱伝導部材の素材により上下を開放した円柱状に
形成された胴部572と、上蓋570と下蓋571とに
より胴部572を挟み込み固定するためのクランプ部材
573により形成されている。
【0027】ミキシングボウル8へと接続される飲料供
給パイプ51は、可撓性のある素材により形成され、下
蓋517に近い下部にて後述する飲料供給開閉装置58
により押圧変形されるか否かにより開閉を行っている。
また、押圧変形される位置に近い下部から大気開放部5
10を設けることにより、飲料供給パイプ51を閉じた
ときに飲料供給パイプ51内に残っている飲料を排出可
能としている。
【0028】飲料供給開閉装置58は、ソレノイド58
0と、ソレノイド580により操作され一端を弾性部材
581により下方に付勢支持されるとともに他端が後述
する押圧レバーに当接し中間点を軸582により回動自
在に軸支している操作レバー583と、一端を軸584
により回動自在に軸止し中間部を操作レバー583が当
接駆動することにより折曲端部585にて飲料供給パイ
プ51を押圧変形させる押圧レバー586より構成され
る。
【0029】ソレノイド580は非通電時には、図4に
て示すように弾性部材581により付勢され、操作レバ
ー583が押圧レバー586を押圧した状態であり、押
圧レバー586は飲料供給パイプ51を押圧変形して飲
料の流出を阻止している。ソレノイド580の通電時に
は、図3にて示すように弾性部材581による付勢力に
反して、操作レバー583を上方に押し上げる、軸58
2を中心として操作レバー583が回動して、操作レバ
ー583の端部が押圧レバー586の押圧を開放した状
態となり、押圧レバー586は飲料供給パイプ51の押
圧を解除して飲料を流出させる。
【0030】廃棄バケツ13へと接続される飲料廃棄パ
イプ52は、可撓性のある素材により形成され、下蓋5
17に近い下部にて後述する飲料廃棄開閉装置59によ
り押圧変形されるか否かにより開閉を行っている。
【0031】飲料廃棄開閉装置59は、ソレノイド59
0と、ソレノイド590により操作され一端を弾性部材
591により上方に付勢支持されるとともに他端が後述
する押圧レバーに当接し中間点を軸592により回動自
在に軸支している操作レバー593と、一端を軸594
により回動自在に軸止し中間部を操作レバー593が当
接駆動することにより折曲端部595にて飲料廃棄パイ
プ52を押圧変形させる押圧レバー596より構成され
る。
【0032】ソレノイド590は、非通電時には、図4
にて示すように弾性部材591により付勢され、操作レ
バー593が押圧レバー596の押圧を開放した状態で
あり、押圧レバー596は飲料廃棄パイプ52の押圧変
形を解除して飲料を流出させる。ソレノイド590の通
電時には、図3にて示すように弾性部材591による付
勢力に反して、操作レバー593を下方に引き下げるこ
とにより、軸592を中心として操作レバー593が回
動して、操作レバー593の端部が押圧レバー596を
押圧した状態となり、押圧レバー596は飲料廃棄パイ
プ52を押圧変形して飲料の流出を阻止している。
【0033】飲料供給開閉装置58及び飲料廃棄開閉装
置59を上記構成としてことにより、飲料供給開閉装置
58及び飲料廃棄開閉装置59が共に非通電時には、図
4にて示すように飲料供給パイプ51は、閉止されてお
り、飲料廃棄パイプ52は開放される。すなわち、停電
時などには飲料が必ず廃棄されるので、長時間停電して
いた後などに、古くなった飲料を供給することがない等
の安全性が高まる。
【0034】圧力検知センサー54は、下蓋571に設
けられた開口部と接続された圧力検知パイプ56と接続
されており、飲料保存容器57内に飲料が収容される
と、飲料の圧力により圧力検知パイプ内の気体が圧縮さ
れ上昇した圧力を検知するものである。下蓋に設けられ
た開口部は、ほぼ飲料保存容器57の底部の位置に設け
られたものであるので、収容された飲料の高さに比例し
て圧力検知センサー54の検知する圧力は変動する。よ
って、収納されている飲料の高さを検出することができ
るので、飲料保存容器57の胴部572の開口面積とか
ら収納されている飲料の容量を検知することができる。
【0035】ポンプ部55は、圧力検知センサー54と
接続される圧力検知パイプ56の中間点を分岐して接続
されており、通常時は、電磁弁550により、圧力検知
パイプ56とポンプ551との連通を遮断している。よ
って圧力検知パイプ内の気体はポンプ部55側に漏れる
ことがない。
【0036】ポンプ部55は、通常電磁弁550により
圧力検知パイプ56と遮断されているが、電磁弁550
を開放することにより、開口部552から気体を取り入
れ圧力検知パイプ56側に送出するものである。
【0037】圧力検知パイプ56内には、下蓋571の
開口部の形状や、圧力検知パイプ56内の気体の収縮等
により飲料がパイプ内に侵入してしまうことが考えられ
る。飲料が侵入してしまうと、飲料保存容器57内の圧
力の検知を正確に行うことができなくなってしまう。そ
こで、ポンプ部55から気体を送出することにより、圧
力検知パイプ56内に侵入した飲料を吹き出すことがで
きる。
【0038】つまり、飲料保存容器57内に飲料が存在
しないときに、電磁弁550を開放して、ポンプ551
を作動させることにより、気体が開口部552から気体
が吸入され、圧力検知パイプ56内の飲料を飲料保存容
器57内に吹き出すことができる。また、衛生面から飲
料保存容器57内を空にしてヒータ574により加熱す
ることにより飲料保存容器57内を乾燥させることが考
えられるがこの行程において、ポンプ部55から気体を
送出することにより乾燥を早めることも考えられる。さ
らには、飲料保存容器57内に湯を供給し、容器内を洗
浄リンスすることが考えられるがこの行程において、ポ
ンプ部55から気体を送出することにより湯を撹拌して
洗浄効果を強めることも考えられる。
【0039】切換装置9は、飲料抽出部4からの飲料を
バッチ装置5またはミキシングボウル8または廃棄バケ
ツ13に供給するものであり、すなわち、飲料抽出部4
からの飲料供給パイプ45に、バッチ装置5への飲料供
給パイプ91と、ミキシングボウル8への飲料供給パイ
プ92と、廃棄バケツ13への飲料供給パイプ93とが
切換可能に接続されている。
【0040】切換装置9は、ベース部材94に回転部材
95が回動自在に軸支されている。ベース部材94に
は、飲料供給パイプ91が接続する接続開口部941
と、飲料供給パイプ92が接続する接続開口部942
と、飲料供給パイプ93が接続する接続開口部943
と、回転部材95の回転軸97を挿入係止するための係
止孔945と、正逆転可能な駆動モータ96を固定接続
する固定部946と、検知センサ981,982,98
3を接続固定するための固定部947,948,949
が設けられている。接続開口部942は、接続開口部9
41に対して上方から見て回転軸を中心に反時計方向に
90度ずれて位置しており、接続開口部943は、接続
開口部941に対して上方から見て回転軸を中心に時計
方向に90度ずれて位置している。各接続開口部は、同
一の開口面積を有している。
【0041】回転部材95は、ほぼ円板形状を成し、飲
料抽出部4からの飲料供給パイプ45が接続され、前記
各接続開口部と同一の開口面積を持った接続開口部95
0と、回転軸97を回動自在に挿入するための開口部9
51と、外周面に設けられたギア952と、回転の中心
である開口部951と接続開口部950とを結んだ延長
線上の外周面に設けられた検知突起部953と、ベース
部材94と回転部材95とが対向する接続面側で接続開
口部950を取り囲んで配置される弾性素材により構成
されたパッキン991を設けるとともに、パッキン99
1に対して上方から見て回転軸97を中心に反時計方向
に90度ずれた位置にパッキン991と同一形状である
パッキン992を配置し、パッキン991に対して上方
から見て回転軸を中心に時計方向に90度ずれた位置に
もパッキン991と同一形状であるパッキン993を配
置しており、パッキン991に対して回転軸を中心に1
80度ずれた位置にパッキン991と同一形状であるパ
ッキン994を配置している。
【0042】パッキン992に囲まれた回転部材95に
は、対応する接続開口部を閉止するための閉止部995
が設けられ、パッキン993に囲まれた回転部材95に
は、対応する接続開口部を閉止するための閉止部996
が設けられ、パッキン994に囲まれた回転部材95に
は、対応する接続開口部を閉止するための閉止部997
が設けられている。
【0043】外周部に設けられたギア952は、駆動モ
ータ96の出力軸に固定されたピニオンギア960にか
み合っており、駆動モータ96の駆動により回動され
る。ギア952は、外周部の全周に設けられたものでは
なく、検知突起部953の前後にギア無部954,95
5を設けて、駆動モータ96の回り過ぎや検知センサの
故障などにおいて、空廻りすることにより検知突起部9
53が駆動モータ96に当接して破損することや、ギア
952及びピニオンギア960に無理な力が加わって破
損することを防止する。
【0044】回転軸97は、ベース部材94と接続する
部分には、ネジ溝が切ってあり回転軸97は、ベース部
材94に固定される。固定された回転軸97は、ナット
970によってゆるみ止めが行われている。回転軸97
は、回転部材95には回動自在に挿入されていて、鍔部
971によってベース部材94側に押しつけられてい
る。
【0045】検知センサ981,982,983は、接
続開口部941と回転軸との延長線上に位置し、フォト
センサの発光部と受光部とからなり、検知突起部953
が発光部と受光部を遮ることにより検知を行う。
【0046】ベース部材94の接続開口部941,94
2,943と、回転部材95の接続開口部950は、開
口の形状及び面積をほぼ同一とするとともに、回転軸9
7からの距離を同一とすることにより、各検知センサ9
81,982,983が検知突起部953を検知した状
態においては、ベース部材94の各接続開口部と回転部
材95の接続開口部950とは、図7にて示すように、
開口がほぼ一致し、直通した状態となる。よって、接続
している部分に無駄なスペースが生じないので、飲料に
対する悪影響や、量の減少を生じさせることがない。
【0047】ベース部材94の各接続開口部と回転部材
95の接続開口部950とは、対応位置している状態に
おいては、各パッキンが各接続開口部を囲むように位置
している。
【0048】図8は、他の実施例を示し、防腐剤タンク
16が、バッチ装置5の上方に位置し、このバッチ装置
への飲料の供給があった時、電磁弁18を作動させて、
所定量の防腐剤をバッチ装置5に注入する。即ち、切換
装置9が、飲料供給パイプ45と飲料供給パイプ91と
を連通しているとき、飲料の抽出動作と連動して防腐剤
タンク16の防腐剤はバッチ装置に供給される。
【0049】図9は、上記各構成を統括制御する制御装
置14のブロック図を示したもものであり、選択スイッ
チ15の操作により、制御装置14は各構成を制御して
販売動作を行う。
【0050】次に、上記構成による飲料の抽出動作およ
び販売動作について図10のフローチャート用いて説明
する。
【0051】ステップS1においては、まとめ抽出によ
る販売を行うか、都度抽出による販売を行うかの判断を
行っている。つまり、まとめ抽出による販売は、販売を
予測して予め抽出を行うことにより、販売時に抽出によ
る時間を省くことができるので、連続して短い時間で販
売を行うことができるが、販売が行われないで、長時間
経過すると、飲料を廃棄しなければならない等のデメリ
ットもある。そこで、販売の集中する時間帯には、まと
め抽出による販売を行い、その他の時間帯など、販売量
が少ない時間帯は都度抽出による販売を行わせるよう
に、販売方法を切り換えることが考えられる。切り換え
る方法としては、図示しないスイッチを手動により切り
換えることや、タイマー手段等により自動的に切り換え
ることなどが考えられる。
【0052】ステップS1にて、まとめ抽出による販売
を行うと判断すると、ステップS2に進んで、切換装置
9を飲料供給パイプ45と飲料供給パイプ91とを連通
させるように駆動して切り換える。
【0053】すなわち、駆動モータ96を駆動して、検
知センサ981が検知突起部953を検知する位置で駆
動モータを停止する。駆動モータ96が駆動すると、ピ
ニオンギア960が駆動して、ギア952を介して回転
部材95を回転させる。検知突起部953が検知センサ
981に対応位置すると、検知センサ981の信号に基
づき駆動モータ96の駆動を停止する。すると、回転部
材95の接続開口部950は、ベース部材94の接続開
口部941に対応位置して飲料供給パイプ45と飲料供
給パイプ91とを連通させる。このとき、回転部材95
の接続開口部950とベース部材94の接続開口部94
1との接続する端部の接続面の外周にパッキン991が
介在されていて飲料の漏れを防止する。また、接続開口
部943の端部に対応する位置には、閉止部996とパ
ッキン993が対応位置し、接続開口部942の端部に
対応する位置には、閉止部995とパッキン992が対
応位置してパイプ内に残留した飲料が戻ってきたとして
も漏れを防止する。
【0054】よって、切換装置9に導かれた飲料は、飲
料供給パイプ91へと導かれる。飲料供給パイプ91へ
と導かれた飲料は、バッチ装置5へと導かれる。
【0055】この場合、図1の構造の場合は、前記せる
検知センサ981の信号を受けて、飲料の抽出時には、
防腐剤タンク内の防腐剤が、粉末原料とともに撹拌室4
0に投入される。他の実施例である図8の場合は、抽出
飲料が、バッチ装置に導入される時、電磁弁18が作動
して、防腐剤タンク16からバッチ装置へ防腐剤(この
場合は溶液が適当)が投入される。
【0056】抽出時に使用する防腐剤(ビタミンC)の
量は、例えば約600gのコーヒー飲料を作るのに40
gのコ−ヒ−原料を使用したとすると、必要な湯量は、
約630gである。これに対する0.01〜0.1重量
%が、適当量であるから、前記600gのコーヒーにつ
いては、0.063〜0.63gが必要である。水溶液
の使用料は、希釈率により増減するが、例えば10%濃
度であれば、上記と同様の600gのコーヒー飲料に対
しては、0.6〜6.3gの水溶液を要する。
【0057】次にステップS3にて、販売指示の有無を
検知している。ステップS3にて、販売指示があるとス
テップS4に進み、バッチ装置5内に飲料が収容されて
いるか判断する。まとめ抽出を行う販売時においては、
後述するように、飲料が減少するとバッチ装置5内に
は、常に飲料が収容されているように飲料抽出部4にお
いて抽出を行う構成であるが、バッチ装置5内に飲料の
存在しない状態が希に発生することがある。つまり、後
述する図11のフローにて示すように、バッチ装置5内
の洗浄及び乾燥を行っている最中か、まとめ抽出による
販売の開始時直後等においては、まとめ抽出による販売
時であってもバッチ装置5内に飲料の存在しない状態が
発生することがある。
【0058】飲料が収容されているかいないかの検知
は、制御装置14が飲料抽出部4の抽出量や圧力検知セ
ンサ54の検知信号や現在洗浄中あるいは乾燥中である
か等を総合的に判断して検知している。
【0059】そこでステップS4にて、バッチ装置5内
に飲料が収容されていないと判断すると、ステップS8
に進み、切換装置9を、飲料供給パイプ45と飲料供給
パイプ92とを連通させるように駆動して切り換える。
【0060】すなわち、駆動モータ96を駆動して、検
知センサ982が検知突起部953を検知する位置で駆
動モータを停止する。駆動モータ96が駆動すると、ピ
ニオンギア960が駆動して、ギア952を介して回転
部材95を回転させる。検知突起部953が検知センサ
982に対応位置すると、検知センサ982の信号に基
づき駆動モータ96の駆動を停止する。すると、回転部
材95の接続開口部950は、ベース部材94の接続開
口部942に対応位置して飲料供給パイプ45と飲料供
給パイプ92とを連通させる。
【0061】このとき、回転部材95の接続開口部95
0とベース部材94の接続開口部942との接続する端
部の接続面の外周にパッキン991が介在されていて飲
料の漏れを防止する。また、接続開口部943の端部に
対応する位置には、閉止部997とパッキン994が対
応位置し、接続開口部941の端部に対応する位置に
は、閉止部996とパッキン993が対応位置してパイ
プ内に残留した飲料が戻ってきたとしても漏れを防止す
る。
【0062】よって、切換装置9に導かれた飲料は、飲
料供給パイプ92へと導かれる。飲料供給パイプ92へ
と導かれた飲料は、ミキシングボウル8へと導かれる。
【0063】そして、ステップS9に進んで、都度販売
を行う。すなわち飲料抽出部4により一杯分の抽出を行
うと共に添加原料を添加して販売を行う。
【0064】詳細に説明すると、飲料抽出部4の撹拌室
40に、粉末原料タンク3から指示に基づいた濃さであ
る量の1杯分の粉末原料と、湯タンク2から指示に基づ
いた量の1杯分の湯を供給する。そして、撹拌室40に
おいて撹拌された粉末原料と湯は、抽出室41に入り、
図示しない加圧手段により加圧されてペーパーフィルタ
43によって濾過され飲料受42に抽出される。飲料受
42に抽出された飲料は、飲料排出口44を通して、飲
料供給パイプ45によって切換装置9に供給される。飲
料供給パイプ92からミキシングボウル8に飲料が供給
されると共に、指示された飲料に応じて、砂糖キャニス
タ7から添加原料である砂糖を排出し、クリームキャニ
スタ6から添加原料であるクリームを排出する。そして
ミキシングボウル8によって撹拌された飲料と、指示さ
れた飲料がアイスであると氷供給装置12から氷がカッ
プC内へと供給される。この都度抽出による販売時は、
防腐剤の投入が、前述の手段によって禁止されている。
【0065】なお、ステップS4において、バッチ装置
5内に飲料があると判断すると、通常のまとめ抽出によ
る販売であるバッチ装置5からの飲料の送出を行う。す
なわち、飲料供給開閉装置58のソレノイド580に所
定時間通電させることにより、操作レバー583を駆動
し押圧レバー586による飲料供給パイプ51の押圧を
解除して、所定量の飲料を飲料供給パイプ51に供給す
る。所定時間後、ソレノイド58の通電が終了すると操
作レバー583が弾性部材581に引き戻されて、押圧
レバー586を押圧し押圧レバー586が再び飲料供給
パイプ51を押圧することにより飲料の供給を停止す
る。
【0066】飲料供給パイプ51からミキシングボウル
8に飲料が供給されると共に、指示された飲料に応じ
て、砂糖キャニスタ7から砂糖を排出し、クリームキャ
ニスタ6からクリームを排出する。また飲料の濃さに応
じて希釈用湯弁21を開放して湯を供給し濃さを調節す
る。そしてミキシングボウルによって撹拌された飲料
と、指示された飲料がアイスであれば氷供給装置12か
ら氷をカップC内へと供給する。
【0067】なお、本実施の形態によるステップS3,
S4,S5による処理により、販売指示があって、バッ
チ装置5内に飲料がある場合には、バッチ装置5から飲
料の供給を行うが、利用者が図示しない都度抽出による
販売を指示する選択スイッチを操作することにより、制
御装置14によってバッチ装置5内に販売する飲料があ
るにも係わらず、切換装置9を駆動して、後述する都度
抽出による販売と同様に都度抽出による販売を行うこと
も考えられる。
【0068】つまり、本実施の形態によると、まとめ抽
出による販売時においても、状況により制御装置14
は、都度抽出を選択することによって、販売機会の減少
を防止することができる。また、利用者によって都度抽
出を選択することもできる。
【0069】そして、ステップS6に進み、まとめ抽出
を行うかを判断する。つまり、販売に基づき、所定量よ
りもバッチ装置5内に収容している飲料が減少している
場合で、洗浄や乾燥等を行わないときには、まとめ抽出
を行うと判断する。
【0070】まとめ抽出を行うと判断するとステップS
7に進み、まとめ抽出を行う。まとめ抽出動作を詳細に
説明すると、飲料抽出部4の撹拌室40に、粉末原料タ
ンク3から複数杯分の粉末原料と、原料に比例する分量
の防腐剤と、湯タンク2から複数杯分の湯を供給する。
撹拌室40において撹拌された粉末原料と防腐剤及び湯
は、抽出室41に入り、図示しない、加圧手段により加
圧されてペーパーフィルタ43によって濾過され飲料受
42に抽出される。飲料受42に抽出された飲料は、飲
料排出口44を通して、飲料供給パイプ45によって切
換装置9に供給される。
【0071】切換装置9は、ステップS2において、切
換装置9を飲料供給パイプ45と飲料供給パイプ91と
を連通させるように駆動して切り換えているので、抽出
された飲料は、バッチ装置5に送られ収納される。
【0072】バッチ装置5へと導かれた飲料は、飲料保
存容器57に収容され、ヒータ574によって加温され
保存される。保存されている飲料の量は、圧力検知セン
サ54により検知されている。
【0073】なお、まとめ抽出において、飲料を濃く抽
出することにより、販売時において、アイス飲料として
氷を入れて、薄めて販売することや、希釈水を供給する
ことにより好みの濃さに調節することができる。
【0074】そして、ステップS1により、都度抽出に
よる販売であると判断されると、ステップS10に進
み、前述したステップS8と同様に切換装置9を、飲料
供給パイプ45と飲料供給パイプ92とを連通させるよ
うに駆動して切り換える。
【0075】そしてステップS11により販売の指示を
検知すると、ステップS12に進み、前述したステップ
S9と同様に都度販売を行う。すなわち飲料抽出部4に
より一杯分の抽出を行うと共に添加原料を添加して販売
を行う。この都度販売の場合には、防腐剤の投入は行わ
れない。
【0076】次に、洗浄時の動作を図11にて示すフロ
ーにより説明すると、ステップS20は、洗浄を行うか
否かを判断する。
【0077】この種の飲料を販売する自動販売機は、飲
料の供給系路等が汚れるために定期的に洗浄を行わなけ
ればならないが、この洗浄の判断を所定杯数の飲料が販
売されたときや、設定された所定の時間になったことを
制御装置14が判断して洗浄を行う。
【0078】そして、ステップS21によって、制御装
置14に判断された洗浄が飲料抽出部4のみであるかを
判断する。飲料抽出部4のみであると判断されると、ス
テップS22に進み、切換装置9を駆動して、飲料供給
パイプ45と飲料廃棄パイプ93とを連通させるように
している。
【0079】すなわち、駆動モータ96を駆動して、検
知センサ983が検知突起部953を検知する位置で駆
動モータを停止する。駆動モータ96が駆動すると、ピ
ニオンギア960が駆動して、ギア952を介して回転
部材95を回転させる。検知突起部953が検知センサ
983に対応位置すると、検知センサ983の信号に基
づき駆動モータ96の駆動を停止する。すると、回転部
材95の接続開口部950は、ベース部材94の接続開
口部943に対応位置して飲料供給パイプ45と飲料廃
棄パイプ93とを連通させる。
【0080】このとき、回転部材95の接続開口部95
0とベース部材94の接続開口部943との接続する端
部の接続面の外周にパッキン991が介在されていて飲
料の漏れを防止する。また、接続開口部941の端部に
対応する位置には、閉止部995とパッキン992が対
応位置し、接続開口部942の端部に対応する位置に
は、閉止部997とパッキン994が対応位置してパイ
プ内に残留した飲料が戻ってきたとしても漏れを防止す
る。
【0081】そして、ステップS23により飲料抽出部
4の洗浄が行われる。すなわち、粉末原料や防腐剤を供
給せずに、湯タンク2から湯を供給し、各構成をリンス
する。そしてリンスされた湯は、切換装置9によって、
飲料供給パイプ93へと導かれる。飲料供給パイプ93
へと導かれた飲料は、廃棄バケツ13へと導かれる。
【0082】すなわち、飲料抽出部4のリンス洗浄を行
う際に発生した廃液である湯は、飲料の調合や保存等を
行う経路を経由せずに廃棄を行うことができるので、汚
れが移ることなく衛生的に優れている。次にバッチ装置
5の洗浄を行う場合を説明すると、ステップS21及び
ステップS24により判断され、ステップS25へと進
む。ステップS25において、前述したステップS2と
同様に切換装置9を飲料供給パイプ45と飲料供給パイ
プ91とを連通させるように駆動して切り換える。そし
て、湯を飲料抽出部4及び切換装置9を介してバッチ装
置5の飲料保存容器57内に供給する。そして、ポンプ
部55によって、圧力検知パイプ56から気体を吹き込
み飲料保存容器57に収容された湯を撹拌してリンス洗
浄する。そして、飲料廃棄開閉措置59を駆動すること
によりリンス洗浄して湯を廃棄バケツ13に廃棄する。
【0083】そしてステップS27に進み、ヒータ57
4により加熱するとともに、ポンプ部55によって、圧
力検知パイプ56から気体を吹き込み飲料保存容器57
内を早期に乾燥させることにより、雑菌等の繁殖を防止
する。
【0084】ミキシングボウル8を洗浄する際には、ス
テップS28により、前述したステップS8と同様に切
換装置9を、飲料供給パイプ45と飲料供給パイプ92
とを連通させるように駆動して切り換える。そして、ス
テップS29に進み湯を飲料抽出部4及び切換装置9を
介してミキシングボウル8内に供給して、ミキシングボ
ウル8内をリンス洗浄する。洗浄された湯はカップ受台
11を介して廃棄バケツ13に廃棄される。なお、ミキ
シングボウル8の洗浄は、湯を希釈水用弁21を介して
直接ミキシングボウル8内に供給する構成でもよい。
【0085】なお、本実施例では、切換装置9が、バッ
チ装置5とミキシングボウル8と、廃棄バケツ13への
いずれかの切換である構成について説明したが、バッチ
装置を複数個持つものに供給する際の切換に利用しても
良いし、特に切り換え先を限定するものではない。
【0086】ここで、味覚テストについて簡単に述べ
る。まず、味覚テストを受けるパネラーを無作為に選
ぶ。本テストでは、15人を選んだ。サンプルは、一人
当り3個のサンプルを用意し、その内2個が同一物で残
り一個が異なるサンプルとする。パネラ−は、同一サン
プルの2個を特定し、さらにどちらが好みかを特定す
る。好みとして特定される人は、味覚の良い方を特定し
た人を正解者とする。
【0087】従って、パネラーの正解者は、3個のサン
プル中、同一サンプルの2個を特定し、さらに好みのも
のとして選んだものが味覚の良い方を特定した人であ
る。
【0088】例えば、4時間前にビタミンCを加えなが
ら抽出したサンプルと、抽出して20分経過したサンプ
ルがある。この時、パネラ−一人当りのサンプルの作り
方は、2通りがある。即ち、今一通りは、4時間前のも
のをA,Bの2つと、20分前のものをCとする。もう
一つは、4時間前のものをCとし、20分前のものを
A,Bとする。これらは、規則性が無いように作られ
る。なお、20分前が良いとした理由は、抽出直後にす
ると、このサンプルを用意するに要する時間のバラツキ
が生じてしまうことと、抽出後30分以内は、従来から
味覚維持可能範囲でと認められている習慣である。
【0089】以上の方法で作成したサンプルを多量に作
成し、2時間毎に取り出して抽出後20分のサンプルと
比較テストを行った結果は、表1の通りである。パネラ
ーは15人である。この味覚テストは、3点識別法と称
され、ある一定限界値を越えると有意差ありと判断され
るものである。
【0090】
【表1】
【0091】以上の結果、識別不可であり、従って抽出
後20分のものと、ビタミンCを加えて12時間保存さ
れたものは、味覚において同等であると評価出来る。
【0092】
【発明の効果】以上述べたように第1の発明によれば、
飲料の販売をまとめ抽出による販売にした場合に、抽出
と同時に防腐剤を添加する事で、貯蔵した飲料の時間の
経過に伴う風味の劣化を損なわず、且つ、販売時間を短
縮し得る。さらに、冷却保存を要しないので、再加熱を
することもなく、短時間の集中加熱による飲料の風味の
損いを防止出来、また集中加熱のための大電力をも必要
とせず、自動販売機の普及の阻害にもならず産業発展に
寄与するところ大なるものである。
【0093】第2の発明によれば、貯蔵装置に飲料が無
いときには、抽出した飲料を貯蔵装置内を通さないで切
換装置により飲料供給装置に供給するので、貯蔵装置に
一度入れてから供給するのに比べて、面積の大きい貯蔵
装置に接触しないので飲料温度の下降や、供給する量の
減少などが防止できるとともに、防腐剤供給装置の作動
を禁止し、切換装置の作動に連動させることで確実に行
わせることができ、また無駄な防腐剤の使用を抑制する
ことができる。
【0094】第3の発明によれば、貯蔵装置内に飲料が
貯蔵されている場合に、販売の指示があれば、貯蔵装置
の飲料を販売し、貯蔵装置に飲料が無い場合には、切換
装置を切り換えて一杯分の飲料の販売を行うことが出
来、販売機会を有効に捕らえることができる。
【0095】第4の発明によれば、ビタミンCあるい
は、ビタミンEを防腐剤として適用することにより、長
時間の加熱水のアルカリ化を中和し、且つコーヒー等の
酸化に先だって反応し、抽出飲料の風味を保つことがで
きる。
【0096】第5の発明によれば、飲料抽出部には、飲
料原料保有器と防腐剤保有器を併設してなるものである
から、飲料抽出時に、原料と共に有効に撹拌させること
が出来る。
【0097】第6の発明によれば、防腐剤供給装置を、
貯蔵装置より高い位置に設置し、その防腐剤の供給は、
重力で自然に流下させることにより格別の動力装置をも
必要とせず簡単な構造とすることができる。
【0098】第7の発明によれば、貯蔵装置に抽出飲料
が無い場合には、貯蔵装置内を洗浄し、乾燥行程とする
ことにより、常に衛生的にして長期の使用に耐えさせる
ことが出来、また、この衛生を保持するためにタンク内
をリンス洗浄したり、乾燥させる行程のときにでも、飲
料の販売を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部構成を示す斜面図である。
【図2】本発明のバッチ装置の側断面図である。
【図3】本発明のバッチ装置の飲料供給時の側断面図で
ある。
【図4】本発明のバッチ装置の飲料廃棄時の側断面図で
ある。
【図5】本発明の切換装置の構成を示す斜面図である。
【図6】本発明の切換装置の平面図である。
【図7】本発明の切換装置の側断面図である。
【図8】本発明の他の実施例の要部構成を示す斜面図あ
る。
【図9】本発明の制御装置のブロックである。
【図10】本発明の制御装置の販売にかかわる処理のフ
ローチャートである。
【図11】本発明の制御装置の洗浄にかかわる処理のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 調理部 2 湯タンク 20 湯弁 21 希釈用湯弁 3 粉末原料タンク 4 飲料抽出部 40 撹拌室 41 抽出室 42 飲料受 43 ペーパフィルタ 44 飲料排出口 45 飲料供給パイプ 5 バッチ装置 50 保温装置 51 飲料供給パイプ 52 飲料廃棄パイプ 53 開放パイプ 54 圧力検知センサ
− 55 ポンプ部 550 電磁弁 551 ポンプ 552 開口部 56 圧力検知パイプ 57 飲料保存容器 570 上蓋 571 下蓋 572 胴部 573 クランプ部材 574 ヒータ 58 飲料供給開閉装
置 580 ソレノイド 581 弾性部材 582 軸 583 操作レバー 584 軸 585 折曲端部 586 押圧レバ− 59 飲料廃棄開閉装
置 590 ソレノイド 591 弾性部材 592 軸 593 操作レバー 594 軸 595 折曲端部 596 押圧レバ− 6 クリームキャニ
スタ 7 砂糖キャニスタ 8 ミキシングボウ
ル 9 切換装置 91、92、93 飲料供給パイプ 94 ベース部材 941、942、943 接続開口部 945 係止孔 946、947、948、949 固定部 95 回転部材 950 接続開口部 951 開口部 952 ギヤ 953 検出突起部 954、955 ギヤ無部 96 駆動モータ 960 ピニオンギヤ 97 回転軸 970 ナット 971 鍔部 981、982、983 検知センサ 991、992、993、994 パッキング 995、996、997 閉止部 10 カップ供給装置 11 カップ受台 12 氷供給装置 13 廃棄バケツ 14 制御装置 15 選択スイッチ 16 防腐剤タンク 17 防腐剤供給装置 18 電磁弁

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲料の抽出を行う飲料抽出部と、飲料を
    供給して販売する飲料供給部と、抽出した飲料をまとめ
    て貯蔵すると共に飲料供給部に飲料を供給可能な貯蔵装
    置と、前記飲料の抽出される時、前記抽出飲料へ防腐剤
    を添加供給する防腐剤供給装置を備えてなることを特徴
    とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 飲料の抽出を行う飲料抽出部と、飲料を
    供給して販売する飲料供給部と、抽出した飲料をまとめ
    て貯蔵すると共に飲料供給部に飲料を供給可能な貯蔵装
    置と、前記飲料の抽出される時、前記抽出飲料へ防腐剤
    を添加供給する防腐剤供給装置と、飲料抽出部からの飲
    料を少なくとも貯蔵装置もしくは飲料供給部へと切り換
    えて供給可能な切換装置と、前記飲料抽出部の飲料の抽
    出において前記切換装置を貯蔵装置側に切り換えて貯蔵
    を行うか、前記切り換え装置を飲料供給部に切り換えて
    供給を行うかを選択する制御手段を備え、前記切換装置
    を飲料供給側に切り換えた時、前記防腐剤供給装置の作
    動を禁止することを特徴とする自動販売機。
  3. 【請求項3】 前記貯蔵装置内に抽出した飲料を貯蔵し
    ているときに、貯蔵した飲料に対応する販売指示がある
    と前記貯蔵装置内の飲料を飲料供給部に供給すると共
    に、前記貯蔵装置内に飲料が無いときに販売指示がある
    と、前記切換装置を飲料供給部側に切り換え、飲料抽出
    部により1杯分の抽出を行い飲料供給部内に供給する制
    御手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至2の自
    動販売機。
  4. 【請求項4】 前記防腐剤は、主成分がビタミンCある
    いはビタミンEであることを特徴とする請求項1乃至3
    の自動販売機。
  5. 【請求項5】 前記飲料抽出部には、飲料原料タンクと
    防腐剤タンクを併設してなることを特徴とする請求項1
    乃至4の自動販売機。
  6. 【請求項6】 前記防腐剤供給装置は、前記貯蔵装置よ
    り高位置に設置されていることを特徴とする請求項1乃
    至4の自動販売機。
  7. 【請求項7】 前記貯蔵装置内に抽出した飲料が無いと
    きを貯蔵装置の洗浄中もしくは乾燥行程であるとして、
    前記切換装置を作動させることを特徴とする請求項1乃
    至6の自動販売機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109035578A (zh) * 2018-07-24 2018-12-18 广西国开科技有限公司 一种无人售卖螺蛳粉方法

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CN109035578A (zh) * 2018-07-24 2018-12-18 广西国开科技有限公司 一种无人售卖螺蛳粉方法

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