JPH09147788A - 電荷変換装置 - Google Patents
電荷変換装置Info
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- JPH09147788A JPH09147788A JP7307418A JP30741895A JPH09147788A JP H09147788 A JPH09147788 A JP H09147788A JP 7307418 A JP7307418 A JP 7307418A JP 30741895 A JP30741895 A JP 30741895A JP H09147788 A JPH09147788 A JP H09147788A
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- H01J27/02—Ion sources; Ion guns
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- H10P30/20—Ion implantation into wafers, substrates or parts of devices into semiconductor materials, e.g. for doping
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- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2237/00—Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
- H01J2237/30—Electron or ion beam tubes for processing objects
- H01J2237/317—Processing objects on a microscale
- H01J2237/31701—Ion implantation
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Electron Sources, Ion Sources (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 イオン注入装置に搭載する電荷変換装置のメ
ンテナンス間稼動時間を向上させること。 【解決手段】 ハウジング13の内部に充填したマグネ
シウム14と、前記ハウジング13の内部に設けられ該
マグネシウム14を加熱するための第1の加熱用ヒータ
15とを含み、前記ハウジングは、正イオンを該正イオ
ン電離電圧より小さな電離電圧を有する元素の蒸気中を
通過させて負イオン化させて供給するビーム通過孔17
を有し、前記ハウジング13の外側にかつ該ビーム通過
孔17の周囲に第2の加熱用ヒータ11を設けた。
ンテナンス間稼動時間を向上させること。 【解決手段】 ハウジング13の内部に充填したマグネ
シウム14と、前記ハウジング13の内部に設けられ該
マグネシウム14を加熱するための第1の加熱用ヒータ
15とを含み、前記ハウジングは、正イオンを該正イオ
ン電離電圧より小さな電離電圧を有する元素の蒸気中を
通過させて負イオン化させて供給するビーム通過孔17
を有し、前記ハウジング13の外側にかつ該ビーム通過
孔17の周囲に第2の加熱用ヒータ11を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電荷変換装置に属
し、特にタンデム加速方式を用いたイオン注入装置に搭
載する正イオンを負イオンに電荷変換させる電荷変換装
置に属する。
し、特にタンデム加速方式を用いたイオン注入装置に搭
載する正イオンを負イオンに電荷変換させる電荷変換装
置に属する。
【0002】
【従来の技術】従来の電荷変換装置としては、特開平3
−233843号公報に開示されているような、負イオ
ン発生装置に搭載した電荷変換装置が周知である。図5
は特開平3−233843号公報に記載されている電荷
変換装置が搭載されている負イオン発生装置を示してい
る。
−233843号公報に開示されているような、負イオ
ン発生装置に搭載した電荷変換装置が周知である。図5
は特開平3−233843号公報に記載されている電荷
変換装置が搭載されている負イオン発生装置を示してい
る。
【0003】図5を参照して、従来の電荷変換装置が搭
載されている負イオン発生装置においては、ガス導入口
302よりBF3 ガスまたは固体リンやヒ素の加熱蒸気
をイオン源301に導入し、イオン源電源303により
アーク電圧50V程度をアノード電極とカソード(熱陰
極フィラメント)電極間に印加してイオン源301内に
プラズマを発生させ、所望の正イオンを引き出してい
る。
載されている負イオン発生装置においては、ガス導入口
302よりBF3 ガスまたは固体リンやヒ素の加熱蒸気
をイオン源301に導入し、イオン源電源303により
アーク電圧50V程度をアノード電極とカソード(熱陰
極フィラメント)電極間に印加してイオン源301内に
プラズマを発生させ、所望の正イオンを引き出してい
る。
【0004】ここでイオン源301はフィラメントから
の熱電子放出によるプラズマ生成を行うフリーマン型が
一般的に用いられる。このイオン源301に対して−2
0kVから−50kVに引き出し電極305の電位を設
定して図5の矢印によって示した正イオンビーム306
をイオン源301から引き出す。このときサプレッショ
ン電極304は、イオン源301に対し−1kV〜−5
kVに電位設定されており、イオン源301から電子が
引き出されるのを阻止し、かつ引き出し電極305とと
もに正イオンビーム306を集束させる静電電極レンズ
の働きをしている。
の熱電子放出によるプラズマ生成を行うフリーマン型が
一般的に用いられる。このイオン源301に対して−2
0kVから−50kVに引き出し電極305の電位を設
定して図5の矢印によって示した正イオンビーム306
をイオン源301から引き出す。このときサプレッショ
ン電極304は、イオン源301に対し−1kV〜−5
kVに電位設定されており、イオン源301から電子が
引き出されるのを阻止し、かつ引き出し電極305とと
もに正イオンビーム306を集束させる静電電極レンズ
の働きをしている。
【0005】引き出し電極305を通過した正イオンビ
ーム306は電荷変換装置307に入る。電荷変換装置
307は、マグネシウム310を内部に充填してある蒸
発容器309の外部に加熱用ヒータ308を設置した構
造である。加熱ヒータ308により加熱されたマグネシ
ウム310は昇華した蒸気となって、蒸発容器309の
内部に充填している電荷変換装置307に入った正イオ
ンビーム306は、負イオンビーム311となって出て
くる。これは、正イオンビーム306が、加熱用ヒータ
308によって加熱されて発生するマグネシウム蒸気と
衝突して電子を供給され、負イオンビーム311に変換
されるからである。
ーム306は電荷変換装置307に入る。電荷変換装置
307は、マグネシウム310を内部に充填してある蒸
発容器309の外部に加熱用ヒータ308を設置した構
造である。加熱ヒータ308により加熱されたマグネシ
ウム310は昇華した蒸気となって、蒸発容器309の
内部に充填している電荷変換装置307に入った正イオ
ンビーム306は、負イオンビーム311となって出て
くる。これは、正イオンビーム306が、加熱用ヒータ
308によって加熱されて発生するマグネシウム蒸気と
衝突して電子を供給され、負イオンビーム311に変換
されるからである。
【0006】次に、負イオンビーム311はアナライザ
312により質量的に分離され、所望の負イオン313
のみが接地電位スリット317を通過してタンデム部3
14に入射する。タンデム部314内では負イオン31
3が、中央の正の最高電圧が印加される荷電変換部31
5に至るまで電極群316により形成される電界で加速
される。荷電変換部315には、N2 ガス318が導入
してあり、負イオン313はこのN2 ガス318との相
互作用により正イオン321に変換される。こうして生
じた正イオン321は正の最高電圧から電極群319な
らびに接地電位スリット320により形成される電界の
加速をうけたのち、所望のエネルギーを得たイオンのみ
がエネルギーフィルタ322により選択され、ターゲッ
ト323に導かれる。
312により質量的に分離され、所望の負イオン313
のみが接地電位スリット317を通過してタンデム部3
14に入射する。タンデム部314内では負イオン31
3が、中央の正の最高電圧が印加される荷電変換部31
5に至るまで電極群316により形成される電界で加速
される。荷電変換部315には、N2 ガス318が導入
してあり、負イオン313はこのN2 ガス318との相
互作用により正イオン321に変換される。こうして生
じた正イオン321は正の最高電圧から電極群319な
らびに接地電位スリット320により形成される電界の
加速をうけたのち、所望のエネルギーを得たイオンのみ
がエネルギーフィルタ322により選択され、ターゲッ
ト323に導かれる。
【0007】このようなタンデム加速方式の負イオン発
生装置では、タンデム部314の中央に正の最高電圧、
たとえば1000kVを印加して、正イオン321が1
価イオンならば2000keV、2価イオンならば30
00keVの加速エネルギーを得ることができる。即
ち、最高加速エネルギーをその1/2、あるいは1/3
相当の電圧で発生させることができるので、高電圧の絶
縁分離距離、ひいては装置サイズの縮小効果を得ること
ができる。
生装置では、タンデム部314の中央に正の最高電圧、
たとえば1000kVを印加して、正イオン321が1
価イオンならば2000keV、2価イオンならば30
00keVの加速エネルギーを得ることができる。即
ち、最高加速エネルギーをその1/2、あるいは1/3
相当の電圧で発生させることができるので、高電圧の絶
縁分離距離、ひいては装置サイズの縮小効果を得ること
ができる。
【0008】次に、このタンデム加速方式を用いた負イ
オン発生装置に適用される電荷変換装置の具体例を図6
及び図7によって説明する。図6及び図7に示す電荷変
換装置の具体例では、ハウジング403の内部にマグネ
シウム404と温度調整用の加熱用ヒータ405、冷却
チューブ406とを含んでいる。マグネシウム404
は、加熱用ヒータ405によりが加熱される。加熱され
たマグネシウム404は、昇華した蒸気をハウジング4
03内部に充満し、ビーム通過孔407から導入する正
イオンビームを負イオンビームに変換させる機能を果た
すことは、先に説明した図5の電荷変換装置と同じであ
る。図5では加熱用ヒータ308が蒸発容器309の外
部に設置されているのに対し、図6及び図7ではハウジ
ング403の内部に加熱用ヒータ405が設置されてい
る点以外に、図5に示した電荷変換装置の構成上の相違
はない。
オン発生装置に適用される電荷変換装置の具体例を図6
及び図7によって説明する。図6及び図7に示す電荷変
換装置の具体例では、ハウジング403の内部にマグネ
シウム404と温度調整用の加熱用ヒータ405、冷却
チューブ406とを含んでいる。マグネシウム404
は、加熱用ヒータ405によりが加熱される。加熱され
たマグネシウム404は、昇華した蒸気をハウジング4
03内部に充満し、ビーム通過孔407から導入する正
イオンビームを負イオンビームに変換させる機能を果た
すことは、先に説明した図5の電荷変換装置と同じであ
る。図5では加熱用ヒータ308が蒸発容器309の外
部に設置されているのに対し、図6及び図7ではハウジ
ング403の内部に加熱用ヒータ405が設置されてい
る点以外に、図5に示した電荷変換装置の構成上の相違
はない。
【0009】即ち、この電荷変換装置は、マグネシウム
404を内部に充填してあるハウジング403の内部に
加熱用ヒータ405を設置した構造である。図5に示し
た電荷変換装置と同様に、サプレッション電極401か
ら正イオンビームが電荷変換装置に入り、引き出し電極
402にとともに正イオンビームを集束させ、マグネシ
ウム補集カップ408を通じてビーム通過孔407から
ハウジング403に入る。
404を内部に充填してあるハウジング403の内部に
加熱用ヒータ405を設置した構造である。図5に示し
た電荷変換装置と同様に、サプレッション電極401か
ら正イオンビームが電荷変換装置に入り、引き出し電極
402にとともに正イオンビームを集束させ、マグネシ
ウム補集カップ408を通じてビーム通過孔407から
ハウジング403に入る。
【0010】加熱用ヒータ405により加熱されたマグ
ネシウム404が昇華した蒸気となっており、ハウジン
グ403の内部に充満している正イオンビームが、加熱
用ヒータ405によって加熱されて発生するマグネシウ
ム蒸気と衝突して電子が供給され、負イオンビームに変
換される(具体例としては、特開平2−65034号公
報を参照)。
ネシウム404が昇華した蒸気となっており、ハウジン
グ403の内部に充満している正イオンビームが、加熱
用ヒータ405によって加熱されて発生するマグネシウ
ム蒸気と衝突して電子が供給され、負イオンビームに変
換される(具体例としては、特開平2−65034号公
報を参照)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の電荷変換装置で
は、これを搭載した負イオン発生装置の稼働率を著しく
低下させるという問題があった。その原因は、図5に示
したように、電荷変換装置307の蒸発容器309内部
に充填してあるマグネシウム310を加熱するための加
熱用ヒータ308が、蒸発容器309の外部に設置され
ていて、マグネシウム310が昇華した蒸気を発生させ
るのであるが、このマグネシウム蒸気が電荷変換装置3
07のビーム通過孔324付近で冷却され、再結晶化し
て付着することにより、ビーム通過孔324が塞がって
くる。マグネシウム蒸気が冷却されるのは、加熱ヒータ
308が蒸発容器309に近接して配置してあるため、
加熱ヒータ308付近は比較的高温、ビーム通過孔32
4付近は比較的低温になっているためである。
は、これを搭載した負イオン発生装置の稼働率を著しく
低下させるという問題があった。その原因は、図5に示
したように、電荷変換装置307の蒸発容器309内部
に充填してあるマグネシウム310を加熱するための加
熱用ヒータ308が、蒸発容器309の外部に設置され
ていて、マグネシウム310が昇華した蒸気を発生させ
るのであるが、このマグネシウム蒸気が電荷変換装置3
07のビーム通過孔324付近で冷却され、再結晶化し
て付着することにより、ビーム通過孔324が塞がって
くる。マグネシウム蒸気が冷却されるのは、加熱ヒータ
308が蒸発容器309に近接して配置してあるため、
加熱ヒータ308付近は比較的高温、ビーム通過孔32
4付近は比較的低温になっているためである。
【0012】マグネシウム蒸気の再結晶化、付着によ
り、ビーム通過孔324が塞がるようになる。すなわ
ち、正イオンビーム306が電荷変換装置307を通過
しにくくなるので、必要な負イオンビーム311の生成
量を減少させることになる。こうして所望のビーム生成
量(ビーム電流)が得られなくなると、電荷変換装置3
07のビーム通過孔324に付着したマグネシウムを除
去するためのメンテナンス作業が必要となり、装置の稼
働率を低下させる原因となっていた。
り、ビーム通過孔324が塞がるようになる。すなわ
ち、正イオンビーム306が電荷変換装置307を通過
しにくくなるので、必要な負イオンビーム311の生成
量を減少させることになる。こうして所望のビーム生成
量(ビーム電流)が得られなくなると、電荷変換装置3
07のビーム通過孔324に付着したマグネシウムを除
去するためのメンテナンス作業が必要となり、装置の稼
働率を低下させる原因となっていた。
【0013】図6及び図7の具体例においても同様の問
題がある。即ち、加熱用ヒータ405付近は比較的高温
であるのに対し、ハウジング403の外周に位置するビ
ーム通過孔407付近は比較的低温になっており、マグ
ネシウム蒸気が冷却され、再結晶化して付着する。
題がある。即ち、加熱用ヒータ405付近は比較的高温
であるのに対し、ハウジング403の外周に位置するビ
ーム通過孔407付近は比較的低温になっており、マグ
ネシウム蒸気が冷却され、再結晶化して付着する。
【0014】このため、約50時間の稼動後にはビーム
通過孔407が小径化して、本願発明者は30mmφの
ビーム通過孔407が10mmφ以下になって所望のビ
ーム電流が得られなくなることを確認した。このため、
メンテナンス作業が必要となる。この作業は、圧力を数
Paから大気圧(約106 Pa)にして電荷変換装置を
取り出して行うこと、また、メンテナンス後、再び圧力
数Paの真空状態を保つよう調整する必要があることか
ら、一連のメンテナンスは1日程度必要である。したが
って、装置稼動率を向上させるためには、こうしたメン
テナンス作業の頻度を少なくする必要があった。
通過孔407が小径化して、本願発明者は30mmφの
ビーム通過孔407が10mmφ以下になって所望のビ
ーム電流が得られなくなることを確認した。このため、
メンテナンス作業が必要となる。この作業は、圧力を数
Paから大気圧(約106 Pa)にして電荷変換装置を
取り出して行うこと、また、メンテナンス後、再び圧力
数Paの真空状態を保つよう調整する必要があることか
ら、一連のメンテナンスは1日程度必要である。したが
って、装置稼動率を向上させるためには、こうしたメン
テナンス作業の頻度を少なくする必要があった。
【0015】それ故に本発明の課題は、マグネシウム蒸
気がビーム通過孔で冷却、再結晶化するのを防ぎ、メン
テナンス間稼動時間を向上させることができる電荷変換
装置を提供することにある。
気がビーム通過孔で冷却、再結晶化するのを防ぎ、メン
テナンス間稼動時間を向上させることができる電荷変換
装置を提供することにある。
【0016】また、本発明の他の課題は、マグネシウム
の温度分布を均一化することにより、必要なマグネシウ
ム蒸気が得られる時間を延長できる電荷変換装置を提供
することにある。
の温度分布を均一化することにより、必要なマグネシウ
ム蒸気が得られる時間を延長できる電荷変換装置を提供
することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の電荷変換装置に
よれば、ハウジングと、該ハウジングの内部に充填した
マグネシウムと、前記ハウジングの内部に設けられ該マ
グネシウムを加熱するための第1の加熱用ヒータととを
含み、前記ハウジングは、正イオンを該正イオン電離電
圧より小さな電離電圧を有する元素を蒸気中に通過させ
て負イオン化させて供給するビーム通過孔を有している
電荷変換装置において、前記ハウジングの外側にかつ該
ビーム通過孔の周囲に第2の加熱用ヒータを設けたこと
を特徴とする電荷変換装置が得られる。
よれば、ハウジングと、該ハウジングの内部に充填した
マグネシウムと、前記ハウジングの内部に設けられ該マ
グネシウムを加熱するための第1の加熱用ヒータととを
含み、前記ハウジングは、正イオンを該正イオン電離電
圧より小さな電離電圧を有する元素を蒸気中に通過させ
て負イオン化させて供給するビーム通過孔を有している
電荷変換装置において、前記ハウジングの外側にかつ該
ビーム通過孔の周囲に第2の加熱用ヒータを設けたこと
を特徴とする電荷変換装置が得られる。
【0018】
【作用】電荷変換装置のビーム通過孔の周囲に加熱用ヒ
ータを設置し、400〜450℃に加熱する。これによ
り、マグネシウム蒸気が冷却、再結晶化してビーム通過
孔に付着することを防ぎ、電荷変換装置のメンテナンス
間稼動時間ならびにイオン注入装置の稼動率を向上させ
る。
ータを設置し、400〜450℃に加熱する。これによ
り、マグネシウム蒸気が冷却、再結晶化してビーム通過
孔に付着することを防ぎ、電荷変換装置のメンテナンス
間稼動時間ならびにイオン注入装置の稼動率を向上させ
る。
【0019】ビーム通過孔付近に熱電対内蔵の第2の加
熱用ヒータを備え、所定の温度に保つことにより電荷変
換に使用するマグネシウム蒸気がビーム通過孔で冷却、
再結晶化するのを防ぐ。
熱用ヒータを備え、所定の温度に保つことにより電荷変
換に使用するマグネシウム蒸気がビーム通過孔で冷却、
再結晶化するのを防ぐ。
【0020】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明の電荷変換
装置の第1実施の形態例を示している。図1及び図2を
参照して、本発明の電荷変換装置は、金属材料によって
両端開口が閉塞されている円筒形状に作られているハウ
ジング13と、このハウジング13の内部に充填したマ
グネシウム14と、ハウジング13の内部に設けられマ
グネシウム14を加熱するための電熱ヒータである第1
の加熱用ヒータ15と、、ハウジング13の内部に設け
られ冷却のための冷却(空冷)チューブ16とを含んで
いる。
装置の第1実施の形態例を示している。図1及び図2を
参照して、本発明の電荷変換装置は、金属材料によって
両端開口が閉塞されている円筒形状に作られているハウ
ジング13と、このハウジング13の内部に充填したマ
グネシウム14と、ハウジング13の内部に設けられマ
グネシウム14を加熱するための電熱ヒータである第1
の加熱用ヒータ15と、、ハウジング13の内部に設け
られ冷却のための冷却(空冷)チューブ16とを含んで
いる。
【0021】ハウジング13は、正イオンを正イオン電
離電圧より小さな電離電圧を有する元素の蒸気中を通過
させて負イオン化させて供給する一対のビーム通過孔1
7を有している。
離電圧より小さな電離電圧を有する元素の蒸気中を通過
させて負イオン化させて供給する一対のビーム通過孔1
7を有している。
【0022】なお、従来例(特開平3−233843号
公報及び特開平2−65034号公報)で説明したよう
に、電荷変換装置は負イオン発生装置に搭載されるもの
であり、サプレッション電極10から正イオンビーム
が、引き出し電極12にとともに正イオンビームを集束
させ、マグネシウム補集カップ18を通じて一方のビー
ム通過孔(イオンビーム通過孔)17から電荷変換装置
のハウジング13に入れるものである。
公報及び特開平2−65034号公報)で説明したよう
に、電荷変換装置は負イオン発生装置に搭載されるもの
であり、サプレッション電極10から正イオンビーム
が、引き出し電極12にとともに正イオンビームを集束
させ、マグネシウム補集カップ18を通じて一方のビー
ム通過孔(イオンビーム通過孔)17から電荷変換装置
のハウジング13に入れるものである。
【0023】即ち、第1の加熱用ヒータ15により加熱
されたマグネシウム14は昇華したマグネシウム蒸気と
なり、サプレッション電極10から正イオンビームが電
荷変換装置に入り、引き出し電極12とともに正イオン
ビームを集束させ、マグネシウム補集カップ18を通じ
て一方のビーム通過孔17からハウジング13に入る。
ここで第1の加熱用ヒータ15により加熱されたマグネ
シウム14が昇華した蒸気となっており、ハウジング1
3の内部に充填している正イオンビームが、第1の加熱
用ヒータ15によって加熱されて発生するマグネシウム
蒸気と衝突して電子が供給され、負イオンビームに変換
される。
されたマグネシウム14は昇華したマグネシウム蒸気と
なり、サプレッション電極10から正イオンビームが電
荷変換装置に入り、引き出し電極12とともに正イオン
ビームを集束させ、マグネシウム補集カップ18を通じ
て一方のビーム通過孔17からハウジング13に入る。
ここで第1の加熱用ヒータ15により加熱されたマグネ
シウム14が昇華した蒸気となっており、ハウジング1
3の内部に充填している正イオンビームが、第1の加熱
用ヒータ15によって加熱されて発生するマグネシウム
蒸気と衝突して電子が供給され、負イオンビームに変換
される。
【0024】ハウジング13の外側には、電熱ヒータで
ある第2の加熱用ヒータ11が設けられている。第2の
加熱用ヒータ11は一対のビーム通過孔17の周囲に設
けられている。第2の加熱用ヒータ11は、ビーム通過
孔17の周囲に環状に配設されている。また、ハウジン
グ13の外側には、図示しない熱電対が第2の加熱用ヒ
ータ11に内蔵されている。ハウジングの外側に設けた
熱電対及び第2の加熱用ヒータ11にはヒータ配線31
が接続されている。第2の加熱用ヒータ11は、熱電対
とヒータ配線31とに接続されて、約400℃〜450
℃に加熱される。マグネシウム14を第1の加熱用ヒー
タ15により400℃程度に加熱、昇華させた蒸気はハ
ウジング13内部に充満させるので、第2の加熱用ヒー
タ11を約400℃〜450℃に加熱することにより、
ビーム通過孔17にはマグネシウム14が再結晶化して
付着することがない。
ある第2の加熱用ヒータ11が設けられている。第2の
加熱用ヒータ11は一対のビーム通過孔17の周囲に設
けられている。第2の加熱用ヒータ11は、ビーム通過
孔17の周囲に環状に配設されている。また、ハウジン
グ13の外側には、図示しない熱電対が第2の加熱用ヒ
ータ11に内蔵されている。ハウジングの外側に設けた
熱電対及び第2の加熱用ヒータ11にはヒータ配線31
が接続されている。第2の加熱用ヒータ11は、熱電対
とヒータ配線31とに接続されて、約400℃〜450
℃に加熱される。マグネシウム14を第1の加熱用ヒー
タ15により400℃程度に加熱、昇華させた蒸気はハ
ウジング13内部に充満させるので、第2の加熱用ヒー
タ11を約400℃〜450℃に加熱することにより、
ビーム通過孔17にはマグネシウム14が再結晶化して
付着することがない。
【0025】図3及び図4は、本発明の電荷変換装置の
第2実施の形態例を示している。図3及び図4に示した
本発明の電荷変換装置は、第1実施の形態例で説明した
電荷変換装置の構成において、ハウジングの外側にかつ
ビーム通過孔17の下方に第3の加熱用ヒータ22が配
設されている。第3の加熱用ヒータ22には、ハウジン
グの外周に環状に取り巻くように螺旋状に配設されてい
る。第3の加熱用ヒータ22は、加熱温度が約400℃
〜450℃となっている。
第2実施の形態例を示している。図3及び図4に示した
本発明の電荷変換装置は、第1実施の形態例で説明した
電荷変換装置の構成において、ハウジングの外側にかつ
ビーム通過孔17の下方に第3の加熱用ヒータ22が配
設されている。第3の加熱用ヒータ22には、ハウジン
グの外周に環状に取り巻くように螺旋状に配設されてい
る。第3の加熱用ヒータ22は、加熱温度が約400℃
〜450℃となっている。
【0026】この第3の加熱用ヒータ22においても、
ハウジング13内部に充填してあるマグネシウム14を
ハウジング13の外周部から加熱する。第1の実施の形
態例では、マグネシウム14が第1の加熱用ヒータ15
近傍から減少していくのに対し、第2の実施の形態例で
はハウジング13全体を加熱することにより、マグネシ
ウム14の温度分布を均一化することができるので、ハ
ウジング13内部のマグネシウム14を有効に使用で
き、ひいてはマグネシウム14の単位充填量に対する装
置の稼動時間を高めることができる。
ハウジング13内部に充填してあるマグネシウム14を
ハウジング13の外周部から加熱する。第1の実施の形
態例では、マグネシウム14が第1の加熱用ヒータ15
近傍から減少していくのに対し、第2の実施の形態例で
はハウジング13全体を加熱することにより、マグネシ
ウム14の温度分布を均一化することができるので、ハ
ウジング13内部のマグネシウム14を有効に使用で
き、ひいてはマグネシウム14の単位充填量に対する装
置の稼動時間を高めることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電荷変換装
置の第1の実施の形態例によれば、ビーム通過孔付近に
第2の加熱用ヒータを備え、加熱温度を約400〜45
0℃とすることにより、マグネシウム蒸気がビーム通過
孔で冷却、再結晶化するのを防ぐことができるので、従
来、電荷変換装置のメンテナンス間稼動時間が約50時
間であったところを、約100時間に向上させるという
効果が得られる。
置の第1の実施の形態例によれば、ビーム通過孔付近に
第2の加熱用ヒータを備え、加熱温度を約400〜45
0℃とすることにより、マグネシウム蒸気がビーム通過
孔で冷却、再結晶化するのを防ぐことができるので、従
来、電荷変換装置のメンテナンス間稼動時間が約50時
間であったところを、約100時間に向上させるという
効果が得られる。
【0028】さらに、本発明の電荷変換装置の第2実施
の形態例によれば、ハウジングの内部のマグネシウムの
温度分布を均一化することにより、必要なマグネシウム
蒸気が得られる時間を延長できるので、メンテナンス間
の稼動時間を約120時間に向上させるという効果が得
られる。
の形態例によれば、ハウジングの内部のマグネシウムの
温度分布を均一化することにより、必要なマグネシウム
蒸気が得られる時間を延長できるので、メンテナンス間
の稼動時間を約120時間に向上させるという効果が得
られる。
【図1】本発明の負イオン発生装置における電荷変換装
置の第1の実施の形態例を示す斜視図である。
置の第1の実施の形態例を示す斜視図である。
【図2】図1の負イオン発生装置の一部の構成と、電荷
変換装置の内部構成とを示す断面図である。
変換装置の内部構成とを示す断面図である。
【図3】本発明の負イオン発生装置における電荷変換装
置の第1の実施の形態例を示す斜視図である。
置の第1の実施の形態例を示す斜視図である。
【図4】図1の負イオン発生装置の一部の構成と、電荷
変換装置の内部構成とを示す断面図である。
変換装置の内部構成とを示す断面図である。
【図5】従来の電荷変換装置を搭載した負イオン発生装
置の模式構成図である。
置の模式構成図である。
【図6】従来の電荷変換装置の具体例を示す斜視図であ
る。
る。
【図7】従来の負イオン発生装置の一部の構成と、図6
に示した電荷変換装置の内部構成とを示す断面図であ
る。
に示した電荷変換装置の内部構成とを示す断面図であ
る。
10,304,401 サプレッション電極 12,305,402 引き出し電極 13,403 ハウジング 14,310,404 マグネシウム 15 第1の加熱用ヒータ 16,406 冷却チューブ 17,407 ビーム通過孔 18,408 マグネシウム捕集カップ 11 第2の加熱用ヒータ 22 第3の加熱用ヒータ 31 ヒータ配線 301 イオン源 302 ガス導入口 303 イオン源電源 306 正イオンビーム 307 電荷変換装置 308 加熱用ヒータ 309 蒸発容器 311 負イオンビーム 312 アナライザ 313 負イオン 314 タンデム部 315 荷電変換部 316、319 電極群 317 接地電位スリット 318 N2 ガス 320 接地電極スリット 322 エネルギーフィルタ 323 ターゲット
Claims (6)
- 【請求項1】 ハウジングと、該ハウジングの内部に充
填したマグネシウムと、前記ハウジング13の内部に設
けられ該マグネシウムを加熱する第1の加熱用ヒータと
を含み、前記ハウジングは、正イオンを該正イオン電離
電圧より小さな電離電圧を有する元素を蒸気中に通過さ
せて負イオン化させ供給するビーム通過孔を有している
電荷変換装置において、 前記ハウジングの外側にかつ該ビーム通過孔の周囲に第
2の加熱用ヒータを設けたことを特徴とする電荷変換装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載の電荷変換装置において、
前記第2の加熱用ヒータは、前記ビーム通過孔の周囲に
環状に配設されていることを特徴とする電荷変換装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の電荷変換装置において、
前記ハウジングの外側には前記イオンビーム通過孔付近
に前記第2の加熱用ヒータに内蔵した熱電対を設けたこ
とを特徴とする電荷変換装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の電荷変換装置において、
前記前記ハウジングの外側には熱電対及び前記第2の加
熱用ヒータに接続した配線を有していることを特徴とす
る電荷変換装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の電荷変換装置において、
前記ハウジングの外側には、前記ビーム通過孔の下方に
第3の加熱用ヒータを配設したことを特徴とする電荷変
換装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の電荷変換装置において、
前記第3の加熱用ヒータを前記ハウジングの外周に環状
かつ螺旋状に配設したことを特徴とする電荷変換装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07307418A JP3123909B2 (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 電荷変換装置 |
| US08/756,560 US5670785A (en) | 1995-11-27 | 1996-11-26 | Charge converter provided in an ion implantation apparatus |
| KR1019960058160A KR100254837B1 (ko) | 1995-11-27 | 1996-11-27 | 이온주입 장치내에 제공되는 전하 컨버터 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07307418A JP3123909B2 (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 電荷変換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09147788A true JPH09147788A (ja) | 1997-06-06 |
| JP3123909B2 JP3123909B2 (ja) | 2001-01-15 |
Family
ID=17968824
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07307418A Expired - Fee Related JP3123909B2 (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 電荷変換装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JP3123909B2 (ja) |
| KR (1) | KR100254837B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100735743B1 (ko) * | 2001-04-02 | 2007-07-06 | 삼성전자주식회사 | 이온주입설비의 이온변환장치 및 이온변환방법 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5838012A (en) * | 1997-03-19 | 1998-11-17 | Genus, Inc. | Charge exchange cell |
| US5814819A (en) * | 1997-07-11 | 1998-09-29 | Eaton Corporation | System and method for neutralizing an ion beam using water vapor |
| KR100296669B1 (ko) * | 1998-11-17 | 2001-10-26 | 윤종용 | 이온변환기와이를이용한이온변환율조절방법및이를구비한이온주입설비 |
| US6573510B1 (en) * | 1999-06-18 | 2003-06-03 | The Regents Of The University Of California | Charge exchange molecular ion source |
| US9520204B2 (en) * | 2013-12-26 | 2016-12-13 | Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. | Cold stripper for high energy ion implanter with tandem accelerator |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4298798A (en) * | 1979-11-29 | 1981-11-03 | Thermo Electron Corporation | Method and apparatus for producing negative ions |
| JPS61148758A (ja) * | 1984-12-21 | 1986-07-07 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 表面分析装置 |
| JPH0821352B2 (ja) * | 1986-04-30 | 1996-03-04 | 九州日本電気株式会社 | 半導体基板イオン注入装置 |
| JPH0715808B2 (ja) * | 1991-04-23 | 1995-02-22 | 株式会社荏原製作所 | イオン中和器 |
| US5352899A (en) * | 1992-08-18 | 1994-10-04 | Ruxam, Inc. | Method and apparatus for fabricating a device/circuit pattern by a converging atomic beam |
-
1995
- 1995-11-27 JP JP07307418A patent/JP3123909B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-11-26 US US08/756,560 patent/US5670785A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-11-27 KR KR1019960058160A patent/KR100254837B1/ko not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100735743B1 (ko) * | 2001-04-02 | 2007-07-06 | 삼성전자주식회사 | 이온주입설비의 이온변환장치 및 이온변환방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR970030322A (ko) | 1997-06-26 |
| JP3123909B2 (ja) | 2001-01-15 |
| KR100254837B1 (ko) | 2000-05-01 |
| US5670785A (en) | 1997-09-23 |
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