JPH09149011A - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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Publication number
JPH09149011A
JPH09149011A JP7301192A JP30119295A JPH09149011A JP H09149011 A JPH09149011 A JP H09149011A JP 7301192 A JP7301192 A JP 7301192A JP 30119295 A JP30119295 A JP 30119295A JP H09149011 A JPH09149011 A JP H09149011A
Authority
JP
Japan
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data
antenna
period
data signal
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP7301192A
Other languages
English (en)
Inventor
Seijiro Ishizuka
誠次郎 石塚
Kazuto Kitakubo
和人 北久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP7301192A priority Critical patent/JPH09149011A/ja
Publication of JPH09149011A publication Critical patent/JPH09149011A/ja
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  • Radio Transmission System (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】移動局を構成するもとで、移動に伴うフェージ
ング現象の影響を受ける場合にも、受信すべきデータ信
号についての同期データがフェージング現象に起因して
適正に再生されない状態が継続する事態を回避できるよ
うになす。 【解決手段】データ送信用区分期間に送信部17からの
データ信号がアンテナ19及び21のいずれかを通じて
送出される状態、及び、データ受信用区分期間にアンテ
ナ19及び21のいずれかを通じたデータ信号が受信部
22により受信される状態を生じさせる制御ユニット1
5が、データ受信用区分期間において、受信部22によ
り受信されたアンテナ19及び21のうちの一方を通じ
たデータ信号に含まれる同期データ部分に基づく同期デ
ータの再生状態についての判別を行い、同期データの再
生状態が適正でないと判定したとき、アンテナ19及び
21のうちの他方を通じたデータ信号が受信部22によ
り受信される状態となす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、分散設置された複
数の基地局のうちの選択されたものとの間でのデータ通
信を無線通信手段を用いて行う、例えば、車載移動局を
形成することになる、データ通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルコードレス電話システムの一
つであるディジタル・セルラ(DigitalCellular)電話シ
ステムにあっては、サービス地域を各々が“セル(Cel
l)”と称される複数の区分に分割し、各“セル”に1個
の基地局を設置する。そして、サービス地域内における
電話機相互間の交信が、各“セル”に配置された基地局
を介して行われ、従って、具体的には、サービス地域内
における各電話機は、基地局との間でデータ信号の送受
信を行うことになる。各電話機は、例えば、自動車に搭
載されて車載移動局を形成するものとされるデータ通信
装置を形成する。
【0003】図3は、ディジタル・セルラ電話システム
におけるサービス地域とそのサービス地域内におけるデ
ータ通信装置(電話機)との関係の一例を示し、図3に
示される例にあっては、一つのサービス地域は7個の
“セル”CA,CB,CC,CD,CE,CF及びCG
を含んで形成され、“セル”CA〜CGには夫々基地局
Sa,Sb,Sc,Sd,Se,Sf及びSgが配置さ
れている。基地局Sa〜Sgの各々は、それらに対して
共通に設置された移動局切換所(MTSO: Mo-bile T
elephone Switching Office ) との交信を行う。そし
て、サービス地域内、例えば、“セル”CA内にある、
移動局を形成するデータ通信装置MSは、それが所属す
る“セル”CAに配された基地局Saを特定の基地局と
し、その特定の基地局との間でデータ信号の送受信を行
う。
【0004】サービス地域内の各データ通信装置と基地
局との間におけるデータ信号の送受信は、例えば,TD
MA(Time Division Multiple Access) 方式と称される
もの等の時分割多重通信方式が採用されたもとで行われ
る。そして、各データ通信装置については、例えば、そ
れが自動車に搭載されて移動局を形成するものとされる
ことからして、2個のアンテナを備えていて、そのうち
の一方を送信及び受信に兼用するとともに、受信に際し
ては、2個のアンテナのうちのそれを通じたデータ信号
についての受信状態が良好である方を、アンテナ選択部
によって選択して使用するアンテナダイバシティの手法
をとることが提案されている。
【0005】このようにして、TDMA方式が採用さ
れ、各データ通信装置における受信にあたってはアンテ
ナダイバシティの手法がとられるもとで、データ通信装
置と基地局との間におけるデータ信号の送受信が行われ
るに際しては、例えば、フレーム期間と称される単位期
間が設定され、そのフレーム期間が繰り返される。図4
は、フレーム期間(FP)の一例を示す。図4に示され
るフレーム期間の例にあっては、全体(1FP)が20
msとされており、その中が、6.67msとされたデ
ータ送信用区分期間T,1msとされたアンテナ選択動
作用区分期間LM,6.67msとされたデータ受信用
区分期間R及び5.66msとされた基地局監視用区分
期間Iに分けられている。
【0006】サービス地域内のデータ通信装置の各々に
あっては、それが使用されるとき、各フレーム期間毎
に、データ送信用区分期間Tにおいて、当該データ通信
装置が所属する“セル”(図3におけるデータ通信装置
MSの場合にあっては“セル”CA)に配置された基地
局である、特定の基地局にデータ信号を2個のアンテナ
のうちの一方を通じて送信する動作状態がとられ、ま
た、データ受信用区分期間Rにおいて、特定の基地局
(即ち、当該データ通信装置が所属する“セル”に配置
された基地局)からのデータ信号を、2個のアンテナの
うちのアンテナ選択部により選択されたものを通じて受
信する動作状態がとられ、アンテナ選択動作用区分期間
LMにおいて、2個のアンテナのうちのそれを通じたデ
ータ信号についての受信状態が良好である方をアンテナ
選択部によって選択する動作状態がとられ、さらに、基
地局監視用区分期間Iにおいて、それが所属する“セ
ル”に隣接する“セル”(図3におけるデータ通信装置
MSの場合にあっては“セル”CB〜CGのいずれか)
の基地局とされる、特定の基地局以外の基地局からのデ
ータ信号を、2個のアンテナのうちのアンテナ選択部に
より選択されたものを通じて受信し、その受信状態を検
出する動作状態がとられる。データ通信装置により受信
される特定の基地局からのデータ信号と特定の基地局以
外の基地局からのデータ信号とは、搬送周波数を相互に
異にするものとされる。
【0007】基地局監視用区分期間Iにおいて得られ
る、特定の基地局以外の基地局(即ち、当該データ通信
装置が所属する“セル”に隣接する“セル”の基地局)
から送出されたデータ信号の受信状態についての検出結
果は、その基地局監視用区分期間Iを含むフレーム期間
に続く次のフレーム期間におけるデータ送信用区分期間
Tにおいて、データ信号に含まれる状態をもって特定の
基地局、即ち、当該データ通信装置が所属する“セル”
の基地局へと送出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の如くの、サービ
ス地域内の基地局との間におけるデータ信号の送受信を
TDMA方式が採用されたもとで行い、受信に際しては
アンテナダイバシティの手法をとるデータ通信装置にあ
っては、各フレーム期間に含まれるアンテナ選択動作用
区分期間LMにおいて、アンテナダイバシティの手法に
従ったアンテナの選択が行われ、各フレーム期間におけ
るアンテナ選択動作用区分期間LMにおいて、2個のア
ンテナのうちのそれを通じたデータ信号についての受信
状態が良好とされる方のものが選択され、その後選択さ
れたアンテナが用いられて、当該フレーム期間における
アンテナ選択動作用区分期間LMに続くデータ受信用区
分期間Rにおける特定の基地局からのデータ信号の受
信、及び、それに続く基地局監視用区分期間Iにおける
特定の基地局以外の基地局からのデータ信号の受信状態
の検出が行われ、さらに、次のフレーム期間におけるデ
ータ送信用区分期間Tにおけるデータ信号の送出が行わ
れる。即ち、或るフレーム期間におけるアンテナ選択動
作用区分期間LMにおいて選択されたアンテナは、それ
が選択された状態が、少なくとも次のデータ送信用区分
期間Tにおけるアンテナ選択動作用区分期間LMまで維
持されるのである。
【0009】このようなデータ通信装置が自動車に搭載
されて用いられ、車載移動局を形成する場合、自動車の
比較的高速な移動に伴い、所謂、フェージング現象が選
択されたアンテナに関連して生じることが考えられ、選
択されたアンテナに関連したフェージング現象が生じる
と、その影響が各フレーム期間中のデータ受信用区分期
間Rにおける基地局からのデータ信号の受信状態に及ぶ
事態が発生することになる。
【0010】各フレーム期間中のデータ受信用区分期間
Rは、例えば、図5に示される如くに、ガード期間G,
プリアンブル期間P,基地局からのデータ信号に含まれ
る情報データ部分が受信される前期データ期間DTA,
基地局からのデータ信号に含まれる同期データ部分が受
信される同期データ期間SW,基地局からのデータ信号
に含まれる情報データ部分が受信される後期データ期間
DTB等を含むものとされる。そして、斯かるもとで、
自動車の比較的高速な移動に伴い、選択されたアンテナ
に関連したフェージング現象が生じた場合、各フレーム
期間中のデータ受信用区分期間Rにおけるデータ信号、
特に、それに含まれて同期データ期間SWに受信される
同期データ部分の受信状態に支障が及ぼされる虞があ
る。
【0011】フレーム期間は、前述の如く、その全体が
20msとされ、各フレーム期間が連続して連なるもの
とされる。それゆえ、各フレーム期間内のデータ受信用
区分期間Rにおける同期データ期間SWの周期は、例え
ば、20msとされることになる。一方、データ通信装
置が搭載された自動車の走行に伴って発生する、選択さ
れたアンテナに関連してのフェージング現象にあって
は、フェージング周波数をFf,自動車の車速をVv,
データ信号のキャリア成分の波長をλとすると、Ff=
Vv/λという関係が成立する。従って、キャリア成分
の周波数が800MHz、従って、キャリア成分の波長
λが略375mmであれば、自動車の車速Vvが略67
Km/h(略時速67Km)のとき、また、キャリア成
分の周波数が1.5GHz、従って、キャリア成分の波
長λが略200mmであれば、自動車の車速Vvが略3
6Km/h(略時速36Km)のとき、フェージング周
波数Ffは50Hzとなって、フェージング周期は20
msとなる。
【0012】即ち、受信されるデータ信号のキャリア成
分の周波数が800MHzであるときには、自動車が略
時速67Kmで走行するもとで生じる選択されたアンテ
ナに関連してのフェージング現象が、フェージング周期
を20msとするものとなり、また、受信されるデータ
信号のキャリア成分の周波数が1.5GHzであるとき
には、自動車が略時速36Kmで走行するもとで生じる
選択されたアンテナに関連してのフェージング現象が、
フェージング周期を20msとするものとなって、各フ
レーム期間内のデータ受信用区分期間Rにおける同期デ
ータ期間SWの周期と一致することになる。
【0013】そして、選択されたアンテナに関連したフ
ェージング現象におけるフェージング周期が、各フレー
ム期間内のデータ受信用区分期間Rにおける同期データ
期間SWの周期と一致する状態とされると、両者の位相
が略揃ったときには、選択されたアンテナに到来する基
地局からのデータ信号における同期データ期間SWに対
応する部分である、基地局からのデータ信号に含まれる
同期データ部分が、適正に受信されない状況が継続する
ことになってしまう。即ち、自動車の走行に伴って発生
する、選択されたアンテナに関連したフェージング現象
に起因して、選択されたアンテナに到来する基地局から
のデータ信号中の同期データ部分が適正に受信されず、
その結果、基地局からのデータ信号に基づく同期データ
が適正に再生されない状態が継続することになってしま
う事態が生じるのである。
【0014】しかも、斯かる事態は、各フレーム期間内
のアンテナ選択動作用区分期間LMにおけるアンテナ選
択が適切に行われても、解消されない。そして、このよ
うに各フレーム期間内のデータ受信用区分期間Rにおい
て基地局からのデータ信号に基づく同期データが適正に
再生されない状態が継続する事態のもとにあっては、各
データ受信用区分期間R中の前期データ期間DTA及び
後期データ期間DTBにおいて受信される情報データ部
分に基づいて再生される情報データが適正に得られなく
なってしまう。
【0015】斯かる点に鑑み、本発明は、例えば、ディ
ジタルコードレス電話システムのもとで設定されるもの
の如くのサービス地域内の基地局との間におけるデータ
信号の送受信を、TDMA方式が採用されたもとで行
い、受信に際してはアンテナダイバシティの手法をとる
ものとされるにあたり、移動局を構成するものとして用
いられ、その移動に伴って生じるフェージング現象の影
響を受ける場合にも、受信すべきデータ信号に含まれる
同期データ部分に基づく同期データがフェージング現象
に起因して適正に再生されない状態が継続する事態を、
効果的に回避できることになるデータ通信装置を提供す
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ通信
装置は、第1及び第2のアンテナと、第1及び第2のア
ンテナのいずれかを選択するアンテナ選択部と、アンテ
ナ選択部により選択された第1及び第2のアンテナのい
ずれかを通じて送出すべきデータ信号を形成する送信部
と、アンテナ選択部により選択された第1及び第2のア
ンテナのいずれかを通じた外部からのデータ信号を受信
して処理する受信部と、データ送信用区分期間及びデー
タ受信用区分期間を含んで成るフレーム期間を単位とす
る繰返し動作を行い、データ送信用区分期間において、
送信部からのデータ信号が第1及び第2のアンテナのい
ずれかを通じて送出される状態、及び、データ受信用区
分期間において、第1及び第2のアンテナのいずれかを
通じた外部からのデータ信号が受信部により受信される
状態を生じさせる動作制御部とを備え、動作制御部が、
データ受信用区分期間において、受信部により受信され
た第1及び第2のアンテナのうちの一方を通じた外部か
らのデータ信号に含まれる同期データ部分に基づく同期
データの再生状態についての判別を行い、その同期デー
タの再生状態が適正でないと判定したとき、アンテナ選
択部に、第1及び第2のアンテナのうちの他方を選択す
る状態をとらせるものとされて、構成される。
【0017】また、本発明に係るデータ通信装置の一例
にあっては、動作制御部が、上述のデータ受信用区分期
間における動作に加えて、データ送信用区分期間とデー
タ受信用区分期間との間の期間において、受信部により
受信された第1のアンテナを通じた外部からのデータ信
号のレベルに応じた第1のレベル検出信号と受信部によ
り受信された第2のアンテナを通じた外部からのデータ
信号のレベルに応じた第2のレベル検出信号とを比較
し、アンテナ選択部に、第1及び第2のレベル検出信号
のうちの大である方が得られることになる第1及び第2
のアンテナのうちの一方を選択する状態をとらせるもの
とされる。
【0018】このような本発明に係るデータ通信装置に
あっては、例えば、ディジタルコードレス電話システム
のもとで設定されるものの如くのサービス地域内におい
て、移動局を構成するものとして使用され、その移動に
伴って生じるフェージング現象の影響を受ける場合、即
ち、アンテナ選択部により第1及び第2のアンテナのう
ちの一方が選択されたもとで、選択されたアンテナに関
連したフェージング現象が生じ、そのフェージング現象
により、選択されたアンテナに到来するデータ信号に含
まれる同期データ部分が受信部において適正に受信され
ず、それにより、同期データが適正に再生されない状態
とされると、動作制御部による同期データの再生状態が
適正でないとする判定が行われて、動作制御部により、
アンテナ選択部が、第1及び第2のアンテナのうちの一
方を選択する状態から第1及び第2のアンテナのうちの
他方を選択する状態に移行せしめられる。
【0019】それにより、それまで第1及び第2のアン
テナのうちの一方を通じて受信されていたデータ信号
が、第1及び第2のアンテナのうちの他方を通じて受信
される状態におかれることになる。斯かる際、アンテナ
選択部により新たに選択された第1及び第2のアンテナ
のうちの他方が、第1及び第2のアンテナのうちの一方
に関連したフェージング現象と同様なフェージング現象
の影響下にあることは、極めて低い確率でしかなく、新
たに選択された第1及び第2のアンテナのうちの他方が
用いられることによって、データ信号に含まれる同期デ
ータ部分についての受信状態が改善される。その結果、
アンテナ選択部により第1及び第2のアンテナのうちの
他方が選択されるようになされた後においては、第1及
び第2のアンテナのうちの他方を通じて受信されたデー
タ信号に含まれる同期データ部分に基づく同期データの
再生が適正に行われ、同期データが適正に再生されない
状態が継続することがないようにされる。
【0020】従って、本発明に係るデータ通信装置によ
れば、移動局を構成するものとして用いられ、その移動
に伴って生じるフェージング現象の影響を受ける場合に
あっても、受信すべきデータ信号に含まれる同期データ
部分に基づく同期データがフェージング現象に起因して
適正に再生されない状態が継続する事態を、効果的に回
避できる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るデータ通信
装置の一例を示し、この例は、ディジタル・セルラ電話
システムのもとで使用される、基地局との間におけるデ
ータ信号の送受信にあたってTDMA方式が採用される
とともに、受信に際してはアンテナダイバシティの手法
がとられる電話機を形成している。そして、斯かる電話
機を形成する本発明に係るデータ通信装置の一例は、前
述された、図3に示される如くのディジタルコードレス
電話システムのもとで設定されるサービス地域内におい
て、例えば、自動車に搭載されて車載移動局を形成する
ものとしての使用に供される。
【0022】図1に示される例においては、マイクロフ
ォン11からそれに対する音声入力に応じて得られる音
声信号QAが、アナログ/ディジタル(A/D)変換部
12に供給されてディジタル化され、A/D変換部12
から送出されるディジタル音声信号DAが、符号化/復
号化部13に供給される。符号化/復号化部13におい
ては、A/D変換部12からのディジタル音声信号DA
に基づき、符号化された音声情報データDCAが得られ
るとともに、同期データDSAが得られて、それらが時
分割多重処理部14に供給される。
【0023】図1に示される例にあっては、各部の動作
を制御する動作制御部を形成する制御ユニット15が備
えられており、時分割多重処理部14には、制御ユニッ
ト15からの出力データDODも供給される。そして、
時分割多重処理部14においては、制御ユニット15か
ら送出される動作モード制御信号CMSによる制御のも
とに、符号化/復号化部13からの音声情報データDC
A及び同期データDSA,制御ユニット15からの出力
データDOD、さらには、その他のデータが時分割多重
されて多重合成データDTXが形成され、その多重合成
データDTXがQPSK変調部16に供給される。
【0024】QPSK変調部16においては、多重合成
データDTXを変調データとする4相位相変調(Quadra
ture Phase Sift Keying:QPSK)方式による変調が
行われ、QPSK変調部16から、多重合成データDT
Xに基づく所定の搬送周波数を有したディジタル位相変
調信号SXMが得られて、それが送信部17に供給され
る。送信部17においては、制御ユニット15から送出
される動作モード制御信号CMSによる制御のもとに、
ディジタル位相変調信号SXMについての周波数変換及
びその他の処理が行われて、送信用のデータ信号SDT
が形成され、それがスイッチ18の選択接点18aへと
送出される。
【0025】スイッチ18には、制御ユニット15から
送出される動作モード制御信号CMSが供給されてお
り、スイッチ18が、動作モード制御信号CMSによっ
て、その可動接点18cが選択接点18aに接続される
状態におかれるもとで、送信部17からの送信用のデー
タ信号SDTが、スイッチ18を経て、スイッチ18の
可動接点18cに接続されたアンテナ19を通じて送信
される。その際、図1に示される例は、例えば、自動車
に搭載された電話機として、例えば、図3に示される如
くの7個の“セル”CA〜CGを含んで形成されるサー
ビス地域内の何処か、例えば、“セル”CA内にあり、
アンテナ19から送信されたデータ信号SDTは、“セ
ル”CA内に設置された基地局Saによって受信され
る。
【0026】これに対して、スイッチ18が、制御ユニ
ット15から送出される動作モード制御信号CMSによ
って、その可動接点18cが選択接点18bに接続され
る状態におかれるもとにあっては、例えば、図3に示さ
れる如くサービス地域に含まれる“セル”CA内に設置
された基地局Sa等から送出されてアンテナ19に到来
したデータ信号が、スイッチ18を経て、スイッチ18
の選択接点18bに接続されたスイッチ20の選択接点
20aへと供給される。また、スイッチ20の選択接点
20bにはアンテナ21が接続されており、例えば、図
3に示される如くサービス地域に含まれる“セル”CA
内に設置された基地局Sa等から送出されてアンテナ2
0に到来したデータ信号が、スイッチ20の選択接点2
0bに供給される。
【0027】スイッチ20には、制御ユニット15から
送出されるアンテナ選択制御信号CASが供給されてお
り、スイッチ20がアンテナ選択制御信号CASによっ
て、その可動接点20cが選択接点20aに接続される
状態におかれるとき、アンテナ19及びスイッチ18を
通じたデータ信号が、可動接点20cにデータ信号SD
Rとして導出され、また、スイッチ20がアンテナ選択
制御信号CASによって、その可動接点20cが選択接
点20bに接続される状態におかれるとき、アンテナ2
1を通じたデータ信号が、可動接点20cにデータ信号
SDRとして導出される。そして、スイッチ20の可動
接点20cに導出されたデータ信号SDRは、受信部2
2に供給される。
【0028】受信部22には、制御ユニット15から送
出される動作モード制御信号CMS及び周波数切換制御
信号CFSが供給される。受信部22にあっては、動作
モード制御信号CMSによる制御のもとに、周波数切換
制御信号CFSに応じて、受信周波数が、例えば、図3
に示される如くサービス地域に含まれる“セル”CA〜
CG内に夫々設置された基地局Sa〜Sgのうちのいず
れかから送出されるデータ信号の搬送周波数に対応する
ものに設定される。
【0029】そして、受信部22において、周波数切換
制御信号CFSに応じて設定された受信周波数に対応す
る搬送周波数を有したデータ信号SDRが受信され、動
作モード制御信号CMSによる制御のもとに、受信され
たデータ信号SDRについての周波数変換及びその他の
処理が行われて、ディジタル位相変調信号SXDが形成
され、それがQPSK復調部23に供給される。QPS
K復調部23においては、ディジタル位相変調信号SX
Dに対してのQPSK方式に従った復調が行われ、QP
SK復調部23から、ディジタル位相変調信号SXDに
基づく受信多重合成データDRXが得られ、それが時分
割多重処理部14に供給される。また、受信部22にお
いては、受信されたデータ信号SDRのレベルが検出さ
れ、それにより得られる、検出されたデータ信号SDR
のレベルをあらわす検出信号SVが、制御ユニット15
に供給される。
【0030】時分割多重処理部14においては、制御ユ
ニット15から送出される動作モード制御信号CMSに
よる制御のもとに、QPSK復調部23からの受信多重
合成データDRXから、再生同期データDSB,再生音
声情報データDCB,制御情報データDID等が分離さ
れて得られる。そして、再生同期データDSB及び再生
音声情報データDCBが、符号化/復号化部13に供給
され、また、再生同期データDSB及び制御情報データ
DIDが、制御ユニット15に供給される。
【0031】符号化/復号化部13においては、時分割
多重処理部14からの再生音声情報データDCBについ
ての復号化が、時分割多重処理部14からの再生同期デ
ータDSBが参照されるもとで行われて、再生音声情報
データDCBに基づく再生ディジタル音声信号DBが得
られ、それがディジタル/アナログ(D/A)変換部2
4に供給される。そして、D/A変換部24において
は、再生ディジタル音声信号DBがアナログ化されて、
再生音声信号QBが得られ、それがスピーカ25に供給
されて、スピーカ25から音声出力が発せられる。
【0032】制御ユニット15には、入力操作部26及
び表示部27が接続されている。入力操作部26は、例
えば、キースイッチ操作がなされるもとで、各種の制御
データDKの制御ユニット15への入力を行い、また、
表示部27は、制御ユニット15からの表示制御信号D
Pに応じて、制御ユニット15による動作制御状態等を
あらわす表示を行う。
【0033】斯かるもとで、制御ユニット15において
は、時分割多重処理部14,送信部17,スイッチ18
及び20,受信部22等の各部に対する動作制御を行う
にあたり、単位期間であるフレーム期間が設定され、そ
のフレーム期間が繰り返される。制御ユニット15にお
いて設定されるフレーム期間は、例えば、図2に示され
るとともに前述された如くのものとされる。即ち、全体
(1FP)が20msとされており、その中が、6.6
7msとされたデータ送信用区分期間T,1msとされ
たアンテナ選択動作用区分期間LM,6.67msとさ
れたデータ受信用区分期間R及び5.66msとされた
基地局監視用区分期間Iに分けられていて、そのうちの
データ受信用区分期間Rが、図5に示される如くに、ガ
ード期間G,プリアンブル期間P,基地局からのデータ
信号に含まれる情報データ部分が受信される前期データ
期間DTA,基地局からのデータ信号に含まれる同期デ
ータ部分が受信される同期データ期間SW,基地局から
のデータ信号に含まれる情報データ部分が受信される後
期データ期間DTB等を含むものとされる。
【0034】そして、制御ユニット15は、図1に示さ
れる如くに、図2に示される如くのフレーム期間が連続
して到来するもとで、各フレーム期間において以下の如
くの動作が行われるように設定される。
【0035】各フレーム期間における先頭部分となるデ
ータ送信用区分期間(T)においては、制御ユニット1
5から高レベルをとるものとされた動作モード制御信号
CMSが送出されて、時分割多重処理部14,送信部1
7,スイッチ18及び受信部22に供給されるととも
に、制御ユニット15からの出力データDODが時分割
多重処理部14に供給される状態がとられる。それによ
り、時分割多重処理部14において、符号化/復号化部
13からの音声情報データDCA及び同期データDS
A,制御ユニット15からの出力データDOD、さらに
は、その他のデータが、時分割多重されて多重合成デー
タDTXが形成され、また、送信部17において、QP
SK変調部16からのディジタル位相変調信号SXMに
ついての周波数変換及びその他の処理が行われて、送信
用のデータ信号SDTが形成される。さらに、スイッチ
18が、可動接点18cが選択接点18aに接続される
状態をとるものとされて、アンテナ19が選択され、そ
れにより、送信部17からの送信用のデータ信号SDT
が、スイッチ18を経て、アンテナ19を通じて送信さ
れる。
【0036】なお、斯かる際には、受信部22は、高レ
ベルをとるものとされた動作モード制御信号CMSに応
じて、非動作状態におかれるが、受信部22における受
信周波数は、データ送信用区分期間Tの開始時点以前の
時点において、例えば、図3に示される如くサービス地
域に含まれる“セル”CA内に設置された基地局Saの
如くの、図1に示される例が置かれた“セル”内に設置
された基地局(以下、対応基地局という)から送出され
るデータ信号の搬送周波数に対応した周波数に設定され
ている。
【0037】次に、データ送信用区分期間Tとデータ受
信用区分期間Rとの間の期間であるアンテナ選択動作用
区分期間LMにおいては、先ず、制御ユニット15から
低レベルをとるものとされた動作モード制御信号CMS
が送出されて、時分割多重処理部14,送信部17,ス
イッチ18及び受信部22に供給されるとともに、制御
ユニット15から高レベルをとるものとされたアンテナ
選択制御信号CASが送出されて、スイッチ20に供給
される。それにより、スイッチ18が、その可動接点1
8cが選択接点18bに接続される状態をとるととも
に、スイッチ20が、その可動接点20cが選択接点2
0aに接続される状態をとる。
【0038】また、このとき、低レベルをとるものとさ
れた動作モード制御信号CMSにより、送信部17が非
動作状態とされるとともに、受信部22が動作状態とさ
れる。このとき、受信部22における受信周波数は、対
応基地局から送出されるデータ信号の搬送周波数に対応
した周波数に設定されている。
【0039】それにより、スイッチ18及び20により
アンテナ19が選択されて、受信部22に接続されるこ
とになり、その結果、対応基地局から送出されてアンテ
ナ19に到来したデータ信号が、スイッチ18及び20
を経て、データ信号SDRとして受信部22に供給さ
れ、受信部22によって受信される。そして、受信部2
2においては、アンテナ19を通じて受信された対応基
地局からのデータ信号SDRのレベルが検出されて、デ
ータ信号SDRのレベルに応じた第1のレベル検出信号
SV1とされる検出信号SVが、制御ユニット15に供
給される。検出信号SVが供給された制御ユニット15
にあっては、その検出信号SV、即ち、第1のレベル検
出信号SV1が保持される。
【0040】続いて、制御ユニット15から低レベルを
とるものとされたアンテナ選択制御信号CASが送出さ
れて、スイッチ20に供給される。それにより、スイッ
チ20が、可動接点20cが選択接点20bに接続され
る状態をとるものとされ、スイッチ20によりアンテナ
21が選択されて、受信部22に接続されることにな
り、その結果、対応基地局から送出されてアンテナ21
に到来したデータ信号が、スイッチ20を経て、データ
信号SDRとして受信部22に供給される。
【0041】斯かる際には、受信部22においては、ア
ンテナ21を通じて受信された対応基地局からのデータ
信号SDRのレベルが検出されて、データ信号SDRの
レベルに応じた第2のレベル検出信号SV2とされる検
出信号SVが、制御ユニット15に供給される。検出信
号SVが供給された制御ユニット15にあっては、その
検出信号SV、即ち、第2のレベル検出信号SV2が保
持される。
【0042】そして、制御ユニット15において、第1
のレベル検出信号SV1と第2のレベル検出信号SV2
とが比較され、第1のレベル検出信号SV1が第2のレ
ベル検出信号SV2より大であるとき、制御ユニット1
5から高レベルをとるものとされたアンテナ選択制御信
号CASが送出されてスイッチ20に供給され、スイッ
チ20が可動接点20cが選択接点20aに接続される
状態をとるものとされる。即ち、スイッチ18及び20
によりアンテナ19が選択されて、受信部22に接続さ
れることになるのである。また、第1のレベル検出信号
SV1が第2のレベル検出信号SV2以下であるときに
は、制御ユニット15から低レベルをとるものとされた
アンテナ選択制御信号CASが送出されてスイッチ20
に供給され、スイッチ20が可動接点20cが選択接点
20bに接続される状態をとるものとされる。即ち、ス
イッチ20により、アンテナ21が選択されて、受信部
22に接続されることになるのである。
【0043】このようにして、第1のアンテナ選択動作
用区分期間LMにあっては、受信部22の受信周波数が
対応基地局から送出されるデータ信号の搬送周波数に対
応した周波数に設定されたもとで、アンテナ19とアン
テナ21とのうちの一方を受信部22に接続されるもの
として選択するアンテナ選択が行われるのである。
【0044】アンテナ選択動作用区分期間LMに続くデ
ータ受信用区分期間Rにおいては、制御ユニット15か
ら低レベルをとるものとされた動作モード制御信号CM
Sが送出されて、時分割多重処理部14,送信部17,
スイッチ18及び受信部22に供給される状態が維持さ
れるとともに、制御ユニット15から送出されてスイッ
チ20に供給されるアンテナ選択制御信号CASが、ア
ンテナ選択動作用区分期間LMの終端において送出され
ていた状態に維持される。従って、スイッチ18が、可
動接点18cが選択接点18bに接続される状態をとる
ものとされるとともに、スイッチ20が第1のアンテナ
選択動作用区分期間LMの終端においてとられていた状
態に維持される。
【0045】このとき、受信部22における受信周波数
は、対応基地局から送出されるデータ信号の搬送周波数
に対応した周波数に維持されている。従って、アンテナ
選択動作用区分期間LMにおいて受信部22に接続され
るものとして選択されたアンテナ19もしくはアンテナ
21を通じた対応基地局からのデータ信号が、データ信
号SDRとして受信部22に供給され、受信部22によ
って受信される。
【0046】そして、受信部22にあっては、受信され
た対応基地局からのデータ信号SDRに基づくディジタ
ル位相変調信号SXDが得られて、それがQPSK復調
部23に供給される。また、このとき、時分割多重処理
部14においては、低レベルをとるものとされた動作モ
ード制御信号CMSに応じて、QPSK復調部23から
の受信多重合成データDRXから、再生同期データDS
B,再生音声データDCB,制御情報データDID等が
分離されて得られる動作が行われる。そして、再生同期
データDSB及び再生音声データDCBは、符号化/復
号化部13に供給され、その結果、スピーカ25から、
再生音声データDCBに基づく音声出力が発せられる。
また、再生同期データDSB及び制御情報データDID
は、制御ユニット15に供給される。
【0047】このとき、制御ユニット15においては、
制御情報データDIDに応じた表示制御信号DPを形成
して、それを表示部27に供給するとともに、再生同期
データDSBに基づいて、受信部22により受信された
対応基地局からのデータ信号SDRに含まれる同期デー
タ部分に基づく同期データの再生状態についての判別を
行う。
【0048】ここで、スイッチ18及び20によりアン
テナ19及び21のうちの一方が選択されているもと
で、図1に示される例がそれが搭載された自動車の走行
により移動せしめられ、その移動に伴って、選択された
アンテナ19及び21のうちの一方に関連したフェージ
ング現象が生じた場合を想定してみる。そして、斯かる
フェージング現象におけるフェージング周期が、前述の
如くにして、自動車の走行速度に応じて、各フレーム期
間内のデータ受信用区分期間Rにおける同期データ期間
SWの周期と一致する状態とされ、しかも、両者の位相
が略揃ったときには、受信部22から得られる、選択さ
れたアンテナ19及び21のうちの一方を通じて受信さ
れたデータ信号SDRのレベルをあらわす検出信号SV
が、図2においてSVFとして実線によりあらわされる
如くに変化するものとなり、各フレーム期間内のデータ
受信用区分期間Rにおける同期データ期間SW毎に、受
信されたデータ信号SDRのレベルが急峻に低下するこ
とを示すことになる。即ち、受信されたデータ信号SD
Rに含まれる同期データ部分のレベルが極めて低いもの
となるのであり、それによって、時分割多重処理部14
からの再生同期データDSBは、適正に得られたもので
はないものとなってしまう。
【0049】また、斯かる際、選択されたアンテナ19
及び21のうちの一方に関連したフェージング現象が生
じているもとで、選択されていないアンテナ19及び2
1のうちの他方に関連したフェージング現象が同時に生
じる確率は極めて低いので、通常では、選択されていな
いアンテナ19及び21のうちの他方に関連したフェー
ジング現象は生じていないと考えられる。従って、仮
に、このときアンテナ19及び21のうちの他方が選択
されており、受信部22においてアンテナ19及び21
のうちの他方を通じたデータ信号が受信されるとする
と、斯かる仮定のもとに受信部22から得られる、アン
テナ19及び21のうちの他方を通じて受信されたデー
タ信号SDRのレベルをあらわす検出信号SVは、例え
ば、図2においてSVNとして破線によりあらわされる
如くに変化するものとなり、各フレーム期間内のデータ
受信用区分期間Rにおける同期データ期間SWにおける
受信されたデータ信号SDRのレベルが比較的大である
ことを示すことになる。即ち、受信されたデータ信号S
DRに含まれる同期データ部分のレベルが比較的大とさ
れ、それによって、時分割多重処理部14からの再生同
期データDSBが、適正に得られたものとされることに
なるのである。
【0050】制御ユニット15における再生同期データ
DSBに基づく同期データの再生状態についての判別
は、各フレーム期間におけるデータ受信用区分期間R毎
に順次行われ、その結果、再生同期データDSBが適正
に得られたものとされていず、同期データの再生出力が
適正に得られていないとされる事態が、複数回、例え
ば、7回連続すると、制御ユニット15は、同期データ
の再生状態が適正でないと判定する。そして、同期デー
タの再生状態が適正でないと判定した制御ユニット15
は、その後到来するフレーム期間中のデータ受信用区分
期間Rにおける同期データ期間SWの直前、例えば、図
2に示される時点taにおいて、高レベルまたは低レベ
ルをとるアンテナ選択制御信号CASをスイッチ20に
供給し、それにより、スイッチ18及び20によってア
ンテナ19及び21のうちの一方が選択されている状態
を、スイッチ18及び20によってアンテナ19及び2
1のうちの他方が選択される状態に切り換える。
【0051】それにより、斯かる切換えがなされたデー
タ受信用区分期間Rにおいて、時点ta以降にあって
は、アンテナ19及び21のうちの他方が選択されたも
のとされ、そのアンテナ19及び21のうちの他方を通
じた対応基地局からのデータ信号SDRが受信部22に
よって受信されることになる。その結果、受信部22に
おいてデータ信号SDRに含まれる同期データ部分が比
較的大なるレベルをもって受信され、時分割多重処理部
14からの再生同期データDSBが適正に得られたもの
とされるので、時分割多重処理部14から再生同期デー
タDSBが適正に得られない状態が継続する事態を回避
できることになる。
【0052】次に、データ受信用区分期間Rに続く基地
局監視用区分期間Iにおいては、先ず、制御ユニット1
5から低レベルをとる動作モード制御信号CMSが送出
されて、時分割多重処理部14,送信部17,スイッチ
18及び受信部22に供給される状態が維持されるもと
で、制御ユニット15から、先ず、受信部22における
受信周波数を、例えば、図3に示される如くのサービス
地域に含まれる“セル”CB〜CG内に夫々設置された
基地局Sb〜Sgのいずれかの如くの、対応基地局以外
の基地局から送出されるデータ信号の搬送周波数に対応
した周波数に切り換えるためのものとされた周波数切換
制御信号CFSが送出されて、受信部22に供給され
る。それにより、受信部22における受信周波数が、対
応基地局以外の基地局から送出されるデータ信号の搬送
周波数に対応した周波数とされる。
【0053】そして、データ受信用区分期間Rの終端部
分において受信部22に接続されるものとして選択され
たアンテナ19もしくはアンテナ21を通じた対応基地
局以外の基地局からのデータ信号が、データ信号SDR
として受信部22に供給され、受信部22によって受信
される。
【0054】このとき、受信部22においては、受信さ
れた対応基地局以外の基地局からのデータ信号SDRの
レベルが検出されて、受信部22における対応基地局以
外の基地局からのデータ信号SDRの受信状態をあらわ
す検出信号SVが形成され、それが制御ユニット15に
供給される。このようにして、受信部22における対応
基地局以外の基地局からのデータ信号SDRの受信状態
をあらわす検出信号SVが供給された制御ユニット15
においては、その検出信号SVに応じて、受信部22に
よる対応基地局以外の基地局からのデータ信号SDRの
受信状態の検出が行われ、その検出の結果をあらわす出
力データDODが形成されて、それが時分割多重処理部
14に供給される。時分割多重処理部14に供給された
出力データDODは、時分割多重処理部14により保持
される。
【0055】受信部22による対応基地局以外の基地局
からのデータ信号SDRの受信状態の検出結果をあらわ
す出力データDODが、制御ユニット15から時分割多
重処理部14に供給された後において、制御ユニット1
5から、受信部22における受信周波数を、対応基地局
から送出されるデータ信号の搬送周波数に対応した周波
数に切り換えるためのものとされた周波数切換制御信号
CFSが送出されて、受信部22に供給される。それに
より受信部22において、周波数切換制御信号CFSに
応じ、受信周波数を対応基地局から送出されるデータ信
号の搬送周波数に対応した周波数に戻す動作が行われ、
受信部22における受信周波数は、基地局監視用区分期
間I内において、対応基地局から送出されるデータ信号
の搬送周波数に対応した周波数に戻される。
【0056】このようにして、1フレーム期間が終了す
ることになり、基地局監視用区分期間Iにおいて時分割
多重処理部14により保持された、受信部22による対
応基地局以外の基地局からのデータ信号SDRの受信状
態の検出結果をあらわす出力データDODは、次のフレ
ーム期間に含まれるデータ送信用区分期間Tにおいて、
符号化/復号化部13からの音声情報データDCA及び
同期データDSA、さらには、その他のデータと共に、
多重合成データDTXを形成するものとされる。従っ
て、或るフレーム期間に含まれる基地局監視用区分期間
Iにおいて得られた、受信部22による対応基地局以外
の基地局からのデータ信号SDRの受信状態の検出結果
をあらわす出力データDODが、次のフレーム期間に含
まれるデータ送信用区分期間Tにおいて、送信用のデー
タ信号SDTを形成するものとされ、スイッチ18及び
アンテナ19を通じて、対応基地局へと送信される。そ
れにより、対応基地局以外の基地局からのデータ信号の
受信状態についての監視が行われ、その結果が対応基地
局に報告されることになる。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係るデータ通信装置にあっては、例えば、移動局を構成
するものとして使用され、その移動に伴って生じるフェ
ージング現象の影響を受ける場合、即ち、アンテナ選択
部により第1及び第2のアンテナのうちの一方が選択さ
れたもとで、選択されたアンテナに関連したフェージン
グ現象が生じ、そのフェージング現象により、選択され
たアンテナに到来するデータ信号に含まれる同期データ
部分が受信部において適正に受信されず、それにより、
同期データが適正に再生されない状態とされると、動作
制御部により、同期データの再生状態が適正でないとす
る判定が行われて、アンテナ選択部が第1及び第2のア
ンテナのうちの一方を選択する状態から他方を選択する
状態に移行せしめられて、それまで第1及び第2のアン
テナのうちの一方を通じて受信されていたデータ信号が
他方を通じて受信される状態とされるので、その後にお
いては、第1及び第2のアンテナのうちの他方を通じて
受信されたデータ信号に含まれる同期データ部分に基づ
く同期データの再生が適正に行われ、同期データが適正
に再生されない状態が継続することがないようにされ
る。
【0058】従って、本発明に係るデータ通信装置によ
れば、移動局を構成するものとして用いられ、その移動
に伴って生じるフェージング現象の影響を受ける場合に
あっても、受信すべきデータ信号に含まれる同期データ
部分に基づく同期データがフェージング現象に起因して
適正に再生されない状態が継続する事態を、効果的に回
避できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ通信装置の一例を示すブロ
ック接続図である。
【図2】図1に示される例における各フレーム期間の動
作の説明に供される概念図である。
【図3】ディジタル・セルラ電話システムにおけるサー
ビス地域とデータ通信機(電話機)との関係の一例を示
す概念図である。
【図4】データ通信機において設定されるフレーム期間
の説明に供される概念図である。
【図5】図4に示されるフレーム期間におけるデータ受
信用区分期間の説明に供される概念図である。
【符号の説明】 11 マイクロフォン 12 A/D変換部 13 符号化/復号化部 14 時分割多重処理部 15 制御ユニット 16 QPSK変調部 17 送信部 18,20 スイッチ 19,21 アンテナ 22 受信部 23 QPSK復調部 24 D/A変換部 25 スピーカ 26 入力操作部 27 表示部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1及び第2のアンテナと、 該第1及び第2のアンテナのいずれかを選択するアンテ
    ナ選択部と、 該アンテナ選択部により選択された上記第1及び第2の
    アンテナのいずれかを通じて送出すべきデータ信号を形
    成する送信部と、 上記アンテナ選択部により選択された上記第1及び第2
    のアンテナのいずれかを通じた外部からのデータ信号を
    受信して処理する受信部と、 データ送信用区分期間及びデータ受信用区分期間を含ん
    で成るフレーム期間を単位とする繰返し動作を行い、上
    記データ送信用区分期間において、上記送信部からのデ
    ータ信号が上記第1及び第2のアンテナのいずれかを通
    じて送出される状態、及び、上記データ受信用区分期間
    において、上記第1及び第2のアンテナのいずれかを通
    じた外部からのデータ信号が上記受信部により受信され
    る状態を生じさせる動作制御部、とを備え、 上記動作制御部が、上記データ受信用区分期間におい
    て、上記受信部により受信された上記第1及び第2のア
    ンテナのうちの一方を通じた外部からのデータ信号に含
    まれる同期データ部分に基づく同期データの再生状態に
    ついての判別を行い、該同期データの再生状態が適正で
    ないと判定したとき、上記アンテナ選択部に、上記第1
    及び第2のアンテナのうちの他方を選択する状態をとら
    せることを特徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】動作制御部が、同期データの再生状態が適
    正でないと判定したとき、その後到来するデータ受信用
    区分期間における外部からのデータ信号に含まれる同期
    データ部分が受信されるべき時期の直前において、アン
    テナ選択部に、第1及び第2のアンテナのうちの他方を
    選択する状態をとらせることを特徴とする請求項1記載
    のデータ通信装置。
  3. 【請求項3】動作制御部が、各データ受信用区分期間に
    おける外部からのデータ信号に含まれる同期データ部分
    に基づく同期データの再生状態の判別を順次行った結
    果、上記同期データの再生出力が適正に得られていない
    事態が複数回連続したとき、上記同期データの再生状態
    が適正でないと判定することを特徴とする請求項1また
    は2記載のデータ通信装置。
  4. 【請求項4】動作制御部が、データ送信用区分期間とデ
    ータ受信用区分期間との間の期間において、受信部によ
    り受信された第1のアンテナを通じた外部からのデータ
    信号のレベルに応じた第1のレベル検出信号と上記受信
    部により受信された第2のアンテナを通じた外部からの
    データ信号のレベルに応じた第2のレベル検出信号とを
    比較し、アンテナ選択部に、上記第1及び第2のレベル
    検出信号のうちの大である方が得られることになる上記
    第1及び第2のアンテナのうちの一方を選択する状態を
    とらせることを特徴とする請求項1,2または3記載の
    データ通信装置。
JP7301192A 1995-11-20 1995-11-20 データ通信装置 Pending JPH09149011A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6243563B1 (en) 1997-06-17 2001-06-05 Nec Corporation Wireless device for high power transmission radio signal

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6243563B1 (en) 1997-06-17 2001-06-05 Nec Corporation Wireless device for high power transmission radio signal

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