JPH09149647A - コンバータの制御装置 - Google Patents

コンバータの制御装置

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JPH09149647A
JPH09149647A JP7329713A JP32971395A JPH09149647A JP H09149647 A JPH09149647 A JP H09149647A JP 7329713 A JP7329713 A JP 7329713A JP 32971395 A JP32971395 A JP 32971395A JP H09149647 A JPH09149647 A JP H09149647A
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JP
Japan
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voltage
converter
power
pulse
control
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JP7329713A
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English (en)
Inventor
Yuzuru Kubota
譲 久保田
Mitsusachi Motobe
光幸 本部
Motoo Futami
基生 二見
Kiyoko Miyazaki
聖子 宮崎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 瞬停復電時の直流電圧がインバータ運転可能
電圧以下あるいはダイオード整流電圧以下に低下した場
合に、別設置の充電回路を用いることなく、直流電圧を
速やかに回復させ、コンバータの再起動の時間を短縮す
ることにある。 【解決手段】 交流電源5が瞬時停電し、直流電圧Ed
が所定レベル値以下になった場合に電力変換器1のPW
M信号をゲートブロックする手段25と、交流電源が復
電し、直流電圧が所定レベル値以上になった場合に電力
変換器のPWM信号をゲートデブロックする手段26を
具備すると共に、所定幅のパルスを発生し、交流電源が
復電した場合に電力変換器をパルス幅制御して平滑用コ
ンデンサ6を充電し、直流電圧が所定レベル値以上にな
った場合にパルス幅制御を停止するパルス幅制御手段2
8、29、30を設けることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流電動機を可変
速制御するコンバータ及びインバータからなる電力変換
器の制御装置に係り、特に、商用電源が瞬時停電した場
合にPWMコンバータを再起動するためのコンバータの
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】PWMコンバータは、電源力率1で、し
かも回生運転が可能であるため、コンバータ・インバー
タシステムとして交流電動機の可変速制御に広く用いら
れている。しかし、PWMコンバータは、電源側の瞬時
停電により電源電圧の低下が大きくなると、直流電圧を
所定値に制御できなくなる。このため、電源電圧が復電
しても直流電圧は低下しており、速やかにコンバータを
運転することができなくなる。したがって、瞬時停電に
対応した再起動方式が必要となる。従来、この種の瞬時
停電時の再起動方式としては、特開平6−205586
号公報に記載されている技術が知られている。すなわ
ち、この公報には、瞬時停電に対して電源電圧低下と直
流電圧低下を検出し、両条件が成立したときにコンバー
タのゲートブロックを行い、また、ゲートデブロックも
電源電圧復帰と直流電圧復帰との両条件の成立のもとで
再起動を行う方式が提案されている。しかし、電源電圧
が復電した時に直流電圧の低下が大きく、ダイオードの
整流電圧以下(コンバータの制御範囲外)になった場
合、あるいは、コンバータの負荷として接続されている
インバータの運転可能範囲外(インバータを正常に運転
するためには、通常、直流電圧が定格電圧の70パーセ
ント程度必要とする。)になった場合には、コンバータ
の運転を中止し、さらに電源を遮断する。コンバータの
運転を再開する場合には、再度、充電回路を用いてコン
デンサに初期充電し、しかる後コンバータを再起動する
ことになる。このため、コンバータを再起動するまでの
時間が長くなる。前記公報の方式によれば、直流電圧の
回復は、コンバータの制御範囲内に限られており、コン
バータの制御範囲外については従来の再起動方式と何ら
変わらない。したがって、前記公報の方式では、コンバ
ータの運転を再開するに当たって、その起動時間を短縮
することができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報の技術は、瞬
停復電時の直流電圧がインバータ運転可能電圧以下(イ
ンバータ運転可能範囲外)あるいはダイオードの整流電
圧以下(コンバータの制御範囲外)になった場合には、
コンバータの運転を中止し、交流電源を遮断する。しか
る後充電回路を用いてコンデンサを再充電し、コンデン
サ電圧が所定値になった上でコンバータを再起動する。
この方式は従来から用いられている再起動方式と何ら変
わらず、コンバータの再起動の時間を短縮させる上で問
題であった。
【0004】本発明の課題は、瞬停復電時の直流電圧が
インバータ運転可能電圧以下あるいはダイオード整流電
圧以下に低下した場合に、別設置の充電回路を用いるこ
となく、直流電圧を速やかに回復させ、コンバータの再
起動の時間を短縮するに好適なコンバータの制御装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、交流電源が
瞬時停電し、直流電圧が所定レベル値以下になった場合
に電力変換器のPWM信号をゲートブロックし、交流電
源が復電した場合に電力変換器をパルス幅制御して平滑
用コンデンサを充電し、直流電圧が所定レベル値以上に
なった場合に電力変換器のPWM信号をゲートデブロッ
クし、同時にパルス幅制御を停止することによって、解
決される。また、交流電源が瞬時停電し、直流電圧が所
定レベル値以下になった場合に電力変換器のPWM信号
をゲートブロックする手段と、交流電源が復電し、直流
電圧が所定レベル値以上になった場合に電力変換器のP
WM信号をゲートデブロックする手段を具備すると共
に、所定幅のパルスを発生し、交流電源が復電した場合
に電力変換器をパルス幅制御して平滑用コンデンサを充
電し、直流電圧が所定レベル値以上になった場合にパル
ス幅制御を停止するパルス幅制御手段を設けることによ
って、解決される。また、交流電源が瞬時停電し、直流
電圧が所定レベル値以下になった場合に電力変換器のP
WM信号をゲートブロックし、交流電源が復電し、か
つ、電力変換器の制御範囲(ダイオードの整流電圧範
囲)外の設定レベル値になった場合に電力変換器をパル
ス幅制御して平滑用コンデンサを充電し、電力変換器の
制御範囲(ダイオードの整流電圧範囲)内の設定レベル
値になった場合に電力変換器のPWM信号をゲートデブ
ロックし、直流電圧が所定レベル値以上になった場合に
パルス幅制御を停止することによって、解決される。ま
た、交流電源が瞬時停電し、直流電圧が所定レベル値以
下になった場合に電力変換器のPWM信号をゲートブロ
ックする手段と、交流電源が復電し、かつ、直流電圧が
前記電力変換器の制御範囲(ダイオードの整流電圧範
囲)内の設定レベル値になった場合に電力変換器のPW
M信号をゲートデブロックする手段を具備すると共に、
所定幅のパルスを発生し、交流電源が復電し、かつ、直
流電圧が電力変換器の制御範囲(ダイオードの整流電圧
範囲)外の設定レベル値になった場合に電力変換器をパ
ルス幅制御して平滑用コンデンサを充電し、直流電圧が
所定レベル値以上になった場合にパルス幅制御を停止す
るパルス幅制御手段を設けることによって、解決され
る。
【0006】ここで、本発明は、瞬時停電し、直流電圧
が低下すると、コンバータのPWM信号のゲートブロッ
クが行われ、そのため、直流電圧は電源電圧が復帰する
まで低下する。そこで、電源電圧が復帰すると、コンバ
ータのP群またはN群ゲートに対してパルス幅制御を行
い、パルス幅制御においてパルスがオンした場合にはコ
ンバータのP群またはN群をすべてオンして交流電源を
短絡状態にし、また、パルスがオフした場合にはリアク
トルに蓄えられたエネルギーで平滑用コンデンサを充電
する。この繰返しを行うことにより、平滑用コンデンサ
電圧を速やかに回復させ、直流電圧復帰の条件に達する
と、パルス幅制御を停止し、同時に電源電圧復帰と直流
電圧復帰の両条件が成立するので、コンバータのゲート
デブロックを行う。このようにして、直流電圧を短時間
に回復させ、直流電圧がインバータ運転可能電圧以下
(インバータ運転可能範囲外)またはコンバータのダイ
オード整流電圧以下(コンバータの制御範囲外)であっ
ても、別設置の充電回路を用いることなく、コンバータ
を短時間に再起動することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態を示す
コンバータの制御装置の構成図である。図1において、
PWMコンバータ1は、ブリッジ接続された各自己消弧
形スイッチ素子にダイオードを逆並列接続して構成され
る回路から成り、ACリアクトル2を介して変圧器3、
遮断器4、交流電源5にそれぞれ接続され、直流出力側
にコンデンサ6が接続されている。負荷7はPWMコン
バータ1の負荷となるものである。また、整流回路8、
変圧器9、遮断器10は、コンデンサ8の初期充電を行
う回路であり、初期充電時にのみ使用される。コンバー
タ1のPWM制御はPWM制御装置100、瞬停電、復
電時の制御は瞬停復電制御装置200により行う。
【0008】コンバータのPWM制御装置100におい
て、直流電圧検出回路11はPWMコンバータ1の直流
電圧Edを検出する。電圧制御回路12は、直流電圧検
出回路11により検出した直流電圧Edと電圧指令Ed
*との偏差を演算し、有効電流指令Iq*を出力する。正
弦波発生回路14は、交流電圧検出回路13より検出し
た交流電圧から交流電源5に同期した位相信号を検出
し、その位相信号(θ)に基づいて座標変換の基準信号
となるsin成分及びcos成分を出力する。電流検出
回路16は、交流電流検出器15より検出した交流電流
と正弦波発生回路14の基準信号から交流電流の有効電
流Iqと無効電流Idを分離して出力する。有効電流制
御回路17は、有効電流指令Iq*と前記有効電流Iq
との偏差を演算し、q軸電圧指令Vq*を算出する。一
方、無効電流制御回路18は、無効電流指令Id*と前
記無効電流Idとの偏差を演算し、d軸電圧指令Vd*
を算出する。2相/3相変換回路19は、正弦波発生回
路14の基準信号に基づいてd、q軸電圧指令Vd*、
Vq*から3相の変調波信号(交流電圧指令)を出力す
る。第1のゲート制御器27は、2相/3相変換回路1
9の変調波信号と搬送波信号(三角波キャリア信号)と
を比較してPWM信号を生成し、PWMコンバータ1の
自己消弧形スイッチ素子にスイッチング指令sw1を出
力する。
【0009】コンバータのPWM制御装置100の基本
動作は以下の通りである。交流電源5から交流電力が遮
断器4、変圧器3、ACリアクトル2を介してPWMコ
ンバータ1に供給されており、この交流電力は、PWM
コンバータ1において直流電力に変換され、コンデンサ
6と負荷7に供給されている。PWMコンバータ1の制
御に際し、周知のように、正弦波発生回路14から検出
された電圧基準位相に基づいて電流検出回路16により
交流電流検出器15の交流電流を有効電流Iqと無効電
流Idに変換し、有効電流制御回路17及び無効電流制
御回路18によってId*=0、Iq*=Iqとなるよう
にPWMコンバータ1の入力電圧をベクトル制御する。
これにより電源電圧と電源電流の位相が一致し、電源力
率を1に制御することができる。同時に、直流検出回路
11の出力電圧Edは電圧制御回路12の出力を有効電
流指令Iq*とすることにより、直流電圧を一定に制御
することができる。
【0010】瞬停復電制御装置200において、直流演
算回路20は、交流電圧検出器13より検出された交流
電圧を直流電圧に演算し、直流信号を出力する。停電検
出器21及び復電検出器22は、直流演算回路20の出
力電圧の大きさが所定値(VL)以下になった場合と所
定値(VL)以上になった場合にそれぞれ停電及び復電
したことを検出し、出力する。第1の直流電圧検出器2
3及び第2の直流電圧検出器24は、直流電圧検出器1
1の直流電圧の大きさが所定値(VD)以下になった場
合と所定値(VD)以上になった場合にそれぞれ直流電
圧低下及び直流電圧復帰したことを検出し、出力する。
ゲートブロック判定器25は、停電検出器21の出力と
第1の直流電圧検出器23の出力をもとにPWMコンバ
ータ1のゲートブロックを判定し、指令する。また、ゲ
ートデブロック判定器26は、復電検出器22の出力と
第2の直流電圧検出器24の出力をもとにPWMコンバ
ータ1のゲートデブロックを判定し、指令する。そし
て、ゲートブロック判定器25及びゲートデブロック判
定器26の出力は、第1のゲート制御器27に与えられ
る。第1のゲート制御器27は、2相/3相変換回路1
9の変調波信号と搬送波信号(三角波キャリア信号)と
を比較し、PWMコンバータ1の自己消弧形スイッチ素
子にスイッチング指令sw1を出力すると共に、ゲート
ブロック判定器25及びゲートデブロック判定器26の
指令に従ってスイッチング指令sw1をデブロックまた
はブロックする。ここで、第1の直流電圧検出器23及
び第2の直流電圧検出器24に設定する所定値(VD
は、瞬停復電時の直流電圧がインバータ運転可能範囲外
となる電圧値とする。これは、コンバータ1の負荷とし
て接続されたインバータは、直流電圧Edが定格電圧の
所定値(通常、70パーセント程度)以下になると(イ
ンバータ運転可能範囲外)、正常な運転ができなくなる
ことによる。
【0011】一方、電源復電後に、コンデンサ6に充電
電流を流すためのパルス幅制御回路は、パルス発生器2
8、ゲートパルス制御器29、第2のゲート制御器30
から構成する。パルス発生器28は、PWMコンバータ
1を制御するための基準となるパルスを出力する発振器
である。ゲートパルス制御器29は、復電検出器22の
出力信号に従ってパルス発生器28の出力をデブロック
し、また、第2の直流電圧検出器24の出力信号に従っ
てパルス発生器28からの出力信号をブロックする。第
2のゲート制御器30は、2相/3相変換回路19から
のスイッチング指令sw1に応じて動作すると共に、さ
らにゲートパルス制御器29からの出力信号に応じてス
イッチング指令sw2を出力する。
【0012】図2に、PWMコンバータ1の詳細図を示
す。前述したように、PWMコンバータ1は、自己消弧
形スイッチング素子及びダイオードからそれぞれ構成さ
れており、自己消弧形スイッチング素子の上側をP群
(UP、VP、WP)、また、下側をN群(UN、VN
N)と称する。このため、自己消弧形スイッチング素
子のP群またはN群は、第2のゲートパルス制御器30
からのスイッチング信号sw2に応じて動作する。
【0013】瞬停復電制御装置200の動作を説明す
る。PWMコンバータ1のスイッチング指令sw1は、
搬送波信号と変調波信号をもとに第1のゲート制御器2
7で比較することによって発生するが、瞬時停電する
と、停電検出器21が動作し、直流電圧Edが所定値
(VD)以下になると、第1の直流電圧検出器23が動
作し、この両検出器21、23の動作によってゲートブ
ロック判定器25が動作してスイッチング指令sw1を
ブロックする。一方、復電すると、復電検出器22が動
作し、直流電圧Edが所定値(VD)以上になると、第
2の直流電圧検出器24が動作し、この両検出器22、
24の動作によってゲートデブロック判定器26が動作
してスイッチング指令sw1をデブロックする。このと
き、第2のゲート制御器30は、第1のゲート制御器2
7に従ってPWMコンバータ1のスイッチング素子を動
作させる。また、電源の復電により、復電検出器22の
出力がゲートパルス判定器29に入力され、ゲートパル
ス判定器29がゲートオンすると、パルス発生器28の
出力が第2のゲート制御器30に与えられる。第2のゲ
ート制御器30では、パルス発生器28からのパルス指
令に応じて電圧形PWMコンバータ1のP群スイッチン
グ素子(UP、VP、WP)またはN群スイッチング素子
(UN、VN、WN)をパルス幅制御する。パルス指令が
オンの場合には、P群スイッチング素子またはN群スイ
ッチング素子をすべてオンにして交流を短絡状態にし、
また、パルス指令がオフの場合には、リアクトルに蓄え
られたエネルギーでコンデンサ6を充電する。この繰返
し動作を行うことにより、コンデンサ電圧は速やかに回
復し、コンデンサ電圧すなわち直流電圧Edが所定値
(VD)に達すると、第2の直流電圧検出器24が動作
し、ゲートパルス制御器29をゲートオフして、パルス
発生器28からのパルス指令をオフする。このため、第
2のゲート制御器30ではパルス幅制御が停止する。一
方、第2の直流電圧検出器24の動作によりゲートデブ
ロック判定器26も同時に動作するので、第1のゲート
制御器27のスイッチング指令sw1がデブロックされ
る。したがって、PWMコンバータ1は、第1のゲート
制御器27のスイッチング指令sw1に応じて制御され
る。このように、瞬時停電により直流電圧Edが低下し
ても、PWMコンバータ1のP群スイッチング素子をパ
ルス幅制御することにより、直流電圧Edを速やかに回
復することができるので、PWMコンバータ1の起動時
間が短く、運転再開が速くなる。
【0014】次に、図3に本実施形態の動作波形図を示
す。図3において、a)は直流演算回路20の出力、
b)は直流電圧検出器11の出力、c)は第2のゲート
制御器30のスイッチング指令sw2、d)はコンデン
サ6の充電電流、e)は第1のゲート制御器27のスイ
ッチング指令sw1の動作波形である。瞬時停電か発生
すると、時刻t=t0で直流演算回路20の出力が所定
値(VL)以下に低下し、また、t=t1で直流電圧Ed
が所定値(VD)以下に低下すると、スイッチング指令
sw1よる運転を停止する。t=t2において、停電が復
電し、直流演算回路20の出力が所定値(VL)以上に
なると、スイッチング指令sw2によりパルス幅制御運
転を行い、コンデンサ6に充電電流を繰返し流す。この
ため、直流電圧Edは速やかに回復し、所定値(VD
に達すると、t=t3においてスイッチング指令sw2
による運転を停止し、スイッチング指令sw1によって
運転する。したがって、瞬時停電により直流電圧の低下
(t=t2)がダイオード整流電圧以下になっても、パ
ルス幅制御を行うことによって速やかに直流電圧を回復
させることができる。ここで、パルス幅制御とは、コン
デンサ6に充電電流を流す際、主回路に過電流が流れな
いように予めパルス幅を演算し、パルス発生回路28か
ら出力されるパルス幅を所定値に設定してPWMコンバ
ータ1のスイッチングを制御するものである。以上のよ
うにして、本実施形態では、瞬時停電時に発生する直流
電圧の低下をPWMコンバータ1のP群スイッチング素
子またはN群をスイッチング素子パルス幅制御すること
により、別設置の充電回路を用いることなく、コンデン
サを充電して直流電圧を速やかに回復させることがで
き、PWMコンバータを短時間に再起動することができ
る。これにより、インバータの運転を停止することな
く、継続させることが可能になる。
【0015】図4は、本発明の他の実施形態である。図
1と同一物には同じ番号を付しているので、説明を省略
する。図1と異なる点は、瞬停復電制御装置200に第
3の直流電圧検出器35、第4の直流電圧検出器36及
び復電判定器37を付加したところにある。第3の直流
電圧検出器35は、直流電圧検出器11の直流電圧の大
きさをPWMコンバータ1の制御範囲(ダイオードの整
流電圧範囲)内の下限値に、また、第4の直流電圧検出
器36は、直流検出器11の直流電圧の大きさをPWM
コンバータ1の制御範囲(ダイオードの整流電圧範囲)
外の上限値にそれぞれ設定する。復電判定器37は、復
電検出器22の出力と第4の直流電圧検出器36の出力
をもとにゲートパルス制御器29をゲートオンさせ、ま
た、ゲートデブロック判定器26は、復電検出器22出
力と第3の直流電圧検出器36の出力のもとに第1のゲ
ート制御器27を動作させる。
【0016】瞬時停電が発生すると、前述と同様に、停
電検出器21と第1の直流電圧検出器23の動作によ
り、第1のゲート制御器27のスイッチング指令sw1
がブロックされる。その後、復電し、直流電圧Edの低
下がPWMコンバータ1の制御範囲内の下限値になれ
ば、第3の直流電圧検出器35が動作して、第1のゲー
ト制御器27のスイッチング指令sw1をデブロックす
る。一方、直流電圧Edの低下がPWMコンバータの制
御範囲外の上限値であれば、第4の直流電圧検出器36
が動作し、復電検出器22の出力と第4の直流電圧検出
器36の出力をもとに復電判定器37がゲートパルス制
御器29をゲートオンさせ、第2のゲート制御器30の
スイッチング指令sw2を出力する。これは、停電が回
復しても、直流電圧Edの低下がPWMコンバータの制
御範囲外の上限値である限りは、スイッチング指令sw
2を出力することになる。このように、本実施形態で
は、PWMコンバータ1の制御範囲内と制御範囲外に分
けて直流電圧Edの制御を行うことにより、前述と同様
の効果を得られ、PWMコンバータのダイオード整流電
圧以下(コンバータの制御範囲外)であっても、別設置
の充電回路を用いることなく、直流電圧を速やかに回復
させて、コンバータを短時間に再起動することができ
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
瞬時停電時に発生する直流電圧の低下をPWMコンバー
タのP群スイッチング素子またはN群スイッチング素子
をパルス幅制御することにより、別設置の充電回路を用
いることなく、コンデンサを充電して直流電圧を速やか
に回復させることができ、これによって、PWMコンバ
ータの再起動の時間を短縮し、PWMコンバータを速く
運転再開することが可能となる。したがって、本発明
は、コンバータ・インバータシステムを用いた可変速揚
水発電システムあるいは無効電力補償システムなどに適
用して、高い信頼性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すコンバータの制御装
置の構成図
【図2】PWMコンバータの詳細図
【図3】本発明の動作を示した波形図
【図4】本発明の他の実施形態
【符号の説明】
1 PWMコンバータ 2 ACリアクトル 6 コンデンサ 11 直流電圧検出器 12 電圧制御回路 13 交流電圧検出器 15 電流検出器 20 直流演算回路 21 停電検出器 22 復電検出器 23 第1の直流電圧検出器 24 第2の直流電圧検出器 25 ゲートブロック判定器 26 ゲートデブロック判定器 27 第1のゲート制御器 28 パルス発生器 29 ゲートパルス制御器 30 第2のゲート制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 聖子 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発本部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源にリアクトルを介して接続さ
    れ、直流出力側に直流平滑用コンデンサを備える電力変
    換器と、直流電圧指令に基づいて生成したPWM信号に
    より前記電力変換器の出力する直流電圧を制御する手段
    を有するコンバータの制御装置において、前記交流電源
    が瞬時停電し、前記直流電圧が所定レベル値以下になっ
    た場合に前記PWM信号をゲートブロックし、前記交流
    電源が復電した場合に前記電力変換器をパルス幅制御し
    て前記コンデンサを充電し、前記直流電圧が所定レベル
    値以上になった場合に前記PWM信号をゲートデブロッ
    クし、同時に前記パルス幅制御を停止することを特徴と
    するコンバータの制御装置。
  2. 【請求項2】 交流電源にリアクトルを介して接続さ
    れ、直流出力側に直流平滑用コンデンサを備える電力変
    換器と、直流電圧指令に基づいて生成したPWM信号に
    より前記電力変換器の出力する直流電圧を制御する手段
    を有するコンバータの制御装置において、前記交流電源
    が瞬時停電し、前記直流電圧が所定レベル値以下になっ
    た場合に前記PWM信号をゲートブロックする手段と、
    前記交流電源が復電し、前記直流電圧が所定レベル値以
    上になった場合に前記PWM信号をゲートデブロックす
    る手段を具備すると共に、所定幅のパルスを発生し、前
    記交流電源が復電した場合に前記電力変換器をパルス幅
    制御して前記コンデンサを充電し、前記直流電圧が所定
    レベル値以上になった場合に前記パルス幅制御を停止す
    るパルス幅制御手段を設けることを特徴とするコンバー
    タの制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記パルス幅制御手
    段は、所定幅のパルスを発生するパルス発生器と、前記
    パルス発生器のパルス幅制御用のパルスをゲートオンま
    たはオフして、前記パルス幅制御の開始または停止を制
    御するゲートパルス制御器と、前記PWM信号または前
    記パルス幅制御用のパルスを出力制御するゲート制御器
    から成ることを特徴とするコンバータの制御装置。
  4. 【請求項4】 交流電源にリアクトルを介して接続さ
    れ、直流出力側に直流平滑用コンデンサを備える電力変
    換器と、直流電圧指令に基づいて生成したPWM信号に
    より前記電力変換器の出力する直流電圧を制御する手段
    を有するコンバータの制御装置において、前記交流電源
    が瞬時停電し、前記直流電圧が所定レベル値以下になっ
    た場合に前記PWM信号をゲートブロックし、前記交流
    電源が復電し、かつ、前記電力変換器の制御範囲(ダイ
    オードの整流電圧範囲)外の設定レベル値になった場合
    に前記電力変換器をパルス幅制御して前記コンデンサを
    充電し、前記電力変換器の制御範囲(ダイオードの整流
    電圧範囲)内の設定レベル値になった場合に前記PWM
    信号をゲートデブロックし、前記直流電圧が所定レベル
    値以上になった場合に前記パルス幅制御を停止すること
    を特徴とするコンバータの制御装置。
  5. 【請求項5】 交流電源にリアクトルを介して接続さ
    れ、直流出力側に直流平滑用コンデンサを備える電力変
    換器と、直流電圧指令に基づいて生成したPWM信号に
    より前記電力変換器の出力する直流電圧を制御する手段
    を有するコンバータの制御装置において、前記交流電源
    が瞬時停電し、前記直流電圧が所定レベル値以下になっ
    た場合に前記PWM信号をゲートブロックする手段と、
    前記交流電源が復電し、かつ、前記直流電圧が前記電力
    変換器の制御範囲(ダイオードの整流電圧範囲)内の設
    定レベル値になった場合に前記PWM信号をゲートデブ
    ロックする手段を具備すると共に、所定幅のパルスを発
    生し、前記交流電源が復電し、かつ、前記直流電圧が前
    記電力変換器の制御範囲(ダイオードの整流電圧範囲)
    外の設定レベル値になった場合に前記電力変換器をパル
    ス幅制御して前記コンデンサを充電し、前記直流電圧が
    所定レベル値以上になった場合に前記パルス幅制御を停
    止するパルス幅制御手段を設けることを特徴とするコン
    バータの制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記パルス幅制御手
    段は、前記直流電圧を検出し、前記電力変換器の制御範
    囲(ダイオードの整流電圧範囲)内の設定レベル値を有
    し、前記前記PWM信号をゲートデブロックする信号を
    出力する第一の直流電圧検出手段と、前記電力変換器の
    制御範囲(ダイオードの整流電圧範囲)外の設定レベル
    値を有する第二の直流電圧検出手段と、前記第二の直流
    電圧検出手段の出力及び復電を検出する復電検出器と、
    所定幅のパルスを発生するパルス発生器と、前記パルス
    発生器のパルス幅制御用のパルスをゲートオンまたはオ
    フして、前記パルス幅制御の開始または停止を制御する
    ゲートパルス制御器と、前記PWM信号または前記パル
    ス幅制御用のパルスを出力制御するゲート制御器から成
    ることを特徴とするコンバータの制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかにおい
    て、前記パルス幅制御は、前記電力変換器のP群スイッ
    チング素子またはN群スイッチング素子に実行すること
    を特徴とするコンバータの制御装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005261055A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 電力変換装置
JP2013138550A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Toshiba Corp 電力変換装置
CN107851974A (zh) * 2015-07-17 2018-03-27 株式会社日立产机系统 断路控制方法和使用它的电力转换装置
JP2021052468A (ja) * 2019-09-24 2021-04-01 東芝三菱電機産業システム株式会社 電力変換装置およびそれを用いた可変速揚水システム
JP2024155801A (ja) * 2023-04-21 2024-10-31 インナー、エナジー、テクノロジー、カンパニー、リミテッド 電力変換器及び可変周波数ドライブ

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