JPH09149760A - 吸水用具 - Google Patents
吸水用具Info
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- JPH09149760A JPH09149760A JP7310799A JP31079995A JPH09149760A JP H09149760 A JPH09149760 A JP H09149760A JP 7310799 A JP7310799 A JP 7310799A JP 31079995 A JP31079995 A JP 31079995A JP H09149760 A JPH09149760 A JP H09149760A
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Abstract
食味向上に利用することができる、使いやすい吸水用
具。 【解決手段】 半透膜性フイルムと、エチレンオキサイ
ドを主たる繰り返し単位とする重合体からなる吸水性フ
イルムとの略矩形状の積層シート5を、半透膜性フイル
ムを内面にして重ね合わせてなり、その隣接する2辺に
おいて上下のシートが合着されてなる吸水用具1。
Description
を有する材料に関し、例えば、生鮮食品の脱水、乾燥、
調湿などによる鮮度保持や食味向上に利用することがで
きる吸水用具に関する。
紙、布、不織布などが用いられてきたが、これらは吸水
量が少なく、また、保水性が弱く外部からの刺激により
水分が遊離するなどの欠点があった。また、高吸水性樹
脂を紙や不織布などに挟持したものもあるが、高吸水性
樹脂が粉末状であるため不織布などに均一に担持させる
ことが難しい。
水性材料としてエチレンオキサイドを主体とする重合体
からなる吸水性フイルムを用い、それを半透膜性ポリビ
ニルアルコール(PVA)フイルムに積層した吸水用シ
ート、および、そのシートをPVAフイルムを内面にし
て製袋してなる吸水用袋を提案した。この吸水用袋は、
中に食品などを入れて使用するもので、全体が袋状なの
で食品が衛生的に保たれるなどの利点がある。
品を入れる際に入れにくかったり、サイズもまちまちの
魚などを袋に入れると破れたりする難点もある。
とになされたものであり、いろいろなサイズの食品にも
使用することができ、また食品の出し入れが容易な吸水
用具を提供するものであって、その要旨は、半透膜性フ
イルムと、エチレンオキサイドを主たる繰り返し単位と
する重合体からなる吸水性フイルムとの略矩形状の積層
シートを、半透膜性フイルムを内面にして重ね合わせて
なり、その隣接する2辺において上下のシートが合着さ
れてなる吸水用具にある。
する。図1は本発明の一つの実施例を示す斜視図、図2
は別の実施例を示す斜視図、図3はさらに別の実施例を
示す斜視図、図4は積層シートの層構成の一例を示す断
面図であって、1は吸水用具、2は半透膜性フイルム、
3はエチレンオキサイドを主たる繰り返し単位とする重
合体からなる吸水性フイルム、4は非通水性フイルム、
5は層2、3および4の積層シート、7はシール部であ
る。
と、エチレンオキサイドを主たる繰り返し単位とする重
合体からなる吸水性フイルム3、および所望により非通
水性フイルム4を積層したシート5から構成される。半
透膜性フイルム2は、使用時には食品などと接する側、
すなわち本発明吸水用具1の内面側に来るものであっ
て、水との親和性は強いが水不溶性であって、水分子や
臭み成分は透過させるが、分子の大きい旨味成分などは
透過させない半透膜性を有している。
を主たる繰り返し単位とする重合体からなる。エチレン
オキサイドのみからなる重合体は吸水して溶解する水溶
性材料であるが、これを照射架橋ないし化学架橋するこ
とにより吸水性であって水に不溶となる。またエチレン
オキサイドに、疎水性基、例えばブチレンオキサイドや
それよりも長鎖のアルキルオキサイドなどを共重合する
ことにより水不溶性とすることもできる。そしていずれ
も高い吸水性と良好な保水性を示す。また、吸水性フイ
ルム3の外面には、非通水性フイルム4を積層するのが
好ましい。
層シート5を半透膜性フイルム2を内側にして半折し、
その折り目の辺6に隣接する1辺をシール部7により合
着してある。また図2に示す例では、略矩形状の積層シ
ート5を2枚、半透膜性フイルム2を内側にして重ね合
わせ、その隣接する2辺をシール部7によりL字状に合
着してある。
2辺が閉鎖され、残る隣接2辺が開放された書類挟みの
ような形状となっているので、魚などの食品の出し入れ
が容易で、例えば業務用に多量の食品を処理するような
場合にも効率的に処理を行なうことができる。
ら、魚などを入れてしごくか押さえるなどして食品の表
面に密着させることができ、フラツト状のシートを食品
に巻き付けたり食品の下に敷いたりするよりも吸水処理
が容易になる。
端縁部を所定幅で連続してヒートシールしてシール部8
を形成してある。このシール部8は、吸水性フイルム3
の端面から吸水しても水分がこのシール部8で抑えら
れ、積層シート5の各層が剥離するのを防止することが
できるものである。
は、PVAフイルム、再生セルロースフイルム(セロフ
アン)などを用いることができる。PVAとしては、酢
酸ビニルの単独重合体をケン化したもののみならず、酢
酸ビニルと共重合可能な単量体(例えばエチレン性不飽
和カルボン酸)と酢酸ビニルとの共重合体をケン化した
変性PVAであってもよく、また、柔軟性を付与するた
めにグリセリンなどの可塑剤を含有させることもでき
る。
は、エチレンオキサイドの単独重合体であってもよい
が、好適には、下記(A)成分と(B)成分との反応に
より得られる重合体を用いることができる。
にエチレンオキサイドを主成分とするアルキレンオキサ
イドを付加重合せしめた重合体 (B)多価カルボン酸、多価カルボン酸無水物、多価カ
ルボン酸の低級アルキルエステルまたはジイソシアネー
ト ここで活性水素基2個を有する有機化合物としては、エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレン
グリコールなどがあり、これに付加するエチレンオキサ
イドを主成分とするアルキレンオキサイドとしては、エ
チレンオキサイド単独、またはこれとプロピレンオキサ
イド、ブチレンオキサイド、スチレンオキサイド、α−
オレフィンエポキシドなどとの混合物が挙げられる。
イソフタル酸、テレフタル酸、セバシン酸、およびこれ
らの無水物あるいは低級アルキルエステルが挙げられ、
その低級アルキルエステルとしては、メチルエステル、
ジメチルエステル、ジエチルエステルなどがある。
ジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネートなどがある。この
重合体の分子量は、5万以上、好ましくは5万〜30万
の範囲とするのが好ましい。
ルム3として上記したような重合体をフイルム状に成形
したものを用いる。フイルムの製造方法としては、エチ
レンオキサイド単独重合体(水溶性)に対しては含水押
出法や水溶液流延法が採用できる。また上記の(A)成
分と(B)成分との反応により得られる重合体であれば
溶融押出法、カレンダー法などの熱溶融成形により容易
にフイルム化できる。上記(A)のアルキレンオキサイ
ドが実質上エチレンオキサイドからなる場合には、得ら
れる重合体は水溶性を示し、それ以外のアルキレンオキ
サイドの共重合量を増していくと水不溶性となる。水溶
性重合体を水不溶化する場合には、電離性放射線または
紫外線を照射して架橋させることができる。電離性放射
線としては、電子線、γ線、X線などを利用することが
できる。電離性放射線の照射量は、0.5Mradより
も小さいと架橋度が少なく全体が完全に水不溶化しない
ことがあり、また20Mradを越えると架橋が過度に
進み、極端に吸水性が低下するので、吸収線量で0.5
〜20Mradの範囲が好ましい。また架橋方法として
架橋剤を配合して加熱する化学架橋によることもでき
る。
同じ半透膜性フイルム、あるいはポリエチレン、ポリプ
ロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂などのフイ
ルムを用いることができ、それにより、食品から吸収さ
れた水分が外面にしみ出すのを抑えるとともに、臭いの
遮断性や耐湿性、シート同士のブロツキング防止性など
を向上させることができる。
イルム2と吸水性フイルム3、さらには非通水性イルム
4を部分的に融着して積層することもできる。それによ
り積層シート全体の柔軟性が増すほか、吸水時のカール
を防止し、さらには吸水性フイルム3の吸水能力を十分
発揮させることができる。すなわち、吸水性フイルム3
は吸水すると膨脹するため、半透膜性フイルム2などを
全面的に貼り合わせると、全体がカールしやすくなり、
また吸水性樹脂フイルムの吸水膨脹が抑制される結果、
吸水速度や吸水量が低下することがある。
状、格子状などに熱融着する方法がある。ここで融着面
積は全体の5〜50%程度が適当であり、この面積が5
%未満では積層強度が不足し、50%を越えると、カー
ル防止などの効果が不十分で部分的に融着する意味が少
なくなる。
どを部分的に融着する方法としては、例えば、積層用の
ニツプロールやプレス板に彫刻するなど加工を施して凹
凸を与え、全面ではなく部分的に適宜箇所のみを融着す
ることができる。
シールするには一般的なヒートシール法によるのが便利
である。ただし、半透膜性フイルム2としてセロフアン
を用いる場合にはヒートシールが困難なので、接着剤な
どにより合着することができる。
の厚さは用途に応じ適宜設定できるが一例としては、半
透膜性フイルム2は薄いと強度や腰がなく、しわが入り
やすくなって加工性が低下し、厚すぎると透水性が悪く
なるので、それらの点を考慮して5〜25μmの範囲が
好ましい。また吸水性フイルム3は、厚いほど吸水性能
は優れるが、反面使い勝手が悪くなるので、20〜20
0μmの範囲が好適である。さらに、非通水性フイルム
4を使用する場合には、極力薄くするのが好ましく、加
工性などを考慮して10〜50μm程度の範囲とするこ
とができる。
水分や臭みを取り除いたり、冷凍食品の解凍時に生じる
ドリツプの吸収などに有用であり、食品などの流通・加
工過程はもとより、食堂などにおける業務用としても、
また家庭内の調理用にも好適なものである。
た食品の出し入れが容易で使いやすい吸水用具が得られ
る。
図。
Claims (3)
- 【請求項1】 半透膜性フイルムと、エチレンオキサイ
ドを主たる繰り返し単位とする重合体からなる吸水性フ
イルムとの略矩形状の積層シートを、半透膜性フイルム
を内面にして重ね合わせてなり、その隣接する2辺にお
いて上下のシートが合着されてなる吸水用具。 - 【請求項2】 半透膜性フイルムと、エチレンオキサイ
ドを主たる繰り返し単位とする重合体からなる吸水性フ
イルムとが、部分的に融着されてなる請求項1記載の吸
水用具。 - 【請求項3】 吸水性フイルムの他面に、非通水性フイ
ルムを積層してなる請求項1または2記載の吸水用具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7310799A JPH09149760A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 吸水用具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7310799A JPH09149760A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 吸水用具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09149760A true JPH09149760A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18009591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7310799A Pending JPH09149760A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 吸水用具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09149760A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018140525A (ja) * | 2017-02-27 | 2018-09-13 | 旭化成株式会社 | 液体吸収性フィルム |
-
1995
- 1995-11-29 JP JP7310799A patent/JPH09149760A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018140525A (ja) * | 2017-02-27 | 2018-09-13 | 旭化成株式会社 | 液体吸収性フィルム |
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