JPH09150121A - 大口径管保守装置 - Google Patents
大口径管保守装置Info
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- JPH09150121A JPH09150121A JP7312704A JP31270495A JPH09150121A JP H09150121 A JPH09150121 A JP H09150121A JP 7312704 A JP7312704 A JP 7312704A JP 31270495 A JP31270495 A JP 31270495A JP H09150121 A JPH09150121 A JP H09150121A
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- pipe
- diameter pipe
- moving body
- maintenance device
- pipes
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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Abstract
(57)【要約】
【課題】特にエビ管状の曲管部等を多く含む大口径管、
および水平管、傾斜管、垂直管等が複数つながる複雑な
大口径管を対象として、清掃その他の保守作業を行う場
合に、管内移動が容易に行えて作業性の向上が図れると
ともに、配管内付着物の除去清掃ならびに回収等を効率
よく行えるようにする。 【解決手段】保守対象となる大口径管10内に挿入され
て管内で軸方向に移動する移動体11に、洗浄その他の
保守作業を行う作業機構を搭載した大口径管保守装置で
あって、移動体11は、管内固定および管内移動が選択
的に可能な少なくとも前後一対の移動体エレメント1
5,16を備え、これら各移動体エレメントは伸縮動作
および屈曲動作が可能な連結体17で相互に連結される
とともに、その連結体の軸心周りで相対的に回動する機
能を有する。
および水平管、傾斜管、垂直管等が複数つながる複雑な
大口径管を対象として、清掃その他の保守作業を行う場
合に、管内移動が容易に行えて作業性の向上が図れると
ともに、配管内付着物の除去清掃ならびに回収等を効率
よく行えるようにする。 【解決手段】保守対象となる大口径管10内に挿入され
て管内で軸方向に移動する移動体11に、洗浄その他の
保守作業を行う作業機構を搭載した大口径管保守装置で
あって、移動体11は、管内固定および管内移動が選択
的に可能な少なくとも前後一対の移動体エレメント1
5,16を備え、これら各移動体エレメントは伸縮動作
および屈曲動作が可能な連結体17で相互に連結される
とともに、その連結体の軸心周りで相対的に回動する機
能を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火力発電プラント
や原子力発電プラント等における冷却用海水管、あるい
は公共設備としての下水道管等として配設されている既
設の大口径管について、管内部の保守または検査等を機
械的に行うための大口径管保守装置に関するものであ
る。
や原子力発電プラント等における冷却用海水管、あるい
は公共設備としての下水道管等として配設されている既
設の大口径管について、管内部の保守または検査等を機
械的に行うための大口径管保守装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】火力発電プラントや原子力発電プラント
等における冷却用海水管、あるいは公共設備としての下
水道管等においては、長期間の使用により管内面に海生
物等の生物が生息して付着する。
等における冷却用海水管、あるいは公共設備としての下
水道管等においては、長期間の使用により管内面に海生
物等の生物が生息して付着する。
【0003】これらの付着物が多量に発生すると、水流
の抵抗となって管内流量を低下したり、管内面を腐食さ
せる等の不具合発生の原因となる。
の抵抗となって管内流量を低下したり、管内面を腐食さ
せる等の不具合発生の原因となる。
【0004】そこで従来では、定期点検等の際に作業員
が配管内に入って人手によって清掃、点検、補修等の保
守作業を実施する場合が多かったが、配管内は暗くて滑
りやすく、また酸素欠乏や、有毒ガスの発生等の可能性
もあり、危険性を伴うものであった。
が配管内に入って人手によって清掃、点検、補修等の保
守作業を実施する場合が多かったが、配管内は暗くて滑
りやすく、また酸素欠乏や、有毒ガスの発生等の可能性
もあり、危険性を伴うものであった。
【0005】このため近年、安全性および省力化等の観
点から配管内の保守作業を機械化する試みが行われ、配
管内での移動および各種作業等が実施されるようになっ
てきている。
点から配管内の保守作業を機械化する試みが行われ、配
管内での移動および各種作業等が実施されるようになっ
てきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】保守対象となる配管が
直管状で平坦に配置されている場合や、曲率の小さい緩
やかな湾曲管である場合には、機械化が比較的容易であ
る。
直管状で平坦に配置されている場合や、曲率の小さい緩
やかな湾曲管である場合には、機械化が比較的容易であ
る。
【0007】しかしながら、上述した火力発電プラント
や原子力発電プラント等における冷却用海水管、あるい
は公共設備としての下水道管等に適用される大口径管で
は、緩やかな湾曲形成が困難であるため、複数の直管を
少しずつ斜め方向に接続して曲管を形成する、いわゆる
エビ管と通称される節を有するような曲管が多く用いら
れている。また水平管だけでなく、傾斜管や垂直管等が
複数つながった複雑な形状を呈している場合も多い。
や原子力発電プラント等における冷却用海水管、あるい
は公共設備としての下水道管等に適用される大口径管で
は、緩やかな湾曲形成が困難であるため、複数の直管を
少しずつ斜め方向に接続して曲管を形成する、いわゆる
エビ管と通称される節を有するような曲管が多く用いら
れている。また水平管だけでなく、傾斜管や垂直管等が
複数つながった複雑な形状を呈している場合も多い。
【0008】このような複雑な曲管部を有する大口径管
に対し、従来知られている機械的な保守装置では配管内
の円滑な移動が困難であり、配管内付着物の除去清掃な
らびに回収等を効率よく行うことも困難であった。
に対し、従来知られている機械的な保守装置では配管内
の円滑な移動が困難であり、配管内付着物の除去清掃な
らびに回収等を効率よく行うことも困難であった。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、特にエビ管状の曲管部等を多く含む大口径管、
および水平管、傾斜管、垂直管等が複数つながる複雑な
大口径管を対象として、清掃その他の保守作業を行う場
合に、管内移動が容易に行えて作業性の向上が図れると
ともに、配管内付着物の除去清掃ならびに回収等を効率
よく行える大口径管保守装置を提供することを目的とす
る。
もので、特にエビ管状の曲管部等を多く含む大口径管、
および水平管、傾斜管、垂直管等が複数つながる複雑な
大口径管を対象として、清掃その他の保守作業を行う場
合に、管内移動が容易に行えて作業性の向上が図れると
ともに、配管内付着物の除去清掃ならびに回収等を効率
よく行える大口径管保守装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、保守対象となる大口径管内に
挿入されて当該管内で軸方向に移動する移動体に、洗浄
その他の保守作業を行う作業機構を搭載した大口径管保
守装置であって、前記移動体は、管内固定および管内移
動が選択的に可能な少なくとも前後一対の移動体エレメ
ントを備え、これら各移動体エレメントは伸縮動作およ
び屈曲動作が可能な連結体で相互に連結されるととも
に、その連結体の軸心周りで相対的に回動する機能を有
することを特徴とする。
めに、請求項1の発明は、保守対象となる大口径管内に
挿入されて当該管内で軸方向に移動する移動体に、洗浄
その他の保守作業を行う作業機構を搭載した大口径管保
守装置であって、前記移動体は、管内固定および管内移
動が選択的に可能な少なくとも前後一対の移動体エレメ
ントを備え、これら各移動体エレメントは伸縮動作およ
び屈曲動作が可能な連結体で相互に連結されるととも
に、その連結体の軸心周りで相対的に回動する機能を有
することを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の大口径
管保守装置において、各移動体エレメントを管内に固定
する手段は、吸着手段であることを特徴とする。
管保守装置において、各移動体エレメントを管内に固定
する手段は、吸着手段であることを特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、請求項1または2記載
の大口径管保守装置において、各移動体エレメントは、
管内での一体移動動作および位相を異ならせた尺取虫的
間欠移動動作が可能とされていることを特徴とする。
の大口径管保守装置において、各移動体エレメントは、
管内での一体移動動作および位相を異ならせた尺取虫的
間欠移動動作が可能とされていることを特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、請求項1から3までの
いずれかに記載の大口径管保守装置において、前側移動
体エレメントに保守作業用の作業機構を設け、この作業
機構は大口径管内面の付着物の清掃機構および回収機構
であることを特徴とする。
いずれかに記載の大口径管保守装置において、前側移動
体エレメントに保守作業用の作業機構を設け、この作業
機構は大口径管内面の付着物の清掃機構および回収機構
であることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0015】図1は本発明の一実施形態を示す大口径管
保守装置の全体システムの構成図である。本実施形態に
よる大口径管保守装置は大別して、配管外に設けられる
遠隔操作部1と、配管内に挿入されて管内移動および清
掃等の保守作業を行う装置本体部2とからなる。
保守装置の全体システムの構成図である。本実施形態に
よる大口径管保守装置は大別して、配管外に設けられる
遠隔操作部1と、配管内に挿入されて管内移動および清
掃等の保守作業を行う装置本体部2とからなる。
【0016】遠隔操作部1は、装置本体部2への各種操
作指令出力および信号授受等を行う主操作盤3と、この
主操作盤3に電力,通信ケーブル4を介して接続された
高圧水供給装置5、バキューム装置6および圧縮空気供
給装置7等を備えて構成されている。
作指令出力および信号授受等を行う主操作盤3と、この
主操作盤3に電力,通信ケーブル4を介して接続された
高圧水供給装置5、バキューム装置6および圧縮空気供
給装置7等を備えて構成されている。
【0017】装置本体部2は基本的に、保守対象となる
大口径管としての配管10内に挿入されてその管内で軸
方向に移動する移動体11と、この移動体11に搭載さ
れた作業機構としての清掃機構12、回収機構13およ
び監視機構14等とを備えて構成されている。
大口径管としての配管10内に挿入されてその管内で軸
方向に移動する移動体11と、この移動体11に搭載さ
れた作業機構としての清掃機構12、回収機構13およ
び監視機構14等とを備えて構成されている。
【0018】移動体11は、管内固定および管内移動が
選択的に可能な前後一対の移動体エレメント15,16
と、伸縮動作および屈曲動作が可能で各移動体エレメン
ト15,16を相互に連結する連結体17とを備えてい
る。
選択的に可能な前後一対の移動体エレメント15,16
と、伸縮動作および屈曲動作が可能で各移動体エレメン
ト15,16を相互に連結する連結体17とを備えてい
る。
【0019】図2は、図1に示した装置本体部2を拡大
して示している。これら図1および図2に示すように、
前側移動体エレメント15は、配管10の軸心(A−
A)と同心的に配置される円筒形の胴18と、この胴1
8の略中央部両側位置から軸心と直交する方向(B−
B)に対象的に突出した左右一対の移動用の脚部19,
19とからなっており、後側移動体エレメント16も略
同様に、円筒形の胴20と、この胴20の略中央部両側
位置から軸心と直交する方向に対象的に突出した左右一
対の移動用の脚部21,21とからなっている。
して示している。これら図1および図2に示すように、
前側移動体エレメント15は、配管10の軸心(A−
A)と同心的に配置される円筒形の胴18と、この胴1
8の略中央部両側位置から軸心と直交する方向(B−
B)に対象的に突出した左右一対の移動用の脚部19,
19とからなっており、後側移動体エレメント16も略
同様に、円筒形の胴20と、この胴20の略中央部両側
位置から軸心と直交する方向に対象的に突出した左右一
対の移動用の脚部21,21とからなっている。
【0020】前側移動体エレメント15の胴18内に
は、前述した主制御盤3、高圧水供給装置5、バキュー
ム装置6および圧縮空気供給装置7等から引出された電
力,通信ケーブル4、吸引ホース8、高圧水供給ホース
9aおよび圧縮空気供給ホース9b等が後側移動体エレ
メント16を介して接続されている。そして、この胴1
8内には、図示しないエアシリンダなどのアクチュエー
タが設けられ、圧縮空気供給装置7からの供給空気等を
用いて、後述する各機構の伸縮、揺動等の各種動作が行
えるようになっている。
は、前述した主制御盤3、高圧水供給装置5、バキュー
ム装置6および圧縮空気供給装置7等から引出された電
力,通信ケーブル4、吸引ホース8、高圧水供給ホース
9aおよび圧縮空気供給ホース9b等が後側移動体エレ
メント16を介して接続されている。そして、この胴1
8内には、図示しないエアシリンダなどのアクチュエー
タが設けられ、圧縮空気供給装置7からの供給空気等を
用いて、後述する各機構の伸縮、揺動等の各種動作が行
えるようになっている。
【0021】前側移動体エレメント15の脚部19は、
胴18から突出したシリンダ22aと、これに支持され
て出没する駆動ロッド23aと、この駆動ロッド23a
にブラケット24aを介して支持された走行車輪25a
および吸着機構26a等から構成されている。
胴18から突出したシリンダ22aと、これに支持され
て出没する駆動ロッド23aと、この駆動ロッド23a
にブラケット24aを介して支持された走行車輪25a
および吸着機構26a等から構成されている。
【0022】図3はこれらブラケット24a、走行車輪
25aおよび吸着機構26aを拡大して示したものであ
る。すなわち、ブラケット24aは両先端側が次第に開
く傾斜を有する略コ字形をなしており、その両先端部に
走行車輪25aが一対設けられている。これらの走行車
輪25aは、配管10の内周面に転接し、胴18が配管
10の軸心に沿って移動する方向に回転する。各走行車
輪25aの軸には駆動用モータ27aがそれぞれ連結さ
れ、このモータ27aの駆動によって走行車輪25aが
直接回転するようになっている。すなわち、走行車輪2
5aを配管10の内面に接した状態でモータ27aによ
って回転駆動することにより、前側移動体エレメント1
5を配管10の軸心方向(図2のA−A方向)に沿って
走行させることができる。
25aおよび吸着機構26aを拡大して示したものであ
る。すなわち、ブラケット24aは両先端側が次第に開
く傾斜を有する略コ字形をなしており、その両先端部に
走行車輪25aが一対設けられている。これらの走行車
輪25aは、配管10の内周面に転接し、胴18が配管
10の軸心に沿って移動する方向に回転する。各走行車
輪25aの軸には駆動用モータ27aがそれぞれ連結さ
れ、このモータ27aの駆動によって走行車輪25aが
直接回転するようになっている。すなわち、走行車輪2
5aを配管10の内面に接した状態でモータ27aによ
って回転駆動することにより、前側移動体エレメント1
5を配管10の軸心方向(図2のA−A方向)に沿って
走行させることができる。
【0023】吸着機構26aは、ヘッダ28aと、この
ヘッダ28aに設けた吸着パッド29aとからなってお
り、吸着パッド29aは配管10の内周面の曲率と略同
曲率で湾曲している。吸着パッド29aには前記のバキ
ューム装置6に連通する吸引ホース8が接続されてお
り、この吸着パッド29aが配管10の内周面に圧接し
た状態で、バキューム装置6を駆動することにより、吸
着パッド29a内が負圧となり配管10の内周面に強力
に吸着するようになる。
ヘッダ28aに設けた吸着パッド29aとからなってお
り、吸着パッド29aは配管10の内周面の曲率と略同
曲率で湾曲している。吸着パッド29aには前記のバキ
ューム装置6に連通する吸引ホース8が接続されてお
り、この吸着パッド29aが配管10の内周面に圧接し
た状態で、バキューム装置6を駆動することにより、吸
着パッド29a内が負圧となり配管10の内周面に強力
に吸着するようになる。
【0024】吸着パッド29aには、ヘッダ28aを介
し、胴18内から突出して駆動ロッド23a内を挿通し
た進退軸30aが接続されている。この進退軸30aに
より例えば吸着パッド29aがブラケット24aから走
行車輪25aよりも外方に突出する位置と、内方に引込
む位置とに出没できるようになっている。これにより、
走行車輪25aと吸着パッド29aとは、選択的にいず
れか一方が配管10の内周面に当接できるようになって
いる。
し、胴18内から突出して駆動ロッド23a内を挿通し
た進退軸30aが接続されている。この進退軸30aに
より例えば吸着パッド29aがブラケット24aから走
行車輪25aよりも外方に突出する位置と、内方に引込
む位置とに出没できるようになっている。これにより、
走行車輪25aと吸着パッド29aとは、選択的にいず
れか一方が配管10の内周面に当接できるようになって
いる。
【0025】ヘッダ28aには、進退軸30aの両側に
配置する一対の補助ロッド31aが突設され、この補助
ロッド31aはブラケット24aの支持孔32aにスラ
イド可能に貫通支持され、吸着パッド29a基盤の横振
れ等を防止するようになっている。
配置する一対の補助ロッド31aが突設され、この補助
ロッド31aはブラケット24aの支持孔32aにスラ
イド可能に貫通支持され、吸着パッド29a基盤の横振
れ等を防止するようになっている。
【0026】なお、駆動ロッド23aは、アクチュエー
タによって軸心(図2のB−B)回りに回動できるよう
になっており、この駆動ロッド23aとともにブラケッ
ト24aを介して走行車輪25aおよび吸着機構26a
が回動できるようになっている。
タによって軸心(図2のB−B)回りに回動できるよう
になっており、この駆動ロッド23aとともにブラケッ
ト24aを介して走行車輪25aおよび吸着機構26a
が回動できるようになっている。
【0027】一方、後側移動体エレメント16の胴20
内には、前側移動体エレメント15の胴18と同様に、
図示しないエアシリンダなどのアクチュエータが設けら
れている。また、この胴20内には、前述した主制御盤
3、高圧水供給装置5、バキューム装置6および圧縮空
気供給装置7等から引出された電力,通信ケーブル4、
吸引ホース8、高圧水供給ホース9aおよび圧縮空気供
給ホース9b等が接続されている。この後側移動体エレ
メント16の胴20の外側には制御装置33が設けら
れ、主制御装置3との間で電力,通信ケーブル4を介し
て信号授受が行われ、前側移動体エレメント15および
後側移動体エレメント16のアクチュエータを制御する
ようになっている。なお、この後側移動体エレメント1
6の脚部21,21は、前側移動体エレメント15の脚
部19,19と同一構成となっている。したがって、こ
の後側移動体エレメント16の脚部21の構成について
は、前側移動体エレメント15の説明で用いた符号の補
助記号aをbに変えて同一符号を付し、その説明を省略
する。
内には、前側移動体エレメント15の胴18と同様に、
図示しないエアシリンダなどのアクチュエータが設けら
れている。また、この胴20内には、前述した主制御盤
3、高圧水供給装置5、バキューム装置6および圧縮空
気供給装置7等から引出された電力,通信ケーブル4、
吸引ホース8、高圧水供給ホース9aおよび圧縮空気供
給ホース9b等が接続されている。この後側移動体エレ
メント16の胴20の外側には制御装置33が設けら
れ、主制御装置3との間で電力,通信ケーブル4を介し
て信号授受が行われ、前側移動体エレメント15および
後側移動体エレメント16のアクチュエータを制御する
ようになっている。なお、この後側移動体エレメント1
6の脚部21,21は、前側移動体エレメント15の脚
部19,19と同一構成となっている。したがって、こ
の後側移動体エレメント16の脚部21の構成について
は、前側移動体エレメント15の説明で用いた符号の補
助記号aをbに変えて同一符号を付し、その説明を省略
する。
【0028】また、前側移動体エレメント15と後側移
動体エレメント16とを連結する連結体17は蛇腹筒状
の構成とされ、前後方向の伸縮動作および各種方向の屈
曲動作が可能となっている。また、この連結体17は移
動体エレメント15,16を宙に浮いた状態に保持し得
る強度も付与されている。そして、この連結体17の内
部には、後側移動体エレメント16から導入した電力,
通信ケーブル4、吸引ホース8、高圧水供給ホース9a
および圧縮空気供給ホース9b等が、前側移動体エレメ
ント15に向って挿通されている。
動体エレメント16とを連結する連結体17は蛇腹筒状
の構成とされ、前後方向の伸縮動作および各種方向の屈
曲動作が可能となっている。また、この連結体17は移
動体エレメント15,16を宙に浮いた状態に保持し得
る強度も付与されている。そして、この連結体17の内
部には、後側移動体エレメント16から導入した電力,
通信ケーブル4、吸引ホース8、高圧水供給ホース9a
および圧縮空気供給ホース9b等が、前側移動体エレメ
ント15に向って挿通されている。
【0029】図4は、前側移動体エレメント15の前方
に設けられた作業機構としての清掃機構12および回収
機構13の構成を示している。
に設けられた作業機構としての清掃機構12および回収
機構13の構成を示している。
【0030】清掃機構12は、高圧のジェット水の噴射
により配管10へ内の付着物を剥離するためのもので、
前側移動体エレメント15の胴18の前端面から突出し
た軸34と、この軸34の先端に長U字形のブラケット
35を介して取り付けられた棒状の伸縮機構36と、こ
の伸縮機構36の先端に起伏機構37を介して取り付け
られたノズル38とを有する構成とされている。このノ
ズル38に、前述した高圧水供給装置8から高圧水が供
給されて、ノズル38先端から噴射が行われるようにな
っている。
により配管10へ内の付着物を剥離するためのもので、
前側移動体エレメント15の胴18の前端面から突出し
た軸34と、この軸34の先端に長U字形のブラケット
35を介して取り付けられた棒状の伸縮機構36と、こ
の伸縮機構36の先端に起伏機構37を介して取り付け
られたノズル38とを有する構成とされている。このノ
ズル38に、前述した高圧水供給装置8から高圧水が供
給されて、ノズル38先端から噴射が行われるようにな
っている。
【0031】詳述すると、移動体エレメント15の胴1
8から突出した軸34は、その胴18の内部に設けられ
たアクチュエータによって軸心周りに回転可能とされて
おり、これによってノズル38が配管10の周方向(矢
印θ方向)に旋回できるようになっている。また、軸3
4には外筒39が被嵌されるとともに、その外筒39に
は左右に配置した揺動用ロッド40が連結され、この揺
動用ロッド40の伸縮によって軸34が外筒39を介し
て左右に首振り可能とされており、これによってノズル
38が横方向(矢印β方向)に揺動できるようになって
いる。
8から突出した軸34は、その胴18の内部に設けられ
たアクチュエータによって軸心周りに回転可能とされて
おり、これによってノズル38が配管10の周方向(矢
印θ方向)に旋回できるようになっている。また、軸3
4には外筒39が被嵌されるとともに、その外筒39に
は左右に配置した揺動用ロッド40が連結され、この揺
動用ロッド40の伸縮によって軸34が外筒39を介し
て左右に首振り可能とされており、これによってノズル
38が横方向(矢印β方向)に揺動できるようになって
いる。
【0032】伸縮機構36はモータ41および連結部材
42を介してブラケット35に前後に傾動可能に支持さ
れており、これによってノズル38が大きい半径で起伏
方向(矢印α方向)に動作できるようになっている。こ
の伸縮機構36は保持筒43とその一端側(上端側)に
突出する伸縮ロッド44とを有し、この伸縮ロッド44
は、保持筒43の他端側(下端側)に設けたモータ45
および図示しない内部のボールねじ機構、あるいはエア
シリンダ等のアクチュエータによって軸方向に伸縮自在
とされており、これによりノズル38が管壁方向(矢印
γ方向)に伸縮できるようになっている。
42を介してブラケット35に前後に傾動可能に支持さ
れており、これによってノズル38が大きい半径で起伏
方向(矢印α方向)に動作できるようになっている。こ
の伸縮機構36は保持筒43とその一端側(上端側)に
突出する伸縮ロッド44とを有し、この伸縮ロッド44
は、保持筒43の他端側(下端側)に設けたモータ45
および図示しない内部のボールねじ機構、あるいはエア
シリンダ等のアクチュエータによって軸方向に伸縮自在
とされており、これによりノズル38が管壁方向(矢印
γ方向)に伸縮できるようになっている。
【0033】起伏機構37は、伸縮ロッド44の先端に
設けられた小U字形のブラケット46と、このブラケッ
ト46に設けたモータ47と、このモータ47により図
示しない軸を介して前後に回動されるノズルハウジング
48とからなり、このノズルハウジング48に支持され
るノズル38を小半径で前後方向(矢印φ方向)に回動
できるようになっている。そしてノズル38は、図示し
ないモータによりノズルハウジング48の溝49に沿っ
てさらに小さい半径で前後方向(同矢印φ方向)に回動
できるようになっている。
設けられた小U字形のブラケット46と、このブラケッ
ト46に設けたモータ47と、このモータ47により図
示しない軸を介して前後に回動されるノズルハウジング
48とからなり、このノズルハウジング48に支持され
るノズル38を小半径で前後方向(矢印φ方向)に回動
できるようになっている。そしてノズル38は、図示し
ないモータによりノズルハウジング48の溝49に沿っ
てさらに小さい半径で前後方向(同矢印φ方向)に回動
できるようになっている。
【0034】このように、ノズル38は各種方向に向き
を変化させて配管10内に高圧水を噴射でき、それによ
って配管10内の付着物を吹飛ばして清掃できるように
なっている。
を変化させて配管10内に高圧水を噴射でき、それによ
って配管10内の付着物を吹飛ばして清掃できるように
なっている。
【0035】一方、回収機構13はノズルハウジング4
8の後側に平板状ブラケット50を介して、そのノズル
ハウジング48とともに前後方向(同矢印φ方向)に回
動できるように支持されている。この回収機構13は、
上面に吸引口51を有する例えば角筒状の吸引部材52
と、この吸引部材52の下部に連通接続されたバキュー
ムホース53とからなり、このバキュームホース53が
前側移動体エレメント15の胴18を介して、バキュー
ム装置6の吸引ホース8に接続されている。これによ
り、回収機構13では、ノズル38で噴射した高圧水に
よって洗浄された管内付着物が、そのノズル38の直後
の位置で水とともに吸引されて除去できるようになって
いる。
8の後側に平板状ブラケット50を介して、そのノズル
ハウジング48とともに前後方向(同矢印φ方向)に回
動できるように支持されている。この回収機構13は、
上面に吸引口51を有する例えば角筒状の吸引部材52
と、この吸引部材52の下部に連通接続されたバキュー
ムホース53とからなり、このバキュームホース53が
前側移動体エレメント15の胴18を介して、バキュー
ム装置6の吸引ホース8に接続されている。これによ
り、回収機構13では、ノズル38で噴射した高圧水に
よって洗浄された管内付着物が、そのノズル38の直後
の位置で水とともに吸引されて除去できるようになって
いる。
【0036】なお、図1および図2に示したように、後
側移動体エレメント21の胴20の後端部に、前述した
アクチュエータの一部を構成するモータなどの旋回機構
54が設けられており、この旋回機構54の上に、例え
ば三脚状の支持脚55を介して雲台56が取付けられ、
この雲台56上にテレビカメラおよび照射用ランプなど
の監視機構57が搭載されている。なお、支持脚55は
下端部の軸58を介して前後方向に回動可能に支持され
ており、また監視機構57は雲台56周りで回転でき
る。この監視機構57は電力,通信ケーブル4を介して
主制御盤3に接続され、これによりオペレータは管内前
方等を監視することができる。なお、前側移動体エレメ
ント15の胴18上にも同様の監視機構59が設けられ
ている。
側移動体エレメント21の胴20の後端部に、前述した
アクチュエータの一部を構成するモータなどの旋回機構
54が設けられており、この旋回機構54の上に、例え
ば三脚状の支持脚55を介して雲台56が取付けられ、
この雲台56上にテレビカメラおよび照射用ランプなど
の監視機構57が搭載されている。なお、支持脚55は
下端部の軸58を介して前後方向に回動可能に支持され
ており、また監視機構57は雲台56周りで回転でき
る。この監視機構57は電力,通信ケーブル4を介して
主制御盤3に接続され、これによりオペレータは管内前
方等を監視することができる。なお、前側移動体エレメ
ント15の胴18上にも同様の監視機構59が設けられ
ている。
【0037】次に図5〜図9も参照して作用について説
明する。
明する。
【0038】図5は、大口径管保守装置が用いられる配
管10の代表例を示している。この配管10は、上部水
平管10aと、その下側に配置される下部水平曲管10
bと、これらの間に配置される垂直管10cとを有して
いる。そして、これらの各連結部分に、順次に水平曲管
10d、上部垂直曲管10eおよび下部垂直曲管10f
が設けられている。これらの各曲管10d,10e,1
0fは前述したように、それぞれエビ管とされている。
管10の代表例を示している。この配管10は、上部水
平管10aと、その下側に配置される下部水平曲管10
bと、これらの間に配置される垂直管10cとを有して
いる。そして、これらの各連結部分に、順次に水平曲管
10d、上部垂直曲管10eおよび下部垂直曲管10f
が設けられている。これらの各曲管10d,10e,1
0fは前述したように、それぞれエビ管とされている。
【0039】図6(A)は、図5に示した配管10の上
部水平曲管10a、垂直管10cおよびこれらを接続す
る上部垂直曲管10eの詳細形状を拡大して示す正面図
であり、図6(B)は同図(A)の側面図である。な
お、他の曲管部である水平曲管10dおよび下部垂直曲
管10fも、方向が異なるだけで略同一の構造である。
部水平曲管10a、垂直管10cおよびこれらを接続す
る上部垂直曲管10eの詳細形状を拡大して示す正面図
であり、図6(B)は同図(A)の側面図である。な
お、他の曲管部である水平曲管10dおよび下部垂直曲
管10fも、方向が異なるだけで略同一の構造である。
【0040】図6(A)に示すように、上部水平曲管1
0a、垂直管10cおよび上部垂直曲管10eは、すべ
て同一直径Dの直管を傾斜させて切断して接続したもの
である。すなわち、上部水平曲管10aおよび垂直管1
0cの接合側端部は、それぞれ軸心に対して75°の角
度で切断されている。また、上部垂直曲管10eを構成
する2つの管は両端部を軸心に対して75°の角度で切
断されている。これらの各端部を溶接することで、各直
管が30°ずつの角度で曲がる曲管が構成されている。
このように、直管を接続したことにより、曲管部は不連
続な変曲点を有しており、この変曲点は配管接続部の最
大点で30°である。
0a、垂直管10cおよび上部垂直曲管10eは、すべ
て同一直径Dの直管を傾斜させて切断して接続したもの
である。すなわち、上部水平曲管10aおよび垂直管1
0cの接合側端部は、それぞれ軸心に対して75°の角
度で切断されている。また、上部垂直曲管10eを構成
する2つの管は両端部を軸心に対して75°の角度で切
断されている。これらの各端部を溶接することで、各直
管が30°ずつの角度で曲がる曲管が構成されている。
このように、直管を接続したことにより、曲管部は不連
続な変曲点を有しており、この変曲点は配管接続部の最
大点で30°である。
【0041】そして、図6(B)に示した上部水平曲管
10aにおいては、管壁の最上部Eおよび最下部Fに接
する面(a−a,b−b)では、垂直管10cに至るま
で、順次に30°の変曲を有するが、配管の左右側面
(H,G)に接する面(c−c,d−d)では変曲点を
有しない。すなわち、上部水平曲管10aの側面部分は
上部水平曲管10aから垂直管10cに至るまで変曲は
0°の平坦面となる。この変曲が0°の点(H,G)の
近傍、つまり変曲の少ない管内面に沿わせて、前記の各
移動体エレメント15,16の車輪25a,25bを走
行させ、また吸着機構26a,26bを吸着させるよう
にすれば、走行および吸着等の操作が滑らかに、かつ容
易に行える。
10aにおいては、管壁の最上部Eおよび最下部Fに接
する面(a−a,b−b)では、垂直管10cに至るま
で、順次に30°の変曲を有するが、配管の左右側面
(H,G)に接する面(c−c,d−d)では変曲点を
有しない。すなわち、上部水平曲管10aの側面部分は
上部水平曲管10aから垂直管10cに至るまで変曲は
0°の平坦面となる。この変曲が0°の点(H,G)の
近傍、つまり変曲の少ない管内面に沿わせて、前記の各
移動体エレメント15,16の車輪25a,25bを走
行させ、また吸着機構26a,26bを吸着させるよう
にすれば、走行および吸着等の操作が滑らかに、かつ容
易に行える。
【0042】図7および図8は、このような基本的な配
管構成に基づいて、図5に示した上部水平管10aから
上部水平曲管10dにかけて移動体11が走行して、管
内の保守作業を行う場合の状態を示すものである。図7
(A)は上部水平管10aを縦断面として示す移動体1
1の側面図であり、その右方向側面視図を同図(B)に
示している。また、図8(A)は水平曲管10dを横断
面として示す移動体11の平面図であり、その右方向側
面視図を同図(B)に示している。
管構成に基づいて、図5に示した上部水平管10aから
上部水平曲管10dにかけて移動体11が走行して、管
内の保守作業を行う場合の状態を示すものである。図7
(A)は上部水平管10aを縦断面として示す移動体1
1の側面図であり、その右方向側面視図を同図(B)に
示している。また、図8(A)は水平曲管10dを横断
面として示す移動体11の平面図であり、その右方向側
面視図を同図(B)に示している。
【0043】まず、図7(A),(B)に示すように、
上部水平管10a内に搬入端側から挿入された移動体1
1は、その上部水平管10a内において、前側移動体エ
レメント15の各脚部19,19および後側移動体エレ
メント16の各脚部21,21とも、上下方向に垂直に
配置した状態で走行させる。この上部水平管10a内で
は車輪25a,25a,25b,25bを管内面に接し
て連続的に走行しながら、清掃機構12からの圧力水噴
射および回収機構13による回収物の吸引が行える。
上部水平管10a内に搬入端側から挿入された移動体1
1は、その上部水平管10a内において、前側移動体エ
レメント15の各脚部19,19および後側移動体エレ
メント16の各脚部21,21とも、上下方向に垂直に
配置した状態で走行させる。この上部水平管10a内で
は車輪25a,25a,25b,25bを管内面に接し
て連続的に走行しながら、清掃機構12からの圧力水噴
射および回収機構13による回収物の吸引が行える。
【0044】次に、図8(A),(B)に示すように、
移動体11が水平曲管10d部に到達した場合には、ま
ず前側移動体エレメント15が配管屈曲状態に倣ってス
テアリングする。この時、後側移動体エレメント16の
脚部21,21は、水平曲管10dに達するまでは直進
するため、前後移動体エレメント15,16間には相対
的に横方向の移動差が生じることとなる。この差は、前
後伸縮および揺動が可能な連結体17により吸収され
る。そして、後側移動体エレメント16も水平曲管部1
0dに到達するとステアリングして、水平曲管部10d
の屈曲に倣って走行する。このように、移動体11は変
曲が0°の平坦面となる側壁部分に車輪25a,25
a,25b,25bを接して、水平曲管10d内を滑ら
かに走行しながら、管内付着物の清掃および回収作業を
行うことができる。
移動体11が水平曲管10d部に到達した場合には、ま
ず前側移動体エレメント15が配管屈曲状態に倣ってス
テアリングする。この時、後側移動体エレメント16の
脚部21,21は、水平曲管10dに達するまでは直進
するため、前後移動体エレメント15,16間には相対
的に横方向の移動差が生じることとなる。この差は、前
後伸縮および揺動が可能な連結体17により吸収され
る。そして、後側移動体エレメント16も水平曲管部1
0dに到達するとステアリングして、水平曲管部10d
の屈曲に倣って走行する。このように、移動体11は変
曲が0°の平坦面となる側壁部分に車輪25a,25
a,25b,25bを接して、水平曲管10d内を滑ら
かに走行しながら、管内付着物の清掃および回収作業を
行うことができる。
【0045】図9、図10および図11は、移動体11
が図5に示した上部水平管10aから上部垂直曲官10
eおよび垂直管10cにかけて走行する状態を順次に示
す側断面図である。
が図5に示した上部水平管10aから上部垂直曲官10
eおよび垂直管10cにかけて走行する状態を順次に示
す側断面図である。
【0046】水平曲管10dを過ぎた移動体11は、図
8に示すように、上部水平管10a内において、前側移
動体エレメント15の各脚部19,19および後側移動
体エレメント16の各脚部21,21とも、上下方向に
垂直に配置したまま引続き走行して、清掃機構12から
の圧力水噴射および回収機構13による回収物の吸引を
行い、垂直曲管10eの手前で停止する。この場合、連
結体17が収縮した状態で、後側移動体エレメント16
が吸着機構26b,26bの吸着作用により管内面に固
定状態とされる。
8に示すように、上部水平管10a内において、前側移
動体エレメント15の各脚部19,19および後側移動
体エレメント16の各脚部21,21とも、上下方向に
垂直に配置したまま引続き走行して、清掃機構12から
の圧力水噴射および回収機構13による回収物の吸引を
行い、垂直曲管10eの手前で停止する。この場合、連
結体17が収縮した状態で、後側移動体エレメント16
が吸着機構26b,26bの吸着作用により管内面に固
定状態とされる。
【0047】次に、前側移動体エレメント15の脚部1
9,19を収縮させて車輪25a,25aを壁面より離
し、続いて旋回機構54の操作で前側移動体エレメント
19を略90°回動させるとともに連結体17を前方に
伸ばし、前側移動体エレメント19を前方へ位置させ
て、図10に示す状態とする。この状態で前側移動体エ
レメント15の各脚部19,19を伸ばし、配管内面に
押し付けるとともに、吸着機構26aにより配管内面に
吸着固定する。
9,19を収縮させて車輪25a,25aを壁面より離
し、続いて旋回機構54の操作で前側移動体エレメント
19を略90°回動させるとともに連結体17を前方に
伸ばし、前側移動体エレメント19を前方へ位置させ
て、図10に示す状態とする。この状態で前側移動体エ
レメント15の各脚部19,19を伸ばし、配管内面に
押し付けるとともに、吸着機構26aにより配管内面に
吸着固定する。
【0048】この後、後側移動体エレメント16の吸着
を解除し、その脚部21,21を縮めながら旋回機構5
4により後側移動体エレメント16も90°回動させ
る。引き続いて、連結体17を収縮させて後側移動体エ
レメント16を前方に引き寄せ、図11の状態とする。
この後、上述した各動作を繰り返す。
を解除し、その脚部21,21を縮めながら旋回機構5
4により後側移動体エレメント16も90°回動させ
る。引き続いて、連結体17を収縮させて後側移動体エ
レメント16を前方に引き寄せ、図11の状態とする。
この後、上述した各動作を繰り返す。
【0049】このように、垂直曲管10eで各移動体エ
レメント15,16の脚部19,19,21,21を水
平状態に保持し、間欠走行(尺取虫走行)を行いながら
ステアリングし、変曲の少ない面(図6(B)における
H点およびG点付近)を走行させることによって、管内
面付着物の除去清掃を行う。なお、上部垂直曲管10e
で除去された付着物は自重により落下し、下部垂直曲管
10fに堆積するので、移動体11が下部垂直曲管に到
達した時点で回収すればよい。
レメント15,16の脚部19,19,21,21を水
平状態に保持し、間欠走行(尺取虫走行)を行いながら
ステアリングし、変曲の少ない面(図6(B)における
H点およびG点付近)を走行させることによって、管内
面付着物の除去清掃を行う。なお、上部垂直曲管10e
で除去された付着物は自重により落下し、下部垂直曲管
10fに堆積するので、移動体11が下部垂直曲管に到
達した時点で回収すればよい。
【0050】以上の実施形態によれば、大口径管からな
る配管10内を走行する移動体11の前側移動体エレメ
ント15と後側移動体エレメント16とを、それぞれ管
軸上で対向配置させ、かつ管軸方向を中心としてそれぞ
れ90°旋回させて、常にエビ管状の曲管の変曲の少な
い面を吸着機構26a,26a,26ba,26bを用
いて停止させながら走行させるようにするので、エビ管
状の曲管、傾斜管や垂直管等に対しても、クレーンなど
の補助装置を用いる必要なく、確実かつ容易に保守作業
を行うことができる。
る配管10内を走行する移動体11の前側移動体エレメ
ント15と後側移動体エレメント16とを、それぞれ管
軸上で対向配置させ、かつ管軸方向を中心としてそれぞ
れ90°旋回させて、常にエビ管状の曲管の変曲の少な
い面を吸着機構26a,26a,26ba,26bを用
いて停止させながら走行させるようにするので、エビ管
状の曲管、傾斜管や垂直管等に対しても、クレーンなど
の補助装置を用いる必要なく、確実かつ容易に保守作業
を行うことができる。
【0051】また、各移動体エレメント15,16の各
脚部19,19,21,21によって、移動体11全体
の連動走行と、前後各単移動体エレメント15,16の
間欠的な尺取虫走行とを選択的に利用して、管内面の付
着物を清掃およびに回収できるので、水平直管10a,
10b、水平曲管10d、垂直管10e、垂直曲管10
e等の配管形状に応じて、最適な保守作業が行える。
脚部19,19,21,21によって、移動体11全体
の連動走行と、前後各単移動体エレメント15,16の
間欠的な尺取虫走行とを選択的に利用して、管内面の付
着物を清掃およびに回収できるので、水平直管10a,
10b、水平曲管10d、垂直管10e、垂直曲管10
e等の配管形状に応じて、最適な保守作業が行える。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、特にエビ
管状の曲管部等を多く含む大口径管、および水平管、傾
斜管、垂直管等が複数つながる複雑な大口径管を対象と
して、清掃その他の保守作業を行う場合に、管内移動が
容易に行えて作業性の向上が図れるとともに、配管内付
着物の除去清掃ならびに回収等を効率よく行えるという
優れた効果が奏される。
管状の曲管部等を多く含む大口径管、および水平管、傾
斜管、垂直管等が複数つながる複雑な大口径管を対象と
して、清掃その他の保守作業を行う場合に、管内移動が
容易に行えて作業性の向上が図れるとともに、配管内付
着物の除去清掃ならびに回収等を効率よく行えるという
優れた効果が奏される。
【図1】本発明に係る大口径管保守装置の一実施形態を
示す全体斜視図。
示す全体斜視図。
【図2】図1で示す移動機構の拡大斜視図。
【図3】図2で示す脚部を拡大して示す斜視図。
【図4】図2で示す洗浄機構等を拡大して示す斜視図。
【図5】本実施形態で使用する配管構成を示す斜視図。
【図6】本実施形態の作用説明図で、(A)は図5で示
す配管の曲管部を拡大して示す図、(B)は(A)の右
側面図。
す配管の曲管部を拡大して示す図、(B)は(A)の右
側面図。
【図7】本実施形態の作用説明図で、(A)は水平管内
における走行状態を示す側断面図、(B)は(A)の右
側面図。
における走行状態を示す側断面図、(B)は(A)の右
側面図。
【図8】本実施形態の作用説明図で、(A)は水平曲管
内における走行状態を示す側断面図、(B)は(A)の
右側面図。
内における走行状態を示す側断面図、(B)は(A)の
右側面図。
【図9】本実施形態の作用説明図で、垂直曲管直前での
走行状態を示す側断面図。
走行状態を示す側断面図。
【図10】本実施形態の作用説明図で、図9に続く垂直
曲管部における走行状態を示す側断面図。
曲管部における走行状態を示す側断面図。
【図11】本実施形態の作用説明図で、図10に続く垂
直曲管部における走行状態を示す側断面図。
直曲管部における走行状態を示す側断面図。
【符号の説明】 1 遠隔操作部 2 装置本体部 3 主操作盤 4 電力,通信ケーブル 5 高圧水供給装置 6 バキューム装置 7 圧縮空気供給装置 8 吸引ホース 9a 高圧水供給ホース 9b 圧縮空気供給ホース 10 配管 11 移動体 12 清掃機構 13 回収機構 14 監視機構 15 前側移動体エレメント 16 後側移動体エレメント 17 連結体 18 胴 19 脚部 20 胴 21 脚部 22a,22b シリンダ 23a,26bb 駆動ロッド 24a,24b ブラケット 25a,25b 走行車輪 26a,26b 吸着機構 27a,27b 駆動用モータ 28a,28b ヘッダ 29a,29b 吸着パッド 30a,30b 進退軸 31a,31b 補助ロッド 32 支持孔 33 制御機構 34 軸 35 ブラケット 36 伸縮機構 37 起伏機構 38 ノズル 39 外筒 40 揺動用ロッド 41 モータ 42 連結部材 43 保持筒 44 伸縮ロッド 45 モータ 46 ブラケット 47 モータ 48 ノズルハウジング 49 溝 50 平板状ブラケット 51 吸引口 52 吸引部材 53 バキュームホース 54 旋回機構 55 支持脚 56 雲台 57 監視機構 58 軸 59 監視機構
Claims (4)
- 【請求項1】 保守対象となる大口径管内に挿入されて
当該管内で軸方向に移動する移動体に、洗浄その他の保
守作業を行う作業機構を搭載した大口径管保守装置であ
って、前記移動体は、管内固定および管内移動が選択的
に可能な少なくとも前後一対の移動体エレメントを備
え、これら各移動体エレメントは伸縮動作および屈曲動
作が可能な連結体で相互に連結されるとともに、その連
結体の軸心周りで相対的に回動する機能を有することを
特徴とする大口径管保守装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の大口径管保守装置におい
て、各移動体エレメントを管内に固定する手段は、吸着
手段であることを特徴とする大口径管保守装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の大口径管保守装
置において、各移動体エレメントは、管内での一体移動
動作および位相を異ならせた尺取虫的間欠移動動作が可
能とされていることを特徴とする大口径管保守装置。 - 【請求項4】 請求項1から3までのいずれかに記載の
大口径管保守装置において、前側移動体エレメントに保
守作業用の作業機構を設け、この作業機構は大口径管内
面の付着物の清掃機構および回収機構であることを特徴
とする大口径管保守装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7312704A JPH09150121A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 大口径管保守装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7312704A JPH09150121A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 大口径管保守装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09150121A true JPH09150121A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18032430
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7312704A Pending JPH09150121A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 大口径管保守装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09150121A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004004001A (ja) * | 2002-03-22 | 2004-01-08 | Framatome Anp | 少なくとも2つの対面する面を有するような壁によって区画されているようなプラントの領域中において保守作業を実行するための装置及び方法 |
| JP2007232437A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Toshiba Corp | 原子炉炉内構造物の点検検査装置および点検検査方法 |
| CN113546929A (zh) * | 2021-08-28 | 2021-10-26 | 昆明理工大学 | 一种充填管内壁清理装置 |
| CN113990533A (zh) * | 2021-10-22 | 2022-01-28 | 中国原子能科学研究院 | 反应堆及其冷却剂传输结构 |
| CN117463538A (zh) * | 2023-10-26 | 2024-01-30 | 甘肃省景泰川电力提灌水资源利用中心 | 一种大口径输水管道内壁防腐处理喷涂设备 |
-
1995
- 1995-11-30 JP JP7312704A patent/JPH09150121A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004004001A (ja) * | 2002-03-22 | 2004-01-08 | Framatome Anp | 少なくとも2つの対面する面を有するような壁によって区画されているようなプラントの領域中において保守作業を実行するための装置及び方法 |
| JP2007232437A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Toshiba Corp | 原子炉炉内構造物の点検検査装置および点検検査方法 |
| CN113546929A (zh) * | 2021-08-28 | 2021-10-26 | 昆明理工大学 | 一种充填管内壁清理装置 |
| CN113990533A (zh) * | 2021-10-22 | 2022-01-28 | 中国原子能科学研究院 | 反应堆及其冷却剂传输结构 |
| CN113990533B (zh) * | 2021-10-22 | 2024-05-10 | 中国原子能科学研究院 | 反应堆及其冷却剂传输结构 |
| CN117463538A (zh) * | 2023-10-26 | 2024-01-30 | 甘肃省景泰川电力提灌水资源利用中心 | 一种大口径输水管道内壁防腐处理喷涂设备 |
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