JPH09150232A - 鍛造用金型とこの金型を用いた鍛造設備 - Google Patents

鍛造用金型とこの金型を用いた鍛造設備

Info

Publication number
JPH09150232A
JPH09150232A JP30600695A JP30600695A JPH09150232A JP H09150232 A JPH09150232 A JP H09150232A JP 30600695 A JP30600695 A JP 30600695A JP 30600695 A JP30600695 A JP 30600695A JP H09150232 A JPH09150232 A JP H09150232A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
mold
forging
punch
die
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP30600695A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Kusafuka
博昭 草深
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP30600695A priority Critical patent/JPH09150232A/ja
Publication of JPH09150232A publication Critical patent/JPH09150232A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明の主たる目的は、鍛造後のポンチを
ワークから確実に離脱させることができ、チャックミス
の発生を防止できる鍛造設備を提供することにある。 【解決手段】 ワークWを成形するための成形面40a
とワークWを挿通する開口40cを有し、かつ、ワーク
Wの径方向に沿う分割面40bを有する分割形の金型4
0であって、成形面40aにワークWの周方向に沿う凹
部45が設けられている。この凹部45は、ポンチによ
ってワークWが打圧された時に、ワークWの一部を塑性
流動により入り込ませて抜け止め用凸部W4 を成形する
ためのものである。この凸部W4 は、鍛造後に行われる
ワークWの機械加工によって、ワークWの表面部分と共
に除去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金属製のワーク
を密閉型鍛造するために用いる鍛造用金型とこの金型を
用いた鍛造設備に関する。
【0002】
【従来の技術】熱間で行われるすえ込み鍛造は、所定温
度に加熱された棒状の金属材料(ワーク)を、ブッシュ
と呼ばれる分割式の金型にセットし、ワークの一端側か
らポンチによって軸線方向に打圧することにより、ワー
クに塑性流動を生じさせ、金型とポンチの内面に沿った
形状に成形するようにしている。この種の鍛造を行う設
備において、ワークの端部を保持するチャック(ピンチ
ャー)を備えたロボットを設け、このロボットによって
ワークを保持したまま鍛造を行い、鍛造後にチャックに
よってワークを次工程に転送することも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ポンチは各打圧工
程ごとに鍛造すべき製品の輪郭に応じた成形面を有して
いるが、筒状のポンチを用いた場合には、鍛造後のワー
クがポンチの内面に強く固着していることがある。その
場合、鍛造後のワークからポンチを元の位置まで復帰さ
せる際に、ポンチと一緒にワークがポンチ側に移動して
しまい、ワークがチャックから外れるといったチャック
ミスを生じ、設備が停止する原因になることがある。こ
のような原因で設備が止まると、ハンマ等の手工具を用
いてワークをポンチから外す必要があり、作業者にとっ
て重労働となるばかりか、作業能率が著しく低下する原
因となる。
【0004】従ってこの発明の主たる目的は、ワークを
確実にチャックし、鍛造後のポンチをワークから確実に
離脱させることができるような鍛造用金型と、この金型
を用いた鍛造設備を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を果たすため
に開発された請求項1に対応する本発明の鍛造用金型
は、棒状ワークを所望形状に成形するための成形面とワ
ークが挿通する開口を有しかつワークの径方向に沿う分
割面を有している分割形の金型であって、上記金型の成
形面のうち、鍛造後に行われるワークの機械加工によっ
て表面が除去される部位を成形する箇所に、ワークが打
圧された時にワークの外周部に環状の抜け止め用凸部を
成形する凹部を設けたことを特徴とするものである。
【0006】また請求項2に対応する本発明の鍛造設備
は、上記金型と、上記金型を開閉する駆動機構と、上記
ワークの一端側を保持するチャックを備えたワーク移送
用ロボットと、上記ワークがチャックの所定位置に保持
されているか否かを検出しかつワークが所定位置に保持
されていない時に上記ロボットを停止させる信号を送出
するワーク検知センサと、上記金型にセットされたワー
クを他端側から打圧して上記ワークを上記金型の成形面
と上記凹部に対応した形状に成形したのち逆方向に移動
するポンチとを具備している。
【0007】本発明の鍛造設備においては、鍛造後にポ
ンチが金型から離れる方向に復帰する際に、ワークの外
周部に形成された環状の抜け止め用凸部を金型の凹部に
嵌合させておくことができるため、ポンチが金型から離
れる際にワークが一時的にポンチに固着していても、ポ
ンチをワークから確実に離脱させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の一実施形態につ
いて図1から図5を参照して説明する。図3に例示した
鍛造設備10は、ワークWの一例として、まっすぐな丸
棒状の鋼製材料を熱間で密閉型鍛造を行うことにより、
図1,2に例示するような歯車部材等の機械加工前の鍛
造製品を得るものである。鍛造後のワークWは、図2に
おいて2点鎖線で示すように外周部が周知の機械加工に
よって研削され、例えばドライブピニオン等の所望の歯
車部材となる。図中の符号W1 はギヤ部、W2 は軸部を
示している。
【0009】鍛造設備10は、図3において左側に位置
する鍛造機本体11と、右側に位置するワーク移送用ロ
ボット12を備えている。ワーク移送用ロボット12
に、チャック機構13が設けられている。このロボット
12は、図3において紙面と直交する方向に延びる水平
方向のレール14に沿って、図示しないロボット駆動機
構によって水平方向に移動させることができるようにな
っている。
【0010】チャック機構13は、鍛造機本体11に向
って水平方向に突き出る開閉可能な分割式チャック(ピ
ンチャーとも称される)15を有し、このチャック15
をロボット本体16に内蔵されたチャック駆動機構(図
示せず)によって開閉することにより、チャック15の
先端部15aによってワークWの端部W3 の保持および
解放を行うようにしている。このチャック機構13は、
鍛造機本体11に対して前進および後退させることがで
きる。
【0011】チャック機構13には、ワークWの端部W
3 がチャック15の所定位置に保持されているか否かを
検出するためのロッド状の接触子17を有するワーク検
知センサ18が設けられている。このセンサ18は、ワ
ークWが所定位置に保持されていない時に、ロボット1
2を停止させる信号を送出するようになっている。
【0012】鍛造機本体11は、工場のフロアに設置さ
れた基体20と、この基体20に対し水平方向の枢軸2
1を中心に上下方向に回動可能な可動フレーム22と、
可動フレーム22をクランク機構等によって所定のスト
ロークで昇降させる駆動機構23と、基体20に設けら
れた下型ユニット24と、可動フレーム22に設けられ
た上型ユニット25と、下型ユニット24に対し前進お
よび後退可能なポンチユニット26などを備えて構成さ
れている。
【0013】ポンチユニット26は、鍛造機本体11に
内蔵された図示しないポンチ駆動機構により、後述する
ように可動フレーム22の昇降動作に連動して前進およ
び後退するように構成されている。図4に示すようにポ
ンチユニット26は、後述する3工程分のポンチ47,
57,67と、バリ取り用のポンチ77とを備えてい
る。
【0014】下型ユニット24と上型ユニット25は互
いに上下対称の構成であり、可動フレーム22が降下し
た時に上型ユニット25が下型ユニット24の上面に接
合して型が閉じることにより、すえ込み鍛造用の金型と
して使用可能な状態となる。下型ユニット24と上型ユ
ニット25の基本的な構成は互いに共通であるから、図
4に示す下型ユニット24を代表して以下に説明する。
【0015】下型ユニット24は、基体20に固定され
る共通ベース30を有している。この共通ベース30
に、図4において上から順に第1工程用の金型セット3
1と、第2工程用の金型セット32と、第3工程用の金
型セット33と、バリ取り用の金型セット34が互いに
平行に配置されている。
【0016】図5に拡大して示すように第1工程用の金
型セット31は、共通ベース30に固定された半円筒状
の分割形の金型(ブッシュ)40,41と、グリップ型
42を備えている。これらの型40,41,42は、ボ
ルト等の固定用部材43によって、共通ベース30に固
定される。図5中の2点鎖線は、鍛造前のストレートな
棒状ワークWを示している。
【0017】図1に一方の金型(ブッシュ)40を代表
して示すように、金型40の側部に上記固定用部材43
を係止するための係止部44が設けられている。金型4
0,41はそれぞれ両端が開口する形状であり、その内
側には、鍛造の第1段階で成形すべきワークの輪郭に応
じた内面形状の成形面40a,41aと、ワークWの径
方向に沿う分割面40b,41bが設けられている。金
型40,41の両端にはワークWが挿通する開口40
c,41cが形成されている。グリップ型42も両端が
開口する形状であり、その内側に、チャック15の先端
部15aを収容可能な凹部42aが設けられている。
【0018】図1等に示されるように金型40の内周面
に、周方向に連続する浅い溝状の凹部45が形成されて
いる。凹部45の深さは1mm〜数mm程度でよい。こ
の凹部45は、金型40と対をなす上型ユニット25の
金型の内周面にも形成されており、下型ユニット24と
上型ユニット25が互いに閉じた時に、下型ユニット2
4と上型ユニット25の双方にわたって凹部45が円環
状に途切れることなく連続する環状溝となるように、互
いに合致する位置に設けられている。
【0019】第1工程用の金型セット31の前方の延長
線上に第1工程用の有底筒状のポンチ47が設けられて
いる。ポンチ47には、鍛造の第1段階で成形すべきワ
ークの輪郭に応じた内面形状の成形面47aが設けられ
ている。このポンチ47は、下型ユニット24と上型ユ
ニット25が互いに閉じた時に、駆動機構23に関連し
て動く図示しない連動機構により前進してワークWを他
端側から軸線方向に打圧し、下型ユニット24と上型ユ
ニット25が開く時にワークWから離れる方向に後退す
るようにしている。図4はポンチ47が金型40の方向
にいっぱいに前進した状態を示している。
【0020】第2工程用の金型セット32は、共通ベー
ス30に固定された半円筒状の分割形の金型(ブッシ
ュ)50,51と、グリップ型52を備えている。これ
らの型50,51,52は、ボルト等の固定用部材53
によって、共通ベース30に固定される。金型50,5
1はそれぞれ両端が開口する形状であって、その内側に
は鍛造の第2段階で成形すべきワークの輪郭に応じた内
面形状の成形面50a,51aと、ワークWの径方向に
沿う分割面50b,51bが設けられている。グリップ
型52も両端が開口する形状であり、その内側に、チャ
ック15の先端部15aを収容可能な凹部52aが設け
られている。
【0021】上記金型50の内周面に、周方向に連続す
る浅い溝状の凹部55が形成されている。凹部55の深
さは1mm〜数mm程度でよい。凹部55は、この金型
50と対をなす上型ユニット25の金型の内周面にも形
成されており、下型ユニット24と上型ユニット25が
互いに閉じた時に、下型ユニット24と上型ユニット2
5の双方にわたって凹部55が円環状に途切れることな
く連続する環状溝となるように、互いに合致する位置に
設けられている。
【0022】第2工程用の金型セット32の前方の延長
線上に第2工程用の有底筒状のポンチ57が設けられて
いる。ポンチ57には、鍛造の第2段階で成形すべきワ
ークの輪郭に応じた内面形状の成形面57aが設けられ
ている。このポンチ57も、下型ユニット24と上型ユ
ニット25が互いに閉じた時に、図示しない連動機構に
より前進してワークWを他端側から打圧し、下型ユニッ
ト24と上型ユニット25が開く時にワークWから離れ
る方向に後退するようにしている。図4はポンチ57が
金型50の方向にいっぱいに前進した状態を示してい
る。
【0023】第3工程用の金型セット33は、共通ベー
ス30に固定された半円筒状の分割形の金型(ブッシ
ュ)60,61と、グリップ型62を備えている。これ
らの型60,61,62は、ボルト等の固定用部材63
によって、共通ベース30に固定される。金型60,6
1もそれぞれ両端が開口する形状であって、その内側に
は鍛造の第3段階で成形すべきワークの輪郭に応じた内
面形状の成形面60a,61aと、ワークWの径方向に
沿う分割面60b,61bが設けられている。グリップ
型62も両端が開口する形状であり、その内側に、チャ
ック15の先端部15aを収容可能な凹部62aが設け
られている。
【0024】上記金型60の内周面に、周方向に連続す
る浅い溝状の凹部65が形成されている。凹部65の深
さは1mm〜数mm程度でよく、前記凹部45,55と
実質的に同じ寸法である。凹部65は、この金型60と
対をなす上型ユニット25の金型の内周面にも形成され
ており、下型ユニット24と上型ユニット25が互いに
閉じた時に、下型ユニット24と上型ユニット25の双
方にわたって凹部65が円環状に途切れることなく連続
する環状溝となるように、互いに合致する位置に設けら
れている。
【0025】第3工程用の金型セット33の前方の延長
線上に第3工程用の有底筒状のポンチ67が設けられて
いる。ポンチ67には、鍛造の第3段階で成形すべきワ
ークの輪郭に応じた内面形状の成形面67aが設けられ
ている。このポンチ67も、下型ユニット24と上型ユ
ニット25が互いに閉じた時に、図示しない連動機構に
より前進してワークWを他端側から打圧し、下型ユニッ
ト24と上型ユニット25が開く時にワークWから離れ
る方向に後退するようにしている。図4はポンチ67が
金型60の方向にいっぱいに前進した状態を示してい
る。
【0026】バリ取り用の金型セット34は、共通ベー
ス30に固定された半円筒状のカッター金型70を備え
ている。カッター金型70は、ボルト等の固定用部材7
3によって、共通ベース30に固定される。カッター金
型70には、ワークWの外周部に生じたバリを切除する
のに適した形状の刃先70aが設けられている。
【0027】バリ取り用の金型セット34の前方の延長
線上にバリ取り用のポンチ77が設けられている。この
ポンチ77も、下型ユニット24と上型ユニット25が
互いに閉じた時に図示しない連動機構により前進してワ
ークWを他端側から加圧し、下型ユニット24と上型ユ
ニット25が開く時にワークWから離れる方向に後退す
るようにしている。図4はポンチ77がカッター金型7
0の方向にいっぱいに前進した状態を示している。
【0028】次に、上記構成の鍛造設備10の作用につ
いて説明する。鍛造前のストレートな棒状の鋼製ワーク
Wは、鍛造により塑性変形を生じる部分を含む領域が電
気炉等の適宜の加熱手段によって鍛造に適した変形しや
すい温度まで加熱される。ワークWの保持工程におい
て、ワークWがロボット12のチャック15によって保
持され、第1工程用の金型セット31の真正面まで運ば
れてくる。このとき鍛造機本体11の可動フレーム22
は上昇位置にあり、上型ユニット25が下型ユニット2
4の上方に離れた型開き状態となっている。
【0029】この型開き状態において、チャック15が
下型ユニット24に向って前進することにより、ワーク
Wが第1工程用の金型セット31に挿入され、チャック
15の先端部15aがグリップ型42の凹部42aに入
り込む。以上がワークWのセッティング工程である。
【0030】セッティング工程終了後、可動フレーム2
2が駆動機構23によって降下させられ、上型ユニット
25が下型ユニット24に接合するとともに、ポンチユ
ニット26がワークWに向って移動することにより、ワ
ークWがポンチ47によって軸線方向に打圧され、ポン
チ47の成形面47aと金型40,41の各々の成形面
40a,41aに応じてワークWの第1段階の鍛造が行
われる。この場合、金型40,41の内部にてワークW
の外径が広がるため、図1に示すように、凹部45が設
けられている箇所と対応する位置のワークWの外周部
に、ワークWの周方向に環状の抜け止め用凸部W4 が成
形される。凹部45は浅い溝であるが、ワークWのこの
部分は熱間鍛造に適した温度まで加熱された変形しやす
い領域であるから、凸部W4 を容易に成形することがで
きる。以上が成形工程である。
【0031】次いで、可動フレーム22が駆動機構23
によって上昇させられることにより上型ユニット25が
開くとともに、ポンチユニット26が下型ユニット24
から離れる方向に後退する。その際にワークWに形成さ
れた抜け止め用凸部W4 が金型40の凹部45に引っ掛
かるため、鍛造後のワークWにポンチ47が固着して
も、ポンチ47が上記脱型方向に後退する際にワークW
を金型40側に残すことができ、ワークWに対するポン
チ47の離脱が確実に行われる。以上が脱型工程であ
る。
【0032】上記のようにして第1工程が終了したの
ち、ワークWを保持しているチャック15が第2工程用
の金型セット32の真正面まで移動し、セッティング工
程においてワークWが金型セット32に挿入されたの
ち、再び可動フレーム22が降下することにより上型ユ
ニット25が下型ユニット24に接合する。そしてポン
チユニット26が前進することにより、ワークWが第2
のポンチ57によって軸線方向から打圧され第2段階の
成形工程が実施される。そののち、脱型工程において上
型ユニット25が上昇するとともにポンチユニット26
が後退する。この場合も金型50の凹部55にワークW
の凸部W4 が嵌合しているので、ポンチ57が後退する
際にポンチ57がワークWに固着していても、ワークW
を金型50側に残すことができ、ポンチ57の脱型を確
実に行うことができる。
【0033】上記のようにして第2工程が終了したの
ち、ワークWを保持しているチャック15が第3工程用
の金型セット33の真正面まで移動し、セッティング工
程においてワークWが金型セット33に挿入されたの
ち、再び可動フレーム22が降下することにより上型ユ
ニット25が下型ユニット24に接合する。そしてポン
チユニット26が前進することにより、ワークWが第3
のポンチ67によって軸線方向から打圧され第3段階の
成形工程が行われる。そののち、脱型工程において上型
ユニット25が上昇するとともに、ポンチユニット26
が後退する。この場合も金型60の凹部65にワークW
の凸部W4 が嵌合しているので、ポンチ67が後退する
際にポンチ67がワークWに固着していても、ワークW
を金型60側に残すことができ、ポンチ67の脱型を確
実に行うことができる。
【0034】上記のようにして第3工程が終了したの
ち、ワークWを保持しているチャック15がバリ取り用
の金型セット34の真正面まで移動し、ワークWがバリ
取り用の金型セット34に挿入されたのち、可動フレー
ム22が降下することにより上型ユニット25が下型ユ
ニット24に接合する。そしてポンチユニット26が前
進することにより、ワークWがポンチ77によって押さ
れ、ワークWの外周部に生じているバリがカッター金型
70によって除去される。そののち、上型ユニット25
が上昇するとともに、ポンチユニット26が後退する。
こうしてバリが除去されたワークWは、チャック15に
よってバリ取り用金型セット34から取り出される。
【0035】上述した一連の鍛造工程が終了したのち、
このワークWは、切削工程においてバイト等を用いた工
作機械により、外周部が所望の製品形状に切削される。
この機械加工に伴い、凸部W4 がワークWの表面部分と
一緒に除去される。従って、最終的な製品形状には何ら
影響を及ぼさない。そしてこの凸部W4 はワークWの周
方向に途切れることなく連続しているから、ワークWを
回転させながら表面部分を削る際に工具の刃先が連続的
に凸部W4 に接することができ、刃先に衝撃等を与える
おそれがない。
【0036】
【発明の効果】この発明によれば、チャックによる保持
力の強弱にかかわらず鍛造後のワークからポンチを確実
に脱型させることができるため、ワークがポンチに固着
したまま移動することによる不具合が防止され、チャッ
クミス発生によるロボットの停止も回避される。この抜
け止め用凸部は鍛造後の機械加工によってワークの表面
部分と一緒に除去される微小な部分であるから、ワーク
の最終製品形状に影響を与えることがなく、機械加工の
妨げにならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す金型の一部とワー
クおよびチャックの一部の斜視図。
【図2】 ワークの一例を示す側面図。
【図3】 本発明の一実施形態を示す鍛造設備の側面
図。
【図4】 図3に示された鍛造設備における下型ユニッ
トとポンチの一部を示す横断面図。
【図5】 図4に示された下型ユニットとポンチの一部
の拡大図。
【符号の説明】
10…鍛造設備 12…ワーク移送用ロボット 15…チャック 18…ワーク検知センサ 24…下型ユニット 25…上型ユニット 31,32,33,34…金型セット 40,50,60…金型 40a,50a,60a…成形面 45,55,65…凹部 47,57,67…ポンチ W…ワーク W4 …抜け止め用凸部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】棒状ワークを所望形状に成形するための成
    形面とワークが挿通する開口を有しかつワークの径方向
    に沿う分割面を有している分割形の金型であって、 上記金型の成形面のうち、鍛造後に行われるワークの機
    械加工によって表面が除去される部位を成形する箇所
    に、ワークが打圧された時にワークの外周部に環状の抜
    け止め用凸部を成形する凹部を設けたことを特徴とする
    鍛造用金型。
  2. 【請求項2】棒状ワークを所望形状に成形するための成
    形面とワークが挿通する開口を有しかつワークの径方向
    に沿う分割面を有し、かつ上記成形面のうち鍛造後に行
    われるワークの機械加工によって表面が除去される部位
    を成形する箇所に、ワークが打圧された時にワークの外
    周部に環状の抜け止め用凸部を成形する凹部を設けた分
    割形の金型と、 上記金型を開閉する駆動機構と、 上記ワークの一端側を保持するチャックを備えたワーク
    移送用ロボットと、 上記ワークがチャックの所定位置に保持されているか否
    かを検出しかつワークが所定位置に保持されていない時
    に上記ロボットを停止させる信号を送出するワーク検知
    センサと、 上記金型にセットされたワークを他端側から打圧して上
    記ワークを上記金型の成形面と上記凹部に対応した形状
    に成形したのち逆方向に移動するポンチと、 を具備したことを特徴とする鍛造設備。
JP30600695A 1995-11-24 1995-11-24 鍛造用金型とこの金型を用いた鍛造設備 Withdrawn JPH09150232A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30600695A JPH09150232A (ja) 1995-11-24 1995-11-24 鍛造用金型とこの金型を用いた鍛造設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30600695A JPH09150232A (ja) 1995-11-24 1995-11-24 鍛造用金型とこの金型を用いた鍛造設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09150232A true JPH09150232A (ja) 1997-06-10

Family

ID=17951950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30600695A Withdrawn JPH09150232A (ja) 1995-11-24 1995-11-24 鍛造用金型とこの金型を用いた鍛造設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09150232A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3765880B2 (ja) 内高圧・変形法によって二重壁の貫通部を有する構成部材を製造する方法並びに装置
US4294101A (en) Method of making single or double flanged track tractor roller for off-highway equipment
KR102193597B1 (ko) 버를 가지는 압인되거나 정밀-블랭킹된 부품의 전단 에지의 형상화 장치 및 방법
JP3839566B2 (ja) 等速自在継手内輪の鍛造成形方法およびその装置
JPH1052859A (ja) 取出・加工装置
US4425779A (en) Method of making single or double flanged track tractor roller for off-highway equipment
CN116786740B (zh) 一种铝合金锻件自动化生产线
JPH09150232A (ja) 鍛造用金型とこの金型を用いた鍛造設備
JPH08243678A (ja) 鍛造用金型装置
CN115488280B (zh) 一种加工件用的冷镦装置
JPH09112659A (ja) ギヤの製造方法
JPH08224624A (ja) スクラップ排出方法およびスクラップ排出装置
KR101774864B1 (ko) 차량용 견인고리 제조를 위한 국부가열 프레스설비
JP4199410B2 (ja) スクラップレスによる中空部材の製造方法及びその装置並びにワッシャの製造方法
JPH09239740A (ja) アンダーカット部のある成形品の金型装置
JP2000312927A (ja) ワークのバリ取り装置
JP3581623B2 (ja) 油圧式プレス機
JPS6284849A (ja) リングの製造方法
JPH07164094A (ja) 車輪、就中特に予備成型した鉄道車両用車輪の製造方法と製造装置
JPH08257668A (ja) 鍛造成形方法およびその装置
JPH06126371A (ja) 両端にフランジ部を有する軸状部品の製造方法
JPH08117883A (ja) トリミング方法及びその装置
JPS6033614B2 (ja) 多段式圧造ホ−マ−における切削加工装置
KR102509109B1 (ko) 피가공물의 정위치 안착 장치
JP3683007B2 (ja) 拘束せん断機用固定側切断刃

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030204