JPH0915059A - 温度計 - Google Patents

温度計

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JPH0915059A
JPH0915059A JP16393795A JP16393795A JPH0915059A JP H0915059 A JPH0915059 A JP H0915059A JP 16393795 A JP16393795 A JP 16393795A JP 16393795 A JP16393795 A JP 16393795A JP H0915059 A JPH0915059 A JP H0915059A
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temperature
temperature sensing
sensing part
conduit
bourdon tube
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Hideki Taniguchi
英樹 谷口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 指針により表示される表示温度を補正するこ
となく、被測定部位の温度を正確に検出すること。 【構成】 アルミナ系セラミック製の感温部1にはシリ
コーン油が封入されており、感温部1を被測定部位にセ
ットすると、シリコーン油の膨脹・収縮に伴う圧力変化
がブルドン管に伝達され、ブルドン管が変位する。する
と、ブルドン管の変位に応じて指針8が回動するので、
指針8の回動量を目盛板7aから読取ることにより、被
測定部位の温度を検出する。この場合、感温部1がアル
ミナ系セラミックから形成されているため、感温部1と
被測定部位との絶縁距離を配慮する必要がなくなる。従
って、被測定部位に感温部1を近接配置できるので、指
針8による表示温度を補正する必要がなくなる。しか
も、感温部1の温度伝達性が良好であることから、総じ
て被測定部位の温度が正確に検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感温部に封入された作
動液体を膨脹・収縮させることに伴い指針を変位させる
構成の温度計に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイヤル温度計は、温度監視を行う装置
として最も一般的なものであり、感温部と指針との間を
ブルドン管により接続して構成されている。この構成の
場合、感温部を被測定部位にセットすると、感温部に封
入された作動液体が被測定部位の温度に応じて膨脹・収
縮する。すると、作動液体の膨脹・収縮に伴う圧力変化
がブルドン管に伝達されてブルドン管が変位し、ブルド
ン管の変位に応じて指針が回動するので、指針の回動量
を読取ることにより被測定部位の温度が検出される。
【0003】従来より、上記感温部は、円管状の金属内
に水銀等の作動液体を封入して構成されている。このた
め、変圧器のモールドコイルを温度監視するにあたって
は、巻線に発生する電圧に相応した絶縁間隔を巻線と感
温部との間に形成する必要がある。従って、巻線と感温
部との間に所定の絶縁距離が確保されるように、感温部
を樹脂層に埋込んでいた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、巻線および感温部間の絶縁距離を配慮する
必要があるため、樹脂層を介して巻線の温度が検出され
る。このため、感温部に対する伝達熱量に勾配が生じ、
その結果、指針により表示される表示温度が巻線の実際
温度より低くなる傾向があった。このため、指針による
表示温度を補正し、その補正結果に基づいて変圧器の温
度管理を行っていた。
【0005】樹脂層での温度勾配(巻線から感温部へ供
給される熱流の大きさ)は、巻線の周囲温度や風速等の
環境条件に左右され易く、この環境条件が補正温度に誤
差をもたらす原因になる。このことは、樹脂層が厚く、
変圧器が高電圧,大容量になる(巻線が大きくなる)
程、顕著になる。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、指針により表示される表示温度を補
正することなく、被測定部位の温度を正確に検出できる
温度計を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の温度計
は、被測定部位の温度に応じて膨脹・収縮する作動液体
が封入された感温部と、この感温部に接続され、前記作
動液体の膨脹・収縮に伴う圧力変化を伝達する導管と、
この導管に接続され、前記作動液体の圧力変化が導管を
通して伝達されることに伴って変位するブルドン管と、
このブルドン管に連結され、該ブルドン管の変位に応じ
た温度を指示す指針とを備え、前記感温部が、アルミナ
系セラミックから形成されているところに特徴を有す
る。
【0008】請求項2記載の温度計は、感温部および導
管の間の線膨脹率を有する接続管により感温部と導管と
の間が接続されているところに特徴を有する。請求項3
記載の温度計は、感温部より薄肉な接続管により感温部
と導管との間が接続されているところに特徴を有する。
請求項4記載の温度計は、作動液体の収容量を調節する
電気的絶縁物製の詰物が感温部に収容されているところ
に特徴を有する。請求項5記載の温度計は、作動液体が
シリコーン油からなるところに特徴を有する。
【0009】
【作用】請求項1記載の手段によれば、感温部がアルミ
ナ系セラミックから形成されているので、感温部と被測
定部位との絶縁距離を配慮する必要がなくなる。従っ
て、被測定部位に感温部を近接配置できるので、指針に
より表示される表示温度を補正する必要がなくなる。し
かも、感温部の温度伝達性が良好であることから、総じ
て被測定部位の温度が正確に検出される。請求項2記載
の手段によれば、感温部および導管の間の線膨脹率を有
する接続管により、感温部と導管とが接続されている。
従って、感温部と接続管との線膨脹率差,導管と接続管
との線膨脹率差が共に小さくなる。このため、感温部に
より温度検出を行うにあたって、感温部と接続管との接
続部分,導管と接続管との接続部分に作用する応力が共
に小さくなる。
【0010】請求項3記載の手段によれば、接続管の肉
厚が感温部の肉厚より薄く設定されているので、接続管
の剛性が小さくなる。従って、感温部により温度検出を
行うにあたって、感温部の膨脹・収縮が接続管により吸
収され、感温部と接続管との接続部分に作用する応力が
低減される。請求項4記載の手段によれば、感温部内に
詰物を収容するので、感温部内に注入される作動液体の
量が少なくなる。請求項5記載の手段によれば、電気的
絶縁性および難燃性に優れるシリコーン油を感温部に封
入した。このため、仮に感温部からシリコーン油が漏れ
ても、被測定部位に損傷を与えることが防止される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。まず、図2において、感温部1は、アルミナ系
セラミック製の片端閉止状中空管からなるものであり、
市販の熱電対保護管を必要長さに切断することから構成
されている。また、感温部1内には、作動液体に相当す
るシリコーン油(図示せず)および複数の詰物2が収容
されている。これら詰物2は、アルミナ系セラミック等
の電気的絶縁物を球状に形成してなるものであり、シリ
コーン油の収容量を低減する機能を有している。尚、感
温部1内には、液量調整用の詰物2を収容した後、シリ
コーン油が注入される。
【0012】接続管3は、一端が開口する円筒状の径大
部3aと円筒状の径小部3bとから構成されたものであ
り、径大部3aには感温部1の開口端面がロー付けさ
れ、径小部3bにはステンレス製の導管4がロー付けさ
れている。そして、感温部1を被測定部位にセットする
と、感温部1に封入されたシリコーン油が被測定部位の
温度に応じて膨脹・収縮し、シリコーン油の膨脹・収縮
に伴う圧力変化が感温部1から接続管3を通して導管4
に伝達される。
【0013】接続管3は、感温部1より薄肉な4・2ア
ロイ(FeとNiとの合金)から形成されたものであ
り、セラミック(感温部1)およびステンレス鋼(導管
4)の中間の線膨脹率を有している。尚、感温部1の開
口端面には、接続管3の径大部3aを接続するにあたっ
てメタライズ処理が施されている。
【0014】接続管3の径小部3bには、その外周面に
位置して保持筒5が嵌合されている。そして、この保持
筒5にはネジ5aが螺合されており、このネジ5aを径
小部3bの外周面に締付けることに伴い、保持筒5が接
続管3に固定されている。そして、保持筒5には保護管
6が取付けられており、この保護管6は、導管4を外側
から覆って保護している。
【0015】図1に示す表示器7の内部にはブルドン管
(図示せず)が収容され、このブルドン管には導管4が
接続されている。そして、シリコーン油の膨脹・収縮に
伴う圧力変化が導管4からブルドン管に伝達されると、
その圧力変化に応じてブルドン管が変位する。
【0016】表示器7には指針8が回動可能に設けられ
ている。この指針8は、歯車等からなる運動伝達機構を
介してブルドン管に連結されたものであり、ブルドン管
が変位すると、ブルドン管の変位が運動伝達機構を介し
て指針8に伝達され、ブルドン管の変位量に応じて指針
8が回動する。また、表示器7には、温度目盛りが形成
された目盛板7aが設けられており、指針8の回動量を
目盛板7aから読取ることに伴い被測定部位の温度が検
出される。
【0017】次に上記構成の作用について説明する。図
3に示すように、変圧器のモールドコイル9を温度監視
する場合、感温部1をモールドコイル9の樹脂層9aに
埋込み、被測定部位に相当する巻線9bに感温部1を近
接配置する。すると、感温部1に封入されたシリコーン
油が巻線9bの温度に応じて膨脹・収縮する。そして、
シリコーン油の膨脹・収縮に伴う圧力変化が導管4から
ブルドン管に伝達され、ブルドン管が変位し、ブルドン
管の変位に応じて指針8が回動するので、指針8の回動
量を目盛板7aから読取ることにより、巻線9bの温度
を検出する。
【0018】上記実施例によれば、感温部1をアルミナ
系セラミックから形成したので、モールドコイル9の温
度監視を行うにあたって、感温部1と巻線9bとの絶縁
距離を配慮する必要がなくなる。従って、感温部1を巻
線9bに近接配置できるので、樹脂層9aによる温度勾
配が極めて少なくなり、その結果、指針8により表示さ
れる表示温度を補正する必要がなくなる。これと共に、
感温部1の温度伝達性が良好であるため、総じて巻線9
bの温度が正確に検出される。また、感温部1を接続管
3にロー付けするにあたって、ロー付け材料が感温部1
に浸透するので、両者のロー付け強度が高くなると共
に、両者をロー付けし易くなる。
【0019】また、感温部1および導管4の中間の線膨
脹率を有する接続管3により、感温部1と導管4とを接
続した。このため、感温部1と接続管3との線膨脹率
差,導管4と接続管3との線膨脹率差が共に小さくな
る。従って、感温部1により温度検出を行うにあたっ
て、感温部1と接続管3とのロー付け部分,導管4と接
続管3とのロー付け部分に作用する応力が共に小さくな
り、応力がロー付け部分に集中することが防止されの
で、両ロー付け部分のクラックに対する信頼性が向上す
る。
【0020】また、接続管3の肉厚を感温部1の肉厚よ
り薄く設定したので、接続管3の剛性が小さくなる。従
って、感温部1により温度検出を行うにあたって、感温
部1の膨脹・収縮が接続管3により吸収され、感温部1
と接続管3とのロー付け部分に作用する応力が低減され
る。このため、応力がロー付け部分に集中することが確
実に防止され、その結果、ロー付け部分のクラックに対
する信頼性が一層向上する。
【0021】また、感温部1内に詰物2を収容したの
で、感温部1内に注入されるシリコーン油の液量が少な
くなる。このため、装置がコストダウンされると共に、
仮に感温部1からシリコーン油が漏れても、シリコーン
油の漏れ量が少なくなるので、防災性が向上する。
【0022】一般に、シリコーン油等の作動液体は膨脹
率が大きいため、市販の熱電対保護管を感温部1に利用
した場合、大容量のブルドン管が必要になる。これに対
して、感温部1内に詰物2を収容してシリコーン油の液
量を低減すれば、市販の熱電対保護管専用のブルドン管
が不要になるので、従来から使用されているブルドン管
を流用できる。
【0023】また、電気的絶縁性および難燃性に優れる
シリコーン油を感温部1に封入した。このため、仮に感
温部1からシリコーン油が漏れても、モールドコイル9
の巻線9bに損傷を与えることが防止され、その結果、
防災性が一層向上する。尚、上記実施例においては、作
動液体としてシリコーン油を用いたが、これに限定され
るものではなく、アルコール等の有機液体や水銀を用い
ても良い。
【0024】また、上記実施例においては、感温部1内
に詰物2を収容したが、これに限定されるものではな
く、詰物2は必要に応じて収容すれば良い。また、上記
実施例においては、本発明の温度計により変圧器のモー
ルドコイル9を温度監視したが、これに限定されるもの
ではない。特に、絶縁距離の確保が障害となって近接配
置できなかった電気部品の温度監視に適用した場合、本
実施例と同様の効果が得られる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の温度計は次の効果を奏する。請求項1記載の手段によ
れば、感温部をアルミナ系セラミックから形成したの
で、感温部と被測定部位との絶縁距離を配慮する必要が
なくなる。従って、感温部を巻線に近接配置できるの
で、指針の表示温度を補正する必要がなくなる。しか
も、感温部の温度伝達性が良好であることから、総じて
被測定部位の温度が正確に検出される。
【0026】請求項2記載の手段によれば、感温部およ
び導管の間の線膨脹率を有する接続管により両者を接続
した。このため、感温部と接続管との線膨脹率差,導管
と接続管との線膨脹率差が共に小さくなるので、感温部
および導管の接続部分に応力が集中することが防止さ
れ、その結果、両接続部分の信頼性が向上する。請求項
3記載の手段によれば、接続管の肉厚を感温部の肉厚よ
り薄く設定した。このため、感温部の膨脹・収縮が接続
管により吸収され、感温部と接続管との接続部分に作用
する応力が低減されるので、感温部の接続部分に対する
信頼性が向上する。
【0027】請求項4記載の手段によれば、感温部内に
詰物を収容したので、感温部内に注入される作動液体の
量が少なくなる。このため、装置がコストダウンされる
と共に、仮に感温部から作動液体が漏れても、作動液体
の漏れ量が少なくなるので、防災性が向上する。請求項
5記載の手段によれば、電気的絶縁性および難燃性に優
れるシリコーン油を感温部に封入した。このため、仮に
感温部からシリコーン油が漏れても、被測定部位に損傷
を与えることが防止されるので、防災性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図
【図2】要部を拡大して示す断面図
【図3】温度計の使用方法を説明するための図
【符号の説明】
1は感温部、2は詰物、3は接続管、4は導管、8は指
針、9bは巻線(被測定部位)を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定部位の温度に応じて膨脹・収縮す
    る作動液体が封入された感温部と、 この感温部に接続され、前記作動液体の膨脹・収縮に伴
    う圧力変化を伝達する導管と、 この導管に接続され、前記作動液体の圧力変化が導管を
    通して伝達されることに伴って変位するブルドン管と、 このブルドン管に連結され、該ブルドン管の変位に応じ
    た温度を指示す指針とを備え、 前記感温部は、アルミナ系セラミックから形成されてい
    ることを特徴とする温度計。
  2. 【請求項2】 感温部と導管との間は、感温部および導
    管の間の線膨脹率を有する接続管により接続されている
    ことを特徴とする請求項1記載の温度計。
  3. 【請求項3】 感温部と導管との間は、感温部より薄肉
    な接続管により接続されていることを特徴とする請求項
    1記載の温度計。
  4. 【請求項4】 感温部には、作動液体の収容量を調節す
    る電気的絶縁物製の詰物が収容されていることを特徴と
    する請求項1記載の温度計。
  5. 【請求項5】 作動液体がシリコーン油からなることを
    特徴とする請求項1記載の温度計。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020042545A (ko) * 2002-03-15 2002-06-05 손민수 열 팽창식 온도측정장치

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KR20020042545A (ko) * 2002-03-15 2002-06-05 손민수 열 팽창식 온도측정장치

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