JPH09151112A - 微細エマルション組成物 - Google Patents

微細エマルション組成物

Info

Publication number
JPH09151112A
JPH09151112A JP33791395A JP33791395A JPH09151112A JP H09151112 A JPH09151112 A JP H09151112A JP 33791395 A JP33791395 A JP 33791395A JP 33791395 A JP33791395 A JP 33791395A JP H09151112 A JPH09151112 A JP H09151112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
glyceryl
emulsion composition
polyoxyethylene
fatty acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33791395A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Yamada
康博 山田
Hisashi Tachibana
尚志 橘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noevir Co Ltd
Original Assignee
Noevir Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noevir Co Ltd filed Critical Noevir Co Ltd
Priority to JP33791395A priority Critical patent/JPH09151112A/ja
Publication of JPH09151112A publication Critical patent/JPH09151112A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Colloid Chemistry (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液状又は乳液状を呈しながら、皮膚に塗布し
て延伸するとクリーム状になり、しかも良好な延展性及
び保湿性を有し、さらに安定性及び安全性に優れる微細
なエマルション組成物を得る。 【解決手段】 親水性の非イオン性界面活性剤を含有す
るエマルション組成物において、炭素数14〜24の高
級アルコール,炭素数12〜24の脂肪酸,炭素数10
〜24のα-ヒドロキシ脂肪酸,炭素数12〜24の脂
肪酸のグリセリルモノエステル及び炭素数14〜24の
高級アルコールのグリセリルモノエーテルより選んだ1
種以上の乳化助剤を、これらの「クリーム化力」と重量
百分率で表した配合量との積の和が6以上となるように
配合する。前記乳化助剤以外の油性成分は50.0重量
%まで配合することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液状又は乳液状で
ありながら、皮膚に塗布して延伸するとクリーム状にな
り、良好な延展性及び保湿性を有し、さらに安定性及び
安全性に優れる微細エマルション組成物に関する。さら
に詳しくは、特定の「クリーム化力」を付与する乳化助
剤成分を特定量配合して成る微細エマルション組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、医薬品,化粧品,食品等の分
野において、エマルション製剤は非常によく用いられて
おり、特にその外観の透明性或いは半透明性や、粒子の
微細さにより、マイクロエマルション等の微細なエマル
ションが求められている。
【0003】かかる微細エマルションとしては、安定な
二相領域のマイクロエマルションとして、親水性の非イ
オン性界面活性剤と、一定範囲の炭素数及び有機概念図
上の無機性値を有する油の1種又は2種以上と、水とを
特定の重量比で含有して成るマイクロエマルションが開
示されている(特公平6−61454)。
【0004】しかしながら、非イオン性界面活性剤の中
には、配合量によって皮膚刺激性や眼粘膜刺激性が認め
られたり、感作性が認められたりするといった安全性上
問題のあるものが存在する。かといって、皮膚刺激性を
低減するために非イオン性界面活性剤の配合量を減量す
ると、乳化安定性の低下が認められる。乳化安定性を高
めるため、高級脂肪族アルコール等を乳化助剤として配
合したりもするが、一般にかかる乳化系では塩の添加に
より乳化安定性が悪くなり、塩類を高濃度に配合するこ
とは困難であった。さらにpHの変化による影響も少な
くなかった。
【0005】また、一般に液状又は乳液状の製剤は、み
ずみずしい感触やしっとり感が得られるため好まれて使
用されるが、反面、皮膚上に塗布して延伸する際にいつ
までもヌルヌルとして止まり感がなく、さっぱりした使
用感が得られにくいといった問題もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明において
は、液状又は乳液状を呈しながら、皮膚に塗布して延伸
するとクリーム状になり、しかも良好な延展性及び保湿
性を有し、さらに安定性及び安全性に優れる微細エマル
ション組成物を得ることを目的とした。また、本発明
は、低粘度でありながら酸性においても安定で、耐塩性
を有し、塩類や塩を高濃度含有する添加成分等を配合す
ることのできる、微細なエマルションを得ることをも目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の課題
を解決するにあたり、親水性の非イオン性界面活性剤を
少量含有する乳化系において、乳化助剤の配合を検討し
た。まず、本発明において要求される性質である、皮膚
上で延伸することにより得られるクリーム化は、ずり速
度を一定の割合により増していった時に、あるずり速度
以上で粘度が増加する現象として捉えることができる。
乳化助剤として用いられる物質のうち、前記のような性
質を乳化系に付与するものを検索したところ、表1に示
すものが好ましいことがわかった。そしてこれら乳化助
剤について、前記のクリーム化する性質の付与における
寄与率を、それぞれ表1に示す「クリーム化力」で表し
た時、クリーム化力と重量百分率で表した配合量との積
の和が6以上になるように配合することにより、非常に
良好な結果が得られることを見い出し、本発明を完成す
るに至った。
【表1】
【0008】本発明においては、親水性の非イオン性界
面活性剤を少量含有する乳化系において、表1に示す炭
素数14〜24の高級アルコール,炭素数12〜24の
脂肪酸,炭素数10〜24のα-ヒドロキシ脂肪酸,炭
素数12〜24の脂肪酸のモノグリセリルエステル,炭
素数14〜24の高級アルコールのモノグリセリルエー
テルより1種以上を選択して配合する。その際、表1に
示すそれぞれの「クリーム化力」と、百分率で表した配
合量との積の和が6以上になるようにすることを特徴と
する。
【0009】本発明において用いる親水性の非イオン性
界面活性剤としては、HLB値が8.0以上のものが好
ましく、たとえば、ポリオキシエチレン(6E.O.)ソルビ
タンモノステアリン酸エステル,ポリオキシエチレン(2
0E.O.)ソルビタンモノラウリン酸エステル,ポリオキシ
エチレン(20E.O.)ソルビタンモノステアリン酸エステル
等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、
ポリオキシエチレン(6E.O.)ソルビトールモノラウリン
酸エステル,ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビトール
モノラウリン酸エステル,ポリオキシエチレン(6E.O.)
ソルビトールテトラオレイン酸エステル等のポリオキシ
エチレンソルビトール脂肪酸エスエル類、ヘキサグリセ
リルモノラウリン酸エステル,ヘキサグリセリルモノミ
リスチン酸エステル,デカグリセリルモノラウリン酸エ
ステル,デカグリセリルモノイソステアリン酸エステル
等のポリグリセリル脂肪酸エステル類、ポリオキシエチ
レン(10E.O.)グリセリルモノステアリン酸エステル,ポ
リオキシエチレン(15E.O.)グリセリルモノステアリン酸
エステル,ポリオキシエチレン(5E.O.)グリセリルモノ
オレイン酸エステル,ポリオキシエチレン(15E.O.)グリ
セリルモノオレイン酸エステル等のグリセリル脂肪酸エ
ステルの酸化エチレン誘導体、ポリオキシエチレン(6E.
O.)モノラウリン酸エステル,ポリオキシエチレン(10E.
O)モノラウリン酸エステル,ポリオキシエチレン(20E.
O.)トリステアリン酸エステル等のポリエチレングリコ
ール脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン(21E.O.)ラ
ウリルエーテル,ポリオキシエチレン(10E.O.)セチル
エーテル,ポリオキシエチレン(15E.O.)オレイルエーテ
ル等のポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオ
キシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル等の
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエー
テル類、ポリオキシエチレン(10E.O.)ノニルフェニルエ
ーテル,ポリオキシエチレン(15E.O.)オクチルフェニル
エーテル等のポリオキシエチレンアルキルフェニルエー
テル類、ポリオキシエチレン(40E.O.)ヒマシ油,ポリオ
キシエチレン(50E.O.)硬化ヒマシ油等のポリオキシエチ
レンヒマシ油・硬化ヒマシ油誘導体、ポリオキシエチレ
ン(10E.O.)ステアリルアミン,ポリオキシエチレン(10
E.O.)ステリン酸アミド等のポリオキシエチレンアルキ
ルアミド及び脂肪酸アミド類、ショ糖ラウリン酸エステ
ル,ショ糖ミリスチン酸エステル糖のショ糖脂肪酸エス
テル類などが挙げられ、これらより1種又は2種以上を
選択して用いる。配合量としては、0.1〜10.0重
量%程度が適当である。
【0010】本発明において用いる乳化助剤のうち、表
1中「クリーム化力」が5の炭素数14〜24の高級ア
ルコールとしては、n-テトラデカノール(ミリスチルア
ルコール)〜テトラコサノール(カルナービルアルコー
ル)までの直鎖の飽和脂肪族アルコール、2-テトラデカ
ノール〜2-エイコサノール,2-ヘキシルデカノール,イ
ソステアリルアルコール等の分岐鎖を有する飽和の脂肪
族アルコール、オレイルアルコール,リノレイルアルコ
ール等の不飽和の脂肪族アルコール等が挙げられる。
【0011】表1中「クリーム化力」が2の炭素数12
〜24の脂肪酸としては、ドデカン酸(ラウリン酸)〜
ドコサン酸(ベヘン酸)等の直鎖の飽和脂肪酸、2-ドデ
セン酸(2-ラウロレイン酸)〜cis-15-テトラコセン酸
等の直鎖モノエン酸、cis-9,cis-12-オクタデカジエン
酸(リノール酸),trans-9,trans-12-オクタデカジエ
ン酸(リノエライジン酸),9,13-ドコサジエン酸,9,1
5-テトラコサジエン酸等のジエン酸、cis-9,cis-12,cis
-15-オクタデカトリエン酸(リノレン酸),trans-9,tr
ans-12,trans-15-オクタデカトリエン酸(リノレンエラ
イジン酸)等のトリエン酸、5,8,11,14-エイコサテトラ
エン酸(アラキドン酸)等のテトラエン酸が挙げられ
る。
【0012】表1中「クリーム化力」が2の、炭素数1
0〜24のα-ヒドロキシ脂肪酸としては、2-ヒドロキ
シデカン酸(カプリン酸)〜2-ヒドロキシテトラコサン
酸(リグノセリン酸)までの、α位に水酸基を有する直
鎖の飽和脂肪酸、2-ヒドロキシ9-デセン酸(カプロレイ
ン酸)等〜2-ヒドロキシ-cis-15-テトラコセン酸(セラ
コレイン酸)等までのα位に水酸基を有する直鎖モノエ
ン酸、2-ヒドロキシ-cis-9,cis-12-オクタデカジエン酸
(リノール酸),2-ヒドロキシ-trans-9,trans-12-オク
タデカジエン酸(リノエライジン酸)等のα位に水酸基
を有するジエン酸、2-ヒドロキシ-cis-9,cis-12,cis-15
-オクタデカトリエン酸(リノレン酸),2-ヒドロキシ-
trans-9,trans-12,trans-15-オクタデカトリエン酸(リ
ノレンエライジン酸)等のα位に水酸基を有するトリエ
ン酸、2-ヒドロキシイソパルミチン酸,2-ヒドロキシイ
ソステアリン酸等のα位に水酸基を有する分岐鎖脂肪酸
などが挙げられる。
【0013】表1中「クリーム化力」が3の、炭素数1
2〜24の脂肪酸のグリセリルモノエステルとしては、
グリセリルモノラウリン酸エステル〜グリセリルモノテ
トラコ酸エステルまでの直鎖飽和脂肪酸のグリセリルモ
ノエステル、グリセリルモノオレイン酸エステル等の直
鎖モノエン酸のグリセリルモノエステル、グリセリルモ
ノリノール酸エステル等のジエン酸のグリセリルモノエ
ステル、グリセリルイソステアリン酸エステル等の分岐
鎖脂肪酸のグリセリルモノエステル等が挙げられる。
【0014】表1中「クリーム化力」が4の、炭素数1
4〜24の高級アルコールのグリセリルモノエーテルと
しては、グリセリルモノミリスチルエーテル〜グリセリ
ルモノカルナービルエーテルまでの飽和一価アルコール
のグリセリルモノエーテル、グリセリルモノオレイルエ
ーテル,グリセリルモノリノレイニルエーテル,グリセ
リルモノリノレニルエーテル等の不飽和一価アルコール
のグリセリルモノエーテル、グリセリルモノヘキサデシ
ルエーテル,グリセリルモノイソステアリルエーテル等
の分岐アルコールのグリセリルモノエーテル等が挙げら
れる。
【0015】本発明においては、表1に示した乳化助剤
以外の油性成分を配合することができる。かかる油性成
分としては、アボカド油,アルモンド油,オリーブ油等
の植物性油類、タートル油,ミンク油等の動物性油類、
カカオ脂,モクロウ,ヤシ油等の植物性脂肪類、牛脂,
豚脂等の動物性脂肪類、硬化油類、カルナウバロウ,キ
ャンデリラロウ,ホホバ油等の植物性ロウ類、ミツロ
ウ,鯨ロウ,ラノリン等の動物性ロウ類、流動パラフィ
ン,ワセリン,イソパラフィン,セレシン,スクワラン
等の炭化水素油類、ミリスチン酸オクチルドデシル,イ
ソオクタン酸セチル,トリイソオクタン酸グリセリル等
のエステル類、ジメチルポリシロキサン,メチルフェニ
ルポリシロキサン等のシリコーン油等が挙げられ、これ
らより1種又は2種以上を選択して用いる。前記油性成
分の配合量は50.0重量%以下とすることが好まし
い。
【0016】本発明における微細エマルション組成物に
おいて、油相にはさらに酢酸トコフェロール等の抗酸化
剤、紫外線吸収剤など油溶性の添加成分を加えることが
でき、水相にもアスコルビン酸等の水溶性ビタミン類、
アミノ酸,多価アルコール,ムコ多糖類,コラーゲン等
の保湿剤、防腐剤などを添加することができる。
【0017】本発明における微細エマルション組成物に
は、さらに塩類や海藻の抽出物を配合することができ
る。塩類としては、アルカリ金属塩及びアルカリ土類金
属塩より選ばれる1種又は2種以上が好ましく、たとえ
ば塩化リチウム,塩化ナトリウム,塩化カリウム,塩化
ルビジウム,塩化セシウム,炭酸ナトリウム,炭酸水素
ナトリウム,炭酸水素カリウム,炭酸カリウム,硫酸ナ
トリウム,塩化マグネシウム,塩化カルシウム,塩化ス
トロンチウム,塩化バリウム,炭酸マグネシウム,炭酸
カルシウム,炭酸ストロンチウム,炭酸バリウム,硫酸
マグネシウム,硫酸カルシウム,硫酸バリウム等が挙げ
られる。海藻抽出物としては、褐藻類(Phaeophyceae)
に属するヒバマタ属(Fucus),コンブ属(Laminari
a),紅藻類(Rhodophyta)に属するツノマタ属(Chond
rus),スギノリ属(Gigartina)等から精製水,プロピ
レングリコール,1,3-ブチレングリコール,エチレング
リコールモノブチルエーテル,エタノール又はこれらの
混合物等により抽出したものが挙げられ、これらより1
種又は2種以上を選択して用いる。
【0018】そして、本発明における微細エマルション
組成物は、皮膚に塗布する前は液状又は乳液状の剤型と
することが好ましいため、化粧品原料基準の一般試験法
の中の粘度測定法第2法に従い、3号ローターを用いて
1分間6回転で1分後の粘度を測定した時、10,00
0cps以下となるようにするのが適当である。
【0019】なお、本発明に係る微細エマルション組成
物は、通常の界面化学的手法や高圧ホモジナイザーなど
による機械的手法を用いて調製することができるが、界
面活性剤と油性成分及び乳化助剤を含有する油相を混
合,均一化して70〜75℃に加熱し、これにあらかじ
め混合,均一化して同じく70〜75℃に加熱した水相
を攪拌しながら添加して乳化し、冷却する転相乳化法
が、微細なエマルション粒子を得る上で好ましい。
【0020】
【作用】本発明にかかる微細エマルション組成物は平均
粒子径が400nm以下の微細で均一なエマルションであ
り、粘度が10,000cps以下と低い値を示すことを
特徴とするが、非常に安定で、さらに酸性領域でも安定
であり、しかも安全性が高く、また耐塩性にも優れる。
そして、皮膚上に塗布して延伸すると速やかにクリーム
状となり、良好な保湿性と延展性が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明は、乳剤,乳剤型軟膏等の
医薬品製剤における基剤、化粧水,乳液等の化粧料、食
品用乳剤といった形態で利用される。また、色材を加え
て塗料としても使用することができる。特に、粘度の低
い液状或いは乳液状の製剤に好適である。
【0022】
【実施例】さらに本発明の特徴について、実施例により
詳細に説明する。まず、本発明の実施例1及び実施例2
の処方を示す。
【0023】[実施例1] (1)流動パラフィン 7.0(重量%) (2)グリセリルモノステアリルエーテル 1.5 (3)ステアリン酸 0.8 (4)グリセリルモノステアリン酸エステル 0.3 (5)ポリオキシエチレン(10E.O.)モノステアリン酸 3.5 エステル (6)1,3-ブチレングリコール 10.0 (7)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (8)香料 0.1 (9)精製水 76.7 製法:(1)〜(5)の油相成分を混合,均一化して75℃に
加熱する。これにあらかじめ混合,均一化して75℃に
加熱した(6),(7),(9)を攪拌しながら徐々に添加して
乳化し、冷却後40℃にて(8)を添加する。
【0024】[実施例2] (1)ミリスチン酸オクチルドデシル 5.0(重量%) (2)硬化油 1.0 (3)セタノール 2.3 (4)ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタン 3.0 トリステアリン酸エステル (5)グリセリン 6.0 (6)ヒドロキシエチルセルロース 0.1 (7)エタノール 3.0 (8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (9)香料 0.2 (10)精製水 79.3 製法:(1)〜(4)の油相成分を混合,均一化して75℃に
加熱する。一方、(5),(8),(10)を混合,均一化したも
のに(6)を添加して増粘させて75℃に加熱し、これを
前記油相に攪拌しながら添加して乳化し、冷却して40
℃にて(9)を(7)に溶解させて添加する。
【0025】次に上記実施例1及び実施例2に対する比
較例1〜比較例4の処方を、それぞれ表2及び表3に示
した。比較例1及び比較例3は、親水性の非イオン性界
面活性剤を10.0重量%より多く配合したものであ
り、比較例2及び比較例4は、乳化助剤のクリーム化力
と重量百分率で表した配合量との積の和が6.0未満の
ものである。なお、これらは実施例1及び実施例2と同
様にして調製した。
【表2】
【表3】
【0026】上記実施例1,2及び比較例1〜4につい
て、平均粒子径及び粘度を測定し、乳化助剤のクリーム
化力と重量百分率で表した配合量との積の和とともに表
4に記載した。粘度は、化粧品原料基準の一般試験法の
中の粘度測定法第2法に従い、3号ローターを用いて1
分間6回転で1分後の粘度を測定した。また、25℃に
おける保存安定性、塩類として塩化ナトリウム0.5重
量%を添加した場合の安定性、エマルション組成物のp
Hを4.0とした場合の安定性、皮膚に塗布した際のク
リーム化性及び皮膚刺激性を調べた。保存安定性は各試
料を25℃で3カ月間保存し、エマルションの状態を観
察して、「○;透明性及び状態の変化を認めない」,
「△;濁度の増加が認められる」,「×;濁度の増加が
顕著であるか、相分離が認められる」として評価した。
塩化ナトリウム添加時の安定性については、塩化ナトリ
ウムを添加した後の状態の変化を観察し、またpH4.
0における安定性は、クエン酸によりエマルション組成
物のpHを4.0に調整した後の状態の変化を観察し
て、それぞれ上記と同様に評価した。皮膚に塗布した際
のクリーム化性は、実施例及び比較例の各試料を皮膚に
塗布して延伸し、クリーム状に変化する状況を観察し
て、「○;延伸により速やかに粘度の適度な上昇が認め
られ、良好なクリーム状となる」,「△;粘度の上昇及
びクリーム状への変化を認めるにはかなりの延伸時間を
要する」,「×;延伸により粘度の上昇,クリーム状へ
の変化を認めない」として評価した。皮膚刺激性は、男
性パネラー20名による48時間の閉塞貼付試験を行
い、その結果を表5に示す判定基準に従って判定し、2
0名の皮膚刺激指数の平均値にて示した。以上の結果を
表6にまとめて示した。
【表4】
【表5】
【表6】
【0027】表4より、本発明の実施例1及び実施例2
では平均粒子径が320〜350nmの均一な微細エマル
ションが得られており、粘度も1,200〜1,500
cpsと低い値を示していた。また表6より、いずれも良
好な保存安定性を示し、塩化ナトリウムを添加した場合
及びpHを4.0とした場合にも安定性は良好であっ
た。さらに、いずれにおいても良好なクリーム化性が認
められており、皮膚刺激指数もいずれも0.10点以下
で、皮膚刺激性も極めて低いことが示された。これに対
し比較例1及び比較例3では、微細で保存安定性等も良
好なエマルションが得られ、クリーム化性もほぼ良好で
あるが、皮膚刺激指数が1.55点及び1.65点と若
干の皮膚刺激性が認められた。また、比較例2及び比較
例4では平均粒子径は実施例に比べて大きく、いずれも
塩添加時及びpH4.0での安定性が悪く、比較例4で
は25℃における保存安定性もあまり良くなかった。ま
た皮膚に塗布して延伸した際、明確なクリーム化も認め
られなかった。
【0028】続いて、本発明に係る他の実施例の処方を
示す。 [実施例3] マイクロエマルション液 (1)パルミチン酸 0.5(重量%) (2)ベヘン酸 0.5 (3)オレイルアルコール 0.8 (4)ポリオキシエチレン(6E.O.)ソルビトール 1.5 モノラウリン酸エステル (5)酢酸トコフェロール 0.2 (6)エタノール 2.0 (7)フェノキシエタノール 0.2 (8)香料 0.1 (9)精製水 94.2 製法:(1)〜(5)を混合,加熱して均一とし、75℃に保
つ。これに75℃に加熱した(9)を攪拌しながら添加し
乳化した後冷却し、40℃にて(6)に(7),(8)を溶解さ
せて添加する。
【0029】 [実施例4] 保湿液 (1)ホホバ油 5.0(重量%) (2)2-ヒドロキシカプリン酸 0.5 (3)2-ヒドロキシパルミチン酸 0.5 (4)2-ヒドロキシアラキン酸 0.5 (5)グリセリルモノミリスチン酸エスエル 1.5 (6)デカグリセリルモノラウリン酸エステル 2.0 (7)ソルビトール 3.0 (8)1,3-ブチレングリコール 5.0 (9)ヒアルロン酸ナトリウム 0.2 (10)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (11)香料 0.1 (12)精製水 81.6 製法:(1)〜(6)の油相成分を混合,均一とし、75℃に
加熱する。一方、(7),(8),(10),(12)の水相成分を混
合し、加熱して均一とし75℃に保つ。これを前記油相
成分に攪拌しながら徐々に添加して乳化し、冷却後40
℃にて(9),(11)を添加,混合する。
【0030】 [実施例5] 乳液 (1)流動パラフィン 10.0(重量%) (2)スクワラン 5.0 (3)グリセリルモノミリスチルエーテル 1.5 (4)2-ヒドロキシウンデカン酸 1.0 (5)グリセリルモノイソステアリン酸エステル 1.0 (6)ポリオキシエチレン(50E.O.)硬化ヒマシ油 3.0 (7)グリセリン 6.0 (8)ヒドロキシプロピルセルロース 0.1 (9)海藻抽出物 0.2 (10)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (11)香料 0.1 (12)精製水 72.0 製法:(1)〜(6)の油相成分を混合,均一とし、75℃に
加熱する。一方、(7),(8),(10),(12)の水相成分を混
合し、加熱して均一とし75℃に保つ。これを前記油相
成分に攪拌しながら徐々に添加して乳化し、冷却後40
℃にて(9),(11)を添加,混合する。
【0031】 [実施例6] 日焼け止め用乳液 (1)イソパラフィン 4.0(重量%) (2)ジメチルポリシロキサン 6.0 (3)イソステアリン酸 0.6 (4)2-オクチルドデカノール 2.2 (5)ポリオキシエチレン(15E.O.)グリセリル 3.5 モノステアリン酸エステル (6)パラメトキシ桂皮酸2-エチルヘキシル 6.0 (7)酢酸トコフェロール 0.5 (8)プロピレングリコール 8.0 (9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (10)香料 0.1 (11)精製水 69.0 製法:(1)〜(7)の油相成分を混合,均一とし、75℃に
加熱する。一方、(8),(9),(11)の水相成分を混合し、
加熱して均一とし75℃に保つ。これを前記油相成分に
攪拌しながら徐々に添加して乳化し、冷却後40℃にて
(10)を添加,混合する。
【0032】 [実施例7] マッサージ剤 (1)ミツロウ 2.0(重量%) (2)スクワラン 10.0 (3)ミリスチン酸イソプロピル 5.0 (4)イソステアリルアルコール 2.2 (5)グリセリルモノラウリン酸エステル 0.3 (6)ポリオキシエチレン(10E.O.)モノステアリン酸 1.0 エステル (7)ポリオキシエチレン(15E.O.)セチルエーテル 2.4 (8)グリセリン 5.0 (9)1,3-ブチレングリコール 5.0 (10)塩化ナトリウム粒子(粒子径0.1mm) 0.1 (11)塩化マグネシウム粒子(粒子径0.1mm) 0.1 (12)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (13)香料 0.1 (14)精製水 66.7 製法:(1)〜(7)の油相成分を混合,均一とし、75℃に
加熱する。一方、(8),(9),(12),(14)の水相成分を混
合し、加熱して均一とし75℃に保つ。これを前記油相
成分に攪拌しながら徐々に添加して乳化し、冷却後40
℃にて(13)を添加,混合し、次いで(10),(11)を分散さ
せる。
【0033】 [実施例8] 乳剤 (1)ワセリン 10.0 (2)コレステロール 10.0 (3)リノール酸 0.3 (4)アラキドン酸 0.3 (5)ベヘニルアルコール 2.5 (6)ショ糖脂肪酸エステル 3.0 (7)酢酸トコフェロール 0.5 (8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (9)精製水 73.3 製法:(1)〜(7)を混合,加熱して均一とし、75℃に保
つ。一方、(8)を(9)に加熱溶解して75℃とし、これに
前記油相成分を添加,混合後、高圧ホモジナイザーにて
処理して乳化し、冷却する。
【0034】実施例3〜8について、平均粒子径及び粘
度を上記と同様の方法で測定し、25℃における保存安
定性及びクリーム化性も上記の方法により評価した。ま
た、同時に男女パネラー各20名を1群とし、各実施例
をブラインドにて使用させて、その際のしっとり感,延
展性及び皮膚刺激感について官能評価を行わせた。しっ
とり感については「ある;5点」,「ややある;4
点」,「どちらともいえない;3点」,「ややない;2
点」,「ない;1点」、延展性については「良好;5
点」,「やや良好;4点」,「普通;3点」,「やや悪
い;2点」,「悪い;1点」、皮膚刺激感としては、
「非常に感じる;4点」,「感じる;3点」,「少し感
じる;2点」,「微妙に感じる;1点」,「感じない;
0点」として点数化し、20名の平均値を求めた。以上
の結果は表7及び表8に示した。
【0035】
【表7】
【表8】 表7より、本発明の実施例はいずれも平均粒子径がほぼ
260〜390nmの微細なエマルションであることが示
され、粘度も1,800cps以下と低く、良好な保存安
定性及びクリーム化性が認められていた。また表8よ
り、皮膚上に使用した際、良好なしっとり感と延展性が
得られることが示される。皮膚刺激感については、実施
例6及び実施例7でわずかに刺激感が認められたもの
の、概ね皮膚刺激性の低いことが示された。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明により、液
状又は乳液状を呈しながら、皮膚に塗布して延伸すると
クリーム状になり、しかも良好な延展性及び保湿性を有
し、さらに安定性及び安全性に優れる微細エマルション
組成物を得ることができた。また、本発明により、低粘
度でありながら酸性においても安定で、耐塩性を有し、
塩類や塩を高濃度含有する添加成分等を配合することの
できる、微細なエマルションを得ることができた。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親水性の非イオン性界面活性剤を含有す
    るエマルション組成物において、ずり速度に対して不可
    逆的な粘度の上昇を付与する力を「クリーム化力」とし
    て表し、以下のように規定した時、 炭素数14〜24の高級アルコール 5 炭素数12〜24の脂肪酸 2 炭素数10〜24のα-ヒドロキシ脂肪酸 2 炭素数12〜24の脂肪酸のグリセリルモノエステル 3 炭素数14〜24の高級アルコールのグリセリルモノエーテル 4 クリーム化力と重量百分率(%)で表した配合量との積
    の和が6以上となるように、上記成分の1種又は2種以
    上を配合することを特徴とする微細エマルション組成
    物。
  2. 【請求項2】 さらに50.0重量%までの油性成分を
    配合することを特徴とする、請求項2に記載の微細エマ
    ルション組成物。
  3. 【請求項3】 平均粒子径が400nm以下の水中油型エ
    マルションであることを特徴とする、請求項1又は請求
    項2に記載の微細エマルション組成物。
  4. 【請求項4】 親水性の非イオン性界面活性剤の配合量
    が0.1〜10.0重量%であることを特徴とする、請
    求項1〜請求項3に記載の微細エマルション組成物。
  5. 【請求項5】 粘度が10,000センチポアズ(cp
    s)以下であることを特徴とする、請求項1〜請求項4
    に記載の微細エマルション組成物。
JP33791395A 1995-11-30 1995-11-30 微細エマルション組成物 Pending JPH09151112A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33791395A JPH09151112A (ja) 1995-11-30 1995-11-30 微細エマルション組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33791395A JPH09151112A (ja) 1995-11-30 1995-11-30 微細エマルション組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09151112A true JPH09151112A (ja) 1997-06-10

Family

ID=18313178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33791395A Pending JPH09151112A (ja) 1995-11-30 1995-11-30 微細エマルション組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09151112A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001006993A1 (en) * 1999-07-27 2001-02-01 Shiseido Company, Ltd. Oil-in-water emulsion composition
WO2001070187A1 (en) * 2000-03-21 2001-09-27 Unilever Plc LOW pH HIGH FATTY ACID VANISHING CREAM
JP2002087923A (ja) * 2000-09-11 2002-03-27 Kose Corp 化粧料
JP2002544155A (ja) * 1999-05-07 2002-12-24 ファルマソル ゲーエムベーハー 流体および固体脂質の混合物を基礎とする脂質粒子、およびそれらを製造するための方法
JP2004269502A (ja) * 2003-02-19 2004-09-30 Kose Corp 水中油型乳化化粧料
JP2013189408A (ja) * 2012-03-15 2013-09-26 Shiseido Co Ltd 半透明化粧料
JP2013199443A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Mandom Corp 水中油型乳化組成物
JP2017109977A (ja) * 2015-12-18 2017-06-22 ポーラ化成工業株式会社 水中油型乳化組成物
EP3308766A1 (en) 2016-10-11 2018-04-18 Ionia Azure AG Cosmetic water-in-oil microemulsion

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002544155A (ja) * 1999-05-07 2002-12-24 ファルマソル ゲーエムベーハー 流体および固体脂質の混合物を基礎とする脂質粒子、およびそれらを製造するための方法
WO2001006993A1 (en) * 1999-07-27 2001-02-01 Shiseido Company, Ltd. Oil-in-water emulsion composition
WO2001070187A1 (en) * 2000-03-21 2001-09-27 Unilever Plc LOW pH HIGH FATTY ACID VANISHING CREAM
JP2002087923A (ja) * 2000-09-11 2002-03-27 Kose Corp 化粧料
JP2004269502A (ja) * 2003-02-19 2004-09-30 Kose Corp 水中油型乳化化粧料
JP2013189408A (ja) * 2012-03-15 2013-09-26 Shiseido Co Ltd 半透明化粧料
JP2013199443A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Mandom Corp 水中油型乳化組成物
JP2017109977A (ja) * 2015-12-18 2017-06-22 ポーラ化成工業株式会社 水中油型乳化組成物
EP3308766A1 (en) 2016-10-11 2018-04-18 Ionia Azure AG Cosmetic water-in-oil microemulsion
WO2018068884A1 (en) 2016-10-11 2018-04-19 Ionia Azuré Ag Cosmetic water-in-oil microemulsion

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2459613C2 (ru) Композиция эмульсии "масло в воде" и способ ее получения
JP4504195B2 (ja) 半透明化粧料
KR101337811B1 (ko) O/w 미세 에멀젼 외용제의 제조 방법
EP1380278A1 (en) Cosmetic emulsion preparation and agent for external use
KR101116899B1 (ko) 안정한 농축형 및 희석형 수중유형 에멀젼
US5976604A (en) Oil-in-water emulsion composition having high oil content and method for producing the same
JP3489703B2 (ja) 微細エマルション組成物
HK1079982A1 (zh) 囊泡分散物及含有囊泡分散物的化妆品
TW200916118A (en) External preparation for skin
JP3667046B2 (ja) 微細エマルション組成物
JPS63126544A (ja) マイクロエマルシヨン
JPH09309813A (ja) 皮膚外用剤
JPH07267814A (ja) 化粧水型乳化組成物
JP2711541B2 (ja) 多価アルコール中油型乳化組成物及び水中油型乳化組成物
JP3535583B2 (ja) 透明化粧水
JPS6186940A (ja) 水中油型乳化組成物
JPH10182338A (ja) 水中油型乳化組成物
JP3978611B2 (ja) 化粧料組成物
WO2015034046A1 (ja) エマルション及びその製造方法
JP2007291023A (ja) 皮膚外用剤
JP3439871B2 (ja) 化粧料
JP2003267830A (ja) 液状化粧料
JPH08245370A (ja) 水中油型乳化組成物
JP2023069049A (ja) 乳化助剤、乳化化粧料および乳化化粧料の製造方法
JP4592347B2 (ja) 外用剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20041006

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02