JPH09151358A - 剥離可能に部材が接着されるための被接着部及びそれを利用した接着部 - Google Patents

剥離可能に部材が接着されるための被接着部及びそれを利用した接着部

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JPH09151358A
JPH09151358A JP7313059A JP31305995A JPH09151358A JP H09151358 A JPH09151358 A JP H09151358A JP 7313059 A JP7313059 A JP 7313059A JP 31305995 A JP31305995 A JP 31305995A JP H09151358 A JPH09151358 A JP H09151358A
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electron beam
curable resin
adhered
beam curable
reinforcing film
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Tsunefumi Yamori
恒文 矢守
Shigeji Matsuzawa
茂治 松澤
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Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接着及び剥離面が高い耐熱性、耐磨耗性を有す
る被接着部を提供することを目的とする。更に、その接
着及び剥離面に剥離可能に接着される部材とその被接着
部を利用した接着部を提供する。 【解決手段】硬化後のTg(ガラス転移点温度)が−2
0℃以上の電子線硬化型樹脂を主成分とし、更にシリコ
ーンアクリレートを1〜20重量%含有する電子線で硬
化された電子線硬化型樹脂層22を有し、その層表面を
接着及び剥離面として剥離可能に部材が接着されるため
の被接着部。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、剥離可能に接着さ
れる被接着部に関し、特に感圧性接着剤層を有する基材
として例えば使い捨てオムツのファスナーテープと組み
合わせて使用された場合に好適な接着部に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に使い捨てオムツ用テープ、例えば
ファスナーテープが固定される使い捨てオムツの被接着
部は、該オムツの装着時の洩れやズレの防止上、固定時
にファスナーテープが外れにくいことが必要であり、他
方、オムツの装着、脱着を容易にするためには、ファス
ナーテープがオムツから剥がし易いことが必要である。
【0003】このため、従来から使い捨てオムツのファ
スナー部においては、ファスナーテープの接着剤として
容易に高接着が得られる感圧性接着剤が使用されたり、
剥離を容易にするためにオムツのフロント部に補強フィ
ルムが設けられて被接着部とされ、この補強フィルムの
面上にファスナーテープの固定時に該テープが外れない
高保持性を有する長鎖アルキル系の剥離処理剤が塗工さ
れていた。
【0004】この長鎖アルキル系の剥離処理剤は上記の
要望に応えるための優れた剥離処理剤としての長所を発
揮したが、補強フィルムをオムツ本体のバックシートの
フロント部にホットメルト接着剤で貼り合わせる場合、
補強フィルムの剥離処理面の耐熱性が劣るために、実際
使用した場合、剥離強度が大幅に増加し剥がれにくくな
ったり、剥離処理した補強フィルムを保管しておいた場
合、夏場の高温状態下で剥離強度が大幅に増加する危険
性があった。また、補強フィルムの剥離処理面の耐磨耗
性に劣り、指等で傷をつけたり、製造工程中に傷がつい
たりし易く、剥離強度が大幅に増加する問題があった。
同時に長鎖アルキル系の剥離処理剤を塗工する場合、熱
トルエン等の溶剤に希釈して塗工しなければならず、操
業性および環境に著しい問題を生じていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、接着及び剥
離面が高い耐熱性、耐磨耗性を有する被接着部を提供す
ることを目的とする。更に、その接着及び剥離面に剥離
可能に接着される部材とその被接着部を利用した接着部
を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の問題
点に鑑み、被接着部の表面が、電子線によって硬化した
樹脂層の表面であり、樹脂組成として、硬化後のTg
(ガラス転移点温度)が−20℃以上の電子線硬化型樹
脂を主成分とし、更にシリコーンアクリレートを1〜2
0重量%含有することにより、被接着部の剥離処理面が
充分な接着及び剥離性能を示し、かつ高い耐熱性、耐磨
耗性を有することを見出し、本発明を完成させたもので
ある。
【0007】本発明に係る被接着部は、硬化後のTg
(ガラス転移点温度)が−20℃以上の電子線硬化型樹
脂を主成分とし、更にシリコーンアクリレートを1〜2
0重量%含有する電子線で硬化された電子線硬化型樹脂
層を有し、その層表面を接着及び剥離面として剥離可能
に部材が接着されるための被接着部である。またシリコ
ーンアクリレートの含有量が1〜10重量%であると特
に好ましい。
【0008】また前記部材が感圧性接着剤層を有する基
材であり、その部材と被接着部を組み合わせると接着部
が得られる。前記剥離可能に接着されるための被接着部
と前記感圧性接着剤層を有する基材がオムツの構成部材
として使用されると、優れた効果を発揮する。オムツの
構成部材として使用される場合、具体的には、被接着部
がオムツ本体のバックシートのフロント部の補強フィル
ムに設けられ、感圧性接着剤層を有する基材がオムツの
ファスナーテープとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】被接着部を形成する上で電子線硬
化型樹脂層は補強フィルム上に形成されることが多い。
この補強フィルムの基材の材質は、特に限定されないが
代表的なものとして、ポリエチレン、ポリプロピレンな
どのポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リブチレンテレフタレート、ポリエチレン−2、6−ナ
フタレートなどのポリエステル、ナイロン6、ナイロン
12などのポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニ
リデン、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリスチレン、
ポリカーボネート、ポリアクリロニトリル、ポリスルフ
ォン、ポリフェニレンオキサイド、ポリフェニレンサル
ファイド、芳香族ポリアミド、ポリイミド、ポリアミド
イミド、セルロース、酢酸セルロースなどおよび、これ
らの共重合体や、他の有機物との共重合体などを例示す
ることができる。塗工性、フィルム強度等の点で、ポリ
エチレンテレフタレートなどのポリエステル、ポリエチ
レン、ポリプロピレンなどのポリオレフィンが好まし
い。
【0010】被接着部を形成する電子線硬化型樹脂層に
おいて、硬化後のTg(ガラス転移点温度)が−20℃
以上の電子線硬化型樹脂を電子線硬化型樹脂層の主成分
となるように選択することによって製造時や使用時に被
接着部の表面として充分な耐磨耗性が得られる。Tgが
−20℃未満の場合は硬化後の膜の耐磨耗性が低下し、
製造工程中のロールとのこすれや搬送の際に塗工表面に
傷が入り、剥離性が得られなくなる恐れが有る。また逆
にTgが高くなると、耐磨耗性や耐熱性が向上するので
好ましい。但し、Tgが高く、コート量も多い場合は折
れ、割れの生じる恐れが多くなるので、5g/m2 以下
程度にすることが好ましい。
【0011】電子線硬化性化合物としては以下に掲げる
プレポリマーやモノマー等が例示される。(a)脂肪
族、脂環族、芳香脂肪族2〜6価の多価アルコールおよ
びポリアルキレングリコールのポリ(メタ)アクリレー
ト;(b)脂肪族、脂環族、芳香脂肪族、芳香族2〜6
価の多価アルコールにアルキレンオキサイドを付加させ
た形の多価アルコールのポリ(メタ)アクリレート;
(c)ポリ(メタ)アクリロイルオキシアルキルリン酸
エステル;(d)ポリエステルポリ(メタ)アクリレー
ト;(e)エポキシポリ(メタ)アクリレート(f)ポ
リウレタンポリ(メタ)アクリレート;(g)ポリアミ
ドポリ(メタ)アクリレート;(h)ポリシロキサンポ
リ(メタ)アクリレート;(i)側鎖および/または末
端に(メタ)アクリロイルオキシ基を有するビニル系ま
たはジエン系低重合体;(j)前記(a)〜(i)記載
のオリゴエステル(メタ)アクリレート変性物等のプレ
ポリマー。
【0012】また、モノマーとしては、(a)エチレン
性不飽和モノまたはポリカルボン酸等で代表されるカル
ボキシ基含有単量体およびそれらのアルカリ金属塩、ア
ンモニウム塩、アミン塩等のカルボン酸塩基含有単量
体;(b)エチレン性不飽和(メタ)アクリルアミドま
たはアルキル置換(メタ)アクリルアミド、N−ビニル
ピロリドンのようなビニルラクタム類で代表されるアミ
ド基含有単量体;(c)脂肪族または芳香族ビニルスル
ホン酸類で代表されるスルホン酸基含有単量体およびそ
れらのアルカリ金属塩、アンモニウム塩、アミン塩等の
スルホン酸塩基含有単量体;(e)ジメチルアミノエチ
ル(メタ)アクリレート−2−ビニルピリジン等のアミ
ノ基含有単量体;(f)4級アンモニウム塩基含有単量
体;(g)エチレン性不飽和カルボン酸のアルキルエス
テル;(h)(メタ)アクリロニトリル等のニトリル基
含有単量体;(i)スチレン;(j)酢酸ビニル、酢酸
(メタ)アリル等のエチレン性不飽和アルコールのエス
テル;
【0013】(k)活性水素を含有するアルキレンオキ
シド付加重合体のモノ(メタ)アクリレート類;(l)
多塩基酸と不飽和アルコールとのジエステルで代表され
るエステル基含有2官能単量体;(m)活性水素を含有
する化合物のアルキレンオキシド付加重合体と(メタ)
アクリル酸とのジエステルよりなる2官能単量体;
(n)N,N−メチレンビスアクリルアミド等のビスア
クリルアミド;(o)ジビニルベンゼン、ジビニルエチ
レングリコール、ジビニルスルホン、ジビニルエーテ
ル、ジビニルケトン等の2官能単量体;(p)ポリカル
ボン酸と不飽和アルコールとのポリエステルで代表され
るエステル基含有多官能単量体;(q)活性水素を含有
する化合物のアルキレンオキシド付加重合体と(メタ)
アクリル酸とのポリエステルよりなる多官能単量体;
(r)トリビニルベンゼンのような多官能不飽和単量体
等が挙げられる。
【0014】特許請求範囲に記載のシリコーンアクリレ
ートとは、上記のポリシロキサンポリ(メタ)アクリレ
ートに相当するものであり、ジメチルポリシロキサン、
フェニルメチルポリシロキサン等に(メタ)アクリル基
を導入したものである。その構造は、ジメチルポリシロ
キサン、フェニルメチルポリシロキサン等の分子鎖片末
端にラジカル重合可能な(メタ)アクリロイル基を含有
した有機基を導入した、いわゆるマクロマーや、ジメチ
ルポリシロキサン、フェニルメチルポリシロキサン等の
分子鎖両末端に(メタ)アクリロイル基を含有した有機
基を導入したもの、およびジメチルポリシロキサン、フ
ェニルメチルポリシロキサン等の分子鎖両末端および側
鎖に、(メタ)アクリロイル基を含有した有機基を導入
したもの等が挙げられる。
【0015】電子線硬化型樹脂中のシリコーンアクリレ
ートの添加量は、1〜20重量%が望ましく、より好ま
しくは1〜10重量%である。1重量%未満では、剥離
強度が大きな値となり、ファスナーテープを補強フィル
ムから剥離させるのが困難となり、10重量%を越える
と十分な剥離強度が得られにくくなり、20重量%を越
えると剥離強度が小さな値となって、使用中、ファスナ
ーテープが補強フィルムから外れる危険性がある。
【0016】補強フィルムに塗工する電子線硬化型樹脂
のコート量は、0.05〜5g/m 2 が望ましく、0.
05g/m2 未満では剥離強度が大きな値となり充分な
剥離レベルが得られず5g/m2 を越えると、電子線硬
化型樹脂の塗工面の柔軟性に欠け、塗工面の耐屈曲性に
劣り、硬化膜が割れて剥離強度に影響を及ぼしたり、片
面のみの塗工のため、補強フィルムにカール等の問題が
生じたりする。
【0017】このように電子線硬化型樹脂を補強フィル
ムに塗工することによって被接着部が得られるので、補
強フィルム自体に剥離性を持たせて被接着部を得るより
も次の点で有利である。先ず、補強フィルム自体に剥離
性を持たせるためにはフィルム成形時にシリコーン樹脂
等を練り混むようなことが必要になり、一般に一度に大
量に生産されるフィルム生産でこのような特種な性質を
持たせることは好ましくない。また、このようにして得
られる補強フィルムは表裏の両面とも剥離性が現れるの
で、他の材料に補強フィルムを接合する際の障害にな
る。また、フィルムの成分が大きく変わるのでフィルム
の強度や伸度等の物性も損なわれやすい。
【0018】電子線硬化型樹脂中には、上記の如きプレ
ポリマーやモノマーの他に、必要に応じて、例えば樹
脂、顔料、レベリング剤、滑剤、界面活性剤等を適宜添
加することができる。 樹脂としては、例えばアクリル
樹脂、シリコーン樹脂、アルキッド樹脂、フッソ樹脂、
ブチラール樹脂等が挙げられる。顔料としては、例えば
カオリン、焼成カオリン、タルク、クレー、軽質炭酸カ
ルシウム、重質炭酸カルシウム、二酸化ケイ素、二酸化
チタン、水酸化アルミニウム、アルミナ等の無機顔料、
およびスチレンマイクロボール、ナイロンパウダー、ポ
リエチレンパウダー、尿素・ホルマリン樹脂フィラー、
生デンプン粒等の有機顔料が挙げられる。
【0019】補強フィルムに電子線硬化型樹脂を塗工す
る前に、樹脂とフィルム基材との密着性を改良するため
に、コロナ放電処理、グロー放電処理、コーティングに
よるアンカーコート処理が施されてもよい。電子線硬化
型樹脂を塗工する場合は、グラビア方式、オフセットロ
ール方式、バー方式、リップコーター方式等各種公知の
技術が使える。引き続き、電子線硬化型樹脂を硬化する
場合、照射する電子線の量は、0.1〜10Mrad程
度の範囲が望ましい。0.1Mrad未満では、樹脂成
分を十分に硬化させることができず、10Mradを越
えるような過度の電子線照射は、支持体の変色や強度の
低下を引き起こす恐れがある。なお、電子線照射方法と
しては、例えばスキャンニング方式、カーテンビーム方
式、ブロードビーム方式等が採用でき、照射する際の加
速電圧は100〜300KV程度が適当である。なお、
上記の電子線硬化型樹脂は、直接紙オムツのバックシー
トの面上に塗工して用いることも出来る。その他、医療
用テープ、包装用テープなどの部材が剥離可能に接着さ
れるための被接着部としても有用である。尚、このよう
な電子線硬化型樹脂の塗工、硬化の工程は無溶剤で行わ
れることが一般的であり、そのため環境への悪影響や、
引火等を防ぐための注意を必要としないので、溶剤塗工
に比べて大きな利点がある。
【0020】被接着部に剥離可能に接着される部材は感
圧性接着剤層を有する基材である。この感圧性着剤層を
有する基材として粘着テープが使用される。この粘着テ
ープは補強フィルムの基材に強力に接着することが要求
され、ゴム系の粘着剤が、良好な接着性を示すものとし
て通常使用される。ゴム系の粘着剤の主成分なるエラス
トマーとしては、天然ゴム、イソプレンゴム、スチレン
ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエン−スチレン共重
合体、スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重
合体、スチレン−イソプレン−スチレン共重合体、ブチ
ルゴム、ポリイソブチレン、クロロプレンゴム、ポリビ
ニルイソブチルエーテル、再生ゴムもしくはこれらの水
素添加物等が挙げられる。これらのエラストマーを主成
分とし、各種粘着付与剤樹脂、軟化剤、充填剤、老化防
止剤、安定剤、着色剤等を必要に応じて添加したものが
粘着剤として使用される。
【0021】このようなゴム系の粘着剤が、補強フィル
ムに強力に接合するように調整されるが、本発明の被接
着部と組み合わせると、接合直後から十分な接合力を示
し、また、接合後長時間貼りつけた後でも十分な剥離性
を示す。
【0022】本発明の剥離可能に接着されるための被接
着部を使用した一例である使い捨てオムツの被接着部の
実例を図面について説明する。図1は、紙オムツを装着
する際に正面方向から見た紙オムツの正面図である。紙
オムツを人体に装着した時に腹部を覆うバックシート1
の一部分(フロント部)の表面に補強フィルム2が貼り
つけられている。また腰を覆うベルト状の部分の両端部
にはリリーステープ3,3、ファスナーテープ4,4が
貼りつけられている。尚、装着前にはファスナーテープ
4,4はリリーステープ3,3の側に折り曲げられ、そ
の粘着剤層表面がリリーステープによって保護されるよ
うになっている。
【0023】このような紙オムツを装着し、ファスナー
テープ4を補強フィルム2に貼りつけた状態を図2に示
した。図2はファスナーテープを貼りつけた補強フィル
ムの一部断面図である。バックシート1上に接着剤層23
によって、前述の電子線硬化型樹脂の硬化層22が塗工に
より表面に設けられた補強フィルム2である基材フィル
ムが接合されている。この電子線硬化型樹脂の硬化層22
(簡単に言えば硬化された電子線硬化型樹脂層)が設け
られた補強フィルムが本発明の被接着部である。一方、
この補強フィルム2に設けられた電子線硬化型樹脂の硬
化層22表面にはテープ支持体41上に感圧性接着剤層42を
設けたファスナーテープ4が感圧性接着剤層42を介し
て、剥離自在に接着固定される。この感圧性接着剤層42
と電子線硬化型樹脂の硬化層22との境界面で本発明の接
着部が構成される。
【0024】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明をより具体的に
説明するが、勿論これらに限定されるものではない。ま
た特に断らない限り例中の部および%はそれぞれ重量部
および重量%を示す
【0025】実施例1 東洋紡製パイレンフィルムP2161(帯電防止タイプ
二軸延伸ポリプロピレンフィルム)の厚さ20μmのフ
ィルムに、以下に示す電子線硬化型樹脂を1g/m2
工し、3Mradの電子線照射を行い樹脂を硬化させ
て、電子線硬化型樹脂の硬化層を有する補強フィルムを
作成した。 電子線硬化型樹脂; アロニックスM−8030(東亜合成化学社製ポリエス
テルアクリレート Tg=250℃以上) 100部 EB 350(ダイセルUCB社製シリコーンアクリレ
ート) 10部
【0026】実施例2 実施例1において、電子線硬化型樹脂の組成を以下のよ
うに変更した。 電子線硬化型樹脂; EB 0227(大日本インキ化学社製ポリエステルア
クリレート Tg=50℃以上) 100部 EB 1360(ダイセルUCB社製シリコーンアクリ
レート) 5部
【0027】実施例3 実施例1において、電子線硬化型樹脂の組成を以下のよ
うに変更した。 電子線硬化型樹脂; アロニックス M−310(東亜合成社製 トリメチロ
ールプロパンPo(プロピレンオキサイド)変性トリア
クリレート Tg=120℃) 100部 EB 350(ダイセルUCB社製シリコーンアクリレ
ート) 2部 EB 1360(ダイセルUCB社製シリコーンアクリ
レート) 2部
【0028】実施例4 実施例1において、電子線硬化型樹脂の組成を以下のよ
うに変更した。 電子線硬化型樹脂; アロニックス M−310(東亜合成社製 トリメチロ
ールプロパンPo(プロピレンオキサイド)変性トリア
クリレート Tg=120℃) 100部 EB 350(ダイセルUCB社製シリコーンアクリレ
ート) 15部
【0029】比較例1 実施例1において、電子線硬化型樹脂の組成を以下のよ
うに変更した。 電子線硬化型樹脂; アロニックスM−8030(東亜合成化学社製ポリエス
テルアクリレート Tg=250℃以上) 100部 EB 350 (ダイセルUCB社製シリコーンアクリ
レート) 30部
【0030】比較例2 実施例1において、電子線硬化型樹脂の組成を以下のよ
うに変更した。 電子線硬化型樹脂; アロニックスM−8030(東亜合成化学社製ポリエス
テルアクリレート Tg=250℃以上) 100部 EB 350 (ダイセルUCB社製シリコーンアクリ
レート) 0.5部
【0031】比較例3 実施例1において、電子線硬化型樹脂の塗工量を7g/
2 に変更した以外は実施例1と同一とした。
【0032】比較例4 実施例1において、電子線硬化型樹脂の塗工量を0.0
3g/m2 に変更した以外は実施例1と同一とした。
【0033】比較例5 実施例1において、電子線硬化型樹脂の代わりに以下に
示す樹脂を使用した。長鎖アルキル系剥離処理剤 ピー
ロイル1010(一方社油脂社製)の3%トルエン溶液
をフィルム上に0.3g/m2 塗工し、80℃×20秒
加熱処理して補強フィルムを作成した。
【0034】比較例6 実施例1において、電子線硬化型樹脂の組成を以下のよ
うに変更した。 電子線硬化型樹脂; アロニックスM−260(東亜合成化学社製 ポリエチ
レングリコールジアクリレート Tg=−34℃) 1
00部 EB 350(ダイセルUCB社製シリコーンアクリレ
ート) 5部
【0035】各実施例および比較例にて作成した補強フ
ィルムを以下の方法で品質評価を行った。
【0036】(剥離強度)ステンレス板の上に固定させ
た各々の剥離処理側の補強フィルム上の剥離処理層(電
子線硬化型樹脂層又は樹脂層に相当)の面上に2kgロ
ーラー1往復で接着テープ(王子化工社製ファスナーテ
ープ)をはりあわせ、はりつけ後、5時間して200m
m/分で180°剥離強度を測定した。 (耐磨耗性)JIS L 0823に従って、20回の
摩擦試験を補強フィルムの剥離処理層の面上で行い、引
き続き上記と同一の方法で剥離強度の測定を行った。 (耐熱性)補強フィルムを60℃で1週間処理し、引き
続き上記と同一の方法で剥離強度の測定を行った。 (屈曲性)補強フィルムを90度に折り曲げ、剥離処理
層の折れ割れを評価した。 上記の評価結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】(評価)以上の実施例では、このように剥
離強度を250〜1000(g/25mm) のいわゆる強剥
離の領域に制御でき、かつ数回から十数回の接着と剥離
を繰り返してもこの剥離強度を維持できることが確かめ
られた。更に、特にシリコーンアクリレートの含有量を
1重量%〜10重量%にすることで、使い捨てオムツ用
として更に好適な範囲の剥離力を有することが分かっ
た。
【0039】更に、ファスナーテープの補強フィルムに
対する40℃における保持力(JIS Z 0237準
拠)を測定したところ比較例1が30分で残りの実施
例、比較例とも1時間以上であった。この試験結果から
もシリコーンアクリレートの含有量が20重量%を越え
ると保持力が十分保てなくなることが分かる。
【0040】
【発明の効果】本発明の被接着部は、耐磨耗性、耐熱性
に優れた剥離層を有しており、適度な剥離力、保持力を
示し、特に使い捨てオムツの構成部材として、非常に有
用なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、紙オムツを装着する際に正面方向から
見た紙オムツの正面図。
【図2】図2はファスナーテープを貼りつけた補強フィ
ルムの一部断面図。
【符合の説明】
1 バックシート 2 補強フィルム 4 ファスナーテープ 22 電子線硬化型樹脂の硬化層 41 テープ支持体 42 感圧性接着剤層
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08F 299/02 MRY C09J 7/02 JKT C09J 7/02 JKT JKV JKV A41B 13/02 J

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】硬化後のTg(ガラス転移点温度)が−2
    0℃以上の電子線硬化型樹脂を主成分とし、更にシリコ
    ーンアクリレートを1〜20重量%含有する電子線で硬
    化された電子線硬化型樹脂層を有し、その層表面を接着
    及び剥離面として剥離可能に部材が接着されるための被
    接着部。
  2. 【請求項2】前記部材が感圧性接着剤層を有する基材で
    あり、その部材と請求項1記載の被接着部を利用した接
    着部。
  3. 【請求項3】前記剥離可能に接着されるための被接着部
    と前記感圧性接着剤層を有する基材がオムツの構成部材
    として使用される請求項2記載の接着部。
JP7313059A 1995-11-30 1995-11-30 剥離可能に部材が接着されるための被接着部及びそれを利用した接着部 Pending JPH09151358A (ja)

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JP7313059A JPH09151358A (ja) 1995-11-30 1995-11-30 剥離可能に部材が接着されるための被接着部及びそれを利用した接着部

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002530512A (ja) * 1998-11-19 2002-09-17 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー おむつ封止システムを作製するための不織接着剤テープ
JP2017137131A (ja) * 2011-11-15 2017-08-10 エボニック デグサ ゲーエムベーハーEvonik Degussa GmbH 複合シート及び該シートから製造される包装材

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