JPH09151996A - 固定具 - Google Patents
固定具Info
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- JPH09151996A JPH09151996A JP33591595A JP33591595A JPH09151996A JP H09151996 A JPH09151996 A JP H09151996A JP 33591595 A JP33591595 A JP 33591595A JP 33591595 A JP33591595 A JP 33591595A JP H09151996 A JPH09151996 A JP H09151996A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock member
- hole
- storage chamber
- roller
- wire
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Abstract
(57)【要約】
【課題】把持しようとする線状物体の位置が規制され、
しかも構造簡単な固定具を提供する。 【解決手段】把持しようとする線状物体20が貫通する
貫通孔5を設け、該貫通孔5の一側部にロック部材収納
室6を延設し、該ロック部材収納室6の壁面のうち貫通
孔に対向する部分の壁面を貫通孔5の長手方向に向って
幅を減じるテーパ面6aとし、ロック部材収納室6にロ
ック部材10を収納し、該ロック部材10をロック部材
収納室6の小幅部側に押圧する付勢手段11を設けたこ
とを特徴とする。
しかも構造簡単な固定具を提供する。 【解決手段】把持しようとする線状物体20が貫通する
貫通孔5を設け、該貫通孔5の一側部にロック部材収納
室6を延設し、該ロック部材収納室6の壁面のうち貫通
孔に対向する部分の壁面を貫通孔5の長手方向に向って
幅を減じるテーパ面6aとし、ロック部材収納室6にロ
ック部材10を収納し、該ロック部材10をロック部材
収納室6の小幅部側に押圧する付勢手段11を設けたこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワイヤや針金な
どの線状物体を把持するための固定具に関する。
どの線状物体を把持するための固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤなどを把持する固定具としては、
ボールやローラをテーパ面に沿って移動させ、テーパ面
の縮幅作用を利用してワイヤを把持するものが各種知ら
れている。例えば実公平2−37312号公報には、複
数個のボールによってワイヤを把持する技術が開示され
ている。この技術の場合、ワイヤの軸線と直交する平面
内に2個のボールを配置したのでは、同平面内でのワイ
ヤの逃げを防止することができない。したがって同平面
内には少なくとも3個のボールを配置する必要がある
が、3個以上のボールを用いると、一定程度細いワイヤ
では把持することができなくなる。また各ボールがワイ
ヤの軸線方向に段違いとなるように移動したときには、
軸線方向でのワイヤの逃げを招くこととなる。そこでこ
の技術では、各ボールをスリーブによって段違いとなら
ないように包持し、スリーブと各ボールとが一体として
ワイヤの軸線方向に移動するように構成している。
ボールやローラをテーパ面に沿って移動させ、テーパ面
の縮幅作用を利用してワイヤを把持するものが各種知ら
れている。例えば実公平2−37312号公報には、複
数個のボールによってワイヤを把持する技術が開示され
ている。この技術の場合、ワイヤの軸線と直交する平面
内に2個のボールを配置したのでは、同平面内でのワイ
ヤの逃げを防止することができない。したがって同平面
内には少なくとも3個のボールを配置する必要がある
が、3個以上のボールを用いると、一定程度細いワイヤ
では把持することができなくなる。また各ボールがワイ
ヤの軸線方向に段違いとなるように移動したときには、
軸線方向でのワイヤの逃げを招くこととなる。そこでこ
の技術では、各ボールをスリーブによって段違いとなら
ないように包持し、スリーブと各ボールとが一体として
ワイヤの軸線方向に移動するように構成している。
【0003】また実公平1−39960号公報に開示さ
れた技術は、ケーシングの4角形状の内面のうち、対向
する2内面を平行に形成し、もう1つの対向する2内面
を上方に向って幅を減じるテーパ面に形成し、この両テ
ーパ内面に沿って転動するように一対のローラを内装
し、両ローラの転動を案内するようにローラ支持片を設
けている。この技術では円柱状のローラを用いているか
ら、把持可能なワイヤの線径に制限は生じないが、両ロ
ーラの軸線方向でのワイヤの位置が定まらないという問
題がある。また両ローラがワイヤの軸線方向に段違いと
なるように移動すると、ワイヤの把持ができなくなる。
そこでこの技術では、両ローラを両テーパ面の小幅部側
に押圧するコイルスプリングのほかに、両ローラを両テ
ーパ面の小幅部側に押圧した状態で固定するロック部材
を用いることにより、軸線方向でのワイヤの逃げを防止
している。
れた技術は、ケーシングの4角形状の内面のうち、対向
する2内面を平行に形成し、もう1つの対向する2内面
を上方に向って幅を減じるテーパ面に形成し、この両テ
ーパ内面に沿って転動するように一対のローラを内装
し、両ローラの転動を案内するようにローラ支持片を設
けている。この技術では円柱状のローラを用いているか
ら、把持可能なワイヤの線径に制限は生じないが、両ロ
ーラの軸線方向でのワイヤの位置が定まらないという問
題がある。また両ローラがワイヤの軸線方向に段違いと
なるように移動すると、ワイヤの把持ができなくなる。
そこでこの技術では、両ローラを両テーパ面の小幅部側
に押圧するコイルスプリングのほかに、両ローラを両テ
ーパ面の小幅部側に押圧した状態で固定するロック部材
を用いることにより、軸線方向でのワイヤの逃げを防止
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、実公平
2−37312号公報の技術では、一定程度細いワイヤ
では把持することができなくなるという問題点を有する
ほか、軸線方向のワイヤの逃げを防止するために、各ボ
ールをスリーブによって包持せざるを得ず、構造複雑な
技術となっている。また実公平1−39960号公報の
技術では、両ローラの軸線方向でのワイヤの位置が定ま
らないという問題点を有するほか、軸線方向のワイヤの
逃げを防止するために、両ローラを両テーパ面の小幅部
側に押圧した状態で固定するロック部材を用いざるを得
ず、同様に構造複雑な技術となっている。したがって本
発明は、把持しようとする線状物体の位置が規制され、
しかも構造簡単な固定具を提供することを課題とする。
2−37312号公報の技術では、一定程度細いワイヤ
では把持することができなくなるという問題点を有する
ほか、軸線方向のワイヤの逃げを防止するために、各ボ
ールをスリーブによって包持せざるを得ず、構造複雑な
技術となっている。また実公平1−39960号公報の
技術では、両ローラの軸線方向でのワイヤの位置が定ま
らないという問題点を有するほか、軸線方向のワイヤの
逃げを防止するために、両ローラを両テーパ面の小幅部
側に押圧した状態で固定するロック部材を用いざるを得
ず、同様に構造複雑な技術となっている。したがって本
発明は、把持しようとする線状物体の位置が規制され、
しかも構造簡単な固定具を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するためになされたものであり、すなわち、把持しよう
とする線状物体が貫通する貫通孔を設け、該貫通孔の一
側部にロック部材収納室を延設し、該ロック部材収納室
の壁面のうち貫通孔に対向する部分の壁面を貫通孔の長
手方向に向って幅を減じるテーパ面とし、ロック部材収
納室にロック部材を収納し、該ロック部材をロック部材
収納室の小幅部側に押圧する付勢手段を設けた固定具で
ある。
するためになされたものであり、すなわち、把持しよう
とする線状物体が貫通する貫通孔を設け、該貫通孔の一
側部にロック部材収納室を延設し、該ロック部材収納室
の壁面のうち貫通孔に対向する部分の壁面を貫通孔の長
手方向に向って幅を減じるテーパ面とし、ロック部材収
納室にロック部材を収納し、該ロック部材をロック部材
収納室の小幅部側に押圧する付勢手段を設けた固定具で
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。
図1と図2は本発明の第1実施例による固定具のそれぞ
れ表部材1と裏部材2とを示す。表部材1の内面には一
対のボス3,3が突設されており、裏部材2にはこのボ
ス3,3が挿通する一対の穴4,4が設けられている。
こうして表部材のボス3,3を裏部材の穴4,4に挿通
してボス3,3をカシメることにより、両部材1,2を
一体的に固定できるように構成されている。両部材1,
2の固定手段については、ねじ締結、接着、その他の公
知の手段を用いることができる。ボス3,3と穴4,4
以外については、両部材1,2は互いに対称に形成され
ている。
図1と図2は本発明の第1実施例による固定具のそれぞ
れ表部材1と裏部材2とを示す。表部材1の内面には一
対のボス3,3が突設されており、裏部材2にはこのボ
ス3,3が挿通する一対の穴4,4が設けられている。
こうして表部材のボス3,3を裏部材の穴4,4に挿通
してボス3,3をカシメることにより、両部材1,2を
一体的に固定できるように構成されている。両部材1,
2の固定手段については、ねじ締結、接着、その他の公
知の手段を用いることができる。ボス3,3と穴4,4
以外については、両部材1,2は互いに対称に形成され
ている。
【0007】表部材1の内面上部と下部には、それぞれ
貫通孔溝5,5が設けられており、この貫通孔溝5,5
は、両部材1,2を一体化したときに、把持しようとす
るワイヤ20が貫通する貫通孔となるように構成されて
いる。各貫通孔溝5,5の一側部には、それぞれローラ
収納室溝6,6が延設されている。このローラ収納室溝
6,6の壁面のうち、貫通孔溝5,5に対向する部分の
壁面は、貫通孔溝5,5の長手方向に向って幅を減じる
テーパ面6a,6aに形成されている。各ローラ収納室
溝6,6の大幅部には、それぞれ付勢部材収納室溝7,
7が連通しており、また各ローラ収納室溝6,6の小幅
部には、それぞれ外部に貫通した開錠孔溝8,8が設け
られている。これらのローラ収納室溝6,6、付勢部材
収納室溝7,7、及び開錠孔溝8,8もまた、表部材1
と裏部材2を一体化したときに、それぞれローラ収納
室、付勢部材収納室、及び開錠孔となるように構成され
ている。またこの構成により、両部材1,2を鋳造等に
より容易に製造できることとなる。
貫通孔溝5,5が設けられており、この貫通孔溝5,5
は、両部材1,2を一体化したときに、把持しようとす
るワイヤ20が貫通する貫通孔となるように構成されて
いる。各貫通孔溝5,5の一側部には、それぞれローラ
収納室溝6,6が延設されている。このローラ収納室溝
6,6の壁面のうち、貫通孔溝5,5に対向する部分の
壁面は、貫通孔溝5,5の長手方向に向って幅を減じる
テーパ面6a,6aに形成されている。各ローラ収納室
溝6,6の大幅部には、それぞれ付勢部材収納室溝7,
7が連通しており、また各ローラ収納室溝6,6の小幅
部には、それぞれ外部に貫通した開錠孔溝8,8が設け
られている。これらのローラ収納室溝6,6、付勢部材
収納室溝7,7、及び開錠孔溝8,8もまた、表部材1
と裏部材2を一体化したときに、それぞれローラ収納
室、付勢部材収納室、及び開錠孔となるように構成され
ている。またこの構成により、両部材1,2を鋳造等に
より容易に製造できることとなる。
【0008】各ローラ収納室には、それぞれローラ1
0,10が収納されている。各ローラ10,10は、そ
の軸線がローラ収納室のテーパ面6a,6aと平行で、
且つ貫通孔と直交する方向となるように配置されてい
る。各付勢部材収納室には、それぞれコイルスプリング
11,11と押圧ピン12,12とが装着されており、
こうして各ローラ10,10を、ローラ収納室の小幅部
側に押圧している。なお本実施例では押圧ピン12を介
してローラ10を押圧しているが、押圧ピン12を介在
させずに、直接コイルスプリング11によってローラ1
0を押圧することもできる。またローラ10をローラ収
納室の小幅部側に押圧する付勢手段としては、例えば磁
石による反発力、又は吸引力などを用いることもでき
る。
0,10が収納されている。各ローラ10,10は、そ
の軸線がローラ収納室のテーパ面6a,6aと平行で、
且つ貫通孔と直交する方向となるように配置されてい
る。各付勢部材収納室には、それぞれコイルスプリング
11,11と押圧ピン12,12とが装着されており、
こうして各ローラ10,10を、ローラ収納室の小幅部
側に押圧している。なお本実施例では押圧ピン12を介
してローラ10を押圧しているが、押圧ピン12を介在
させずに、直接コイルスプリング11によってローラ1
0を押圧することもできる。またローラ10をローラ収
納室の小幅部側に押圧する付勢手段としては、例えば磁
石による反発力、又は吸引力などを用いることもでき
る。
【0009】本実施例は以上のように構成されており、
貫通孔の両端うち、ローラ収納室溝6,6の小幅部の側
からワイヤ20,20の先端を挿入すると、すなわち図
1(A)において、上部側貫通孔については右方より左
方に向けて挿入し、下部側貫通孔については左方より右
方に向けて挿入すると、各ローラ10,10は、図1
(A)において反時計方向に回転する力を受ける。した
がって各ローラ10,10はテーパ面6a,6aに沿っ
て転動し、コイルスプリング11,11の押圧力に抗し
てローラ収納室の大幅部側に移動し、こうしてワイヤ2
0,20の挿通を許容する。しかる後にワイヤ20,2
0に引抜き力が作用すると、各ローラ10,10は、図
1(A)において時計方向に回転する力を受ける。した
がって各ローラ10,10はテーパ面6a,6aに沿っ
て転動し、ローラ収納室の小幅部側に移動してワイヤ2
0,20の引抜きを阻止し、こうしてこの固定具は、ワ
イヤ20,20を引抜き不能に把持する。
貫通孔の両端うち、ローラ収納室溝6,6の小幅部の側
からワイヤ20,20の先端を挿入すると、すなわち図
1(A)において、上部側貫通孔については右方より左
方に向けて挿入し、下部側貫通孔については左方より右
方に向けて挿入すると、各ローラ10,10は、図1
(A)において反時計方向に回転する力を受ける。した
がって各ローラ10,10はテーパ面6a,6aに沿っ
て転動し、コイルスプリング11,11の押圧力に抗し
てローラ収納室の大幅部側に移動し、こうしてワイヤ2
0,20の挿通を許容する。しかる後にワイヤ20,2
0に引抜き力が作用すると、各ローラ10,10は、図
1(A)において時計方向に回転する力を受ける。した
がって各ローラ10,10はテーパ面6a,6aに沿っ
て転動し、ローラ収納室の小幅部側に移動してワイヤ2
0,20の引抜きを阻止し、こうしてこの固定具は、ワ
イヤ20,20を引抜き不能に把持する。
【0010】ワイヤ20,20を引く抜くべき必要が生
じたときには、開錠孔より適宜のピンなどを挿入して、
ローラ10,10を押圧すると、ローラ10,10はロ
ーラ収納室の大幅部側に移動し、したがってワイヤ2
0,20を引き抜くことができる。ワイヤ20,20の
引抜きを考慮する必要がないときには、開錠孔を設ける
必要はない。以上のように本実施例によれば構造簡単な
固定具を得ることができる。その際、本実施例ではロー
ラを1個しか用いていないから、軸線方向へのワイヤの
逃げが生じるおそれは全くない。またローラの反対側に
は貫通孔の壁面があるから、ローラの軸線方向へのワイ
ヤの逃げも規制されることとなる。
じたときには、開錠孔より適宜のピンなどを挿入して、
ローラ10,10を押圧すると、ローラ10,10はロ
ーラ収納室の大幅部側に移動し、したがってワイヤ2
0,20を引き抜くことができる。ワイヤ20,20の
引抜きを考慮する必要がないときには、開錠孔を設ける
必要はない。以上のように本実施例によれば構造簡単な
固定具を得ることができる。その際、本実施例ではロー
ラを1個しか用いていないから、軸線方向へのワイヤの
逃げが生じるおそれは全くない。またローラの反対側に
は貫通孔の壁面があるから、ローラの軸線方向へのワイ
ヤの逃げも規制されることとなる。
【0011】なお本実施例では2本のワイヤを把持し、
あるいは1本のワイヤの2箇所を把持できるように、把
持機構を2個有する固定具を示したが、把持機構は1個
でも3個以上でも必要により増減することができる。図
3は第2実施例を示し、把持機構を1個とし、他方の貫
通孔を単なる孔として把持機構を設けない構成としたも
のである。またこの第2実施例では開錠孔に開錠ピン1
3を装着し、容易に開錠できるように構成している。ま
た第1実施例では図1(A)において、上部側ワイヤに
ついては右方への引抜きを阻止し、下部側ワイヤについ
ては左方への引抜きを阻止するように形成したが、両ワ
イヤとも同一方向への引抜きを阻止するように構成する
こともできる。
あるいは1本のワイヤの2箇所を把持できるように、把
持機構を2個有する固定具を示したが、把持機構は1個
でも3個以上でも必要により増減することができる。図
3は第2実施例を示し、把持機構を1個とし、他方の貫
通孔を単なる孔として把持機構を設けない構成としたも
のである。またこの第2実施例では開錠孔に開錠ピン1
3を装着し、容易に開錠できるように構成している。ま
た第1実施例では図1(A)において、上部側ワイヤに
ついては右方への引抜きを阻止し、下部側ワイヤについ
ては左方への引抜きを阻止するように形成したが、両ワ
イヤとも同一方向への引抜きを阻止するように構成する
こともできる。
【0012】また以上の各実施例ではロック部材として
円柱形状のローラ10を用いたが、ローラとしては円筒
形状のものであっても良い。また軸線方向中間部の半径
を小径に形成したつづみ状のローラを用いることもでき
る。ローラをつづみ状に形成したときには、ローラの反
対側の貫通孔の壁面と、つづみ状のローラとによって、
ローラの軸線方向へのワイヤの逃げが一層規制されるこ
ととなる。なおロック部材としては、ローラに代えて、
くさび状の部材を用いることもできる。くさび状の部材
を用いるときには、ワイヤと接する面とテーパ面6aと
接する面とを共に湾曲させて、弧状に形成することが望
ましい。
円柱形状のローラ10を用いたが、ローラとしては円筒
形状のものであっても良い。また軸線方向中間部の半径
を小径に形成したつづみ状のローラを用いることもでき
る。ローラをつづみ状に形成したときには、ローラの反
対側の貫通孔の壁面と、つづみ状のローラとによって、
ローラの軸線方向へのワイヤの逃げが一層規制されるこ
ととなる。なおロック部材としては、ローラに代えて、
くさび状の部材を用いることもできる。くさび状の部材
を用いるときには、ワイヤと接する面とテーパ面6aと
接する面とを共に湾曲させて、弧状に形成することが望
ましい。
【0013】また以上の各実施例では固定具によって把
持しようとする対象がワイヤであり、したがって引抜き
力しか作用しない場合について述べたが、把持しようと
する対象が鋼棒などのときにも、この固定具を用いるこ
とができる。但し鋼棒に引抜き力のほかに押込み力が作
用するときには、鋼棒を把持できなくなる。このときに
は、付勢部材収納室溝7の背後にロック孔を設け、両部
材1,2を一体化させた後にロック孔にボルト穴を刻設
し、このボルト穴にボルトを螺着して押圧ピン12を押
圧し、あるいは押圧ピンを用いない構成のときにはボル
トによって直接ローラ10を押圧して、ローラ収納孔の
大幅部側への押圧ピン12ないしはローラ10の移動を
阻止するように構成すれば良い。
持しようとする対象がワイヤであり、したがって引抜き
力しか作用しない場合について述べたが、把持しようと
する対象が鋼棒などのときにも、この固定具を用いるこ
とができる。但し鋼棒に引抜き力のほかに押込み力が作
用するときには、鋼棒を把持できなくなる。このときに
は、付勢部材収納室溝7の背後にロック孔を設け、両部
材1,2を一体化させた後にロック孔にボルト穴を刻設
し、このボルト穴にボルトを螺着して押圧ピン12を押
圧し、あるいは押圧ピンを用いない構成のときにはボル
トによって直接ローラ10を押圧して、ローラ収納孔の
大幅部側への押圧ピン12ないしはローラ10の移動を
阻止するように構成すれば良い。
【0014】次に図4は第3実施例を示し、この実施例
は付勢手段として一対の磁石を用いたものである。すな
わち付勢部材収納室内には一対の磁石15,15が配置
され、両磁石15,15は同極が対向するように配置さ
れており、こうして両磁石によって押圧ピン12を介し
てローラ10を押圧している。ローラ10を押圧する押
圧力は、磁石の種類や大きさによって適宜選択すること
ができる。磁石としては希土類磁石、フェライト磁石、
アルニコ磁石などの通常の磁石がある。また本実施例の
場合、表部材1、裏部材2は、非磁性材料で構成される
のが望ましい。
は付勢手段として一対の磁石を用いたものである。すな
わち付勢部材収納室内には一対の磁石15,15が配置
され、両磁石15,15は同極が対向するように配置さ
れており、こうして両磁石によって押圧ピン12を介し
てローラ10を押圧している。ローラ10を押圧する押
圧力は、磁石の種類や大きさによって適宜選択すること
ができる。磁石としては希土類磁石、フェライト磁石、
アルニコ磁石などの通常の磁石がある。また本実施例の
場合、表部材1、裏部材2は、非磁性材料で構成される
のが望ましい。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、線状物体
の軸線方向についても、またこれに直交する方向につい
ても、線状物体の移動が規制され、しかも構造簡単な固
定具を得ることができる。
の軸線方向についても、またこれに直交する方向につい
ても、線状物体の移動が規制され、しかも構造簡単な固
定具を得ることができる。
【図1】本発明の第1実施例の表部材を示す(A)内面
平面図、(B)正面図、(C)外面平面図、及び(D)
内部平面図中D−D線矢視断面図
平面図、(B)正面図、(C)外面平面図、及び(D)
内部平面図中D−D線矢視断面図
【図2】該実施例の裏部材を示す(A)外面平面図、
(B)正面図、(C)内面平面図、(D)側面図、及び
(E)外面平面図中E−E線矢視概略断面図
(B)正面図、(C)内面平面図、(D)側面図、及び
(E)外面平面図中E−E線矢視概略断面図
【図3】第2実施例の表部材を示す内面平面図
【図4】第3実施例の表部材を示す内面平面図
1…表部材 2…裏部材 3…ボス 4…穴 5…貫通孔溝 6…ローラ収納室溝 6a…テーパ面 7…付勢部材収納室
溝 8…開錠孔溝 10…ローラ 11…コイルスプリング 12…押圧ピン 13…開錠ピン 15…磁石 20…ワイヤ
溝 8…開錠孔溝 10…ローラ 11…コイルスプリング 12…押圧ピン 13…開錠ピン 15…磁石 20…ワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 政雄 埼玉県和光市松ノ木島1661−1 株式会社 原田製作所内
Claims (5)
- 【請求項1】把持しようとする線状物体が貫通する貫通
孔を設け、該貫通孔の一側部にロック部材収納室を延設
し、該ロック部材収納室の壁面のうち前記貫通孔に対向
する部分の壁面を貫通孔の長手方向に向って幅を減じる
テーパ面とし、前記ロック部材収納室にロック部材を収
納し、該ロック部材を前記ロック部材収納室の小幅部側
に押圧する付勢手段を設けた固定具。 - 【請求項2】前記固定具を表部材と裏部材とによって形
成し、該両部材に設けた貫通孔溝とロック部材収納室溝
とによって、それぞれ前記貫通孔とロック部材収納室と
を形成した、請求項1記載の固定具。 - 【請求項3】ロック部材収納室の前記小幅部側に開錠孔
を設けた、請求項1又は2記載の固定具。 - 【請求項4】前記ロック部材として、ロック部材収納室
の前記テーパ面と平行で且つ前記貫通孔と直交する方向
に軸線を有するローラを用いた、請求項1、2又は3記
載の固定具。 - 【請求項5】前記ロック部材収納室の大幅部側に付勢部
材収納室を延設し、該付勢部材収納室内に一対の磁石を
互いに反発するように配置し、該一対の磁石によって前
記ロック部材を前記ロック部材収納室の小幅部側に押圧
した、請求項1、2、3又は4記載の固定具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33591595A JPH09151996A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33591595A JPH09151996A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 固定具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09151996A true JPH09151996A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18293793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33591595A Pending JPH09151996A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 固定具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09151996A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100352172B1 (ko) * | 1999-07-06 | 2002-09-16 | (주)한울건축사사무소 | 두 개의 캠을 이용한 철선결속구 |
| US7063299B2 (en) * | 2001-08-23 | 2006-06-20 | Gripple Limited | Suspending equipment |
| WO2007071804A1 (es) * | 2005-12-20 | 2007-06-28 | Shiny Works, S.L | Dispositivo de seguridad para unir y tensar elementos filiformes en general, con mecanismo de alta resistencia guiado en todo su recorrido. |
| JP2007224957A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Osaka Coat Rope Kk | ワイヤクランプ |
| JP2020165496A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 因幡電機産業株式会社 | ワイヤ接続具 |
-
1995
- 1995-11-29 JP JP33591595A patent/JPH09151996A/ja active Pending
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| EP1967759A4 (en) * | 2005-12-20 | 2010-08-25 | Shiny Works S L | SAFETY DEVICE FOR JOINING AND TIGHTENING THREAD-LIKE ELEMENTS IN GENERAL WITH A HIGH-STRENGTH MECHANISM GUIDED ON EACH OVER ITS ENTIRE PATH |
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| JP2020165496A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 因幡電機産業株式会社 | ワイヤ接続具 |
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