JPH09152168A - 分離形空気調和機 - Google Patents

分離形空気調和機

Info

Publication number
JPH09152168A
JPH09152168A JP7345950A JP34595095A JPH09152168A JP H09152168 A JPH09152168 A JP H09152168A JP 7345950 A JP7345950 A JP 7345950A JP 34595095 A JP34595095 A JP 34595095A JP H09152168 A JPH09152168 A JP H09152168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric heater
air conditioner
type air
during
heat exchanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7345950A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuaki Uchida
光陽 内田
Hiroyuki Omae
浩之 大前
Hidehiko Kataoka
秀彦 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP7345950A priority Critical patent/JPH09152168A/ja
Publication of JPH09152168A publication Critical patent/JPH09152168A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内機側のみの判断に基づいて電気ヒータへ
の通電が可能であり、またその通電に際して室外機にお
ける運転電流の検知を不要とすることが可能な分離形空
気調和機を提供する。 【解決手段】 室内熱交換器15と電気ヒータ16とを
有する室内ユニットA、B、C、Dと、インバータ1a
によって能力可変に制御される圧縮機1を有する室外ユ
ニットXとにより分離形空気調和機を構成する。暖房運
転時には、圧縮機1起動後の所定時間のみ電気ヒータ1
6への通電を許可する。除湿運転時における電気ヒータ
16への通電電流Iaは、暖房運転時の運転電流Ihか
ら冷房運転時の運転電流Icを差し引いて得た差分電流
値Id以下とする。除湿運転時には、無条件で電気ヒー
タ16に通電する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、室内機に電気ヒ
ータを有する分離形空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】分離形空気調和機の室内ユニット(室内
機)に電気ヒータを設け、この電気ヒータによって暖房
能力を補い、また除湿運転時の加熱源として利用するこ
とが従来より行われてきた(例えば特開昭62−162
837号公報)。図7は、上記従来例の分離形空気調和
機の室外ユニット(室外機)における電源側回路図であ
る。同図において45dは電源端子であり、50Hz又
は60Hzの単相200Vの交流電源が接続されてい
る。そしてこの電源端子45dには、ヒューズ46、A
Cノイズフィルタ43、及びパワーリレー44等を介し
て圧縮機を駆動するパワートランジスタ(図示せず)が
接続される一方、これと並列に端子盤45a、45b、
45c、・・が接続され、これらの各端子盤45a、4
5b、45c、・・を介して室内ユニットA、B、C、
・・へと電源が供給される。また同図において41は、
この空気調和機に供給される総合運転電流Itを検知す
るための第1カレントトランスであり、そして同図にお
ける42は、圧縮機の入力電流を検知するための第2カ
レントトランスである。
【0003】図8は、室内ユニットA、B、C、・・に
おいて電気ヒータへの通電要求が生じた場合の上記空気
調和機の動作を示すフローチャートである。まず室内ユ
ニットA、B、C、・・側から電気ヒータへの通電要求
があると(S41)、室外ユニットでは上記第1カレン
トトランス41によって総合運転電流Itを検知する
(S42)。そしてブレーカ容量Ibから上記総合運転
電流Itを差し引いて電流余裕ΔAを求め、この電流余
裕ΔAと電気ヒータのヒータ電流Iaとを比較する(S
43)。ここで電流余裕ΔAよりもヒータ電流Iaの方
が小さい場合に限り、上記電気ヒータに通電を行う(S
44)。
【0004】上記従来例の分離形空気調和機において
は、総合運転電流Itが常にブレーカ容量Ib以下とな
るよう制御するに際し、通常は圧縮機に比べてエネルギ
効率の低い電気ヒータへの通電を圧縮機に優先して停止
させている。そのためエネルギ効率の向上を図りつつ、
電源ブレーカが作動するのを回避できるようになってい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例の分離形空気調和機では、室内ユニット側で発生した
電気ヒータへの通電要求を一旦室外ユニット側へ伝送
し、室外ユニットで電流余裕ΔAに基づいて電気ヒータ
への通電を許可するか否かの判断がなされた後、その判
断を再び室内ユニット側へ伝送することにより、初めて
電気ヒータへの通電が可能となっていた。そのため通電
要求が発生してから現実に通電が開始されるまでにはあ
る程度の時間を要し、必要な速暖性が十分に得られない
という問題があった。また室内ユニットと室外ユニット
との間を信号が往復するため、伝送中にノイズが付加さ
れることによって誤動作が生じ易く、また制御が複雑と
なるため安定した動作を容易に得ることが困難で、これ
が設計、製造、保守作業のそれぞれにおいてコストアッ
プを招く一因になるという問題があった。また上記分離
形空気調和機では総合運転電流Itを検知するため室外
ユニットにカレントトランス41を設ける必要がある
が、そのため部品点数が増加し、これがコストアップを
招く一因になるという問題があった。
【0006】この発明は、上記従来の欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、室内機側のみ
の判断に基づいて電気ヒータへの通電が可能であり、ま
たその通電に際して室外機における運転電流の検知を不
要とすることが可能な分離形空気調和機を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の分離形
空気調和機は、室内熱交換器15と電気ヒータ16とを
有する室内機と、圧縮能力可変な圧縮機1を有する室外
機とを備えて冷凍サイクルを構成し、上記室内熱交換器
15を凝縮器として機能させて暖房運転を行う分離形空
気調和機において、上記暖房運転を行う際には、上記圧
縮機1の起動後の所定期間内のみ上記電気ヒータ16へ
の通電を許可するようにしたことを特徴としている。
【0008】圧縮能力可変な圧縮機1を備えた分離形空
気調和機では、圧縮能力を低下させた状態で圧縮機1を
起動するので、起動開始直後の一定期間内は、定常運転
時と比較して総合運転電流が十分に小さい。そして上記
請求項1の分離形空気調和機では、そのような所定期間
内においてのみ電気ヒータ16への通電を許可している
ので、室外機における電流の検知を不要とすることが可
能となる。
【0009】また請求項2の分離形空気調和機は、上記
所定期間は、経過時間tsによって定めていることを特
徴としている。
【0010】上記請求項2の分離形空気調和機では、経
過時間の測定により室内機側のみの判断に基づいて電気
ヒータ16への通電が可能となる。
【0011】さらに請求項3の分離形空気調和機は、上
記所定期間は、室内熱交換器15の凝縮温度Tcが所定
値To以下である期間として定めていることを特徴とし
ている。
【0012】上記請求項3の分離形空気調和機では、凝
縮温度の検知により室内機側のみの判断に基づいて電気
ヒータ16への通電が可能となる。
【0013】請求項4の分離形空気調和機は、室内熱交
換器15と電気ヒータ16とを有する室内機と、圧縮機
1を有する室外機とを備えて冷凍サイクルを構成し、上
記室内熱交換器15を凝縮器として機能させて暖房運転
を行い、また上記室内熱交換器15を蒸発器として機能
させて冷房運転を行い、さらに上記室内熱交換器15を
蒸発器として機能させると共に電気ヒータ16へ通電し
て除湿運転を行う分離形空気調和機において、上記電気
ヒータ16は、所定の運転条件下における暖房運転時の
運転電流Ihから、所定の運転条件下における冷房運転
時の運転電流Icを差し引いて得た差分電流値Idより
も、その通電電流Iaを小さくしたことを特徴としてい
る。
【0014】ここで暖房運転時の運転電流Ih、あるい
は冷房運転時の運転電流Icを定める所定の運転条件
は、例えば定格値を定めるために決められたJISC9
612の試験条件とすることができる。
【0015】上記請求項4の分離形空気調和機では、差
分電流値Idよりも電気ヒータ16への通電電流Iaを
小さくしているので、除湿運転時における電気ヒータ1
6への通電は無条件で開始することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、この発明の分離形空気調和
機の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳
細に説明する。
【0017】図2は、この発明の分離形空気調和機の一
実施形態として、1台の室外ユニット(室外機)Xに4
台の室内ユニット(室内機)A、B、C、Dを接続して
構成したマルチ形式の分離形空気調和機について、その
冷媒回路を示す図である。同図に示すように上記室外ユ
ニットXは、インバータ1aにより能力制御される圧縮
能力可変な圧縮機1と、冷房運転時には図中実線側に、
また暖房運転時には図中破線側にそれぞれ切り替える四
路切換弁2と、送風ファン3aを有する室外熱交換器3
と、冷房運転時には全開となる一方、暖房運転時には冷
媒の過熱度制御を行う第1電動弁4と、受液器5と、上
記各室内ユニットA〜Dに対応して設けられると共に、
冷房運転時には冷媒の過熱度制御を行う一方、暖房運転
時には冷媒の過冷却度制御を行う合計4台の第2電動弁
6〜9と、アキュームレータ10とをそれぞれ有し、さ
らに各機器1〜10はそれぞれ冷媒配管11・・にて冷
媒の流通が可能となるように接続されている。また上記
各室内ユニットA〜Dは、それぞれ室内熱交換器15
と、暖房運転時等に補助熱源となる電気ヒータ16とを
有している。そして上記4台の室内ユニットA〜Dは、
上記1台の室外ユニットXに対して、冷媒配管18・・
・により互いに接続され、冷媒循環回路19が形成され
ている。なお同図において20はキャピラリチューブで
あり、このキャピラリチューブ20によって受液器5内
の冷媒をアキュームレータ10に戻すことにより、キャ
ピラリチューブ20出口にて冷凍サイクル中の蒸発温度
を検出するようになっている。また22は冷媒の吐出圧
力を検出する高圧スイッチ、23は液閉鎖弁、24はガ
ス閉鎖弁である。
【0018】また図1は、上記室内ユニットA、B、
C、Dのうちの1つを拡大して示す機能ブロック図であ
る。同図に示すようにこの室内ユニットは、室内熱交換
器15、電気ヒータ16、クロスフローファンで構成さ
れた室内ファン15a、そしてこの室内ファン15aを
駆動するファンモータ15bを備えている。また同図に
おいて14は制御部であり、室外ユニットXとの間のデ
ータの授受、過冷却度制御のために設けられた熱交サー
ミスタ17からの凝縮温度Tcの入力、電気ヒータ16
への通電のON/OFF等を行う。また同図における1
3は、制御部14からの指令によって計時を開始し、経
過時間を制御部14へと出力するタイマ部である。そし
てこのタイマ部13及び制御部14は、マイクロコンピ
ュータの機能を含む集積回路によって構成されている。
【0019】上記のように構成されたマルチ形式の分離
形空気調和機では、四路切換弁2を破線側に切り替えて
圧縮機1を起動し、冷媒を冷媒循環回路19中を破線矢
印で示すように循環させて暖房運転を行う。すなわち、
室内熱交換器15を凝縮器として機能させる一方で室外
熱交換器3を蒸発器として機能させ、これによって室外
熱交換器3で外気から吸収した熱を室内熱交換器15か
ら室内に放出するのである。また圧縮機1の起動直後に
は、速暖性を改善して利用快適性を向上させるため、室
内ユニットの制御部14の制御により電気ヒータ16へ
の通電が行われるようになっているが、このとき電気ヒ
ータ16への通電電流Iaによって総合運転電流Itが
増加するので、これがブレーカ容量Ibを越えることが
ないよう制御することが必要となる。
【0020】ところで上記のようにインバータ1aによ
って能力制御される圧縮機1を備えた空気調和機では、
圧縮機1の起動時に大電流が流れることを回避してイン
バータ1aの入力電源容量を小さくできるようにするた
めに、その起動は数Hz程度に周波数を下げた状態で行
われる。図5及び図6は、室内温度約18°C、外気温
度約−2°Cの条件下で上記圧縮機1を起動した場合に
おける暖房運転時の運転電流Ih及び高圧圧力の時間変
化を示すグラフである。両図に示すように、運転電流I
hは圧縮機1起動時から1分経過後に約4Aとなり、そ
の後起動から3分が経過するまで略この値を維持するよ
うになっている。そして起動から8分経過後には約6A
となり、ここからさらに2分以上経過したときに約6.
7Aとなっている。また高圧圧力は、圧縮機1の起動か
ら1分半が経過した時点で約1.3MPaとなり、その
後起動から3分が経過した時点では約1.4MPaとな
っている。そして時間の経過とともに高圧圧力は次第に
上昇し、10分以上が経過したときには約2.0MPa
となっている。以上から明らかな通り、圧縮機1の起動
直後から一定期間内は、定常運転時と比較して運転電流
Ihの値が小さくなっている。従って例えば起動後3分
までの間であれば、すべての室内ユニットA、B、C、
Dが同時に起動された場合を想定しても、総合運転電流
Itがブレーカ容量Ibを越えることなく、各室内ユニ
ットA、B、C、Dの電気ヒータ16にそれぞれ約2.
5A程度の電流Iaを通電することができるのである。
【0021】図3は、制御部14による電気ヒータ16
への通電制御を示すフローチャートであり、これは上記
の原理を利用してなされるものである。まず室内ユニッ
トA、B、C、DのいずれかがONとなって圧縮機1が
起動されると、制御部14はステップS1からこのルー
チンを開始する。まずステップS1では、タイマ部13
に対して経過時間tsの計測の開始を指令する。そして
ステップS2で経過時間tsが所定の最大通電時間tm
axを越えたか否かを判断する。もし経過時間tsが最
大通電時間tmaxを越えた場合には、ステップS5に
進んで電気ヒータ16への通電はその要求があっても行
わない。一方、経過時間tsが最大通電時間tmax以
内であるときは、次にステップS3に進む。そして電気
ヒータ16への通電要求が発生しているか否かを判断
し、その要求があった場合には、ステップS4において
電気ヒータ16への通電を行う。また上述のように電気
ヒータ16への通電電流Iaを約2.5Aとすると、上
記最大通電時間tmaxは約3分とすることができる
が、上記通電電流Iaをより小さくすると、最大通電時
間tmaxはより長くすることができる。さらに、起動
直後は通電電流Iaを大きくし、その後時間の経過に従
って通電電流Iaを次第に小さくしていくような制御と
することもできる。
【0022】また図5及び図6からも明らかなように、
経過時間tsに基づく上記の制御に替えて、高圧圧力に
基づく制御とすることもできる。図4は、室内熱交換器
15の凝縮温度Tcを検知して上記制御を行う場合のフ
ローチャートである。圧縮機1が起動されることによっ
てこのルーチンはステップS11から開始し、ステップ
S12で電気ヒータ16への通電要求が発生しているか
否かを判断する。そして通電要求が発生している場合に
はステップS13で熱交サーミスタ17から凝縮温度T
cを入力し、この凝縮温度TcをステップS14で所定
の基準凝縮温度Toと比較する。そして凝縮温度Tcの
方が基準凝縮温度Toよりも低いときはステップS15
で電気ヒータ16に通電する一方、凝縮温度Tcの方が
高いときは再びステップS12へと戻る。この場合、例
えば電気ヒータ16の通電電流Iaが約2.5Aであれ
ば、上記基準凝縮温度Toを約1.4MPaの高圧圧力
に対応する値として設定しておくことができる。
【0023】一方、上記構成の分離形空気調和機におけ
る冷房運転は、上記四路切換弁2を実線側に切り替えて
圧縮機1を起動し、冷媒を冷媒循環回路19中を実線矢
印で示すように循環させて行う。すなわち、室内熱交換
器15を蒸発器として機能させる一方で室外熱交換器3
を凝縮器として機能させ、これによって室内熱交換器1
5で室内から吸収した熱を室外熱交換器3によって外気
に放出するのである。
【0024】また上記冷房運転時には同時に室内の除湿
もなされるが、そのとき電気ヒータ16に通電すること
によって室内への送風温度を上昇させ、これによって除
湿運転を行うことができるようになっている。しかしな
がらこの場合にも電気ヒータ16の通電電流Iaによっ
て総合運転電流Itが増加するので、これがブレーカ容
量Ibを越えることがないようにする必要がある。
【0025】ところで空気調和機の運転電流は、通常は
冷房時Icよりも暖房時Ihの方が多くなる。これは暖
房時には冷房時と比べて冷媒の蒸発温度が低下すると共
にその凝縮温度が上昇気味となるからであるが、そのた
めブレーカ容量Ibは暖房運転時の総合運転電流Itに
対応できるように設定されている。また上記運転電流I
h、Icは運転状態によって変化するものであるため、
定常状態における特性表示のために一定の試験条件がJ
IS規格で定められている。この試験条件(JISC9
612)は、空気調和機の運転時における室内側の空気
状態と室外側の空気状態とに基準を設けたものである
が、上記分離形空気調和機の場合、このJISC961
2で定められた試験条件下において、1室運転時の運転
電流は暖房時に約7.0Aであるのに対し、冷房時では
約5.1Aである。ブレーカ容量Ibは、上述のように
暖房運転時の総合運転電流Itに対応できるよう設定さ
れているのであるから、1室運転時における上記分離形
空気調和機の冷房運転時には、上記両運転電流Ih、I
cの差をとって得られる差分電流値Id、すなわち1.
9Aと略同等の電流余裕ΔAが確保できることになる。
また多室運転時には上記差分電流値Idも変化するが、
暖房運転時の運転電流Ihよりも冷房運転時の運転電流
Icの方が少ないことに変わりはないので、冷房運転時
には必ず一定の電流余裕ΔAを確保することができるの
である。そこで上記分離形空気調和機では、電気ヒータ
16への通電電流Iaを上記差分電流値Idよりも小さ
くし、これによって電気ヒータ16に通電して行う除湿
運転を無条件で開始できるようになっている。
【0026】上記のように作用する分離形空気調和機で
は、室内ユニットA、B、C、D側で圧縮機1起動後の
経過時間ts又は室内熱交換器15の凝縮温度Tcを把
握し、これに基づいて電気ヒータ16への通電を制御す
るようになっている。従って従来例のような室外ユニッ
トXとの間でのデータの授受は不要となり、通電要求の
発生から現実に通電が開始されるまでの時間を短縮でき
るので、速暖性を向上させることができる。また伝送中
のノイズ付加によって誤動作が生じることを回避できる
ので、これによって安定な動作を容易に得ることがで
き、設計、製造、保守作業のそれぞれを容易とすること
ができる。しかも総合運転電流It等の電流を検知する
必要がないので、部品点数を削減してコストダウンを図
ることができる。さらに上記分離形空気調和機では、圧
縮機1起動後の所定期間のみ電気ヒータ16への通電を
行うようにしている。従って上記のようなマルチタイプ
の空気調和機では、最初に使用が開始された室内ユニッ
トAについてのみ電気ヒータ16への通電がなされ、上
記所定期間が経過した後に使用が開始される2室目以降
の室内ユニットB、C、Dについては電気ヒータ16へ
の通電がなされないことになる。しかし上記所定期間経
過後においては高圧圧力が十分に高く、2室目以降の室
内ユニットB、C、Dの速暖性は十分に確保されるので
電気ヒータ16への通電は不要であり、これが何ら問題
となることはない。しかもタイマ部13は、制御部14
と共に1つの集積回路内でソフトウェア等によって構成
できるものでり、また熱交サーミスタ17は過冷却度制
御を行うため当初から設けられているものであるから、
これらの点で部品点数の増加によるコストアップを招く
こともない。
【0027】また上記分離形空気調和機では、JISC
9612の運転条件下で測定した暖房運転時の運転電流
Ihから、同条件下で測定した冷房運転時の運転電流I
cを差し引いて差分電流値Idを求め、除湿運転時にお
ける電気ヒータ16の通電電流Iaを上記差分電流Id
よりも小さいものとしている。従って除湿運転時におけ
る電気ヒータ16への通電は無条件で開始できるので、
簡素な制御及び構成によって安定した動作を容易に得る
ことができる。
【0028】以上にこの発明の具体的な実施の形態につ
いて説明したが、この発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施するこ
とができる。例えば上記実施形態の分離形空気調和機は
マルチタイプとして構成したが、これは1台の室内ユニ
ットを接続して成るペアタイプとして構成してもよい。
また除湿運転時において無条件で電気ヒータ16への通
電を可能とする請求項4に係る発明のみを分離形空気調
和機に適用する場合には、その圧縮機1は圧縮能力可変
なものである必要はなく、例えば商用電源によって能力
一定に駆動されるものであってもよい。さらに差分電流
値Idを求めるための暖房時の運転電流Ih及び冷房時
の運転電流IcはJISC9612の試験条件下で求め
たものを用いたが、これは上記条件に限るものではな
く、例えば両運転電流Ih、Tcの最大値同士の差から
差分電流値Idを求めるようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】上記請求項1の分離形空気調和機では、
室外機における電流の検知が不要となるので、構成を簡
素なものとしてコストダウンを図ることが可能となる。
【0030】また請求項2又は請求項3の分離形空気調
和機では室内機の判断のみに基づいて電気ヒータへの通
電が可能となるので、速暖性をより一層向上させること
が可能になると共に安定な動作を容易に得ることが可能
となる。
【0031】さらに請求項4の分離形空気調和機では、
除湿運転時における電気ヒータへの通電は無条件で可能
となるので、簡素な構成によって安定した動作を得るこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の分離形空気調和機の室
内ユニットの機能ブロック図である。
【図2】上記分離形空気調和機の冷媒回路図である。
【図3】上記分離形空気調和機の制御部の動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】上記分離形空気調和機の制御部の動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】上記分離形空気調和機の起動直後における運転
電流及び高圧圧力の時間変化を示すグラフである。
【図6】上記分離形空気調和機の起動直後における運転
電流及び高圧圧力の時間変化を示すグラフである。
【図7】従来例の分離形空気調和機の電源側回路図であ
る。
【図8】従来例の分離形空気調和機の動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】 1 圧縮機 15 室内熱交換器 16 電気ヒータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内熱交換器(15)と電気ヒータ(1
    6)とを有する室内機と、圧縮能力可変な圧縮機(1)
    を有する室外機とを備えて冷凍サイクルを構成し、上記
    室内熱交換器(15)を凝縮器として機能させて暖房運
    転を行う分離形空気調和機において、上記暖房運転を行
    う際には、上記圧縮機(1)の起動後の所定期間内のみ
    上記電気ヒータ(16)への通電を許可するようにした
    ことを特徴とする分離形空気調和機。
  2. 【請求項2】 上記所定期間は、経過時間(ts)によ
    って定めていることを特徴とする請求項1の分離形空気
    調和機。
  3. 【請求項3】 上記所定期間は、室内熱交換器(15)
    の凝縮温度(Tc)が所定値(To)以下である期間と
    して定めていることを特徴とする請求項1の分離形空気
    調和機。
  4. 【請求項4】 室内熱交換器(15)と電気ヒータ(1
    6)とを有する室内機と、圧縮機(1)を有する室外機
    とを備えて冷凍サイクルを構成し、上記室内熱交換器
    (15)を凝縮器として機能させて暖房運転を行い、ま
    た上記室内熱交換器(15)を蒸発器として機能させて
    冷房運転を行い、さらに上記室内熱交換器(15)を蒸
    発器として機能させると共に電気ヒータ(16)へ通電
    して除湿運転を行う分離形空気調和機において、上記電
    気ヒータ(16)は、所定の運転条件下における暖房運
    転時の運転電流(Ih)から、所定の運転条件下におけ
    る冷房運転時の運転電流(Ic)を差し引いて得た差分
    電流値(Id)よりも、その通電電流(Ia)を小さく
    したことを特徴とする分離形空気調和機。
JP7345950A 1995-11-28 1995-11-28 分離形空気調和機 Pending JPH09152168A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7345950A JPH09152168A (ja) 1995-11-28 1995-11-28 分離形空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7345950A JPH09152168A (ja) 1995-11-28 1995-11-28 分離形空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09152168A true JPH09152168A (ja) 1997-06-10

Family

ID=18380110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7345950A Pending JPH09152168A (ja) 1995-11-28 1995-11-28 分離形空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09152168A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1326057A1 (en) 2000-09-11 2003-07-09 Daikin Industries, Ltd. Multiple refrigerating device
JP2011163641A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Panasonic Corp 冷凍サイクル装置および温水暖房装置
WO2013157404A1 (ja) * 2012-04-16 2013-10-24 ダイキン工業株式会社 空気調和機
CN112178894A (zh) * 2020-09-22 2021-01-05 广东美的暖通设备有限公司 控制方法、空调器和计算机可读存储介质

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1326057A1 (en) 2000-09-11 2003-07-09 Daikin Industries, Ltd. Multiple refrigerating device
JP2011163641A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Panasonic Corp 冷凍サイクル装置および温水暖房装置
WO2013157404A1 (ja) * 2012-04-16 2013-10-24 ダイキン工業株式会社 空気調和機
JP2013221670A (ja) * 2012-04-16 2013-10-28 Daikin Industries Ltd 空気調和機
US9546806B2 (en) 2012-04-16 2017-01-17 Daikin Industries, Ltd. Air conditioner
CN112178894A (zh) * 2020-09-22 2021-01-05 广东美的暖通设备有限公司 控制方法、空调器和计算机可读存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1626233A2 (en) Driving control method for central air conditioner
KR100772217B1 (ko) 공기 조화기의 제어 방법
JPH04208368A (ja) 空気調和機
KR20110013979A (ko) 공기조화기 및 그 제어 방법
JP2000018671A (ja) ヒートポンプ式暖房装置
JPH09152168A (ja) 分離形空気調和機
KR100517600B1 (ko) 공기조화기의 난방 운전 방법
EP3995753A1 (en) Hot water supply system
JP3526393B2 (ja) 空気調和機
JPH04190062A (ja) 空調機の冷凍サイクル制御装置
JP2001193990A (ja) 温水空気調和機
KR100457590B1 (ko) 공기조화기의 난방 운전 방법
KR101105952B1 (ko) 멀티 공기 조화기 및 그 제어방법
JP3237206B2 (ja) 空気調和装置
JPH09152169A (ja) マルチ形空気調和機
KR100753029B1 (ko) 히트펌프 에어컨의 실외기 제상장치 및 방법
JPH0828982A (ja) 空気調和機
KR100544707B1 (ko) 수냉식 공기 조화기 및 그 제어방법
CN119085027B (zh) 空调
JPH0643653Y2 (ja) 空気調和機
JPH0442665Y2 (ja)
JP2669069B2 (ja) 暖冷房機
JPH09264590A (ja) 空気調和機
JP3133647B2 (ja) 空気調和機
JP3353929B2 (ja) 空気調和機