JPH09152309A - 位置検出装置および位置検出方法 - Google Patents
位置検出装置および位置検出方法Info
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- JPH09152309A JPH09152309A JP7333984A JP33398495A JPH09152309A JP H09152309 A JPH09152309 A JP H09152309A JP 7333984 A JP7333984 A JP 7333984A JP 33398495 A JP33398495 A JP 33398495A JP H09152309 A JPH09152309 A JP H09152309A
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- Japan
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- mark
- diffraction grating
- region
- predetermined direction
- grating mark
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 他の方式の位置合わせ機構による位置検出用
マークの粗位置合わせを行うことなく、高精度な位置検
出が可能な位置検出装置および方法。 【解決手段】 第1領域と第2領域との長さの比が変化
するように第1領域と第2領域とが所定のピッチで交互
に配列された回折格子マークを有する被検物体に対して
可干渉な光束を照射するための照射光学系と、可干渉な
光束により回折格子マーク上に形成される干渉縞と回折
格子マークとを相対的に走査するための走査手段と、可
干渉な光束の照射により回折格子マークから発生する回
折光を検出信号に光電変換するための光電検出器と、回
折格子マークの構造によって変調される回折光の強度が
所定の状態となるときの検出信号の出力に基づいて回折
格子マークの位置を検出するための検出手段とを備えて
いる。
マークの粗位置合わせを行うことなく、高精度な位置検
出が可能な位置検出装置および方法。 【解決手段】 第1領域と第2領域との長さの比が変化
するように第1領域と第2領域とが所定のピッチで交互
に配列された回折格子マークを有する被検物体に対して
可干渉な光束を照射するための照射光学系と、可干渉な
光束により回折格子マーク上に形成される干渉縞と回折
格子マークとを相対的に走査するための走査手段と、可
干渉な光束の照射により回折格子マークから発生する回
折光を検出信号に光電変換するための光電検出器と、回
折格子マークの構造によって変調される回折光の強度が
所定の状態となるときの検出信号の出力に基づいて回折
格子マークの位置を検出するための検出手段とを備えて
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は位置検出装置および
方法に関し、特に半導体素子や液晶表示素子などの製造
のための露光装置において感光性基板またはマスクの位
置検出を行う装置に関するものである。
方法に関し、特に半導体素子や液晶表示素子などの製造
のための露光装置において感光性基板またはマスクの位
置検出を行う装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置として、たとえば特
開平2−272305号公報に、2光束干渉を利用した
位置検出装置が開示されている。この位置検出装置にお
いては、被検物体の位置を高精度に検出することができ
る。しかしながら、被検物体の位置ずれ量が位置検出用
マーク(回折格子状のパターン)のピッチの半分以上に
なると、検出信号の位相が2πを越えてしまい、被検物
体が正しい位置にあるか否かを判別することができなく
なってしまう。
開平2−272305号公報に、2光束干渉を利用した
位置検出装置が開示されている。この位置検出装置にお
いては、被検物体の位置を高精度に検出することができ
る。しかしながら、被検物体の位置ずれ量が位置検出用
マーク(回折格子状のパターン)のピッチの半分以上に
なると、検出信号の位相が2πを越えてしまい、被検物
体が正しい位置にあるか否かを判別することができなく
なってしまう。
【0003】このため、たとえば特開昭60−1307
42号公報に開示のLSA(レーザ・ステップ・アライ
メント) 系のような他の適当な方式の位置合わせ機構に
より、位置検出用マークのピッチの半分以下の精度で被
検物体をあらかじめ粗位置合わせ(プリアライメント)
する必要がある。たとえば、最終的な位置検出精度を6
nmとし、位相の検出精度を1周期の1/1000程度
とすると、位置検出用マークの所要ピッチは6μmとな
る。すなわち、2光束干渉を利用した位置検出装置で検
出する前に、位置検出用マークを3μm以下の精度であ
らかじめ粗位置合わせする必要がある。
42号公報に開示のLSA(レーザ・ステップ・アライ
メント) 系のような他の適当な方式の位置合わせ機構に
より、位置検出用マークのピッチの半分以下の精度で被
検物体をあらかじめ粗位置合わせ(プリアライメント)
する必要がある。たとえば、最終的な位置検出精度を6
nmとし、位相の検出精度を1周期の1/1000程度
とすると、位置検出用マークの所要ピッチは6μmとな
る。すなわち、2光束干渉を利用した位置検出装置で検
出する前に、位置検出用マークを3μm以下の精度であ
らかじめ粗位置合わせする必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マーク
段差の小さいウエハや表面荒れの激しいアルミウエハな
どの被検物体に対して、LSA系のような他の方式の位
置合わせ機構の精度が著しく低下することがある。この
場合、2光束干渉を利用した位置検出装置での高精度検
出に先立って、位置検出用マークのピッチの半分の精度
で位置検出用マークを粗位置合わせすることが困難にな
ってしまう。
段差の小さいウエハや表面荒れの激しいアルミウエハな
どの被検物体に対して、LSA系のような他の方式の位
置合わせ機構の精度が著しく低下することがある。この
場合、2光束干渉を利用した位置検出装置での高精度検
出に先立って、位置検出用マークのピッチの半分の精度
で位置検出用マークを粗位置合わせすることが困難にな
ってしまう。
【0005】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
のであり、他の方式の位置合わせ機構による位置検出用
マークの粗位置合わせを行うことなく、高精度な位置検
出が可能な位置検出装置および方法を提供することを目
的とする。
のであり、他の方式の位置合わせ機構による位置検出用
マークの粗位置合わせを行うことなく、高精度な位置検
出が可能な位置検出装置および方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明においては、所定の方向に沿った第1領域と
第2領域との長さの比が変化するように、前記所定方向
に沿って第1領域と第2領域とが所定のピッチで交互に
配列された回折格子マークを有する被検物体に対して可
干渉な光束を照射するための照射光学系と、前記可干渉
な光束により前記回折格子マーク上に形成される干渉縞
と前記回折格子マークとを相対的に走査するための走査
手段と、前記可干渉な光束の照射により前記回折格子マ
ークから発生する回折光を検出信号に光電変換するため
の光電検出器と、前記所定の方向に沿った第1領域と第
2領域との長さの比が変化する前記回折格子マークの構
造によって変調される前記回折光の強度が所定の状態と
なるときの前記検出信号の出力に基づいて、前記回折格
子マークの位置を検出するための検出手段とを備えてい
ることを特徴とする位置検出装置を提供する。
に、本発明においては、所定の方向に沿った第1領域と
第2領域との長さの比が変化するように、前記所定方向
に沿って第1領域と第2領域とが所定のピッチで交互に
配列された回折格子マークを有する被検物体に対して可
干渉な光束を照射するための照射光学系と、前記可干渉
な光束により前記回折格子マーク上に形成される干渉縞
と前記回折格子マークとを相対的に走査するための走査
手段と、前記可干渉な光束の照射により前記回折格子マ
ークから発生する回折光を検出信号に光電変換するため
の光電検出器と、前記所定の方向に沿った第1領域と第
2領域との長さの比が変化する前記回折格子マークの構
造によって変調される前記回折光の強度が所定の状態と
なるときの前記検出信号の出力に基づいて、前記回折格
子マークの位置を検出するための検出手段とを備えてい
ることを特徴とする位置検出装置を提供する。
【0007】本発明の好ましい態様によれば、前記検出
手段は、前記回折格子マークの構造によって変調される
前記回折光の強度が極大または極小となるときの前記検
出信号の出力に基づいて、前記回折格子マークの位置を
検出する。
手段は、前記回折格子マークの構造によって変調される
前記回折光の強度が極大または極小となるときの前記検
出信号の出力に基づいて、前記回折格子マークの位置を
検出する。
【0008】本発明の別の局面によれば、位置検出用マ
ークが形成された被検物体の位置を検出する位置検出方
法において、前記位置検出用マークは、所定方向に沿っ
て第1領域と第2領域とが所定のピッチで交互に配列さ
れ、且つ前記所定の方向に沿った第1領域と第2領域と
の長さの比が変化する回折格子マークで構成され、前記
位置検出用マークに対して可干渉な光束を照射すること
により前記回折格子マーク上に干渉縞を形成する第1工
程と、前記干渉縞と前記回折マークとを相対的に走査す
ることによって生成される回折光を検出信号に光電変換
する第2工程と、前記所定の方向に沿った第1領域と第
2領域との長さの比が変化する前記回折格子マークの構
造によって変調される前記回折光の強度が所定状態とな
るときの前記検出信号の出力に基づいて、前記位置検出
用マークの位置を検出する第3工程とを備えていること
を特徴とする位置検出方法を提供する。
ークが形成された被検物体の位置を検出する位置検出方
法において、前記位置検出用マークは、所定方向に沿っ
て第1領域と第2領域とが所定のピッチで交互に配列さ
れ、且つ前記所定の方向に沿った第1領域と第2領域と
の長さの比が変化する回折格子マークで構成され、前記
位置検出用マークに対して可干渉な光束を照射すること
により前記回折格子マーク上に干渉縞を形成する第1工
程と、前記干渉縞と前記回折マークとを相対的に走査す
ることによって生成される回折光を検出信号に光電変換
する第2工程と、前記所定の方向に沿った第1領域と第
2領域との長さの比が変化する前記回折格子マークの構
造によって変調される前記回折光の強度が所定状態とな
るときの前記検出信号の出力に基づいて、前記位置検出
用マークの位置を検出する第3工程とを備えていること
を特徴とする位置検出方法を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明では、位置検出用マークと
して、所定方向に沿って第1領域と第2領域とが所定の
ピッチで交互に配列され且つ所定の方向に沿った第1領
域と第2領域との長さの比が変化するような回折格子マ
ークを用いている。したがって、位置検出用マークに対
して可干渉な光束を照射することにより生成される回折
光を光電変換して検出信号が得られる。こうして、回折
格子マークの構造によって変調される回折光の強度が所
定状態となるときの検出信号の出力に基づいて、位置検
出用マークの位置を検出することができる。
して、所定方向に沿って第1領域と第2領域とが所定の
ピッチで交互に配列され且つ所定の方向に沿った第1領
域と第2領域との長さの比が変化するような回折格子マ
ークを用いている。したがって、位置検出用マークに対
して可干渉な光束を照射することにより生成される回折
光を光電変換して検出信号が得られる。こうして、回折
格子マークの構造によって変調される回折光の強度が所
定状態となるときの検出信号の出力に基づいて、位置検
出用マークの位置を検出することができる。
【0010】具体的には、たとえばマーク中心において
デューティが0.5であり且つマーク端にかけてデュー
ティがほぼ単調変化するような一定ピッチの回折格子マ
ークを用いている。したがって、たとえば2光束干渉を
利用してマーク中心の位置検出を行う場合、2光束の交
差点(中心点)とマーク中心とが一致したときに、2光
束に対する位置検出用マークからの1次回折光の強度が
最大になる。すなわち、位置検出用マークからの回折光
の強度が最大になるとき、位置検出用マークの中心位置
を検出することができる。このように、本発明では、位
置検出用マークのピッチの半分以上の位置ずれがあって
も、たとえば2光束干渉を利用して高精度で迅速な位置
検出が可能である。
デューティが0.5であり且つマーク端にかけてデュー
ティがほぼ単調変化するような一定ピッチの回折格子マ
ークを用いている。したがって、たとえば2光束干渉を
利用してマーク中心の位置検出を行う場合、2光束の交
差点(中心点)とマーク中心とが一致したときに、2光
束に対する位置検出用マークからの1次回折光の強度が
最大になる。すなわち、位置検出用マークからの回折光
の強度が最大になるとき、位置検出用マークの中心位置
を検出することができる。このように、本発明では、位
置検出用マークのピッチの半分以上の位置ずれがあって
も、たとえば2光束干渉を利用して高精度で迅速な位置
検出が可能である。
【0011】本発明では、回折格子マークのデューティ
を変化させると回折光の強度が変化する原理を利用して
いる。したがって、位置検出用の光束が位置検出用マー
クを完全に照射するような場合にも、走査に伴う回折光
の強度変化に関するデータに基づいて、照射する光束の
強度分布や照射領域の形状の影響を受けにくい高精度な
位置検出が可能となる。また、本発明による位置検出で
粗位置合わせを行い、ピッチおよびデューティが一定の
通常の回折格子マークからなる別の位置検出用マークか
らの検出信号の位相情報に基づいて最終位置合わせ(フ
ァインアライメント)をさらに高精度に行うこともでき
る。
を変化させると回折光の強度が変化する原理を利用して
いる。したがって、位置検出用の光束が位置検出用マー
クを完全に照射するような場合にも、走査に伴う回折光
の強度変化に関するデータに基づいて、照射する光束の
強度分布や照射領域の形状の影響を受けにくい高精度な
位置検出が可能となる。また、本発明による位置検出で
粗位置合わせを行い、ピッチおよびデューティが一定の
通常の回折格子マークからなる別の位置検出用マークか
らの検出信号の位相情報に基づいて最終位置合わせ(フ
ァインアライメント)をさらに高精度に行うこともでき
る。
【0012】本発明の実施例を、添付図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の実施例にかかる位置検出装置
の構成を概略的に示す図である。本実施例は、2光束ヘ
テロダイン干渉方式の位置検出装置に本発明を適用した
例である。図1の2光束ヘテロダイン干渉方式の位置検
出装置は、位置検出光を供給するレーザ光源1を備えて
いる。レーザ光源1からの光束は、ビームスプリッタ2
を介して2つに分割された後、互いに異なる音響光学素
子3aおよび3bにそれぞれ入射する。
明する。図1は、本発明の実施例にかかる位置検出装置
の構成を概略的に示す図である。本実施例は、2光束ヘ
テロダイン干渉方式の位置検出装置に本発明を適用した
例である。図1の2光束ヘテロダイン干渉方式の位置検
出装置は、位置検出光を供給するレーザ光源1を備えて
いる。レーザ光源1からの光束は、ビームスプリッタ2
を介して2つに分割された後、互いに異なる音響光学素
子3aおよび3bにそれぞれ入射する。
【0013】互いに異なる音響光学素子3aおよび3b
でそれぞれ周波数変調を受けた2つの光束には所定の周
波数差が付与され、集光レンズ4により視野絞り5上で
交差するように集束される。視野絞り5を介した2つの
光束は、第2対物レンズ6を介して、送受光分離プリズ
ム7に入射する。送受光分離プリズム7を透過した2つ
の光束は、第1対物レンズ8を介して、被検物体9上に
形成された位置検出用マークWM上で再び交差する。な
お、位置検出用マークWMは、後述するように、所定方
向に沿って所定ピッチで交互に形成された遮光領域とし
ての第1領域と透過領域としての第2領域とからなる回
折格子マークである。ここで言う回折格子マークのピッ
チPとは、第1領域を挟んで隣接した位置にある2つの
第2領域の各中心間の距離、または第2領域を挟んで隣
接した位置にある2つの第1領域の各中心間の距離を意
味する。
でそれぞれ周波数変調を受けた2つの光束には所定の周
波数差が付与され、集光レンズ4により視野絞り5上で
交差するように集束される。視野絞り5を介した2つの
光束は、第2対物レンズ6を介して、送受光分離プリズ
ム7に入射する。送受光分離プリズム7を透過した2つ
の光束は、第1対物レンズ8を介して、被検物体9上に
形成された位置検出用マークWM上で再び交差する。な
お、位置検出用マークWMは、後述するように、所定方
向に沿って所定ピッチで交互に形成された遮光領域とし
ての第1領域と透過領域としての第2領域とからなる回
折格子マークである。ここで言う回折格子マークのピッ
チPとは、第1領域を挟んで隣接した位置にある2つの
第2領域の各中心間の距離、または第2領域を挟んで隣
接した位置にある2つの第1領域の各中心間の距離を意
味する。
【0014】位置検出用マークWMに入射する2つの光
束は、垂直入射光に対する位置検出用マークWMの±1
次回折光の方向からそれぞれ入射するように構成されて
いる。すなわち、位置検出用マークWMのマークピッチ
をPとし、検出光の波長をλとすると、2つの光束の入
射角は±λ/Pである。したがって、2つの光束により
位置検出用マークWM上には干渉縞が形成され、この干
渉縞によって位置検出用マークWMが光学的に走査され
る。こうして、2つの光束の照射により位置検出用マー
クWMから発生する光のうち±1次反射回折光は、被検
物体9の面に対する法線方向に反射される。この2つの
反射回折光は干渉光となって、第1対物レンズ8で再び
集光された後、送受光分離プリズム7で反射されて受光
光学系に導かれる。
束は、垂直入射光に対する位置検出用マークWMの±1
次回折光の方向からそれぞれ入射するように構成されて
いる。すなわち、位置検出用マークWMのマークピッチ
をPとし、検出光の波長をλとすると、2つの光束の入
射角は±λ/Pである。したがって、2つの光束により
位置検出用マークWM上には干渉縞が形成され、この干
渉縞によって位置検出用マークWMが光学的に走査され
る。こうして、2つの光束の照射により位置検出用マー
クWMから発生する光のうち±1次反射回折光は、被検
物体9の面に対する法線方向に反射される。この2つの
反射回折光は干渉光となって、第1対物レンズ8で再び
集光された後、送受光分離プリズム7で反射されて受光
光学系に導かれる。
【0015】受光光学系では、SPD(シリコンフォト
ダイオード)などの光電変換素子10により、干渉光の
光量が電気信号すなわち検出信号に変換される。信号処
理系11では、後述するように、この検出信号の出力に
基づいて位置検出用マークWMの位置を検出することが
できる。さらに、信号処理系11では、光電変換素子1
0からの検出信号を位置検出用マークWMの位置ずれ量
を表わす位置ずれ信号に変換する。信号処理系11から
の位置ずれ信号は、制御系12に供給される。制御系1
2では、信号処理系11からの位置ずれ信号に応じて、
被検物体9を保持しているステージ(不図示)を適宜駆
動し、位置検出用マークWMの位置ずれを補正すること
によって位置合わせが行われる。
ダイオード)などの光電変換素子10により、干渉光の
光量が電気信号すなわち検出信号に変換される。信号処
理系11では、後述するように、この検出信号の出力に
基づいて位置検出用マークWMの位置を検出することが
できる。さらに、信号処理系11では、光電変換素子1
0からの検出信号を位置検出用マークWMの位置ずれ量
を表わす位置ずれ信号に変換する。信号処理系11から
の位置ずれ信号は、制御系12に供給される。制御系1
2では、信号処理系11からの位置ずれ信号に応じて、
被検物体9を保持しているステージ(不図示)を適宜駆
動し、位置検出用マークWMの位置ずれを補正すること
によって位置合わせが行われる。
【0016】図2は、ピッチおよびデューティがともに
一定のパターンからなる通常の回折格子マークの構成を
示す図である。図2に示すように、通常の回折格子マー
クからなる位置検出用マークでは、所定方向に沿って一
定のピッチPおよび一定のデューティdでパターン(図
中斜線部で示す)が形成されている。なお、ピッチPと
は所定方向に沿ったパターン間距離であり、デューティ
dとは所定方向に沿ったパターンの長さLのピッチPに
対する比L/Pである。
一定のパターンからなる通常の回折格子マークの構成を
示す図である。図2に示すように、通常の回折格子マー
クからなる位置検出用マークでは、所定方向に沿って一
定のピッチPおよび一定のデューティdでパターン(図
中斜線部で示す)が形成されている。なお、ピッチPと
は所定方向に沿ったパターン間距離であり、デューティ
dとは所定方向に沿ったパターンの長さLのピッチPに
対する比L/Pである。
【0017】簡単のために、図2において斜線部で示す
パターン領域からのみ回折光が反射される強度格子(明
暗パターンからなる回折格子)マークの場合を考える。
このとき、1次回折光の振幅A(1)は、次の式(1)
によって表わされる。 A(1)= sin(πd)/π (1) 上述の式(1)から、1次回折光の振幅(強度)は回折
格子マークのデューティdに依存することがわかる。
パターン領域からのみ回折光が反射される強度格子(明
暗パターンからなる回折格子)マークの場合を考える。
このとき、1次回折光の振幅A(1)は、次の式(1)
によって表わされる。 A(1)= sin(πd)/π (1) 上述の式(1)から、1次回折光の振幅(強度)は回折
格子マークのデューティdに依存することがわかる。
【0018】図3は、図2の回折格子マークにおける1
次回折光の振幅A(1)と回折格子マークのデューティ
dとの関係を示す図である。図3では、デューティdを
横軸に、1次回折光の振幅A(1)を縦軸にそれぞれと
っている。図3を参照すると、デューティdが0.5の
とき、1次回折光の振幅A(1)が最大となっている。
そして、デューティdが0.5から0にまたは0.5か
ら1に近づくにつれて1次回折光の振幅A(1)は単調
に減少している。
次回折光の振幅A(1)と回折格子マークのデューティ
dとの関係を示す図である。図3では、デューティdを
横軸に、1次回折光の振幅A(1)を縦軸にそれぞれと
っている。図3を参照すると、デューティdが0.5の
とき、1次回折光の振幅A(1)が最大となっている。
そして、デューティdが0.5から0にまたは0.5か
ら1に近づくにつれて1次回折光の振幅A(1)は単調
に減少している。
【0019】図4は、ピッチが一定でデューティがマー
クの中心から端部にかけて単調減少するパターンからな
る回折格子マークの構成を示す図である。また、図5
は、ピッチが一定でデューティがマークの一端から他端
にかけて単調変化するパターンからなる回折格子マーク
の構成を示す図である。図4に示す回折格子マークで
は、マークの中心におけるデューティを0.5とし、両
端にかけてデューティが線形的に減少している。また、
図5に示す回折格子マークでは、マークの中心における
デューティを0.5とし、図中左端から右端にかけてデ
ューティが線形的に増加している。
クの中心から端部にかけて単調減少するパターンからな
る回折格子マークの構成を示す図である。また、図5
は、ピッチが一定でデューティがマークの一端から他端
にかけて単調変化するパターンからなる回折格子マーク
の構成を示す図である。図4に示す回折格子マークで
は、マークの中心におけるデューティを0.5とし、両
端にかけてデューティが線形的に減少している。また、
図5に示す回折格子マークでは、マークの中心における
デューティを0.5とし、図中左端から右端にかけてデ
ューティが線形的に増加している。
【0020】ピッチが一定でデューティが順次変化する
回折格子マークに対する1次回折光の振幅は、上述の式
(1)で表される振幅の総和である。したがって、本実
施例では、図4および図5のようにデューティが順次変
化している回折格子マークを用いることにより、マーク
の中心と照射2光束の中心(交差点)とが一致したとき
に1次回折光の強度が最大となる。換言すれば、2光束
の照射に対する位置検出用マークWMからの1次回折光
の強度が最大になるとき、位置検出用マークWMの中心
位置を検出することができる。
回折格子マークに対する1次回折光の振幅は、上述の式
(1)で表される振幅の総和である。したがって、本実
施例では、図4および図5のようにデューティが順次変
化している回折格子マークを用いることにより、マーク
の中心と照射2光束の中心(交差点)とが一致したとき
に1次回折光の強度が最大となる。換言すれば、2光束
の照射に対する位置検出用マークWMからの1次回折光
の強度が最大になるとき、位置検出用マークWMの中心
位置を検出することができる。
【0021】こうして、マークの中心と照射2光束の中
心(交差点)とがピッチの半分以上初期的に位置ずれし
ていても、1次回折光の強度分布に基づいて位置検出を
高精度に行うことができる。すなわち、他の位置合わせ
機構による粗位置合わせを行うことなく、本実施例によ
る位置検出方法により迅速且つ高精度に位置検出を行う
ことができる。なお、本実施例による位置検出で粗位置
合わせを行い、ピッチおよびデューティが一定の通常の
回折格子マークからなる別の位置検出用マークからの検
出信号の位相情報に基づいて最終位置検出をさらに高精
度に行うこともできる。
心(交差点)とがピッチの半分以上初期的に位置ずれし
ていても、1次回折光の強度分布に基づいて位置検出を
高精度に行うことができる。すなわち、他の位置合わせ
機構による粗位置合わせを行うことなく、本実施例によ
る位置検出方法により迅速且つ高精度に位置検出を行う
ことができる。なお、本実施例による位置検出で粗位置
合わせを行い、ピッチおよびデューティが一定の通常の
回折格子マークからなる別の位置検出用マークからの検
出信号の位相情報に基づいて最終位置検出をさらに高精
度に行うこともできる。
【0022】なお、上述の実施例では、図4および図5
に示す回折格子マークのデューティの変化が線形的であ
ったが、本発明ではデューティの変化がほぼ単調である
ことが必須要件である。したがって、デューティをたと
えばアークサイン関数にしたがって変化させることによ
り、1次回折光の振幅の変化を線形的にすることができ
る。次の表(1)は、図4および図5の回折格子マーク
のデューティの変化および上述のアークサイン関数にし
たがうデューティの変化を数値的に示している。
に示す回折格子マークのデューティの変化が線形的であ
ったが、本発明ではデューティの変化がほぼ単調である
ことが必須要件である。したがって、デューティをたと
えばアークサイン関数にしたがって変化させることによ
り、1次回折光の振幅の変化を線形的にすることができ
る。次の表(1)は、図4および図5の回折格子マーク
のデューティの変化および上述のアークサイン関数にし
たがうデューティの変化を数値的に示している。
【0023】
【表1】
【0024】表(1)において、左側の数字は、図中左
側のパターン領域を−4とし、図中中央のパターン領域
を0とし、図中右側のパターン領域を4として、9個の
パターン領域を数値的に示している。したがって、図4
の回折格子マークに対応するAの列では、デューティd
が左端の0.1から中央の0.5まで線形に増加し、中
央の0.5から右端の0.5まで線形に減少している。
また、図5の回折格子マークに対応するBの列では、デ
ューティdが左端の0.1から中央の0.5を経て右端
の0.9まで線形に増加している。
側のパターン領域を−4とし、図中中央のパターン領域
を0とし、図中右側のパターン領域を4として、9個の
パターン領域を数値的に示している。したがって、図4
の回折格子マークに対応するAの列では、デューティd
が左端の0.1から中央の0.5まで線形に増加し、中
央の0.5から右端の0.5まで線形に減少している。
また、図5の回折格子マークに対応するBの列では、デ
ューティdが左端の0.1から中央の0.5を経て右端
の0.9まで線形に増加している。
【0025】さらに、アークサイン関数にしたがってデ
ューティdが変化する例を示すCの列では、デューティ
dが左端の0.0641から中央の0.5までアークサ
イン関数にしたがって増加し、中央の0.5から右端の
0.0641までアークサイン関数にしたがって減少し
ている。また、アークサイン関数にしたがってデューテ
ィdが変化するもう1つの例を示すDの列では、デュー
ティdが左端の0.0641から中央の0.5を経て右
端の0.9359までアークサイン関数にしたがって増
加している。
ューティdが変化する例を示すCの列では、デューティ
dが左端の0.0641から中央の0.5までアークサ
イン関数にしたがって増加し、中央の0.5から右端の
0.0641までアークサイン関数にしたがって減少し
ている。また、アークサイン関数にしたがってデューテ
ィdが変化するもう1つの例を示すDの列では、デュー
ティdが左端の0.0641から中央の0.5を経て右
端の0.9359までアークサイン関数にしたがって増
加している。
【0026】以上の実施例では、回折格子マークから発
生する±1次回折光による検出信号がマーク中心におい
て最大となるように、すなわち検出用の光束中心と回折
格子マークの中心とが一致した時に検出される回折強度
が最大になるように、マーク中心のデューティが0.5
となるように設定した例を示している。しかしながら、
回折格子マークの中心位置において発生する回折光を最
大にするためには、マーク中心領域での遮光領域(第1
領域)と透過領域(第2領域)との比を1:1、すなわ
ちマーク中心領域のデューティを0.5とした場合に限
ることはない。すなわち、検出すべき回折光の次数に応
じて、回折格子マークの中心でのデューティを所定の値
に設定すればよい。
生する±1次回折光による検出信号がマーク中心におい
て最大となるように、すなわち検出用の光束中心と回折
格子マークの中心とが一致した時に検出される回折強度
が最大になるように、マーク中心のデューティが0.5
となるように設定した例を示している。しかしながら、
回折格子マークの中心位置において発生する回折光を最
大にするためには、マーク中心領域での遮光領域(第1
領域)と透過領域(第2領域)との比を1:1、すなわ
ちマーク中心領域のデューティを0.5とした場合に限
ることはない。すなわち、検出すべき回折光の次数に応
じて、回折格子マークの中心でのデューティを所定の値
に設定すればよい。
【0027】具体的には、デューティdの強度格子のn
次回折光(検出光)の強度In は、一般的に次式(2)
の如く表される。 In =| sin(πnd)/(πn)|2 (2) ここで、回折光の強度が極値をとる時の条件は、上記
(2)式を微分した値が以下の(3)式に示す如く零と
なることである。 sin(πnd)× cos(πnd)=0 (3)
次回折光(検出光)の強度In は、一般的に次式(2)
の如く表される。 In =| sin(πnd)/(πn)|2 (2) ここで、回折光の強度が極値をとる時の条件は、上記
(2)式を微分した値が以下の(3)式に示す如く零と
なることである。 sin(πnd)× cos(πnd)=0 (3)
【0028】そして、上式(2)が極大値を示すのは、
cos(πnd)=0の時である。また、デューティd
は、0<d<1の範囲の値をとる。このため、たとえ
ば、回折光の強度が極大値をとる条件は、n=±1の時
にデューティdが0.5であり、n=±2の時にデュー
ティdが0.25または0.75であることである。
cos(πnd)=0の時である。また、デューティd
は、0<d<1の範囲の値をとる。このため、たとえ
ば、回折光の強度が極大値をとる条件は、n=±1の時
にデューティdが0.5であり、n=±2の時にデュー
ティdが0.25または0.75であることである。
【0029】従って、±2次回折光を検出光として用い
て、回折格子マークから発生する±2次回折光による検
出信号がマーク中心において最大となるようにするため
には、遮光領域(第1領域)と透過領域(第2領域)と
の比を3:1とし、マーク中心部からマーク端部へ行く
に従って、検出強度が単調減少するように遮光領域(第
1領域)と透過領域(第2領域)との比が3:1から外
れるように回折格子マークを構成すれば良い。あるい
は、遮光領域(第1領域)と透過領域(第2領域)との
比を1:3とし、マーク中心部からマーク端部へ行くに
従って、検出強度が単調減少するように遮光領域(第1
領域)と透過領域(第2領域)との比が1:3から外れ
るように回折格子マークを構成すれば良い。
て、回折格子マークから発生する±2次回折光による検
出信号がマーク中心において最大となるようにするため
には、遮光領域(第1領域)と透過領域(第2領域)と
の比を3:1とし、マーク中心部からマーク端部へ行く
に従って、検出強度が単調減少するように遮光領域(第
1領域)と透過領域(第2領域)との比が3:1から外
れるように回折格子マークを構成すれば良い。あるい
は、遮光領域(第1領域)と透過領域(第2領域)との
比を1:3とし、マーク中心部からマーク端部へ行くに
従って、検出強度が単調減少するように遮光領域(第1
領域)と透過領域(第2領域)との比が1:3から外れ
るように回折格子マークを構成すれば良い。
【0030】よって、上式(2)が極大値を示す時のデ
ューティdを一般的に示せば、以下の(4)式の如く表
現することができる。 d=(m+0.5)/n (0<d<1) (4) 但し、mおよびnは整数であり、nは回折次数である。
ューティdを一般的に示せば、以下の(4)式の如く表
現することができる。 d=(m+0.5)/n (0<d<1) (4) 但し、mおよびnは整数であり、nは回折次数である。
【0031】以上の如く、回折格子マークから発生する
±n次回折光による検出信号がマーク中心において最大
となるようにするためには、上式(4)により決定され
るデューティdを求め、その時のデューティdが回折格
子マークの中心となるように構成すれば良い。
±n次回折光による検出信号がマーク中心において最大
となるようにするためには、上式(4)により決定され
るデューティdを求め、その時のデューティdが回折格
子マークの中心となるように構成すれば良い。
【0032】さらに別の例としては、回折格子マークか
ら発生する±n次回折光による検出信号がマーク中心に
おいて最小とし、マーク中心部からマークの端部へ行く
に従って、±n次回折光による検出信号が単調増加する
ように、回折格子マークを構成しても良い。この場合、
上式(2)が極小値を示すのは、 sin(πnd)=0の
時である。また、デューティdは、0<d<1の範囲の
値をとる。このため、例えば、回折光の強度が極小値を
とる条件は、n=±2の時のデューティdが0.5であ
ることである。なお、n=±1の時には、デューティd
を0または1の近傍にすれば良い。
ら発生する±n次回折光による検出信号がマーク中心に
おいて最小とし、マーク中心部からマークの端部へ行く
に従って、±n次回折光による検出信号が単調増加する
ように、回折格子マークを構成しても良い。この場合、
上式(2)が極小値を示すのは、 sin(πnd)=0の
時である。また、デューティdは、0<d<1の範囲の
値をとる。このため、例えば、回折光の強度が極小値を
とる条件は、n=±2の時のデューティdが0.5であ
ることである。なお、n=±1の時には、デューティd
を0または1の近傍にすれば良い。
【0033】従って、±2次回折光を検出光として用い
て、回折格子マークから発生する±2次回折光による検
出信号がマーク中心において最小となるようにするため
には、遮光領域(第1領域)と透過領域(第2領域)と
の比を1:1とし、マーク中心部からマーク端部へ行く
に従って、検出強度が単調増加するように遮光領域(第
1領域)と透過領域(第2領域)との比が1:1から外
れるように回折格子マークを構成すれば良い。
て、回折格子マークから発生する±2次回折光による検
出信号がマーク中心において最小となるようにするため
には、遮光領域(第1領域)と透過領域(第2領域)と
の比を1:1とし、マーク中心部からマーク端部へ行く
に従って、検出強度が単調増加するように遮光領域(第
1領域)と透過領域(第2領域)との比が1:1から外
れるように回折格子マークを構成すれば良い。
【0034】よって、上式(2)が極小値を示す時のデ
ューティdを一般的に示せば、以下の(5)式の如く表
現することができる。 d=m/n (0<d<1) (5) 但し、mおよびnは整数であり、nは1次以上の回折次
数、即ち|n|>1である。
ューティdを一般的に示せば、以下の(5)式の如く表
現することができる。 d=m/n (0<d<1) (5) 但し、mおよびnは整数であり、nは1次以上の回折次
数、即ち|n|>1である。
【0035】以上の如く、回折格子マークから発生する
±n次回折光による検出信号がマーク中心において最小
となるようにするためには、上式(5)により決定され
るデューティdを求め、その時のデューティdが回折格
子マークの中心となるように構成すれば良い。
±n次回折光による検出信号がマーク中心において最小
となるようにするためには、上式(5)により決定され
るデューティdを求め、その時のデューティdが回折格
子マークの中心となるように構成すれば良い。
【0036】また、上述の実施例では、説明を簡単にす
るために位置検出用マークとして明暗パターンからなる
強度格子マークを用いている。しかしながら、一定の段
差で形成された位相格子マークを位置検出用マークに用
いることもできる。さらに、特開平6−82215号公
報に開示されているような複数の光源を用いた位置検出
光学系にも本発明を適用することができるのはいうまで
もない。
るために位置検出用マークとして明暗パターンからなる
強度格子マークを用いている。しかしながら、一定の段
差で形成された位相格子マークを位置検出用マークに用
いることもできる。さらに、特開平6−82215号公
報に開示されているような複数の光源を用いた位置検出
光学系にも本発明を適用することができるのはいうまで
もない。
【0037】以上の如く、マーク中心におけるデューテ
ィの値およびマーク全体に亘るデューティの変化を適当
に設定することにより、光束中心とマーク中心とが一致
したときに回折光の強度が所定の状態、たとえば極大ま
たは極小になるように構成することができることは明ら
かである。
ィの値およびマーク全体に亘るデューティの変化を適当
に設定することにより、光束中心とマーク中心とが一致
したときに回折光の強度が所定の状態、たとえば極大ま
たは極小になるように構成することができることは明ら
かである。
【0038】さらに、上述の実施例では、2光束ヘテロ
ダイン干渉を利用した位置検出装置を示しているが、2
つの光束に周波数差を付与しない2光束ホモダイン干渉
を利用した位置検出装置にも本発明を適用することがで
きる。
ダイン干渉を利用した位置検出装置を示しているが、2
つの光束に周波数差を付与しない2光束ホモダイン干渉
を利用した位置検出装置にも本発明を適用することがで
きる。
【0039】
【効果】以上説明したように、本発明では、位置検出用
マークの中心と検出光の中心との位置ずれ情報が検出信
号の振幅に含まれるので、位置検出用マークのピッチの
半分以上の位置ずれがあっても、たとえば2光束干渉を
利用して高精度且つ迅速な位置検出が可能である。ま
た、本発明による位置検出で粗位置合わせを行い、ピッ
チおよびデューティが一定の通常の回折格子マークから
なる別の位置検出用マークからの検出信号の位相情報に
基づいて最終位置検出をさらに高精度に行うこともでき
る。
マークの中心と検出光の中心との位置ずれ情報が検出信
号の振幅に含まれるので、位置検出用マークのピッチの
半分以上の位置ずれがあっても、たとえば2光束干渉を
利用して高精度且つ迅速な位置検出が可能である。ま
た、本発明による位置検出で粗位置合わせを行い、ピッ
チおよびデューティが一定の通常の回折格子マークから
なる別の位置検出用マークからの検出信号の位相情報に
基づいて最終位置検出をさらに高精度に行うこともでき
る。
【図1】本発明の実施例にかかる位置検出装置の構成を
概略的に示す図である。
概略的に示す図である。
【図2】ピッチおよびデューティがともに一定のパター
ンからなる通常の回折格子マークの構成を示す図であ
る。
ンからなる通常の回折格子マークの構成を示す図であ
る。
【図3】図2の回折格子マークにおける1次回折光の振
幅A(1)と回折格子マークのデューティdとの関係を
示す図である。
幅A(1)と回折格子マークのデューティdとの関係を
示す図である。
【図4】ピッチが一定でデューティがマークの中心から
端部にかけて単調減少するパターンからなる回折格子マ
ークの構成を示す図である。
端部にかけて単調減少するパターンからなる回折格子マ
ークの構成を示す図である。
【図5】ピッチが一定でデューティがマークの一端から
他端にかけて単調変化するパターンからなる回折格子マ
ークの構成を示す図である。
他端にかけて単調変化するパターンからなる回折格子マ
ークの構成を示す図である。
1 レーザ光源 2 ビームスプリッター 3 音響光学素子 4 集光レンズ 5 視野絞り 6 第2対物レンズ 7 送受光分離プリズム 8 第1対物レンズ 9 被検物体 10 光電変換素子 11 信号処理系 12 制御系 WM 位置検出用マーク
Claims (8)
- 【請求項1】 所定の方向に沿った第1領域と第2領域
との長さの比が変化するように、前記所定方向に沿って
第1領域と第2領域とが所定のピッチで交互に配列され
た回折格子マークを有する被検物体に対して可干渉な光
束を照射するための照射光学系と、 前記可干渉な光束により前記回折格子マーク上に形成さ
れる干渉縞と前記回折格子マークとを相対的に走査する
ための走査手段と、 前記可干渉な光束の照射により前記回折格子マークから
発生する回折光を検出信号に光電変換するための光電検
出器と、 前記所定の方向に沿った第1領域と第2領域との長さの
比が変化する前記回折格子マークの構造によって変調さ
れる前記回折光の強度が所定の状態となるときの前記検
出信号の出力に基づいて、前記回折格子マークの位置を
検出するための検出手段とを備えていることを特徴とす
る位置検出装置。 - 【請求項2】 前記検出手段は、前記回折格子マークの
構造によって変調される前記回折光の強度が極大または
極小となるときの前記検出信号の出力に基づいて、前記
回折格子マークの位置を検出することを特徴とする請求
項1に記載の位置検出装置。 - 【請求項3】 前記照射光学系は、前記所定の方向に沿
った第1の領域と第2の領域との長さの比が前記回折格
子マークの中心から前記回折格子マークの前記所定方向
に沿った一端にかけて単調減少するとともに、前記所定
の方向に沿った第1の領域と第2の領域との長さの比が
前記回折格子マークの中心から前記回折格子マークの前
記所定方向に沿った他端にかけて単調減少する構造を有
する前記回折格子マークに対して可干渉な光束を照射
し、 前記検出手段は、前記回折格子マークの構造によって変
調される前記回折光の強度が極大となるときの前記検出
信号の出力に基づいて、前記回折格子マークの中心位置
を検出することを特徴とする請求項2に記載の位置検出
装置。 - 【請求項4】 前記照射光学系は、前記所定の方向に沿
った第1の領域と第2の領域との長さの比が前記回折格
子マークの前記所定方向に沿った一端から他端にかけて
単調に変化する前記回折格子マークに対して可干渉な光
束を照射し、 前記検出手段は、前記回折格子マークの構造によって変
調される前記回折光の強度が所定の状態となるときの前
記検出信号の出力に基づいて、前記回折格子マークの中
心位置を検出することを特徴とする請求項1に記載の位
置検出装置。 - 【請求項5】 位置検出用マークが形成された被検物体
の位置を検出する位置検出方法において、 前記位置検出用マークは、所定方向に沿って第1領域と
第2領域とが所定のピッチで交互に配列され、且つ前記
所定の方向に沿った第1領域と第2領域との長さの比が
変化する回折格子マークで構成され、 前記位置検出用マークに対して可干渉な光束を照射する
ことにより前記回折格子マーク上に干渉縞を形成する第
1工程と、前記干渉縞と前記回折マークとを相対的に走
査することによって生成される回折光を検出信号に光電
変換する第2工程と、前記所定の方向に沿った第1領域
と第2領域との長さの比が変化する前記回折格子マーク
の構造によって変調される前記回折光の強度が所定状態
となるときの前記検出信号の出力に基づいて、前記位置
検出用マークの位置を検出する第3工程とを備えている
ことを特徴とする位置検出方法。 - 【請求項6】 前記第3工程は、前記位置検出用マーク
の構造によって変調される前記回折光の強度が極大また
は極小となるときの前記検出信号の出力に基づいて、前
記位置検出用マークの位置を検出することを特徴とする
請求項5に記載の位置検出方法。 - 【請求項7】 前記位置検出用マークは、前記所定の方
向に沿った第1の領域と第2の領域との長さの比が前記
位置検出用マークの中心から前記位置検出用マークの前
記所定方向に沿った一端にかけて単調減少するととも
に、前記所定の方向に沿った第1の領域と第2の領域と
の長さの比が前記位置検出用マークの中心から前記位置
検出用マークの前記所定方向に沿った他端にかけて単調
減少する構造を有し、 前記第3工程は、前記位置検出用マークの構造によって
変調される前記回折光の強度が極大となるときの前記検
出信号の出力に基づいて、前記位置検出用マークの中心
位置を検出することを特徴とする請求項6に記載の位置
検出方法。 - 【請求項8】 前記位置検出用マークは、前記所定の方
向に沿った第1の領域と第2の領域との長さの比が前記
位置検出用マークの前記所定方向に沿った一端から他端
にかけて単調に変化する構造を有し、 前記第3工程は、前記位置検出用マークの構造によって
変調される前記回折光の強度が所定の状態となるときの
前記検出信号の出力に基づいて、前記位置検出用マーク
の中心位置を検出することを特徴とする請求項5に記載
の位置検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7333984A JPH09152309A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 位置検出装置および位置検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7333984A JPH09152309A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 位置検出装置および位置検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09152309A true JPH09152309A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18272197
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7333984A Pending JPH09152309A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 位置検出装置および位置検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09152309A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008021984A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-31 | Asml Netherlands Bv | 角度分解したスペクトロスコピーリソグラフィの特性解析方法および装置 |
| WO2008072502A1 (ja) * | 2006-12-08 | 2008-06-19 | Nikon Corporation | 露光方法及び装置、並びにデバイス製造方法 |
| US7456966B2 (en) | 2004-01-19 | 2008-11-25 | International Business Machines Corporation | Alignment mark system and method to improve wafer alignment search range |
| JP2016027325A (ja) * | 2014-06-27 | 2016-02-18 | キヤノン株式会社 | 位置検出装置、位置検出方法、インプリント装置及び物品の製造方法 |
| CN109478027A (zh) * | 2016-05-31 | 2019-03-15 | 株式会社尼康 | 标记检测装置和标记检测方法、计测装置、曝光装置和曝光方法以及器件制造方法 |
| JP2020512586A (ja) * | 2017-03-21 | 2020-04-23 | カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー | メトロロジターゲット |
| CN113841072A (zh) * | 2019-03-27 | 2021-12-24 | 尤利塔股份公司 | 用于印刷具有变化的占宽比的周期性图案的方法和装置 |
-
1995
- 1995-11-29 JP JP7333984A patent/JPH09152309A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US7898662B2 (en) | 2006-06-20 | 2011-03-01 | Asml Netherlands B.V. | Method and apparatus for angular-resolved spectroscopic lithography characterization |
| US8064056B2 (en) | 2006-06-20 | 2011-11-22 | Asml Netherlands B.V. | Substrate used in a method and apparatus for angular-resolved spectroscopic lithography characterization |
| WO2008072502A1 (ja) * | 2006-12-08 | 2008-06-19 | Nikon Corporation | 露光方法及び装置、並びにデバイス製造方法 |
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| CN109478027A (zh) * | 2016-05-31 | 2019-03-15 | 株式会社尼康 | 标记检测装置和标记检测方法、计测装置、曝光装置和曝光方法以及器件制造方法 |
| JP2020512586A (ja) * | 2017-03-21 | 2020-04-23 | カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー | メトロロジターゲット |
| CN113841072A (zh) * | 2019-03-27 | 2021-12-24 | 尤利塔股份公司 | 用于印刷具有变化的占宽比的周期性图案的方法和装置 |
| JP2022527161A (ja) * | 2019-03-27 | 2022-05-31 | ユーリタ アクチエンゲゼルシャフト | 変化するデューティサイクルを有する周期的なパターンを印刷するための方法および装置 |
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