JPH09153748A - 音量可変装置 - Google Patents

音量可変装置

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JPH09153748A
JPH09153748A JP31275995A JP31275995A JPH09153748A JP H09153748 A JPH09153748 A JP H09153748A JP 31275995 A JP31275995 A JP 31275995A JP 31275995 A JP31275995 A JP 31275995A JP H09153748 A JPH09153748 A JP H09153748A
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JP
Japan
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volume
attenuator
attenuation amount
analog
digital
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Application number
JP31275995A
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English (en)
Inventor
Katsunori Shirosako
勝則 城迫
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Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音量を制御する配線の数を削減すると共に、
雑音が混入しにくい音量可変装置を提供する。 【解決手段】 音量可変装置は、デジタル信号処理装置
3内部に設けられたデジタル減衰器5と、外部に設けら
れたアナログ減衰器7とを備えている。デジタル減衰器
5が入力された音声信号を指示された減衰量で減衰した
後、アナログ減衰器7は、指定された減衰量で、さらに
減衰して出力する。上記デジタル信号処理装置3内部の
減衰量制御部12は、外部コントローラ11から指示す
る音量ボリュームデータに基づき、デジタル減衰器5の
減衰量を制御して音量を微調整する。また、減衰量制御
部12は、上記データに基づき、アナログ減衰器7の減
衰量を制御して音量を主調整する。アナログ減衰器7と
減衰量制御部12とを接続する制御線13の本数は、ア
ナログ減衰器7が設定可能な減衰量の数に応じて設定さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声再生を行う音
響機器や映像機器などに用いて好適な音量可変装置であ
って、特に、デジタル信号を加工するデジタル信号処理
装置(DSP:Digital Signal Processor)を備えた音
量可変装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】音響機器や映像機器などにおいては、音
量を制御するために音量可変装置が従来より広く使用さ
れている。また、各周波数帯域での音量調整や音質など
をより適切に制御するために、デジタル信号として入力
される音声信号を様々に加工するDSPを備えた音量可
変装置も普及している。さらに、将来のマルチメディア
オーディオデバイスでは、デジタル信号を加工できるこ
とが強く求められており、上記音量可変装置の需要は、
益々大きくなっている。
【0003】ここで、従来より用いられているDSPを
使用した音量可変装置の一例について、図12に基づき
説明する。音源入力端子51から入力される音声信号
は、ADC( Analog Digital Converter )52にてデ
ジタル音声信号へ変換された後、DSP53へ入力され
る。DSP53は、上記デジタル音声信号を加工して出
力し、このデジタル音声信号は、DAC( Digital Ana
log Converter )56にてアナログ音声信号に変換され
た後、電子ボリューム57へ送られる。
【0004】電子ボリューム57は、アナログ音声信号
を指定された減衰量で減衰させた後、メインアンプ58
を介して、スピーカー59へ出力する。これにより、音
量可変装置は、入力された音声信号を所望の音量でスピ
ーカー再生できる。
【0005】また、使用者が音量可変装置の音質や音量
などを設定するために、キー入力部60および外部コン
トローラ61が設けられている。使用者がキー入力部6
0のキーを操作するなどして、音質や音量などを設定す
ると、外部コントローラ61は、キー入力部60の指示
に基づいて、DSP53および電子ボリューム57へ指
示を伝える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
音量可変装置では、外部コントローラ61は、DSP5
3および電子ボリューム57を制御している。したがっ
て、外部コントローラ61とDSP53との間、およ
び、外部コントローラ61と電子ボリューム57との間
には、それぞれ別の制御線を設ける必要があり、配線が
複雑になるという問題を生じている。加えて、アナログ
信号を多段階に減衰させるために、電子ボリューム57
という比較的高価な専用のLSI( Large Scale Integ
rated circuit )を使用する必要があり、音量可変装置
を安価に製造することが困難であるという問題もある。
【0007】上記課題を解決するために、図13に示す
ように、上記電子ボリューム57に代えて、DSP53
内部にデジタル減衰器55を設ける構成も考案されてい
る。DSP53へ入力されたデジタル音声信号は、DS
P53の信号処理部54にて加工された後、デジタル減
衰器55によって所望の減衰量で減衰される。上記デジ
タル減衰器55が音量を調整した後、DAC56を介
し、メインアンプ58が所定のゲインで増幅するので、
上記音量可変装置は、上記電子ボリューム57を使用せ
ずに音量を任意に調整できる。
【0008】ところが、この場合、DAC56で生じた
雑音が、そのままメインアンプ58にて増幅されるた
め、耳につきやすいという問題が新たに生ずる。すなわ
ち、DAC56において、音量に関係なく、所定の信号
対雑音比(S/N比)で発生する雑音は、メインアンプ
58によりそのまま増幅される。したがって、ボリュー
ムを絞った状態でも、一定量の雑音がスピーカー59か
ら出力され、耳に付く虞れがある。
【0009】例えば、DAC56のS/N比を−96d
B、メインアンプ58のゲインを80dBとすると、ス
ピーカー59には、−16dB(150mV)程度の雑
音が音量に関係なく出力される。通常、スピーカー59
から2mの位置で聞いている場合、静かな場所では、1
0mV以上の雑音が耳に付くため、上記音量可変装置で
生ずる150mV程度の雑音は、実用上許容できない。
【0010】したがって、上記構成の音量可変装置は、
メインアンプ58のゲインが大きくない場合、あるい
は、周囲環境があまり静かでない場所では、使用可能で
あるが、一般には殆ど使用されていない。
【0011】本発明は、上記の問題点を鑑みてなされた
ものであり、その目的は、音量を制御する配線の数を削
減すると共に、雑音が混入しにくい音量可変装置を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る音
量可変装置は、上記課題を解決するために、デジタル信
号として入力される音声信号を加工して出力するデジタ
ル信号処理装置と、当該デジタル信号処理装置の出力す
るデジタル信号をアナログ信号に変換するデジタル−ア
ナログ変換器とを有する音量可変装置であって、以下の
手段を講じたことを特徴としている。
【0013】すなわち、音量を示す音量設定係数を上記
デジタル信号処理装置へ指定する音量指定手段と、上記
デジタル−アナログ変換器が出力するアナログ信号を指
定された減衰量で減衰するアナログ減衰器とを備えてい
る。
【0014】また、上記デジタル信号処理装置は、出力
するデジタル信号の出力レベルを調整するデジタル減衰
器と、上記音量指定手段が指定する音量設定係数に基づ
いて、上記デジタル減衰器およびアナログ減衰器の減衰
量を制御する減衰量制御手段とを備えている。
【0015】上記構成において、音量指定手段は、音量
を示す音量設定係数をデジタル信号処理装置へ指定す
る。デジタル信号処理装置の減衰量制御手段は、これに
基づいて、デジタル減衰器の減衰量を設定すると共に、
アナログ減衰器へ減衰量を指示する。
【0016】上記デジタル減衰器は、設定された減衰量
で、入力したデジタル信号を減衰させる。このデジタル
減衰器の出力は、デジタル−アナログ変換器によって、
アナログ信号に変換される。次に、アナログ減衰器は、
指定された減衰量で、上記アナログ信号をさらに減衰さ
せる。なお、アナログ減衰器の出力は、例えば、アンプ
やスピーカーなどへ伝えられる。
【0017】以上の構成によって、従来のように、アナ
ログの電子ボリュームのみを用いて減衰量を制御する場
合に比べて、アナログ減衰器が設定可能な減衰量の数を
削減できる。したがって、アナログ減衰器を制御する制
御線の数を削減でき、配線の複雑さや煩わしさを低減で
きる。加えて、アナログ減衰器が設定可能な減衰量の数
を削減できるので、アナログ減衰器の構成自体を簡略に
できる。
【0018】また、デジタル−アナログ変換器の後段に
はアナログ減衰器が設けられており、アナログ減衰器
は、デジタル−アナログ変換器において、音量に関係な
く発生する雑音を減衰できる。この結果、従来のデジタ
ル減衰器のみを備えた音量可変装置に比べて、無信号時
の雑音を低減できる。
【0019】また、請求項2の発明に係る音量可変装置
は、上記課題を解決するために、請求項1の発明の構成
において、上記減衰量制御手段は、上記アナログ減衰器
の減衰量を制御して当該アナログ減衰器に音量を主調整
させると共に、上記デジタル減衰器の減衰量を制御して
当該デジタル減衰器に音量を微調整させることを特徴と
している。
【0020】これにより、アナログ減衰器が設定可能な
広い範囲において、デジタル減衰器が設定可能な細かい
減衰量で音量可変装置の音量を調整できる。また、デジ
タル減衰器の最大減衰量を小さく設定できるので、デジ
タル減衰器で生ずる情報量の減少を抑制できる。さら
に、アナログ減衰器の減衰量を最大減衰量を大きく設定
しているので、無信号時の雑音をさらに低減できる。
【0021】さらに、請求項3の発明に係る音量可変装
置は、上記課題を解決するために、請求項2の発明の構
成において、上記アナログ減衰器は、互いに異なる減衰
特性を持ち、オン/オフが独立して制御可能な3つの減
衰部を備えていると共に、上記減衰量制御手段は、上記
各減衰部のオン/オフを制御してアナログ減衰器の減衰
量を調整することを特徴としている。
【0022】それゆえ、音量可変装置出力のS/N比を
充分に確保すると共に、制御線の数を削減できる。加え
て、アナログ減衰器は、8段階の減衰量で制御できれば
よいので、従来の電子ボリュームに代えて、例えば、抵
抗とトランジスタなどによりアナログ減衰器を構成でき
る。この結果、アナログ減衰器の構成を、さらに簡略に
できる。
【0023】請求項4の発明に係る音量可変装置は、上
記課題を解決するために、請求項1、2、または3の発
明の構成において、上記減衰量制御手段は、上記デジタ
ル減衰器へ減衰量を指定するタイミングを上記アナログ
減衰器へ減衰量を指定するタイミングより遅延させる第
1遅延手段を備えていることを特徴としている。
【0024】上記構成において、音量可変装置の音量が
設定された場合、減衰量制御手段は、アナログ減衰器へ
は、減衰量を即座に指定すると共に、デジタル減衰器へ
は、所定の遅延時間が経過してから減衰量を指定する。
【0025】それゆえ、例えば、アナログ減衰器の時間
遅れなどにより、アナログ減衰器の減衰量を指示してか
ら音量が変化するまでの時間が、デジタル減衰器に比べ
て長い場合に、両減衰器は、音量可変装置の出力におい
て、音量を同時に変更できる。この結果、両減衰器によ
る音量変化の間に生じた時間的ズレに起因する急激な音
量変化を抑制でき、ノイズを軽減できる。
【0026】請求項5の発明に係る音量可変装置は、上
記課題を解決するために、請求項1、2、または3の発
明の構成において、上記減衰量制御手段は、上記アナロ
グ減衰器へ減衰量を指定するタイミングを上記デジタル
減衰器へ減衰量を指定するタイミングより遅延させる第
2遅延手段を備えていることを特徴としている。
【0027】上記構成において、音量可変装置の音量が
設定された場合、減衰量制御手段は、デジタル減衰器へ
は、減衰量を即座に指定すると共に、アナログ減衰器へ
は、所定の遅延時間が経過してから減衰量を指定する。
【0028】それゆえ、例えば、デジタル−アナログ変
換器の変換時に生ずる時間遅れなどにより、デジタル減
衰器の減衰量を指示してから音量が変化するまでの時間
が、アナログ減衰器に比べて長い場合、両減衰器は、音
量可変装置の出力において、音量を同時に変更できる。
この結果、両減衰器による音量変化のズレに起因する急
激な音量変化を抑制でき、ノイズを軽減できる。
【0029】請求項6の発明に係る音量可変装置は、上
記課題を解決するために、請求項1、2、または3の発
明の構成において、上記減衰量制御手段は、上記デジタ
ル減衰器へ減衰量を指定するタイミングを指示に応じて
遅延できる第1遅延手段と、上記アナログ減衰器へ減衰
量を指定するタイミングを指示に応じて遅延できる第2
遅延手段と、上記アナログ減衰器へ設定した減衰量を示
すアナログ減衰量値を記憶する記憶手段と、上記記憶手
段が記憶したアナログ減衰量値と、新たに指定された上
記音量設定係数に基づくアナログ減衰量値とを比較し
て、上記第1および第2遅延手段が遅延するか否かをそ
れぞれ制御するタイミング制御手段とを備えていること
を特徴としている。
【0030】上記構成によると、上記音量指定手段から
新たに音量設定係数が指定されると、タイミング制御手
段は、この音量設定係数によるアナログ減衰量値と記憶
手段が記憶したアナログ減衰量値とに従って、新たに指
定されたアナログ減衰器の減衰量と前回の減衰量とを比
較する。さらに、タイミング制御手段は、比較結果に基
づいて、アナログ減衰器へ減衰量を指定するタイミング
とデジタル減衰器へ減衰量を指定するタイミングとの何
れを遅延させるかを決定する。デジタル減衰器を遅延さ
せると判定した場合、タイミング制御手段は、第1遅延
手段を制御して、デジタル減衰器へ減衰量を指定するタ
イミングを遅延させる。一方、アナログ減衰器を遅延さ
せると判定した場合、タイミング制御手段は、第2遅延
手段を制御して、アナログ減衰器へ減衰量を指定するタ
イミングを遅延させる。さらに、記憶手段は、アナログ
減衰器へ新たに設定する減衰量を示すアナログ減衰量値
を記憶し、次に音量設定係数が指定されるまで保持す
る。
【0031】これにより、アナログ減衰器の減衰量の変
化に応じて、デジタル減衰器へ減衰量を指定するタイミ
ング、あるいは、アナログ減衰器へ減衰量を指定するタ
イミングを遅延させることができる。したがって、例え
ば、アナログ減衰器のオン時間およびオフ時間と、デジ
タル−アナログ変換器の遅延時間との組み合わせなどに
よって、アナログ減衰器による音量変化とデジタル減衰
器による音量変化とのいずれが遅いかが、アナログ減衰
器の減衰量の増減に応じて変わる場合に、両減衰器は、
音量可変装置の出力において、音量を同時に変更でき
る。この結果、両減衰器による音量変化の間に生じた時
間的ズレに起因する急激な音量変化を抑制でき、ノイズ
を軽減できる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態について図1
ないし図11に基づいて説明すると以下の通りである。
すなわち、本実施形態に係る音量可変装置は、例えば、
音声再生を行う音響機器や映像機器などの音量を変更す
るために用いられている。
【0033】図1に示すように、上記音量可変装置は、
音源入力端子1から入力されるオーディオ信号を、デジ
タル音声信号へ変換するアナログ−デジタル変換器(以
下では、ADCと略称する)2と、このデジタル音声信
号を加工するデジタル信号処理装置(以下では、DSP
と略称する)3とを備えている。
【0034】上記DSP3には、所望の音質などを得る
ために、上記デジタル音声信号を予め指定された方法で
加工する信号処理部4と、指定された減衰量でデジタル
音声信号を減衰させて音量を微調整するデジタル減衰器
5とが設けられており、デジタル音声信号を加工した
後、予め設定される減衰量で減衰させて出力できる。
【0035】さらに、上記音量可変装置は、DSP3の
出力をアナログ音声信号に変換するデジタル−アナログ
変換器(以下では、DACと略称する)6と、このアナ
ログ音声信号を指定された減衰量で減衰させて、音量を
主調整するアナログ減衰器7とを備えている。メインア
ンプ8は、上記アナログ減衰器7の出力を一定のゲイン
で増幅し、スピーカー9へ送出する。これにより、音源
入力端子1より入力されるオーディオ信号は、所望の音
量でスピーカー再生される。
【0036】また、音量可変装置は、音質や音量などを
設定するために、キー入力部10および外部コントロー
ラ(音量指定手段)11を備えている。キー入力部10
には、音量を増減させるキーなどが設けられており、こ
のキーを操作するなどして、使用者が音量の増減を指示
すると、外部コントローラ11は、音量を示す音量ボリ
ュームデータを指示に基づいて作成し、DSP3へ設定
する。
【0037】さらに、DSP3には、上記音量ボリュー
ムデータに基づいて、デジタル減衰器5およびアナログ
減衰器7の減衰量をそれぞれ算出して設定する減衰量制
御部(減衰量制御手段)12が設けられている。また、
DSP3とアナログ減衰器7との間には、制御線13…
が設けられており、この減衰量制御部12は、DSP3
の出力ポート14…にそれぞれ接続された制御線13…
を介して、アナログ減衰器7の減衰量を制御できる。こ
れにより、外部コントローラ11は、DSP3へ音量ボ
リュームデータを指示するだけで、両減衰器5・7の減
衰量をそれぞれ設定できる。なお、外部コントローラ1
1とアナログ減衰器7との間には、制御線が設けられて
いない。
【0038】なお、本実施形態に係る音量可変装置は、
ステレオのオーディオ信号の音量を制御するため、デジ
タル減衰器5やDAC6、アナログ減衰器7などの回路
は、左右の各オーディオ信号に対応して2系統設けられ
ている。したがって、DSP3に一端が接続された各制
御線13は、途中で分岐し、各系統のアナログ減衰器7
へつながれている。また、キー入力部10には、音質を
設定するキーなども設けられており、これらのキーによ
り音質などが設定された場合、外部コントローラ11
は、DSP3へ使用者の指示を伝えることができる。
【0039】ここで、上記音量可変装置において、デジ
タル減衰器5とアナログ減衰器7との間で指定された減
衰量を適切に分担する際の条件について簡単に説明す
る。
【0040】まず、DAC6では、入力されるデジタル
音声信号の音量に関係なく、所定の信号対雑音比(S/
N比)で雑音が発生する。したがって、DAC6にて生
じた雑音の影響を抑えるために、ボリュームを絞った状
態、すなわち、音量可変装置の減衰量が大きい状態にお
いて、DAC6の後段のアナログ減衰器7では、減衰量
を大きく設定することが望まれる。この結果、本実施形
態に係るアナログ減衰器7では、音量可変装置の減衰量
を大きく制御し、音量を主調整している。
【0041】一方、デジタル減衰器5では、デジタル音
声信号を減衰させる。デジタル値で表現した音声信号
は、そのビット数(量子数)が限られているため、大き
く減衰させると、情報量が減少して音質などを劣化させ
る虞れがある。したがって、本実施形態に係るデジタル
減衰器5は、減衰量を細かく制御し、音量を微調整して
いる。
【0042】さらに、デジタル減衰器5の減衰量は、最
大に減衰させた場合でも80dBのデジタル信号を消さ
ない程度に設定されることが望ましい。本実施形態に係
る音量可変装置では、デジタル音声信号が16ビットの
デジタル値で表現されているので、そのダイナミックレ
ンジは、約96dBである。したがって、デジタル減衰
器5の最大減衰量は、16dB以下に設定されることが
望まれる。
【0043】また、アナログ減衰器7自体の構成を簡略
にすると共に、アナログ減衰器7への制御線13…を容
易に配線できるように、制御線13の数は、少なく設定
する方がよい。さらに、アナログ減衰器7には、少ない
制御線13で多くの段階的減衰量を得られるように構成
されることが求められる。
【0044】上記の各条件を考慮して、本実施形態に係
るアナログ減衰器7は、図2に示すように、制御線13
…に接続された3系統の減衰部71aないし71c(総
称するときは参照符号71で示す)を備えており、各減
衰部71aないし71cに対応する制御線13aないし
13cへ印加する信号の組み合わせによって、8段階の
減衰量で減衰できる。
【0045】上記減衰部71aないし71cは、図1に
示すDAC6側から見て、この順番に直列接続されてお
り、各減衰部71のオン/オフを個別に制御することで
8段階に減衰量を制御している。本実施形態では、ダイ
ナミックレンジが96dBであるため、1段階毎の増加
量を一定とすると、1段階の増加量は12dBとなる。
したがって、上記減衰部71a・71b・71cの減衰
量は、それぞれ、−12dB、−24dB、−48dB
に設定される。これにより、アナログ減衰器7は、その
減衰量を0dBから−84dBの範囲で、−12dBス
テップ毎に調整できる。
【0046】上記各減衰部71は、具体的には、入力と
出力との間に介在する抵抗R1と、一端が抵抗R1と出
力との接続点につながれ、他端がNPN型の制御トラン
ジスタT1を介して接地された抵抗R2とを備えてい
る。各減衰部71の制御トランジスタT1は、それぞれ
制御線13がベースに接続されており、制御線13に印
加される信号によって制御トランジスタT1のオン/オ
フを制御できる。制御トランジスタT1のベースへハイ
信号を印加すると、当該制御トランジスタT1がオン
し、減衰部71は、所望の減衰量で入力信号を減衰させ
る。したがって、制御線13にハイ信号を印加するか否
かによって、減衰部71のオン/オフを制御できる。
【0047】また、上記抵抗R1・R2の抵抗値は、要
求される減衰量に応じて設定される。すなわち、減衰部
71aにおける抵抗値R1a・R2aは、−12dBの
減衰量が得ることができるように設定され、減衰部71
bでの抵抗値R1b・R2bは、−24dBの減衰量
が、減衰部71cでの抵抗値R1c・R2cは、−48
dBの減衰量が、それぞれ得られるように設定されてい
る。さらに、各減衰部71がオン状態にある場合に、相
互に影響しないように、各減衰部71の抵抗R1の抵抗
値は、前段の減衰部71の抵抗R2の抵抗値より極めて
大きい値に設定されており、R2a<<R1b、R2b
<<R1cに、それぞれ設定される。
【0048】上記各減衰部71に接続された制御線13
は、図1に示すDSP3に設けられた出力ポート14
へ、それぞれ接続されており、各制御線13には、DS
P3内部に設けられた減衰量制御部12の指示に応じ、
ハイあるいはローレベルの電圧が印加される。なお、以
下では、制御線13aを接続した出力ポート14を出力
ポート14aと称し、制御線13bおよび13cに対応
する出力ポート14を、出力ポート14bおよび14c
と称する。
【0049】ここで、上記減衰量制御部12の構成につ
いて説明する前に、図1に示す外部コントローラ11か
ら減衰量制御部12へ通知される音量ボリュームデータ
と、デジタル減衰器5およびアナログ減衰器7へ設定さ
れる減衰量との関係について説明する。
【0050】本実施形態に係る音量可変装置では、デジ
タル音声信号が16ビットのデジタル値で表現されてい
る。したがって、上記音量ボリュームデータは、減衰量
[倍]を2の補数で示した16ビットのデジタル値で表
現されており、例えば、音量可変装置の減衰量が0dB
の場合、音量ボリュームデータは、7FFF(16進
数)に設定され、音量可変装置の減衰量が最大の場合
(−∞dBの場合)、音量ボリュームデータは、000
0(16進数)に設定される。
【0051】上記音量可変装置の減衰量は、常に負の値
で表現されるため、音量ボリュームデータの最上位ビッ
トであるb15は、常に0であり、次に上位のb14か
ら最下位のb0までの15ビットによって減衰量を表現
している。また、アナログ減衰器7は、音量可変装置の
減衰量を8段階で主調整しており、各段階毎に、デジタ
ル減衰器5が微調整している。したがって、音量ボリュ
ームデータにおいて、b14からb12までがアナログ
減衰器7の減衰量を示すアナログ減衰量値に対応し、b
11からb0までがデジタル減衰器5の減衰量を示すデ
ジタル減衰量値に対応している。
【0052】上記アナログ減衰器7の減衰量と、音量ボ
リュームデータおよび各出力ポート14の出力との関係
を表1に示す。
【0053】
【表1】
【0054】表中で、出力ビットは、上記出力ポート1
4…の出力を示しており、右から順に出力ポート14a
・14b・14cにそれぞれ対応している。なお、各出
力ポート14は、出力ビットが1の場合、ハイ信号を印
加し、0の場合、ローレベルの信号を出力する。また、
表中では、音量ボリュームデータとして、アナログ減衰
器7の減衰量に対応するビットb14からビットb12
までを2進数で示している。
【0055】一方、音量可変装置のデジタル音声信号が
16ビットで表現されているため、デジタル減衰器5
は、16ビットのデジタル値で減衰量を2の補数表現し
たデジタル減衰量値に基づいて、入力信号を減衰させ
る。
【0056】ここで、上記デジタル減衰器5の減衰量
と、音量ボリュームデータおよびデジタル減衰量値との
関係を表2に示す。
【0057】
【表2】
【0058】なお、表中では、音量ボリュームデータと
して、デジタル減衰器5の減衰量と関係のあるb11か
らb0までのデータのみを16進数表示している。ま
た、表2では、音量可変装置の減衰量、すなわちデジタ
ル減衰器5の減衰量を、例えば、2dB毎に設定する場
合を示している。
【0059】図1に示す外部コントローラ11は、表1
および表2に記載の音量ボリュームデータを組み合わせ
た16ビットデータを、音量ボリュームデータとして減
衰量制御部12へ指定する。これにより、上記減衰量制
御部12は、シフト演算などの簡単な演算で、デジタル
減衰器5に対応した音量ボリュームデータと、アナログ
減衰器7に対応した音量ボリュームデータとを分離でき
る。ただし、本実施形態に係る音量可変装置では、アナ
ログ減衰器7を用いて、−12dB毎に減衰させるの
で、表2中の−12dBについては、音量可変装置の最
大減衰時以外は、使用しない。
【0060】図3に示すように、減衰量制御部12は、
上記外部コントローラ11から音量ボリュームデータな
どのデータを受け取るために、受け取ったデータを一時
保管する外部バッファ21と、音量ボリュームデータが
書き込まれたとき、上記外部バッファ21から当該デー
タを受け取って記憶するボリューム用RAM22とを備
えている。なお、本実施形態に係るボリューム用RAM
22は、DSP3が用いる各種の係数を記憶する係数R
AM群の1領域として実現されている。
【0061】また、減衰量制御部12には、上記ボリュ
ーム用RAM22が記憶する音量ボリュームデータから
デジタル減衰量値を算出する第1シフトレジスタ23が
設けられていると共に、上記音量ボリュームデータから
アナログ減衰量値を算出する第2シフトレジスタ24
と、これに基づいて、各出力ポート14が出力する制御
信号を生成するビット反転部25と、出力ポート14へ
のデータを保持する出力ポートレジスタ26とが設けら
れている。各出力ポート14は、出力ポートレジスタ2
6の対応するビットに記憶されたデータに基づいて、ハ
イ信号あるいはローレベルの信号を出力できる。
【0062】図4に示すように、上記第1シフトレジス
タ23は、上記音量ボリュームデータを3ビット算術左
シフトして、デジタル減衰量値を算出している。これに
より、音量ボリュームデータのb0からb11までのデ
ータが、第1シフトレジスタ23のb3からb14まで
のビットとして出力され、上記デジタル減衰器5へ設定
される。なお、第1シフトレジスタ23が算術左シフト
しているので、出力データのb0ないしb2には、常に
0が設定される。また、上記音量ボリュームデータのb
15が常に0なので、出力データのb15も常に0であ
る。
【0063】一方、上記第2シフトレジスタ24は、上
記音量ボリュームデータを12ビット右算術シフトし
て、アナログ減衰量値を算出する。この結果、音量ボリ
ュームデータのb12からb14までのデータが、第2
シフトレジスタ24のb0からb2までのビットとして
出力される。さらに、ビット反転部25は、各ビットを
反転して出力ポートレジスタ26へ出力する。この結
果、各ビットに1が設定されていれば、対応するビット
に0を出力し、0であれば、1を出力する。なお、上記
音量ボリュームデータのb15は常に0であり、第2シ
フトレジスタ24が算術右シフトしているので、出力デ
ータのb3ないしb15は、常に0が設定される。
【0064】さらに、上記出力ポートレジスタ26は、
出力ポート14の数に応じたビット幅の2進数を記憶
し、各出力ポート14は、出力ポートレジスタ26の対
応するビットに応じた電圧レベルの信号を出力する。本
実施形態に係る出力ポートレジスタ26では、例えば、
b0が出力ポート14aに対応し、b1およびb2が出
力ポート14bおよび14cに、それぞれ対応してい
る。
【0065】続いて、上記構成において、音量指定時の
減衰量制御部12各部の動作を説明すると以下の通りで
ある。
【0066】例えば、図1に示すキー入力部10の音量
ボタンを操作するなどして、新たな音量が指定される
と、外部コントローラ11は、これに基づいて、表1お
よび表2を組み合わせた16ビットデータを生成し、音
量ボリュームデータとして減衰量制御部12へ通知す
る。この音量ボリュームデータは、図3に示すように、
外部バッファ21を介してボリューム用RAM22に記
憶される。
【0067】例えば、使用者が0dBの減衰量を指示し
た場合、上記ボリューム用RAM22には、7FFF
(16進数)のデータが記憶される。この場合、第1シ
フトレジスタ23は、図4に示すように、3ビットの算
術左シフトを実行し、7FF8(16進数)のデジタル
減衰量値を出力する。図1に示すデジタル減衰器5は、
このデジタル減衰量値に基づいて、入力したデジタル音
声信号を−約0.002dB、すなわち、略0dB減衰
させる。一方、第2シフトレジスタ24は、算術右シフ
トにより、上記音量ボリュームデータを12ビットシフ
トして、111(2進数)のデータを出力する。さら
に、ビット反転部25は、各ビットを反転し、出力ポー
トレジスタ26の各ビットb0ないしb2に0を設定す
る。これにより、出力ポート14aないし14cには、
それぞれロー信号が印加され、図2に示すアナログ減衰
器7に設けられた各減衰部71のトランジスタT1は、
オフ状態となる。したがって、アナログ減衰器7の減衰
量は0dBに設定される。この結果、音量可変装置の減
衰量は、0dBになる。
【0068】また、使用者が−24dBの減衰量を指示
した場合、図1に示す外部コントローラ11は、音量ボ
リュームデータとして5FFF(16進数)を指定す
る。したがって、上記の7FFF(16進数)の場合と
同様にして、上記デジタル減衰器5は、略0dB減衰さ
せる。また、図4に示すように、第2シフトレジスタ2
4は、b0=1、b1=0、かつ、b2=1のデータを
出力し、出力ポート14aおよび14cは、ロー信号、
出力ポート14bは、ハイ信号を出力する。したがっ
て、図3に示す減衰部71bのトランジスタT1bのみ
がオンし、アナログ減衰器7の減衰量は−24dBとな
る。この結果、音量可変装置は、−12dBの減衰量で
減衰させる。
【0069】続いて、使用者が−22dBの減衰量を指
示すると、上記外部コントローラ11は、音量ボリュー
ムデータとして、650F(16進数)を指示する。し
たがって、第1シフトレジスタ23は、2878(16
進数)のデジタル減衰量値を出力するので、デジタル減
衰器5は、−10dBの減衰量で減衰させる。また、出
力ポート14aおよび14bは、ロー信号、出力ポート
14cは、ハイ信号を出力する。これにより、図3に示
す減衰部71bのトランジスタT1bは、オン状態から
オフ状態に移行し、減衰部71cのトランジスタT1c
は、オフ状態からオン状態に移行する。この結果、アナ
ログ減衰器7の減衰量は、−12dBとなり、音量可変
装置は、所望の減衰量、−22dBで減衰する。
【0070】同様にして、使用者が最大減衰量を指示す
ると、図1に示す外部コントローラ11の指示により、
減衰量制御部12は、デジタル減衰器5の減衰量を−1
2dBに設定し、アナログ減衰器7の減衰量を−84d
Bに設定する。この結果、音量可変装置の減衰量は、−
96dBとなる。
【0071】このように、上記外部コントローラ11の
指示により、減衰量制御部12が両減衰器5・7の減衰
量を制御することにより、本実施形態に係る音量可変装
置は、−0dBから−96dBまで連続して任意の減衰
量を得ることができる。
【0072】また、上記音量可変装置の最大減衰時にお
いて、例えば、DAC6のS/N比を−96dB、か
つ、メインアンプ8のゲインを80dBとすると、スピ
ーカー9から出力する雑音は、−100dBとなる。静
かな場所において、スピーカー9から2m離れた場所で
聞いているとき、雑音が−10mV(−約40dB)以
下でないと耳に付くことを考えると、−100dBの雑
音は、全く気にならないレベルと判断できる。
【0073】以上のように、本実施形態に係る音量可変
装置は、図1に示すように、DSP3内部に設けられ、
音量を微調整するデジタル減衰器5と、デジタル減衰器
5の出力をアナログ値に変換するDAC6と、アナログ
に変換された音声信号を減衰させ、音量を主調整するア
ナログ減衰器7とを備えている。また、DSP3には、
外部コントローラ11から指示される音量ボリュームデ
ータに基づいて、両減衰器5・7の減衰量をそれぞれ制
御する減衰量制御部12が設けられている。この減衰量
制御部12は、制御線13…を介して、アナログ減衰器
7の減衰量を制御できる。
【0074】これにより、DSP3の減衰量制御部12
へ音量ボリュームデータを設定するだけで、音量可変装
置の音量を多段階に設定できる。また、DAC6におい
て、デジタル音声信号の音量レベルに関係なく所定のS
/N比で発生する雑音を、アナログ減衰器7で減衰でき
る。この結果、無信号時の雑音を全く気にならないレベ
ルまで低減でき、高品質に音量を制御できる。
【0075】さらに、従来のように、アナログの電子ボ
リュームのみを用いて減衰量を制御する場合に比べて、
アナログ減衰器7が設定可能な減衰量の数を削減でき
る。したがって、設定可能な減衰量の数に応じて設定さ
れる制御線13の本数を削減できる。この結果、配線の
複雑さや煩わしさを低減でき、製造時のコストを削減で
きる。
【0076】加えて、アナログ減衰器7において、設定
可能な減衰量の数を削減できるので、従来の電子ボリュ
ームに代えて、例えば、図3に示すように、構成が簡単
で安価に製造できる減衰部71を使用できる。この結
果、アナログ減衰器7の部品点数をさらに削減でき、よ
り安価に音量可変装置を製造できる。
【0077】なお、デジタル減衰器5および減衰量制御
部12は、DSP3の演算によって容易に実現できるの
で、マルチメディアオーディオデバイスとして好適な、
DSP3を備える音量可変装置において、デジタル減衰
器5および減衰量制御部12を加えても部品点数は増加
しない。
【0078】上記の説明では、図2に示すように、アナ
ログ減衰器7が3つの減衰部71を備えている場合につ
いて説明したが、減衰部71の数は、これに限るもので
はない。例えば、アナログ減衰器7は、4系統の減衰部
71を備えていてもよい。
【0079】この場合は、アナログ減衰器7は、16段
階に減衰量をすることができる。したがって、減衰量を
より細かく調整できると共に、最大減衰量をより大きく
設定できる。また、アナログ減衰器7の1段階毎の増加
量がより小さくなるので、図1に示すデジタル減衰器5
の最大減衰量をより小さく設定でき、デジタル演算によ
り減衰する場合に生ずる情報量の欠落を抑制できる。こ
の結果、S/N比をさらに向上できる。
【0080】例えば、音量可変装置のダイナミックレン
ジを96dBとした場合、アナログ減衰器7において、
1段階毎の減衰量の増加量は−6dBとなり、最大減衰
量は−90dBとなる。また、上記デジタル減衰器5の
最大減衰量は、−6dBに設定できる。したがって、ア
ナログ減衰器7の最大減衰量が−84dB、デジタル減
衰器5の最大減衰量が−12dBに設定された3系統の
減衰部71を持つ音量可変装置に比べて、S/N比など
の性能は向上する。
【0081】ただし、減衰部71の数を多くすると、制
御線13の数やアナログ減衰器7の部品点数が増加する
などの問題を生ずる。加えて、各減衰部71の抵抗R1
・R2の抵抗値を設定する際、前段の抵抗R2に比べ
て、本段の抵抗R1を十分大きく設定することが困難に
なる。したがって、相互干渉を防止するために、各減衰
部71間にバッファーアンプなどが必要となり、アナロ
グ減衰器7の部品点数は、さらに増加する。
【0082】一方、減衰部71の数を少なくすると、制
御線13の数やアナログ減衰器7の部品点数は削減でき
るが、アナログ減衰器7の1段階毎の増加量が大きくな
り、S/N比が低下する。
【0083】ところが、本実施形態に係るアナログ減衰
器7は、図2に示すように、直列に接続された3つの減
衰部71…を備えており、各減衰部71のオン/オフに
よって減衰量を制御できる。したがって、アナログ減衰
器7の構成を簡略にできると共に、出力のS/N比を充
分とることができる。この結果、部品点数の削減と高品
質との双方を満足させる音量可変装置を実現できる。
【0084】ところで、上記各構成では、図1に示す減
衰量制御部12は、音量可変装置の減衰量を調整する
際、デジタル減衰器5の減衰量およびアナログ減衰器7
の減衰量を略同時に設定する。ところが、デジタル減衰
器5の減衰量が設定されてから音量が変化するまでの時
間と、アナログ減衰器7の減衰量が設定されてから音量
が変化する時間とが異なる場合、音量を切り替えた瞬間
に音量が不所望に変化してノイズが発生する虞れがあ
る。以下では、この問題について説明する。なお、アナ
ログ減衰器7の出力以降は、両減衰器5・7で共通であ
るため、アナログ減衰器7の出力の減衰特性が音量可変
装置の音量に直接対応する。
【0085】ここでは、まず最初に、アナログ減衰器7
に比べてデジタル減衰器5が遅れがちな場合について説
明する。デジタル減衰器5は、デジタル演算によって減
衰させているために、減衰量を設定してから出力が変化
するまでの時間は、極めて短い。また、アナログ減衰器
7へ与える制御信号をDSP3が出力ポート14から出
力する時間も極めて短い。
【0086】ところが、デジタル減衰器5の出力は、D
AC6を介してアナログ減衰器7へ伝えられているた
め、DAC6がアナログ値からデジタル値へ変換する際
の遅延時間Tdが大きい場合には、デジタル減衰器5が
アナログ減衰器7に比べて遅れる虞れがある。
【0087】一般に、DAC6で用いられるDACに
は、例えば、回路網型など、上記遅延時間Tdが極めて
短いDACと、例えば、パルス幅変調型など、遅延時間
Tdが比較的長いDACとが存在する。前者のDACを
用いた場合には、デジタル減衰器5へ新たな減衰量が設
定されてから、アナログ減衰器7の出力へ当該減衰量が
反映されるまでの期間は短く、人間の可聴範囲よりも早
い時間で切り替わる。したがって、音量の切り替え時に
おいて、減衰量が不所望に変化しても、使用者は、音量
の変化を認識できない。ところが、後者のDACを用い
た場合には、デジタル減衰器5へ新たな減衰量が設定さ
れてからアナログ減衰器7の出力へ反映されるまでの時
間が比較的長いため、アナログ減衰器7の減衰量が変化
しているにも関わらず、デジタル減衰器5によるゲイン
変化がアナログ減衰器7の出力に現れない期間が生ずる
虞れがある。この期間が長くなると、人間の可聴範囲に
入り、音量を切り替えた瞬間にノイズが発生する可能性
がある。
【0088】この場合において、音量の切り替え時にお
けるアナログ減衰器7の出力は、図5に示すような減衰
特性を示す。なお、図中では、音量の切り替えの一例と
して、音量ボリュームデータが−24dBから−22d
Bに変化し、再び、−24dBに設定された場合の減衰
特性を示している。
【0089】まず、図5に示すt1a以前の状態では、
音量ボリュームデータは、−24dBに設定されてい
る。この状態では、減衰量制御部12は、デジタル減衰
器5へ0dBの減衰量を設定すると共に、アナログ減衰
器7へは、−24dBの減衰量を指示している。
【0090】この状態において、外部コントローラ11
が、−22dBを示す音量ボリュームデータを減衰量制
御部12へ新たに指定すると、図3に示す第1シフトレ
ジスタ23は、これに基づいてデジタル減衰量値を算出
し、デジタル減衰器5へ指示する。この場合、デジタル
減衰器5の減衰量は、−10dBに設定される。また、
第2シフトレジスタ24は、新たなアナログ減衰量値を
算出し、ビット反転部25および出力ポートレジスタ2
6を介し、出力ポート14へ新たな制御信号を出力す
る。以上の各動作は、新たな音量ボリュームデータの設
定と略同時に行われる。
【0091】アナログ減衰器7は、制御線13を介し、
上記制御信号を受け取って、新たな減衰量(−12d
B)で音声信号を減衰させる(図5に示す時間t1aの
時点)。この時点では、アナログ減衰器7の減衰量は、
−12dBに設定されているにも関わらず、デジタル減
衰器5の減衰量の変化は、DAC6の遅延時間Tdによ
り、アナログ減衰器7の出力へ反映されていない。した
がって、アナログ減衰器7の出力は、−12dBとな
る。−24dBから−12dBへの変化量は、12dB
であり、所望の減衰量(−22dB)への変化量2dB
に比べて極めて大きい。また、不所望に得られた減衰量
(−12dB)は、所望の減衰量(−22dB)に比べ
て極めて小さい。この結果、音量可変装置の音量は、急
激に変化し、不所望に大きくなる。
【0092】続いて、時間が経過して、デジタル減衰器
5に設定した−10dBのデジタルデータがDAC6を
介してアナログ減衰器7を通過すると、t2aの時点に
おいて、アナログ減衰器7の出力は、所望の−22dB
に安定する。
【0093】さらに、上記外部コントローラ11が最初
と同じ−24dBの減衰量を新たな音量ボリュームデー
タとして指示すると、−24dBから−22dBの場合
と略同様に、t3aの時点において、まず、アナログ減
衰器7の減衰量が−12dBから−24dBに変化し、
アナログ減衰器7の出力は、−34dBとなる。そし
て、t4aの時点で、デジタル減衰器5によるゲインの
変化が、アナログ減衰器7の出力へ現れ、正規の減衰量
−24dBが得られる。
【0094】このように、t1aからt2aまでの期
間、およびt3aからt4aまでの期間では、音量可変
装置の音量が急激に変化し、図1に示すスピーカー9か
らノイズとして再生される。
【0095】この現象は、アナログ減衰器7の減衰量が
切り替わる時の音量設定時にのみ発生する。これを防止
するためには、t1aからt2aまでの期間、およびt
3aからt4aまでの期間を短縮し、人間の可聴範囲外
の短い期間で音量を切り替えるようにすればよい。
【0096】そこで、図3に示す減衰量制御部12に代
えて、図6に示す減衰量制御部12aを用いて、DAC
6の遅延に起因するノイズの発生を防止している。本実
施形態に係る減衰量制御部12aは、上記減衰量制御部
12の構成に加えて、第2シフトレジスタ24の出力を
所定の時間T2だけ遅延させて、ビット反転部25へ伝
える第2遅延メモリ(第2遅延手段)28を備えてい
る。上記遅延時間T2は、図5に示すt1aからt2a
までの時間、あるいは、t3aからt4aまでの時間な
ど、DSP3からDAC6の出力までの時間に応じて設
定される。
【0097】これにより、図5に示すt1aおよびt3
a、上記T2だけ遅くなる。なお、デジタル減衰器5へ
設定する減衰量は、遅延していないので、t2aおよび
t4aは変化しない。この結果、デジタル減衰器5の減
衰量の変化による音量変化と、アナログ減衰器7による
音量変化とが略同時に起こる。
【0098】以上のように、上記減衰量制御部12a
は、アナログ減衰器7へ減衰量を設定するタイミングを
遅らせる第2遅延メモリ28を備えている。したがっ
て、アナログ減衰器7の減衰量の変化を、DAC6の変
換時間に合わせて遅らせることができ、人間の可聴範囲
よりも速い時間で音量可変装置の音量を切り替えること
ができる。この結果、図5に示すような、DAC6の遅
延時間などに起因する音量切り替え時の不所望な音量変
化(ノイズ)の発生を防止できる。
【0099】なお、本実施形態に係る減衰量制御部12
aでは、第2シフトレジスタ24とビット反転部25と
の間に、第2遅延メモリ28を介在させて、アナログ減
衰器7へ減衰量を設定するタイミングを遅延させている
が、これに限るものではない。例えば、ビット反転部2
5と出力ポートレジスタ26の間に上記第2遅延メモリ
28を設けてもよいし、出力ポート14とアナログ減衰
器7との間に何らかの遅延回路を設けてもよい。アナロ
グ減衰器7へ設定するタイミングを遅延できるものであ
れば、本実施形態と略同様の効果を得ることができる。
ただし、DSP3の外部に上記遅延回路を設けると部品
点数が増加するので、上記遅延回路は、DSP3内に設
けることが望まれる。
【0100】ところで、図2に示すアナログ減衰器7で
は、制御トランジスタT1がオフ状態からオン状態に移
行するときに、直流電流が音声信号に混入し、僅かにノ
イズを発生する。これを防止するために、上記アナログ
減衰器7は、減衰部71に代えて、図7に示す減衰部7
2を備えていてもよい。
【0101】この減衰部72には、上記減衰部71の構
成に加え、制御トランジスタT1のベースに一端が接続
され、他端が接地されたコンデンサC1および抵抗R3
を備えている。また、制御トランジスタT1のベースと
制御線13との間に介在する抵抗R4も新たに設けられ
ている。これにより、制御線13にハイ信号が印加され
た場合、制御トランジスタT1のベース電位は、コンデ
ンサC1などにより徐々に上昇し、制御トランジスタT
1をオフ状態からオン状態に徐々に移行させる。急激な
直流電流の変化を防止できるので、音声信号へ混入する
直流電流を低減し、ノイズの発生を防止できる。
【0102】ところが、アナログ減衰器7において、図
7に示す減衰部72を用いた場合、減衰量を設定してか
ら出力が変化するまでの時間は、図2に示す減衰部71
を用いた場合に比べて増加する。この結果、図1に示す
デジタル減衰器5およびアナログ減衰器7に対して、同
時に減衰量を設定した場合、デジタル減衰器5によるゲ
インの変化の方がアナログ減衰器7によるゲインの変化
に比べて早くなる虞れがある。
【0103】デジタル減衰器5によるゲインの変化が、
アナログ減衰器7によるゲインの変化に比べて常に早い
場合、アナログ減衰器7の出力は、図8に示すように、
図6に示す減衰特性とは反対のアナログ信号ゲイン変化
の特性となる。なお、t1bおよびt3bにおけるゲイ
ン変化は、デジタル減衰器5によるゲイン変化であり、
t2bおよびt4bにおけるゲイン変化は、アナログ減
衰器7によるゲイン変化である。図8においても、t1
bからt2bまでの時間、あるいは、t3bからt4b
までの時間、すなわち、デジタル減衰器5に対するアナ
ログ減衰器7の時間遅れを可能な限り短縮して、人間の
可聴範囲よりも速い時間で切り替えることが求められ
る。
【0104】この場合に対応するためには、図3に示す
減衰量制御部12に代えて、図9に示す減衰量制御部1
2bを用いればよい。本実施形態に係る減衰量制御部1
2bでは、図3に示す減衰量制御部12の構成に比べ
て、第1シフトレジスタ23の出力を遅延させる第1遅
延メモリ(第1遅延手段)27が加えられている。上記
第1遅延メモリ27は、第1シフトレジスタ23とデジ
タル減衰器5との間に介在し、第1シフトレジスタ23
から出力されるデジタル減衰量値を、所定の時間T1だ
け遅延させた後にデジタル減衰器5へ設定する。上記第
1遅延メモリ27の遅延時間T1は、上記デジタル減衰
器5に対するアナログ減衰器7の時間遅れが生じない値
に設定される。なお、第2シフトレジスタ24の出力
は、そのままビット反転部25へ加えられる。
【0105】本実施形態に係る減衰量制御部12bにお
いても、上記減衰量制御部12と略同様に、ボリューム
用RAM22へ設定された音量ボリュームデータに基づ
き、第1シフトレジスタ23および第2シフトレジスタ
24は、デジタル減衰器5へ設定するデジタル減衰量値
およびアナログ減衰器7へ設定するアナログ減衰量値を
略同時に算出する。ところが、第1シフトレジスタ23
とデジタル減衰器5との間には、第1遅延メモリ27が
介在しているので、デジタル減衰器5へは、アナログ減
衰器7に比べ、所定の遅延時間T1だけ遅れて、新たな
減衰量が設定される。
【0106】したがって、図8に示すt1bおよびt3
bは、上記T1だけ遅くなる。なお、アナログ減衰器7
へ設定する減衰量は、遅延していないので、t2bおよ
びt4bは変化しない。この結果、デジタル減衰器5に
対するアナログ減衰器7の時間遅れを短縮でき、人間の
可聴範囲よりも速い時間で切り替えることができる。
【0107】以上のように、本実施形態に係る減衰量制
御部12bは、デジタル減衰器5へ減衰量を設定するタ
イミングを遅延させる第1遅延メモリ27を備えてい
る。これにより、アナログ減衰器7が図7に示す減衰部
72を備えている場合のように、デジタル減衰器5によ
るゲインの変化がアナログ減衰器7によるゲインの変化
に比べて早い場合に生ずるノイズの発生を防止できる。
【0108】なお、本実施形態に係る減衰量制御部12
bでは、第1シフトレジスタ23とデジタル減衰器5と
の間に上記第1遅延メモリ27を介在させて、デジタル
減衰器5へ減衰量を設定するタイミングを遅延させてい
るが、これに限るものではない。例えば、第1遅延メモ
リ27を第1シフトレジスタ23の前段などに設けても
よい。デジタル減衰器5へ設定するタイミングを遅延で
きるものであれば、本実施形態と略同様の効果を得るこ
とができる。
【0109】また、図7に示す減衰部72が備えるトラ
ンジスタT1は、オン時間よりオフ時間の方が長く掛か
る。このように、アナログ減衰器7のオン時間Tonと
オフ時間Toffとが互いに異なる場合、DAC6の遅
延時間Tdとの組み合わせによっては、両減衰器5・7
のいずれが早いかを予め決定できない場合がある。
【0110】例えば、Ton<Td<Toffの場合、
アナログ減衰器7の出力は、図10に示すようなアナロ
グ信号ゲイン変化を示す。この図において、例えば、音
量を増加させる場合(−24dBから−22dBに減少
させる場合)には、減衰量が減少するので、アナログ減
衰器7は、オン状態からオフ状態へ移行する。したがっ
て、アナログ減衰器7の減衰量は、デジタル減衰器5に
比べて遅く変化し、時間t1cからt2cまでのよう
に、不所望にゲインが減少する期間が現れる。一方、音
量を減少させる場合(−22dBから−24dBに減少
させる場合)には、減衰量が増加するので、アナログ減
衰器7は、オフ状態からオン状態に移行する。したがっ
て、アナログ減衰器7の減衰量は、デジタル減衰器5に
比べて早く変化し、時間t3cからt4cまでのよう
に、やはり不所望にゲインが減少する期間が現れる。こ
の結果、音量の切り替え時に、やはりノイズが発生す
る。
【0111】なお、アナログ減衰器7を構成する各減衰
部72(図7参照)毎に見ると、オンする減衰部72と
オフする減衰部72とがある場合がある。例えば、−2
4dBから−22dBに音量が変化する場合、−24d
Bの減衰量を持つ減衰部72がオフし、−12dBの減
衰部72がオンする。ただし、大きな減衰量を持つ減衰
部72の変化が、より小さな減衰量の減衰部72による
変化を打ち消すので、後者の影響を無視できる。
【0112】また、この図では、Ton<Td<Tof
fの場合について説明したが、DAC6およびアナログ
減衰器7の回路構成によっては、例えば、Toff<T
d<Tonの場合など、図10の場合と全く逆の場合も
ある。これらのように、アナログ減衰器7の減衰量増加
時と減少時とで、デジタル減衰器5によるゲイン変化と
アナログ減衰器7によるゲイン変化との前後関係が異な
る場合には、図6に示す減衰量制御部12aあるいは図
9に示す減衰量制御部12bのように、デジタル減衰器
5側、あるいはアナログ減衰器7側に限定して遅延回路
を設けても、両減衰器によるゲイン変化のタイミングズ
レに起因するノイズの発生を完全に防止できない。
【0113】そこで、図3に示す減衰量制御部12に代
えて、図11に示す減衰量制御部12cを用いて上記ノ
イズの発生を防止する。上記減衰量制御部12cは、図
1に示す減衰量制御部12の構成に加えて、第1シフト
レジスタ23の出力を遅延させる第1遅延メモリ(第1
遅延手段)27、および、第2シフトレジスタ24の出
力を遅延させる第2遅延メモリ(第2遅延手段;記憶手
段)28が設けられている。両遅延メモリ27および2
8は、各シフトレジスタ23・24の出力に接続され、
受け取ったデジタル値を記憶して、所定の遅延時間が経
過した後に出力できる。上記第1遅延メモリ27の遅延
時間T1は、デジタル減衰器5に比べてアナログ減衰器
7が遅れる場合の遅延時間、例えば、図10に示すt1
cからt2までの時間に設定され、第2遅延メモリ28
の遅延時間T2は、アナログ減衰器7に比べてデジタル
減衰器5が遅れる場合の遅延時間、例えば、図10に示
すt3cからt4cまでの時間に設定される。
【0114】さらに、減衰量制御部12cは、第1シフ
トレジスタ23および第1遅延メモリ27の出力のう
ち、一方を選択して、第1シフトレジスタ23の出力を
遅延させるか否かを選ぶ第1スイッチ29と、第2シフ
トレジスタ24の出力するか否かを選択する第2スイッ
チ30と、両スイッチ29・30を制御する比較器(タ
イミング制御手段)31とを備えている。
【0115】上記比較器31は、第2シフトレジスタ2
4が出力するデジタル値と、第2遅延メモリ28が出力
するデジタル値とを比較して、新たに設定された音量ボ
リュームデータが前回設定された音量ボリュームデータ
より大きいか否かを判定して上記両スイッチ29・30
を制御できる。
【0116】比較器31は、例えば、DSP3が所定の
プログラムを実行することにより実現される機能モジュ
ールであり、アナログ減衰器7のオン時間Tonおよび
オフ時間Toffと、DAC6の遅延時間Tdとに応じ
て以下のように動作するようにプログラミングされてい
る。
【0117】すなわち、DAC6の遅延時間Tdが、ア
ナログ減衰器7の減衰量変化に関わらず常に大きい場合
(Td>Ton、かつ、Td>Toffの場合)、比較
器31は、第1スイッチ29を第1シフトレジスタ23
側に固定し、第2スイッチ30を第2遅延メモリ28側
に固定する。これにより、比較器31の比較結果によら
ず、第1シフトレジスタ23は、第1遅延メモリ27を
介さず、遅延しないデジタル減衰量値をしてデジタル減
衰器5へ設定すると共に、アナログ減衰器7への制御信
号は、第2遅延メモリ28を介して遅延したデータから
算出される。アナログ減衰器7による音量変化が遅れる
ので、デジタル減衰器5による音量変化の時間遅れが打
ち消され、略同時にゲインが変化する。これにより、D
AC6の遅延時間が常に大きい場合、DAC6の遅延時
間に起因する雑音の発生を防止できる。
【0118】また、DAC6の遅延時間Tdが、アナロ
グ減衰器7の減衰量の変化に関わらず、常に小さい場合
(Td<Ton、かつ、Td<Toffの場合)、比較
器31は、第1スイッチ29を第1遅延メモリ27側に
固定し、第2スイッチ30を第2シフトレジスタ24側
に固定する。この結果、前述の場合とは逆に、デジタル
減衰器5の変化に対するアナログ減衰器7の時間遅れ
は、打ち消され、略同時にゲインが変化する。これによ
り、DAC6の遅延時間が常に小さい場合、アナログ減
衰器7の遅延時間に起因する雑音の発生を防止できる。
【0119】一方、アナログ減衰器7の減衰量が増加す
るか否かによって、デジタル減衰器5による変化とアナ
ログ減衰器7による変化との前後関係が変化する場合、
比較器31は、第1スイッチ29および第2スイッチ3
0を比較結果に応じて制御する。
【0120】例えば、Ton<Td<Toffの場合、
音量アップ時(減衰量減少時)において、比較器31
は、第1スイッチ29を第1遅延メモリ27側に設定
し、第2スイッチ30を第2シフトレジスタ24側に設
定する。また、音量ダウン時(減衰量増加時)におい
て、第1スイッチ29は、第1シフトレジスタ23側に
切り替えられ、第2スイッチ30は、第2遅延メモリ2
8側を選択する。この結果、アナログ減衰器7が遅れる
音量アップ時には、デジタル減衰器5の減衰量の変化を
遅らせると共に、デジタル減衰器5が遅れる音量ダウン
時には、アナログ減衰器7の減衰量の変化を遅延させる
ことができ、両減衰器5・7によるゲイン変化を略同時
にできる。したがって、DAC6およびアナログ減衰器
7の各遅延時間が、Ton<Td<Toffの関係にあ
る場合において、両減衰器5・7によるゲイン変化のタ
イミングズレに起因した雑音の発生を防止できる。
【0121】また、Toff<Td<Tonの場合は、
音量アップ時(減衰量減少時)において、比較器31
は、第1スイッチ29を第1シフトレジスタ23側に設
定し、第2スイッチ30を第2遅延メモリ28側に設定
する。また、音量ダウン時(減衰量増加時)において、
第1スイッチ29は、第1遅延メモリ27側に切り替え
られ、第2スイッチ30は、第2シフトレジスタ24側
を選択する。したがって、上記のTon<Td<Tof
fの場合と略同様にして、両減衰器5・7によるゲイン
変化のタイミングズレに起因した雑音の発生を防止でき
る。
【0122】以上のように、本実施形態に係る減衰量制
御部12cは、デジタル減衰量値を算出する第1シフト
レジスタ23と、第1シフトレジスタ23の出力を一時
保管して出力する第1遅延メモリ27と、第1シフトレ
ジスタ23および第1遅延メモリ27の出力のうち、い
ずれか一方をデジタル減衰器5へ通知する第1スイッチ
29とを備えている。
【0123】また、アナログ減衰量値を算出する第2シ
フトレジスタ24と、この出力を一時保管して出力する
第2遅延メモリ28と、第2シフトレジスタ24および
第2遅延メモリ28の出力のうち、いずれに基づいた減
衰量をアナログ減衰器7へ通知するかを選択する第2ス
イッチ30とが設けられている。
【0124】さらに、上記減衰量制御部12cは、比較
器31を備えており、比較器31は、上記第2シフトレ
ジスタ24の出力と第2遅延メモリ28の出力とを比較
して、アナログ減衰器7へ設定される減衰量の変化を判
定できる。比較器31は、アナログ減衰器7の減衰量変
化に応じて、上記両スイッチ29・30を制御し、デジ
タル減衰器5へ減衰量を指定するタイミングを遅延させ
るか、あるいは、アナログ減衰器7へ減衰量を指定する
タイミングを遅延させるかを選択する。
【0125】これにより、アナログ減衰器7の減衰量の
変化によって、デジタル減衰器5による音量変化とアナ
ログ減衰器7による音量変化との前後関係が変化する場
合でも、音量可変装置は、両減衰器5・7による音量を
略同時に変化できる。また、アナログ減衰器7の減衰量
に関わらず前後関係が変化しない場合でも、音量可変装
置は、両減衰器5・7による音量を略同時に変化でき
る。
【0126】この結果、アナログ減衰器7のオン時間T
onおよびオフ時間Toffと、DAC6の遅延時間T
dの組み合わせが、どのような場合でも、音量変化のズ
レに起因したノイズの発生を防止できる。なお、減衰量
制御部12cの構成を変えることなく上記組み合わせに
対応できるので、音量可変装置に用いるDAC6および
アナログ減衰器7の特性に応じて、DSP3の構成を変
えることなく、ノイズの発生を低減できる。
【0127】なお、本実施形態に係る比較器31では、
第2シフトレジスタ24の出力と、第2遅延メモリ28
の出力とを比較すると共に、その大小関係に応じて、ア
ナログ減衰器7のオン/オフを判定しているが、これに
限るものではない。他の演算によって、アナログ減衰器
7のオン/オフを判定してもよい。アナログ減衰器7へ
今回設定する減衰量と前回設定した減衰量とを比較し
て、アナログ減衰器7のオン/オフを判定し、上記両ス
イッチ29・30を制御できるのであれば、本実施形態
と同様の効果が得られる。
【0128】また、本実施形態に係る減衰量制御部12
cは、アナログ減衰器7へ減衰量を指定するタイミング
を一律に遅延させているが、これに限るものではない。
例えば、アナログ減衰器7へ減衰量を指定する際に、図
11に示す出力ポート14aないし14cから制御信号
を出力するタイミングをそれぞれ独立して遅延させても
よい。これにより、図2に示す減衰部71や図7に示す
減衰部72により構成されたアナログ減衰器7におい
て、各減衰部71(72)の遅延時間の相違も削減で
き、ノイズをさらに削減できる。ただし、この場合に
は、比較器31は、アナログ減衰器7の減衰量の変化か
ら各減衰部71(72)のオン/オフを判定する必要が
あるので、比較器31での演算が複雑になる。
【0129】なお、上記減衰量制御部12cでは、各ス
イッチ29・30が、各シフトレジスタ23・24の出
力と各遅延メモリ27・28の出力との一方を選択する
ことによって、各減衰器5・7へ減衰量を設定するタイ
ミングをそれぞれ遅延させるか否かを制御しているが、
これに限るものではない。両減衰器5・7へ減衰量を指
定するタイミングを遅延させるか否かをそれぞれ制御で
きるものであれば、本実施形態と同様の効果が得られ
る。ただし、本実施形態に係る減衰量制御部12cのよ
うに、第2遅延メモリ28を備えることによって、前回
のアナログ減衰量値を記憶できるので、前回のアナログ
減衰量値を記憶する記憶手段を別に設ける必要が無くな
り、減衰量制御部12cの構成を簡単にできる。
【0130】
【発明の効果】請求項1の発明に係る音量可変装置は、
以上のように、音量を示す音量設定係数を上記デジタル
信号処理装置へ指定する音量指定手段と、デジタル信号
処理装置の後段に設けられたデジタル−アナログ変換器
が出力するアナログ信号を指定された減衰量で減衰する
アナログ減衰器とを備えており、上記デジタル信号処理
装置は、出力するデジタル信号の出力レベルを調整する
デジタル減衰器と、上記音量指定手段が指定する音量設
定係数に基づいて、上記デジタル減衰器およびアナログ
減衰器の減衰量を制御する減衰量制御手段とを備えてい
る構成である。
【0131】それゆえ、従来のように、アナログの電子
ボリュームのみを用いて減衰量を制御する場合に比べ
て、配線の複雑さや煩わしさを低減できると共にアナロ
グ減衰器の構成自体を簡略にできる。また、デジタル−
アナログ変換器の後段にはアナログ減衰器が設けられて
おり、従来のデジタル減衰器のみを備えた音量可変装置
に比べて、無信号時の雑音を低減できる。この結果、部
品数が少なく、かつ、高品質な音量可変装置を実現でき
るという効果を奏する。
【0132】請求項2の発明に係る音量可変装置は、以
上のように、請求項1の発明の構成において、上記減衰
量制御手段は、上記アナログ減衰器の減衰量を制御して
当該アナログ減衰器に音量を主調整させると共に、上記
デジタル減衰器の減衰量を制御して当該デジタル減衰器
に音量を微調整させる構成である。
【0133】それゆえ、アナログ減衰器が設定可能な広
い範囲において、デジタル減衰器が設定可能な細かい減
衰量で音量可変装置の音量を調整できる。この結果、音
量可変装置のS/Nをさらに向上できるという効果を奏
する。
【0134】請求項3の発明に係る音量可変装置は、以
上のように、請求項2の発明の構成において、上記アナ
ログ減衰器は、互いに異なる減衰特性を持ち、オン/オ
フが独立して制御可能な3つの減衰部を備えていると共
に、上記減衰量制御手段は、上記各減衰部のオン/オフ
を制御してアナログ減衰器の減衰量を調整する構成であ
る。
【0135】それゆえ、音量可変装置出力のS/N比を
充分に確保すると共に、制御線の数を削減できると共に
アナログ減衰器の構成を簡略にできる。この結果、音量
可変装置において、品質向上と部品点数の削減との双方
を満足できるという効果を奏する。
【0136】請求項4の発明に係る音量可変装置は、以
上のように、請求項1、2、または3の発明の構成にお
いて、上記減衰量制御手段は、上記デジタル減衰器へ減
衰量を指定するタイミングを上記アナログ減衰器へ減衰
量を指定するタイミングより遅延させる第1遅延手段を
備えている構成である。
【0137】それゆえ、アナログ減衰器の減衰量を指示
してから音量が変化するまでの時間が、デジタル減衰器
に比べて長い場合に、両減衰器は、音量可変装置の出力
において、音量を同時に変更できる。この結果、両減衰
器による音量変化のズレに起因したノイズを低減でき、
音量可変装置の品質をさらに向上できるという効果を奏
する。
【0138】請求項5の発明に係る音量可変装置は、以
上のように、請求項1、2、または3の発明の構成にお
いて、上記減衰量制御手段は、上記アナログ減衰器へ減
衰量を指定するタイミングを上記デジタル減衰器へ減衰
量を指定するタイミングより遅延させる第2遅延手段を
備えている構成である。
【0139】それゆえ、デジタル減衰器の減衰量を指示
してから音量が変化するまでの時間が、アナログ減衰器
に比べて長い場合に、両減衰器は、音量可変装置の出力
において、音量を同時に変更できる。この結果、両減衰
器による音量変化のズレに起因したノイズを低減でき、
音量可変装置の品質をさらに向上できるという効果を奏
する。
【0140】請求項6の発明に係る音量可変装置は、以
上のように、請求項1、2、または3の発明の構成にお
いて、上記減衰量制御手段は、上記デジタル減衰器へ減
衰量を指定するタイミングを指示に応じて遅延できる第
1遅延手段と、上記アナログ減衰器へ減衰量を指定する
タイミングを指示に応じて遅延できる第2遅延手段と、
上記アナログ減衰器へ設定した減衰量を示すアナログ減
衰量値を記憶する記憶手段と、上記記憶手段が記憶した
アナログ減衰量値と、新たに指定された上記音量設定係
数に基づくアナログ減衰量値とを比較して、上記第1お
よび第2遅延手段が遅延するか否かをそれぞれ制御する
タイミング制御手段とを備えている構成である。
【0141】それゆえ、アナログ減衰器による音量変化
とデジタル減衰器による音量変化とのいずれが遅いか
が、アナログ減衰器の減衰量の増減に応じて変わる場合
に、両減衰器は、音量可変装置の出力において、音量を
同時に変更できる。この結果、両減衰器による音量変化
のズレに起因したノイズを軽減でき、音量可変装置の品
質をさらに向上できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであり、音量可
変装置の要部構成を示すブロック図である。
【図2】上記音量可変装置において、アナログ減衰器を
示す回路図である。
【図3】上記音量可変装置において、減衰量制御部の要
部構成を示すブロック図である。
【図4】上記減衰量制御部の第1シフトレジスタおよび
第2シフトレジスタの動作を示す説明図である。
【図5】上記音量可変装置のデジタル減衰器によるゲイ
ンの変化がアナログ減衰器によるゲイン変化より早い場
合において、音量切り換え時のアナログ減衰器出力のゲ
イン変化特性を示すグラフである。
【図6】他の実施形態を示すものであり、音量可変装置
の減衰量制御部を示すブロック図である。
【図7】上記音量可変装置の一変形例を示すものであ
り、アナログ減衰器を示す回路図である。
【図8】上記音量可変装置のデジタル減衰器によるゲイ
ンの変化がアナログ減衰器によるゲイン変化より遅い場
合において、音量切り換え時のアナログ減衰器出力のゲ
イン変化特性を示すグラフである。
【図9】さらに他の実施形態を示すものであり、音量可
変装置の減衰量制御部を示すブロック図である。
【図10】上記音量可変装置のデジタル減衰器によるゲ
インの変化とアナログ減衰器によるゲイン変化との前後
関係がアナログ減衰器の減衰量を増加時と減少時によっ
て異なる場合において、音量切り換え時のアナログ減衰
器出力のゲイン変化特性を示すグラフである。
【図11】また別の実施形態を示すものであり、音量可
変装置の減衰量制御部を示すブロック図である。
【図12】従来例を示すものであり、アナログの電子ボ
リュームを用いた音量可変装置を示すブロック図であ
る。
【図13】他の従来例を示すものであり、デジタル減衰
器のみを用いた音量可変装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
3 デジタル信号処理装置(DSP) 5 デジタル減衰器 6 デジタル−アナログ変換器(DAC) 7 アナログ減衰器 11 外部コントローラ(音量指定手段) 12 減衰量制御部(減衰量制御手段) 27 第1遅延メモリ(第1遅延手段) 28 第2遅延メモリ(第2遅延手段;記憶手段) 31 比較器(タイミング制御手段) 71 減衰部 72 減衰部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル信号として入力される音声信号を
    加工して出力するデジタル信号処理装置と、当該デジタ
    ル信号処理装置の出力するデジタル信号をアナログ信号
    に変換するデジタル−アナログ変換器とを有する音量可
    変装置であって、 音量を示す音量設定係数を上記デジタル信号処理装置へ
    指定する音量指定手段と、 上記デジタル−アナログ変換器が出力するアナログ信号
    を指定された減衰量で減衰するアナログ減衰器とを備え
    ており、 上記デジタル信号処理装置は、出力するデジタル信号の
    出力レベルを調整するデジタル減衰器と、 上記音量指定手段が指定する音量設定係数に基づいて、
    上記デジタル減衰器およびアナログ減衰器の減衰量を制
    御する減衰量制御手段とを備えていることを特徴とする
    音量可変装置。
  2. 【請求項2】上記減衰量制御手段は、上記アナログ減衰
    器の減衰量を制御して当該アナログ減衰器に音量を主調
    整させると共に、上記デジタル減衰器の減衰量を制御し
    て当該デジタル減衰器に音量を微調整させることを特徴
    とする請求項1記載の音量可変装置。
  3. 【請求項3】上記アナログ減衰器は、互いに異なる減衰
    特性を持ち、オン/オフが独立して制御可能な3つの減
    衰部を備えていると共に、 上記減衰量制御手段は、上記各減衰部のオン/オフを制
    御してアナログ減衰器の減衰量を調整することを特徴と
    する請求項2記載の音量可変装置。
  4. 【請求項4】上記減衰量制御手段は、上記デジタル減衰
    器へ減衰量を指定するタイミングを上記アナログ減衰器
    へ減衰量を指定するタイミングより遅延させる第1遅延
    手段を備えていることを特徴とする請求項1、2、また
    は3記載の音量可変装置。
  5. 【請求項5】上記減衰量制御手段は、上記アナログ減衰
    器へ減衰量を指定するタイミングを上記デジタル減衰器
    へ減衰量を指定するタイミングより遅延させる第2遅延
    手段を備えていることを特徴とする請求項1、2、また
    は3記載の音量可変装置。
  6. 【請求項6】上記減衰量制御手段は、上記デジタル減衰
    器へ減衰量を指定するタイミングを指示に応じて遅延で
    きる第1遅延手段と、 上記アナログ減衰器へ減衰量を指定するタイミングを指
    示に応じて遅延できる第2遅延手段と、 上記アナログ減衰器へ設定した減衰量を示すアナログ減
    衰量値を記憶する記憶手段と、 上記記憶手段が記憶したアナログ減衰量値と、新たに指
    定された上記音量設定係数に基づくアナログ減衰量値と
    を比較して、上記第1および第2遅延手段が遅延するか
    否かをそれぞれ制御するタイミング制御手段とを備えて
    いることを特徴とする請求項1、2、または3記載の音
    量可変装置。
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