JPH0915442A - 光ファイバデバイス - Google Patents

光ファイバデバイス

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Publication number
JPH0915442A
JPH0915442A JP16174795A JP16174795A JPH0915442A JP H0915442 A JPH0915442 A JP H0915442A JP 16174795 A JP16174795 A JP 16174795A JP 16174795 A JP16174795 A JP 16174795A JP H0915442 A JPH0915442 A JP H0915442A
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JP
Japan
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prism
ferrule
optical fiber
refractive index
half mirror
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16174795A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Kato
龍一 加藤
Masaki Kuribayashi
昌樹 栗林
Yoshihiko Kaido
義彦 海藤
Sadayuki Miyata
定之 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 並列配置した発光素子,受光素子の両光素子
と光ファイバとを光結合させる光ファイバデバイスに関
し、光伝送損失が少ないデバイスを提供する。 【構成】 光軸に対して傾斜したフェルール端面2Aを有
し軸心孔に光ファイバ1を挿着するフェルール2と、プ
リズム底面10A とプリズム天井面10B とが平行で屈折率
が該ファイバ1のコアの屈折率に等しいかほぼ等しいプ
リズム10と、プリズム天井面10B の中央部を含む選択し
た半面上に形成されたハーフミラー膜12と、プリズム底
面10A のハーフミラー膜12とは対角線方向の中央部を除
く半面に埋設形成された全反射膜20とを備え、プリズム
10はプリズム底面10A 側がフェルール端面2Aに透明性接
着剤15で接着されるものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、並列配置した発光素
子,受光素子の両光素子と光ファイバとを光結合させる
光ファイバデバイスに関する。
【0002】近年は双方向伝送通信システムの小形化の
要求に伴い、発光素子と受光素子とを近接配置し、これ
らの発光素子,受光素子に1本の光ファイバを対向配置
して、発光素子と受光素子とを交互に作動させ、1本の
光ファイバを送信伝送路と受信伝送路に兼用して使用し
ている。
【0003】このような双方向伝送通信システムでは、
発光素子及び受光素子の両者に光結合する光ファイバデ
バイスを必要とする。
【0004】
【従来の技術】従来の光ファイバデバイスを図7及び図
8に示す。図において、51は、ヒートシンク50の端面上
で、軸心より離れた位置に実装した半導体レーザ等の発
光素子である。52は、発光素子51に軸心を挟んで対称位
置のヒートシンク50の端面上に実装した受光素子であ
る。
【0005】55は、光軸がヒートシンク50の軸心の延長
線に一致するように、発光素子51及び受光素子52に対向
して配置した集光機能を備えたレンズ系である。2は、
軸心孔に光ファイバ1の端末を挿入固着した、ステンレ
ス鋼,セラミックス等からなる円柱状のフェルールであ
る。
【0006】フェルール2のフェルール端面2Aは、光軸
に対して所定の角度(発光素子及び受光素子と光の授受
ができる角度)傾斜させてある。3は、軸心孔にフェル
ール2を挿入固着した、例えばステンレス鋼等の金属か
らなる円筒状のフェルール外筒であって、フェルール2
の先端部はフェルール外筒3の端面から数mm突出してい
る。
【0007】10は、一辺の長さがフェルール2の直径に
ほぼ等しい直方体状又は円柱状のプリズムであって、そ
の屈折率は、光ファイバ1のコアの屈折率に等しいかほ
ぼ等しい。
【0008】11は、プリズム10のプリズム底面10A の一
方の半面に、中央部を除く半面に蒸着等して設けた全反
射膜である。12は、プリズム天井面10B の表面で、全反
射膜11とは対角線方向の半面に、中央部を含むように蒸
着等して設けた矩形状のハーフミラー膜である。
【0009】上述のプリズム10のプリズム底面10A を、
透明性接着剤(例えば2液性エポキシ樹脂系接着剤)15
を介してフェルール端面2Aに密着して、プリズム10をフ
ェルール2に搭載し、光ファイバデバイス200 が構成さ
れている。
【0010】なお、透明性接着剤15の屈折率は、プリズ
ム10の屈折率に等しいか、ほぼ等しい。以下、上述のよ
うに構成された光ファイバデバイス200 の光路について
説明する。
【0011】発光素子51の出射光(拡開する光ビーム)
は、実線で図示したようにレンズ系55を通過して収束す
るビームとなり、プリズム10のプリズム天井面10B (ハ
ーフミラー膜12が形成されていない天井面部分) に投射
され、境界面で屈折してプリズム10を進行しプリズム天
井面10B (全反射膜11が形成された底面部分)に達す
る。
【0012】そして、プリズム底面10A に形成した全反
射膜11で反射して、プリズム天井面10B に設けたハーフ
ミラー膜12部分(光ファイバ1の光軸の延長線上部分)
に達する。
【0013】ハーフミラー膜12に達した光のほぼ半分の
光パワーは、ハーフミラー膜12で光ファイバ1の光軸に
一致する方向に反射して、プリズム10,透明性接着剤15
を進行して光ファイバ1の端面で集光し、光ファイバ1
を進行する。ハーフミラー膜12に達した光の残りのほぼ
半分の光パワーは、ハーフミラー膜12を透過してプリズ
ム10の外に進行する。
【0014】一方、光ファイバ1から出射した光(拡開
する光ビーム)は、点線で図示したように透明性接着剤
15及びプリズム10を直進して天井面10B に達する。天井
面10B に達した光のほぼ半分の光パワーはハーフミラー
膜12を透過してプリズム10の屈折率に対応する角度だけ
光ファイバ1の光軸よりずれた方向(受光素子52の光軸
に平行する方向)に進行する。そしてレンズ系55により
収束する光ビームとなり受光素子52の受光面に集光す
る。
【0015】なお、光ファイバ1から出射しハーフミラ
ー膜12に達した光の残りのほぼ半分の光パワーは、ハー
フミラー膜12で反射し、発光素子51の出射光の光路を遡
行して発光素子51の出射面で集光する。しかし、受光素
子52が作動している場合は、発光素子51が作動していな
い状態であるので、光ファイバ1の出射光の一部が発光
素子51に達しても送受信機能に支障がない。
【0016】なお発光素子51が出射する波長と、受光素
子52が受光する波長が異なる場合には、ハーフミラー膜
12の構成を、発光素子51の出射光は全反射し、受光素子
52が受光する光は、全て透過する機能を備えた光学膜と
することが考えられる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述の透明性接着剤を
用いたフェルールとプリズムとを固着した従来の光ファ
イバデバイスは、プリズム底面に全反射膜を設けたこと
により、プリズム底面に段差がある。
【0018】このことにより、図8に図示したようにペ
ースト状の透明性接着剤15をプリズム底面10A に塗布す
るか、フェルール端面2A側に塗布して、プリズム10をフ
ェルール2に接着する際に、透明性接着剤内に気泡K1
或いは不純物K2 が混入し易い。特に気泡K1 は全反射
膜11の段差部に発生する。
【0019】気泡K1、或いは不純物K2 等が光路上に散
在していると、透明性接着剤を透過する光が気泡K1
散乱したり、不純物K2 で反射したりして光伝送損失が
増加する。或いは初期段階では光路上に気泡K1 が存在
しなくても、稼働中に気泡K 1 が光路上に移動して、光
伝送損失が増加する恐れがあった。
【0020】本発明はこのような点に鑑みて創作された
もので、光伝送損失が少ない光ファイバデバイスを提供
することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、図1に例示したように、軸心孔に光ファ
イバ1が挿着され、フェルール端面2Aが光軸に対して傾
斜したフェルール2と、プリズム底面10A とプリズム天
井面10B とが平行で、屈折率が光ファイバ1のコアの屈
折率に等しいかほぼ等しいプリズム10とからなる。
【0022】プリズム10は、プリズム天井面10B の中央
部を含む選択した半面上にハーフミラー膜12が形成さ
れ、プリズム底面10A のハーフミラー膜12とは対角線方
向の中央部を除く半面に全反射膜20が埋設形成されてい
る。
【0023】そして、プリズム底面10A 側がフェルール
端面2Aに透明性接着剤15で接着されてプリズム10がフェ
ルール2に搭載された構成とする。図2に例示したよう
に、軸心孔に光ファイバ1が挿着され、フェルール端面
2Aが光軸に対して傾斜したフェルール2と、プリズム底
面10A とプリズム天井面10B とが平行で、屈折率が光フ
ァイバ1のコアの屈折率に等しいかほぼ等しいプリズム
10とからなる。
【0024】プリズム10は、プリズム天井面10B の中央
部を含む選択した半面上にハーフミラー膜12が形成さ
れ、プリズム底面10A のハーフミラー膜12とは対角線方
向の中央部を除く半面上に全反射膜21が形成され、プリ
ズム底面10A の全反射膜21が形成されていない領域上に
膜厚が全反射膜21の膜厚に等しい全透過膜31が形成され
ている。
【0025】そして、プリズム底面10A 側がフェルール
端面2Aに透明性接着剤15で接着されてプリズム10がフェ
ルール2に搭載された構成とする。図3に例示したよう
に、軸心孔に光ファイバ1が挿着され、フェルール端面
2Aが光軸に対して傾斜したフェルール2と、プリズム底
面10A とプリズム天井面10B とが平行で、屈折率が光フ
ァイバ1のコアの屈折率に等しいかほぼ等しいプリズム
10とからなる。
【0026】プリズム10は、プリズム天井面10B の中央
部を含む選択した半面上にハーフミラー膜12が形成さ
れ、プリズム底面10A のハーフミラー膜12とは対角線方
向の中央部を除く半面上に全反射膜22が形成され、さら
に全反射膜22を含むプリズム底面10A の全領域に全透過
膜32が形成されている。
【0027】そして、プリズム底面10A 側がフェルール
端面2Aに透明性接着剤15で接着されてプリズム10がフェ
ルール2に搭載された構成とする。図4に図示したよう
に、軸心孔に光ファイバ1が挿着され、光軸に対して傾
斜したフェルール端面2Aが鏡面仕上げされた金属材より
なりフェルール2と、プリズム底面10A とプリズム天井
面10B とが平行で、屈折率が光ファイバ1のコアの屈折
率に等しいかほぼ等しいプリズム10とからなる。
【0028】プリズム10は、プリズム天井面10B の中央
部を含む選択した半面上にハーフミラー膜12が形成さ
れ、プリズム底面10A 側がフェルール端面2Aに透明性接
着剤15で接着されて、フェルール2に搭載された構成と
する。
【0029】図5に例示したように、軸心孔に光ファイ
バが挿着され、光軸に対して傾斜したフェルール端面2-
1Aに全反射膜25が形成されたフェルール2-1と、プリズ
ム底面10A とプリズム天井面10B とが平行で、屈折率が
光ファイバ1のコアの屈折率に等しいかほぼ等しいプリ
ズム10とからなる。
【0030】プリズム10は、プリズム天井面10B の中央
部を含む選択した半面上にハーフミラー膜12が形成さ
れ、プリズム底面10A 側がフェルール端面2-1Aに透明性
接着剤15で接着されて、フェルール2-1に搭載された構
成とする。
【0031】図6に図示したように、光軸に対して傾斜
したフェルール端面を有するフェルールに代えて、フェ
ルール60が光軸に直交するフェルール端面60A を有する
ものであり、プリズム底面とプリズム天井面とが平行す
るプリズムに代えて、プリズム70が光軸に直交するプリ
ズム底面70A と、光軸に傾斜したプリズム天井面70Bと
を有するものとする。
【0032】
【作用】請求項1乃至6のいずれ発明も、プリズム底面
側即ち透明性接着剤に密着する側には段差がないので、
プリズム底面をペースト状の透明性接着剤を介してフェ
ルール端面に密着する際に、透明性接着剤内に気泡が発
生することが殆どない。
【0033】したがって、光路上に気泡が存在すること
が解消され、本発明に係わる光ファイバデバイスは光伝
送損失が少ない。
【0034】
【実施例】以下図を参照しながら、本発明を具体的に説
明する。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。
【0035】図1は本発明の第1の実施例の断面図、図
2は第2の実施例の断面図、図3は第3の実施例の断面
図、図4は第4の実施例の断面図、図5は第5の実施例
の断面図であり、図6は第6の実施例の断面図である。
【0036】図1において、ヒートシンク50の端面上
で、軸心より離れた位置に半導体レーザ等の発光素子51
を実装している。発光素子51に軸心を挟んで対称位置の
ヒートシンク50の端面上に受光素子52を実装している。
【0037】光軸がヒートシンク50の軸心の延長線に一
致するように、発光素子51及び受光素子52に対向して集
光機能を備えたレンズ系55を設置している。軸心孔に光
ファイバ1の端末を挿入固着した、ステンレス鋼,セラ
ミックス等からなる円柱状のフェルール2のフェルール
端面2Aは、光軸に対して所定の角度(発光素子及び受光
素子と光の授受ができる角度)傾斜させてある。
【0038】3は、軸心孔にフェルール2を挿入固着し
た、例えばステンレス鋼等の金属からなる円筒状のフェ
ルール外筒であって、フェルール2の先端部はフェルー
ル外筒3の端面から数mm突出している。
【0039】10は、プリズム底面10A とプリズム底面10
A とが平行で、一辺の長さがフェルール2の直径にほぼ
等しい直方体状又は直径がフェルール2の直径にほぼ等
しい円柱状のプリズムである。プリズム10の屈折率は、
光ファイバ1のコアの屈折率に等しいかほぼ等しい。
【0040】12は、プリズム天井面10B の中央部を含む
選択した半面(受光素子52に対向する側の半面)上に、
屈折率が異なる誘電体膜を所定数交互に蒸着して積層し
たハーフミラー膜である。
【0041】20は、プリズム底面10A のハーフミラー膜
12とは対角線方向の中央部を除く半面に埋設するように
形成された全反射膜である。全反射膜20の埋設形成は、
プリズム底面10A の中央部を除く半面の表面を、エッチ
ング等して除去した後に、誘電体膜を所定数交互に蒸着
する等して形成することが考えられる。或いは、プリズ
ム底面10A の中央部を除く半面の表面にイオンをドーピ
ング等することが考えられる。
【0042】上述のプリズム10のプリズム底面10A を、
透明性接着剤(例えば2液性エポキシ樹脂系接着剤)15
を介してフェルール端面2Aに密着させ、プリズム10をフ
ェルール2に搭載している。
【0043】上述のように、全反射膜20がフェルール端
面2A内に埋設形成されているので、フェルール端面2Aは
段差がなく平坦である。したがって、プリズム10をフェ
ルール2に搭載する際に、フェルール端面2Aに塗布され
たペースト状の透明性接着剤15にプリズム10のプリズム
底面10A 側を押しつけても、透明性接着剤15内に気泡が
発生することが殆どない。
【0044】以下、上述のように構成された光ファイバ
デバイスの光路について説明する。発光素子51の出射光
(拡開する光ビーム)は、実線で図示したようにレンズ
系55を通過して収束するビームとなり、プリズム10のプ
リズム天井面10B (ハーフミラー膜12が形成されていな
い天井面部分) に投射され、境界面で屈折してプリズム
10を進行し、全反射膜20に達し、全反射膜20で反射し
て、プリズム天井面10B に形成したハーフミラー膜12部
分(光ファイバ1の光軸の延長線上部分)に達する。
【0045】ハーフミラー膜12に達した光のほぼ半分の
光パワーは、ハーフミラー膜12で光ファイバ1の光軸に
一致する方向に反射して、プリズム10,透明性接着剤15
を進行して光ファイバ1の端面で集光し、光ファイバ1
を進行する。ハーフミラー膜12に達した光の残りのほぼ
半分の光パワーは、ハーフミラー膜12を透過してプリズ
ム10の外に進行する。
【0046】一方、光ファイバ1から出射した光(拡開
する光ビーム)は、点線で図示したように透明性接着剤
15及びプリズム10を直進して天井面10B に達する。天井
面10B に達した光のほぼ半分の光パワーはハーフミラー
膜12を透過してプリズム10の屈折率に対応する角度だけ
光ファイバ1の光軸よりずれた方向(受光素子52の光軸
に平行する方向)に進行する。そして、レンズ系55によ
り収束する光ビームとなり受光素子52の受光面に集光す
る。
【0047】なお、光ファイバ1から出射しハーフミラ
ー膜12に達した光の残りのほぼ半分の光パワーは、ハー
フミラー膜12で反射し、発光素子51の出射光の光路を遡
行して発光素子51の出射面で集光する。しかし、受光素
子52が作動している場合は、発光素子51が作動していな
い状態であるので、光ファイバ1の出射光の一部が発光
素子51に達しても送受信機能に支障がない。
【0048】なお発光素子51が出射する波長と、受光素
子52が受光する波長が異なる場合には、ハーフミラー膜
12の構成を、発光素子51の出射光は全反射し、受光素子
52が受光する光は、全て透過する機能を備えた光学膜と
することが考えられる。
【0049】図2に図示したように、プリズム底面10A
とプリズム天井面10B とが平行するプリズム10には、プ
リズム天井面10B の中央部を含む選択した半面上に、ハ
ーフミラー膜12が形成され、プリズム底面10A のハーフ
ミラー膜12とは対角線方向の中央部を除く半面上に全反
射膜21が形成されている。
【0050】さらに、全反射膜21が形成された領域を除
く、プリズム天井面10B の領域(ハーフミラー膜12に対
向する領域)上に膜厚が全反射膜21の膜厚に等しい全透
過膜31が形成されている。
【0051】このようなプリズム10は、プリズム底面10
A 側が光軸に対して所定の角度傾斜したフェルール端面
2Aに、透明性接着剤15で接着されフェルール2に搭載さ
れている。
【0052】上述のように、プリズム底面10A の全面が
膜厚が等しい全反射膜21と全透過膜31とで覆われている
ので、段差がなく平坦である。したがって、プリズム10
をフェルール2に搭載する際に、フェルール端面2Aに塗
布されたペースト状の透明性接着剤15にプリズム10のプ
リズム底面10A 側を押しつけても、透明性接着剤15内に
気泡が発生することが殆どない。
【0053】上述のように、プリズム底面10A の光が透
過する部分に全透過膜31が形成され、さらに気泡等がな
い透明性接着剤を介して、プリズム底面10A 側がフェル
ール端面2Aに密着しているので、光伝送損失が発生する
恐れがない。
【0054】上述のように構成された光ファイバデバイ
スは、図2の実線で示す光路により発光素子と光ファイ
バ1とが光結合する。また点線で示す光路により光ファ
イバ1と受光素子とが光結合する。
【0055】図3に図示したように、プリズム底面10A
とプリズム天井面10B とが平行するプリズム10には、プ
リズム天井面10B の中央部を含む選択した半面上に、ハ
ーフミラー膜12が形成され、プリズム底面10A のハーフ
ミラー膜12とは対角線方向の中央部を除く半面上に全反
射膜22が形成されている。
【0056】さらに、さらに全反射膜22を含むプリズム
底面10A の全領域上に、表面が平坦になるように全透過
膜32が形成されている。このようなプリズム10は、プリ
ズム底面10A 側即ち全透過膜32側が、光軸に対して所定
の角度傾斜したフェルール端面2Aに、透明性接着剤15で
接着されフェルール2に搭載されている。
【0057】上述のように、プリズム底面10A の全面が
平坦な全透過膜32で覆われているので、プリズム10をフ
ェルール2に搭載する際に、フェルール端面2Aに塗布さ
れたペースト状の透明性接着剤15にプリズム10のプリズ
ム底面10A 側を押しつけても、透明性接着剤15内に気泡
が発生することが殆どない。
【0058】上述のように構成された光ファイバデバイ
スは、図3の実線で示す光路により発光素子と光ファイ
バ1とが光結合する。また点線で示す光路により光ファ
イバ1と受光素子とが光結合する。
【0059】図4に図示したフェルール2は、例えばス
テンレス鋼等の金属材からなるものであって、軸心孔に
光ファイバ1が挿着されている。フェルール2の光軸に
対して傾斜したフェルール端面2Aは、例えばラップ加工
等されて鏡面に仕上げられている。
【0060】プリズム10は、プリズム底面10A とプリズ
ム天井面10B とが平行な例えば円柱状であって、その屈
折率は光ファイバ1のコアの屈折率に等しいかほぼ等し
い。プリズム10は、プリズム天井面10B の中央部を含む
選択した半面上にハーフミラー膜12が形成されている。
【0061】そして、プリズム底面10A 側がフェルール
端面2Aに透明性接着剤15を介して接着されて、プリズム
10がフェルール2に搭載されている。上述のように、プ
リズム底面10A には全反射膜等が形成されていなくて平
坦であるので、プリズム10をフェルール2に搭載する際
に、フェルール端面2Aに塗布されたペースト状の透明性
接着剤15にプリズム底面10A 側を押しつけても、透明性
接着剤15内に気泡が発生することが殆どない。
【0062】発光素子の出射光は、レンズ系を通過して
収束するビームとなり、実線で図示したようにプリズム
10のプリズム天井面10B (ハーフミラー膜12が形成され
ていない天井面部分) に投射され、境界面で屈折してプ
リズム10を進行し透明性接着剤15を透過してフェルール
端面2Aに達する。フェルール端面2Aは鏡面であるのでそ
の光はフェルール端面2Aで反射し、透明性接着剤15,プ
リズム10を進行して、プリズム天井面10B に形成したハ
ーフミラー膜12に達する。
【0063】そして、ほぼ半分の光パワーが、ハーフミ
ラー膜12で光ファイバ1の光軸に一致する方向に反射し
て、プリズム10,透明性接着剤15を進行して光ファイバ
1の端面で集光し、光ファイバ1を進行する。
【0064】図5に図示したフェルール2-1は、ステン
レス鋼等の金属材或いはセラミックス等からなるもので
あって、軸心孔に光ファイバ1が挿着されている。フェ
ルール2-1 の光軸に対して傾斜したフェルール端面2A
は、例えば銀等が蒸着等されて(光ファイバ1の端面を
除く) 全反射膜25が形成されている。
【0065】プリズム10は、プリズム天井面10B の中央
部を含む選択した半面上にハーフミラー膜12が形成され
ている。そして、プリズム底面10A 側がフェルール端面
2-1Aに透明性接着剤15を介してで接着されて、プリズム
10はフェルール2-1に搭載されている。
【0066】上述のように、プリズム底面10A には全反
射膜等が形成されていなくて平坦であるので、プリズム
10をフェルール2-1 に搭載する際に、フェルール端面2A
-1に塗布されたペースト状の透明性接着剤15にプリズム
底面10A 側を押しつけても、透明性接着剤15内に気泡が
発生することが殆どない。
【0067】上述のように構成された光ファイバデバイ
スは、図5の実線で示す光路により発光素子と光ファイ
バ1とが光結合する。また点線で示す光路により光ファ
イバ1と受光素子とが光結合する。
【0068】図6において、60は、軸心孔に光ファイバ
1の端末を挿入固着した、ステンレス鋼,セラミックス
等からなる円柱状のフェルールであって、フェルール端
面60A は光軸に対して直交している。
【0069】フェルール60は、ステンレス鋼等の金属か
らなる円筒状のフェルール外筒3の軸心孔に挿着されて
いる。70は、光軸に直交するプリズム底面70A と光軸に
傾斜したプリズム天井面70Bとを有する、一辺の長さが
フェルール60の直径にほぼ等しい角柱状又は直径がフェ
ルール60の直径にほぼ等しい円柱状のプリズムである。
【0070】プリズム70の屈折率は、光ファイバ1のコ
アの屈折率に等しいかほぼ等しい。プリズム天井面70B
の中央部を含む選択した半面上に、ハーフミラー膜12を
形成している。
【0071】プリズム底面70A のハーフミラー膜12とは
対角線方向の中央部を除く半面に、全反射膜20を埋設形
成している。上述のプリズム70のプリズム底面70A を、
透明性接着剤15を介してフェルール端面60A に密着し、
プリズム70をフェルール60に搭載している。
【0072】したがって、プリズム70をフェルール60に
搭載する際に、フェルール端面60Aに塗布されたペース
ト状の透明性接着剤15にプリズム底面70A を押しつけて
も、透明性接着剤15内に気泡が発生することが殆どな
い。
【0073】上述のように構成された光ファイバデバイ
スは、図6の実線で示す光路により発光素子と光ファイ
バ1とが光結合する。また点線で示す光路により光ファ
イバ1と受光素子とが光結合する。
【0074】なお、プリズム底面70A に全反射膜を埋設
することなく、図2に図示した構成と同様に、プリズム
底面70A の一方の半面に全反射膜を他方の半面に全透過
膜を設けても同様の作用・効果がある。
【0075】さらにまた、プリズム底面70A に全反射膜
を埋設することなく、図3に図示した構成と同様に、プ
リズム底面70A の一方の半面に全反射膜を設けその全反
射膜を含むプリズム底面70A の全面に全透過膜を形成し
ても、同様の作用・効果がある。
【0076】或いはまた、フェルール端面60A を鏡面に
しても、フェルール端面60A に全反射膜を設けても同様
の作用・効果を奏する。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように構成されているので
本発明の光ファイバデバイスは次のような効果を有す
る。
【0078】透明性接着剤を用いてプリズムとフェルー
ルとを接着する作業が容易である。透明性接着剤内に気
泡が発生することが殆どなくて、光ファイバデバイスの
光伝送損失が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の断面図である。
【図2】第2の実施例の断面図である。
【図3】第3の実施例の断面図である。
【図4】第4の実施例の断面図である。
【図5】第5の実施例の断面図である。
【図6】第6の実施例の断面図である。
【図7】従来例の構成図である。
【図8】従来例の要所を示す図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ 2,2-1,60 フェルール 2A, 2-1A,60A フェルール端面 3 フェルール外筒 10,70 プリズム 10A,70A プリズム底面 10B プリズム天井面 12 ハーフミラー膜 15 透明性接着剤 20,21,22,25 全反射膜 31,32 全透過膜 50 ヒートシンク 51 発光素子 52 受光素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 海藤 義彦 北海道札幌市中央区北一条西2丁目1番地 富士通北海道ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 宮田 定之 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸心孔に光ファイバが挿着され、端面が
    光軸に対して傾斜したフェルールと、 プリズム底面とプリズム天井面とが平行で、屈折率が該
    光ファイバのコアの屈折率に等しいかほぼ等しいプリズ
    ムと、 該プリズム天井面の中央部を含む選択した半面上に形成
    されたハーフミラー膜と、 該プリズム底面の該ハーフミラー膜とは対角線方向の中
    央部を除く半面に、埋設形成された全反射膜とを備え、 該プリズムは、該プリズム底面側が該フェルール端面に
    透明性接着剤で接着されるものであることを特徴とする
    光ファイバデバイス。
  2. 【請求項2】 軸心孔に光ファイバが挿着され、端面が
    光軸に対して傾斜したフェルールと、 プリズム底面とプリズム天井面とが平行で、屈折率が該
    光ファイバのコアの屈折率に等しいかほぼ等しいプリズ
    ムと、 該プリズム天井面の中央部を含む選択した半面上に形成
    されたハーフミラー膜と、 該プリズム底面の該ハーフミラー膜とは対角線方向の中
    央部を除く半面上に形成された全反射膜と、 該全反射膜が形成された領域を除く該プリズム底面上に
    形成された、膜厚が該全反射膜の膜厚に等しい全透過膜
    とを備え、 該プリズムは、該プリズム底面側が該フェルール端面に
    透明性接着剤で接着されるものであることを特徴とする
    光ファイバデバイス。
  3. 【請求項3】 軸心孔に光ファイバが挿着され、端面が
    光軸に対して傾斜したフェルールと、 プリズム底面とプリズム天井面とが平行で、屈折率が該
    光ファイバのコアの屈折率に等しいかほぼ等しいプリズ
    ムと、 該プリズム天井面の中央部を含む選択した半面上に形成
    されたハーフミラー膜と、 該プリズム底面の該ハーフミラー膜とは対角線方向の中
    央部を除く半面上に形成された全反射膜と、 該全反射膜を含む該プリズム底面の全領域に形成された
    全透過膜とを備え、 該プリズムは、該プリズム底面側が該フェルール端面に
    透明性接着剤で接着されるものであることを特徴とする
    光ファイバデバイス。
  4. 【請求項4】 軸心孔に光ファイバが挿着され、光軸に
    対して傾斜した端面が鏡面仕上げされた金属材よりなる
    フェルールと、プリズム底面とプリズム天井面とが平行
    で、屈折率が該光ファイバのコアの屈折率に等しいかほ
    ぼ等しいプリズムと、 該プリズム天井面の中央部を含む選択した半面上に形成
    されたハーフミラー膜とを備え、 該プリズムは、プリズム底面が該フェルール端面に透明
    性接着剤で接着されるものであることを特徴とする光フ
    ァイバデバイス。
  5. 【請求項5】 軸心孔に光ファイバが挿着され、端面が
    光軸に対して傾斜したフェルールと、 該フェルール端面に形成された全反射膜と、 プリズム底面とプリズム天井面とが平行で、屈折率が該
    光ファイバのコアの屈折率に等しいかほぼ等しいプリズ
    ムと、 該プリズム天井面の中央部を含む選択した半面上に形成
    されたハーフミラー膜とを備え、 該プリズムは、該プリズム底面が該フェルール端面に透
    明性接着剤で接着されるものであることを特徴とする光
    ファイバデバイス。
  6. 【請求項6】 光軸に対して傾斜した端面を有する前記
    フェルールに代えて、フェルールが光軸に直交するフェ
    ルール端面を有するものであり、 プリズム底面とプリズム天井面とが平行するプリズムに
    代えて、プリズムが光軸に直交するプリズム底面及び光
    軸に傾斜するプリズム天井面を有するものであることを
    特徴とする請求項1,2,3,4,又は5記載の光ファ
    イバデバイス。
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