JPH09154553A - 食品凍結装置 - Google Patents

食品凍結装置

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Publication number
JPH09154553A
JPH09154553A JP32208695A JP32208695A JPH09154553A JP H09154553 A JPH09154553 A JP H09154553A JP 32208695 A JP32208695 A JP 32208695A JP 32208695 A JP32208695 A JP 32208695A JP H09154553 A JPH09154553 A JP H09154553A
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JP
Japan
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gas
tunnel portion
carry
tunnel
flow
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP32208695A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Sawada
弘幸 沢田
Hisashi Usui
久之 碓井
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Japan Oxygen Co Ltd
Taiyo Nippon Sanso Corp
Original Assignee
Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Oxygen Co Ltd, Nippon Sanso Corp filed Critical Japan Oxygen Co Ltd
Priority to JP32208695A priority Critical patent/JPH09154553A/ja
Publication of JPH09154553A publication Critical patent/JPH09154553A/ja
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  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被凍結物と冷熱源ガスとの熱交換効率が高
く、かつ冷熱源ガスの利用効率を向上し得る食品凍結装
置を提供する。 【解決手段】 両端に搬入口28と搬出口36とを有す
るトンネル部21と、ベルトコンベア22と、低温液化
ガス供給機構43と、排気機構44とを備え、トンネル
部21の内部に、トンネル部21内のガスを上記搬入口
28から搬出口36へ延びる長手方向に蛇行させて流す
ガス流蛇行調節機構48が設けられ、このガス流蛇行調
節機構48は、トンネル部21の長手方向を横切る短手
方向にガスを流す複数の攪拌ファン23と、搬出口36
方向へのガスの流れを遮る複数の側部整流板32とから
構成され、前記攪拌ファン23が、トンネル部の両側壁
に、長手方向に間隔をおいて、かつそれら両側間の相対
位置をずらせて設けられ、その回転軸が先端に向かって
10〜45度下方に傾斜して設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、凍結食品を製造す
る場合などに用いられる食品凍結装置に関し、さらに詳
しくは冷熱源として用いられる低温液化ガスの利用効率
の向上を図るための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、凍結食品の製造に好適な装置
として、例えば図9に示すものがある。この食品凍結装
置50は、トンネル部1と、ベルトコンベア2と、低温
液化ガス供給機構13と、排気機構14とから概略構成
されている。トンネル部1は両端に搬入口9と搬出口1
0とを有するトンネル状に構成され、その内面の上部に
はトンネル部1内のガスを攪拌する複数の攪拌ファン3
が取り付けられている。このトンネル部1内にはその搬
入口9から搬出口10にいたるベルトコンベア2が設け
られている。また、トンネル部1上部の搬出口10近傍
には、液化窒素、液化炭酸ガス等の低温液化ガスを供給
する低温液化ガス供給機構13が備えられている。この
低温液化ガス供給機構13は、冷熱源として用いられる
低温液化ガスを供給する低温液化ガス供給配管33と、
その供給量を制御する制御弁4と、供給された低温液化
ガスをトンネル部1内に噴出するスプレーノズル5とを
有する。さらにトンネル部1の搬入口9近傍にはトンネ
ル部1内のガスを排出する排気機構14が備えられてい
る。この排気機構14は、トンネル部1のガスを導くチ
ューブ状の排気ダクト8と、この排気ダクト8に設けら
れて強制的に上記ガスを排出する排気ファン12とを備
えている。
【0003】このような従来の食品凍結装置50を用い
て食品を凍結するには、凍結すべき食品を搬入口9近傍
のベルトコンベア2上に載せ、コンベア駆動装置7によ
りベルトコンベア2を搬出口方向に駆動させトンネル部
1内に食品を導入する。トンネル部1内に導入された食
品はベルトコンベア2の駆動にしたがって、搬出口方向
に搬送される。上記のようにトンネル部1内を搬送され
る食品は、その搬送過程において、低温液化ガス供給機
構13近傍に達した時点でスプレーノズル5から供給さ
れた低温液化ガスと接触して凍結する。凍結した食品は
ベルトコンベアの駆動にしたがって搬出口10から搬出
される。上記過程において、低温液化ガスは食品を凍結
させながら気化する。この気化した低温液化ガスを以
下、冷熱源ガスという。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の装置
では、被凍結物と冷熱源ガスとの熱交換効率が低いた
め、揚げ物、焼き物など凍結前の温度が高い食品や包装
された食品などを凍結する場合には、凍結不良となる場
合があった。これを避けるためには、トンネル部1の長
さまたは幅を大きくしなければならず、その場合、装置
の設置面積が大きくなり、省スペースの観点から不利で
あった。また、トンネル部1の搬入口9と搬出口10か
ら冷熱源ガスが逃散しやすく、冷熱源ガスの利用効率が
悪いという問題点も有していた。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、被凍結物と冷熱源ガスとの熱交換効率が高く、かつ
冷熱源ガスの利用効率を向上し得る食品凍結装置を提供
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の食品凍結装置
は、両端に搬入口と搬出口とを有するトンネル部と、該
トンネル部内を上記搬入口から搬出口へ延びる長手方向
に沿って配した、被凍結物を搬送するベルトコンベア
と、前記トンネル部内に低温液化ガスを供給する低温液
化ガス供給機構と、前記トンネル部の低温液化ガス供給
機構より搬入口側に設けられ、トンネル部内のガスを排
出する排気機構とを備え、前記トンネル部の内部に、ト
ンネル部内のガスを長手方向に蛇行させて流すガス流蛇
行調節機構が設けられていることを特徴とする。また、
前記ガス流蛇行調節機構はトンネル部の長手方向を横切
る短手方向にガスを流す複数の攪拌ファンと、搬出口方
向へのガスの流れを遮る複数の側部整流板とから構成さ
れ、前記攪拌ファンが、トンネル部の両側壁に長手方向
に間隔をおいて、かつそれら両側間の相対位置をずらせ
て設けられ、その回転軸が先端に向かって10〜45度
下方に傾斜して設けられ、かつ前記側部整流板が、前記
攪拌ファンの搬入口方向側の位置に、その先端が前記ベ
ルトコンベアに近接して設けられた構成として良い。
【0007】また、前記トンネル部の内部に、トンネル
部内の所定区画内にあるガスの一部を搬入口方向へ流す
と共に、残部を該所定区画内に循環させる通気孔を有す
る通気板と、トンネル部の長手方向のガスの流れを遮る
縦仕切板とが設けられ、前記通気板が前記攪拌ファンの
搬出口方向側に、その先端が前記ベルトコンベアに近接
して設けられ、かつ前記縦仕切板が、前記トンネル部の
上壁の内面に垂下形成された構成として良い。
【0008】また、前記通気板を通気孔の開口開度が調
整可能とした構成として良い。さらに、隣接する前記縦
仕切板同士の間に、平板状の上部整流板が設けられ、該
上部整流板と、トンネル部の上壁および側壁との間に、
ガスを通り抜けさせる隙間が設けられた構成として良
い。
【0009】
【発明の実施の形態】図1ないし図4は本発明の食品凍
結装置の一実施例を示すものであり、図中符号20は食
品凍結装置を示す。この食品凍結装置20は、トンネル
部21と、ベルトコンベア22と、低温液化ガス供給機
構43と、排気機構44とから概略構成されている。
【0010】このトンネル部21は両端に搬入口28と
搬出口36とを有するトンネル状に構成されている。こ
のトンネル部21内には搬入口28から搬出口36に向
かう長手方向に沿ってベルトコンベア22が設けられて
いる。このベルトコンベア22はモータなどの駆動手段
によって駆動し、その駆動速度が調整可能となってい
る。このベルトコンベア22の駆動によって、その上面
に載せられた食品がトンネル部21内を搬入口28から
搬出口36まで搬送されるようになっている。
【0011】また、トンネル部21の両側壁内側には、
複数の攪拌ファン23が長手方向に間隔をおいて、かつ
それら両側間の相対位置をずらせ、その回転軸を長手方
向を横切る短手方向に向けて設けられている。この攪拌
ファン23は、図3に示すようにその回転軸が先端に向
かって下方に傾斜して設けられている。この傾斜角度、
即ち図3に示す角度cは、10〜45度とされている。
【0012】この角度cが10度未満の場合、冷熱源ガ
スが均一に被凍結物に当たらず、冷熱源ガスと被凍結物
との熱交換効率を高める効果が十分でなくなる。また、
この角度cが45度を越える場合、ガスの循環運動が不
十分となり、冷熱源ガスと被凍結物との熱交換効率を高
める効果が十分でなくなる。
【0013】また、図1および図4に示すように、トン
ネル部21の両側壁内側には攪拌ファン23の搬入口2
8方向側に側部整流板32が設けられている。この側部
整流板32は、トンネル部21内のガスの搬出口36方
向の流れを遮るためのもので、合成樹脂や金属等の非通
気性材料で形成された細長板状のものであり、トンネル
部21の短手方向に突出形成されている。またこの側部
整流板32はベルトコンベア22に先端が近接するよう
に設けられている。これら複数の攪拌ファン23と側部
整流板32は、トンネル部21内のガスをトンネル部の
搬入口28から搬出口36に沿った長手方向に蛇行させ
て流すガス流蛇行調節機構48を形成している。
【0014】また上記攪拌ファン23のやや搬出口36
方向側には通気板35が設けられている。この通気板3
5は、トンネル部21内のガスの搬入口28方向の流れ
の一部を遮るためのもので、細長板状に形成されてお
り、トンネル部21の短手方向に突出形成されている。
またこの通気板35はベルトコンベア22に先端が近接
するように設けられている。また、この通気板35には
図6に示すように複数の通気孔37が設けられており、
この通気孔37を通ってガスが出入りできるようになっ
ている。またこの通気板35は合成樹脂や金属等の非通
気性材量で形成されている。
【0015】これら側部整流板32と通気板35の幅、
即ち図1に示す幅aは、10〜15cmとされている。
この幅aが10cm未満の場合、ガスの流れを遮る効果
が不十分となる。またこの幅aが15cmを越える場
合、トンネル部21内に設置できるベルトコンベア22
の幅が小さくなるため好ましくない。
【0016】また、トンネル部21の上壁21Cの内面
には、所定間隔ごとに複数の縦仕切板46が垂下形成さ
れている。この縦仕切板46は、トンネル部の長手方向
のガスの流れを遮るためのもので、合成樹脂や金属等の
非通気性材料で形成されている。
【0017】この例においては、この縦仕切板46は、
互いに対向する上記側部整流板32および通気板35と
同一面上に設けられており、その幅、即ち図2に示す幅
bは、15〜25cmとされている。この幅bが15c
m未満の場合、ガスの流れを遮る効果が不十分となる。
またこの幅bが25cmを越える場合、ベルトコンベア
22上の食品が縦仕切板46に当たるおそれがあるため
好ましくない。
【0018】また、図3および図4に示すように、隣接
する前記縦仕切板46同士の間には平板状の上部整流板
47が架設されている。この上部整流板47はトンネル
部内のガスの循環流れをより安定させるためのものであ
り、この例においては、この上部整流板47は、攪拌フ
ァン23に近接した一辺から対辺にかけて漸次下降する
ように形成されている。また、この上部整流板47とト
ンネル部21の上壁との間、および上部整流板47とト
ンネル部21の側壁との間にはガスを通り抜けさせる隙
間が設けられている。この上部整流板47は合成樹脂や
金属等の非通気性材料で形成されている。
【0019】この上部整流板47の幅、即ち図3に示す
幅dは、45〜65cmとされている。この幅dが45
cm未満の場合、ガスの循環流れを安定させる効果が不
十分となる。またこの幅dが65cmを越える場合、ト
ンネル部21の側壁と上部整流板47と隙間が小さくな
り、ガスの流れが阻害されるため好ましくない。
【0020】また、トンネル部21の側壁には、上記攪
拌ファン23に近接して、複数の低温液化ガス供給機構
43が設けられている。この低温液化ガス供給機構43
は、上記攪拌ファン23のうち搬出口36に近いものか
ら二つ以上の攪拌ファン23の近傍に設けられ、図3に
示すように、供給源(図示略)から液化窒素や液化炭酸
ガス等の低温液化ガスを供給するガス供給配管33と、
その供給量を調節する制御弁24と、低温液化ガスをト
ンネル部21内に噴射するスプレーノズル25と、トン
ネル部21内の温度を測定する温度センサー27と、こ
の温度センサー27と連動して制御弁24の開閉を制御
する温度調節計26とから構成されている。
【0021】この低温液化ガス供給機構43において
は、温度センサー27によってトンネル部21内の温度
が測定され、測定温度に応じて温度調節計26によって
制御弁24が開閉され、トンネル部21内の温度が予め
設定した範囲となるようにトンネル部21内に低温液化
ガスが導入されるようになっている。また、この設定温
度は温度調節計26によって任意に設定できるようにな
っている。
【0022】また、トンネル部21の搬入口28近傍に
は、排気機構44が設けられている。この排気機構44
は、トンネル部21内のガスを導くチューブ状の排気ダ
クト29と、排気ダクト29内に設けられて排気量を調
節するダンパー34と、排気ダクト29に設けられた排
気ファン30とから構成されている。この排気機構44
においては、排気ファン30の駆動によりトンネル部2
1内のガスが強制的に排気されるようになっている。ま
た、上記排気ファン30は周波数変換可能とされてお
り、この周波数変換によって排気ファン30の回転速度
が変化して排気量が調節されるようになっている。
【0023】この食品凍結装置20を用いた凍結食品の
製造は、以下のようにして行われる。 凍結すべき食品
を搬入口28近傍のベルトコンベア22に載せた後、ベ
ルトコンベア22を矢印(ロ)方向に駆動させて上記食
品を搬入口28からトンネル部21内に導入し、矢印
(ロ)方向へ搬送する。
【0024】ここで低温液化ガス供給機構43におい
て、図示しない供給源から供給された液化窒素や液化炭
酸ガス等の低温液化ガスが、スプレーノズル25からト
ンネル部21内に噴射される。
【0025】スプレーノズル25によってトンネル部内
に噴射された低温液化ガス40は、気化して冷熱源ガス
となりながら、図3に示すように、攪拌ファン23によ
って矢印(ホ)方向へ流れる。ここで攪拌ファン23は
やや下方に向かって傾斜しているので、上記ガスの流れ
はやや下方に向いており、ベルトコンベア22に当たっ
て水平方向に流れ方向が変わる。
【0026】このとき、ベルトコンベア22上には凍結
すべき食品が載置されているので、上記ガスはこの食品
にまんべんなく均一に当たって熱交換し、この食品を冷
却する。
【0027】水平方向に流れ方向が変わった上記ガス
は、トンネル部21の側壁21Aに達して流れ方向が変
わる。ここで、上記ガスの大部分は側部整流板32と通
気板35とに阻止されて、トンネル部21の長手方向に
は流れず、上方向および下方向に流れる。上下方向へ流
れた上記ガスのうち上方向へ流れたものは、図3に示す
ように上部整流板47と側壁21Aとの隙間を通り、ト
ンネル部21の上壁に当たって矢印(ハ)方向へ流れ
る。
【0028】ここで、トンネル部21の上壁21Cに
は、上記ガス流れ方向の両側に縦仕切板46が設けられ
ているので、上壁21Cに当たった上記ガスは縦仕切板
46に阻止されてトンネル部21の長手方向へは流れ
ず、上部整流板47の上部空間を通って矢印(ハ)方向
に流れる。このとき、上部整流板47が設けられている
ために、上記ガスの矢印(ハ)方向への流れが下方にず
れることがなく、上記ガスは効率よく流れる。
【0029】側壁21B達した上記ガスは下方向へ流れ
方向が変えられ、上部整流板47と側壁21Bとの間の
隙間を通って下方へ流れて攪拌ファン23に達し、再び
攪拌ファン23によって矢印(ホ)方向へ送られる。
【0030】一方、上記の側壁21Aに当たって下方向
へ流れた上記ガスは、ベルトコンベア22内を通って矢
印(ハ)方向へ流れ、側壁21Bに当たって上方向に流
れが変えられて攪拌ファン23に達し、再び攪拌ファン
23によって矢印(ホ)方向へ送られる。このようにし
て上記ガスはトンネル部21内の所定区画内を略8字状
に循環する。この循環運動によって、上記ガスの流速が
高まり、上記ガスとベルトコンベア上の食品との熱交換
が促進される。
【0031】ここで、トンネル部21の搬入口28近傍
に設けられた排気機構44による強制排気によってトン
ネル部21の搬入口28近傍は若干陰圧となっている。
したがって、図5に示すように、低温液化ガス供給機構
43Aのスプレーノズル25Aによってトンネル部21
内に供給された低温液化ガス40Aは上記循環運動を行
いながら、その一部は、矢印(イ)方向へ吸引され、通
気板35Aの通気孔37を通り抜けて次の段へ移動す
る。次の段に達した上記ガスは、攪拌ファン23Bによ
って上記循環運動を行い、その一部は、側壁21Aの通
気板35Bの通気孔を通過してさらに次の段に移動し、
攪拌ファン23Cによって上記循環運動を行う。
【0032】上記過程を繰り返すことで上記ガスはジグ
ザグ状に蛇行しながら搬入口28方向へ移動し、排気機
構44近傍に達した時点で排気機構44により強制的に
系外に排出される。この過程において、トンネル部21
内に側部整流板32が設けられていることによって、上
記ガスが矢印(ロ)方向へ逆流することなく効率的に蛇
行して流れる。このように、上記ガスはトンネル部21
の長手方向にジグザグ状に蛇行して流れるので、ガスの
流路が長く、流速が高く、被凍結物との熱交換が促進さ
れる。
【0033】上記のようにして、ベルトコンベア22上
の食品は上記ガスと熱交換されてトンネル部21内で凍
結する。凍結した食品は、ベルトコンベア22の駆動に
ともなって矢印(ロ)方向へさらに移動して搬出口36
に達し、搬出口36から搬出される。搬出された食品は
選別工程や計量工程などの次の工程に搬送される。ま
た、上記例において、縦仕切板46によってトンネル部
の長手方向のガスの流れが遮られるので、上記ガスが搬
入口および搬出口から逃散しにくく、低温液化ガスの利
用効率が高められている。
【0034】また、本発明は、上記実施例のみに限られ
ず、図7ないし図8のような変形例も可能である。図7
に示す通気板55は細板状であり、複数の丸穴状の通気
孔57を備えた同一形状の第一および第二の細板55
A、55Bが二枚重なり合って構成されているものであ
る。この二枚の細板55A、55Bは、どちらか一方が
トンネル部21の内壁に固定されており、他方は矢印
(へ)−(ト)方向に摺動可能で、任意の位置で固定で
きるようになっている。
【0035】このような通気板55にあっては、2枚の
細長板の相対位置によって通気孔57の開口開度が規定
される。この開口開度を調節することによって、通気板
55を通過するガスの流量をコントロールすることがで
きる。したがってトンネル部21内のガスの流れを最適
化し、被凍結物と上記ガスとの熱交換効率をより高める
ことができる。
【0036】また、図8は、図7のものにおいて、スリ
ット状の通気孔67を設けた構成とした通気板65を示
すものである。
【0037】
【実施例】次に実験例を挙げて本発明の効果を実証す
る。 (実験例1)図1に示す本実施例の食品凍結装置20を
用い、1個あたり重量80gのハンバーグ1000個の
凍結処理を行った。この食品凍結装置20の攪拌ファン
23の傾斜角度を45度とし、設定温度を−100℃と
した。またベルトコンベアの駆動速度を1.0m/分と
し、低温液化ガスとして液化窒素を使用した。
【0038】この例の食品凍結装置の排気機構44から
排出された排気の温度は、−15℃であった。
【0039】(比較例1)図9に示す従来の食品凍結装
置を用い、1個あたり重量80gのハンバーグ1000
個の凍結処理を行った。試験条件は実験例1と同様とし
た。
【0040】この例の食品凍結装置の排気機構44から
排出される排気の温度は、−50℃であった。
【0041】これらの結果から、従来の食品凍結装置を
用いた場合には、排気ガスの温度と、気化時の窒素ガス
との温度(−196℃)との差が146℃であったのに
対して、本実施例の食品凍結装置を用いて凍結処理を行
った場合には、上記温度差が181℃と大きかった。し
たがって、実施例の食品凍結装置20を用いることによ
って、供給された窒素の顕熱が、従来の装置を用いた場
合に比べ24%多く利用されたことがわかった。また、
このとき、供給された窒素の蒸発潜熱を含めた熱量は、
従来の食品凍結装置を用いた場合に対して10.3%多
く利用されていた。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本実施例に示す食品
凍結装置においては、トンネル部21の内部に、複数の
攪拌ファンと側部整流板とからなるガス流蛇行調節機構
を設けた構成としたので、冷熱源ガスが、トンネル部内
をジグザグ状に蛇行しながら長手方向に流れる。その結
果、上記ガスの流路が長く、流速が大きくなり、被凍結
物と冷熱源ガスとの熱交換効率が高くなる。したがっ
て、初期温度の高い被凍結物でも凍結処理することがで
きる。
【0043】また、上記攪拌ファンの回転軸を先端に向
かって10〜45度下方に傾斜させた構成としたので、
トンネル部内の上記ガスがベルトコンベア上の食品にま
んべんなく均一に当たり、被凍結物と上記ガスとの熱交
換効率をさらに向上させることができる。
【0044】また、前記トンネル部の内部に、通気板を
設けた構成とすることによって、上記ガスの一部が搬入
口方向へ通過でき、また上記ガスの残部がトンネル部内
の所定区画内を略8字状に循環する。上記ガスが略8字
状に循環運動することによって、上記ガスの流路を長
く、流速を大きくすることができ、被凍結物と上記ガス
との熱交換効率をさらに高めることができる。また上記
ガスの一部が搬入口方向へ通過可能なので、上記ガスの
長手方向の蛇行流れがスムースになる。
【0045】また、前記トンネル部の内部に縦仕切板を
設けることによって、トンネル部の長手方向のガスの流
れが遮られる。したがって上記ガスの略8字状循環運動
をより安定させることができる。また上記ガスが搬入口
および搬出口から逃散しにくくなり、低温液化ガスの利
用効率を向上させることができる。
【0046】また前記通気板の通気孔の開口開度を調整
可能とすることによって通気板を通過するガスの流量を
コントロールすることができる。したがってトンネル部
内のガスの流れを最適化し、被凍結物と上記ガスとの熱
交換効率をより高めることができる。
【0047】また、隣接する前記縦仕切板同士の間に、
平板状の上部整流板を設けた構成とることによって、上
記ガスの略8字状循環運動がより安定的に行われ、被凍
結物と上記ガスとの熱交換効率をより高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食品凍結装置の一実施例を示す平面図
である。
【図2】図1に示す食品凍結装置の側面図である。
【図3】図1に示す食品凍結装置のA−A’線に沿う平
面において切断した横断面図である。
【図4】図1に示す食品凍結装置の斜視図である。
【図5】図1に示す食品凍結装置を示す平面図である。
【図6】図1に示す食品凍結装置の通気板を示す図であ
る。
【図7】図1に示す食品凍結装置の通気板の変形例を示
す図である。
【図8】図1に示す食品凍結装置の通気板の変形例を示
す図である。
【図9】従来の食品凍結装置の一例を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
20・・・食品凍結装置、21・・・トンネル部、22・・・ベ
ルトコンベア、23・・・攪拌ファン、28・・・搬入口、3
2・・・側部整流板、35、55、65・・・通気板、36・・
・搬出口、37、57、67・・・通気孔、43・・・低温液
化ガス供給機構、44・・・排気機構、46・・・縦仕切板、
47・・・上部整流板、48・・・ガス流蛇行調節機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端に搬入口と搬出口とを有するトンネ
    ル部と、該トンネル部内を上記搬入口から搬出口へ延び
    る長手方向に沿って配した、被凍結物を搬送するベルト
    コンベアと、前記トンネル部内に低温液化ガスを供給す
    る低温液化ガス供給機構と、前記トンネル部の低温液化
    ガス供給機構より搬入口側に設けられ、トンネル部内の
    ガスを排出する排気機構とを備えた食品凍結装置におい
    て、 前記トンネル部の内部に、トンネル部内のガスを長手方
    向に蛇行させて流すガス流蛇行調節機構が設けられてい
    ることを特徴とする食品凍結装置。
  2. 【請求項2】 前記ガス流蛇行調節機構はトンネル部の
    長手方向を横切る短手方向にガスを流す複数の攪拌ファ
    ンと、搬出口方向へのガスの流れを遮る複数の側部整流
    板とから構成され、 前記攪拌ファンが、トンネル部の両側壁に長手方向に間
    隔をおいて、かつそれら両側間の相対位置をずらせて設
    けられ、その回転軸が先端に向かって10〜45度下方
    に傾斜して設けられ、 かつ前記側部整流板が、前記攪拌ファンの搬入口方向側
    の位置に、その先端が前記ベルトコンベアに近接して設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の食品凍結
    装置。
  3. 【請求項3】 前記トンネル部の内部に、トンネル部内
    の所定区画内にあるガスの一部を搬入口方向へ流すと共
    に、残部を該所定区画内に循環させる通気孔を有する通
    気板と、トンネル部の長手方向のガスの流れを遮る縦仕
    切板とが設けられ、 前記通気板が前記攪拌ファンの搬出口方向側に、その先
    端が前記ベルトコンベアに近接して設けられ、 かつ前記縦仕切板が、前記トンネル部の上壁の内面に垂
    下形成されていることを特徴とする請求項2記載の食品
    凍結装置。
  4. 【請求項4】 前記通気板は、通気孔の開口開度が調整
    可能とされたことを特徴とする請求項3記載の食品凍結
    装置。
  5. 【請求項5】 隣接する前記縦仕切板同士の間に、平板
    状の上部整流板が設けられ、該上部整流板と、トンネル
    部の上壁および側壁との間に、ガスを通り抜けさせる隙
    間が設けられていることを特徴とする請求項3または4
    記載の食品凍結装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN119828873A (zh) * 2024-12-25 2025-04-15 南通网仁网络科技有限公司 一种计算机主机内部散热结构

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