JPH09154672A - シートクッション構造 - Google Patents

シートクッション構造

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Publication number
JPH09154672A
JPH09154672A JP32301995A JP32301995A JPH09154672A JP H09154672 A JPH09154672 A JP H09154672A JP 32301995 A JP32301995 A JP 32301995A JP 32301995 A JP32301995 A JP 32301995A JP H09154672 A JPH09154672 A JP H09154672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
seat cushion
fiber
resin
bag
Prior art date
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Pending
Application number
JP32301995A
Other languages
English (en)
Inventor
Nami Saitou
奈巳 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Delta Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Delta Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Delta Kogyo Co Ltd filed Critical Delta Kogyo Co Ltd
Priority to JP32301995A priority Critical patent/JPH09154672A/ja
Publication of JPH09154672A publication Critical patent/JPH09154672A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 体圧を適宜分散させるとともに、温度及び湿
度を快適な範囲に保持すること。 【解決手段】 高吸水性樹脂と水を袋状部材に注入しゲ
ル化することにより形成したゲル層4を、樹脂繊維を含
むファイバークッション層6で囲繞し、空気層8aを有
する表皮層8でファイバークッション層6を被覆した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、老人あるいは身体
障害者等が使用する車椅子あるいは車両用シート等に載
置されるシートクッションの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ゲルやシリコンを用いた従来のクッショ
ンは、クッション材料がプラスチックフィルムと布で被
覆されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ゲルは体圧を分散させ
る効果はあるが、クッション材料をプラスチックフィル
ム等で被覆した構造のものは通気性が極めて悪く、ま
た、シリコンには通気性がないことから、ユーザの臀部
が蒸れやすいという問題があった。また、従来は温度を
下げることにより快適性が向上するとの見地に基づいて
いたので、従来のクッションは体温を奪う傾向があり、
長時間座っていると寒く感じるという問題があった。
【0004】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑み、湿度を下げることにより快適性が向上する
ことに着目してなされたものであり、体圧を適宜分散さ
せるとともに、温度及び湿度を快適な範囲に保持するこ
とのできるシートクッション構造を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、シートク
ッションを、高吸水性樹脂と水を袋状部材に注入しゲル
化することにより形成したゲル層と、該ゲル層を囲繞し
樹脂繊維を含むファイバークッション層と、該ファイバ
ークッション層を被覆し空気層を有する表皮層との三層
構造としたことを特徴とする。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、上記袋状
部材を樹脂フィルムをウェルダー加工して形成したこと
を特徴とする。
【0007】さらに、請求項3に記載の発明は、上記樹
脂繊維をポリエステル繊維としたことを特徴とする。
【0008】また、請求項4に記載の発明は、上記表皮
層をポリエステルをメッシュ編みして形成したことを特
徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明にか
かるシートクッションを示しており、(a)および
(b)は円形シートクッション2A,2Bを、(c)は
矩形シートクッション2Cをそれぞれ示している。しか
しながら、本発明にかかるシートクッションは円形ある
いは矩形等の形状に限定されるものではなく、様々な形
状のシートクッションに適用することができる。
【0010】図2および図3に示されるように、シート
クッション2A,2B,2Cはいずれも三層構造をなし
ており、内部ゲル層4と、この内部ゲル層4を囲繞する
ように形成されたファイバークッション層6と、このフ
ァイバークッション層6を被覆するように形成された表
皮層8とを有している。
【0011】内部ゲル層4は、PVC(ポリビニルクロ
ライド;塩化ポリビニール)フィルム等の樹脂フィルム
を袋状にウェルダー(溶着)加工し、その中に例えばア
クリル系樹脂等の高吸水性樹脂と水を注入してゲル化さ
せることにより形成される。この内部ゲル層4は、使用
中ユーザの臀部に沿った形状に変形し体圧を分散させ
る。
【0012】また、ファイバークッション層6は、通気
性がよく柔らかい例えばポリエステル繊維等の樹脂繊維
を含む層で、使用中臀部の蒸れを防止する。
【0013】さらに、表皮層8は、図4に示されるよう
に、例えばポリエステル等の合成樹脂をメッシュ編みし
たもので、内部に空気層8aが形成されている。このよ
うに空気を多く含んだ層8aを内部に形成することによ
り、表皮層8は、使用中温度と湿度を快適な範囲に保持
する。
【0014】
【実施例】表1は、本発明にかかるシートクッションと
他のシートクッションの温度および湿度変化特性を示し
ている。
【表1】
【0015】表1において、1Tおよび1Hは、シリコ
ンを用いた市販品のシートクッションの温度および湿度
変化特性を示し、2Tおよび2Hは、空気層8aを有す
る表皮層8で内部ゲル層4を被覆することにより得られ
るシートクッションの温度および湿度変化特性を示し、
3Tおよび3Hは、内部ゲル層4を革製表皮層で被覆し
たシートクッションの温度および湿度変化特性を示し、
4Tおよび4Hは、本発明にかかる三層構造のシートク
ッションの温度および湿度変化特性をそれぞれ示してい
る。表1に示される本発明のシートクッションは、高吸
水性樹脂に水を添加し、その粘度を77400mPa・
Sとした後、PVCフィルムの袋に注入しゲル化するこ
とにより形成した厚さ15mmの内部ゲル層4と、密度
0.02g/cm3のポリエステル繊維を厚さ25mmに
形成したファイバークッション層6と、ポリエステルを
メッシュ編みし厚さ2.5mmに形成した表皮層8とを
有する構造とした。
【0016】表1からわかるように、シリコンを用いた
市販品の場合、着座後ユーザの体温までなかなか上昇し
ないのでユーザは寒く感じるばかりでなく、湿度変化が
極めて少ないことで臀部が蒸れやすい。また、2Tおよ
び2Hで示されるシートクッションは、10分程度着座
していると湿度はほぼ快適な範囲となるが、温度に関し
ては市販品のシートクッションと同様、ユーザの体温ま
で上昇するのに時間がかかった。さらに3Tおよび3H
で示されるシートクッションは、1T,1Hあるいは2
T,2Hのシートクッションより早く体温に近づくが、
湿度変化が少なく蒸れやすいことを示すものであった。
一方、本発明にかかるシートクッションは、着座後急激
に温度上昇し約10分程度で体温とほぼ同じ温度となる
ばかりでなく、着座後湿度も急激に減少し約5分程度で
ほぼ所望の湿度範囲になることが認められた。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。本
発明のうちで請求項1に記載の発明によれば、高吸水性
樹脂と水を袋状部材に注入しゲル化することにより形成
したゲル層を、樹脂繊維を含むファイバークッション層
で囲繞し、さらに空気層を有する表皮層で被覆した三層
構造としたので、ユーザの体圧をゲル層で分散するとと
もに、ファイバークッション層で通気性を良くし、か
つ、表皮層に含まれる空気層で温度および湿度を一定に
保持する効果がある。
【0018】また、請求項2に記載の発明によれば、ゲ
ル層の袋状部材を樹脂フィルムをウェルダー加工して形
成したので、袋状部材を任意の形状に容易に形成でき
る。
【0019】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
ファイバークッション層に含まれる樹脂繊維をポリエス
テル繊維としたので、通気性と保温性がよい。
【0020】また、請求項4に記載の発明によれば、ポ
リエステルをメッシュ編みすることにより表皮層を形成
したので、空気を多く含んだ層が表皮層の内部に形成さ
れ、温度および湿度を一定に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるシートクッションの斜視図で
あり、(a)および(b)は円形シートクッションを、
(c)は矩形シートクッションをそれぞれ示している。
【図2】 図1(b)の線II−IIに沿った断面図であ
る。
【図3】 図1(c)の線III−IIIに沿った断面図であ
る。
【図4】 図2および図3に示される表皮層の部分拡大
断面図である。
【符号の説明】
2A,2B,2C シートクッション 4 ゲル層 6 ファイバークッション層 8 表皮層 8a 空気層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高吸水性樹脂と水を袋状部材に注入しゲ
    ル化することにより形成したゲル層と、該ゲル層を囲繞
    し樹脂繊維を含むファイバークッション層と、該ファイ
    バークッション層を被覆し空気層を有する表皮層とから
    なるシートクッション構造。
  2. 【請求項2】 上記袋状部材が樹脂フィルムをウェルダ
    ー加工したものである請求項1に記載のシートクッショ
    ン構造。
  3. 【請求項3】 上記樹脂繊維がポリエステル繊維である
    請求項1に記載のシートクッション構造。
  4. 【請求項4】 上記表皮層がポリエステルをメッシュ編
    みしたものである請求項1に記載のシートクッション構
    造。
JP32301995A 1995-12-12 1995-12-12 シートクッション構造 Pending JPH09154672A (ja)

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JP32301995A JPH09154672A (ja) 1995-12-12 1995-12-12 シートクッション構造

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JPH09154672A true JPH09154672A (ja) 1997-06-17

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JP (1) JPH09154672A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005237634A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Achilles Corp クッション
JP2010273980A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Itoki Corp 椅子の座又は背もたれ
JP2021143020A (ja) * 2017-01-27 2021-09-24 三井化学株式会社 液体またはゲル状物質用包装体

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JP2010273980A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Itoki Corp 椅子の座又は背もたれ
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