JPH09156385A - 燃料タンクの製造方法 - Google Patents

燃料タンクの製造方法

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JPH09156385A
JPH09156385A JP7323161A JP32316195A JPH09156385A JP H09156385 A JPH09156385 A JP H09156385A JP 7323161 A JP7323161 A JP 7323161A JP 32316195 A JP32316195 A JP 32316195A JP H09156385 A JPH09156385 A JP H09156385A
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JP
Japan
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coating
welding
seam
fuel tank
peripheral
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JP7323161A
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English (en)
Inventor
Yorozu Hatanaka
万 畑中
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一対の金属シェルの周縁部同士をシーム溶接
した後、全体に防錆用塗料を塗布すると塗装工程に大規
模な製造設備が必要で設備費が高くなるので、塗装設備
を簡略化すること。 【解決手段】 燃料タンク1の一対のターンシートの金
属シェル2の周縁部3同士を重ね、上下からシームロー
ラ6で挾持してシームローラ6と周縁部3を相対移動さ
せて、周縁部3をその長さ方向に順にシーム溶接する。
この溶接の直後に周縁部3の被溶接部分4に防錆用塗料
11を順に塗布していく。溶接直後の被溶接部分4に塗
布された塗料11は、被溶接部分4の溶接時の予熱で加
熱され、溶剤型塗料では乾燥して塗膜を形成し、粉体塗
料では溶融して塗膜を形成する。このように、シーム溶
接と、塗料塗布及び塗膜形成が同時進行的に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の金属シェル
の周縁部同士をシーム溶接した燃料タンクの製造方法に
係り、特に防錆性能が低下するシーム溶接部のみを塗装
するようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の燃料タンクは、通常一対の鋼板
製金属シェルの周縁部同士を溶接して構成されるが、こ
の燃料タンクは路面近くに設置される関係で高い強度、
剛性と共に高い防錆性能が要求される。このため燃料タ
ンクは溶接工程の後に塗装工程に送られ、そこで燃料タ
ンク全体に防錆用塗料が塗布される。
【0003】溶接工程は、詳しくは一対の金属シェルの
周縁部同士を例えばシーム溶接法で溶接するもので、こ
のシーム溶接は、一対の金属シェルの周縁部同士を重ね
て上下から一対のシームローラで挾み、シームローラ間
に溶接電流を流しながらシームローラを周縁部の長さ方
向に相対移動させることで行われる。
【0004】また一対の金属シェルを溶接して一体化し
た燃料タンクの塗装工程は、洗浄乾燥工程、塗布工程及
び乾燥焼付け工程に分かれて次のように行われる。まず
燃料タンクの燃料出入口等の各種開口部をマスキング処
理してタンク内部に水や塗料が入らないようにする。次
に燃料タンクをコンベアに吊り下げる等して洗浄室に搬
入し、燃料タンクの表面全体をシャワー洗浄法等で水洗
浄する。次に洗浄された燃料タンクを乾燥室に送って乾
燥させ、その後燃料タンクを塗料塗布室に送って表面全
体に塗料を塗布する。この場合の塗布法は、シャワーコ
ート法やジャイロマット塗布法等で行われ、塗料塗布室
内で燃料タンクを上下に反転させる等してタンク表面全
体に塗料が均一塗布される。次に、燃料タンクが乾燥炉
に送られて、ここで加熱乾燥されて表面に塗布された塗
料の焼付け乾燥が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような燃料タン
クの製造は、塗装工程での製造設備に大規模で高価なも
のが必要とされる。即ち、燃料タンクが順次に送り込ま
れる洗浄室、乾燥室、塗料塗布室及び乾燥炉は、各々
が、燃料タンクとこれを支持して搬送するコンベアを収
容可能な大きさでなければならず、更には、加熱装置や
塗料塗布装置等も装備するため大掛りなものとなって、
燃料タンク塗装工程全体の設備が大型化し、広い設置ス
ペースも必要で設備費が高く付いていた。
【0006】また、燃料タンクの表面全体を塗装するた
めに、燃料タンクの複数の開口部をマスキング処理する
必要があるが、このマスキング作業が工数的に多くて面
倒であり、塗装後はマスキング材を除去する作業も必要
であるから、結果的に塗装工程での製造コストが高いも
のになっている。更に、燃料タンクの燃料出入口等の開
口部を注意深くマスキングしても、燃料タンク全体に洗
浄水や塗料を吹き付ける等すると、マスキングされた開
口部からタンク内に若干の水や塗料が侵入する可能性が
あって、タンク内の水等の有無点検作業、タンク内の清
掃作業が必要であり、これら作業がマスキング作業と共
に塗装工程の作業性を悪くしていた。
【0007】以上の塗装工程における問題は、錆難いタ
ーンシート鋼板製の金属シェルで構成した燃料タンクに
おいては幾分低減される。このターンシート鋼板製燃料
タンクは、例えば特開昭57−121930公報等に開
示されているもので、すず鉛合金がメッキされた鋼板或
いは鋼帯のターンシートで一対の金属シェルを形成し、
この一対の金属シェルの周縁部同士をシーム溶接したも
のである。この燃料タンクは、金属シェルが錆難いター
ンシート材であるので、タンク表面全体に防錆用塗料を
塗布せずとも防錆対策が可能であり、上記の塗装工程の
設備の小規模化が可能となる。
【0008】しかし、ターンシートの金属シェルの周縁
部をシーム溶接すると、この溶接された部分のすず鉛合
金のメッキ層が破壊されて鉄地金が露出し、錆易くなる
という課題がある。そのため、ターンシートの金属シェ
ルの周縁部をシーム溶接した後、少なくとも金属シェル
の周縁部に防錆用塗料を塗布して焼付け乾燥する必要が
生じ、通常鋼板製燃料タンクの課題を根本的に解決する
までには至っていないのが実情である。
【0009】本発明は、ターンシート製燃料タンクの塗
装工程での課題に鑑みてなされたもので、その目的とす
るところは、防錆用塗料の塗装工程を簡略化し、製造設
備を小規模化する燃料タンクの製造方法を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的を達成
する技術的手段は、一対の金属シェルの周縁部を重ねて
シームローラで周縁部の長さ方向にシーム溶接すると共
に、各周縁部の溶接による予熱が残存している被溶接部
分に防錆用塗料を塗布して、塗布された塗料を周縁部の
予熱を利用して塗膜に形成することである。ここで塗料
の種類としては、例えば水性塗料や油性塗料等のいわゆ
る溶剤型塗料の他に、非溶剤型塗料、例えば粉末状のポ
リエチレン、ナイロン、フッ素樹脂など溶剤を含まない
粉体塗料も使用可能である。
【0011】ここで、一対の金属シェルは、鋼板にすず
鉛メッキしたターンシート製品等が使用される。この一
対の金属シェルの周縁部を重ね、重ねられた各周縁部を
上下から一対のシームローラで挾持させ、シームローラ
を周縁部の長さ方向に相対移動させながら各周縁部を順
にシーム溶接していく。このシーム溶接の動作と並行さ
せて金属シェル周縁部の溶接されて高温の予熱が残存し
ている被溶接部分に順次に防錆用塗料を塗布していく。
このように溶接予熱の残る金属シェル周縁部の被溶接部
分に塗布された塗料は、溶剤型塗料の場合は溶接予熱に
て即時に乾燥し、被溶接部分に焼き付けられ塗膜を形成
する。また粉体塗料の場合は溶接予熱にて粉体が溶融し
て塗膜を形成する。
【0012】従って、一対の金属シェルの周縁部は、そ
の長さ方向に順にシーム溶接され、この溶接直後から順
次塗料が部分塗布されて焼付け乾燥ないし加熱溶融にて
塗膜が形成されることになって、金属シェルの溶接工程
と塗装工程が同時進行的に実施される。この場合の塗装
工程における塗装設備は、金属シェルの周縁部に塗料を
部分塗布ないし散布するだけの比較的小規模なもので十
分である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明方法の実施装置例を
図1及び図2(A)〜(C)を参照して説明する。図1
に、燃料タンク1のシーム溶接装置5と塗装装置7を水
平な固定台9上に接近させて併設させた製造設備が示さ
れる。固定台9上のシーム溶接装置5と塗装装置7の双
方に接近させて回転式の作業台10が設置され、作業台
10上に燃料タンク1が脱着可能に位置決め搭載され
る。
【0014】燃料タンク1は、図2に示すような、上下
一対の金属シェル2、2で構成され、一対の金属シェル
2、2の周縁部3、3が重ねられてシーム溶接される。
シーム溶接装置5は、上下一対のシームローラ6、6を
備え、作業台10上の燃料タンク1の各金属シェル2、
2の重ねられた周縁部3、3を上下からシームローラ
6、6で挾持させてシーム溶接を行う。塗装装置7は、
シームローラ6、6の側方近傍に設置された塗布手段8
を備える。塗布手段8は、溶剤型塗料にあってはスプレ
ーノズルや刷毛等を使用し、粉体塗料にあっては静電吸
着などを利用して、各金属シェル2、2の重ねられた周
縁部3、3に防錆用塗料11を塗布していく。
【0015】各金属シェル2、2の重ねられた周縁部
3、3のシーム溶接と塗料塗布は、図2(A)〜(C)
に示される要領で同時進行的に、次のように行われる。
作業台10を旋回フリーの状態にし、燃料タンク1の上
下の金属シェル2、2の重ねられた周縁部3、3をシー
ム溶接装置5の上下の回転駆動されるシームローラ6、
6の間に挟み、シームローラ6、6の回転により周縁部
3、3を溶接ポジションPaから塗装装置7の塗布手段
8の在る塗布ポジションPbに順に送り込む。溶接ポジ
ションPaと塗布ポジションPbは同一高さの接近した
固定ポジションである。
【0016】各金属シェル2、2の周縁部3、3の一部
が溶接ポジションPaに移動してくると、図2(A)に
示すように、周縁部3、3が一対のシームローラ6、6
で押圧されて挾持され、シームローラ6、6間に流れる
溶接電流でシーム溶接される。このとき、ターンシート
の周縁部3、3のシーム溶接された被溶接部分4の表面
のすず鉛合金のメッキ層が破壊される。
【0017】溶接ポジションPaでシーム溶接された周
縁部3、3の被溶接部分4が塗布ポジションPbに移動
すると、図2(B)に示すように、塗布ポジションPb
に設置された塗装装置7の塗布手段8で塗料11が被溶
接部分4に塗布される。塗布ポジションPbは、溶接ポ
ジションPaでシーム溶接された周縁部3、3の被溶接
部分4での溶接予熱が十分に残存しているポジションで
あるから、塗布ポジションPbで周縁部3、3に塗布さ
れる塗料11は、溶剤型塗料の場合では周縁部3、3の
溶接予熱で加熱乾燥されて塗膜を形成する。また粉体塗
料の場合は溶接予熱にて溶融して塗膜を形成する。な
お、使用する塗料は高温でも安全な水性塗料又は粉体塗
料が望ましく、例えばエポキシ樹脂系塗料が適当であ
る。
【0018】また、塗布ポジションPbで周縁部3、3
に塗布される塗料11の塗布範囲は、図2(B)に示し
たように、周縁部3、3の被溶接部分4の表面から周縁
部3、3の端面の断面コ字状の範囲で行えばよい。即
ち、周縁部3、3の被溶接部分4の表面はメッキ層が破
壊されて最も錆易い部分であるから、この部分での塗装
は必須である。さらに、周縁部3、3の端面も、被溶接
部分4ほどでは無いが錆易い部分である。従って、周縁
部3、3の被溶接部分4の近傍と端面の近傍に塗布手段
8を配置して、溶接された周縁部3、3の上下面と同時
に端面も塗料11を塗布することが望ましい。尚、燃料
タンク1の具体的使用条件によっては、被溶接部分4だ
けに塗料11を塗布する場合も有り得る。
【0019】塗布ポジションPbでの塗料11の塗布
は、シーム溶接と同様に周縁部3、3の移動に伴って連
続的に続行される。塗布ポジションPbで周縁部3、3
に塗布された塗料11は、周縁部3、3の溶接予熱で塗
布直後から加熱され乾燥し始める(溶剤型塗料の場
合)。周縁部3、3に塗布された塗料11は塗布ポジシ
ョンPbから離れるに従って乾燥が進行し、最終的に図
2(C)に示すように塗料11が周縁部3、3に焼き付
けられ塗膜を形成する。塗料11の焼付け乾燥を、周縁
部3、3の溶接予熱を利用して行うことで、焼付け専用
の乾燥炉が不要となる。なお、粉体塗料の場合は溶接予
熱による溶融にて塗膜を形成するので、同様に専用の加
熱装置が不要となる。
【0020】作業台10上で燃料タンク1が1回転する
と、周縁部3、3の全長に亘ってシーム溶接、塗料塗布
及び焼付け乾燥が完了する。このようなシーム溶接と塗
装に要する製造設備は、従来のシーム溶接の設備の範囲
内に収まる小規模なものとすることが可能で、新たな設
置スペースは必要としない。また、燃料タンク1の周縁
部3、3だけにシーム溶接と塗料塗布を行う結果、燃料
タンク1の開口部からタンク内に洗浄水や塗料が侵入す
る可能性が無いので、マスキング処理の必要性も無い。
【0021】尚、上記製造におけるシーム溶接時に、周
縁部3、3の被溶接部分4の表面にシームローラ6、6
からの油分が転着することがあるので、このような油分
を除去する目的で、溶接ポジションPaと塗布ポジショ
ンPbの間に部分洗浄ポジションを設置してもよい。
【0022】また、上記製造方法では、燃料タンク1を
回転させてその周縁部3、3を溶接ポジションPaから
塗布ポジションPbに送り込んで、順次に連続してシー
ム溶接と塗料塗布を行うようにしたが、固定された周縁
部3、3に対してシームローラ6、6と塗布手段8を移
動させてシーム溶接と塗料塗布を連続して行うようにし
てもよいことは勿論である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、燃料タンク周縁部のシ
ーム溶接と塗料塗布が同時進行的に行われ、シーム溶接
された部分の溶接予熱で溶剤型塗布塗料の乾燥焼き付け
ないし粉体塗料の溶融が同時進行的に行われるので、シ
ーム溶接と塗料塗布の製造設備が洗浄室や塗布室、乾燥
炉の不要な小規模で、設置スペースの小さい小型化され
たものとなり、製造設備費の大幅な削減が可能となる。
また、燃料タンクの金属シェルの周縁部だけを選択的に
塗装するので、塗装前に燃料タンクの燃料出入口等の開
口部をマスキングしておく必要が無くなり、また、タン
ク内に洗浄水や塗料が入るおそれがないのでタンク内の
点検や掃除の手間が省ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の実施に直接使用する装置の実施形
態を示す斜視図である。
【図2】図1装置で製造される燃料タンクの各製造工程
での部分断面図で、(A)はシーム溶接時、(B)は塗
料塗布時、(C)は塗布塗料の焼付け乾燥後の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 燃料タンク 2 金属シェル 3 周縁部 4 被溶接部分 5 シーム溶接装置 6 シームローラ 7 塗布装置 8 塗布手段 11 防錆用塗料

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の金属シェルの周縁部を重ねてシー
    ムローラで周縁部の長さ方向にシーム溶接すると共に、
    各周縁部の溶接による予熱が残存している被溶接部分表
    面に防錆用塗料を塗布して、塗布された塗料を周縁部の
    予熱を利用して塗膜に形成することを特徴とする燃料タ
    ンクの製造方法。
JP7323161A 1995-12-12 1995-12-12 燃料タンクの製造方法 Withdrawn JPH09156385A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002242779A (ja) * 2000-12-04 2002-08-28 Futaba Industrial Co Ltd フューエルインレットの製造方法
KR100791758B1 (ko) * 2007-06-11 2008-01-04 김용석 중장비용 탱크 제조방법
US20170210222A1 (en) * 2016-01-21 2017-07-27 Ford Global Technologies, Llc Methods and systems for a fuel system
CN119839494A (zh) * 2025-03-24 2025-04-18 庆云柏赫电力器材有限公司 一种具有定边功能的低压开关柜用的边缝焊接装置

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Effective date: 20030304