JPH09156592A - 船外機のエンジンカバー取り付け構造 - Google Patents
船外機のエンジンカバー取り付け構造Info
- Publication number
- JPH09156592A JPH09156592A JP7315076A JP31507695A JPH09156592A JP H09156592 A JPH09156592 A JP H09156592A JP 7315076 A JP7315076 A JP 7315076A JP 31507695 A JP31507695 A JP 31507695A JP H09156592 A JPH09156592 A JP H09156592A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- engine
- boss
- upper cover
- outboard motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 船外機のエンジンカバー取り付け構造におい
て、簡単な構成でアッパカバーの取り付けを容易に行え
るようにし、かつ、高いシール性を確保でき、しかもロ
アカバーに対するアッパカバーの高さの調整を容易に行
えるようにして、さらにエンジンカバーの外観を向上さ
せる。 【解決手段】 船外機2において、エンジン6の上部の
マグネトカバー44にアッパカバー取り付け用のボス8
4を突設すると共に、アッパカバー66の上壁66bに
おけるボス84に相対する箇所にボス挿通孔86を設
け、ボス挿通孔86からボス84を上方に臨出させると
共にボス84の臨出した部分にナット部材88を螺着す
ることにより、アッパカバー66をロアカバー64に締
着する。
て、簡単な構成でアッパカバーの取り付けを容易に行え
るようにし、かつ、高いシール性を確保でき、しかもロ
アカバーに対するアッパカバーの高さの調整を容易に行
えるようにして、さらにエンジンカバーの外観を向上さ
せる。 【解決手段】 船外機2において、エンジン6の上部の
マグネトカバー44にアッパカバー取り付け用のボス8
4を突設すると共に、アッパカバー66の上壁66bに
おけるボス84に相対する箇所にボス挿通孔86を設
け、ボス挿通孔86からボス84を上方に臨出させると
共にボス84の臨出した部分にナット部材88を螺着す
ることにより、アッパカバー66をロアカバー64に締
着する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船外機のエンジン
カバー取り付け構造に関する。
カバー取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、船外機においては、上部に設け
られたエンジンをエンジンカバーで覆うようにしてお
り、該エンジンカバーは、エンジンカバー下側部分を構
成するロアカバーと、下方に開放した形状を呈し、か
つ、前記ロアカバーの上端縁に下端縁が載置されるアッ
パカバーとから主になる。
られたエンジンをエンジンカバーで覆うようにしてお
り、該エンジンカバーは、エンジンカバー下側部分を構
成するロアカバーと、下方に開放した形状を呈し、か
つ、前記ロアカバーの上端縁に下端縁が載置されるアッ
パカバーとから主になる。
【0003】図6に従来の船外機におけるエンジンカバ
ー取り付け構造を示す。図6に示すように、ロアカバー
aの上端縁には、外方に突出した鍔部bと、この鍔部b
の上面に突設された突起部cとが一体形成されており、
この突起部cには、シール条dが上方から嵌め込まれ
る。また、ロアカバーaの周壁には、外部に操作部e1
を備えた操作軸eが回動自在に支持されており、この操
作軸eの内側端部には、先端が内側に屈曲したフックf
が締着されている。
ー取り付け構造を示す。図6に示すように、ロアカバー
aの上端縁には、外方に突出した鍔部bと、この鍔部b
の上面に突設された突起部cとが一体形成されており、
この突起部cには、シール条dが上方から嵌め込まれ
る。また、ロアカバーaの周壁には、外部に操作部e1
を備えた操作軸eが回動自在に支持されており、この操
作軸eの内側端部には、先端が内側に屈曲したフックf
が締着されている。
【0004】一方、アッパカバーgの下端縁には、外方
に一段凹んだ段部g1が形成されていて、段部g1は、
アッパカバーgの取り付け状態において前記シール条d
の外側に嵌まり、かつ、その下面がシール条dに上方か
ら密着する。また、アッパカバーgの周壁内面には、リ
ベットkによりブラケットmが取り付けられている。こ
のブラケットmには、上下方向の位置が調整可能なプレ
ートhがボルトiによって締着されており、このプレー
トhの下端部には、前記フックfが掛脱する掛合部jが
内方に向けて突設される。
に一段凹んだ段部g1が形成されていて、段部g1は、
アッパカバーgの取り付け状態において前記シール条d
の外側に嵌まり、かつ、その下面がシール条dに上方か
ら密着する。また、アッパカバーgの周壁内面には、リ
ベットkによりブラケットmが取り付けられている。こ
のブラケットmには、上下方向の位置が調整可能なプレ
ートhがボルトiによって締着されており、このプレー
トhの下端部には、前記フックfが掛脱する掛合部jが
内方に向けて突設される。
【0005】このように構成された従来のエンジンカバ
ー取り付け構造によれば、使用者は、ロアカバーaのシ
ール条dにアッパカバーgの段部g1を載せた後、操作
部e1を摘まんで操作軸eを回動させることにより、フ
ックfをアッパカバーg側の掛合部jに引っ掛けてロア
カバーaをアッパカバーgに締着する。また、使用者
は、ボルトiを緩めて前記プレートhの高さを調整する
ことによって、掛合部jに対するフックfの掛かり代を
調整することができる。
ー取り付け構造によれば、使用者は、ロアカバーaのシ
ール条dにアッパカバーgの段部g1を載せた後、操作
部e1を摘まんで操作軸eを回動させることにより、フ
ックfをアッパカバーg側の掛合部jに引っ掛けてロア
カバーaをアッパカバーgに締着する。また、使用者
は、ボルトiを緩めて前記プレートhの高さを調整する
ことによって、掛合部jに対するフックfの掛かり代を
調整することができる。
【0006】そして、従来は、前記フックfと掛合部j
による掛合手段を、例えばエンジンカバーの前側一箇
所、後側二箇所の計三箇所に設けることにより、ロアカ
バーaにアッパカバーgを締着すると同時にその締着力
がなるべくシール条dに周方向において均一に加わるよ
うにし、エンジンカバーの合わせ部におけるシール性を
確保している。
による掛合手段を、例えばエンジンカバーの前側一箇
所、後側二箇所の計三箇所に設けることにより、ロアカ
バーaにアッパカバーgを締着すると同時にその締着力
がなるべくシール条dに周方向において均一に加わるよ
うにし、エンジンカバーの合わせ部におけるシール性を
確保している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のエンジンカバー取り付け構造においては、上記のご
とくフックf等からなる掛合手段を複数箇所に設ける必
要があり、しかもこの掛合手段はフックf、操作部e
1、操作軸e、プレートh等の多数の部品で構成される
ことから、部品点数が多く構造が複雑であった。
来のエンジンカバー取り付け構造においては、上記のご
とくフックf等からなる掛合手段を複数箇所に設ける必
要があり、しかもこの掛合手段はフックf、操作部e
1、操作軸e、プレートh等の多数の部品で構成される
ことから、部品点数が多く構造が複雑であった。
【0008】また、複数の操作部e1を個別に操作する
必要があるため、アッパカバーgの取り付けが面倒であ
ると共に、特に、船体から離れたエンジンカバーの後側
のフックfは操作しずらいという問題点もある。さら
に、このような理由により、船体側から近いフックfと
遠いフックfとでは締着力に差が生じ、そのためシール
条dに均一に締着力が作用せず、シール性が十分に確保
されない恐れもある。
必要があるため、アッパカバーgの取り付けが面倒であ
ると共に、特に、船体から離れたエンジンカバーの後側
のフックfは操作しずらいという問題点もある。さら
に、このような理由により、船体側から近いフックfと
遠いフックfとでは締着力に差が生じ、そのためシール
条dに均一に締着力が作用せず、シール性が十分に確保
されない恐れもある。
【0009】また、フックfの掛かり代を調整するとき
は、アッパカバーgを取り外さないとアッパカバーg内
のボルトiを調節することができないため、調整の作業
が面倒であった。また、エンジンカバーより突出した操
作部e1は、エンジンカバーの外観上あまり好ましいも
のではない。
は、アッパカバーgを取り外さないとアッパカバーg内
のボルトiを調節することができないため、調整の作業
が面倒であった。また、エンジンカバーより突出した操
作部e1は、エンジンカバーの外観上あまり好ましいも
のではない。
【0010】本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、簡単な構成でアッパカバーの取り付
けを容易に行えるようにし、かつ、エンジンカバーの合
わせ部における高いシール性を確保でき、しかもロアカ
バーに対するアッパカバーの高さの調整を容易に行え
て、さらにエンジンカバーの外観を向上させた船外機の
エンジンカバー取り付け構造を提供することを目的とす
る。
れたものであって、簡単な構成でアッパカバーの取り付
けを容易に行えるようにし、かつ、エンジンカバーの合
わせ部における高いシール性を確保でき、しかもロアカ
バーに対するアッパカバーの高さの調整を容易に行え
て、さらにエンジンカバーの外観を向上させた船外機の
エンジンカバー取り付け構造を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、次のような構成を有する。すなわち、請求
項1の発明は、エンジンを内包するエンジンカバーを備
えた船外機であって、該エンジンカバーは、エンジンカ
バー下側部分を構成するロアカバーと、下方に開放した
形状を呈し、かつ、前記ロアカバーの上端縁に下端縁が
載置されるアッパカバーとから主になるものにおいて、
前記エンジンの上部にアッパカバー取り付け用のボスを
突設すると共に、前記アッパカバーの上壁における前記
ボスに相対する箇所にボス挿通孔を設け、該ボス挿通孔
から前記ボスを上方に臨出させると共に該ボスの臨出し
た部分にナット部材を螺着することにより、前記アッパ
カバーをロアカバーに締着したことを特徴とする船外機
のエンジンカバー取り付け構造である。
成するため、次のような構成を有する。すなわち、請求
項1の発明は、エンジンを内包するエンジンカバーを備
えた船外機であって、該エンジンカバーは、エンジンカ
バー下側部分を構成するロアカバーと、下方に開放した
形状を呈し、かつ、前記ロアカバーの上端縁に下端縁が
載置されるアッパカバーとから主になるものにおいて、
前記エンジンの上部にアッパカバー取り付け用のボスを
突設すると共に、前記アッパカバーの上壁における前記
ボスに相対する箇所にボス挿通孔を設け、該ボス挿通孔
から前記ボスを上方に臨出させると共に該ボスの臨出し
た部分にナット部材を螺着することにより、前記アッパ
カバーをロアカバーに締着したことを特徴とする船外機
のエンジンカバー取り付け構造である。
【0012】請求項2の発明は、上部にオイル注入口を
備えるオイルタンクを前記エンジンカバー内に内蔵した
船外機であって、前記オイル注入口を前記アッパカバー
の上壁から上方に臨出させると共に、該臨出したオイル
注入口の周囲の空間を上方から覆うオイルタンクリッド
を前記アッパカバーに取り付けたものにおいて、該オイ
ルタンクリッドの内側空間に前記ボスを臨出させたこと
を特徴とする請求項1記載の船外機のエンジンカバー取
り付け構造である。
備えるオイルタンクを前記エンジンカバー内に内蔵した
船外機であって、前記オイル注入口を前記アッパカバー
の上壁から上方に臨出させると共に、該臨出したオイル
注入口の周囲の空間を上方から覆うオイルタンクリッド
を前記アッパカバーに取り付けたものにおいて、該オイ
ルタンクリッドの内側空間に前記ボスを臨出させたこと
を特徴とする請求項1記載の船外機のエンジンカバー取
り付け構造である。
【0013】請求項3の発明は、前記ロアカバーの上端
縁と前記アッパカバーの下端縁との間にシール条を略全
周に亙って介在させた船外機において、前記ロアカバー
の上端縁に対する前記アッパカバーの下端縁の高さを前
記エンジンカバーの外部より調整可能な調整手段を前記
エンジンカバーに設けたことを特徴とする請求項1また
は2記載の船外機のエンジンカバー取り付け構造であ
る。
縁と前記アッパカバーの下端縁との間にシール条を略全
周に亙って介在させた船外機において、前記ロアカバー
の上端縁に対する前記アッパカバーの下端縁の高さを前
記エンジンカバーの外部より調整可能な調整手段を前記
エンジンカバーに設けたことを特徴とする請求項1また
は2記載の船外機のエンジンカバー取り付け構造であ
る。
【0014】請求項1の発明によれば、エンジンの上部
に設けたボスにナット部材を螺着することにより、アッ
パカバーをロアカバーに締着するようにしたので、エン
ジンカバーの取り付けに要する部品の種類および個数を
削減することができる。また、アッパカバーの上部にて
ナット部材の締め付けを行うため、アッパカバーの取り
付けを容易に行うことができる。さらに、アッパカバー
の締め付けがエンジンの上部で容易に行えることから、
前記ロアカバーの上端縁に対するアッパカバーの下端縁
の締着力が周方向において均一に作用するようになる。
したがって、エンジンカバーの合わせ部におけるシール
性を向上させることができる。
に設けたボスにナット部材を螺着することにより、アッ
パカバーをロアカバーに締着するようにしたので、エン
ジンカバーの取り付けに要する部品の種類および個数を
削減することができる。また、アッパカバーの上部にて
ナット部材の締め付けを行うため、アッパカバーの取り
付けを容易に行うことができる。さらに、アッパカバー
の締め付けがエンジンの上部で容易に行えることから、
前記ロアカバーの上端縁に対するアッパカバーの下端縁
の締着力が周方向において均一に作用するようになる。
したがって、エンジンカバーの合わせ部におけるシール
性を向上させることができる。
【0015】請求項2の発明によれば、前記ボスを前記
オイルタンクリッドの内側空間に臨出させるようにした
ので、ボスがエンジンカバーの外観に影響を与えること
がなく、エンジンカバーの見栄えも良くなる。
オイルタンクリッドの内側空間に臨出させるようにした
ので、ボスがエンジンカバーの外観に影響を与えること
がなく、エンジンカバーの見栄えも良くなる。
【0016】請求項3の発明によれば、前記ロアカバー
の上端縁に対するアッパカバーの下端縁の高さは、エン
ジンカバーに設けた調整手段によってエンジンカバーの
外部より調整可能なので、アッパカバーを外さずに、ア
ッパカバーの高さ(アッパカバーのロアカバーに対する
掛かり代)を調整して前記シール条の密着力延いてはエ
ンジンカバーのシール性を最適なものに調整することが
できる。
の上端縁に対するアッパカバーの下端縁の高さは、エン
ジンカバーに設けた調整手段によってエンジンカバーの
外部より調整可能なので、アッパカバーを外さずに、ア
ッパカバーの高さ(アッパカバーのロアカバーに対する
掛かり代)を調整して前記シール条の密着力延いてはエ
ンジンカバーのシール性を最適なものに調整することが
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は本実施形態に係る船外機を
側方から見た部分断面図、図2は該船外機の平面図であ
る。図3は図1におけるA部拡大図、図4は図1におけ
るB部拡大図、図5は図1におけるC部拡大図である。
実施形態を説明する。図1は本実施形態に係る船外機を
側方から見た部分断面図、図2は該船外機の平面図であ
る。図3は図1におけるA部拡大図、図4は図1におけ
るB部拡大図、図5は図1におけるC部拡大図である。
【0018】本実施形態に係る船外機2は、図1に示す
ように、上下方向に延びるクランク軸4を有するエンジ
ン6と、このエンジン6の下端に上面が固定されると共
に、クランク軸4の下端に直結された駆動軸8を前部に
内蔵するハウジング10と、ハウジング10の上部およ
びエンジン6を内包するエンジンカバー14と、駆動軸
8に従動する歯車機構(図示略)を内蔵し、かつ、ハウ
ジング10の下側に配設されたギヤケース16と、前記
歯車機構により駆動されると共にギヤケース16の背後
に回転自在に支持されたプロペラ18とを有する。
ように、上下方向に延びるクランク軸4を有するエンジ
ン6と、このエンジン6の下端に上面が固定されると共
に、クランク軸4の下端に直結された駆動軸8を前部に
内蔵するハウジング10と、ハウジング10の上部およ
びエンジン6を内包するエンジンカバー14と、駆動軸
8に従動する歯車機構(図示略)を内蔵し、かつ、ハウ
ジング10の下側に配設されたギヤケース16と、前記
歯車機構により駆動されると共にギヤケース16の背後
に回転自在に支持されたプロペラ18とを有する。
【0019】また、この船外機2は、図1に示すよう
に、船体20の船尾板に固着される左右一対のクランプ
ブラケット22と、このクランプブラケット22に傾動
自在に支持されたスイベルブラケット24とを備えてお
り、このスイベルブラケット24には、前記ハウジング
10の前部に固着された転舵軸(図示略)を転舵自在に
支持する転舵筒24aが設けられる。したがって、ハウ
ジング10およびエンジン6を含む船外機本体は、スイ
ベルブラケット24により、左右方向に転舵自在である
と共にチルトアップ・チルトダウンが可能となってい
る。
に、船体20の船尾板に固着される左右一対のクランプ
ブラケット22と、このクランプブラケット22に傾動
自在に支持されたスイベルブラケット24とを備えてお
り、このスイベルブラケット24には、前記ハウジング
10の前部に固着された転舵軸(図示略)を転舵自在に
支持する転舵筒24aが設けられる。したがって、ハウ
ジング10およびエンジン6を含む船外機本体は、スイ
ベルブラケット24により、左右方向に転舵自在である
と共にチルトアップ・チルトダウンが可能となってい
る。
【0020】エンジン6は、図1および図2に示すよう
に、平面視で後方に向けて略V字状に開き、かつ、左右
それぞれにおいて上下に三つ並んだシリンダ26を備え
る2サイクルV型6気筒エンジンである。シリンダ26
の前端部には、前記クランク軸4を内包しかつ回転自在
に支持する前後一対のクランクケース28f,28rが
設けられている。クランク軸4には、図1に示すよう
に、クランクピン30を介してコンロッド(図示略)の
大端部32が軸着される。このクランク軸4の下端部
は、クランクケース28f,28rの下部に組み込まれ
たボールベアリング34によって回転自在に支持され、
かつ、前記駆動軸8の上端部に直結される。
に、平面視で後方に向けて略V字状に開き、かつ、左右
それぞれにおいて上下に三つ並んだシリンダ26を備え
る2サイクルV型6気筒エンジンである。シリンダ26
の前端部には、前記クランク軸4を内包しかつ回転自在
に支持する前後一対のクランクケース28f,28rが
設けられている。クランク軸4には、図1に示すよう
に、クランクピン30を介してコンロッド(図示略)の
大端部32が軸着される。このクランク軸4の下端部
は、クランクケース28f,28rの下部に組み込まれ
たボールベアリング34によって回転自在に支持され、
かつ、前記駆動軸8の上端部に直結される。
【0021】クランク軸4の上端部には、図1に示すよ
うにマグネト36が配設されており、マグネト36は、
図3に示すように、コイルにより構成されクランク軸4
の上端部周りに配設されたステータ36aと、クランク
軸4の上端部にボルト38およびキー40により固定さ
れたマグネト用ボス36bと、このマグネト用ボス36
bにピン42で締結された椀状のハウジング36cと、
このハウジング36cの外周部内面に設けられて前記ス
テータ36aの外周面に対向するロータ36dとから主
に構成される。マグネト36は、下方に大きく開放した
椀状のマグネトカバー(請求項1に係るエンジンの上部
に相当)44によって上方から覆われている。
うにマグネト36が配設されており、マグネト36は、
図3に示すように、コイルにより構成されクランク軸4
の上端部周りに配設されたステータ36aと、クランク
軸4の上端部にボルト38およびキー40により固定さ
れたマグネト用ボス36bと、このマグネト用ボス36
bにピン42で締結された椀状のハウジング36cと、
このハウジング36cの外周部内面に設けられて前記ス
テータ36aの外周面に対向するロータ36dとから主
に構成される。マグネト36は、下方に大きく開放した
椀状のマグネトカバー(請求項1に係るエンジンの上部
に相当)44によって上方から覆われている。
【0022】このマグネトカバー44は、図3に示すよ
うに、前記ボルト38の上面と略同一の高さに位置する
環状の円板部44aと、この円板部44aの外周縁から
連続形成され、かつ、該外周縁から下方に行くに従って
拡径するテーパ部44bと、このテーパ部44bの外周
縁から下方に屈曲して形成された円筒部44cとから主
に構成されており、マグネトカバー44は、この円筒部
44cの下端部を複数のボルト46により吸気マニホー
ルド52(後述)の上壁等に締着することで組つけられ
る。
うに、前記ボルト38の上面と略同一の高さに位置する
環状の円板部44aと、この円板部44aの外周縁から
連続形成され、かつ、該外周縁から下方に行くに従って
拡径するテーパ部44bと、このテーパ部44bの外周
縁から下方に屈曲して形成された円筒部44cとから主
に構成されており、マグネトカバー44は、この円筒部
44cの下端部を複数のボルト46により吸気マニホー
ルド52(後述)の上壁等に締着することで組つけられ
る。
【0023】クランクケース28fの前端部には、図1
に示すように、上下並んだ6つの吸気通路48が設けら
れており、それぞれの吸気通路48にはリード弁50が
組付けられている。クランクケース28fの前端面に
は、吸気通路48に連通した吸気マニホールド52が締
着されると共に、この吸気マニホールド52には、図2
に示すように、リード弁50に向けて燃料を噴射するイ
ンジェクタ54が取り付けられる。また、吸気マニホー
ルド52の前部の右舷側には、図2に示すように、後方
に向けて開放するスロットルボディ56が接続されてお
り、このスロットルボディ56には、吸気マニホールド
52内への空気量を調整するバタフライ型のスロットル
弁58が回動自在に設けられている。また、スロットル
ボディ56の後端開口部にはフィルタ60が取り付けら
れる。
に示すように、上下並んだ6つの吸気通路48が設けら
れており、それぞれの吸気通路48にはリード弁50が
組付けられている。クランクケース28fの前端面に
は、吸気通路48に連通した吸気マニホールド52が締
着されると共に、この吸気マニホールド52には、図2
に示すように、リード弁50に向けて燃料を噴射するイ
ンジェクタ54が取り付けられる。また、吸気マニホー
ルド52の前部の右舷側には、図2に示すように、後方
に向けて開放するスロットルボディ56が接続されてお
り、このスロットルボディ56には、吸気マニホールド
52内への空気量を調整するバタフライ型のスロットル
弁58が回動自在に設けられている。また、スロットル
ボディ56の後端開口部にはフィルタ60が取り付けら
れる。
【0024】また、クランクケース28f,28rおよ
び吸気マニホールド52の左舷側には、図2に示すよう
に、クランクケース28f,28r内に供給されるオイ
ルを収容したオイルタンク62が配置されており、この
オイルタンク62の前部上端は、吸気マニホールド52
の上側に位置するように右舷側に突出している。この右
舷側に突出したオイルタンク62の上端には、上方に向
けてオイル注入口62aが突設される。
び吸気マニホールド52の左舷側には、図2に示すよう
に、クランクケース28f,28r内に供給されるオイ
ルを収容したオイルタンク62が配置されており、この
オイルタンク62の前部上端は、吸気マニホールド52
の上側に位置するように右舷側に突出している。この右
舷側に突出したオイルタンク62の上端には、上方に向
けてオイル注入口62aが突設される。
【0025】エンジンカバー14は、図1に示すよう
に、ロアカバー64とアッパカバー66とから主にな
り、ロアカバー64は、下端縁64aが前記ハウジング
10の上部に位置しかつ上端縁64bが前記クランクケ
ース28f,28rの下部に位置してエンジンカバー1
4の下部を構成する。アッパカバー66は、ロアカバー
64の上端縁64bに下端縁66aが載置されており、
前記エンジン6や吸気マニホールド52、オイルタンク
62等を内包する。
に、ロアカバー64とアッパカバー66とから主にな
り、ロアカバー64は、下端縁64aが前記ハウジング
10の上部に位置しかつ上端縁64bが前記クランクケ
ース28f,28rの下部に位置してエンジンカバー1
4の下部を構成する。アッパカバー66は、ロアカバー
64の上端縁64bに下端縁66aが載置されており、
前記エンジン6や吸気マニホールド52、オイルタンク
62等を内包する。
【0026】ロアカバー64は、例えばハウジング10
にネジ止め等により固定される。ロアカバー64の上端
縁64bには、図4に示すように、外方に突出した鍔部
68が略全周に亙って一体形成されており、この鍔部6
8の上面には、略全周に亙って上方に突出した突起部7
0が設けられる。この突起部70には、ゴム等からなる
横断面略逆U字形状のシール条72が上方から嵌着され
ている。
にネジ止め等により固定される。ロアカバー64の上端
縁64bには、図4に示すように、外方に突出した鍔部
68が略全周に亙って一体形成されており、この鍔部6
8の上面には、略全周に亙って上方に突出した突起部7
0が設けられる。この突起部70には、ゴム等からなる
横断面略逆U字形状のシール条72が上方から嵌着され
ている。
【0027】一方、アッパカバー66の下端縁66aに
は、図4に示すように、外方に一段凹んだ段部74が略
全周に亙って形成されていて、この段部74の下面は、
ロアカバー64にアッパカバー66を載せたときに前記
シール条72に上方から弾性的に密着する。また、アッ
パカバー66の後上部には、図1に示すように、後方に
開放した外気吸入室76が形成され、この外気吸入室7
6内の下壁には、外気吸入室76内からエンジンカバー
14内へ外気を導入する外気導入口78が形成される。
なお、この外気導入口78よりエンジンカバー14内に
導入された外気は、前記フィルタ60を通って濾過され
た後に前記スロットルディ56を介して吸気マニホール
ド52内に入る。
は、図4に示すように、外方に一段凹んだ段部74が略
全周に亙って形成されていて、この段部74の下面は、
ロアカバー64にアッパカバー66を載せたときに前記
シール条72に上方から弾性的に密着する。また、アッ
パカバー66の後上部には、図1に示すように、後方に
開放した外気吸入室76が形成され、この外気吸入室7
6内の下壁には、外気吸入室76内からエンジンカバー
14内へ外気を導入する外気導入口78が形成される。
なお、この外気導入口78よりエンジンカバー14内に
導入された外気は、前記フィルタ60を通って濾過され
た後に前記スロットルディ56を介して吸気マニホール
ド52内に入る。
【0028】図1に示すように、アッパカバー66の上
壁66bにおける前記マグネトカバー44の後端からア
ッパカバー66の前端までは、下方に一段落ちた段部8
0が形成される。この段部80におけるアッパカバー6
6の上壁66bからは、前記オイル注入口62aが上方
に向けて臨出している。アッパカバー66には、図1お
よび図2に示すように、前記段部80を上方から覆うよ
うに平面視略長方形形状のオイルタンクリッド82が開
閉自在あるいは着脱自在に設けられており、これにより
オイル注入口62aの周囲および前記マグネトカバー4
4の直上には、オイルタンクリッド82およびアッパカ
バー66の上壁66bによって略閉塞される内側空間
(請求項2に係るオイルタンクリッドの内側空間に相
当)Sが形成される。
壁66bにおける前記マグネトカバー44の後端からア
ッパカバー66の前端までは、下方に一段落ちた段部8
0が形成される。この段部80におけるアッパカバー6
6の上壁66bからは、前記オイル注入口62aが上方
に向けて臨出している。アッパカバー66には、図1お
よび図2に示すように、前記段部80を上方から覆うよ
うに平面視略長方形形状のオイルタンクリッド82が開
閉自在あるいは着脱自在に設けられており、これにより
オイル注入口62aの周囲および前記マグネトカバー4
4の直上には、オイルタンクリッド82およびアッパカ
バー66の上壁66bによって略閉塞される内側空間
(請求項2に係るオイルタンクリッドの内側空間に相
当)Sが形成される。
【0029】続いて、本実施形態のエンジンカバー取り
付け構造について説明する。本エンジンカバー取り付け
構造は、上記のごとく構成された船外機2において、図
3に示すように、前記マグネトカバー44にアッパカバ
ー取り付け用のボス84を突設すると共に、アッパカバ
ー66の上壁66bにおけるボス84に相対する箇所に
ボス挿通孔86を設け、このボス挿通孔86からボス8
4を上方かつ前記内側空間S内に臨出させると共にボス
84の臨出した部分にナット部材88を螺着することに
より、アッパカバー66をロアカバー64に締着するよ
うにしたものである。さらに、本実施形態においては、
図1に示すように、エンジンカバー14には、ロアカバ
ー64の上端縁64bに対するアッパカバー66の下端
縁66aの高さをエンジンカバー14の外部より調整可
能な調整手段90が設けられている。
付け構造について説明する。本エンジンカバー取り付け
構造は、上記のごとく構成された船外機2において、図
3に示すように、前記マグネトカバー44にアッパカバ
ー取り付け用のボス84を突設すると共に、アッパカバ
ー66の上壁66bにおけるボス84に相対する箇所に
ボス挿通孔86を設け、このボス挿通孔86からボス8
4を上方かつ前記内側空間S内に臨出させると共にボス
84の臨出した部分にナット部材88を螺着することに
より、アッパカバー66をロアカバー64に締着するよ
うにしたものである。さらに、本実施形態においては、
図1に示すように、エンジンカバー14には、ロアカバ
ー64の上端縁64bに対するアッパカバー66の下端
縁66aの高さをエンジンカバー14の外部より調整可
能な調整手段90が設けられている。
【0030】前記ボス84は、図3に示すように、マグ
ネトカバー44の前記円板部44aの後部に一体形成さ
れており、平面視でエンジンカバー14における左右方
向中央かつ前後方向中央に位置し、上部外周には雄ネジ
部84aが形成される。アッパカバー66の上壁66b
に設けられた前記ボス挿通孔86は、ボス84の外径よ
りも大きな内径寸法で形成される。アッパカバー66の
上壁66bの内面であってボス挿通孔86の周囲近傍に
は、アッパカバー66をロアカバー64に載置するとき
に、ボス84をボス挿通孔86に案内するためのガイド
66b1が少なくとも一つ突設されている。
ネトカバー44の前記円板部44aの後部に一体形成さ
れており、平面視でエンジンカバー14における左右方
向中央かつ前後方向中央に位置し、上部外周には雄ネジ
部84aが形成される。アッパカバー66の上壁66b
に設けられた前記ボス挿通孔86は、ボス84の外径よ
りも大きな内径寸法で形成される。アッパカバー66の
上壁66bの内面であってボス挿通孔86の周囲近傍に
は、アッパカバー66をロアカバー64に載置するとき
に、ボス84をボス挿通孔86に案内するためのガイド
66b1が少なくとも一つ突設されている。
【0031】ナット部材88は、図3に示すように、下
方のみに開放し前記ボス84の雄ネジ部84aに螺合す
る雌ネジ部88aを内部に備える。ナット部材88の下
面には、ゴム等の弾性体からなるクッション92が設け
られており、このクッション92により、エンジン6か
らの振動がアッパカバー66に直接伝わらないようにし
ている。また、ボス84に螺着されたナット部材88の
上面と、アッパカバー66に取り付けられた前記オイル
タンクリッド82の下面との間には、隙間が確保されて
いる。
方のみに開放し前記ボス84の雄ネジ部84aに螺合す
る雌ネジ部88aを内部に備える。ナット部材88の下
面には、ゴム等の弾性体からなるクッション92が設け
られており、このクッション92により、エンジン6か
らの振動がアッパカバー66に直接伝わらないようにし
ている。また、ボス84に螺着されたナット部材88の
上面と、アッパカバー66に取り付けられた前記オイル
タンクリッド82の下面との間には、隙間が確保されて
いる。
【0032】アッパカバー66のロアカバー64への取
り付けは次のようして行う。まず、オイルタンクリッド
82を開けた(あるいは外した)状態で、アッパカバー
66をエンジン6等に被せてその下端縁66aをロアカ
バー64の上端縁64bに合わせる。この際、マグネト
カバー44に設けたボス84をボス挿通孔86より上方
に臨ませて、アッパカバー66をロアカバー64に載せ
る。アッパカバー66を載せた後に、上方に臨出したボ
ス84の雄ネジ部84aにナット部材88を螺着してア
ッパカバー66をロアカバー64に締着し、最後にオイ
ルタンクリッド82を閉める(あるいは取り付ける)。
り付けは次のようして行う。まず、オイルタンクリッド
82を開けた(あるいは外した)状態で、アッパカバー
66をエンジン6等に被せてその下端縁66aをロアカ
バー64の上端縁64bに合わせる。この際、マグネト
カバー44に設けたボス84をボス挿通孔86より上方
に臨ませて、アッパカバー66をロアカバー64に載せ
る。アッパカバー66を載せた後に、上方に臨出したボ
ス84の雄ネジ部84aにナット部材88を螺着してア
ッパカバー66をロアカバー64に締着し、最後にオイ
ルタンクリッド82を閉める(あるいは取り付ける)。
【0033】前記調整手段90は、例えばエンジンカバ
ー14における前側一箇所、後側二箇所の計三箇所に配
設される。調整手段90は、図4または図5に示すよう
に、上下方向に貫通する雌ネジ孔94aを有してロアカ
バー64の上端縁64bの内側に一体形成された調整ネ
ジ用ボス94と、この調整ネジ用ボス94の雌ネジ孔9
4aに螺合されると共に調整ネジ用ボス94の上面より
も上方に突出した調整ネジ96と、この調整ネジ96を
所定位置に固定するためのロックナット98と、アッパ
カバー66の内面における下端縁66aの近傍に突設さ
れて前記調整ネジ96の上端面に支持される側面視略L
字状の突出片100とから構成される。
ー14における前側一箇所、後側二箇所の計三箇所に配
設される。調整手段90は、図4または図5に示すよう
に、上下方向に貫通する雌ネジ孔94aを有してロアカ
バー64の上端縁64bの内側に一体形成された調整ネ
ジ用ボス94と、この調整ネジ用ボス94の雌ネジ孔9
4aに螺合されると共に調整ネジ用ボス94の上面より
も上方に突出した調整ネジ96と、この調整ネジ96を
所定位置に固定するためのロックナット98と、アッパ
カバー66の内面における下端縁66aの近傍に突設さ
れて前記調整ネジ96の上端面に支持される側面視略L
字状の突出片100とから構成される。
【0034】調整ネジ用ボス94は、図4に示すように
ロアカバー64の内面に厚状に形成されたもの、あるい
は、図5に示すようにロアカバー64の内面に対して離
間して上方に突出形成されたものである。雌ネジ孔94
aの上側開口部94a1は、図4または図5に示すよう
に、エンジンカバー14内に開口すると共に上方に向け
て拡径して行くテーパ形状を呈する。一方、雌ネジ孔9
4aの下側開口部94a2は、前記ロックナット98よ
りも大きな内径を有すると同時にエンジンカバー14の
外部かつ下方に開口する。
ロアカバー64の内面に厚状に形成されたもの、あるい
は、図5に示すようにロアカバー64の内面に対して離
間して上方に突出形成されたものである。雌ネジ孔94
aの上側開口部94a1は、図4または図5に示すよう
に、エンジンカバー14内に開口すると共に上方に向け
て拡径して行くテーパ形状を呈する。一方、雌ネジ孔9
4aの下側開口部94a2は、前記ロックナット98よ
りも大きな内径を有すると同時にエンジンカバー14の
外部かつ下方に開口する。
【0035】調整ネジ96は、図4または図5に示すよ
うに、ネジ挿通孔94aの上側開口部94a1に嵌まる
テーパ部96aを上部に有し、かつ、そのテーパ部96
aの上面にマウントゴム96bを備える。
うに、ネジ挿通孔94aの上側開口部94a1に嵌まる
テーパ部96aを上部に有し、かつ、そのテーパ部96
aの上面にマウントゴム96bを備える。
【0036】このように構成された調整手段90によれ
ば、使用者は、ロアカバー64の上端縁64bに対する
アッパカバー66の下端縁66aの高さを調整する場
合、まず適当な工具を下側開口部94a2に挿入してロ
ックナット98を緩める。次に、調整ネジ96の下端の
溝96cにマイナスドライバの先端を嵌めて調整ネジ9
6を回転させることにより、調整ネジ96を上下させて
マウントゴム96bを介して突出片100の高さを所望
の高さに調整する。そして、最後にロックナット98を
締めて調整ネジ96を固定する。なお、図4および図5
に示す調整ネジ96は、そのテーパ部96aが雌ネジ孔
94aの上側開口部94a1に接した状態にあり、最も
低い位置にある。
ば、使用者は、ロアカバー64の上端縁64bに対する
アッパカバー66の下端縁66aの高さを調整する場
合、まず適当な工具を下側開口部94a2に挿入してロ
ックナット98を緩める。次に、調整ネジ96の下端の
溝96cにマイナスドライバの先端を嵌めて調整ネジ9
6を回転させることにより、調整ネジ96を上下させて
マウントゴム96bを介して突出片100の高さを所望
の高さに調整する。そして、最後にロックナット98を
締めて調整ネジ96を固定する。なお、図4および図5
に示す調整ネジ96は、そのテーパ部96aが雌ネジ孔
94aの上側開口部94a1に接した状態にあり、最も
低い位置にある。
【0037】以上のように構成された本実施形態によれ
ば、エンジン6の上部に設けたボス84にナット部材8
8を螺着することにより、アッパカバー66をロアカバ
ー64に締着するようにしたので、エンジンカバー14
の取り付けに要する部品の種類および個数を削減するこ
とができる。また、アッパカバー66の上部にてナット
部材88の締め付けを行うため、アッパカバー66の取
り付けを容易に行うことができる。さらに、アッパカバ
ー66の締め付けがエンジン6の上部で容易に行え、し
かもボス84とナット部材88が平面視でエンジンカバ
ー14の略中心部にあるので、ロアカバー64の上端縁
64bに対するアッパカバー66の下端縁66aの締着
力が周方向において均一にシール条72に作用するよう
になる。したがって、エンジンカバー14の合わせ部に
おけるシール性を向上させることができる。
ば、エンジン6の上部に設けたボス84にナット部材8
8を螺着することにより、アッパカバー66をロアカバ
ー64に締着するようにしたので、エンジンカバー14
の取り付けに要する部品の種類および個数を削減するこ
とができる。また、アッパカバー66の上部にてナット
部材88の締め付けを行うため、アッパカバー66の取
り付けを容易に行うことができる。さらに、アッパカバ
ー66の締め付けがエンジン6の上部で容易に行え、し
かもボス84とナット部材88が平面視でエンジンカバ
ー14の略中心部にあるので、ロアカバー64の上端縁
64bに対するアッパカバー66の下端縁66aの締着
力が周方向において均一にシール条72に作用するよう
になる。したがって、エンジンカバー14の合わせ部に
おけるシール性を向上させることができる。
【0038】また、本実施形態によれば、ボス84をオ
イルタンクリッド82内の内側空間Sに臨出させるよう
にしたので、ボス84がエンジンカバー14の外観に影
響を与えることはなく、エンジンカバー14の見栄えも
良くなる。
イルタンクリッド82内の内側空間Sに臨出させるよう
にしたので、ボス84がエンジンカバー14の外観に影
響を与えることはなく、エンジンカバー14の見栄えも
良くなる。
【0039】さらに、本実施形態によれば、ロアカバー
64の上端縁64bに対するアッパカバー66の下端縁
66aの高さ(アッパカバー66のロアカバー64に対
する掛かり代)は、エンジンカバー14の外部にてドラ
イバー等により調整できるので、使用者は、アッパカバ
ー66を外すことなく、シール条72の密着力延いては
エンジンカバー14のシール性を最適なものに容易に調
整することができる。
64の上端縁64bに対するアッパカバー66の下端縁
66aの高さ(アッパカバー66のロアカバー64に対
する掛かり代)は、エンジンカバー14の外部にてドラ
イバー等により調整できるので、使用者は、アッパカバ
ー66を外すことなく、シール条72の密着力延いては
エンジンカバー14のシール性を最適なものに容易に調
整することができる。
【0040】また、本実施形態においては、アッパカバ
ー66をロアカバー64に載せる際に、ボス挿通孔86
の周りに設けたガイド66b1により、ボス84がスム
ーズにボス挿痛孔86に案内されるので、アッパカバー
66の取り付け作業が容易になる。それと同時に、この
ガイド66b1はアッパカバー66の位置決めも兼ね
る。
ー66をロアカバー64に載せる際に、ボス挿通孔86
の周りに設けたガイド66b1により、ボス84がスム
ーズにボス挿痛孔86に案内されるので、アッパカバー
66の取り付け作業が容易になる。それと同時に、この
ガイド66b1はアッパカバー66の位置決めも兼ね
る。
【0041】なお、本実施形態は本発明の好適な実施の
態様であり、本発明の技術的範囲は本実施形態に限定さ
れない。例えば、本実施形態においては、本発明に係る
ボスをエンジン6のマグネトカバー44に突設したが、
これに対して当該ボスをエンジン6のシリンダ26やク
ランクケース28f,28r等の壁部に一体または別体
に設けてもよい。
態様であり、本発明の技術的範囲は本実施形態に限定さ
れない。例えば、本実施形態においては、本発明に係る
ボスをエンジン6のマグネトカバー44に突設したが、
これに対して当該ボスをエンジン6のシリンダ26やク
ランクケース28f,28r等の壁部に一体または別体
に設けてもよい。
【0042】また、船外機が大型である場合は、エンジ
ン運転により生ずる負圧によりアッパカバー66はロア
カバー64に押さえ付けられるので、ボス84に螺着さ
れるナット部材88の下面でアッパカバー66の上壁6
6bを下方に必ずしも強く押圧する必要はない。
ン運転により生ずる負圧によりアッパカバー66はロア
カバー64に押さえ付けられるので、ボス84に螺着さ
れるナット部材88の下面でアッパカバー66の上壁6
6bを下方に必ずしも強く押圧する必要はない。
【0043】
【発明の効果】以上の説明の通り、本発明によれば、船
外機のエンジンカバー取り付け構造において、簡単な構
成でアッパカバーの取り付けを容易に行うことができる
と同時に、エンジンケースの合わせ部おける高いシール
性を確保することができる。また、エンジンカバーの外
観を向上させることができると共に、ロアカバーに対す
るアッパカバーの高さの調整を容易に行うこともでき
る。
外機のエンジンカバー取り付け構造において、簡単な構
成でアッパカバーの取り付けを容易に行うことができる
と同時に、エンジンケースの合わせ部おける高いシール
性を確保することができる。また、エンジンカバーの外
観を向上させることができると共に、ロアカバーに対す
るアッパカバーの高さの調整を容易に行うこともでき
る。
【図1】本実施形態に係る船外機を側方から見た部分断
面図である。
面図である。
【図2】本実施形態に係る船外機の平面図である。
【図3】図1におけるA部拡大図である。
【図4】図1におけるB部拡大図である。
【図5】図1におけるC部拡大図である。
【図6】従来例に係るエンジンカバー取り付け構造を示
す断面図である。
す断面図である。
2 船外機 6 エンジン 14 エンジンカバー 44 マグネトカバー(エンジンの上部の一例) 62 オイルタンク 62a オイル注入口 64 ロアカバー 64b ロアカバーの上端縁 66 アッパカバー 66a アッパカバーの下端縁 66b アッパカバーの上壁 72 シール条 82 オイルタンクリッド 84 ボス 86 ボス挿通孔 88 ナット部材 90 調整手段 S オイルタンクリッドの内側空間
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジンを内包するエンジンカバーを備
えた船外機であって、該エンジンカバーは、エンジンカ
バー下側部分を構成するロアカバーと、下方に開放した
形状を呈し、かつ、前記ロアカバーの上端縁に下端縁が
載置されるアッパカバーとから主になるものにおいて、 前記エンジンの上部にアッパカバー取り付け用のボスを
突設すると共に、前記アッパカバーの上壁における前記
ボスに相対する箇所にボス挿通孔を設け、該ボス挿通孔
から前記ボスを上方に臨出させると共に該ボスの臨出し
た部分にナット部材を螺着することにより、前記アッパ
カバーをロアカバーに締着したことを特徴とする船外機
のエンジンカバー取り付け構造。 - 【請求項2】 上部にオイル注入口を備えるオイルタン
クを前記エンジンカバー内に内蔵した船外機であって、
前記オイル注入口を前記アッパカバーの上壁から上方に
臨出させると共に、該臨出したオイル注入口の周囲の空
間を上方から覆うオイルタンクリッドを前記アッパカバ
ーに取り付けたものにおいて、該オイルタンクリッドの
内側空間に前記ボスを臨出させたことを特徴とする請求
項1記載の船外機のエンジンカバー取り付け構造。 - 【請求項3】 前記ロアカバーの上端縁と前記アッパカ
バーの下端縁との間にシール条を略全周に亙って介在さ
せた船外機において、前記ロアカバーの上端縁に対する
前記アッパカバーの下端縁の高さを前記エンジンカバー
の外部より調整可能な調整手段を前記エンジンカバーに
設けたことを特徴とする請求項1または2記載の船外機
のエンジンカバー取り付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7315076A JPH09156592A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | 船外機のエンジンカバー取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7315076A JPH09156592A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | 船外機のエンジンカバー取り付け構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09156592A true JPH09156592A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18061134
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7315076A Pending JPH09156592A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | 船外機のエンジンカバー取り付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09156592A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002211486A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-07-31 | Honda Motor Co Ltd | 船外機用エンジンカバーのロック装置 |
| US6840827B2 (en) * | 2002-04-11 | 2005-01-11 | Bombardier Recreational Products Inc. | Outboard engine cowling |
| CN109080808A (zh) * | 2018-09-03 | 2018-12-25 | 常州中秀威精工机械有限公司 | 一种游艇舷外舵机 |
-
1995
- 1995-12-04 JP JP7315076A patent/JPH09156592A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002211486A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-07-31 | Honda Motor Co Ltd | 船外機用エンジンカバーのロック装置 |
| US6840827B2 (en) * | 2002-04-11 | 2005-01-11 | Bombardier Recreational Products Inc. | Outboard engine cowling |
| US7163428B2 (en) | 2002-04-11 | 2007-01-16 | Brp Us Inc. | Outboard engine cowling |
| US7210973B2 (en) * | 2002-04-11 | 2007-05-01 | Brp Us Inc. | Outboard engine cowling |
| CN109080808A (zh) * | 2018-09-03 | 2018-12-25 | 常州中秀威精工机械有限公司 | 一种游艇舷外舵机 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US9073616B1 (en) | Marine engine cowling | |
| US4846300A (en) | Plastic air intake silencer box for marine engine | |
| US20070169734A1 (en) | Rocker arm cover | |
| US4708673A (en) | Outboard motor cowl assembly | |
| JPH09156592A (ja) | 船外機のエンジンカバー取り付け構造 | |
| US5921827A (en) | Outboard motor | |
| US6910929B2 (en) | Outboard motor | |
| JPH1111389A (ja) | 船外機 | |
| JPH11301591A (ja) | 船外機 | |
| US20040226737A1 (en) | Outboard motor | |
| US5951341A (en) | Outboard engine | |
| EP0758051B1 (en) | Structure for mounting reduction gear of starter motor | |
| JP2007296999A (ja) | 船外機のカバー構造。 | |
| JPH09315387A (ja) | 燃料噴射装置を備える船外機 | |
| US6190219B1 (en) | Seal system for outboard motor covers | |
| US7249985B2 (en) | Outboard motor having a cowling | |
| US6790111B2 (en) | Outboard motor | |
| JPH048247Y2 (ja) | ||
| US20020111086A1 (en) | Outboard motor | |
| JP3484909B2 (ja) | 船外機のシール構造 | |
| JPH0968101A (ja) | 内燃機関のロッカカバー構造 | |
| JPH0712240Y2 (ja) | 船外機のエンジンカバー取付装置 | |
| JPS609067Y2 (ja) | オ−トバイのエア−インレツト装置 | |
| JPH04238785A (ja) | 自動2輪車の吸気装置 | |
| JP2005133668A (ja) | エンジンのエアクリーナ |