JPH09157368A - ポリ乳酸−ポリエチレングリコール−ポリ乳酸三元ブロック共重合体の精製方法 - Google Patents

ポリ乳酸−ポリエチレングリコール−ポリ乳酸三元ブロック共重合体の精製方法

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JPH09157368A
JPH09157368A JP33812395A JP33812395A JPH09157368A JP H09157368 A JPH09157368 A JP H09157368A JP 33812395 A JP33812395 A JP 33812395A JP 33812395 A JP33812395 A JP 33812395A JP H09157368 A JPH09157368 A JP H09157368A
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polylactic acid
polyethylene glycol
triblock copolymer
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Kazuro Sakurai
和朗 桜井
Yuichiro Nakada
雄一郎 中田
Tomomi Nakamura
智美 中村
Yoshiteru Takahashi
嘉輝 高橋
Yukio Horikawa
幸雄 堀川
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Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ポリ乳酸−ポリエチレングリコール−ポリ乳酸
からなる三元ブロック共重合体の素原料から、分子量分
布及び共重合組成がより均一な三元ブロック共重合体を
精製する。 【解決手段】良溶媒に溶解した素原料の溶液に、沈殿剤
を加えて沈殿を析出させ、該沈殿を分別する。必要に応
じこの操作を繰り返す。前記沈殿剤として、ポリ乳酸又
はポリエチレングリコールの何れか一方は溶解するが、
他方は溶解しない溶媒を用いることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、医薬品や化粧品用
のマイクロカプセル、ナノパーティクル、ナノカプセル
等の製造に用いられる、狭い分子量分布と狭い共重合組
成分布を有するポリ乳酸−ポリエチレングリコール−ポ
リ乳酸三元ブロック共重合体の精製方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】分子量分布の広いポリ乳酸−ポリエチレ
ングリコール−ポリ乳酸三元ブロック共重合体を用い
て、医薬品や化粧品用のマイクロカプセル、ナノパーテ
ィクル等の製造をした場合、得られるカプセルやパーテ
ィクルは崩壊時間などに分布が生じ、粒子の崩壊が初期
に偏るなどの好ましくない現象を惹起する。従って、こ
のような用途に用いるポリ乳酸−ポリエチレングリコー
ル−ポリ乳酸三元ブロック共重合体としては、分子量分
布が狭く且つ共重合組成分布も狭いものが好ましい。
【0003】分子量分布が狭く且つ共重合組成分布の狭
いポリ乳酸−ポリエチレングリコール−ポリ乳酸三元ブ
ロック共重合体は、通常、アニオン重合、イモータル重
合等の所謂リビング重合を用いて製造されている。これ
らの重合法は、例えば「実験化学講座(第4版)28巻
高分子合成」(日本化学会編)の208〜217ペ−
ジにも記載されている通り公知の方法であるが、リビン
グ重合の手法は極めて複雑であるという問題点があり、
工業的な大量生産には好適な方法とは言えない。
【0004】広い分子量分布と広い共重合組成とを合わ
せもったポリ乳酸−ポリエチレングリコール−ポリ乳酸
三元ブロック共重合体の素原料から、分子量および共重
合組成によって分別を行う方法としては、多孔質ゲル媒
体や機能性ゲル媒体中での拡散速度、吸着や分配などの
高分子の溶液中での特性の違いを利用する方法が知られ
ている。このような方法としては、例えば「ポリマ−ア
ロイ」(小高忠男編、東京化学同人発行)の40ペ−ジ
に述べられているように、薄層クロマト法によって共重
合組成の分画を行い、その後ゲル濾過法を用いて分子量
の違いによる分画を行う方法が公知である。しかし、こ
の方法は、極めて低濃度(通常1重量%以下)の高分子
溶液を用いる必要があり、処理後の溶液から高分子を回
収するための操作が煩雑であり、また大量の廃液が出る
等の問題点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは上述の従
来技術の問題点に鑑み鋭意研究を重ねた結果、本発明を
完成したものである。その目的とするところは、ポリ乳
酸−ポリエチレングリコール−ポリ乳酸三元ブロック共
重合体の素原料から、(1)分子量分布が狭く、(2)
共重合組成比の分布が狭く、(3)モノマー、オリゴマ
ー等の低分子残留物を含まない、ポリ乳酸−ポリエチレ
ングリコール−ポリ乳酸三元ブロック共重合体を得るた
めの精製方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、良溶媒
に溶解したポリ乳酸−ポリエチレングリコール−ポリ乳
酸三元ブロック共重合体を沈殿剤を用いて分別沈殿法で
精製する方法に際し、前記沈殿剤としてポリ乳酸又はポ
リエチレングリコールの何れか一方だけに対して貧溶媒
であるものを用いることを特徴とするポリ乳酸−ポリエ
チレングリコール−ポリ乳酸三元ブロック共重合体の精
製方法によって達成される。
【0007】本発明における分子量分布の測定方法及び
表示方法は、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)に
よって測定された主ピ−クより求まる重量平均分子量
(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/M
n)、及びGPCにより求められる換算分子量1000
以下に対応する副ピーク面積(Ps)の主ピ−ク面積
(Pm)に対する比(Ps/Pm)の2つのパラメ−タ
で評価するものである。
【0008】本発明において狭い分子量分布とは、上記
のMw/Mnが3以下、好ましくは2.5以下、より好
ましくは2.0以下、更に好ましくは1.5以下であ
り、且つPs/Pmの値が5%以下、好ましくは2.5
%以下、より好ましくは2.0%以下、更に好ましくは
1%以下である。Mw/Mn又はPs/Pmの値が大き
い、即ち分子量分布が広いものは、高分子の物性のう
ち、分子量に対して敏感に変化する物性、例えば溶解
度、結晶化度、結晶化速度、粘度などが広い分布を持つ
ため、これらの物性を精密に制御することが必要な用途
には好ましくない。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明にかかるポリ乳酸−ポリエ
チレングリコール−ポリ乳酸三元ブロック共重合体と
は、L−乳酸又は/及びD−乳酸成分から成り立つポリ
マー(A)とポリエチレングリコール(B)とがABA
型にブロック重合した三元ブロック共重合体である。
【0010】上記ABA型三元ブロック共重合体中のポ
リエチレングリコールの分子量は目的とする用途に応じ
適宜選択すればよいが、通常、100〜100,000
であり、好ましくは1,000〜20,000であり、
更に好ましくは3,000〜10,000のものが用い
られる。ポリエチレングリコールは常法によりポリエチ
レンオキサイドの開環重合により重合しても良いが、容
易に入手できる市販品を用いることもできる。このよう
なポリエチレングリコールとしては、例えば「第十二改
正日本薬局方」(第一法出版社発行、1991年)の1
066ペ−ジに記載されているマクロゴ−ル6000あ
るいはマクロゴ−ル2000を好適なものとして挙げる
ことができる。
【0011】本発明にかかるポリ乳酸−ポリエチレング
リコール−ポリ乳酸三元ブロック共重合体は、上述した
ポリエチレングリコールを開始剤とし、触媒を用いて、
L−乳酸又は/及びD−乳酸の環状2量体(ラクタイ
ド)の開環重合により合成することができる。
【0012】重合の方法は工業的に安価で、大量生産可
能な方法であればいずれでも良い。このような方法とし
て、例えばクロロホルム中での溶液重合などを挙げるこ
とができるが、溶融重合法が工業的には好ましく用いら
れる。即ち、乾燥空気又は乾燥窒素を流しながら、攪拌
翼を備えた重合槽中に原料であるポリエチレングリコー
ルとラクタイドとを投入し、ラクタイドの融点以上に加
熱して攪拌する。次にラクタイドの総重量に対して0.
0001〜1重量%、好ましくは0.001〜0.1重
量%、更に好ましくは0.02〜0.08重量%で触媒
を添加し、温度100〜220℃、好ましくは105〜
200℃、更に好ましくは110〜160℃の保温状態
で攪拌し重合を促進させるものである。
【0013】重合温度がポリ乳酸の融点より高い場合
は、所定の時間反応したのちに反応物を系外に取り出
す。重合温度がポリ乳酸の融点より低い場合は、重合が
進むに連れてポリ乳酸の結晶化がおこり、反応液が白濁
し急激に粘度が増加する。この場合は適宜攪拌を停止し
て、加熱保温のみで重合を持続する。
【0014】溶融重合を行うには、例えばベント付二軸
混練押し出し機又はそれに類似する攪拌と送り機能とを
有する装置を用いて、原料モノマ−及び触媒を溶融状態
で攪拌、混合、脱気しつつ連続的に取り出す方法を挙げ
ることができる。
【0015】上記重合に用いる触媒は、通常のポリエス
テルの重合に用いられるものや、乳酸およびラクタイド
の重合に用いられる触媒であれば特に限定されるもので
はない。例えば、「飽和ポリエステル樹脂ハンドブッ
ク」(湯木和男編、日刊工業新聞社発行)に示されてい
る触媒活性のある化合物を用いることができる。このよ
うな触媒としては、具体的には塩化スズ等のハロゲン化
スズ、2−エチルヘキサン酸スズ等の有機酸スズ、ブチ
ルリチウムやカリウムt−ブトキシド等の有機アルカリ
金属化合物、金属ポルフィリン錯体、ジエチルアルミニ
ウムメトキシド等の金属アルコキシド等が好ましく用い
られる。
【0016】本発明における沈殿剤を用いた分別沈殿法
とは、良溶媒に溶解し且つ所定の温度で恒温に保ったポ
リ乳酸−ポリエチレングリコール−ポリ乳酸三元ブロッ
ク共重合体溶液に、攪拌しながら沈殿剤としての貧溶媒
を滴下し、生成した沈殿物を系外に取り出す操作を言
う。この操作により得られる沈殿物は、仕込み原料であ
るポリ乳酸−ポリエチレングリコール−ポリ乳酸三元ブ
ロック共重合体よりも分子量が高く、当該貧溶媒に対し
て不溶な高分子を多く含む共重合体である。この分別操
作を繰り返すことにより、仕込み原料である重合生成物
を分子量と共重合組成によって分画することができ、各
々の分画には分子量分布が狭く且つ共重合組成分布の狭
いポリ乳酸−ポリエチレングリコール−ポリ乳酸三元ブ
ロック共重合体が集まる。
【0017】ここで、良溶媒とは、ポリ乳酸とポリエチ
レングリコールとの双方を溶解しうる有機溶剤のことで
あり、このような溶剤としては例えばハロゲン系良溶媒
を挙げることができる。ハロゲン系有機溶媒としては、
クロロホルムや4塩化炭素、トリクロロエタン等の脂肪
族ハロゲン化物や、トリクロロベンゼン等の芳香族ハロ
ゲン化物が例示されるが、これらに限られるものではな
い。
【0018】本発明で用いる貧溶媒とは、ポリ乳酸又は
ポリエチレングリコールのいずれか一方には溶解性を示
すが他方には溶解性を示さない有機溶剤のことであり、
ポリ乳酸の共重合組成が多い場合には、アルコール系の
貧溶媒が好ましい。ここでアルコール系貧溶媒とは、ア
ルコール単独の溶媒、又はアルコールを主成分とした混
合溶媒のことである。上記アルコールとしては、例えば
メタノールやエタノール等の1級アルコール、イソプロ
パノール等の2級アルコール、t−ブチルアルコール等
の3級アルコール、エチレングリコールやトリエチレン
グリコール等のジオールを挙げることができる。
【0019】上述のアルコールに混合して混合溶媒を形
成する副成分としては、例えば前述したハロゲン系良溶
媒、アセトン等のケトン類、ヘキサン等の低級脂肪族溶
剤、ベンゼンやトルエン等の芳香族溶剤を用いることが
できる。これらを混合する割合は分別対象の分子量や共
重合組成に因って異なるが、通常主成分であるアルコー
ルに対して300重量%以下で混合するのが好ましい。
なお、得られたアコール系混合貧溶媒が滴下により沈殿
を発生させる能力があれば、この混合組成に限られるも
のではない。
【0020】上記良溶媒に溶解させるポリ乳酸−ポリエ
チレングリコール−ポリ乳酸三元ブロック共重合体の濃
度は、該三元共重合体の分子量と共重合組成によって異
なるが、通常1〜50重量%、好ましくは1〜25重量
%の範囲で調製される。また、この溶液は所定の温度に
恒温した状態で上記貧溶媒を滴下するが、この時の溶液
の温度は使用している溶剤の沸点以下で適宜設定され
る。
【0021】貧溶媒を滴下し沈殿が生成した後の白濁物
の温度を上げるか下げるかして、一度沈殿物を溶解させ
た後に再び元の温度にゆっくり戻して沈殿を生成させる
ことにより、分別精度を上げることもできるが、この操
作は必ずしも必要ではない。
【0022】生成した沈殿を系外に取り出す方法には、
例えば、遠心分離法、自然放置により別れた上澄み(又
は下澄み)の分離、濾過等の方法が用いられるが、これ
に限るものではない。また、本発明の分別法の別の効果
としては、高分子末端に配位している触媒を分別過程で
除去できることも挙げられる。
【0023】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。なお、その前に本明細書における各種測定方法
について記述する。
【0024】〔分子量〕東ソー製のカラムG3000
H、G3000H、G2000H、(各0.78mmφ
×30cm)を用い、クロロホルムを溶離液として用
い、温度35℃で試料の溶出容量を求めた。数平均分子
量(Mn)と重量平均分子量(Mw)とは、標準ポリス
チレンを用いて作成した分子量較正曲線から換算分子量
として求めた。
【0025】〔共重合組成比〕NMR測定装置ブルッカ
ーAM300を用いて、ポリエチレングリコールとポリ
乳酸とに対応するそれぞれのピーク面積の比より共重合
組成を求めた。
【0026】実施例1 数平均分子量6000のポリエチレングリコールを1.
5gと、L−ラクタイド(ベーリンガー社製)を151
gと、2−エチルヘキサン酸スズを0.1gとを乾燥し
た後に、乾燥窒素を流したフラスコ中で135℃まで攪
拌をしながら加熱した。135℃に達した後に恒温で1
時間反応させた。得られた重合生成物は白色であり、重
量平均分子量が55万、Mw/Mnが5、Ps/Pmが
5%であった。これを分画f0とした。
【0027】得られた素原料である重合生成物をクロロ
ホルムに溶解し、高分子濃度10重量%の溶液を作成し
た。この溶液1リットルをフラスコに入れ、恒温漕中で
25℃に保った。この溶液にメタノール/クロロホルム
の1:1の混合溶媒を白色の沈殿がでるまで滴下した。
白色の溶液の温度を60℃まで上げたところ沈殿物は消
滅し透明な液に戻った。この液の温度を約5℃/10分
の速度で下げ、元の25℃に戻したところ、再び沈殿が
発生した。攪拌を停止して一晩恒温で放置したところ、
沈殿物はフラスコの底に沈んだ。上澄み液をポンプで吸
い出し、新しいフラスコに移し、あらためて恒温下で、
メタノール/クロロホルムの1:1の混合溶媒を白色の
沈殿がでるまで滴下した。上述と同様の操作を繰り返し
て沈殿物と上澄み液を分離した。取り出した各沈殿を最
初からf1,f2,f3とした。f0からf3までの、
Mw/Mn、Ps/Pm、共重合組成は表1に示す通り
であった。
【0028】
【表1】
【0029】実施例2〜8 実施例1において用いたポリエチレングリコールとL−
ラクタイドの仕込み組成を表2,表3に示す如き量とし
た以外は、実施例1と同様にして重合生成物を得た。実
施例1の分画f2に対応する分画の分子量と分子量分
布、組成比は、表2,表3に示す通りであった。また、
ポリエチレングリコールの両端から重合が連鎖反応によ
って進行すると仮定して計算した分子量の理論曲線との
比較を図1に示した。プロットが実測値であった。理論
と実験の一致は良く、得られた重合生成物が、ポリ乳酸
−ポリエチレングリコール−ポリ乳酸と結合した所謂A
BA型三元ブロック共重合体であることが明確に示され
ていた。
【0030】
【表2】
【0031】
【表3】
【0032】実施例9 充分に乾燥(水分率l00ppm以下)し、予め溶融し
た光学純度99.8%のL−ラクタイドと、同じく乾燥
溶融し数平均分子量8200のポリエチレングリコール
とを97/3の比率で2軸混練機の原料供給部へ供給し
た。同時に、重合触媒として、ラクタイドに対し0.3
%のジオクチル酸スズを添加した。用いた2軸混練機に
は、直径30mmのスクリュウと2翼形で厚さ7mmの
攪拌素子とを多数組み合わせたものであり、原料供給部
及び2つのベント孔部には送りスクリュウ、その他の部
分は攪拌素子が取り付けられていた。シリンダーの断面
は、中央部がくびれた円形で、温度は190℃とし、第
1ベント孔より窒素ガスを供給し、第2ベント孔より排
気した。2本の回転軸は同一方向回転で、回転速度は、
60回/分であった。
【0033】上記2軸混練機から出たポリマーは、該2
軸混練機に連結された直径40mで2つのベント孔を有
する第2の2軸混練機に供給され、シリンダーの温度1
90℃で同一方向に回転速度は40回/分で回転し、第
1ベントより窒素ガスを少量供給すると共に、第2べン
トを真空ポンプに接続し、真空度を約0.5Torrに
保った。第2の2軸混練機から出たポリマーは、ギアポ
ンプで加圧送液し20μmのフィルターで濾過し口径2
mmのノズルより押出され、水で冷却し固化した後切断
してチップを得た。第1の2軸混練機内のポリマ−の平
均滞留(反応)時間は、5分30秒であり、第2の2軸
混練機内の滞留時間は16分で、合計の平均重合時間は
21分30秒である。チップは着色もなく透明性に優れ
ていた。
【0034】得られたチップの重量平均分子量は61,
000で、Mw/Mnは5、Ps/Pmは25%であっ
た。これを素原料(G0)として図2に示すスキ−ムで
分別を繰り返した。得られた各分画のMw、Mw/M
n、Ps/Pm、共重合組成は表4に示す通りであっ
た。
【0035】
【表4】
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】分子量の実測値と理論値の比較を示すグラフで
ある。
【図2】素原料(G0)の分別スキームを示す分画図で
ある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 良溶媒に溶解したポリ乳酸−ポリエチレ
    ングリコール−ポリ乳酸三元ブロック共重合体を沈殿剤
    を用いて分別沈殿法で精製するに際し、前記沈殿剤とし
    てポリ乳酸又はポリエチレングリコールの何れか一方だ
    けに対して貧溶媒であるものを用いることを特徴とする
    ポリ乳酸−ポリエチレングリコール−ポリ乳酸三元ブロ
    ック共重合体の精製方法。
  2. 【請求項2】良溶媒がハロゲン系溶媒であり、貧溶媒が
    アルコ−ル系溶媒である請求項1記載のポリ乳酸−ポリ
    エチレングリコール−ポリ乳酸三元ブロック共重合体の
    精製方法。
JP33812395A 1995-12-01 1995-12-01 ポリ乳酸−ポリエチレングリコール−ポリ乳酸三元ブロック共重合体の精製方法 Pending JPH09157368A (ja)

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