JPH091579A - 発泡合成樹脂成形品の発泡促進方法と発泡促進成形品 - Google Patents

発泡合成樹脂成形品の発泡促進方法と発泡促進成形品

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JPH091579A
JPH091579A JP7174043A JP17404395A JPH091579A JP H091579 A JPH091579 A JP H091579A JP 7174043 A JP7174043 A JP 7174043A JP 17404395 A JP17404395 A JP 17404395A JP H091579 A JPH091579 A JP H091579A
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JP
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foaming
cavity
mold
product
synthetic resin
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Application number
JP7174043A
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English (en)
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Shigeichi Uematsu
重市 植松
Minoru Ishikawa
実 石川
Takehiko Takiguchi
武彦 瀧口
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BEISHIN KOGYO KK
Original Assignee
BEISHIN KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、キャビティに発泡合成樹脂が満充
填された後、速やかにキャビティを拡げて発泡を促進す
るすることにより、製品の外形の形成後にその内部発泡
を充分に行わせて、形状が正確で表面状態も良好で、充
分な発泡による特性改善効果が大で、発泡応力の残存に
よる製品の変形も生じなず、且つキャビティの拡大範囲
を調整すれば、発泡度の大幅な加減によって、特異な構
成の発泡促進成形品を製造することも可能な方法と成形
品とを提供する。 【構成】 型のキャビティへ発泡合成樹脂を射出して、
これが前記キャビティへ充満した後、速やかに前記キャ
ビティを拡げて成形品内部の発泡を促進する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発泡合成樹脂成形品の
発泡促進方法と発泡促進成形品。詳しくは、キャビティ
へ発泡合成樹脂を満充填にした後、速やかにキャビティ
を拡げて内部発泡を促進する新規な発泡促進方法と、こ
の方法により製造される特異構成の発泡促進成形品に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、発泡合成樹脂成形品の発泡を促進
する方法として、キャビティに対する合成樹脂の充填量
を満充填に対して80〜90%に抑え、発泡により満充
填となるようにした減量法は公知である。しかし、この
減量法では原料樹脂が流動抵抗の大きい部分へは到達し
にくいため、形状が単純なものや、平均肉厚が5mm以
上ある厚物製品の場合は成形が可能であるが、形状が複
雑なものや、平均肉厚が5mm以下の薄物製品の場合は
成形することができない現状にあるので、業界に於ては
このよう製品の成形も確実に行われる方法の開発が強く
要望されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した業
界の要望を満たすため開発されたもので、キャビティに
発泡合成樹脂が満充填された後、速やかにキャビティを
拡げて発泡を促進するすることにより、製品の外形の形
成後にその内部の発泡を充分に行わせて、形状が正確で
表面状態も良好で、充分な発泡による特性改善効果が大
で、発泡応力の残存による製品の変形も生じず、且つ、
キャビティの拡大範囲を調整すれば、発泡度の大幅な加
減によって特異な構成の発泡促進成形品を製造すること
が可能な方法と成形品を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る発泡合成樹
脂成形品の発泡促進方法と発泡促進成形品は、前記課題
を解決するため、型のキャビティへ発泡合成樹脂を充填
して、これが前記キャビティへ充満した後、速やかに前
記キャビティを拡げて成形品内部の発泡を促進する方法
を採用するもので、その実施に際してはキャビティを拡
げて製品内部の発泡を促進した後、速やかに前記キャビ
ティを縮めて製品の圧迫を行わせる方法と、型のキャビ
ティへ発泡合成樹脂を充填する際、前記キャビティ内に
発泡を抑制する圧力気体を存在させて置く方法とを採用
して、満充填後にキャビティを拡げる内部発泡の促進に
より、表裏のスキン層が細繊維により結合された構成
や、表裏のスキン層間に空洞が存在する構成の特異な発
泡促進成形品も得られるようにするものである。
【0005】
【作用】本発明に係る発泡合成樹脂成形品の発泡促進方
法は、型のキャビティ内へ発泡合成樹脂を満充填になる
まで充填すると、発泡合成樹脂はキャビテイの隅々まで
行き渡ると共に、型に触れる部分がスキン層を形成して
製品を形作るから、これに伴い、型を少し開くか、型の
可動部を少し動かすかして、前記キャビティを拡げる
と、成形品の化粧側が型から離れるため、この化粧側と
型間にたまったガス放出が行われると共に型による発泡
の抑圧が解かれるので、製品は内部発泡を促進されて充
分な発泡を行い、発泡による容積増加で化粧側を型面へ
押し付けて型転写を行うため、複雑な形状や、5mm以
下の薄物製品の場合でも、外形が正確で、表面状態が良
好であり、且つ、充分な発泡により製品の軽量化、断熱
性、遮音性、緩衝性、弾力性の緩和等の特性にも優れ
て、発泡応力の残存による製品の変形も見られない優良
製品の簡単な成形が可能となって、しかもこの方法によ
れば、キャビティの拡げ方の加減によって発泡度を自在
に変化させて、表裏のスキン層が細繊維により結合され
た構成や、表裏のスキン層間に空洞が存在する構成の特
異な発泡促進成形品を得ることが可能である。
【0006】又、この方法は、前記のように発泡合成樹
脂をキャビティへ満充填にした後、速やかにキャビティ
を拡げて、発泡の促進を行わせたから、その後、速やか
に拡げたキャビティを縮めて、内部発泡により容積増加
した成形品の表面へ型を押し付けると、この部分の型転
写が強制的に行われるため、この工程の付加によって製
品表面の平滑性を向上させて外観的な品位を向上させる
のに大きく貢献する。
【0007】更に、この方法は、キャビティへ発泡合成
樹脂を充填する際、キャビティ内に加圧気体を存在させ
て置き、この圧力気体によりキャビティへ充填される発
泡合成樹脂を加圧させれば、この圧力により発泡合成樹
脂の発泡を抑制して発泡ガスの内部閉じ込めにより、成
形品の表面に発泡の影響が現れにくいようにして成形品
の表面状態を一層改善することができるものである。
【0008】
【実施例】以下に本発明に係る発泡合成樹脂成形品の発
泡促進方法の実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】図1は本発明に係る発泡合成樹脂成形品の
発泡促進方法の第1実施例の製品の成形開始状態を示す
横断平面図、図2は同上実施例の製品を成形して発泡を
促進する状態を示す横断平面図、図3は図1に示す製品
の成形開始状態を型の固定側を省略して示す側面図、図
4は同上実施例においてキャビティを僅かに拡げて形成
した製品の拡大断面図、図5は同上実施例においてキャ
ビティの拡げ方を増して形成した製品の拡大断面図、図
6は同上実施例においてキャビティの拡げ方を更に増し
て成形した製品の拡大断面図、図7は本発明に係る発泡
合成樹脂成形品の発泡促進方法の第2実施例の製品の成
形開始状態を示す形成状態を示す横断平面図、図8は同
上実施例の製品を成形して発泡を促進する状態を示す横
断平面図、図9は図7に示す製品の成形開始状態を型の
固定側を省略して示す側面図、図10は同上実施例によ
り成形した製品が発泡の促進時に変形した状態を示す一
部分の拡大断面図、図11は図10に示す変形を防止す
るため型の固定側に施した形状補正の一例を示す一部分
の拡大断面図、図12は本発明に係る発泡合成樹脂成形
品の発泡促進方法の第3実施例の製品の成形開始状態を
示す横断平面図、図13は同上実施例の製品を成形して
発泡を促進する状態を示す横断平面図、図14は本発明
に係る発泡合成樹脂成形品の発泡促進方法の第4実施例
により成形した製品の一部分を示す斜視図である。
【0010】図1〜図6に示す第1実施例において符号
1は、空調機の風向調整用ベーン2を成形する型を示す
もので、固定側1aと可動側1bとの間に前記ベーン2
に適合するキャビティ3を図3に示す通り二条並設し
て、これらキャビティ3、3の中間にスプルー4を設
け、このスプルー4をランナー5とゲート6を介してキ
ャビテイ3、3に連通させ、前記キャビティ3の三方の
外側には細隙7を介して前記キャビティ3、3と連通す
るベント溝8を設け、これらベント溝8にそれぞれ圧力
気体の通路9を接続して、その接続部に焼結金属等の濾
過部材10を設け、又、前記型1の可動側1bを開閉す
る手段(図面省略)には、タイマーによる作動時間の調
整等によって僅かに型開きを可能とする制御手段(図面
省略)を装備する構成とするもので、通常この型1では
その固定側1aが製品の化粧側となり、可動側1bが製
品裏面となるようにして成形を行うから、型開きの際に
は成形品が必ず可動側1bに着いて固定側1aから離れ
るように可動側1bに成形品の付着性を高める突起物と
か凹凸、粗面加工等を施すようにする。
【0011】そして、この型1によりベーン2を成形す
るときは、型締めをしてキャビティ3、3内へ通路9か
ら20kg/cm2 の加圧気体を送り込んで置き、AD
CA系発泡剤を重量百分率で0.6%添加したポリスチ
レンをノズル温度195°C、圧力100kg/cm2
で前記キャビテイ3、3へ射出し、発泡ポリスチレンが
キャビティ3、3に充満して製品のスキン層2aを形成
した時、射出を止めると共に圧力気体の供給を停止し、
型1の可動側1bを制御手段により約0.2mm後退さ
せて型開きを行った。その結果、キャビテイ3、3は図
2に誇張して示す通り、型1の固定側が拡げられて成形
品の化粧側より離隔し、キャビティ3、3内に存在した
圧力気体と発泡ガスとは瞬時に放出すると同時に、成形
品に加えられた発泡の抑制が解かれるから、まだ溶融状
態にある成形品の内部では活発な発泡が行われて、この
部分の充分な多孔化2bを達成すると共に、発泡による
容積増加で一旦型面から離れた化粧側を型面へ圧接して
型転写を行わせる。従って、この実施例によれば最大厚
さが3.7ミリという薄物で、裏面に図4に示すように
枢軸11が設けられるベーン2でも外観的な欠陥がな
く、表面が平滑美麗で、且つ、充分な内部発泡により製
品の軽量化、断熱性、遮音性、緩衝性等の効果向上に加
えて、応力残存による製品の変形も生じない優れたベー
ン2が成形されて、しかも、このベーン2の比重は、型
開きをしない発泡成形に於ては1.02であったもの
が、0.9に減少していた。
【0012】次に、前記実施例において型開き寸法と発
泡度との関係を確認するため、型開きの寸法を0.1m
mと0.15mmに変更して、この場合の比重を測定し
た。その結果、0.1mmの型開きの場合は1.0であ
った比重が、0.15mmの場合は0.98に変化して
型開きの寸法が増大する程、発泡度が増大することを確
認し得た。そこで、更に、原料を発泡し易いポリプロピ
レンに変えて、これに無機系発泡剤を重量百分率で3%
添加したものをキャビティ3、3へノズル温度200°
C、圧力80kg/cm2 で射出し、キャビティ3、3
へ満充填になった後、速やかに3mmと5mmの型開き
によりキャビティ3、3を拡げて発泡の促進を行って見
た。その結果、3mmの場合は、製品の内部が図5に示
す通り表裏のスキン層2aが無数の細繊維2cにより結
合された構成となって、比重は0.7であり、5mmの
場合は、図6に示す通り表裏のスキン層2a間に空洞2
dが存在する構成となって、比重は0.6であり、これ
ら実施例によれば型開きの寸法調整によって発泡度を広
範に変化させて、特異な内部構成の発泡促進成形品を容
易、確実に得られることが確認された。
【0013】又、前記実施例において、型開きによりキ
ャビティの拡大と圧力気体の放出とを行った後、一旦開
かせた型を締め充分な内部発泡により容積増加した成形
品を固定側の型面へ圧接すると、成形品の化粧側の型転
写が強制的に行われるため、化粧側が一層滑澤となって
成形品の外観美を向上させるのに有効であり、又、この
圧迫作用は図4に示すように表裏のスキン層2aが細繊
維2cで結合される発泡促進成形品の場合、発泡時に直
伸した細繊維を圧迫により屈橈させて、製品の可撓性、
緩衝性、防音性等を大幅に向上させることができるもの
である。
【0014】図7〜図11に示す第2実施例において符
号1は、自動車用のハンドル12を成形する型を示すも
ので、固定側1aと可動側1bとの間に前記ハンドル1
2に適合する環状のキャビティ3を図9の通り形成し
て、このキャビティ3の中心部にスプルー4を設け、こ
のスプルー4をランナー5とゲート6を介して二個所で
前記キャビティ3へ連通させ、前記キャビティ3の外側
には細隙7を介してこれと連通するベント溝8を4個所
設けて、これらベント溝8にそれぞれ加圧気体の通路9
を接続し、その接続部には焼結金属等の濾過部材10を
設け、更に、前記ベント溝8の外側に環状の気密保持部
材13を配設したもので、この型1の可動側1bを開閉
する手段(図面省略)には、タイマー等によって作動時
間を調整し、僅かな型開きを行わせるための制御手段
(図面省略)を装備する構成としてある。
【0015】そして、この型1によりハンドル12を成
形するときは、型締めしてキャビティ3内へ通路9から
20kg/cm2 の加圧気体を送り込んで、ADCA系
発泡剤を重量百分率で1%添加した軟質塩化ビニルをノ
ズル温度160°C、圧力50kg/cm2 でキャビテ
イ3へ射出し、キャビティ3が満充填となって製品のス
キン層12aが形成されたとき射出を止めると共に、圧
力気体の送入を停止して型1の可動側1bを制御手段に
より約1.5mm後退させて型開きを行った。その結
果、キャビテイ3は図10に誇張して示す通り、型1の
固定側1aが拡げられ、成形品の化粧側から離隔すると
共に、キャビティ3内に存在した圧力気体と発泡ガスを
瞬時に放出して、成形品に加えられた発泡の抑制を解く
から、まだ溶融状態にある成形品の内部においては発泡
が順調に進行して、この部分の多孔化12bを充分に達
成すると共に、発泡による容積増加で成形品の化粧側を
型に押し付ける転写作用を行うため、この実施例によれ
ば心金14がインサートされたハンドル12を外観的な
欠陥もなく、表面は平滑美麗で、且つ、充分な内部発泡
により軽量化、断熱性、遮音性、緩衝性等の特性改善も
充分な状態に於て成形し得ることが確認された。但し、
この実施例では軟質塩化ビニルを原料とするため、製品
外形の形成後に型開きしてキャビティ3を拡げて発泡を
促進するとき、型1の固定側1aから露出した成形品の
一部が発泡圧により図8に示すように膨出して、成形品
の断面形状を変形させる傾向を生ずるので、この対策と
して膨出を起こす部分の型1の固定側1aを図9の如く
凹入するように形状補正して置けば、キャビティ3を拡
大させて発泡を促進するとき、この部分が膨出すると製
品の断面形状が正規な形状となるようにすることが可能
である。
【0016】図12、図13に示す第3実施例において
符号1は、縁付き円板15を成形する型を示すもので、
固定側1aと可動側1bとの間に前記縁付き円板15に
適合するキャビティ3を図12の通り形成して、このキ
ャビティ3の中心部にスプルー4を連通させたもので、
この実施例に於ては製品の形状が単純で、且つ小形であ
るため前記実施例において採用した圧力気体の送入手段
は省略してあるが、採用しても差し支えないものであ
り、この実施例に於てはキャビティ3を拡げるのに可動
部1b全体を開かず、その一部に可動部16を設けて、
この部分16を進退作動することにより行う。即ち、型
1の可動側1bにキャビティ3に対応する可動部16を
設け、この可動部16を成形時は進退手段(図面省略)
により図12に示すようにキャビティ3内へ侵入させて
キャビティ3を縮めて置き、原料の満充填により成形品
のスキン層が成形されたら、速かに進退手段により可動
部16を図13に示す位置に退動させてキャビティ3を
拡げ、発泡の促進を行う構成としてある。
【0017】そして、この型1により縁付き円板15を
成形するときは、型締めしてキャビティ3内へADCA
系発泡剤を重量百分率で0.6%添加したポリスチレン
をノズル温度195°C、圧力85kg/cm2 で射出
し、これがキャビティ3に充満して製品のスキン層を形
成した時、速やかに可動側1bの可動部16を移動手段
により0.2mm後退させた。その結果、キャビテイ3
は図11に誇張して示す通り、可動部1b側が広がっ
て、成形品の外面から離隔して発泡ガスを放出すると共
に、成形品に加えられる発泡の抑制を解くから、まだ溶
融状態にある成形品の内部では活発な発泡が行われ、こ
の部分の多孔化を充分に達成して発泡による容積増加で
成形品の表面を型に押し付ける転写動作を行うから、こ
の実施例に於ても外観がよくて、内部発泡による特性改
善の効果も充分な製品を簡単に得ることができた。
【0018】図14に示す実施例において符号17は、
空調機の風向調整用ベーンを示すもので、数枚のベーン
17を両側のヒンジ18により固定片19と可動片20
とに連結した構成のもので、ポリプロピレンに無機系発
泡剤を1%添加したものを図面は省略した型に満充填
し、その後、速やかに型の可動側を0.2mm退動させ
てキャビティを広げ、発泡を促進する方法によって成形
した。その結果、キャビティを広げない発泡成形の場合
は0.85であった比重が0.8に変化し、発泡の促進
によりヒンジ18にしなやかな弾性が与えられて、従来
よりも小さい力でスムーズに動くので、ベーン操作をモ
ーターにより行う場合、モーターの負荷を10%程度減
少させ得ることが確認された。
【0019】
【発明の効果】前述した通り、本発明に係る発泡合成樹
脂成形品の発泡促進方法は、キャビティへの発泡合成樹
脂の満充填により製品の外形が形成されると、速やかに
キャビティを拡げて発泡の抑圧を解いて発泡を促進する
から、従来の減量充填式による発泡促進では得られない
複雑な形状や、5mm以下の薄物の製品も確実に成形す
ることが可能で、しかも製品はその外形が正確で、表面
の平滑性に優れ、且つ発泡が充分に達成されるから、製
品の軽量化、断熱性、遮音性、緩衝性、等の効果に優れ
るだけでなく、発泡応力の残存によって製品の変形を生
じることもないし、又、発泡度を加減すると合成樹脂の
弾力性を調整して、ヒンジを成形した際に優れた操作性
を得ることができるものである。殊にこの方法は、キャ
ビティを拡げる範囲を加減すれば、表裏のスキン層が細
繊維により結合された構成や、表裏のスキン層間に空洞
が存在する特異構成を具現させることが可能で、成形品
の構成改革と材料の節約に有効であり、且つ、発泡合成
樹脂の充填時、キャビティに圧力気体を存在させて、こ
の圧力により充填時の発泡抑制をする方法や、一旦、発
泡を促進するため拡げたャビティを再び縮めて発泡後の
製品の強制加圧を行う方法を採用すれば、更に製品の表
面状態を改善するのに好結果がもたらされるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発泡合成樹脂成形品の発泡促進方
法の第1実施例の製品の成形開始状態を示す横断平面図
である。
【図2】同上実施例の製品を成形して発泡を促進する状
態を示す横断平面図である。
【図3】図1に示す製品の成形開始状態を型の固定側を
省略して示す側面図である。
【図4】同上実施例においてキャビティを僅かに拡げて
形成した製品の拡大断面図である。
【図5】同上実施例においてキャビティの拡げ方を増し
て形成した製品の拡大断面図である。
【図6】同上実施例においてキャビティの拡げ方を更に
増して成形した製品の拡大断面図である。
【図7】本発明に係る発泡合成樹脂成形品の発泡促進方
法の第2実施例の製品の成形開始状態を示す形成状態を
示す横断平面図である。
【図8】同上実施例の製品を成形して発泡を促進する状
態を示す横断平面図である。
【図9】図7に示す製品の成形開始状態を型の固定側を
省略して示す側面図である。
【図10】同上実施例により成形した製品が発泡の促進
時に変形した状態を示す一部分の拡大断面図である。
【図11】図10に示す変形を防止するため型の固定側
に施した形状補正の一例を示す一部分の拡大断面図であ
る。
【図12】本発明に係る発泡合成樹脂成形品の発泡促進
方法の第3実施例の製品の成形開始状態を示す横断平面
図である。
【図13】同上実施例の製品を成形して発泡を促進する
状態を示す横断平面図である。
【図14】本発明に係る発泡合成樹脂成形品の発泡促進
方法の第4実施例により成形した製品の一部分を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 型 1a 固定側 1b 可動側 3 キャビティ 2、12、15、17 製品 10 加圧気体の通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 9:00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型のキャビティへ発泡合成樹脂を射出し
    て、これが前記キャビティへ充満した後、速やかに前記
    キャビティを拡げて成形品内部の発泡を促進することを
    特徴とする発泡合成樹脂成形品の発泡促進方法。
  2. 【請求項2】 キャビティを拡げて製品内部の発泡を促
    進したた後、速やかに前記キャビティを縮めて成形品の
    圧迫を行わせることを特徴とする請求項1記載の発泡合
    成樹脂成形品の発泡促進方法。
  3. 【請求項3】 型のキャビティへ発泡合成樹脂を充填す
    る際、前記キャビティ内に発泡を抑制する圧力気体を存
    在させて置くことを特徴とする請求項1及び2記載の発
    泡合成樹脂成形品の発泡促進方法。
  4. 【請求項4】 満充填後にキャビティを拡げる内部発泡
    の促進により、表裏のスキン層が細繊維により結合され
    た構成を得ることを特徴とする発泡促進成形品。
  5. 【請求項5】 満充填後にキャビティを拡げる内部発泡
    の促進により、表裏のスキン層間に空洞が存在する構成
    を得ることを特徴とする発泡促進成形品。
JP7174043A 1995-06-15 1995-06-15 発泡合成樹脂成形品の発泡促進方法と発泡促進成形品 Pending JPH091579A (ja)

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