JPH09158502A - 集合住宅の構造 - Google Patents

集合住宅の構造

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Publication number
JPH09158502A
JPH09158502A JP34686795A JP34686795A JPH09158502A JP H09158502 A JPH09158502 A JP H09158502A JP 34686795 A JP34686795 A JP 34686795A JP 34686795 A JP34686795 A JP 34686795A JP H09158502 A JPH09158502 A JP H09158502A
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JP
Japan
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living room
adjacent
slab
space
indoor
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Application number
JP34686795A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Ikezawa
知弘 池沢
Misao Nagaya
操 長屋
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RIBU KENCHIKU KEIKAKU KENKYUSHO KK
Mitsui Construction Co Ltd
Mitsui Fudosan Co Ltd
Original Assignee
RIBU KENCHIKU KEIKAKU KENKYUSHO KK
Mitsui Construction Co Ltd
Mitsui Fudosan Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】居室のプライバシーを確保し、採光を容易にす
る。水場設備に対する採光及び自然換気を容易にする。 【解決手段】第1、第3、第2構面構造体5、3、2を
もつ躯体構造物100の各フロア空間13に、第1構面
構造体に隣接した共用廊下9a及び、該共用廊下の片側
に並列配置して隣接した複数の住戸15を設け、第1及
び第3構面構造体の間に、複数のスラブ60を上下に貫
通する複数のライトコート11を、これらが各共用廊下
の片側に隣接して1列に並ぶ形で設け、住戸は第1及び
第3構面構造体の間の第1室内部15aと、第2及び第
3構面構造体の間の第2室内部15cを有し、ライトコ
ートは、隣接する第1室内部の間に、かつ第2室内部と
採光窓50を介して隣接する形で配置され、各第1室内
部に一方のライトコートに面した形で水場設備30を配
設し、各第2室内部に居室21を、採光窓を介してライ
トコートに面する形で配設して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、片廊下型のマンション
等の構造として適用される集合住宅の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、片廊下型のマンションが多く構築
されている。従来の片廊下型のマンションでは、バルコ
ニ側の居室以外の別の居室を共用廊下に隣接して配置す
ることにより、該別の居室に対する採光を、前記共用廊
下側から行えるようにした構造をもつものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に居室を共用廊下に隣接して配置した構造では、該共用
廊下の通行人などから該居室内が見えやすくなる。ま
た、該居室内での会話等の音が前記共用廊下に聞こえや
すくなる。つまり、該居室のプライバシー確保に問題が
あった。また、居室を共用廊下に隣接して配置した構造
では、該居室を配置した分だけ、共用廊下に隣接した空
間が制限され、水場設備(即ち洗面所や風呂等)を共用
廊下に隣接して配置しにくくなる。水場設備を共用廊下
に隣接して配置しにくくなることにより、水場設備に対
する採光や自然換気を行うことは困難になる。
【0004】そこで本発明は上記事情に鑑み、バルコニ
側の居室以外の別の居室におけるプライバシーを確保で
き、かつ該居室に対する採光が容易であり、しかも水場
設備に対する採光及び自然換気が容易である集合住宅の
構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち本発明のうち第一の
発明は、所定の桁行方向(矢印A、B方向)に伸延した
第1、第2の構面構造体(5、2)及び、これら第1、
第2の構面構造体(5、2)の間に配置され、前記桁行
方向(矢印A、B方向)に伸延した第3の構面構造体
(3)を有した躯体構造物(100)を有し、前記躯体
構造物(100)に、水平な複数のスラブ(60)を上
下層状に支持して設け、上下に隣接した前記スラブ(6
0、60)間にフロア空間(13)をそれぞれ設け、前
記各フロア空間(13)に、前記第1の構面構造体
(5)に隣接した形で、前記桁行方向(矢印A、B方
向)に伸延した共用廊下(9a)を設け、前記各フロア
空間(13)に複数の住戸(15)を、前記共用廊下
(9a)の片側に、該共用廊下(9a)に隣接させた形
で前記桁行方向(矢印A、B方向)に並列配置して設
け、前記躯体構造物(100)のうち、前記第1及び第
3の構面構造体(5、3)の間に、前記複数のスラブ
(60)を上下に貫通する形の複数の採光吹き抜け空間
(11)を、これら採光吹き抜け空間(11)が、前記
各フロア空間(13)において前記共用廊下(9a)の
片側に隣接した形で前記桁行方向(矢印A、B方向)に
1列に設け、前記住戸(15)は非居室部位(15a)
と居室部位(15c)を有し、前記非居住部位(15
a)は前記第1及び第3の構面構造体(5、3)の間に
配置され、前記居室部位(15c)は前記第2及び第3
の構面構造体(2、3)の間に配置され、前記採光吹き
抜け空間(11)は、前記フロア空間(13)におい
て、互いに隣接する前記住戸(15、15)の非居住部
位(15a、15a)の間に配置されると共に、これら
住戸(15、15)の居室部位(15c、15c)のう
ち少なくとも一方の居室部位(15c)と吹き抜け採光
部(50)を介して隣接する形で配置され、前記各住戸
(15)の非居住部位(15a)に、該非居住部位(1
5a)に隣接する一方の採光吹き抜け空間(11)に面
した形で水場設備(30)を配設し、前記各住戸(1
5)の居室部位(15c)に、居室(21)を、前記吹
き抜け採光部(50)を介して前記採光吹き抜け空間
(11)に面する形で配設して構成される。
【0006】また本発明のうち第二の発明は、第一の発
明の集合住宅(1)の構造において、前記各住戸(1
5)の非居住部位(15a)に、前記共用廊下(9a)
と隣接した形で玄関(40)を設け、前記各住戸(1
5)の非居住部位(15a)に、該非居住部位(15
a)に隣接する他方の採光吹き抜け空間(11)に面し
た形で、前記玄関(40)と該住戸(15)の居室部位
(15c)を接続した形の室内通路(26)を配設して
構成される。
【0007】また本発明のうち第三の発明は、第一の発
明の集合住宅(1)の構造において、前記各住戸(1
5)において、前記スラブ(60)は、前記第1及び第
3の構面構造体(5、3)との間に架設支持された第1
スラブ(6)と、前記第2及び第3の構面構造体(2、
3)との間に架設支持された第2スラブ(9)からな
り、前記第1スラブ(6)の上面位置(6b)を、対応
する前記第2スラブ(9)の上面位置(9b)よりも低
く配置した。
【0008】また本発明のうち第四の発明は、第一の発
明の集合住宅(1)の構造において、前記各住戸(1
5)において、前記スラブ(60)は、前記水場設備
(30)に対応する位置において窪んでいる。
【0009】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「作用」の欄についても同様である。
【0010】
【作用】上記した構成により本発明のうち第一の発明で
は、バルコニ側の居室(22)以外の別の居室(21)
には、採光吹き抜け空間(11)から吹き抜け採光部
(50)を介して採光が行われる。また、吹き抜け採光
部(50)と共用廊下(9a)との間には採光吹き抜け
空間(11)が介在しており、居室部位(15c)と共
用廊下(9a)との間には、非居住部位(15a)及び
採光吹き抜け空間(11)が介在している。また、水場
設備(30)に対する採光や自然換気は採光吹き抜け空
間(11)から行われる。
【0011】また本発明のうち第二の発明では、室内通
路(26)に対する採光が採光吹き抜け空間(11)か
ら行われる。
【0012】また本発明のうち第三の発明では、第1ス
ラブ(6)と第2スラブ(9)の上面位置(6b、9
b)の差(H1)を利用して、第1スラブ(6)側に床
部材(23)を設置し、従って住戸(15)のうち非居
住部位(15a)を2重床構造にする。
【0013】また本発明のうち第四の発明では、スラブ
(60)にできた窪み(65)を利用して、該窪み(6
5)の位置に床部材(23)を設置し、水場設備(3
0)に対応する位置を2重床構造にする。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明による集合住宅の構造の一例を示し
た平断面図、図2は、図1に示す集合住宅全体を示した
模式平断面図、図3は、図1のX1−Y1線断面図、図
4は、本発明による集合住宅の構造のうち別の一例を示
した鉛直断面図、図5は、本発明による集合住宅の構造
のうち別の一例を示した模式平断面図である。
【0015】鉄筋コンクリート造等の集合住宅であるマ
ンション1は、図2に示すように躯体構造物100を有
しており、躯体構造物100は、第1構面構造体5、第
2構面構造体2、第3構面構造体3を有している。第1
構面構造体5は、図示しない地盤上に立設された複数の
柱5aを有しており、これら柱5aは水平な桁行方向で
ある図の矢印A、B方向に沿って一列に並列配置されて
いる。複数の柱5a相互間には矢印A、B方向に伸延し
た複数の水平な梁5b(図2では二点鎖線で図示)が接
合支持されており、これら柱5a及び梁5bは所定のラ
ーメン構造を形成している。第2構面構造体2は、図示
しない地盤上に立設された複数の柱2aを有しており、
これら柱2aは水平な桁行方向である図の矢印A、B方
向に沿って一列に並列配置されている。複数の柱2a相
互間には矢印A、B方向に伸延した複数の水平な梁2b
(図2では二点鎖線で図示)が接合支持されており、こ
れら柱2a及び梁2bは所定のラーメン構造を形成して
いる。更に第3構面構造体3は、図示しない地盤上に立
設された複数の柱3aを有しており、各柱3aは、前記
第2構面構造体2の各柱2aと、図の矢印A、B方向と
垂直な水平方向、即ち梁間方向である図の矢印C、D方
向に1対1で対応して配置されている。また、それぞれ
対応した柱2a、3a間の間隔は矢印C、D方向の所定
の間隔L1となっている。即ち、これら複数の柱3aは
水平方向である図の矢印A、B方向に沿って一列に並列
配置されている。複数の柱3a相互間には矢印A、B方
向に伸延した複数の水平な梁3b(図2では二点鎖線で
図示)が接合支持されており、これら柱3a及び梁3b
は所定のラーメン構造を形成している。なお、各柱3a
と前記第1構面構造体5の各柱5aとの間の矢印C、D
方向の間隔は所定の間隔L2となっている。但し、各柱
5aと各柱3aとは必ずしも矢印C、D方向に対応して
配置されてはいない。
【0016】第1構面構造体5及び第3構面構造体3の
間には、図2及び図3に示すように、複数の水平な第1
スラブ6が上下層状に設けられており(但し図2及び図
3では1つの第1スラブ6だけが示されている)、各第
1スラブ6は矢印C、D方向に対応して配置した梁3
b、5bにそれぞれ支持接合された状態になっている。
なお、各第1スラブ6には、第1構面構造体5よりも図
の矢印C側に所定の長さL4だけ突出した突出部6cが
形成されている。また、上下に隣接した第1スラブ6、
6の間にはそれぞれ第1フロア空間7が形成されてい
る。一方、第2構面構造体2及び第3構面構造体3の間
には、図2及び図3に示すように、複数の水平な第2ス
ラブ9が上下層状に設けられており(但し図2及び図3
では1つの第2スラブ9だけが示されている)、各第2
スラブ9は矢印C、D方向に対応して配置された梁2
b、3bにそれぞれ支持接合された状態になっている。
なお、各第2スラブ9には、第2構面構造体2よりも図
の矢印D側に所定の長さL3だけ突出した突出部9cが
形成されている。また、上下に隣接した第2スラブ9、
9の間にはそれぞれ第2フロア空間12が形成されてい
る。ところで、各第2スラブ9は各第1スラブ6と1対
1で対応して配置されており、各第1スラブ6の上面位
置6bは、対応する第2スラブ9の上面位置9bよりも
上下方向における所定の差H1だけ低い位置に配置され
ている。なお、本実施例では互いに対応した第1スラブ
6と第2スラブ9は、図3に示すように第3構面構造体
3において同一の梁3bに支持接合されている。つま
り、第3構面構造体3の各梁3bは、上下方向に差H1
の間隔をもつ第1スラブ6と第2スラブ9を共に接合支
持できるように、通常の梁(例えば前記梁2b、5bな
ど)よりも上下に長くなった形(少なくとも差H1分長
くなった形)で形成されている。そして、互いに対応し
た第1スラブ6及び第2スラブ9により1つのスラブ6
0が構成されており、従って、このスラブ60は差H1
による段差が形成された水平なスラブである。また、上
下に隣接するスラブ60、60間には、上述したように
第1スラブ6の位置で第1フロア空間7、及び第2スラ
ブ9の位置で第2フロア空間12がそれぞれ形成されて
いるが、これら互いに対応する第1フロア空間7と第2
フロア空間12は矢印C、D方向に連続しており、1つ
のフロア空間13を形成している。言い替えると、上下
に隣接したスラブ60、60間にはフロア空間13がそ
れぞれ設けられていることになる。
【0017】また、各フロア空間13には、図2に示す
ように、第1スラブ6の突出部6cの上面側に、従って
第1構面構造体5に隣接した形で、図の矢印A、B方向
に伸延した共用廊下9aが設けられており、該共用廊下
9aの片側(即ち矢印D側)には、該共用廊下9aに隣
接した形で矢印A、B方向に並列配置された複数の住戸
15が設けられている。なお、各住戸15のうち、第1
及び第3構面構造体5、3の間の部位、即ち前記間隔L
2に対応する部位は第1室内部15aとなっており、第
2及び第3構面構造体2、3の間の部位、即ち前記間隔
L1に対応する部位は第2室内部15cとなっている。
各住戸15は、第2フロア空間12のうち第2スラブ9
の突出部9cに対応した部位、即ち、前記長さL3に対
応する部位をも含んでおり、各住戸15におけるこの部
位はバルコニ部6aとなっている。更に、躯体構造物1
00のうち、第1及び第3構面構造体5、3の間には、
複数のスラブ60を上下に貫通する形の、採光吹き抜け
空間である複数のライトコート11が、これらライトコ
ート11が、各フロア空間13において共用廊下9aの
片側(即ち矢印D側)に隣接した形で矢印A、B方向に
1列に設けられている。各ライトコート11は、各フロ
ア空間13において、互いに隣接する住戸15、15の
第1室内部15a、15aの間に配置されると共に、こ
れら住戸15、15の第2室内部15c、15cとも隣
接して配置されている。従って、隣接する住戸15、1
5間において、第1室内部15a、15a間はライトコ
ート11により隔てられている。なお、隣接する住戸1
5、15間において、第2室内部15c、15c間は耐
震壁等の所定の壁部材16により仕切られている。
【0018】各住戸15の第1室内部15aには、図1
に示すように、該第1室内部15aに隣接する一方(図
1では矢印B側)のライトコート11に面した形で水場
設備30が配設されている。水場設備30は、例えば、
風呂ユニット、洗面所ユニット、便所ユニット等のよう
に水を使用する諸設備のことである(但し、図1に示し
た実施例では台所を含んでいない。)。また、各第1室
内部15aには、前記共用廊下9aと隣接した形で玄関
40が設けられており、該第1室内部15aには、該第
1室内部15aに隣接する他方(図1では矢印A側)の
ライトコート11に面した形で、前記玄関40と該第1
室内部15aに対応した第2室内部15cを接続した形
の室内廊下26が配設されている。第1室内部15a
と、該第1室内部15aの両側に隣接するライトコート
11、11との間及び第1室内部15aと共用廊下9a
の間は、壁部材等の仕切部材17により基本的に仕切ら
れているが、水場設備30の位置には、該水場設備30
が隣接するライトコート11に面するように仕切部材1
7に水場窓52が設けられている。また、室内廊下26
の位置には、該室内廊下26が隣接するライトコート1
1に面するように仕切部材17に廊下窓53が設けられ
ている。つまり、水場設備30に対する採光や自然換気
は水場窓52を介してライトコート11側から容易に行
うことができ、室内廊下26に対する採光は廊下窓53
を介してライトコート11側から容易に行うことができ
る。玄関40の位置には、通行可能なように仕切部材1
7に玄関扉55が設けられている。なお、第1室内部1
5aには上述したように水場設備30、玄関40、室内
廊下26等しかなく、居室等のように居住者が比較的長
時間存在するような場所は形成されていない。つまり、
第1室内部15aは非居住部位となっている。ところ
で、各住戸15では、図3に示すように、第1スラブ6
と第2スラブ9の上面位置6b、9bの差H1を利用し
て、第1スラブ6側に支柱23a等を介して床部材23
を設置し、従って住戸15のうち第1室内部15aを2
重床構造にしている。そして、該第1室内部15aの水
場設備30に対する配管等は、この2重床構造により形
成される床部材23と第1スラブ6間の隙間空間25を
利用して設置施工されている。
【0019】一方、各住戸15の第2室内部15cに
は、図1に示すように、複数の居室21、22等が配設
されている。即ち、居室22、22は、該住戸15のバ
ルコニ部6aに隣接した形で配置されており。これら居
室22以外の別の居室21、21は、第2室内部15c
に隣接するライトコート11、11にそれぞれ隣接した
形で配置されている。第2室内部15cと、該第2室内
部15cの両側に隣接するライトコート11、11との
間及び第2室内部15cとバルコニ部6aの間は、壁部
材等の仕切部材19により基本的に仕切られているが、
居室22、22の位置には、該居室22、22が隣接す
るバルコニ部6aに面するように仕切部材19にバルコ
ニ扉45、45が設けられている。また、居室21、2
1の位置には、該居室21、21が隣接するライトコー
ト11、11にそれぞれ面するように仕切部材19に採
光窓50、50が設けられている。つまり、居室22、
22に対する採光や自然換気はバルコニ扉45、45を
介してバルコニ部6a側から容易に行うことができ、居
室21、21に対する採光や自然換気は採光窓50、5
0を介してライトコート11、11側から容易に行うこ
とができる。なお、本実施例では、図1に示すように、
居室21、21からライトコート11、11側には矢印
C方向に突出した形の第2バルコニ部62、62が第2
スラブ9に連続した形で設けられている。しかし、第2
バルコニ部62、62は、本発明を構成する上で必要不
可欠な要素ではない。
【0020】なお、上述した実施例では、各住戸15に
おいてスラブ60は、上面位置6b、9bに上下の差H
1がある第1スラブ6と第2スラブ9からなっていた
が、スラブ60は、例えば、図4に示すように第1構面
構造体5から第2構面構造体2に亙って基本的に平坦な
スラブ60を採用することもできる。この平坦なスラブ
60を採用する場合には、図4に示すように、水場設備
30に対応した位置を2重床構造にするため、該スラブ
60のうち水場設備30に対応した位置を窪ませて、窪
み65を設けるようにする。つまり、スラブ60にでき
た窪み65を利用して、該窪み65の位置に床部材23
を設置し、水場設備30に対応する位置を2重床構造に
する。
【0021】また上述した実施例では、隣接する2つの
住戸15、15間のライトコート11は、これら住戸1
5、15の第2室内部15c、15cにそれぞれ隣接し
て配置されていたが、隣接する2つの住戸15、15間
のライトコート11は、例えば図5に示すように、これ
ら住戸15、15の第2室内部15c、15cのうち一
方の第2室内部15cのみに隣接して配置されてもよ
い。
【0022】また上述した実施例では、第1、第2、第
3の構面構造体としては、ラーメン構面構造体である第
1、第2、第3構面構造体5、2、3が採用されている
が、第1、第2、第3の構面構造体としては、公知の壁
構造体(この場合集合住宅は比較的低層のものになる)
なども採用できる。
【0023】また上述した実施例を次のように改良して
もよい。例えば、マンション1が比較的高層となる場合
などに、第1、第3構面構造体5、3の間などで、図1
の矢印C、D方向の剛性を更に高めたいことがある。こ
のような場合には、第1構面構造体5の柱5aと、第3
構面構造体3の柱3aのうち、矢印C、D方向に互いに
対向して配置されている柱5a、3a間に、ライトコー
ト11を横切る形で水平な梁70(二点鎖線で図示)を
設置する。なお梁70はライトコート11を上下に仕切
ることはないので(スラブのようなものではないの
で)、梁70が設置されても該ライトコート11は採光
吹き抜け空間として有効である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明のうち第一の
発明は、矢印A、B方向等の所定の桁行方向に伸延した
第1、第2構面構造体5、2、壁構造体等の第1、第2
の構面構造体及び、これら第1、第2の構面構造体の間
に配置され、前記桁行方向に伸延した第3構面構造体
3、壁構造体等の第3の構面構造体を有した躯体構造物
100等の躯体構造物を有し、前記躯体構造物に、水平
な複数のスラブ60等のスラブを上下層状に支持して設
け、上下に隣接した前記スラブ間にフロア空間13等の
フロア空間をそれぞれ設け、前記各フロア空間に、前記
第1の構面構造体に隣接した形で、前記桁行方向に伸延
した共用廊下9a等の共用廊下を設け、前記各フロア空
間に複数の住戸15等の住戸を、前記共用廊下の片側
に、該共用廊下に隣接させた形で前記桁行方向に並列配
置して設け、前記躯体構造物のうち、前記第1及び第3
の構面構造体の間に、前記複数のスラブを上下に貫通す
る形の複数のライトコート11等の採光吹き抜け空間
を、これら採光吹き抜け空間が、前記各フロア空間にお
いて前記共用廊下の片側に隣接した形で前記桁行方向に
1列に設け、前記住戸は第1室内部15a等の非居室部
位と第2室内部15c等の居室部位を有し、前記非居住
部位は前記第1及び第3の構面構造体の間に配置され、
前記居室部位は前記第2及び第3の構面構造体の間に配
置され、前記採光吹き抜け空間は、前記フロア空間にお
いて、互いに隣接する前記住戸の非居住部位の間に配置
されると共に、これら住戸の居室部位のうち少なくとも
一方の居室部位と採光窓50等の吹き抜け採光部を介し
て隣接する形で配置され、前記各住戸の非居住部位に、
該非居住部位に隣接する一方の採光吹き抜け空間に面し
た形で水場設備30等の水場設備を配設し、前記各住戸
の居室部位に、居室21等の居室を、前記吹き抜け採光
部を介して前記採光吹き抜け空間に面する形で配設して
構成されるので、バルコニ側の居室22以外の別の居
室、即ち居室21等の居室には、採光吹き抜け空間から
の太陽光等が吹き抜け採光部を介して取り入れられるの
で、該居室に対する採光は容易になる。また、該居室の
吹き抜け採光部は共用廊下側に面しているが、これら居
室の吹き抜け採光部と共用廊下との間には採光吹き抜け
空間が介在しているので、該採光吹き抜け空間がある
分、該共用廊下の通行人が吹き抜け採光部を通して居室
内の様子を見ることは困難になっている。これに加え
て、前記居室等のように居住者が比較的長時間存在する
場所を含んだ居室部位と、前記共用廊下との間には、水
場設備や玄関40等のように居住者が比較的短時間しか
存在しない場所だけを含んだ非居住部位及び、採光吹き
抜け空間が介在しているので、居室部位内での会話など
の音が共用廊下側に聞こえるというようなことが極力防
止されている。つまり、本発明により、バルコニ側の居
室22以外の居室において、該居室に対する採光が容易
になると共に、該居室のプライバシーの確保もできる。
また、これらの効果と共に、水場設備を採光吹き抜け空
間に面した形で配設したので、該水場設備に対する採光
や自然換気は該採光吹き抜け空間から容易に行える。更
に、第1及び第3の構面構造体間には複数の採光吹き抜
け空間が存在するため、これら第1及び第3の構面構造
体間を接続する形で、梁間方向(即ち図の矢印C、D方
向)に伸延した大梁を設置することが構造上困難にな
る。しかし、複数の採光吹き抜け空間は桁行方向に1列
に設けられているので、第1及び第3の構面構造体間の
間隔L2は、採光吹き抜け空間が複数列あるような場合
に比べて極力短くなっている。つまり、第1及び第3の
構面構造体間の間隔L2が極力短くなっていることによ
り、第1及び第3の構面構造体間における梁間方向の剛
性が極力失われないようになっているので、これら第1
及び第3の構面構造体間に梁間方向の大梁を設置するこ
とが困難であったとしても、これによって躯体構造物の
強度を失うようなことは極力防止されており安全性が高
い。
【0025】また本発明のうち第二の発明は、第一の発
明の集合住宅の構造において、前記各住戸の非居住部位
に、前記共用廊下と隣接した形で玄関40等の玄関を設
け、前記各住戸の非居住部位に、該非居住部位に隣接す
る他方の採光吹き抜け空間に面した形で、前記玄関と該
住戸の居室部位を接続した形の室内廊下26等の室内通
路を配設して構成されるので、第一の発明による効果に
加えて、室内通路に対する採光が採光吹き抜け空間から
容易に行える。また、住戸に対する自然換気を行う場合
には玄関を開放しなくても、室内通路が面している採光
吹き抜け空間から行うことができるので、プライバシー
が確保され、防犯面においても優れている。
【0026】また本発明のうち第三の発明は、第一の発
明の集合住宅の構造において、前記各住戸において、前
記スラブは、前記第1及び第3の構面構造体との間に架
設支持された第1スラブ6等の第1スラブと、前記第2
及び第3の構面構造体との間に架設支持された第2スラ
ブ9等の第2スラブからなり、前記第1スラブの上面位
置6b等の上面位置を、対応する前記第2スラブの上面
位置9b等の上面位置よりも低く配置した。つまり、第
1及び第2の構面構造体の間に第3の構面構造体が存在
しているので、第1及び第3の構面構造体の間の第1ス
ラブと、第2及び第3の構面構造体の間の第2スラブと
を、それぞれ別個に、高さレベルを変えて打設するこ
と、従って第1スラブの上面位置を第2スラブの上面位
置よりも低くして打設することが構造上容易になってお
り、施工に手間がかからない。ところで、水場設備に対
する配管等は、床側を2重床構造にして、この2重床構
造により形成される床部材と床側スラブ間の隙間空間を
利用して設置施工することが容易であり望ましい。本第
三の発明では、第1スラブと第2スラブの上面位置の差
H1を利用して、第1スラブ側に床部材23を設置し、
従って住戸のうち非居住部位を2重床構造にすることが
容易になる。よって、非居住部位に設けられた水場設備
に対する配管等は、該2重床構造によって生じる隙間空
間25を介して容易に設置できる。つまり、本第三の発
明では第一の発明による効果に加えて、水場設備に対す
る配管等の設置施工が容易になる。また、各住戸におい
て2重床構造を形成する部位は、水場設備が設けられて
いる非居住部位だけで済むので、住戸全体に亙って2重
床構造を形成しなくてもよく、床部材等の資材と手間が
省ける。
【0027】また本発明のうち第四の発明は、第一の発
明の集合住宅の構造において、前記各住戸において、前
記スラブは、前記水場設備に対応する位置において窪ん
でいるので、スラブにできた窪み65を利用して、該窪
み65の位置に床部材23を設置し、水場設備に対応す
る位置を2重床構造にすることが容易になる。よって、
水場設備に対する配管等は、該2重床構造によって生じ
る隙間空間25を介して容易に設置できる。つまり、第
一の発明による効果に加えて、水場設備に対する配管等
の設置施工が容易になる。また、各住戸において2重床
構造を形成する部位は、水場設備に対応する位置だけで
済むので、2重床構造を形成する部位は極力少なくでき
る。つまり、床部材等の資材が節約できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による集合住宅の構造の一例を
示した平断面図である。
【図2】図2は、図1に示す集合住宅全体を示した模式
平断面図である。
【図3】図3は、図1のX1−Y1線断面図である。
【図4】図4は、本発明による集合住宅の構造のうち別
の一例を示した鉛直断面図である。
【図5】図5は、本発明による集合住宅の構造のうち別
の一例を示した模式平断面図である。
【符号の説明】
1……集合住宅(マンション) 2……第2の構面構造体(第2構面構造体) 3……第3の構面構造体(第3構面構造体) 5……第1の構面構造体(第1構面構造体) 6……第1スラブ 6b……上面位置 9……第2スラブ 9a……共用廊下 9b……上面位置 11……採光吹き抜け空間(ライトコート) 13……フロア空間 15……住戸 15a……非居室部位(第1室内部) 15c……居室部位(第2室内部) 21……居室 26……室内通路(室内廊下) 30……水場設備 40……玄関 50……吹き抜け採光部(採光窓) 60……スラブ 100……躯体構造物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池沢 知弘 東京都中央区日本橋室町3丁目1番10号 株式会社LIV建築計画研究所内 (72)発明者 長屋 操 東京都千代田区岩本町三丁目10番1号 三 井建設株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の桁行方向に伸延した第1、第2の構
    面構造体及び、これら第1、第2の構面構造体の間に配
    置され、前記桁行方向に伸延した第3の構面構造体を有
    した躯体構造物を有し、 前記躯体構造物に、水平な複数のスラブを上下層状に支
    持して設け、 上下に隣接した前記スラブ間にフロア空間をそれぞれ設
    け、 前記各フロア空間に、前記第1の構面構造体に隣接した
    形で、前記桁行方向に伸延した共用廊下を設け、 前記各フロア空間に複数の住戸を、前記共用廊下の片側
    に、該共用廊下に隣接させた形で前記桁行方向に並列配
    置して設け、 前記躯体構造物のうち、前記第1及び第3の構面構造体
    の間に、前記複数のスラブを上下に貫通する形の複数の
    採光吹き抜け空間を、これら採光吹き抜け空間が、前記
    各フロア空間において前記共用廊下の片側に隣接した形
    で前記桁行方向に1列に設け、 前記住戸は非居室部位と居室部位を有し、 前記非居室部位は前記第1及び第3の構面構造体の間に
    配置され、 前記居室部位は前記第2及び第3の構面構造体の間に配
    置され、 前記採光吹き抜け空間は、前記フロア空間において、互
    いに隣接する前記住戸の非居室部位の間に配置されると
    共に、これら住戸の居室部位のうち少なくとも一方の居
    室部位と吹き抜け採光部を介して隣接する形で配置さ
    れ、 前記各住戸の非居室部位に、該非居室部位に隣接する一
    方の採光吹き抜け空間に面した形で水場設備を配設し、 前記各住戸の居室部位に、居室を、前記吹き抜け採光部
    を介して前記採光吹き抜け空間に面する形で配設して構
    成した集合住宅の構造。
  2. 【請求項2】前記各住戸の非居室部位に、前記共用廊下
    と隣接した形で玄関を設け、 前記各住戸の非居室部位に、該非居室部位に隣接する他
    方の採光吹き抜け空間に面した形で、前記玄関と該住戸
    の居室部位を接続した形の室内通路を配設して構成した
    請求項1記載の集合住宅の構造。
  3. 【請求項3】前記各住戸において、前記スラブは、前記
    第1及び第3の構面構造体との間に架設支持された第1
    スラブと、前記第2及び第3の構面構造体との間に架設
    支持された第2スラブからなり、 前記第1スラブの上面位置を、対応する前記第2スラブ
    の上面位置よりも低く配置したことを特徴とする請求項
    1記載の集合住宅の構造。
  4. 【請求項4】前記各住戸において、前記スラブは、前記
    水場設備に対応する位置において窪んでいることを特徴
    とする請求項1記載の集合住宅の構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002174042A (ja) * 2000-12-08 2002-06-21 Arai Gumi Ltd スケルトン・インフィル集合住宅
JP2005240342A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Asahi Kasei Homes Kk 重層長屋住宅
JP2020139359A (ja) * 2019-03-01 2020-09-03 三井住友建設株式会社 建物
JP2024043835A (ja) * 2022-09-20 2024-04-02 Tus都市開発株式会社 集合住宅建築物

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