JPH09158667A - 縦穴の掘削方法および縦穴用掘削機 - Google Patents
縦穴の掘削方法および縦穴用掘削機Info
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- JPH09158667A JPH09158667A JP7345388A JP34538895A JPH09158667A JP H09158667 A JPH09158667 A JP H09158667A JP 7345388 A JP7345388 A JP 7345388A JP 34538895 A JP34538895 A JP 34538895A JP H09158667 A JPH09158667 A JP H09158667A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 セグメント、ケーシング等による一時的な覆
工を掘削跡に構築する必要性をなくすことにある。 【解決手段】 縦穴の掘削方法は、上下方向へ伸びる軸
線を有する筒状の本体と、該本体の下端部に前記軸線の
周りに回転可能に配置されたカッタヘッドと、該カッタ
ヘッドを回転させる駆動機構と、前記本体を少なくとも
下方へ移動させる移動機構とを含む掘削機を用い、前記
カッタヘッドを回転させて地盤を掘削しつつ、掘削され
た穴の壁面を前記移動機構により圧密することを含む。
工を掘削跡に構築する必要性をなくすことにある。 【解決手段】 縦穴の掘削方法は、上下方向へ伸びる軸
線を有する筒状の本体と、該本体の下端部に前記軸線の
周りに回転可能に配置されたカッタヘッドと、該カッタ
ヘッドを回転させる駆動機構と、前記本体を少なくとも
下方へ移動させる移動機構とを含む掘削機を用い、前記
カッタヘッドを回転させて地盤を掘削しつつ、掘削され
た穴の壁面を前記移動機構により圧密することを含む。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下方向へ伸びる
穴を掘削する方法および掘削機に関する。
穴を掘削する方法および掘削機に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート構造物用の基礎、鉄塔用の
基礎、橋脚用の基礎、トンネル掘削用の立坑、鉱山用の
縦坑等に用いる深い縦穴を、カッタヘッドを筒状の本体
の軸線の周りに回転させる掘削機を用いて掘削する方法
がある。この掘削方法は、カッタヘッドを回転させつ
つ、掘削機を下降させ、複数のセグメントにより一時的
な覆工を掘削跡に形成する。一時的な覆工は、セグメン
トを既設の一時的な覆工の下側に順次組み付けることに
より形成される。
基礎、橋脚用の基礎、トンネル掘削用の立坑、鉱山用の
縦坑等に用いる深い縦穴を、カッタヘッドを筒状の本体
の軸線の周りに回転させる掘削機を用いて掘削する方法
がある。この掘削方法は、カッタヘッドを回転させつ
つ、掘削機を下降させ、複数のセグメントにより一時的
な覆工を掘削跡に形成する。一時的な覆工は、セグメン
トを既設の一時的な覆工の下側に順次組み付けることに
より形成される。
【0003】掘削された縦穴には、その用途が各種の基
礎であれば、コンクリートが充填され、また立坑であれ
ば、鉄筋およびコンクリートによる永久的な覆工が構築
される。
礎であれば、コンクリートが充填され、また立坑であれ
ば、鉄筋およびコンクリートによる永久的な覆工が構築
される。
【0004】しかし、従来の掘削方法では、掘削跡に一
時的な覆工を構築しなければならないし、一時的な覆工
へのセグメントの組み付け作業を行わなければならない
から、それだけ高価になる。
時的な覆工を構築しなければならないし、一時的な覆工
へのセグメントの組み付け作業を行わなければならない
から、それだけ高価になる。
【0005】
【解決しようとする課題】本発明は、セグメント、ケー
シング等による一時的な覆工を掘削跡に構築する必要性
をなくすことにある。
シング等による一時的な覆工を掘削跡に構築する必要性
をなくすことにある。
【0006】
【解決手段、作用、効果】本発明の縦穴の掘削方法は、
上下方向へ伸びる軸線を有する筒状の本体と、該本体の
下端部に前記軸線の周りに回転可能に配置されたカッタ
ヘッドと、該カッタヘッドを回転させる駆動機構と、前
記本体を少なくとも下方へ移動させる移動機構とを含む
掘削機を用い、前記カッタヘッドを回転させて地盤を掘
削しつつ、掘削された穴の壁面を前記移動機構により圧
密することを含む。
上下方向へ伸びる軸線を有する筒状の本体と、該本体の
下端部に前記軸線の周りに回転可能に配置されたカッタ
ヘッドと、該カッタヘッドを回転させる駆動機構と、前
記本体を少なくとも下方へ移動させる移動機構とを含む
掘削機を用い、前記カッタヘッドを回転させて地盤を掘
削しつつ、掘削された穴の壁面を前記移動機構により圧
密することを含む。
【0007】掘削された穴の壁面は、移動機構により圧
密されることにより、崩壊を一時的に防止される。掘削
された縦穴には、その用途に応じて、たとえば用途が各
種の基礎であれば、コンクリートが充填され、また立坑
であれば、鉄筋およびコンクリート等によるによる永久
的な覆工が構築される。
密されることにより、崩壊を一時的に防止される。掘削
された縦穴には、その用途に応じて、たとえば用途が各
種の基礎であれば、コンクリートが充填され、また立坑
であれば、鉄筋およびコンクリート等によるによる永久
的な覆工が構築される。
【0008】本発明によれば、掘削された穴の壁面を前
記移動機構により圧密するから、セグメント、ケーシン
グ等による一時的な覆工を穴の壁面に設ける必要がな
く、作業性が向上し、掘削のための工事費が廉価にな
る。
記移動機構により圧密するから、セグメント、ケーシン
グ等による一時的な覆工を穴の壁面に設ける必要がな
く、作業性が向上し、掘削のための工事費が廉価にな
る。
【0009】前記移動機構は、前記本体を下降させるた
めの反力を前記壁面から得ることにより、前記壁面を圧
密することが好ましい。これにより、穴の壁面を圧密す
るための専用の手段を設ける必要がない。
めの反力を前記壁面から得ることにより、前記壁面を圧
密することが好ましい。これにより、穴の壁面を圧密す
るための専用の手段を設ける必要がない。
【0010】本発明の縦穴用掘削機は、上下方向へ伸び
る軸線を有する筒状の本体と、該本体の下端部に前記軸
線の周りに回転可能に配置されたカッタヘッドと、該カ
ッタヘッドを回転させる駆動装置と、前記本体を少なく
とも下方へ移動させる移動機構とを含む。前記移動機構
は、前記本体の上部に前記軸線の方向へ相対的に変位可
能に嵌合された筒状体と、該筒状体の外周に周方向に順
次配置された弧状の複数の押圧体と、該押圧体を前記筒
状体の半径方向へ変位させる複数の第1のジャッキと、
前記軸線の周りに間隔をおいて配置された複数の第2の
ジャッキであって前記筒状体および前記本体を前記軸線
の方向へ相対的に変位させる複数の第2のジャッキとを
備える。各押圧体は前記軸線の周りを伸びる弧状の外側
面を有する。
る軸線を有する筒状の本体と、該本体の下端部に前記軸
線の周りに回転可能に配置されたカッタヘッドと、該カ
ッタヘッドを回転させる駆動装置と、前記本体を少なく
とも下方へ移動させる移動機構とを含む。前記移動機構
は、前記本体の上部に前記軸線の方向へ相対的に変位可
能に嵌合された筒状体と、該筒状体の外周に周方向に順
次配置された弧状の複数の押圧体と、該押圧体を前記筒
状体の半径方向へ変位させる複数の第1のジャッキと、
前記軸線の周りに間隔をおいて配置された複数の第2の
ジャッキであって前記筒状体および前記本体を前記軸線
の方向へ相対的に変位させる複数の第2のジャッキとを
備える。各押圧体は前記軸線の周りを伸びる弧状の外側
面を有する。
【0011】移動機構は、各押圧体の弧状の面を穴の壁
面に押圧することにより、本体を下降させるための反力
を壁面から得るとともに、その部位を圧密する。これに
より、穴の壁面の崩壊が一時的に防止される。このた
め、セグメント、ケーシング等による一時的な覆工を穴
の壁面に設ける必要がなく、作業性が向上し、掘削のた
めの工事費が廉価になる。掘削された縦穴には、その用
途が各種の基礎であれば、コンクリートが充填され、ま
た立坑であれば、鉄筋およびコンクリート等によるによ
る永久的な覆工が構築される。
面に押圧することにより、本体を下降させるための反力
を壁面から得るとともに、その部位を圧密する。これに
より、穴の壁面の崩壊が一時的に防止される。このた
め、セグメント、ケーシング等による一時的な覆工を穴
の壁面に設ける必要がなく、作業性が向上し、掘削のた
めの工事費が廉価になる。掘削された縦穴には、その用
途が各種の基礎であれば、コンクリートが充填され、ま
た立坑であれば、鉄筋およびコンクリート等によるによ
る永久的な覆工が構築される。
【0012】前記外側面は、前記第2のジャッキのスト
ローク以上の上下方向の幅寸法を有することが好まし
い。これにより、掘削された穴の壁面が上下方向全体に
わたって圧密される。
ローク以上の上下方向の幅寸法を有することが好まし
い。これにより、掘削された穴の壁面が上下方向全体に
わたって圧密される。
【0013】好ましい実施例において、前記カッタヘッ
ドは、前記本体の下端部に前記軸線の周りに回転可能に
支持された第1のヘッドであって上下方向へ貫通する空
間部を中央部に有する第1のヘッドと、前記第1のヘッ
ドの下側の土砂を掘削すべく前記第1のヘッドに配置さ
れた少なくとも1つの第1のカッタと、前記空間部を利
用して前記第1のヘッドに上方から着脱可能にかつ同軸
的に配置される第2のヘッドと、該第2のヘッドの下側
の土砂を掘削すべく前記第2のヘッドに配置された少な
くとも1つの第2のカッタとを備える。前記第1のヘッ
ドは、前記第1のカッタが下側に配置された環状の底板
部と、前記第1のカッタによる掘削物が前記底板部の上
側に移動することを許すべく前記底板部に形成された開
口とを有する。前記第2のヘッドは、前記底板部の上側
の掘削物を上方から受け入れるべく前記第1のヘッドに
配置される筒状部であって前記空間部から下方に突出す
る筒状部と、該筒状部の下端を閉鎖する底部であって前
記第2のカッタが下側に配置された底部と、前記第2の
カッタによる掘削物を前記筒状部内に受け入れるべく前
記底部に形成された開口とを有する。
ドは、前記本体の下端部に前記軸線の周りに回転可能に
支持された第1のヘッドであって上下方向へ貫通する空
間部を中央部に有する第1のヘッドと、前記第1のヘッ
ドの下側の土砂を掘削すべく前記第1のヘッドに配置さ
れた少なくとも1つの第1のカッタと、前記空間部を利
用して前記第1のヘッドに上方から着脱可能にかつ同軸
的に配置される第2のヘッドと、該第2のヘッドの下側
の土砂を掘削すべく前記第2のヘッドに配置された少な
くとも1つの第2のカッタとを備える。前記第1のヘッ
ドは、前記第1のカッタが下側に配置された環状の底板
部と、前記第1のカッタによる掘削物が前記底板部の上
側に移動することを許すべく前記底板部に形成された開
口とを有する。前記第2のヘッドは、前記底板部の上側
の掘削物を上方から受け入れるべく前記第1のヘッドに
配置される筒状部であって前記空間部から下方に突出す
る筒状部と、該筒状部の下端を閉鎖する底部であって前
記第2のカッタが下側に配置された底部と、前記第2の
カッタによる掘削物を前記筒状部内に受け入れるべく前
記底部に形成された開口とを有する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1および図2を参照するに、縦
穴用の掘削機20は、短い円筒状の本体22と、本体2
2の下端部に本体22の軸線24の周りに回転可能に配
置されたカッタヘッド26と、該カッタヘッドを回転さ
せる駆動機構28と、本体22を押し下げる移動機構3
0とを含む。
穴用の掘削機20は、短い円筒状の本体22と、本体2
2の下端部に本体22の軸線24の周りに回転可能に配
置されたカッタヘッド26と、該カッタヘッドを回転さ
せる駆動機構28と、本体22を押し下げる移動機構3
0とを含む。
【0015】本体22の下端部には、リング状の底板3
2が図示しないボルト・ナット等の複数のねじ部材によ
り内向きのフランジ状に同軸的に連結されている。底板
32の上には、環状の床34が形成されている。作業者
は、梯子を利用して、地上から床34へおよびその逆に
移動することができる。したがって、作業者は、床34
を、掘削機20を操作する作業、掘削機20を点検する
作業等を行なう作業用床として利用することができる。
2が図示しないボルト・ナット等の複数のねじ部材によ
り内向きのフランジ状に同軸的に連結されている。底板
32の上には、環状の床34が形成されている。作業者
は、梯子を利用して、地上から床34へおよびその逆に
移動することができる。したがって、作業者は、床34
を、掘削機20を操作する作業、掘削機20を点検する
作業等を行なう作業用床として利用することができる。
【0016】図示してはいないが、本体22、底板32
および床34は、それぞれ、軸線24の周りの複数の好
ましくは3以上の部材に分割されており、また周方向に
隣り合う部材はボルト・ナット等の複数のねじ部材によ
り分離可能に連結されている。これにより、本体22、
底板32および床34を容易に運搬することができ、ま
たそれらを分解して撤去することができる。
および床34は、それぞれ、軸線24の周りの複数の好
ましくは3以上の部材に分割されており、また周方向に
隣り合う部材はボルト・ナット等の複数のねじ部材によ
り分離可能に連結されている。これにより、本体22、
底板32および床34を容易に運搬することができ、ま
たそれらを分解して撤去することができる。
【0017】図示してはいないが、本体22の分割され
た各部位は、底板32および床34の分割された部位に
ボルト・ナット等の複数のねじ部材により分離可能に連
結されている。同様に、底板32および床34の分割さ
れた各部位は、本体22の分割された2つの部位にボル
ト・ナット等の複数のねじ部材により分離可能に連結さ
れている。これにより、周方向に隣り合う部材の結合強
度が高められる。
た各部位は、底板32および床34の分割された部位に
ボルト・ナット等の複数のねじ部材により分離可能に連
結されている。同様に、底板32および床34の分割さ
れた各部位は、本体22の分割された2つの部位にボル
ト・ナット等の複数のねじ部材により分離可能に連結さ
れている。これにより、周方向に隣り合う部材の結合強
度が高められる。
【0018】カッタヘッド26は、本体22の下端部に
軸線24の周りに回転可能に支持された環状の第1のヘ
ッド36と、第1のヘッド36の中央部を上下方向に貫
通する空間部を利用して第1のヘッド36に上方から着
脱可能にかつ同軸的に配置されるバケット状の第2のヘ
ッド38と、第1のヘッド36の下側の土砂を掘削する
複数の第1のカッタ40と、第2のヘッド38の下側の
土砂を掘削する複数の第2のカッタ42と、第1のヘッ
ド36の周りの土砂を掘削する複数の第3のカッタ44
と、第2のヘッド42の下端部の周りの土砂を掘削する
複数の第4のカッタ46とを備える。
軸線24の周りに回転可能に支持された環状の第1のヘ
ッド36と、第1のヘッド36の中央部を上下方向に貫
通する空間部を利用して第1のヘッド36に上方から着
脱可能にかつ同軸的に配置されるバケット状の第2のヘ
ッド38と、第1のヘッド36の下側の土砂を掘削する
複数の第1のカッタ40と、第2のヘッド38の下側の
土砂を掘削する複数の第2のカッタ42と、第1のヘッ
ド36の周りの土砂を掘削する複数の第3のカッタ44
と、第2のヘッド42の下端部の周りの土砂を掘削する
複数の第4のカッタ46とを備える。
【0019】図1〜図6に示すように、第1のヘッド3
6は、上側板状部すなわち上板部50と、下側板状部す
なわち底板部52と、短い円筒状の外側板状部すなわち
外板部54と、短い円筒状の内側板状部すなわち内板部
56とを有する。上板部50、底板部52、外板部54
および内板部56は、軸線24の周りを伸びる環状の内
部空間を共同して形成するように、溶接等により互いに
固定されている。しかし、上板部50、底板部52、外
板部54および内板部56をボルト・ナット等の複数の
ねじ部材により分離可能に結合してもよい。
6は、上側板状部すなわち上板部50と、下側板状部す
なわち底板部52と、短い円筒状の外側板状部すなわち
外板部54と、短い円筒状の内側板状部すなわち内板部
56とを有する。上板部50、底板部52、外板部54
および内板部56は、軸線24の周りを伸びる環状の内
部空間を共同して形成するように、溶接等により互いに
固定されている。しかし、上板部50、底板部52、外
板部54および内板部56をボルト・ナット等の複数の
ねじ部材により分離可能に結合してもよい。
【0020】図示してはいないが、第1のヘッド36は
本体22の軸線24の周りの複数の部材に分割されてお
り、周方向に隣り合う部材はボルト・ナット等の複数の
ねじ部材により分離可能に連結されている。このため、
上板部50、底板部52、外板部54および内板部56
のそれぞれも、第1のヘッド36の分割部材に対応した
複数の部材から形成されている。これにより、第1のヘ
ッド36を容易に運搬することができ、また第1のヘッ
ド36を分解して撤去することができる。
本体22の軸線24の周りの複数の部材に分割されてお
り、周方向に隣り合う部材はボルト・ナット等の複数の
ねじ部材により分離可能に連結されている。このため、
上板部50、底板部52、外板部54および内板部56
のそれぞれも、第1のヘッド36の分割部材に対応した
複数の部材から形成されている。これにより、第1のヘ
ッド36を容易に運搬することができ、また第1のヘッ
ド36を分解して撤去することができる。
【0021】第1のヘッド36の内部空間は、複数の仕
切り板58により複数の室に区画されている。底板部5
2は、中心部が周辺部より下方となるように傾斜された
截頭円錐形の下面を形成しており、また本体22の軸線
24の周りに間隔をおいた複数箇所(図示の例では、対
向する2箇所)のそれぞれに開口60を有する。
切り板58により複数の室に区画されている。底板部5
2は、中心部が周辺部より下方となるように傾斜された
截頭円錐形の下面を形成しており、また本体22の軸線
24の周りに間隔をおいた複数箇所(図示の例では、対
向する2箇所)のそれぞれに開口60を有する。
【0022】図1、図4および図5に示すように、第1
のヘッド36は、支持軸61および図示しないブラケッ
ト等により本体22の下端部に軸線24と平行の軸線の
周りに回転可能に取り付けられた複数のローラ62と、
軸線24の周りを伸びるように上板部50に取り付けら
れた受け用のリング64と、リング64の上にボルトの
ような複数のねじ部材により取り付けられた組付け用の
リング66とにより、本体22の下端部に回転可能に組
み付けられて支持されている。
のヘッド36は、支持軸61および図示しないブラケッ
ト等により本体22の下端部に軸線24と平行の軸線の
周りに回転可能に取り付けられた複数のローラ62と、
軸線24の周りを伸びるように上板部50に取り付けら
れた受け用のリング64と、リング64の上にボルトの
ような複数のねじ部材により取り付けられた組付け用の
リング66とにより、本体22の下端部に回転可能に組
み付けられて支持されている。
【0023】ローラ62は、本体22の軸線24の周り
の仮想的な円上に等間隔をおいた位置に配置されてお
り、また底板32と床34とに組み付けられている。各
ローラ62は、周方向に連続するV字状の溝62aを外
周面に有する。図示の例では、6つのローラ62が設け
られている。リング64および66は、軸線24の周り
を本体22と同軸的に伸びる。リング66は、ローラ6
2の溝62aに滑動可能に嵌合する環状の係合部66a
と、係合部66aの上側に設けられた外向きの歯車部6
6bとを有する。
の仮想的な円上に等間隔をおいた位置に配置されてお
り、また底板32と床34とに組み付けられている。各
ローラ62は、周方向に連続するV字状の溝62aを外
周面に有する。図示の例では、6つのローラ62が設け
られている。リング64および66は、軸線24の周り
を本体22と同軸的に伸びる。リング66は、ローラ6
2の溝62aに滑動可能に嵌合する環状の係合部66a
と、係合部66aの上側に設けられた外向きの歯車部6
6bとを有する。
【0024】ローラ62ならびにリング64および66
は、カバー68により保護されている。カバー68は、
床34の内側縁部に沿って環状に伸びており、また床3
4の内側縁部にボルトのような複数のねじ部材により取
り外し可能に取り付けられている。カバー68も、これ
を軸線24の周りの複数の部材に分割し、周方向に隣り
合う部材をボルト・ナット等の複数のねじ部材により分
離可能に連結してもよい。
は、カバー68により保護されている。カバー68は、
床34の内側縁部に沿って環状に伸びており、また床3
4の内側縁部にボルトのような複数のねじ部材により取
り外し可能に取り付けられている。カバー68も、これ
を軸線24の周りの複数の部材に分割し、周方向に隣り
合う部材をボルト・ナット等の複数のねじ部材により分
離可能に連結してもよい。
【0025】各第1のカッタ40は、底板部52の下側
にボルトのような複数のねじ部材により取り外し可能に
取り付けられた長尺のベース部材と、該ベース部材の幅
方向の1つの縁部に間隔をおいて取り付けられた複数の
カッタビットとを備える。各第1のカッタ40は、底板
部52の開口60に対応されており、また対応する開口
60を形成する縁部のうち、カッタヘッド26の回転方
向(図2および図3に矢印で示す方向)後方となる縁部
に、カッタビットの切刃がカッタヘッド26の回転方向
前方になるとともに第1のカッタ40の一部が開口60
の一部に重なる状態に配置されている。
にボルトのような複数のねじ部材により取り外し可能に
取り付けられた長尺のベース部材と、該ベース部材の幅
方向の1つの縁部に間隔をおいて取り付けられた複数の
カッタビットとを備える。各第1のカッタ40は、底板
部52の開口60に対応されており、また対応する開口
60を形成する縁部のうち、カッタヘッド26の回転方
向(図2および図3に矢印で示す方向)後方となる縁部
に、カッタビットの切刃がカッタヘッド26の回転方向
前方になるとともに第1のカッタ40の一部が開口60
の一部に重なる状態に配置されている。
【0026】各第1のカッタ40による掘削物は、底板
部52の対応する開口60から、第1のヘッド36の内
部空間に受け入れられる。このため、内部空間のうち、
開口60を介して底板部52の下方に連通する部位は、
掘削物を受け入れる室70である。各室70は、内板部
56の一部を欠如することにより形成された開口72を
介して、第2のヘッド38を受け入れる空間部に連通さ
れている。第3のカッタ44による掘削物は、外板部5
4に形成された開口74(図4参照)から、室70に受
け入れられる。
部52の対応する開口60から、第1のヘッド36の内
部空間に受け入れられる。このため、内部空間のうち、
開口60を介して底板部52の下方に連通する部位は、
掘削物を受け入れる室70である。各室70は、内板部
56の一部を欠如することにより形成された開口72を
介して、第2のヘッド38を受け入れる空間部に連通さ
れている。第3のカッタ44による掘削物は、外板部5
4に形成された開口74(図4参照)から、室70に受
け入れられる。
【0027】第1のヘッド36は、室70内に受け入れ
た掘削物をカッタヘッド26の回転にともなって開口7
2から空間部に強制的に移動させるガイド76を各室7
0に有する。しかし、そのような作用を、第1のカッタ
40のベース部材等の他の部材に行なわせてもよいし、
第1のカッタ40を鋤状のカッタとすることにより、第
1のカッタ40に行なわせてもよい。
た掘削物をカッタヘッド26の回転にともなって開口7
2から空間部に強制的に移動させるガイド76を各室7
0に有する。しかし、そのような作用を、第1のカッタ
40のベース部材等の他の部材に行なわせてもよいし、
第1のカッタ40を鋤状のカッタとすることにより、第
1のカッタ40に行なわせてもよい。
【0028】図1〜図8に示すように、第2のヘッド3
8は、第1のヘッド36の空間部に着脱可能に受けられ
る円筒形の筒状部80と、筒状部80の下端を閉鎖する
底部82とを有する。筒状部80の上端外周面は、複数
のねじ部材により上端外周面に固定された帯状部84に
より補強されている。帯状部材84には、複数のストッ
パ86が固定されている。
8は、第1のヘッド36の空間部に着脱可能に受けられ
る円筒形の筒状部80と、筒状部80の下端を閉鎖する
底部82とを有する。筒状部80の上端外周面は、複数
のねじ部材により上端外周面に固定された帯状部84に
より補強されている。帯状部材84には、複数のストッ
パ86が固定されている。
【0029】筒状部80は、第1のヘッド36の空間部
の直径よりやや小さい外径寸法と、第1のヘッド36よ
り大きい上下方向における長さ寸法とを有する。ストッ
パ86の回転軌跡の直径寸法は、第1のヘッド36の上
板部50の内径より小さいが、底板部52の内径より大
きい。このため、第2のヘッド38が第1のヘッド36
の空間部に上側から挿入されると、第2のヘッド38
は、ストッパ86が底板部52に当接することにより、
筒状部80が底板部52から下方に突出した状態に維持
され、第1のヘッド36に対する上下方向の位置決めを
される。
の直径よりやや小さい外径寸法と、第1のヘッド36よ
り大きい上下方向における長さ寸法とを有する。ストッ
パ86の回転軌跡の直径寸法は、第1のヘッド36の上
板部50の内径より小さいが、底板部52の内径より大
きい。このため、第2のヘッド38が第1のヘッド36
の空間部に上側から挿入されると、第2のヘッド38
は、ストッパ86が底板部52に当接することにより、
筒状部80が底板部52から下方に突出した状態に維持
され、第1のヘッド36に対する上下方向の位置決めを
される。
【0030】筒状部80は、第1のヘッド36の室70
内の掘削物を受け入れるように、本体22の軸線24の
周りに等角度間隔をおいて形成された複数の切欠部88
を上端部に有する。図示の例では、切欠部88は、第1
のヘッド36の開口60,72と同様に、対向する2箇
所に形成されている。
内の掘削物を受け入れるように、本体22の軸線24の
周りに等角度間隔をおいて形成された複数の切欠部88
を上端部に有する。図示の例では、切欠部88は、第1
のヘッド36の開口60,72と同様に、対向する2箇
所に形成されている。
【0031】筒状部80の上端部には、長尺部材90が
連結されている。長尺部材90は、筒状部80の直径方
向へ伸びる。長尺部材90の長手方向中央部には、長尺
の吊り下げ部材92がその一端部において水平方向へ伸
びる軸線を中心とする枢軸運動可能に連結されている。
吊り下げ部材92は、揚重機械のフックをかける吊り下
げ用リング94を他端部に有する。
連結されている。長尺部材90は、筒状部80の直径方
向へ伸びる。長尺部材90の長手方向中央部には、長尺
の吊り下げ部材92がその一端部において水平方向へ伸
びる軸線を中心とする枢軸運動可能に連結されている。
吊り下げ部材92は、揚重機械のフックをかける吊り下
げ用リング94を他端部に有する。
【0032】底部82は、第2のカッタ42による掘削
物を筒状部80に受け入れるための複数の開口96を有
する。開口96は、第2のカッタ42に対応されてお
り、また図示の例では対向する2箇所に形成されてお
り、さらに第2のヘッド38の直径方向へ伸びる長方形
の形状を有する。
物を筒状部80に受け入れるための複数の開口96を有
する。開口96は、第2のカッタ42に対応されてお
り、また図示の例では対向する2箇所に形成されてお
り、さらに第2のヘッド38の直径方向へ伸びる長方形
の形状を有する。
【0033】各第2のカッタ42は、底部82の下側に
ボルトのような複数のねじ部材により取り外し可能に取
り付けられた複数の長尺のベース部材と、各ベース部材
に取り付けられたカッタビットとを備える。各第2のカ
ッタ42のベース部材は、対応する開口96を形成する
縁部のうち、カッタヘッド26の回転方向(図2、図3
および図6に矢印で示す方向)後方となる縁部に、カッ
タビットの切刃がカッタヘッド26の回転方向前方にな
るとともにカッタビットの一部が開口96の一部に重な
る状態に配置されている。
ボルトのような複数のねじ部材により取り外し可能に取
り付けられた複数の長尺のベース部材と、各ベース部材
に取り付けられたカッタビットとを備える。各第2のカ
ッタ42のベース部材は、対応する開口96を形成する
縁部のうち、カッタヘッド26の回転方向(図2、図3
および図6に矢印で示す方向)後方となる縁部に、カッ
タビットの切刃がカッタヘッド26の回転方向前方にな
るとともにカッタビットの一部が開口96の一部に重な
る状態に配置されている。
【0034】筒状部80は、また、第4のカッタ46に
よる掘削物を筒状部80に受け入れるための複数の開口
98を下端部に有する。開口98は、第4のカッタ46
に対応されており、また図示の例では対向する2箇所に
形成されており、さらに筒状部80の周方向に伸びる。
よる掘削物を筒状部80に受け入れるための複数の開口
98を下端部に有する。開口98は、第4のカッタ46
に対応されており、また図示の例では対向する2箇所に
形成されており、さらに筒状部80の周方向に伸びる。
【0035】各第4のカッタ46は、筒状部80の下端
部にボルトのような複数のねじ部材により取り外し可能
に取り付けられたカッタビットを備える。各第4のカッ
タ46のカッタビットは、対応する開口98を形成する
縁部のうち、カッタヘッド26の回転方向後方となる縁
部に、カッタビットの刃先がカッタヘッド26の回転方
向前方になるとともにカッタビットの一部が開口98の
一部に重なる状態に配置されている。
部にボルトのような複数のねじ部材により取り外し可能
に取り付けられたカッタビットを備える。各第4のカッ
タ46のカッタビットは、対応する開口98を形成する
縁部のうち、カッタヘッド26の回転方向後方となる縁
部に、カッタビットの刃先がカッタヘッド26の回転方
向前方になるとともにカッタビットの一部が開口98の
一部に重なる状態に配置されている。
【0036】筒状部80は、また、内側に突出する段部
100を下端部の対向する2箇所のそれぞれに有する。
各開口98の一部は段部100にまで伸びており、また
各第4のカッタ46は段部100に配置されている。各
段部100には、ピン102が溶接等により取り付けら
れている。両ピン102は、対向する部位から筒状部8
0の外側に突出する。
100を下端部の対向する2箇所のそれぞれに有する。
各開口98の一部は段部100にまで伸びており、また
各第4のカッタ46は段部100に配置されている。各
段部100には、ピン102が溶接等により取り付けら
れている。両ピン102は、対向する部位から筒状部8
0の外側に突出する。
【0037】第2のヘッド38は、また、底部82の各
開口96を開閉する蓋104を底部82の上側に有す
る。各蓋104は、筒状部80の直径方向とほぼ平行に
水平に伸びる軸線を中心とする枢軸運動可能に底部82
の上面に取り付けられている。このため、各蓋104
は、常時は自重により開口96を閉鎖している。しか
し、カッタヘッド26が回転されると、各蓋104は、
第2のカッタ42による掘削物により押し上げられ、そ
れにより開口96を開放する。
開口96を開閉する蓋104を底部82の上側に有す
る。各蓋104は、筒状部80の直径方向とほぼ平行に
水平に伸びる軸線を中心とする枢軸運動可能に底部82
の上面に取り付けられている。このため、各蓋104
は、常時は自重により開口96を閉鎖している。しか
し、カッタヘッド26が回転されると、各蓋104は、
第2のカッタ42による掘削物により押し上げられ、そ
れにより開口96を開放する。
【0038】底部82には、第5のカッタ106が取り
付けられている。第5のカッタ106は、構築すべき縦
穴の中心部に対応する土砂を掘削するように、底部82
の下面中央部に下向きに配置されている。床34、カバ
ー68、リング64,66の内径寸法は、第2のヘッド
38の最大外径寸法より大である。
付けられている。第5のカッタ106は、構築すべき縦
穴の中心部に対応する土砂を掘削するように、底部82
の下面中央部に下向きに配置されている。床34、カバ
ー68、リング64,66の内径寸法は、第2のヘッド
38の最大外径寸法より大である。
【0039】駆動機構28は、減速機付きの複数の回転
源110と、各回転源110の出力軸に取り付けられた
歯車112(図5を参照)とを備える。回転源110
は、歯車112が本体22の軸線24の周りに等角度間
隔となるように、本体22に据え付けられている。各歯
車112は、リング66の歯車部66bと噛合する。こ
のため、回転源110が回転されると、リング66が軸
線24の周りに回転されるから、カッタヘッド26が軸
線24の周りに回転される。
源110と、各回転源110の出力軸に取り付けられた
歯車112(図5を参照)とを備える。回転源110
は、歯車112が本体22の軸線24の周りに等角度間
隔となるように、本体22に据え付けられている。各歯
車112は、リング66の歯車部66bと噛合する。こ
のため、回転源110が回転されると、リング66が軸
線24の周りに回転されるから、カッタヘッド26が軸
線24の周りに回転される。
【0040】回転源110の回転は、歯車112および
歯車部66bを介して、リング66が取り付けられた第
1のヘッド36に伝達される。第1のヘッド36が回転
されると、第1のヘッド36の内周面に設けられた複数
の係合片114が第2のヘッド38の外周面に設けられ
たストッパ86に係合し、これにより第2のヘッド38
が第1のヘッド36とともに回転される。係合片114
は、第2のヘッド38を第1のヘッド36に配置すると
き、第2のヘッド38が第1のヘッド36に対し多少変
位していても、第2のヘッド38を第1のヘッド36の
空間部に正しく案内する。
歯車部66bを介して、リング66が取り付けられた第
1のヘッド36に伝達される。第1のヘッド36が回転
されると、第1のヘッド36の内周面に設けられた複数
の係合片114が第2のヘッド38の外周面に設けられ
たストッパ86に係合し、これにより第2のヘッド38
が第1のヘッド36とともに回転される。係合片114
は、第2のヘッド38を第1のヘッド36に配置すると
き、第2のヘッド38が第1のヘッド36に対し多少変
位していても、第2のヘッド38を第1のヘッド36の
空間部に正しく案内する。
【0041】係合片114とストッパ86とが第1のヘ
ッド36の回転にともなって当接するとき、第2のヘッ
ド38の上端外周部に設けられた複数の凸片116(図
1参照)が第1のヘッド36により下方に押される。こ
れにより、第2のヘッド38が第1のヘッド36に対し
上昇することが解除可能に阻止される。
ッド36の回転にともなって当接するとき、第2のヘッ
ド38の上端外周部に設けられた複数の凸片116(図
1参照)が第1のヘッド36により下方に押される。こ
れにより、第2のヘッド38が第1のヘッド36に対し
上昇することが解除可能に阻止される。
【0042】図1、図2、図10〜図15に示すよう
に、本体22およびカッタヘッド26を下降させる移動
機構30は、本体22の上部外側に嵌合された筒状体1
20を備える。本体22と筒状体120とは、1以上の
回り止め手段により、軸線24の方向への相対的変位は
可能であるが、軸線24の周りの回転は不能に組み付け
られている。
に、本体22およびカッタヘッド26を下降させる移動
機構30は、本体22の上部外側に嵌合された筒状体1
20を備える。本体22と筒状体120とは、1以上の
回り止め手段により、軸線24の方向への相対的変位は
可能であるが、軸線24の周りの回転は不能に組み付け
られている。
【0043】そのような回り止め手段の一例を図16お
よび図17に示す。図示の例では、回り止め手段は、上
下方向へ伸びるように筒状体120の下端部内側に形成
された溝122と、上下方向へ伸びるように本体22の
上部外側に形成された凸部124とを備え、溝122と
凸部124とを嵌合させている。
よび図17に示す。図示の例では、回り止め手段は、上
下方向へ伸びるように筒状体120の下端部内側に形成
された溝122と、上下方向へ伸びるように本体22の
上部外側に形成された凸部124とを備え、溝122と
凸部124とを嵌合させている。
【0044】筒状体120は、該筒状体の周方向に分割
した複数の分割部材により形成されている。周方向に隣
り合う分割部材は、図11および図12に示すように、
複数のボルト126およびナット128により分離可能
に連結されている。
した複数の分割部材により形成されている。周方向に隣
り合う分割部材は、図11および図12に示すように、
複数のボルト126およびナット128により分離可能
に連結されている。
【0045】筒状体120は、外周側に開口する凹所1
30を下部外周の複数箇所に有する。各凹所130は溝
122の高さ位置よりやや上方の部位を周方向へ伸びて
おり、また周方向に隣り合う凹所130は筒状体120
の隣り合う分割部材の連結部により分離されている。各
凹所130には、反力用の押圧体132が配置されてい
る。各押圧体132は、対応する凹所130に適合する
ように、弧状に湾曲されていており、また軸線24の周
りに伸びる弧状の面を外側に有する。図示の例では、こ
の弧状の面すなわち外側面の幅寸法、すなわち軸線24
の方向の寸法は大きく、したがって押圧体132の外側
面は広い面積を有する。
30を下部外周の複数箇所に有する。各凹所130は溝
122の高さ位置よりやや上方の部位を周方向へ伸びて
おり、また周方向に隣り合う凹所130は筒状体120
の隣り合う分割部材の連結部により分離されている。各
凹所130には、反力用の押圧体132が配置されてい
る。各押圧体132は、対応する凹所130に適合する
ように、弧状に湾曲されていており、また軸線24の周
りに伸びる弧状の面を外側に有する。図示の例では、こ
の弧状の面すなわち外側面の幅寸法、すなわち軸線24
の方向の寸法は大きく、したがって押圧体132の外側
面は広い面積を有する。
【0046】周方向に隣り合う押圧体132は、それら
の周方向の端部が相寄り相離れる方向へ相対的に変位す
るように、反力用ジャッキ群すなわち第1のジャッキ群
により連結されている。各反力用ジャッキすなわち各第
1のジャッキ134は、上下方向に間隔をおいた複数の
反力用ジャッキすなわち第1のジャッキ134を備え
る。各第1のジャッキ134は、油圧ジャッキのような
流体圧ジャッキであり、また板状をした連結部材136
により、シリンダを一方の押圧体132の端部に連結さ
れ、ピストンロッドを他方の押圧体132の端部に連結
されている。
の周方向の端部が相寄り相離れる方向へ相対的に変位す
るように、反力用ジャッキ群すなわち第1のジャッキ群
により連結されている。各反力用ジャッキすなわち各第
1のジャッキ134は、上下方向に間隔をおいた複数の
反力用ジャッキすなわち第1のジャッキ134を備え
る。各第1のジャッキ134は、油圧ジャッキのような
流体圧ジャッキであり、また板状をした連結部材136
により、シリンダを一方の押圧体132の端部に連結さ
れ、ピストンロッドを他方の押圧体132の端部に連結
されている。
【0047】各連結部材136は、対応する押圧体13
2の周方向の端部から筒状体120の開口部138を介
して筒状体120の内側に伸びる。各連結部材136と
押圧体132とは、一体的にまたは溶接により連結され
ている。同じ押圧体132を変位させる各第1のジャッ
キ郡の第1のジャッキ134と連結部材136とは、第
1のジャッキ134の伸縮を同期させるべく、共通の枢
軸140により枢軸運動可能に連結されている。
2の周方向の端部から筒状体120の開口部138を介
して筒状体120の内側に伸びる。各連結部材136と
押圧体132とは、一体的にまたは溶接により連結され
ている。同じ押圧体132を変位させる各第1のジャッ
キ郡の第1のジャッキ134と連結部材136とは、第
1のジャッキ134の伸縮を同期させるべく、共通の枢
軸140により枢軸運動可能に連結されている。
【0048】本体22と筒状体120とは、軸線24の
周りの複数箇所において、移動用ジャッキすなわち第2
のジャッキ142により連結されている。各第2のジャ
ッキ142は、シリンダを底板32に連結され、ピスト
ンロッドを筒状体120に連結されている。第2のジャ
ッキ142のストロークは、押圧体132の外側面の上
下方向の寸法(幅寸法)とほぼ同じであるか、またはそ
れより小さいことが好ましい。
周りの複数箇所において、移動用ジャッキすなわち第2
のジャッキ142により連結されている。各第2のジャ
ッキ142は、シリンダを底板32に連結され、ピスト
ンロッドを筒状体120に連結されている。第2のジャ
ッキ142のストロークは、押圧体132の外側面の上
下方向の寸法(幅寸法)とほぼ同じであるか、またはそ
れより小さいことが好ましい。
【0049】移動機構30において、第1のジャッキ1
34が収縮されていると、隣り合う押圧体132が引き
寄せられているから、各押圧体132は、図1、図1
0、図11、図13および図14に示すように、対応す
る凹所130内に収容されている。
34が収縮されていると、隣り合う押圧体132が引き
寄せられているから、各押圧体132は、図1、図1
0、図11、図13および図14に示すように、対応す
る凹所130内に収容されている。
【0050】これに対し、各第1のジャッキ134が伸
長されると、隣り合う押圧体132が離されるから、各
押圧体132は、図12および図15に示すように、筒
状体120の半径方向外方へ移動され、その結果各押圧
体132は、その一部が対応する凹所130から突出す
ることにより、外側面を周囲の地盤に押し付けられるこ
とにより、周囲の地盤を圧密する。
長されると、隣り合う押圧体132が離されるから、各
押圧体132は、図12および図15に示すように、筒
状体120の半径方向外方へ移動され、その結果各押圧
体132は、その一部が対応する凹所130から突出す
ることにより、外側面を周囲の地盤に押し付けられるこ
とにより、周囲の地盤を圧密する。
【0051】掘削機20において、掘削物を収容してい
ない第2のヘッド28が第1のヘッド24に装着されて
いると、第2のヘッド28は、ストッパ86、係合片1
14および凸片116により、切欠部88が開口72と
対向するように位置決められる。
ない第2のヘッド28が第1のヘッド24に装着されて
いると、第2のヘッド28は、ストッパ86、係合片1
14および凸片116により、切欠部88が開口72と
対向するように位置決められる。
【0052】上記の状態で、各第1のジャッキ134が
伸長され、各第2のジャッキ142が同期して伸長され
つつ、駆動機構28の回転源110が回転される。これ
により、歯車112が回転されるから、リング66が本
体22の軸線24の周りに回転され、第1のヘッド24
が本体22に対し軸線24の周りに回転され、地盤がカ
ッタヘッド26により掘削される。
伸長され、各第2のジャッキ142が同期して伸長され
つつ、駆動機構28の回転源110が回転される。これ
により、歯車112が回転されるから、リング66が本
体22の軸線24の周りに回転され、第1のヘッド24
が本体22に対し軸線24の周りに回転され、地盤がカ
ッタヘッド26により掘削される。
【0053】第2のジャッキ142の伸長に起因する推
進反力すなわち押し下げ反力は、筒状体120、第1の
ジャッキ134および押圧体132を介して周囲の地盤
に伝達される。カッタヘッド26の回転に起因する回転
反力は、凸部124、溝122、筒状体120、第1の
ジャッキ134および押圧体132を介して周囲の地盤
に伝達される。
進反力すなわち押し下げ反力は、筒状体120、第1の
ジャッキ134および押圧体132を介して周囲の地盤
に伝達される。カッタヘッド26の回転に起因する回転
反力は、凸部124、溝122、筒状体120、第1の
ジャッキ134および押圧体132を介して周囲の地盤
に伝達される。
【0054】掘削の開始時、第2のヘッド28の切欠部
88が第1のヘッド36の開口72に対し軸線24の周
りに角度的に変位していると、第1のヘッド36の係合
片114が第2のヘッド38のストッパ86に係合する
まで、第1のヘッド36が回転する。係合片114,1
02が係合すると、第2のヘッド38の切欠部88は第
1のヘッド36の開口72に整合し、第2のヘッド38
は第1のヘッド36とともに回転される。
88が第1のヘッド36の開口72に対し軸線24の周
りに角度的に変位していると、第1のヘッド36の係合
片114が第2のヘッド38のストッパ86に係合する
まで、第1のヘッド36が回転する。係合片114,1
02が係合すると、第2のヘッド38の切欠部88は第
1のヘッド36の開口72に整合し、第2のヘッド38
は第1のヘッド36とともに回転される。
【0055】カッタヘッド26が回転されている間、第
1のヘッド36が掘削機10の自重およびジャッキ14
2により第1のヘッド36の下側の土砂に押圧されてい
るから、第1のヘッド36の下側の土砂が第1のカッタ
40により掘削される。
1のヘッド36が掘削機10の自重およびジャッキ14
2により第1のヘッド36の下側の土砂に押圧されてい
るから、第1のヘッド36の下側の土砂が第1のカッタ
40により掘削される。
【0056】第1のカッタ40による掘削物は、第1の
ヘッド36の回転にともなって、第1のヘッド36の開
口72から室70に入り込み、次いでガイド76により
切欠部88に向けて強制的に移動される。これにより、
室70内の掘削物は、第1のヘッド36の開口72か
ら、第2のヘッド38の切欠部88を介して筒状部80
内に押し込まれる。このため、人手によることなく、第
1のカッタ40による掘削物を第2のヘッド38内に集
めることができる。
ヘッド36の回転にともなって、第1のヘッド36の開
口72から室70に入り込み、次いでガイド76により
切欠部88に向けて強制的に移動される。これにより、
室70内の掘削物は、第1のヘッド36の開口72か
ら、第2のヘッド38の切欠部88を介して筒状部80
内に押し込まれる。このため、人手によることなく、第
1のカッタ40による掘削物を第2のヘッド38内に集
めることができる。
【0057】第1のヘッド36が回転されると、第1の
ヘッド36の周りの土砂が第3のカッタ44により掘削
される。第3のカッタ44による掘削物は、第1のヘッ
ド36の回転にともなって、第1のヘッド36の開口7
4から室70に入り込む。これにより、掘削時に第1の
ヘッド36の外周面に作用する摩擦力が小さくなる。
ヘッド36の周りの土砂が第3のカッタ44により掘削
される。第3のカッタ44による掘削物は、第1のヘッ
ド36の回転にともなって、第1のヘッド36の開口7
4から室70に入り込む。これにより、掘削時に第1の
ヘッド36の外周面に作用する摩擦力が小さくなる。
【0058】カッタヘッド26が回転されている間、第
2のヘッド38が第1のヘッド36により第2のヘッド
38の下側の土砂に押圧されるから、第2のヘッド38
の下側の土砂が第2のカッタ42により掘削される。第
2のカッタ42による掘削物は、第2のヘッド38の回
転にともなって、蓋104を押し上げつつ、第2のヘッ
ド38の開口96から筒状部80に入り込む。
2のヘッド38が第1のヘッド36により第2のヘッド
38の下側の土砂に押圧されるから、第2のヘッド38
の下側の土砂が第2のカッタ42により掘削される。第
2のカッタ42による掘削物は、第2のヘッド38の回
転にともなって、蓋104を押し上げつつ、第2のヘッ
ド38の開口96から筒状部80に入り込む。
【0059】第2のヘッド38が回転されると、第2の
ヘッド38の下端部の周りの土砂が第4のカッタ46に
より掘削される。第4のカッタ46による掘削物は、第
2のヘッド38の回転にともなって、第2のヘッド38
の開口98から筒状部80に入り込む。これにより、掘
削時に第2のヘッド38の外周面に作用する摩擦力が小
さくなる。
ヘッド38の下端部の周りの土砂が第4のカッタ46に
より掘削される。第4のカッタ46による掘削物は、第
2のヘッド38の回転にともなって、第2のヘッド38
の開口98から筒状部80に入り込む。これにより、掘
削時に第2のヘッド38の外周面に作用する摩擦力が小
さくなる。
【0060】第2のヘッド38の回転にともなって、第
2のヘッド38の下面中心部の土砂が第5のカッタ10
6により掘削される。第5のカッタ106による掘削物
は、第2のヘッド38の回転にともなって、第2のカッ
タ42による掘削物とともに、第2のヘッド38の開口
96から筒状部80に入り込む。これにより、掘進方向
が変化することを防止することができる。
2のヘッド38の下面中心部の土砂が第5のカッタ10
6により掘削される。第5のカッタ106による掘削物
は、第2のヘッド38の回転にともなって、第2のカッ
タ42による掘削物とともに、第2のヘッド38の開口
96から筒状部80に入り込む。これにより、掘進方向
が変化することを防止することができる。
【0061】各第2のジャッキ142が図15に示すよ
うに完全に伸長されると、各第1のジャッキ134が収
縮されることにより、各押圧体132が周囲の地盤から
離される。この状態で、各第2のジャッキ142が収縮
される。これにより、筒状体120が下方へ引き下げら
れる。
うに完全に伸長されると、各第1のジャッキ134が収
縮されることにより、各押圧体132が周囲の地盤から
離される。この状態で、各第2のジャッキ142が収縮
される。これにより、筒状体120が下方へ引き下げら
れる。
【0062】その後は、各第1のジャッキ134を伸長
させた状態で、各第2のジャッキ142を伸長させつ
つ、カッタヘッド26を回転させることにより、地盤を
掘削する工程と、各第1のジャッキ134を収縮させた
状態で、各第2のジャッキ142を収縮させることによ
り、筒状体120を引き下げる工程とが所定回数繰り返
される。
させた状態で、各第2のジャッキ142を伸長させつ
つ、カッタヘッド26を回転させることにより、地盤を
掘削する工程と、各第1のジャッキ134を収縮させた
状態で、各第2のジャッキ142を収縮させることによ
り、筒状体120を引き下げる工程とが所定回数繰り返
される。
【0063】上記のような工程を繰り返すことにより、
掘削された穴の壁面は、軸線24方向における押圧体1
32の外側面の幅寸法が第2のジャッキ142のストロ
ーク以上であるから、押圧体132の外側面により上下
方向全体にわたって確実に圧密されて、崩壊を一時的に
防止される。このように、掘削された穴の壁面が安定す
ると、セグメント、ケーシング等による一時的な覆工を
穴の壁面に設ける必要がなく、掘削の作業性が向上し、
掘削のための工事費が廉価になる。
掘削された穴の壁面は、軸線24方向における押圧体1
32の外側面の幅寸法が第2のジャッキ142のストロ
ーク以上であるから、押圧体132の外側面により上下
方向全体にわたって確実に圧密されて、崩壊を一時的に
防止される。このように、掘削された穴の壁面が安定す
ると、セグメント、ケーシング等による一時的な覆工を
穴の壁面に設ける必要がなく、掘削の作業性が向上し、
掘削のための工事費が廉価になる。
【0064】上記のように、本体22を下降させるため
の反力、およびカッタヘッド26を本体22に対し回転
させるための反力を掘削された穴の壁面から得るなら
ば、その壁面を圧密するための専用の手段を設ける必要
がない。掘削された穴の壁面は、押圧体132の外側面
の面積が大きいほど安定する。
の反力、およびカッタヘッド26を本体22に対し回転
させるための反力を掘削された穴の壁面から得るなら
ば、その壁面を圧密するための専用の手段を設ける必要
がない。掘削された穴の壁面は、押圧体132の外側面
の面積が大きいほど安定する。
【0065】筒状部80が所定量の掘削物を収容する
と、先ず駆動機構28が停止されることにより、掘削作
業が一時停止される。次いで、図示しない揚重機械のフ
ックが第2のヘッド38のリング94にかけられ、第2
のヘッド38が揚重機械により地上側に吊り上げられ
る。地上に吊り上げられた第2のヘッド38内の掘削物
は、図示しないダンプトラックに転載される。筒状部8
0に設けられたピン102は、第2のヘッド38内の掘
削物をダンプトラックに転載するときに、地上に設けら
れた支柱に掛けられ、第2のヘッド38を転倒させるこ
とを容易にする。
と、先ず駆動機構28が停止されることにより、掘削作
業が一時停止される。次いで、図示しない揚重機械のフ
ックが第2のヘッド38のリング94にかけられ、第2
のヘッド38が揚重機械により地上側に吊り上げられ
る。地上に吊り上げられた第2のヘッド38内の掘削物
は、図示しないダンプトラックに転載される。筒状部8
0に設けられたピン102は、第2のヘッド38内の掘
削物をダンプトラックに転載するときに、地上に設けら
れた支柱に掛けられ、第2のヘッド38を転倒させるこ
とを容易にする。
【0066】掘削物の転載が終了すると、第2のヘッド
38が、揚重機械により縦穴内を吊り降ろされ、第1の
ヘッド36に装着され、その後、掘削作業が再開され
る。
38が、揚重機械により縦穴内を吊り降ろされ、第1の
ヘッド36に装着され、その後、掘削作業が再開され
る。
【0067】第2のヘッド38を第1のヘッド36に装
着するとき、第2のヘッド38が第1のヘッド36に対
し半径方向にずれていると、筒状部80が第1のヘッド
36の上板部50に当接し、第2のヘッド38を第1の
ヘッド36の空間部に装着することができないことがあ
る。これを防止するには、第2のヘッド38の軸線を第
1のヘッド36の軸線に一致させた状態で、第2のヘッ
ド38を下降させる必要がある。しかし、そのような作
業を人手により行なうことは、面倒である。
着するとき、第2のヘッド38が第1のヘッド36に対
し半径方向にずれていると、筒状部80が第1のヘッド
36の上板部50に当接し、第2のヘッド38を第1の
ヘッド36の空間部に装着することができないことがあ
る。これを防止するには、第2のヘッド38の軸線を第
1のヘッド36の軸線に一致させた状態で、第2のヘッ
ド38を下降させる必要がある。しかし、そのような作
業を人手により行なうことは、面倒である。
【0068】しかし、掘削機20では、第2のヘッド3
0が筒状部80の下端を係合片114に当接させた状態
で下降されるから、第2のヘッド38は、これが第1の
ヘッド36の空間部に装着されるとき、第2のヘッド3
8が第1のヘッド36に対し多少変位していても、筒状
部80の下端が係合片114により回転中心すなわち軸
線24の側に案内されるから、第2のヘッド38を下降
させるだけで第2のヘッド38を第1のヘッド36の空
間部に装着することができる。
0が筒状部80の下端を係合片114に当接させた状態
で下降されるから、第2のヘッド38は、これが第1の
ヘッド36の空間部に装着されるとき、第2のヘッド3
8が第1のヘッド36に対し多少変位していても、筒状
部80の下端が係合片114により回転中心すなわち軸
線24の側に案内されるから、第2のヘッド38を下降
させるだけで第2のヘッド38を第1のヘッド36の空
間部に装着することができる。
【0069】第2のヘッド38を第1のヘッド36の空
間部に装着するとき、第2のヘッド38の筒状部の周り
の土砂が第4のカッタ46により余分に掘削されている
から、第2および第4のカッタ42,46により形成さ
れた穴への第2のヘッド38の着脱が容易になり、その
結果掘削物の排出のための第2のヘッド38を第1のヘ
ッド36に着脱する作業が容易になる。
間部に装着するとき、第2のヘッド38の筒状部の周り
の土砂が第4のカッタ46により余分に掘削されている
から、第2および第4のカッタ42,46により形成さ
れた穴への第2のヘッド38の着脱が容易になり、その
結果掘削物の排出のための第2のヘッド38を第1のヘ
ッド36に着脱する作業が容易になる。
【0070】掘削機20の前進方向を修正するときは、
少なくとも1つのジャッキ142が伸長されつつ駆動機
構28が駆動される。これにより、垂直線に対する掘削
機20の前進方向が徐々に修正される。少なくとも1つ
のジャッキ142が所定量伸長されると、掘削機20の
前進方向が垂直線に対し正しい方向に修正される。この
ため、その後は、全てのジャッキ142が同期して同じ
速度で伸長されつつ、駆動機構28が駆動される。
少なくとも1つのジャッキ142が伸長されつつ駆動機
構28が駆動される。これにより、垂直線に対する掘削
機20の前進方向が徐々に修正される。少なくとも1つ
のジャッキ142が所定量伸長されると、掘削機20の
前進方向が垂直線に対し正しい方向に修正される。この
ため、その後は、全てのジャッキ142が同期して同じ
速度で伸長されつつ、駆動機構28が駆動される。
【0071】所定の深さの縦穴が掘削されると、掘削機
20は、複数の部分に分解された後、地上に撤去され、
次の縦穴の掘削に利用される。掘削された縦穴には、そ
の用途が各種の基礎であれば、たとえば鉄筋籠が配置さ
れた後、コンクリートが充填される。また、掘削された
縦穴には、その用途が立坑であれば、たとえば鉄筋およ
びコンクリート等によるによる永久的な覆工が構築され
る。
20は、複数の部分に分解された後、地上に撤去され、
次の縦穴の掘削に利用される。掘削された縦穴には、そ
の用途が各種の基礎であれば、たとえば鉄筋籠が配置さ
れた後、コンクリートが充填される。また、掘削された
縦穴には、その用途が立坑であれば、たとえば鉄筋およ
びコンクリート等によるによる永久的な覆工が構築され
る。
【0072】掘削機20によれば、第1のカッタ40に
よる掘削物を下板部52の上方の空間に受け入れるか
ら、第1のカッタ40による掘削抵抗が小さく、また下
板部52の上方の空間に受け入れられた掘削物が第2の
ヘッド38に向けて移動しやすい。しかし、内側板状部
から半径方向へ伸びる複数のアームを有するヘッドを第
1のヘッドとして用い、第1のカッタ40を1以上のア
ームに取り付けてもよい。
よる掘削物を下板部52の上方の空間に受け入れるか
ら、第1のカッタ40による掘削抵抗が小さく、また下
板部52の上方の空間に受け入れられた掘削物が第2の
ヘッド38に向けて移動しやすい。しかし、内側板状部
から半径方向へ伸びる複数のアームを有するヘッドを第
1のヘッドとして用い、第1のカッタ40を1以上のア
ームに取り付けてもよい。
【0073】V字状の溝62aを有する複数のローラ6
2をカッタヘッド26に取り付け、溝62aに係合する
環状の係合部66aを有するリング66を本体22に取
り付けてもよい。また、カッタヘッド26を本体22に
回転可能に支持させる手段としては、ローラおよびリン
グ以外に、複数のベアリングを用いる等、他の手段を用
いてもよい。
2をカッタヘッド26に取り付け、溝62aに係合する
環状の係合部66aを有するリング66を本体22に取
り付けてもよい。また、カッタヘッド26を本体22に
回転可能に支持させる手段としては、ローラおよびリン
グ以外に、複数のベアリングを用いる等、他の手段を用
いてもよい。
【0074】掘削機20によれば、隣り合う一対の押圧
体を上下方向に間隔をおいて平行に配置された複数の第
1のジャッキにより変位させるから、隣り合う一対の押
圧体を単一のジャッキにより変位させる場合に比べ、小
型のジャッキを用いることができることとあいまって、
掘削機内の空間を有効に利用することができる。しか
し、隣り合う一対の押圧体を1つの第1のジャッキによ
り変位させてもよい。また、押圧体132を筒状体の半
径方向へ変位させる手段は、隣り合う押圧体132をこ
れらが相寄り相離れる方向へ移動させるジャッキのみな
らず、直接半径方向へ変位させる手段であってもよい。
体を上下方向に間隔をおいて平行に配置された複数の第
1のジャッキにより変位させるから、隣り合う一対の押
圧体を単一のジャッキにより変位させる場合に比べ、小
型のジャッキを用いることができることとあいまって、
掘削機内の空間を有効に利用することができる。しか
し、隣り合う一対の押圧体を1つの第1のジャッキによ
り変位させてもよい。また、押圧体132を筒状体の半
径方向へ変位させる手段は、隣り合う押圧体132をこ
れらが相寄り相離れる方向へ移動させるジャッキのみな
らず、直接半径方向へ変位させる手段であってもよい。
【0075】掘削機20の前進方向の修正は、少なくと
も1つのジャッキ142を伸長させた状態で、他の1以
上のジャッキ142を所定量収縮させることにより本体
22を所定量上昇させてもよい。この場合、移動機構3
0は、本体22およびカッタヘッド26を押し下げる押
し下げ機構として作用するのみならず、本体22および
カッタヘッド26を引き上げる引き上げ機構としても作
用する。
も1つのジャッキ142を伸長させた状態で、他の1以
上のジャッキ142を所定量収縮させることにより本体
22を所定量上昇させてもよい。この場合、移動機構3
0は、本体22およびカッタヘッド26を押し下げる押
し下げ機構として作用するのみならず、本体22および
カッタヘッド26を引き上げる引き上げ機構としても作
用する。
【図1】本発明の縦穴用掘削機の一実施例を示す縦断面
図である。
図である。
【図2】図1に示す掘削機の平面図である。
【図3】図1の3−3線に沿って得た断面図である。
【図4】本体とカッタヘッドとの結合部の一部を拡大し
て示す縦断面図である。
て示す縦断面図である。
【図5】本体とカッタヘッドとの結合部の他の一部を拡
大して示す縦断面図である。
大して示す縦断面図である。
【図6】第2のヘッドの一実施例を示す平面図である。
【図7】図6に示す第2のヘッドの一部を破断して示す
正面図である。
正面図である。
【図8】図6に示す第2のヘッドの一部を破断して示す
側面図である。
側面図である。
【図9】第2のカッタの近傍を拡大して示す断面図であ
る。
る。
【図10】図1の10−10線に沿って得た断面図であ
る。
る。
【図11】移動機構の押圧体を後退させた状態を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図12】移動機構の押圧体を突出させた状態を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図13】移動機構の押圧体と第1のジャッキとの関係
を示す縦断面図であって第1のジャッキを収縮させて押
圧体を後退させた状態の縦断面図である。
を示す縦断面図であって第1のジャッキを収縮させて押
圧体を後退させた状態の縦断面図である。
【図14】移動機構の押圧体と第2のジャッキとの関係
を示す縦断面図であって押圧体を後退させかつ第2のジ
ャッキを収縮させた状態の縦断面図である。
を示す縦断面図であって押圧体を後退させかつ第2のジ
ャッキを収縮させた状態の縦断面図である。
【図15】移動機構の押圧体と第2のジャッキとの関係
を示す縦断面図であって押圧体を突出させかつ第2のジ
ャッキを伸長させた状態の縦断面図である。
を示す縦断面図であって押圧体を突出させかつ第2のジ
ャッキを伸長させた状態の縦断面図である。
【図16】本体と筒状体との相対的な回転を阻止する回
り止め手段の一実施例を示す断面図である。
り止め手段の一実施例を示す断面図である。
【図17】図16の17−17線に沿って得た断面図で
ある。
ある。
20 掘削機 22 本体 24 本体の軸線 26 カッタヘッド 28 駆動機構 30 移動機構 36 第1のヘッド 38 第2のヘッド 40,42,44,46 カッタ 52 底板部 60,72,74,96,98 開口 80 筒状部 82 底部 86 ストッパ 120 筒状体 130 凹所 132 押圧体 134 反力用のジャッキ 142 移動用のジャッキ
Claims (5)
- 【請求項1】 上下方向へ伸びる軸線を有する筒状の本
体と、該本体の下端部に前記軸線の周りに回転可能に配
置されたカッタヘッドと、該カッタヘッドを回転させる
駆動機構と、前記本体を少なくとも下方へ移動させる移
動機構とを含む掘削機を用いる縦穴の掘削方法であっ
て、前記カッタヘッドを回転させて地盤を掘削しつつ、
掘削された穴の壁面を前記移動機構により圧密すること
を含む、縦穴の掘削方法。 - 【請求項2】 前記移動機構は、前記本体を下降させる
ための反力を前記壁面から得ることにより、前記壁面を
圧密する、請求項1に記載の縦穴の掘削方法。 - 【請求項3】 上下方向へ伸びる軸線を有する筒状の本
体と、該本体の下端部に前記軸線の周りに回転可能に配
置されたカッタヘッドと、該カッタヘッドを回転させる
駆動装置と、前記本体を少なくとも下方へ移動させる移
動機構とを含み、前記移動機構は、前記本体の上部に前
記軸線の方向へ相対的に変位可能に嵌合された筒状体
と、該筒状体の外周に周方向に順次配置された弧状の複
数の押圧体と、該押圧体を前記筒状体の半径方向へ変位
させる複数の第1のジャッキと、前記軸線の周りに間隔
をおいて配置された複数の第2のジャッキであって前記
筒状体および前記本体を前記軸線の方向へ相対的に変位
させる複数の第2のジャッキとを備え、各押圧体は前記
軸線の周りを伸びる弧状の外側面を有する、縦穴用掘削
機。 - 【請求項4】 前記外側面は、前記第2のジャッキのス
トローク以上の上下方向の幅寸法を有する、請求項3に
記載の縦穴用掘削機。 - 【請求項5】 前記カッタヘッドは、前記本体の下端部
に前記軸線の周りに回転可能に支持された第1のヘッド
であって上下方向へ貫通する空間部を中央部に有する第
1のヘッドと、前記第1のヘッドの下側の土砂を掘削す
べく前記第1のヘッドに配置された少なくとも1つの第
1のカッタと、前記空間部を利用して前記第1のヘッド
に上方から着脱可能にかつ同軸的に配置される第2のヘ
ッドと、該第2のヘッドの下側の土砂を掘削すべく前記
第2のヘッドに配置された少なくとも1つの第2のカッ
タとを備え、前記第1のヘッドは、前記第1のカッタが
下側に配置された環状の底板部と、前記第1のカッタに
よる掘削物が前記底板部の上側に移動することを許すべ
く前記底板部に形成された開口とを有し、前記第2のヘ
ッドは、前記底板部の上側の掘削物を上方から受け入れ
るべく前記第1のヘッドに配置される筒状部であって前
記空間部から下方に突出する筒状部と、該筒状部の下端
を閉鎖する底部であって前記第2のカッタが下側に配置
された底部と、前記第2のカッタによる掘削物を前記筒
状部内に受け入れるべく前記底部に形成された開口とを
有する、請求項3または4に記載の縦穴用掘削機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7345388A JPH09158667A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 縦穴の掘削方法および縦穴用掘削機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7345388A JPH09158667A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 縦穴の掘削方法および縦穴用掘削機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09158667A true JPH09158667A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18376266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7345388A Pending JPH09158667A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 縦穴の掘削方法および縦穴用掘削機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09158667A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006249793A (ja) * | 2005-03-11 | 2006-09-21 | Komatsu Ltd | 立坑用トンネル掘削機 |
| JP2011140876A (ja) * | 2011-04-22 | 2011-07-21 | Giken Seisakusho Co Ltd | 削孔装置及び圧入機 |
-
1995
- 1995-12-11 JP JP7345388A patent/JPH09158667A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006249793A (ja) * | 2005-03-11 | 2006-09-21 | Komatsu Ltd | 立坑用トンネル掘削機 |
| JP2011140876A (ja) * | 2011-04-22 | 2011-07-21 | Giken Seisakusho Co Ltd | 削孔装置及び圧入機 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |