JPH09158779A - ロッカシャフトの位置決め構造 - Google Patents
ロッカシャフトの位置決め構造Info
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- JPH09158779A JPH09158779A JP32047895A JP32047895A JPH09158779A JP H09158779 A JPH09158779 A JP H09158779A JP 32047895 A JP32047895 A JP 32047895A JP 32047895 A JP32047895 A JP 32047895A JP H09158779 A JPH09158779 A JP H09158779A
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- shaft
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロッカシャフトの位置決め構造において、シ
リンダヘッドの剛性を有効に高める。 【解決手段】 カムシャフト2の第一ジャーナル部23
を支承する第一軸受部14にロッカシャフト5の前端部
(駆動側端部)を嵌合させる第一ボス部15を連接して
形成し、第一ボス部15とロッカシャフト5を貫通して
シリンダヘッド1に螺合する位置決め用ボルト7を備え
る。
リンダヘッドの剛性を有効に高める。 【解決手段】 カムシャフト2の第一ジャーナル部23
を支承する第一軸受部14にロッカシャフト5の前端部
(駆動側端部)を嵌合させる第一ボス部15を連接して
形成し、第一ボス部15とロッカシャフト5を貫通して
シリンダヘッド1に螺合する位置決め用ボルト7を備え
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロッカシャフトの
位置決め構造の改良に関するものである。
位置決め構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロッカアームを揺動可能に支持するロッ
カシャフトにオイル通路が形成されるエンジンにあって
は、シリンダヘッドに対するロッカシャフトの位置決め
を行う必要がある。
カシャフトにオイル通路が形成されるエンジンにあって
は、シリンダヘッドに対するロッカシャフトの位置決め
を行う必要がある。
【0003】従来のロッカシャフトの位置決め構造とし
て、例えば実開昭60−147705号公報に開示され
ているように、ロッカシャフトとシリンダヘッドを共に
貫通する位置決め用ピンが設けられる。
て、例えば実開昭60−147705号公報に開示され
ているように、ロッカシャフトとシリンダヘッドを共に
貫通する位置決め用ピンが設けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンジン運
転時に、チェーン張力の変動およびバルブスプリング反
力に伴うロッカアーム側からカムシャフトに入力される
荷重により、特にシリンダヘッドに形成されるカムシャ
フト駆動側端部を支承する第一軸受部は前後方向に倒れ
る変形モードで振動しようとする。
転時に、チェーン張力の変動およびバルブスプリング反
力に伴うロッカアーム側からカムシャフトに入力される
荷重により、特にシリンダヘッドに形成されるカムシャ
フト駆動側端部を支承する第一軸受部は前後方向に倒れ
る変形モードで振動しようとする。
【0005】しかしながら、このような従来のロッカシ
ャフトの位置決め構造にあっては、位置決め用ピンによ
ってシリンダヘッドに対して有効な剛性強化がなされ
ず、軸受部の大型化を招くという問題点が考えられる。
ャフトの位置決め構造にあっては、位置決め用ピンによ
ってシリンダヘッドに対して有効な剛性強化がなされ
ず、軸受部の大型化を招くという問題点が考えられる。
【0006】本発明は上記の問題点を解消し、ロッカシ
ャフトの位置決め構造において、シリンダヘッドの剛性
を有効に高めることを目的とする。
ャフトの位置決め構造において、シリンダヘッドの剛性
を有効に高めることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のロッカ
シャフトの位置決め構造は、エンジン回転に同期して回
転するカムシャフトと、カムシャフトに追従して揺動す
ることにより吸・排気弁を開閉するロッカアームと、ロ
ッカアームを揺動可能に支持するロッカシャフトと、シ
リンダヘッドに形成されカムシャフトを回転可能に支承
する軸受部と、シリンダヘッドに形成されロッカシャフ
トを嵌合させるボス部と、を備えるエンジンにおいて、
前記カムシャフトの駆動側端部を支承する第一軸受部に
ロッカシャフトの駆動側端部を嵌合させる第一ボス部を
連接して形成し、第一ボス部とロッカシャフトを貫通し
てシリンダヘッドに螺合する位置決め用ボルトを備え
る。
シャフトの位置決め構造は、エンジン回転に同期して回
転するカムシャフトと、カムシャフトに追従して揺動す
ることにより吸・排気弁を開閉するロッカアームと、ロ
ッカアームを揺動可能に支持するロッカシャフトと、シ
リンダヘッドに形成されカムシャフトを回転可能に支承
する軸受部と、シリンダヘッドに形成されロッカシャフ
トを嵌合させるボス部と、を備えるエンジンにおいて、
前記カムシャフトの駆動側端部を支承する第一軸受部に
ロッカシャフトの駆動側端部を嵌合させる第一ボス部を
連接して形成し、第一ボス部とロッカシャフトを貫通し
てシリンダヘッドに螺合する位置決め用ボルトを備え
る。
【0008】請求項2に記載のロッカシャフトの位置決
め構造は、請求項1に記載の発明において、前記カムシ
ャフトに第一軸受部に回転可能に支承される第一ジャー
ナル部を形成し、カムシャフトに第一軸受部を挟むよう
にして環状に突出するスラスト受部を形成し、位置決め
用ボルトをスラスト受部の下方に配置する。
め構造は、請求項1に記載の発明において、前記カムシ
ャフトに第一軸受部に回転可能に支承される第一ジャー
ナル部を形成し、カムシャフトに第一軸受部を挟むよう
にして環状に突出するスラスト受部を形成し、位置決め
用ボルトをスラスト受部の下方に配置する。
【0009】請求項3に記載のロッカシャフトの位置決
め構造は、請求項1または2に記載の発明において、作
動油圧に応動して吸・排気弁のバルブリフト特性を可変
とするバルブリフト切換機構と、ロッカシャフトの内部
を通して作動油圧を導くオイル通路と、ロッカシャフト
の端部に接続して作動油圧を調節する油圧切換弁とを備
えるエンジンにおいて、前記位置決め用ボルトをオイル
通路の下流側端部に配置し、位置決め用ボルトの軸部の
外径をオイル通路の開口径より大きく形成する。
め構造は、請求項1または2に記載の発明において、作
動油圧に応動して吸・排気弁のバルブリフト特性を可変
とするバルブリフト切換機構と、ロッカシャフトの内部
を通して作動油圧を導くオイル通路と、ロッカシャフト
の端部に接続して作動油圧を調節する油圧切換弁とを備
えるエンジンにおいて、前記位置決め用ボルトをオイル
通路の下流側端部に配置し、位置決め用ボルトの軸部の
外径をオイル通路の開口径より大きく形成する。
【0010】請求項4に記載のロッカシャフトの位置決
め構造は、請求項3に記載の発明において、前記位置決
め用ボルトとロッカシャフトに形成されるボルト穴の間
にオイル通路を動弁室に連通するエア抜き通路を画成す
る。
め構造は、請求項3に記載の発明において、前記位置決
め用ボルトとロッカシャフトに形成されるボルト穴の間
にオイル通路を動弁室に連通するエア抜き通路を画成す
る。
【0011】
【作用】請求項1に記載のロッカシャフトの位置決め構
造において、エンジン運転時に、チェーン張力の変動お
よびバルブスプリング反力に伴うロッカアーム側からカ
ムシャフトに入力される荷重により、特にシリンダヘッ
ドに形成されるカムシャフト駆動側端部を支承する第一
軸受部は前後方向に倒れる変形モードで振動しようとす
るが、位置決め用ボルトを第一軸受部に連接した第一ボ
ス部を貫通して設ける構造により、第一ボス部および位
置決め用ボルトが第一軸受部の倒れ剛性を高める補強部
材として働き、第一軸受部の倒れ振動を抑制する。
造において、エンジン運転時に、チェーン張力の変動お
よびバルブスプリング反力に伴うロッカアーム側からカ
ムシャフトに入力される荷重により、特にシリンダヘッ
ドに形成されるカムシャフト駆動側端部を支承する第一
軸受部は前後方向に倒れる変形モードで振動しようとす
るが、位置決め用ボルトを第一軸受部に連接した第一ボ
ス部を貫通して設ける構造により、第一ボス部および位
置決め用ボルトが第一軸受部の倒れ剛性を高める補強部
材として働き、第一軸受部の倒れ振動を抑制する。
【0012】この結果、第一軸受部を大型化することな
く、各カムシャフトの支持剛性を高めて、吸・排気弁が
カムシャフトに追従する限界回転数を高められる。ま
た、第一軸受部を小型化することにより、カムシャフト
のフリクションを低減できる。
く、各カムシャフトの支持剛性を高めて、吸・排気弁が
カムシャフトに追従する限界回転数を高められる。ま
た、第一軸受部を小型化することにより、カムシャフト
のフリクションを低減できる。
【0013】請求項2に記載のロッカシャフトの位置決
め構造において、位置決め用ボルトをカムシャフトのス
ラスト受けつば部の下方に配置する構造により、シリン
ダヘッドの前後長および幅が位置決め用ボルトによって
延長されることを回避できる。
め構造において、位置決め用ボルトをカムシャフトのス
ラスト受けつば部の下方に配置する構造により、シリン
ダヘッドの前後長および幅が位置決め用ボルトによって
延長されることを回避できる。
【0014】また、カムシャフトのスラスト受けつば部
とロッカシャフトの位置決め部(穴)とを近接させてい
るので、カムシャフトとロッカシャフトとの相対位置ず
れを最小限に抑えることができる。
とロッカシャフトの位置決め部(穴)とを近接させてい
るので、カムシャフトとロッカシャフトとの相対位置ず
れを最小限に抑えることができる。
【0015】請求項3に記載のロッカシャフトの位置決
め構造において、位置決め用ボルトの軸部の外径がオイ
ル通路の開口径よりわずかに大きく形成される構造によ
り、オイル通路の下流側端部が位置決め用ボルトの軸部
によって閉塞され、オイル通路の下流側端部を閉塞する
栓体を廃止することが可能となり、構造の簡素化がはか
れる。
め構造において、位置決め用ボルトの軸部の外径がオイ
ル通路の開口径よりわずかに大きく形成される構造によ
り、オイル通路の下流側端部が位置決め用ボルトの軸部
によって閉塞され、オイル通路の下流側端部を閉塞する
栓体を廃止することが可能となり、構造の簡素化がはか
れる。
【0016】請求項4に記載のロッカシャフトの位置決
め構造において、位置決め用ボルトとロッカシャフトに
形成されるボルト穴の間にオイル通路を動弁室に連通す
るエア抜き通路を画成する構造により、エア抜き通路を
介してオイル通路に導かれる潤滑油中に混入したエアが
排出される。
め構造において、位置決め用ボルトとロッカシャフトに
形成されるボルト穴の間にオイル通路を動弁室に連通す
るエア抜き通路を画成する構造により、エア抜き通路を
介してオイル通路に導かれる潤滑油中に混入したエアが
排出される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0018】図3に示すように、直列4気筒エンジンに
備えられるシリンダヘッド1上に2本のカムシャフト2
が備えられる。左右のカムシャフト2はエンジン回転に
同期して回転駆動され、各カムに摺接して揺動するロッ
カアーム3を介して吸・排気弁を開閉するようになって
いる。
備えられるシリンダヘッド1上に2本のカムシャフト2
が備えられる。左右のカムシャフト2はエンジン回転に
同期して回転駆動され、各カムに摺接して揺動するロッ
カアーム3を介して吸・排気弁を開閉するようになって
いる。
【0019】図1にも示すように、ロッカアーム3はロ
ッカシャフト5に揺動可能に支持される。ロッカアーム
3は油圧に応動してバルブリフト特性を可変とするバル
ブリフト切換機構を備えている。
ッカシャフト5に揺動可能に支持される。ロッカアーム
3は油圧に応動してバルブリフト特性を可変とするバル
ブリフト切換機構を備えている。
【0020】カムシャフト2には、共通の吸・排気弁に
対してバルブリフト特性の異なる高速カム21と低速カ
ム22が形成される。
対してバルブリフト特性の異なる高速カム21と低速カ
ム22が形成される。
【0021】バルブリフト特性切換機構は、ロッカアー
ム3には低速カム22に追従する固定フォロワ28と、
高速カム21に追従する可動フォロワ29を備え、可動
フォロワ29の固定フォロワ28に対する動きを油圧に
より制御して吸・排気弁の開閉作動に携わるカム21,
22が切換えられる。
ム3には低速カム22に追従する固定フォロワ28と、
高速カム21に追従する可動フォロワ29を備え、可動
フォロワ29の固定フォロワ28に対する動きを油圧に
より制御して吸・排気弁の開閉作動に携わるカム21,
22が切換えられる。
【0022】ロッカシャフト5の内部にはオイル通路3
1が軸方向に形成される。オイル通路31は図示しない
分岐通孔を介して各気筒毎に設けられるロッカアーム3
のバルブリフト切換機構に連通する。
1が軸方向に形成される。オイル通路31は図示しない
分岐通孔を介して各気筒毎に設けられるロッカアーム3
のバルブリフト切換機構に連通する。
【0023】シリンダヘッド1の後壁部19には油圧切
換弁6が取付けられる。この油圧切換弁6はオイル通路
31を図示しないオイルポンプの吐出側とドレーン側と
に選択的に連通させて、各ロッカアーム3のバルブリフ
ト切換機構を作動させるようになっている。
換弁6が取付けられる。この油圧切換弁6はオイル通路
31を図示しないオイルポンプの吐出側とドレーン側と
に選択的に連通させて、各ロッカアーム3のバルブリフ
ト切換機構を作動させるようになっている。
【0024】シリンダヘッド1の前壁10とチェーンケ
ース部15の間にチェーン35が収装され、このチェー
ン35およびスプロケット36を介してクランクシャフ
トの回転が各カムシャフト2に伝えられる。
ース部15の間にチェーン35が収装され、このチェー
ン35およびスプロケット36を介してクランクシャフ
トの回転が各カムシャフト2に伝えられる。
【0025】シリンダヘッド1のアッパデッキ11上に
は、各カムシャフト2を支承する複数の軸受部14が形
成されるとともに、各ロッカシャフト5を支持する複数
のボス部15が互いに連接して形成される。
は、各カムシャフト2を支承する複数の軸受部14が形
成されるとともに、各ロッカシャフト5を支持する複数
のボス部15が互いに連接して形成される。
【0026】カムシャフト2の前端部(駆動側端部)に
は、第一ジャーナル部23が形成されるとともに、第一
軸受部14を挟むようにしてスラスト受けつば部24,
25が環状に突出して形成される。
は、第一ジャーナル部23が形成されるとともに、第一
軸受部14を挟むようにしてスラスト受けつば部24,
25が環状に突出して形成される。
【0027】第一ジャーナル部23はシリンダヘッド1
の前壁10に設けられた第一軸受部14にベアリングキ
ャップを介して支承される。スラスト受けつば部24,
25は第一軸受部14を挟むようにして環状に突出し
て、カムシャフト2の軸方向の位置決めを行う。
の前壁10に設けられた第一軸受部14にベアリングキ
ャップを介して支承される。スラスト受けつば部24,
25は第一軸受部14を挟むようにして環状に突出し
て、カムシャフト2の軸方向の位置決めを行う。
【0028】ロッカシャフト5の位置決めを行う位置決
め用ボルト7が設けられる。位置決め用ボルト7は、ロ
ッカシャフト5の前端部を貫通し、シリンダヘッド前壁
10に設けられた第一軸受部14に連接したロッカシャ
フト5の第一ボス部15を貫通して、シリンダヘッド1
に対するロッカシャフト5の位置決めを行い、ロッカシ
ャフト5のオイル通路31が各ロッカアーム3のバルブ
リフト切換機構に連通する位置に保持する。
め用ボルト7が設けられる。位置決め用ボルト7は、ロ
ッカシャフト5の前端部を貫通し、シリンダヘッド前壁
10に設けられた第一軸受部14に連接したロッカシャ
フト5の第一ボス部15を貫通して、シリンダヘッド1
に対するロッカシャフト5の位置決めを行い、ロッカシ
ャフト5のオイル通路31が各ロッカアーム3のバルブ
リフト切換機構に連通する位置に保持する。
【0029】設けられる。
【0030】図2にも示すように、位置決め用ボルト7
はカムシャフト2のスラスト受けつば部25の軸方向お
よび径方向に重合するようにつば部25の下方に配置さ
れる。
はカムシャフト2のスラスト受けつば部25の軸方向お
よび径方向に重合するようにつば部25の下方に配置さ
れる。
【0031】シリンダヘッド1には位置決め用ボルト7
を螺合させるネジ穴18が形成されるとともに、その第
一ボス部15には位置決め用ボルト7を挿通させるボル
ト穴16が同軸上に形成される。第一ボス部15の上部
には、位置決め用ボルト7の頭部を着座させる座面17
が形成される。
を螺合させるネジ穴18が形成されるとともに、その第
一ボス部15には位置決め用ボルト7を挿通させるボル
ト穴16が同軸上に形成される。第一ボス部15の上部
には、位置決め用ボルト7の頭部を着座させる座面17
が形成される。
【0032】ロッカシャフト5には位置決め用ボルト7
を挿通させるボルト穴33が形成される。ボルト穴33
はオイル通路31の下流側端部に形成される。位置決め
用ボルト7の軸部9の外径はオイル通路31の開口径よ
りわずかに大きく形成され、オイル通路31の下流側端
部が位置決め用ボルト7の軸部9によって閉塞されるよ
うにする。
を挿通させるボルト穴33が形成される。ボルト穴33
はオイル通路31の下流側端部に形成される。位置決め
用ボルト7の軸部9の外径はオイル通路31の開口径よ
りわずかに大きく形成され、オイル通路31の下流側端
部が位置決め用ボルト7の軸部9によって閉塞されるよ
うにする。
【0033】ロッカシャフト5に形成されるボルト穴3
3の開口径は、位置決め用ボルト7の軸部9の外径より
わずかに大きく形成され、両者の間に画成される隙間が
オイル通路31を動弁室8に連通するエア抜き通路を構
成する。
3の開口径は、位置決め用ボルト7の軸部9の外径より
わずかに大きく形成され、両者の間に画成される隙間が
オイル通路31を動弁室8に連通するエア抜き通路を構
成する。
【0034】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
説明する。
【0035】エンジン運転時に、チェーン35の張力変
動およびバルブスプリング反力に伴うロッカアーム3側
からカムシャフト2に入力される荷重によりシリンダヘ
ッド1の第一軸受部14は前後方向に倒れる変形モード
で振動しようとするが、位置決め用ボルト7を第一軸受
部14に連接した第一ボス部15を貫通して設ける構造
により、第一ボス部15および位置決め用ボルト7が第
一軸受部14の倒れ剛性を高める補強部材として働き、
第一軸受部14の倒れ振動を抑制する。
動およびバルブスプリング反力に伴うロッカアーム3側
からカムシャフト2に入力される荷重によりシリンダヘ
ッド1の第一軸受部14は前後方向に倒れる変形モード
で振動しようとするが、位置決め用ボルト7を第一軸受
部14に連接した第一ボス部15を貫通して設ける構造
により、第一ボス部15および位置決め用ボルト7が第
一軸受部14の倒れ剛性を高める補強部材として働き、
第一軸受部14の倒れ振動を抑制する。
【0036】この結果、第一軸受部14を大型化するこ
となく、各カムシャフト2の支持剛性を高めて、吸・排
気弁が各カム21,22に追従する限界回転数を高めら
れる。また、第一軸受部14を小型化することにより、
カムシャフト2のフリクションを低減できる。
となく、各カムシャフト2の支持剛性を高めて、吸・排
気弁が各カム21,22に追従する限界回転数を高めら
れる。また、第一軸受部14を小型化することにより、
カムシャフト2のフリクションを低減できる。
【0037】位置決め用ボルト7をカムシャフト2のス
ラスト受けつば部25の軸方向および径方向に重合する
ようにつば部25の下方に配置する構造により、シリン
ダヘッド1の前後長および幅が位置決め用ボルト7によ
って延長されることを回避できる。
ラスト受けつば部25の軸方向および径方向に重合する
ようにつば部25の下方に配置する構造により、シリン
ダヘッド1の前後長および幅が位置決め用ボルト7によ
って延長されることを回避できる。
【0038】また、カムシャフト2のスラスト受けつば
部25とロッカシャフト5の位置決め用ボルト7を挿通
させるボルト穴33とを近接させているので、カムシャ
フト2とロッカシャフト5との相対位置ずれを最小限に
抑えることができる。
部25とロッカシャフト5の位置決め用ボルト7を挿通
させるボルト穴33とを近接させているので、カムシャ
フト2とロッカシャフト5との相対位置ずれを最小限に
抑えることができる。
【0039】位置決め用ボルト7の軸部9の外径はオイ
ル通路31の開口径よりわずかに大きく形成される構造
により、オイル通路31の下流側端部が位置決め用ボル
ト7の軸部9によって閉塞され、オイル通路31の下流
側端部を閉塞する栓体を廃止することが可能となり、構
造の簡素化がはかれる。
ル通路31の開口径よりわずかに大きく形成される構造
により、オイル通路31の下流側端部が位置決め用ボル
ト7の軸部9によって閉塞され、オイル通路31の下流
側端部を閉塞する栓体を廃止することが可能となり、構
造の簡素化がはかれる。
【0040】ロッカシャフト5に形成されるボルト穴3
3の開口径は位置決め用ボルト7の軸部9の外径よりわ
ずかに大きく形成される構造により、両者の間に画成さ
れる隙間がオイル通路31を動弁室8に連通するエア抜
き通路を構成し、これを通ってオイル通路31に導かれ
る潤滑油中に混入したエアが動弁室8に排出される。
3の開口径は位置決め用ボルト7の軸部9の外径よりわ
ずかに大きく形成される構造により、両者の間に画成さ
れる隙間がオイル通路31を動弁室8に連通するエア抜
き通路を構成し、これを通ってオイル通路31に導かれ
る潤滑油中に混入したエアが動弁室8に排出される。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載のロ
ッカシャフトの位置決め構造は、位置決め用ボルトを第
一軸受部に連接した第一ボス部を貫通して設ける構造に
より、第一ボス部および位置決め用ボルトが第一軸受部
の倒れ剛性を高める補強部材として働き、第一軸受部の
倒れ振動を抑制し、吸・排気弁がカムシャフトに追従す
る限界回転数を高められるとともに、第一軸受部を小型
化してカムシャフトのフリクションを低減できる。
ッカシャフトの位置決め構造は、位置決め用ボルトを第
一軸受部に連接した第一ボス部を貫通して設ける構造に
より、第一ボス部および位置決め用ボルトが第一軸受部
の倒れ剛性を高める補強部材として働き、第一軸受部の
倒れ振動を抑制し、吸・排気弁がカムシャフトに追従す
る限界回転数を高められるとともに、第一軸受部を小型
化してカムシャフトのフリクションを低減できる。
【0042】請求項2に記載のロッカシャフトの位置決
め構造は、位置決め用ボルトをカムシャフトのスラスト
受けつば部の軸方向および径方向に重合するようにスラ
スト受けつば部の下方に配置する構造により、シリンダ
ヘッドの前後長および幅が位置決め用ボルトによって延
長されることを回避でき、エンジンの小型化がはかれ
る。
め構造は、位置決め用ボルトをカムシャフトのスラスト
受けつば部の軸方向および径方向に重合するようにスラ
スト受けつば部の下方に配置する構造により、シリンダ
ヘッドの前後長および幅が位置決め用ボルトによって延
長されることを回避でき、エンジンの小型化がはかれ
る。
【0043】請求項3に記載のロッカシャフトの位置決
め構造は、位置決め用ボルトの軸部の外径がオイル通路
の開口径よりわずかに大きく形成される構造により、オ
イル通路の下流側端部が位置決め用ボルトの軸部によっ
て閉塞され、オイル通路の下流側端部を閉塞する栓体を
廃止することが可能となり、構造の簡素化がはかれる。
め構造は、位置決め用ボルトの軸部の外径がオイル通路
の開口径よりわずかに大きく形成される構造により、オ
イル通路の下流側端部が位置決め用ボルトの軸部によっ
て閉塞され、オイル通路の下流側端部を閉塞する栓体を
廃止することが可能となり、構造の簡素化がはかれる。
【0044】請求項4に記載のロッカシャフトの位置決
め構造は、位置決め用ボルトとロッカシャフトに形成さ
れるボルト穴の間にオイル通路を動弁室に連通するエア
抜き通路を画成する構造により、エア抜き通路を介して
オイル通路に導かれる潤滑油中に混入したエアが排出さ
れ、構造の簡素化がはかれる。
め構造は、位置決め用ボルトとロッカシャフトに形成さ
れるボルト穴の間にオイル通路を動弁室に連通するエア
抜き通路を画成する構造により、エア抜き通路を介して
オイル通路に導かれる潤滑油中に混入したエアが排出さ
れ、構造の簡素化がはかれる。
【図1】本発明の実施の形態を示し、図3のA−A線に
沿う断面図。
沿う断面図。
【図2】同じく図3のB−B線に沿う断面図。
【図3】同じくシリンダヘッドの平面図。
1 シリンダヘッド 2 カムシャフト 3 ロッカアーム 5 ロッカシャフト 7 位置決め用ボルト 9 ボルト軸部 10 前壁 11 アッパデッキ 14 第一軸受部 15 第一ボス部 23 第一ジャーナル部 25 スラスト受けつば部 31 オイル通路 33 ボルト穴
Claims (4)
- 【請求項1】エンジン回転に同期して回転するカムシャ
フトと、 カムシャフトに追従して揺動することにより吸・排気弁
を開閉するロッカアームと、 ロッカアームを揺動可能に支持するロッカシャフトと、 シリンダヘッドに形成されカムシャフトを回転可能に支
承する軸受部と、 シリンダヘッドに形成されロッカシャフトを嵌合させる
ボス部と、 を備えるエンジンにおいて、 前記カムシャフトの駆動側端部を支承する第一軸受部に
ロッカシャフトの駆動側端部を嵌合させる第一ボス部を
連接して形成し、 第一ボス部とロッカシャフトを貫通してシリンダヘッド
に螺合する位置決め用ボルトを備えたことを特徴とする
ロッカシャフトの位置決め構造。 - 【請求項2】前記カムシャフトに第一軸受部に回転可能
に支承される第一ジャーナル部を形成し、 カムシャフトに第一軸受部を挟むようにして環状に突出
するスラスト受部を形成し、 位置決め用ボルトをスラスト受部の下方に配置したこと
を特徴とする請求項1に記載のロッカシャフトの位置決
め構造。 - 【請求項3】作動油圧に応動して吸・排気弁のバルブリ
フト特性を可変とするバルブリフト切換機構と、 ロッカシャフトの内部を通して作動油圧を導くオイル通
路と、 ロッカシャフトの端部に接続して作動油圧を調節する油
圧切換弁とを備えるエンジンにおいて、 前記位置決め用ボルトをオイル通路の下流側端部に配置
し、 位置決め用ボルトの軸部の外径をオイル通路の開口径よ
り大きく形成したことを特徴とする請求項1または2に
記載のロッカシャフトの位置決め構造。 - 【請求項4】前記位置決め用ボルトとロッカシャフトに
形成されるボルト穴の間にオイル通路を動弁室に連通す
るエア抜き通路を画成したことを特徴とする請求項3に
記載のロッカシャフトの位置決め構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32047895A JPH09158779A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | ロッカシャフトの位置決め構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32047895A JPH09158779A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | ロッカシャフトの位置決め構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09158779A true JPH09158779A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18121898
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32047895A Pending JPH09158779A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | ロッカシャフトの位置決め構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09158779A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008151115A (ja) * | 2006-12-15 | 2008-07-03 | Hyundai Motor Co Ltd | 気筒休止用ロッカーアーム装置 |
| JP2013194680A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Honda Motor Co Ltd | ロッカーアームシャフト支持部のエア抜き構造 |
| JP2014070601A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Honda Motor Co Ltd | 4ストローク内燃機関のロッカー軸配置構造 |
| JP2017089657A (ja) * | 2017-02-15 | 2017-05-25 | 本田技研工業株式会社 | 4ストローク内燃機関のロッカー軸配置構造 |
-
1995
- 1995-12-08 JP JP32047895A patent/JPH09158779A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008151115A (ja) * | 2006-12-15 | 2008-07-03 | Hyundai Motor Co Ltd | 気筒休止用ロッカーアーム装置 |
| JP2013194680A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Honda Motor Co Ltd | ロッカーアームシャフト支持部のエア抜き構造 |
| JP2014070601A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Honda Motor Co Ltd | 4ストローク内燃機関のロッカー軸配置構造 |
| JP2017089657A (ja) * | 2017-02-15 | 2017-05-25 | 本田技研工業株式会社 | 4ストローク内燃機関のロッカー軸配置構造 |
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