JPH09159034A - 方向分岐ダイヤフラム弁 - Google Patents

方向分岐ダイヤフラム弁

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JPH09159034A
JPH09159034A JP34574295A JP34574295A JPH09159034A JP H09159034 A JPH09159034 A JP H09159034A JP 34574295 A JP34574295 A JP 34574295A JP 34574295 A JP34574295 A JP 34574295A JP H09159034 A JPH09159034 A JP H09159034A
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Junji Sato
純次 佐藤
Hisayoshi Mese
央欣 目瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接合された分岐路の内部検査や内部仕上げ加
工或いは使用時に発生した内部欠陥の補修を容易に行う
ことができるとともに、分岐路内の流動性に優れた方向
分岐ダイヤフラム弁を得ること。 【解決手段】 入口流路と出口流路を有してなる弁箱と
弁本体からなる第1のダイヤフラム弁の弁箱から下向き
に分岐路を形成しこの分岐路を入口流路とし且つ該入口
流路と直角方向に出口流路を設けた第2のダイヤフラム
弁を分岐路に対して直角方向に配設してなるとともに、
前記分岐路長が前記第1ダイヤフラム弁の入口流路径及
び出口流路径の6倍未満とされてなる方向分岐ダイヤフ
ラム弁を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は方向分岐ダイヤフラ
ム弁に係り、その目的は接合された分岐路の内部検査や
内部仕上げ加工或いは使用時に発生した内部欠陥の補修
を容易に行うことができるとともに、分岐路内の流動性
に優れた方向分岐ダイヤフラム弁を得ることにある。
【0002】
【従来の技術】従来の方向分岐ダイヤフラム弁は、例え
ば図7に示すように、第1のダイヤフラム弁(2)の弁
箱(4)から下向きに分岐路(5)を形成しこの分岐路
(5)に図示の如く第2のダイヤフラム弁(3)を配設
してなるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したよ
うな従来の方向分岐ダイヤフラム弁においては、次のよ
うな課題が存在した。すなわち、第1のダイヤフラム弁
の分岐路と第2のダイヤフラム弁の入口流路の接続にお
いては通常溶接接合を用いるが、溶接接合においてビー
ドを発生させずに接合することには非常な熟練を要し、
実際上は流路内にもビードが発生してしまうことが多
い。従って、溶接後に内面状態の検査や内面の仕上げが
必要となるが、図7のような構造の場合、溶接後にダイ
ヤフラム弁の弁箱に設けられた穴から流路(分岐路)内
を観察したり流路内奥に工具を挿入したりすることが困
難であるため、溶接後の内面検査や内面仕上げを行うこ
とができなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のように
方向分岐ダイヤフラム弁を構成することにより、上記従
来の課題を悉く解決する。請求項1の方向分岐ダイヤフ
ラム弁は、入口流路と出口流路を有してなる弁箱と弁本
体からなる第1のダイヤフラム弁の弁箱から下向きに分
岐路を形成しこの分岐路を入口流路とし且つ該入口流路
と直角方向に出口流路を設けた第2のダイヤフラム弁を
分岐路に対して直角方向に配設してなるとともに、前記
分岐路長が前記第1ダイヤフラム弁の入口流路径及び出
口流路径の6倍未満とされてなる方向分岐ダイヤフラム
弁である。請求項2の方向分岐ダイヤフラム弁は、前記
第1ダイヤフラム弁からの分岐路と第2ダイヤフラム弁
の入口流路とが溶接により接続されて構成されてなるこ
とを特徴とする請求項1記載の方向分岐ダイヤフラム弁
である。
【0005】請求項3の方向分岐ダイヤフラム弁は、前
記第1ダイヤフラム弁からの分岐路と第2ダイヤフラム
弁の入口流路とがパッキンを介してクランプにより接続
されて構成されてなることを特徴とする請求項1記載の
方向分岐ダイヤフラム弁である。請求項4の方向分岐ダ
イヤフラム弁は、前記第1ダイヤフラム弁からの分岐路
と第2ダイヤフラム弁の入口流路とが一体成形により接
続されて構成されてなることを特徴とする請求項1記載
の方向分岐ダイヤフラム弁である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る方向分岐ダイ
ヤフラム弁の実施形態について、図面を参照しつつ説明
する。図1及び図2は本発明に係る方向分岐ダイヤフラ
ム弁の実施形態の第1例を示す断面図及び左側面図、図
3及び図4は本発明に係る方向分岐ダイヤフラム弁の実
施形態の第2例を示す断面図及び左側面図、図5及び図
6は本発明に係る方向分岐ダイヤフラム弁の実施形態の
第3例を示す断面図及び左側面図、図7は従来の方向分
岐ダイヤフラム弁の例を示す断面図である。
【0007】先ず、本発明に係る方向分岐ダイヤフラム
弁の実施形態の第1例を、図1及び図2に基づいて説明
する。この例に係る方向分岐ダイヤフラム弁(1)は、
入口流路(7)と出口流路(8)を有してなる弁箱
(4)と弁本体(9)からなる第1のダイヤフラム弁
(2)の弁箱(4)から下向きに分岐路(5)が形成さ
れており、この分岐路(5)を入口流路とし且つ該入口
流路と直角方向に出口流路(6)を設けた第2のダイヤ
フラム弁(3)が分岐路(5)に対して直角方向に配設
されている。
【0008】このような方向分岐ダイヤフラム弁(1)
は、分岐路(5)を弁箱(4)から下向きに設けた第1
ダイヤフラム弁(2)と、入口流路を下向きに設けた第
2ダイヤフラム弁(3)とを溶接接合することにより構
成される。このように溶接接合をした場合、内面に発生
するビードが問題になるが、図1及び図2の構造を有す
る方向分岐ダイヤフラム弁(1)では、第2ダイヤフラ
ム弁(3)を取り外すことにより、接合された分岐路
(5)の内部を容易に検査することができ、また内部に
発生したビードの除去等の仕上げ加工も容易に行うこと
ができる。更に実際に内部に欠陥が発生した場合におい
ての補修も容易に行える。
【0009】図3及び図4は本発明に係る方向分岐ダイ
ヤフラム弁の実施形態の第2例を示す断面図及び左側面
図である。この例に係る方向分岐ダイヤフラム弁(1)
と前記第1例との相違点は、第1ダイヤフラム弁(2)
からの分岐路(5)と第2ダイヤフラム弁(3)の入口
流路との接続形態である。すなわち、この例に係る方向
分岐ダイヤフラム弁(1)においては、第1ダイヤフラ
ム弁(2)からの分岐路(5)と第2ダイヤフラム弁
(3)の入口流路とが、パッキン(10)を介してクラ
ンプ(11)により接続されて構成されている。
【0010】パッキン(10)としては、図示例におい
てはガスケットを使用しているが、代わりにOリングを
用いる構成としてもよい。またクランプ(11)の形状
については、図示例に限定されるものではなく、第1ダ
イヤフラム弁(2)からの分岐路(5)と第2ダイヤフ
ラム弁(3)の入口流路とを確実且つ容易に接続できれ
ばどのようなものでも採用できる。また、この例に係る
方向分岐ダイヤフラム弁(1)においても、第2ダイヤ
フラム弁(3)を取り外すことにより、分岐路(5)の
内部を容易に検査することが可能であり、実際に内部に
欠陥が発生した場合においての補修も容易に行うことが
できる。
【0011】図5及び図6は本発明に係る方向分岐ダイ
ヤフラム弁の実施形態の第3例を示す断面図及び左側面
図である。この例に係る方向分岐ダイヤフラム弁(1)
と前記第1例及び第2例との相違点は、第1ダイヤフラ
ム弁(2)からの分岐路(5)と第2ダイヤフラム弁
(3)の入口流路との接続形態である。すなわち、この
例に係る方向分岐ダイヤフラム弁(1)においては、第
1ダイヤフラム弁(2)からの分岐路(5)と第2ダイ
ヤフラム弁(3)の入口流路とが、一体成形により接続
されて構成されている。
【0012】この一体成形の方法としては、鋳造、型鍛
造、機械加工等の任意の方法を用いることができる。こ
のように一体成形による接続方法をとることにより、確
実な接続が得られるとともにすっきりとしたコンパクト
な構造になる。また、この例に係る方向分岐ダイヤフラ
ム弁(1)においても、第2ダイヤフラム弁(3)を取
り外すことにより、分岐路(5)の内部を容易に検査す
ることが可能であり、実際に内部に欠陥が発生した場合
においての補修も容易に行うことができる。
【0013】尚、上記例においてはいずれも、分岐ダイ
ヤフラム弁の分岐路(5)長さは第1ダイヤフラム弁
(2)の入口流路径及び出口流路径の6倍未満とされて
いる。これは、分岐路(5)長さが第1ダイヤフラム弁
(2)の入口流路径及び出口流路径の6倍以上となる
と、分岐路(5)の部分で流体の流動性が悪くなり分岐
路(5)内で流体が澱んでしまうからである。すなわ
ち、例えば化学タンク等からの配管に、分岐ダイヤフラ
ム弁の第1ダイヤフラム弁(2)の入口流路を接続し、
配管内を流れる流体を第2ダイヤフラム弁(3)を開放
してサンプル液として経時的に取り出して流体成分の経
時的な調査を行おうとしても、流体が分岐路(5)内で
澱んでしまうと管を流れる流体の成分とサンプル液とし
て取り出される流体の成分が異なってしまい正確な成分
調査を行うことができない。これに対し、本発明に係る
分岐ダイヤフラム弁では、分岐路(5)長さは第1ダイ
ヤフラム弁(2)の入口流路径及び出口流路径の6倍未
満とされているため、流体が分岐路(5)内で澱むこと
がなく正確な調査を行うことができる。
【0014】なお、本発明に係る分岐ダイヤフラム弁に
おいて使用されるダイヤフラム弁は図示例の構造に限定
されるものではなく、例えば空気作動式のダイヤフラム
弁等を用いることもできる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明は、入口流路と出口流路を有してなる弁箱と弁本体か
らなる第1のダイヤフラム弁の弁箱から下向きに分岐路
を形成しこの分岐路を入口流路とし且つ該入口流路と直
角方向に出口流路を設けた第2のダイヤフラム弁を分岐
路に対して直角方向に配設してなるとともに、前記分岐
路長が前記第1ダイヤフラム弁の入口流路径及び出口流
路径の6倍未満とされてなることを特徴とする方向分岐
ダイヤフラム弁であるから、以下に述べる効果を奏す
る。すなわち、第2のダイヤフラム弁を外すことによ
り、接合された分岐路の内部を容易に検査することがで
きるとともに、内部に発生したビードの除去等の仕上げ
加工も容易に行うことができる。しかも更に実際に内部
に欠陥が発生した場合においての補修も容易に行うこと
ができる。また、分岐路内で流体の澱みが発生すること
がないため、例えば化学タンク等からの配管に、分岐ダ
イヤフラム弁の第1ダイヤフラム弁の入口流路を接続
し、配管内を流れる流体を第2ダイヤフラム弁を開放し
てサンプル液として経時的に取り出して流体成分の経時
的な調査を行おうとした場合でも、管を流れる流体の成
分とサンプル液として取り出される流体の成分が異なる
ことがなく、正確な成分調査を行うことができる。
【0016】請求項2に係る発明は、前記第1ダイヤフ
ラム弁からの分岐路と第2ダイヤフラム弁の入口流路と
が溶接により接続されて構成されてなることを特徴とす
る請求項1記載の方向分岐ダイヤフラム弁であるから、
上記効果に加えて確実な接続を容易に得ることができる
という優れた効果を奏する。
【0017】請求項3に係る発明は、前記第1ダイヤフ
ラム弁からの分岐路と第2ダイヤフラム弁の入口流路と
がパッキンを介してクランプにより接続されて構成され
てなることを特徴とする請求項1記載の方向分岐ダイヤ
フラム弁であるから、請求項1の発明の効果に加えて、
分岐路の長さを調節して接続することができるという優
れた効果を奏する。
【0018】請求項4に係る発明は、前記第1ダイヤフ
ラム弁からの分岐路と第2ダイヤフラム弁の入口流路と
が一体成形により接続されて構成されてなることを特徴
とする請求項1記載の方向分岐ダイヤフラム弁であるか
ら、請求項1の発明の効果に加えて、確実な接続が得ら
れるとともにすっきりとしたコンパクトな構造になると
いう優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る方向分岐ダイヤフラム弁の実施形
態の第1例を示す断面図である。
【図2】本発明に係る方向分岐ダイヤフラム弁の実施形
態の第1例を示す左側面図である。
【図3】本発明に係る方向分岐ダイヤフラム弁の実施形
態の第2例を示す断面図である。
【図4】本発明に係る方向分岐ダイヤフラム弁の実施形
態の第2例を示す左側面図である。
【図5】本発明に係る方向分岐ダイヤフラム弁の実施形
態の第3例を示す断面図である。
【図6】本発明に係る方向分岐ダイヤフラム弁の実施形
態の第3例を示す左側面図である。
【図7】従来の方向分岐ダイヤフラム弁の例を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 方向分岐ダイヤフラム弁 2 第1のダイヤフラム弁 3 第2のダイヤフラム弁 4 弁箱 5 分岐路 6 第2ダイヤフラム弁の出口流路 7 第1ダイヤフラム弁の入口流路 8 第1ダイヤフラム弁の出口流路 9 弁本体 10 パッキン 11 クランプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口流路と出口流路を有してなる弁箱と
    弁本体からなる第1のダイヤフラム弁の弁箱から下向き
    に分岐路を形成しこの分岐路を入口流路とし且つ該入口
    流路と直角方向に出口流路を設けた第2のダイヤフラム
    弁を分岐路に対して直角方向に配設してなるとともに、
    前記分岐路長が前記第1ダイヤフラム弁の入口流路径及
    び出口流路径の6倍未満とされてなることを特徴とする
    方向分岐ダイヤフラム弁。
  2. 【請求項2】 前記第1ダイヤフラム弁からの分岐路と
    第2ダイヤフラム弁の入口流路とが溶接により接続され
    て構成されてなることを特徴とする請求項1記載の方向
    分岐ダイヤフラム弁。
  3. 【請求項3】 前記第1ダイヤフラム弁からの分岐路と
    第2ダイヤフラム弁の入口流路とがパッキンを介してク
    ランプにより接続されて構成されてなることを特徴とす
    る請求項1記載の方向分岐ダイヤフラム弁。
  4. 【請求項4】 前記第1ダイヤフラム弁からの分岐路と
    第2ダイヤフラム弁の入口流路とが一体成形により接続
    されて構成されてなることを特徴とする請求項1記載の
    方向分岐ダイヤフラム弁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11141713A (ja) * 1997-09-05 1999-05-28 Tetra Laval Holdings & Finance Sa 無菌弁組立体
JP2001355750A (ja) * 2000-06-13 2001-12-26 Fujikin Inc 二方向分岐流体制御器
JP2007120731A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Nippon Daiya Valve Co Ltd ダイヤフラム弁
JP2021008895A (ja) * 2019-06-28 2021-01-28 トーステ株式会社 分岐流路切換弁

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