JPH09163575A - 電力ケーブル線路 - Google Patents
電力ケーブル線路Info
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- JPH09163575A JPH09163575A JP31205395A JP31205395A JPH09163575A JP H09163575 A JPH09163575 A JP H09163575A JP 31205395 A JP31205395 A JP 31205395A JP 31205395 A JP31205395 A JP 31205395A JP H09163575 A JPH09163575 A JP H09163575A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】プレスネーク方式は、ケーブル布設後全長にわ
たって波型形状をとらなければならない。特に最近はケ
−ブル布設スパンが長尺化されスネ−ク取りする作業も
大きな人件費が必要であり、その上棚やクリート等設備
も必要である。 【解決手段】 そこで洞道内でフリースネーク方式を採
ることを考え洞道内に布設する電力ケ−ブルにおいて、
内部に収納されるケ−ブルがスネ−ク変形するのに充分
な空隙を有する二つ割れリング5を、線路長手方向に適
宜間隔で多数配置し、(1)プレスネーク無しで、前記
リング内にケーブルを納める。(2)その二つ割れリン
グ5で防災トラフ7を支持し、防災トラフ7内にプレス
ネイク無しで、ケーブルを納めたことを特徴とする電力
ケーブル線路を発明した。更にケーブル布設後区間の適
所にスネ−クが連続して発生する起点となる、トリガ−
用スネ−クを設け軸力を抑えた。
たって波型形状をとらなければならない。特に最近はケ
−ブル布設スパンが長尺化されスネ−ク取りする作業も
大きな人件費が必要であり、その上棚やクリート等設備
も必要である。 【解決手段】 そこで洞道内でフリースネーク方式を採
ることを考え洞道内に布設する電力ケ−ブルにおいて、
内部に収納されるケ−ブルがスネ−ク変形するのに充分
な空隙を有する二つ割れリング5を、線路長手方向に適
宜間隔で多数配置し、(1)プレスネーク無しで、前記
リング内にケーブルを納める。(2)その二つ割れリン
グ5で防災トラフ7を支持し、防災トラフ7内にプレス
ネイク無しで、ケーブルを納めたことを特徴とする電力
ケーブル線路を発明した。更にケーブル布設後区間の適
所にスネ−クが連続して発生する起点となる、トリガ−
用スネ−クを設け軸力を抑えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱伸縮吸収対策が、
低コストで容易に行える電力ケーブル線路に属するもの
である。
低コストで容易に行える電力ケーブル線路に属するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、洞道内に建設される大サイズのケ
ーブル線路は、棚の上に直接か又は受金物の上の防災ト
ラフに1条又は3条毎に納められるのが普通である。こ
の方式では送電によりケ−ブルに発生する熱伸縮に対し
線路長手方向に人為的に均等な波型形状を形成するプレ
スネ−ク方式を取って対処している。通電によりケーブ
ル温度が上昇するとケーブルが長くなっただけ、波の幅
が大きくなりその長さの増分が吸収される方式でプレス
ネ−ク方式と呼ばれている。本方式は熱伸縮を均等に吸
収できるので、軸力が小さくケーブルに適した方式であ
るが、プレスネークを採る労力が大きいこと、プレスネ
ークの節点を固定するクリートが必要なこと、設置面積
を取るという欠点がある。
ーブル線路は、棚の上に直接か又は受金物の上の防災ト
ラフに1条又は3条毎に納められるのが普通である。こ
の方式では送電によりケ−ブルに発生する熱伸縮に対し
線路長手方向に人為的に均等な波型形状を形成するプレ
スネ−ク方式を取って対処している。通電によりケーブ
ル温度が上昇するとケーブルが長くなっただけ、波の幅
が大きくなりその長さの増分が吸収される方式でプレス
ネ−ク方式と呼ばれている。本方式は熱伸縮を均等に吸
収できるので、軸力が小さくケーブルに適した方式であ
るが、プレスネークを採る労力が大きいこと、プレスネ
ークの節点を固定するクリートが必要なこと、設置面積
を取るという欠点がある。
【0003】一方、プレスネークに対応するのがフリー
スネークである。地中に埋設した管路内に電力ケ−ブル
を布設する場合、送電によりケ−ブルに熱伸縮が発生す
るとこの熱伸縮量は人孔内のケ−ブル接続部と管路端の
間に設けたケ−ブルたるみ部(オフセットと称する)の
変形により吸収している。しかしオフセット部の剛性を
高めるとケーブルが人孔内に伸びだすに連れ反力が大き
くなり管路内のケーブルが蛇行を起こし、管路内でも一
部の伸びだしを吸収する。例えば図5に示すように、接
続部9に続くオフセット部を実公昭55ー14034号
公報に記載されているような高強度のプラスチックや金
属製のリング12でカバ−して、この区間の曲げ剛性を
高めるオフセット補強システムを採用すれば、得られる
反力でケ−ブルの熱伸縮を管路内に押し戻し、管路内で
ケ−ブル自らが座屈変形することによって熱伸縮が吸収
される。
スネークである。地中に埋設した管路内に電力ケ−ブル
を布設する場合、送電によりケ−ブルに熱伸縮が発生す
るとこの熱伸縮量は人孔内のケ−ブル接続部と管路端の
間に設けたケ−ブルたるみ部(オフセットと称する)の
変形により吸収している。しかしオフセット部の剛性を
高めるとケーブルが人孔内に伸びだすに連れ反力が大き
くなり管路内のケーブルが蛇行を起こし、管路内でも一
部の伸びだしを吸収する。例えば図5に示すように、接
続部9に続くオフセット部を実公昭55ー14034号
公報に記載されているような高強度のプラスチックや金
属製のリング12でカバ−して、この区間の曲げ剛性を
高めるオフセット補強システムを採用すれば、得られる
反力でケ−ブルの熱伸縮を管路内に押し戻し、管路内で
ケ−ブル自らが座屈変形することによって熱伸縮が吸収
される。
【0004】この熱伸縮吸収方式をフリ−スネ−ク方式
と称しており、管路布設ケ−ブルの一熱伸縮対策とされ
ている。本方式は、プレスネーク方式と反対に、ケーブ
ル布設後、オフセット部を補強する以外にスネークを取
る労力も要らずクリートも要らずまた占用面積も少なく
て済むと言うメリットを持っている。
と称しており、管路布設ケ−ブルの一熱伸縮対策とされ
ている。本方式は、プレスネーク方式と反対に、ケーブ
ル布設後、オフセット部を補強する以外にスネークを取
る労力も要らずクリートも要らずまた占用面積も少なく
て済むと言うメリットを持っている。
【0005】しかし、フリースネーク方式は発生時の軸
力が非常に大きいという欠点がある。特に寸法が大サイ
ズ化された超高圧ケ−ブルの場合、フリ−スネ−ク発生
までに5トン以上の軸力が生じる可能性があり、接続部
やケ−ブル支持が破損する恐れがある。そこでスネ−ク
発生までの軸力を低く収めるための方策が極めて重要と
されている。従来の実験よりフリ−スネ−ク発生時の際
の軸力はケ−ブル、管路間の空隙が大きく影響しケ−ブ
ル外径(d)と管路内径(Do)の比は、1孔1条布設
の場合でd/Doは少なくとも0.7以下とするべきで
あり、管路径については布設のみの従来例よりも多少大
きくする必要があるといわれている。
力が非常に大きいという欠点がある。特に寸法が大サイ
ズ化された超高圧ケ−ブルの場合、フリ−スネ−ク発生
までに5トン以上の軸力が生じる可能性があり、接続部
やケ−ブル支持が破損する恐れがある。そこでスネ−ク
発生までの軸力を低く収めるための方策が極めて重要と
されている。従来の実験よりフリ−スネ−ク発生時の際
の軸力はケ−ブル、管路間の空隙が大きく影響しケ−ブ
ル外径(d)と管路内径(Do)の比は、1孔1条布設
の場合でd/Doは少なくとも0.7以下とするべきで
あり、管路径については布設のみの従来例よりも多少大
きくする必要があるといわれている。
【0006】これまでの多くの実例からスネ−クが発生
すればこれ以上大きな軸力増加は無く、管路内のスネ−
ク数及びスネ−ク区間が徐々に増加していく性質のある
ことも知られている。管路内で直線に布設したケ−ブル
にフリ−スネ−クを発生させるには前述のように数トン
の軸力を要するが、ル−ト中に1箇所でも初期にスネ−
クが存在する場合にはそこを起点にスネ−クが増えて行
き易く、その際の軸力は直線からの場合の1/2程度で
あることが過去の実験から確認されている。
すればこれ以上大きな軸力増加は無く、管路内のスネ−
ク数及びスネ−ク区間が徐々に増加していく性質のある
ことも知られている。管路内で直線に布設したケ−ブル
にフリ−スネ−クを発生させるには前述のように数トン
の軸力を要するが、ル−ト中に1箇所でも初期にスネ−
クが存在する場合にはそこを起点にスネ−クが増えて行
き易く、その際の軸力は直線からの場合の1/2程度で
あることが過去の実験から確認されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】プレスネーク方式は、
発生軸力を小さくして伸縮を吸収出来るが、ケーブル布
設後全長にわたって波型形状をとらなければならない。
特に最近はケ−ブル布設スパンが長尺化される傾向にあ
り、プレスネ−ク作業の際スネ−ク1ピッチ分をくせ取
りする毎にケ−ブル余長の増える分を遠端から送り出す
作業が容易でなくなってきた。全スパンにわたってスネ
−ク取りする作業も大きな人件費が必要である。その
上、棚やクリート等設備も必要である。
発生軸力を小さくして伸縮を吸収出来るが、ケーブル布
設後全長にわたって波型形状をとらなければならない。
特に最近はケ−ブル布設スパンが長尺化される傾向にあ
り、プレスネ−ク作業の際スネ−ク1ピッチ分をくせ取
りする毎にケ−ブル余長の増える分を遠端から送り出す
作業が容易でなくなってきた。全スパンにわたってスネ
−ク取りする作業も大きな人件費が必要である。その
上、棚やクリート等設備も必要である。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで洞道内でフリース
ネーク方式を採ることを考えた。フリースネーク方式で
は管に相当するケーブルが伸び出した時に拘束する壁を
作らなくてはならない。しかしケーブルは剛性があり、
管内面で連続して当たっているわけでないので、壁は連
続で無くても良い。又布設そのものは、今のまま洞道床
で行いたいので、壁は二つ割りになっていて布設後ケー
ブルを移動据え付けできる事が望ましい。そこでフリー
スネークさせる拘束物を二つ割りのリングとし、長手方
向に適当間隔毎に設け、その中にケ−ブルを収容する方
法とした。大サイズケ−ブルほどフリ−スネ−クのピッ
チ長は大きくなり、2〜3mに達すると考えられるので
ガイド管の設置間隔はその1/3〜1/2の700〜1
500mm程度にすれば良いと考えられる。
ネーク方式を採ることを考えた。フリースネーク方式で
は管に相当するケーブルが伸び出した時に拘束する壁を
作らなくてはならない。しかしケーブルは剛性があり、
管内面で連続して当たっているわけでないので、壁は連
続で無くても良い。又布設そのものは、今のまま洞道床
で行いたいので、壁は二つ割りになっていて布設後ケー
ブルを移動据え付けできる事が望ましい。そこでフリー
スネークさせる拘束物を二つ割りのリングとし、長手方
向に適当間隔毎に設け、その中にケ−ブルを収容する方
法とした。大サイズケ−ブルほどフリ−スネ−クのピッ
チ長は大きくなり、2〜3mに達すると考えられるので
ガイド管の設置間隔はその1/3〜1/2の700〜1
500mm程度にすれば良いと考えられる。
【0009】ケーブルは防護防災のためトラフに納めら
れることが多いが、本方式でも二つ割りのガイド管下部
にトラフ下部を支持して、その中にケーブルを入れトラ
フ上部を被せガイド管上を取り付けて納めてしまうこと
ができる。本発明は、(1)洞道内に布設する電力ケ−
ブルにおいて、内部に収納されるケ−ブルがスネ−ク変
形するのに充分な空隙を有する二つ割れリングを、線路
長手方向に適宜間隔で多数配置し、前記リング内にプレ
スネーク無しでケーブルを納めたことを特徴とする電力
ケーブル線路であり、(2)洞道内に布設する電力ケ−
ブルにおいて、内部に収納されるケ−ブルがスネ−ク変
形するのに充分な空隙を有する二つ割れリングを、線路
長手方向に適宜間隔で多数配置し、その二つ割れリング
で支持された防災トラフ内にプレスネーク無しでケーブ
ルを納めたことを特徴とする電力ケーブル線路である。
(1),(2)に記載した二つ割れリングは、断面が必
ずしも円形でなくても良く、例えば長方形でも構わな
い。又二つ割れリングは、完全な二つ割れの必要は無
く、一方はケーブルが挿入でき、防災トラフ上部が取り
付けられる大きさでよい。
れることが多いが、本方式でも二つ割りのガイド管下部
にトラフ下部を支持して、その中にケーブルを入れトラ
フ上部を被せガイド管上を取り付けて納めてしまうこと
ができる。本発明は、(1)洞道内に布設する電力ケ−
ブルにおいて、内部に収納されるケ−ブルがスネ−ク変
形するのに充分な空隙を有する二つ割れリングを、線路
長手方向に適宜間隔で多数配置し、前記リング内にプレ
スネーク無しでケーブルを納めたことを特徴とする電力
ケーブル線路であり、(2)洞道内に布設する電力ケ−
ブルにおいて、内部に収納されるケ−ブルがスネ−ク変
形するのに充分な空隙を有する二つ割れリングを、線路
長手方向に適宜間隔で多数配置し、その二つ割れリング
で支持された防災トラフ内にプレスネーク無しでケーブ
ルを納めたことを特徴とする電力ケーブル線路である。
(1),(2)に記載した二つ割れリングは、断面が必
ずしも円形でなくても良く、例えば長方形でも構わな
い。又二つ割れリングは、完全な二つ割れの必要は無
く、一方はケーブルが挿入でき、防災トラフ上部が取り
付けられる大きさでよい。
【0010】なおオフセット端部や、垂直や水平の小半
径の曲がり部では、軸力伝達のためには拘束又は補強を
施すのが好ましい。フリースネーク方式を採用したこと
により、ケーブル線路は、プレスネーク方式に比較し剛
性の高いものと成っている。そこでルート中に適宜トリ
ガー用スネークをとり、そこを起点にスネークが増える
性質を利用して軸力を下げることが効果的である。即ち
本発明は更に、(3)電力ケーブル線路において、ケー
ブル布設後区間の適所にスネ−クが連続して発生する起
点となるトリガ−用スネ−クを設けたことを特徴とする
電力ケ−ブル線路であり、ケーブルサイズ,空隙,を考
慮し、許容できる直線長さでトリガー用スネークを取れ
ばよい。スネークは数個の二つ割れリングに枕を当てケ
ーブルを曲げればよい。トリガー用スネークでの二つ割
れリングは若干断面を大きくし波形がケーブルの伸び出
しで消滅しないよう枕は入れたままとするのが望まし
い。
径の曲がり部では、軸力伝達のためには拘束又は補強を
施すのが好ましい。フリースネーク方式を採用したこと
により、ケーブル線路は、プレスネーク方式に比較し剛
性の高いものと成っている。そこでルート中に適宜トリ
ガー用スネークをとり、そこを起点にスネークが増える
性質を利用して軸力を下げることが効果的である。即ち
本発明は更に、(3)電力ケーブル線路において、ケー
ブル布設後区間の適所にスネ−クが連続して発生する起
点となるトリガ−用スネ−クを設けたことを特徴とする
電力ケ−ブル線路であり、ケーブルサイズ,空隙,を考
慮し、許容できる直線長さでトリガー用スネークを取れ
ばよい。スネークは数個の二つ割れリングに枕を当てケ
ーブルを曲げればよい。トリガー用スネークでの二つ割
れリングは若干断面を大きくし波形がケーブルの伸び出
しで消滅しないよう枕は入れたままとするのが望まし
い。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の電力ケーブル線路の実施
の形態を図1〜図4に従って以下に説明する。図1は電
力ケーブルが収容される極く一般的なシールド洞道断面
を示し、左半分Bは従来のトラフ内にプレスネーク布設
方式の例である。シールド洞道壁1から立金物2を垂直
に立て、立金物2より水平に取り付けた受金物3の上に
FRP製の防災トラフ4を載せ、その中にケーブル6が
3条ずつ延線される。トラフ内でケーブルはプレスネー
ク布設するため横方向のスペースaが200〜300m
m程度必要となり、トラフの横幅としては700mm程
度は要する。またプレスネーク作業を行うために受金物
同士の上下間隔bも500mm以上を要し、洞道内に布
設できるケーブルの回線数は多くできない。
の形態を図1〜図4に従って以下に説明する。図1は電
力ケーブルが収容される極く一般的なシールド洞道断面
を示し、左半分Bは従来のトラフ内にプレスネーク布設
方式の例である。シールド洞道壁1から立金物2を垂直
に立て、立金物2より水平に取り付けた受金物3の上に
FRP製の防災トラフ4を載せ、その中にケーブル6が
3条ずつ延線される。トラフ内でケーブルはプレスネー
ク布設するため横方向のスペースaが200〜300m
m程度必要となり、トラフの横幅としては700mm程
度は要する。またプレスネーク作業を行うために受金物
同士の上下間隔bも500mm以上を要し、洞道内に布
設できるケーブルの回線数は多くできない。
【0012】一方、図2の右半分Aの断面は、本発明に
よるもので上3つは請求項1の発明の例で、洞道1内に
仮想管路を設けその長手方向に例えば750mm毎に円
弧状の立金物2を立て、受金物3を取り付け、二つ割れ
リング5を受金物3に線路方向に適宜間隔で多数取り付
け、ケーブル6を3条ずつ延線しプレスネーク無しに収
容した断面である。図2の右半分Aの最下段は、受金物
3に線路長手方向に適宜間隔で多数取り付けられた請求
項2の発明による二つ割れリング5の中に同一断面の防
災トラフ7を挿入支持し、ケーブル6を3条ずつ延線し
プレスネーク無しに収容した断面である。
よるもので上3つは請求項1の発明の例で、洞道1内に
仮想管路を設けその長手方向に例えば750mm毎に円
弧状の立金物2を立て、受金物3を取り付け、二つ割れ
リング5を受金物3に線路方向に適宜間隔で多数取り付
け、ケーブル6を3条ずつ延線しプレスネーク無しに収
容した断面である。図2の右半分Aの最下段は、受金物
3に線路長手方向に適宜間隔で多数取り付けられた請求
項2の発明による二つ割れリング5の中に同一断面の防
災トラフ7を挿入支持し、ケーブル6を3条ずつ延線し
プレスネーク無しに収容した断面である。
【0013】右半分の仮想管路は直径400mm程度の
小さな円形スペースで良く、この断面にケーブル3条を
延線するので、同一洞道断面内に従来よりも多くの回線
数のケーブルが収容できる。トリガースネーク区間を除
くケーブルは、図2aに示す様に二つ割れリング5又は
防災トラフ7(図示せず)内に、最初は3条俵積みで真
っ直ぐに布設されているが、送電による温度上昇が生じ
るとケーブル長手方向には蛇行形状のフリースネークが
発生して、二つ割れリング5や防災トラフ7内では、図
2bのようにケーブルが動く。
小さな円形スペースで良く、この断面にケーブル3条を
延線するので、同一洞道断面内に従来よりも多くの回線
数のケーブルが収容できる。トリガースネーク区間を除
くケーブルは、図2aに示す様に二つ割れリング5又は
防災トラフ7(図示せず)内に、最初は3条俵積みで真
っ直ぐに布設されているが、送電による温度上昇が生じ
るとケーブル長手方向には蛇行形状のフリースネークが
発生して、二つ割れリング5や防災トラフ7内では、図
2bのようにケーブルが動く。
【0014】なお図2cは、請求項1の二つ割れリング
の他の例で、ケーブルが挿入できれば完全な二つ割れで
なくて良く、又水平スネークに期待する長方形でも良
い。更に断面を大きくすれば、一部切り欠きが在っても
可能であろう。
の他の例で、ケーブルが挿入できれば完全な二つ割れで
なくて良く、又水平スネークに期待する長方形でも良
い。更に断面を大きくすれば、一部切り欠きが在っても
可能であろう。
【0015】図3は線路長手方向のケーブル形状であ
り、3条のケーブルを代表して1条のケーブルで示し
た。図3a,図3b,図3cは請求項1の場合の例であ
る。図3aは、ケーブル垂れ下がりを配慮して、二つ割
れリング下部5aがほぼ連続のダクトとなっている。ケ
ーブル6は受金物3の上に固定した半割れ円形ダクトの
下半分5aに収容する。二つ割れリング上部5bを70
0〜1500mm間隔で円形ダクトの下半分5aに固定
し、ケーブルが所定の断面からはみ出ない様にガイドす
る。
り、3条のケーブルを代表して1条のケーブルで示し
た。図3a,図3b,図3cは請求項1の場合の例であ
る。図3aは、ケーブル垂れ下がりを配慮して、二つ割
れリング下部5aがほぼ連続のダクトとなっている。ケ
ーブル6は受金物3の上に固定した半割れ円形ダクトの
下半分5aに収容する。二つ割れリング上部5bを70
0〜1500mm間隔で円形ダクトの下半分5aに固定
し、ケーブルが所定の断面からはみ出ない様にガイドす
る。
【0016】図3bは予め洞道長手方向に棚11が設置
されている場合で、二つ割れリング5を棚11に固定す
る方法が適用できる。図3cは新たに洞道にケーブル線
路を設置する場合に適当である。受金物3も兼ねた二つ
割れリング下部5aを線路長手方向に配置し、プレスネ
ーク無しでケーブルを布設し、二つ割れリング上部5b
を被せた場合である。二つ割れリング5の間隔はフリー
スネークから決まる700〜1500mmと支持スパン
から決まる距離の短い値となる。
されている場合で、二つ割れリング5を棚11に固定す
る方法が適用できる。図3cは新たに洞道にケーブル線
路を設置する場合に適当である。受金物3も兼ねた二つ
割れリング下部5aを線路長手方向に配置し、プレスネ
ーク無しでケーブルを布設し、二つ割れリング上部5b
を被せた場合である。二つ割れリング5の間隔はフリー
スネークから決まる700〜1500mmと支持スパン
から決まる距離の短い値となる。
【0017】図3dは図3cに新たに防災トラフ7を追
加したもので、本発明請求項2に対応している。受金物
3も兼ねた二つ割れリング下部5aを線路長手方向に適
宜間隔で多数配置し、防災トラフ下部7aを戴置し、プ
レスネーク無しでケーブルを布設し、防災トラフ上部7
bを被せ、二つ割れリング上部5bを被せた場合であ
る。二つ割れリング5の間隔はフリーネークから決まる
700〜1500mmとなる。図3a乃至図3dに示さ
れた二つ割れリング5は、何れも内部に納められるケー
ブル6がスネーク変形するのに充分な空隙を有する大き
さを備えている。
加したもので、本発明請求項2に対応している。受金物
3も兼ねた二つ割れリング下部5aを線路長手方向に適
宜間隔で多数配置し、防災トラフ下部7aを戴置し、プ
レスネーク無しでケーブルを布設し、防災トラフ上部7
bを被せ、二つ割れリング上部5bを被せた場合であ
る。二つ割れリング5の間隔はフリーネークから決まる
700〜1500mmとなる。図3a乃至図3dに示さ
れた二つ割れリング5は、何れも内部に納められるケー
ブル6がスネーク変形するのに充分な空隙を有する大き
さを備えている。
【0018】図4は本発明請求項3に対応するもので、
接続箱脇のオフセット端部とトリガー用スネーク部を示
す。ケーブルの接続部9の手前のオフセット部8では、
更に変形が進まない様に図4aではオフセット拘束ロー
ラー10で支持する。図4bでは実公昭55ー1403
4号公報に記載された高強度プラスチックの補強リング
12でカバ−して、この区間の曲げ剛性を高めている。
その先の仮想管路に収容するケーブル区間の端部で長さ
2m、幅70〜80mm程度の蛇行形の変形部を予め設
け、トリガースネーク14とする。スネークは数個のガ
イドリングに枕を入れケーブルを曲げケーブル変曲点を
クリート13で止めておく。ケーブルが温度上昇を始め
るとトリガースネーク14を起点としてその先の直線区
間のケーブルもトリガースネーク長と同様のピッチ長の
変形6’が生じ、このようなフリーなスネークの領域が
拡大していく。本発明の線路では直線部100mに1か
所トリガースネークを取った。
接続箱脇のオフセット端部とトリガー用スネーク部を示
す。ケーブルの接続部9の手前のオフセット部8では、
更に変形が進まない様に図4aではオフセット拘束ロー
ラー10で支持する。図4bでは実公昭55ー1403
4号公報に記載された高強度プラスチックの補強リング
12でカバ−して、この区間の曲げ剛性を高めている。
その先の仮想管路に収容するケーブル区間の端部で長さ
2m、幅70〜80mm程度の蛇行形の変形部を予め設
け、トリガースネーク14とする。スネークは数個のガ
イドリングに枕を入れケーブルを曲げケーブル変曲点を
クリート13で止めておく。ケーブルが温度上昇を始め
るとトリガースネーク14を起点としてその先の直線区
間のケーブルもトリガースネーク長と同様のピッチ長の
変形6’が生じ、このようなフリーなスネークの領域が
拡大していく。本発明の線路では直線部100mに1か
所トリガースネークを取った。
【0019】
【発明の効果】本請求項1の発明によれば、洞道内に布
設する電力ケ−ブルにおいて、内部に収納されるケ−ブ
ルがスネ−ク変形するのに充分な空隙を有する二つ割れ
リングを、線路長手方向に適宜間隔で多数配置し、前記
リング内にプレスネーク無しでケーブルを納めたことを
特徴とする電力ケーブル線路であるから、プレスネーク
を取る手間を要することもなく、低コストでケーブル布
設が終了し、小さな専有面積にてケーブルを納めて線路
を建設することができる。
設する電力ケ−ブルにおいて、内部に収納されるケ−ブ
ルがスネ−ク変形するのに充分な空隙を有する二つ割れ
リングを、線路長手方向に適宜間隔で多数配置し、前記
リング内にプレスネーク無しでケーブルを納めたことを
特徴とする電力ケーブル線路であるから、プレスネーク
を取る手間を要することもなく、低コストでケーブル布
設が終了し、小さな専有面積にてケーブルを納めて線路
を建設することができる。
【0020】更に請求項2の発明によれば、洞道内に布
設する電力ケ−ブルにおいて、内部に収納されるケ−ブ
ルがスネ−ク変形するのに充分な空隙を有する二つ割れ
リングを、線路長手方向に適宜間隔で多数配置し、その
二つ割れリングで支持された防災トラフ内にプレスネイ
ク無しでケーブルを納めたことを特徴とする電力ケーブ
ル線路であるから、同様にプレスネークを取る労力を要
することなくケーブル布設が終了し、小さな専有面積に
て防災トラフ内に納めたケーブル線路を建設することが
できる。
設する電力ケ−ブルにおいて、内部に収納されるケ−ブ
ルがスネ−ク変形するのに充分な空隙を有する二つ割れ
リングを、線路長手方向に適宜間隔で多数配置し、その
二つ割れリングで支持された防災トラフ内にプレスネイ
ク無しでケーブルを納めたことを特徴とする電力ケーブ
ル線路であるから、同様にプレスネークを取る労力を要
することなくケーブル布設が終了し、小さな専有面積に
て防災トラフ内に納めたケーブル線路を建設することが
できる。
【0021】更に請求項3の発明によれば、請求項1又
は請求項2の電力ケーブル線路において、ケーブル布設
後区間の適所にスネ−クが連続して発生する起点となる
トリガ−用スネ−クを設けて構成されるので、ルート内
の軸力を大きくせずにケーブルが伸び出し、金属シース
に大きな繰り返し応力が発生せず、その寿命を長く保つ
ことができる。又ルートにかかる、大きな力を無くし、
ケーブル移動を小さく保てる。
は請求項2の電力ケーブル線路において、ケーブル布設
後区間の適所にスネ−クが連続して発生する起点となる
トリガ−用スネ−クを設けて構成されるので、ルート内
の軸力を大きくせずにケーブルが伸び出し、金属シース
に大きな繰り返し応力が発生せず、その寿命を長く保つ
ことができる。又ルートにかかる、大きな力を無くし、
ケーブル移動を小さく保てる。
【図1】シールド洞道内の請求項1及び請求項2による
ケーブル線路の断面図と従来の断面図。
ケーブル線路の断面図と従来の断面図。
【図2】ケーブルの移動の様子と二つ割れリングの他の
例。
例。
【図3】請求項1及び請求項2による種々のケーブル線
路の斜視図。
路の斜視図。
【図4】接続部,オフセット部とトリガースネークの斜
視図。
視図。
【図5】補強リングを使用し管路にフリースネークを起
こした従来技術の図。
こした従来技術の図。
1・・・・シールド洞道 2・・・・立て金物 3・・・・受金物 4・・・・防災トラフ(従来品) 5・・・・二つ割れリング 5a・・・二つ割れリング下部 5b・・・二つ割れリング上部 6・・・・ケーブル 6’・・・移動後のケーブル 7・・・・防災トラフ(フリースネーク用) 7a・・・防災トラフ下部 7b・・・防災トラフ上部 a・・・・スネーク巾 b・・・・棚間隔 8・・・・オフセット部ケーブル 9・・・・接続部 10・・・拘束ローラー 11・・・棚 12・・・補強リング 13・・・クリート 14・・・トリガースネーク 15・・・ケーブル管路
Claims (3)
- 【請求項1】 洞道内に布設する電力ケ−ブルにおい
て、内部に収納されるケ−ブルがスネ−ク変形するのに
充分な空隙を有する二つ割れリングを、線路長手方向に
適宜間隔で多数配置し、前記リング内にプレスネーク無
しで、ケーブルを納めたことを特徴とする電力ケーブル
線路。 - 【請求項2】 洞道内に布設する電力ケ−ブルにおい
て、内部に収納されるケ−ブルがスネ−ク変形するのに
充分な空隙を有する二つ割れリングを、線路長手方向に
適宜間隔で多数配置し、その二つ割れリングで支持され
た防災トラフ内にプレスネーク無しで、ケーブルを納め
たことを特徴とする電力ケーブル線路。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2の電力ケーブル線
路において、ケーブル布設後区間の適所にスネ−クが連
続して発生する起点となるトリガ−用スネ−クを設けた
ことを特徴とする電力ケ−ブル線路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31205395A JPH09163575A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 電力ケーブル線路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31205395A JPH09163575A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 電力ケーブル線路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09163575A true JPH09163575A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18024663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31205395A Pending JPH09163575A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 電力ケーブル線路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09163575A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109936108A (zh) * | 2019-01-04 | 2019-06-25 | 淮北工科检测检验有限公司 | 一种井下防爆用wsn通信定位装置系统 |
-
1995
- 1995-11-30 JP JP31205395A patent/JPH09163575A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109936108A (zh) * | 2019-01-04 | 2019-06-25 | 淮北工科检测检验有限公司 | 一种井下防爆用wsn通信定位装置系统 |
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