JPH09163684A - 焼損保護装置付きモータ - Google Patents
焼損保護装置付きモータInfo
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- JPH09163684A JPH09163684A JP7316266A JP31626695A JPH09163684A JP H09163684 A JPH09163684 A JP H09163684A JP 7316266 A JP7316266 A JP 7316266A JP 31626695 A JP31626695 A JP 31626695A JP H09163684 A JPH09163684 A JP H09163684A
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- Japan
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- protection device
- burnout protection
- motor
- burnout
- conductive metal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各種空調機器等に使用されるモータに内蔵す
る焼損保護装置を容易に且つ最小のスペースで取り付け
ることを目的とする。 【解決手段】 コイル11と口出し線3との接続のため
にモータに内蔵している合成樹脂18で強度補強された
導電性金属19を有する結線板16上に焼損保護装置収
納部17を形成し、その内部に導電性金属19の一部を
露出させて焼損保護装置1の端子と電気的に接続するこ
とにより焼損保護装置1をモータ内部で場所をとらずに
且つ容易に取り付けることができ、さらに安定した動作
温度が確保できる。
る焼損保護装置を容易に且つ最小のスペースで取り付け
ることを目的とする。 【解決手段】 コイル11と口出し線3との接続のため
にモータに内蔵している合成樹脂18で強度補強された
導電性金属19を有する結線板16上に焼損保護装置収
納部17を形成し、その内部に導電性金属19の一部を
露出させて焼損保護装置1の端子と電気的に接続するこ
とにより焼損保護装置1をモータ内部で場所をとらずに
且つ容易に取り付けることができ、さらに安定した動作
温度が確保できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空調機器や各種家電
機器などの主に送風用に用いられる焼損保護装置付きモ
ータに関するものである。
機器などの主に送風用に用いられる焼損保護装置付きモ
ータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空調機器や各種家電機器に使用さ
れるモータは出力軸拘束等の異常事態に対応するため、
その温度上昇が最悪の異常時においてもモータが発火し
ない程度の温度上昇に収まるようにモータのサイズやコ
イル仕様に充分な余裕を持たせた、いわゆるインピーダ
ンスプロテクトといわれる保護方法が主として採られて
きた。
れるモータは出力軸拘束等の異常事態に対応するため、
その温度上昇が最悪の異常時においてもモータが発火し
ない程度の温度上昇に収まるようにモータのサイズやコ
イル仕様に充分な余裕を持たせた、いわゆるインピーダ
ンスプロテクトといわれる保護方法が主として採られて
きた。
【0003】しかし近年、空調機器や各種家電機器にお
いてはその小型化,高性能化が急速な勢いで進展し、そ
れらの機器に使用されるモータについても小型化,高出
力化が要求されるようになって従来のインピーダンスプ
ロテクトでは対応することが不可能になってきている。
そのため、現在では通常使用状態で温度上昇が規定の範
囲内に収まるようにモータのサイズやコイル仕様を設計
し、異常時の温度上昇に対してはバイメタルを利用した
サーモプロテクタと呼ばれる復帰式の焼損保護装置や、
所定の温度で溶融する金属等の材料を利用した温度ヒュ
ーズと呼ばれる非復帰式の焼損保護装置をモータに内蔵
する事で対応するのが主流となりつつある。
いてはその小型化,高性能化が急速な勢いで進展し、そ
れらの機器に使用されるモータについても小型化,高出
力化が要求されるようになって従来のインピーダンスプ
ロテクトでは対応することが不可能になってきている。
そのため、現在では通常使用状態で温度上昇が規定の範
囲内に収まるようにモータのサイズやコイル仕様を設計
し、異常時の温度上昇に対してはバイメタルを利用した
サーモプロテクタと呼ばれる復帰式の焼損保護装置や、
所定の温度で溶融する金属等の材料を利用した温度ヒュ
ーズと呼ばれる非復帰式の焼損保護装置をモータに内蔵
する事で対応するのが主流となりつつある。
【0004】以下に従来の焼損保護装置付きモータを図
5から図9を用いて説明する。図5は一般的なコンデン
サランタイプの単相誘導電動機の結線図である。主巻線
と、運転用コンデンサが直列に接続された補助巻線が並
列に接続されており、補助巻線には運転用コンデンサの
進相作用により主巻線よりも電気角で概略90度位相の
進んだ電流が流れている。これら2組の巻線により回転
磁界を発生する事で回転子2次導体に誘導電流を発生さ
せて回転トルクを得ている。焼損保護装置1は主巻線と
補助巻線の接続部と電源との間に直列に挿入されてお
り、異常温度上昇により焼損保護装置が動作したときに
主巻線と補助巻線両方の電流を遮断できるようになって
いる。
5から図9を用いて説明する。図5は一般的なコンデン
サランタイプの単相誘導電動機の結線図である。主巻線
と、運転用コンデンサが直列に接続された補助巻線が並
列に接続されており、補助巻線には運転用コンデンサの
進相作用により主巻線よりも電気角で概略90度位相の
進んだ電流が流れている。これら2組の巻線により回転
磁界を発生する事で回転子2次導体に誘導電流を発生さ
せて回転トルクを得ている。焼損保護装置1は主巻線と
補助巻線の接続部と電源との間に直列に挿入されてお
り、異常温度上昇により焼損保護装置が動作したときに
主巻線と補助巻線両方の電流を遮断できるようになって
いる。
【0005】図6は従来の焼損保護装置付きモータにお
ける焼損保護部完成品を示す図である。焼損保護装置1
の一方のリード端子2は口出し線3の芯線部4と互いに
巻き付け後、半田5にて固着される。焼損保護装置1の
もう一方のリード端子2aはモータのコイル11が巻き
付けられた後、半田5にて固着される。しかる後に焼損
保護装置のリード端子2,リード端子2a,口出し線3
の心線部4,コイル11の端部および半田部5を絶縁保
護するために絶縁チューブ6が被せられ、図6に示すよ
うな形状に折り曲げられて焼損保護部完成品7となる。
なお、モータのコイル11は端部を引き回す際の絶縁保
護のため径の細い絶縁チューブ6aを被せられている。
ける焼損保護部完成品を示す図である。焼損保護装置1
の一方のリード端子2は口出し線3の芯線部4と互いに
巻き付け後、半田5にて固着される。焼損保護装置1の
もう一方のリード端子2aはモータのコイル11が巻き
付けられた後、半田5にて固着される。しかる後に焼損
保護装置のリード端子2,リード端子2a,口出し線3
の心線部4,コイル11の端部および半田部5を絶縁保
護するために絶縁チューブ6が被せられ、図6に示すよ
うな形状に折り曲げられて焼損保護部完成品7となる。
なお、モータのコイル11は端部を引き回す際の絶縁保
護のため径の細い絶縁チューブ6aを被せられている。
【0006】図7は焼損保護部完成品のモータへの取り
付けの第1の従来例を示す図である。複数のスロットを
有する固定子鉄心8の少なくとも内周面が露出するよう
に合成樹脂で包囲して巻枠9を一体に成形し、この巻枠
9にコイル11を巻装し、その後のスロット内空きスペ
ース12に焼損保護部完成品7を挿入する事で取り付け
が完了する。この構成は動作温度が安定しており、取り
付けも比較的簡単ではあるがスロット内に焼損保護部完
成品7が収納されるため巻線スペースがその分少なくな
り出力や効率の面でモータの性能を犠牲にしなければな
らないという欠点を有していた。
付けの第1の従来例を示す図である。複数のスロットを
有する固定子鉄心8の少なくとも内周面が露出するよう
に合成樹脂で包囲して巻枠9を一体に成形し、この巻枠
9にコイル11を巻装し、その後のスロット内空きスペ
ース12に焼損保護部完成品7を挿入する事で取り付け
が完了する。この構成は動作温度が安定しており、取り
付けも比較的簡単ではあるがスロット内に焼損保護部完
成品7が収納されるため巻線スペースがその分少なくな
り出力や効率の面でモータの性能を犠牲にしなければな
らないという欠点を有していた。
【0007】図8は焼損保護部完成品のモータへの取り
付けの第2の従来例を示す図である。焼損保護部完成品
7をスロットの空きスペースに挿入する代わりにコイル
11の上に糸などで縛り付けて固定される。この構成は
スロット内に焼損保護部完成品7を収納するスペースを
確保する必要がないので出力や効率面でモータの性能を
犠牲にする事がなく、動作温度も比較的安定している
が、焼損保護部完成品7をコイル11の上に糸などで固
定する作業は手作業によらざるを得ずしかも極めて煩雑
でかつ熟練を有するものであり生産性が悪くコストの高
いモータになるという欠点を有していた。
付けの第2の従来例を示す図である。焼損保護部完成品
7をスロットの空きスペースに挿入する代わりにコイル
11の上に糸などで縛り付けて固定される。この構成は
スロット内に焼損保護部完成品7を収納するスペースを
確保する必要がないので出力や効率面でモータの性能を
犠牲にする事がなく、動作温度も比較的安定している
が、焼損保護部完成品7をコイル11の上に糸などで固
定する作業は手作業によらざるを得ずしかも極めて煩雑
でかつ熟練を有するものであり生産性が悪くコストの高
いモータになるという欠点を有していた。
【0008】図9は焼損保護部完成品のモータへの取り
付けの第3の従来例を示す図である。複数のスロットを
有する固定子鉄心(図示せず)の少なくとも内周面が露
出するように合成樹脂で包囲して巻枠(図示せず)を一
体に成形し、この巻枠にコイル(図示せず)を巻装し、
焼損保護部完成品7のリード端子に接続する口出し線3
aおよび電源回路その他の外部の電気回路に接続するた
めの口出し線3を引き出した状態で、モータ外装モール
ド樹脂13にてその外周部でかつ口出し線引き出し部の
近傍に位置し固定板15を挿入嵌合するための溝部を備
えた焼損保護装置収納部14とともに一体に成形した固
定子モールド完成品10を構成している。焼損保護装置
収納部14に焼損保護部完成品7を収納し、しかる後に
バネ性を有する固定板15を焼損保護装置収納部14の
溝部に挿入して焼損保護部完成品7を固定板15のバネ
圧で固定子モールド完成品10に押しつける様に固定し
ている。この構成は固定子完成品の取り付けそのものは
比較的容易で、かつスロット内に焼損保護部完成品7を
収納するスペースを確保する必要もないが焼損保護装置
が外気と接する構成となっているため動作温度が周囲の
温度や風の影響を受け易いという欠点を有していた。
付けの第3の従来例を示す図である。複数のスロットを
有する固定子鉄心(図示せず)の少なくとも内周面が露
出するように合成樹脂で包囲して巻枠(図示せず)を一
体に成形し、この巻枠にコイル(図示せず)を巻装し、
焼損保護部完成品7のリード端子に接続する口出し線3
aおよび電源回路その他の外部の電気回路に接続するた
めの口出し線3を引き出した状態で、モータ外装モール
ド樹脂13にてその外周部でかつ口出し線引き出し部の
近傍に位置し固定板15を挿入嵌合するための溝部を備
えた焼損保護装置収納部14とともに一体に成形した固
定子モールド完成品10を構成している。焼損保護装置
収納部14に焼損保護部完成品7を収納し、しかる後に
バネ性を有する固定板15を焼損保護装置収納部14の
溝部に挿入して焼損保護部完成品7を固定板15のバネ
圧で固定子モールド完成品10に押しつける様に固定し
ている。この構成は固定子完成品の取り付けそのものは
比較的容易で、かつスロット内に焼損保護部完成品7を
収納するスペースを確保する必要もないが焼損保護装置
が外気と接する構成となっているため動作温度が周囲の
温度や風の影響を受け易いという欠点を有していた。
【0009】なお、以上の従来例すべてについて焼損保
護部完成品7を組み立てる工程が必要であり、作業性が
悪くコストの高いモータになるという共通の欠点があ
る。
護部完成品7を組み立てる工程が必要であり、作業性が
悪くコストの高いモータになるという共通の欠点があ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上従来例にて説明し
たように、この焼損保護装置付きモータにおいては焼損
保護装置の取り付け場所や取り付け方法によっては焼損
保護装置の動作温度が不安定となったり、焼損保護装置
のモータへの取り付けが煩雑で熟練を要する手作業によ
らなければならないため生産性の悪い高価なモータとな
らざるを得ないという課題が存在していた。また、焼損
保護装置を配置するためにはしかるべき空間がモータ内
部に必要となりモータの小型化への足枷となっていた。
たように、この焼損保護装置付きモータにおいては焼損
保護装置の取り付け場所や取り付け方法によっては焼損
保護装置の動作温度が不安定となったり、焼損保護装置
のモータへの取り付けが煩雑で熟練を要する手作業によ
らなければならないため生産性の悪い高価なモータとな
らざるを得ないという課題が存在していた。また、焼損
保護装置を配置するためにはしかるべき空間がモータ内
部に必要となりモータの小型化への足枷となっていた。
【0011】本発明はこれらの課題を解決し、焼損保護
装置が最小限の取り付け空間で、かつ動作温度が安定し
た状態で容易に取り付け可能な、低コスト小型軽量のモ
ータを提供することを目的としている。
装置が最小限の取り付け空間で、かつ動作温度が安定し
た状態で容易に取り付け可能な、低コスト小型軽量のモ
ータを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、結線板において導電性金属を包囲する合成
樹脂にて焼損保護装置を収納する収納部を一体に成形
し、かつ前記収納部には前記焼損保護装置の端子部に対
応する位置に前記導電性金属の一部を露出させて配置
し、前記収納部に収納された前記焼損保護装置の端子と
前記収納部に露出して配置された前記導電性金属の一部
とを電気的に接続した構成としたものである。
に本発明は、結線板において導電性金属を包囲する合成
樹脂にて焼損保護装置を収納する収納部を一体に成形
し、かつ前記収納部には前記焼損保護装置の端子部に対
応する位置に前記導電性金属の一部を露出させて配置
し、前記収納部に収納された前記焼損保護装置の端子と
前記収納部に露出して配置された前記導電性金属の一部
とを電気的に接続した構成としたものである。
【0013】これにより、動作温度が安定しており、か
つ組立が極めて容易な焼損保護装置を内蔵した安価で小
型軽量なモータを提供できる。
つ組立が極めて容易な焼損保護装置を内蔵した安価で小
型軽量なモータを提供できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、軸受にて回転自在に支持された回転子と、複数のス
ロットを有し前記回転子に対向して配置された固定子鉄
心と、前記固定子鉄心の少なくとも回転子と対向する面
を露出させて合成樹脂で包囲して形成した巻枠と、前記
巻枠に巻装したコイルと、複数の導電性金属を少なくと
も前記コイルおよび外部の電気回路との接続を行うため
の口出し線との接続部を露出させて合成樹脂で包囲して
一体に形成してなり、前記コイルと前記口出し線の電気
的接続を行う結線板と、前記外部の電気回路のうち電源
回路と前記コイルとの間の少なくとも1箇所に直列に挿
入した焼損保護装置を有するモータであって、前記結線
板を包囲する合成樹脂にて焼損保護装置を収納する収納
部を一体に成形し、かつ前記収納部には前記焼損保護装
置の端子部に対応する位置に前記導電性金属の一部を露
出させて配置し、前記収納部に収納された前記焼損保護
装置の端子と前記収納部に露出して配置された前記導電
性金属の一部とを電気的に接続したものであり、焼損保
護装置が小さな取り付けスペースでしかも極めて容易に
取り付け可能であり、更にモータ内部でコイルの近傍に
配置されるので動作温度が安定した状態で取り付けるこ
とができるという作用を有する。
は、軸受にて回転自在に支持された回転子と、複数のス
ロットを有し前記回転子に対向して配置された固定子鉄
心と、前記固定子鉄心の少なくとも回転子と対向する面
を露出させて合成樹脂で包囲して形成した巻枠と、前記
巻枠に巻装したコイルと、複数の導電性金属を少なくと
も前記コイルおよび外部の電気回路との接続を行うため
の口出し線との接続部を露出させて合成樹脂で包囲して
一体に形成してなり、前記コイルと前記口出し線の電気
的接続を行う結線板と、前記外部の電気回路のうち電源
回路と前記コイルとの間の少なくとも1箇所に直列に挿
入した焼損保護装置を有するモータであって、前記結線
板を包囲する合成樹脂にて焼損保護装置を収納する収納
部を一体に成形し、かつ前記収納部には前記焼損保護装
置の端子部に対応する位置に前記導電性金属の一部を露
出させて配置し、前記収納部に収納された前記焼損保護
装置の端子と前記収納部に露出して配置された前記導電
性金属の一部とを電気的に接続したものであり、焼損保
護装置が小さな取り付けスペースでしかも極めて容易に
取り付け可能であり、更にモータ内部でコイルの近傍に
配置されるので動作温度が安定した状態で取り付けるこ
とができるという作用を有する。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において焼損保護装置収納部に露出させて配置し
た導電性金属と焼損保護装置の端子との間の電気的接続
を半田にて固着するものであり、半田鏝といった簡便な
道具で信頼性の高い電気的接続が可能であるという作用
を有する。
の発明において焼損保護装置収納部に露出させて配置し
た導電性金属と焼損保護装置の端子との間の電気的接続
を半田にて固着するものであり、半田鏝といった簡便な
道具で信頼性の高い電気的接続が可能であるという作用
を有する。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において焼損保護装置収納部に露出させて配置し
た導電性金属と焼損保護装置の端子との間の電気的接続
がカシメにて固着するものであり、電気的接続に加熱を
必要としないので温度ヒューズの様な非復帰性の焼損保
護装置を取り付ける場合でも溶断のおそれなく作業がで
きるという作用を有する。
の発明において焼損保護装置収納部に露出させて配置し
た導電性金属と焼損保護装置の端子との間の電気的接続
がカシメにて固着するものであり、電気的接続に加熱を
必要としないので温度ヒューズの様な非復帰性の焼損保
護装置を取り付ける場合でも溶断のおそれなく作業がで
きるという作用を有する。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において焼損保護装置収納部に露出させて配置し
た導電性金属と焼損保護装置の端子との間の電気的接続
を通電溶着にて固着するものであり、自動機による接続
作業が容易に行えるという作用を有する。
の発明において焼損保護装置収納部に露出させて配置し
た導電性金属と焼損保護装置の端子との間の電気的接続
を通電溶着にて固着するものであり、自動機による接続
作業が容易に行えるという作用を有する。
【0018】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図4を用いて説明する。 (実施の形態1)図1(a)は本発明の第1の実施の形
態における焼損保護装置付きモータの構成を示す断面図
である。図1(b)は本発明の第1の実施の形態におけ
る焼損保護装置付きモータの巻線完成品の斜視図であ
る。図1(c)は図1(b)における結線板のA−A断
面拡大図である。図1において回転子24は軸受23に
より回転自在に支持されている。回転子24の外周面は
所定の隙間を保って固定子鉄心8が包囲しており、固定
子鉄心8の複数のスロットには巻枠9を介してコイル1
1が巻装されている。結線板16は導電性金属19をコ
イル11およびモータに内蔵される焼損保護装置1およ
び外部の電気回路との接続を行うための口出し線3との
接続部を露出させて合成樹脂18で包囲して一体成形し
たものであり、巻枠9により支持されている。口出し線
3およびコイル11は結線板から露出した導電性金属に
半田により電気的に接続されている。
から図4を用いて説明する。 (実施の形態1)図1(a)は本発明の第1の実施の形
態における焼損保護装置付きモータの構成を示す断面図
である。図1(b)は本発明の第1の実施の形態におけ
る焼損保護装置付きモータの巻線完成品の斜視図であ
る。図1(c)は図1(b)における結線板のA−A断
面拡大図である。図1において回転子24は軸受23に
より回転自在に支持されている。回転子24の外周面は
所定の隙間を保って固定子鉄心8が包囲しており、固定
子鉄心8の複数のスロットには巻枠9を介してコイル1
1が巻装されている。結線板16は導電性金属19をコ
イル11およびモータに内蔵される焼損保護装置1およ
び外部の電気回路との接続を行うための口出し線3との
接続部を露出させて合成樹脂18で包囲して一体成形し
たものであり、巻枠9により支持されている。口出し線
3およびコイル11は結線板から露出した導電性金属に
半田により電気的に接続されている。
【0019】図2(a)は本発明の半田接続による第1
の実施の形態の焼損保護装置取り付け部拡大斜視図、図
2(b)は焼損保護装置をセットした状態の接続部拡大
斜視図、図2(c)は押圧・半田後の接続部拡大斜視図
である。図2において収納部17に装着された焼損保護
装置1のリード端子2の先端を、導電性金属19の一部
分を露出させて設けた切り起こし部20にて挟みこむ位
置に配置する。しかる後に切り起こし部20を矢印F方
向に押圧することでを変形させてリード端子2と導電性
金属19を仮固定し、最後にリード端子2と導電性金属
19の仮固定部を半田固着することで焼損保護装置の取
り付けが完成する。
の実施の形態の焼損保護装置取り付け部拡大斜視図、図
2(b)は焼損保護装置をセットした状態の接続部拡大
斜視図、図2(c)は押圧・半田後の接続部拡大斜視図
である。図2において収納部17に装着された焼損保護
装置1のリード端子2の先端を、導電性金属19の一部
分を露出させて設けた切り起こし部20にて挟みこむ位
置に配置する。しかる後に切り起こし部20を矢印F方
向に押圧することでを変形させてリード端子2と導電性
金属19を仮固定し、最後にリード端子2と導電性金属
19の仮固定部を半田固着することで焼損保護装置の取
り付けが完成する。
【0020】(実施の形態2)図3(a)は本発明のカ
シメ接続による第2の実施の形態の焼損保護装置取り付
け部拡大斜視図、図3(b)は焼損保護装置をセットし
た状態の接続部拡大斜視図、図3(c)はカシメ後の接
続部拡大斜視図である。図3において収納部17に装着
された焼損保護装置1のリード端子2の先端を90度折
り曲げて、導電性金属19の一部分を露出させて設けた
カシメ用爪部21にて抱え込む位置に配置する。しかる
後に矢印F2方向から押圧してカシメ用爪をリード端子
2に食い込むように押しつぶすことでカシメを行い焼損
保護装置1の取り付けが完成する。
シメ接続による第2の実施の形態の焼損保護装置取り付
け部拡大斜視図、図3(b)は焼損保護装置をセットし
た状態の接続部拡大斜視図、図3(c)はカシメ後の接
続部拡大斜視図である。図3において収納部17に装着
された焼損保護装置1のリード端子2の先端を90度折
り曲げて、導電性金属19の一部分を露出させて設けた
カシメ用爪部21にて抱え込む位置に配置する。しかる
後に矢印F2方向から押圧してカシメ用爪をリード端子
2に食い込むように押しつぶすことでカシメを行い焼損
保護装置1の取り付けが完成する。
【0021】(実施の形態3)図4(a)は本発明の通
電溶着による第3の実施の形態の焼損保護装置取り付け
部拡大斜視図、図4(b)は焼損保護装置をセットした
状態の接続部拡大斜視図、図4(c)は通電溶着後の接
続部拡大斜視図である。図4において収納部17に装着
された焼損保護装置1のリード端子2の先端を導電性金
属19の一部分を露出させて設けたリード端子保持部2
2で挟持し、矢印F3方向から電極にて挟み込んで加圧
しながら通電加熱する事で保持部22とリード端子2を
溶着させることで電気的な接続を行い焼損保護装置の取
り付けが完成する。
電溶着による第3の実施の形態の焼損保護装置取り付け
部拡大斜視図、図4(b)は焼損保護装置をセットした
状態の接続部拡大斜視図、図4(c)は通電溶着後の接
続部拡大斜視図である。図4において収納部17に装着
された焼損保護装置1のリード端子2の先端を導電性金
属19の一部分を露出させて設けたリード端子保持部2
2で挟持し、矢印F3方向から電極にて挟み込んで加圧
しながら通電加熱する事で保持部22とリード端子2を
溶着させることで電気的な接続を行い焼損保護装置の取
り付けが完成する。
【0022】以上の実施の形態において導電性金属19
は銅,真鍮またはその他の銅合金等のような導電率の高
い金属板をプレス加工にて成形したものが用いられる。
は銅,真鍮またはその他の銅合金等のような導電率の高
い金属板をプレス加工にて成形したものが用いられる。
【0023】また、巻枠9および合成樹脂18はポリエ
チレンテレフタレートまたはポリブチレンテレフタレー
ト等の熱可塑性樹脂が使用される。合成樹脂13はBM
C等の熱硬化性樹脂が使用される場合と、ポリエチレン
テレフタレート等の熱可塑性樹脂が使用される場合とが
ある。
チレンテレフタレートまたはポリブチレンテレフタレー
ト等の熱可塑性樹脂が使用される。合成樹脂13はBM
C等の熱硬化性樹脂が使用される場合と、ポリエチレン
テレフタレート等の熱可塑性樹脂が使用される場合とが
ある。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、焼損保護
装置を容易にモータ内部に組み込むことが可能であり、
またその動作温度が安定する低廉,高品質,小型,軽量
のモータが得られる。
装置を容易にモータ内部に組み込むことが可能であり、
またその動作温度が安定する低廉,高品質,小型,軽量
のモータが得られる。
【図1】(a)本発明の第1の実施の形態による焼損保
護装置付きモータの構成を示す断面図 (b)本発明の第1の実施の形態による巻線完成品の斜
視図 (c)本発明の第1の実施の形態による接続板のA−A
断面図
護装置付きモータの構成を示す断面図 (b)本発明の第1の実施の形態による巻線完成品の斜
視図 (c)本発明の第1の実施の形態による接続板のA−A
断面図
【図2】(a)本発明の半田接続による第1の実施の形
態の焼損保護装置取り付け部拡大斜視図 (b)焼損保護装置をセットした状態の接続部拡大斜視
図 (c)押圧・半田後の接続部拡大斜視図
態の焼損保護装置取り付け部拡大斜視図 (b)焼損保護装置をセットした状態の接続部拡大斜視
図 (c)押圧・半田後の接続部拡大斜視図
【図3】(a)本発明のカシメ接続による第2の実施の
形態の焼損保護装置取り付け部拡大斜視図 (b)焼損保護装置をセットした状態の接続部拡大斜視
図 (c)カシメ後の接続部拡大斜視図
形態の焼損保護装置取り付け部拡大斜視図 (b)焼損保護装置をセットした状態の接続部拡大斜視
図 (c)カシメ後の接続部拡大斜視図
【図4】(a)本発明の通電溶着による第3の実施の形
態の焼損保護装置取り付け部拡大斜視図 (b)焼損保護装置をセットした状態の接続部拡大斜視
図 (c)通電溶着後の接続部拡大斜視図
態の焼損保護装置取り付け部拡大斜視図 (b)焼損保護装置をセットした状態の接続部拡大斜視
図 (c)通電溶着後の接続部拡大斜視図
【図5】一般的な単相誘導電動機の結線図
【図6】従来の焼損保護部完成品の内部を示す構造図
【図7】従来の焼損保護部完成品のモータへの取り付け
事例1の斜視図
事例1の斜視図
【図8】従来の焼損保護部完成品のモータへの取り付け
事例2の斜視図
事例2の斜視図
【図9】従来の焼損保護部完成品のモータへの取り付け
事例3の斜視図
事例3の斜視図
1 焼損保護装置 2,2a リード端子 3,3a 口出し線 4 口出し線の芯線部 5 半田部 6,6a 絶縁チューブ 7 焼損保護部完成品 8 固定子鉄心 9 巻枠 10 固定子モールド完成品 11 コイル 12 スロット内空きスペース 13 モータ外装モールド樹脂 14,17 焼損保護装置収納部 15 固定板 16 結線板 18 合成樹脂 19 導電性金属 20 切り起こし部 21 カシメ用爪部 22 リード端子保持部 23 軸受 24 回転子
Claims (4)
- 【請求項1】軸受にて回転自在に支持される回転子と、
複数のスロットを有し前記回転子外周面を所定の隙間を
持って包囲して配置された固定子鉄心と、前記固定子鉄
心の少なくとも回転子と対向する面を露出させて合成樹
脂で包囲して形成した巻枠と、前記巻枠に巻装したコイ
ルと、複数の導電性金属を少なくとも前記コイル、外部
の電気回路との接続を行うための口出し線等との接続部
を露出させて合成樹脂で包囲して一体に形成してなり、
前記コイルと前記口出し線の電気的接続を行う結線板
と、前記外部の電気回路のうち電源回路に接続する口出
し線と前記コイルとの間の少なくとも1箇所に直列に挿
入した焼損保護装置を有するモータであって、前記結線
板を包囲する合成樹脂にて焼損保護装置を収納する収納
部を一体に成形し、かつ前記収納部には前記焼損保護装
置の端子部に対応する位置に前記導電性金属の一部を露
出させて配置し、前記収納部に収納された前記焼損保護
装置の端子と前記収納部に露出して配置された前記導電
性金属の一部とを電気的に接続したことを特徴とする焼
損保護装置付きモータ。 - 【請求項2】焼損保護装置収納部に露出させて配置した
導電性金属と焼損保護装置の端子との間の電気的接続が
半田にて接続されていることを特徴とする請求項1記載
の焼損保護装置付きモータ。 - 【請求項3】焼損保護装置収納部に露出させて配置した
導電性金属と焼損保護装置の端子との間の電気的接続が
カシメにて接続されていることを特徴とする請求項1記
載の焼損保護装置付きモータ。 - 【請求項4】焼損保護装置収納部に露出させて配置した
導電性金属と焼損保護装置の端子との間の電気的接続が
通電溶着にて接続されていることを特徴とする請求項1
記載の焼損保護装置付きモータ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7316266A JPH09163684A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 焼損保護装置付きモータ |
| CN96120194.0A CN1088936C (zh) | 1995-12-05 | 1996-09-28 | 带烧损保护装置的电动机 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7316266A JPH09163684A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 焼損保護装置付きモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09163684A true JPH09163684A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18075188
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7316266A Pending JPH09163684A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 焼損保護装置付きモータ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09163684A (ja) |
| CN (1) | CN1088936C (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023170508A (ja) * | 2022-05-19 | 2023-12-01 | 矢崎総業株式会社 | 端子、端子付き電線 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014207311A (ja) * | 2013-04-12 | 2014-10-30 | 株式会社不二工機 | 電磁コイル装置 |
| CN105186747A (zh) * | 2015-07-29 | 2015-12-23 | 顿力集团有限公司 | 电机定子的绕组 |
-
1995
- 1995-12-05 JP JP7316266A patent/JPH09163684A/ja active Pending
-
1996
- 1996-09-28 CN CN96120194.0A patent/CN1088936C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023170508A (ja) * | 2022-05-19 | 2023-12-01 | 矢崎総業株式会社 | 端子、端子付き電線 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1162859A (zh) | 1997-10-22 |
| CN1088936C (zh) | 2002-08-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040127 |