JPH09163977A - 発酵用乳酸菌、乳酸菌発酵物およびその製造方法 - Google Patents
発酵用乳酸菌、乳酸菌発酵物およびその製造方法Info
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- JPH09163977A JPH09163977A JP7348783A JP34878395A JPH09163977A JP H09163977 A JPH09163977 A JP H09163977A JP 7348783 A JP7348783 A JP 7348783A JP 34878395 A JP34878395 A JP 34878395A JP H09163977 A JPH09163977 A JP H09163977A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 野菜及び果物から、発酵臭,野菜独特の不快
臭が低減され、官能的に極めて優れた風味を有する発酵
物を得る。 【解決手段】 下記の糖類に対する資化性 グルコン酸「−」,アラビノース「−」,ラムノース
「−」,およびスターチ「+」 を有するラクトバチルス・プランタラム(Lactobacillus
plantarum)により、ニンジン、バナナなどの野菜,果
物や穀類の処理物(搾汁など)を発酵させ、発酵ジュー
スなどの乳酸菌発酵物を得る。前記乳酸菌にはラクトバ
チルス・プランタラムL−137株などが含まれる。
臭が低減され、官能的に極めて優れた風味を有する発酵
物を得る。 【解決手段】 下記の糖類に対する資化性 グルコン酸「−」,アラビノース「−」,ラムノース
「−」,およびスターチ「+」 を有するラクトバチルス・プランタラム(Lactobacillus
plantarum)により、ニンジン、バナナなどの野菜,果
物や穀類の処理物(搾汁など)を発酵させ、発酵ジュー
スなどの乳酸菌発酵物を得る。前記乳酸菌にはラクトバ
チルス・プランタラムL−137株などが含まれる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、安全性に優れる発
酵用乳酸菌、この乳酸菌を用いて得られる、発酵ニンジ
ンジュースなどの乳酸菌発酵物、及びこの発酵物の製造
方法に関する。
酵用乳酸菌、この乳酸菌を用いて得られる、発酵ニンジ
ンジュースなどの乳酸菌発酵物、及びこの発酵物の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】野菜や果物のジュースを乳酸菌により発
酵させた乳酸発酵飲料について、種々の提案がなされて
いる。例えば、特開平3−236741号公報、特開平
4−4862号公報には、果実処理物又は果実処理物と
野菜処理物との混合物に乳成分を添加し、ラクトバチル
ス・カゼイ(Lactobacillus casei)により発酵させる
乳酸発酵飲料の製造方法が開示されている。しかし、こ
の方法では、乳成分を必要とするため、幅広い嗜好性に
対応できない。また、特開平3−292869号公報に
は、ラクトバチルス・カゼイによりニンジン処理物を発
酵させる方法が開示されている。しかし、ラクトバチル
ス・カゼイを用いて発酵させると、酢酸臭が生じるため
嗜好性が低下し、ニンジンジュースなどの風味を向上す
ることが困難である。
酵させた乳酸発酵飲料について、種々の提案がなされて
いる。例えば、特開平3−236741号公報、特開平
4−4862号公報には、果実処理物又は果実処理物と
野菜処理物との混合物に乳成分を添加し、ラクトバチル
ス・カゼイ(Lactobacillus casei)により発酵させる
乳酸発酵飲料の製造方法が開示されている。しかし、こ
の方法では、乳成分を必要とするため、幅広い嗜好性に
対応できない。また、特開平3−292869号公報に
は、ラクトバチルス・カゼイによりニンジン処理物を発
酵させる方法が開示されている。しかし、ラクトバチル
ス・カゼイを用いて発酵させると、酢酸臭が生じるため
嗜好性が低下し、ニンジンジュースなどの風味を向上す
ることが困難である。
【0003】特開平4−248972号公報には、熟柿
又は柿葉から採取した搾汁又は煎出液に、糖分を添加
し、酵母菌又は酵母菌と乳酸菌とを添加して発酵させる
発酵飲料の製造方法が開示されている。しかし、発酵原
料が柿に限定され、一般的な果実、野菜を原料として発
酵飲料などを得ることが困難である。特開平7−170
933号公報には、緑黄色野菜の処理物をエンテロコッ
カス属微生物を用いて発酵させた食品素材が開示されて
いる。しかし、この方法で得られた発酵飲料の風味は官
能的に未だ十分でない。
又は柿葉から採取した搾汁又は煎出液に、糖分を添加
し、酵母菌又は酵母菌と乳酸菌とを添加して発酵させる
発酵飲料の製造方法が開示されている。しかし、発酵原
料が柿に限定され、一般的な果実、野菜を原料として発
酵飲料などを得ることが困難である。特開平7−170
933号公報には、緑黄色野菜の処理物をエンテロコッ
カス属微生物を用いて発酵させた食品素材が開示されて
いる。しかし、この方法で得られた発酵飲料の風味は官
能的に未だ十分でない。
【0004】特開平5−84066号公報には、果汁を
ラクトバチルス・ブクネリ(Lactobacillus buchneri)
L−092株やラクトバチルス・カゼイ・サブスピーシ
ズ・カゼイ(Lactobacillus casei subspieces casei)
L−013株を用いて発酵させ、果汁乳酸菌飲料を得る
ことが提案されている。しかし、これらの乳酸菌はサイ
レージ(silage)から分離され、一般に食習慣のない菌
株である。さらに、特開平4−320669号公報、特
開平4−341167号公報には、ニンジン汁の乳酸菌
による発酵液と、ニンジン汁又は大豆ペプチド溶液の酵
母によるアルコール発酵液とを含むニンジン発酵飲料が
開示されている。この先行文献には、前記乳酸菌として
ラクトバチルス・プランタラム(Lactobacillus planta
rum)L−51株が使用されている。また、特公平7−
100025公報には、ニンジン汁をラクトバチルス・
プランタラム(Lactobacillus plantarum)L−51株
により発酵させ、発酵ニンジンジュースを得ることが開
示されている。しかし、これらの乳酸菌もサイレージ
(silage)から分離され、一般に食習慣のない菌株であ
るとともに、得られた発酵ニンジンジュースの風味は未
だ十分でない。特に臭いの強い果菜類や穀類を用いる場
合には、得られた発酵物の風味が十分でない。
ラクトバチルス・ブクネリ(Lactobacillus buchneri)
L−092株やラクトバチルス・カゼイ・サブスピーシ
ズ・カゼイ(Lactobacillus casei subspieces casei)
L−013株を用いて発酵させ、果汁乳酸菌飲料を得る
ことが提案されている。しかし、これらの乳酸菌はサイ
レージ(silage)から分離され、一般に食習慣のない菌
株である。さらに、特開平4−320669号公報、特
開平4−341167号公報には、ニンジン汁の乳酸菌
による発酵液と、ニンジン汁又は大豆ペプチド溶液の酵
母によるアルコール発酵液とを含むニンジン発酵飲料が
開示されている。この先行文献には、前記乳酸菌として
ラクトバチルス・プランタラム(Lactobacillus planta
rum)L−51株が使用されている。また、特公平7−
100025公報には、ニンジン汁をラクトバチルス・
プランタラム(Lactobacillus plantarum)L−51株
により発酵させ、発酵ニンジンジュースを得ることが開
示されている。しかし、これらの乳酸菌もサイレージ
(silage)から分離され、一般に食習慣のない菌株であ
るとともに、得られた発酵ニンジンジュースの風味は未
だ十分でない。特に臭いの強い果菜類や穀類を用いる場
合には、得られた発酵物の風味が十分でない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、乳成分の添加がなくても、果菜類や穀類の処理物に
対する発酵能が高く、酢酸臭などの発酵臭を殆ど生成せ
ず、官能的に優れた風味を有する発酵物を得ることがで
きるとともに、食習慣があり安全性の高い発酵用乳酸菌
を提供することにある。本発明の他の目的は、被発酵原
料が臭いの強い果菜類や穀類を含んでいても、高い発酵
能を有し、野菜類などの特有の不快臭や加熱処理による
不快臭が抑制され、かつ風味に優れた乳酸菌発酵物を得
る上で有用な発酵用乳酸菌を提供することにある。本発
明のさらに他の目的は、酢酸臭などの発酵臭が殆どな
く、野菜類などの特有の不快な臭いや加熱による不快臭
が低減されているとともに、風味に優れた発酵物(乳酸
菌発酵飲料など)及びその製造方法を提供することにあ
る。
は、乳成分の添加がなくても、果菜類や穀類の処理物に
対する発酵能が高く、酢酸臭などの発酵臭を殆ど生成せ
ず、官能的に優れた風味を有する発酵物を得ることがで
きるとともに、食習慣があり安全性の高い発酵用乳酸菌
を提供することにある。本発明の他の目的は、被発酵原
料が臭いの強い果菜類や穀類を含んでいても、高い発酵
能を有し、野菜類などの特有の不快臭や加熱処理による
不快臭が抑制され、かつ風味に優れた乳酸菌発酵物を得
る上で有用な発酵用乳酸菌を提供することにある。本発
明のさらに他の目的は、酢酸臭などの発酵臭が殆どな
く、野菜類などの特有の不快な臭いや加熱による不快臭
が低減されているとともに、風味に優れた発酵物(乳酸
菌発酵飲料など)及びその製造方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するため鋭意検討の結果、フィリピンにおいて魚
と米とを原料とする伝統的な発酵食品ブロングイスダ
(Burong isda)から分離されたラクトバチルス・プラ
ンタラム(Lactobacillus plantarum)を用いて果菜類
の処理物を発酵させると、ニンジンなどの一般に臭いが
きつく、嗜好性の激しい果菜類であっても、極めて風味
が良好で飲食に適した食品素材が得られることを見いだ
し、本発明を完成した。
を達成するため鋭意検討の結果、フィリピンにおいて魚
と米とを原料とする伝統的な発酵食品ブロングイスダ
(Burong isda)から分離されたラクトバチルス・プラ
ンタラム(Lactobacillus plantarum)を用いて果菜類
の処理物を発酵させると、ニンジンなどの一般に臭いが
きつく、嗜好性の激しい果菜類であっても、極めて風味
が良好で飲食に適した食品素材が得られることを見いだ
し、本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明の乳酸菌は、果菜類及び
穀類から選択された少くとも一種から発酵物を得るため
の乳酸菌であって、下記の糖類に対する資化性で特徴付
けられるラクトバチルス・プランタラム(Lactobacillu
s plantarum)である。 グルコン酸 − アラビノース − ラムノース − スターチ + 前記発酵用乳酸菌には、ラクトバチルス・プランタラム
(Lactobacillus plantarum)L−137(微工研菌寄
第15317号)などが含まれる。本発明は、果菜類及
び穀類から選択された少くとも一種の処理物を前記乳酸
菌により発酵させた乳酸菌発酵物も提供する。この乳酸
菌発酵物は、果菜類及び穀類から選択された少くとも一
種の処理物を前記乳酸菌により発酵させることにより得
ることができる。前記乳酸菌発酵物は食品素材として有
用である。そのため、本発明は、前記乳酸菌発酵物を含
む食品も提供する。なお、本明細書において、野菜及び
果物を単に「果菜類」と総称する。また、果菜類及び穀
類を単に「果菜類など」と記載する場合がある。「処理
物」には、果菜類を発酵可能な形態に処理した処理物、
例えば、切断物、粉砕物、磨砕物、搾汁、搾汁濃縮物な
どが含まれる。
穀類から選択された少くとも一種から発酵物を得るため
の乳酸菌であって、下記の糖類に対する資化性で特徴付
けられるラクトバチルス・プランタラム(Lactobacillu
s plantarum)である。 グルコン酸 − アラビノース − ラムノース − スターチ + 前記発酵用乳酸菌には、ラクトバチルス・プランタラム
(Lactobacillus plantarum)L−137(微工研菌寄
第15317号)などが含まれる。本発明は、果菜類及
び穀類から選択された少くとも一種の処理物を前記乳酸
菌により発酵させた乳酸菌発酵物も提供する。この乳酸
菌発酵物は、果菜類及び穀類から選択された少くとも一
種の処理物を前記乳酸菌により発酵させることにより得
ることができる。前記乳酸菌発酵物は食品素材として有
用である。そのため、本発明は、前記乳酸菌発酵物を含
む食品も提供する。なお、本明細書において、野菜及び
果物を単に「果菜類」と総称する。また、果菜類及び穀
類を単に「果菜類など」と記載する場合がある。「処理
物」には、果菜類を発酵可能な形態に処理した処理物、
例えば、切断物、粉砕物、磨砕物、搾汁、搾汁濃縮物な
どが含まれる。
【0008】
[発酵用乳酸菌]本発明の乳酸菌は、フィリピンの発酵
食品ブロングイスダ(Burong isda)から分離された微
生物であり、特定の糖類(グルコン酸、アラビノース、
ラムノースおよびスターチ)に対する資化性が、ラクト
バチルス・プランタラム(Lactobacillus plantarum)
JCM 1149基準株および前記先行文献に記載のラ
クトバチルス・プランタラムL−51(微工研菌寄第1
1912号)と相違する。すなわち、果菜類及び穀類の
発酵により乳酸菌発酵物を得るための本発明の乳酸菌
は、前記糖類に対して次のような資化性を示す。 グルコン酸 − アラビノース − ラムノース − スターチ + より具体的には、本発明の微生物と、前記ラクトバチル
ス・プランタラムJCM 1149基準株およびラクト
バチルス・プランタラムL−051株との菌学的性質を
対比すると、次の通りである。
食品ブロングイスダ(Burong isda)から分離された微
生物であり、特定の糖類(グルコン酸、アラビノース、
ラムノースおよびスターチ)に対する資化性が、ラクト
バチルス・プランタラム(Lactobacillus plantarum)
JCM 1149基準株および前記先行文献に記載のラ
クトバチルス・プランタラムL−51(微工研菌寄第1
1912号)と相違する。すなわち、果菜類及び穀類の
発酵により乳酸菌発酵物を得るための本発明の乳酸菌
は、前記糖類に対して次のような資化性を示す。 グルコン酸 − アラビノース − ラムノース − スターチ + より具体的には、本発明の微生物と、前記ラクトバチル
ス・プランタラムJCM 1149基準株およびラクト
バチルス・プランタラムL−051株との菌学的性質を
対比すると、次の通りである。
【0009】 本発明の微生物 JCM 1149基準株及びL-051株 (1)形態 桿菌 桿菌 (2)胞子 形成せず 形成せず (3)グラム染色 陽性 陽性 (4)カタラーゼ反応 陰性 陰性 (5)ガスの発生 陰性 陰性 (6)生成乳酸 DL型 DL型 (7)15℃での成育 + + (8)45℃での成育 − − 糖の資化性 (9)グルコース + + (10)フラクトース + + (11)ガラクトース + + (12)マンノース + + (13)セロビオース + + (14)ラクトース + + (15)マルトース + + (16)サッカロース + + (17)ラフィノース + + (18)サリシン + + (19)トレハロース + + (20)マンニトール + + (21)グルクロン酸Na − + (グルコン酸) (22)アラビノース − + (23)リボース + + (24)キシロース − − (25)ラムノース − + (26)スターチ + − (27)GC% 45.2 45.1 以上の菌学的性質、および細胞壁のペプチドグリカンタ
イプがmeso-diaminopimelic acidであること、さらに、
本発明のL−137菌株と22タイプの乳酸菌基準株と
の間でのDNA-DNA交雑実験法を行ったところ、L−13
7菌株はLactobacillus plantarumにのみ強くDNAの相同
性が得られたことより、本発明の微生物はラクトバチル
ス・プランタラム(Lactobacillus plantarum)と同定
された。
イプがmeso-diaminopimelic acidであること、さらに、
本発明のL−137菌株と22タイプの乳酸菌基準株と
の間でのDNA-DNA交雑実験法を行ったところ、L−13
7菌株はLactobacillus plantarumにのみ強くDNAの相同
性が得られたことより、本発明の微生物はラクトバチル
ス・プランタラム(Lactobacillus plantarum)と同定
された。
【0010】本発明の微生物は、ラクトバチルス・プラ
ンタラムに属し、前記糖類に対して特異的な資化性を示
す限りいずれの乳酸菌であってもよい。このような乳酸
菌には、工業技術院生命工学工業技術研究所に平成7年
11月30日に寄託されたラクトバチルス・プランタラ
ムL−137株(受託番号FERM P−15317,
微工研菌寄第15317号)などが含まれる。なお、上
記乳酸菌は、特開平6−296486号公報において、
デンプンに作用させて、マルトトリオース,マルトテト
ラオース及びマルトペンタオースを主成分とし、実質的
にグルコース及びマルトースを含まないデンプン分解物
を得るための酸性アミラーゼを産生させる上で有用な微
生物として提案されている。また、本発明の微生物につ
いては、Journal of Fermentation and Bioengineerin
g, Vol.73, No.3, 193-197 (1992)及びVol.80, No.2, 1
24-130 (1995)にも報告されている。しかし、これらの
文献には、果菜類などの処理物(野菜汁など)を前記乳
酸菌により発酵させることについては記載されていな
い。
ンタラムに属し、前記糖類に対して特異的な資化性を示
す限りいずれの乳酸菌であってもよい。このような乳酸
菌には、工業技術院生命工学工業技術研究所に平成7年
11月30日に寄託されたラクトバチルス・プランタラ
ムL−137株(受託番号FERM P−15317,
微工研菌寄第15317号)などが含まれる。なお、上
記乳酸菌は、特開平6−296486号公報において、
デンプンに作用させて、マルトトリオース,マルトテト
ラオース及びマルトペンタオースを主成分とし、実質的
にグルコース及びマルトースを含まないデンプン分解物
を得るための酸性アミラーゼを産生させる上で有用な微
生物として提案されている。また、本発明の微生物につ
いては、Journal of Fermentation and Bioengineerin
g, Vol.73, No.3, 193-197 (1992)及びVol.80, No.2, 1
24-130 (1995)にも報告されている。しかし、これらの
文献には、果菜類などの処理物(野菜汁など)を前記乳
酸菌により発酵させることについては記載されていな
い。
【0011】前記微生物を利用すると、野菜汁に対し
て、フレッシュなニンジン汁などを得るためのフレッシ
ュスクイーズ法などの特別な前処理を施す必要がなく、
また乳成分を添加する必要がなく、果菜類などの処理物
(野菜汁など)に対する高い発酵能により、官能的に極
めて優れた発酵物を得ることができる。また、被発酵処
理物が臭いのきつい果菜類や穀類を含んでいても、野菜
類などの特有の不快臭や加熱による不快臭を顕著に低減
できるとともに、風味を改善でき、極めて容易に食する
ことができる。しかも、サイレージと異なり発酵食品か
ら分離された食習慣のある乳酸菌であるため、本発明の
微生物は安全性も高い。
て、フレッシュなニンジン汁などを得るためのフレッシ
ュスクイーズ法などの特別な前処理を施す必要がなく、
また乳成分を添加する必要がなく、果菜類などの処理物
(野菜汁など)に対する高い発酵能により、官能的に極
めて優れた発酵物を得ることができる。また、被発酵処
理物が臭いのきつい果菜類や穀類を含んでいても、野菜
類などの特有の不快臭や加熱による不快臭を顕著に低減
できるとともに、風味を改善でき、極めて容易に食する
ことができる。しかも、サイレージと異なり発酵食品か
ら分離された食習慣のある乳酸菌であるため、本発明の
微生物は安全性も高い。
【0012】[乳酸菌発酵物及びその製造方法]本発明
の乳酸菌発酵物は、果菜類及び穀類から選択された少く
とも一種の処理物を前記乳酸菌により発酵させることに
より得られる。前記果菜類には、種々の可食性植物、例
えば、野菜類(例えは、ニンジン、トマト、ホウレン
草、パセリ、シソ葉、大葉、芽キャベツ、小松菜、カボ
チャ、大根葉、ピーマン、ケール、カンショ葉、春菊、
セリなどの緑黄色野菜類、セロリ、キャベツ、アスパラ
ガス、キュウリ、スイカなどの他の野菜類)、リンゴ、
バナナ、パパイヤ、アボガド、ミカン、グレープフルー
ツ、レモン、パイナップル、ピーチ、柿、イチゴ、ブド
ウ、メロン、ココナッツなどの果物類などが含まれる。
穀類には、米、トウモロコシ、大豆、小麦、ライ麦など
が含まれる。これらの果菜類などは単独で又は二種以上
組み合わせて使用でき、必要に応じて、これらの果菜類
などは、ジャガイモ、さつまいもなどのイモやデンプン
類と併用してもよい。好ましい果菜類には、ニンジンな
どの緑黄色野菜類、バナナなどの果物類、米などの穀類
などが含まれる。
の乳酸菌発酵物は、果菜類及び穀類から選択された少く
とも一種の処理物を前記乳酸菌により発酵させることに
より得られる。前記果菜類には、種々の可食性植物、例
えば、野菜類(例えは、ニンジン、トマト、ホウレン
草、パセリ、シソ葉、大葉、芽キャベツ、小松菜、カボ
チャ、大根葉、ピーマン、ケール、カンショ葉、春菊、
セリなどの緑黄色野菜類、セロリ、キャベツ、アスパラ
ガス、キュウリ、スイカなどの他の野菜類)、リンゴ、
バナナ、パパイヤ、アボガド、ミカン、グレープフルー
ツ、レモン、パイナップル、ピーチ、柿、イチゴ、ブド
ウ、メロン、ココナッツなどの果物類などが含まれる。
穀類には、米、トウモロコシ、大豆、小麦、ライ麦など
が含まれる。これらの果菜類などは単独で又は二種以上
組み合わせて使用でき、必要に応じて、これらの果菜類
などは、ジャガイモ、さつまいもなどのイモやデンプン
類と併用してもよい。好ましい果菜類には、ニンジンな
どの緑黄色野菜類、バナナなどの果物類、米などの穀類
などが含まれる。
【0013】また、処理物としては、切断物、粉砕物、
磨砕物、搾汁、搾汁濃縮物などが単独で又は二種以上組
み合わせて使用できる。好ましい処理物には、野菜汁、
果汁などの搾汁や搾汁濃縮物などの搾汁類が含まれる。
この搾汁類において、ニンジンを用いる場合、ニンジン
汁の濃度はBrix2〜30程度の範囲から選択できる。ま
た、50重量%以上のニンジン処理物を含む処理物は、
発酵飲料などの風味を改善する上で有用である。
磨砕物、搾汁、搾汁濃縮物などが単独で又は二種以上組
み合わせて使用できる。好ましい処理物には、野菜汁、
果汁などの搾汁や搾汁濃縮物などの搾汁類が含まれる。
この搾汁類において、ニンジンを用いる場合、ニンジン
汁の濃度はBrix2〜30程度の範囲から選択できる。ま
た、50重量%以上のニンジン処理物を含む処理物は、
発酵飲料などの風味を改善する上で有用である。
【0014】前記果菜類などの処理物は、通常、ブラン
チング処理及び/又は殺菌処理に供された後、前記乳酸
菌による発酵に供される。ブランチング処理は、前記果
菜類などやその処理物、特に果菜類やその切断物を加熱
処理し、酵素活性を失活させることにより行うことがで
き、ブランチング処理の後、遠心分離やフィルタープレ
スなどの方法で搾汁しジュースを得る場合が多い。ま
た、殺菌処理は、ブランチング処理された前記果菜類な
どやその処理物、特に搾汁類について行なう場合が多
い。なお、ブランチング処理および殺菌処理は、風味を
損なわない範囲で選択でき、ブランチング処理は、慣用
の方法、例えば、必要に応じてオートクレーブを用い、
70〜100℃で短時間処理することにより行なうこと
ができる。殺菌処理は、慣用の方法、例えば、70〜1
25℃程度の温度又は高温短時間で加熱殺菌する方法、
紫外線などの光線を照射する方法などが採用できる。
チング処理及び/又は殺菌処理に供された後、前記乳酸
菌による発酵に供される。ブランチング処理は、前記果
菜類などやその処理物、特に果菜類やその切断物を加熱
処理し、酵素活性を失活させることにより行うことがで
き、ブランチング処理の後、遠心分離やフィルタープレ
スなどの方法で搾汁しジュースを得る場合が多い。ま
た、殺菌処理は、ブランチング処理された前記果菜類な
どやその処理物、特に搾汁類について行なう場合が多
い。なお、ブランチング処理および殺菌処理は、風味を
損なわない範囲で選択でき、ブランチング処理は、慣用
の方法、例えば、必要に応じてオートクレーブを用い、
70〜100℃で短時間処理することにより行なうこと
ができる。殺菌処理は、慣用の方法、例えば、70〜1
25℃程度の温度又は高温短時間で加熱殺菌する方法、
紫外線などの光線を照射する方法などが採用できる。
【0015】前記微生物による発酵は、前記乳酸菌を搾
汁類などの処理物に直接接種して行ってもよいが、通
常、適当な培地や前記処理物を用いて馴化培養した前記
乳酸菌をスターターとして搾汁類などの処理物に接種し
て行なう場合が多い。発酵は、慣用の方法、例えば、処
理物に対して0.5〜3重量%程度のスターターを接種
し、25〜40℃(例えば、25〜38℃)、好ましく
は27〜38℃(例えば、27〜35℃)程度で行なう
ことができる。発酵時間は、果菜類などの処理物の種類
などに応じて、例えば、数時間〜数日間程度の範囲から
選択できる。本発明の好ましい態様には、ニンジンなど
の緑黄色野菜、果物及び穀類のうち少くとも一種の処理
物(特に野菜および果物のうち少くとも一種から得られ
た搾汁類)を前記乳酸菌で発酵させ、乳酸菌発酵飲料
(緑黄色野菜ジュース,果物ジュースなど)やその加工
品(緑黄色野菜ゼリー,スプレッドなど)を得る方法が
含まれる。
汁類などの処理物に直接接種して行ってもよいが、通
常、適当な培地や前記処理物を用いて馴化培養した前記
乳酸菌をスターターとして搾汁類などの処理物に接種し
て行なう場合が多い。発酵は、慣用の方法、例えば、処
理物に対して0.5〜3重量%程度のスターターを接種
し、25〜40℃(例えば、25〜38℃)、好ましく
は27〜38℃(例えば、27〜35℃)程度で行なう
ことができる。発酵時間は、果菜類などの処理物の種類
などに応じて、例えば、数時間〜数日間程度の範囲から
選択できる。本発明の好ましい態様には、ニンジンなど
の緑黄色野菜、果物及び穀類のうち少くとも一種の処理
物(特に野菜および果物のうち少くとも一種から得られ
た搾汁類)を前記乳酸菌で発酵させ、乳酸菌発酵飲料
(緑黄色野菜ジュース,果物ジュースなど)やその加工
品(緑黄色野菜ゼリー,スプレッドなど)を得る方法が
含まれる。
【0016】なお、発酵に際しては、必要に応じて、他
の微生物、例えば、乳酸菌(ラクトバチルス・プランタ
ラム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラム
ノサスなど)やエンテロコッカス属微生物(エンテロコ
ッカス・フェカーリスなど)、酵母などを併用してもよ
い。また、必要に応じて、前記処理物に、種々の添加
剤、例えば、ビタミン、アミノ酸、ミネラル、植物繊
維、糖類、蜂蜜などの甘味料、香料、牛乳、脱脂粉乳な
どの乳成分、果汁などを添加して発酵させてもよく、得
られた乳酸菌発酵物に前記添加剤を添加してもよい、こ
のようにして、果菜類などの処理物を前記乳酸菌により
発酵させると、得られる乳酸菌発酵物の風味を改善でき
る。本発明の乳酸菌発酵物は、被発酵処理物が臭いのき
つい果菜類や穀類を含んでいても、不快臭を顕著に低減
できるとともに、加熱による不快臭も抑制できる。ま
た、乳酸菌の発酵により適度な酸味(例えば、pH4−
5程度)を呈するとともに、官能的に優れた風味を有し
ており、極めて容易に食することができる。また、前記
乳酸菌により前記整腸作用などの生理活性作用も高い。
そのため、前記乳酸菌発酵物は、種々の食品素材として
適している。本発明の食品は、前記乳酸菌発酵物を含む
限り、その形態は特に制限されない。例えば、食品の形
態は、ジュースなどの飲料、ゼリーやグミ又はスプレッ
ド食品であってもよく、ソフトキャンデーなどであって
もよい。
の微生物、例えば、乳酸菌(ラクトバチルス・プランタ
ラム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラム
ノサスなど)やエンテロコッカス属微生物(エンテロコ
ッカス・フェカーリスなど)、酵母などを併用してもよ
い。また、必要に応じて、前記処理物に、種々の添加
剤、例えば、ビタミン、アミノ酸、ミネラル、植物繊
維、糖類、蜂蜜などの甘味料、香料、牛乳、脱脂粉乳な
どの乳成分、果汁などを添加して発酵させてもよく、得
られた乳酸菌発酵物に前記添加剤を添加してもよい、こ
のようにして、果菜類などの処理物を前記乳酸菌により
発酵させると、得られる乳酸菌発酵物の風味を改善でき
る。本発明の乳酸菌発酵物は、被発酵処理物が臭いのき
つい果菜類や穀類を含んでいても、不快臭を顕著に低減
できるとともに、加熱による不快臭も抑制できる。ま
た、乳酸菌の発酵により適度な酸味(例えば、pH4−
5程度)を呈するとともに、官能的に優れた風味を有し
ており、極めて容易に食することができる。また、前記
乳酸菌により前記整腸作用などの生理活性作用も高い。
そのため、前記乳酸菌発酵物は、種々の食品素材として
適している。本発明の食品は、前記乳酸菌発酵物を含む
限り、その形態は特に制限されない。例えば、食品の形
態は、ジュースなどの飲料、ゼリーやグミ又はスプレッ
ド食品であってもよく、ソフトキャンデーなどであって
もよい。
【0017】
【発明の効果】本発明の微生物(発酵用乳酸菌)は、乳
成分の添加がなくても果菜類などの処理物に対する発酵
能が高く、酢酸臭などの発酵臭を殆ど生成せず、官能的
に優れた風味を有する乳酸発酵物を得る上で有用であ
る。また、食習慣があるため安全性も高い。また、処理
物が臭いの強い果菜類や穀類を含んでいても、高い発酵
能を有しており、野菜類などの特有の不快臭や加熱によ
る不快臭を抑制できる。本発明の乳酸菌発酵物は、前記
乳酸菌を用いて得られた発酵物であるため、酢酸臭など
の発酵臭が殆どなく、野菜類などの特有の不快な臭いや
加熱処理による不快臭も低減され、風味に優れている。
本発明の方法では、前記の如き優れた発酵物を得ること
ができる。特に、前記乳酸菌を用いて発酵させるため、
風味を改善できる。
成分の添加がなくても果菜類などの処理物に対する発酵
能が高く、酢酸臭などの発酵臭を殆ど生成せず、官能的
に優れた風味を有する乳酸発酵物を得る上で有用であ
る。また、食習慣があるため安全性も高い。また、処理
物が臭いの強い果菜類や穀類を含んでいても、高い発酵
能を有しており、野菜類などの特有の不快臭や加熱によ
る不快臭を抑制できる。本発明の乳酸菌発酵物は、前記
乳酸菌を用いて得られた発酵物であるため、酢酸臭など
の発酵臭が殆どなく、野菜類などの特有の不快な臭いや
加熱処理による不快臭も低減され、風味に優れている。
本発明の方法では、前記の如き優れた発酵物を得ること
ができる。特に、前記乳酸菌を用いて発酵させるため、
風味を改善できる。
【0018】
【実施例】以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細
に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定され
るものではない。なお、実施例において、「酸度」はク
エン酸による酸度(%)を示す。
に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定され
るものではない。なお、実施例において、「酸度」はク
エン酸による酸度(%)を示す。
【0019】実施例1 ニンジンを適当な大きさに切断し、オートクレーブによ
り90℃で50分間ブランチング処理した。ブランチン
グ処理物をジューサーミキサーにより搾汁した搾汁を沸
騰湯浴中で殺菌した。得られたニンジン汁に対して、ニ
ンジンジュースを用いて前培養したラクトバチルス・プ
ランタラムL−137をスターターとして1重量%接種
し、30℃で11時間発酵した。発酵させた後、発酵液
を93℃で殺菌処理し発酵ニンジンジュースを得た。コ
ントロールとして、前記乳酸菌で発酵させることなく、
ブランチング処理物から搾汁し、沸騰湯浴中で殺菌処理
したニンジン汁を用いた。そして、発酵ニンジン汁とニ
ンジン汁のpHおよび酸度を測定するとともに、コント
ロールには、食品への良好な酸味添加物として一般に用
いられているクエン酸を添加して酸度を調整し、発酵ニ
ンジン汁とコントロールの発酵臭,香り,酸味,味及び
総合評価について、12人による5段階の官能試験を行
なった。なお、各項目における5段階評価基準は次の通
りである。 5:非常に良い、4:良い、3:普通、2:悪い、1:
非常に悪い 結果を表1に示す。
り90℃で50分間ブランチング処理した。ブランチン
グ処理物をジューサーミキサーにより搾汁した搾汁を沸
騰湯浴中で殺菌した。得られたニンジン汁に対して、ニ
ンジンジュースを用いて前培養したラクトバチルス・プ
ランタラムL−137をスターターとして1重量%接種
し、30℃で11時間発酵した。発酵させた後、発酵液
を93℃で殺菌処理し発酵ニンジンジュースを得た。コ
ントロールとして、前記乳酸菌で発酵させることなく、
ブランチング処理物から搾汁し、沸騰湯浴中で殺菌処理
したニンジン汁を用いた。そして、発酵ニンジン汁とニ
ンジン汁のpHおよび酸度を測定するとともに、コント
ロールには、食品への良好な酸味添加物として一般に用
いられているクエン酸を添加して酸度を調整し、発酵ニ
ンジン汁とコントロールの発酵臭,香り,酸味,味及び
総合評価について、12人による5段階の官能試験を行
なった。なお、各項目における5段階評価基準は次の通
りである。 5:非常に良い、4:良い、3:普通、2:悪い、1:
非常に悪い 結果を表1に示す。
【0020】
【表1】 表1から明らかなように、発酵ニンジン汁は、適度な酸
味を呈し、コントロールに比べて風味が良好であった。
味を呈し、コントロールに比べて風味が良好であった。
【0021】実施例2 ニンジン7倍濃縮ジュース(日本デルモンテ(株),可
溶性固形分42.0%以上)を水で7倍希釈した後、沸
騰湯浴中で殺菌処理した。ニンジンジュース中で24時
間前培養したラクトバチルス・プランタラムL−137
の培養液をスターターとして、希釈ニンジン汁に1重量
%接種し、30℃で12時間発酵させた。発酵液を93
℃に加熱して殺菌し、発酵ニンジンジュースを得た。コ
ントロールとして、前記乳酸菌に代えて、ラクトバチル
ス・プランタラム基準株JCM1149を用いる以外、
上記と同様にして発酵ニンジンジュースを得た。実施例
及びコントロールの発酵ニンジンジュースについて、p
H及び酸度を測定するとともに、5人で実施例1と同様
にして官能試験を行なったところ、表2に示す結果を得
た。
溶性固形分42.0%以上)を水で7倍希釈した後、沸
騰湯浴中で殺菌処理した。ニンジンジュース中で24時
間前培養したラクトバチルス・プランタラムL−137
の培養液をスターターとして、希釈ニンジン汁に1重量
%接種し、30℃で12時間発酵させた。発酵液を93
℃に加熱して殺菌し、発酵ニンジンジュースを得た。コ
ントロールとして、前記乳酸菌に代えて、ラクトバチル
ス・プランタラム基準株JCM1149を用いる以外、
上記と同様にして発酵ニンジンジュースを得た。実施例
及びコントロールの発酵ニンジンジュースについて、p
H及び酸度を測定するとともに、5人で実施例1と同様
にして官能試験を行なったところ、表2に示す結果を得
た。
【0022】
【表2】 表2から明らかなように、ラクトバチルス・プランタラ
ムL−137を用いた実施例では、より良好な風味の発
酵ニンジンジュースが得られる。
ムL−137を用いた実施例では、より良好な風味の発
酵ニンジンジュースが得られる。
【0023】実施例3 実施例1と同様にして調製した発酵ニンジンジュースと
下記の材料を用いてグミを作製した。すなわち、水30
g、砂糖20g、水飴20gを混合して加熱し、発酵ニ
ンジン汁10gを添加した。この混合液に、ゼラチン7
gと水10gとの均一混合液を添加し、加熱した後、混
合液を型に注入して成形し、室温で1日放置することに
より、偏平な球状のグミ(サイズ:直径2cmφ×高さ
5mm)を作製した。
下記の材料を用いてグミを作製した。すなわち、水30
g、砂糖20g、水飴20gを混合して加熱し、発酵ニ
ンジン汁10gを添加した。この混合液に、ゼラチン7
gと水10gとの均一混合液を添加し、加熱した後、混
合液を型に注入して成形し、室温で1日放置することに
より、偏平な球状のグミ(サイズ:直径2cmφ×高さ
5mm)を作製した。
【0024】実施例4 アオジソの葉を90℃で15分間ブランチング処理し、
ジューサーミキサーにより搾汁した。搾汁液を殺菌処理
した後、ニンジンジュース中で前培養したラクトバチル
ス・プランタラムL−137の培養液をスターターとし
て2重量%接種し、30℃で29時間発酵させ、93℃
で殺菌処理し、発酵ジュースを得た。コントロールとし
て、発酵することなく上記と同様にして得られた搾汁液
(未発酵ジュース)を作製した。そして、発酵ジュース
及び未発酵ジュースについて、官能試験を行なったとこ
ろ、シソの香りがより強められ、コントロールに比べて
非常に良い香りを呈し、風味が良好であった。表3に発
酵ジュース及び未発酵ジュースのpH及び酸度を示す。
ジューサーミキサーにより搾汁した。搾汁液を殺菌処理
した後、ニンジンジュース中で前培養したラクトバチル
ス・プランタラムL−137の培養液をスターターとし
て2重量%接種し、30℃で29時間発酵させ、93℃
で殺菌処理し、発酵ジュースを得た。コントロールとし
て、発酵することなく上記と同様にして得られた搾汁液
(未発酵ジュース)を作製した。そして、発酵ジュース
及び未発酵ジュースについて、官能試験を行なったとこ
ろ、シソの香りがより強められ、コントロールに比べて
非常に良い香りを呈し、風味が良好であった。表3に発
酵ジュース及び未発酵ジュースのpH及び酸度を示す。
【0025】
【表3】 実施例5 実施例1と同様にして得られた発酵ニンジン汁20重量
部に対して、水64.69重量部、果糖ぶどう糖液糖1
5重量部を混合した。この混合物に対して、グルコマン
ナン0.14重量部、k−カラギーナン0.09重量
部、デキストリン0.08重量部を添加し、混合しなが
ら90℃湯浴中で10分間加熱した。そして、加熱混合
物を型に注入して成形し、冷蔵庫内で冷却することによ
り、断面台形状のゼリー(サイズ:底面の直径6.5c
mφ,上面の直径4.5cmφ、高さ4.5cm)を得
た。
部に対して、水64.69重量部、果糖ぶどう糖液糖1
5重量部を混合した。この混合物に対して、グルコマン
ナン0.14重量部、k−カラギーナン0.09重量
部、デキストリン0.08重量部を添加し、混合しなが
ら90℃湯浴中で10分間加熱した。そして、加熱混合
物を型に注入して成形し、冷蔵庫内で冷却することによ
り、断面台形状のゼリー(サイズ:底面の直径6.5c
mφ,上面の直径4.5cmφ、高さ4.5cm)を得
た。
【0026】実施例6 実施例1と同様にして前処理して調製したニンジンジュ
ースに、ニンジンジュースで前培養したラクトバチルス
・プランタラムL−137をスターターとして1重量%
接種し、30℃で10時間発酵させた後、発酵液を93
℃で殺菌処理し、発酵ニンジンジュースを得た。コント
ロールとして、前記ラクトバチルス・プランタラムL−
137に代えて、ラクトバチルス・プランタラム基準株
JCM1149を用いる以外、上記と同様にして、発酵
ニンジンジュースを得た。そして、各発酵ニンジンジュ
ースのpH及び酸度を測定したところ、表4に示す結果
を得た。
ースに、ニンジンジュースで前培養したラクトバチルス
・プランタラムL−137をスターターとして1重量%
接種し、30℃で10時間発酵させた後、発酵液を93
℃で殺菌処理し、発酵ニンジンジュースを得た。コント
ロールとして、前記ラクトバチルス・プランタラムL−
137に代えて、ラクトバチルス・プランタラム基準株
JCM1149を用いる以外、上記と同様にして、発酵
ニンジンジュースを得た。そして、各発酵ニンジンジュ
ースのpH及び酸度を測定したところ、表4に示す結果
を得た。
【0027】
【表4】 さらに、各発酵ニンジンジュースの香り、青臭さ、酸
味、味、総合評価について、11人により官能試験を行
なった。なお、実施例の発酵ニンジンジュースとコント
ロールとの評価は、次の基準で行なった。 +2:実施例のジュースの方が非常に良い +1:実施例のジュースの方がやや良い 0:両者が同等である −1:コントロールのジュースの方がやや良い +2:コントロールのジュースの方が非常に良い 結果を表5に示す。
味、味、総合評価について、11人により官能試験を行
なった。なお、実施例の発酵ニンジンジュースとコント
ロールとの評価は、次の基準で行なった。 +2:実施例のジュースの方が非常に良い +1:実施例のジュースの方がやや良い 0:両者が同等である −1:コントロールのジュースの方がやや良い +2:コントロールのジュースの方が非常に良い 結果を表5に示す。
【0028】
【表5】 表から明らかなように、L−137株による発酵ニンジ
ン汁は、基準株JCM1149による発酵ニンジン汁に
比べて、酸味、味、総合評価の点で有意に良好であり、
香り、青臭さの点でも良好である。
ン汁は、基準株JCM1149による発酵ニンジン汁に
比べて、酸味、味、総合評価の点で有意に良好であり、
香り、青臭さの点でも良好である。
【0029】実施例7 実施例1と同様にして前処理して調製したニンジン汁8
5重量部と、適当な大きさに切断した後、沸騰湯浴中で
数分間ブランチング処理したセロリから搾汁したセロリ
汁15重量部とを混合し、殺菌処理した後、ニンジンジ
ュース中で前培養したラクトバチルス・プランタラムL
−137の培養液をスターターとして1重量%接種し
た。そして、30℃で13時間発酵させた後、発酵液を
93℃で殺菌処理し発酵ニンジンジュースを得た。コン
トロールとして、上記ニンジン汁とセロリ汁との混合液
を、乳酸菌で発酵することなく、実施例1のコントロー
ルと同様に処理し、未発酵ジュースを得た。発酵ニンジ
ンジュースとクエン酸未添加の未発酵ジュースのpH及
び酸度を測定したところ、表6に示す結果を得た。
5重量部と、適当な大きさに切断した後、沸騰湯浴中で
数分間ブランチング処理したセロリから搾汁したセロリ
汁15重量部とを混合し、殺菌処理した後、ニンジンジ
ュース中で前培養したラクトバチルス・プランタラムL
−137の培養液をスターターとして1重量%接種し
た。そして、30℃で13時間発酵させた後、発酵液を
93℃で殺菌処理し発酵ニンジンジュースを得た。コン
トロールとして、上記ニンジン汁とセロリ汁との混合液
を、乳酸菌で発酵することなく、実施例1のコントロー
ルと同様に処理し、未発酵ジュースを得た。発酵ニンジ
ンジュースとクエン酸未添加の未発酵ジュースのpH及
び酸度を測定したところ、表6に示す結果を得た。
【0030】
【表6】 さらに、発酵ジュースと上記発酵液と同じ酸度になるよ
うにクエン酸を添加した未発酵ジュースについて、前記
実施例6と同様の方法で、8人で官能検査を行った。結
果を表7に示す。
うにクエン酸を添加した未発酵ジュースについて、前記
実施例6と同様の方法で、8人で官能検査を行った。結
果を表7に示す。
【0031】
【表7】 表から明らかなように、L−137株による発酵液は、
セロリ独特の匂いが抑制され、風味が良好であった。
セロリ独特の匂いが抑制され、風味が良好であった。
【0032】実施例8 殺菌したバナナピューレに、前培養した3種類の乳酸菌
(ラクトバチルス・プランタラムL−137株、ラクト
バチルス・アシドフィラス(Lactobacillus acidophylu
s)AHU1402,ラクトバチルス・ファーメンタム
(Lactobacillusfermentum)AHU1061)の培養液
をそれぞれ2重量%接種し、30℃でpHが4.25に
低下するまで発酵させた、発酵液を殺菌した後、以下の
方法で官能検査を行った。すなわち、検査人数を5人と
し、発酵臭、味の好み、総合評価の項目について順位法
で評価した。すなわち、試料を良い方から順番に並べ、
順位をそのまま点数として評価した。そのため、この評
価においては数値の値が小さい程、良好である。結果を
表8に示す。
(ラクトバチルス・プランタラムL−137株、ラクト
バチルス・アシドフィラス(Lactobacillus acidophylu
s)AHU1402,ラクトバチルス・ファーメンタム
(Lactobacillusfermentum)AHU1061)の培養液
をそれぞれ2重量%接種し、30℃でpHが4.25に
低下するまで発酵させた、発酵液を殺菌した後、以下の
方法で官能検査を行った。すなわち、検査人数を5人と
し、発酵臭、味の好み、総合評価の項目について順位法
で評価した。すなわち、試料を良い方から順番に並べ、
順位をそのまま点数として評価した。そのため、この評
価においては数値の値が小さい程、良好である。結果を
表8に示す。
【0033】
【表8】 上記の表から明らかなように、L−137株を用いた発
酵液は、他の2種類の微生物よりも風味が優れている。
酵液は、他の2種類の微生物よりも風味が優れている。
【0034】実施例9 米5gと大豆タンパク(Soy protein isolate,商品名
「SUPRO」,フジピュリナプロテイン(株)製)1gと
の混合物に、水100mlを加え、121℃で、15分
間、オートクレーブ処理し、前培養したL−137株の
培養液をスターターとして2重量%添加した。混合物
を、34℃で3日間培養し発酵液(発酵液1)を調製し
た。発酵前の混合液、発酵後の発酵液のpHを測定した
ところ、発酵前の混合液のpH=6.94、発酵液のp
H=3.65であった。また、前記米に代えて米粉5g
を用いる以外、上記と同様にして発酵液(発酵液2)を
調製したところ、発酵前の混合液のpH=6.94、発
酵液のpH=3.64であった。そして、発酵液1及び
発酵液2について官能試験を行なったところ、いずれも
発酵臭が全く感じられず、ほぼ無臭であった。また、い
ずれの発酵物もほんのりと酸味が加わったさらっとした
飲み口の発酵物であった。さらに、前記発酵液1及び発
酵液2に、果糖ブドウ糖液糖などの甘味料を添加したと
ころ、さらに飲みやすい飲料物となった。
「SUPRO」,フジピュリナプロテイン(株)製)1gと
の混合物に、水100mlを加え、121℃で、15分
間、オートクレーブ処理し、前培養したL−137株の
培養液をスターターとして2重量%添加した。混合物
を、34℃で3日間培養し発酵液(発酵液1)を調製し
た。発酵前の混合液、発酵後の発酵液のpHを測定した
ところ、発酵前の混合液のpH=6.94、発酵液のp
H=3.65であった。また、前記米に代えて米粉5g
を用いる以外、上記と同様にして発酵液(発酵液2)を
調製したところ、発酵前の混合液のpH=6.94、発
酵液のpH=3.64であった。そして、発酵液1及び
発酵液2について官能試験を行なったところ、いずれも
発酵臭が全く感じられず、ほぼ無臭であった。また、い
ずれの発酵物もほんのりと酸味が加わったさらっとした
飲み口の発酵物であった。さらに、前記発酵液1及び発
酵液2に、果糖ブドウ糖液糖などの甘味料を添加したと
ころ、さらに飲みやすい飲料物となった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A23L 2/02 A23L 2/02 E A 2/38 2/38 G //(C12N 1/20 C12R 1:25) (72)発明者 日下 博昭 兵庫県宝塚市安倉南3丁目3番1−202号 (72)発明者 金子 嘉信 大阪府高槻市日吉台一番町10番36号
Claims (10)
- 【請求項1】 果菜類及び穀類から選ばれた少くとも一
種から発酵物を得るための乳酸菌であって、この乳酸菌
が下記の糖類に対する資化性 グルコン酸 − アラビノース − ラムノース − スターチ + を有するラクトバチルス・プランタラム(Lactobacillu
s plantarum)である乳酸菌。 - 【請求項2】 微生物がラクトバチルス・プランタラム
(Lactobacillus plantarum)L−137(微工研菌寄
第15317号)である請求項1記載の乳酸菌。 - 【請求項3】 果菜類及び穀類から選ばれた少くとも一
種の処理物を請求項1記載の乳酸菌により発酵させた乳
酸菌発酵物。 - 【請求項4】 果菜類の処理物が、野菜および果物のう
ち少くとも一種から得られる搾汁類である請求項3記載
の乳酸菌発酵物。 - 【請求項5】 処理物が、ニンジン,バナナ,シソ葉,
セロリ、米および大豆から選ばれた少くとも一種の処理
物である請求項3記載の乳酸菌発酵物。 - 【請求項6】 果菜類及び穀類から選ばれた少くとも一
種の処理物を請求項1記載の乳酸菌により発酵させる乳
酸菌発酵物の製造方法。 - 【請求項7】 野菜および果物のうち少くとも一種から
得られた搾汁類を、請求項1記載の乳酸菌により発酵さ
せる請求項6記載の乳酸菌発酵飲料の製造方法。 - 【請求項8】 果菜類及び穀類から選ばれ、かつブラン
チング処理及び/又は殺菌処理された少くとも一種の処
理物を請求項1記載の乳酸菌により発酵させ、乳酸菌発
酵物の風味を改善する方法。 - 【請求項9】 請求項3記載の乳酸菌発酵物を含む食
品。 - 【請求項10】 ジュース、ゼリー又はスプレッド食品
である請求項9記載の食品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7348783A JPH09163977A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 発酵用乳酸菌、乳酸菌発酵物およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7348783A JPH09163977A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 発酵用乳酸菌、乳酸菌発酵物およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09163977A true JPH09163977A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18399337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7348783A Pending JPH09163977A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 発酵用乳酸菌、乳酸菌発酵物およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09163977A (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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