JPH0916433A - マイクロプロセッサの命令トレース情報収集方式 - Google Patents
マイクロプロセッサの命令トレース情報収集方式Info
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- JPH0916433A JPH0916433A JP7165729A JP16572995A JPH0916433A JP H0916433 A JPH0916433 A JP H0916433A JP 7165729 A JP7165729 A JP 7165729A JP 16572995 A JP16572995 A JP 16572995A JP H0916433 A JPH0916433 A JP H0916433A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 トレース記憶の効率化を図り、トレース停止
直前の各命令毎の詳細な情報、及びそれ以前の特定の命
令毎の情報を同時に収集可能とする。 【構成】 マイクロプロセッサに内蔵される制御記憶回
路20から順次読出し出力される実行命令をトレース
し、順次その命令トレース情報を収集する場合に、制御
記憶回路20から読出し出力される最新の実行命令の情
報をトレースして第1のトレース記憶回路34に格納
し、この第1のトレース記憶回路34最も古い命令トレ
ース情報を読み出して、特定の命令トレース情報のみを
第2のトレース記憶回路37に格納しておくことで、第
1のトレース記憶回路34から、トレース停止直前から
の各命令毎の情報を収集でき、同時に、第2のトレース
記憶回路37から、その情報以前に実行された命令の中
で、特定の命令を実行したときの情報を収集できるよう
にしたものである。
直前の各命令毎の詳細な情報、及びそれ以前の特定の命
令毎の情報を同時に収集可能とする。 【構成】 マイクロプロセッサに内蔵される制御記憶回
路20から順次読出し出力される実行命令をトレース
し、順次その命令トレース情報を収集する場合に、制御
記憶回路20から読出し出力される最新の実行命令の情
報をトレースして第1のトレース記憶回路34に格納
し、この第1のトレース記憶回路34最も古い命令トレ
ース情報を読み出して、特定の命令トレース情報のみを
第2のトレース記憶回路37に格納しておくことで、第
1のトレース記憶回路34から、トレース停止直前から
の各命令毎の情報を収集でき、同時に、第2のトレース
記憶回路37から、その情報以前に実行された命令の中
で、特定の命令を実行したときの情報を収集できるよう
にしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばデータ入出力処
理装置に用いられるマイクロプロセッサに関し、特に命
令トレース情報の収集方式に関する。
理装置に用いられるマイクロプロセッサに関し、特に命
令トレース情報の収集方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の汎用コンピュータにおけるデータ
入出力処理装置にあっては、所定の規程に基づく複数の
チャネル装置と、これらを制御するチャネル制御装置か
ら構成される。チャネル制御装置は専用のマイクロプロ
セッサを内蔵しており、CPUとの通信、チャネルプロ
グラムに従ったチャネル装置の周辺装置(ディスク装
置、通信装置、コンピュータなど)との接続制御、チャ
ネル装置のデータ転送制御等を行う。
入出力処理装置にあっては、所定の規程に基づく複数の
チャネル装置と、これらを制御するチャネル制御装置か
ら構成される。チャネル制御装置は専用のマイクロプロ
セッサを内蔵しており、CPUとの通信、チャネルプロ
グラムに従ったチャネル装置の周辺装置(ディスク装
置、通信装置、コンピュータなど)との接続制御、チャ
ネル装置のデータ転送制御等を行う。
【0003】図2は上記のチャネル制御装置に用いられ
る従来のマイクロプロセッサの構成を示すものである。
図2において、制御記憶回路20には予め各種命令のマ
イクロプログラムが格納されている。この制御記憶回路
20から読み出された命令情報は命令レジスタ21にい
ったん保持され、命令デコーダ22で解析される。ここ
で、制御記憶回路20の読出しは、命令デコーダ22の
解析結果に応じて、命令カウンタ23、アドレスセレク
タ24を通じて行われ、命令デコーダ22自体は汎用レ
ジスタ、ALU/シフタ、フラグ処理部を備える演算回
路25の処理によって駆動制御される。
る従来のマイクロプロセッサの構成を示すものである。
図2において、制御記憶回路20には予め各種命令のマ
イクロプログラムが格納されている。この制御記憶回路
20から読み出された命令情報は命令レジスタ21にい
ったん保持され、命令デコーダ22で解析される。ここ
で、制御記憶回路20の読出しは、命令デコーダ22の
解析結果に応じて、命令カウンタ23、アドレスセレク
タ24を通じて行われ、命令デコーダ22自体は汎用レ
ジスタ、ALU/シフタ、フラグ処理部を備える演算回
路25の処理によって駆動制御される。
【0004】以上の制御記憶回路20、命令レジスタ2
1、命令デコーダ、22、命令カウンタ23、アドレス
セレクタ24および演算回路25は、マイクロプロセッ
サの必須の構成要素である。命令デコーダ22で解析さ
れた命令情報は、命令信号線11を通じて外部出力され
るが、同時に命令トレース情報としてトレーサ制御回路
30、書込み/読出し制御回路31、トレース記憶回路
37にも供給される。トレーサ制御回路30は、セレク
タ33に対して命令トレース情報の選択制御を行う。ま
た、トレース記憶回路37に対し、書込み読出し制御回
路31及びアドレスカウンタ36を通じて書込み/読出
し制御を行うと共に、トレース契機の設定制御を行う。
1、命令デコーダ、22、命令カウンタ23、アドレス
セレクタ24および演算回路25は、マイクロプロセッ
サの必須の構成要素である。命令デコーダ22で解析さ
れた命令情報は、命令信号線11を通じて外部出力され
るが、同時に命令トレース情報としてトレーサ制御回路
30、書込み/読出し制御回路31、トレース記憶回路
37にも供給される。トレーサ制御回路30は、セレク
タ33に対して命令トレース情報の選択制御を行う。ま
た、トレース記憶回路37に対し、書込み読出し制御回
路31及びアドレスカウンタ36を通じて書込み/読出
し制御を行うと共に、トレース契機の設定制御を行う。
【0005】書込み/読出し制御回路31は、トレース
情報の各命令毎にまたは特定の命令の場合のみ、書込み
イネーブル信号線13を通じて書込みイネーブル信号を
トレース記憶回路37に与えることで、命令トレース情
報をトレース記憶回路37に書き込む。セレクタ33
は、命令の割り出し要因や命令の実行時刻などの命令ト
レースの付加情報を選択する。アドレスカウンタ36
は、トレース記憶回路37の書込み/読出しアドレスを
発生する。トレース記憶回路37は、制御記憶回路20
のアドレス、命令デコーダ22で解読された命令の種
類、セレクタ33で選択された付加情報を含む最新の命
令トレース情報を格納するものである。トレーサ制御回
路30からの読出し制御によりトレース記憶回路37か
ら読み出された命令トレース情報はレジスタ39にいっ
たん保持され、トレースデータ信号線12を通じて外部
出力する。
情報の各命令毎にまたは特定の命令の場合のみ、書込み
イネーブル信号線13を通じて書込みイネーブル信号を
トレース記憶回路37に与えることで、命令トレース情
報をトレース記憶回路37に書き込む。セレクタ33
は、命令の割り出し要因や命令の実行時刻などの命令ト
レースの付加情報を選択する。アドレスカウンタ36
は、トレース記憶回路37の書込み/読出しアドレスを
発生する。トレース記憶回路37は、制御記憶回路20
のアドレス、命令デコーダ22で解読された命令の種
類、セレクタ33で選択された付加情報を含む最新の命
令トレース情報を格納するものである。トレーサ制御回
路30からの読出し制御によりトレース記憶回路37か
ら読み出された命令トレース情報はレジスタ39にいっ
たん保持され、トレースデータ信号線12を通じて外部
出力する。
【0006】ところで、マイクロプログラムの初期設定
において、書込み/読出し制御回路31には各命令毎
に、または、特定の命令の場合のみトレースするモード
が設定され、トレース開始が指示される。このとき、命
令トレース情報は、順次、制御記憶回路20から取り出
され実行される。そこで、書込み/読出し制御回路31
は、モードに従ったトレースの契機で、制御記憶回路2
0のアドレス、命令デコーダ22で解読された命令の種
類、及びセレクタ33で選択された命令トレースの付加
情報をトレース記憶回路37に書込み、アドレスカウン
タ36をインクリメントする。尚、トレース記憶回路3
7に情報がいっぱいになった場合には、最も古い情報を
捨て、最も新しい情報をそこに上書きするようにしてい
る。
において、書込み/読出し制御回路31には各命令毎
に、または、特定の命令の場合のみトレースするモード
が設定され、トレース開始が指示される。このとき、命
令トレース情報は、順次、制御記憶回路20から取り出
され実行される。そこで、書込み/読出し制御回路31
は、モードに従ったトレースの契機で、制御記憶回路2
0のアドレス、命令デコーダ22で解読された命令の種
類、及びセレクタ33で選択された命令トレースの付加
情報をトレース記憶回路37に書込み、アドレスカウン
タ36をインクリメントする。尚、トレース記憶回路3
7に情報がいっぱいになった場合には、最も古い情報を
捨て、最も新しい情報をそこに上書きするようにしてい
る。
【0007】以上述べた命令トレースは、動作の正当性
の確認、障害発生時の動作状況の把握などを行うために
有効であることが知られている。ところが、従来の命令
トレース情報収集方式では、トレース記憶回路に格納す
る契機が固定であるため、必要な情報を得るには不十分
であった。すなわち、従来方式によれば、トレースされ
た情報は、全てが各命令を実行する毎の情報であるか、
または、全てが一つまたは複数の特定命令を実行する毎
の情報である。これに対し、必要な情報は、障害が発生
した(トレースをストップした)直前の数10命令から
数100命令前までの各命令毎の詳細な情報と、さらに
以前の命令の軌跡を一定の範囲で把握することができる
特定の命令毎の情報の2つである場合が多い。
の確認、障害発生時の動作状況の把握などを行うために
有効であることが知られている。ところが、従来の命令
トレース情報収集方式では、トレース記憶回路に格納す
る契機が固定であるため、必要な情報を得るには不十分
であった。すなわち、従来方式によれば、トレースされ
た情報は、全てが各命令を実行する毎の情報であるか、
または、全てが一つまたは複数の特定命令を実行する毎
の情報である。これに対し、必要な情報は、障害が発生
した(トレースをストップした)直前の数10命令から
数100命令前までの各命令毎の詳細な情報と、さらに
以前の命令の軌跡を一定の範囲で把握することができる
特定の命令毎の情報の2つである場合が多い。
【0008】各命令を実行する毎に命令トレース情報を
収集すれば、障害発生直前の詳細な情報を得ることがで
きるが、障害発生を究明する上で必要な命令の軌跡を知
るにはあまりに不十分である。また、特定の命令を実行
するときのみ命令トレース情報を収集すれば、一定の範
囲で命令の軌跡を知ることができるが、障害発生の命令
を割り出す上で必要な障害発生直前の詳細な情報を得る
ことができない。そこで従来の命令トレース情報収集方
式では、トレースの契機を変え、再現テストを行って複
数回情報を取る必要があった。また、フィールド障害で
は再現できない場合が多いため、有効な情報を得るため
には、各命令実行毎のトレースを実施しても一定の命令
の軌跡を知ることのできるように、トレース記憶回路の
容量を十分に確保しなければならないという問題があっ
た。
収集すれば、障害発生直前の詳細な情報を得ることがで
きるが、障害発生を究明する上で必要な命令の軌跡を知
るにはあまりに不十分である。また、特定の命令を実行
するときのみ命令トレース情報を収集すれば、一定の範
囲で命令の軌跡を知ることができるが、障害発生の命令
を割り出す上で必要な障害発生直前の詳細な情報を得る
ことができない。そこで従来の命令トレース情報収集方
式では、トレースの契機を変え、再現テストを行って複
数回情報を取る必要があった。また、フィールド障害で
は再現できない場合が多いため、有効な情報を得るため
には、各命令実行毎のトレースを実施しても一定の命令
の軌跡を知ることのできるように、トレース記憶回路の
容量を十分に確保しなければならないという問題があっ
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように従来
のマイクロプロセッサの命令トレース情報収集方式で
は、同時に一つの契機でしかトレース情報を収集でき
ず、必要なデータを収集するためにはトレース契機を変
えて再現テストを行わなければならなかった。しかも、
フィールド障害では再現できない場合が多いため、有効
な情報を得るためには、各命令実行毎のトレースを実施
しても一定の命令の軌跡を知ることができるように、ト
レース記憶回路の容量を十分に確保しなければならない
という問題があった。
のマイクロプロセッサの命令トレース情報収集方式で
は、同時に一つの契機でしかトレース情報を収集でき
ず、必要なデータを収集するためにはトレース契機を変
えて再現テストを行わなければならなかった。しかも、
フィールド障害では再現できない場合が多いため、有効
な情報を得るためには、各命令実行毎のトレースを実施
しても一定の命令の軌跡を知ることができるように、ト
レース記憶回路の容量を十分に確保しなければならない
という問題があった。
【0010】本発明の課題は、上記背景に鑑み、トレー
ス記憶回路を効率よく使用して、トレース停止直前の各
命令毎の詳細な情報、及びそれ以前の特定の命令毎の情
報を同時に収集可能なマイクロプロセッサの命令トレー
ス情報収集方式を提供することにある。
ス記憶回路を効率よく使用して、トレース停止直前の各
命令毎の詳細な情報、及びそれ以前の特定の命令毎の情
報を同時に収集可能なマイクロプロセッサの命令トレー
ス情報収集方式を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のマイクロプロセッサの命令トレース情報収集方式
は、マイクロプロセッサに内蔵され、各種実行命令を示
す複数のマイクロプログラムが格納された制御記憶回路
から順次読出し出力される実行命令をトレースし、順次
その命令トレース情報を収集するものであって、前記制
御記憶回路に対するアドレス及び当該制御記憶回路から
読出し出力される実行命令の種類を含む最新の実行命令
の情報をトレースして命令トレース情報して格納する第
1のトレース記憶手段と、この第1のトレース記憶手段
から読み出される最も古い命令トレース情報のうち、特
定の命令トレース情報のみを格納する第2のトレース記
憶手段と、前記制御記憶回路から読み出される実行命令
に応じて前記第1、第2のトレース記憶手段の書込み/
読出し制御、トレース契機の設定制御、命令トレース付
加情報の選択制御を行うトレーサ制御手段とを具備する
ようにしたことを特徴とする。
明のマイクロプロセッサの命令トレース情報収集方式
は、マイクロプロセッサに内蔵され、各種実行命令を示
す複数のマイクロプログラムが格納された制御記憶回路
から順次読出し出力される実行命令をトレースし、順次
その命令トレース情報を収集するものであって、前記制
御記憶回路に対するアドレス及び当該制御記憶回路から
読出し出力される実行命令の種類を含む最新の実行命令
の情報をトレースして命令トレース情報して格納する第
1のトレース記憶手段と、この第1のトレース記憶手段
から読み出される最も古い命令トレース情報のうち、特
定の命令トレース情報のみを格納する第2のトレース記
憶手段と、前記制御記憶回路から読み出される実行命令
に応じて前記第1、第2のトレース記憶手段の書込み/
読出し制御、トレース契機の設定制御、命令トレース付
加情報の選択制御を行うトレーサ制御手段とを具備する
ようにしたことを特徴とする。
【0012】前記第1のトレース記憶手段は、前記トレ
ーサ制御手段の制御に応じて、前記実行命令中の付加情
報を選択する付加情報選択部と、この手段で選択された
付加情報、前記制御記憶回路に対するアドレス、前記実
行命令の種類を命令トレース情報として格納するトレー
ス記憶部と、前記トレーサ制御手段の制御に応じて、前
記トレース記憶部に最新の命令トレース情報を書込み、
最も古い命令トレース情報を読出して前記第2のトレー
ス記憶手段へ送出させる書込み/読出し制御部とを備え
ることで実現する。
ーサ制御手段の制御に応じて、前記実行命令中の付加情
報を選択する付加情報選択部と、この手段で選択された
付加情報、前記制御記憶回路に対するアドレス、前記実
行命令の種類を命令トレース情報として格納するトレー
ス記憶部と、前記トレーサ制御手段の制御に応じて、前
記トレース記憶部に最新の命令トレース情報を書込み、
最も古い命令トレース情報を読出して前記第2のトレー
ス記憶手段へ送出させる書込み/読出し制御部とを備え
ることで実現する。
【0013】また、前記第2のトレース記憶手段は、前
記第1のトレース記憶手段から読み出される最も古い命
令トレース情報のうち、特定の命令トレース情報のみを
選択する情報選択部と、この情報選択部で選択される命
令トレース情報を格納するトレース記憶部と、前記トレ
ーサ制御手段の制御に応じて、前記トレース記憶部の書
込み/読出し制御を行う書込み/読出し制御部とを備え
ることで実現する。
記第1のトレース記憶手段から読み出される最も古い命
令トレース情報のうち、特定の命令トレース情報のみを
選択する情報選択部と、この情報選択部で選択される命
令トレース情報を格納するトレース記憶部と、前記トレ
ーサ制御手段の制御に応じて、前記トレース記憶部の書
込み/読出し制御を行う書込み/読出し制御部とを備え
ることで実現する。
【0014】
【作用】本発明のマイクロプロセッサの命令トレース情
報収集方式では、各種命令情報のマイクロプログラムを
格納する制御記憶回路に対するアドレス及び実行命令の
種類を含む最新の実行命令のトレース情報を第1のトレ
ース記憶手段に格納し、第1のトレース記憶手段から最
も古いトレース情報を読み出して、特定の命令のトレー
ス情報のみを第2のトレース記憶手段に格納するように
している。このため、第1のトレース記憶手段から、ト
レース停止直前からの各命令毎の情報を収集でき、障害
発生の命令を割り出す上で必要な障害発生直前の詳細な
情報を得ることができる。同時に、第2のトレース記憶
手段から、その情報以前に実行された命令の中で、特定
の命令を実行したときの情報を収集でき、一定の範囲で
命令がどのように実行されていったのかを知ることがで
きる。特に、第2のトレース記憶手段のトレース情報
は、第1のトレース記憶手段のトレース情報以前の情報
であり、無駄な情報の重なりはなく、また、トレース情
報には、古い命令の不要な各命令毎のトレース情報を含
まない。すなわち、本発明の命令トレース情報収集方式
では、動作の正当性の確認、障害発生時の動作状況の把
握を行うために必要な2つの情報を同時に収集すること
ができ、かつ、トレース記憶手段に用いられるメモリを
効率よく使用して、トレース記憶容量を小さくすること
ができるようにしている。
報収集方式では、各種命令情報のマイクロプログラムを
格納する制御記憶回路に対するアドレス及び実行命令の
種類を含む最新の実行命令のトレース情報を第1のトレ
ース記憶手段に格納し、第1のトレース記憶手段から最
も古いトレース情報を読み出して、特定の命令のトレー
ス情報のみを第2のトレース記憶手段に格納するように
している。このため、第1のトレース記憶手段から、ト
レース停止直前からの各命令毎の情報を収集でき、障害
発生の命令を割り出す上で必要な障害発生直前の詳細な
情報を得ることができる。同時に、第2のトレース記憶
手段から、その情報以前に実行された命令の中で、特定
の命令を実行したときの情報を収集でき、一定の範囲で
命令がどのように実行されていったのかを知ることがで
きる。特に、第2のトレース記憶手段のトレース情報
は、第1のトレース記憶手段のトレース情報以前の情報
であり、無駄な情報の重なりはなく、また、トレース情
報には、古い命令の不要な各命令毎のトレース情報を含
まない。すなわち、本発明の命令トレース情報収集方式
では、動作の正当性の確認、障害発生時の動作状況の把
握を行うために必要な2つの情報を同時に収集すること
ができ、かつ、トレース記憶手段に用いられるメモリを
効率よく使用して、トレース記憶容量を小さくすること
ができるようにしている。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。尚、説明が重複しないように、図1におい
て、図2と同一部分には同一符号を付して示し、その説
明を省略する。
に説明する。尚、説明が重複しないように、図1におい
て、図2と同一部分には同一符号を付して示し、その説
明を省略する。
【0016】図1は、本発明の実施例に係るマイクロプ
ロセッサの内部構成を示すブロック図である。このマイ
クロプロセッサは、従来と同様に、必須の構成要素とし
て、マイクロプログラムを格納する制御記憶回路20、
命令レジスタ21、命令デコーダ22、命令カウンタ2
3、アドレスセレクタ24及び演算回路25を備える。
ロセッサの内部構成を示すブロック図である。このマイ
クロプロセッサは、従来と同様に、必須の構成要素とし
て、マイクロプログラムを格納する制御記憶回路20、
命令レジスタ21、命令デコーダ22、命令カウンタ2
3、アドレスセレクタ24及び演算回路25を備える。
【0017】トレーサ制御回路30は、前述したように
命令デコーダ22からの命令トレース情報に応じて、セ
レクタ33に対して命令トレース情報の選択制御を行
う。また、第1のトレース記憶回路34に対し、書込み
制御回路31及びアドレスカウンタ32を通じて書込み
/読出し制御、トレース契機の設定制御を行い、第2の
トレース記憶回路37に対し、書込み制御回路35及び
アドレスカウンタ36を通じて書込み/読出し制御、ト
レース契機の設定制御を行う。具体的に説明すると、セ
レクタ33は、命令の割り出し要因や命令の実行時刻な
どの命令トレースの付加情報を選択して、第1のトレー
ス記憶回路34に送出する。
命令デコーダ22からの命令トレース情報に応じて、セ
レクタ33に対して命令トレース情報の選択制御を行
う。また、第1のトレース記憶回路34に対し、書込み
制御回路31及びアドレスカウンタ32を通じて書込み
/読出し制御、トレース契機の設定制御を行い、第2の
トレース記憶回路37に対し、書込み制御回路35及び
アドレスカウンタ36を通じて書込み/読出し制御、ト
レース契機の設定制御を行う。具体的に説明すると、セ
レクタ33は、命令の割り出し要因や命令の実行時刻な
どの命令トレースの付加情報を選択して、第1のトレー
ス記憶回路34に送出する。
【0018】書込み/読出し制御回路31は、トレース
情報の各命令毎にまたは特定の命令の場合のみ、書込み
イネーブル信号線13を通じて書込みイネーブル信号を
第1のトレース記憶回路34に与える。このとき、アド
レスカウンタ32は書込みイネーブル信号を受けて、書
込みアドレスを発生し、書込みアドレス信号線14を通
じて第1のトレース記憶回路34に送出する。これによ
って第1のトレース記憶回路34は、制御記憶回路20
のアドレス、命令デコーダ22で解読された命令の種
類、セレクタ33で選択された情報を含む最新の命令ト
レース情報を格納する。
情報の各命令毎にまたは特定の命令の場合のみ、書込み
イネーブル信号線13を通じて書込みイネーブル信号を
第1のトレース記憶回路34に与える。このとき、アド
レスカウンタ32は書込みイネーブル信号を受けて、書
込みアドレスを発生し、書込みアドレス信号線14を通
じて第1のトレース記憶回路34に送出する。これによ
って第1のトレース記憶回路34は、制御記憶回路20
のアドレス、命令デコーダ22で解読された命令の種
類、セレクタ33で選択された情報を含む最新の命令ト
レース情報を格納する。
【0019】また、アドレスカウンタ32は、書込みア
ドレスに1を加えた読出しアドレスを生成し、読出しア
ドレス線15を通じて第1のトレース記憶回路34に送
出する。これによって、第1のトレース記憶回路34か
ら最も古いトレース情報が読み出される。第1のトレー
ス記憶回路34から読み出されたトレース情報はセレク
タ38により選択的にレジスタ39に取り込まれる。
ドレスに1を加えた読出しアドレスを生成し、読出しア
ドレス線15を通じて第1のトレース記憶回路34に送
出する。これによって、第1のトレース記憶回路34か
ら最も古いトレース情報が読み出される。第1のトレー
ス記憶回路34から読み出されたトレース情報はセレク
タ38により選択的にレジスタ39に取り込まれる。
【0020】一方、書込み/読出し制御回路35は、ト
レース情報の各命令毎にまたは特定の命令の場合のみ、
書込みイネーブル信号線16を通じて書込みイネーブル
信号を第2のトレース記憶回路37に送出する。このと
き、アドレスカウンタ36は書込みイネーブル信号を受
けて書込みアドレスを発生し、アドレス信号線17を通
じて第2のトレース記憶回路37に送出する。これによ
り、第2のトレース記憶回路37は、レジスタ39に保
持されているトレース情報を格納する。
レース情報の各命令毎にまたは特定の命令の場合のみ、
書込みイネーブル信号線16を通じて書込みイネーブル
信号を第2のトレース記憶回路37に送出する。このと
き、アドレスカウンタ36は書込みイネーブル信号を受
けて書込みアドレスを発生し、アドレス信号線17を通
じて第2のトレース記憶回路37に送出する。これによ
り、第2のトレース記憶回路37は、レジスタ39に保
持されているトレース情報を格納する。
【0021】また、書込み/読出し制御回路35は、ト
レーサ制御回路30から読出し指令を受けると、アドレ
スカウンタ36に読出しアドレスを発生させ、アドレス
信号線17を通じて第2のトレース記憶回路37に送出
させる。これにより、第2のトレース記憶回路37から
格納されているトレース情報が順次読み出され、セレク
タ38、レジスタ39を介して、トレースデータ信号線
12を通じて外部出力される。
レーサ制御回路30から読出し指令を受けると、アドレ
スカウンタ36に読出しアドレスを発生させ、アドレス
信号線17を通じて第2のトレース記憶回路37に送出
させる。これにより、第2のトレース記憶回路37から
格納されているトレース情報が順次読み出され、セレク
タ38、レジスタ39を介して、トレースデータ信号線
12を通じて外部出力される。
【0022】次に本発明の命令トレース収集方式の動作
を説明する。マイクロプログラムの初期設定において、
書込み/読出し制御回路31には各命令毎にトレースす
るモードが設定される。また書込み/読出し制御回路3
5には特定の命令aの場合のみトレースするモードが設
定され、トレースが開始される。各命令は順次、制御記
憶回路20から取り出され実行される。同時に、制御記
憶回路20のアドレス、命令デコーダ22で解読された
命令の種類、及びセレクタ33で選択された命令トレー
スの付加情報が第1のトレース記憶回路34に書き込ま
れ、アドレスカウンタ32の書込みアドレスがインクリ
メントされる。
を説明する。マイクロプログラムの初期設定において、
書込み/読出し制御回路31には各命令毎にトレースす
るモードが設定される。また書込み/読出し制御回路3
5には特定の命令aの場合のみトレースするモードが設
定され、トレースが開始される。各命令は順次、制御記
憶回路20から取り出され実行される。同時に、制御記
憶回路20のアドレス、命令デコーダ22で解読された
命令の種類、及びセレクタ33で選択された命令トレー
スの付加情報が第1のトレース記憶回路34に書き込ま
れ、アドレスカウンタ32の書込みアドレスがインクリ
メントされる。
【0023】第1のトレース記憶回路34の読出しアド
レスは書込みアドレスプラス1であり、トレース記憶回
路34に格納された最も古いトレース情報を示してい
る。この情報はレジスタ39に読み出される。特定の命
令aとレジスタ39に保持するトレース情報の中にある
命令の種類が一致した場合のみ、書込み/読出し制御回
路35は、レジスタ39に保持されているトレース情報
を第2のトレース記憶回路37に格納する。この書込み
の契機は、書込み/読出し制御回路31が第1のトレー
ス記憶回路34に書き込む契機と同じである。
レスは書込みアドレスプラス1であり、トレース記憶回
路34に格納された最も古いトレース情報を示してい
る。この情報はレジスタ39に読み出される。特定の命
令aとレジスタ39に保持するトレース情報の中にある
命令の種類が一致した場合のみ、書込み/読出し制御回
路35は、レジスタ39に保持されているトレース情報
を第2のトレース記憶回路37に格納する。この書込み
の契機は、書込み/読出し制御回路31が第1のトレー
ス記憶回路34に書き込む契機と同じである。
【0024】よって、第1のトレース記憶回路34に
は、各命令毎の最新の命令トレース情報が記憶され、第
2のトレース記憶回路37には、それ以前の特定の命令
a毎のトレース情報が記憶される。したがって、上記構
成によるマイクロプロセッサ命令トレース情報収集方式
によれば、第1のトレース記憶回路34から、トレース
停止直前からの各命令毎の情報を収集でき、障害発生の
命令を割り出す上で必要な障害発生直前の詳細な情報を
得ることができる。
は、各命令毎の最新の命令トレース情報が記憶され、第
2のトレース記憶回路37には、それ以前の特定の命令
a毎のトレース情報が記憶される。したがって、上記構
成によるマイクロプロセッサ命令トレース情報収集方式
によれば、第1のトレース記憶回路34から、トレース
停止直前からの各命令毎の情報を収集でき、障害発生の
命令を割り出す上で必要な障害発生直前の詳細な情報を
得ることができる。
【0025】同時に、第2のトレース記憶回路37か
ら、その情報以前に実行された命令の中で、特定の命令
を実行したときの情報を収集でき、一定の範囲で命令が
どのように実行されていったのかを知ることができる。
この場合、第2のトレース記憶回路37のトレース情報
は、第1のトレース記憶回路34に格納されていたトレ
ース情報以前の情報であり、無駄な情報の重なりはな
く、また、トレース情報には、古い命令の不要な各命令
毎のトレース情報を含まない。
ら、その情報以前に実行された命令の中で、特定の命令
を実行したときの情報を収集でき、一定の範囲で命令が
どのように実行されていったのかを知ることができる。
この場合、第2のトレース記憶回路37のトレース情報
は、第1のトレース記憶回路34に格納されていたトレ
ース情報以前の情報であり、無駄な情報の重なりはな
く、また、トレース情報には、古い命令の不要な各命令
毎のトレース情報を含まない。
【0026】したがって、本発明の情報トレース収集方
式は、動作の正当性の確認、障害発生時の動作状況の把
握を行うために必要な2つの情報を同時に収集すること
ができ、かつ、トレース記憶回路34、37を効率よく
使用してトレース記憶容量を小さくすることができる。
式は、動作の正当性の確認、障害発生時の動作状況の把
握を行うために必要な2つの情報を同時に収集すること
ができ、かつ、トレース記憶回路34、37を効率よく
使用してトレース記憶容量を小さくすることができる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のマイクロプロセッサ命令トレース情報収集方式によれ
ば、トレース記憶回路を効率よく使用して、トレース停
止直前の各命令毎の詳細な情報、及びそれ以前の特定の
命令毎の情報を同時に収集可能となるという効果があ
る。
のマイクロプロセッサ命令トレース情報収集方式によれ
ば、トレース記憶回路を効率よく使用して、トレース停
止直前の各命令毎の詳細な情報、及びそれ以前の特定の
命令毎の情報を同時に収集可能となるという効果があ
る。
【図1】本発明の一実施例に係る命令トレース情報収集
方式によるマイクロプロセッサの構成を示すブロック回
路図。
方式によるマイクロプロセッサの構成を示すブロック回
路図。
【図2】従来例の命令トレース情報収集方式によるマイ
クロプロセッサの構成を示すブロック回路図。
クロプロセッサの構成を示すブロック回路図。
11 命令信号線 12 トレースデータ信号線 13 書込みイネーブル信号線 14 書込みアドレス信号線 15 読み出しアドレス信号線 16 書込みイネーブル信号線 17 アドレス信号線 20 制御記憶回路 21 命令レジスタ 22 命令デコーダ 23 命令カウンタ 24 アドレスセレクタ 25 演算回路 30 トレーサ制御回路 31 書込み/読出し制御回路 32 アドレスカウンタ 33 セレクタ 34 第1のトレース記憶回路 35 書込み/読出し制御回路 36 アドレスカウンタ 37 第2のトレース記憶回路 38 セレクタ 39 レジスタ
Claims (3)
- 【請求項1】 マイクロプロセッサに内蔵され、各種実
行命令を示す複数のマイクロプログラムが格納された制
御記憶回路から順次読出し出力される実行命令をトレー
スし、順次その命令トレース情報を収集するマイクロプ
ロセッサの命令トレース情報収集方式において、 前記制御記憶回路に対するアドレス及び当該制御記憶回
路から読出し出力される実行命令の種類を含む最新の実
行命令の情報をトレースして命令トレース情報して格納
する第1のトレース記憶手段と、 この第1のトレース記憶手段から読み出される最も古い
命令トレース情報のうち、特定の命令トレース情報のみ
を格納する第2のトレース記憶手段と、 前記制御記憶回路から読み出される実行命令に応じて前
記第1、第2のトレース記憶手段の書込み/読出し制
御、トレース契機の設定制御、命令トレース付加情報の
選択制御を行うトレーサ制御手段とを具備することを特
徴とするマイクロプロセッサの命令トレース情報収集方
式。 - 【請求項2】 前記第1のトレース記憶手段は、前記ト
レーサ制御手段の制御に応じて、前記実行命令中の付加
情報を選択する付加情報選択部と、 この手段で選択された付加情報、前記制御記憶回路に対
するアドレス、前記実行命令の種類を命令トレース情報
として格納するトレース記憶部と、 前記トレーサ制御手段の制御に応じて、前記トレース記
憶部に最新の命令トレース情報を書込み、最も古い命令
トレース情報を読出して前記第2のトレース記憶手段へ
送出させる書込み/読出し制御部とを備えることを特徴
とする請求項1記載のマイクロプロセッサの命令トレー
ス情報収集方式。 - 【請求項3】 前記第2のトレース記憶手段は、前記第
1のトレース記憶手段から読み出される最も古い命令ト
レース情報のうち、特定の命令トレース情報のみを選択
する情報選択部と、 この情報選択部で選択される命令トレース情報を格納す
るトレース記憶部と、 前記トレーサ制御手段の制御に応じて、前記トレース記
憶部の書込み/読出し制御を行う書込み/読出し制御部
とを備えることを特徴とする請求項1記載のマイクロプ
ロセッサの命令トレース情報収集方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7165729A JPH0916433A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | マイクロプロセッサの命令トレース情報収集方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7165729A JPH0916433A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | マイクロプロセッサの命令トレース情報収集方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0916433A true JPH0916433A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=15817970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7165729A Pending JPH0916433A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | マイクロプロセッサの命令トレース情報収集方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0916433A (ja) |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP7165729A patent/JPH0916433A/ja active Pending
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