JPH09164904A - エアバッグ制御装置 - Google Patents
エアバッグ制御装置Info
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- JPH09164904A JPH09164904A JP7328549A JP32854995A JPH09164904A JP H09164904 A JPH09164904 A JP H09164904A JP 7328549 A JP7328549 A JP 7328549A JP 32854995 A JP32854995 A JP 32854995A JP H09164904 A JPH09164904 A JP H09164904A
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Landscapes
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ノイズと点火信号との区別を正確に判別でき
た点火信号を出力できること。 【解決手段】 衝突等によってロッカパネルDRが内側
に彎曲し、ロッカパネルDRとインダクタンスLとの距
離が急激に変化すると、発振回路20は発振状態を脱
し、出力電圧Vが低下する。発振回路20の電圧Vの低
下は差動増幅微分回路50の出力を“L”から“H”に
反転させ、この変化は積分比較回路60の出力を“H”
から“L”とし、点火制御回路90のトランジスタT71
をオンとし、インフレータのスクイブDSを点火し、エ
アバッグを膨脹させる。しかも、スクイブDSを発火さ
せる出力パルスは、差動増幅微分回路50及び積分比較
回路60からなる出力回路で0.1乃至5msの出力パ
ルスを発生させているから、信頼性の高い動作ができ
る。
た点火信号を出力できること。 【解決手段】 衝突等によってロッカパネルDRが内側
に彎曲し、ロッカパネルDRとインダクタンスLとの距
離が急激に変化すると、発振回路20は発振状態を脱
し、出力電圧Vが低下する。発振回路20の電圧Vの低
下は差動増幅微分回路50の出力を“L”から“H”に
反転させ、この変化は積分比較回路60の出力を“H”
から“L”とし、点火制御回路90のトランジスタT71
をオンとし、インフレータのスクイブDSを点火し、エ
アバッグを膨脹させる。しかも、スクイブDSを発火さ
せる出力パルスは、差動増幅微分回路50及び積分比較
回路60からなる出力回路で0.1乃至5msの出力パ
ルスを発生させているから、信頼性の高い動作ができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗員の受動安全性
を確保する乗員保護装置としてのエアバッグ制御に関す
るものであり、特に、側突または前面衝突を検出できる
エアバッグ制御装置に関するものである。
を確保する乗員保護装置としてのエアバッグ制御に関す
るものであり、特に、側突または前面衝突を検出できる
エアバッグ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車産業においては、乗員の受
動安全性確保の目的でエアバッグ制御装置が広く使用さ
れており、正面衝突(正突)用のエアバッグ制御装置に
加え、最近は、車体の左右側面の衝突(側突)から乗員
を保護する側突用エアバッグ制御装置も採用されてきて
いる。かかる側突用エアバッグ制御装置は、側面衝突を
検出する衝突センサとして、例えば、ドア内のサイドド
アビーム上にタッチスイッチ等のセンサを配設してい
る。
動安全性確保の目的でエアバッグ制御装置が広く使用さ
れており、正面衝突(正突)用のエアバッグ制御装置に
加え、最近は、車体の左右側面の衝突(側突)から乗員
を保護する側突用エアバッグ制御装置も採用されてきて
いる。かかる側突用エアバッグ制御装置は、側面衝突を
検出する衝突センサとして、例えば、ドア内のサイドド
アビーム上にタッチスイッチ等のセンサを配設してい
る。
【0003】そして、かかる従来の側突用エアバッグ制
御装置として、実開平5−563号公報掲載の技術を挙
げることができる。
御装置として、実開平5−563号公報掲載の技術を挙
げることができる。
【0004】実開平5−563号公報に掲載の技術は、
側突検出用のセンサを自動車の左右のドアパネルに対し
て所定距離離間した位置に配置し、衝突時に変形したボ
デーパネルによりそのセンサを押圧して導通作動させる
ようにしている。即ち、この技術は、センサを固定接点
及び移動接点より構成し、移動接点をドアパネルに固定
して、ドアの変形時に固定接点に接近して接触導通させ
るものである。
側突検出用のセンサを自動車の左右のドアパネルに対し
て所定距離離間した位置に配置し、衝突時に変形したボ
デーパネルによりそのセンサを押圧して導通作動させる
ようにしている。即ち、この技術は、センサを固定接点
及び移動接点より構成し、移動接点をドアパネルに固定
して、ドアの変形時に固定接点に接近して接触導通させ
るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のエアバ
ッグ制御装置は、スイッチ式のセンサを使用していたか
ら、検出が局部的になり、はねられた小石の衝突、ドア
けり、車庫入れの際のドアこすり等で動作する可能性が
ある。また、エアバッグ制御装置が動作する必要がない
低速走行においても、エアバッグ制御装置が動作する可
能性があった。この種の問題点に対応するには、高価な
センサを左右のドアパネルにそれぞれ複数個配置する必
要があり、その数が増加するため、コスト上昇を招き、
また、回路構成が複雑化する可能性がある。
ッグ制御装置は、スイッチ式のセンサを使用していたか
ら、検出が局部的になり、はねられた小石の衝突、ドア
けり、車庫入れの際のドアこすり等で動作する可能性が
ある。また、エアバッグ制御装置が動作する必要がない
低速走行においても、エアバッグ制御装置が動作する可
能性があった。この種の問題点に対応するには、高価な
センサを左右のドアパネルにそれぞれ複数個配置する必
要があり、その数が増加するため、コスト上昇を招き、
また、回路構成が複雑化する可能性がある。
【0006】また、側面衝突の場合は、正面衝突と比較
して、車体のクラッシュゾーンが小さいから、衝突検出
時間をできるだけ短くする必要がある。
して、車体のクラッシュゾーンが小さいから、衝突検出
時間をできるだけ短くする必要がある。
【0007】そこで、本出願人は、先に側突検出ができ
るエアバッグ装置として、車内に配設されたエアバッグ
と、前記エアバッグを膨張展開するインフレータと、車
体の衝突初期に変位する部分と変位し難い部分との相対
変化を検出する共振回路の共振条件が変化するインダク
タンスと、前記共振回路からの出力を判断して前記イン
フレータの点火指令信号を出力する点火回路とを具備す
る構成のものを発明した。
るエアバッグ装置として、車内に配設されたエアバッグ
と、前記エアバッグを膨張展開するインフレータと、車
体の衝突初期に変位する部分と変位し難い部分との相対
変化を検出する共振回路の共振条件が変化するインダク
タンスと、前記共振回路からの出力を判断して前記イン
フレータの点火指令信号を出力する点火回路とを具備す
る構成のものを発明した。
【0008】しかし、エアバッグ装置として共振回路か
らの出力を判断してインフレータの点火指令信号を出力
する点火回路を有していても、それを具現化するには、
ノイズと点火信号との区別を正確に判別する必要があ
る。また、インフレータの点火信号としては、点火する
までの時間を考慮するとき、できるだけ長い出力信号の
到来が望ましい。
らの出力を判断してインフレータの点火指令信号を出力
する点火回路を有していても、それを具現化するには、
ノイズと点火信号との区別を正確に判別する必要があ
る。また、インフレータの点火信号としては、点火する
までの時間を考慮するとき、できるだけ長い出力信号の
到来が望ましい。
【0009】そこで、本発明は、ノイズと点火信号との
区別を正確に判別できた点火信号を出力できるエアバッ
グ制御装置の提供を課題とするものである。
区別を正確に判別できた点火信号を出力できるエアバッ
グ制御装置の提供を課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかるエアバ
ッグ制御装置は、車体の衝突初期に変位する部分と変位
し難い部分との相対変化を検出するインダクタンスによ
って共振条件が変化する発振回路と、前記発振回路の発
振状態を検出すべく検波及び平滑化する検波回路と、前
記検波回路の出力の微分値の大きさが所定以上のとき出
力してスクイブを発火させる0.1乃至5msの出力パ
ルスとする出力回路とを具備し、スクイブを発火させる
出力回路の出力を0.1乃至5msの出力パルスとして
おり、ノイズとの判別が容易となり、かつ、インフレー
タの点火信号として信頼性の高い信号となる。
ッグ制御装置は、車体の衝突初期に変位する部分と変位
し難い部分との相対変化を検出するインダクタンスによ
って共振条件が変化する発振回路と、前記発振回路の発
振状態を検出すべく検波及び平滑化する検波回路と、前
記検波回路の出力の微分値の大きさが所定以上のとき出
力してスクイブを発火させる0.1乃至5msの出力パ
ルスとする出力回路とを具備し、スクイブを発火させる
出力回路の出力を0.1乃至5msの出力パルスとして
おり、ノイズとの判別が容易となり、かつ、インフレー
タの点火信号として信頼性の高い信号となる。
【0011】請求項2にかかるエアバッグ制御装置は、
車体の衝突初期に変位する部分と変位し難い部分との相
対変化を検出するインダクタンスによって共振条件が変
化する発振回路と、前記発振回路の発振状態を検出すべ
く検波及び平滑化する検波回路と、前記検波回路の出力
を演算し、その微分値の大きさが所定以上のとき出力し
てスクイブを発火させる0.1乃至5msの出力パルス
とする出力回路と、前記出力回路の出力を前記発振回路
が安定した発振状態であるか監視する自己診断回路と、
前記出力回路の出力を前記発振回路が安定した発振状態
になる時限まで、その出力を拘束する時限回路とを具備
し、スクイブを発火させる出力回路の出力を0.1乃至
5msの出力パルスとしており、ノイズとの判別が容易
となり、かつ、インフレータの点火信号として信頼性の
高い信号となる。また、前記出力回路の出力を前記発振
回路が安定した発振状態になる時限まで、その出力を拘
束する時限回路によって、電源投入の立上がり初期の前
記出力回路の出力を拘束し、かつ、前記発振回路の発振
が安定状態であるか監視する前記自己診断回路の出力を
拘束するものである。
車体の衝突初期に変位する部分と変位し難い部分との相
対変化を検出するインダクタンスによって共振条件が変
化する発振回路と、前記発振回路の発振状態を検出すべ
く検波及び平滑化する検波回路と、前記検波回路の出力
を演算し、その微分値の大きさが所定以上のとき出力し
てスクイブを発火させる0.1乃至5msの出力パルス
とする出力回路と、前記出力回路の出力を前記発振回路
が安定した発振状態であるか監視する自己診断回路と、
前記出力回路の出力を前記発振回路が安定した発振状態
になる時限まで、その出力を拘束する時限回路とを具備
し、スクイブを発火させる出力回路の出力を0.1乃至
5msの出力パルスとしており、ノイズとの判別が容易
となり、かつ、インフレータの点火信号として信頼性の
高い信号となる。また、前記出力回路の出力を前記発振
回路が安定した発振状態になる時限まで、その出力を拘
束する時限回路によって、電源投入の立上がり初期の前
記出力回路の出力を拘束し、かつ、前記発振回路の発振
が安定状態であるか監視する前記自己診断回路の出力を
拘束するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
する。
【0013】図1は本発明の一実施形態のエアバッグ制
御装置の車体への取付位置を示す説明図である。図2は
本発明の一実施形態のエアバッグ制御装置の渦電流式変
位センサの側突時の出力信号を示す特性図であり、右側
突時の出力信号を示すものである。図3は本発明の一実
施形態のエアバッグ制御装置のシート(運転席)への取
付状態を示す斜視図である。
御装置の車体への取付位置を示す説明図である。図2は
本発明の一実施形態のエアバッグ制御装置の渦電流式変
位センサの側突時の出力信号を示す特性図であり、右側
突時の出力信号を示すものである。図3は本発明の一実
施形態のエアバッグ制御装置のシート(運転席)への取
付状態を示す斜視図である。
【0014】本実施形態のエアバッグ制御装置は、自動
車の車内の左右両側、例えば、車体1の運転席3及び助
手席5のドア側に、それぞれ、エアバッグを収納したサ
イドエアバッグ収納部15(運転席3に配設した例の図
3参照)を配設し、それらサイドエアバッグ収納部15
に内蔵した左右のインフレータ(図示略)により、内蔵
するサイドエアバッグをそれぞれ膨張展開するようにな
っている。特に、サイドエアバッグ収納部15は、その
ケーシングが運転席3のシートフレーム7に直接ビス6
で取付けられている。サイドエアバッグ制御装置10の
出力は、電源E及び必要に応じて設定したマイクロコン
ピュータ等を収納した主制御装置17に入力され、サイ
ドエアバッグ収納部15に運転席3側のインフレータの
スクイブ(D席スクイブ)DSの信号を制御する。
車の車内の左右両側、例えば、車体1の運転席3及び助
手席5のドア側に、それぞれ、エアバッグを収納したサ
イドエアバッグ収納部15(運転席3に配設した例の図
3参照)を配設し、それらサイドエアバッグ収納部15
に内蔵した左右のインフレータ(図示略)により、内蔵
するサイドエアバッグをそれぞれ膨張展開するようにな
っている。特に、サイドエアバッグ収納部15は、その
ケーシングが運転席3のシートフレーム7に直接ビス6
で取付けられている。サイドエアバッグ制御装置10の
出力は、電源E及び必要に応じて設定したマイクロコン
ピュータ等を収納した主制御装置17に入力され、サイ
ドエアバッグ収納部15に運転席3側のインフレータの
スクイブ(D席スクイブ)DSの信号を制御する。
【0015】また、本実施形態のエアバッグ制御装置
は、衝突時の衝撃を検出するセンサとして、図4に示す
ものを使用している。即ち、センサとしては、ドア16
内に内蔵されて、インダクタンスLに対向する鉄板から
なるロッカパネルDRによって発生する渦電流損失の変
化を、距離の変化として検出する図4のサイドエアバッ
グ制御装置10の発振回路20で示す渦電流式変位セン
サ2,4を用いている。渦電流式変位センサ2,4は、
運転席3と助手席5のドア内に配設されている。
は、衝突時の衝撃を検出するセンサとして、図4に示す
ものを使用している。即ち、センサとしては、ドア16
内に内蔵されて、インダクタンスLに対向する鉄板から
なるロッカパネルDRによって発生する渦電流損失の変
化を、距離の変化として検出する図4のサイドエアバッ
グ制御装置10の発振回路20で示す渦電流式変位セン
サ2,4を用いている。渦電流式変位センサ2,4は、
運転席3と助手席5のドア内に配設されている。
【0016】そして、本実施の形態は、図1に示すよう
に、渦電流式変位センサ2,4を車体1の左右に配設し
ている。これにより、各渦電流式変位センサ2,4は車
体の左右方向の変位が検出自在である。例えば、渦電流
式変位センサ2は、右側突時に左方向への変位が発生し
たとき、図2に示すように、正極性の電圧を発生する。
また、左側突時に右方向への変位が発生したとき、渦電
流式変位センサ4は、図2と同様の出力を、前記正極性
の電圧と同等の出力の負極性の電圧を発生する。なお、
渦電流式変位センサ2,4の発生する出力信号の極性は
図2に示すものと逆極性とすることもできる。
に、渦電流式変位センサ2,4を車体1の左右に配設し
ている。これにより、各渦電流式変位センサ2,4は車
体の左右方向の変位が検出自在である。例えば、渦電流
式変位センサ2は、右側突時に左方向への変位が発生し
たとき、図2に示すように、正極性の電圧を発生する。
また、左側突時に右方向への変位が発生したとき、渦電
流式変位センサ4は、図2と同様の出力を、前記正極性
の電圧と同等の出力の負極性の電圧を発生する。なお、
渦電流式変位センサ2,4の発生する出力信号の極性は
図2に示すものと逆極性とすることもできる。
【0017】次に、本実施形態のサイドエアバッグ制御
装置の回路構成について説明する。
装置の回路構成について説明する。
【0018】図4は本発明の一実施形態のエアバッグ制
御装置の制御を行う制御回路図である。
御装置の制御を行う制御回路図である。
【0019】本実施形態のサイドエアバッグ収納部15
は、右側、即ち、運転席3側のインフレータのスクイブ
DSを点火制御する点火制御回路90と、図4に示す左
側、即ち、助手席5側のインフレータのスクイブ(P席
スクイブ)を点火制御する点火制御回路90を備えてい
る。即ち、点火制御回路90はトランジスタT71等のス
イッチング素子と、それによって駆動されるスクイブD
Sによって構成されている。この運転席3側のインフレ
ータのスクイブDSは、トランジスタT71に接続されて
おり、トランジスタT71のオンにより、スクイブDSを
発火させる。
は、右側、即ち、運転席3側のインフレータのスクイブ
DSを点火制御する点火制御回路90と、図4に示す左
側、即ち、助手席5側のインフレータのスクイブ(P席
スクイブ)を点火制御する点火制御回路90を備えてい
る。即ち、点火制御回路90はトランジスタT71等のス
イッチング素子と、それによって駆動されるスクイブD
Sによって構成されている。この運転席3側のインフレ
ータのスクイブDSは、トランジスタT71に接続されて
おり、トランジスタT71のオンにより、スクイブDSを
発火させる。
【0020】なお、本実施形態のサイドエアバッグ制御
装置の基本的回路構成は同一であるから、ここでは、運
転席3側の点火制御回路の説明のみを行う。
装置の基本的回路構成は同一であるから、ここでは、運
転席3側の点火制御回路の説明のみを行う。
【0021】図において、電源Eは定電圧電源及び電池
を示すもので、所定の電源の変動及びノイズを考慮し
て、大容量のコンデンサC0 を並列接続している。
を示すもので、所定の電源の変動及びノイズを考慮し
て、大容量のコンデンサC0 を並列接続している。
【0022】本実施形態の自励発振回路として、コルピ
ッツ発振回路からなる発振回路20は、インダクタンス
LとコンデンサC1 及びコンデンサC2 で決定される発
振周波数fを持ち、この発振周波数fは f=√{1/L(C1 ・C2 /C1 +C2 )}/2π となり、この発振周波数fで自励発振する。インダクタ
ンスLの値は、そのインダクタンスLに対向する鉄板か
らなるロッカパネルDRとの距離によって決まる。抵抗
R3 と抵抗R2 及びコンデンサC4 はトランジスタT1
のベース電流を得るもので、抵抗R1 は出力抵抗であ
る。なお、コンデンサC3 はノイズ除去用である。イン
ダクタンスLは磁性体でないケーシング内に内蔵されて
いる。特に、インダクタンスLと、そのインダクタンス
Lに対向する鉄板からなるロッカパネルDRによって、
本実施の形態においては渦電流式変位センサ2,4を構
成する。
ッツ発振回路からなる発振回路20は、インダクタンス
LとコンデンサC1 及びコンデンサC2 で決定される発
振周波数fを持ち、この発振周波数fは f=√{1/L(C1 ・C2 /C1 +C2 )}/2π となり、この発振周波数fで自励発振する。インダクタ
ンスLの値は、そのインダクタンスLに対向する鉄板か
らなるロッカパネルDRとの距離によって決まる。抵抗
R3 と抵抗R2 及びコンデンサC4 はトランジスタT1
のベース電流を得るもので、抵抗R1 は出力抵抗であ
る。なお、コンデンサC3 はノイズ除去用である。イン
ダクタンスLは磁性体でないケーシング内に内蔵されて
いる。特に、インダクタンスLと、そのインダクタンス
Lに対向する鉄板からなるロッカパネルDRによって、
本実施の形態においては渦電流式変位センサ2,4を構
成する。
【0023】検波回路30は、トランジスタT11をダイ
オードとして使用し、コンデンサC11及び抵抗R11から
なる充放電回路及び抵抗R12及び抵抗R13及びコンデン
サC13、コンデンサC12及び出力抵抗R14、オペアンプ
OP1によって構成されるフィルタ、即ち、平滑回路を
構成し、発振回路20の発振状態を検出するトランジス
タT11の検波出力を平滑化するローパスフィルタを構成
している。
オードとして使用し、コンデンサC11及び抵抗R11から
なる充放電回路及び抵抗R12及び抵抗R13及びコンデン
サC13、コンデンサC12及び出力抵抗R14、オペアンプ
OP1によって構成されるフィルタ、即ち、平滑回路を
構成し、発振回路20の発振状態を検出するトランジス
タT11の検波出力を平滑化するローパスフィルタを構成
している。
【0024】温度補償回路40はトランジスタT1 のベ
ース電流を得る抵抗R3 と抵抗R2及びコンデンサC4
の接続点から、抵抗R21及び抵抗R22に直列に接続され
たトランジスタT21のベース電流を得て、トランジスタ
T21の出力抵抗として機能する抵抗R22から、更に、ト
ランジスタT22のベース電流を得てトランジスタT22の
出力抵抗として機能する抵抗R23からインピーダンス変
換するオペアンプOP2の入力を得ている。2段に増幅
を行うトランジスタT21及びトランジスタT22は、発振
回路20のトランジスタT1 と検波回路30のトランジ
スタT11と同一温度特性になるように素子及び電流を設
定している。
ース電流を得る抵抗R3 と抵抗R2及びコンデンサC4
の接続点から、抵抗R21及び抵抗R22に直列に接続され
たトランジスタT21のベース電流を得て、トランジスタ
T21の出力抵抗として機能する抵抗R22から、更に、ト
ランジスタT22のベース電流を得てトランジスタT22の
出力抵抗として機能する抵抗R23からインピーダンス変
換するオペアンプOP2の入力を得ている。2段に増幅
を行うトランジスタT21及びトランジスタT22は、発振
回路20のトランジスタT1 と検波回路30のトランジ
スタT11と同一温度特性になるように素子及び電流を設
定している。
【0025】差動増幅微分回路50は、検波回路30の
出力と温度補償回路40の出力と入力抵抗R31及び入力
抵抗R32とフィードバック抵抗R33及びフィードバック
抵抗R34からなる差動増幅器OP3で減算し、それをコ
ンデンサC31及び抵抗R35からなる微分回路で微分し、
抵抗R36及び抵抗R37及びオペアンプOP4で増幅し、
それをコンパレータOP5の一方に入力する。コンパレ
ータOP5の他方には、抵抗R38と抵抗R39及びコンデ
ンサC32との接続点電位が入力されている。したがっ
て、コンパレータOP5は抵抗R38と抵抗R39で決定さ
れる閾値電圧Th1によって、オペアンプOP4の出力が
閾値電圧Th1以下のときには、出力として“L”を、オ
ペアンプOP4の出力が閾値電圧Th1を越えたときに
は、“H”を出力する。
出力と温度補償回路40の出力と入力抵抗R31及び入力
抵抗R32とフィードバック抵抗R33及びフィードバック
抵抗R34からなる差動増幅器OP3で減算し、それをコ
ンデンサC31及び抵抗R35からなる微分回路で微分し、
抵抗R36及び抵抗R37及びオペアンプOP4で増幅し、
それをコンパレータOP5の一方に入力する。コンパレ
ータOP5の他方には、抵抗R38と抵抗R39及びコンデ
ンサC32との接続点電位が入力されている。したがっ
て、コンパレータOP5は抵抗R38と抵抗R39で決定さ
れる閾値電圧Th1によって、オペアンプOP4の出力が
閾値電圧Th1以下のときには、出力として“L”を、オ
ペアンプOP4の出力が閾値電圧Th1を越えたときに
は、“H”を出力する。
【0026】コンパレータOP5の出力は、積分比較回
路60に入力される。積分比較回路60は、ダイオード
D41及び抵抗R41とコンデンサC41からなる充放電回路
及び抵抗R42と抵抗R43及びコンデンサC42からなる積
分回路に入力され、抵抗R42と抵抗R43及びコンデンサ
C42との接続電位が、トランジスタT41のベースに入力
される。トランジスタT41はプルアップ抵抗R44に直列
接続されていて、その接続点の電位がインバータINを
介して、運転席3側のインフレータのスクイブDSと直
列接続されたトランジスタT71のベースに接続されてい
る。したがって、抵抗R42と抵抗R43及びコンデンサC
42との接続電位が高くなるとトランジスタT41のベース
電流が流れ、トランジスタT41がオンとなり、プルアッ
プ抵抗R44との接続点の電位が“H”から“L”とな
り、図3に示す主制御装置17に入力され、インバータ
INを介して入力された信号により、サイドエアバッグ
収納部15に内蔵した点火制御回路90のトランジスタ
T71がオンとなり、運転席3側のインフレータのスクイ
ブDSを点火し、サイドエアバッグを膨脹させる。
路60に入力される。積分比較回路60は、ダイオード
D41及び抵抗R41とコンデンサC41からなる充放電回路
及び抵抗R42と抵抗R43及びコンデンサC42からなる積
分回路に入力され、抵抗R42と抵抗R43及びコンデンサ
C42との接続電位が、トランジスタT41のベースに入力
される。トランジスタT41はプルアップ抵抗R44に直列
接続されていて、その接続点の電位がインバータINを
介して、運転席3側のインフレータのスクイブDSと直
列接続されたトランジスタT71のベースに接続されてい
る。したがって、抵抗R42と抵抗R43及びコンデンサC
42との接続電位が高くなるとトランジスタT41のベース
電流が流れ、トランジスタT41がオンとなり、プルアッ
プ抵抗R44との接続点の電位が“H”から“L”とな
り、図3に示す主制御装置17に入力され、インバータ
INを介して入力された信号により、サイドエアバッグ
収納部15に内蔵した点火制御回路90のトランジスタ
T71がオンとなり、運転席3側のインフレータのスクイ
ブDSを点火し、サイドエアバッグを膨脹させる。
【0027】なお、積分比較回路60のダイオードD41
及び抵抗R41とコンデンサC41からなる充放電回路は、
立上がりの応答性を良くするために、正電位によって充
電する充電速度を速くし、放電するときには抵抗R41の
時定数により順次放電させるものである。
及び抵抗R41とコンデンサC41からなる充放電回路は、
立上がりの応答性を良くするために、正電位によって充
電する充電速度を速くし、放電するときには抵抗R41の
時定数により順次放電させるものである。
【0028】積分比較回路60のダイオードD41とコン
デンサC41からなる充放電回路は、立上がりの応答性を
良くしているから、トランジスタT71は直にターンオン
となり、抵抗R41とコンデンサC41からなる放電回路は
コンデンサC41によって、トランジスタT71のベース・
エミッタ間のターンオフする電圧になるまで放電が継続
される。即ち、ダイオードD41及び抵抗R41とコンデン
サC41からなる充放電回路は、パルス幅の伸張回路とし
て機能している。
デンサC41からなる充放電回路は、立上がりの応答性を
良くしているから、トランジスタT71は直にターンオン
となり、抵抗R41とコンデンサC41からなる放電回路は
コンデンサC41によって、トランジスタT71のベース・
エミッタ間のターンオフする電圧になるまで放電が継続
される。即ち、ダイオードD41及び抵抗R41とコンデン
サC41からなる充放電回路は、パルス幅の伸張回路とし
て機能している。
【0029】時限回路70は、抵抗R62と抵抗R63で決
定される閾値電圧Th2と、ダイオードD61及び抵抗R61
とコンデンサC61からなる充放電回路と、コンパレータ
OP7で構成されている。この電源Eが投入され、抵抗
R61とコンデンサC61からなる充電回路の電圧が所定の
時定数で増加し、抵抗R62と抵抗R63で決定される閾値
電圧Th2を越えたとき、コンパレータOP7の出力が
“L”から“H”になる。即ち、コンパレータOP7の
出力が“L”のとき、ダイオードD42は順方向バイアス
となり、所定の時限だけ、強制的にトランジスタT41の
ベース電圧を“L”に引込み、その間、トランジスタT
41がオン状態になるのを阻止する。
定される閾値電圧Th2と、ダイオードD61及び抵抗R61
とコンデンサC61からなる充放電回路と、コンパレータ
OP7で構成されている。この電源Eが投入され、抵抗
R61とコンデンサC61からなる充電回路の電圧が所定の
時定数で増加し、抵抗R62と抵抗R63で決定される閾値
電圧Th2を越えたとき、コンパレータOP7の出力が
“L”から“H”になる。即ち、コンパレータOP7の
出力が“L”のとき、ダイオードD42は順方向バイアス
となり、所定の時限だけ、強制的にトランジスタT41の
ベース電圧を“L”に引込み、その間、トランジスタT
41がオン状態になるのを阻止する。
【0030】自己診断回路80は、検波回路30の検波
出力と、抵抗R51と抵抗R52及びコンデンサC51との接
続点電位、即ち、閾値電圧Th3とをコンパレータOP6
で比較し、コンパレータOP6の出力は抵抗R53とコン
デンサC51からなる積分回路に入力している。コンデン
サC51には抵抗R54が接続されていて、抵抗R53とコン
デンサC52の接続電位は、抵抗R55に直列接続されたト
ランジスタT51のベースに接続されている。また、抵抗
R53とコンデンサC52の接続電位は、ダイオードD51に
よってコンパレータOP7の出力に接続されている。そ
して、抵抗R55に直列接続されたトランジスタT51
のベースに接続されている。また、抵抗R55とトランジ
スタT51との接続電位は、抵抗56を介して出力端子Bz
に接続されている。この出力端子Bz は異常を報知する
場合等に使用される。
出力と、抵抗R51と抵抗R52及びコンデンサC51との接
続点電位、即ち、閾値電圧Th3とをコンパレータOP6
で比較し、コンパレータOP6の出力は抵抗R53とコン
デンサC51からなる積分回路に入力している。コンデン
サC51には抵抗R54が接続されていて、抵抗R53とコン
デンサC52の接続電位は、抵抗R55に直列接続されたト
ランジスタT51のベースに接続されている。また、抵抗
R53とコンデンサC52の接続電位は、ダイオードD51に
よってコンパレータOP7の出力に接続されている。そ
して、抵抗R55に直列接続されたトランジスタT51
のベースに接続されている。また、抵抗R55とトランジ
スタT51との接続電位は、抵抗56を介して出力端子Bz
に接続されている。この出力端子Bz は異常を報知する
場合等に使用される。
【0031】したがって、電源Eを投入したことによっ
て定まる閾値電圧Th3と検波回路30の検波出力とをコ
ンパレータOP6で比較し、検波回路30の検波出力が
高いとき、即ち、発振回路20の出力が強いとき、コン
パレータOP6の出力が“L”となり、時限回路70の
出力の“L”または“H”に関係なく、出力端子Bzは
“H”となり、正常時の出力となる。
て定まる閾値電圧Th3と検波回路30の検波出力とをコ
ンパレータOP6で比較し、検波回路30の検波出力が
高いとき、即ち、発振回路20の出力が強いとき、コン
パレータOP6の出力が“L”となり、時限回路70の
出力の“L”または“H”に関係なく、出力端子Bzは
“H”となり、正常時の出力となる。
【0032】また、電源Eを投入したことによって定ま
る閾値電圧Th3と検波回路30の検波出力とをコンパレ
ータOP6で比較し、検波回路30の検波出力が低いと
き、即ち、発振回路20の出力が弱いとき、コンパレー
タOP6の出力が“H”となるが、時限回路70の出力
が“L”の間、出力端子Bz は“H”となる。しかし、
時限回路70の出力が“H”に転ずると、トランジスタ
T51がオンとなり、出力端子Bz は発振回路20の異常
を示す“L”となる。
る閾値電圧Th3と検波回路30の検波出力とをコンパレ
ータOP6で比較し、検波回路30の検波出力が低いと
き、即ち、発振回路20の出力が弱いとき、コンパレー
タOP6の出力が“H”となるが、時限回路70の出力
が“L”の間、出力端子Bz は“H”となる。しかし、
時限回路70の出力が“H”に転ずると、トランジスタ
T51がオンとなり、出力端子Bz は発振回路20の異常
を示す“L”となる。
【0033】次に、上記のように構成された本実施形態
のサイドエアバッグ制御装置の動作を説明する。
のサイドエアバッグ制御装置の動作を説明する。
【0034】このように、本実施形態のドア16内に内
蔵されているインダクタンスLとロッカパネルDRとの
距離は、所定の距離範囲内にあるとき、そのときのイン
ダクタンスLの値とコンデンサC1 及びコンデンサC2
で決定される発振周波数fで、コルピッツ発振回路から
なる発振回路20は発振状態または発振近傍位置の周波
数状態にある。このとき、発振回路20のトランジスタ
T1 の電流は最大電流またはそれに近似する電流が流れ
ており、抵抗R1 には電圧降下によって所定の電圧Vが
発生し、その電圧Vの大きさは最大またはそれに近似し
た値にある。なお、電圧Vの大きさが最大またはそれに
近似した値とは、ロッカパネルDRとインダクタンスL
との間の取付け精度によって決定される。
蔵されているインダクタンスLとロッカパネルDRとの
距離は、所定の距離範囲内にあるとき、そのときのイン
ダクタンスLの値とコンデンサC1 及びコンデンサC2
で決定される発振周波数fで、コルピッツ発振回路から
なる発振回路20は発振状態または発振近傍位置の周波
数状態にある。このとき、発振回路20のトランジスタ
T1 の電流は最大電流またはそれに近似する電流が流れ
ており、抵抗R1 には電圧降下によって所定の電圧Vが
発生し、その電圧Vの大きさは最大またはそれに近似し
た値にある。なお、電圧Vの大きさが最大またはそれに
近似した値とは、ロッカパネルDRとインダクタンスL
との間の取付け精度によって決定される。
【0035】即ち、正常状態では、本実施形態のロッカ
パネルDRとインダクタンスLとの距離が所定の距離範
囲内にあるとき、そのときのインダクタンスLの値とコ
ンデンサC1 及びコンデンサC2 で決定される発振周波
数fは一義的に決まり、発振回路20の抵抗R1 には電
圧降下によって所定の電圧Vが発生する。しかし、衝突
等によってロッカパネルDRが内側に彎曲し、ロッカパ
ネルDRとインダクタンスLとの距離が急激に変化する
と、そのときのインダクタンスLの値によって発振回路
20は発振状態を脱するか、或いは共振点から離れる。
このとき、トランジスタT1 の電流は最大電流またはそ
れに近似する電流が急激に減少し、抵抗R1 の電圧Vが
低下する。
パネルDRとインダクタンスLとの距離が所定の距離範
囲内にあるとき、そのときのインダクタンスLの値とコ
ンデンサC1 及びコンデンサC2 で決定される発振周波
数fは一義的に決まり、発振回路20の抵抗R1 には電
圧降下によって所定の電圧Vが発生する。しかし、衝突
等によってロッカパネルDRが内側に彎曲し、ロッカパ
ネルDRとインダクタンスLとの距離が急激に変化する
と、そのときのインダクタンスLの値によって発振回路
20は発振状態を脱するか、或いは共振点から離れる。
このとき、トランジスタT1 の電流は最大電流またはそ
れに近似する電流が急激に減少し、抵抗R1 の電圧Vが
低下する。
【0036】この出力電圧Vは検波回路30のトランジ
スタT11で検波され、それがコンデンサC11に充電され
る。なお、抵抗R11はコンデンサC11に充電された電荷
を放電するのに使用される。また、コンデンサC11に充
電された電圧VはコンデンサC12及び抵抗R13及びオペ
アンプOP1からなる積分回路で平滑化される。
スタT11で検波され、それがコンデンサC11に充電され
る。なお、抵抗R11はコンデンサC11に充電された電荷
を放電するのに使用される。また、コンデンサC11に充
電された電圧VはコンデンサC12及び抵抗R13及びオペ
アンプOP1からなる積分回路で平滑化される。
【0037】一方、温度補償回路40は、トランジスタ
T1 の電流にトランジスタT21の電流を一致させるべ
く、トランジスタT1 のベース電流を得る抵抗R3 と抵
抗R2及びコンデンサC4 の接続点から、トランジスタ
T21のベース電流を得て、増幅用のトランジスタT1 及
び検波用のトランジスタT11のベース・エミッタ間と同
一条件下で、2段に増幅を行うトランジスタT21及びト
ランジスタT22のベース・エミッタ間接続を行ってい
る。また、増幅用のトランジスタT1 及び検波用のトラ
ンジスタT11のベース・エミッタ間によって変化する出
力電圧V1 と、2段に増幅を行うトランジスタT21及び
トランジスタT22のベース・エミッタ間によって変化す
る出力電圧V2 は、比例乗数が同一であることが分る。
T1 の電流にトランジスタT21の電流を一致させるべ
く、トランジスタT1 のベース電流を得る抵抗R3 と抵
抗R2及びコンデンサC4 の接続点から、トランジスタ
T21のベース電流を得て、増幅用のトランジスタT1 及
び検波用のトランジスタT11のベース・エミッタ間と同
一条件下で、2段に増幅を行うトランジスタT21及びト
ランジスタT22のベース・エミッタ間接続を行ってい
る。また、増幅用のトランジスタT1 及び検波用のトラ
ンジスタT11のベース・エミッタ間によって変化する出
力電圧V1 と、2段に増幅を行うトランジスタT21及び
トランジスタT22のベース・エミッタ間によって変化す
る出力電圧V2 は、比例乗数が同一であることが分る。
【0038】したがって、増幅用のトランジスタT1 及
び検波用のトランジスタT11のベース・エミッタ間によ
って変化する出力電圧V1 と、2段に増幅を行うトラン
ジスタT21及びトランジスタT22のベース・エミッタ間
によって変化する出力電圧V2 を入力した差動増幅微分
回路50の差動増幅器OP3の出力電圧V3 は、増幅用
のトランジスタT1 及び検波用のトランジスタT11のベ
ース・エミッタ間によって変化する出力電圧V1 が、2
段に増幅を行うトランジスタT21及びトランジスタT22
のベース・エミッタ間によって変化する出力電圧V2 で
相殺され、温度に依存しない出力となり、出力電圧V3
は発振回路20の電圧Vに比例した出力となる。
び検波用のトランジスタT11のベース・エミッタ間によ
って変化する出力電圧V1 と、2段に増幅を行うトラン
ジスタT21及びトランジスタT22のベース・エミッタ間
によって変化する出力電圧V2 を入力した差動増幅微分
回路50の差動増幅器OP3の出力電圧V3 は、増幅用
のトランジスタT1 及び検波用のトランジスタT11のベ
ース・エミッタ間によって変化する出力電圧V1 が、2
段に増幅を行うトランジスタT21及びトランジスタT22
のベース・エミッタ間によって変化する出力電圧V2 で
相殺され、温度に依存しない出力となり、出力電圧V3
は発振回路20の電圧Vに比例した出力となる。
【0039】発振回路20の電圧Vに比例した出力電圧
V3 は、コンデンサC31及びプルダウン抵抗R35からな
る微分回路で微分され、それが抵抗R36及び抵抗R37及
びオペアンプOP4で増幅され、コンパレータOP5で
閾値電圧Th1と比較される。
V3 は、コンデンサC31及びプルダウン抵抗R35からな
る微分回路で微分され、それが抵抗R36及び抵抗R37及
びオペアンプOP4で増幅され、コンパレータOP5で
閾値電圧Th1と比較される。
【0040】通常状態で発振回路20は、所定の電圧V
で発振しているが、インダクタンスLに対向する鉄板か
らなるロッカパネルDRが衝突によって距離が近接する
と、距離の変化が渦電流損失の変化となって現れ、電圧
Vが低下する。発振回路20の電圧Vの低下は、抵抗R
35及びコンデンサC31で微分され、オペアンプOP4で
増幅される。オペアンプOP4の出力の低下は、コンパ
レータOP5の出力を“L”から“H”に反転させる。
で発振しているが、インダクタンスLに対向する鉄板か
らなるロッカパネルDRが衝突によって距離が近接する
と、距離の変化が渦電流損失の変化となって現れ、電圧
Vが低下する。発振回路20の電圧Vの低下は、抵抗R
35及びコンデンサC31で微分され、オペアンプOP4で
増幅される。オペアンプOP4の出力の低下は、コンパ
レータOP5の出力を“L”から“H”に反転させる。
【0041】コンパレータOP5の出力の“L”から
“H”への変化は、ダイオードD41を介してコンデンサ
C41を急速充電し、結果的に、コンデンサC42の電圧を
上昇させる。トランジスタT41のベース電位を上昇し、
トランジスタT41がターンオンする。トランジスタT41
のターンオンは、それまでインバータINの出力が
“L”であったものが“H”となり、点火制御回路90
のトランジスタT71をオンとし、運転席3側のインフレ
ータのスクイブDSを点火し、エアバッグを膨脹させ
る。このとき発生する時限は、出力の信頼性を高くする
ため、出力パルス幅を長くする機能を有する。特に、積
分比較回路60のダイオードD41及び抵抗R41とコンデ
ンサC41からなる充放電回路は、立上がりの応答性を良
くするために充電速度を速くし、放電するときには抵抗
R41の時定数により順次放電させるものである。発明者
等の実験によれば、マイクロコンピュータの制御時間及
びインフレータのスクイブDSの点火能力からして、こ
のパルス幅の伸張は、0.1乃至5msの出力パルスと
すると、インフレータのスクイブDSを点火し、エアバ
ッグを膨脹させる信頼性が非常に高くなり、かつ、ノイ
ズの侵入ではトランジスタT41のベース電位の上昇には
至らない。このときの動作を図5を用いて説明する。
“H”への変化は、ダイオードD41を介してコンデンサ
C41を急速充電し、結果的に、コンデンサC42の電圧を
上昇させる。トランジスタT41のベース電位を上昇し、
トランジスタT41がターンオンする。トランジスタT41
のターンオンは、それまでインバータINの出力が
“L”であったものが“H”となり、点火制御回路90
のトランジスタT71をオンとし、運転席3側のインフレ
ータのスクイブDSを点火し、エアバッグを膨脹させ
る。このとき発生する時限は、出力の信頼性を高くする
ため、出力パルス幅を長くする機能を有する。特に、積
分比較回路60のダイオードD41及び抵抗R41とコンデ
ンサC41からなる充放電回路は、立上がりの応答性を良
くするために充電速度を速くし、放電するときには抵抗
R41の時定数により順次放電させるものである。発明者
等の実験によれば、マイクロコンピュータの制御時間及
びインフレータのスクイブDSの点火能力からして、こ
のパルス幅の伸張は、0.1乃至5msの出力パルスと
すると、インフレータのスクイブDSを点火し、エアバ
ッグを膨脹させる信頼性が非常に高くなり、かつ、ノイ
ズの侵入ではトランジスタT41のベース電位の上昇には
至らない。このときの動作を図5を用いて説明する。
【0042】図5は本発明の一実施形態のエアバッグ制
御装置のパルス幅の伸張した出力信号の説明図である。
御装置のパルス幅の伸張した出力信号の説明図である。
【0043】図5において、発振回路20が所定の電圧
Vで発振しているとき、インダクタンスLに対向する鉄
板からなるロッカパネルDRが衝突によって距離が近接
すると、距離の変化が渦電流損失の変化となって現れ、
電圧Vが低下し、差動増幅微分回路50の差動増幅器O
P3の出力電圧V3 が、図5(a)のように低下する。
差動増幅器OP3の出力電圧V3 の低下は、抵抗R35及
びコンデンサC31で微分され、図5(b)のようにな
り、それがオペアンプOP4で増幅され、コンパレータ
OP5で所定の閾値Th1と比較され、コンパレータOP
5の出力は図5(c)のようになる。そこで、コンパレ
ータOP5の出力をダイオードD41を介してコンデンサ
C41を急速充電して、コンデンサC42の電圧を上昇さ
せ、トランジスタT41がターンオンする。トランジスタ
T41のターンオンは、それまでインバータINの出力が
“L”であったものが“H”となり、点火制御回路90
のトランジスタT71をオンとし、運転席3側のインフレ
ータのスクイブDSを点火し、エアバッグを膨脹させ
る。このとき、コンパレータOP5の出力が所定の長さ
あれば、0.1乃至5msの出力パルスをスクイブDS
に供給できるから、スクイブDSは確実に動作すること
ができ、その動作の信頼性を高くすることができる。イ
ンフレータのスクイブDSを点火してエアバッグを膨脹
させる時限及びコンピュータの処理速度からしても好適
である。また、ノイズがダイオードD41を介してコンデ
ンサC41を充電しても、コンデンサC41の容量が大きい
から、その電圧によって積分比較回路60のトランジス
タT41がターンオンすることがない。
Vで発振しているとき、インダクタンスLに対向する鉄
板からなるロッカパネルDRが衝突によって距離が近接
すると、距離の変化が渦電流損失の変化となって現れ、
電圧Vが低下し、差動増幅微分回路50の差動増幅器O
P3の出力電圧V3 が、図5(a)のように低下する。
差動増幅器OP3の出力電圧V3 の低下は、抵抗R35及
びコンデンサC31で微分され、図5(b)のようにな
り、それがオペアンプOP4で増幅され、コンパレータ
OP5で所定の閾値Th1と比較され、コンパレータOP
5の出力は図5(c)のようになる。そこで、コンパレ
ータOP5の出力をダイオードD41を介してコンデンサ
C41を急速充電して、コンデンサC42の電圧を上昇さ
せ、トランジスタT41がターンオンする。トランジスタ
T41のターンオンは、それまでインバータINの出力が
“L”であったものが“H”となり、点火制御回路90
のトランジスタT71をオンとし、運転席3側のインフレ
ータのスクイブDSを点火し、エアバッグを膨脹させ
る。このとき、コンパレータOP5の出力が所定の長さ
あれば、0.1乃至5msの出力パルスをスクイブDS
に供給できるから、スクイブDSは確実に動作すること
ができ、その動作の信頼性を高くすることができる。イ
ンフレータのスクイブDSを点火してエアバッグを膨脹
させる時限及びコンピュータの処理速度からしても好適
である。また、ノイズがダイオードD41を介してコンデ
ンサC41を充電しても、コンデンサC41の容量が大きい
から、その電圧によって積分比較回路60のトランジス
タT41がターンオンすることがない。
【0044】電源Eの投入時には、発振回路20が発振
しておらず、また、発振していても、抵抗R1 に所定の
時間経過するまでは定常状態の所定の電圧Vが発生して
いない。このとき、発振回路20は所定の電圧V以下で
あり、インダクタンスLに対向する鉄板からなるロッカ
パネルDRが衝突によって距離が近接すると、距離の変
化が渦電流損失の変化となって現れ、電圧Vが低下した
状態と同じであるから、コンパレータOP5の出力は
“H”である。コンパレータOP5の出力の“H”は、
コンデンサC42の電圧を上昇させているから、トランジ
スタT41のベース電位が高く、トランジスタT41がオン
している。トランジスタT41のオンは、インバータIN
の出力を“H”とすることになる。即ち、トランジスタ
T41のオンは、サイドエアバッグ制御装置10の出力は
図3に示す主制御装置17に入力され、サイドエアバッ
グ収納部15に内蔵した点火制御回路90によって運転
席3側のインフレータのスクイブDSを点火し、サイド
エアバッグを膨脹させる条件となる。
しておらず、また、発振していても、抵抗R1 に所定の
時間経過するまでは定常状態の所定の電圧Vが発生して
いない。このとき、発振回路20は所定の電圧V以下で
あり、インダクタンスLに対向する鉄板からなるロッカ
パネルDRが衝突によって距離が近接すると、距離の変
化が渦電流損失の変化となって現れ、電圧Vが低下した
状態と同じであるから、コンパレータOP5の出力は
“H”である。コンパレータOP5の出力の“H”は、
コンデンサC42の電圧を上昇させているから、トランジ
スタT41のベース電位が高く、トランジスタT41がオン
している。トランジスタT41のオンは、インバータIN
の出力を“H”とすることになる。即ち、トランジスタ
T41のオンは、サイドエアバッグ制御装置10の出力は
図3に示す主制御装置17に入力され、サイドエアバッ
グ収納部15に内蔵した点火制御回路90によって運転
席3側のインフレータのスクイブDSを点火し、サイド
エアバッグを膨脹させる条件となる。
【0045】そこで、時限回路70によって、電源Eが
投入され、抵抗R61とコンデンサC61からなる充電回路
のコンデンサC61の充電電圧が所定の時定数で増加し、
抵抗R62と抵抗R63で決定される閾値電圧Th2を越える
時限まで、コンパレータOP7の出力を“L”とし、ダ
イオードD42を順方向バイアスとし、強制的にトランジ
スタT41のベース電圧を“L”に引込み、その間、トラ
ンジスタT41がオン状態になるのを阻止する。即ち、時
限回路70に設定された時限によって、トランジスタT
41がオフ状態を維持し、インバータINの出力を“L”
に保持し、運転席3側のインフレータのスクイブDSの
点火を阻止する。
投入され、抵抗R61とコンデンサC61からなる充電回路
のコンデンサC61の充電電圧が所定の時定数で増加し、
抵抗R62と抵抗R63で決定される閾値電圧Th2を越える
時限まで、コンパレータOP7の出力を“L”とし、ダ
イオードD42を順方向バイアスとし、強制的にトランジ
スタT41のベース電圧を“L”に引込み、その間、トラ
ンジスタT41がオン状態になるのを阻止する。即ち、時
限回路70に設定された時限によって、トランジスタT
41がオフ状態を維持し、インバータINの出力を“L”
に保持し、運転席3側のインフレータのスクイブDSの
点火を阻止する。
【0046】一方、自己診断回路80は、電源Eを投入
したことによって定まる閾値電圧Th3と発振回路20の
定常状態下における検波回路30の検波出力とをコンパ
レータOP6で比較し、検波回路30の検波出力が低い
とき、即ち、発振回路20の出力が低いとき、コンパレ
ータOP6の出力が“H”となるが、時限回路70の出
力が“L”であるから、ダイオードD51が順方向バイア
スとなり、出力端子Bz は“H”となり、正常時の出力
となる。また、発振回路20の出力が高くなって、コン
パレータOP6の出力が“L”となっても、時限回路7
0の出力が“L”のときには、ダイオードD51が順方向
バイアスとなり、トランジスタT51はターンオンしな
い。即ち、自己診断回路80のコンパレータOP6の出
力の“H”または“L”に関係なく、時限回路70に設
定された時限を経過するまでトランジスタT51がオフ状
態を維持し、出力端子Bz が“H”の正常時の出力とす
る。
したことによって定まる閾値電圧Th3と発振回路20の
定常状態下における検波回路30の検波出力とをコンパ
レータOP6で比較し、検波回路30の検波出力が低い
とき、即ち、発振回路20の出力が低いとき、コンパレ
ータOP6の出力が“H”となるが、時限回路70の出
力が“L”であるから、ダイオードD51が順方向バイア
スとなり、出力端子Bz は“H”となり、正常時の出力
となる。また、発振回路20の出力が高くなって、コン
パレータOP6の出力が“L”となっても、時限回路7
0の出力が“L”のときには、ダイオードD51が順方向
バイアスとなり、トランジスタT51はターンオンしな
い。即ち、自己診断回路80のコンパレータOP6の出
力の“H”または“L”に関係なく、時限回路70に設
定された時限を経過するまでトランジスタT51がオフ状
態を維持し、出力端子Bz が“H”の正常時の出力とす
る。
【0047】時限回路70に設定された時限を経過する
と、時限回路70のコンパレータOP7の出力が“H”
となり、ダイオードD51が逆方向バイアスとなり、その
ときの自己診断回路80に従い、発振回路20の出力が
高いとき、コンパレータOP6の出力が“L”となり、
トランジスタT51がオフ状態で、出力端子Bz は“H”
の正常時の出力となる。また、発振回路20の出力が低
いとき、コンパレータOP6の出力が“H”となり、ト
ランジスタT51がターンオンし、出力端子Bzは“L”
の異常時の出力となる。出力端子Bz の信号は“L”の
とき、異常時の出力として赤色を点灯或いは点滅させた
り、またはイグニッションスイッチを入れてから所定の
時間、サイドエアバッグ制御装置10の回路が異常であ
ることを報知するのに使用される。
と、時限回路70のコンパレータOP7の出力が“H”
となり、ダイオードD51が逆方向バイアスとなり、その
ときの自己診断回路80に従い、発振回路20の出力が
高いとき、コンパレータOP6の出力が“L”となり、
トランジスタT51がオフ状態で、出力端子Bz は“H”
の正常時の出力となる。また、発振回路20の出力が低
いとき、コンパレータOP6の出力が“H”となり、ト
ランジスタT51がターンオンし、出力端子Bzは“L”
の異常時の出力となる。出力端子Bz の信号は“L”の
とき、異常時の出力として赤色を点灯或いは点滅させた
り、またはイグニッションスイッチを入れてから所定の
時間、サイドエアバッグ制御装置10の回路が異常であ
ることを報知するのに使用される。
【0048】なお、本実施形態では、運転席3について
説明したが助手席5側または後部座席側でも同様に配設
できる。
説明したが助手席5側または後部座席側でも同様に配設
できる。
【0049】図6は本発明の実施形態のエアバッグ制御
装置の制御を行う制御回路のパルス幅の伸張回路図の第
1の事例である。また、図7は本発明の実施形態のエア
バッグ制御装置の制御を行う制御回路のパルス幅の伸張
回路図の第2の事例である。
装置の制御を行う制御回路のパルス幅の伸張回路図の第
1の事例である。また、図7は本発明の実施形態のエア
バッグ制御装置の制御を行う制御回路のパルス幅の伸張
回路図の第2の事例である。
【0050】なお、このパルス幅の伸張回路60A,6
0Bは、積分比較回路60のダイオードD41とコンデン
サC41からなる充放電回路を置き換えて使用することが
できる。
0Bは、積分比較回路60のダイオードD41とコンデン
サC41からなる充放電回路を置き換えて使用することが
できる。
【0051】即ち、図6のパルス幅の伸張回路図の第1
の事例では、コンパレータOP5の出力は、抵抗R400
及びコンデンサC400 からなる積分回路に供給される。
同時に、論理和ORに入力されている。また、積分回路
のコンデンサC400 の端子電圧は非反転回路IN400 を
介して論理和ORに入力されている。したがって、コン
パレータOP5の出力の“H”は、直に、論理和ORか
ら出力“H”の信号となり、また、抵抗R400 及びコン
デンサC400 からなる積分回路によってコンデンサC40
0 が充電される。コンデンサC400 の電圧は低い閾値に
設定してある非反転回路IN400 の出力を“H”とす
る。これによって、コンパレータOP5の出力の“H”
が発生した時点から、コンデンサC400 の放電が完了す
るまで、論理和ORからの出力は、“H”の信号とな
る。故に、コンパレータOP5の出力を、抵抗R400 及
びコンデンサC400 からなる積分回路によって所望のパ
ルス幅に伸張することができる。
の事例では、コンパレータOP5の出力は、抵抗R400
及びコンデンサC400 からなる積分回路に供給される。
同時に、論理和ORに入力されている。また、積分回路
のコンデンサC400 の端子電圧は非反転回路IN400 を
介して論理和ORに入力されている。したがって、コン
パレータOP5の出力の“H”は、直に、論理和ORか
ら出力“H”の信号となり、また、抵抗R400 及びコン
デンサC400 からなる積分回路によってコンデンサC40
0 が充電される。コンデンサC400 の電圧は低い閾値に
設定してある非反転回路IN400 の出力を“H”とす
る。これによって、コンパレータOP5の出力の“H”
が発生した時点から、コンデンサC400 の放電が完了す
るまで、論理和ORからの出力は、“H”の信号とな
る。故に、コンパレータOP5の出力を、抵抗R400 及
びコンデンサC400 からなる積分回路によって所望のパ
ルス幅に伸張することができる。
【0052】また、図7のパルス幅の伸張回路図の第2
の事例では、コンパレータOP5の出力は、反転回路I
N410 に供給され、反転回路IN410 の出力をコンデン
サC410 を介して反転回路IN420 に供給し、その反転
信号を得る。即ち、コンパレータOP5の出力の“H”
は、反転回路IN410 の出力を“L(マイナス電位)”
とし、コンデンサC410 を急速充電を開始し、このと
き、次段の反転回路IN420 の入力が“L(マイナス電
位)”となり、その出力を“H”とする。また、コンパ
レータOP5の出力の“L”に戻ったとき、反転回路I
N410 の出力を“H(ゼロ電位)”となり、コンデンサ
C410 が放電を開始する。このとき、次段の反転回路I
N420 の入力がコンデンサC410 及び抵抗R400 の時定
数で決まる間だけ“L(マイナス電位)”であり、その
出力が“H”となる。故に、コンパレータOP5の出力
を、抵抗R400 及びコンデンサC400 からなる積分回路
によって所望のパルス幅に伸張することができる。
の事例では、コンパレータOP5の出力は、反転回路I
N410 に供給され、反転回路IN410 の出力をコンデン
サC410 を介して反転回路IN420 に供給し、その反転
信号を得る。即ち、コンパレータOP5の出力の“H”
は、反転回路IN410 の出力を“L(マイナス電位)”
とし、コンデンサC410 を急速充電を開始し、このと
き、次段の反転回路IN420 の入力が“L(マイナス電
位)”となり、その出力を“H”とする。また、コンパ
レータOP5の出力の“L”に戻ったとき、反転回路I
N410 の出力を“H(ゼロ電位)”となり、コンデンサ
C410 が放電を開始する。このとき、次段の反転回路I
N420 の入力がコンデンサC410 及び抵抗R400 の時定
数で決まる間だけ“L(マイナス電位)”であり、その
出力が“H”となる。故に、コンパレータOP5の出力
を、抵抗R400 及びコンデンサC400 からなる積分回路
によって所望のパルス幅に伸張することができる。
【0053】このように、積分比較回路60のコンパレ
ータOP5の出力は、パルス幅の伸張回路によって所望
のパルス幅に伸張することができる。
ータOP5の出力は、パルス幅の伸張回路によって所望
のパルス幅に伸張することができる。
【0054】本実施形態のサイドエアバッグ制御装置1
0としてのエアバッグ制御装置は、車内に配設された図
示しないエアバッグと、前記エアバッグを膨張展開する
インフレータのスクイブDSと、車体1の衝突初期に変
位する部分と変位し難い部分との相対位置に配設した発
振回路20の発振条件を左右するインダクタンスLと、
発振回路20の発振状態を検出すべく検波及び平滑化す
る検波回路30と、発振回路20及び検波回路30のト
ランジスタT1 ,T11の接続条件を一致させたトランジ
スタT21,T22を有する温度補償回路40と、検波回路
30の出力と温度補償回路40の出力との差を演算し、
その微分値の大きさが所定以上のとき出力して、スクイ
ブを発火させる0.1乃至5msの出力パルスとする差
動増幅微分回路50及び積分比較回路60からなる出力
回路と、発振回路20が安定した発振状態であるか監視
する自己診断回路80と、発振回路20が安定した発振
状態になる時限まで差動増幅微分回路50及び積分比較
回路60からなる出力回路及び自己診断回路60の出力
を拘束する時限回路70とを具備するものであり、これ
を請求項に対応する実施例とすることができる。
0としてのエアバッグ制御装置は、車内に配設された図
示しないエアバッグと、前記エアバッグを膨張展開する
インフレータのスクイブDSと、車体1の衝突初期に変
位する部分と変位し難い部分との相対位置に配設した発
振回路20の発振条件を左右するインダクタンスLと、
発振回路20の発振状態を検出すべく検波及び平滑化す
る検波回路30と、発振回路20及び検波回路30のト
ランジスタT1 ,T11の接続条件を一致させたトランジ
スタT21,T22を有する温度補償回路40と、検波回路
30の出力と温度補償回路40の出力との差を演算し、
その微分値の大きさが所定以上のとき出力して、スクイ
ブを発火させる0.1乃至5msの出力パルスとする差
動増幅微分回路50及び積分比較回路60からなる出力
回路と、発振回路20が安定した発振状態であるか監視
する自己診断回路80と、発振回路20が安定した発振
状態になる時限まで差動増幅微分回路50及び積分比較
回路60からなる出力回路及び自己診断回路60の出力
を拘束する時限回路70とを具備するものであり、これ
を請求項に対応する実施例とすることができる。
【0055】通常、発振回路20は、所定の電圧Vで発
振しているが、衝突等によってロッカパネルDRが内側
に彎曲し、インナパネルDRとインダクタンスLとの距
離が急激に変化すると、そのときのインダクタンスLの
値によって発振回路20は発振状態を脱し、電圧Vが低
下する。発振回路20の電圧Vの低下は、差動増幅微分
回路50の出力を“L”から“H”に反転させる。差動
増幅微分回路50の出力の“L”から“H”への変化
は、積分比較回路60の出力を“H”から“L”とし、
点火制御回路90のトランジスタT71をオンとし、イン
フレータのスクイブDSを点火し、エアバッグを膨脹さ
せる。しかも、スクイブDSを発火させる出力パルス
は、差動増幅微分回路50及び積分比較回路60からな
る出力回路で0.1乃至5msの出力パルスを発生させ
ているから、信頼性の高い動作ができる。なお、更に、
ノイズとの区別を行い、スクイブDSを発火させる信頼
性を高くするには、1乃至5msの出力パルスとするの
が望ましい。
振しているが、衝突等によってロッカパネルDRが内側
に彎曲し、インナパネルDRとインダクタンスLとの距
離が急激に変化すると、そのときのインダクタンスLの
値によって発振回路20は発振状態を脱し、電圧Vが低
下する。発振回路20の電圧Vの低下は、差動増幅微分
回路50の出力を“L”から“H”に反転させる。差動
増幅微分回路50の出力の“L”から“H”への変化
は、積分比較回路60の出力を“H”から“L”とし、
点火制御回路90のトランジスタT71をオンとし、イン
フレータのスクイブDSを点火し、エアバッグを膨脹さ
せる。しかも、スクイブDSを発火させる出力パルス
は、差動増幅微分回路50及び積分比較回路60からな
る出力回路で0.1乃至5msの出力パルスを発生させ
ているから、信頼性の高い動作ができる。なお、更に、
ノイズとの区別を行い、スクイブDSを発火させる信頼
性を高くするには、1乃至5msの出力パルスとするの
が望ましい。
【0056】しかし、電源Eの投入時には、発振回路2
0が発振しておらず、また、発振していても、抵抗R1
に所定の時間経過するまでは定常状態の所定の電圧Vが
発生していないから、運転席3側のインフレータのスク
イブDSを点火し、エアバッグを膨脹させる条件とな
る。そこで、時限回路70によって、電源Eが投入され
てから所定の時限を経過するまで、インフレータのスク
イブDSの点火を阻止する。
0が発振しておらず、また、発振していても、抵抗R1
に所定の時間経過するまでは定常状態の所定の電圧Vが
発生していないから、運転席3側のインフレータのスク
イブDSを点火し、エアバッグを膨脹させる条件とな
る。そこで、時限回路70によって、電源Eが投入され
てから所定の時限を経過するまで、インフレータのスク
イブDSの点火を阻止する。
【0057】また、自己診断回路80のコンパレータO
P6の出力の“H”または“L”に関係なく、時限回路
70に設定された時限を経過するまでトランジスタT51
がオフ状態を維持し、出力端子Bz を正常時の出力とす
る。時限回路70に設定された時限を経過すると、その
ときの自己診断回路80に従って発振回路20の出力が
高いとき、コンパレータOP6の出力が“L”となり、
トランジスタT51がオフ状態で、出力端子Bz は“H”
の正常時の出力となる。また、発振回路20の出力が低
いとき、コンパレータOP6の出力が“H”となり、ト
ランジスタT51がターンオンし、出力端子Bz は“L”
の異常時の出力となる。
P6の出力の“H”または“L”に関係なく、時限回路
70に設定された時限を経過するまでトランジスタT51
がオフ状態を維持し、出力端子Bz を正常時の出力とす
る。時限回路70に設定された時限を経過すると、その
ときの自己診断回路80に従って発振回路20の出力が
高いとき、コンパレータOP6の出力が“L”となり、
トランジスタT51がオフ状態で、出力端子Bz は“H”
の正常時の出力となる。また、発振回路20の出力が低
いとき、コンパレータOP6の出力が“H”となり、ト
ランジスタT51がターンオンし、出力端子Bz は“L”
の異常時の出力となる。
【0058】この実施形態によれば、電圧Vの大きさが
最大またはそれに近似した値とは、ロッカパネルDRと
渦電流式変位センサ4の間の取付け精度によって決定さ
れるものであるが、共振条件のQの設定、及びインダク
タンスLの径及び巻線数、電流によって、ロッカパネル
DRとインダクタンスLとの距離の誤差、即ち、取付け
誤差を少なくすることができる。しかし、これら共振条
件のQを高くするように、その感度を高くしておいて
も、ロッカパネルDRが内側に彎曲する速度を検出する
ものであるから、取付け誤差の影響を全く受けない。ま
た、通常状態で自励発振が維持され、自励発振が維持さ
れなくなったとき、ロッカパネルDRが内側に彎曲した
として、しかも、その彎曲速度によって衝突を判定する
ものであるから、車庫入れ等によって側面を接触した場
合では動作しない。また、常に自己で発振を維持し、対
向するロッカパネルDRの変化を検出するものであるか
ら、所定の広い範囲を常に監視することができ、信頼性
が高い検出が可能となる。また、発振回路20に自励発
振回路を使用しているから、他に外部から強制発振させ
る回路素子を付加する必要性がなく、回路が簡単化でき
る。
最大またはそれに近似した値とは、ロッカパネルDRと
渦電流式変位センサ4の間の取付け精度によって決定さ
れるものであるが、共振条件のQの設定、及びインダク
タンスLの径及び巻線数、電流によって、ロッカパネル
DRとインダクタンスLとの距離の誤差、即ち、取付け
誤差を少なくすることができる。しかし、これら共振条
件のQを高くするように、その感度を高くしておいて
も、ロッカパネルDRが内側に彎曲する速度を検出する
ものであるから、取付け誤差の影響を全く受けない。ま
た、通常状態で自励発振が維持され、自励発振が維持さ
れなくなったとき、ロッカパネルDRが内側に彎曲した
として、しかも、その彎曲速度によって衝突を判定する
ものであるから、車庫入れ等によって側面を接触した場
合では動作しない。また、常に自己で発振を維持し、対
向するロッカパネルDRの変化を検出するものであるか
ら、所定の広い範囲を常に監視することができ、信頼性
が高い検出が可能となる。また、発振回路20に自励発
振回路を使用しているから、他に外部から強制発振させ
る回路素子を付加する必要性がなく、回路が簡単化でき
る。
【0059】そして、温度補償回路40は、トランジス
タT1 の電流にトランジスタT21の電流を一致させるべ
く、トランジスタT1 のベース電流を得る抵抗R3 と抵
抗R2 及びコンデンサC4 の接続点から、トランジスタ
T21のベース電流を得て、増幅用のトランジスタT1 及
び検波用のトランジスタT11のベース・エミッタ間と同
一条件下で、2段に増幅を行うトランジスタT21及びト
ランジスタT22のベース・エミッタ間接続を行ってい
る。したがって、増幅用のトランジスタT1 及び検波用
のトランジスタT11のベース・エミッタ間によって変化
する出力電圧V1と、2段に増幅を行うトランジスタT2
1及びトランジスタT22のベース・エミッタ間によって
変化する出力電圧V2 は、特性が同一となり、それを入
力した差動増幅微分回路50の差動増幅器OP4の出力
電圧V3 は、増幅用のトランジスタT1 及び検波用のト
ランジスタT11のベース・エミッタ間によって変化する
出力電圧V1 が、2段に増幅を行うトランジスタT21及
びトランジスタT22のベース・エミッタ間によって変化
する出力電圧V2 で相殺され、温度に依存しない出力と
なり、発振回路20の電圧Vに比例した出力となる。
タT1 の電流にトランジスタT21の電流を一致させるべ
く、トランジスタT1 のベース電流を得る抵抗R3 と抵
抗R2 及びコンデンサC4 の接続点から、トランジスタ
T21のベース電流を得て、増幅用のトランジスタT1 及
び検波用のトランジスタT11のベース・エミッタ間と同
一条件下で、2段に増幅を行うトランジスタT21及びト
ランジスタT22のベース・エミッタ間接続を行ってい
る。したがって、増幅用のトランジスタT1 及び検波用
のトランジスタT11のベース・エミッタ間によって変化
する出力電圧V1と、2段に増幅を行うトランジスタT2
1及びトランジスタT22のベース・エミッタ間によって
変化する出力電圧V2 は、特性が同一となり、それを入
力した差動増幅微分回路50の差動増幅器OP4の出力
電圧V3 は、増幅用のトランジスタT1 及び検波用のト
ランジスタT11のベース・エミッタ間によって変化する
出力電圧V1 が、2段に増幅を行うトランジスタT21及
びトランジスタT22のベース・エミッタ間によって変化
する出力電圧V2 で相殺され、温度に依存しない出力と
なり、発振回路20の電圧Vに比例した出力となる。
【0060】なお、本実施形態では、温度補償回路40
を用いて温度補償を行うものであるが、本発明を実施す
る場合の温度補償回路としては、発振回路20をダイオ
ードのPN結合を用いる回路構成とし、それによって補
償してもよいし、或いはサーミスタを用いてもよい。ま
た、差動増幅微分回路50では発振回路20の出力の急
変した時点を、コンデンサC31及び抵抗R35からなる微
分回路で検出し、その微分値の大きさでもって衝突の検
出を行っているから、本実施の形態からすれば、発振回
路20の温度の依存性による影響は少ないことになる。
そこで、温度補償回路40を省略することができる。
を用いて温度補償を行うものであるが、本発明を実施す
る場合の温度補償回路としては、発振回路20をダイオ
ードのPN結合を用いる回路構成とし、それによって補
償してもよいし、或いはサーミスタを用いてもよい。ま
た、差動増幅微分回路50では発振回路20の出力の急
変した時点を、コンデンサC31及び抵抗R35からなる微
分回路で検出し、その微分値の大きさでもって衝突の検
出を行っているから、本実施の形態からすれば、発振回
路20の温度の依存性による影響は少ないことになる。
そこで、温度補償回路40を省略することができる。
【0061】ところで、上記実施形態においては、車体
1の衝突初期に変位する部分と変位し難い部分との相対
変化を検出するインダクタンスLによって共振条件が変
化する発振回路20としてコルピッツ回路を採用してい
るが、本発明を実施する場合には、コルピッツ発振回路
に限定されるものではなく、ハートレイ発振回路等のイ
ンダクタンスLによって共振条件を得る発振回路または
他励による共振回路、即ち、他励発振回路であればよ
い。
1の衝突初期に変位する部分と変位し難い部分との相対
変化を検出するインダクタンスLによって共振条件が変
化する発振回路20としてコルピッツ回路を採用してい
るが、本発明を実施する場合には、コルピッツ発振回路
に限定されるものではなく、ハートレイ発振回路等のイ
ンダクタンスLによって共振条件を得る発振回路または
他励による共振回路、即ち、他励発振回路であればよ
い。
【0062】また、上記実施形態の発振回路20におい
ては、発振状態を検出すべく検波及び平滑化する検波回
路30が、発振回路20の出力をトランジスタT11で検
波及び平滑化するものであるが、本発明を実施する場合
には、共振状態の検出を行い、直流電圧の変化として表
現できるものであればよい。
ては、発振状態を検出すべく検波及び平滑化する検波回
路30が、発振回路20の出力をトランジスタT11で検
波及び平滑化するものであるが、本発明を実施する場合
には、共振状態の検出を行い、直流電圧の変化として表
現できるものであればよい。
【0063】そして、上記先の実施形態の温度補償回路
40においては、発振回路20及び検波回路30のトラ
ンジスタT21及びT22の接続条件を一致させてなるもの
であるが、本発明を実施する場合には、温度補償回路4
0を省略することができる。また、他の回路素子に置き
代えることができる。
40においては、発振回路20及び検波回路30のトラ
ンジスタT21及びT22の接続条件を一致させてなるもの
であるが、本発明を実施する場合には、温度補償回路4
0を省略することができる。また、他の回路素子に置き
代えることができる。
【0064】更に、上記実施形態の出力回路は、検波回
路30の出力と温度補償回路40の出力との差を演算
し、その微分値の大きさが所定以上のとき出力して、ス
クイブDSを発火させる差動増幅微分回路50及び積分
比較回路60からなるものであるが、本発明を実施する
場合には、検波回路30の出力の微分値の大きさが、所
定以上のとき出力して、スクイブDSを発火させる比較
判断を行うパルス幅の伸張回路を用いて、0.1乃至5
msの出力パルスを発生させる出力回路であればよい。
路30の出力と温度補償回路40の出力との差を演算
し、その微分値の大きさが所定以上のとき出力して、ス
クイブDSを発火させる差動増幅微分回路50及び積分
比較回路60からなるものであるが、本発明を実施する
場合には、検波回路30の出力の微分値の大きさが、所
定以上のとき出力して、スクイブDSを発火させる比較
判断を行うパルス幅の伸張回路を用いて、0.1乃至5
msの出力パルスを発生させる出力回路であればよい。
【0065】更にまた、上記実施形態の発振回路20が
安定した発振状態であるか監視する自己診断回路80
は、発振回路20で所定の出力電圧が発生しているか判
定しているが、本発明を実施する場合には、所定の発振
周波数であるか、即ち、Qの判断によって自己診断する
こともできる。
安定した発振状態であるか監視する自己診断回路80
は、発振回路20で所定の出力電圧が発生しているか判
定しているが、本発明を実施する場合には、所定の発振
周波数であるか、即ち、Qの判断によって自己診断する
こともできる。
【0066】加えて、上記実施形態の時限回路70は、
発振回路20が安定した発振状態になる時限まで出力回
路及び自己診断回路80の出力を拘束するものである
が、本発明を実施する場合には、少なくとも、発振回路
20が安定した発振状態になる時限まで出力回路及び自
己診断回路80の出力を拘束するものであればよく、当
然、その時限は車両が所定の速度になるまでの可変する
時限を設定することもできる。或いは当然安定する回路
条件から時限を設定することもできる。
発振回路20が安定した発振状態になる時限まで出力回
路及び自己診断回路80の出力を拘束するものである
が、本発明を実施する場合には、少なくとも、発振回路
20が安定した発振状態になる時限まで出力回路及び自
己診断回路80の出力を拘束するものであればよく、当
然、その時限は車両が所定の速度になるまでの可変する
時限を設定することもできる。或いは当然安定する回路
条件から時限を設定することもできる。
【0067】してみれば、上記実施の形態は、車内に配
設された図示しないエアバッグと、前記エアバッグを膨
張展開するインフレータのスクイブDSと、車体1の衝
突初期に変位する部分と変位し難い部分との相対位置に
配設した発振回路20の発振条件を左右するインダクタ
ンスLと、発振回路20の発振状態を検出すべく検波及
び平滑化する検波回路30と、検波回路30の出力の微
分値の大きさが所定以上のとき出力して、スクイブを発
火させる0.1乃至5msの出力パルスとする差動増幅
微分回路50及び積分比較回路60からなる出力回路と
を具備するものとすることができ、これを請求項に対応
する実施の形態とすることができる。
設された図示しないエアバッグと、前記エアバッグを膨
張展開するインフレータのスクイブDSと、車体1の衝
突初期に変位する部分と変位し難い部分との相対位置に
配設した発振回路20の発振条件を左右するインダクタ
ンスLと、発振回路20の発振状態を検出すべく検波及
び平滑化する検波回路30と、検波回路30の出力の微
分値の大きさが所定以上のとき出力して、スクイブを発
火させる0.1乃至5msの出力パルスとする差動増幅
微分回路50及び積分比較回路60からなる出力回路と
を具備するものとすることができ、これを請求項に対応
する実施の形態とすることができる。
【0068】上記実施形態によれば、電圧Vの大きさが
最大またはそれに近似した値とは、ロッカパネルDRと
後方渦電流式変位センサ4Aと前方渦電流式変位センサ
4Bとの間の取付け精度によって決定されるものである
が、共振条件のQの設定、及びインダクタンスLの径及
び巻線数、電流によって、ロッカパネルDRとインダク
タンスLとの距離の誤差、即ち、取付け誤差を少なくす
ることができる。また、ロッカパネルDRが内側に彎曲
したときの値によって衝突を判定するものであるから、
部分的に車室側及び車室外側に変形しても、対向するロ
ッカパネルDRの全体の変化を検出するものであるか
ら、所定の広い範囲を常に監視することができ、信頼性
が高い検出が可能となる。例えば、凍結路面で横滑りを
行った場合等でも対応できる。また、既に変形している
車体1によっても、動作することができる。
最大またはそれに近似した値とは、ロッカパネルDRと
後方渦電流式変位センサ4Aと前方渦電流式変位センサ
4Bとの間の取付け精度によって決定されるものである
が、共振条件のQの設定、及びインダクタンスLの径及
び巻線数、電流によって、ロッカパネルDRとインダク
タンスLとの距離の誤差、即ち、取付け誤差を少なくす
ることができる。また、ロッカパネルDRが内側に彎曲
したときの値によって衝突を判定するものであるから、
部分的に車室側及び車室外側に変形しても、対向するロ
ッカパネルDRの全体の変化を検出するものであるか
ら、所定の広い範囲を常に監視することができ、信頼性
が高い検出が可能となる。例えば、凍結路面で横滑りを
行った場合等でも対応できる。また、既に変形している
車体1によっても、動作することができる。
【0069】なお、上記実施形態では、サイドエアバッ
グ制御装置10について説明したが、本発明を実施する
場合には、サイドエアバッグ制御装置10に限定される
ものではなく、エアバッグ制御装置一般に使用できる。
特に、トラック、バス等のように、クラッシュゾーンの
少ない大型車に適用が可能である。
グ制御装置10について説明したが、本発明を実施する
場合には、サイドエアバッグ制御装置10に限定される
ものではなく、エアバッグ制御装置一般に使用できる。
特に、トラック、バス等のように、クラッシュゾーンの
少ない大型車に適用が可能である。
【0070】また、上記実施形態では、サイドエアバッ
グ制御装置10と点火制御回路90とを別に組込んだ実
施形態について説明したが、本発明を実施する場合に
は、サイドエアバッグ制御装置10内に点火制御回路9
0を組込んだ実施形態とすることもできる。特に、ドア
の内部空間またはシートの内部空間に点火制御回路90
を組込むことができる。更に、サイドエアバッグ制御装
置10の出力を点火制御回路90に直接使用している
が、本発明を実施する場合には、サイドエアバッグ制御
装置10の出力をマイクロコンピュータに入力し、その
マイクロコンピュータを使用して、到来信号がサイドエ
アバッグ制御の信号であるか否かを判定し、その動作の
信頼性を高めることもできる。
グ制御装置10と点火制御回路90とを別に組込んだ実
施形態について説明したが、本発明を実施する場合に
は、サイドエアバッグ制御装置10内に点火制御回路9
0を組込んだ実施形態とすることもできる。特に、ドア
の内部空間またはシートの内部空間に点火制御回路90
を組込むことができる。更に、サイドエアバッグ制御装
置10の出力を点火制御回路90に直接使用している
が、本発明を実施する場合には、サイドエアバッグ制御
装置10の出力をマイクロコンピュータに入力し、その
マイクロコンピュータを使用して、到来信号がサイドエ
アバッグ制御の信号であるか否かを判定し、その動作の
信頼性を高めることもできる。
【0071】そして、上記実施形態では発振回路20と
してコルピッツ発振回路を使用しているが、本発明を実
施する場合には、ハートレイ発振回路、クラップ発振回
路、トランジスタ結合形発振回路等の使用が可能であ
る。特に、コルピッツ発振回路ではインダクタンスLが
1個であるが、ハートレイ発振回路のようにインダクタ
ンスを2個使用するものでは、より広い範囲のセンシン
グが可能である。
してコルピッツ発振回路を使用しているが、本発明を実
施する場合には、ハートレイ発振回路、クラップ発振回
路、トランジスタ結合形発振回路等の使用が可能であ
る。特に、コルピッツ発振回路ではインダクタンスLが
1個であるが、ハートレイ発振回路のようにインダクタ
ンスを2個使用するものでは、より広い範囲のセンシン
グが可能である。
【0072】
【発明の効果】以上のように、請求項1のエアバッグ制
御装置は、車体の衝突初期に変位する部分と変位し難い
部分との相対変化を検出するインダクタンスによって共
振条件が変化する発振回路と、前記発振回路の発振状態
を検出すべく検波及び平滑化する検波回路と、前記検波
回路の出力の微分値の大きさが所定以上のとき出力して
スクイブを発火させる0.1乃至5msの出力パルスと
する出力回路とを具備するものである。したがって、ス
クイブを発火させる出力回路の出力を0.1乃至5ms
の出力パルスとしており、ノイズとの判別が容易とな
り、かつ、インフレータの点火信号として信頼性の高い
信号となる。更に、発振回路が所定の電圧で発振してい
るとき、衝突等によってインダクタンスが急激に変化す
ると発振状態を脱し、インフレータのスクイブを点火
し、エアバッグを膨脹させるから、インダクタンスの値
のみで動作させることができ、しかも、そのセンサと制
御回路とが一体に構成することも、また、分離すること
も可能であり、また、共振回路として自励または他励に
よる発振回路、即ち、周波数発生回路、フィルタ等の共
振回路の使用が可能となり、回路設計の自由度が高くな
る。故に、ノイズと点火信号との区別を正確に判別で
き、信頼性を向上させることができる。
御装置は、車体の衝突初期に変位する部分と変位し難い
部分との相対変化を検出するインダクタンスによって共
振条件が変化する発振回路と、前記発振回路の発振状態
を検出すべく検波及び平滑化する検波回路と、前記検波
回路の出力の微分値の大きさが所定以上のとき出力して
スクイブを発火させる0.1乃至5msの出力パルスと
する出力回路とを具備するものである。したがって、ス
クイブを発火させる出力回路の出力を0.1乃至5ms
の出力パルスとしており、ノイズとの判別が容易とな
り、かつ、インフレータの点火信号として信頼性の高い
信号となる。更に、発振回路が所定の電圧で発振してい
るとき、衝突等によってインダクタンスが急激に変化す
ると発振状態を脱し、インフレータのスクイブを点火
し、エアバッグを膨脹させるから、インダクタンスの値
のみで動作させることができ、しかも、そのセンサと制
御回路とが一体に構成することも、また、分離すること
も可能であり、また、共振回路として自励または他励に
よる発振回路、即ち、周波数発生回路、フィルタ等の共
振回路の使用が可能となり、回路設計の自由度が高くな
る。故に、ノイズと点火信号との区別を正確に判別で
き、信頼性を向上させることができる。
【0073】請求項2にかかるエアバッグ制御装置は、
車体の衝突初期に変位する部分と変位し難い部分との相
対変化を検出するインダクタンスによって共振条件が変
化する発振回路と、前記発振回路の発振状態を検出すべ
く検波及び平滑化する検波回路と、前記検波回路の出力
を演算し、その微分値の大きさが所定以上のとき出力し
てスクイブを発火させる0.1乃至5msの出力パルス
とする出力回路と、前記出力回路の出力を前記発振回路
が安定した発振状態であるか監視する自己診断回路と、
前記出力回路の出力を前記発振回路が安定した発振状態
になる時限まで、その出力を拘束する時限回路とを具備
するものである。
車体の衝突初期に変位する部分と変位し難い部分との相
対変化を検出するインダクタンスによって共振条件が変
化する発振回路と、前記発振回路の発振状態を検出すべ
く検波及び平滑化する検波回路と、前記検波回路の出力
を演算し、その微分値の大きさが所定以上のとき出力し
てスクイブを発火させる0.1乃至5msの出力パルス
とする出力回路と、前記出力回路の出力を前記発振回路
が安定した発振状態であるか監視する自己診断回路と、
前記出力回路の出力を前記発振回路が安定した発振状態
になる時限まで、その出力を拘束する時限回路とを具備
するものである。
【0074】したがって、スクイブを発火させる出力回
路の出力を0.1乃至5msの出力パルスとしており、
ノイズとの判別が容易となり、かつ、インフレータの点
火信号として信頼性の高い信号となる。また、前記出力
回路の出力を前記発振回路が安定した発振状態になる時
限まで、その出力を拘束する時限回路によって、電源投
入の立上がり初期の前記出力回路の出力を拘束し、か
つ、前記発振回路の発振が安定状態であるか監視する前
記自己診断回路の出力を拘束できるものである。更に、
発振回路が所定の電圧で発振しているとき、衝突等によ
ってインダクタンスが急激に変化すると発振状態を脱
し、インフレータのスクイブを点火し、エアバッグを膨
脹させるから、インダクタンスの値のみで動作させるこ
とができ、そのセンサと制御回路とが一体に構成するこ
とも、また、分離することも可能であり、また、共振回
路として自励または他励による発振回路、即ち、周波数
発生回路、フィルタ等の共振回路の使用が可能となり、
回路設計の自由度が高くなる。そして、電源の投入時に
は、発振回路が発振しておらず、また、発振していても
所定の出力電圧に到達していないから、スクイブの点火
を阻止する。また、自己診断回路の出力に関係なく、時
限回路に設定された時限を経過するまで出力端子を正常
時の出力とする。そして、温度補償回路は増幅用のトラ
ンジスタ及び検波用のトランジスタのベース・エミッタ
間と同一条件下で、2段に増幅を行うトランジスタのベ
ース・エミッタ間接続を行い、増幅用のトランジスタ及
び検波用のトランジスタのベース・エミッタ間による温
度特性と2段に増幅を行うトランジスタのベース・エミ
ッタ間によって変化する温度特性を一致させて相殺し、
温度に依存しない出力としている。故に、イグニッショ
クスイッチの投入初期及び温度変化の大きい条件下でも
安定した動作が期待でき、かつ、ノイズと点火信号との
区別を正確に判別でき、信頼性を向上させることができ
る。
路の出力を0.1乃至5msの出力パルスとしており、
ノイズとの判別が容易となり、かつ、インフレータの点
火信号として信頼性の高い信号となる。また、前記出力
回路の出力を前記発振回路が安定した発振状態になる時
限まで、その出力を拘束する時限回路によって、電源投
入の立上がり初期の前記出力回路の出力を拘束し、か
つ、前記発振回路の発振が安定状態であるか監視する前
記自己診断回路の出力を拘束できるものである。更に、
発振回路が所定の電圧で発振しているとき、衝突等によ
ってインダクタンスが急激に変化すると発振状態を脱
し、インフレータのスクイブを点火し、エアバッグを膨
脹させるから、インダクタンスの値のみで動作させるこ
とができ、そのセンサと制御回路とが一体に構成するこ
とも、また、分離することも可能であり、また、共振回
路として自励または他励による発振回路、即ち、周波数
発生回路、フィルタ等の共振回路の使用が可能となり、
回路設計の自由度が高くなる。そして、電源の投入時に
は、発振回路が発振しておらず、また、発振していても
所定の出力電圧に到達していないから、スクイブの点火
を阻止する。また、自己診断回路の出力に関係なく、時
限回路に設定された時限を経過するまで出力端子を正常
時の出力とする。そして、温度補償回路は増幅用のトラ
ンジスタ及び検波用のトランジスタのベース・エミッタ
間と同一条件下で、2段に増幅を行うトランジスタのベ
ース・エミッタ間接続を行い、増幅用のトランジスタ及
び検波用のトランジスタのベース・エミッタ間による温
度特性と2段に増幅を行うトランジスタのベース・エミ
ッタ間によって変化する温度特性を一致させて相殺し、
温度に依存しない出力としている。故に、イグニッショ
クスイッチの投入初期及び温度変化の大きい条件下でも
安定した動作が期待でき、かつ、ノイズと点火信号との
区別を正確に判別でき、信頼性を向上させることができ
る。
【図1】 図1は本発明の一実施形態のエアバッグ制御
装置の車体への取付位置を示す説明図である。
装置の車体への取付位置を示す説明図である。
【図2】 図2は本発明の一実施形態のエアバッグ制御
装置の渦電流式変位センサの側突時の出力信号を示す特
性図である。
装置の渦電流式変位センサの側突時の出力信号を示す特
性図である。
【図3】 図3は本発明の一実施形態のエアバッグ制御
装置の助手席への取付状態を示す斜視図である。
装置の助手席への取付状態を示す斜視図である。
【図4】 図4は本発明の一実施形態のエアバッグ制御
装置の制御を行う制御回路図である。
装置の制御を行う制御回路図である。
【図5】 図5は本発明の一実施形態のエアバッグ制御
装置のパルス幅の伸張した出力信号の説明図である。
装置のパルス幅の伸張した出力信号の説明図である。
【図6】 図6は本発明の実施形態のエアバッグ制御装
置の制御を行う制御回路のパルス幅の伸張回路の第1の
事例の回路図である。
置の制御を行う制御回路のパルス幅の伸張回路の第1の
事例の回路図である。
【図7】 図7は本発明の実施形態のエアバッグ制御装
置の制御を行う制御回路のパルス幅の伸張回路の第2の
事例の回路図である。
置の制御を行う制御回路のパルス幅の伸張回路の第2の
事例の回路図である。
DS インフレータのスクイブ DR ロッカパネル L インダクタンス 10 サイドエアバッグ制御装置 20 発振回路 30 検波回路 40 温度補償回路 50 差動増幅微分回路 60 積分比較回路 70 時限回路 80 自己診断回路
Claims (2)
- 【請求項1】 車体の衝突初期に変位する部分と変位し
難い部分との相対変化を検出するインダクタンスによっ
て共振条件が変化する発振回路と、 前記発振回路の発振状態を検出すべく検波及び平滑化す
る検波回路と、 前記検波回路の出力の微分値の大きさが、所定以上のと
き出力して、スクイブを発火させる0.1乃至5msの
出力パルスとする出力回路とを具備することを特徴とす
るエアバッグ制御装置。 - 【請求項2】 車体の衝突初期に変位する部分と変位し
難い部分との相対変化を検出するインダクタンスによっ
て共振条件が変化する発振回路と、 前記発振回路の発振状態を検出すべく検波及び平滑化す
る検波回路と、 前記検波回路の出力の微分値の大きさが、所定以上のと
き出力して、スクイブを発火させる0.1乃至5msの
出力パルスとする出力回路と、 前記発振回路が安定した発振状態であるか監視する自己
診断回路と、 前記発振回路が安定した発振状態になる時限まで前記出
力回路及び前記自己診断回路の出力を拘束する時限回路
とを具備することを特徴とするエアバッグ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7328549A JPH09164904A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | エアバッグ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7328549A JPH09164904A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | エアバッグ制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09164904A true JPH09164904A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18211526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7328549A Pending JPH09164904A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | エアバッグ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09164904A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7165784B2 (en) | 2002-02-04 | 2007-01-23 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Current supplying circuit |
-
1995
- 1995-12-18 JP JP7328549A patent/JPH09164904A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7165784B2 (en) | 2002-02-04 | 2007-01-23 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Current supplying circuit |
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