JPH0958401A - エアバッグ装置 - Google Patents
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- JPH0958401A JPH0958401A JP7208682A JP20868295A JPH0958401A JP H0958401 A JPH0958401 A JP H0958401A JP 7208682 A JP7208682 A JP 7208682A JP 20868295 A JP20868295 A JP 20868295A JP H0958401 A JPH0958401 A JP H0958401A
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Landscapes
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 広範囲の面の変化を検出し、その信頼性を良
くする。 【解決手段】 車体1の衝突初期に変位する部分と変位
し難い部分との相対位置に配設した共振条件を左右する
複数のインダクタンスLA ,LB を有する複数の発振回
路20A,20Bと、前記複数の発振回路20A,20
Bからの複数の出力を各々所定の閾値VTH1 〜VTH4 よ
りも大きいかを判断する複数の比較回路COMP1〜C
OMP4と、前記複数の比較回路COMP1〜COMP
4の出力を、前記複数の発振回路20A,20Bからの
低い閾値VTH1 ,VTH3 と比較した出力についてアンド
ゲートAND1 を介して、また、前記複数の発振回路2
0A,20Bからの高い閾値VTH2 ,VTH4 と比較した
出力についてオアゲートORを介して、アンドゲートA
ND2 に導き、前記インフレータのスクイブPSの点火
指令信号を得るトランジスタT2 をスイッチング制御す
る。
くする。 【解決手段】 車体1の衝突初期に変位する部分と変位
し難い部分との相対位置に配設した共振条件を左右する
複数のインダクタンスLA ,LB を有する複数の発振回
路20A,20Bと、前記複数の発振回路20A,20
Bからの複数の出力を各々所定の閾値VTH1 〜VTH4 よ
りも大きいかを判断する複数の比較回路COMP1〜C
OMP4と、前記複数の比較回路COMP1〜COMP
4の出力を、前記複数の発振回路20A,20Bからの
低い閾値VTH1 ,VTH3 と比較した出力についてアンド
ゲートAND1 を介して、また、前記複数の発振回路2
0A,20Bからの高い閾値VTH2 ,VTH4 と比較した
出力についてオアゲートORを介して、アンドゲートA
ND2 に導き、前記インフレータのスクイブPSの点火
指令信号を得るトランジスタT2 をスイッチング制御す
る。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗員の受動安全性
を確保する乗員保護装置としてのエアバッグ装置に関す
るものであり、また、トラック、バス等の大型車におけ
る全面衝突を検出するエアバッグ装置に関するものであ
る。
を確保する乗員保護装置としてのエアバッグ装置に関す
るものであり、また、トラック、バス等の大型車におけ
る全面衝突を検出するエアバッグ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車産業においては、乗員の受
動安全性確保の目的でエアバッグ装置が広く使用されて
おり、正面衝突(正突)用のエアバッグ装置に加え、最
近は車体の左右側面の衝突(側突)から乗員を保護する
側突用エアバッグ装置も採用されてきている。かかる側
突用エアバッグ装置は、側面衝突を検出する衝突センサ
として、例えば、ドア内のサイドドアビーム上にタッチ
スイッチ等のセンサを配設している。
動安全性確保の目的でエアバッグ装置が広く使用されて
おり、正面衝突(正突)用のエアバッグ装置に加え、最
近は車体の左右側面の衝突(側突)から乗員を保護する
側突用エアバッグ装置も採用されてきている。かかる側
突用エアバッグ装置は、側面衝突を検出する衝突センサ
として、例えば、ドア内のサイドドアビーム上にタッチ
スイッチ等のセンサを配設している。
【0003】そして、かかる従来の側突用エアバッグ装
置として、実開平5−563号公報掲載の技術を挙げる
ことができる。
置として、実開平5−563号公報掲載の技術を挙げる
ことができる。
【0004】実開平5−563号公報に掲載の技術は、
側突検出用のセンサを自動車の左右のドアパネルに対し
て所定距離離間した位置に配置し、衝突時に変形したボ
デーパネルによりそのセンサを押圧して導通作動させる
ようにしている。即ち、この技術は、センサを固定接点
及び移動接点より構成し、移動接点をドアパネルに固定
して、ドアの変形時に固定接点に接近して接触導通させ
るものである。
側突検出用のセンサを自動車の左右のドアパネルに対し
て所定距離離間した位置に配置し、衝突時に変形したボ
デーパネルによりそのセンサを押圧して導通作動させる
ようにしている。即ち、この技術は、センサを固定接点
及び移動接点より構成し、移動接点をドアパネルに固定
して、ドアの変形時に固定接点に接近して接触導通させ
るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のエアバ
ッグ装置は、上記のように構成されているから、側面衝
突の場合の車体の側面のクラッシュを面で検出するに
は、その配設するセンサの数が増加し、コスト上昇を招
き、また、回路構成が複雑化する可能性がある。特に、
側突による車体の損傷状況は側面の広い範囲に亙ってお
り、局部的検出では信頼性が良くないと推定される。
ッグ装置は、上記のように構成されているから、側面衝
突の場合の車体の側面のクラッシュを面で検出するに
は、その配設するセンサの数が増加し、コスト上昇を招
き、また、回路構成が複雑化する可能性がある。特に、
側突による車体の損傷状況は側面の広い範囲に亙ってお
り、局部的検出では信頼性が良くないと推定される。
【0006】そこで、本発明は、広範囲の面の変化を検
出することを第一の課題とするものであり、また、広範
囲の面の変化を検出し、その信頼性を良くすることを第
二の課題とするエアバッグ装置の提供を課題とするもの
である。
出することを第一の課題とするものであり、また、広範
囲の面の変化を検出し、その信頼性を良くすることを第
二の課題とするエアバッグ装置の提供を課題とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかるエアバ
ッグ装置は、車内に配設されたエアバッグを膨張展開す
るインフレータと、車体の衝突初期に変位する部分と変
位し難い部分との相対位置に配設した共振条件を左右す
る複数のインダクタンスを有する複数の共振回路とを具
備し、前記複数の共振回路からの複数の出力を各々判断
して、前記複数共振回路からの複数の出力をオアゲート
を介して前記インフレータの点火指令信号を得るもので
ある。
ッグ装置は、車内に配設されたエアバッグを膨張展開す
るインフレータと、車体の衝突初期に変位する部分と変
位し難い部分との相対位置に配設した共振条件を左右す
る複数のインダクタンスを有する複数の共振回路とを具
備し、前記複数の共振回路からの複数の出力を各々判断
して、前記複数共振回路からの複数の出力をオアゲート
を介して前記インフレータの点火指令信号を得るもので
ある。
【0008】請求項2にかかるエアバッグ装置は、車内
に配設されたエアバッグを膨張展開するインフレータ
と、車体の衝突初期に変位する部分と変位し難い部分と
の相対位置に配設した共振条件を左右する複数のインダ
クタンスを有する複数の共振回路と、前記複数の共振回
路からの複数の出力を各々所定の閾値よりも大きいかを
判断する複数の比較回路とを具備し、前記複数の比較回
路の出力を、前記複数共振回路からの低い閾値と比較し
た出力についてアンドゲートを介して、また、前記複数
共振回路からの高い閾値と比較した出力についてオアゲ
ートを介して、アンドゲートに導き、前記インフレータ
の点火指令信号を得るものである。
に配設されたエアバッグを膨張展開するインフレータ
と、車体の衝突初期に変位する部分と変位し難い部分と
の相対位置に配設した共振条件を左右する複数のインダ
クタンスを有する複数の共振回路と、前記複数の共振回
路からの複数の出力を各々所定の閾値よりも大きいかを
判断する複数の比較回路とを具備し、前記複数の比較回
路の出力を、前記複数共振回路からの低い閾値と比較し
た出力についてアンドゲートを介して、また、前記複数
共振回路からの高い閾値と比較した出力についてオアゲ
ートを介して、アンドゲートに導き、前記インフレータ
の点火指令信号を得るものである。
【0009】請求項3にかかるエアバッグ装置は、前記
複数の共振回路からの高い閾値と比較する比較回路の前
記閾値を、時間の経過に伴なって変化する閾値としたも
のである。
複数の共振回路からの高い閾値と比較する比較回路の前
記閾値を、時間の経過に伴なって変化する閾値としたも
のである。
【0010】請求項4にかかるエアバッグ装置は、前記
車体の衝突初期に変位する部分と変位し難い部分との相
対位置を、ロッカパネルとシートフレームとの間、ピラ
ー内の内板と外板との間、ドア内のインナパネルとアウ
タパネルとの間、大型車のフロアとレインフォースとの
間、大型車のフロアとフロントパネルとの間の何れかと
したものである。
車体の衝突初期に変位する部分と変位し難い部分との相
対位置を、ロッカパネルとシートフレームとの間、ピラ
ー内の内板と外板との間、ドア内のインナパネルとアウ
タパネルとの間、大型車のフロアとレインフォースとの
間、大型車のフロアとフロントパネルとの間の何れかと
したものである。
【0011】請求項5にかかるエアバッグ装置は、前記
共振回路を周波数発生回路またはフィルタとしたもので
ある。
共振回路を周波数発生回路またはフィルタとしたもので
ある。
【0012】請求項6にかかるエアバッグ装置は、前記
複数の共振回路からの複数の出力を各々所定の閾値より
も大きいかを判断する複数の比較回路は、各共振回路か
らの変化出力及び変化速度出力とし、前記複数の比較回
路の出力を、前記複数の共振回路からの変化速度出力と
低い閾値と比較した出力についてアンドゲートを介し
て、また、前記複数の共振回路からの変化速度出力と高
い閾値と比較した出力についてオアゲートを介して、そ
して、前記複数の共振回路からの出力と所定の閾値と比
較した出力についてアンドゲートを介して選択し、前記
インフレータの点火指令信号を得るものである。
複数の共振回路からの複数の出力を各々所定の閾値より
も大きいかを判断する複数の比較回路は、各共振回路か
らの変化出力及び変化速度出力とし、前記複数の比較回
路の出力を、前記複数の共振回路からの変化速度出力と
低い閾値と比較した出力についてアンドゲートを介し
て、また、前記複数の共振回路からの変化速度出力と高
い閾値と比較した出力についてオアゲートを介して、そ
して、前記複数の共振回路からの出力と所定の閾値と比
較した出力についてアンドゲートを介して選択し、前記
インフレータの点火指令信号を得るものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
する。
【0014】[実施の形態1]図1は本発明の第一の実
施形態のエアバッグ装置の車体への取付位置を示す説明
図である。図2は本発明の第一の実施形態のエアバッグ
装置の渦電流式変位センサの側突時の出力信号を示す特
性図であり、右側突時の出力信号を示すものである。図
3は本発明の第一の実施形態のエアバッグ装置の助手席
への取付状態を示す斜視図である。
施形態のエアバッグ装置の車体への取付位置を示す説明
図である。図2は本発明の第一の実施形態のエアバッグ
装置の渦電流式変位センサの側突時の出力信号を示す特
性図であり、右側突時の出力信号を示すものである。図
3は本発明の第一の実施形態のエアバッグ装置の助手席
への取付状態を示す斜視図である。
【0015】本実施形態のエアバッグ装置は、自動車の
車内の左右両側、例えば、車体1の運転席3及び助手席
5のドア側に、それぞれ、側突エアバッグ装置8(助手
席5に配設した例の図3参照)を配設し、それら側突エ
アバッグ装置8に内臓したインフレータ(図示略)によ
り、内臓するサイドエアバッグをそれぞれ膨張展開する
ようになっている。特に、サイドエアバッグ装置8は、
そのケーシングが助手席5のシートフレーム7に直接ビ
ス6で取付けられている。
車内の左右両側、例えば、車体1の運転席3及び助手席
5のドア側に、それぞれ、側突エアバッグ装置8(助手
席5に配設した例の図3参照)を配設し、それら側突エ
アバッグ装置8に内臓したインフレータ(図示略)によ
り、内臓するサイドエアバッグをそれぞれ膨張展開する
ようになっている。特に、サイドエアバッグ装置8は、
そのケーシングが助手席5のシートフレーム7に直接ビ
ス6で取付けられている。
【0016】また、本実施形態のエアバッグ装置は、衝
突時の衝撃を検出するセンサとして、図3及び図4に示
すものを使用している。即ち、センサとしては、側突エ
アバッグ装置8とは別置されたハウジングに収納された
空心コイルからなるインダクタンスLと、そのインダク
タンスLに対向するドアの鉄板からなるインナパネルD
Rによって、発生する渦電流損失の変化を距離の変化と
して検出する渦電流式変位センサ2,4を用いている。
渦電流式変位センサ2,4は、運転席3とその運転席3
側のドア及び助手席5とその助手席5側のドアに配設さ
れている。
突時の衝撃を検出するセンサとして、図3及び図4に示
すものを使用している。即ち、センサとしては、側突エ
アバッグ装置8とは別置されたハウジングに収納された
空心コイルからなるインダクタンスLと、そのインダク
タンスLに対向するドアの鉄板からなるインナパネルD
Rによって、発生する渦電流損失の変化を距離の変化と
して検出する渦電流式変位センサ2,4を用いている。
渦電流式変位センサ2,4は、運転席3とその運転席3
側のドア及び助手席5とその助手席5側のドアに配設さ
れている。
【0017】更に、助手席5側の渦電流式変位センサ4
は、シート後方の後方渦電流式変位センサ4A、シート
前方の前方渦電流式変位センサ4Bの2個で構成されて
いる。同様に、運転席3側の渦電流式変位センサ2につ
いても、図示しないが、シート後方の後方渦電流式変位
センサ、シート前方の前方渦電流式変位センサの2個で
構成されている。
は、シート後方の後方渦電流式変位センサ4A、シート
前方の前方渦電流式変位センサ4Bの2個で構成されて
いる。同様に、運転席3側の渦電流式変位センサ2につ
いても、図示しないが、シート後方の後方渦電流式変位
センサ、シート前方の前方渦電流式変位センサの2個で
構成されている。
【0018】また、本実施の形態は、図1に示すよう
に、渦電流式変位センサ2,4を車体1の左右に配設し
ている。これにより、各渦電流式変位センサ2,4は車
体の左右方向の変位が検出自在である。例えば、渦電流
式変位センサ2は、右側突時に左方向への変位が発生し
たとき、図2に示すように、負極性の電圧を発生する。
また、左側突時に右方向への変位が発生したとき、渦電
流式変位センサ4は、図2と同様の出力を発生する。な
お、渦電流式変位センサ2,4の発生する出力信号の極
性は図2に示すものと逆極性とすることもできる。
に、渦電流式変位センサ2,4を車体1の左右に配設し
ている。これにより、各渦電流式変位センサ2,4は車
体の左右方向の変位が検出自在である。例えば、渦電流
式変位センサ2は、右側突時に左方向への変位が発生し
たとき、図2に示すように、負極性の電圧を発生する。
また、左側突時に右方向への変位が発生したとき、渦電
流式変位センサ4は、図2と同様の出力を発生する。な
お、渦電流式変位センサ2,4の発生する出力信号の極
性は図2に示すものと逆極性とすることもできる。
【0019】次に、本実施形態のエアバッグ装置の渦電
流式変位センサ2,4のセンサ出力回路について説明す
る。なお、渦電流式変位センサ2,4は同一構成である
ので、ここでは、助手席5側の渦電流式変位センサ4に
ついて説明する。
流式変位センサ2,4のセンサ出力回路について説明す
る。なお、渦電流式変位センサ2,4は同一構成である
ので、ここでは、助手席5側の渦電流式変位センサ4に
ついて説明する。
【0020】図4は本発明の第一の実施形態のエアバッ
グ装置の制御を行う要部制御回路図であり、また、図5
は本発明の第一の実施形態のエアバッグ装置の制御を行
う全体制御回路図である。
グ装置の制御を行う要部制御回路図であり、また、図5
は本発明の第一の実施形態のエアバッグ装置の制御を行
う全体制御回路図である。
【0021】図において、本実施形態の自励発振回路と
して、コルピッツ発振回路からなる発振回路20(20
A,20B)は、インダクタンスL(LA ,LB )とコ
ンデンサC1 及びコンデンサC2 で決定される発振周波
数fを持ち、この発振周波数fは f=√{1/L(C1 ・C2 /C1 +C2 )}/2π となり、この発振周波数fで自励発振する。インダクタ
ンスL(LA ,LB )の値は、そのインダクタンスL
(LA ,LB )に対向するドアの鉄板からなるインナパ
ネルDR(DRA ,DRB )との距離によって決まる。
抵抗R1 と抵抗R2及びコンデンサC3 はトランジスタ
T1 のベース電流を得るもので、また、抵抗R3 は出力
抵抗である。インダクタンスL(LA ,LB )はシート
後方の後方渦電流式変位センサ4A、シート前方の前方
渦電流式変位センサ4Bを構成する磁性体でないハウジ
ング内に内蔵されている。特に、インダクタンスL(L
A ,LB )と、そのインダクタンスL(LA ,LB )に
対向するドアのインナパネルDR(DRA ,DRB )に
よって、本実施の形態における渦電流式変位センサ2,
4を構成している。
して、コルピッツ発振回路からなる発振回路20(20
A,20B)は、インダクタンスL(LA ,LB )とコ
ンデンサC1 及びコンデンサC2 で決定される発振周波
数fを持ち、この発振周波数fは f=√{1/L(C1 ・C2 /C1 +C2 )}/2π となり、この発振周波数fで自励発振する。インダクタ
ンスL(LA ,LB )の値は、そのインダクタンスL
(LA ,LB )に対向するドアの鉄板からなるインナパ
ネルDR(DRA ,DRB )との距離によって決まる。
抵抗R1 と抵抗R2及びコンデンサC3 はトランジスタ
T1 のベース電流を得るもので、また、抵抗R3 は出力
抵抗である。インダクタンスL(LA ,LB )はシート
後方の後方渦電流式変位センサ4A、シート前方の前方
渦電流式変位センサ4Bを構成する磁性体でないハウジ
ング内に内蔵されている。特に、インダクタンスL(L
A ,LB )と、そのインダクタンスL(LA ,LB )に
対向するドアのインナパネルDR(DRA ,DRB )に
よって、本実施の形態における渦電流式変位センサ2,
4を構成している。
【0022】整流回路21は、ダイオードDとコンデン
サC4 及び抵抗R4 からなり、コンデンサC4 は平滑用
であり、抵抗R4 は放電抵抗であり、コンデンサC4 に
よって整流した出力のリップルを少なくし、抵抗R4 に
よってコンデンサC4 の出力の応答性を上げている。微
分回路22はコンデンサC5 及び抵抗R5 からなり、整
流回路21の出力を微分している。
サC4 及び抵抗R4 からなり、コンデンサC4 は平滑用
であり、抵抗R4 は放電抵抗であり、コンデンサC4 に
よって整流した出力のリップルを少なくし、抵抗R4 に
よってコンデンサC4 の出力の応答性を上げている。微
分回路22はコンデンサC5 及び抵抗R5 からなり、整
流回路21の出力を微分している。
【0023】図5において、インナパネルDRA ,DR
B 、インダクタンスLA ,LB 、発振回路20A,20
B、整流回路21A,21B、微分回路22A,22B
は、図4におけるインナパネルDR、インダクタンス
L、発振回路20、整流回路21、微分回路22と同一
回路構成部分であり、インナパネルDRA ,DRB 、イ
ンダクタンスLA ,LB 、発振回路20A,20B、整
流回路21A,21B、微分回路22A,22Bとし
て、図4におけるインナパネルDR、インダクタンス
L、発振回路20、整流回路21、微分回路22が使用
される。特に、インナパネルDRA ,DRB は、シート
後方の後方渦電流式変位センサ4Aとシート前方の前方
渦電流式変位センサ4Bの部位を意味している。
B 、インダクタンスLA ,LB 、発振回路20A,20
B、整流回路21A,21B、微分回路22A,22B
は、図4におけるインナパネルDR、インダクタンス
L、発振回路20、整流回路21、微分回路22と同一
回路構成部分であり、インナパネルDRA ,DRB 、イ
ンダクタンスLA ,LB 、発振回路20A,20B、整
流回路21A,21B、微分回路22A,22Bとし
て、図4におけるインナパネルDR、インダクタンス
L、発振回路20、整流回路21、微分回路22が使用
される。特に、インナパネルDRA ,DRB は、シート
後方の後方渦電流式変位センサ4Aとシート前方の前方
渦電流式変位センサ4Bの部位を意味している。
【0024】比較回路COMP1は、微分回路22Aの
出力の大きさが所定の閾値VTH1 と比較し、微分回路2
2Aの出力が所定の閾値VTH1 以上のとき、“H”、逆
に、微分回路22Aの出力が所定の閾値VTH1 未満のと
き、“0”となる。また、比較回路COMP2は、微分
回路22Aの出力の大きさが所定の閾値VTH2 と比較
し、微分回路22Aの出力が所定の閾値VTH2 以上のと
き、“H”、逆に、微分回路22Aの出力が所定の閾値
VTH2 未満のとき、“L”となる。ここで、閾値VTH1
と閾値VTH2 との間には、VTH1 <VTH2 の関係があ
る。
出力の大きさが所定の閾値VTH1 と比較し、微分回路2
2Aの出力が所定の閾値VTH1 以上のとき、“H”、逆
に、微分回路22Aの出力が所定の閾値VTH1 未満のと
き、“0”となる。また、比較回路COMP2は、微分
回路22Aの出力の大きさが所定の閾値VTH2 と比較
し、微分回路22Aの出力が所定の閾値VTH2 以上のと
き、“H”、逆に、微分回路22Aの出力が所定の閾値
VTH2 未満のとき、“L”となる。ここで、閾値VTH1
と閾値VTH2 との間には、VTH1 <VTH2 の関係があ
る。
【0025】比較回路COMP3は、微分回路22Bの
出力の大きさが所定の閾値VTH3 と比較し、微分回路2
2Bの出力が所定の閾値VTH3 以上のとき、“H”、逆
に、微分回路22Bの出力が所定の閾値VTH3 未満のと
き、“L”となる。また、比較回路COMP4は、微分
回路22Bの出力の大きさが所定の閾値VTH4 と比較
し、微分回路22Bの出力が所定の閾値VTH4 以上のと
き、“H”、逆に、微分回路22Bの出力が所定の閾値
VTH4 未満のとき、“L”となる。ここで、閾値VTH3
と閾値VTH4 との間には、VTH3 <VTH4 の関係があ
る。
出力の大きさが所定の閾値VTH3 と比較し、微分回路2
2Bの出力が所定の閾値VTH3 以上のとき、“H”、逆
に、微分回路22Bの出力が所定の閾値VTH3 未満のと
き、“L”となる。また、比較回路COMP4は、微分
回路22Bの出力の大きさが所定の閾値VTH4 と比較
し、微分回路22Bの出力が所定の閾値VTH4 以上のと
き、“H”、逆に、微分回路22Bの出力が所定の閾値
VTH4 未満のとき、“L”となる。ここで、閾値VTH3
と閾値VTH4 との間には、VTH3 <VTH4 の関係があ
る。
【0026】比較回路COMP1と比較回路COMP3
の出力は、論理積をアンドゲートAND1 でとり、更
に、アンドゲートAND1 の出力をアンドゲートAND
2 の一方の入力としている。また、比較回路COMP2
と比較回路COMP4の出力は、論理和をオアゲートO
Rでとり、更に、オアゲートORの出力をアンドゲート
AND2 の他方の入力としている。
の出力は、論理積をアンドゲートAND1 でとり、更
に、アンドゲートAND1 の出力をアンドゲートAND
2 の一方の入力としている。また、比較回路COMP2
と比較回路COMP4の出力は、論理和をオアゲートO
Rでとり、更に、オアゲートORの出力をアンドゲート
AND2 の他方の入力としている。
【0027】アンドゲートAND2 の出力でトランジス
タT2 をオン・オフ制御する。通常、トランジスタT2
はオフであり、トランジスタT2 がオンとなったとき、
助手席5側のスクイブPSによりインフレータを点火す
る。
タT2 をオン・オフ制御する。通常、トランジスタT2
はオフであり、トランジスタT2 がオンとなったとき、
助手席5側のスクイブPSによりインフレータを点火す
る。
【0028】次に、上記のように構成された本実施形態
のエアバッグ装置の動作を説明する。
のエアバッグ装置の動作を説明する。
【0029】ドアのインナパネルDR(DRA ,DRB
)と、シート後方の後方渦電流式変位センサ4Aとシ
ート前方の前方渦電流式変位センサ4Bに内蔵されてい
るインダクタンスLA ,LB との距離は、所定の距離範
囲内にあるとき、そのときのインダクタンスLA ,LB
の値とコンデンサC1 及びコンデンサC2 で決定される
発振周波数fで、発振回路20A,20Bは発振状態ま
たは発振近傍位置の周波数状態にある。このとき、発振
回路20A,20Bは、図4に示すように、トランジス
タT1 には最大電流またはそれに近似する電流が流れて
おり、抵抗R3 には電圧降下によって所定の電圧Vが発
生し、その電圧Vの大きさは最大またはそれに近似した
値にある。ここで、電圧Vの大きさが最大またはそれに
近似した値とは、インナパネルDR(DRA ,DRB )
と後方渦電流式変位センサ4Aと前方渦電流式変位セン
サ4Bとの間の取付け精度による距離の違いによって決
定される。
)と、シート後方の後方渦電流式変位センサ4Aとシ
ート前方の前方渦電流式変位センサ4Bに内蔵されてい
るインダクタンスLA ,LB との距離は、所定の距離範
囲内にあるとき、そのときのインダクタンスLA ,LB
の値とコンデンサC1 及びコンデンサC2 で決定される
発振周波数fで、発振回路20A,20Bは発振状態ま
たは発振近傍位置の周波数状態にある。このとき、発振
回路20A,20Bは、図4に示すように、トランジス
タT1 には最大電流またはそれに近似する電流が流れて
おり、抵抗R3 には電圧降下によって所定の電圧Vが発
生し、その電圧Vの大きさは最大またはそれに近似した
値にある。ここで、電圧Vの大きさが最大またはそれに
近似した値とは、インナパネルDR(DRA ,DRB )
と後方渦電流式変位センサ4Aと前方渦電流式変位セン
サ4Bとの間の取付け精度による距離の違いによって決
定される。
【0030】この電圧Vは整流回路21A,21Bのタ
イオードDで整流され、それがコンデンサC4 に充電さ
れる。なお、抵抗R4 はコンデンサC4 に充電された電
荷を放電するのに使用される。また、コンデンサC4 に
充電された電圧VはコンデンサC5 及び抵抗R5 からな
る微分回路22A,22Bで、コンデンサC4 に充電さ
れた電圧の変化が検出される。
イオードDで整流され、それがコンデンサC4 に充電さ
れる。なお、抵抗R4 はコンデンサC4 に充電された電
荷を放電するのに使用される。また、コンデンサC4 に
充電された電圧VはコンデンサC5 及び抵抗R5 からな
る微分回路22A,22Bで、コンデンサC4 に充電さ
れた電圧の変化が検出される。
【0031】微分回路22Aの出力は、比較回路COM
P1と比較回路COMP2に入力され、閾値VTH1 と閾
値VTH2 と比較され、また、微分回路22Bの出力は、
比較回路COMP3と比較回路COMP4に入力され、
閾値VTH3 と閾値VTH4 と比較される。比較回路COM
P1と比較回路COMP3の出力は、論理積をアンドゲ
ートAND1 でとり、更に、アンドゲートAND1 の出
力をアンドゲートAND2 の一方の入力とし、また、比
較回路COMP2と比較回路COMP4の出力は、論理
和をオアゲートORでとり、更に、オアゲートORの出
力をアンドゲートAND2 の他方の入力としている。し
たがって、比較回路COMP1と比較回路COMP3の
出力は、その閾値VTH1 と閾値VTH3 が閾値VTH2 と閾
値VTH4よりも小さく設定されているから、側突の初期
に両者が“L”から“H”になり、その出力が“L”か
ら“H”になる。更に、側突位置によって比較回路CO
MP2と比較回路COMP4のいずれかの出力が“H”
または両方の出力が“H”となる。この時点でアンドゲ
ートAND2 の出力でトランジスタT2 をオンとし、助
手席5側のスクイブPSによりインフレータを点火す
る。
P1と比較回路COMP2に入力され、閾値VTH1 と閾
値VTH2 と比較され、また、微分回路22Bの出力は、
比較回路COMP3と比較回路COMP4に入力され、
閾値VTH3 と閾値VTH4 と比較される。比較回路COM
P1と比較回路COMP3の出力は、論理積をアンドゲ
ートAND1 でとり、更に、アンドゲートAND1 の出
力をアンドゲートAND2 の一方の入力とし、また、比
較回路COMP2と比較回路COMP4の出力は、論理
和をオアゲートORでとり、更に、オアゲートORの出
力をアンドゲートAND2 の他方の入力としている。し
たがって、比較回路COMP1と比較回路COMP3の
出力は、その閾値VTH1 と閾値VTH3 が閾値VTH2 と閾
値VTH4よりも小さく設定されているから、側突の初期
に両者が“L”から“H”になり、その出力が“L”か
ら“H”になる。更に、側突位置によって比較回路CO
MP2と比較回路COMP4のいずれかの出力が“H”
または両方の出力が“H”となる。この時点でアンドゲ
ートAND2 の出力でトランジスタT2 をオンとし、助
手席5側のスクイブPSによりインフレータを点火す
る。
【0032】ここで、閾値VTH1 と閾値VTH3 が閾値V
TH2 と閾値VTH4 よりも小さく設定されている理由は、
次の理由である。
TH2 と閾値VTH4 よりも小さく設定されている理由は、
次の理由である。
【0033】即ち、比較回路COMP1と比較回路CO
MP3の出力は、その閾値VTH1 と閾値VTH3 が閾値V
TH2 と閾値VTH4 よりも小さく設定されているから、側
突の初期に比較回路COMP1と比較回路COMP3の
閾値VTH1 と閾値VTH3 を越えたとき、両出力が“H”
になる。その後、高い閾値VTH2 と閾値VTH4 と比較す
る比較回路COMP2と比較回路COMP4は、側突位
置の近い方に配設した後方渦電流式変位センサ4Aまた
は前方渦電流式変位センサ4Bによって、いずれかの出
力が“H”または両方の出力が“H”となる。この時点
でアンドゲートAND2 の出力でトランジスタT2 をオ
ンとし、助手席5側のスクイブPSによりインフレータ
を点火する。これによって、通常の側突の特性に合致し
た検出が行え、側突検出の信頼性を高くすることができ
る。また、側突位置の近い方に配設した後方渦電流式変
位センサ4Aまたは前方渦電流式変位センサ4Bによっ
て、広い面における側突検出が可能となる。
MP3の出力は、その閾値VTH1 と閾値VTH3 が閾値V
TH2 と閾値VTH4 よりも小さく設定されているから、側
突の初期に比較回路COMP1と比較回路COMP3の
閾値VTH1 と閾値VTH3 を越えたとき、両出力が“H”
になる。その後、高い閾値VTH2 と閾値VTH4 と比較す
る比較回路COMP2と比較回路COMP4は、側突位
置の近い方に配設した後方渦電流式変位センサ4Aまた
は前方渦電流式変位センサ4Bによって、いずれかの出
力が“H”または両方の出力が“H”となる。この時点
でアンドゲートAND2 の出力でトランジスタT2 をオ
ンとし、助手席5側のスクイブPSによりインフレータ
を点火する。これによって、通常の側突の特性に合致し
た検出が行え、側突検出の信頼性を高くすることができ
る。また、側突位置の近い方に配設した後方渦電流式変
位センサ4Aまたは前方渦電流式変位センサ4Bによっ
て、広い面における側突検出が可能となる。
【0034】このように、本実施形態のエアバッグ装置
は、車内に配設された図示しないエアバッグを膨張展開
するインフレータのスクイブPSと、車体1の衝突初期
に変位する部分と変位し難い部分との相対位置に配設し
た共振条件を左右する複数のインダクタンスLA ,LB
を有する複数の発振回路20A,20Bと、前記複数の
発振回路20A,20Bからの複数の出力を各々所定の
閾値VTH1 ,VTH2 ,VTH3 ,VTH4 よりも大きいかを
判断する複数の比較回路COMP1,COMP2,CO
MP3,COMP4と、前記複数の比較回路COMP
1,COMP2,COMP3,COMP4の出力を、前
記複数の発振回路20A,20Bからの低い閾値VTH1
,VTH3 と比較した出力についてアンドゲートAND1
を介して、また、前記複数の発振回路20A,20B
からの高い閾値VTH2 ,VTH4 と比較した出力について
オアゲートORを介して、アンドゲートAND2 に導
き、前記インフレータのスクイブPSの点火指令信号を
得るトランジスタT2 をスイッチング制御するアンドゲ
ートAND1 、オアゲートOR、アンドゲートAND2
、トランジスタT2 からなる点火回路とを具備するも
のであり、これを請求項2に対応する実施の形態とする
ことができる。
は、車内に配設された図示しないエアバッグを膨張展開
するインフレータのスクイブPSと、車体1の衝突初期
に変位する部分と変位し難い部分との相対位置に配設し
た共振条件を左右する複数のインダクタンスLA ,LB
を有する複数の発振回路20A,20Bと、前記複数の
発振回路20A,20Bからの複数の出力を各々所定の
閾値VTH1 ,VTH2 ,VTH3 ,VTH4 よりも大きいかを
判断する複数の比較回路COMP1,COMP2,CO
MP3,COMP4と、前記複数の比較回路COMP
1,COMP2,COMP3,COMP4の出力を、前
記複数の発振回路20A,20Bからの低い閾値VTH1
,VTH3 と比較した出力についてアンドゲートAND1
を介して、また、前記複数の発振回路20A,20B
からの高い閾値VTH2 ,VTH4 と比較した出力について
オアゲートORを介して、アンドゲートAND2 に導
き、前記インフレータのスクイブPSの点火指令信号を
得るトランジスタT2 をスイッチング制御するアンドゲ
ートAND1 、オアゲートOR、アンドゲートAND2
、トランジスタT2 からなる点火回路とを具備するも
のであり、これを請求項2に対応する実施の形態とする
ことができる。
【0035】したがって、ドアのインナパネルDRと、
シート後方の後方渦電流式変位センサ4Aとシート前方
の前方渦電流式変位センサ4Bの配置によって、ほぼ一
枚のインナパネルDR全体に相当する比較的広い範囲の
側突が検出できる。また、後方渦電流式変位センサ4A
と前方渦電流式変位センサ4Bの付近に傘、金属棒等を
落下した場合には、同時に、両後方渦電流式変位センサ
4Aと前方渦電流式変位センサ4Bがそれを検出する可
能性が少なく、かつ、所定の落下速度の大きさが得ら
れ、比較回路COMP2と比較回路COMP4の出力が
“H”となる確率を同時に想定すると、傘、金属棒等の
落下で動作する確率が非常に少ない信頼性の高いものと
なる。
シート後方の後方渦電流式変位センサ4Aとシート前方
の前方渦電流式変位センサ4Bの配置によって、ほぼ一
枚のインナパネルDR全体に相当する比較的広い範囲の
側突が検出できる。また、後方渦電流式変位センサ4A
と前方渦電流式変位センサ4Bの付近に傘、金属棒等を
落下した場合には、同時に、両後方渦電流式変位センサ
4Aと前方渦電流式変位センサ4Bがそれを検出する可
能性が少なく、かつ、所定の落下速度の大きさが得ら
れ、比較回路COMP2と比較回路COMP4の出力が
“H”となる確率を同時に想定すると、傘、金属棒等の
落下で動作する確率が非常に少ない信頼性の高いものと
なる。
【0036】また、車庫入れ等の際に、接触等によって
インナパネルDRが内側に徐々に彎曲したとき、インナ
パネルDRA ,DRB とインダクタンスLA ,LB との
距離が徐々に変化するから、このときのインダクタンス
LA ,LB の値によって発振回路20A,20Bは発振
状態を脱するか、或いは共振点から離れる。しかし、整
流回路21A,21Bの電圧の変化は、緩かに変化し、
比較回路COMP1と比較回路COMP2で閾値VTH1
と閾値VTH2 と比較しても、また、比較回路COMP3
と比較回路COMP4で閾値VTH3 と閾値VTH4 と比較
しても、両者を同時に“H”とすることができないか
ら、助手席5側のインフレータが点火しない。即ち、車
庫入れ等の際に、接触等によってインナパネルDRが内
側に徐々に彎曲した場合には、インフレータが点火する
ことがない。
インナパネルDRが内側に徐々に彎曲したとき、インナ
パネルDRA ,DRB とインダクタンスLA ,LB との
距離が徐々に変化するから、このときのインダクタンス
LA ,LB の値によって発振回路20A,20Bは発振
状態を脱するか、或いは共振点から離れる。しかし、整
流回路21A,21Bの電圧の変化は、緩かに変化し、
比較回路COMP1と比較回路COMP2で閾値VTH1
と閾値VTH2 と比較しても、また、比較回路COMP3
と比較回路COMP4で閾値VTH3 と閾値VTH4 と比較
しても、両者を同時に“H”とすることができないか
ら、助手席5側のインフレータが点火しない。即ち、車
庫入れ等の際に、接触等によってインナパネルDRが内
側に徐々に彎曲した場合には、インフレータが点火する
ことがない。
【0037】この実施形態によれば、インナパネルDR
A ,DRB と後方渦電流式変位センサ4Aと前方渦電流
式変位センサ4Bとの間の取付け精度によって、電圧V
の大きさが決定されるものであるが、共振条件のQの設
定、及びインダクタンスLA,LB の径及び巻線数、電
流によって、インナパネルDRA ,DRB とインダクタ
ンスLA ,LB との距離の誤差、即ち、取付け誤差を少
なくすることができる。また、これら共振条件のQを高
くするように、その感度を高くしておいても、インナパ
ネルDRA ,DRB が内側に彎曲する彎曲速度を検出す
るものであるから、取付け誤差の影響を全く受けない。
そして、通常状態で自励発振が維持され、自励発振が維
持されなくなったとき、インナパネルDRA ,DRB が
内側に彎曲する彎曲速度によって衝突を判定するもので
あるから、車庫入れ等によって側面を接触した場合では
動作しない。更に、常に自己で発振を維持し、対向する
インナパネルDRA ,DRB の変化を検出するものであ
るから、所定の広い範囲を常に監視することができ、信
頼性が高い検出が可能となる。また、発振回路20A,
20Bに自励発振回路を使用しているから、他に外部か
ら強制発振させる回路素子を付加する必要性がなく、回
路が簡単化できる。
A ,DRB と後方渦電流式変位センサ4Aと前方渦電流
式変位センサ4Bとの間の取付け精度によって、電圧V
の大きさが決定されるものであるが、共振条件のQの設
定、及びインダクタンスLA,LB の径及び巻線数、電
流によって、インナパネルDRA ,DRB とインダクタ
ンスLA ,LB との距離の誤差、即ち、取付け誤差を少
なくすることができる。また、これら共振条件のQを高
くするように、その感度を高くしておいても、インナパ
ネルDRA ,DRB が内側に彎曲する彎曲速度を検出す
るものであるから、取付け誤差の影響を全く受けない。
そして、通常状態で自励発振が維持され、自励発振が維
持されなくなったとき、インナパネルDRA ,DRB が
内側に彎曲する彎曲速度によって衝突を判定するもので
あるから、車庫入れ等によって側面を接触した場合では
動作しない。更に、常に自己で発振を維持し、対向する
インナパネルDRA ,DRB の変化を検出するものであ
るから、所定の広い範囲を常に監視することができ、信
頼性が高い検出が可能となる。また、発振回路20A,
20Bに自励発振回路を使用しているから、他に外部か
ら強制発振させる回路素子を付加する必要性がなく、回
路が簡単化できる。
【0038】なお、本実施形態では、助手席5について
説明したが運転席3側または後部座席側でも同様に配設
できる。
説明したが運転席3側または後部座席側でも同様に配設
できる。
【0039】[実施の形態2]図6は本発明の第二の実
施形態のエアバッグ装置の制御を行う全体制御回路図で
ある。なお、図中、第一の実施形態と同一符号及び記号
は第一の実施形態の構成部分と同一または相当する構成
部分を示すものであるから、ここでは重複する説明を省
略し、その相違点のみ説明する。
施形態のエアバッグ装置の制御を行う全体制御回路図で
ある。なお、図中、第一の実施形態と同一符号及び記号
は第一の実施形態の構成部分と同一または相当する構成
部分を示すものであるから、ここでは重複する説明を省
略し、その相違点のみ説明する。
【0040】図において、ナンドゲートNANDは、比
較回路COMP1と比較回路COMP3の出力の論理積
をとるものであるが、その論理積が“H”のとき、トラ
ンジスタT3 をオンとするために、トランジスタT3 の
特性に合せて負論理をとっている。当然、ナンドゲート
NANDの出力が“H”のとき、トランジスタT3 がオ
フ、ナンドゲートNANDの出力が“L”のとき、トラ
ンジスタT3 がオンとなる。また、比較回路COMP2
と比較回路COMP4の出力は、論理和をオアゲートO
Rでとり、その出力でトランジスタT4 をオン・オフ制
御する。
較回路COMP1と比較回路COMP3の出力の論理積
をとるものであるが、その論理積が“H”のとき、トラ
ンジスタT3 をオンとするために、トランジスタT3 の
特性に合せて負論理をとっている。当然、ナンドゲート
NANDの出力が“H”のとき、トランジスタT3 がオ
フ、ナンドゲートNANDの出力が“L”のとき、トラ
ンジスタT3 がオンとなる。また、比較回路COMP2
と比較回路COMP4の出力は、論理和をオアゲートO
Rでとり、その出力でトランジスタT4 をオン・オフ制
御する。
【0041】即ち、本実施の形態では、トランジスタT
3 及びトランジスタT4 によって論理積をとっており、
トランジスタT3 及びトランジスタT4 の両者がオンの
とき、助手席5側のスクイブPSによりインフレータを
点火する。
3 及びトランジスタT4 によって論理積をとっており、
トランジスタT3 及びトランジスタT4 の両者がオンの
とき、助手席5側のスクイブPSによりインフレータを
点火する。
【0042】このように、本実施形態のエアバッグ装置
は、車内に配設された図示しないエアバッグ膨張展開す
るインフレータのスクイブPSと、車体1の衝突初期に
変位する部分と変位し難い部分との相対位置に配設した
共振条件を左右する複数のインダクタンスLA ,LB を
有する複数の発振回路20A,20Bと、前記複数の発
振回路20A,20Bからの複数の出力を各々所定の閾
値VTH1 ,VTH2 ,VTH3 ,VTH4 よりも大きいかを判
断する複数の比較回路COMP1,COMP2,COM
P3,COMP4と、前記複数の比較回路COMP1,
COMP2,COMP3,COMP4の出力を、前記複
数の発振回路20A,20Bからの低い閾値VTH1 ,V
TH3 と比較した出力についてアンドゲートの否論理をと
るナンドゲートNANDを介してトランジスタT3 に導
き、また、前記複数の発振回路20A,20Bからの高
い閾値VTH2 ,VTH4 と比較した出力についてオアゲー
トORを介してトランジスタT4 に導き、前記インフレ
ータのスクイブPSの点火指令信号を得るトランジスタ
T3 、トランジスタT4 をスイッチング制御するナンド
ゲートNAND、オアゲートOR、トランジスタT3 、
トランジスタT4 からなる点火回路とを具備するもので
あり、これを請求項2に対応する実施の形態とすること
ができる。
は、車内に配設された図示しないエアバッグ膨張展開す
るインフレータのスクイブPSと、車体1の衝突初期に
変位する部分と変位し難い部分との相対位置に配設した
共振条件を左右する複数のインダクタンスLA ,LB を
有する複数の発振回路20A,20Bと、前記複数の発
振回路20A,20Bからの複数の出力を各々所定の閾
値VTH1 ,VTH2 ,VTH3 ,VTH4 よりも大きいかを判
断する複数の比較回路COMP1,COMP2,COM
P3,COMP4と、前記複数の比較回路COMP1,
COMP2,COMP3,COMP4の出力を、前記複
数の発振回路20A,20Bからの低い閾値VTH1 ,V
TH3 と比較した出力についてアンドゲートの否論理をと
るナンドゲートNANDを介してトランジスタT3 に導
き、また、前記複数の発振回路20A,20Bからの高
い閾値VTH2 ,VTH4 と比較した出力についてオアゲー
トORを介してトランジスタT4 に導き、前記インフレ
ータのスクイブPSの点火指令信号を得るトランジスタ
T3 、トランジスタT4 をスイッチング制御するナンド
ゲートNAND、オアゲートOR、トランジスタT3 、
トランジスタT4 からなる点火回路とを具備するもので
あり、これを請求項2に対応する実施の形態とすること
ができる。
【0043】なお、基本的動作及び作用効果は第一の実
施形態と同一であるのでその説明を省略する。
施形態と同一であるのでその説明を省略する。
【0044】特に、相違点としては、この実施形態で
は、助手席5側のスクイブPSが、論理積をとるトラン
ジスタT3 及びトランジスタT4 によって両入力を遮断
しているから、スクイブPSが電源側またはアース側に
短絡されてもインフレータを点火することがない。
は、助手席5側のスクイブPSが、論理積をとるトラン
ジスタT3 及びトランジスタT4 によって両入力を遮断
しているから、スクイブPSが電源側またはアース側に
短絡されてもインフレータを点火することがない。
【0045】なお、本実施形態では、助手席5について
説明したが運転席3側または後部座席側でも同様に配設
できる。
説明したが運転席3側または後部座席側でも同様に配設
できる。
【0046】[実施の形態3]図7は本発明の第三の実
施形態のエアバッグ装置の制御を行う全体制御回路図で
ある。なお、図中、第一の実施形態と同一符号及び記号
は第一の実施形態の構成部分と同一または相当する構成
部分を示すものであるから、ここでは重複する説明を省
略し、その相違点のみ説明する。
施形態のエアバッグ装置の制御を行う全体制御回路図で
ある。なお、図中、第一の実施形態と同一符号及び記号
は第一の実施形態の構成部分と同一または相当する構成
部分を示すものであるから、ここでは重複する説明を省
略し、その相違点のみ説明する。
【0047】図5に示す第一の実施の形態及び図6に示
す第二の実施の形態においては、比較回路COMP2及
び比較回路COMP4は、微分回路22Aまたは微分回
路22Bの出力の大きさを所定の閾値VTH2 または閾値
VTH4 と比較するものであり、両者間にはVTH2 <VTH
1 、VTH4 <VTH3 の関係があった。しかし、車両の側
突等の特性は図2に示すように、ピーク点に達するまで
に急峻な立上りが数回発生しており、その間に立上り速
度が低下しているのがわかる。また、傘、その他の金属
製品をシート後方の後方渦電流式変位センサ4Aとシー
ト前方の前方渦電流式変位センサ4Bの部位に同時に落
下させる可能性がある。これをノイズとして検出しない
ようにする必要がある。
す第二の実施の形態においては、比較回路COMP2及
び比較回路COMP4は、微分回路22Aまたは微分回
路22Bの出力の大きさを所定の閾値VTH2 または閾値
VTH4 と比較するものであり、両者間にはVTH2 <VTH
1 、VTH4 <VTH3 の関係があった。しかし、車両の側
突等の特性は図2に示すように、ピーク点に達するまで
に急峻な立上りが数回発生しており、その間に立上り速
度が低下しているのがわかる。また、傘、その他の金属
製品をシート後方の後方渦電流式変位センサ4Aとシー
ト前方の前方渦電流式変位センサ4Bの部位に同時に落
下させる可能性がある。これをノイズとして検出しない
ようにする必要がある。
【0048】そこで、シート後方の後方渦電流式変位セ
ンサ4A、シート前方の前方渦電流式変位センサ4Bの
2個が同時に所定の変位速度を検出しているとき、所定
の時間経過したときに、比較回路COMP2及び比較回
路COMP4の閾値VTH2 または閾値VTH4 を低下さ
せ、継続的変位の検出であるか判定し、それによって検
出の信頼性を向上させることができる。
ンサ4A、シート前方の前方渦電流式変位センサ4Bの
2個が同時に所定の変位速度を検出しているとき、所定
の時間経過したときに、比較回路COMP2及び比較回
路COMP4の閾値VTH2 または閾値VTH4 を低下さ
せ、継続的変位の検出であるか判定し、それによって検
出の信頼性を向上させることができる。
【0049】即ち、比較回路COMP1と比較回路CO
MP3の論理積をとったアンドゲートAND1 の出力を
受けて、抵抗r11及びコンデンサC11のCR回路がコン
デンサC11の充電を開始する。同時に、抵抗r21及びコ
ンデンサC21のCR回路がコンデンサC21の充電を開始
する。この時定数は、シート後方の後方渦電流式変位セ
ンサ4Aとシート前方の前方渦電流式変位センサ4Bの
設定位置及び取付部材の強度等の取付け条件によって設
定される。
MP3の論理積をとったアンドゲートAND1 の出力を
受けて、抵抗r11及びコンデンサC11のCR回路がコン
デンサC11の充電を開始する。同時に、抵抗r21及びコ
ンデンサC21のCR回路がコンデンサC21の充電を開始
する。この時定数は、シート後方の後方渦電流式変位セ
ンサ4Aとシート前方の前方渦電流式変位センサ4Bの
設定位置及び取付部材の強度等の取付け条件によって設
定される。
【0050】抵抗r11及びコンデンサC11のCR回路は
コンデンサC11の充電の進行により、トランジスタT11
をオンとし、また、抵抗r21及びコンデンサC21のCR
回路はコンデンサC21の充電の進行により、トランジス
タT21をオンとする。トランジスタT11のオンは、それ
まで比較回路COMP3の閾値電圧として、抵抗r13と
抵抗r14の直列回路により、Vcc・r13/(r13+r1
4)の電圧が印加されていたのが、抵抗r12が抵抗r13
に並列接続された分だけ閾値電圧が降下する。同様に、
トランジスタT21のオンは、それまで比較回路COMP
4の閾値電圧として、抵抗r23と抵抗r24の直列回路に
より、Vcc・r23/(r23+r24)の電圧が印加されて
いたのが、抵抗r22が抵抗r23に並列接続された分だけ
閾値電圧が降下する。
コンデンサC11の充電の進行により、トランジスタT11
をオンとし、また、抵抗r21及びコンデンサC21のCR
回路はコンデンサC21の充電の進行により、トランジス
タT21をオンとする。トランジスタT11のオンは、それ
まで比較回路COMP3の閾値電圧として、抵抗r13と
抵抗r14の直列回路により、Vcc・r13/(r13+r1
4)の電圧が印加されていたのが、抵抗r12が抵抗r13
に並列接続された分だけ閾値電圧が降下する。同様に、
トランジスタT21のオンは、それまで比較回路COMP
4の閾値電圧として、抵抗r23と抵抗r24の直列回路に
より、Vcc・r23/(r23+r24)の電圧が印加されて
いたのが、抵抗r22が抵抗r23に並列接続された分だけ
閾値電圧が降下する。
【0051】そして、比較回路COMP2及び比較回路
COMP4の出力は、オアゲートORを介してアンドゲ
ートAND2 の一方に入力され、アンドゲートAND2
の他方に入力されているアンドゲートAND1 との一致
した“H”によってトランジスタT2 をオン・オフ制御
する。通常、トランジスタT2 はオフであり、トランジ
スタT2 がオンとなったとき、助手席5側のスクイブP
Sによりインフレータを点火する。
COMP4の出力は、オアゲートORを介してアンドゲ
ートAND2 の一方に入力され、アンドゲートAND2
の他方に入力されているアンドゲートAND1 との一致
した“H”によってトランジスタT2 をオン・オフ制御
する。通常、トランジスタT2 はオフであり、トランジ
スタT2 がオンとなったとき、助手席5側のスクイブP
Sによりインフレータを点火する。
【0052】ここで、抵抗r11及びコンデンサC11のC
R回路、抵抗r13と抵抗r14の直列回路、抵抗r12及び
トランジスタT11により、本実施の形態における時限閾
値回路Tim1を構成する。同様に、抵抗r21及びコン
デンサC21のCR回路、抵抗r23と抵抗r24の直列回
路、抵抗r22及びトランジスタT21により、本実施の形
態における時限閾値回路Tim2を構成する。
R回路、抵抗r13と抵抗r14の直列回路、抵抗r12及び
トランジスタT11により、本実施の形態における時限閾
値回路Tim1を構成する。同様に、抵抗r21及びコン
デンサC21のCR回路、抵抗r23と抵抗r24の直列回
路、抵抗r22及びトランジスタT21により、本実施の形
態における時限閾値回路Tim2を構成する。
【0053】次に、上記のように構成された本実施形態
のエアバッグ装置の動作を説明する。
のエアバッグ装置の動作を説明する。
【0054】ドアのインナパネルDRと、シート後方の
後方渦電流式変位センサ4Aとシート前方の前方渦電流
式変位センサ4Bに内蔵されているインダクタンスLA
,LB との距離は、所定の距離範囲内にあるとき、そ
のときのインダクタンスLA ,LB の値とコンデンサC
1 及びコンデンサC2 で決定される発振周波数fで、発
振回路20A,20Bは発振状態または発振近傍位置の
周波数状態にある。このとき、発振回路20A,20B
は、図4に示すように、トランジスタT1 には最大電流
またはそれに近似する電流が流れており、抵抗R3 には
電圧降下によって所定の電圧Vが発生し、その電圧Vの
大きさは最大またはそれに近似した値にある。ここで、
電圧Vの大きさが最大またはそれに近似した値とは、イ
ンナパネルDRと後方渦電流式変位センサ4Aと前方渦
電流式変位センサ4Bとの間の取付け精度によって決定
される。この電圧Vは整流回路21A,21Bのダイオ
ードDで整流され、それがコンデンサC4 に充電され
る。また、コンデンサC4 に充電された電圧Vはコンデ
ンサC5 及び抵抗R5 からなる微分回路22A,22B
で、コンデンサC4 に充電された電圧の変化が検出され
る。
後方渦電流式変位センサ4Aとシート前方の前方渦電流
式変位センサ4Bに内蔵されているインダクタンスLA
,LB との距離は、所定の距離範囲内にあるとき、そ
のときのインダクタンスLA ,LB の値とコンデンサC
1 及びコンデンサC2 で決定される発振周波数fで、発
振回路20A,20Bは発振状態または発振近傍位置の
周波数状態にある。このとき、発振回路20A,20B
は、図4に示すように、トランジスタT1 には最大電流
またはそれに近似する電流が流れており、抵抗R3 には
電圧降下によって所定の電圧Vが発生し、その電圧Vの
大きさは最大またはそれに近似した値にある。ここで、
電圧Vの大きさが最大またはそれに近似した値とは、イ
ンナパネルDRと後方渦電流式変位センサ4Aと前方渦
電流式変位センサ4Bとの間の取付け精度によって決定
される。この電圧Vは整流回路21A,21Bのダイオ
ードDで整流され、それがコンデンサC4 に充電され
る。また、コンデンサC4 に充電された電圧Vはコンデ
ンサC5 及び抵抗R5 からなる微分回路22A,22B
で、コンデンサC4 に充電された電圧の変化が検出され
る。
【0055】微分回路22Aの出力は、比較回路COM
P1に入力され、閾値VTH1 と比較され、また、微分回
路22Bの出力は比較回路COMP3に入力され、閾値
VTH3 と比較される。比較回路COMP1と比較回路C
OMP3の出力は論理積をアンドゲートAND1 でと
り、更に、アンドゲートAND1 の出力をアンドゲート
AND2 の一方の入力としている。また、微分回路22
Aの出力は比較回路COMP2に入力され、微分回路2
2Aの出力は比較回路COMP4に入力される。比較回
路COMP2では、比較回路COMP1と比較回路CO
MP3の論理積をとったアンドゲートAND1 の出力を
受けて、抵抗r11及びコンデンサC11のCR回路がコン
デンサC11の充電を開始する。この間、トランジスタT
11はオフで、比較回路COMP3の閾値電圧として、抵
抗r13と抵抗r14の直列回路により、決定される閾値電
圧が印加されている。そして、抵抗r11及びコンデンサ
C11のCR回路はコンデンサC11の充電の進行により、
トランジスタT11をオンとし、それまで比較回路COM
P4の閾値電圧として、抵抗r13と抵抗r14の直列回路
によって分圧された閾値電圧が印加されていたのが、抵
抗r12が抵抗r13に並列接続された分だけ閾値電圧が降
下する。比較回路COMP2の出力はオアゲートORを
介して、アンドゲートAND2 の他方の入力としてい
る。
P1に入力され、閾値VTH1 と比較され、また、微分回
路22Bの出力は比較回路COMP3に入力され、閾値
VTH3 と比較される。比較回路COMP1と比較回路C
OMP3の出力は論理積をアンドゲートAND1 でと
り、更に、アンドゲートAND1 の出力をアンドゲート
AND2 の一方の入力としている。また、微分回路22
Aの出力は比較回路COMP2に入力され、微分回路2
2Aの出力は比較回路COMP4に入力される。比較回
路COMP2では、比較回路COMP1と比較回路CO
MP3の論理積をとったアンドゲートAND1 の出力を
受けて、抵抗r11及びコンデンサC11のCR回路がコン
デンサC11の充電を開始する。この間、トランジスタT
11はオフで、比較回路COMP3の閾値電圧として、抵
抗r13と抵抗r14の直列回路により、決定される閾値電
圧が印加されている。そして、抵抗r11及びコンデンサ
C11のCR回路はコンデンサC11の充電の進行により、
トランジスタT11をオンとし、それまで比較回路COM
P4の閾値電圧として、抵抗r13と抵抗r14の直列回路
によって分圧された閾値電圧が印加されていたのが、抵
抗r12が抵抗r13に並列接続された分だけ閾値電圧が降
下する。比較回路COMP2の出力はオアゲートORを
介して、アンドゲートAND2 の他方の入力としてい
る。
【0056】そして、比較回路COMP4では、アンド
ゲートAND1 の出力を受けて、抵抗r21及びコンデン
サC21のCR回路がコンデンサC21の充電を開始する。
この間、トランジスタT21はオフで、比較回路COMP
4の閾値電圧として、抵抗r23と抵抗r24の直列回路に
より、決定される閾値電圧が印加されている。そして、
抵抗r21及びコンデンサC21のCR回路はコンデンサC
21の充電の進行により、トランジスタT21をオンとし、
それまで比較回路COMP4の閾値電圧として、抵抗r
23と抵抗r24の直列回路によって分圧された閾値電圧が
印加されていたのが、抵抗r22が抵抗r23に並列接続さ
れた分だけ閾値電圧が降下する。比較回路COMP4の
出力はオアゲートORを介して、アンドゲートAND2
の他方の入力としている。
ゲートAND1 の出力を受けて、抵抗r21及びコンデン
サC21のCR回路がコンデンサC21の充電を開始する。
この間、トランジスタT21はオフで、比較回路COMP
4の閾値電圧として、抵抗r23と抵抗r24の直列回路に
より、決定される閾値電圧が印加されている。そして、
抵抗r21及びコンデンサC21のCR回路はコンデンサC
21の充電の進行により、トランジスタT21をオンとし、
それまで比較回路COMP4の閾値電圧として、抵抗r
23と抵抗r24の直列回路によって分圧された閾値電圧が
印加されていたのが、抵抗r22が抵抗r23に並列接続さ
れた分だけ閾値電圧が降下する。比較回路COMP4の
出力はオアゲートORを介して、アンドゲートAND2
の他方の入力としている。
【0057】したがって、比較回路COMP2及び比較
回路COMP4の出力と、閾値VTH1 と閾値VTH3 が小
さく設定されている比較回路COMP1と比較回路CO
MP3の出力が入力されているアンドゲートAND2 に
よってトランジスタT2 をオン・オフ制御する。通常、
トランジスタT2 はオフであり、トランジスタT2 がオ
ンとなったとき、助手席5側のスクイブPSによりイン
フレータを点火する。
回路COMP4の出力と、閾値VTH1 と閾値VTH3 が小
さく設定されている比較回路COMP1と比較回路CO
MP3の出力が入力されているアンドゲートAND2 に
よってトランジスタT2 をオン・オフ制御する。通常、
トランジスタT2 はオフであり、トランジスタT2 がオ
ンとなったとき、助手席5側のスクイブPSによりイン
フレータを点火する。
【0058】車庫入れ等の際に、接触等によってインナ
パネルDRが内側に徐々に彎曲するから、インナパネル
DRA ,DRB とインダクタンスLA ,LB との距離が
徐々に変化する。このときのインダクタンスLA ,LB
の値によって発振回路20A,20Bは発振状態を脱す
るか、或いは共振点から離れる。しかし、整流回路21
A,21Bの電圧の変化は、緩かに変化し、助手席5側
のインフレータが点火しない。
パネルDRが内側に徐々に彎曲するから、インナパネル
DRA ,DRB とインダクタンスLA ,LB との距離が
徐々に変化する。このときのインダクタンスLA ,LB
の値によって発振回路20A,20Bは発振状態を脱す
るか、或いは共振点から離れる。しかし、整流回路21
A,21Bの電圧の変化は、緩かに変化し、助手席5側
のインフレータが点火しない。
【0059】したがって、ドアのインナパネルDRと、
シート後方の後方渦電流式変位センサ4Aとシート前方
の前方渦電流式変位センサ4Bの配置によって、ほぼ一
枚のインナパネルDR全体に相当する比較的広い範囲の
側突が検出できる。また、後方渦電流式変位センサ4A
と前方渦電流式変位センサ4Bの付近に傘、金属棒等を
落下した場合には、同時に、両後方渦電流式変位センサ
4Aと前方渦電流式変位センサ4Bがそれを検出する可
能性が少なく、かつ、所定の時間遅れて確認するまで落
下が継続される可能性がないことから、傘、金属棒等の
落下で動作する確率が非常に少ない信頼性の高いものと
なる。
シート後方の後方渦電流式変位センサ4Aとシート前方
の前方渦電流式変位センサ4Bの配置によって、ほぼ一
枚のインナパネルDR全体に相当する比較的広い範囲の
側突が検出できる。また、後方渦電流式変位センサ4A
と前方渦電流式変位センサ4Bの付近に傘、金属棒等を
落下した場合には、同時に、両後方渦電流式変位センサ
4Aと前方渦電流式変位センサ4Bがそれを検出する可
能性が少なく、かつ、所定の時間遅れて確認するまで落
下が継続される可能性がないことから、傘、金属棒等の
落下で動作する確率が非常に少ない信頼性の高いものと
なる。
【0060】このように、本実施形態のエアバッグ装置
は、車内に配設された図示しないエアバッグ膨張展開す
るインフレータのスクイブPSと、車体1の衝突初期に
変位する部分と変位し難い部分との相対位置に配設した
共振条件を左右する複数のインダクタンスLA ,LB を
有する複数の発振回路20A,20Bと、前記複数の発
振回路20A,20Bからの複数の出力を各々所定の閾
値VTH1 ,VTH2 ,VTH3 ,VTH4 よりも大きいかを判
断する複数の比較回路COMP1,COMP2,COM
P3,COMP4と、前記複数の比較回路COMP1,
COMP2,COMP3,COMP4の出力を、前記複
数の発振回路20A,20Bからの低い閾値VTH1 ,V
TH3 と比較した出力についてアンドゲートAND1 を介
して、また、前記複数の発振回路20A,20Bからの
高い閾値VTH2 ,VTH4 と比較した出力についてオアゲ
ートORを介して、アンドゲートAND2 に導き、前記
インフレータのスクイブPSの点火指令信号を得るトラ
ンジスタT2 をスイッチング制御するアンドゲートAN
D1 、オアゲートOR、アンドゲートAND2 、トラン
ジスタT2 からなる点火回路とを具備するものであり、
これを請求項2に対応する実施の形態とすることができ
る。
は、車内に配設された図示しないエアバッグ膨張展開す
るインフレータのスクイブPSと、車体1の衝突初期に
変位する部分と変位し難い部分との相対位置に配設した
共振条件を左右する複数のインダクタンスLA ,LB を
有する複数の発振回路20A,20Bと、前記複数の発
振回路20A,20Bからの複数の出力を各々所定の閾
値VTH1 ,VTH2 ,VTH3 ,VTH4 よりも大きいかを判
断する複数の比較回路COMP1,COMP2,COM
P3,COMP4と、前記複数の比較回路COMP1,
COMP2,COMP3,COMP4の出力を、前記複
数の発振回路20A,20Bからの低い閾値VTH1 ,V
TH3 と比較した出力についてアンドゲートAND1 を介
して、また、前記複数の発振回路20A,20Bからの
高い閾値VTH2 ,VTH4 と比較した出力についてオアゲ
ートORを介して、アンドゲートAND2 に導き、前記
インフレータのスクイブPSの点火指令信号を得るトラ
ンジスタT2 をスイッチング制御するアンドゲートAN
D1 、オアゲートOR、アンドゲートAND2 、トラン
ジスタT2 からなる点火回路とを具備するものであり、
これを請求項2に対応する実施の形態とすることができ
る。
【0061】この実施形態によれば、インナパネルDR
と後方渦電流式変位センサ4Aと前方渦電流式変位セン
サ4Bとの間の取付け精度によって、電圧Vの大きさが
決定されるものであるが、共振条件のQの設定、及びイ
ンダクタンスLA ,LB の径及び巻線数、電流によっ
て、インナパネルDRとインダクタンスLA ,LB との
距離の誤差、即ち、取付け誤差を少なくすることができ
る。しかし、これら共振条件のQを高くするように、そ
の感度を高くしておいても、インナパネルDRA,DRB
が内側に彎曲する速度を検出するものであるから、取
付け誤差の影響を全く受けない。そして、通常状態で自
励発振が維持され、自励発振が維持されなくなったと
き、インナパネルDRA ,DRB が内側に彎曲する彎曲
速度によって衝突を判定するものであるから、車庫入れ
等によって側面を接触した場合では動作しない。更に、
常に自己で発振を維持し、対向するインナパネルDRA
,DRB の変化を検出するものであるから、所定の広
い範囲を常に監視することができ、信頼性が高い検出が
可能となる。また、発振回路20A,20Bに自励発振
回路を使用しているから、他に外部から強制発振させる
回路素子を付加する必要性がなく、回路が簡単化でき
る。
と後方渦電流式変位センサ4Aと前方渦電流式変位セン
サ4Bとの間の取付け精度によって、電圧Vの大きさが
決定されるものであるが、共振条件のQの設定、及びイ
ンダクタンスLA ,LB の径及び巻線数、電流によっ
て、インナパネルDRとインダクタンスLA ,LB との
距離の誤差、即ち、取付け誤差を少なくすることができ
る。しかし、これら共振条件のQを高くするように、そ
の感度を高くしておいても、インナパネルDRA,DRB
が内側に彎曲する速度を検出するものであるから、取
付け誤差の影響を全く受けない。そして、通常状態で自
励発振が維持され、自励発振が維持されなくなったと
き、インナパネルDRA ,DRB が内側に彎曲する彎曲
速度によって衝突を判定するものであるから、車庫入れ
等によって側面を接触した場合では動作しない。更に、
常に自己で発振を維持し、対向するインナパネルDRA
,DRB の変化を検出するものであるから、所定の広
い範囲を常に監視することができ、信頼性が高い検出が
可能となる。また、発振回路20A,20Bに自励発振
回路を使用しているから、他に外部から強制発振させる
回路素子を付加する必要性がなく、回路が簡単化でき
る。
【0062】特に、この実施の形態においては、複数の
発振回路20A,20Bからの高い閾値と比較する比較
回路COMP2,COMP4の前記閾値は、抵抗r11及
びコンデンサC11のCR回路、抵抗r13と抵抗r14の直
列回路、抵抗r12及びトランジスタT11により、本実施
の形態における時限閾値回路Tim1と、抵抗r21及び
コンデンサC21のCR回路、抵抗r23と抵抗r24の直列
回路、抵抗r22及びトランジスタT21により、本実施の
形態における時限閾値回路Tim2とを構成し、時間の
経過に伴なって変化する閾値VTH2 ,VTH4 としたもの
であり、これを請求項3に対応する実施の対応とするこ
とができる。
発振回路20A,20Bからの高い閾値と比較する比較
回路COMP2,COMP4の前記閾値は、抵抗r11及
びコンデンサC11のCR回路、抵抗r13と抵抗r14の直
列回路、抵抗r12及びトランジスタT11により、本実施
の形態における時限閾値回路Tim1と、抵抗r21及び
コンデンサC21のCR回路、抵抗r23と抵抗r24の直列
回路、抵抗r22及びトランジスタT21により、本実施の
形態における時限閾値回路Tim2とを構成し、時間の
経過に伴なって変化する閾値VTH2 ,VTH4 としたもの
であり、これを請求項3に対応する実施の対応とするこ
とができる。
【0063】したがって、後方渦電流式変位センサ4A
と前方渦電流式変位センサ4Bの付近に傘、金属棒等を
落下した場合には、同時に、両後方渦電流式変位センサ
4Aと前方渦電流式変位センサ4Bがそれを検出する可
能性が少なく、かつ、所定の時間遅れて確認するまで落
下が継続される可能性がないことから、傘、金属棒等の
落下で動作する確率が非常に少ない信頼性の高いものと
なる。
と前方渦電流式変位センサ4Bの付近に傘、金属棒等を
落下した場合には、同時に、両後方渦電流式変位センサ
4Aと前方渦電流式変位センサ4Bがそれを検出する可
能性が少なく、かつ、所定の時間遅れて確認するまで落
下が継続される可能性がないことから、傘、金属棒等の
落下で動作する確率が非常に少ない信頼性の高いものと
なる。
【0064】なお、本実施形態では、助手席5について
説明したが運転席3側または後部座席側でも同様に配設
できる。また、本実施形態では、エアバッグ装置を前提
に説明したが、本発明を実施する場合には、側突用に限
定されるものではなく使用できる。
説明したが運転席3側または後部座席側でも同様に配設
できる。また、本実施形態では、エアバッグ装置を前提
に説明したが、本発明を実施する場合には、側突用に限
定されるものではなく使用できる。
【0065】[実施の形態4]図8は本発明の第四の実
施形態のエアバッグ装置の制御を行う全体制御回路図で
ある。なお、図中、第一の実施形態と同一符号及び記号
は第一の実施形態の構成部分と同一または相当する構成
部分を示すものであるから、ここでは重複する説明を省
略し、その相違点のみ説明する。
施形態のエアバッグ装置の制御を行う全体制御回路図で
ある。なお、図中、第一の実施形態と同一符号及び記号
は第一の実施形態の構成部分と同一または相当する構成
部分を示すものであるから、ここでは重複する説明を省
略し、その相違点のみ説明する。
【0066】この実施の形態では、第一の実施形態に対
して整流回路21Aと整流回路21Bから出力を取出し
ている。
して整流回路21Aと整流回路21Bから出力を取出し
ている。
【0067】即ち、比較回路COMP11は、整流回路
21Aの出力の大きさが所定の閾値VTH11と比較し、整
流回路21Aの出力が所定の閾値VTH11以上のとき、
“1”、逆に、整流回路21Aの出力が所定の閾値VTH
11未満のとき、“0”となる。比較回路COMP12
は、整流回路21Bの出力の大きさが所定の閾値VTH12
と比較し、整流回路21Bの出力が所定の閾値VTH12以
上のとき、“1”、逆に、整流回路21Bの出力が所定
の閾値VTH12未満のとき、“0”となる。比較回路CO
MP11と比較回路COMP12の出力は、論理積をア
ンドゲートAND11でとって、更に、その出力をアンド
ゲートAND2 に導いている。
21Aの出力の大きさが所定の閾値VTH11と比較し、整
流回路21Aの出力が所定の閾値VTH11以上のとき、
“1”、逆に、整流回路21Aの出力が所定の閾値VTH
11未満のとき、“0”となる。比較回路COMP12
は、整流回路21Bの出力の大きさが所定の閾値VTH12
と比較し、整流回路21Bの出力が所定の閾値VTH12以
上のとき、“1”、逆に、整流回路21Bの出力が所定
の閾値VTH12未満のとき、“0”となる。比較回路CO
MP11と比較回路COMP12の出力は、論理積をア
ンドゲートAND11でとって、更に、その出力をアンド
ゲートAND2 に導いている。
【0068】次に、上記のように付加された本実施形態
のサイドエアバッグ装置10の動作を説明する。
のサイドエアバッグ装置10の動作を説明する。
【0069】接触、衝突等によってロッカパネルDRが
内側に徐々に彎曲し、ロッカパネルDRとインダクタン
スLとの距離が徐々に変化すると、そのときのインダク
タンスLの値によって発振回路20A,20Bは発振状
態を脱するか、或いは共振点から離れ、その出力電流は
最大電流値またはそれに近似する電流値から低下し、出
力電圧Vが低下する。
内側に徐々に彎曲し、ロッカパネルDRとインダクタン
スLとの距離が徐々に変化すると、そのときのインダク
タンスLの値によって発振回路20A,20Bは発振状
態を脱するか、或いは共振点から離れ、その出力電流は
最大電流値またはそれに近似する電流値から低下し、出
力電圧Vが低下する。
【0070】発振回路20Aの出力電圧Vは、整流回路
21Aで整流され、その整流された電圧は比較回路CO
MP11で閾値VTH11と比較され、また、発振回路20
Bの出力電圧Vは、整流回路21Bで整流され、その整
流された電圧は比較回路COMP12で閾値VTH12と比
較される。両整流回路21A,21Bの出力が所定の閾
値VTH11,VTH12以上のとき、“1”、逆に、整流回路
21A,21Bの出力が所定の閾値VTH11,VTH12未満
のとき、“0”となる。その比較回路COMP11,C
OMP12の出力は、アンドゲートAND11で論理積を
とり、更に、アンドゲートAND2 で、比較回路COM
P1,COMP3で低い閾値VTH1 ,VTH3 と比較した
アンドゲートAND1 の出力及び比較回路COMP2,
COMP4で高い閾値VTH2 ,VTH4 と比較したオアゲ
ートORの出力と共に論理積をとり、トランジスタT2
をオン・オフ制御し、トランジスタT2 がオンとなった
とき、助手席5側のスクイブPSによりインフレータを
点火する。
21Aで整流され、その整流された電圧は比較回路CO
MP11で閾値VTH11と比較され、また、発振回路20
Bの出力電圧Vは、整流回路21Bで整流され、その整
流された電圧は比較回路COMP12で閾値VTH12と比
較される。両整流回路21A,21Bの出力が所定の閾
値VTH11,VTH12以上のとき、“1”、逆に、整流回路
21A,21Bの出力が所定の閾値VTH11,VTH12未満
のとき、“0”となる。その比較回路COMP11,C
OMP12の出力は、アンドゲートAND11で論理積を
とり、更に、アンドゲートAND2 で、比較回路COM
P1,COMP3で低い閾値VTH1 ,VTH3 と比較した
アンドゲートAND1 の出力及び比較回路COMP2,
COMP4で高い閾値VTH2 ,VTH4 と比較したオアゲ
ートORの出力と共に論理積をとり、トランジスタT2
をオン・オフ制御し、トランジスタT2 がオンとなった
とき、助手席5側のスクイブPSによりインフレータを
点火する。
【0071】このように、本実施の形態においては、請
求項2に対応する実施の形態、即ち、比較回路COMP
1,COMP2,COMP3,COMP4の出力を、前
記複数の発振回路20A,20Bからの低い閾値VTH1
,VTH3 と比較した出力についてアンドゲートAND1
を介して、また、前記複数の発振回路20A,20B
からの高い閾値VTH2 ,VTH4 と比較した出力について
オアゲートORを介して、アンドゲートAND2 に導
き、前記インフレータのスクイブPSの点火指令信号を
得るトランジスタT2 をスイッチング制御するアンドゲ
ートAND1 、オアゲートOR、アンドゲートAND2
、トランジスタT2 からなる点火回路とを具備し、更
に、複数の発振回路20A,20Bからの複数の出力を
各々所定の閾値VTH11,VTH12よりも大きいかを判断す
る複数の比較回路COMP11,COMP12は、各発
振回路20A,20Bからの変化出力及び変化速度出力
とし、複数の比較回路COMP11,COMP12の出
力を、複数の発振回路20A,20Bからの変化速度出
力と低い閾値と比較した出力についてアンドゲートAN
D1 を介して、また、複数の発振回路20A,20Bか
らの変化速度出力と高い閾値VTH2 ,VTH4 と比較した
出力についてオアゲートORを介して、そして、複数の
発振回路20A,20Bからの出力と所定の閾値VTH1
,VTH3 と比較した出力についてアンドゲートAND1
を介して、アンドゲートAND2 に導き、インフレー
タの点火指令信号を得る点火回路とを具備するものであ
り、これを請求項6の実施の態様とすることができる。
求項2に対応する実施の形態、即ち、比較回路COMP
1,COMP2,COMP3,COMP4の出力を、前
記複数の発振回路20A,20Bからの低い閾値VTH1
,VTH3 と比較した出力についてアンドゲートAND1
を介して、また、前記複数の発振回路20A,20B
からの高い閾値VTH2 ,VTH4 と比較した出力について
オアゲートORを介して、アンドゲートAND2 に導
き、前記インフレータのスクイブPSの点火指令信号を
得るトランジスタT2 をスイッチング制御するアンドゲ
ートAND1 、オアゲートOR、アンドゲートAND2
、トランジスタT2 からなる点火回路とを具備し、更
に、複数の発振回路20A,20Bからの複数の出力を
各々所定の閾値VTH11,VTH12よりも大きいかを判断す
る複数の比較回路COMP11,COMP12は、各発
振回路20A,20Bからの変化出力及び変化速度出力
とし、複数の比較回路COMP11,COMP12の出
力を、複数の発振回路20A,20Bからの変化速度出
力と低い閾値と比較した出力についてアンドゲートAN
D1 を介して、また、複数の発振回路20A,20Bか
らの変化速度出力と高い閾値VTH2 ,VTH4 と比較した
出力についてオアゲートORを介して、そして、複数の
発振回路20A,20Bからの出力と所定の閾値VTH1
,VTH3 と比較した出力についてアンドゲートAND1
を介して、アンドゲートAND2 に導き、インフレー
タの点火指令信号を得る点火回路とを具備するものであ
り、これを請求項6の実施の態様とすることができる。
【0072】したがって、請求項2の実施の形態におい
ては、車体1の衝突初期に変位する部分と変位し難い部
分との相対位置に配設した共振条件を左右する複数のイ
ンダクタンスLを有する複数の発振回路20A,20B
からの変化出力の大きさを確認するものであるから、比
較回路COMP1,COMP2,COMP3,COMP
4の変化速度出力の大きさでは判定でき難い、人力等で
外部から外力を付与し、一度は弾性変化するが、弾性力
で復元される外力等の判定を信頼性のあるものにするこ
とができる。
ては、車体1の衝突初期に変位する部分と変位し難い部
分との相対位置に配設した共振条件を左右する複数のイ
ンダクタンスLを有する複数の発振回路20A,20B
からの変化出力の大きさを確認するものであるから、比
較回路COMP1,COMP2,COMP3,COMP
4の変化速度出力の大きさでは判定でき難い、人力等で
外部から外力を付与し、一度は弾性変化するが、弾性力
で復元される外力等の判定を信頼性のあるものにするこ
とができる。
【0073】なお、本実施の形態では、複数の発振回路
20A,20Bからの変化出力の大きさの判定結果をア
ンドゲートAND2 で行うものであるが、アンドゲート
AND1 またはオアゲートORに複数の発振回路20
A,20Bからの変化出力の大きさの判定結果を入力し
てもよい。このときも信頼性の向上を期待することがで
き、更に、各々の閾値の設定と共に、はねられた小石の
衝突、ドアけり、車庫入れの際のドアこすり等で動作し
ないようにすることができる。また、エアバッグ装置が
動作する必要がない低速走行においても、エアバッグ装
置が動作する可能性をなくすことができる。
20A,20Bからの変化出力の大きさの判定結果をア
ンドゲートAND2 で行うものであるが、アンドゲート
AND1 またはオアゲートORに複数の発振回路20
A,20Bからの変化出力の大きさの判定結果を入力し
てもよい。このときも信頼性の向上を期待することがで
き、更に、各々の閾値の設定と共に、はねられた小石の
衝突、ドアけり、車庫入れの際のドアこすり等で動作し
ないようにすることができる。また、エアバッグ装置が
動作する必要がない低速走行においても、エアバッグ装
置が動作する可能性をなくすことができる。
【0074】上記のように、各実施の形態の共通する態
様は、複数の発振回路20A,20Bの出力の論理和を
とることにより、その側突対象として検出する面積を拡
大するものである。
様は、複数の発振回路20A,20Bの出力の論理和を
とることにより、その側突対象として検出する面積を拡
大するものである。
【0075】即ち、各実施の形態のエアバッグ装置は、
車内に配設された図示しないエアバッグ膨張展開するイ
ンフレータのスクイブPSと、車体1の衝突初期に変位
する部分と変位し難い部分との相対位置に配設した共振
条件を左右する複数のインダクタンスLA ,LB を有す
る複数の発振回路20A,20Bと、前記複数の発振回
路20A,20Bからの複数の出力を各々所定の閾値V
TH2 ,VTH4 よりも大きいかを判断する複数の比較回路
COMP2,COMP4と、前記複数の比較回路COM
P2,COMP4の出力を、オアゲートORを介してイ
ンフレータのスクイブPSの点火指令信号を得る点火回
路とを具備するものであり、これを請求項1に対応する
実施の形態とすることができる。
車内に配設された図示しないエアバッグ膨張展開するイ
ンフレータのスクイブPSと、車体1の衝突初期に変位
する部分と変位し難い部分との相対位置に配設した共振
条件を左右する複数のインダクタンスLA ,LB を有す
る複数の発振回路20A,20Bと、前記複数の発振回
路20A,20Bからの複数の出力を各々所定の閾値V
TH2 ,VTH4 よりも大きいかを判断する複数の比較回路
COMP2,COMP4と、前記複数の比較回路COM
P2,COMP4の出力を、オアゲートORを介してイ
ンフレータのスクイブPSの点火指令信号を得る点火回
路とを具備するものであり、これを請求項1に対応する
実施の形態とすることができる。
【0076】したがって、複数の発振回路20A,20
Bの出力の論理和をとることにより、その側突対象とし
て検出する面積を拡大することができ、上記実施の態様
における2個の後方渦電流式変位センサ4Aと前方渦電
流式変位センサ4Bに限定されるものではなく、基本的
構成として論理和をとることによって3個以上のセンサ
を用いることもできる。これによって、ドアのインナパ
ネルDRA ,DRB と、シート後方の後方渦電流式変位
センサ4Aとシート前方の前方渦電流式変位センサ4B
の配置によって、インナパネルDR全体に相当する比較
的広い範囲の側突が検出できる。
Bの出力の論理和をとることにより、その側突対象とし
て検出する面積を拡大することができ、上記実施の態様
における2個の後方渦電流式変位センサ4Aと前方渦電
流式変位センサ4Bに限定されるものではなく、基本的
構成として論理和をとることによって3個以上のセンサ
を用いることもできる。これによって、ドアのインナパ
ネルDRA ,DRB と、シート後方の後方渦電流式変位
センサ4Aとシート前方の前方渦電流式変位センサ4B
の配置によって、インナパネルDR全体に相当する比較
的広い範囲の側突が検出できる。
【0077】また、車体1の衝突初期に変位する部分と
変位し難い部分との相対位置は、ロッカパネルDRとシ
ートフレーム7との間としたものであり、これを請求項
3の実施形態とすることができる。この種の実施形態で
は、装置の設定が容易である。しかし、本発明を実施す
る場合には、ロッカパネルとシートフレームとの間、ピ
ラー内の内板と外板との間、ドア内のインナパネルとア
ウタパネルとの間、トラック、バス等の大型車のフロア
とレインフォースとの間、大型車のフロアとフロントパ
ネルとの間の何れか1つ或いは1以上の配設とすること
ができる。
変位し難い部分との相対位置は、ロッカパネルDRとシ
ートフレーム7との間としたものであり、これを請求項
3の実施形態とすることができる。この種の実施形態で
は、装置の設定が容易である。しかし、本発明を実施す
る場合には、ロッカパネルとシートフレームとの間、ピ
ラー内の内板と外板との間、ドア内のインナパネルとア
ウタパネルとの間、トラック、バス等の大型車のフロア
とレインフォースとの間、大型車のフロアとフロントパ
ネルとの間の何れか1つ或いは1以上の配設とすること
ができる。
【0078】上記実施形態では、発振回路20A,20
Bの自励発振によってインダクタンスLとインナパネル
DRA ,DRB との距離を監視していたが、本発明を実
施する場合には、インダクタンスLA ,LB とインナパ
ネルDRA ,DRB との距離の変化が共振条件を変更
し、共振条件から逸脱したときに衝突と判定するもので
あるから、本発明を実施する場合には、上記実施形態の
ように発振回路20A,20Bを用いる他に、共振電流
の検出によってもインダクタンスLA ,LB とインナパ
ネルDRA ,DRB との距離を監視できる。
Bの自励発振によってインダクタンスLとインナパネル
DRA ,DRB との距離を監視していたが、本発明を実
施する場合には、インダクタンスLA ,LB とインナパ
ネルDRA ,DRB との距離の変化が共振条件を変更
し、共振条件から逸脱したときに衝突と判定するもので
あるから、本発明を実施する場合には、上記実施形態の
ように発振回路20A,20Bを用いる他に、共振電流
の検出によってもインダクタンスLA ,LB とインナパ
ネルDRA ,DRB との距離を監視できる。
【0079】即ち、本発明を実施する場合の発振回路2
0A,20Bは、共振点を維持できるか否かの検出であ
り、共振条件を判断する共振回路とすることができる。
0A,20Bは、共振点を維持できるか否かの検出であ
り、共振条件を判断する共振回路とすることができる。
【0080】このように、本発明を実施する場合の共振
回路は、周波数発生回路またはフィルタとすることがで
き、これを請求項5の実施形態とすることができる。こ
の種の実施形態では、回路として自励または他励の発振
回路の使用が可能であり、またフィルタとして対応する
こともできるから、回路構成が容易であり、その回路の
一部にインナーパネルDRとシートフレーム7との間の
ように機械的構成を組込むものであるから、センサとし
て特別な構造を必要としない。
回路は、周波数発生回路またはフィルタとすることがで
き、これを請求項5の実施形態とすることができる。こ
の種の実施形態では、回路として自励または他励の発振
回路の使用が可能であり、またフィルタとして対応する
こともできるから、回路構成が容易であり、その回路の
一部にインナーパネルDRとシートフレーム7との間の
ように機械的構成を組込むものであるから、センサとし
て特別な構造を必要としない。
【0081】ところで、上記実施形態では、サイドエア
バッグ装置10について説明したが、本発明を実施する
場合には、サイドエアバッグ装置10に限定されるもの
ではなく、エアバッグ装置一般に使用できる。特に、ト
ラック、バス等のように、クラッシュゾーンの少ない大
型車に適用が可能である。
バッグ装置10について説明したが、本発明を実施する
場合には、サイドエアバッグ装置10に限定されるもの
ではなく、エアバッグ装置一般に使用できる。特に、ト
ラック、バス等のように、クラッシュゾーンの少ない大
型車に適用が可能である。
【0082】また、上記実施形態では、サイドエアバッ
グ装置10内に点火制御回路を組込んだ実施形態につい
て説明したが、本発明を実施する場合には、サイドエア
バッグ装置10と点火制御回路とを別に配設することも
できる。特に、ドアの内部空間またはシートの内部空間
に点火制御回路を組込むことができる。
グ装置10内に点火制御回路を組込んだ実施形態につい
て説明したが、本発明を実施する場合には、サイドエア
バッグ装置10と点火制御回路とを別に配設することも
できる。特に、ドアの内部空間またはシートの内部空間
に点火制御回路を組込むことができる。
【0083】そして、上記実施形態では、発振回路20
としてコルピッツ発振回路を使用しているが、本発明を
実施する場合には、ハートレイ発振回路、クラップ発振
回路、トランジスタ結合形発振回路等の使用が可能であ
る。特に、コルピッツ発振回路ではインダクタンスLが
1個であるが、ハートレイ発振回路のようにインダクタ
ンスを2個使用するものでは、より広い範囲のセンシン
グが可能である。
としてコルピッツ発振回路を使用しているが、本発明を
実施する場合には、ハートレイ発振回路、クラップ発振
回路、トランジスタ結合形発振回路等の使用が可能であ
る。特に、コルピッツ発振回路ではインダクタンスLが
1個であるが、ハートレイ発振回路のようにインダクタ
ンスを2個使用するものでは、より広い範囲のセンシン
グが可能である。
【0084】なお、図8の実施の形態においては、図5
に示す実施の形態の応用としての事例を説明したが、本
発明を実施する場合には、図6及び図7に示す実施の形
態の応用としても同様に使用できる。即ち、本発明を実
施する場合は、例えば、複数の発振回路20A,20B
の何れか1つ以上の変化出力の大きさの判定結果を、最
初に論理積または論理和を取る論理回路に導入すれば、
信頼性の向上を期待することができ、更に、各々の閾値
の設定と共に、はねられた小石の衝突、ドアけり、車庫
入れの際のドアこすり等で動作しないようにすることが
できる。また、エアバッグ装置が動作する必要がない低
速走行においても、エアバッグ装置が動作する可能性を
なくすことができる。
に示す実施の形態の応用としての事例を説明したが、本
発明を実施する場合には、図6及び図7に示す実施の形
態の応用としても同様に使用できる。即ち、本発明を実
施する場合は、例えば、複数の発振回路20A,20B
の何れか1つ以上の変化出力の大きさの判定結果を、最
初に論理積または論理和を取る論理回路に導入すれば、
信頼性の向上を期待することができ、更に、各々の閾値
の設定と共に、はねられた小石の衝突、ドアけり、車庫
入れの際のドアこすり等で動作しないようにすることが
できる。また、エアバッグ装置が動作する必要がない低
速走行においても、エアバッグ装置が動作する可能性を
なくすことができる。
【0085】
【発明の効果】以上のように、請求項1のエアバッグ装
置は、車内に配設されたエアバッグを膨張展開するイン
フレータと、車体の衝突初期に変位する部分と変位し難
い部分との相対位置に配設した共振条件を左右する複数
のインダクタンスを有する複数の共振回路とを具備し、
前記複数の共振回路からの複数の出力を各々判断して、
前記複数の共振回路からの複数の出力を論理和をとって
前記インフレータの点火指令信号を得るものである。
置は、車内に配設されたエアバッグを膨張展開するイン
フレータと、車体の衝突初期に変位する部分と変位し難
い部分との相対位置に配設した共振条件を左右する複数
のインダクタンスを有する複数の共振回路とを具備し、
前記複数の共振回路からの複数の出力を各々判断して、
前記複数の共振回路からの複数の出力を論理和をとって
前記インフレータの点火指令信号を得るものである。
【0086】したがって、複数の共振回路の出力の論理
和をとることにより、その側突対象として検出する面積
を拡大することができ、基本的構成として論理和をとる
ことによって3個以上のセンサを用いることもでき、比
較的広い範囲の側突が検出できる。
和をとることにより、その側突対象として検出する面積
を拡大することができ、基本的構成として論理和をとる
ことによって3個以上のセンサを用いることもでき、比
較的広い範囲の側突が検出できる。
【0087】請求項2のエアバッグ装置は、車内に配設
されたエアバッグを膨張展開するインフレータと、車体
の衝突初期に変位する部分と変位し難い部分との相対位
置に配設した共振条件を左右する複数のインダクタンス
を有する複数の共振回路と、前記複数の共振回路からの
複数の出力を各々所定の閾値よりも大きいかを判断する
複数の比較回路とを具備し、前記複数の比較回路の出力
を、前記複数の共振回路からの低い閾値と比較した出力
についてアンドゲートを介して、また、前記複数の共振
回路からの高い閾値と比較した出力についてオアゲート
を介して、アンドゲートに導き、前記インフレータの点
火指令信号を得るものである。
されたエアバッグを膨張展開するインフレータと、車体
の衝突初期に変位する部分と変位し難い部分との相対位
置に配設した共振条件を左右する複数のインダクタンス
を有する複数の共振回路と、前記複数の共振回路からの
複数の出力を各々所定の閾値よりも大きいかを判断する
複数の比較回路とを具備し、前記複数の比較回路の出力
を、前記複数の共振回路からの低い閾値と比較した出力
についてアンドゲートを介して、また、前記複数の共振
回路からの高い閾値と比較した出力についてオアゲート
を介して、アンドゲートに導き、前記インフレータの点
火指令信号を得るものである。
【0088】したがって、複数の共振回路の出力が所定
の高い閾値以上であることの論理和を、また、複数の共
振回路の出力が所定の低い閾値以上であることの論理積
をとることにより、その側突対象として検出する面積を
拡大することができ比較的広い範囲を、高信頼性でもっ
て検出できる。また、傘、金属棒等を落下した場合に
は、同時に検出する可能性が少なく、かつ、所定の落下
速度の大きさから、複数の共振回路の出力が所定の高い
閾値以上であり、かつ、複数の共振回路の出力が所定の
低い閾値以上である確率が低く、傘、金属棒等の落下で
動作する確率が非常に少ない信頼性の高いものとなる。
の高い閾値以上であることの論理和を、また、複数の共
振回路の出力が所定の低い閾値以上であることの論理積
をとることにより、その側突対象として検出する面積を
拡大することができ比較的広い範囲を、高信頼性でもっ
て検出できる。また、傘、金属棒等を落下した場合に
は、同時に検出する可能性が少なく、かつ、所定の落下
速度の大きさから、複数の共振回路の出力が所定の高い
閾値以上であり、かつ、複数の共振回路の出力が所定の
低い閾値以上である確率が低く、傘、金属棒等の落下で
動作する確率が非常に少ない信頼性の高いものとなる。
【0089】請求項3のエアバッグ装置は、前記複数の
共振回路からの高い閾値と比較する比較回路の前記閾値
は、時間の経過に伴なって変化する閾値としたものであ
るから、前記請求項1または請求項2の効果に加えて、
傘、金属棒等を落下した場合には、所定の時間遅れて確
認するまで落下が継続される可能性がないことから、
傘、金属棒等の落下で動作する確率が非常に少ない信頼
性の高いものとなる。
共振回路からの高い閾値と比較する比較回路の前記閾値
は、時間の経過に伴なって変化する閾値としたものであ
るから、前記請求項1または請求項2の効果に加えて、
傘、金属棒等を落下した場合には、所定の時間遅れて確
認するまで落下が継続される可能性がないことから、
傘、金属棒等の落下で動作する確率が非常に少ない信頼
性の高いものとなる。
【0090】請求項4のエアバッグ装置は、車体の衝突
初期に変位する部分と変位し難い部分との相対位置を、
ロッカパネルとシートフレームとの間、ピラー内の内板
と外板との間、ドア内のインナパネルとアウタパネルと
の間、大型車のフロアとレインフォースとの間、大型車
のフロアとフロントパネルとの間の何れかとしたもので
あるから、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載
の効果に加えて、エアバッグ装置の設定が容易であり、
動作の信頼性を高めることができる。
初期に変位する部分と変位し難い部分との相対位置を、
ロッカパネルとシートフレームとの間、ピラー内の内板
と外板との間、ドア内のインナパネルとアウタパネルと
の間、大型車のフロアとレインフォースとの間、大型車
のフロアとフロントパネルとの間の何れかとしたもので
あるから、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載
の効果に加えて、エアバッグ装置の設定が容易であり、
動作の信頼性を高めることができる。
【0091】請求項5のエアバッグ装置の共振回路は、
周波数発生回路またはフィルタとしたものである。した
がって、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の
効果に加えて、自励または他励の発振回路の使用が可能
であり、またフィルタとして対応することもできるか
ら、回路構成が容易であり、その回路の一部に機械的構
成を組込むものであるから、センサとして特別な構造を
必要としない。
周波数発生回路またはフィルタとしたものである。した
がって、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の
効果に加えて、自励または他励の発振回路の使用が可能
であり、またフィルタとして対応することもできるか
ら、回路構成が容易であり、その回路の一部に機械的構
成を組込むものであるから、センサとして特別な構造を
必要としない。
【0092】請求項6のエアバッグ装置は、前記複数の
共振回路からの複数の出力を各々所定の閾値よりも大き
いかを判断する複数の比較回路は、各共振回路からの変
化出力及び変化速度出力とし、前記複数の比較回路の出
力を、前記複数の共振回路からの変化速度出力と低い閾
値と比較した出力についてアンドゲートを介して、ま
た、前記複数の共振回路からの変化速度出力と高い閾値
と比較した出力についてオアゲートを介して、そして、
前記複数の共振回路からの出力と所定の閾値と比較した
出力についてアンドゲートを介して選択し、前記インフ
レータの点火指令信号を得るものであるから、前記請求
項2及び請求項5のいずれか1つに記載の効果に加え
て、外力の形態、例えば、はねられた小石の衝突、ドア
けり、車庫入れの際のドアこすり等で動作する可能性、
エアバッグ装置が動作する必要がない低速走行において
の動作する可能性を排除することができる。
共振回路からの複数の出力を各々所定の閾値よりも大き
いかを判断する複数の比較回路は、各共振回路からの変
化出力及び変化速度出力とし、前記複数の比較回路の出
力を、前記複数の共振回路からの変化速度出力と低い閾
値と比較した出力についてアンドゲートを介して、ま
た、前記複数の共振回路からの変化速度出力と高い閾値
と比較した出力についてオアゲートを介して、そして、
前記複数の共振回路からの出力と所定の閾値と比較した
出力についてアンドゲートを介して選択し、前記インフ
レータの点火指令信号を得るものであるから、前記請求
項2及び請求項5のいずれか1つに記載の効果に加え
て、外力の形態、例えば、はねられた小石の衝突、ドア
けり、車庫入れの際のドアこすり等で動作する可能性、
エアバッグ装置が動作する必要がない低速走行において
の動作する可能性を排除することができる。
【図1】 図1は本発明の第一の実施形態のエアバッグ
装置の車体への取付位置を示す説明図である。
装置の車体への取付位置を示す説明図である。
【図2】 図2は本発明の第一の実施形態のエアバッグ
装置の渦電流式変位センサの側突時の出力信号を示す特
性図であり、右側突時の出力信号を示すものである。
装置の渦電流式変位センサの側突時の出力信号を示す特
性図であり、右側突時の出力信号を示すものである。
【図3】 図3は本発明の第一の実施形態のエアバッグ
装置の助手席への取付状態を示す斜視図である。
装置の助手席への取付状態を示す斜視図である。
【図4】 図4は本発明の第一の実施形態のエアバッグ
装置の制御を行う要部制御回路図である。
装置の制御を行う要部制御回路図である。
【図5】 図5は本発明の第一の実施形態のエアバッグ
装置の制御を行う全体制御回路図である。
装置の制御を行う全体制御回路図である。
【図6】 図6は本発明の第二の実施形態のエアバッグ
装置の制御を行う全体制御回路図である。
装置の制御を行う全体制御回路図である。
【図7】 図7は本発明の第三の実施形態のエアバッグ
装置の制御を行う全体制御回路図である。
装置の制御を行う全体制御回路図である。
【図8】 図8は本発明の第四の実施形態のエアバッグ
装置の制御を行う全体制御回路図である。
装置の制御を行う全体制御回路図である。
PS インフレータのスクイブ DR,DRA ,DRB インナパネル L,LA ,LB インダクタンス COMP1〜COMP4 比較回路 4,4A,4B 渦電流式変位センサ 20,20A,20B 発振回路 21,21A,21B 整流回路 22,22A,22B 微分回路
Claims (6)
- 【請求項1】 車内に配設されたエアバッグを膨張展開
するインフレータと、 車体の衝突初期に変位する部分と変位し難い部分との相
対位置に配設した共振条件を左右する複数のインダクタ
ンスを有する複数の共振回路と、 前記複数の共振回路からの複数の出力を各々判断して、
前記複数の共振回路からの複数の出力を論理和をとって
前記インフレータの点火指令信号を得る点火回路とを具
備することを特徴とするエアバッグ装置。 - 【請求項2】 車内に配設されたエアバッグを膨張展開
するインフレータと、 車体の衝突初期に変位する部分と変位し難い部分との相
対位置に配設した共振条件を左右する複数のインダクタ
ンスを有する複数の共振回路と、 前記複数の共振回路からの複数の出力を各々所定の閾値
よりも大きいかを判断する複数の比較回路と、 前記複数の比較回路の出力を、前記複数の共振回路から
の低い閾値と比較した出力についてアンドゲートを介し
て、また、前記複数の共振回路からの高い閾値と比較し
た出力についてオアゲートを介して、アンドゲートに導
き、前記インフレータの点火指令信号を得る点火回路と
を具備することを特徴とするエアバッグ装置。 - 【請求項3】 前記複数の共振回路からの高い閾値と比
較する比較回路の前記閾値は、時間の経過に伴なって変
化する閾値としたことを特徴とする請求項1または請求
項2に記載のエアバッグ装置。 - 【請求項4】 前記車体の衝突初期に変位する部分と変
位し難い部分との相対位置は、ロッカパネルとシートフ
レームとの間、ピラー内の内板と外板との間、ドア内の
インナパネルとアウタパネルとの間、大型車のフロアと
レインフォースとの間、大型車のフロアとフロントパネ
ルとの間の何れかとしたことを特徴とする請求項1乃至
請求項3のいずれか1つに記載のエアバッグ装置。 - 【請求項5】 前記共振回路は、周波数発生回路または
フィルタとしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4
のいずれか1つに記載のエアバッグ装置。 - 【請求項6】 前記複数の共振回路からの複数の出力を
各々所定の閾値よりも大きいかを判断する複数の比較回
路は、各共振回路からの変化出力及び変化速度出力と
し、前記複数の比較回路の出力を、前記複数の共振回路
からの変化速度出力と低い閾値と比較した出力について
アンドゲートを介して、また、前記複数の共振回路から
の変化速度出力と高い閾値と比較した出力についてオア
ゲートを介して、そして、前記複数の共振回路からの出
力と所定の閾値と比較した出力についてアンドゲートを
介して選択し、前記インフレータの点火指令信号を得る
点火回路とを具備することを特徴とする請求項2及び請
求項5のいずれか1つに記載のエアバッグ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7208682A JPH0958401A (ja) | 1995-08-16 | 1995-08-16 | エアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7208682A JPH0958401A (ja) | 1995-08-16 | 1995-08-16 | エアバッグ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0958401A true JPH0958401A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16560329
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7208682A Pending JPH0958401A (ja) | 1995-08-16 | 1995-08-16 | エアバッグ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0958401A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006306219A (ja) * | 2005-04-27 | 2006-11-09 | Denso Corp | サイドドア衝突検出システム |
-
1995
- 1995-08-16 JP JP7208682A patent/JPH0958401A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006306219A (ja) * | 2005-04-27 | 2006-11-09 | Denso Corp | サイドドア衝突検出システム |
| US7711467B2 (en) | 2005-04-27 | 2010-05-04 | Denso Corporation | Side door collision detecting system and occupant protecting system |
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