JPH09165326A - 浴用剤組み合わせ体 - Google Patents

浴用剤組み合わせ体

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JPH09165326A
JPH09165326A JP34707295A JP34707295A JPH09165326A JP H09165326 A JPH09165326 A JP H09165326A JP 34707295 A JP34707295 A JP 34707295A JP 34707295 A JP34707295 A JP 34707295A JP H09165326 A JPH09165326 A JP H09165326A
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water
bath agent
bath
expansive
combination
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JP34707295A
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English (en)
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Shuichi Obata
秀一 小畑
Takashi Echizen
隆 越前
Shuichi Izeki
秀一 井関
Hiroyuki Sato
裕幸 佐藤
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SUMUUSU KK
Original Assignee
SUMUUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸水膨張性物質からなる膨張体と浴用剤とを
組み合わせることにより、これを浴湯に投入したとき
に、膨張体が吸水膨張して視覚的に楽しめ、入浴者がリ
ラックスできると共に、膨張体に商品名等を表示してお
くと、これまでにない意外性により入浴者の注意を引き
つけることにより広告宣伝媒体としても利用できる。 【構成】 固形浴用剤10の内部には第1膨張体12が
乾燥収縮状態で埋め込まれている。第1膨張体12の切
り込み14の内部には、第2膨張体18を収納した水溶
性カプセル16が収納されている。この浴用剤組み合わ
せ体を浴湯に投入すると、外側の固形浴用剤10が溶解
し、第1膨張体12が浮いた状態で湯を吸収して膨張す
る。しばらくすると、水溶性カプセル16が溶解して、
第2膨張体18が湯を吸収して膨張し、この第2膨張体
18が切り込み14から露出して現れる。この第2膨張
体18には缶飲料の広告宣伝用のマークが記載されてい
るので、入浴者の注意を引き、宣伝効果が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浴用剤と吸水膨
張性物質とを組み合わせた浴用剤組み合わせ体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】実開昭63−98337号公報には、浴
湯中で浮遊する物体と固形浴用剤とを一体化した浴用剤
組み合わせ体が開示されている。その具体例を説明する
と、固形浴用剤の内部に円盤等の模型を埋め込んでおい
て、固形浴用剤が浴湯で溶解したときに上記模型が浴湯
中に浮上することにより、入浴が楽しめるようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の浴用剤
組み合わせ体は、固形浴用剤が溶解した後に模型等が浴
湯中に浮遊しているだけであって、視覚的効果に乏し
く、入浴者をよりリラックスさせたり、楽しませたり、
さらには、入浴者の注意を引き付けたりする効果の点
で、さらなる工夫が望まれる。
【0004】この発明は上述の問題点を解決するために
なされたものであり、その目的は、従来のものにはない
意外性をもたせることにより、入浴者の注意を引きつ
け、視覚的効果で入浴者をリラックスさせ、また、楽し
ませると共に、広告宣伝媒体としても魅力的な浴用剤組
み合わせ体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の浴用剤組み合
わせ体は、吸水したときに膨張する物質(以下「吸水膨
張性物質」という。)からなる膨張体と浴用剤とを組み
合わせたことを特徴としている。この膨張体は、乾燥収
縮した状態で浴用剤と組み合わされている。この浴用剤
組み合わせ体を浴湯中に投入すると、浴用剤は溶解する
が、膨張体は吸水して膨張浮遊するので、その膨張の動
きが入浴者の注意を引き付けることになる。また、浴用
剤組み合わせ体の投入前の大きさと比較して膨張体が大
きくなった状態で浴湯に浮遊する。これにより、視覚的
に楽しめて入浴者がリラックスできる。吸水膨張性物質
は乾燥収縮した状態で浴湯中に投入されるので、吸水過
程では見掛けの比重が1未満の状態にあり、浴湯に浮遊
した状態で膨張動作をする。完全に吸水した状態では膨
張体の比重が1に等しいかそれ以上になっても構わない
が、完全に吸水するまでには相当の時間がかかるので浮
遊状態が長く続くことになり、入浴者に対する視覚効果
が損なわれることはない。
【0006】膨張体に企業名や商品名を表示しておくと
広告宣伝媒体として魅力的なものとなる。すなわち、膨
張体に、文字、図形もしくは記号またはこれらの結合か
らなるマークが現れるようにする。例えば、膨張体の表
面にマークを印刷したり、膨張体の表面に凹凸を形成し
てマークが浮き出るようにしたりする。さらには、膨張
体の外形がマークになるように形成したり、あるいは、
型抜きによって膨張体に貫通孔を形成してこの貫通孔の
形状がマークになるようにする。
【0007】なお、水遊び玩具の分野では、吸水膨張性
物質を利用することにより水中や浴湯中に投入すると膨
張するような玩具が知られており、このような玩具は、
例えば、実公平4−45758号、実開昭61−229
7号、実開平2−98991号に開示されている。本発
明は、玩具の分野で知られているこのような吸水膨張性
物質の視覚的効果を、浴用剤の使用との関連で発揮させ
るようにしたものであり、吸水膨張性物質と浴用剤とを
組み合わせることによって浴用剤の新しい商品形態を実
現させたものである。
【0008】膨張体と浴用剤との組み合わせについて
は、さまざまな形態をとることができる。まず、浴用剤
としては、固形浴用剤と粉末浴用剤のどちらも利用でき
る。固形浴用剤を利用する場合には、固形浴用剤の内部
に膨張体を埋め込んだり、逆に膨張体によって固形浴用
剤を包み込んだりすることができる。あるいは、膨張体
の一部を固形浴用剤からあらかじめ露出させておくこと
もできる。このように固形浴用剤と膨張体とを組み合わ
せる場合には、固形浴用剤と膨張体とを一体にして成形
することが望ましい。一方、粉末浴用剤と膨張体とを組
み合わせる場合には、共通の包装袋の中に1回分の粉末
浴用剤と膨張体とを入れておくことができる。この包装
袋を破って中身を浴湯中に投入すると、1回分の粉末浴
用剤と膨張体とが同時に浴湯中に投入される。「粉末」
の浴用剤は、細かい粉末状態のほかに、粒状であっても
よい。
【0009】膨張体は水溶性カプセルに収納することが
できる。水溶性カプセルを用いると、水溶性カプセルが
浴湯中で溶解するまでに所定の時間がかかるので、膨張
体の吸水膨張開始時期を調節することができる。この水
溶性カプセルを固形浴用剤の内部に直接埋め込んでおい
てもよいし、固形浴用剤の内部に第1膨張体を埋め込
み、この第1膨張体の内部に水溶性カプセルを埋め込ん
でおいてもよい。水溶性カプセルの材質としては、ゼラ
チン、でんぷん等の天然化合物、またはポリビニルアル
コール等の水溶性ポリマーを使用できる。人体に無害で
水溶性で、かつ、カプセルの形状を保持できるような材
質であれば、これらの材質以外のものも使用できる。
【0010】さらに、水に対する溶解時間が互いに異な
る複数の水溶性カプセルのそれぞれに膨張体を収納して
おくと、複数の膨張体の吸水膨張開始時期が互いに異な
るので、順番に膨張体が膨張して、入浴者の注意を引き
付ける効果が高い。水溶性カプセルの溶解時間を調節す
るには、カプセルの厚さを変えたり、カプセルの材質の
密度を変えたりすればよい。
【0011】本発明で使用する吸水膨張性物質は、浴用
剤が溶けてから、浮かび上がる途中で、あるいは、浴湯
に浮かんだ状態で、膨張動作をする。この吸水膨張性物
質は、水に接触してから3秒〜1分程度の時間で膨張動
作が完了するものが好ましい。膨張倍率としては、乾燥
収縮状態の体積と比較して膨張完了状態の体積が10〜
30倍になるものが好ましい。吸水膨張性物質の具体的
な材質としては、吸水性ポリマー、保水性の圧縮セルロ
ース・スポンジ、合成樹脂の軟質発泡体(軟質ウレタン
フォーム、軟質塩化ビニルフォーム、ポリエチレンフォ
ーム)、パルプ材、または、これらの組み合わせなどを
使うことができる。組み合わせの例としては、上述の軟
質発泡体に吸水性ポリマーを含浸させて吸水膨張率を高
めたものがある。
【0012】浴用剤の材質としては、公知の任意の浴用
剤を使用することができる。固形浴用剤としては、例え
ば、炭酸塩、有機酸などを主成分とする発泡性浴用剤を
使うことができる。これ以外にも、芳香性物質や各地の
温泉成分などを含んださまざまな浴用剤を使用すること
ができる。
【0013】固形浴用剤と膨張体とを一体化した場合
に、その組み合わせ体としては比重が1未満でも1以上
でもよい。全体の比重が1以上の場合は、浴用剤組み合
わせ体を浴湯中に投入すると、いったん沈んで、固形浴
用剤が溶解した段階で、膨張体が浮き上がり、吸水膨張
する。全体の比重が1未満の場合は、浴用剤組み合わせ
体を浴湯中に投入すると、浮いた状態で固形浴用剤が溶
解して、膨張体が吸水膨張する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の浴用剤組み合
わせ体の第1実施形態を示す斜視図である。固形浴用剤
10の内部には第1膨張体12が乾燥収縮状態で埋め込
まれた状態で一体成形されている。第1膨張体12には
切り込み14が形成されていて、この切り込み14の内
部に水溶性カプセル16が収納されている。そして、水
溶性カプセル16の内部には第2膨張体18が乾燥収縮
状態で収納されている。図1では、水溶性カプセル16
と第2膨張体18を拡大して示してある。第1膨張体1
2と第2膨張体18は、吸水膨張性物質で作られてい
る。この明細書で、以下、「膨張体」という用語は、吸
水膨張性物質で作られているものを指す。そして、この
膨張体は、乾燥収縮状態で浴用剤組み合わせ体に組み込
まれているものであり、浴槽の湯を吸収することによっ
て膨張する。
【0015】この実施形態では、第1膨張体12は動物
のタヌキの形状をしている。また、第2膨張体18は清
涼飲料水等の缶飲料を模した形状(ほぼ円筒形状)をし
ており、その表面には広告宣伝用のマーク20、例え
ば、現実の缶飲料の製造・販売業者の名称や、缶飲料の
商品名等、が記載されている。この実施形態では、この
第2膨張体18は膨張した状態で直径10mm、高さが
20mm程度である。
【0016】この浴用剤組み合わせ体を作るには、ま
ず、第2膨張体18を乾燥圧縮状態にして水溶性カプセ
ル16に収納して封入し、次に、この水溶性カプセル1
6を、圧縮する前の第1膨張体12の切り込み14に圧
入する。その後、この第1膨張体12を圧縮状態にす
る。最後に、金型を用いたインサート成形法によって、
第1膨張体12を内蔵するように固形浴用剤10を一体
成形する。この製造過程において、順番を変更して、第
1膨張体12を圧縮状態にしてからその切り込み14に
水溶性カプセル16を圧入してもよい。
【0017】図2は図1に示す第1実施形態の使用状態
を示すものである。図2(A)は、浴湯に投入する前の
浴用剤組み合わせ体を示している。これを浴湯中に投入
すると、この浴用剤組み合わせ体の比重が1以上の場合
は、いったん沈み、また、比重が1未満の場合は浮いた
状態で、外側の固形浴用剤10が溶解する。固形浴用剤
10が溶解すると、内部の第1膨張体12が浮いた状態
で湯を吸収して膨張する。図2(B)は第1膨張体12
が膨張を完了した状態を示す。このように、タヌキの形
状の第1膨張体12が膨張してくるのが見えるので、入
浴者、特に子供にとっては、入浴が楽しくなる。しばら
くすると(例えば約2分が経過すると)、タヌキのお腹
の部分の切り込み14の内部にある水溶性カプセル16
が溶解して、第2膨張体18が湯を吸収して膨張を開始
する。すると、図2(C)に示すように、この第2膨張
体18が切り込み14から露出して現れ(あるいは完全
に外に出てきて)、缶飲料の形状の第2膨張体18がタ
ヌキのお腹から出て来るように見える。このように、第
1膨張体12の中から第2膨張体18が現れてくるの
で、入浴者は一層楽しめる。また、この第2膨張体18
には缶飲料の広告宣伝用のマークが記載されているの
で、このマークは入浴者の注意を引き、宣伝効果が高
い。
【0018】図3は第2実施形態の斜視図である。この
実施形態では、共通の包装袋21の中に、1回分の粉末
浴用剤22と共に第1膨張体12が入っている。この第
1膨張体12は図1の第1実施形態と同じものであり、
その内部には、第2膨張体を収納した水溶性カプセルが
入っている。この実施形態を使用するには、包装袋21
を破ってから中身を浴湯に投入する。すると、粉末浴用
剤22と第1膨張体12が同時に浴湯に入り、粉末浴用
剤22は溶解し、第1膨張体12とその内部の第2膨張
体は図2(B)(C)に示すように順に吸水膨張する。
【0019】図4は第3実施形態を示す断面図である。
この実施形態では、固形浴用剤24の内部に第1膨張体
26が埋め込まれ、その内部に水溶性カプセル28が収
容され、その内部に第2膨張体が収容されている。な
お、水溶性カプセル28を入れるための第1膨張体26
の切り込みと第2膨張体については図示を省略してあ
る。この第3実施形態の基本構造は図1の第1実施形態
と同じである。ただし、固形浴用剤24に6個の通水路
30が形成されている点が異なる。この通水路30は固
形浴用剤24の表面から内部の第1膨張体26の表面に
達している。したがって、この浴用剤組み合わせ体を浴
湯に投入すると、固形浴用剤24が完全に溶解する前の
段階でも、通水路30から湯が第1膨張体26に達し
て、第1膨張体26が早期に吸水膨張を開始する。通水
路30の孔径は3〜5mm程度である。通水路30の個
数は1個以上の任意の数にすることができる。この通水
路30は、成形金型を工夫することにより、固形浴用剤
24の成形時に同時に形成できる。
【0020】図5(A)は第4実施形態の平面図であ
る。この浴用剤組み合わせ体は固形浴用剤32の内部に
二つの膨張体34、36が埋め込まれていて、これらの
膨張体34、36は互いに接合されている。これらの膨
張体34、36は吸水したときの膨張方向に異方性があ
る。すなわち、これらの膨張体34、36は、吸水した
ときに、図面の上下方向に主として膨張するものであ
り、左右及び前後方向にはそれほど膨張しない。このよ
うな膨張異方性を示す吸水膨張性物質としては、繊維構
造を備えた材質のものや、乾燥圧縮時の圧縮率に異方性
をもたせたもの、などが知られている。さらに、膨張体
34、36は吸水膨張速度が互いに異なっている。吸水
を開始してから、膨張体34は3〜10秒の短時間で膨
張が完了し、膨張体36は2〜5分で膨張が完了する。
【0021】図5(A)に示す浴用剤組み合わせ体を浴
湯に投入すると、まず、外側の固形浴用剤32が溶解
し、次に、図5(B)に示すように膨張体34が主とし
て矢印35の方向に膨張して、短時間で膨張を完了す
る。この膨張体34はバス車両の形状をしており、赤色
に着色されている。膨張体36は黄色に着色されてお
り、これは膨張速度が遅いので、最初は、赤色のバス車
両に黄色の屋根が付いているように見えるだけである。
しばらくすると、図5(C)に示すように膨張体36も
矢印37の方向に膨張して膨張を完了し、バス車両の黄
色の2階部分が出来上がる。その結果、赤色と黄色の2
階建てのバス車両が完成する。このように、膨張速度の
互いに異なる膨張体を接合しておくと、膨張体の形状変
化が多様になり、一層楽しめる。また、膨張速度の異な
る3種類以上の膨張体を接合してもよい。
【0022】図6(A)は第5実施形態の断面図であ
る。この浴用剤組み合わせ体は、固形浴用剤38の内部
に第1膨張体40が埋め込まれていて、この第1膨張体
40の内部に3個の水溶性カプセル42、44、46が
収納されており、それぞれに第2膨張体が収納されてい
る。これらの水溶性カプセル42、44、46は水に対
する溶解時間が互いに異なっている。水溶性カプセルを
入れるための第1膨張体40の切り込みと第2膨張体に
ついては図示を省略してある。この第5実施形態の浴用
剤組み合わせ体を浴湯に投入すると、まず固形浴用剤3
8が溶解して、第1膨張体40が吸水膨張する。次に、
1番目の水溶性カプセル42が溶解して、その内部の第
2膨張体が第1膨張体40の切り込みから露出してく
る。次に、2番目の水溶性カプセル44が溶解して、そ
の内部の第2膨張体が第1膨張体40の切り込みから露
出してくる。最後に、3番目の水溶性カプセル46が溶
解して、その内部の第2膨張体が第1膨張体40の切り
込みから露出してくる。このようにして、3個の第2膨
張体が順番に露出してくるので、見ていて楽しく、入浴
者の楽しみが増す。
【0023】図6(B)は第6実施形態の断面図であ
る。この浴用剤組み合わせ体は、固形浴用剤48の内部
に、直接、3個の水溶性カプセル50、52、54が収
納されており、そのそれぞれに膨張体が収納されてい
る。これらの水溶性カプセル50、52、54は水に対
する溶解時間が互いに異なっている。すなわち、この第
6実施形態は、図6(A)の第5実施形態から第1膨張
体40を省略したものである。この第6実施形態の浴用
剤組み合わせ体を浴湯に投入すると、固形浴用剤48が
溶解した後に、三つの水溶性カプセル50、52、54
が順番に溶解していって、3個の膨張体が順番に膨張し
てくるのが見える。
【0024】図6(C)は第7実施形態の断面図であ
る。この浴用剤組み合わせ体は、これまでの実施形態と
は逆に、外側に膨張体56があり、この膨張体56によ
って固形浴用剤58(または粉末浴用剤)が包まれてい
る。膨張体56には開口部60があり、膨張体56が吸
水膨張すると共に、この開口部60から湯が固形浴用剤
58に到達して、固形浴用剤58が溶解する。外側の膨
張体56の形状としては、ひまわりやバラなどの花の形
状にすることができる。こうすると、花の中心部に浴用
剤を配置できる。
【0025】図7(A)は第8実施形態の斜視図であ
る。この浴用剤組み合わせ体は固形浴用剤62の内部に
二つの膨張体64、66が埋め込まれていて、これらの
膨張体64、66が互いに接合されている。膨張体6
4、66は吸水したときの膨張方向に異方性があり、か
つ、互いに主たる膨張方向が異なっている。すなわち、
膨張体64は、吸水したときに、図面の上下方向に主と
して膨張し、水平方向にはそれほど膨張しない。一方、
膨張体66は、水平方向に主として膨張し、上下方向に
はそれほど膨張しない。さらに、膨張体64、66は吸
水膨張速度が互いに異なっている。吸水を開始してか
ら、膨張体64は3〜10秒の短時間で膨張が完了し、
膨張体66は2〜5分で膨張が完了する。
【0026】図7(A)に示す浴用剤組み合わせ体を浴
湯に投入すると、まず、外側の固形浴用剤62が溶解
し、次に、図7(B)に示すように膨張体64が主とし
て矢印65の方向に膨張して、短時間で膨張を完了す
る。この膨張体64はスペースシャトルの胴体を模した
形状をしている。しばらくすると、図7(C)に示すよ
うに膨張体66が矢印67の方向に膨張して膨張を完了
し、スペースシャトルの両翼を模した形状が現れる。こ
のようにして、スペースシャトルの形状が完成する。こ
のように、膨張方向と膨張速度の互いに異なる膨張体を
接合しておくと、膨張体の形状変化が多様になり、一層
楽しめる。
【0027】図8(A)は第9実施形態の平面図であ
る。この実施形態は、図6(A)の実施形態をより具体
化したものである。すなわち、この浴用剤組み合わせ体
は、固形浴用剤68の内部に、置き時計の形状をした第
1膨張体70が埋め込まれていて、この第1膨張体70
の切り込み74の内部には3個の水溶性カプセルが収納
されている。1番目の水溶性カプセルの内部には、数字
の「1」の形状をした1番目の第2膨張体が収納され、
2番目の水溶性カプセルの内部には、数字の「2」の形
状をした2番目の第2膨張体が収納され、3番目の水溶
性カプセルの内部には、数字の「3」の形状をした3番
目の第2膨張体が収納されている。3個の水溶性カプセ
ルは、水に対する溶解時間が互いに異なっており、1番
目の水溶性カプセルは約1分で溶解し、2番目の水溶性
カプセルは約2分で溶解し、3番目の水溶性カプセルは
約3分で溶解する。第1膨張体70の表面には時計の文
字盤の印刷を施しておいてもよい。
【0028】この第9実施形態の浴用剤組み合わせ体を
浴湯中に投入すると、まず固形浴用剤68が溶解して、
図8(B)に示すように、第1膨張体70が吸水膨張す
る。次に、1番目の水溶性カプセルが溶解して、図8
(C)に示すように、1番目の第2膨張体72が第1膨
張体70の切り込み74から飛び出してくる。この切り
込み74は時計の針の形状を連想するようになってい
る。この第2膨張体は数字の「1」の形状をしており、
浴用剤組み合わせ体の投入後、約1分が経過すると、数
字の「1」の形状をした膨張体が飛び出してくることに
なる。そして、浴用剤組み合わせ体の投入後、約2分が
経過すると、2番目の水溶性カプセルが溶解して、数字
の「2」の形状をした膨張体が飛び出してくる。投入後
約3分が経過すると、同様に数字の「3」の形状をした
膨張体が飛び出してくる。このようにして、浴用剤組み
合わせ体の投入時からの経過時間の形状をした3個の第
2膨張体が順番に飛び出してくるので、例えば、子供に
対して浴湯につかっている時間の目安に使うことができ
る。また、置き時計の形状の第1膨張体70を省略し
て、固形浴用剤68に、直接、3個の水溶性カプセルを
埋め込むようにしてもよい。
【0029】以上、多くの実施形態を説明してきたが、
どの実施形態においても、膨張体(第1膨張体でも第2
膨張体でもよい)に広告宣伝用のマークが現れるように
することができる。また、上述の各種の実施形態におい
て、固形浴用剤の代わりに粉末浴用剤を用いることがで
き、その場合は、図3に示すように粉末浴用剤と同一の
包装袋に膨張体を入れる。例えば、図1の固形浴用剤1
0や、図5の固形浴用剤32や、図7の固形浴用剤62
や、図8の固形浴用剤68を、粉末浴用剤に置き換え
て、この粉末浴用剤と膨張体とを同一の包装袋に入れる
ことによって、浴用剤組み合わせ体を構成することがで
きる。
【0030】
【発明の効果】この発明の浴用剤組み合わせ体は、吸水
膨張性物質からなる膨張体と浴用剤とを組み合わせたこ
とにより、この浴用剤組み合わせ体を浴湯に投入する
と、浴用剤は溶解するが、膨張体は吸水して膨張浮遊す
る。これにより、この膨張体を視覚的に楽しめて入浴者
がリラックスできると共に、膨張体に企業名や商品名を
表示しておくと、これまでにない意外性により入浴者の
注意を引きつけることにより広告宣伝媒体としても魅力
的なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示す第1実施形態の使用状態を示す斜視
図である。
【図3】第2実施形態の斜視図である。
【図4】第3実施形態を示す断面図である。
【図5】第4実施形態の平面図である。
【図6】第5〜第7実施形態の断面図である。
【図7】第8実施形態の斜視図である。
【図8】第9実施形態の平面図である。
【符号の説明】
10 固形浴用剤 12 第1膨張体 14 切り込み 16 水溶性カプセル 18 第2膨張体 20 マーク 21 包装袋 22 粉末浴用剤

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固形浴用剤の内部に、吸水膨張性物質か
    らなる第1膨張体を乾燥収縮状態で埋め込み、この第1
    膨張体の内部に水溶性カプセルを収納し、この水溶性カ
    プセルの内部に、吸水膨張性物質からなる第2膨張体を
    乾燥収縮状態で収納し、前記第1膨張体には膨張時の前
    記第2膨張体を露出させるための切り込みを形成したこ
    とを特徴とする浴用剤組み合わせ体。
  2. 【請求項2】 水に対する溶解時間が互いに異なる複数
    の前記水溶性カプセルを前記第1膨張体の内部に収納
    し、これらの水溶性カプセルのそれぞれに前記第2膨張
    体を収納したことを特徴とする請求項1記載の浴用剤組
    み合わせ体。
  3. 【請求項3】 前記第1膨張体及び第2膨張体の少なく
    とも一方に文字、図形もしくは記号またはこれらの結合
    からなるマークが現れていることを特徴とする請求項1
    記載の浴用剤組み合わせ体。
  4. 【請求項4】 固形浴用剤の内部に水溶性カプセルを収
    納し、この水溶性カプセルの内部に、吸水膨張性物質か
    らなる膨張体を乾燥収縮状態で収納したことを特徴とす
    る浴用剤組み合わせ体。
  5. 【請求項5】 水に対する溶解時間が互いに異なる複数
    の前記水溶性カプセルを前記固形浴用剤の内部に収納
    し、これらの水溶性カプセルのそれぞれに前記膨張体を
    収納したことを特徴とする請求項4記載の浴用剤組み合
    わせ体。
  6. 【請求項6】 吸水膨張性物質からなる膨張体を固形浴
    用剤の内部に乾燥収縮状態で埋め込んだことを特徴とす
    る浴用剤組み合わせ体。
  7. 【請求項7】 前記固形浴用剤に、その表面から前記膨
    張体に達する通水路を形成したことを特徴とする請求項
    6記載の浴用剤組み合わせ体。
  8. 【請求項8】 膨張速度の異なる複数の膨張体を互いに
    接合したことを特徴とする請求項6記載の浴用剤組み合
    わせ体。
  9. 【請求項9】 主たる膨張方向が互いに異なるように複
    数の膨張体を互いに接合したことを特徴とする請求項6
    記載の浴用剤組み合わせ体。
  10. 【請求項10】 吸水膨張性物質からなる膨張体を乾燥
    収縮状態にして、この膨張体で浴用剤を包み込んだこと
    を特徴とする浴用剤組み合わせ体。
  11. 【請求項11】 吸水膨張性物質からなる膨張体を乾燥
    収縮状態にして、この膨張体と固形浴用剤とを結合して
    一体化したことを特徴とする浴用剤組み合わせ体。
  12. 【請求項12】 吸水膨張性物質からなる膨張体を乾燥
    収縮状態にして、この膨張体と粉末浴用剤とを共通の包
    装体で包んだことを特徴とする浴用剤組み合わせ体。
  13. 【請求項13】 前記膨張体に文字、図形もしくは記号
    またはこれらの結合からなるマークが現れていることを
    特徴とする請求項4〜12のいずれか1項に記載の浴用
    剤組み合わせ体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012025405A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Henobu Factory:Kk 発泡剤パッケージ
JP2017115613A (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 内山工業株式会社 スペーサ

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