JPH09165504A - ポリエステル組成物製ボトルおよびその製造法 - Google Patents
ポリエステル組成物製ボトルおよびその製造法Info
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- JPH09165504A JPH09165504A JP32592695A JP32592695A JPH09165504A JP H09165504 A JPH09165504 A JP H09165504A JP 32592695 A JP32592695 A JP 32592695A JP 32592695 A JP32592695 A JP 32592695A JP H09165504 A JPH09165504 A JP H09165504A
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- dicarboxylic acid
- polyester composition
- crystallinity
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/80—Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging
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- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 炭酸ガス入り飲料を充填し加熱減菌処理をし
ても変形することなく自立性を保つポリエステル組成物
製ボトルを提供すること。 【解決手段】 (A)ポリエチレンテレフタレートおよ
び/またはポリエチレンナフタレートと、(B)ジカル
ボン酸から誘導される構成単位を100モル%とすると
き、脂肪族ジカルボン酸から誘導される構成単位を0.
5〜70モル%の割合で含有するジカルボン酸単位と、
ブタンジオールから誘導される構成単位とから形成され
るポリエステル組成物からなり、23℃で2.5ガスボ
リュームの炭酸ガス入り飲料を充填し密栓した状態で7
0℃の温浴中に浸漬する温浴テストを行ったとき、温浴
テスト前後での炭酸ガス入り飲料充填ボトルの高さ方向
の寸法変化率が5%以下、かつ胴径方向の寸法変化率が
5%以下であるポリエステル組成物製ボトル。
ても変形することなく自立性を保つポリエステル組成物
製ボトルを提供すること。 【解決手段】 (A)ポリエチレンテレフタレートおよ
び/またはポリエチレンナフタレートと、(B)ジカル
ボン酸から誘導される構成単位を100モル%とすると
き、脂肪族ジカルボン酸から誘導される構成単位を0.
5〜70モル%の割合で含有するジカルボン酸単位と、
ブタンジオールから誘導される構成単位とから形成され
るポリエステル組成物からなり、23℃で2.5ガスボ
リュームの炭酸ガス入り飲料を充填し密栓した状態で7
0℃の温浴中に浸漬する温浴テストを行ったとき、温浴
テスト前後での炭酸ガス入り飲料充填ボトルの高さ方向
の寸法変化率が5%以下、かつ胴径方向の寸法変化率が
5%以下であるポリエステル組成物製ボトル。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、ポリエステル組成物製ボ
トルおよびその製造方法に関し、さらに詳しくは、炭酸
ガス入り飲料を充填し加熱減菌処理をしても変形するこ
となく自立性を保つことができるようなポリエステル組
成物製ボトルおよびその製造方法に関するものである。
トルおよびその製造方法に関し、さらに詳しくは、炭酸
ガス入り飲料を充填し加熱減菌処理をしても変形するこ
となく自立性を保つことができるようなポリエステル組
成物製ボトルおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【発明の技術的背景】近年、ジュース、天然水、各種飲
用茶などの飲料用ボトルの素材として種々のプラスチッ
ク素材が用いられており、これらのプラスチック素材の
うちポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル
は、透明性、ガスバリヤ性、耐熱性および機械的強度に
優れているため多く採用されている。
用茶などの飲料用ボトルの素材として種々のプラスチッ
ク素材が用いられており、これらのプラスチック素材の
うちポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル
は、透明性、ガスバリヤ性、耐熱性および機械的強度に
優れているため多く採用されている。
【0003】ところで上記の飲用茶などは加熱滅菌処理
されたものが高温でボトルに充填されるため、ボトルを
形成するプラスチックは耐熱性が良くなければ、ボトル
が変形したり、収縮したり、膨張するなどの問題を生じ
るおそれがある。
されたものが高温でボトルに充填されるため、ボトルを
形成するプラスチックは耐熱性が良くなければ、ボトル
が変形したり、収縮したり、膨張するなどの問題を生じ
るおそれがある。
【0004】また、炭酸ガス入り飲料は、ボトルに充填
された後に加熱減菌処理されるため、ボトルの内圧が高
い状態においても耐熱性が良くなければ、ボトルが変形
したり、収縮したり、膨張するなどの問題を生じるおそ
れがある。このためボトルへ炭酸ガス入り飲料を充填し
た後密封し、加熱滅菌処理してもボトルが変形すること
なく、自立性を保つことができる特性(以下「耐熱圧特
性」ということがある。)を有するプラスチック製ボト
ルが求められている。
された後に加熱減菌処理されるため、ボトルの内圧が高
い状態においても耐熱性が良くなければ、ボトルが変形
したり、収縮したり、膨張するなどの問題を生じるおそ
れがある。このためボトルへ炭酸ガス入り飲料を充填し
た後密封し、加熱滅菌処理してもボトルが変形すること
なく、自立性を保つことができる特性(以下「耐熱圧特
性」ということがある。)を有するプラスチック製ボト
ルが求められている。
【0005】従来からこのような用途には、丸底のボト
ル底部にベースカップを取付けたベースカップ付ボトル
が用いられている。しかしながらこのようなベースカッ
プ付ボトルでは、製造コストが嵩み、また、ボトル本体
はポリエステルからなり、ベースカップはこれとは異種
材料のポリエチレン等からなるため、ボトル全体をその
まま溶融し再度ボトルなどに成形して再利用しようとし
ても、比較的多量のポリエチレンが混入するため透明性
などに劣るものしか得られず、再利用(リサイクル)が
困難であるなどの問題点があった。
ル底部にベースカップを取付けたベースカップ付ボトル
が用いられている。しかしながらこのようなベースカッ
プ付ボトルでは、製造コストが嵩み、また、ボトル本体
はポリエステルからなり、ベースカップはこれとは異種
材料のポリエチレン等からなるため、ボトル全体をその
まま溶融し再度ボトルなどに成形して再利用しようとし
ても、比較的多量のポリエチレンが混入するため透明性
などに劣るものしか得られず、再利用(リサイクル)が
困難であるなどの問題点があった。
【0006】本発明者らは、上記のような知見に基づい
て、充填された内容物に加熱滅菌処理を施した場合にボ
トルの口頸部、底部などの変形が小さく、しかも同一材
料で全体が構成されている再利用可能な自立性ボトルを
得るべく鋭意検討した結果、特定のポリエステル組成物
からなり、所定の温浴下で一定の条件を満たすポリエス
テル組成物製ボトルは、上記の目的を達成することを見
出して本発明を完成するに至った。
て、充填された内容物に加熱滅菌処理を施した場合にボ
トルの口頸部、底部などの変形が小さく、しかも同一材
料で全体が構成されている再利用可能な自立性ボトルを
得るべく鋭意検討した結果、特定のポリエステル組成物
からなり、所定の温浴下で一定の条件を満たすポリエス
テル組成物製ボトルは、上記の目的を達成することを見
出して本発明を完成するに至った。
【0007】
【発明の目的】本発明は、ボトルへ炭酸ガス入り飲料を
充填した後密封し、加熱滅菌処理してもボトルが変形す
ることなく、自立性を保つことができるようなポリエス
テル組成物製ボトルおよびその製造方法を提供すること
を目的としている。
充填した後密封し、加熱滅菌処理してもボトルが変形す
ることなく、自立性を保つことができるようなポリエス
テル組成物製ボトルおよびその製造方法を提供すること
を目的としている。
【0008】
【発明の概要】本発明に係るポリエステル組成物製ボト
ルは、(A)ポリエチレンテレフタレートおよび/また
はポリエチレンナフタレート;96〜99.999重量
%と、(B)芳香族ジカルボン酸および脂肪族ジカルボ
ン酸を含むジカルボン酸から誘導される構成単位と、ブ
タンジオールを含むジオールから誘導される構成単位と
からなり、ジカルボン酸から誘導される構成単位を10
0モル%とするとき、脂肪族ジカルボン酸から誘導され
る構成単位を0.5〜70モル%の割合で含有する共重
合ポリエステル;0.001〜4重量%とから形成され
るポリエステル組成物からなり、23℃で2.5ガスボ
リュームの炭酸ガス入り飲料を充填し密封した状態で7
0℃の温浴中に浸漬する湯浴テストを行ったとき、温浴
テスト前後での炭酸ガス入り飲料充填ボトルの高さ方向
の寸法変化率が5%以下であり、かつ胴径方向の寸法変
化率が5%以下であることを特徴としている。
ルは、(A)ポリエチレンテレフタレートおよび/また
はポリエチレンナフタレート;96〜99.999重量
%と、(B)芳香族ジカルボン酸および脂肪族ジカルボ
ン酸を含むジカルボン酸から誘導される構成単位と、ブ
タンジオールを含むジオールから誘導される構成単位と
からなり、ジカルボン酸から誘導される構成単位を10
0モル%とするとき、脂肪族ジカルボン酸から誘導され
る構成単位を0.5〜70モル%の割合で含有する共重
合ポリエステル;0.001〜4重量%とから形成され
るポリエステル組成物からなり、23℃で2.5ガスボ
リュームの炭酸ガス入り飲料を充填し密封した状態で7
0℃の温浴中に浸漬する湯浴テストを行ったとき、温浴
テスト前後での炭酸ガス入り飲料充填ボトルの高さ方向
の寸法変化率が5%以下であり、かつ胴径方向の寸法変
化率が5%以下であることを特徴としている。
【0009】本発明では。前記脂肪族ジカルボン酸は、
炭素原子数が6〜10の脂肪族ジカルボン酸であること
が望ましい。このようなポリエステル組成物製ボトル
は、口頸部の結晶化度、胴部中央の結晶化度および底部
の中心部の結晶化度がいずれも15〜60%の範囲にあ
ることが好ましい。
炭素原子数が6〜10の脂肪族ジカルボン酸であること
が望ましい。このようなポリエステル組成物製ボトル
は、口頸部の結晶化度、胴部中央の結晶化度および底部
の中心部の結晶化度がいずれも15〜60%の範囲にあ
ることが好ましい。
【0010】また、ボトル底部の中心から周縁部までの
距離をRとしたときに、(i)底部の中心〜7/10R
の範囲の結晶化度が15〜60%の範囲にあり、(ii)
底部の中心から7/10R〜9/10Rの範囲の熱結晶
化度が1〜25%の範囲にあり、配向結晶化度が10〜
35%の範囲にあり、かつ熱結晶化度と配向結晶化度と
の和が15〜60%の範囲にあり、(iii)底部の中心
から9/10R〜底部の周縁部(10/10R)の範囲
の結晶化度が15〜60%の範囲にあるとが好ましい。
距離をRとしたときに、(i)底部の中心〜7/10R
の範囲の結晶化度が15〜60%の範囲にあり、(ii)
底部の中心から7/10R〜9/10Rの範囲の熱結晶
化度が1〜25%の範囲にあり、配向結晶化度が10〜
35%の範囲にあり、かつ熱結晶化度と配向結晶化度と
の和が15〜60%の範囲にあり、(iii)底部の中心
から9/10R〜底部の周縁部(10/10R)の範囲
の結晶化度が15〜60%の範囲にあるとが好ましい。
【0011】さらに、前記ポリエステル組成物の示差走
査熱量計によるt1/2昇温法(140℃)で測定した
半結晶化時間が80秒以下であることが好ましく、ボト
ル胴部中央のヘイズ値が5%以下であることが好まし
い。
査熱量計によるt1/2昇温法(140℃)で測定した
半結晶化時間が80秒以下であることが好ましく、ボト
ル胴部中央のヘイズ値が5%以下であることが好まし
い。
【0012】本発明に係るポリエステル組成物製ボトル
は、底部に脚部を有する自立型ボトルであってもよい。
本発明に係るポリエステル組成物製ボトルは、耐熱圧特
性に優れている。また、ボトル全体が単一の材料で構成
されているので、そのまま溶融して再度ボトルなどに成
形して再利用することが可能である。
は、底部に脚部を有する自立型ボトルであってもよい。
本発明に係るポリエステル組成物製ボトルは、耐熱圧特
性に優れている。また、ボトル全体が単一の材料で構成
されているので、そのまま溶融して再度ボトルなどに成
形して再利用することが可能である。
【0013】本発明に係るポリエステル組成物製ボトル
の製造方法は、(A)ポリエチレンテレフタレートおよ
び/またはポリエチレンナフタレート;96〜99.9
99重量%と、(B)芳香族ジカルボン酸および脂肪族
ジカルボン酸を含むジカルボン酸から誘導される構成単
位と、ブタンジオールを含むジオールから誘導される構
成単位とからなり、ジカルボン酸から誘導される構成単
位を100モル%とするとき、脂肪族ジカルボン酸から
誘導される構成単位を0.5〜70モル%の割合で含有
する共重合ポリエステル;0.001〜4重量%とから
形成されるポリエステル組成物からプリフォームを形成
し、次いで該プリフォームを延伸ブローしてボトル底部
の結晶化度が15〜60%の範囲にあるボトルを得るこ
とを特徴としている。
の製造方法は、(A)ポリエチレンテレフタレートおよ
び/またはポリエチレンナフタレート;96〜99.9
99重量%と、(B)芳香族ジカルボン酸および脂肪族
ジカルボン酸を含むジカルボン酸から誘導される構成単
位と、ブタンジオールを含むジオールから誘導される構
成単位とからなり、ジカルボン酸から誘導される構成単
位を100モル%とするとき、脂肪族ジカルボン酸から
誘導される構成単位を0.5〜70モル%の割合で含有
する共重合ポリエステル;0.001〜4重量%とから
形成されるポリエステル組成物からプリフォームを形成
し、次いで該プリフォームを延伸ブローしてボトル底部
の結晶化度が15〜60%の範囲にあるボトルを得るこ
とを特徴としている。
【0014】本発明では、前記脂肪族ジカルボン酸は、
炭素原子数が6〜10の脂肪族ジカルボン酸であること
が望ましい。本発明では、プリフォーム口頸部を加熱結
晶化して結晶化度を15〜60%の範囲とした後に延伸
ブローすることが好ましく、プリフォームを面積延伸倍
率6〜15倍で延伸ブローすることが好ましく、また延
伸ブロー成形後にヒ−トセットを行うことでボトル底部
の結晶化度を15〜60%とすることが好ましい。
炭素原子数が6〜10の脂肪族ジカルボン酸であること
が望ましい。本発明では、プリフォーム口頸部を加熱結
晶化して結晶化度を15〜60%の範囲とした後に延伸
ブローすることが好ましく、プリフォームを面積延伸倍
率6〜15倍で延伸ブローすることが好ましく、また延
伸ブロー成形後にヒ−トセットを行うことでボトル底部
の結晶化度を15〜60%とすることが好ましい。
【0015】本発明は、底部に脚部を有する自立型ボト
ルの製造方法として好適に用いられる。本発明に係るポ
リエステル組成物製ボトルの製造方法は、耐熱圧特性に
優れるポリエステル組成物製ボトルを製造することがで
きる。
ルの製造方法として好適に用いられる。本発明に係るポ
リエステル組成物製ボトルの製造方法は、耐熱圧特性に
優れるポリエステル組成物製ボトルを製造することがで
きる。
【0016】
【発明の具体的説明】以下、本発明に係るポリエステル
組成物製ボトルおよびその製造方法について説明する。
組成物製ボトルおよびその製造方法について説明する。
【0017】本発明に係るポリエステル組成物製ボトル
は、後述するようなポリエステル組成物からなり、23
℃で2.5ガスボリュームの炭酸ガス入り飲料を充填し
密封した状態で70℃の温浴中に1時間浸漬する温浴テ
ストを行ったとき、温浴テスト前後での炭酸ガス入り飲
料充填ボトルの高さ方向の寸法変化率が5%以下、好ま
しくは3%以下であり、かつ胴径方向の寸法変化率が5
%以下、好ましくは3%以下である。
は、後述するようなポリエステル組成物からなり、23
℃で2.5ガスボリュームの炭酸ガス入り飲料を充填し
密封した状態で70℃の温浴中に1時間浸漬する温浴テ
ストを行ったとき、温浴テスト前後での炭酸ガス入り飲
料充填ボトルの高さ方向の寸法変化率が5%以下、好ま
しくは3%以下であり、かつ胴径方向の寸法変化率が5
%以下、好ましくは3%以下である。
【0018】ボトルの寸法変化率は、高さ方向および胴
径方向ともに以下の式から求められる。
径方向ともに以下の式から求められる。
【0019】
【数1】
【0020】本発明に係るポリエステル組成物製ボトル
の各部の結晶化度は、口頸部が15〜60%、好ましく
は15〜50%の範囲にあり、胴部中央が15〜60
%、好ましくは15〜50%の範囲にあり、底部の中心
部が15〜60%、好ましくは15〜50%の範囲にあ
ることが望ましい。ボトル各部の結晶化度は、後述する
ようなX線回折法により求められる。
の各部の結晶化度は、口頸部が15〜60%、好ましく
は15〜50%の範囲にあり、胴部中央が15〜60
%、好ましくは15〜50%の範囲にあり、底部の中心
部が15〜60%、好ましくは15〜50%の範囲にあ
ることが望ましい。ボトル各部の結晶化度は、後述する
ようなX線回折法により求められる。
【0021】本発明に係るポリステル組成物製ボトル
は、ボトル底部の中心から底部の周縁部までの距離をR
とした場合に、(i)底部の中心〜7/10Rの範囲の
結晶化度が15〜60%、好ましくは15〜50%の範
囲にあり、(ii)底部の中心から7/10R〜9/10
Rの範囲の熱結晶化度が1〜25%、好ましくは10〜
20%の範囲にあり、配向結晶化度が10〜35%、好
ましくは10〜20%の範囲にあり、かつ熱結晶化度と
配向結晶化度との和が15〜60%、好ましくは15〜
50%の範囲にあり、(iii)底部の中心から9/10
R〜底部の周縁部(10/10R)の範囲の結晶化度が
15〜60%、好ましくは15〜50%の範囲にあるこ
とが望ましい。
は、ボトル底部の中心から底部の周縁部までの距離をR
とした場合に、(i)底部の中心〜7/10Rの範囲の
結晶化度が15〜60%、好ましくは15〜50%の範
囲にあり、(ii)底部の中心から7/10R〜9/10
Rの範囲の熱結晶化度が1〜25%、好ましくは10〜
20%の範囲にあり、配向結晶化度が10〜35%、好
ましくは10〜20%の範囲にあり、かつ熱結晶化度と
配向結晶化度との和が15〜60%、好ましくは15〜
50%の範囲にあり、(iii)底部の中心から9/10
R〜底部の周縁部(10/10R)の範囲の結晶化度が
15〜60%、好ましくは15〜50%の範囲にあるこ
とが望ましい。
【0022】本発明では、口頸部の結晶化度が15%〜
60%の範囲にあり、胴部中央の結晶化度が15〜60
%の範囲にあり、かつ、ボトル底部が上記(i)〜(ii
i)の条件を満たすことが望ましい。
60%の範囲にあり、胴部中央の結晶化度が15〜60
%の範囲にあり、かつ、ボトル底部が上記(i)〜(ii
i)の条件を満たすことが望ましい。
【0023】本発明に係るポリエステル組成物製ボトル
の胴部中央のヘイズ値は、5%以下、好ましくは3%以
下であることが望ましい。このような本発明に係るポリ
エステル組成物製ボトルは、(A)ポリエチレンテレフ
タレートおよび/またはポリエチレンナフタレートと
(B)特定の共重合ポリエステルとからなるポリエステ
ル組成物から形成されている。
の胴部中央のヘイズ値は、5%以下、好ましくは3%以
下であることが望ましい。このような本発明に係るポリ
エステル組成物製ボトルは、(A)ポリエチレンテレフ
タレートおよび/またはポリエチレンナフタレートと
(B)特定の共重合ポリエステルとからなるポリエステ
ル組成物から形成されている。
【0024】以下に(A)ポリエチレンテレフタレート
および/またはポリエチレンナフタレートならびに、
(B)共重合ポリエステルについて具体的に説明する。 [(A)ポリエチレンテレフタレートおよび/またはポ
リエチレンナフタレート]本発明に係るポリエステル組
成物製ボトルにおいて用いられる(A)成分は、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、お
よびこれらの混合物(組成物)から選ばれる1種のポリ
エステルである。
および/またはポリエチレンナフタレートならびに、
(B)共重合ポリエステルについて具体的に説明する。 [(A)ポリエチレンテレフタレートおよび/またはポ
リエチレンナフタレート]本発明に係るポリエステル組
成物製ボトルにおいて用いられる(A)成分は、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、お
よびこれらの混合物(組成物)から選ばれる1種のポリ
エステルである。
【0025】ポリエチレンテレフタレート ポリエチレンテレフタレートは、テレフタル酸とエチレ
ングリコールとを原料として製造される。このポリエチ
レンテレフタレートには、テレフタル酸以外のジカルボ
ン酸から誘導される構成単位および/またはエチレング
リコール以外のジオールから誘導される構成単位を20
モル%以下割合で含んでいてもよい。
ングリコールとを原料として製造される。このポリエチ
レンテレフタレートには、テレフタル酸以外のジカルボ
ン酸から誘導される構成単位および/またはエチレング
リコール以外のジオールから誘導される構成単位を20
モル%以下割合で含んでいてもよい。
【0026】テレフタル酸以外のジカルボン酸から誘導
される構成単位として具体的には、フタル酸、イソフタ
ル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン
酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸などの芳香族ジカ
ルボン酸;アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、デ
カンジカルボン酸などの脂肪族ジカルボン酸;シクロヘ
キサンジカルボン酸などの脂環族ジカルボン酸などから
誘導される構成単位が挙げられる。
される構成単位として具体的には、フタル酸、イソフタ
ル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン
酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸などの芳香族ジカ
ルボン酸;アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、デ
カンジカルボン酸などの脂肪族ジカルボン酸;シクロヘ
キサンジカルボン酸などの脂環族ジカルボン酸などから
誘導される構成単位が挙げられる。
【0027】エチレングリコール以外のジオールから誘
導される構成単位として具体的には、トリメチレングリ
コール、プロピレングリコール、テトラメチレングリコ
ール、ネオペンチルグリコール、ヘキサメチレングリコ
ール、ドデカメチレングリコールなどの脂肪族グリコー
ル;シクロヘキサンジメタノールなどの脂環族グリコー
ル;ビスフェノール類;ハイドロキノン、2,2-ビス(4-
β-ヒドロキシエトキシフェニル)プロパンなどの芳香
族ジオール類などから誘導される構成単位が挙げられ
る。
導される構成単位として具体的には、トリメチレングリ
コール、プロピレングリコール、テトラメチレングリコ
ール、ネオペンチルグリコール、ヘキサメチレングリコ
ール、ドデカメチレングリコールなどの脂肪族グリコー
ル;シクロヘキサンジメタノールなどの脂環族グリコー
ル;ビスフェノール類;ハイドロキノン、2,2-ビス(4-
β-ヒドロキシエトキシフェニル)プロパンなどの芳香
族ジオール類などから誘導される構成単位が挙げられ
る。
【0028】このようなポリエチレンテレフタレート
は、エチレンテレフタレート成分単位単独で、あるいは
該エチレンテレフタレート成分単位およびジオキシエチ
レンテレフタレート成分単位がランダムに配列してエス
テル結合を形成することにより実質上線状のポリエステ
ルを形成している。該ポリエチレンテレフタレートが実
質上の線状であることは、該ポリエチレンテレフタレー
トがo-クロロフェノールに溶解することによって確認さ
れる。
は、エチレンテレフタレート成分単位単独で、あるいは
該エチレンテレフタレート成分単位およびジオキシエチ
レンテレフタレート成分単位がランダムに配列してエス
テル結合を形成することにより実質上線状のポリエステ
ルを形成している。該ポリエチレンテレフタレートが実
質上の線状であることは、該ポリエチレンテレフタレー
トがo-クロロフェノールに溶解することによって確認さ
れる。
【0029】このようなポリエチレンテレフタレートで
は、o-クロロフェノール中25℃で測定した固有粘度
(IV)は、通常0.6〜1.5dl/g、好ましくは
0.7〜1.2dl/gであることが望ましい。また、
融点は通常210℃〜265℃、好ましくは220〜2
60℃であることが望ましく、ガラス転移温度は通常5
0〜120℃、好ましくは60〜100℃であることが
望ましい。
は、o-クロロフェノール中25℃で測定した固有粘度
(IV)は、通常0.6〜1.5dl/g、好ましくは
0.7〜1.2dl/gであることが望ましい。また、
融点は通常210℃〜265℃、好ましくは220〜2
60℃であることが望ましく、ガラス転移温度は通常5
0〜120℃、好ましくは60〜100℃であることが
望ましい。
【0030】ポリエチレンナフタレート ポリエチレンナフタレートは、2,6-ナフタレンジカルボ
ン酸とエチレングリコールとを原料として製造される。
このポリエチレンナフタレートは、2,6-ナフタレンジカ
ルボン酸とエチレングリコールとから導かれるエチレン
-2,6-ナフタレート単位を60モル%以上、好ましくは
80モル%以上、より好ましくは90モル%以上の量で
含んでいることが望ましいが、エチレン-2,6-ナフタレ
ート以外の構成単位を40モル%未満の割合で含んでい
てもよい。
ン酸とエチレングリコールとを原料として製造される。
このポリエチレンナフタレートは、2,6-ナフタレンジカ
ルボン酸とエチレングリコールとから導かれるエチレン
-2,6-ナフタレート単位を60モル%以上、好ましくは
80モル%以上、より好ましくは90モル%以上の量で
含んでいることが望ましいが、エチレン-2,6-ナフタレ
ート以外の構成単位を40モル%未満の割合で含んでい
てもよい。
【0031】エチレン-2,6-ナフタレート以外の構成単
位としては、テレフタル酸、イソフタル酸、2,7-ナフタ
レンジカルボン酸、2,5-ナフタレンジカルボン酸、ジフ
ェニル-4,4'-ジカルボン酸、4,4'-ジフェニルエーテル
ジカルボン酸、4,4'-ジフェニルスルホンジカルボン
酸、4,4'-ジフェノキシエタンジカルボン酸、ジブロム
テレフタル酸などの芳香族ジカルボン酸;アジピン酸、
アゼライン酸、セバチン酸、デカンジカルボン酸などの
脂肪族ジカルボン酸;1,4-シクロヘキサンジカルボン
酸、シクロプロパンジカルボン酸、ヘキサヒドロテレフ
タル酸などの脂環族ジカルボン酸;グリコール酸、p-ヒ
ドロキシ安息香酸、p-ヒドロキシエトキシ安息香酸など
のヒドロキシカルボン酸と、プロピレングリコール、ト
リメチレングリコール、ジエチレングリコール、テトラ
メチレングリコール、ペンタメチレングリコール、ヘキ
サメチレングリコール、デカメチレングリコール、ネオ
ペンチレングリコール、p-キシレングリコール、1,4-シ
クロヘキサンジメタノール、ビスフェノールA、p,p-ジ
フェノキシスルホン、1,4-ビス(β-ヒドロキシエトキ
シ)ベンゼン、2,2-ビス(p-β-ヒドロキシエトキシフ
ェノール)プロパン、ポリアルキレングリコール、p-フ
ェニレンビス(ジメチルシロキサン)、グリセリンなど
とから導かれる構成単位を挙げることができる。
位としては、テレフタル酸、イソフタル酸、2,7-ナフタ
レンジカルボン酸、2,5-ナフタレンジカルボン酸、ジフ
ェニル-4,4'-ジカルボン酸、4,4'-ジフェニルエーテル
ジカルボン酸、4,4'-ジフェニルスルホンジカルボン
酸、4,4'-ジフェノキシエタンジカルボン酸、ジブロム
テレフタル酸などの芳香族ジカルボン酸;アジピン酸、
アゼライン酸、セバチン酸、デカンジカルボン酸などの
脂肪族ジカルボン酸;1,4-シクロヘキサンジカルボン
酸、シクロプロパンジカルボン酸、ヘキサヒドロテレフ
タル酸などの脂環族ジカルボン酸;グリコール酸、p-ヒ
ドロキシ安息香酸、p-ヒドロキシエトキシ安息香酸など
のヒドロキシカルボン酸と、プロピレングリコール、ト
リメチレングリコール、ジエチレングリコール、テトラ
メチレングリコール、ペンタメチレングリコール、ヘキ
サメチレングリコール、デカメチレングリコール、ネオ
ペンチレングリコール、p-キシレングリコール、1,4-シ
クロヘキサンジメタノール、ビスフェノールA、p,p-ジ
フェノキシスルホン、1,4-ビス(β-ヒドロキシエトキ
シ)ベンゼン、2,2-ビス(p-β-ヒドロキシエトキシフ
ェノール)プロパン、ポリアルキレングリコール、p-フ
ェニレンビス(ジメチルシロキサン)、グリセリンなど
とから導かれる構成単位を挙げることができる。
【0032】また、本発明において用いられるポリエチ
レンナフタレートは、トリメシン酸、トリメチロールエ
タン、トリメチロールプロパン、トリメチロールメタ
ン、ペンタエリスリトールなどの多官能化合物から導か
れる構成単位を少量たとえば2モル%以下の量で含んで
いてもよい。
レンナフタレートは、トリメシン酸、トリメチロールエ
タン、トリメチロールプロパン、トリメチロールメタ
ン、ペンタエリスリトールなどの多官能化合物から導か
れる構成単位を少量たとえば2モル%以下の量で含んで
いてもよい。
【0033】さらに本発明において用いられるポリエチ
レンナフタレートは、ベンゾイル安息香酸、ジフェニル
スルホンモノカルボン酸、ステアリン酸、メトキシポリ
エチレングリコール、フェノキシポリエチレングリコー
ルなどの単官能化合物から導かれる構成単位を少量たと
えば2モル%以下の量で含んでいてもよい。
レンナフタレートは、ベンゾイル安息香酸、ジフェニル
スルホンモノカルボン酸、ステアリン酸、メトキシポリ
エチレングリコール、フェノキシポリエチレングリコー
ルなどの単官能化合物から導かれる構成単位を少量たと
えば2モル%以下の量で含んでいてもよい。
【0034】このようなポリエチレンナフタレートは、
実質上線状であり、このことは該ポリエチレンナフタレ
ートがo-クロロフェノールに溶解することによって確認
される。
実質上線状であり、このことは該ポリエチレンナフタレ
ートがo-クロロフェノールに溶解することによって確認
される。
【0035】ポリエチレンナフタレートのo-クロロフェ
ノール中で25℃で測定した固有粘度(IV)は、通常
0.2〜1.1dl/g、好ましくは0.3〜0.9d
l/g、特に好ましくは0.4〜0.8dl/gの範囲
にあることが望ましい。
ノール中で25℃で測定した固有粘度(IV)は、通常
0.2〜1.1dl/g、好ましくは0.3〜0.9d
l/g、特に好ましくは0.4〜0.8dl/gの範囲
にあることが望ましい。
【0036】また、ポリエチレンナフタレートの示差走
査型熱量計(DSC)で10℃/分の速度で昇温した際
の昇温結晶化温度(Tc)は、通常150℃以上であ
り、好ましくは160〜230℃、より好ましくは17
0〜220℃の範囲にあることが望ましい。
査型熱量計(DSC)で10℃/分の速度で昇温した際
の昇温結晶化温度(Tc)は、通常150℃以上であ
り、好ましくは160〜230℃、より好ましくは17
0〜220℃の範囲にあることが望ましい。
【0037】なお、ポリエチレンナフタレートの昇温結
晶化温度(Tc)は次の方法によって測定される。すな
わち、パーキンエルマー社製DSC−2型走差型熱量計
を用いて、約140℃で約5mmHgの圧力下約5時間
以上乾燥したポリエチレンナフタレートチップの中央部
から採取された試料約10mgの薄片を、液体用アルミ
ニウムパン中に窒素雰囲気下に封入して測定する。測定
条件は、まず室温より急速昇温して290℃で10分間
溶融保持したのち室温まで急速冷却し、その後10℃/
分の昇温速度で昇温する際に検出される発熱ピークの頂
点温度を求める。
晶化温度(Tc)は次の方法によって測定される。すな
わち、パーキンエルマー社製DSC−2型走差型熱量計
を用いて、約140℃で約5mmHgの圧力下約5時間
以上乾燥したポリエチレンナフタレートチップの中央部
から採取された試料約10mgの薄片を、液体用アルミ
ニウムパン中に窒素雰囲気下に封入して測定する。測定
条件は、まず室温より急速昇温して290℃で10分間
溶融保持したのち室温まで急速冷却し、その後10℃/
分の昇温速度で昇温する際に検出される発熱ピークの頂
点温度を求める。
【0038】上記のようなポリエチレンテレフタレート
およびポリエチレンナフタレート、ならびにこれらの混
合物は、従来公知の製造方法によって製造することがで
きる。
およびポリエチレンナフタレート、ならびにこれらの混
合物は、従来公知の製造方法によって製造することがで
きる。
【0039】(B)共重合ポリエステル 本発明において用いられる共重合ポリエステル(B)
は、芳香族ジカルボン酸および脂肪族ジカルボン酸とを
含むジカルボン酸から誘導される構成単位と、ブタンジ
オールを含むジオールから誘導される構成単位とから形
成されている。
は、芳香族ジカルボン酸および脂肪族ジカルボン酸とを
含むジカルボン酸から誘導される構成単位と、ブタンジ
オールを含むジオールから誘導される構成単位とから形
成されている。
【0040】芳香族ジカルボン酸として具体的には、前
記(A)成分の説明において記載したような芳香族ジカ
ルボン酸が挙げられる。これらの芳香族ジカルボン酸の
中では、テレフタル酸が好ましい。
記(A)成分の説明において記載したような芳香族ジカ
ルボン酸が挙げられる。これらの芳香族ジカルボン酸の
中では、テレフタル酸が好ましい。
【0041】脂肪族ジカルボン酸として具体的には、コ
ハク酸、グルタル酸、アジピン酸、スベリン酸、アゼラ
イン酸、セバシン酸、デカンジカルボン酸などが挙げら
れる。これらの脂肪族ジカルボン酸の中では、炭素原子
数が6〜10の脂肪族ジカルボン酸が好ましく、特にス
ベリン酸が好ましい。脂肪族ジカルボン酸単位としてス
ベリン酸から誘導される構成単位を含有する共重合ポリ
エステルは、結晶化温度が150℃付近となるため好ま
しい。
ハク酸、グルタル酸、アジピン酸、スベリン酸、アゼラ
イン酸、セバシン酸、デカンジカルボン酸などが挙げら
れる。これらの脂肪族ジカルボン酸の中では、炭素原子
数が6〜10の脂肪族ジカルボン酸が好ましく、特にス
ベリン酸が好ましい。脂肪族ジカルボン酸単位としてス
ベリン酸から誘導される構成単位を含有する共重合ポリ
エステルは、結晶化温度が150℃付近となるため好ま
しい。
【0042】このジカルボン酸は、必要に応じて、さら
にシクロヘキサンジカルボン酸などの脂環族ジカルボン
酸から誘導される構成単位を含有してもよい。共重合体
ポリエステル(B)では、ジカルボン酸から誘導される
構成単位を100モル%とするとき、芳香族ジカルボン
酸から誘導される構成単位を99.5〜30モル%、好
ましくは90〜40モル%の割合で含有し、脂肪族ジカ
ルボン酸から誘導される構成単位を0.5〜70モル
%、好ましくは10〜60モル%の割合で含有してい
る。
にシクロヘキサンジカルボン酸などの脂環族ジカルボン
酸から誘導される構成単位を含有してもよい。共重合体
ポリエステル(B)では、ジカルボン酸から誘導される
構成単位を100モル%とするとき、芳香族ジカルボン
酸から誘導される構成単位を99.5〜30モル%、好
ましくは90〜40モル%の割合で含有し、脂肪族ジカ
ルボン酸から誘導される構成単位を0.5〜70モル
%、好ましくは10〜60モル%の割合で含有してい
る。
【0043】共重合体ポリエステル(B)を形成するジ
オール単位は、ブタンジオールから誘導される構成単位
を主たる構成単位としているが、ブタンジオールから誘
導される構成単位以外にブタンジオール以外のジオール
から誘導される構成単位を、たとえば20モル%以下の
量で含有していてもよい。
オール単位は、ブタンジオールから誘導される構成単位
を主たる構成単位としているが、ブタンジオールから誘
導される構成単位以外にブタンジオール以外のジオール
から誘導される構成単位を、たとえば20モル%以下の
量で含有していてもよい。
【0044】ブタンジオール以外のジオールから誘導さ
れる構成単位として具体的には、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テト
ラエチレングリコール、プロピレングリコール、ペンタ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、ヘキサメチレン
グリコール、ドデカメチレングリコール、ポリエチレン
グリコールなどの脂肪族グリコール、シクロヘキサンジ
メタノールなどの脂環族グルコール、ビスフェノール
類、ハイドロキノン類などの芳香族ジオールなどから誘
導される構成単位を挙げることができる。
れる構成単位として具体的には、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テト
ラエチレングリコール、プロピレングリコール、ペンタ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、ヘキサメチレン
グリコール、ドデカメチレングリコール、ポリエチレン
グリコールなどの脂肪族グリコール、シクロヘキサンジ
メタノールなどの脂環族グルコール、ビスフェノール
類、ハイドロキノン類などの芳香族ジオールなどから誘
導される構成単位を挙げることができる。
【0045】このような(B)共重合ポリエステルのo-
クロロフェノール中で25℃で測定した固有粘度(I
V)は、0.4〜2.0dl/g、好ましくは0.5〜
1.5dl/g、特に好ましくは0.6〜1.2dl/
gの範囲にあることが望ましい。
クロロフェノール中で25℃で測定した固有粘度(I
V)は、0.4〜2.0dl/g、好ましくは0.5〜
1.5dl/g、特に好ましくは0.6〜1.2dl/
gの範囲にあることが望ましい。
【0046】上記のような(B)共重合ポリエステル
は、従来公知の製造方法によって製造することができ
る。ポリエチレンテレフタレートおよび/またはポリエ
チレンナフタレート(A)に前記共重合ポリエステル
(B)を特定量配合すると、得られるポリエステル組成
物の加熱結晶化が促進され、半結晶化時間が短くなる。
は、従来公知の製造方法によって製造することができ
る。ポリエチレンテレフタレートおよび/またはポリエ
チレンナフタレート(A)に前記共重合ポリエステル
(B)を特定量配合すると、得られるポリエステル組成
物の加熱結晶化が促進され、半結晶化時間が短くなる。
【0047】ポリエステル組成物製ボトル 本発明に係るポリエステル組成物製ボトルは、上記のよ
うな(A)ポリエチレンテレフタレートおよび/または
ポリエチレンナフタレートと、(B)共重合ポリエステ
ルとからなるポリエステル組成物から形成されている。
うな(A)ポリエチレンテレフタレートおよび/または
ポリエチレンナフタレートと、(B)共重合ポリエステ
ルとからなるポリエステル組成物から形成されている。
【0048】このポリエステル組成物は、(A)ポリエ
チレンテレフタレートおよび/またはポリエチレンナフ
タレートが96〜99.999重量%、好ましくは98
〜99.99重量%と、(B)共重合ポリエステルが4
〜0.001重量%、好ましくは2〜0.01重量%と
から形成されることが望ましい。
チレンテレフタレートおよび/またはポリエチレンナフ
タレートが96〜99.999重量%、好ましくは98
〜99.99重量%と、(B)共重合ポリエステルが4
〜0.001重量%、好ましくは2〜0.01重量%と
から形成されることが望ましい。
【0049】ポリエチレンテレフタレートおよび/また
はポリエチレンナフタレート(A)に共重合ポリエステ
ル(B)を上記のような割合で配合すると、得られるポ
リエステル組成物の加熱結晶化が促進され、半結晶化時
間が短くなる。また、ヘイズ、耐熱圧性等の他の物性が
低下することがない。
はポリエチレンナフタレート(A)に共重合ポリエステ
ル(B)を上記のような割合で配合すると、得られるポ
リエステル組成物の加熱結晶化が促進され、半結晶化時
間が短くなる。また、ヘイズ、耐熱圧性等の他の物性が
低下することがない。
【0050】(B)共重合ポリエステルの割合が上記範
囲より多くなると、得られるボトルのヘイズ値が大きく
なり、外観性が低下することがあり、上記範囲より少な
い場合には、(B)共重合ポリエステルを配合すること
による効果が充分に発揮されないことがある。
囲より多くなると、得られるボトルのヘイズ値が大きく
なり、外観性が低下することがあり、上記範囲より少な
い場合には、(B)共重合ポリエステルを配合すること
による効果が充分に発揮されないことがある。
【0051】本発明では、ポリエステル組成物は、
(A)ポリエチレンテレフタレートおよび/またはポリ
エチレンナフタレートと(B)共重合ポリエステルとの
比率が上記範囲にあり、かつ該(B)共重合ポリエステ
ルは、ジカルボン酸から誘導される構成単位を100モ
ル%とするとき、テレフタル酸99.5〜40モル%、
好ましくは70〜50モル%と、スベリン酸0.5〜6
0モル%、好ましくは30〜50モル%とからなるジカ
ルボン酸から誘導される構成単位と、ブタンジオールか
ら誘導される構成単位とから形成されていることが特に
好ましい。
(A)ポリエチレンテレフタレートおよび/またはポリ
エチレンナフタレートと(B)共重合ポリエステルとの
比率が上記範囲にあり、かつ該(B)共重合ポリエステ
ルは、ジカルボン酸から誘導される構成単位を100モ
ル%とするとき、テレフタル酸99.5〜40モル%、
好ましくは70〜50モル%と、スベリン酸0.5〜6
0モル%、好ましくは30〜50モル%とからなるジカ
ルボン酸から誘導される構成単位と、ブタンジオールか
ら誘導される構成単位とから形成されていることが特に
好ましい。
【0052】ポリエステル組成物を調製する方法として
は、公知の任意の方法を採用でき、たとえば、ポリエス
テルと、特定の共重合ポリエステルとを、タンブラーブ
レンダー、ヘンシェルミキサーなどの混合機で混合し、
次いで押出機、ニーダーなどを用いて溶融混練する方法
が挙げられる。
は、公知の任意の方法を採用でき、たとえば、ポリエス
テルと、特定の共重合ポリエステルとを、タンブラーブ
レンダー、ヘンシェルミキサーなどの混合機で混合し、
次いで押出機、ニーダーなどを用いて溶融混練する方法
が挙げられる。
【0053】また、上記のようなポリエステル組成物
は、架橋剤、耐熱安定剤、耐候安定剤、帯電防止剤、滑
剤、離型剤、無機充填剤、顔料分散剤、顔料あるいは染
料などの各種配合剤を、本発明の目的を損なわない範囲
で含有していてもよい。
は、架橋剤、耐熱安定剤、耐候安定剤、帯電防止剤、滑
剤、離型剤、無機充填剤、顔料分散剤、顔料あるいは染
料などの各種配合剤を、本発明の目的を損なわない範囲
で含有していてもよい。
【0054】このようなポリエステル組成物は、示差走
査熱量計によるt1/2昇温法(140℃)で測定した
半結晶化時間が、通常80秒以下、好ましくは60秒以
下である。従来、公知のポリエステル、たとえば、ポリ
エチレンテレフタレートの半結晶化時間は200〜30
0秒程度であり、ポリエチレンナフタレートの半結晶化
時間は500〜1000秒程度である。なお、半結晶化
時間の測定方法については後述する。
査熱量計によるt1/2昇温法(140℃)で測定した
半結晶化時間が、通常80秒以下、好ましくは60秒以
下である。従来、公知のポリエステル、たとえば、ポリ
エチレンテレフタレートの半結晶化時間は200〜30
0秒程度であり、ポリエチレンナフタレートの半結晶化
時間は500〜1000秒程度である。なお、半結晶化
時間の測定方法については後述する。
【0055】上記ポリエステル組成物製ボトルとして
は、その底部に脚部を備えた自立性ボトル、5本足型ボ
トルなどが挙げられる。図2に5本足型ボトルの一例を
示す。図2(A)は、5本足型ボトルを示す概略正面図
であり、(B)は同概略底面図である。図中、2は口頸
部であり、3は上肩部であり、4は胴部であり、5は底
部であり、7は脚部である。
は、その底部に脚部を備えた自立性ボトル、5本足型ボ
トルなどが挙げられる。図2に5本足型ボトルの一例を
示す。図2(A)は、5本足型ボトルを示す概略正面図
であり、(B)は同概略底面図である。図中、2は口頸
部であり、3は上肩部であり、4は胴部であり、5は底
部であり、7は脚部である。
【0056】本発明に係るポリエステル組成物製ボトル
は、天然水、飲用茶などの非炭酸飲料用ボトル、サイダ
ー、コーラなどの炭酸飲料用ボトルなどとして用いられ
るが、特に炭酸飲料用ボトルとして好適に用いられる。
は、天然水、飲用茶などの非炭酸飲料用ボトル、サイダ
ー、コーラなどの炭酸飲料用ボトルなどとして用いられ
るが、特に炭酸飲料用ボトルとして好適に用いられる。
【0057】本発明に係るポリエステル組成物製ボトル
は、ボトルへ炭酸ガス入り飲料を充填した後密封し、加
熱滅菌処理してもボトルの変形が小さく、自立性を保つ
ことができる。また、本発明に係るポリエステル組成物
製ボトルは、透明性に優れている。さらに、ボトル全体
が単一の樹脂から形成されているので、そのまま溶融し
再度ボトルなどに成形して再利用することが可能であ
る。
は、ボトルへ炭酸ガス入り飲料を充填した後密封し、加
熱滅菌処理してもボトルの変形が小さく、自立性を保つ
ことができる。また、本発明に係るポリエステル組成物
製ボトルは、透明性に優れている。さらに、ボトル全体
が単一の樹脂から形成されているので、そのまま溶融し
再度ボトルなどに成形して再利用することが可能であ
る。
【0058】次に、本発明に係るポリエステル組成物製
ボトルの製造方法について具体的に説明する。本発明に
係るポリエステル組成物製ボトル1は、たとえば図1に
示すように口頸部2、上肩部3、胴部4および底部5を
有している。
ボトルの製造方法について具体的に説明する。本発明に
係るポリエステル組成物製ボトル1は、たとえば図1に
示すように口頸部2、上肩部3、胴部4および底部5を
有している。
【0059】このようなボトルを製造するには、まず、
上記のようなポリエステル組成物からプリフォームを製
造するが、該プリフォームは従来公知の方法、たとえば
射出成形、押出成形などによって製造することができ
る。プリフォーム形成用のポリエステル組成物の加熱温
度は、通常90〜110℃であることが好ましい。
上記のようなポリエステル組成物からプリフォームを製
造するが、該プリフォームは従来公知の方法、たとえば
射出成形、押出成形などによって製造することができ
る。プリフォーム形成用のポリエステル組成物の加熱温
度は、通常90〜110℃であることが好ましい。
【0060】本発明では、このようなプリフォームを金
型中で延伸ブロー成形することにより、ボトル底部の結
晶化度が15〜60%、好ましくは15〜50%の範囲
にある上記のようなポリエステル組成物製ボトルを製造
している。
型中で延伸ブロー成形することにより、ボトル底部の結
晶化度が15〜60%、好ましくは15〜50%の範囲
にある上記のようなポリエステル組成物製ボトルを製造
している。
【0061】延伸ブロー成形する際の延伸倍率は、面積
延伸倍率で6〜15倍、好ましくは7〜12倍であるこ
とが好ましい。なお、本明細書中で面積延伸倍率(以下
単に「延伸倍率」ということがある)とは、縦延伸倍率
と横延伸倍率との積として定義される延伸倍率である。
延伸倍率で6〜15倍、好ましくは7〜12倍であるこ
とが好ましい。なお、本明細書中で面積延伸倍率(以下
単に「延伸倍率」ということがある)とは、縦延伸倍率
と横延伸倍率との積として定義される延伸倍率である。
【0062】延伸ブロー成形する際のブロー用流体の温
度は、10〜400℃、好ましくは20〜300℃であ
ることが望ましい。ブロー用流体としては、空気、窒
素、水蒸気、水などが挙げれ、このうち空気を用いるこ
とが好ましい。
度は、10〜400℃、好ましくは20〜300℃であ
ることが望ましい。ブロー用流体としては、空気、窒
素、水蒸気、水などが挙げれ、このうち空気を用いるこ
とが好ましい。
【0063】このようにプリフォームからボトルへの面
積延伸倍率を高くした延伸ブロー成形を行うと、特に耐
熱圧特性に優れたボトルが得られるため好ましい。な
お、従来の延伸ボトルでは、通常プリフォームからボト
ルへの面積延伸倍率は、6〜10倍程度である。
積延伸倍率を高くした延伸ブロー成形を行うと、特に耐
熱圧特性に優れたボトルが得られるため好ましい。な
お、従来の延伸ボトルでは、通常プリフォームからボト
ルへの面積延伸倍率は、6〜10倍程度である。
【0064】本発明では、延伸ブローに先立ってプリフ
ォーム口頸部を加熱結晶化して、プリフォーム口頸部の
結晶化度を15〜60%、好ましくは15〜50%の範
囲にすることが好ましい。プリフォーム口頸部を加熱結
晶化させるには、プリフォーム口頸部を、通常150〜
200℃、好ましくは170〜190℃に加熱する。
ォーム口頸部を加熱結晶化して、プリフォーム口頸部の
結晶化度を15〜60%、好ましくは15〜50%の範
囲にすることが好ましい。プリフォーム口頸部を加熱結
晶化させるには、プリフォーム口頸部を、通常150〜
200℃、好ましくは170〜190℃に加熱する。
【0065】また、本発明では、上記のように延伸ブロ
ー成形した後、得られた延伸ブロー成形ボトルのヒート
セットを行うことが好ましい。このように延伸ブロー成
形ボトルのヒートセットを行うと、ボトルの胴部の密度
を向上させることができる。また、ボトル底部をヒート
セットする場合には、プリフォーム底部の加熱結晶化に
よる結晶化度(熱結晶化度)と、ボトル底部の延伸ブロ
ー成形による結晶化度(配向結晶化度)との和が15〜
60%、好ましくは15〜50%範囲になるようにする
ことが好ましい。
ー成形した後、得られた延伸ブロー成形ボトルのヒート
セットを行うことが好ましい。このように延伸ブロー成
形ボトルのヒートセットを行うと、ボトルの胴部の密度
を向上させることができる。また、ボトル底部をヒート
セットする場合には、プリフォーム底部の加熱結晶化に
よる結晶化度(熱結晶化度)と、ボトル底部の延伸ブロ
ー成形による結晶化度(配向結晶化度)との和が15〜
60%、好ましくは15〜50%範囲になるようにする
ことが好ましい。
【0066】ヒートセットは、得られたボトルを、10
0〜200℃、好ましくは110〜170℃の金型温度
で、1秒間以上、好ましくは3秒間以上保持することに
より行われる。
0〜200℃、好ましくは110〜170℃の金型温度
で、1秒間以上、好ましくは3秒間以上保持することに
より行われる。
【0067】このようにボトルをヒートセットすること
によって、ボトル胴部の密度が向上し、胴部強度が増大
したボトルを得ることができる。また、ボトル底部の結
晶化度の高い、耐熱圧特性に優れたボトルを得ることが
できる。
によって、ボトル胴部の密度が向上し、胴部強度が増大
したボトルを得ることができる。また、ボトル底部の結
晶化度の高い、耐熱圧特性に優れたボトルを得ることが
できる。
【0068】たとえば、ポリエステル組成物からなる延
伸ブロー成形ボトルのヒートセット前の胴部の密度は、
1.355〜1.370g/cm3 程度であるが、ヒー
トセット後では、ヒートセット温度にもよるが通常、
1.370〜1.410g/cm3 程度であり、好まし
くは1.375〜1.390g/cm3 程度である。
伸ブロー成形ボトルのヒートセット前の胴部の密度は、
1.355〜1.370g/cm3 程度であるが、ヒー
トセット後では、ヒートセット温度にもよるが通常、
1.370〜1.410g/cm3 程度であり、好まし
くは1.375〜1.390g/cm3 程度である。
【0069】なお、本発明においては、前述したような
延伸ブロー成形を行い、さらに必要によりヒートセット
を行ったボトルは、冷却してから取り出すことが好まし
い。冷却方法としては、ボトルの内部に、たとえば冷却
されたガスを吹込むことにより、ボトルの内側から外側
(外表面)に向かって冷却する「内部冷却法」を用いる
ことが好ましい。このように内側(ボトル中空部)から
ボトルを冷却すると、ボトルの変形、収縮等を起こさず
にボトルを金型から取出すことができる。
延伸ブロー成形を行い、さらに必要によりヒートセット
を行ったボトルは、冷却してから取り出すことが好まし
い。冷却方法としては、ボトルの内部に、たとえば冷却
されたガスを吹込むことにより、ボトルの内側から外側
(外表面)に向かって冷却する「内部冷却法」を用いる
ことが好ましい。このように内側(ボトル中空部)から
ボトルを冷却すると、ボトルの変形、収縮等を起こさず
にボトルを金型から取出すことができる。
【0070】ボトル内部の冷却温度としては、通常、−
100℃〜+50℃、好ましくは−75℃〜+40℃で
あることが望ましく、ボトルの冷却速度は、ボトルの肉
厚、材質などにもよるが、通常300〜10℃/分程度
であることが望ましい。なお、このようなボトルの冷却
時には、ボトルの外側の表面温度は100℃以下となる
ようにすることが好ましい。冷却用ガスとしては、空
気、窒素などが挙げられ、空気が好ましく用いられる。
100℃〜+50℃、好ましくは−75℃〜+40℃で
あることが望ましく、ボトルの冷却速度は、ボトルの肉
厚、材質などにもよるが、通常300〜10℃/分程度
であることが望ましい。なお、このようなボトルの冷却
時には、ボトルの外側の表面温度は100℃以下となる
ようにすることが好ましい。冷却用ガスとしては、空
気、窒素などが挙げられ、空気が好ましく用いられる。
【0071】本発明に係るポリエステル組成物製ボトル
の製造方法では、特定のポリエステル組成物を用い、特
定の方法により延伸ボトルを成形することにより、得ら
れるボトルの耐熱圧特性を向上させているので、炭酸ガ
ス入りの飲料を充填した後の加熱滅菌処理時のボトル変
形を減少させ、ボトルの自立性を保持することができ
る。また、本発明で用いられるポリエステル組成物は、
半結晶化時間が短く結晶化速度が速いのでボトルの成形
サイクルを短くすることができる。
の製造方法では、特定のポリエステル組成物を用い、特
定の方法により延伸ボトルを成形することにより、得ら
れるボトルの耐熱圧特性を向上させているので、炭酸ガ
ス入りの飲料を充填した後の加熱滅菌処理時のボトル変
形を減少させ、ボトルの自立性を保持することができ
る。また、本発明で用いられるポリエステル組成物は、
半結晶化時間が短く結晶化速度が速いのでボトルの成形
サイクルを短くすることができる。
【0072】
【発明の効果】本発明に係るポリエステル組成物製ボト
ルは、特定のポリエステル組成物から形成されているの
で、耐熱圧特性および透明性に優れ、しかも再利用が容
易である。
ルは、特定のポリエステル組成物から形成されているの
で、耐熱圧特性および透明性に優れ、しかも再利用が容
易である。
【0073】本発明に係るポリエステル組成物製ボトル
の製造方法は、特定のポリエステル組成物を用いている
ので耐熱圧特性および透明性に優れたボトルを製造する
ことができる。また、このポリエステル組成物は、半結
晶化時間が短いのでボトルの成形サイクルを短くするこ
とができる。
の製造方法は、特定のポリエステル組成物を用いている
ので耐熱圧特性および透明性に優れたボトルを製造する
ことができる。また、このポリエステル組成物は、半結
晶化時間が短いのでボトルの成形サイクルを短くするこ
とができる。
【0074】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明をさらに具体
的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるも
のではない。
的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるも
のではない。
【0075】本明細書において、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリエチレンナフタレート、共重合ポリエステ
ル、ポリエステル組成物およびボトルの物性は以下のよ
うにして測定した。
レート、ポリエチレンナフタレート、共重合ポリエステ
ル、ポリエステル組成物およびボトルの物性は以下のよ
うにして測定した。
【0076】固有粘度(IV) o-クロロフェノール溶媒を用いて8g/dlの試料溶液
を調製し、25℃で測定した溶液粘度から固有粘度(I
V)を算出した。
を調製し、25℃で測定した溶液粘度から固有粘度(I
V)を算出した。
【0077】密度(d) 延伸ブロー成形ボトルより5mm×5mmの試料を片刃
カミソリで切り出し、シリンダーに四塩化炭素とn-ヘプ
タンとで密度を調整した液を作成し、試料をこの中に投
入し、試料と液がつりあった時の液密度を目盛付き比重
計で測定した。
カミソリで切り出し、シリンダーに四塩化炭素とn-ヘプ
タンとで密度を調整した液を作成し、試料をこの中に投
入し、試料と液がつりあった時の液密度を目盛付き比重
計で測定した。
【0078】半結晶化時間(t1/2) パーキンエルマー社製示差走査型熱量計(DSC)を使
用して測定した。試料をサンプルパンに10mg秤量
し、室温から320℃/分の昇温速度で290℃まで昇
温後、5分間保持した。その後、30℃まで急冷して、
5分間保持し、さらに140℃まで320℃/分で昇温
し、この温度に保持した。このときの試料の結晶化によ
る発熱量と時間との関係を測定し、発熱量が総発熱量の
1/2に達するまでに要する時間(秒)をもって半結晶
化時間(t1/2)とした。
用して測定した。試料をサンプルパンに10mg秤量
し、室温から320℃/分の昇温速度で290℃まで昇
温後、5分間保持した。その後、30℃まで急冷して、
5分間保持し、さらに140℃まで320℃/分で昇温
し、この温度に保持した。このときの試料の結晶化によ
る発熱量と時間との関係を測定し、発熱量が総発熱量の
1/2に達するまでに要する時間(秒)をもって半結晶
化時間(t1/2)とした。
【0079】ボトルの耐熱圧特性の評価 ボトルの耐熱圧特性の評価は、ボトルに2.5ガスボリ
ューム(GV)の内容物を充填し70℃の温浴に1時間
浸漬した後に取出し、ボトルの変形性を温浴浸漬前のも
のと比較して決定した。ボトルの高さ方向および胴径方
向の寸法変化率(%)値から耐熱圧性を下記のように評
価した。
ューム(GV)の内容物を充填し70℃の温浴に1時間
浸漬した後に取出し、ボトルの変形性を温浴浸漬前のも
のと比較して決定した。ボトルの高さ方向および胴径方
向の寸法変化率(%)値から耐熱圧性を下記のように評
価した。
【0080】 ○ … 0≦寸法変化率(%)<0.5 × … 0.5≦寸法変化率(%)ボトル外観 1.5リットルのボトルの、下(底部側)から83mm
の高さのボトル側面のヘイズ値(白色光の光線乱反射
率)を測定した。
の高さのボトル側面のヘイズ値(白色光の光線乱反射
率)を測定した。
【0081】このヘイズ値(%)から、ボトル外観を次
のように評価した。 ○ … 0≦ヘイズ値(%)<5 × … 5≦ヘイズ値(%)結晶化度の測定 結晶化度は、下記のようにして試料を3点作製し、測定
した結晶化度の平均値である。
のように評価した。 ○ … 0≦ヘイズ値(%)<5 × … 5≦ヘイズ値(%)結晶化度の測定 結晶化度は、下記のようにして試料を3点作製し、測定
した結晶化度の平均値である。
【0082】試料 ボトルから10×10mmの大きさの試料を切取り、切
り取った試料を1mmの厚さとなるように貼り合わせて
測定用試料とした。
り取った試料を1mmの厚さとなるように貼り合わせて
測定用試料とした。
【0083】 結晶化度の測定 回折ビームと透過ビームとの間の角度は2θで一定
であり、2θ=5〜35゜の範囲について試料の回折強
度を測定する。 で測定した回折強度からバックグラウンド回折強
度を差し引く。差し引いて得られた回折強度をIc と
する。 測定済みの同一樹脂の100%非晶での回折強度を
Ia とする。 下記式により、試料の結晶化度(Xcr)を算出す
る。
であり、2θ=5〜35゜の範囲について試料の回折強
度を測定する。 で測定した回折強度からバックグラウンド回折強
度を差し引く。差し引いて得られた回折強度をIc と
する。 測定済みの同一樹脂の100%非晶での回折強度を
Ia とする。 下記式により、試料の結晶化度(Xcr)を算出す
る。
【0084】
【数2】
【0085】ポリエステル組成物の透明性(ヘイズ値) (株)神藤金属工業所製50トン圧縮成形機を用いて2
90℃で5分間加熱して1mm厚のシートを成形し、成
形物の透明製をヘイズ値(白色光の光線乱反射率)で比
較した。
90℃で5分間加熱して1mm厚のシートを成形し、成
形物の透明製をヘイズ値(白色光の光線乱反射率)で比
較した。
【0086】
【実施例1】下記(A-1)ポリエチレンテレフタレー
ト;98.0重量%と、下記(B-1)共重合ポリエステ
ル;2.00重量%とからなるポリエステル組成物を用
い、名機製作所(株)製M−100A射出成形機によ
り、シリンダー温度280℃、金型温度10℃の条件で
28mmφのプリフォームを成形した。 (A-1)ポリエチレンテレフタレート 固有粘度(IV):0.775dl/g、 ジエチレングリコール含量:1.33重量% (B-1)共重合ポリエステル(日本合成化学工業株式会
社製 ポリエスター SP-160TM) ジカルボン酸成分:テレフタル酸(61モル%)/スベ
リン酸(39モル%) ジオール成分:ブタンジオール(100モル%)、 融点:150℃、 ガラス転移点:−20℃、 密度:1.23g/cm3 、 190℃の溶融粘度:1040ポイズ 次に、該プリフォーム口頸部を200℃で加熱結晶化し
た後に、成形機付属の赤外線ヒータでプリフォーム胴部
中央部の表面温度が90〜100℃となるように加熱し
て、CORPOPLAST社製LB−01成形機で延伸
ブローして図1に示すような1.5リットルのボトルを
成形した。このとき、延伸時ブロー金型を150℃に加
熱し、ボトルを金型に5秒間接触してヒートセット処理
を行い、次にボトルを100℃以下に冷却後、金型より
取り出した。なお、ボトルのプリフォームからの延伸倍
率は7倍であったこのようにして作製したボトルについ
て、明細書中に定義した耐熱圧特性等の評価をした。結
果を表1に示す。
ト;98.0重量%と、下記(B-1)共重合ポリエステ
ル;2.00重量%とからなるポリエステル組成物を用
い、名機製作所(株)製M−100A射出成形機によ
り、シリンダー温度280℃、金型温度10℃の条件で
28mmφのプリフォームを成形した。 (A-1)ポリエチレンテレフタレート 固有粘度(IV):0.775dl/g、 ジエチレングリコール含量:1.33重量% (B-1)共重合ポリエステル(日本合成化学工業株式会
社製 ポリエスター SP-160TM) ジカルボン酸成分:テレフタル酸(61モル%)/スベ
リン酸(39モル%) ジオール成分:ブタンジオール(100モル%)、 融点:150℃、 ガラス転移点:−20℃、 密度:1.23g/cm3 、 190℃の溶融粘度:1040ポイズ 次に、該プリフォーム口頸部を200℃で加熱結晶化し
た後に、成形機付属の赤外線ヒータでプリフォーム胴部
中央部の表面温度が90〜100℃となるように加熱し
て、CORPOPLAST社製LB−01成形機で延伸
ブローして図1に示すような1.5リットルのボトルを
成形した。このとき、延伸時ブロー金型を150℃に加
熱し、ボトルを金型に5秒間接触してヒートセット処理
を行い、次にボトルを100℃以下に冷却後、金型より
取り出した。なお、ボトルのプリフォームからの延伸倍
率は7倍であったこのようにして作製したボトルについ
て、明細書中に定義した耐熱圧特性等の評価をした。結
果を表1に示す。
【0087】
【実施例2】実施例1において(A-1)ポリエチレンテ
レフタレートを99.5重量%の量で、(B-1)共重合
ポリエステルを0.5重量%の量で用いた以外は、実施
例1と同様にしてボトルを作製した。
レフタレートを99.5重量%の量で、(B-1)共重合
ポリエステルを0.5重量%の量で用いた以外は、実施
例1と同様にしてボトルを作製した。
【0088】このボトルについて、実施例1と同様に明
細書中に定義した耐熱圧特性等の評価をした。結果を表
1に示す。
細書中に定義した耐熱圧特性等の評価をした。結果を表
1に示す。
【0089】
【実施例3】実施例1において(A-1)ポリエチレンテ
レフタレートを99.9重量%の量で、(B-1)共重合
ポリエステルを0.1重量%の量で用いた以外は、実施
例1と同様にしてボトルを作製した。
レフタレートを99.9重量%の量で、(B-1)共重合
ポリエステルを0.1重量%の量で用いた以外は、実施
例1と同様にしてボトルを作製した。
【0090】このボトルについて、実施例1と同様に明
細書中に定義した耐熱圧特性等の評価をした。結果を表
1に示す。
細書中に定義した耐熱圧特性等の評価をした。結果を表
1に示す。
【0091】
【実施例4】実施例1において(A-1)ポリエチレンテ
レフタレートを99.95重量%の量で、(B-1)共重
合ポリエステルを0.05重量%の量で用いた以外は、
実施例1と同様にしてボトルを作製した。
レフタレートを99.95重量%の量で、(B-1)共重
合ポリエステルを0.05重量%の量で用いた以外は、
実施例1と同様にしてボトルを作製した。
【0092】このボトルについて、実施例1と同様に明
細書中に定義した耐熱圧特性等の評価をした。結果を表
1に示す。
細書中に定義した耐熱圧特性等の評価をした。結果を表
1に示す。
【0093】
【実施例5】実施例1において(A-1)ポリエチレンテ
レフタレートを99.99重量%の量で、(B-1)共重
合ポリエステルを0.01重量%の量で用いた以外は、
実施例1と同様にしてボトルを作製した。
レフタレートを99.99重量%の量で、(B-1)共重
合ポリエステルを0.01重量%の量で用いた以外は、
実施例1と同様にしてボトルを作製した。
【0094】このボトルについて、実施例1と同様に明
細書中に定義した耐熱圧特性等の評価をした。結果を表
1に示す。
細書中に定義した耐熱圧特性等の評価をした。結果を表
1に示す。
【0095】
【実施例6】前記(A-1)ポリエチレンテレフタレー
ト;99.9重量%と、下記(B-2)共重合ポリエステ
ル;0.1重量%とからなるポリエステル組成物を用
い、実施例1と同様にしてプリフォームを成形し、図1
に示すような1.5リットルのボトルを成形した。 (B-2)共重合ポリエステル(日本合成化学工業株式会
社製 ポリエスター SP-170TM) ジカルボン酸成分:テレフタル酸(46モル%)/アジ
ピン酸(54モル%) ジオール成分:ブタンジオール(100モル%) 融点:83℃ ガラス転移点:−20℃、 密度:1.20g/cm3 、 190℃の溶融粘度:2000ポイズ このようにして作製したボトルについて、明細書中に定
義した耐熱圧特性等の評価をした。結果を表1に示す。
ト;99.9重量%と、下記(B-2)共重合ポリエステ
ル;0.1重量%とからなるポリエステル組成物を用
い、実施例1と同様にしてプリフォームを成形し、図1
に示すような1.5リットルのボトルを成形した。 (B-2)共重合ポリエステル(日本合成化学工業株式会
社製 ポリエスター SP-170TM) ジカルボン酸成分:テレフタル酸(46モル%)/アジ
ピン酸(54モル%) ジオール成分:ブタンジオール(100モル%) 融点:83℃ ガラス転移点:−20℃、 密度:1.20g/cm3 、 190℃の溶融粘度:2000ポイズ このようにして作製したボトルについて、明細書中に定
義した耐熱圧特性等の評価をした。結果を表1に示す。
【0096】
【実施例7】実施例6において(A-1)ポリエチレンテ
レフタレートを99.99重量%の量で、(B-2)共重
合ポリエステルを0.01重量%の量で用いた以外は、
実施例1と同様にしてボトルを作製した。
レフタレートを99.99重量%の量で、(B-2)共重
合ポリエステルを0.01重量%の量で用いた以外は、
実施例1と同様にしてボトルを作製した。
【0097】このボトルについて、実施例1と同様に明
細書中に定義した耐熱圧特性等の評価をした。結果を表
1に示す。
細書中に定義した耐熱圧特性等の評価をした。結果を表
1に示す。
【0098】
【比較例1】実施例1において(A-1)ポリエチレンテ
レフタレートのみを用いたこと以外は、実施例1と同様
にしてボトルを作製した。
レフタレートのみを用いたこと以外は、実施例1と同様
にしてボトルを作製した。
【0099】このボトルについて、実施例1と同様に明
細書中に定義した耐熱圧特性等の評価をした。結果を表
1に示す。
細書中に定義した耐熱圧特性等の評価をした。結果を表
1に示す。
【0100】
【比較例2】実施例1において(A-1)ポリエチレンテ
レフタレートと、固有粘度(IV)の異なる(A-2)ポ
リエチレンテレフタレート(固有粘度(IV);0.7
06dl/g、ジエチレングリコール含量;1.33重
量%)とからなるポリエステル樹脂組成物を用いた以外
は、実施例1と同様にしてボトルを作製した。
レフタレートと、固有粘度(IV)の異なる(A-2)ポ
リエチレンテレフタレート(固有粘度(IV);0.7
06dl/g、ジエチレングリコール含量;1.33重
量%)とからなるポリエステル樹脂組成物を用いた以外
は、実施例1と同様にしてボトルを作製した。
【0101】このボトルについて、実施例1と同様に明
細書中に定義した耐熱圧特性等の評価をした。結果を表
1に示す。
細書中に定義した耐熱圧特性等の評価をした。結果を表
1に示す。
【0102】
【比較例3】実施例1において(A-1)ポリエチレンテ
レフタレートを95.0重量%の量で、(B-1)共重合
ポリエステルを5.0重量%の量で用いた以外は、実施
例1と同様にしてボトルを作製した。
レフタレートを95.0重量%の量で、(B-1)共重合
ポリエステルを5.0重量%の量で用いた以外は、実施
例1と同様にしてボトルを作製した。
【0103】このボトルについて、実施例1と同様に明
細書中に定義した耐熱圧特性等の評価をした。結果を表
1に示す。
細書中に定義した耐熱圧特性等の評価をした。結果を表
1に示す。
【0104】
【比較例4】実施例6において(A-1)ポリエチレンテ
レフタレートを95.0重量%の量で、(B-2)共重合
ポリエステルを5.0重量%の量で用いた以外は、実施
例1と同様にしてボトルを作製した。
レフタレートを95.0重量%の量で、(B-2)共重合
ポリエステルを5.0重量%の量で用いた以外は、実施
例1と同様にしてボトルを作製した。
【0105】このボトルについて、実施例1と同様に明
細書中に定義した耐熱圧特性等の評価をした。結果を表
1に示す。
細書中に定義した耐熱圧特性等の評価をした。結果を表
1に示す。
【0106】
【表1】
【図1】 本発明に係るポリエステル組成物製ボトルの
一例を表す一部破断して示す概略正面図である。
一例を表す一部破断して示す概略正面図である。
【図2】 (A)は本発明に係るポリエステル組成物製
ボトルの他の例(5本足型ボトル)を示す概略正面図で
あり、(B)は同概略底面図である。
ボトルの他の例(5本足型ボトル)を示す概略正面図で
あり、(B)は同概略底面図である。
【符号の説明】 1 … ボトル 2 … 口頸部 3 … 上肩部 4 … 胴部 5 … 底部 7 … 脚部
Claims (12)
- 【請求項1】(A)ポリエチレンテレフタレートおよび
/またはポリエチレンナフタレート;96〜99.99
9重量%と、(B)芳香族ジカルボン酸および脂肪族ジ
カルボン酸を含むジカルボン酸から誘導される構成単位
と、ブタンジオールを含むジオールから誘導される構成
単位とからなり、ジカルボン酸から誘導される構成単位
を100モル%とするとき、脂肪族ジカルボン酸から誘
導される構成単位を0.5〜70モル%の割合で含有す
る共重合ポリエステル;0.001〜4重量%とから形
成されるポリエステル組成物からなり、 23℃で2.5ガスボリュームの炭酸ガス入り飲料を充
填し密封した状態で70℃の温浴中に浸漬する湯浴テス
トを行ったとき、温浴テスト前後での炭酸ガス入り飲料
充填ボトルの高さ方向の寸法変化率が5%以下であり、
かつ胴径方向の寸法変化率が5%以下であることを特徴
とするポリエステル組成物製ボトル。 - 【請求項2】 前記脂肪族ジカルボン酸は、炭素原子数
が6〜10の脂肪族ジカルボン酸である請求項1に記載
のポリエステル組成物製ボトル。 - 【請求項3】 口頸部の結晶化度、胴部中央の結晶化度
および底部の中心部の結晶化度がいずれも15〜60%
の範囲にある請求項1または2に記載のポリエステル組
成物製ボトル。 - 【請求項4】 ボトル底部の中心から周縁部までの距離
をRとしたときに、(i)底部の中心〜7/10Rの範
囲の結晶化度が15〜60%の範囲にあり、(ii)底部
の中心から7/10R〜9/10Rの範囲の熱結晶化度
が1〜25%の範囲にあり、配向結晶化度が10〜35
%の範囲にあり、かつ熱結晶化度と配向結晶化度との和
が15〜60%の範囲にあり、(iii)底部の中心から
9/10R〜底部の周縁部(10/10R)の範囲の結
晶化度が15〜60%の範囲にある請求項1〜3のいず
れかに記載のポリエステル組成物製ボトル。 - 【請求項5】 前記ポリエステル組成物の示差走査熱量
計によるt1/2昇温法(140℃)で測定した半結晶
化時間が80秒以下である請求項1〜4のいずれかに記
載のポリエステル組成物製ボトル。 - 【請求項6】 前記ボトル胴部中央のヘイズ値が5%以
下である請求項1〜5のいずれかに記載のポリエステル
組成物製ボトル。 - 【請求項7】(A)ポリエチレンテレフタレートおよび
/またはポリエチレンナフタレート;96〜99.99
9重量%と、(B)芳香族ジカルボン酸および脂肪族ジ
カルボン酸を含むジカルボン酸から誘導される構成単位
と、ブタンジオールを含むジオールから誘導される構成
単位とからなり、ジカルボン酸から誘導される構成単位
を100モル%とするとき、脂肪族ジカルボン酸から誘
導される構成単位を0.5〜70モル%の割合で含有す
る共重合ポリエステル;0.001〜4重量%とから形
成されるポリエステル組成物からプリフォームを形成
し、次いで該プリフォームを延伸ブローしてボトル底部
の結晶化度が15〜60%の範囲にあるボトルを得るこ
とを特徴とするポリエステル組成物製ボトルの製造方
法。 - 【請求項8】 前記脂肪族ジカルボン酸は、炭素原子数
が6〜10の脂肪族ジカルボン酸である請求項7に記載
のポリエステル組成物製ボトルの製造方法。 - 【請求項9】 プリフォーム口頸部を加熱結晶化して結
晶化度を15〜60%の範囲とした後に延伸ブローする
請求項7または8に記載のポリエステル組成物製ボトル
の製造方法。 - 【請求項10】 プリフォームを面積延伸倍率6〜15
倍で延伸ブローする請求項7〜9のいずれかに記載のポ
リエステル組成物製ボトルの製造方法。 - 【請求項11】 延伸ブロー成形後にヒートセットを行
う請求項7〜10のいずれかに記載のポリエステル組成
物製ボトルの製造方法。 - 【請求項12】 底部に脚部を有する自立型ボトルを成
形する請求項7〜11のいずれかに記載のポリエステル
組成物製ボトルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32592695A JPH09165504A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | ポリエステル組成物製ボトルおよびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32592695A JPH09165504A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | ポリエステル組成物製ボトルおよびその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09165504A true JPH09165504A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18182142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32592695A Pending JPH09165504A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | ポリエステル組成物製ボトルおよびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09165504A (ja) |
-
1995
- 1995-12-14 JP JP32592695A patent/JPH09165504A/ja active Pending
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