JPH09165729A - マット部材 - Google Patents

マット部材

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JPH09165729A
JPH09165729A JP34841595A JP34841595A JPH09165729A JP H09165729 A JPH09165729 A JP H09165729A JP 34841595 A JP34841595 A JP 34841595A JP 34841595 A JP34841595 A JP 34841595A JP H09165729 A JPH09165729 A JP H09165729A
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mat
tension
wire
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asphalt
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JP34841595A
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English (en)
Inventor
Takatsu Wagi
多克 和木
Mitsuru Nonoda
充 野々田
Mitsuhiro Sato
光洋 佐藤
Katsuo Matsuzaki
勝夫 松崎
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TAISEI ROTETSUKU KK
Nippon Road Co Ltd
Japan Sea Works Co Ltd
World Engineering Co
Original Assignee
TAISEI ROTETSUKU KK
Nippon Road Co Ltd
Japan Sea Works Co Ltd
World Engineering Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アスファルトマットに埋設して配置するワイ
ヤに対して、アスファルトマスチック層に対する支持力
を増大させる手段を設け、マットの縦吊りの作業に対応
させ得るようにする。 【解決手段】 アスファルトマット1の幅方向に配置す
るワイヤ4……に対して、一端部には被係合部材5を配
置し、他端部にはマットの側面に一致させる端支持部材
6を配置するとともに、途中の部分には所定の間隔で支
圧部材10……を取り付ける。そして、前記ワイヤをマ
ットの長さ方向に所定の間隔で配置して、上下のアスフ
ァルトマスチックの層の間に内部補強部材とともに埋め
る状態で配置することにより、ワイヤの端部をクレーン
の荷役具に係止して吊り下げて搬送できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海上構造物の摩擦
増大部材や、構造物の支持基礎の表面に配置するマット
部材に関し、特に、縦吊りの状態で搬送して、荷役や敷
設作業を行い得るようなマット部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、防波堤や岸壁、その他の海上
構造物を構築する際には、海底地盤上に捨石基礎等を構
築し、その基礎の上部にアスファルトマット等の摩擦増
大部材を介して、海上構造物を構築するような工法が用
いられている。前記摩擦増大部材としては、ゴムマット
等が使用されることもあるが、構造物に対する支持作用
の信頼性等の点から、アスファルトマットを用いること
が多く行われている。前記アスファルトマットは、例え
ば、特公平3−76368号公報等に示されるように構
成されており、2つのアスファルトマスチック層の間
に、ガラスクロスのような内部補強部材を挟む状態で一
体成形し、前記内部補強部材とともに荷役用のワイヤを
多数本平行に配置して構成している。そして、前記ワイ
ヤの両端部にアイ部のような被係止部材を形成してお
き、前記被係止部材にクレーンのフック等を係止させて
吊り下げることにより荷役や、敷設作業等を行い得るよ
うにしている。
【0003】また、前記アスファルトマットのような幅
が広くて長いシート状の部材を取り扱う場合には、例え
ば、特公平3−33633号公報等に示されるような吊
り枠を用い、アスファルトマットを水平に吊り下げて運
搬することや、施工現場に敷設する作業等を行う工法が
用いられる。前記従来例に示される吊り枠部材では、ア
スファルトマットの幅方向の両側端部に突出されている
被係合部材を、吊り枠に設けた係止部材に係止させるよ
うにして、アスファルトマットを吊り枠に対して平行に
なる状態で支持する方式の装置を構成している。そし
て、アスファルトマットを施工現場に敷設する場合に
は、全部の被係合部材を連動させて解放することによ
り、アスファルトマットに対して衝撃等を付与しない状
態で安全に敷設できるという特徴を発揮することができ
る。
【0004】前述したようなアスファルトマットの例と
は別に、ゴムマット等を使用する場合には、前記ゴムマ
ットが比較的小さなサイズ(例えば、1×2m)に構成
された状態で工場から出荷されるものであるために、そ
のままのマット部材を広い面積に敷設することは、非常
に多くの手間を必要とする。そこで、前記小サイズのゴ
ムマット等を接続して広い面積の部材として構成する場
合には、前記アスファルトマットと同様な敷設工法を用
いることが必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来例
に示されるような吊り枠を用いる場合には、アスファル
トマットのサイズに対応させた大きさの吊り枠を用意す
ることが必要であり、前記アスファルトマットのサイズ
が工事現場で異なることに応じて、吊り枠を構成するの
で、各現場に対応させた吊り枠を用意することが要求さ
れる。また、前記アスファルトマットを水平に吊り下げ
るための吊り枠は、アスファルトマットの端部に配置す
るワイヤに張力を付与する状態で係止し、アスファルト
マットの重量を支持するものであることから、枠部材の
強度を大きく設定する必要がある。したがって、吊り枠
自体の強度を非常に大きく形成するために、枠部材が重
いものとなり、アスファルトマットのサイズが大きくな
るほど、吊り枠の重量も大きくなるために、荷役や敷設
を行うために使用するクレーンを大型のものとする必要
がある。そして、アスファルトマットの施工枚数が少な
い場合にも、そのアスファルトマットに対応させる吊り
枠を用意する必要があるために、小さい工事現場でも、
工事の段取り等の手間と費用が多く掛かるという問題が
ある。
【0006】前述したような問題に加えて、アスファル
トマットを水平に吊り下げる状態で運搬や敷設の作業を
行うために、例えば、アスファルトマットを波の荒い海
域で敷設する際に、アスファルトマットの下面に波が当
たったりした場合には、アスファルトマットの重量の他
に、波の圧力が付与される状態となることがある。そし
て、アスファルトマットの内部に配置する内部補強部材
の強度が不足する場合には、アスファルトマスチック層
が裂けて、ワイヤが露出したりする等の問題が発生し、
吊り枠に支持されているワイヤから、アスファルトマス
チックが落下する等の問題が発生することがある。ま
た、夏場の気温が高い場合には、アスファルトマットの
アスファルトマスチックに対して、ワイヤの付着力を十
分に維持できないような問題が発生し、前記特公平3−
76368号公報等に示されるように、ワイヤに対して
所定の間隔で滑り止めの部材を取り付けた場合でも、ワ
イヤによる支持作用を良好な状態で発揮できないで、ア
スファルトマットが破損するという問題が生じる場合が
ある。
【0007】さらに、アスファルトマットを水平に支持
する状態で施工現場に敷設する場合には、クレーン船で
吊り下げた状態で、海底地盤まで降下させる必要があ
り、その施工現場が水平でない場合には、枠を傾けるこ
とによりアスファルトマットの施工位置を確認してか
ら、アスファルトマットを吊り枠から切り離す動作を行
うことが必要である。例えば、捨石基礎の斜面と、基礎
の上面、および、基礎を支持する海底地盤とに亘って、
1枚のアスファルトマットを配置して止水層等を構築す
る場合があり、そのような斜面と水平面とが組み合って
いる現場にアスファルトマットを施工することがある。
そのような工事現場においても、吊り枠から切り離され
たアスファルトマットは、地盤まで落下する状態となる
ことから、施工位置に対してアスファルトマットを正確
に位置決めすることが困難であり、アスファルトマット
の正確な位置決めを行うためには、作業員に熟練と多く
の負担を強いるという問題がある。
【0008】そこで、前述したような問題を解消するた
めには、アスファルトマットを縦にした状態で吊り下げ
て施工することにより、アスファルトマットの敷設位置
の位置決めと、良好な施工状態とを確保することができ
るものと考えられる。しかしながら、従来のアスファル
トマットでは、アスファルトマットを縦吊りの状態で支
持すると、ワイヤとアスファルトマスチックの層との間
の付着保持性に問題があり、ワイヤが抜け出すという問
題が発生するために、容易に縦吊り方式を適用できない
という課題が解決できないものである。
【0009】前述したようなアスファルトマットとは別
に、ゴムマットのようなマット部材を縦横方向に多数枚
接続して、大きな面積のマット部材として構成し、海底
地盤等に敷設する工事を行う場合にも、同様な問題が発
生する。つまり、ゴムマットの単体の重量は比較的軽量
ではあるが、多数枚のマットを縦横に接続した状態で
は、マットの端部に設けた被係止部材に対して、非常に
おきな重量がかかることになり、ゴムのみの強度では、
その重量に対処できないことになる。
【0010】そこで、大きな面積のゴムマットにおいて
も、マット部材の内部にワイヤ等のような張力部材を配
置して一体に取り付け、吊り上げ時の重量に対処させる
ことが求められる。また、前述したようにして作成した
マット部材においても、安定した状態で敷設するために
は、吊り枠等のような部材を使用して吊り下げた状態で
荷役を行うと、作業性を向上させることができると考え
られるが、アスファルトマットの場合と同様に、種々の
解決を要する問題が残っている。
【0011】本発明は、前述したようなアスファルトマ
ット等のマット部材の取り扱いの問題を解消するもの
で、ワイヤに対して大きな断面積の支圧部材を配置し、
マット部材の重量をワイヤにより支持させるとともに、
ワイヤの抜け出しを防止する手段を講じて、縦吊り状態
で支持して荷役と敷設作業とを行い得るようなマット部
材を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、マットを構成
する層の間に内部補強部材を配置するとともに、荷役用
の張力部材を多数本平行に配置し、任意のサイズと厚さ
のものとして構成するマット部材に関する。本発明にお
いて、前記荷役用の張力部材の各々には、マット部材の
一端部に突出させて配置する被係合部材と、前記張力部
材の他端部に取り付ける端支持部材と、前記張力部材に
対して一定の間隔で配置する支圧部材とを配置し、前記
被係合部材を用いて、縦吊り状態で荷役を行うように構
成している。また、本発明においては、前記荷役に際し
てのマット部材の重量を負担する張力部材に配置する支
圧部材は、受圧面を有する部材を張力部材に対して固定
して構成することができる。さらに、本発明において、
前記荷役に際してのマット部材の重量を負担する張力部
材に配置する支圧部材は、張力部材の上下に配置する部
材をネジのような固定具を用いて張力部材を挟む状態に
取り付けて構成することができる。
【0013】本発明においては、前記荷役に際してのマ
ット部材の重量を負担する張力部材に配置する支圧部材
には、張力部材を通す孔を設け、前記張力部材を通す貫
通孔に、くさび状の部材を挿入して固定する手段を用い
ることもできる。また、本発明においては、前記張力部
材に配置する支圧部材に対して、隣接する複数本の張力
部材に直交する方向に帯状の補強部材を配置し、前記帯
状の補強部材をマット層の間に配置する内部補強部材を
補助する補強部材として用いることもできる。前記構成
に加えて、本発明においては、前記支圧部材を帯状の部
材により構成し、前記帯状部材を張力部材に対して直交
する方向に配置し、前記帯状部材が張力部材と交差する
部分の各々で、帯状部材を張力部材に対して固定するこ
とも可能である。
【0014】前記構成に加えて、本発明においては、前
記荷役用の部材を張力部材を編んで構成した網状部材に
より構成し、前記網状部材を構成する張力部材の全部に
被係止部材を設け、前記被係止部材を用いてマット部材
を吊り下げ可能に構成することができる。また、本発明
の前記マット部材の内部に配置する網状部材において、
張力部材の交差する位置に板状の部材をマットの厚さ方
向に平行に配置し、前記板状部材の間に支圧部材を配置
することもできる。さらに、本発明においては、前記荷
役用の部材を張力部材を編んで構成した網状部材により
構成し、前記張力部材で構成する網状部材の平行な側部
の2つの面では、各張力部材の端部に被係合部材を配置
し、前記網状部材の張力部材の交差する位置に板状の部
材をマットの厚さ方向に平行に配置し、前記板状部材の
間に支圧部材を配置して構成することができる。
【0015】前記構成の他に、本発明においては、前記
荷役用の部材を張力部材を編んで構成した網状部材によ
り構成し、前記張力部材で構成する網状部材の1つの面
に対応する各張力部材の端部に被係合部材を配置し、前
記被係合部材を配置する各張力部材の他端部には端支持
部材を配置し、前記被係止部材を設けた張力部材の各々
には、任意の位置に支圧部材を取り付けて、前記網状部
材をマットを構成する層の内部に一体に配置して構成す
ることも可能である。
【0016】そして、前述したような荷役用の張力部材
に対して、マット層との間での付着力を増大させる手段
を設けることにより、マット部材を縦吊りした場合で
も、ワイヤが抜け出したりすることを防止できる。ま
た、前記マット部材を縦吊りする状態で荷役や敷設作業
を行うことにより、大サイズのマット部材の取り扱い性
を向上させることができ、水平吊りを行う大型の吊り枠
等を使用せずに作業を行うことができるために、マット
部材の取り扱い現場では、設備を簡素化することができ
る。さらに、マット部材を構成するマット単体等に対し
て、ワイヤ等の張力部材による支持の作用を良好に発揮
できるために、前記ワイヤを用いたマット部材の補強の
作用を行うことが可能であり、マット部材自体の強度を
向上させることも可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】図示される例にしたがって、本発
明のマット部材の構成を説明するが、以下に説明する実
施例においては、マット部材としてアスファルトマット
に適用する場合を説明する。図1、2に示す例は、本発
明のマット部材としてのアスファルトマット1の構成を
示すもので、前記アスファルトマット1には、従来のア
スファルトマットの場合と同様に、2層に形成するアス
ファルト層の間に内部補強部材3を配置して、一体のマ
ットとして構成し、前記内部補強部材3に沿わせるよう
にして、吊り下げ等の荷役に用いるワイヤ4……を所定
の間隔で幅方向に配置している。前記アスファルトマッ
ト1においては、ワイヤ4……を用いて、アスファルト
マットを幅方向の一方の端部を上にする状態で、縦吊り
にして荷役や敷設の作業を行い得るようにするために、
前記ワイヤ4の端部に被係合部材5としてのアイ部を突
出させて設けている。また、前記ワイヤ4の他端部に
は、幅の広い端支持部材6を取り付けて、前記端支持部
材6がアスファルトマットの側部に位置する状態に配置
し、前記ワイヤには、所定の間隔で支圧部材10……を
固定して配置している。
【0018】前記アスファルトマット1においては、図
2に示されるように、マット製造ヤード等において、下
部層2のアスファルトマスチックを打設して所定の厚さ
の層を形成した後で、マットの幅方向に配置するワイヤ
4……を、マットの長さ方向に所定の間隔を持たせて配
置する。その上に内部補強部材3としてのガラスクロス
等を配置するが、前記内部補強部材はアスファルトに浸
漬させる等の処理を行ったものを使用し、前記内部補強
部材の上面に上部層2aのアスファルトマスチックを所
定の厚さで打設して、内部補強部材を介して上下の層の
アスファルトマスチックを一体化した状態のマットを構
成する。また、ワイヤ4の端部に配置する端支持部材6
は、任意の幅と長さを有する金属等の板部材を使用し、
ワイヤ4の端部を固定する手段を設けるもので、ワイヤ
の一端部に配置した被係合部材としてのアイ部を介して
吊り下げた場合に、マット部材の重量を支えることがで
きるような強度を有するものとして構成する。さらに、
前記ワイヤ4に対して所定の間隔で取り付ける支圧部材
10……は、アスファルトマットを成形する際に障害と
ならない幅と長さを有するものを使用し、ワイヤに対し
て滑りを生じないように固定配置される。
【0019】前記端支持部材と支圧部材は、例えば、図
3、4に示されるように構成することができるもので、
図3に示す例では、マットの端部に端支持部材6aとし
ての端板部材7を配置し、前記端板部材7に設けた貫通
孔7aにワイヤ4を挿入し、くさび状の挿入具8を挿入
してワイヤの端部を固定する。また、ワイヤの中間部分
に所定の間隔で配置する支圧部材10は、例えば、図4
に示すような支圧部材11を用いることができるもの
で、大径のリング状部材11aに対して、2つ割り形状
の挿入具11b、11cを挿入して、ワイヤ4を締め付
けて固定する方式の部材を構成する。前記半割り体11
b、11cには、ワイヤに係止する凹凸を設けた孔11
dを設けておき、外面を長さ方向にテーパ状に構成し、
細い部分からリング状部材11aの孔に挿入して、ワイ
ヤに張力が加えられると、半割り体によりワイヤを締め
付けるようにし、リング状部材をワイヤに対して固定保
持させるようにする。なお、前記図3の端支持部材6a
においても、半割り体11b、11cを用いて、端板部
材7をワイヤに対して固定する方式を用いることができ
る。
【0020】前記実施例とは別に、本発明のアスファル
トマット1のワイヤに取り付ける支圧部材としては、例
えば、図5ないし図10の各々に示すような構成の部材
を用いることができる。図5に示す支圧部材12におい
ては、ワイヤ4を挟むようにして、上板12aと下板1
2bとを配置し、ネジのような固定具12cを用いてワ
イヤ4に取り付けるようにする。前記支圧部材12を構
成する上板12aは、ワイヤに対応する部分に湾曲部を
形成しておくことにより、ワイヤとの接続と位置決めを
容易に行い得るようにすることができる。図6に示す支
圧部材13では、ワイヤを挟むようにして配置する上下
の板部材13a、13bを、ワイヤ4の両側でネジ等の
固定部材13cを用いて取り付けるようにする。
【0021】なお、前記支圧部材12、13において
は、上下の板部材を鉄板等を加工したもので構成するこ
とができるものであるが、その他に、十分な強度を発揮
できるものであれば、プラスチック製の部材、または鉄
以外の金属で構成することが可能である。また、支圧部
材の板部材をワイヤに対して固定するためには、図示さ
れるようにワイヤの両側で上下の板部材をボルトとナッ
トを用いて固定することの他に、一方の端部を係止する
手段を設けておき、他方の側でボルトやネジを用いて固
定する手段を用いることもできる。さらに、前記板部材
とワイヤとの間で滑りが生じないようにするためには、
板部材のワイヤに対応する面に凹凸等の加工を施すこと
もできる。
【0022】図7に示す例は、ワイヤ4のストランド4
Aの間に、板状の支圧部材14を挿入して取り付ける場
合を示しているが、前記支圧部材14はマットの厚さ方
向に垂直になるように取り付けて固定する。前記支圧部
材14としては、厚さと形状を任意に設定することがで
きるものであるが、ワイヤのストランドの間に挿入する
ものであることにより、断面が非常に大きいものは使用
しにくい。前記支圧部材14は、その構成が非常に簡単
であること、および、ワイヤの長さ方向に加えられる力
に対して、ワイヤと直角に配置することが容易であるか
ら、支圧部材としての作用を良好に発揮させることが可
能である。
【0023】図8に示す例は、支圧部材15を板状の部
材により構成し、前記支圧部材15に設けた孔15aに
ワイヤ4を通して、くさび状部材15bを用いて固定す
る手段を用いている。前記支圧部材15では、ワイヤ4
に対して矢印F方向に力が作用した場合に、くさび状部
材が支圧部材15の孔に挿入されるので、より確実にワ
イヤと支圧部材との固定作用が発揮される。また、図9
に示す例では、支圧部材16としてパイプ状の部材また
は丸棒、角棒等を使用し、長さ方向に直角に設けた貫通
孔16aにワイヤ4を通し、くさび状部材16bを挿入
して固定する手段を用いている。そして、前記図8に示
す支圧部材と同様に、ワイヤ4に対して矢印F方向に力
が付与される状態で、ワイヤに対して固定保持の作用を
良好な状態で発揮させることができるようにする。さら
に、図10に示す例では、支圧部材17を板部材17a
と固定部材17bを組み合わせて構成しているもので、
前記板部材17aにはワイヤ4を通す貫通孔を設けてお
き、ワイヤにかかる力の方向Fに対して、固定部材17
bを取り付けておき、板部材に固定部材を引っ掛ける状
態で保持させるようにする。また、前記固定部材17b
としては、例えば、軟質のアルミや鉛等のように、押し
潰して変形させることが容易にできる材料を用い、ワイ
ヤを開口部17cに位置させて周囲から押し潰す作用を
加えることにより、ワイヤに対して容易に固定保持させ
ることができる。
【0024】
【実施例1】前記本発明の実施例に示したアスファルト
マット1は、マット製造ヤードで従来のアスファルトマ
スチックと同様にして製造されるもので、そのマットの
製造に際して、ワイヤに所定の間隔で支圧部材10……
を配置するとともに、マットの一方の側部にワイヤの端
部に設ける被係合部材5としてのアイ部を突出させ、他
方の側部には端支持部材を位置させて形成する。そし
て、前記アスファルトマット1を運搬したり、ヤード内
で移動させる場合、および敷設作業を行う場合には、図
11に示すように、ワイヤ4の端部に設けたアイ部を荷
役用のワイヤ等に係止して、吊り下げる状態で取り扱う
ことができる。前記アスファルトマット1を取り扱う際
には、クレーン20に設けた吊り枠21に多数本の吊り
下げ用のワイヤを設けたおき、アスファルトマットに設
けた各アイ部をワイヤに設けたフック等に係止すること
により、吊り下げの動作を容易に行うことができる。
【0025】前述したようにしてアスファルトマット1
を吊り下げて搬送する場合に、各ワイヤにはその配置間
隔に対応する重量を負担させるのであるから、前記アス
ファルトマット1に配置するワイヤ4は、そのアスファ
ルトマットの幅と配置間隔に対応させて、十分な強度を
有するものを用いる必要がある。また、前記各ワイヤに
は、所定の間隔で支圧部材を固定しているのであるか
ら、各支圧部材においては、図11に示す状態で、上下
の支圧部材の間隔に対応するアスファルトマットの重量
を負担させるようにする。さらに、ワイヤの下端部に配
置する端支持部材6は、受圧面積をできるだけ大きく設
定して、ワイヤの抜け出し作用に対処させるようにす
る。
【0026】例えば、ワイヤの配置間隔が1mであり、
アスファルトマットの厚さが10cm、支圧部材の配置間
隔を1mに設定した場合に、マットの比重を2.2とす
ると、各支圧部材が負担する重量は、1平方m×0.1
×2.2=220kgと計算される。つまり、単純に計算
すると各支圧部材では220kgの荷重を負担することが
要求されることになるので、その重量が支圧部材に付与
された状態で、支圧部材がワイヤに対して滑りを発生せ
ずに、アスファルトマットの単位重量を負担できるよう
にする。なお、前記各実施例に示された支圧部材は、ア
スファルトマットの単位重量を負担した場合に、アスフ
ァルトマスチックを切り裂いたりすることがなく、安定
した状態で荷重に対処できるようにするものであるか
ら、受圧面積を十分に大きく設定する必要があること、
および、計算上の支持荷重に対して十分な安全率を持た
せて構成することは当然である。そして、前述したよう
にして、ワイヤに配置する支圧部材と端支持部材とを用
いて、マットの支圧部材で区画された各区分に対する重
量を保持する作用を行わせることにより、アスファルト
マットを縦吊りにして取り扱う作業を、安定して行わせ
ることが可能になる。
【0027】図12には、前記アスファルトマット1を
海底地盤26上に敷設して、ケーソン等の構造物25に
対する摩擦増大部材を構成する場合を示しているもの
で、前記地盤としては、例えば、捨石基礎の上面を均し
て構成することができる。そして、ケーソンのような構
造物25の下部に、アスファルトマット1を敷き詰めて
配置する場合には、アスファルトマットの一方の側部に
突出しているワイヤ4の端部を、図示されるようにマッ
ト上に折り曲げて突出させて、構造物の重量により押さ
え付ける状態に配置する方法を用いることができる。ま
た、図13に示すように、地盤27上にアスファルトマ
ットを敷き詰めて、任意の構造物に対する支持地盤を構
築する場合でも、前記図12に示す例と同様に、アスフ
ァルトマットを密接させて配置することが可能になる。
さらに、前記アスファルトマットに配置するワイヤは、
アイ部等の端部突出部材が、マットの一方の側部にのみ
突出して設けられているものであるから、前記ワイヤの
端部の突出部分を切り取ったりすることによっても、隣
接するアスファルトマットとの間に隙間が生じないよう
にすることができ、マットの両側部にワイヤの端部が突
出する場合に比較して、ワイヤの端部の処理を容易に行
うことができる。
【0028】
【実施例2】前記アスファルトマットの構成とは別に、
本発明においては、アスファルトマットの内部に配置す
る内部補強部材とワイヤおよび支圧部材を、図14、1
5に示すように構成することもできる。図14には所定
の間隔で配置するワイヤ4……に対して、直交する方向
に横板部材30……を一定の間隔で配置し、両部材の交
差部で固定することにより、網目状の部材として構成す
る場合を示している。前記ワイヤと横板部材とを接続す
るために、例えば、図15に示すように、ワイヤ4の上
に横板部材30を配置し、ワイヤ4の下部に配置する下
板32をボルト等の固定手段を用いて締め付け、ワイヤ
に対する固定部を構成する方式を用いることができる。
そして、前記網目状の部材の上に、内部補強部材3を配
置する状態で、上下のアスファルトマスチックの層の間
に介在させるようにして、アスファルトマット1を構成
する。また、前記横板部材としては、鉄板やその他の強
度の大きい材料を用いることが可能であり、比較的厚さ
のある帯状の部材として構成することにより、アスファ
ルト層を支持する作用を良好に発揮させることが可能に
なる。
【0029】図16に示す例では、ワイヤ4に対して支
圧部材10……を所定の間隔で配置することは、前記各
実施例と同様に構成するが、その他に、隣接するワイヤ
の間を間接的に接続する手段を設けて、支圧部材による
支持の作用を補強している。前記間接的な補強手段とし
ては、例えば、ガラスクロス等の帯状部材35を用いる
ことができるものであり、その他に、任意の繊維部材で
構成した帯状のもの、または、金属のシート状のもの等
を用いることができる。前記帯状部材をワイヤに対して
間接的に配置する場合には、内部補強部材3の上に帯状
部材を配置して、上下のアスファルトマスチックの層の
間に一体に設けることができる。また、下層のアスファ
ルトマスチックの層の上に支圧部材を取り付けたワイヤ
を配置し、前記帯状部材を支圧部材に沿わせて配置して
から内部補強部材3を敷き込み、上層のアスファルトマ
スチックを打設して構成することもできる。
【0030】前記図16に示した例においては、多数本
の平行に配置したワイヤに対して、直交する方向に所定
の間隔で帯状部材を配置していたが、図17に示す例で
は、前記ワイヤと帯状部材とをワイヤネット40により
構成している。前記ワイヤネット40においては、縦ワ
イヤ41と横ワイヤ42の交差部に、支圧板部材45を
配置しており、前記横ワイヤの一端部には、吊り上げ用
のアイ部等の被係合部材44を配置し、他端部には端板
部材43を配置して、アスファルトマットの縦吊りの作
用に対処させている。また、前記ワイヤネット40に配
置する支圧板部材45は、図18に示すように、ワイヤ
の交差部の上下の部分に板部材を配置して、ボルト等の
固定部材47により支圧板部材45と下板46とをワイ
ヤを挟んで固定する手段を用いている。
【0031】前記ワイヤネットにおいて、縦横のワイヤ
41、42には、支圧板部材の間に所定の間隔をおいて
支圧部材48……を取り付けているが、前記支圧部材4
8としては、前記各実施例に示されたような任意の構成
の部材をワイヤに固定して用いることができる。また、
前記支圧板部材45としても、図示されたような部材を
取り付けることの他に、任意の構成の部材をワイヤの交
差部に固定して取り付けることができる。そして、前述
したように構成したワイヤネット40を用いてアスファ
ルトマット1aを構成する場合には、2層に分けて施工
するアスファルトマスチックの層の間に、ワイヤネット
40を配置するが、前記ワイヤネット40と内部補強部
材とを重ねる状態で、補強と支持部材とを一体に配置し
たアスファルトマットを構成することも可能である。
【0032】前記図17に示すワイヤネット40の例に
おいて、アスファルトマットの吊り下げ方向を特定しな
い場合、または、水平吊りを行う場合には、横ワイヤの
両端部に被係合部材44……を配置することが可能であ
る。また、横ワイヤの両端部に被係合部材を配置する場
合には、前記被係合部材に最も近接する位置に設ける支
圧板部材には、受圧面積の大きな部材を配置して、縦吊
りの状態で、マットの最下部の荷重を支持するととも
に、ワイヤの抜け出しを防止する作用を負担させるよう
にする。したがって、前述したように構成するワイヤネ
ット40を用いた場合には、マットの縦吊り、水平吊り
のいずれの作業態様に対しても、容易に対応が可能であ
るとともに、水平吊りの作業を行う場合にも、支圧板部
材が大きな受圧面積でアスファルトマットの重量を支持
する作用を発揮できる。さらに、アスファルトマットを
水平吊りの状態で長時間吊ったままの状態でおいても、
アスファルトマスチック層がクリープ現象等で破断し
て、ワイヤから脱落する等の問題か発生することを防止
できるものとなる。
【0033】図19に示す例は、アスファルトマットの
両側側部にワイヤを突出させない状態で構成し、隣接さ
せて配置する作業を容易に行い得るようなアスファルト
マットを構成する場合を示している。本実施例に示すア
スファルトマット1bにおいては、アスファルトマット
の幅方向に配置するワイヤ4……に対応させて、アスフ
ァルトマットの両側側部には凹部50を設けておき、ワ
イヤの端部に設ける被係合部材5を、前記凹部50から
突出させないように、短いもので構成している。また、
前記ワイヤ4には、前記各実施例で示したように、所定
の間隔で支圧部材10……を配置しておき、ワイヤによ
りアスファルトマットを吊り上げる際に、各支圧部材が
マットの重量を均等に負担できるようにする。さらに、
図19に示すアスファルトマット1bにおいては、ワイ
ヤ4の一端部に端支持部材6を配置し、他端部に被係合
部材5を配置して構成し、縦吊り専用の作業モードに対
応させることもできる。
【0034】前述したようにして、アスファルトマット
1bを構成する場合には、図20、21に示すように、
アスファルトマットを敷き詰める状態で配置する際に、
隣接するアスファルトマットの間に隙間が形成された
り、ワイヤが表面に突出したりすることを防止できる。
また、隣接するアスファルトマットの間には、角型形状
の隙間が形成されるが、前記隙間には必要に応じてアス
ファルトマスチックを充填して、空間をなくすこともで
き、ワイヤ端部の保護の作用とを行わせることが可能で
ある。なお、前記アスファルトマット1bにおいて、ワ
イヤの両端部にアイ部等の被係合部材を配置する場合に
は、アスファルトマットの水平吊りと、縦吊りの作業に
対処させることが可能であり、一方にのみ被係合部材を
配置する場合には、縦吊りの作業に対応させることがで
きる。さらに、前記ワイヤに対しては、所定の間隔で支
圧部材を配置することの他に、図14〜16に示したよ
うな横板部材やその他の補強手段を用いることができ、
アスファルトマットの強度を向上させることや、隣接す
るワイヤの間で相互に補強し合う手段を構成することが
可能である。
【0035】なお、前述したように構成した本発明のア
スファルトマットにおいて、横ワイヤに対して、一方の
端部にのみ被係合部材を配置する場合には、アスファル
トマットの縦吊りに対処させることができるものであ
り、ワイヤの両端部に被係合部材を配置した場合には、
縦吊りと水平吊りの2種類の作業モードに対処させるこ
とができるものとなる。さらに、前記各実施例に示され
たように、縦吊りの作業に対応させて構成するアスファ
ルトマットを水平吊りに適用させる場合には、支圧部材
等によりワイヤとアスファルトマスチック層との間の接
続状態を良好に設定しているのであるから、クレーン等
により吊り下げた状態で長時間保持したとしても、ワイ
ヤがアスファルトマスチックの層を破って、抜け出した
りする事故が発生することを防止でき、アスファルトマ
ットの取り扱いの作業性を向上させることができる。
【0036】
【実施例3】前記アスファルトマットの場合とは別に、
小サイズのゴムマット等を組み合わせて大サイズのマッ
ト部材を構成する際にも、前記アスファルトマットと同
様に、マット層の内部に荷役用のワイヤ等のような張力
部材や、内部補強部材を設けることが必要となる。つま
り、ゴムを用いた大サイズのマット部材を構成しようと
する場合には、一般に使用されているゴムマットを多数
枚縦横に並べた状態で、大サイズのマット部材を構成す
る必要がある。前記一般に使用されているゴムマットに
おいては、1×2mの規格サイズのマット単位体が使用
されているので、そのような小サイズのマットを縦横に
多数枚並べて、前記各実施例に示されたように、多数本
のワイヤやその他の張力部材を介して、相互に接続する
ことにより構成することが考えられる。また、前記ワイ
ヤのような張力部材には、支圧部材をマット接続部に配
置して、マット単位体の重量を支持する手段を設け、張
力部材に対して直角方向の接続部材を追加して配置する
ことにより、大サイズのマット部材を容易に構成するこ
とができる。
【0037】前記実施例とは別に、大サイズのゴムマッ
トを構成する場合には、通常のゴムマットのように、厚
さが3cm程度の部材を用いずに、その半分の厚さのゴム
シートを2枚張り合わせる状態で、2枚の層の間に張力
部材等を配置して構成することができる。前述したよう
な薄いシート部材をゴムにより構成する場合には、比較
的長いシートを作成することができるものであるから、
工場で任意の長さに作成したシート状のマット形成材料
を大サイズのマットに対応させて切断して敷き並べて下
層のマット部材を構成し、前記マット部材の内部に補強
部材と張力部材を配置する。そして、その上に上層とし
てのゴムシートを敷き並べ、上下のゴムシート層の間に
ゴム接着剤を塗布して、補強部材と張力部材とを挟むよ
うにして一体に成型し、大サイズのマット部材を構成す
ることができる。また、前記ゴムシートを貼り合わせて
大サイズのゴムマット部材を構成する場合にも、前記ア
スファルトマットと同様に、張力部材に対して大面積の
受圧部材を取り付けておき、張力部材が抜け出すことを
防止できるようにすることが可能である。さらに、マッ
ト層の内部に配置する張力部材として、ワイヤネットの
ような縦横にワイヤを配置したものを使用すると、大サ
イズのゴムマット部材の取り扱い作業を安定して行うこ
とができる。
【0038】また、前記ゴムマット等の部材に対して、
ワイヤの他に、ベルト状の張力部材を配置することもで
きるものであり、前記張力部材に対しては、前記各実施
例に示されたように、種々の構成の支圧部材を配置する
ことができる。さらに、前記図14、17等に示される
ように、ネット状の部材を配置して、内部補強部材と張
力部材とを兼ねたものを一体に設けることが可能であ
る。そして、前述したような補強部材と、張力部材とを
用いることにより、大サイズのマット部材を吊り上げて
荷役を行う場合に、マット部材を安定した状態で取り扱
うことが可能で、マット部材の取り扱いを容易に行うこ
とができる。
【0039】
【発明の効果】本発明のマット部材は、任意のマット部
材の内部に埋め込む状態で張力部材を配置しているもの
であり、アスファルトマットやゴムマットに対して適用
することが可能である。本発明の実施例に示されたアス
ファルトマットは、前述したようにして製造するもので
あるから、荷役用のワイヤに対して、アスファルトマス
チック層との間での付着力を増大させる手段を設けるこ
とにより、アスファルトマットを縦吊りした場合でも、
ワイヤが抜け出したりすることを防止できる。また、ア
スファルトマットを縦吊りする状態で荷役や敷設作業を
行うことにより、アスファルトマットの取り扱い性を向
上させることができ、大型の吊り枠等を使用せずに作業
を行うことができるために、アスファルトマットの取り
扱い現場では、設備を簡素化することができる。さら
に、アスファルトマットを構成するアスファルトマスチ
ックに対して、ワイヤによる支持の作用を良好に発揮で
きるために、ワイヤを用いたアスファルトマットの補強
の作用を行うことが可能であり、アスファルトマット自
体の強度を向上させることも可能である。前記効果に加
えて、本発明においては、荷役用のワイヤを単独で用い
ることに代えて、ワイヤと直交する方向に帯状部材、ま
たはワイヤを配置して、ワイヤネットとして構成するこ
とにより、アスファルトマットの内部に配置する補強部
材とともに、ワイヤにより補強作用を行うことができ、
アスファルトマットの強度を増大させることができる。
【0040】また、本発明の張力部材に対して、支圧部
材を取り付けることは、ゴムマット等のような他のマッ
ト部材に対しても適用が可能であり、大サイズのマット
部材を吊り上げたりする際に、マットの一部に局部的に
大きな重量がかかることを防止できる。そして、マット
部材からワイヤ等の張力部材が抜け出したり、滑りを生
じることを防止して、縦吊りの場合にも、マット部材を
安定して保持することができる。したがって、前記ワイ
ヤを用いてマット部材を吊り下げるようにして搬送や荷
役を行う際には、前記マット部材を安定した状態で搬送
し、取り扱う作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のアスファルトマットの構成を示す説
明図である。
【図2】 図1のアスファルトマットの側断面図であ
る。
【図3】 ワイヤの端部に配置する端支持部材の構成を
示す説明図である。
【図4】 本発明の支圧部材と端支持部材の構成を示す
説明図である。
【図5】 本発明の支圧部材の第2の実施例の説明図で
ある。
【図6】 本発明の支圧部材の第3の実施例の説明図で
ある。
【図7】 本発明の支圧部材の第4の実施例の説明図で
ある。
【図8】 本発明の支圧部材の第5の実施例の説明図で
ある。
【図9】 本発明の支圧部材の第6の実施例の説明図で
ある。
【図10】 本発明の支圧部材の第7の実施例の説明図
である。
【図11】 アスファルトマットをクレーンにより吊り
下げる状態の説明図である。
【図12】 アスファルトマットをケーソンの下部に配
置する例の説明図である。
【図13】 アスファルトマットを地盤上に敷き詰める
例の説明図である。
【図14】 アスファルトマットに配置するワイヤの別
の構成を示す説明図である。
【図15】 図14のワイヤに対する横板部材の接続部
の構成を示す説明図である。
【図16】 ワイヤに対して帯状部材を間接的に配置し
て構成する例の説明図である。
【図17】 アスファルトマットの内部にワイヤネット
を用いる場合の説明図である。
【図18】 図17のワイヤネットに配置する支圧板部
材の取り付け状態の説明図である。
【図19】 アスファルトマットの両端部に凹部を配置
する場合の説明図である。
【図20】 図19のアスファルトマットを敷き詰める
状態で配置する場合の説明図である。
【図21】 図20の平面図である。
【符号の説明】
1 アスファルトマット、 3 内部補強部材、
4 ワイヤ、6 端支持部材、 10〜17 支
圧部材、 30 横板部材、35 帯状部材、40
ワイヤネット、 45 支圧板部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和木 多克 神奈川県横浜市旭区鶴ヶ峰1−29−4 ワ ールドエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 野々田 充 東京都大田区多摩川2丁目11番20号 日本 道路株式会社内 (72)発明者 佐藤 光洋 東京都中央区京橋3丁目13番1号 有楽ビ ル 大成ロテック株式会社内 (72)発明者 松崎 勝夫 東京都港区赤坂2丁目10番9号 日本海上 工事株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マットを構成する層の間に内部補強部材
    を配置するとともに、荷役用の張力部材を多数本平行に
    配置し、任意のサイズと厚さのものとして構成するマッ
    ト部材において、 前記荷役用の張力部材の各々には、マット部材の一端部
    に突出させて配置する被係合部材と、前記張力部材の他
    端部に取り付ける端支持部材と、前記張力部材に対して
    一定の間隔で配置する支圧部材とを配置し、 前記被係合部材を用いて、縦吊り状態で荷役を行うこと
    を特徴とするマット部材。
  2. 【請求項2】 前記荷役に際してのマット部材の重量を
    負担する張力部材に配置する支圧部材は、 受圧面を有する部材を張力部材に対して固定して構成す
    ることを特徴とする請求項1に記載のマット部材。
  3. 【請求項3】 前記荷役に際してのマット部材の重量を
    負担する張力部材に配置する支圧部材は、 張力部材の上下に配置する部材をネジのような固定具を
    用いて張力部材を挟む状態に取り付けて構成することを
    特徴とする請求項1または2に記載のマット部材。
  4. 【請求項4】 前記荷役に際してのマット部材の重量を
    負担する張力部材に配置する支圧部材には、 張力部材を通す孔を設け、前記張力部材を通す貫通孔
    に、くさび状の部材を挿入して固定することにより構成
    することを特徴とする請求項1または2に記載のマット
    部材。
  5. 【請求項5】 前記張力部材に配置する支圧部材に対し
    て、 隣接する複数本の張力部材に直交する方向に帯状の補強
    部材を配置し、 前記帯状の補強部材をマット層の間に配置する内部補強
    部材を補助する補強部材として用いることを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれかに記載のマット部材。
  6. 【請求項6】 前記支圧部材を帯状の部材により構成
    し、前記帯状部材を張力部材に対して直交する方向に配
    置し、 前記帯状部材が張力部材と交差する部分の各々で、帯状
    部材を張力部材に対して固定することを特徴とする請求
    項1に記載のマット部材。
  7. 【請求項7】 マットを構成する層の間に内部補強部材
    を配置するとともに、荷役用の部材を配置し、任意のサ
    イズと厚さのものとして構成するマット部材において、 前記荷役用の部材を張力部材を編んで構成した網状部材
    により構成し、 前記網状部材を構成する張力部材の全部に被係止部材を
    設け、 前記被係止部材を用いてマット部材を吊り下げ可能に構
    成することを特徴とするマット部材。
  8. 【請求項8】 前記マット部材の内部に配置する網状部
    材において、張力部材の交差する位置に板状の部材をマ
    ットの厚さ方向に平行に配置し、 前記板状部材の間に支圧部材を配置することを特徴とす
    る請求項1に記載のマット部材。
  9. 【請求項9】 マットを構成する層の間に内部補強部材
    を配置するとともに、荷役用の部材を配置し、任意のサ
    イズと厚さのものとして構成するマット部材において、 前記荷役用の部材を張力部材を編んで構成した網状部材
    により構成し、 前記張力部材で構成する網状部材の平行な側部の2つの
    面では、各張力部材の端部に被係合部材を配置し、 前記網状部材の張力部材の交差する位置に板状の部材を
    マットの厚さ方向に平行に配置し、 前記板状部材の間に支圧部材を配置して構成するマット
    部材。
  10. 【請求項10】 マットを構成する層の間に内部補強部
    材を配置するとともに、荷役用の部材を配置し、任意の
    サイズと厚さのものとして構成するマット部材におい
    て、 前記荷役用の部材を張力部材を編んで構成した網状部材
    により構成し、 前記張力部材で構成する網状部材の1つの面に対応する
    各張力部材の端部に被係合部材を配置し、 前記被係合部材を配置する各張力部材の他端部には端支
    持部材を配置し、前記被係止部材を設けた張力部材の各
    々には、任意の位置に支圧部材を取り付けて、 前記網状部材をマットを構成する層の内部に一体に配置
    して構成するマット部材。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102365340B1 (ko) * 2021-07-07 2022-02-23 태륭건설(주) 세굴방지를 위한 아스팔트 매트 제조방법

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