JPH09166123A - 固着具 - Google Patents

固着具

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JPH09166123A
JPH09166123A JP34652795A JP34652795A JPH09166123A JP H09166123 A JPH09166123 A JP H09166123A JP 34652795 A JP34652795 A JP 34652795A JP 34652795 A JP34652795 A JP 34652795A JP H09166123 A JPH09166123 A JP H09166123A
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JP
Japan
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plate member
synthetic resin
sleeve
resin plate
sheet member
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JP34652795A
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English (en)
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Masuo Ishihara
益夫 石原
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Japan Drive It Co Ltd
Original Assignee
Japan Drive It Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属板部材と合成樹脂板部材とを重ね合わせ
て互いに密着結合させる固着具において、固着時に合成
樹脂板部材を破損させることがないようにする。 【解決手段】 合成樹脂板部材の厚さよりも少し長く、
中心軸線上に内孔21が貫通していて、外周面に合成樹
脂板部材との咬合部23を有する円筒形のスリーブ2
と、スリーブ2の外径と少なくとも同じ径のフランジ3
2を軸部33の基端に有し、内孔21を通って合成樹脂
板部材を貫通し金属板部材にねじ込まれるボルト3とか
らなる構成となっている。固着時には、フランジ32は
合成樹脂板部材の手前で停止するので、合成樹脂板部材
が破損することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属板部材に合成
樹脂板部材を重ね合わせて互いに密着結合するための固
着具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金属板部材と合成樹脂板部材とを
固着する場合には、金属板部材の所定位置に雌ねじ穴を
設け、合成樹脂板部材の同じ位置にボルトの山径よりも
少し大きい通孔を設けて、そこにワッシャを通したボル
トを差し込んで締め、ワッシャによって合成樹脂板部材
を押さえ付けていた。ボルトの締め具合は、トルクレン
チ等でトルク管理をすることによって調整される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、現場でトル
ク管理を行うことは非常に面倒であり、そのため、大量
にボルトの締め付けを行う場合、厳密な管理を行うこと
は困難であった。従って、ボルトを締め付けすぎたため
に合成樹脂板部材を強く圧縮して破損させたり、或いは
破損することを恐れて締め付けが弱くなり、二種類の部
材が密着固定されなくなったりするという問題があっ
た。
【0004】また、ボルトにワッシャを通すのを忘れて
差し込み締め付けた場合には、合成樹脂板部材が十分に
押さえ付けられないので、安定した固着ができない。そ
のため、現場での部品管理に面倒な手間がかかってい
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、金属
板部材と合成樹脂板部材とを重ね合わせて互いに結合す
るための固着具であって、合成樹脂板部材の厚さよりも
少し長く、中心軸線上に内孔が貫通していて、外周面に
例えばローレット等のように合成樹脂板部材との噛合部
を有する円筒形のスリーブと、スリーブの外径と少なく
とも同じ径のフランジを軸部の基端に有し、内孔を通っ
て合成樹脂板部材を貫通し金属板部材にねじ込まれるボ
ルトとからなる構成としたことによって、前記課題を解
決するための手段とした。
【0006】固着の手順は、先ず金属板部材の所定位置
にボルト用の雌ねじ穴を設け、合成樹脂板部材には、金
属板部材に重ねたときに雌ねじ穴と同じ中心軸線上とな
る位置に、スリーブの外径よりも少し小さい径の通孔を
設ける。
【0007】そして、その通孔に、スリーブを先端が合
成樹脂板部材の底面に達するまで圧入する。スリーブ
は、外周面の噛合部によって合成樹脂板部材に喰い付
き、しっかりと固定される。その後、フランジ付きのボ
ルトをスリーブの内孔に差し込む。フランジの先端面が
スリーブの基端面に接するまでボルトを回すと、フラン
ジが合成樹脂板部材の表面の少し手前で停止し、合成樹
脂部材が圧縮されることなく金属板部材に密着固定され
る。
【0008】また、スリーブの片端を他の部分よりも大
径とすることによって、固着時の締め付けによって金属
板部材にかかる圧縮力を分散させ、金属板部材の変形を
防ぐことができるので、より汎用性および信頼性が増
す。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1に基
づいて説明する。
【0010】本発明の固着具1は、スリーブ2とボルト
3とからなる。
【0011】スリーブ2は円筒形をしており、中心軸線
上を内孔21が貫通している。このスリーブ2は、被固
着物である合成樹脂板部材の厚さよりも少し長く作られ
ており、また、外周面には、平目ローレットからなる合
成樹脂板部材との噛合部23が設けられている。
【0012】ボルト3は、先端部に雄ねじ34を有する
軸部33の基端と頭部31との境にフランジ32を設け
ている。このフランジ32の外径は、スリーブ2の外径
と少なくとも同じ径とされ、軸部33は、スリーブ2を
貫通し、金属板部材にねじ込まれることが可能な長さと
される。
【0013】そして、スリーブ2、ボルト3はいずれも
金属製であることが好ましく、少なくとも合成樹脂板部
材よりも硬質のものとされる。
【0014】次に、図1の固着具1の使用方法につい
て、図2に基づいて説明する。
【0015】被固着物となる金属板部材11は、例えば
エンジンのアルミニウム製シリンダヘッドのフランジで
あり、固着点となる位置には、図2(A)に示すよう
に、ボルト用の雌ねじ穴13が設けられる。その表面側
に重ねられる合成樹脂板部材10は、例えば合成樹脂製
吸気マニホールドのフランジであり、金属板部材11の
雌ねじ穴13と同じ中心軸線上となる位置に、通孔12
が設けられる。通孔12は、スリーブ2を嵌め込んだと
きにスリーブ2と通孔12の孔壁14とが密着し噛合部
23が喰い込んで固定されるように、スリーブ2の外径
よりも少し小さい径とされる。
【0016】先ず、図2(B)に示すように、合成樹脂
板部材10の通孔12に、スリーブ2をその先端が合成
樹脂板部材10の底面にちょうど達するまで圧入して嵌
め込む。スリーブ2の外周面にはローレット状の噛合部
23が設けられているので、孔壁14へしっかりと喰い
付き、スリーブ2が抜けたり滑って動いたりすることな
く、合成樹脂板部材10に強固に固定される。
【0017】次に、ボルト3を、スリーブ2の内孔21
の基端から金属板部材11の雌ねじ穴13に達するまで
差し込み、回して締め込む。このとき、ボルト3の軸部
33の長さは、スリーブ2よりも長く、且つスリーブ2
の長さと金属板部材11の雌ねじ穴13の深さとを加え
た長さよりも短くなければならない。
【0018】フランジ32がスリーブ2の基端面22に
当たったところでボルト3を回すのを止めると、図2
(C)に示すように、フランジ32は合成樹脂板部材1
0の表面よりも少し手前で停止し、合成樹脂板部材10
がフランジ32によって圧縮されたり傷つけられたりす
ることなく金属板部材11に固定される。
【0019】このとき、噛合部23によって合成樹脂板
部材10にしっかりと喰い付いて密着しているスリーブ
2をフランジ32が押さえ付けることで、合成樹脂板部
材10は金属板部材11に押さえ付けられる。更に、金
属板部材11とボルト3とはねじで締め付けられている
ので、金属板部材11は合成樹脂板部材10の方向へボ
ルト3によって引き寄せられる。従って、この固着具1
により固着すれば、合成樹脂板部材10と金属板部材1
1とは十分に密着固定される。
【0020】尚、スリーブ2は、フランジ32が合成樹
脂板部材10に接して圧縮させないように、その厚さよ
りも少し長くしたものであるから、寸法誤差や熱膨張に
よる接触を考慮して、0.1〜1.0mm程度長くすれ
ば十分である。
【0021】図3は本発明の異なる実施の形態を示すも
のであり、スリーブ4の片端に他の部分より大径となる
大径部43をフランジ状に設けたものである。図1の場
合と同様に、中心軸線上には内孔41が貫通しており、
スリーブ4の長さは合成樹脂板の厚さよりも長く作られ
る。また、スリーブ4の外周面には図1のものと同様の
平目ローレットからなる噛合部45が設けられている。
ボルト3は図1の場合と全く同じものである。
【0022】図3の固着具1の使用方法について図4に
基づいて説明する。
【0023】金属板部材11にはボルト用の雌ねじ穴1
3が設けられ、合成樹脂板部材10の金属板部材11と
重ねたときに雌ねじ穴13と同じ中心軸線上となる位置
には、スリーブ4の外径よりも少し小さい径の通孔16
が設けられている。そして、この通孔16の底面側の端
部には大径部43を嵌め込む拡径孔部18が形成されて
いる。
【0024】先ず、図4(A)に示すように、合成樹脂
板部材10の底面から、スリーブ4を大径部43を基端
にして、大径部43側の端面と合成樹脂板部材10の底
面とが同一面となるまで通孔16に嵌め込む。この場合
も、外周面に設けられた噛合部45が通孔16の孔壁1
7にしっかりと喰い付き、スリーブ4は合成樹脂板部材
10に強固に固定される。
【0025】次に、合成樹脂板部材10の底面を金属板
部材11の表面に重ね、ボルト3をスリーブ4の内孔4
1の基端から金属板部材11の雌ねじ穴13に達するま
で差し込み、回して締める。フランジ32がスリーブ4
の基端42に当たったところで止めると、図4(C)に
示すように、フランジ32は合成樹脂板部材10の表面
よりも少し手前で停止し、合成樹脂板部材10がフラン
ジ32によって圧縮されたり傷つけられたりすることな
く金属板部材11に固定される。
【0026】しかも、この場合には、スリーブ4の片端
に大径部43を設けており、金属板部材11に接する端
面44の面積が大きくなっているので、固着時の締め付
け力が分散し、金属板部材11への圧縮応力を低減させ
ることができる。従って、金属板部材11がスリーブ4
よりも柔らかい材質でできている場合でも、金属板部材
11が圧縮変形するのを防ぐことができ、合成樹脂板部
材10と金属板部材11との間の気密性を良好に保つこ
とができる。
【0027】尚、この形態におけるスリーブ4も、合成
樹脂板部材10の厚さよりも0.1〜1.0mm程度長
くすれば十分であり、ボルト3の頭部31を大きく突出
させることなく設置することができる。
【0028】また、上記の例はいずれも噛合部を平目ロ
ーレットからなるものとしたが、網目ローレットまたは
斜目ローレット等からなるものとしてもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明の固着具を用いると、ボルトを合
成樹脂板部材の表面に突出しているスリーブ基端面に接
するまでねじ込むことにより、トルク管理を行わなくて
も適正な締め付け強度が容易に確保でき、締め付けの過
不足が起こらない。従って、合成樹脂板部材を破損させ
ることがなく、且つ気密性も確保することができる。
【0030】また、部品の種類が少なくて済むので、経
済的である上、施工時の部品の付け忘れ等もなく、現場
での作業上の管理も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す縦断面図である。
【図2】図1の使用方法を示す縦断面図である。
【図3】本発明の異なる実施の形態を示す縦断面図であ
る。
【図4】図3の使用方法を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 固着具 2 スリーブ 3 ボルト 10 合成樹脂板部材 11 金属板部材 21 内孔 23 噛合部 32 フランジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板部材と合成樹脂板部材とを重ね合
    わせて互いに結合するための固着具であって;前記合成
    樹脂板部材の厚さよりも少し長く、中心軸線上に内孔が
    貫通していて、外周面に前記合成樹脂板部材との噛合部
    を有する円筒形のスリーブと;前記スリーブの外径と少
    なくとも同じ径のフランジを軸部の基端に有し、前記内
    孔を通って前記合成樹脂板部材を貫通し前記金属板部材
    にねじ込まれるボルトと;からなることを特徴とする固
    着具。
  2. 【請求項2】 スリーブ外周面の噛合部がローレットで
    ある請求項1記載の固着具。
  3. 【請求項3】 スリーブの片端を他の部分より大径とし
    た請求項1,2いずれかに記載の固着具。
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