JPH09166148A - 軸 受 - Google Patents
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- JPH09166148A JPH09166148A JP7351115A JP35111595A JPH09166148A JP H09166148 A JPH09166148 A JP H09166148A JP 7351115 A JP7351115 A JP 7351115A JP 35111595 A JP35111595 A JP 35111595A JP H09166148 A JPH09166148 A JP H09166148A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/78—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
- F16C33/7816—Details of the sealing or parts thereof, e.g. geometry, material
- F16C33/783—Details of the sealing or parts thereof, e.g. geometry, material of the mounting region
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/78—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
- F16C33/784—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race
- F16C33/7843—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race with a single annular sealing disc
- F16C33/7846—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race with a single annular sealing disc with a gap between the annular disc and the inner race
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/04—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
- F16C19/06—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2202/00—Solid materials defined by their properties
- F16C2202/66—Water repelling
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 精密機器等の回転部を高速で回転させる時
に、潤滑剤が軸受外部に漏洩するのを防止する。 【解決手段】 断面円弧形状に形成したシールド板2の
取付部2aと、この取付部2aを固定する外輪3の挿入
部3aにフッ素樹脂等の撥水性及び耐浸透性を備える塗
膜Pで50μm程度被覆する。この挿入部3aに取付部
2aを嵌入固定して密封軸受6とする。外輪3を100
00rpm程度、高速回転させても、塗膜Pの撥水性及
び耐浸透性によって、潤滑剤Jが軸受内部から漏洩する
のを防止できる。
に、潤滑剤が軸受外部に漏洩するのを防止する。 【解決手段】 断面円弧形状に形成したシールド板2の
取付部2aと、この取付部2aを固定する外輪3の挿入
部3aにフッ素樹脂等の撥水性及び耐浸透性を備える塗
膜Pで50μm程度被覆する。この挿入部3aに取付部
2aを嵌入固定して密封軸受6とする。外輪3を100
00rpm程度、高速回転させても、塗膜Pの撥水性及
び耐浸透性によって、潤滑剤Jが軸受内部から漏洩する
のを防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクドライブ
等の精密機器の回転部に使用する軸受に関する。
等の精密機器の回転部に使用する軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばコンピュータのハードディスクド
ライブ(以下「HDD」と称する。)では、ディスク回
転部を精密に高速駆動させるため小型の軸受を使用して
いる。この軸受は、保持器で保持された玉を外輪と内輪
との間に配設し、玉の回転を円滑にするための潤滑剤を
内部に充填して構成される。しかるに、HDDのような
精密機器では、軸受から潤滑剤が漏洩すると誤動作の原
因となるので、潤滑剤をできるだけ外輪と内輪との間に
密封しなければならない。
ライブ(以下「HDD」と称する。)では、ディスク回
転部を精密に高速駆動させるため小型の軸受を使用して
いる。この軸受は、保持器で保持された玉を外輪と内輪
との間に配設し、玉の回転を円滑にするための潤滑剤を
内部に充填して構成される。しかるに、HDDのような
精密機器では、軸受から潤滑剤が漏洩すると誤動作の原
因となるので、潤滑剤をできるだけ外輪と内輪との間に
密封しなければならない。
【0003】そのため、図8に示すように、外輪3の内
側周縁にシールド板の挿入部3aを形成し、この挿入部
3aにシールド板2の取付部2aを固定した軸受20等
が既に使用されている。この外輪3の挿入部3aは、外
周側に形成したテーパ部3eと、玉Bの側に形成した段
部3fとを有し、シールド板2の取付部2aは、挿入部
3aのテーパ部3eと段部3fに嵌合できる断面円弧形
状を有している。なおシールド板2の内輪側他端部2b
は、玉Bの側に屈曲しており、潤滑剤Jの漏洩を防止し
ている。その他にも、図9に示すように、芯金22の基
端部22aにパッキンとなるゴム23を張付け、このゴ
ム23を外輪3の挿入部3aに固定した軸受21等が既
に使用されている。なお、この芯金22の他端部22b
は、内輪4に形成した溝4aに非接触状態で案内されて
いる。
側周縁にシールド板の挿入部3aを形成し、この挿入部
3aにシールド板2の取付部2aを固定した軸受20等
が既に使用されている。この外輪3の挿入部3aは、外
周側に形成したテーパ部3eと、玉Bの側に形成した段
部3fとを有し、シールド板2の取付部2aは、挿入部
3aのテーパ部3eと段部3fに嵌合できる断面円弧形
状を有している。なおシールド板2の内輪側他端部2b
は、玉Bの側に屈曲しており、潤滑剤Jの漏洩を防止し
ている。その他にも、図9に示すように、芯金22の基
端部22aにパッキンとなるゴム23を張付け、このゴ
ム23を外輪3の挿入部3aに固定した軸受21等が既
に使用されている。なお、この芯金22の他端部22b
は、内輪4に形成した溝4aに非接触状態で案内されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、シールド板2
も外輪3(内輪4)も共にステンレス・鉄等で構成され
ているため、挿入部3aと取付部2aをどのように嵌合
し易い形状に構成しても毛細管現象の原因となる間隙が
部分的にできる。特に図8に示す軸受20では外輪3を
高速回転させるため、遠心力と毛細管現象によって潤滑
剤Jが間隙を徐々に浸透して外部に漏洩する。その一
方、図9に示す軸受21では、使用するゴム23の素材
によっては、潤滑剤Jがゴム23の内部を浸透して外側
に漏洩することがある。また、たとえゴム23に潤滑剤
Jが浸透しない素材を使用した場合でも、ゴム23を外
輪3の挿入部3aに挿入する時にゴム23の表面に摩擦
低減用のシリコンオイル等の油脂(図示せず)を塗布す
るため、この油脂が外輪3の回転時に軸受21の外部に
飛散する。
も外輪3(内輪4)も共にステンレス・鉄等で構成され
ているため、挿入部3aと取付部2aをどのように嵌合
し易い形状に構成しても毛細管現象の原因となる間隙が
部分的にできる。特に図8に示す軸受20では外輪3を
高速回転させるため、遠心力と毛細管現象によって潤滑
剤Jが間隙を徐々に浸透して外部に漏洩する。その一
方、図9に示す軸受21では、使用するゴム23の素材
によっては、潤滑剤Jがゴム23の内部を浸透して外側
に漏洩することがある。また、たとえゴム23に潤滑剤
Jが浸透しない素材を使用した場合でも、ゴム23を外
輪3の挿入部3aに挿入する時にゴム23の表面に摩擦
低減用のシリコンオイル等の油脂(図示せず)を塗布す
るため、この油脂が外輪3の回転時に軸受21の外部に
飛散する。
【0005】さらに、いずれの軸受20,21の場合
も、一般的な密封軸受の使用環境である5000rpm
程度の低速条件下では潤滑剤Jの漏洩は目立たないが、
近年のHDDのように10000rpm以上の高速条件
下で使用すると、遠心力が非常に大きくなるので潤滑剤
Jが漏洩し易くなり、これが軸受20,21を内蔵する
各種精密機器の故障の直接的あるいは間接的な原因とな
っている。本発明は、かかる事情に鑑みて提案されたも
ので、回転部を高速回転させた場合でも、潤滑剤等が漏
洩するのを確実に防止できるように軸受を改良すること
を目的としている。
も、一般的な密封軸受の使用環境である5000rpm
程度の低速条件下では潤滑剤Jの漏洩は目立たないが、
近年のHDDのように10000rpm以上の高速条件
下で使用すると、遠心力が非常に大きくなるので潤滑剤
Jが漏洩し易くなり、これが軸受20,21を内蔵する
各種精密機器の故障の直接的あるいは間接的な原因とな
っている。本発明は、かかる事情に鑑みて提案されたも
ので、回転部を高速回転させた場合でも、潤滑剤等が漏
洩するのを確実に防止できるように軸受を改良すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明に係る軸受は、外輪に形成した挿入部にシー
ルド板の取付部を固定することによって、内輪との間に
玉の潤滑剤を封入した軸受において、シールド板の少な
くとも取付部を、潤滑剤に対し撥水性及び耐浸透性を備
える塗膜で被覆したことを特徴としている。特に、シー
ルド板の取付部又は全体、及び外輪の挿入部並びに挿入
部周辺を、撥水性及び耐浸透性を備える塗膜で被覆して
もよく、外輪の挿入部及び挿入部周辺を、撥水性及び耐
浸透性を備える塗膜で被覆してもよい。また、シールド
板の取付部に所定間隔で形成した潤滑剤の溜め溝を、撥
水性及び耐浸透性を備える塗膜で被覆してもよく、外輪
の挿入部に形成した潤滑剤の溜め溝に、撥水性及び耐浸
透性を備える塗膜で被覆したシールド板の取付部を固定
してもよい。このように外輪の挿入部とシールド板の取
付部を塗膜で被覆することにより、塗膜が潤滑剤をはじ
いて外輪と内輪との間に戻すように働き、潤滑剤が取付
部と挿入部との狭い間隙を浸透せずに軸受内に玉状にな
って留まるという作用を奏する。
め、本発明に係る軸受は、外輪に形成した挿入部にシー
ルド板の取付部を固定することによって、内輪との間に
玉の潤滑剤を封入した軸受において、シールド板の少な
くとも取付部を、潤滑剤に対し撥水性及び耐浸透性を備
える塗膜で被覆したことを特徴としている。特に、シー
ルド板の取付部又は全体、及び外輪の挿入部並びに挿入
部周辺を、撥水性及び耐浸透性を備える塗膜で被覆して
もよく、外輪の挿入部及び挿入部周辺を、撥水性及び耐
浸透性を備える塗膜で被覆してもよい。また、シールド
板の取付部に所定間隔で形成した潤滑剤の溜め溝を、撥
水性及び耐浸透性を備える塗膜で被覆してもよく、外輪
の挿入部に形成した潤滑剤の溜め溝に、撥水性及び耐浸
透性を備える塗膜で被覆したシールド板の取付部を固定
してもよい。このように外輪の挿入部とシールド板の取
付部を塗膜で被覆することにより、塗膜が潤滑剤をはじ
いて外輪と内輪との間に戻すように働き、潤滑剤が取付
部と挿入部との狭い間隙を浸透せずに軸受内に玉状にな
って留まるという作用を奏する。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図1乃
至図7に基づいて説明するが、外輪・内輪及び保持器等
の軸受の基本的構成は、従来と同様であるので、同一符
号を各図に附して説明を省略する。
至図7に基づいて説明するが、外輪・内輪及び保持器等
の軸受の基本的構成は、従来と同様であるので、同一符
号を各図に附して説明を省略する。
【0008】図1に示す軸受1は、シールド板2の一部
分、すなわち外輪3の挿入部3aに嵌込み固定する取付
部2aを、潤滑剤Jの浸透性のない撥水性を備える塗膜
Pで被覆したものである。塗膜Pとしては、例えばフッ
素樹脂等が最も好適で、塗膜Pの厚さは、50μm以下
程度にする。なお、シールド板2の内輪側他端部2b
は、玉側に屈曲させるのが好ましい。本実施形態によれ
ば、シールド板2の取付部2aを被覆した塗膜Pの撥水
性及び耐浸透性によって潤滑剤Jに表面張力が作用する
ため、潤滑剤Jがシールド板2と外輪3との間隙に浸透
することなく、球状になって外輪3と内輪4の間に確実
に留まる。その結果、外輪3を10000rpm以上に
回転させても、精密機器内部の他の部品に潤滑剤Jが飛
散することもなく、かかる飛散が原因で精密機器に故障
が発生するのを未然に防止できる。
分、すなわち外輪3の挿入部3aに嵌込み固定する取付
部2aを、潤滑剤Jの浸透性のない撥水性を備える塗膜
Pで被覆したものである。塗膜Pとしては、例えばフッ
素樹脂等が最も好適で、塗膜Pの厚さは、50μm以下
程度にする。なお、シールド板2の内輪側他端部2b
は、玉側に屈曲させるのが好ましい。本実施形態によれ
ば、シールド板2の取付部2aを被覆した塗膜Pの撥水
性及び耐浸透性によって潤滑剤Jに表面張力が作用する
ため、潤滑剤Jがシールド板2と外輪3との間隙に浸透
することなく、球状になって外輪3と内輪4の間に確実
に留まる。その結果、外輪3を10000rpm以上に
回転させても、精密機器内部の他の部品に潤滑剤Jが飛
散することもなく、かかる飛散が原因で精密機器に故障
が発生するのを未然に防止できる。
【0009】図2に示す軸受5は、シールド板2の全体
を、また図3に示す軸受6は、さらに外輪3の挿入部3
aをもフッ素樹脂等の撥水性及び耐浸透性を備える塗膜
Pで被覆したものである。HDD等に使用する軸受は、
超小型である場合が多いので、シールド板2の取付部2
aだけに限らず全体を被覆しても、あるいは外輪3の挿
入部3aだけに限らず挿入部周辺3bまで被覆してもコ
スト的には殆ど変わりなく、むしろシールド板2は全体
を被覆した方が製造が容易であり、また、外輪3の挿入
部3aだけでなく挿入部周辺3bを同じ塗膜Pで被覆す
ることにより、撥水性及び耐浸透性を強化でき、潤滑剤
Jの漏洩防止の信頼性も向上する。さらに、外輪3及び
シールド板2の材質が鉄製の場合には、これらを被覆す
れば防錆という新たな効果も得られる。
を、また図3に示す軸受6は、さらに外輪3の挿入部3
aをもフッ素樹脂等の撥水性及び耐浸透性を備える塗膜
Pで被覆したものである。HDD等に使用する軸受は、
超小型である場合が多いので、シールド板2の取付部2
aだけに限らず全体を被覆しても、あるいは外輪3の挿
入部3aだけに限らず挿入部周辺3bまで被覆してもコ
スト的には殆ど変わりなく、むしろシールド板2は全体
を被覆した方が製造が容易であり、また、外輪3の挿入
部3aだけでなく挿入部周辺3bを同じ塗膜Pで被覆す
ることにより、撥水性及び耐浸透性を強化でき、潤滑剤
Jの漏洩防止の信頼性も向上する。さらに、外輪3及び
シールド板2の材質が鉄製の場合には、これらを被覆す
れば防錆という新たな効果も得られる。
【0010】図4に示す軸受7は、外輪3の挿入部3a
及び挿入部周辺3bを、撥水性及び耐浸透性を備える塗
膜Pで被覆したものである。シールド板2は被覆せずに
外輪3だけを被覆しても、シールド板2を被覆した場合
と同様に撥水性及び耐浸透性を担保でき、潤滑剤Jの漏
洩を防止できる。なお、挿入部周辺3bのみならず、玉
Bの接触部分を除く外輪3の全体まで被覆してもよい。
及び挿入部周辺3bを、撥水性及び耐浸透性を備える塗
膜Pで被覆したものである。シールド板2は被覆せずに
外輪3だけを被覆しても、シールド板2を被覆した場合
と同様に撥水性及び耐浸透性を担保でき、潤滑剤Jの漏
洩を防止できる。なお、挿入部周辺3bのみならず、玉
Bの接触部分を除く外輪3の全体まで被覆してもよい。
【0011】図5に示す軸受10は、シールド板2の取
付部2aに一定間隔で同心円状に潤滑剤Jの溜め溝2c
を浅く形成し、この溜め溝2cを含めてシールド板2の
玉Bの側を、フッ素樹脂等の撥水性及び耐浸透性を備え
る塗膜Pで被覆したものである。溜め溝2cを形成する
ことよって、潤滑剤Jを溜め溝2cに球状態で留める機
能が新たに付与され、撥水性及び耐浸透性をさらに強化
でき、また、シールド板2の外輪3への固定も確実にな
る。
付部2aに一定間隔で同心円状に潤滑剤Jの溜め溝2c
を浅く形成し、この溜め溝2cを含めてシールド板2の
玉Bの側を、フッ素樹脂等の撥水性及び耐浸透性を備え
る塗膜Pで被覆したものである。溜め溝2cを形成する
ことよって、潤滑剤Jを溜め溝2cに球状態で留める機
能が新たに付与され、撥水性及び耐浸透性をさらに強化
でき、また、シールド板2の外輪3への固定も確実にな
る。
【0012】図6に示す軸受11は、シールド板2にで
はなく、外輪3の挿入部3aに一定間隔で同心円状に潤
滑剤Jの溜め溝3cを浅く形成し、この挿入部3aに塗
膜Pで被覆したシールド板2の取付部2aを固定したも
のである。本実施形態によっても、軸受10と同様の作
用及び効果が得られる。なお、溜め溝3cは、必ずしも
一定間隔・同心円状に形成する必要はなく、例えば浅い
穴を散点状に形成して溜め溝3cに替えてもよい。
はなく、外輪3の挿入部3aに一定間隔で同心円状に潤
滑剤Jの溜め溝3cを浅く形成し、この挿入部3aに塗
膜Pで被覆したシールド板2の取付部2aを固定したも
のである。本実施形態によっても、軸受10と同様の作
用及び効果が得られる。なお、溜め溝3cは、必ずしも
一定間隔・同心円状に形成する必要はなく、例えば浅い
穴を散点状に形成して溜め溝3cに替えてもよい。
【0013】これらの各実施形態におけるシールド板2
の取付部2aは、図8に示す従来例と同様に断面円弧形
状に形成したが、図7に示すように、外輪3の挿入部3
aのテーパ部3eと段部3fおよび側部3dに密着する
ような断面内向異形円弧形状にも形成できる。なお、以
上説明した各実施形態は、ラジアルボールベアリングに
適用した例について説明したが、これに限定されず、ス
ラストボールベアリング等にも適用可能である。また、
保持器Hは、玉をかしめて保持するタイプ、スナップリ
ングで着脱自在に保持するタイプのいずれの場合であっ
てもよい。
の取付部2aは、図8に示す従来例と同様に断面円弧形
状に形成したが、図7に示すように、外輪3の挿入部3
aのテーパ部3eと段部3fおよび側部3dに密着する
ような断面内向異形円弧形状にも形成できる。なお、以
上説明した各実施形態は、ラジアルボールベアリングに
適用した例について説明したが、これに限定されず、ス
ラストボールベアリング等にも適用可能である。また、
保持器Hは、玉をかしめて保持するタイプ、スナップリ
ングで着脱自在に保持するタイプのいずれの場合であっ
てもよい。
【0014】
【発明の効果】このように本発明に係る軸受によれば、
シールド板、外輪の挿入部を、潤滑剤を浸透させない撥
水性を備える塗膜で被覆したため、潤滑剤が表面張力に
よって球状になり、取付部と挿入部との間隙から潤滑剤
が漏洩することがない。また、シールド板の取付部、こ
の取付部を固定する外輪の挿入部に潤滑剤の溜め溝を形
成することにより、潤滑剤を軸受内に留めることがで
き、軸受外部への漏洩を従来の一般的な軸受よりも長期
間に渡って一層確実に防止できる。特に、本発明に係る
軸受は、既成のシールド板、外輪の挿入部を塗膜で被覆
する等の僅かな加工により、HDD等のように回転部が
5000〜10000rpmの高速で回転する各種精密
機器に好適な軸受に改良できる等の優れた効果を有す
る。
シールド板、外輪の挿入部を、潤滑剤を浸透させない撥
水性を備える塗膜で被覆したため、潤滑剤が表面張力に
よって球状になり、取付部と挿入部との間隙から潤滑剤
が漏洩することがない。また、シールド板の取付部、こ
の取付部を固定する外輪の挿入部に潤滑剤の溜め溝を形
成することにより、潤滑剤を軸受内に留めることがで
き、軸受外部への漏洩を従来の一般的な軸受よりも長期
間に渡って一層確実に防止できる。特に、本発明に係る
軸受は、既成のシールド板、外輪の挿入部を塗膜で被覆
する等の僅かな加工により、HDD等のように回転部が
5000〜10000rpmの高速で回転する各種精密
機器に好適な軸受に改良できる等の優れた効果を有す
る。
【図1】シールド部の少なくとも取付部を被覆した実施
形態を示す一部拡大断面図。
形態を示す一部拡大断面図。
【図2】シールド板全体を被覆した実施形態を示す一部
拡大断面図。
拡大断面図。
【図3】シールド板の全体及び挿入部を被覆した実施形
態を示す一部拡大断面図。
態を示す一部拡大断面図。
【図4】挿入部を被覆した実施形態を示す一部拡大断面
図。
図。
【図5】取付部に形成した同心円状の溝を含めてシール
ド板を被覆した実施形態を示す一部拡大断面図。
ド板を被覆した実施形態を示す一部拡大断面図。
【図6】挿入部に形成した同心円状の溝に、被覆したシ
ールド板を固定した実施形態を示す一部拡大断面図。
ールド板を固定した実施形態を示す一部拡大断面図。
【図7】シールド板の取付部の他の断面形状を示す一部
拡大断面図。
拡大断面図。
【図8】従来例の軸受の断面図。
【図9】他の従来例の軸受の断面図。
B 玉 J 潤滑剤 P 撥水性及び耐浸透性を備える塗膜 1,5,6,7,10,11 軸受 2 シールド板 2a 取付部 2c,3c 潤滑剤の溜め溝 3 外輪 3a 挿入部 4 内輪
Claims (5)
- 【請求項1】 外輪に形成した挿入部にシールド板の取
付部を固定することによって、内輪との間に玉の潤滑剤
を封入した軸受において、 シールド板の少なくとも取付部を、撥水性及び耐浸透性
を備える塗膜で被覆したことを特徴とする軸受。 - 【請求項2】 外輪に形成した挿入部にシールド板の取
付部を固定することによって、内輪との間に玉の潤滑剤
を封入した軸受において、 シールド板の取付部又は全体、及び外輪の挿入部並びに
挿入部周辺を、撥水性及び耐浸透性を備える塗膜で被覆
したことを特徴とする軸受。 - 【請求項3】 外輪に形成した挿入部にシールド板の取
付部を固定することによって、内輪との間に玉の潤滑剤
を封入した軸受において、 外輪の挿入部及び挿入部周辺を、撥水性及び耐浸透性を
備える塗膜で被覆したことを特徴とする軸受。 - 【請求項4】 外輪に形成した挿入部にシールド板の取
付部を固定することによって、内輪との間に玉の潤滑剤
を封入した軸受において、 シールド板の取付部に形成した潤滑剤の溜め溝を、撥水
性及び耐浸透性を備える塗膜で被覆したことを特徴とす
る軸受。 - 【請求項5】 外輪に形成した挿入部にシールド板の取
付部を固定することによって、内輪との間に玉の潤滑剤
を封入した軸受において、 外輪の挿入部に形成した潤滑剤の溜め溝に、撥水性及び
耐浸透性を備える塗膜で被覆したシールド板の取付部を
固定したことを特徴とする軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7351115A JPH09166148A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 軸 受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7351115A JPH09166148A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 軸 受 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09166148A true JPH09166148A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18415155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7351115A Withdrawn JPH09166148A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 軸 受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09166148A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002227856A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-14 | Koyo Seiko Co Ltd | 車軸用軸受の密封装置 |
| JP2010242937A (ja) * | 2009-04-09 | 2010-10-28 | Jtekt Corp | 密封装置、密封構造および転がり軸受 |
| JP2011208662A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Ntn Corp | 転がり軸受 |
-
1995
- 1995-12-14 JP JP7351115A patent/JPH09166148A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002227856A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-14 | Koyo Seiko Co Ltd | 車軸用軸受の密封装置 |
| JP2010242937A (ja) * | 2009-04-09 | 2010-10-28 | Jtekt Corp | 密封装置、密封構造および転がり軸受 |
| JP2011208662A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Ntn Corp | 転がり軸受 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030304 |