JPH09166576A - ボイラ炉内の溶融塩検出装置 - Google Patents

ボイラ炉内の溶融塩検出装置

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Publication number
JPH09166576A
JPH09166576A JP7328523A JP32852395A JPH09166576A JP H09166576 A JPH09166576 A JP H09166576A JP 7328523 A JP7328523 A JP 7328523A JP 32852395 A JP32852395 A JP 32852395A JP H09166576 A JPH09166576 A JP H09166576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molten salt
boiler furnace
galvanic cell
galvanic
metal blocks
Prior art date
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Pending
Application number
JP7328523A
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English (en)
Inventor
Kiyokazu Nakagawa
精和 中川
Yasuo Matsunaga
康夫 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09166576A publication Critical patent/JPH09166576A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボイラ炉内で溶融塩の付着状況を連続的に検
出し、伝熱器の腐食状況を監視する。 【解決手段】 溶融塩に対する浸漬電位の異なる金属で
できた2個の金属ブロックを薄い絶縁材を挟んで隣接し
て配置したガルバニックセルを、ボイラ炉内に挿入する
挿入ロッド先端に絶縁材を介して取付け、各金属ブロッ
クをリード線を介して電流計に接続してなり、金属ブロ
ック間を連絡するように付着した付着灰中の溶融塩によ
り発生するガルバニック電流を検出することによりボイ
ラ炉内の溶融塩の付着状況を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はごみ焼却ボイラや石
炭焚ボイラにおいて、蒸発管等を高温腐食させる溶融塩
をボイラ運転中に検出する溶融塩検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ごみ焼却ボイラや石炭焚ボイラにおい
て、ごみや石炭が燃焼すると、内部に含まれていたり、
燃焼中の化学反応により発生する塩化ナトリウム、硫酸
ナトリウム、塩化カリウムなどの塩が蒸発して、ボイラ
炉内には、それらの塩の蒸気が存在する。
【0003】ボイラ炉内では例えばごみ焼却炉では60
0〜700℃の高温になっているが、ボイラ伝熱管のう
ち、蒸発管では300〜400℃、過熱管でも500〜
550℃の温度になっているので、そのような塩の蒸気
は伝熱管の表面で冷却されて溶融塩として燃焼灰と共に
伝熱管に付着し、高温腐食を発生させる。
【0004】従来このような腐食はプラント定検時等に
管の肉厚測定やスケール分析等を行って発生状況を調べ
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた検査方法で
は定期検査など稼働していないときにしか計測できず、
連続的な監視ができないので、定期検査の合間に損傷が
発生する可能性があった。
【0006】本発明は以上述べた問題点に鑑み案出され
たものでボイラ炉内で溶融塩の付着状況を運転時に連続
的に検出するボイラ炉内の溶融塩検出装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のボイラ炉内の溶融塩検出装置は、溶融塩に対す
る浸漬電位の異なる金属でできた2個の金属ブロックを
薄い絶縁材を挟んで隣接して配置したガルバニックセル
を、ボイラ炉内に挿入する挿入ロッド先端に絶縁材を介
して取付け、各金属ブロックをリード線を介して電流計
に接続してなり、金属ブロック間を連絡するように付着
した付着灰中の溶融塩により発生するガルバニック電流
を検出することによりボイラ炉内の溶融塩の付着状況を
検出するものである。
【0008】ガルバニックセルおよび挿入ロッドは共に
略同径の中空円筒状をしており、内部を通して冷却空気
を吹き出すようになっているのがよい。
【0009】ガルバニックセルまたは挿入ロッド先端に
熱電対などの温度検出器を取付けるのがよい。
【0010】以下本発明の作用を説明する。溶融塩に対
する浸漬電位の異なる金属でできた2個の金属ブロック
を薄い絶縁材を挟んで隣接して配置したガルバニックセ
ルに溶融塩が付着し、溶融塩により金属ブロックを連絡
すると電池と同様な原理により、ガルバニックセルにリ
ード線を介して接続した電流計に電流が流れる。
【0011】電流値は電流計により検出される。電流の
強さにより溶融塩の付着量や腐食性の強さなどを推定す
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の1実施形態について
図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の溶融塩検出
装置の正面図であり、図2は図1のA−A矢視断面図で
ある。図1および図2において、1はガルバニックセル
であり、溶融塩に対する浸漬電位の異なる金属でできた
2個の金属ブロック1a,1bを0.1mm程度の薄い絶
縁用雲母板5を挟んで隣接して配置したものである。2
は挿入ロッドであり、炉壁9を貫通してボイラ炉12内
に先端部が挿入されている。ガルバニックセル1と挿入
ロッド2は共に略同径の中空円筒状をしており、内部を
通して冷却空気8を吹き出すようになっている。ガルバ
ニックセル1は3本の貫通する絶縁ボルト6(セラミッ
ク製)により、挿入ロッド2の先端に、絶縁用雲母板5
を介して固着されている。
【0013】ガルバニックセル1の各金属ブロック1
a,1bはそれぞれリード線10を介して無抵抗電流計
3に連結されており、無抵抗電流計3は記録計4と連結
されている。7はガルバニックセル1外周に付着した付
着灰であり、石膏,アルミナ,シリカなどの灰成分と、
塩化ナトリウム,塩化カリウム,硫酸ナトリウム,硫酸
カリウムなどの溶融塩との混合物である。11は温度計
であり、リード線10を介して熱電対11a(温度検出
器)に接続されている。
【0014】次に本実施形態の作用を説明する。先端に
ガルバニックセル1を有する挿入ロッド2をボイラ炉内
12に挿入する。この場合ガルバニックセルの表面温度
が溶融塩腐食状況を知りたい対象物、例えば蒸発管の温
度と同じになるように冷却空気8を送り先端から吹き出
すようにする。なお、温度は温度計11により計測し、
計測結果により、冷却空気8の流量を調節する。ガルバ
ニックセル1をボイラ炉内12に挿入して所要時間経過
するとガルバニックセル1の表面に溶融塩を含む付着灰
7が付着する。付着灰7によりガルバニックセル1の2
個の金属ブロック1a,1bが連絡されるとガルバニッ
ク電流がリード線10を介して電流計3に送られる。電
流計3は電流値を計測し、その経時変化が記録計4によ
り記録される。
【0015】電流の強さにより溶融塩の付着量や腐食性
の強さが推定可能となる。
【0016】
【実施例】金属ブロック1aとして高ニッケル合金であ
る Alloy625、金属ブロック1bとして低合金鋼であ
る STBA 24を使用し、その間に絶縁用雲母を挟んで、
ガルバニックセルを構成した。これを実炉ボイラから採
取して容器に入れ550℃に加熱した付着灰に埋没させ
た。図3は横軸に経過時間H、縦軸に電流密度I(A/
2 )を取ったグラフである。なお、電流密度の分母と
なる面積は STBA 24の埋没された部分の表面積であ
る。また浸漬電位は Alloy625の方が STBA24より
も高いので電流は Alloy625から STBA 24の方に流
れる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように本発明のボイラ炉内の
溶融塩検出装置はガルバニックセルをボイラ炉内に挿入
すると共にその表面温度をボイラ伝熱管の温度と略同等
にしてあるのでボイラ伝熱管への溶融塩の付着状況を運
転中に監視することができ、従って腐食状況を推定する
ことが可能となり、伝熱管の損傷を未然に防ぐことがで
きるなど優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボイラ炉内の溶融塩検出装置の正面図
である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】本発明の実験結果のグラフである。
【符号の説明】
1 ガルバニックセル 1a,1b 金属ブロック 2 挿入ロッド 5 絶縁用雲母板(絶縁材) 7 付着灰

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融塩に対する浸漬電位の異なる金属で
    できた2個の金属ブロックを薄い絶縁材を挟んで隣接し
    て配置したガルバニックセルを、ボイラ炉内に挿入する
    挿入ロッド先端に絶縁材を介して取付け、各金属ブロッ
    クをリード線を介して電流計に接続してなり、金属ブロ
    ック間を連絡するように付着した付着灰中の溶融塩によ
    り発生するガルバニック電流を検出することによりボイ
    ラ炉内の溶融塩の付着状況を検出するボイラ炉内溶融塩
    検出装置。
  2. 【請求項2】 ガルバニックセルおよび挿入ロッドは共
    に略同径の中空円筒状をしており、内部を通して冷却空
    気を吹き出すようになっている請求項1記載のボイラ炉
    内の溶融塩検出装置。
  3. 【請求項3】 ガルバニックセルまたは挿入ロッド先端
    に熱電対などの温度検出器を取付けた請求項1または請
    求項2記載のボイラ炉内の溶融塩検出装置。
JP7328523A 1995-12-18 1995-12-18 ボイラ炉内の溶融塩検出装置 Pending JPH09166576A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001098709A1 (fr) * 2000-06-22 2001-12-27 Nkk Corporation Incinerateur de dechets et procede d'exploitation
KR100814637B1 (ko) * 2003-04-10 2008-03-18 성균관대학교산학협력단 배관의 부식감지장치용 음극
JP2011112429A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Jfe Steel Corp 重防食被覆鋼材およびその耐久性モニタリング方法

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