JPH09166988A - 能動型消音器 - Google Patents
能動型消音器Info
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- JPH09166988A JPH09166988A JP7328960A JP32896095A JPH09166988A JP H09166988 A JPH09166988 A JP H09166988A JP 7328960 A JP7328960 A JP 7328960A JP 32896095 A JP32896095 A JP 32896095A JP H09166988 A JPH09166988 A JP H09166988A
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Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、エンジンから発生する排気騒音に
逆位相の音響信号を合成してその排気騒音の放射レベル
を低減する能動型消音器に関し、エンジンの回転数の変
化に対する追従性を従来より大幅に向上することを目的
とする。 【解決手段】 調整手段53を、排気騒音抽出手段51
で求められた位相およびレベルを入力するとともに、エ
ンジン43の回転周波数を入力し、予め設定された消音
管路系47の伝達特性データから回転周波数に対応する
位相およびレベルを呼び込み、呼び込まれた位相が18
0degまたは360degになるような位相調整量、およ
び、呼び込まれたレベルが零になるようなレベル調整量
を求め、これ等の値分だけ排気騒音抽出手段51で求め
られた位相およびレベルを補正するように構成する。
逆位相の音響信号を合成してその排気騒音の放射レベル
を低減する能動型消音器に関し、エンジンの回転数の変
化に対する追従性を従来より大幅に向上することを目的
とする。 【解決手段】 調整手段53を、排気騒音抽出手段51
で求められた位相およびレベルを入力するとともに、エ
ンジン43の回転周波数を入力し、予め設定された消音
管路系47の伝達特性データから回転周波数に対応する
位相およびレベルを呼び込み、呼び込まれた位相が18
0degまたは360degになるような位相調整量、およ
び、呼び込まれたレベルが零になるようなレベル調整量
を求め、これ等の値分だけ排気騒音抽出手段51で求め
られた位相およびレベルを補正するように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンから発生
する排気騒音に逆位相の音響信号を合成してその排気騒
音の放射音レベルを低減する能動型消音器に関する。
する排気騒音に逆位相の音響信号を合成してその排気騒
音の放射音レベルを低減する能動型消音器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、能動型消音器は、二次音源によ
って発生された音響信号を、排気騒音に積極的に合成し
て、その排気騒音の低減をはかることにより、排気騒音
に対する音響インピーダンスの短絡面を受動型消音器に
比べて広帯域にわたって形成することができるために、
種々の車両に採用されつつある。
って発生された音響信号を、排気騒音に積極的に合成し
て、その排気騒音の低減をはかることにより、排気騒音
に対する音響インピーダンスの短絡面を受動型消音器に
比べて広帯域にわたって形成することができるために、
種々の車両に採用されつつある。
【0003】従来の能動型消音器のうち、例えば、特開
平4−272417号公報に開示されるものでは、図5
に示すように、排気管30の端部である管端31にその
排気管から排出される排気ガスに直接晒されないように
設けられた発音体32と、排気管30の末端に設けられ
たマイク33と、そのマイクと発音体32との間に縦続
接続されたバンドパスフィルタ(BPF)34、イコラ
イザ35およびパワーアンプ36とから構成される。
平4−272417号公報に開示されるものでは、図5
に示すように、排気管30の端部である管端31にその
排気管から排出される排気ガスに直接晒されないように
設けられた発音体32と、排気管30の末端に設けられ
たマイク33と、そのマイクと発音体32との間に縦続
接続されたバンドパスフィルタ(BPF)34、イコラ
イザ35およびパワーアンプ36とから構成される。
【0004】このような構成の能動型消音器では、マイ
ク33はエンジンから排気口に到達した排気騒音を電気
信号に変換し、バンドパスフィルタ34はこのような電
気信号の成分の内、エンジンの回転数その他の運転状況
に応じた高次の周波数成分を抽出する。イコライザ35
は、このようにして抽出された周波数成分について、エ
ンジンの運転状況に応じて予め取得された排気騒音の周
波数スペクトラムの分布に基づいて、排気管30に沿っ
て発音体32とマイク33との間に形成される共鳴系の
移相量と減衰量とを調整する。
ク33はエンジンから排気口に到達した排気騒音を電気
信号に変換し、バンドパスフィルタ34はこのような電
気信号の成分の内、エンジンの回転数その他の運転状況
に応じた高次の周波数成分を抽出する。イコライザ35
は、このようにして抽出された周波数成分について、エ
ンジンの運転状況に応じて予め取得された排気騒音の周
波数スペクトラムの分布に基づいて、排気管30に沿っ
て発音体32とマイク33との間に形成される共鳴系の
移相量と減衰量とを調整する。
【0005】パワーアンプ36は、このような調整が施
された周波数成分からなる電気信号を電力増幅し、発音
体32を介して電気−音響変換して排気口の方向に放射
する。したがって、上述した排気騒音の主要な周波数成
分に対して、マイク33、バンドパスフィルタ34、イ
コライザ35およびパワーアンプ36を介して発音体3
2に至る利得および位相量を予め一定の値に設定するこ
とにより、排気管30から放射される排気騒音は、発音
体32から放射される音響信号と逆位相で合成されて軽
減される。
された周波数成分からなる電気信号を電力増幅し、発音
体32を介して電気−音響変換して排気口の方向に放射
する。したがって、上述した排気騒音の主要な周波数成
分に対して、マイク33、バンドパスフィルタ34、イ
コライザ35およびパワーアンプ36を介して発音体3
2に至る利得および位相量を予め一定の値に設定するこ
とにより、排気管30から放射される排気騒音は、発音
体32から放射される音響信号と逆位相で合成されて軽
減される。
【0006】しかしながら、このような能動型消音器で
は、マイク33には、排気騒音と発音体32からの消音
波が入力されるため、マイク33により排気騒音の位相
とレベルとを単独に検出することができず、従って、マ
イク33からの出力が零になるように、イコライザ35
を収束動作する以外に方法がなく、排気騒音を確実に消
音するためには、収束時間が必要になるという問題があ
った。
は、マイク33には、排気騒音と発音体32からの消音
波が入力されるため、マイク33により排気騒音の位相
とレベルとを単独に検出することができず、従って、マ
イク33からの出力が零になるように、イコライザ35
を収束動作する以外に方法がなく、排気騒音を確実に消
音するためには、収束時間が必要になるという問題があ
った。
【0007】本出願人は、先に、このような問題を有効
に解決することができる能動型消音器を開発し、特願平
7−125396号として出願した。この能動型消音器
は、図6に示すように、エンジンから発生する排気騒音
を外部に排出する排気管11の外周にその排気管11と
開口部がほぼ一致し、その外周によって一端が閉塞され
た音響管14を形成する筒体と、前記排気管11の開口
部またはその近傍に設けられ、排気騒音を音響−電気変
換する変換手段(図の符号12に対応)と、前記筒体の
閉塞された端部の近傍に配置され前記排気騒音を音響的
に相殺する操作量を与える電気信号を電気−音響変換し
て前記音響管14に送出する二次音源(図の符号15に
対応)と、前記操作量を調整する調整手段(図の符号1
9,20に対応)と、前記調整手段19,20から前記
操作量を入力し、予め設定された前記二次音源15およ
び音響管14の伝達特性に基づいて前記二次音源15か
らの消音波の前記変換手段12の位置における位相およ
びレベルを同定する同定手段(図の21に対応)と、前
記変換手段12からの信号と前記同定手段21からの信
号に基づいて、前記排気騒音の前記変換手段12の位置
における位相およびレベルを求める排気騒音抽出手段
(図の符号22,16に対応)と、前記同定手段21か
らの信号と前記排気騒音抽出手段22,16からの信号
に基づいて、位相差およびレベル差の変動分の補正量を
求め前記調整手段19,20に出力する補正手段(図の
符号17に対応)とを備えて構成されている。
に解決することができる能動型消音器を開発し、特願平
7−125396号として出願した。この能動型消音器
は、図6に示すように、エンジンから発生する排気騒音
を外部に排出する排気管11の外周にその排気管11と
開口部がほぼ一致し、その外周によって一端が閉塞され
た音響管14を形成する筒体と、前記排気管11の開口
部またはその近傍に設けられ、排気騒音を音響−電気変
換する変換手段(図の符号12に対応)と、前記筒体の
閉塞された端部の近傍に配置され前記排気騒音を音響的
に相殺する操作量を与える電気信号を電気−音響変換し
て前記音響管14に送出する二次音源(図の符号15に
対応)と、前記操作量を調整する調整手段(図の符号1
9,20に対応)と、前記調整手段19,20から前記
操作量を入力し、予め設定された前記二次音源15およ
び音響管14の伝達特性に基づいて前記二次音源15か
らの消音波の前記変換手段12の位置における位相およ
びレベルを同定する同定手段(図の21に対応)と、前
記変換手段12からの信号と前記同定手段21からの信
号に基づいて、前記排気騒音の前記変換手段12の位置
における位相およびレベルを求める排気騒音抽出手段
(図の符号22,16に対応)と、前記同定手段21か
らの信号と前記排気騒音抽出手段22,16からの信号
に基づいて、位相差およびレベル差の変動分の補正量を
求め前記調整手段19,20に出力する補正手段(図の
符号17に対応)とを備えて構成されている。
【0008】このような能動型消音器では、同定手段2
1により同定された位相およびレベルが、実際の消音波
の変換手段12の位置における位相およびレベルとほぼ
等しくなり、また、この同定された位相およびレベルに
基づいて排気騒音抽出手段22,16により抽出される
排気騒音の変換手段12の位置における位相およびレベ
ルも、実際の排気騒音の変換手段12の位置における位
相およびレベルとほぼ等しくなる。
1により同定された位相およびレベルが、実際の消音波
の変換手段12の位置における位相およびレベルとほぼ
等しくなり、また、この同定された位相およびレベルに
基づいて排気騒音抽出手段22,16により抽出される
排気騒音の変換手段12の位置における位相およびレベ
ルも、実際の排気騒音の変換手段12の位置における位
相およびレベルとほぼ等しくなる。
【0009】従って、同定手段21からの信号と排気騒
音抽出手段22,16からの信号に基づいて求められる
補正量が、変換手段12の位置における実際の排気騒音
および消音波を対象としたものになり、排気騒音を確実
に消音するための収束時間をなくすことができる。
音抽出手段22,16からの信号に基づいて求められる
補正量が、変換手段12の位置における実際の排気騒音
および消音波を対象としたものになり、排気騒音を確実
に消音するための収束時間をなくすことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな能動型消音器では、補正手段17における位相差と
レベル差の測定に比較的多くの時間が必要になり、アク
セルの踏み込み等により、エンジンの回転数が急激に変
化すると追従することが困難になり、図7に示すよう
に、消音性能が低下するという問題があった。
うな能動型消音器では、補正手段17における位相差と
レベル差の測定に比較的多くの時間が必要になり、アク
セルの踏み込み等により、エンジンの回転数が急激に変
化すると追従することが困難になり、図7に示すよう
に、消音性能が低下するという問題があった。
【0011】なお、図7は、エンジンの回転数を40Hz
から350Hzまで10秒でスイーブした時の消音特性で
あり、曲線(a)が二次音源15をオンにした時の消音
特性を、曲線(b)が二次音源15をオフにした時の消
音特性を示しており、特に、70Hz前後で消音性能が極
端に悪化しているのがわかる。本発明は、かかる従来の
問題を解決すべくなされたもので、エンジンの回転数の
変化に対する追従性を従来より大幅に向上することがで
きる能動型消音器を提供することを目的とする。
から350Hzまで10秒でスイーブした時の消音特性で
あり、曲線(a)が二次音源15をオンにした時の消音
特性を、曲線(b)が二次音源15をオフにした時の消
音特性を示しており、特に、70Hz前後で消音性能が極
端に悪化しているのがわかる。本発明は、かかる従来の
問題を解決すべくなされたもので、エンジンの回転数の
変化に対する追従性を従来より大幅に向上することがで
きる能動型消音器を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の能動型消音器
は、エンジンから発生する排気騒音を外部に排出する排
気管の外周にその開口部が前記排気管の開口部とほぼ一
致するように配置される消音管路系と、前記排気管の開
口部またはその近傍に設けられ、排気騒音を音響−電気
変換する変換手段と、前記消音管路系の前記開口部と反
対側に配置され前記排気騒音を音響的に相殺する操作量
を与える電気信号を電気−音響変換して前記消音管路系
に送出する二次音源と、前記操作量を調整する調整手段
と、前記調整手段から前記操作量を入力し、予め設定さ
れた前記消音管路系の伝達特性に基づいて前記二次音源
からの消音波の前記変換手段の位置における位相および
レベルを同定する同定手段と、前記変換手段からの信号
と前記同定手段からの信号に基づいて、前記排気騒音の
前記変換手段の位置における位相およびレベルを求める
排気騒音抽出手段とを備え、前記調整手段は、前記排気
騒音抽出手段で求められた前記位相およびレベルを入力
するとともに、前記エンジンの回転周波数を入力し、予
め設定された前記消音管路系の伝達特性データから前記
回転周波数に対応する位相およびレベルを呼び込み、呼
び込まれた位相が180degまたは360degになるよう
な位相調整量、および、呼び込まれたレベルが零になる
ようなレベル調整量を求め、これ等の値分だけ前記排気
騒音抽出手段で求められた前記位相およびレベルを補正
することを特徴とする。
は、エンジンから発生する排気騒音を外部に排出する排
気管の外周にその開口部が前記排気管の開口部とほぼ一
致するように配置される消音管路系と、前記排気管の開
口部またはその近傍に設けられ、排気騒音を音響−電気
変換する変換手段と、前記消音管路系の前記開口部と反
対側に配置され前記排気騒音を音響的に相殺する操作量
を与える電気信号を電気−音響変換して前記消音管路系
に送出する二次音源と、前記操作量を調整する調整手段
と、前記調整手段から前記操作量を入力し、予め設定さ
れた前記消音管路系の伝達特性に基づいて前記二次音源
からの消音波の前記変換手段の位置における位相および
レベルを同定する同定手段と、前記変換手段からの信号
と前記同定手段からの信号に基づいて、前記排気騒音の
前記変換手段の位置における位相およびレベルを求める
排気騒音抽出手段とを備え、前記調整手段は、前記排気
騒音抽出手段で求められた前記位相およびレベルを入力
するとともに、前記エンジンの回転周波数を入力し、予
め設定された前記消音管路系の伝達特性データから前記
回転周波数に対応する位相およびレベルを呼び込み、呼
び込まれた位相が180degまたは360degになるよう
な位相調整量、および、呼び込まれたレベルが零になる
ようなレベル調整量を求め、これ等の値分だけ前記排気
騒音抽出手段で求められた前記位相およびレベルを補正
することを特徴とする。
【0013】(作用)本発明の能動型消音器では、同定
手段により、予め設定された消音管路系の伝達特性に基
づいて二次音源からの消音波の変換手段の位置における
位相およびレベルが同定される。このようにして同定さ
れた位相およびレベルは、実際の消音波の変換手段の位
置における位相およびレベルとほぼ等しくなる。
手段により、予め設定された消音管路系の伝達特性に基
づいて二次音源からの消音波の変換手段の位置における
位相およびレベルが同定される。このようにして同定さ
れた位相およびレベルは、実際の消音波の変換手段の位
置における位相およびレベルとほぼ等しくなる。
【0014】従って、この同定された位相およびレベル
に基づいて排気騒音抽出手段により抽出される排気騒音
の変換手段の位置における位相およびレベルも、実際の
排気騒音の変換手段の位置における位相およびレベルと
ほぼ等しくなる。そして、本発明では、この排気騒音抽
出手段により抽出された排気騒音の変換手段の位置にお
ける位相およびレベルが消音源音として使用され、調整
手段において調整される。
に基づいて排気騒音抽出手段により抽出される排気騒音
の変換手段の位置における位相およびレベルも、実際の
排気騒音の変換手段の位置における位相およびレベルと
ほぼ等しくなる。そして、本発明では、この排気騒音抽
出手段により抽出された排気騒音の変換手段の位置にお
ける位相およびレベルが消音源音として使用され、調整
手段において調整される。
【0015】調整手段では、予め設定された消音管路系
の伝達特性データから現在の回転周波数に対応する位相
およびレベルが呼び込まれ、呼び込まれた位相が180
degまたは360degになるような位相調整量が求めら
れ、また、呼び込まれたレベルが零になるようなレベル
調整量が求められる。このようにして求められた位相調
整量およびレベル調整量は、消音管路系の伝達特性を考
慮したものであり、これ等の値分だけ排気騒音抽出手段
で求められた位相およびレベルが補正され、二次音源へ
の操作量として出力される。
の伝達特性データから現在の回転周波数に対応する位相
およびレベルが呼び込まれ、呼び込まれた位相が180
degまたは360degになるような位相調整量が求めら
れ、また、呼び込まれたレベルが零になるようなレベル
調整量が求められる。このようにして求められた位相調
整量およびレベル調整量は、消音管路系の伝達特性を考
慮したものであり、これ等の値分だけ排気騒音抽出手段
で求められた位相およびレベルが補正され、二次音源へ
の操作量として出力される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態
を示す回路図である。図において、符号41は、エンジ
ン43に接続される排気管を示している。この排気管4
1の開口部41aの外側には、マイク45が配置されて
いる。
施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態
を示す回路図である。図において、符号41は、エンジ
ン43に接続される排気管を示している。この排気管4
1の開口部41aの外側には、マイク45が配置されて
いる。
【0017】排気管41の開口部41a側の外周は、消
音管路系47の外筒管47aにより覆われている。外筒
管47aの開口部47bは、排気管41の開口部41a
と略一致した位置とされている。消音管路系47の外筒
管47aには、連通管47cが接続されている。
音管路系47の外筒管47aにより覆われている。外筒
管47aの開口部47bは、排気管41の開口部41a
と略一致した位置とされている。消音管路系47の外筒
管47aには、連通管47cが接続されている。
【0018】連通管47cの端部には、消音管路系47
に音響的に結合したスピーカ49が配置されている。マ
イク45の出力は、減算器51を介して調整部53の入
力に接続される。調整部53の出力は、スピーカ49お
よび同定部55に接続される。同定部55の出力は、減
算器51に接続される。
に音響的に結合したスピーカ49が配置されている。マ
イク45の出力は、減算器51を介して調整部53の入
力に接続される。調整部53の出力は、スピーカ49お
よび同定部55に接続される。同定部55の出力は、減
算器51に接続される。
【0019】同定部55は、可変移相器と可変利得増幅
器とを直列に配置した消音管路系同定器57を有してい
る。調整部53は、可変移相器と可変利得増幅器とを直
列に配置した位相・振幅調整器59を有している。
器とを直列に配置した消音管路系同定器57を有してい
る。調整部53は、可変移相器と可変利得増幅器とを直
列に配置した位相・振幅調整器59を有している。
【0020】この位相・振幅調整器59には、制御CP
U61を介してテーブルデータ63が出力される。制御
CPU61には、エンジン43の回転数を示す電気信号
が与えられる。位相・振幅調整器59の出力は、位相反
転器65に接続される。以下、本実施形態の動作を説明
する。
U61を介してテーブルデータ63が出力される。制御
CPU61には、エンジン43の回転数を示す電気信号
が与えられる。位相・振幅調整器59の出力は、位相反
転器65に接続される。以下、本実施形態の動作を説明
する。
【0021】マイク45は、エンジン43から上述した
排気管41の開口部41aに到達した排気騒音を電気信
号に変換する。調整部53は、排気騒音を音響的に相殺
する操作量を与える電気信号をスピーカ49に出力す
る。スピーカ49から出力された音響信号は、消音管路
系47内を伝搬してその開口部47bから外部に放射さ
れる。
排気管41の開口部41aに到達した排気騒音を電気信
号に変換する。調整部53は、排気騒音を音響的に相殺
する操作量を与える電気信号をスピーカ49に出力す
る。スピーカ49から出力された音響信号は、消音管路
系47内を伝搬してその開口部47bから外部に放射さ
れる。
【0022】同定部55の消音管路系同定器57は、例
えば、FIR,IIR等からなり、予め設定されたスピ
ーカ49および消音管路系47の伝達特性に基づいて、
スピーカ49からの消音波S1のマイク45の位置にお
ける位相およびレベルを同定する。このようにして同定
部55で同定された位相およびレベルは、実際の消音波
S1のマイク12の位置における位相およびレベルとほ
ぼ等しくなる。
えば、FIR,IIR等からなり、予め設定されたスピ
ーカ49および消音管路系47の伝達特性に基づいて、
スピーカ49からの消音波S1のマイク45の位置にお
ける位相およびレベルを同定する。このようにして同定
部55で同定された位相およびレベルは、実際の消音波
S1のマイク12の位置における位相およびレベルとほ
ぼ等しくなる。
【0023】従って、この同定された位相およびレベル
に基づいて減算器51により抽出される排気騒音S2の
マイク45の位置における位相およびレベルも、実際の
排気騒音S2のマイク45の位置における位相およびレ
ベルとほぼ等しくなる。そこで、この実施形態では、同
定部55で同定された位相およびレベルに基づいて減算
器51により抽出された位相およびレベルが、調整部5
3において消音源音として使用される。
に基づいて減算器51により抽出される排気騒音S2の
マイク45の位置における位相およびレベルも、実際の
排気騒音S2のマイク45の位置における位相およびレ
ベルとほぼ等しくなる。そこで、この実施形態では、同
定部55で同定された位相およびレベルに基づいて減算
器51により抽出された位相およびレベルが、調整部5
3において消音源音として使用される。
【0024】調整部53の制御CPU61には、エンジ
ン43の回転周波数が入力され、制御CPU61は、テ
ーブルデータ63から、エンジン43の回転周波数に対
応して予め設定された消音管路系47の伝達特性データ
を呼び込み、補正値を位相・振幅調整器59に出力す
る。すなわち、テーブルデータ63には、エンジン43
の回転周波数に対応して、例えば、10Hz程度の間隔
で、位相・振幅調整器59に対するフィルタ定数が、消
音管路系47の伝達特性に基づいてテーブル化されてい
る。
ン43の回転周波数が入力され、制御CPU61は、テ
ーブルデータ63から、エンジン43の回転周波数に対
応して予め設定された消音管路系47の伝達特性データ
を呼び込み、補正値を位相・振幅調整器59に出力す
る。すなわち、テーブルデータ63には、エンジン43
の回転周波数に対応して、例えば、10Hz程度の間隔
で、位相・振幅調整器59に対するフィルタ定数が、消
音管路系47の伝達特性に基づいてテーブル化されてい
る。
【0025】そして、制御CPU61は、その時のエン
ジン43の回転周波数に対応する定数を呼び込み位相・
振幅調整器59に出力する。ここで、例えば、100Hz
時の伝達特性が30deg、−3dBである時には、位相調
整量が、9.167mSの遅延となり、振幅調整量が+3
dBとなる。すなわち、この実施形態では、図2および図
3に示すような消音管路系47の伝達特性がテーブルデ
ータ化されており、これ等の図の矢符に示すように、呼
び込まれた位相が360degになるような位相調整量が
求められ、また、呼び込まれたレベルが零になるような
レベル調整量が求められる。
ジン43の回転周波数に対応する定数を呼び込み位相・
振幅調整器59に出力する。ここで、例えば、100Hz
時の伝達特性が30deg、−3dBである時には、位相調
整量が、9.167mSの遅延となり、振幅調整量が+3
dBとなる。すなわち、この実施形態では、図2および図
3に示すような消音管路系47の伝達特性がテーブルデ
ータ化されており、これ等の図の矢符に示すように、呼
び込まれた位相が360degになるような位相調整量が
求められ、また、呼び込まれたレベルが零になるような
レベル調整量が求められる。
【0026】なお、ここでテーブルデータ63にない周
波数については、前後の周波数データから傾き計算によ
り、あるいは、前後のデータのいずれかが選択される。
このようにして求められた位相調整量およびレベル調整
量は、位相・振幅調整器59に出力され、位相・振幅調
整器59の設定値が変更される。そして、さらに位相反
転器65により、位相が反転される。
波数については、前後の周波数データから傾き計算によ
り、あるいは、前後のデータのいずれかが選択される。
このようにして求められた位相調整量およびレベル調整
量は、位相・振幅調整器59に出力され、位相・振幅調
整器59の設定値が変更される。そして、さらに位相反
転器65により、位相が反転される。
【0027】この結果、最適な操作量が、スピーカ49
に出力され、排気騒音が消音される。以上のように構成
された能動型消音器では、同定部55からの出力と減算
器51からの出力に基づいて求められる制御量が、マイ
ク45の位置における実際の排気騒音S2および消音波
S1を対象としたものになり、排気騒音を確実に消音す
るための収束時間をなくすことができる。
に出力され、排気騒音が消音される。以上のように構成
された能動型消音器では、同定部55からの出力と減算
器51からの出力に基づいて求められる制御量が、マイ
ク45の位置における実際の排気騒音S2および消音波
S1を対象としたものになり、排気騒音を確実に消音す
るための収束時間をなくすことができる。
【0028】そして、上述した能動型消音器では、減算
器51により抽出された排気騒音のマイク45の位置に
おける位相およびレベルを消音源音として使用し、調整
部53により、この消音源音に簡易な補正を施し、スピ
ーカ49への操作量としたので、演算時間が短くなり、
エンジン43の回転数の変化に対する追従性を従来より
大幅に向上することができる。
器51により抽出された排気騒音のマイク45の位置に
おける位相およびレベルを消音源音として使用し、調整
部53により、この消音源音に簡易な補正を施し、スピ
ーカ49への操作量としたので、演算時間が短くなり、
エンジン43の回転数の変化に対する追従性を従来より
大幅に向上することができる。
【0029】図4は、上述した能動型消音器において、
エンジン43の回転数を40Hzから350Hzまで10秒
でスイーブした時の消音特性であり、曲線(a)がスピ
ーカ49をオンにした時の消音特性を、曲線(b)がス
ピーカ49をオフにした時の消音特性を示しており、図
6に示した能動型消音器に比較して、大幅に追従性が向
上していることがわかる。
エンジン43の回転数を40Hzから350Hzまで10秒
でスイーブした時の消音特性であり、曲線(a)がスピ
ーカ49をオンにした時の消音特性を、曲線(b)がス
ピーカ49をオフにした時の消音特性を示しており、図
6に示した能動型消音器に比較して、大幅に追従性が向
上していることがわかる。
【0030】なお、上述した実施形態では、調整部53
において制御CPU61に呼び込まれた位相が360de
gになるように位相調整量を求めた例について説明した
が、本発明はかかる実施形態に限定されるものではな
く、例えば、呼び込まれた位相が180degになるよう
に位相調整量を求めても良く、この場合には、位相を反
転するため位相反転器が不要になる。
において制御CPU61に呼び込まれた位相が360de
gになるように位相調整量を求めた例について説明した
が、本発明はかかる実施形態に限定されるものではな
く、例えば、呼び込まれた位相が180degになるよう
に位相調整量を求めても良く、この場合には、位相を反
転するため位相反転器が不要になる。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の能動型消音
器では、排気騒音抽出手段により抽出された排気騒音の
変換手段の位置における位相およびレベルを消音源音と
して使用し、調整手段により、この消音源音に簡易な補
正を施し、二次音源への操作量としたので、演算時間が
短くなり、エンジンの回転数の変化に対する追従性を従
来より大幅に向上することができる。
器では、排気騒音抽出手段により抽出された排気騒音の
変換手段の位置における位相およびレベルを消音源音と
して使用し、調整手段により、この消音源音に簡易な補
正を施し、二次音源への操作量としたので、演算時間が
短くなり、エンジンの回転数の変化に対する追従性を従
来より大幅に向上することができる。
【図1】本発明の能動型消音器の一実施形態を示す回路
図である。
図である。
【図2】図1の能動型消音器の消音管路系の伝達特性を
位相差について示す説明図である。
位相差について示す説明図である。
【図3】図1の能動型消音器の消音管路系の伝達特性を
振幅比について示す説明図である。
振幅比について示す説明図である。
【図4】図1の能動型消音器の消音特性を示す説明図で
ある。
ある。
【図5】従来の能動型消音器の一例を示す回路図であ
る。
る。
【図6】本出願人が先に出願した能動型消音器の一例を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図7】図6の能動型消音器の消音特性を示す説明図で
ある。
ある。
41 排気管 41a 開口部 43 エンジン 45 マイク 47 消音管路系 47b 開口部 49 スピーカ 51 減算器 53 調整部 55 同定部
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジン(43)から発生する排気騒音
を外部に排出する排気管(41)の外周にその開口部
(47b)が前記排気管(41)の開口部(41a)と
ほぼ一致するように配置される消音管路系(47)と、 前記排気管(41)の開口部(41a)またはその近傍
に設けられ、排気騒音を音響−電気変換する変換手段
(45)と、 前記消音管路系(47)の前記開口部(47b)と反対
側に配置され前記排気騒音を音響的に相殺する操作量を
与える電気信号を電気−音響変換して前記消音管路系
(47)に送出する二次音源(49)と、 前記操作量を調整する調整手段(53)と、 前記調整手段(53)から前記操作量を入力し、予め設
定された前記消音管路系(47)の伝達特性に基づいて
前記二次音源(49)からの消音波の前記変換手段(4
5)の位置における位相およびレベルを同定する同定手
段(55)と、 前記変換手段(45)からの信号と前記同定手段(5
5)からの信号に基づいて、前記排気騒音の前記変換手
段(45)の位置における位相およびレベルを求める排
気騒音抽出手段(51)と、を備え、 前記調整手段(53)は、前記排気騒音抽出手段(5
1)で求められた前記位相およびレベルを入力するとと
もに、前記エンジン(43)の回転周波数を入力し、予
め設定された前記消音管路系(47)の伝達特性データ
から前記回転周波数に対応する位相およびレベルを呼び
込み、呼び込まれた位相が180degまたは360degに
なるような位相調整量、および、呼び込まれたレベルが
零になるようなレベル調整量を求め、これ等の値分だけ
前記排気騒音抽出手段(51)で求められた前記位相お
よびレベルを補正することを特徴とする能動型消音器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7328960A JPH09166988A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 能動型消音器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7328960A JPH09166988A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 能動型消音器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09166988A true JPH09166988A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18216043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7328960A Pending JPH09166988A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 能動型消音器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09166988A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012528034A (ja) * | 2009-05-28 | 2012-11-12 | イクスモシオン | 車両乗員室内の狭帯域ノイズを減衰させる方法及び装置 |
-
1995
- 1995-12-18 JP JP7328960A patent/JPH09166988A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012528034A (ja) * | 2009-05-28 | 2012-11-12 | イクスモシオン | 車両乗員室内の狭帯域ノイズを減衰させる方法及び装置 |
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