JPH09167680A - マイクロ波加熱の制御方法およびマイクロ波発生回路 - Google Patents
マイクロ波加熱の制御方法およびマイクロ波発生回路Info
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- JPH09167680A JPH09167680A JP33013995A JP33013995A JPH09167680A JP H09167680 A JPH09167680 A JP H09167680A JP 33013995 A JP33013995 A JP 33013995A JP 33013995 A JP33013995 A JP 33013995A JP H09167680 A JPH09167680 A JP H09167680A
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Landscapes
- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子レンジなどの自動調理の出来上がり状態
が均一化されるマイクロ波加熱の制御方法およびそれに
用いるマイクロ波発生回路を提供する。 【解決手段】 被加熱物にマイクロ波を一定時間印加す
ることにより被加熱物に応じた加熱をするマイクロ波加
熱の制御方法であって、マグネトロンの発振開始を検知
する発振検知器4からの情報により制御部5のタイマー
を作動させ、該タイマーにより一定時間マイクロ波を印
加する。
が均一化されるマイクロ波加熱の制御方法およびそれに
用いるマイクロ波発生回路を提供する。 【解決手段】 被加熱物にマイクロ波を一定時間印加す
ることにより被加熱物に応じた加熱をするマイクロ波加
熱の制御方法であって、マグネトロンの発振開始を検知
する発振検知器4からの情報により制御部5のタイマー
を作動させ、該タイマーにより一定時間マイクロ波を印
加する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子レンジによる食
品加熱などの実質的加熱時間を一定に制御するマイクロ
波加熱の制御方法およびそれに用いるマイクロ波発生回
路に関する。さらに詳しくは、実際にマグネトロンが発
振をしてからタイマーを作動させ実質的加熱時間を一定
にするマイクロ波加熱の制御方法およびそれに用いるマ
イクロ波発生回路に関する。
品加熱などの実質的加熱時間を一定に制御するマイクロ
波加熱の制御方法およびそれに用いるマイクロ波発生回
路に関する。さらに詳しくは、実際にマグネトロンが発
振をしてからタイマーを作動させ実質的加熱時間を一定
にするマイクロ波加熱の制御方法およびそれに用いるマ
イクロ波発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば電子レンジはマグネトロンから
発せられるマイクロ波の交番電磁界により誘電体内の双
極子を高周波数で反転させ、この反転による誘電体損を
利用して、電子レンジ内にセッティングされた被加熱物
を加熱するもので、電気的絶縁物を物質の内部から加熱
できるため、食品加熱に便利に利用されている。
発せられるマイクロ波の交番電磁界により誘電体内の双
極子を高周波数で反転させ、この反転による誘電体損を
利用して、電子レンジ内にセッティングされた被加熱物
を加熱するもので、電気的絶縁物を物質の内部から加熱
できるため、食品加熱に便利に利用されている。
【0003】従来の電子レンジのマイクロ波発生回路の
一例を図3に示す。図3において、1は電源トランスで
あり、1aは低圧部のヒータ電源トランス、1bは高圧
部の高圧トランスである。高圧トランス1bの2次側コ
イル1cの一端はアースに接続され、他端側は直列接続
された高圧コンデンサ3および高圧ダイオード2を介し
てアースに接続されている。この高圧コンデンサ3およ
び高圧ダイオード2の間にマグネトロン6の陰極6aが
接続され、マグネトロン6の陽極6bはアースに接続さ
れている。5は電源トランス1の1次側に設けられ、ド
アスイッチやタイマースイッチなどにより電源をオンオ
フさせたり、入力電圧を変化させたりする制御部、7は
交流電源である。
一例を図3に示す。図3において、1は電源トランスで
あり、1aは低圧部のヒータ電源トランス、1bは高圧
部の高圧トランスである。高圧トランス1bの2次側コ
イル1cの一端はアースに接続され、他端側は直列接続
された高圧コンデンサ3および高圧ダイオード2を介し
てアースに接続されている。この高圧コンデンサ3およ
び高圧ダイオード2の間にマグネトロン6の陰極6aが
接続され、マグネトロン6の陽極6bはアースに接続さ
れている。5は電源トランス1の1次側に設けられ、ド
アスイッチやタイマースイッチなどにより電源をオンオ
フさせたり、入力電圧を変化させたりする制御部、7は
交流電源である。
【0004】この高圧ダイオード2、高圧コンデンサ3
およびマグネトロン6の2極管作用により半波倍電圧整
流回路を構成している。すなわち、交流電源7の電流の
方向が高圧ダイオード2の順方向と同じ方向のときは高
圧ダイオード2を経由して電流が流れ、高圧コンデンサ
3に電荷がチャージされる。また、交流電源7の電流の
方向が高圧ダイオード2の順方向と逆向きの場合は、マ
グネトロン6を介して電流が流れる。この際高圧コンデ
ンサ3にチャージされた電荷も一緒に放電して流れる。
そのため、マグネトロン6に半周期ごとの半波で倍の電
圧が印加され半波倍電圧回路となる。
およびマグネトロン6の2極管作用により半波倍電圧整
流回路を構成している。すなわち、交流電源7の電流の
方向が高圧ダイオード2の順方向と同じ方向のときは高
圧ダイオード2を経由して電流が流れ、高圧コンデンサ
3に電荷がチャージされる。また、交流電源7の電流の
方向が高圧ダイオード2の順方向と逆向きの場合は、マ
グネトロン6を介して電流が流れる。この際高圧コンデ
ンサ3にチャージされた電荷も一緒に放電して流れる。
そのため、マグネトロン6に半周期ごとの半波で倍の電
圧が印加され半波倍電圧回路となる。
【0005】この構成でマグネトロン6を発振させる
と、マグネトロン6からマイクロ波が輻射され、そのマ
イクロ波による前述の作用により食品などが効率的に加
熱される。この加熱される食品などは、その種類により
加熱のされ方が異なり、食品などの種類により時間を設
定したり、被加熱物の温度をセンサで測定しながら、所
定温度になるまでマイクロ波を印加することにより調理
される。このマイクロ波による加熱の制御は、最近では
コンピュータ制御され、電子レンジの使用者が調理モー
ド選択(出力レベル、加熱時間など)を行うことによ
り、その情報が制御部5に伝えられ、自動的に電源トラ
ンス1の1次側で交流電源7からの電力レベルが調整さ
れたり、電力の印加時間がタイマーにより制御されるこ
とにより行われている。
と、マグネトロン6からマイクロ波が輻射され、そのマ
イクロ波による前述の作用により食品などが効率的に加
熱される。この加熱される食品などは、その種類により
加熱のされ方が異なり、食品などの種類により時間を設
定したり、被加熱物の温度をセンサで測定しながら、所
定温度になるまでマイクロ波を印加することにより調理
される。このマイクロ波による加熱の制御は、最近では
コンピュータ制御され、電子レンジの使用者が調理モー
ド選択(出力レベル、加熱時間など)を行うことによ
り、その情報が制御部5に伝えられ、自動的に電源トラ
ンス1の1次側で交流電源7からの電力レベルが調整さ
れたり、電力の印加時間がタイマーにより制御されるこ
とにより行われている。
【0006】従来のタイマーによる加熱時間の設定は、
制御部5による電源スイッチのオンと同時にタイマーを
作動させており、その時点から被加熱物に応じた時間が
設定されている。すなわち、ドアスイッチやタイマース
イッチなどによりマグネトロン6に電圧が印加され始め
る時点から調理時間がカウントされている。
制御部5による電源スイッチのオンと同時にタイマーを
作動させており、その時点から被加熱物に応じた時間が
設定されている。すなわち、ドアスイッチやタイマース
イッチなどによりマグネトロン6に電圧が印加され始め
る時点から調理時間がカウントされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電源ト
ランス1は、前述のように低圧部のヒータ電源トランス
1aと高圧部の高圧トランス1bとが共用されており、
最近の電子レンジでは1次側の制御部で高圧のオンオフ
も制御するデューティ制御が行われているため、マグネ
トロン6のヒータ電圧と高圧の陽極電圧とが同時に印加
される。そのため、電圧が印加されても陰極が加熱され
るまでマグネトロンの陽極電流が流れず、マグネトロン
は発振しない。すなわち、タイマーが作動してからマグ
ネトロンが正常に発振を開始するまでに2〜4秒の不安
定発振の時間が存在する。
ランス1は、前述のように低圧部のヒータ電源トランス
1aと高圧部の高圧トランス1bとが共用されており、
最近の電子レンジでは1次側の制御部で高圧のオンオフ
も制御するデューティ制御が行われているため、マグネ
トロン6のヒータ電圧と高圧の陽極電圧とが同時に印加
される。そのため、電圧が印加されても陰極が加熱され
るまでマグネトロンの陽極電流が流れず、マグネトロン
は発振しない。すなわち、タイマーが作動してからマグ
ネトロンが正常に発振を開始するまでに2〜4秒の不安
定発振の時間が存在する。
【0008】一方、電子レンジを長時間使用すると、マ
グネトロン内部の真空度が低下したり、ヒータの状態が
変化することがあり、前述のマグネトロンが正常に発振
を開始するまでの不安定発振の時間が変動し、さらに、
数秒〜10秒程度のバラツキが発生する。たとえば、自
動調理の時間が30秒のとき、発振開始時間がマグネト
ロンの初期時には4秒必要であり、長時間使用によりさ
らに5秒遅延すると、初期時の有効加熱時間は26秒
で、5秒遅延時では有効加熱時間が21秒となり、初期
時に対して有効加熱時間がさらに19%低下する。ま
た、設定値に対しては初期時に13%、長時間使用によ
り30%それぞれ低下することになる。したがって、近
年多く市販されている、あらかじめプログラム化された
自動調理機能の付加された電子レンジで調理を行う場合
に、自動調理のプログラム通りに調理を行っても、理想
の出来上がり状態と実際の出来上がり状態とで違いが生
じる。
グネトロン内部の真空度が低下したり、ヒータの状態が
変化することがあり、前述のマグネトロンが正常に発振
を開始するまでの不安定発振の時間が変動し、さらに、
数秒〜10秒程度のバラツキが発生する。たとえば、自
動調理の時間が30秒のとき、発振開始時間がマグネト
ロンの初期時には4秒必要であり、長時間使用によりさ
らに5秒遅延すると、初期時の有効加熱時間は26秒
で、5秒遅延時では有効加熱時間が21秒となり、初期
時に対して有効加熱時間がさらに19%低下する。ま
た、設定値に対しては初期時に13%、長時間使用によ
り30%それぞれ低下することになる。したがって、近
年多く市販されている、あらかじめプログラム化された
自動調理機能の付加された電子レンジで調理を行う場合
に、自動調理のプログラム通りに調理を行っても、理想
の出来上がり状態と実際の出来上がり状態とで違いが生
じる。
【0009】本発明はこのような問題を解決し、電子レ
ンジなどのマイクロ波加熱の自動調理の出来上がり状態
が均一化され、最適な調理ができるマイクロ波加熱の制
御方法およびそれに用いるマイクロ波発生回路を提供す
ることを目的とする。
ンジなどのマイクロ波加熱の自動調理の出来上がり状態
が均一化され、最適な調理ができるマイクロ波加熱の制
御方法およびそれに用いるマイクロ波発生回路を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるマイクロ波
加熱の制御方法は、被加熱物にマイクロ波を一定時間印
加することにより被加熱物に応じた加熱をするマイクロ
波加熱の制御方法であって、マグネトロンの発振開始を
検知することによりタイマーを作動させ、該タイマーに
より一定時間マイクロ波を印加することを特徴とする。
加熱の制御方法は、被加熱物にマイクロ波を一定時間印
加することにより被加熱物に応じた加熱をするマイクロ
波加熱の制御方法であって、マグネトロンの発振開始を
検知することによりタイマーを作動させ、該タイマーに
より一定時間マイクロ波を印加することを特徴とする。
【0011】本発明のマイクロ波発生回路は、マグネト
ロンに印加する高圧を発生させ、2次側コイルの一端が
アースに接続される高圧トランスと、該高圧トランスの
1次側に設けられ、タイマーにより電源をオンオフさせ
る制御部と、前記高圧トランスの2次側コイルの他端側
とアースとの間に直列に接続される高圧コンデンサおよ
び高圧ダイオードと、該高圧コンデンサおよび高圧ダイ
オードの間に陰極が接続され、アースに陽極が接続され
るマグネトロンと、前記マグネトロンの発振開始を検知
する発振検知器とからなり、該発振検知器の信号により
前記タイマーを作動させる作動部が前記制御部内に設け
られている。
ロンに印加する高圧を発生させ、2次側コイルの一端が
アースに接続される高圧トランスと、該高圧トランスの
1次側に設けられ、タイマーにより電源をオンオフさせ
る制御部と、前記高圧トランスの2次側コイルの他端側
とアースとの間に直列に接続される高圧コンデンサおよ
び高圧ダイオードと、該高圧コンデンサおよび高圧ダイ
オードの間に陰極が接続され、アースに陽極が接続され
るマグネトロンと、前記マグネトロンの発振開始を検知
する発振検知器とからなり、該発振検知器の信号により
前記タイマーを作動させる作動部が前記制御部内に設け
られている。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら本発
明のマイクロ波加熱の制御方法およびそれに用いるマイ
クロ波発生回路について説明をする。
明のマイクロ波加熱の制御方法およびそれに用いるマイ
クロ波発生回路について説明をする。
【0013】図1は本発明のマイクロ波発生回路の一実
施形態の説明図、図2はその制御部の一例の等価回路図
である。図1において、図3と同じ部分には同じ符号を
付してその説明を省略する。4はマグネトロン6の発振
開始を検知する発振検知器である。マグネトロンの動作
はツェナーダイオードと同様の電圧−電流特性を示し、
一定値以上の高電圧が印加されると急激に陽極電流が流
れ、発振を開始する。この陽極電流値は高圧コンデンサ
などの容量値などによって設計時に設定される。しか
し、前述のように、陰極6aの予熱が充分に行われてい
ないと陽極電流は流れず、発振もしない。陰極6aが充
分に加熱された状態で急激に陽極電流が流れ発振を開始
する。そのため、一定値以上のマグネトロンの陽極電流
が流れ始めたことを検知すればマグネトロンの発振を簡
単に知ることができる。しかし、この発振検知器4は発
生したマイクロ波を直接検出するなどの他の手段でもよ
い。
施形態の説明図、図2はその制御部の一例の等価回路図
である。図1において、図3と同じ部分には同じ符号を
付してその説明を省略する。4はマグネトロン6の発振
開始を検知する発振検知器である。マグネトロンの動作
はツェナーダイオードと同様の電圧−電流特性を示し、
一定値以上の高電圧が印加されると急激に陽極電流が流
れ、発振を開始する。この陽極電流値は高圧コンデンサ
などの容量値などによって設計時に設定される。しか
し、前述のように、陰極6aの予熱が充分に行われてい
ないと陽極電流は流れず、発振もしない。陰極6aが充
分に加熱された状態で急激に陽極電流が流れ発振を開始
する。そのため、一定値以上のマグネトロンの陽極電流
が流れ始めたことを検知すればマグネトロンの発振を簡
単に知ることができる。しかし、この発振検知器4は発
生したマイクロ波を直接検出するなどの他の手段でもよ
い。
【0014】マグネトロンの動作回路は、前述のよう
に、半波倍電圧整流回路になっており、電源7の電流の
方向が高圧ダイオード2の順方向と同じ方向のときは高
圧ダイオード2を介して2次側コイル1cに充電電流8
が図示の方向に流れ、高圧コンデンサ3に電荷がチャー
ジされる。また、電源7の電流の向きが逆になる半周期
では電流は高圧ダイオード2の順方向と逆方向になるた
め、高圧ダイオード2側には流れないが、マグネトロン
6を介してマグネトロンの陽極電流9が2次側コイル1
cを介して図示の方向に流れる。この際、前述の高圧コ
ンデンサ3にチャージされた電荷も放電されマグネトロ
ンの陽極電流(放電電流)9として寄与し、倍電圧とし
て動作する。したがって、マグネトロンの発振開始を知
るための陽極電流の検知は、図1に示されるように、2
次側コイル1c側の高圧ダイオード2とアースとの間に
発振検知器4を構成する小さい抵抗を介在させて充電電
流8を検知してもよいし、マグネトロンの陽極6bとア
ースとの間(図1のB参照)に低抵抗を介在させてマグ
ネトロンの陽極電流(放電電流)9を直接検知すること
もできる。
に、半波倍電圧整流回路になっており、電源7の電流の
方向が高圧ダイオード2の順方向と同じ方向のときは高
圧ダイオード2を介して2次側コイル1cに充電電流8
が図示の方向に流れ、高圧コンデンサ3に電荷がチャー
ジされる。また、電源7の電流の向きが逆になる半周期
では電流は高圧ダイオード2の順方向と逆方向になるた
め、高圧ダイオード2側には流れないが、マグネトロン
6を介してマグネトロンの陽極電流9が2次側コイル1
cを介して図示の方向に流れる。この際、前述の高圧コ
ンデンサ3にチャージされた電荷も放電されマグネトロ
ンの陽極電流(放電電流)9として寄与し、倍電圧とし
て動作する。したがって、マグネトロンの発振開始を知
るための陽極電流の検知は、図1に示されるように、2
次側コイル1c側の高圧ダイオード2とアースとの間に
発振検知器4を構成する小さい抵抗を介在させて充電電
流8を検知してもよいし、マグネトロンの陽極6bとア
ースとの間(図1のB参照)に低抵抗を介在させてマグ
ネトロンの陽極電流(放電電流)9を直接検知すること
もできる。
【0015】以上のようにマグネトロンの陽極電流9ま
たは高圧コンデンサ3への充電電流8を検出することに
よりマグネトロンの発振を知ることができ、発振検知器
4により検出した情報を制御部5にフィードバックす
る。制御部5は、たとえば図2に示されるように、電源
7と高圧トランス1bの1次側との間に電磁開閉器15
が接続され、電磁開閉器15を開閉する励磁コイル15
aがタイマースイッチ10、ドアスイッチ16、調理ス
イッチ17などを介して電源7に接続されている。
たは高圧コンデンサ3への充電電流8を検出することに
よりマグネトロンの発振を知ることができ、発振検知器
4により検出した情報を制御部5にフィードバックす
る。制御部5は、たとえば図2に示されるように、電源
7と高圧トランス1bの1次側との間に電磁開閉器15
が接続され、電磁開閉器15を開閉する励磁コイル15
aがタイマースイッチ10、ドアスイッチ16、調理ス
イッチ17などを介して電源7に接続されている。
【0016】本発明では、タイマースイッチ10をオフ
させるタイマー11のカウント開始を制御するタイマー
の作動部12が設けられ、タイマーの作動部12はマグ
ネトロンの発振開始を検出する発振検知器4からの情報
により、たとえばトリガパルスを発生させてタイマー1
1を作動させカウントを開始することに特徴がある。し
たがって、タイマー11でカウントする時間はマグネト
ロンが発振を開始してからの時間で、マイクロ波が印加
される時間が正確に設定される。なお、図2において、
15bは調理スイッチ17が通常一時接触型スイッチで
あるため、調理スイッチ17が離されても電磁開閉器1
5がオン状態を維持できるように励磁コイル15aの閉
路を形成する電磁スイッチである。また、タイマー11
は通常周波数同期モーターや周波数パルスカウント式の
タイムカウンターなどからなり、電源7からの電圧で動
作するが、図2にはその配線が省略されている。
させるタイマー11のカウント開始を制御するタイマー
の作動部12が設けられ、タイマーの作動部12はマグ
ネトロンの発振開始を検出する発振検知器4からの情報
により、たとえばトリガパルスを発生させてタイマー1
1を作動させカウントを開始することに特徴がある。し
たがって、タイマー11でカウントする時間はマグネト
ロンが発振を開始してからの時間で、マイクロ波が印加
される時間が正確に設定される。なお、図2において、
15bは調理スイッチ17が通常一時接触型スイッチで
あるため、調理スイッチ17が離されても電磁開閉器1
5がオン状態を維持できるように励磁コイル15aの閉
路を形成する電磁スイッチである。また、タイマー11
は通常周波数同期モーターや周波数パルスカウント式の
タイムカウンターなどからなり、電源7からの電圧で動
作するが、図2にはその配線が省略されている。
【0017】タイマーの作動部12では、発振検知器4
から送られる電圧や電流のピーク値や平均値などがあら
かじめ設定された基準レベルに達したか否かを判定し、
基準レベル以上の場合にマグネトロンが正常発振を開始
したとして調理時間のタイマー11を作動させる。すな
わち、マグネトロンは陰極が加熱され、高圧が印加され
て一定の陽極電流が流れ始めると発振を開始するが、陽
極電流が少ないうちはたとえ陽極電圧が印加されていて
も正常な発振をしておらず正規のマイクロ波が発生して
いない。一方、正常な陽極電流が流れ始めると正常なマ
イクロ波が発生し、加熱に寄与し始める。そのため、一
定値以上の陽極電流が流れ始めたことを検知することに
より、正常なマイクロ波を発生していることを把握する
ことができる。その結果、陰極が充分に昇温していなく
ても、交流の最初の半周期は充電電流8が流れるが、陰
極が昇温するまでマグネトロンの陽極電流9は流れず、
充電電流8もその後は流れないため、平均で見ると小さ
な値となりタイマー11を作動させるには至らない。こ
の基準レベルの設定により、マグネトロンの発振開始か
ら正確にタイマー11を設定することができる。
から送られる電圧や電流のピーク値や平均値などがあら
かじめ設定された基準レベルに達したか否かを判定し、
基準レベル以上の場合にマグネトロンが正常発振を開始
したとして調理時間のタイマー11を作動させる。すな
わち、マグネトロンは陰極が加熱され、高圧が印加され
て一定の陽極電流が流れ始めると発振を開始するが、陽
極電流が少ないうちはたとえ陽極電圧が印加されていて
も正常な発振をしておらず正規のマイクロ波が発生して
いない。一方、正常な陽極電流が流れ始めると正常なマ
イクロ波が発生し、加熱に寄与し始める。そのため、一
定値以上の陽極電流が流れ始めたことを検知することに
より、正常なマイクロ波を発生していることを把握する
ことができる。その結果、陰極が充分に昇温していなく
ても、交流の最初の半周期は充電電流8が流れるが、陰
極が昇温するまでマグネトロンの陽極電流9は流れず、
充電電流8もその後は流れないため、平均で見ると小さ
な値となりタイマー11を作動させるには至らない。こ
の基準レベルの設定により、マグネトロンの発振開始か
ら正確にタイマー11を設定することができる。
【0018】前述の例では、マグネトロンの陽極電流を
検出するため、2次コイル1c側の高圧ダイオード2と
アースの間、またはマグネトロンの陽極6bとアースの
間に低抵抗を挿入し、その両端の電圧または分流電流に
より検知したが、アースに近いところで0.1〜1Ω程
度の低抵抗であれば、マグネトロンの陽極電流も300
〜400mA程度と小さく、低電圧で取り出すことがで
き、高圧側の情報を低圧としてそのまま利用することが
できる。しかし、充電電流8または陽極電流9が流れる
線の回りにフェライトクランプなどの絶縁被膜された線
を配設し、陽極電流などの磁界を検出して電圧または電
流として出力すれば、高圧側の回路を遮断することなく
簡単に低圧の信号としてマグネトロンの発振の情報を得
ることができる。この方法によれば、アース側の低電位
部でなくても高圧とは関係なく取り出すことができるた
め、たとえば図1のA点で示されるような高圧部にフェ
ライトクランプなどを配設しても低電圧の信号として容
易に取り出すことができる。
検出するため、2次コイル1c側の高圧ダイオード2と
アースの間、またはマグネトロンの陽極6bとアースの
間に低抵抗を挿入し、その両端の電圧または分流電流に
より検知したが、アースに近いところで0.1〜1Ω程
度の低抵抗であれば、マグネトロンの陽極電流も300
〜400mA程度と小さく、低電圧で取り出すことがで
き、高圧側の情報を低圧としてそのまま利用することが
できる。しかし、充電電流8または陽極電流9が流れる
線の回りにフェライトクランプなどの絶縁被膜された線
を配設し、陽極電流などの磁界を検出して電圧または電
流として出力すれば、高圧側の回路を遮断することなく
簡単に低圧の信号としてマグネトロンの発振の情報を得
ることができる。この方法によれば、アース側の低電位
部でなくても高圧とは関係なく取り出すことができるた
め、たとえば図1のA点で示されるような高圧部にフェ
ライトクランプなどを配設しても低電圧の信号として容
易に取り出すことができる。
【0019】また、前述の例では電子レンジの場合であ
ったが、電子レンジ以外の食品加熱や工業的加熱などで
マイクロ波を用いる加熱に対しても同様に本発明を適用
することができる。
ったが、電子レンジ以外の食品加熱や工業的加熱などで
マイクロ波を用いる加熱に対しても同様に本発明を適用
することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
子レンジなどのプログラム制御による自動調理の場合で
も、実際にマグネトロンが発振を開始するのを検知して
からタイマーを作動させているため、食品などの被加熱
物に印加されるマイクロ波の量を正確に制御することが
できる。その結果、被加熱物の種類に応じて適切な調理
をすることができる。
子レンジなどのプログラム制御による自動調理の場合で
も、実際にマグネトロンが発振を開始するのを検知して
からタイマーを作動させているため、食品などの被加熱
物に印加されるマイクロ波の量を正確に制御することが
できる。その結果、被加熱物の種類に応じて適切な調理
をすることができる。
【図1】本発明のマイクロ波発生回路を説明する図であ
る。
る。
【図2】図1の制御部の一例を示す等価回路図である。
【図3】従来のマイクロ波発生回路を説明する図であ
る。
る。
1 電源トランス 1b 高圧トランス 1c 2次側コイル 2 高圧ダイオード 3 高圧コンデンサ 4 発振検知器 5 制御部 6 マグネトロン 6a 陰極 6b 陽極 11 タイマー 12 タイマーの作動部
Claims (2)
- 【請求項1】 被加熱物にマイクロ波を一定時間印加す
ることにより被加熱物に応じた加熱をするマイクロ波加
熱の制御方法であって、マグネトロンの発振開始を検知
することによりタイマーを作動させ、該タイマーにより
一定時間マイクロ波を印加するマイクロ波加熱の制御方
法。 - 【請求項2】 マグネトロンに印加する高圧を発生さ
せ、2次側コイルの一端がアースに接続される高圧トラ
ンスと、該高圧トランスの1次側に設けられ、タイマー
により電源をオンオフさせる制御部と、前記高圧トラン
スの2次側コイルの他端とアースとの間に直列に接続さ
れる高圧コンデンサおよび高圧ダイオードと、該高圧コ
ンデンサおよび高圧ダイオードの間に陰極が接続され、
アースに陽極が接続されるマグネトロンと、前記マグネ
トロンの発振開始を検知する発振検知器とからなり、該
発振検知器の信号により前記タイマーのカウントを作動
させる作動部が前記制御部内に設けられてなるマイクロ
波発生回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33013995A JPH09167680A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | マイクロ波加熱の制御方法およびマイクロ波発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33013995A JPH09167680A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | マイクロ波加熱の制御方法およびマイクロ波発生回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09167680A true JPH09167680A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18229255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33013995A Pending JPH09167680A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | マイクロ波加熱の制御方法およびマイクロ波発生回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09167680A (ja) |
-
1995
- 1995-12-19 JP JP33013995A patent/JPH09167680A/ja active Pending
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